JPS6134072B2 - - Google Patents
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- JPS6134072B2 JPS6134072B2 JP56012778A JP1277881A JPS6134072B2 JP S6134072 B2 JPS6134072 B2 JP S6134072B2 JP 56012778 A JP56012778 A JP 56012778A JP 1277881 A JP1277881 A JP 1277881A JP S6134072 B2 JPS6134072 B2 JP S6134072B2
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- Japan
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- cooling
- pair
- cooling drum
- drums
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- C21—METALLURGY OF IRON
- C21B—MANUFACTURE OF IRON OR STEEL
- C21B3/00—General features in the manufacture of pig-iron
- C21B3/04—Recovery of by-products, e.g. slag
- C21B3/06—Treatment of liquid slag
- C21B3/08—Cooling slag
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21B—MANUFACTURE OF IRON OR STEEL
- C21B2400/00—Treatment of slags originating from iron or steel processes
- C21B2400/02—Physical or chemical treatment of slags
- C21B2400/022—Methods of cooling or quenching molten slag
- C21B2400/026—Methods of cooling or quenching molten slag using air, inert gases or removable conductive bodies
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21B—MANUFACTURE OF IRON OR STEEL
- C21B2400/00—Treatment of slags originating from iron or steel processes
- C21B2400/05—Apparatus features
- C21B2400/052—Apparatus features including rotating parts
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21B—MANUFACTURE OF IRON OR STEEL
- C21B2400/00—Treatment of slags originating from iron or steel processes
- C21B2400/05—Apparatus features
- C21B2400/052—Apparatus features including rotating parts
- C21B2400/056—Drums whereby slag is poured on or in between
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21B—MANUFACTURE OF IRON OR STEEL
- C21B2400/00—Treatment of slags originating from iron or steel processes
- C21B2400/08—Treatment of slags originating from iron or steel processes with energy recovery
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/25—Process efficiency
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Furnace Details (AREA)
- Manufacture Of Iron (AREA)
- Glanulating (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、溶融スラグを極めて高い処理効率
で急冷凝固させて急冷スラグを得る、急冷スラグ
の製造装置に関するものである。
で急冷凝固させて急冷スラグを得る、急冷スラグ
の製造装置に関するものである。
溶融スラグとして、例えば、溶融高炉スラグ、
溶融転炉スラグ、および溶融電気炉(治金用、そ
の他の例えばごみ焼却炉からの排出灰用)スラグ
などが知られている。
溶融転炉スラグ、および溶融電気炉(治金用、そ
の他の例えばごみ焼却炉からの排出灰用)スラグ
などが知られている。
例えば、溶融高炉スラグを処理する代表的な方
法として、高圧水によつて瞬時に溶融高炉スラグ
を冷却する水砕法、およびピツトにおいて溶融高
炉スラグを徐冷する徐冷法の2つが知られてい
る。水砕法によつて得られた水砕スラグは、ガラ
ス化率が高く、そして水硬反応を示すことから、
セメントおよび建材の原料として使用されてい
る。徐冷法によつて得られた徐冷スラグは、緻密
で固いことから、道路用路盤材およびコンクリー
ト用粗骨材として使用されている。
法として、高圧水によつて瞬時に溶融高炉スラグ
を冷却する水砕法、およびピツトにおいて溶融高
炉スラグを徐冷する徐冷法の2つが知られてい
る。水砕法によつて得られた水砕スラグは、ガラ
ス化率が高く、そして水硬反応を示すことから、
セメントおよび建材の原料として使用されてい
る。徐冷法によつて得られた徐冷スラグは、緻密
で固いことから、道路用路盤材およびコンクリー
ト用粗骨材として使用されている。
しかしこれらの方法によつて得られたスラグ
は、次のような問題がある。
は、次のような問題がある。
1 水砕スラグ
(イ) 水分を10〜15%含んでいるため、貯蔵中に水
硬反応を生じ、固結化しやすい。
硬反応を生じ、固結化しやすい。
(ロ) 水分を含むために運搬コストが高い。
(ハ) その製造設備の建設コストが高い。
2 徐冷スラグ
(イ) スラグ中に含まれている硫化物が溶出し黄水
が発生しやすい。
が発生しやすい。
(ロ) スラグ製造ピツト周辺の環境が悪い。
(ハ) 破砕、粒調工程を含むため製造コストが高
い。
い。
3 水砕法および徐冷法のいずれの方法も、溶融
高炉スラグの持つ顕熱が有効に回収されていな
い。
高炉スラグの持つ顕熱が有効に回収されていな
い。
このようなことから、第1図に概略断面図で示
されるような急冷スラグの製造装置が提案されて
いる。即ち、図示されるように、1は密閉構造の
ハウジングであり、このハウジング1は、上端に
溶融スラグを通過させるための開口1aを有し、
そして、下端に破砕された急冷スラグを排出する
ための排出口1bを有している。ハウジング1内
には、その軸方向が同一水平面において互いに平
行に、そしてその胴部表面が接触するように1対
の、同径、同長の冷却ドラム2が配置されてい
る。各冷却ドラム2は、駆動手段(図示せず)に
よつて、第1図中、矢印a,a′で示ように、1対
の冷却ドラム2の接触部において、その胴部表面
が上昇する方向に同一周速度で且つ反対方向に回
転する。各冷却ドラム2の胴部には、軸方向にそ
つて複数個の冷却用貫通孔(図示せず)が設けら
れている。複数個の冷却用貫通孔の各々の一端
は、冷却ドラム2の中心軸の一方端の中空部(図
示せず)内と連通しており、そして、他端は、冷
却ドラム2の中心軸の他方端の中空部(図示せ
ず)内と連通している。冷却ドラム2の中心軸の
一方端の中空部(図示せず)は、スイベルジヨイ
ント(図示せず)を介して管3の一端に液密に接
続されている。管3の他端は、熱交換器4の放熱
部の入口に接続されている。熱交換器4の放熱部
出口には、途中にポンプ5を設けた別の管6の一
端が接続されている。管6の他端は、スイベルジ
ヨイント(図示せず)を介して、冷却ドラム2の
中心軸の他方端の中空部(図示せず)に液密に接
続されている。なお、第1図には、一方の冷却ド
ラム2に熱交換器4が接続されているが、他方の
冷却ドラム2にも、図示しないが上記と同様にし
て別の熱交換器が接続されている。従つて、ポン
プ5によつて、管6、および冷却ドラム2の軸を
通して、冷却ドラム2の胴部の複数個の冷却用貫
通孔に、冷却ドラム2を冷却するための冷却媒体
が供給され、複数個の冷却用貫通孔に供給された
冷却媒体は、後述するように冷却ドラム2の胴部
表面に付着した溶融スラグの持つ熱によつて加熱
されて一部蒸気の発生を伴ないながら、冷却ドラ
ム2の軸、および管3を通つて、熱交換器4の放
熱部に供給される。熱交換器4の放熱部に供給さ
れた冷却媒体は、熱交換器4内において吸熱部に
供給された水と熱交換して温度降下する。熱交換
器4内において温度降下した冷却媒体は、管6を
通してポンンプ5によつて冷却ドラム2の胴部の
複数個の冷却用貫通孔に再び供給される。かくし
て、冷却媒体は、冷却ドラム2と熱交換器4との
間を循環する。一方熱交換器4の吸熱部において
放熱部内の冷却媒体と熱交換して得られた水蒸気
は、タービン7に供給されてこれを駆動し、つい
で凝縮器8に供給されて水になり、再び熱交換器
4の吸熱部に供給される。9はタービン7により
駆動される発電機、10は凝縮器8の冷却水用の
冷却塔、11は冷却塔10と凝縮器8との間にお
いて、凝縮器8の冷却水を循環させるためのポン
プである。
されるような急冷スラグの製造装置が提案されて
いる。即ち、図示されるように、1は密閉構造の
ハウジングであり、このハウジング1は、上端に
溶融スラグを通過させるための開口1aを有し、
そして、下端に破砕された急冷スラグを排出する
ための排出口1bを有している。ハウジング1内
には、その軸方向が同一水平面において互いに平
行に、そしてその胴部表面が接触するように1対
の、同径、同長の冷却ドラム2が配置されてい
る。各冷却ドラム2は、駆動手段(図示せず)に
よつて、第1図中、矢印a,a′で示ように、1対
の冷却ドラム2の接触部において、その胴部表面
が上昇する方向に同一周速度で且つ反対方向に回
転する。各冷却ドラム2の胴部には、軸方向にそ
つて複数個の冷却用貫通孔(図示せず)が設けら
れている。複数個の冷却用貫通孔の各々の一端
は、冷却ドラム2の中心軸の一方端の中空部(図
示せず)内と連通しており、そして、他端は、冷
却ドラム2の中心軸の他方端の中空部(図示せ
ず)内と連通している。冷却ドラム2の中心軸の
一方端の中空部(図示せず)は、スイベルジヨイ
ント(図示せず)を介して管3の一端に液密に接
続されている。管3の他端は、熱交換器4の放熱
部の入口に接続されている。熱交換器4の放熱部
出口には、途中にポンプ5を設けた別の管6の一
端が接続されている。管6の他端は、スイベルジ
ヨイント(図示せず)を介して、冷却ドラム2の
中心軸の他方端の中空部(図示せず)に液密に接
続されている。なお、第1図には、一方の冷却ド
ラム2に熱交換器4が接続されているが、他方の
冷却ドラム2にも、図示しないが上記と同様にし
て別の熱交換器が接続されている。従つて、ポン
プ5によつて、管6、および冷却ドラム2の軸を
通して、冷却ドラム2の胴部の複数個の冷却用貫
通孔に、冷却ドラム2を冷却するための冷却媒体
が供給され、複数個の冷却用貫通孔に供給された
冷却媒体は、後述するように冷却ドラム2の胴部
表面に付着した溶融スラグの持つ熱によつて加熱
されて一部蒸気の発生を伴ないながら、冷却ドラ
ム2の軸、および管3を通つて、熱交換器4の放
熱部に供給される。熱交換器4の放熱部に供給さ
れた冷却媒体は、熱交換器4内において吸熱部に
供給された水と熱交換して温度降下する。熱交換
器4内において温度降下した冷却媒体は、管6を
通してポンンプ5によつて冷却ドラム2の胴部の
複数個の冷却用貫通孔に再び供給される。かくし
て、冷却媒体は、冷却ドラム2と熱交換器4との
間を循環する。一方熱交換器4の吸熱部において
放熱部内の冷却媒体と熱交換して得られた水蒸気
は、タービン7に供給されてこれを駆動し、つい
で凝縮器8に供給されて水になり、再び熱交換器
4の吸熱部に供給される。9はタービン7により
駆動される発電機、10は凝縮器8の冷却水用の
冷却塔、11は冷却塔10と凝縮器8との間にお
いて、凝縮器8の冷却水を循環させるためのポン
プである。
1対の冷却ドラム2の両端の上半部において、
1対の冷却ドラム2の両端に接触するように、1
対のせき止め12が設けられている(第1図に
は、1つのせき止め12のみが示されている)。
1対のせき止め12の上端間は、その中央に開口
12′aを持つたカバー12′によつて連結されて
いる。なお、1対のせき止め12およびカバー1
2′は、図示しない支持手段によつてハウジング
1に支持されている。1対の冷却ドラム2の胴部
と、1対のせき止め12とによつて、スラグ溜1
3が形成されている。スラグ樋14からの溶融ス
ラグ15は、ハウジング1の開口1a、およびカ
バー12′の開口12′aを通してスラグ溜13に
流し込まれ、ここにスラグ浴が形成される。スラ
グ溜13に流し込まれた溶融スラグ15は、回転
中の冷却ドラム2の胴部表面に付着して急冷さ
れ、凝固して、急冷スラグになる。冷却ドラム2
の胴部表面に付着した溶融スラグ15によつて、
冷却ドラム2の胴部の複数個の冷却用貫通孔に供
給された冷却媒体は加熱されて圧力蒸気となる。
冷却ドラム2の回転に伴つて、凝固した急冷スラ
グ15′が、冷却ドラム2の下半部に到達する
と、支持手段(図示せず)によつてハウジング1
に支持されたスクレーパ16によつて、冷却ドラ
ム2の胴部表面上に付着した急冷スラグ15′
は、冷却ドラム2の胴部表面から破砕されながら
剥離し、ハウジング1内の下部に落下する。ハウ
ジング1の下部の排出口1bには、図示しない
が、開閉手段が設けられている。スクレーパ16
によつて急冷スラグ15′が剥離された冷却ドラ
ム2の胴部表面は、冷却ドラム2の回転に伴なつ
て、再びスラグ溜13の溶融スラグ15と接触
し、かくして、急冷スラグの連続的な製造が行な
われる。
1対の冷却ドラム2の両端に接触するように、1
対のせき止め12が設けられている(第1図に
は、1つのせき止め12のみが示されている)。
1対のせき止め12の上端間は、その中央に開口
12′aを持つたカバー12′によつて連結されて
いる。なお、1対のせき止め12およびカバー1
2′は、図示しない支持手段によつてハウジング
1に支持されている。1対の冷却ドラム2の胴部
と、1対のせき止め12とによつて、スラグ溜1
3が形成されている。スラグ樋14からの溶融ス
ラグ15は、ハウジング1の開口1a、およびカ
バー12′の開口12′aを通してスラグ溜13に
流し込まれ、ここにスラグ浴が形成される。スラ
グ溜13に流し込まれた溶融スラグ15は、回転
中の冷却ドラム2の胴部表面に付着して急冷さ
れ、凝固して、急冷スラグになる。冷却ドラム2
の胴部表面に付着した溶融スラグ15によつて、
冷却ドラム2の胴部の複数個の冷却用貫通孔に供
給された冷却媒体は加熱されて圧力蒸気となる。
冷却ドラム2の回転に伴つて、凝固した急冷スラ
グ15′が、冷却ドラム2の下半部に到達する
と、支持手段(図示せず)によつてハウジング1
に支持されたスクレーパ16によつて、冷却ドラ
ム2の胴部表面上に付着した急冷スラグ15′
は、冷却ドラム2の胴部表面から破砕されながら
剥離し、ハウジング1内の下部に落下する。ハウ
ジング1の下部の排出口1bには、図示しない
が、開閉手段が設けられている。スクレーパ16
によつて急冷スラグ15′が剥離された冷却ドラ
ム2の胴部表面は、冷却ドラム2の回転に伴なつ
て、再びスラグ溜13の溶融スラグ15と接触
し、かくして、急冷スラグの連続的な製造が行な
われる。
このような急冷スラグの製造装置によつて、水
分を含まない、破砕性に優れた、急冷スラグを低
コストで製造することができ、冷却ドラムの胴部
に付着した溶融スラグが、その胴部を冷却する冷
却媒体と熱交換するので、熱交換後の冷却媒体か
ら、容易に溶融スラグの持つ熱を回収することが
できる。しかしながら、このような急冷スラグの
製造装置においては、次のような問題がある。即
ち、スラグ溜から回転中の冷却ドラムの胴部の表
面に付着した溶融スラグは冷却ドラムの回転に伴
つて、スクレーパによつて冷却ドラムの胴部から
剥離される迄に、その全体が所定温度まで冷却さ
れて実質的に凝固しなければならない。しかし、
冷却ドラムの胴部表面に付着した溶融スラグの厚
みは、冷却ドラムの回転数が変つても(例えば3
〜20rpmの範囲内で)、一定であり、(例えば2.0
〜2.5mm)、また、冷却ドラムの胴部表面に付着し
た一定厚の溶融スラグは、一方側のみから、即
ち、冷却ドラムの胴部表面側のみから実質的に急
冷されるから、その厚みが厚いほどその全体が所
定温度に冷却されるまでに時間が長くかかる。従
つて、冷却ドラムの回転数を多くしてその処理効
率を上げることができない。また、冷却ドラムの
胴部表面に付着した溶融スラグは、比較的その厚
みが厚く、しかも冷却ドラムの胴部表面側のみか
ら実質的に急冷されるから、例えば、溶融スラグ
が溶融高炉スラグである場合には、そのガラス化
率が98〜99%であり、これ以上のガラス化率を得
ることができない。
分を含まない、破砕性に優れた、急冷スラグを低
コストで製造することができ、冷却ドラムの胴部
に付着した溶融スラグが、その胴部を冷却する冷
却媒体と熱交換するので、熱交換後の冷却媒体か
ら、容易に溶融スラグの持つ熱を回収することが
できる。しかしながら、このような急冷スラグの
製造装置においては、次のような問題がある。即
ち、スラグ溜から回転中の冷却ドラムの胴部の表
面に付着した溶融スラグは冷却ドラムの回転に伴
つて、スクレーパによつて冷却ドラムの胴部から
剥離される迄に、その全体が所定温度まで冷却さ
れて実質的に凝固しなければならない。しかし、
冷却ドラムの胴部表面に付着した溶融スラグの厚
みは、冷却ドラムの回転数が変つても(例えば3
〜20rpmの範囲内で)、一定であり、(例えば2.0
〜2.5mm)、また、冷却ドラムの胴部表面に付着し
た一定厚の溶融スラグは、一方側のみから、即
ち、冷却ドラムの胴部表面側のみから実質的に急
冷されるから、その厚みが厚いほどその全体が所
定温度に冷却されるまでに時間が長くかかる。従
つて、冷却ドラムの回転数を多くしてその処理効
率を上げることができない。また、冷却ドラムの
胴部表面に付着した溶融スラグは、比較的その厚
みが厚く、しかも冷却ドラムの胴部表面側のみか
ら実質的に急冷されるから、例えば、溶融スラグ
が溶融高炉スラグである場合には、そのガラス化
率が98〜99%であり、これ以上のガラス化率を得
ることができない。
そこでこの発明は、以上のような問題を解消す
べくなされたもので、この発明の急冷スラグの製
造装置は、 1対の冷却ドラムの各々の胴部が同心円状の2
重壁からなつており、そして、2重壁によつて形
成された周方向の環状の中空部が隔壁によつて冷
却媒体のための通路を形成するように仕切られて
おり、 1対のせき止めが、1対の冷却ドラムのうちの
1方の冷却ドラムの胴部両端部に固定された、1
対の冷却ドラムの他方の冷却ドラムの胴部両端と
接触する1対の環状の鍔からなつており、そし
て、1対の環状の鍔の各々は、その内側に、複数
の軸方向の仕切板によつて周方向の環状の中空部
を仕切つてなる、1方の冷却ドラムの胴部の通路
と連通した、冷却媒体のための通路を有してお
り、そして、 スラグ溜と、1対の冷却ドラムの各々の回転方
向上の胴部の最高位置との間には、スラグ供給手
段からスラグ溜に流し込まれて胴部の表面に付着
した溶融スラグの付着厚を、付着した溶融スラグ
に向かつて50〜2000mmH2Oの圧のガスを噴射する
ことによつて減少させるための、胴部の長さと実
質的に同じ長さの開口を持つたガスノズルが、胴
部表面から5〜50mm離した位置に近接して設けら
れていることに特徴を有するものである。
べくなされたもので、この発明の急冷スラグの製
造装置は、 1対の冷却ドラムの各々の胴部が同心円状の2
重壁からなつており、そして、2重壁によつて形
成された周方向の環状の中空部が隔壁によつて冷
却媒体のための通路を形成するように仕切られて
おり、 1対のせき止めが、1対の冷却ドラムのうちの
1方の冷却ドラムの胴部両端部に固定された、1
対の冷却ドラムの他方の冷却ドラムの胴部両端と
接触する1対の環状の鍔からなつており、そし
て、1対の環状の鍔の各々は、その内側に、複数
の軸方向の仕切板によつて周方向の環状の中空部
を仕切つてなる、1方の冷却ドラムの胴部の通路
と連通した、冷却媒体のための通路を有してお
り、そして、 スラグ溜と、1対の冷却ドラムの各々の回転方
向上の胴部の最高位置との間には、スラグ供給手
段からスラグ溜に流し込まれて胴部の表面に付着
した溶融スラグの付着厚を、付着した溶融スラグ
に向かつて50〜2000mmH2Oの圧のガスを噴射する
ことによつて減少させるための、胴部の長さと実
質的に同じ長さの開口を持つたガスノズルが、胴
部表面から5〜50mm離した位置に近接して設けら
れていることに特徴を有するものである。
以下この発明を実施例により図面を参照しなが
ら説明する。
ら説明する。
第2図は、この発明にかかる急冷スラグの製造
装置の一態様を示す概略断面図であり、第1と同
一部分は同一符号で示す。図示されるように、ハ
ウジング1内には、同一水平面においてその軸方
向が互いに平行に、そしてその胴部表面が接触す
るように、1対の、胴部が同径、同長の冷却ドラ
ム2′が配置されている。各冷却ドラム2′は、駆
動手段(図示せず)によつて、第2図中、矢印
a,a′で示すように、1対の冷却ドラム2′の接
触部においてその胴部表面が上昇する方向に、同
一周速度で且つ反対方向に回転する。一方の冷却
ドラム2′の胴部の両端部には、他方の冷却ドラ
ム2′の胴部の両端に接触するように、1対の環
状の鍔17が設けられており(第2図ではその一
方のみ図示されている)、1対の冷却ドラム2′の
上半部において、1対の冷却ドラム2′の胴部
と、1対の鍔17とによつて、スラグ溜13が形
成されている。スラグ樋14からの溶融スラグ1
5は、ハウジング1の開口1aを通つてスラグ溜
13に流し込まれ、ここにスラグ浴が形成され
る。第2図に示されるように、スラグ溜13中か
ら各冷却ドラム2′の胴部表面に付着した溶融ス
ラグ15に向つてガスを噴射してその付着厚を減
少させるための、冷却ドラム2′の胴部の長さと
実質的に同じ長さの開口を持つたガスノズル18
が、スラグ溜13と、これよりも各冷却ドラム
2′の回転方向の下流側の位置の各冷却ドラム
2′の胴部の最高位置付近との間における、各冷
却ドラム2′の胴部に近接して設けられている
(ガスノズル18は、図示しない支持手段により
ハウジング1に支持されている)。各ガスノズル
18は、各冷却ドラム2′の軸方向にそつて均一
圧力(流速)でガスを噴射するようになつてい
る。
装置の一態様を示す概略断面図であり、第1と同
一部分は同一符号で示す。図示されるように、ハ
ウジング1内には、同一水平面においてその軸方
向が互いに平行に、そしてその胴部表面が接触す
るように、1対の、胴部が同径、同長の冷却ドラ
ム2′が配置されている。各冷却ドラム2′は、駆
動手段(図示せず)によつて、第2図中、矢印
a,a′で示すように、1対の冷却ドラム2′の接
触部においてその胴部表面が上昇する方向に、同
一周速度で且つ反対方向に回転する。一方の冷却
ドラム2′の胴部の両端部には、他方の冷却ドラ
ム2′の胴部の両端に接触するように、1対の環
状の鍔17が設けられており(第2図ではその一
方のみ図示されている)、1対の冷却ドラム2′の
上半部において、1対の冷却ドラム2′の胴部
と、1対の鍔17とによつて、スラグ溜13が形
成されている。スラグ樋14からの溶融スラグ1
5は、ハウジング1の開口1aを通つてスラグ溜
13に流し込まれ、ここにスラグ浴が形成され
る。第2図に示されるように、スラグ溜13中か
ら各冷却ドラム2′の胴部表面に付着した溶融ス
ラグ15に向つてガスを噴射してその付着厚を減
少させるための、冷却ドラム2′の胴部の長さと
実質的に同じ長さの開口を持つたガスノズル18
が、スラグ溜13と、これよりも各冷却ドラム
2′の回転方向の下流側の位置の各冷却ドラム
2′の胴部の最高位置付近との間における、各冷
却ドラム2′の胴部に近接して設けられている
(ガスノズル18は、図示しない支持手段により
ハウジング1に支持されている)。各ガスノズル
18は、各冷却ドラム2′の軸方向にそつて均一
圧力(流速)でガスを噴射するようになつてい
る。
第3図は一方の冷却ドラム2′の断面図、第4
図はその胴部の展開断面図である。第3図に示さ
れるように、19は冷却ドラム2′の中心軸、2
0は冷却ドラム2′の胴部2′aと、中心軸19と
に固定された支持部材であり、この支持部材20
によつて、中心軸19に胴部2′aが固定されて
いる。21は中心軸19の軸受、36は駆動装置
(図示せず)に連結される、中心軸19に固定さ
れた、冷却ドラム2′を回転させるための歯車で
ある。冷却ドラム2′の胴部2′aは2重壁からな
り、2重壁によつて形成された周方向の環状の中
空部22を有しており、また、鍔17は内側に周
方向の環状の中空部23を有しており、そして、
その中空部が周方向にそつて仕切板によつて複数
に仕切られている。即ち第4図に示すように、冷
却ドラム2′の胴部2′aの中空部22は、軸方向
の仕切板24によつて仕切られ、更に隣り合う仕
切板24間の仕切られた中空部は、軸方向の隔壁
26によつて冷却媒体のジグザグな通路を形成す
るように仕切られている。鍔17の中空部23は
軸方向の仕切板25によつて、胴部2′aのジグ
ザグな流通路と連通した冷却媒体の通路を形成す
るように仕切られている。27a,27bは仕切
板25によつて仕切られた鍔17の各中空部23
に連通するように鍔17に取付けられた連通管、
28はジグザグ通路に鍔17の各中空部23が連
通するように鍔17に形成された連通孔である。
第3図に示されるように、中心軸19の一端側の
中空部29と、冷却ドラム2′の胴部2′aの一端
側の鍔17の連通管27aとが、供給管30を通
して連通されており、中心軸19の他端側の中空
部31と、冷却ドラム2′の胴部2′aの他端側の
鍔17の連通管27bとが、排出管32を通して
連通されている。第3図には示されていないが、
中心軸19の一端は、スイベルジヨイントを介し
て液密に管6に連通しており、そして、中心軸1
9の他端は、スイベルジヨイントを介して、液密
に管3に連通している。従つて、ポンプ5によつ
て、冷却媒体は、管6、中心軸19の一端側の中
空部29、供給管30、連通管27aを通つて、
冷却ドラム2′の一端側の鍔17の中空部23に
供給され、ついで冷却ドラム2′の胴部2′aのジ
グザグ通路を通り、冷却ドラム2′の他端側の鍔
17の中空部23に供給され、ついで連通管27
b、排出管32、中心軸19の他端側の中空部3
1、管3を通つて、熱交換器4の放熱部に供給さ
れ、ついで熱交換器4の放熱部から管6に戻さ
れ、かくして冷却媒体は一方の冷却ドラム2′と
熱交換器4との間を循環する。
図はその胴部の展開断面図である。第3図に示さ
れるように、19は冷却ドラム2′の中心軸、2
0は冷却ドラム2′の胴部2′aと、中心軸19と
に固定された支持部材であり、この支持部材20
によつて、中心軸19に胴部2′aが固定されて
いる。21は中心軸19の軸受、36は駆動装置
(図示せず)に連結される、中心軸19に固定さ
れた、冷却ドラム2′を回転させるための歯車で
ある。冷却ドラム2′の胴部2′aは2重壁からな
り、2重壁によつて形成された周方向の環状の中
空部22を有しており、また、鍔17は内側に周
方向の環状の中空部23を有しており、そして、
その中空部が周方向にそつて仕切板によつて複数
に仕切られている。即ち第4図に示すように、冷
却ドラム2′の胴部2′aの中空部22は、軸方向
の仕切板24によつて仕切られ、更に隣り合う仕
切板24間の仕切られた中空部は、軸方向の隔壁
26によつて冷却媒体のジグザグな通路を形成す
るように仕切られている。鍔17の中空部23は
軸方向の仕切板25によつて、胴部2′aのジグ
ザグな流通路と連通した冷却媒体の通路を形成す
るように仕切られている。27a,27bは仕切
板25によつて仕切られた鍔17の各中空部23
に連通するように鍔17に取付けられた連通管、
28はジグザグ通路に鍔17の各中空部23が連
通するように鍔17に形成された連通孔である。
第3図に示されるように、中心軸19の一端側の
中空部29と、冷却ドラム2′の胴部2′aの一端
側の鍔17の連通管27aとが、供給管30を通
して連通されており、中心軸19の他端側の中空
部31と、冷却ドラム2′の胴部2′aの他端側の
鍔17の連通管27bとが、排出管32を通して
連通されている。第3図には示されていないが、
中心軸19の一端は、スイベルジヨイントを介し
て液密に管6に連通しており、そして、中心軸1
9の他端は、スイベルジヨイントを介して、液密
に管3に連通している。従つて、ポンプ5によつ
て、冷却媒体は、管6、中心軸19の一端側の中
空部29、供給管30、連通管27aを通つて、
冷却ドラム2′の一端側の鍔17の中空部23に
供給され、ついで冷却ドラム2′の胴部2′aのジ
グザグ通路を通り、冷却ドラム2′の他端側の鍔
17の中空部23に供給され、ついで連通管27
b、排出管32、中心軸19の他端側の中空部3
1、管3を通つて、熱交換器4の放熱部に供給さ
れ、ついで熱交換器4の放熱部から管6に戻さ
れ、かくして冷却媒体は一方の冷却ドラム2′と
熱交換器4との間を循環する。
第5図は他方の冷却ドラム2′の断面図、第6
図はその胴部内面の展開図である。第5図に示さ
れるように、冷却ドラム2′の胴部2′bの両端
と、中心軸19′とに外側面が平坦な円状支持板
33が固定され、この円状支持板33によつて、
中心軸19′に胴部2′bが固定されている。そし
て、一方の冷却ドラム2′の胴部両端の鍔17の
外面に、他方の冷却ドラム2′の胴部両端の円状
支持板33の外面が接触し、かくして、1対の冷
却ドラム2′の上半部において、1対の冷却ドラ
ム2′の胴部2′a,2′bと、1対の鍔17によ
つて、スラグ溜13が形成される。なお、鍔17
は、その回転に際して、スラグ溜13中の溶融ス
ラグ15が付着しないような材質のもの、例えば
SS41(JIS)からなつている。第5図に示される
ように、他方の冷却ドラム2′の胴部2′bは2重
壁構造となつており、胴部2′bには、6個の周
方向にそつた環状中空部34が形成されている。
各環状中空部34には、仕切り34aが設けられ
ている。各環状中空部34と、熱交換器4′との
間を、冷却媒体が次のようにして循環する。即
ち、他方の冷却ドラムの中心軸19′の一端は、
図示しないスイベルジヨイントを介して液密に管
6′に連通しており、中心軸19′の一端側の中空
部29′には、2本の供給管30′の一端が連通し
ており、2本の供給管30′の他端は、その一方
が第2の環状中空部34,の仕切り34aの一
方側に近接した位置、即ち、環状中空部34,
の一端に連通しており、その他方が第3の環状中
空部34,の一端に連通しており、第5の環状
中空部の一端に一方の排出管32′の一端が連
通しており、第4の環状中空部34,の一端に
他方の排出管32′の一端が連通しており、2本
の排出管32′の他端が、中心軸19′の他端側の
中空部31′に連通しており、中心軸19′の他端
が、図示しないスイベルジヨイントを介して管
3′に液密に連通している。そして、第3の環状
中空部34,の他端と、第1の環状中空部の
一端とに、連通管35aの両端が連通し(第6図
のA−A断面を示した第7図参照)、第1の環状
中空部34,の他端と、第5の環状中空部3
4,の他端とに、連通管35bの両端が連通し
(第6図のB−B断面を示した第8図参照)てお
り、ポンプ5′によつて、冷却媒体は、管6′、中
心軸19′の一端側の中空部29′、他方の供給管
30′を通つて、第3の環状中空部34,の一
端に供給され、ついで第3の環状中空部34,
の他端から連通管35aを通つて第1の環状中空
部34,の一端に供給され、ついで第1の環状
中空部34,の他端から連通管35bを通つて
第5の環状中空部34,の他端に供給され、つ
いで第5の環状中空部34,の一端から一方の
排出管32′、中心軸19′の他端側の中空部3
1′、管3′を通つて熱交換器4′の放熱部に供給
され、ついで熱交換器4′の放熱部から管6′に戻
される。また、第2の環状中空部34,の他端
と、第6の環状中空部34,の一端とに、連通
管35cの両端が連通し、第6の環状中空部3
4,の他端と、第4の環状中空部34,の他
端とに、連通管35dの両端が連通しており、ポ
ンプ5′によつて、冷却媒体は、上記同様にし
て、管6′、中心軸19′の一端側の中空部2
9′、一方の供給管30′第2の環状中空部34,
、連通管35c、第6の環状中空部34,、
連通管35d、第4の環状中空部34,、他方
の排出管32′、中心軸19′の他端側の中空部3
1′、および管3′を通つて熱交換器4′の放熱部
に供給され、ついで熱交換器4′の放熱部から管
6′に戻される。かくして、冷却媒体は、他方の
冷却ドラム2′と熱交換器4′との間を循環する。
図はその胴部内面の展開図である。第5図に示さ
れるように、冷却ドラム2′の胴部2′bの両端
と、中心軸19′とに外側面が平坦な円状支持板
33が固定され、この円状支持板33によつて、
中心軸19′に胴部2′bが固定されている。そし
て、一方の冷却ドラム2′の胴部両端の鍔17の
外面に、他方の冷却ドラム2′の胴部両端の円状
支持板33の外面が接触し、かくして、1対の冷
却ドラム2′の上半部において、1対の冷却ドラ
ム2′の胴部2′a,2′bと、1対の鍔17によ
つて、スラグ溜13が形成される。なお、鍔17
は、その回転に際して、スラグ溜13中の溶融ス
ラグ15が付着しないような材質のもの、例えば
SS41(JIS)からなつている。第5図に示される
ように、他方の冷却ドラム2′の胴部2′bは2重
壁構造となつており、胴部2′bには、6個の周
方向にそつた環状中空部34が形成されている。
各環状中空部34には、仕切り34aが設けられ
ている。各環状中空部34と、熱交換器4′との
間を、冷却媒体が次のようにして循環する。即
ち、他方の冷却ドラムの中心軸19′の一端は、
図示しないスイベルジヨイントを介して液密に管
6′に連通しており、中心軸19′の一端側の中空
部29′には、2本の供給管30′の一端が連通し
ており、2本の供給管30′の他端は、その一方
が第2の環状中空部34,の仕切り34aの一
方側に近接した位置、即ち、環状中空部34,
の一端に連通しており、その他方が第3の環状中
空部34,の一端に連通しており、第5の環状
中空部の一端に一方の排出管32′の一端が連
通しており、第4の環状中空部34,の一端に
他方の排出管32′の一端が連通しており、2本
の排出管32′の他端が、中心軸19′の他端側の
中空部31′に連通しており、中心軸19′の他端
が、図示しないスイベルジヨイントを介して管
3′に液密に連通している。そして、第3の環状
中空部34,の他端と、第1の環状中空部の
一端とに、連通管35aの両端が連通し(第6図
のA−A断面を示した第7図参照)、第1の環状
中空部34,の他端と、第5の環状中空部3
4,の他端とに、連通管35bの両端が連通し
(第6図のB−B断面を示した第8図参照)てお
り、ポンプ5′によつて、冷却媒体は、管6′、中
心軸19′の一端側の中空部29′、他方の供給管
30′を通つて、第3の環状中空部34,の一
端に供給され、ついで第3の環状中空部34,
の他端から連通管35aを通つて第1の環状中空
部34,の一端に供給され、ついで第1の環状
中空部34,の他端から連通管35bを通つて
第5の環状中空部34,の他端に供給され、つ
いで第5の環状中空部34,の一端から一方の
排出管32′、中心軸19′の他端側の中空部3
1′、管3′を通つて熱交換器4′の放熱部に供給
され、ついで熱交換器4′の放熱部から管6′に戻
される。また、第2の環状中空部34,の他端
と、第6の環状中空部34,の一端とに、連通
管35cの両端が連通し、第6の環状中空部3
4,の他端と、第4の環状中空部34,の他
端とに、連通管35dの両端が連通しており、ポ
ンプ5′によつて、冷却媒体は、上記同様にし
て、管6′、中心軸19′の一端側の中空部2
9′、一方の供給管30′第2の環状中空部34,
、連通管35c、第6の環状中空部34,、
連通管35d、第4の環状中空部34,、他方
の排出管32′、中心軸19′の他端側の中空部3
1′、および管3′を通つて熱交換器4′の放熱部
に供給され、ついで熱交換器4′の放熱部から管
6′に戻される。かくして、冷却媒体は、他方の
冷却ドラム2′と熱交換器4′との間を循環する。
以上のような構成により、急冷スラグは次のよ
うにして製造される。即ち、スラグ樋14からス
ラグ溜13に流し込まれた溶融スラグ15は、第
9図に冷却ドラム2′の要部概略断面図で示され
るように、回転中の各冷却ドラム2′の胴部2′a
の表面に一定厚みで付着し、そして、各冷却ドラ
ム2′の回転に伴つて、ガスノズル18の近接に
到達すると、冷却ドラム2′の胴部2′aに付着し
た一定厚の溶融スラグ15は、ガスノズル18か
ら冷却ドラム2′の軸方向に均一な圧力(流速)
で噴射されたガスによつてその一部がかき取られ
(かき取られた溶融スラグ15はスラグ溜13に
戻る)、ガス噴射を受ける前に比べてその厚さが
軸方向に均一に薄くなり、一方、冷却ドラム2′
の回転に伴なつて、その胴部2′aによつて急
冷、凝固されて急冷スラグ15′となり、スクレ
ーパ16によつて、冷却ドラム2′の胴部2′a表
面から剥離され、小片となつてハウジング1内の
下部に落下する。このように、冷却ドラム2′の
胴部2′aに付着した溶融スラグ15の厚みを薄
くすることができるので、この付着溶融スラグは
極めて短い時間で急冷、凝固される。従つて、冷
却ドラム2′の回転数を多くしてその処理効率を
高くすることができるし、例えば溶融高炉スラグ
を急冷、凝固すれば、極めて高いガラス化率のガ
ラス質スラグを得ることができる。各冷却ドラム
2′の胴部2′aが、溶融スラグを急冷、凝固させ
る際に得られた熱は、その胴部2′a中を流れる
冷却媒体によつて回収され(冷却媒体は鍔17中
を通過する際にも、鍔17に接触した溶融スラグ
15の持つ熱の一部を回収する。)、さらに、熱交
換器4,4′によつてタービン7,7′を駆動する
エネルギーに変換される。
うにして製造される。即ち、スラグ樋14からス
ラグ溜13に流し込まれた溶融スラグ15は、第
9図に冷却ドラム2′の要部概略断面図で示され
るように、回転中の各冷却ドラム2′の胴部2′a
の表面に一定厚みで付着し、そして、各冷却ドラ
ム2′の回転に伴つて、ガスノズル18の近接に
到達すると、冷却ドラム2′の胴部2′aに付着し
た一定厚の溶融スラグ15は、ガスノズル18か
ら冷却ドラム2′の軸方向に均一な圧力(流速)
で噴射されたガスによつてその一部がかき取られ
(かき取られた溶融スラグ15はスラグ溜13に
戻る)、ガス噴射を受ける前に比べてその厚さが
軸方向に均一に薄くなり、一方、冷却ドラム2′
の回転に伴なつて、その胴部2′aによつて急
冷、凝固されて急冷スラグ15′となり、スクレ
ーパ16によつて、冷却ドラム2′の胴部2′a表
面から剥離され、小片となつてハウジング1内の
下部に落下する。このように、冷却ドラム2′の
胴部2′aに付着した溶融スラグ15の厚みを薄
くすることができるので、この付着溶融スラグは
極めて短い時間で急冷、凝固される。従つて、冷
却ドラム2′の回転数を多くしてその処理効率を
高くすることができるし、例えば溶融高炉スラグ
を急冷、凝固すれば、極めて高いガラス化率のガ
ラス質スラグを得ることができる。各冷却ドラム
2′の胴部2′aが、溶融スラグを急冷、凝固させ
る際に得られた熱は、その胴部2′a中を流れる
冷却媒体によつて回収され(冷却媒体は鍔17中
を通過する際にも、鍔17に接触した溶融スラグ
15の持つ熱の一部を回収する。)、さらに、熱交
換器4,4′によつてタービン7,7′を駆動する
エネルギーに変換される。
なお、第9図に示されるように、ガスノズル1
8の噴出端から、冷却ドラム2′の胴部2′a表面
との間の距離hは、5〜50mmが好ましい。その理
由は、5mm未満では、ガスノズル18の端に溶融
スラグが付着し堆積しやすく、50mmを越えると、
極めてガス圧力を高くしなければ冷却ドラム2′
の胴部2′a表面に付着した溶融スラグのかき取
り効がなくなり実用的でないからである。ガスノ
ズル18の噴出端(の開口)におけるガス圧力
は、50mmH2O〜2000mmH2Oが好ましい。その理由
は、50mmH2O未満では、距離hを5mmにしてもス
ラグかき取り効果がほとんど得られず、2000mm
H2Oを越えると、距離hを50mmにしても冷却ドラ
ム2′の胴部2′aに付着した溶融スラグ15に強
くガスが当たつてしまい、その安定なかき取り効
果が得られないからである。冷却ドラム2′の胴
部2′aへのガスノズル18からのガス噴射位置
は、胴部2′aの最高位置よりも、その回転方向
の上流側が好ましく、その理由は、ガス噴射によ
り冷却ドラム2′の胴部2′aからかき取られた溶
融スラグ15がスラグ溜13に戻りにくくなるか
らである。
8の噴出端から、冷却ドラム2′の胴部2′a表面
との間の距離hは、5〜50mmが好ましい。その理
由は、5mm未満では、ガスノズル18の端に溶融
スラグが付着し堆積しやすく、50mmを越えると、
極めてガス圧力を高くしなければ冷却ドラム2′
の胴部2′a表面に付着した溶融スラグのかき取
り効がなくなり実用的でないからである。ガスノ
ズル18の噴出端(の開口)におけるガス圧力
は、50mmH2O〜2000mmH2Oが好ましい。その理由
は、50mmH2O未満では、距離hを5mmにしてもス
ラグかき取り効果がほとんど得られず、2000mm
H2Oを越えると、距離hを50mmにしても冷却ドラ
ム2′の胴部2′aに付着した溶融スラグ15に強
くガスが当たつてしまい、その安定なかき取り効
果が得られないからである。冷却ドラム2′の胴
部2′aへのガスノズル18からのガス噴射位置
は、胴部2′aの最高位置よりも、その回転方向
の上流側が好ましく、その理由は、ガス噴射によ
り冷却ドラム2′の胴部2′aからかき取られた溶
融スラグ15がスラグ溜13に戻りにくくなるか
らである。
ついで実施例について説明する。
外径2mφ、長さ1mの銅製の胴部を持つ、1
対の冷却ドラムを準備し(一方の冷却ドラムに
は、その胴部両端にSS41(JIS)製の、3.2mφ
の鍔を設けた)、冷却媒体として、新日鉄化学工
業株式会社製の「サームエス600」(高沸点熱媒
体)を使用し、ガスノズルを、その開口端が冷却
ドラム表面から10mmの位置になるように設置し、
各冷却ドラムを、反対方向に10r.p.mの速度で回
転させ、溶融高炉スラグをスラグ溜に流し込ん
だ。そして、ガスノズルから(その開口端での)
噴射圧力を変えながら冷却ドラム胴部表面に付着
した溶融高炉スラグに空気を噴射した。その結果
スラグ溜から、冷却ドラムの胴部表面に付着した
溶融高炉スラグは、その厚みが、ガスノズル開口
端の噴射圧力に応じて減少し、そして、冷却ドラ
ムの胴部によつて急冷、凝固されてガラス質スラ
グになり、スクレーパによつて冷却ドラムの胴部
表面から剥離された。なお、冷却媒体は、冷却ド
ラムからほぼ1気圧の圧力でとり出され、熱交換
器に送られた。得られたガラス質スラグのガラス
化率と、ガスノズル開口端の空気噴射圧力との関
係、および冷却ドラム胴部に付着のスラグ厚と、
ガスノズル開口端の空気噴射圧力との関係をそれ
ぞれ第10図イ,ロに示す。図から、冷却ドラム
の胴部に付着した溶融スラグ厚を薄くすることが
でき、しかも極めて高いガラス化率のガラス質ス
ラグを得ることができることが明らかである。
対の冷却ドラムを準備し(一方の冷却ドラムに
は、その胴部両端にSS41(JIS)製の、3.2mφ
の鍔を設けた)、冷却媒体として、新日鉄化学工
業株式会社製の「サームエス600」(高沸点熱媒
体)を使用し、ガスノズルを、その開口端が冷却
ドラム表面から10mmの位置になるように設置し、
各冷却ドラムを、反対方向に10r.p.mの速度で回
転させ、溶融高炉スラグをスラグ溜に流し込ん
だ。そして、ガスノズルから(その開口端での)
噴射圧力を変えながら冷却ドラム胴部表面に付着
した溶融高炉スラグに空気を噴射した。その結果
スラグ溜から、冷却ドラムの胴部表面に付着した
溶融高炉スラグは、その厚みが、ガスノズル開口
端の噴射圧力に応じて減少し、そして、冷却ドラ
ムの胴部によつて急冷、凝固されてガラス質スラ
グになり、スクレーパによつて冷却ドラムの胴部
表面から剥離された。なお、冷却媒体は、冷却ド
ラムからほぼ1気圧の圧力でとり出され、熱交換
器に送られた。得られたガラス質スラグのガラス
化率と、ガスノズル開口端の空気噴射圧力との関
係、および冷却ドラム胴部に付着のスラグ厚と、
ガスノズル開口端の空気噴射圧力との関係をそれ
ぞれ第10図イ,ロに示す。図から、冷却ドラム
の胴部に付着した溶融スラグ厚を薄くすることが
でき、しかも極めて高いガラス化率のガラス質ス
ラグを得ることができることが明らかである。
以上説明したように、この発明においては、冷
却ドラムの胴部への溶融スラグの付着厚を極めて
薄くすることができ、従つて極めて高い処理効率
で急冷スラグを製造することができる。
却ドラムの胴部への溶融スラグの付着厚を極めて
薄くすることができ、従つて極めて高い処理効率
で急冷スラグを製造することができる。
第1図は従来の急冷スラグの製造装置の概略断
面図、第2図はこの発明にかかる急冷スラグの製
造装置の一態様を示す概略断面図、第3図は一方
の冷却ドラムの断面図、第4図はその胴部の展開
断面図、第5図は他方のドラムの断面図、第6図
はその胴部内面の展開図、第7図は第6図のA−
A断面図、第8図は第6図のB−B断面図、第9
図はガスノズルによる冷却ドラム胴部表面の溶融
スラグかき取り態様を示す図、第10図イ,ロ
は、ガラス質スラグのガラス化率および冷却ドラ
ム胴部に付着のスラグ厚と、ガスノズル開口端の
空気噴射圧力との関係をそれぞれ示す図である。 1……ハウジング、2,2′……冷却ドラム、
2′a,2′b……胴部、3,3′,6,6′……
管、4,4′……熱交換器、5,5′,11,1
1′……ポンプ、7,7′……タービン、8,8′
……凝縮器、9,9′……発電機、10,10′…
…冷却塔、12……せき止め、12′……カバ
ー、13……スラグ溜、14……スラグ樋、15
……溶融スラグ、15′……急冷スラグ、16…
…スクレーパ、17……鍔、18……ガスノズ
ル、19,19′……中心軸、20……支持部
材、21……軸受、22,23,29,29′,
31,31′……中空部、24,25……仕切
板、26……隔壁、27a,27b,35a,3
5b,35c,35d……連通管、28……連通
孔、30,30′……供給管、32,32′……排
出管、33……円状支持板、34……環状中空
部、34a……仕切り、36……歯車。
面図、第2図はこの発明にかかる急冷スラグの製
造装置の一態様を示す概略断面図、第3図は一方
の冷却ドラムの断面図、第4図はその胴部の展開
断面図、第5図は他方のドラムの断面図、第6図
はその胴部内面の展開図、第7図は第6図のA−
A断面図、第8図は第6図のB−B断面図、第9
図はガスノズルによる冷却ドラム胴部表面の溶融
スラグかき取り態様を示す図、第10図イ,ロ
は、ガラス質スラグのガラス化率および冷却ドラ
ム胴部に付着のスラグ厚と、ガスノズル開口端の
空気噴射圧力との関係をそれぞれ示す図である。 1……ハウジング、2,2′……冷却ドラム、
2′a,2′b……胴部、3,3′,6,6′……
管、4,4′……熱交換器、5,5′,11,1
1′……ポンプ、7,7′……タービン、8,8′
……凝縮器、9,9′……発電機、10,10′…
…冷却塔、12……せき止め、12′……カバ
ー、13……スラグ溜、14……スラグ樋、15
……溶融スラグ、15′……急冷スラグ、16…
…スクレーパ、17……鍔、18……ガスノズ
ル、19,19′……中心軸、20……支持部
材、21……軸受、22,23,29,29′,
31,31′……中空部、24,25……仕切
板、26……隔壁、27a,27b,35a,3
5b,35c,35d……連通管、28……連通
孔、30,30′……供給管、32,32′……排
出管、33……円状支持板、34……環状中空
部、34a……仕切り、36……歯車。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 胴部が同長、同径であり、同一水平位置にお
いてその軸方向が互いに平行しており、前記胴部
が冷却媒体により冷却され、そして胴部表面が接
触している1対の冷却ドラムと、 前記胴部の接触部においてその表面が上昇する
方向に、前記1対の冷却ドラムを互いに反対方向
に且つ同一周速度で回転させるための駆動手段
と、 前記1対の冷却ドラムの両端に設けられた1対
のせき止めと、 前記1対の冷却ドラムの胴部上半部と前記1対
のせき止めとによつて形成されたスラグ溜に溶融
スラグを流し込むための、前記1対の冷却ドラム
の上方に配置されたスラグ供給手段と、 前記1対の冷却ドラムの各々の胴部の下半部に
接するように設けられたスクレーパとを備えた急
冷スラグの製造装置において、 前記1対の冷却ドラムの各々の胴部は同心円状
の2重壁からなつており、そして、前記2重壁に
よつて形成された周方向の環状の中空部は、隔壁
によつて前記冷却媒体のための複数の通路を形成
するように仕切られており、 前記1対のせき止めは、前記1対の冷却ドラム
のうちの1方の冷却ドラムの胴部両端部に固定さ
れた、前記1対の冷却ドラムの他方の冷却ドラム
の胴部両端と接触する1対の環状の鍔からなつて
おり、そして、前記1対の環状の鍔の各々は、そ
の内側に、複数の軸方向の仕切板によつて周方向
の環状の中空部を仕切つてなる、前記1方の冷却
ドラムの前記胴部の前記通路と連通した、前記冷
却媒体のための通路を有しており、そして、 前記スラグ溜と、前記1対の冷却ドラムの各々
の回転方向上の前記胴部の最高位置との間には、
前記スラグ供給手段から前記スラグ溜に流し込ま
れて前記胴部の表面に付着した溶融スラグの付着
厚を、前記付着した溶融スラグに向かつて50〜
2000mmH2Oの圧のガスを噴射することによつて減
少させるための、前記胴部の長さと実質的に同じ
長さの開口を持つたガスノズルが、前記胴部表面
から5〜50mm離した位置に近接して設けられてい
ることを特徴とする、急冷スラグの製造装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56012778A JPS57127789A (en) | 1981-01-30 | 1981-01-30 | Apparatus for making quenched slag |
| US06/339,143 US4420304A (en) | 1981-01-30 | 1982-01-13 | Apparatus for manufacturing rapidly cooled solidified slag |
| CA000394309A CA1173242A (en) | 1981-01-30 | 1982-01-14 | Apparatus for manufacturing rapidly cooled solidified slag |
| GB8201787A GB2092122B (en) | 1981-01-30 | 1982-01-22 | Apparatus for manufacturing rapidly cooled solidified slag |
| DE3202596A DE3202596C2 (de) | 1981-01-30 | 1982-01-27 | Vorrichtung zur Herstellung einer schnell gekühlten, glasig erstarrten Schlacke |
| FR8201492A FR2499099B1 (fr) | 1981-01-30 | 1982-01-29 | Appareil pour fabriquer du laitier solidifie par refroidissement rapide |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56012778A JPS57127789A (en) | 1981-01-30 | 1981-01-30 | Apparatus for making quenched slag |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57127789A JPS57127789A (en) | 1982-08-09 |
| JPS6134072B2 true JPS6134072B2 (ja) | 1986-08-05 |
Family
ID=11814859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56012778A Granted JPS57127789A (en) | 1981-01-30 | 1981-01-30 | Apparatus for making quenched slag |
Country Status (6)
| Country | Link |
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-
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- 1982-01-29 FR FR8201492A patent/FR2499099B1/fr not_active Expired
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