JPS6135966B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6135966B2 JPS6135966B2 JP52088491A JP8849177A JPS6135966B2 JP S6135966 B2 JPS6135966 B2 JP S6135966B2 JP 52088491 A JP52088491 A JP 52088491A JP 8849177 A JP8849177 A JP 8849177A JP S6135966 B2 JPS6135966 B2 JP S6135966B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- allethrin
- cinepirin
- insecticidal
- mosquito repellent
- amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
本発明は電気蚊取用殺虫剤の殺虫成分の揮散を
調節し、効力を8時間または、それ以上に持続さ
せる方法に関するものである。 アレスリンを繊維質や多孔性合成樹脂又は鉱物
質の媒体などの含浸担体に含浸させ、担体を電熱
器などの適当な方法で150〜170℃の温度に加熱し
て殺虫成分を揮散させる殺虫または防虫方法は、
たとえば特公昭38−8000号公報や41−4477号公報
等で公知であり、一般にも実用化され広く用いら
れている。これらの殺虫方法は、使用者を睡眠
中、害虫から守るために用いるものであり、人間
の平均睡眠時間つまり7〜8時間殺虫効力を維持
し続けることが実用上、重要な点である。ところ
がこれらの殺虫方法は、殺虫成分自体は強力な効
力を持つにもかかわらず、担体を加熱した初期に
おいて集中的にその効力を発揮して、後半にはそ
の殺虫効力が減少あるいは全く効かなくなる欠点
がある。それは、その殺虫成分が高い蒸気圧を持
ち揮散性が良いため、加熱初期に大部分が揮散し
てしまうことによるものである。したがつて殺虫
成分の揮散を定量に抑制して8〜10時間の間一定
に持続することが必要である。 これらの問題を解決する方法としては、含浸板
の加熱温度を150℃より低い温度に変更したり、
あるいは殺虫成分に何らかの徐放剤(揮散抑制
剤)を添加して担体中に含浸させる方法が考えら
れる。しかしながら前者の温度を低くする方法は
殺虫成分が揮散後室内に均一に拡散していく能力
が減少し、殺虫効力発現上好ましくない、そこで
本発明者らは、これらの欠点を除くために種々の
徐放剤を検討した結果、きわめて有効な徐放剤を
見出し、殺虫成分の揮散を自由に支配、調節する
ことが可能であることを確認し、本発明を完成し
た。すなわち、本発明はアレスリンにアレスリン
量の25〜100%量のN−(2−エチルヘキシル)−
1−イソプロピル−4−メチルビシクロ(2・
2・2)オクト−5−エン−2・3−ジカルボキ
シイミド(以下サイネピリン−500と称す)を配
合し、担体に含浸させることで殺虫成分の揮散持
続時間を8〜10時間とすることが可能であること
を見い出した。 本徐放剤を混入した殺虫剤は繊維質や多孔性合
成樹脂に含浸させてもよく、他に素焼などの多孔
性磁性物質、珪藻土、クレー、ホワイトカーボ
ン、等のごとき鉱物質粉末物質に吸収させても使
用することができる。また、ペースト状、クリー
ム状に製剤し、発熱体上で揮散させる殺虫方法に
も良好である。 本発明の徐放剤のサイネピリン−500はピレス
ロイド用共力剤として公知のものであるが、この
共力作用は液剤において優れていることが知られ
ており、又一部蚊取線香にも使用されているが電
気蚊取用殺虫剤では全く使用されていない。即ち
サイネピリン−500はピレスロイドに対し等量以
上、望ましくは2倍以上配合した際に共力効果を
発揮するものである。従つて液剤での使用が考え
られ、又蚊取線香では加熱される温度が最高で
800℃にもなり、十分に揮散して、ピレスロイド
の共力剤として働くものと考えられる。 一方電気蚊取マツトの如き揮散殺虫剤において
アレスリンのみを含浸させたマツトでは加熱初期
の殺虫効力は優れているが、時間の経過と供に効
力が減少し、8〜10時間の間、効力を一定に保つ
ことが固難である。このアレスリンにサイネピリ
ン−500をアレスリン量の25〜100%量配合するこ
とによつてアレスリンの揮散を8〜10時間一定に
保つことができることを本発明者が見い出し、こ
こに発明完成した。これはピレスロイド用共力剤
の本来の共力作用というものでなく、1つの化合
物としての作用であり、アレスリンの空中への揮
散量を初期をある程度抑え、8〜10時間ほぼ一定
になるように調節している(徐放剤として働いて
いる)ことによると考えられる。 以上の如くアレスリンを有効成分とする電気蚊
取用殺虫剤において、たまたまピレスロイド用共
力剤の1つであるサイネピリン−500がアレスリ
ンの徐放剤としての働きを持つていたということ
であつて、他のピレスロイド用共力剤のオクタク
ロロジプロピルエーテル、N−オクチルビシクロ
ヘプテンジカルボキシイミド、β−ブトキシ−β
−チオシアノジエチルエーテル、サフロキサン、
スルホキサイド等には全く見られない作用であ
る。 又本発明の電気蚊取用殺虫剤にはジブチルヒド
ロキシトルエン(以下BHTと称す)、ブチルヒド
ロキシアニソール(以下BHTと称す)、ジブチル
ハイドロキノン(以下DBHと称す)等のピレス
ロイド安定剤、有効成分検知剤として、1・4−
ジブチルアミノアントラキノン、1・4−ジイソ
プロピルアミノアントラキノン等を配合した製剤
とすることもできる。 なお殺虫成分のアレスリンには種々の異性体が
あり、d−シス/トランス−第一菊酸のアレスロ
ローンエステル(以下d−アレスリンと称す)、
d−トランス−第一菊酸のd−アレスローンエス
テル(以下d・d−アレスリンと称す)等のもの
が市販されているが、これらも本発明のアレスリ
ンに含まれるものである。 次に本発明のサイネピリン−500の徐放効果に
ついて試験例で説明する。 試験例 供試電気蚊取マツト(1枚中の成分量) A:アレスリン80mg、BHT20mg B:Bアレスリン80mg、サイネピリン−500 40mg
BHT20mg C:d−アレスリン40mg、BHT20mg D:d−アレスリン40mg、サイネピリン−500 30
mg、BHT20mg 上記4種の電気蚊取マツトを作成し、160℃の
熱板の例上に置き、3時間間隔で空中に揮散する
アレスリンおよびd−アレスリン量の測定をし
た。
調節し、効力を8時間または、それ以上に持続さ
せる方法に関するものである。 アレスリンを繊維質や多孔性合成樹脂又は鉱物
質の媒体などの含浸担体に含浸させ、担体を電熱
器などの適当な方法で150〜170℃の温度に加熱し
て殺虫成分を揮散させる殺虫または防虫方法は、
たとえば特公昭38−8000号公報や41−4477号公報
等で公知であり、一般にも実用化され広く用いら
れている。これらの殺虫方法は、使用者を睡眠
中、害虫から守るために用いるものであり、人間
の平均睡眠時間つまり7〜8時間殺虫効力を維持
し続けることが実用上、重要な点である。ところ
がこれらの殺虫方法は、殺虫成分自体は強力な効
力を持つにもかかわらず、担体を加熱した初期に
おいて集中的にその効力を発揮して、後半にはそ
の殺虫効力が減少あるいは全く効かなくなる欠点
がある。それは、その殺虫成分が高い蒸気圧を持
ち揮散性が良いため、加熱初期に大部分が揮散し
てしまうことによるものである。したがつて殺虫
成分の揮散を定量に抑制して8〜10時間の間一定
に持続することが必要である。 これらの問題を解決する方法としては、含浸板
の加熱温度を150℃より低い温度に変更したり、
あるいは殺虫成分に何らかの徐放剤(揮散抑制
剤)を添加して担体中に含浸させる方法が考えら
れる。しかしながら前者の温度を低くする方法は
殺虫成分が揮散後室内に均一に拡散していく能力
が減少し、殺虫効力発現上好ましくない、そこで
本発明者らは、これらの欠点を除くために種々の
徐放剤を検討した結果、きわめて有効な徐放剤を
見出し、殺虫成分の揮散を自由に支配、調節する
ことが可能であることを確認し、本発明を完成し
た。すなわち、本発明はアレスリンにアレスリン
量の25〜100%量のN−(2−エチルヘキシル)−
1−イソプロピル−4−メチルビシクロ(2・
2・2)オクト−5−エン−2・3−ジカルボキ
シイミド(以下サイネピリン−500と称す)を配
合し、担体に含浸させることで殺虫成分の揮散持
続時間を8〜10時間とすることが可能であること
を見い出した。 本徐放剤を混入した殺虫剤は繊維質や多孔性合
成樹脂に含浸させてもよく、他に素焼などの多孔
性磁性物質、珪藻土、クレー、ホワイトカーボ
ン、等のごとき鉱物質粉末物質に吸収させても使
用することができる。また、ペースト状、クリー
ム状に製剤し、発熱体上で揮散させる殺虫方法に
も良好である。 本発明の徐放剤のサイネピリン−500はピレス
ロイド用共力剤として公知のものであるが、この
共力作用は液剤において優れていることが知られ
ており、又一部蚊取線香にも使用されているが電
気蚊取用殺虫剤では全く使用されていない。即ち
サイネピリン−500はピレスロイドに対し等量以
上、望ましくは2倍以上配合した際に共力効果を
発揮するものである。従つて液剤での使用が考え
られ、又蚊取線香では加熱される温度が最高で
800℃にもなり、十分に揮散して、ピレスロイド
の共力剤として働くものと考えられる。 一方電気蚊取マツトの如き揮散殺虫剤において
アレスリンのみを含浸させたマツトでは加熱初期
の殺虫効力は優れているが、時間の経過と供に効
力が減少し、8〜10時間の間、効力を一定に保つ
ことが固難である。このアレスリンにサイネピリ
ン−500をアレスリン量の25〜100%量配合するこ
とによつてアレスリンの揮散を8〜10時間一定に
保つことができることを本発明者が見い出し、こ
こに発明完成した。これはピレスロイド用共力剤
の本来の共力作用というものでなく、1つの化合
物としての作用であり、アレスリンの空中への揮
散量を初期をある程度抑え、8〜10時間ほぼ一定
になるように調節している(徐放剤として働いて
いる)ことによると考えられる。 以上の如くアレスリンを有効成分とする電気蚊
取用殺虫剤において、たまたまピレスロイド用共
力剤の1つであるサイネピリン−500がアレスリ
ンの徐放剤としての働きを持つていたということ
であつて、他のピレスロイド用共力剤のオクタク
ロロジプロピルエーテル、N−オクチルビシクロ
ヘプテンジカルボキシイミド、β−ブトキシ−β
−チオシアノジエチルエーテル、サフロキサン、
スルホキサイド等には全く見られない作用であ
る。 又本発明の電気蚊取用殺虫剤にはジブチルヒド
ロキシトルエン(以下BHTと称す)、ブチルヒド
ロキシアニソール(以下BHTと称す)、ジブチル
ハイドロキノン(以下DBHと称す)等のピレス
ロイド安定剤、有効成分検知剤として、1・4−
ジブチルアミノアントラキノン、1・4−ジイソ
プロピルアミノアントラキノン等を配合した製剤
とすることもできる。 なお殺虫成分のアレスリンには種々の異性体が
あり、d−シス/トランス−第一菊酸のアレスロ
ローンエステル(以下d−アレスリンと称す)、
d−トランス−第一菊酸のd−アレスローンエス
テル(以下d・d−アレスリンと称す)等のもの
が市販されているが、これらも本発明のアレスリ
ンに含まれるものである。 次に本発明のサイネピリン−500の徐放効果に
ついて試験例で説明する。 試験例 供試電気蚊取マツト(1枚中の成分量) A:アレスリン80mg、BHT20mg B:Bアレスリン80mg、サイネピリン−500 40mg
BHT20mg C:d−アレスリン40mg、BHT20mg D:d−アレスリン40mg、サイネピリン−500 30
mg、BHT20mg 上記4種の電気蚊取マツトを作成し、160℃の
熱板の例上に置き、3時間間隔で空中に揮散する
アレスリンおよびd−アレスリン量の測定をし
た。
【表】
以上の如くアレスリン、d−アレスリン単独の
マツトAとCでは初期の3時間に多く揮散し、急
激に時間と供に減少し、これに対しサイネピリン
−500を添加したマツトBとDでは9時間の間ほ
ぼ一定して殺虫成分の揮散が見られる。 更にCとDのマツトについてアカイエカ成虫を
用いて、殺虫試験を行ない経時的に落下仰転率を
比較観察した。その結果次に示す。 上記結果よりサイネピリン−500を配合しない
ものは4時間を過ぎたころから急激に効力が減少
するのに対し、サイネピリン−500を混合した本
発明によるマツトDは10時間後でも開始時とほぼ
同等の効率を維持し続けることが可能となつたこ
とを示している。これは前記の揮散成分の分析か
ら見てサイネピリン−500の共力剤としての効果
によるものでなく、アレスリンの揮散を一定化さ
せる働き、即ちサイネピリン−500が徐放剤とし
て働いていることによるものである。 以下本発明の実施例を示す。 実施例 1 アレスリン8g、サイネピリン−500 2g、
BHT4gをヘキサンに溶解して100mlとし、この
1mlを繊維板に吸着させ、乾燥して電気蚊取マツ
トを得る。 実施例 2 d−アレスリン4g、サイネピリン−500 2
g、BHT2gおよび1・4−ジブチルアミノアン
トラキノン0.1gをヘキサンに溶解して100mlと
し、この1mlを繊維板に吸収させ、乾燥して電気
蚊取マツトを得る。 実施例 3 d・d−アレスリン0.2g、サイネピリン−500
0.02g、DBH0.02gにワセリン0.8gを加えて加
熱溶解後軒、冷却してペースト状の電気蚊取用殺
虫剤を得る。 実施例 4 d−アレスリン4g、サイネピリン−500 2
g、DBH2gおよび1・4−ジイソプロピルアミ
ノアントラキノン0.1gをヘキサンに溶解してこ
の1mlを繊維板に吸着させて乾燥して電気蚊取用
マツトを得る。
マツトAとCでは初期の3時間に多く揮散し、急
激に時間と供に減少し、これに対しサイネピリン
−500を添加したマツトBとDでは9時間の間ほ
ぼ一定して殺虫成分の揮散が見られる。 更にCとDのマツトについてアカイエカ成虫を
用いて、殺虫試験を行ない経時的に落下仰転率を
比較観察した。その結果次に示す。 上記結果よりサイネピリン−500を配合しない
ものは4時間を過ぎたころから急激に効力が減少
するのに対し、サイネピリン−500を混合した本
発明によるマツトDは10時間後でも開始時とほぼ
同等の効率を維持し続けることが可能となつたこ
とを示している。これは前記の揮散成分の分析か
ら見てサイネピリン−500の共力剤としての効果
によるものでなく、アレスリンの揮散を一定化さ
せる働き、即ちサイネピリン−500が徐放剤とし
て働いていることによるものである。 以下本発明の実施例を示す。 実施例 1 アレスリン8g、サイネピリン−500 2g、
BHT4gをヘキサンに溶解して100mlとし、この
1mlを繊維板に吸着させ、乾燥して電気蚊取マツ
トを得る。 実施例 2 d−アレスリン4g、サイネピリン−500 2
g、BHT2gおよび1・4−ジブチルアミノアン
トラキノン0.1gをヘキサンに溶解して100mlと
し、この1mlを繊維板に吸収させ、乾燥して電気
蚊取マツトを得る。 実施例 3 d・d−アレスリン0.2g、サイネピリン−500
0.02g、DBH0.02gにワセリン0.8gを加えて加
熱溶解後軒、冷却してペースト状の電気蚊取用殺
虫剤を得る。 実施例 4 d−アレスリン4g、サイネピリン−500 2
g、DBH2gおよび1・4−ジイソプロピルアミ
ノアントラキノン0.1gをヘキサンに溶解してこ
の1mlを繊維板に吸着させて乾燥して電気蚊取用
マツトを得る。
Claims (1)
- 1 アレスリンを有効成分とする電気蚊取用殺虫
剤にアレスリン量の25〜100%量のN−(2−エチ
ルヘキシル)−1−イソプロピル−4−メチルビ
シクロ(2・2・2)オクト−5−エン−2・3
−ジカルボキシイミドを配合することを特徴とす
る殺虫効力持続法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8849177A JPS5423124A (en) | 1977-07-22 | 1977-07-22 | Sustaining of effect of volatile pesticide |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8849177A JPS5423124A (en) | 1977-07-22 | 1977-07-22 | Sustaining of effect of volatile pesticide |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5423124A JPS5423124A (en) | 1979-02-21 |
| JPS6135966B2 true JPS6135966B2 (ja) | 1986-08-15 |
Family
ID=13944271
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8849177A Granted JPS5423124A (en) | 1977-07-22 | 1977-07-22 | Sustaining of effect of volatile pesticide |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5423124A (ja) |
-
1977
- 1977-07-22 JP JP8849177A patent/JPS5423124A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5423124A (en) | 1979-02-21 |
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