JPS6134687B2 - - Google Patents
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- JPS6134687B2 JPS6134687B2 JP55096789A JP9678980A JPS6134687B2 JP S6134687 B2 JPS6134687 B2 JP S6134687B2 JP 55096789 A JP55096789 A JP 55096789A JP 9678980 A JP9678980 A JP 9678980A JP S6134687 B2 JPS6134687 B2 JP S6134687B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は増幅回路、特に電流伝達率の良好な電
流注入型増幅回路に関する。
流注入型増幅回路に関する。
入力信号波形をデジタル的に記憶するデジタル
波形記憶装置では、入力信号の瞬時振幅値をクロ
ツク・パルスの制御下でサンプリングした後、ア
ナログ・デジタル変換器でデジタル信号に変換し
てIC(集積回路)等の記憶装置に記憶する。こ
のような波形記憶装置の1例を第1図にブロツク
図で示す。第1図において、入力信号電流を増幅
器AMPの入力端子INに供給する。増幅された入
力信号は、サンプリング・ゲートGを介して、サ
ンプリング・コンデンサCAPに供給される。サ
ンプリング・ゲートGは、例えばシヨツトキー・
ダイオードを用いた平衝型或いは不平衝型のゲー
トであり、パルス発生器P.G.の制御下で動作す
る。サンプリング・コンデンサCAPの両端に生
ずるサンプルされた入力信号の瞬時電圧値は、高
入力インピーダンスのボルテージ・ホロワ増幅器
BUFを介して、アナログ・デジタル変換器ADC
に印加されてデジタル信号に変換される。ADC
からのデジタル信号は、制御論理回路(図示せ
ず)の制御下で、記憶装置MEMに順次記憶され
る。デジタル信号は、陰極線管(CRT)等の表
示装置で表示する際の便宜を考慮して、タイミン
グ情報と共に記憶してもよい。
波形記憶装置では、入力信号の瞬時振幅値をクロ
ツク・パルスの制御下でサンプリングした後、ア
ナログ・デジタル変換器でデジタル信号に変換し
てIC(集積回路)等の記憶装置に記憶する。こ
のような波形記憶装置の1例を第1図にブロツク
図で示す。第1図において、入力信号電流を増幅
器AMPの入力端子INに供給する。増幅された入
力信号は、サンプリング・ゲートGを介して、サ
ンプリング・コンデンサCAPに供給される。サ
ンプリング・ゲートGは、例えばシヨツトキー・
ダイオードを用いた平衝型或いは不平衝型のゲー
トであり、パルス発生器P.G.の制御下で動作す
る。サンプリング・コンデンサCAPの両端に生
ずるサンプルされた入力信号の瞬時電圧値は、高
入力インピーダンスのボルテージ・ホロワ増幅器
BUFを介して、アナログ・デジタル変換器ADC
に印加されてデジタル信号に変換される。ADC
からのデジタル信号は、制御論理回路(図示せ
ず)の制御下で、記憶装置MEMに順次記憶され
る。デジタル信号は、陰極線管(CRT)等の表
示装置で表示する際の便宜を考慮して、タイミン
グ情報と共に記憶してもよい。
さて、パルス発生器P.G.から発生するサンプリ
ング・パルスのパルス幅は、後述する本実施例の
如く400MHz以上の超高周波信号をサンプリング
する場合には、極めて狭くなければならない。し
たがつて、上述の極く狭いパルス幅に相当する期
間内に、入力信号の瞬時値までサンプリング・コ
ンデンサCAPを充放電するためには、増幅器
AMPの電流容量は非常に大きくなくてはならな
い。サンプリング系のサンプリング効率を決定す
るのは、サンプリング・ゲートGの抵抗値とサン
プリング・コンデンサCAPの容量に関係する電
流容量である。換言すれば、サンプリング回路の
時定数をどの程度まで小さくできるかが、サンプ
リング効率を良効にする鍵である。
ング・パルスのパルス幅は、後述する本実施例の
如く400MHz以上の超高周波信号をサンプリング
する場合には、極めて狭くなければならない。し
たがつて、上述の極く狭いパルス幅に相当する期
間内に、入力信号の瞬時値までサンプリング・コ
ンデンサCAPを充放電するためには、増幅器
AMPの電流容量は非常に大きくなくてはならな
い。サンプリング系のサンプリング効率を決定す
るのは、サンプリング・ゲートGの抵抗値とサン
プリング・コンデンサCAPの容量に関係する電
流容量である。換言すれば、サンプリング回路の
時定数をどの程度まで小さくできるかが、サンプ
リング効率を良効にする鍵である。
サンプリング効率を上げるため、従来、サンプ
リング・ゲートの前段に、エミツタ・ホロワ増幅
器等のインピーダンス変換器を設けたり、或いは
3個のサンプリング・ゲートと帰還回路を用いた
デユアル・サンプリング方式(特公昭41−16254
号参照、特許権者は本出願人)を採用したりして
いる。しかし、前者の従来例はドリフトの問題が
あり、後者は回路構成が複雑であり且つ高価とい
う欠点があつた。
リング・ゲートの前段に、エミツタ・ホロワ増幅
器等のインピーダンス変換器を設けたり、或いは
3個のサンプリング・ゲートと帰還回路を用いた
デユアル・サンプリング方式(特公昭41−16254
号参照、特許権者は本出願人)を採用したりして
いる。しかし、前者の従来例はドリフトの問題が
あり、後者は回路構成が複雑であり且つ高価とい
う欠点があつた。
したがつて、本発明の目的は、上述の従来例の
問題点を克服し、特に信号のサンプリングに用い
て好適な増幅回路を提供することである。
問題点を克服し、特に信号のサンプリングに用い
て好適な増幅回路を提供することである。
本発明の他の目的は、広周波数帯域にわたつて
電流伝達率の非常に良好な電流注入型増幅器を提
供することである。
電流伝達率の非常に良好な電流注入型増幅器を提
供することである。
本発明の更に他の目的は、広周波数帯域のレベ
ル・シフト増幅回路を提供することである。
ル・シフト増幅回路を提供することである。
上述の目的を達成するため、本発明は次に示す
増幅回路の実施例を好適な態様とする。即ち、入
力信号をエミツタに受けコレクタから出力信号を
得る第1トランジスタと、該第1トランジスタの
エミツタに接続した第1電流源と、コレクタを上
記第1トランジスタのエミツタに接続しベースを
電圧源に接続した上記第1トランジスタと導電型
の異なる第2トランジスタと、上記第1トランジ
スタのベース及び上記第2トランジスタのエミツ
タに共通接続した第2電流源とを具えることを特
徴とする増幅回路である。
増幅回路の実施例を好適な態様とする。即ち、入
力信号をエミツタに受けコレクタから出力信号を
得る第1トランジスタと、該第1トランジスタの
エミツタに接続した第1電流源と、コレクタを上
記第1トランジスタのエミツタに接続しベースを
電圧源に接続した上記第1トランジスタと導電型
の異なる第2トランジスタと、上記第1トランジ
スタのベース及び上記第2トランジスタのエミツ
タに共通接続した第2電流源とを具えることを特
徴とする増幅回路である。
以下、添付の第2図及び第3図を参照して、本
発明の実施例を詳細に説明する。第2図及び第3
図は、夫々本発明に係る増幅回路の基本回路図及
び実用回路図である。第2図において、入力電流
源10は第1トランジスタ(以下、トランジスタ
をTRとする)11のエミツタに接続している。
第1TR11のエミツタは、更に第1電流源13及
び第2TR14のコレクタに接続している。第1TR
11のコレクタは出力端子12に接続し、出力端
子12は、例えば第1図のサンプリング・ゲート
Gに接続する。第1TR11のベースは、抵抗器1
5,16を介して、電流シンク(第2電流源)1
7に接続し、抵抗器15,16の接続点は第2TR
14のエミツタに接続している。第2TR14のベ
ースには、基準電圧が印加される。
発明の実施例を詳細に説明する。第2図及び第3
図は、夫々本発明に係る増幅回路の基本回路図及
び実用回路図である。第2図において、入力電流
源10は第1トランジスタ(以下、トランジスタ
をTRとする)11のエミツタに接続している。
第1TR11のエミツタは、更に第1電流源13及
び第2TR14のコレクタに接続している。第1TR
11のコレクタは出力端子12に接続し、出力端
子12は、例えば第1図のサンプリング・ゲート
Gに接続する。第1TR11のベースは、抵抗器1
5,16を介して、電流シンク(第2電流源)1
7に接続し、抵抗器15,16の接続点は第2TR
14のエミツタに接続している。第2TR14のベ
ースには、基準電圧が印加される。
能動素子である第1及び第2TR11,14と第
1及び第2電流源13,17を主要構成要素とす
る増幅回路は、本発明に係る電流注入型増幅回路
を構成する。次に、第2図の回路の動作について
説明する。
1及び第2電流源13,17を主要構成要素とす
る増幅回路は、本発明に係る電流注入型増幅回路
を構成する。次に、第2図の回路の動作について
説明する。
無信号状態では、定電流源13からの電流I1
は、TR11のエミツタバイアス電流、TR14の
コレクタバイアス電流及び入力信号源10へのバ
イアス電流の総和と等しくなつている。また、
TR11のベースバイアス電流とTR14のエミツ
タバイアス電流の和が定電流源17からの電流I2
と等しくなつている。
は、TR11のエミツタバイアス電流、TR14の
コレクタバイアス電流及び入力信号源10へのバ
イアス電流の総和と等しくなつている。また、
TR11のベースバイアス電流とTR14のエミツ
タバイアス電流の和が定電流源17からの電流I2
と等しくなつている。
次に、入力信号源10の信号が増加(又は減
少)すると(この変化分を図中i1で示す)、定電
流源13のインピーダンスは十分高く、TR11
のエミツタインピーダンスは十分低いので、i1の
大半がTR11のエミツタに流入し(図中i2)、残
りの電流(i1−i2)がTR14のコレクタに流れ
る。TR11のエミツタ電流i2により、αi2がコレ
クタに流れて出力電流となり、(1−α)i2がそ
のベースに流れる(ここでαはTRの電流増幅率
である)。ベース電流(1−α)i2は、定電流源
17のインピーダンスが十分高く、TR14のエ
ミツタインピーダンスが十分低いので、実質的に
全部がエミツタに流入する。即ち、入力信号i1の
増加(又は減少)により、TR11のエミツタ電
流i2とベース電流(1−α)i2は増加(又は減
少)し、(1−α)i2はTR14のエミツタに流入
してエミツタ電流を(1−α)i2だけ減少(又は
増加)する。このTR14のエミツタ電流の減少
(又は増加)分(1−α)i2は略そのまま(厳密
にはα倍される)そのコレクタ電流を減少(又は
増加)するので、見掛け上TR11のエミツタ電
流がその分だけ増加(又は減少)する。換言する
と、TR11のエミツタ電流i2のうちコレクタ出
力とならずベース電流となる損失分(1−α)i2
の大半は、TR14のエミツタからコレクタを介
してTR11のエミツタ電流をその分だけ増加す
ることにより損失を補償する。また、TRのαが
低い場合、或いは温度特性によりαが低下した場
合にも、それに応じてTR11のベース電流が増
加し、TR14により補正されるので、高い電流
伝達率と良好な温度特性が達成できる。
少)すると(この変化分を図中i1で示す)、定電
流源13のインピーダンスは十分高く、TR11
のエミツタインピーダンスは十分低いので、i1の
大半がTR11のエミツタに流入し(図中i2)、残
りの電流(i1−i2)がTR14のコレクタに流れ
る。TR11のエミツタ電流i2により、αi2がコレ
クタに流れて出力電流となり、(1−α)i2がそ
のベースに流れる(ここでαはTRの電流増幅率
である)。ベース電流(1−α)i2は、定電流源
17のインピーダンスが十分高く、TR14のエ
ミツタインピーダンスが十分低いので、実質的に
全部がエミツタに流入する。即ち、入力信号i1の
増加(又は減少)により、TR11のエミツタ電
流i2とベース電流(1−α)i2は増加(又は減
少)し、(1−α)i2はTR14のエミツタに流入
してエミツタ電流を(1−α)i2だけ減少(又は
増加)する。このTR14のエミツタ電流の減少
(又は増加)分(1−α)i2は略そのまま(厳密
にはα倍される)そのコレクタ電流を減少(又は
増加)するので、見掛け上TR11のエミツタ電
流がその分だけ増加(又は減少)する。換言する
と、TR11のエミツタ電流i2のうちコレクタ出
力とならずベース電流となる損失分(1−α)i2
の大半は、TR14のエミツタからコレクタを介
してTR11のエミツタ電流をその分だけ増加す
ることにより損失を補償する。また、TRのαが
低い場合、或いは温度特性によりαが低下した場
合にも、それに応じてTR11のベース電流が増
加し、TR14により補正されるので、高い電流
伝達率と良好な温度特性が達成できる。
このことを数式をもつて説明すると、次のとお
りである。
りである。
TR11のベース、TR14のエミツタ及び定電
流源17の接続点において次式が成立する。
流源17の接続点において次式が成立する。
(1−α)i2+(i1−i2)/α=0
この式を変形してi1とi2の関係を求めると、
i1=(α2−α+1)i2
上式から、この増幅回路の電流伝達率である
出力電流/入力電流=αi2/i1
を求めると、
電流伝達率=αi2/(α2−α+1)i2
=α/(α2−α+1)
となる。この電流伝達率をTRのα又は1個のベ
ース接地TRのみを使用した従来の増幅回路の電
流伝達率と比較すると次の表のようになる。
ース接地TRのみを使用した従来の増幅回路の電
流伝達率と比較すると次の表のようになる。
α α/(α−α+1)
0.99 0.999899
0.95 0.997353
0.90 0.9890109
0.85 0.974212
0.80 0.9523809
0.70 0.8860759
0.60 0.7894736
0.50 0.666666
この表からも明らかなとおり、本発明の増幅回
路の電流伝達率は、αが大幅に変化しても極めて
高く、しかもTRの温度特性又は経時変化でαが
変化しても、本発明の増幅回路の電流伝達率は余
り影響を受けない。尚、上の説明から理解される
如く、抵抗器15と16は回路動作に必須ではな
いので省略可能である。
路の電流伝達率は、αが大幅に変化しても極めて
高く、しかもTRの温度特性又は経時変化でαが
変化しても、本発明の増幅回路の電流伝達率は余
り影響を受けない。尚、上の説明から理解される
如く、抵抗器15と16は回路動作に必須ではな
いので省略可能である。
第3図は、本発明に係る増幅回路を応用した信
号変化(プツシユプル信号からシングルエンド信
号への変換)増幅回路の回路図である。プツシユ
プル信号入力増幅回路20は、本出願人の特許権
に係る所謂Ftダブラ増幅回路(特公昭50−26899
号)を基にした回路である。入力増幅回路20
は、入力端子21,21′に入力されたプツシユ
プル信号の夫々片側を増幅する2対のエミツタ結
合TR22,23、及び24,25と、加算TR3
8,39と、TR23,25に所望のベース・バ
イアス電圧を供給する演算増幅器26と、周波数
応答特性補償回路網29,30,31等の受動素
子から構成されている。TR対22,23のエミ
ツタはエミツタ結合抵抗器27を介して接続し、
同様にTR24,25のエミツタもエミツタ結合
抵抗器28を介して接続していいる。TR23,
25のエミツタは、夫々エミツタ・バイアス抵抗
器36,37を介して接地し、更に直列接続抵抗
器32,33を介して相互接続している。演算増
幅器26の反転入力端は、抵抗器32,33の接
続点に接続し、演算増幅器26の非反転入力端に
は正の基準電圧が印加される。2対のTR22,
23及び24,25のコレクタは、ベース接地の
TR対38,39のエミツタに、同相で交差接続
している。
号変化(プツシユプル信号からシングルエンド信
号への変換)増幅回路の回路図である。プツシユ
プル信号入力増幅回路20は、本出願人の特許権
に係る所謂Ftダブラ増幅回路(特公昭50−26899
号)を基にした回路である。入力増幅回路20
は、入力端子21,21′に入力されたプツシユ
プル信号の夫々片側を増幅する2対のエミツタ結
合TR22,23、及び24,25と、加算TR3
8,39と、TR23,25に所望のベース・バ
イアス電圧を供給する演算増幅器26と、周波数
応答特性補償回路網29,30,31等の受動素
子から構成されている。TR対22,23のエミ
ツタはエミツタ結合抵抗器27を介して接続し、
同様にTR24,25のエミツタもエミツタ結合
抵抗器28を介して接続していいる。TR23,
25のエミツタは、夫々エミツタ・バイアス抵抗
器36,37を介して接地し、更に直列接続抵抗
器32,33を介して相互接続している。演算増
幅器26の反転入力端は、抵抗器32,33の接
続点に接続し、演算増幅器26の非反転入力端に
は正の基準電圧が印加される。2対のTR22,
23及び24,25のコレクタは、ベース接地の
TR対38,39のエミツタに、同相で交差接続
している。
TR38のコレクタは、後で詳述するシングル
エンド出力段増幅回路の入力端であり、TR39
のコレクタは、ベース接地TR40、及び抵抗器
41乃至44から成る定電圧源に接続している。
抵抗分圧器41,42は、TR40のベース電圧
を決定し、したがつてTR39のコレクタ電圧を
決定することになる。TR38,39のベースは
直結し、更に第2電流源17のTR45のエミツ
タに接続している。第2電流源17は、上記の
TR45、抵抗器46乃至48、及びダイオード
49,50から成つている。
エンド出力段増幅回路の入力端であり、TR39
のコレクタは、ベース接地TR40、及び抵抗器
41乃至44から成る定電圧源に接続している。
抵抗分圧器41,42は、TR40のベース電圧
を決定し、したがつてTR39のコレクタ電圧を
決定することになる。TR38,39のベースは
直結し、更に第2電流源17のTR45のエミツ
タに接続している。第2電流源17は、上記の
TR45、抵抗器46乃至48、及びダイオード
49,50から成つている。
シングルエンド出力段増幅回路は、第2図の回
路を基本としているが、動作特性を良好にするた
め僅かに変更を加えてあり、第3図示すように、
抵抗器15,16,53乃至55、コンデンサ5
1,52、インダクタ56、TR11,14、及
び電流源13,17から構成されている。
路を基本としているが、動作特性を良好にするた
め僅かに変更を加えてあり、第3図示すように、
抵抗器15,16,53乃至55、コンデンサ5
1,52、インダクタ56、TR11,14、及
び電流源13,17から構成されている。
以下、第3図の回路の動作を説明する。広帯域
(例えば、500MHz以上)のプツシユプル入力信号
が、適当な信号源から入力段増幅回路20の入力
端子21,21′に印加される。2対のTR22,
23及び24,25の夫々のエミツタ・バイアス
電流は、夫々バイアス抵抗器36,37に流入す
る。抵抗器36,37の両端に発生した電圧の平
均値は、比較的抵抗値の大きい抵抗器32,33
の接続点に接続した演算増幅器26の反転入力力
端に印加される。演算増幅器26は、非反転入力
端に印加されると基準電圧と上記の電圧平均値を
比較し、TR22乃至25の夫々のエミツタ・バ
イアス電流が実質上等しくなるように、TR2
3,25のベース・バイアス電圧を自動的に制御
する。受動素子回路網29,30,31は、夫々
可変抵抗器或いは可変コンデンサを有し、入力段
増幅回路20の周波数応答性を500MHz以上の広
帯域にわたつて所望値に調整する。増幅されたプ
ツシユプル出力電流は、加算増幅TR38,39
のコレクタから取り出される。
(例えば、500MHz以上)のプツシユプル入力信号
が、適当な信号源から入力段増幅回路20の入力
端子21,21′に印加される。2対のTR22,
23及び24,25の夫々のエミツタ・バイアス
電流は、夫々バイアス抵抗器36,37に流入す
る。抵抗器36,37の両端に発生した電圧の平
均値は、比較的抵抗値の大きい抵抗器32,33
の接続点に接続した演算増幅器26の反転入力力
端に印加される。演算増幅器26は、非反転入力
端に印加されると基準電圧と上記の電圧平均値を
比較し、TR22乃至25の夫々のエミツタ・バ
イアス電流が実質上等しくなるように、TR2
3,25のベース・バイアス電圧を自動的に制御
する。受動素子回路網29,30,31は、夫々
可変抵抗器或いは可変コンデンサを有し、入力段
増幅回路20の周波数応答性を500MHz以上の広
帯域にわたつて所望値に調整する。増幅されたプ
ツシユプル出力電流は、加算増幅TR38,39
のコレクタから取り出される。
実際には、シングルエンド信号が必要なので、
TR38のコレクタ電流のみが出力段増幅回路に
供給される。供給されたコレクタ電流の高周波及
び中間周波成分は、コンデンサ51を介して、直
接出力端子12に現われる。換言すると、TR3
8のコレクタ信号電流はインダクタ56、TR1
1及び抵抗器53,54から成る低周波信号路
と、これと並列のコンデンサ51より成る高周
波、中間周波信号路とを介して出力端子12に伝
達される。したがつて、TR11,14は低周波
(直流を含む)信号成分のみを増幅すれば足りる
ので、TR11,14として高価な高周波TRを用
いる必要がない。TR45は、出力段増幅回路の
第2電流源として作用する以外に、TR38,3
9にベース・バイアス電圧を供給する定電圧源と
しても作用することに留意されたい。第3図の出
力段増幅回路は、高周波及び低周波信号電流を、
夫々並列に設けた高周波及び低周波信号路で出力
端子12に導く以外は、第2図に示した回路の動
作と実質上同一である。第3図の出力段増幅回路
は、高周波信号成分をコンデンサ51を介して伝
達し、低周波信号成分をTR11を介して伝達す
るが、共に信号損失が略零なので、広帯域信号を
実質上損失なしに入力側から出力側に伝達でき
る。尚、ダイオード49,50は温度補償用であ
る。
TR38のコレクタ電流のみが出力段増幅回路に
供給される。供給されたコレクタ電流の高周波及
び中間周波成分は、コンデンサ51を介して、直
接出力端子12に現われる。換言すると、TR3
8のコレクタ信号電流はインダクタ56、TR1
1及び抵抗器53,54から成る低周波信号路
と、これと並列のコンデンサ51より成る高周
波、中間周波信号路とを介して出力端子12に伝
達される。したがつて、TR11,14は低周波
(直流を含む)信号成分のみを増幅すれば足りる
ので、TR11,14として高価な高周波TRを用
いる必要がない。TR45は、出力段増幅回路の
第2電流源として作用する以外に、TR38,3
9にベース・バイアス電圧を供給する定電圧源と
しても作用することに留意されたい。第3図の出
力段増幅回路は、高周波及び低周波信号電流を、
夫々並列に設けた高周波及び低周波信号路で出力
端子12に導く以外は、第2図に示した回路の動
作と実質上同一である。第3図の出力段増幅回路
は、高周波信号成分をコンデンサ51を介して伝
達し、低周波信号成分をTR11を介して伝達す
るが、共に信号損失が略零なので、広帯域信号を
実質上損失なしに入力側から出力側に伝達でき
る。尚、ダイオード49,50は温度補償用であ
る。
第3図の実施例で好適回路パラメータは次のと
おりである。TR22,24のベース電圧は+
5.2V、抵抗器36,37の抵抗は93.1Ω、定電流
源13の電流は約115mA、抵抗器15,16の
抵抗値は夫々200Ω,470Ω、TR14のベース電
圧Vrefは+12.8V、抵抗器43,46及び定電流
源13の一端電圧は+15V、抵抗器46,47,
48の抵抗値は夫々750Ω,931Ω,2.0KΩであ
る。
おりである。TR22,24のベース電圧は+
5.2V、抵抗器36,37の抵抗は93.1Ω、定電流
源13の電流は約115mA、抵抗器15,16の
抵抗値は夫々200Ω,470Ω、TR14のベース電
圧Vrefは+12.8V、抵抗器43,46及び定電流
源13の一端電圧は+15V、抵抗器46,47,
48の抵抗値は夫々750Ω,931Ω,2.0KΩであ
る。
以上説明したように、本発明に係る増幅回路
は、従来の増幅回路に対して後述の種々の利点を
有するが、特に信号をサンプリングするシステム
に用いて好適である。本発明の増幅回路の利点
は、(1)周囲温度及びエミツタ電流の変化に伴つて
変化するTRの電流増幅定数α或いはβの値に拘
らず、信号伝達率が殆んど変化しない。(2)所望の
の電圧レベルのシフトを得るように2個の電流源
を適当に選択することにより、所望の出力バイア
ス電流を選択できる。(3)並列信号路を用いたこと
によつて、比較的低周波用TRを用いて広帯域の
信号増幅が可能である。更に、(4)第2定電流源1
7は、出力増幅段に対しては電流源として、入力
増幅段に対しては電圧源として動作させることが
できる等である。本発明の増幅回路は、Ftダブ
ラ増幅回路の広帯域増幅特性を最大限に利用する
ために、Ftダブラ増幅回路と共に用いれば特に
好適である。
は、従来の増幅回路に対して後述の種々の利点を
有するが、特に信号をサンプリングするシステム
に用いて好適である。本発明の増幅回路の利点
は、(1)周囲温度及びエミツタ電流の変化に伴つて
変化するTRの電流増幅定数α或いはβの値に拘
らず、信号伝達率が殆んど変化しない。(2)所望の
の電圧レベルのシフトを得るように2個の電流源
を適当に選択することにより、所望の出力バイア
ス電流を選択できる。(3)並列信号路を用いたこと
によつて、比較的低周波用TRを用いて広帯域の
信号増幅が可能である。更に、(4)第2定電流源1
7は、出力増幅段に対しては電流源として、入力
増幅段に対しては電圧源として動作させることが
できる等である。本発明の増幅回路は、Ftダブ
ラ増幅回路の広帯域増幅特性を最大限に利用する
ために、Ftダブラ増幅回路と共に用いれば特に
好適である。
以上、本発明の好適な実施例を説明したが、当
業者は用途に応じて上述の実施例の変形変更を行
うことができる。例えば、TR11と並行する信
号路を更に増してもよいし、実際の応用例に応じ
て電圧のレベルシフトを正或いは負にするため
に、TRの導電型を実施例と異なるものにしても
よい。第3図の実施例のTR22乃至25及び3
8,39の平衝増幅回路は、ベース接地出力TR
段を有する従来の平衝カスコード増幅回路であつ
てもよい。本発明は、広帯域にわたつて最大の信
号電流伝達が要求される種々の場合に応用でき
る。
業者は用途に応じて上述の実施例の変形変更を行
うことができる。例えば、TR11と並行する信
号路を更に増してもよいし、実際の応用例に応じ
て電圧のレベルシフトを正或いは負にするため
に、TRの導電型を実施例と異なるものにしても
よい。第3図の実施例のTR22乃至25及び3
8,39の平衝増幅回路は、ベース接地出力TR
段を有する従来の平衝カスコード増幅回路であつ
てもよい。本発明は、広帯域にわたつて最大の信
号電流伝達が要求される種々の場合に応用でき
る。
第1図は本発明を説明するための信号サンプリ
ング・システムの簡略ブロツク図、第2図は本発
明の増幅回路の基本回路図、第3図は本発明の増
幅回路を用いた実用回路の回路図である。 11……第1トランジスタ、13……第1電流
源、14……第2トランジスタ、17……第2電
流源。
ング・システムの簡略ブロツク図、第2図は本発
明の増幅回路の基本回路図、第3図は本発明の増
幅回路を用いた実用回路の回路図である。 11……第1トランジスタ、13……第1電流
源、14……第2トランジスタ、17……第2電
流源。
Claims (1)
- 1 入力信号をエミツタに受けコレクタから出力
信号を得る第1トランジスタと、該第1トランジ
スタのエミツタに接続した第1電流源と、コレク
タを上記第1トランジスタのエミツタに接続しベ
ースを電圧源に接続した上記第1トランジスタと
導電型の異なる第2トランジスタと、上記第1ト
ランジスタのベース及び上記第2トランジスタの
エミツタに共通接続した第2電流源とを具えるこ
とを特徴とする増幅回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9678980A JPS5733808A (en) | 1980-07-15 | 1980-07-15 | Amplifying circuit |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9678980A JPS5733808A (en) | 1980-07-15 | 1980-07-15 | Amplifying circuit |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5733808A JPS5733808A (en) | 1982-02-24 |
| JPS6134687B2 true JPS6134687B2 (ja) | 1986-08-08 |
Family
ID=14174399
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9678980A Granted JPS5733808A (en) | 1980-07-15 | 1980-07-15 | Amplifying circuit |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5733808A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4998460B2 (ja) * | 2006-03-10 | 2012-08-15 | 富士通株式会社 | 低雑音増幅器 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62106937A (ja) * | 1985-11-05 | 1987-05-18 | Tokuyama Soda Co Ltd | 発泡体用プロピレン系樹脂組成物 |
-
1980
- 1980-07-15 JP JP9678980A patent/JPS5733808A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4998460B2 (ja) * | 2006-03-10 | 2012-08-15 | 富士通株式会社 | 低雑音増幅器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5733808A (en) | 1982-02-24 |
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