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JPS6137002B2 - - Google Patents
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JPS6137002B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6137002B2
JPS6137002B2 JP54096039A JP9603979A JPS6137002B2 JP S6137002 B2 JPS6137002 B2 JP S6137002B2 JP 54096039 A JP54096039 A JP 54096039A JP 9603979 A JP9603979 A JP 9603979A JP S6137002 B2 JPS6137002 B2 JP S6137002B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
roll
force
predetermined position
axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54096039A
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English (en)
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JPS5619914A (en
Inventor
Shigeru Ogawa
Juji Uehori
Hiromi Matsumoto
Hiroe Nakajima
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP9603979A priority Critical patent/JPS5619914A/ja
Publication of JPS5619914A publication Critical patent/JPS5619914A/ja
Publication of JPS6137002B2 publication Critical patent/JPS6137002B2/ja
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  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はロール胴部にスリーブを遊嵌させたス
リーブ遊嵌ロールを1又はそれ以上有する圧延機
において、スリーブを軸方向に移動させ、あるい
は軸方向の所定の位置に設定する方法に関する。
従来公知の多段圧延機における板の平坦度およ
びクラウンの制御法として、上下作業ロール間に
ロールベンデイング力をかけて作業ロールのたわ
みを変える方法が用いられているが、作業ロール
の肩部が補強ロールの面へ接触することになるた
め、制御機能が制約されて充分の効果が期待でき
ない。更に、特開昭51―103058号及び特開昭52―
97353号には4段圧延機の補強ロールにスリーブ
を板幅に応じた位置に設置することによつて板の
クラウンを制御する方法が提案されている。しか
しながら、これらの方法においては板幅の異なつ
た材料を圧延する場合に、スリーブ位置を変更す
る方法の実現化が疑問視されていた。この問題を
解決する方法として特開昭53―48051号及び特開
昭53―48052号の発明が本願の発明者等によつて
提案されている。これらの発明は第1図に示され
るように補強ロール3,3′の外面にスリーブ
4,4′を遊嵌させ、スリーブ4,4′を保持する
支腕の位置を調節する事によつて、圧延材1に応
じて適宜前記スリーブ4,4′をロール軸方向に
移動させ、作業ロール2,2′の肩部に対する拘
束程度を変化させ、もつて作業ロールのたわみを
制御し、かつロールベンデイング法の効果を高
め、あわせて補強ロールの寿命を大幅に向上させ
た圧延機を提案したものであり、補強ロール3,
3′とスリーブ4,4′とを遊嵌させ、螺旋または
流体圧シリンダーによつて該スリーブ4,4′を
保持する支腕をロール軸方向に移動させる事を特
徴とするものである。
前2者の発明に対して、後2者はスリーブ4と
ロール3との間に明確な間隙を設けて遊嵌する事
によつて、スリーブ4を圧延材1の板幅に応じて
ロール軸方向に移動させる事を可能な構造にした
ものである。
しかしながら、これらの圧延機で高速の圧延を
行なう場合には、次のような難点がある。すなわ
ち、スリーブを保持する支腕にかかる力が大きい
ため、支腕に大きな強度を持たせる必要があり、
特に高速圧延の場合は接触子、すなわち支腕に取
りつけられ、かつスリーブと接触する事によつて
スリーブを保持する拘束力をスリーブに直接加え
る機構の損耗が速く、さらに接触子の摩擦発熱が
大きいため、強力な冷却が必要であつた。
本発明の目的は、これらの難点を有利に解決
し、上述した圧延機に関する発明を完成するとと
もに、一般にスリーブ遊嵌ロールを有する圧延機
において、遊嵌スリーブを保持する全く新しい方
法を提出し、高速大量圧延に耐えるスリーブ保持
法を実現する事にある。
本発明の要旨は圧延機の少なくとも一つのロー
ルの胴部外周面に対して、回転自在、かつ軸方向
移動自在に少なくとも一つのスリーブを遊嵌し、
そのロール胴部外周面とスリーブ内周面との接す
るロール軸に平行な一直線上で、前記スリーブの
中心に向かう荷重を受け、その荷重に釣り合う力
をロールネツクから軸受を介して受けるロールを
有する圧延機において、該スリーブの該ロール軸
方向の位置を変える際に、スリーブの回転軸に平
行かつスリーブを移動させようとする方向と同じ
向きのベクトルと、上記荷重点における該ロール
の周速ベクトルとのなす角が小さくなる方向に、
該スリーブの軸をわずかに傾ける事によつてスリ
ーブをロール軸方向に移動させ、あるいは、スリ
ーブをロール軸方向の所定の位置に保持する際
に、スリーブ位置の所定の位置からのわずかなず
れを、上記したスリーブ位置を移動させる方法を
用いて修正する事によつてスリーブ位置をほぼ所
定の位置に保持させる事を特徴とする、遊嵌スリ
ーブの位置設定方法と、および、この方法を実現
するためのいくつかの新しい具体的な方法であ
る。
以下本発明を詳細に説明する。
本発明において、〔遊嵌〕とは、スリーブをロ
ールにはめる場合、軸方向及び周方向に拘束がな
く、単に該ロール外面とスリーブ内面との間の摩
擦力だけで同一周速でまわるようにスリーブをロ
ールに嵌装し、この時スリーブ内面とロール外面
の間には、目視で容易にわかる程度のスキマ、例
えば1mm以上(実際は3mm〜100mm)のスキマを
有しスリーブの軸がロールの軸に対して傾く事が
可能な状態でスリーブをロールにはめる事をい
う。
また〔荷重点〕とは、ロールに遊嵌したスリー
ブが、外面の1個所において、該スリーブと接触
する他のロールあるいは圧延材から、圧延力に起
因するスリーブ中心に向かう力を受けた場合に定
義される、スリーブ内面と該スリーブを遊嵌した
ロールの外面との間で上記力を伝達する接触領域
であつて、ロール軸と実質的に平行な線分状の領
域を特にスリーブの周方向の位置に着目してい
う。
本発明の作用効果を明確にするために、スリー
ブの傾きとスリーブの軸方向移動との関係を、ロ
ールの回転方向との関係に着目して、具体的な実
施例を例にとつて以下説明する。
第2図a,bは4段圧延機のバツクアツプロー
ル3にスリーブ4を遊嵌した場合の例におけるス
リーブの運動を示す図である。スリーブ4は、第
2図aに示す線分AoBo、または第2図bに示す
a点で、作業ロール2から、軸方向に延びる線状
の荷重を受けて、外周面は作業ロールに、内周面
はバツクアツプロール3に接している。バツクア
ツプロール3は、圧延作業中、第2図bに矢印V
の方向に回転している。従つて、スリーブ4の荷
重点a点における運動方向は第2図aに矢印Wで
示す方向である。
本実施例におけるスリーブ位置の設定は以下に
示す方法で行なわれる。即ち、スリーブ4は接触
子7,7′で両端をゆるくガイドされ、接触子
7,7′は支腕5に取り付けられ、支腕5のロー
ル軸方向の位置を変えあるいは保持する事によつ
て、スリーブ4の位置が変えられ、あるいは保持
される。
本発明の要旨で述べた、スリーブ4の移動方向
と、その軸を傾けるべき方向との関係を本実施例
で実現するために、接触子7,7′のスリーブ4
の周方向における位置は、第2図bに示す如く、
荷重点aと反対側の点bから、スリーブ及びロー
ルの回転方向(矢印Vで示される方向)にそつて
荷重点aに到る半円周上の部分におかれている。
まずスリーブ4をロール軸方向にそつて矢印y
の方向に移動させる場合を説明する。この時は支
腕5を矢印yの方向に移動させる事によつて接触
子7,7′を同方向に移動させる。するとスリー
ブ4は接触子7から矢印yの方向に力を受け、こ
のためスリーブ4は第2図aに一点鎖線で示した
如く、移動させるべき方向yから、荷重点におけ
るスリーブ4の速度方向Wの方向に回転させる方
向に、スリーブ4の軸がわずかに傾く。スリーブ
4が傾いた状態においては、第2図aに示す線分
AoBoは線分ABに移動している。線分ABで示さ
れる線状荷重を受けている部分は、矢印Wで示す
方向の運動をしているから線分ABは、僅かな時
間、回転した後に線分A′B′の位置に移動する。
スリーブ4が傾いた状態で回転はしているが、
軸方向には移動していないとすると、線分ABは
催かな時間回転した後には、線分A″B″の位置に
こなければならないが、実際には線分A′B′の位
置に来るわけであり、スリーブ4はその時間内に
ベクトルA″A′で示される量だけスリーブ4を移
動すべき方向(矢印y)に移動する事がわかる。
この場合、線分ABが線分A′B′に来る時間内に、
支腕5、従つて接触子7がベクトルA″A′で示さ
れる量だけ移動しておれば、スリーブ4の傾きは
第2図aに一点鎖線で示したものと平行に保た
れ、スリーブ4の軸方向移動が定常的に行なわれ
る。
このようにスリーブを強制的に移動する場合
は、スリーブ4はほぼ一定量だけ傾いた状態で移
動し、この時に必要な接触子7からの力はスリー
ブ4を一定の傾きに保つための力である。この時
のスリーブ4の傾きは線分A″A′の長さと線分
AA′の長さとの比で表わされるが、この比は上に
説明した如く、スリーブ4の軸方向の移動速度V
Sとロール周速度VRとの比VS/VRに等しい。必
要なスリーブの移動速度VSはロール周速VRに比
べて小さく、通常VS/VRは0.001〜0.01程度の
値で十分である。
このようにスリーブ4を強制的に軸方向に移動
する場合においてもスリーブ4の傾きの勾配は、
0.01〜0.001と非常に小さい。スリーブ4とロー
ル3との幾何学的な関係から、自然な状態におい
ては両者の軸は平行であり、これを強制的に一定
量だけ傾いた状態に保つには、スリーブ4および
ロール3が荷重点a近傍である程度弾性変形する
事が必要である。従つて接触子7にかかる力はス
リーブ4の傾きにほぼ比例するが、上述したよう
にスリーブ4の傾きは小さいから、極めて小さな
力(例えば、実験によれば高々0.005×圧延力)
でスリーブ4を軸方向に移動させる事が可能であ
る。
次にスリーブ4を一定の位置に保持する場合に
ついて説明する。この場合は支腕5、従つて接触
子7,7′の位置を所定の位置に保つておく。
今、何らかの理由、例えば、荷重の軸方向非対
称分布、あるいはロールの僅かな摩耗等の理由
で、スリーブ4が第2図aの矢印xの方向に移動
してきたとする。この場合はスリーブ4が所定の
位置よりも矢印xの方向にずれてきたわけである
から、矢印xと反対の方向、即ち矢印yの方向に
スリーブ4を移動すればよい。これは次の作用に
よつて行なわれる。即ち、スリーブ4が矢印xの
方向に移動してくると、接触子7とスリーブ4の
側面が接触し、このため、スリーブ4は第2図a
に一点鎖線で示した如く一時的に軸が傾く。この
傾きは、スリーブ4を矢印yの方向に移動する目
的で、支腕5を同方向に移動する場合と同じであ
り、既に説明したように、スリーブ4は矢印yの
方向にもどされる。ただし、この場合は接触子7
は移動していないから、スリーブ4が矢印yの方
向にもどされると、接触子7からスリーブ4に加
わる力は小さくなり、スリーブ4の傾きが小さく
なる。この状況はスリーブ4が矢印yの方向に移
動して、反対側の接触子7′と接触した場合も同
様であり、結局スリーブ4の位置は接触子7,
7′でガイドされた範囲で保持される事になる。
このように、スリーブ4の位置を本実施例の方法
で一定位置に保持する場合は、スリーブの傾きが
自動的に位置のずれを修正する方向になり、直ち
に位置ずれが修正されるため、スリーブの傾きは
極めてわずかな値(実験によれば0.001以下の勾
配)におさまつており、これに対応して、接触子
7,7′にかかる力も極めて小さい。
以上本発明の作用効果を、4段圧延機のバツク
アツプロールにスリーブを遊嵌し、のスリーブの
側面を、接触子7,7′でガイドする場合を例に
説明したが、本発明の応用はこれに限定されるも
のではない。即ち上述の例における説明から明ら
かなように、本発明が実施されるための条件は、
スリーブはロールに回転自在かつ軸方向移動自
在に遊嵌されていること、該スリーブおよび該
ロールはロール胴部の外周面とスリーブの内周面
との接するロール軸に平行な一直線上に分布し、
かつ、外方からスリーブ中心に向かう方向に作用
する荷重を受ける状態にあることであり、これら
の条件下でスリーブを軸方向に移動させる場合、
スリーブの軸を、スリーブを移動する方向から荷
重点におけるロール及びスリーブの速度の方向に
回転させる方向に傾ける事によつて移動させる
事、あるいはスリーブを一定位置に保持する場
合、上記したスリーブの移動方法を用いて、スリ
ーブ位置のずれを修正する事が本発明の要点であ
る。
従つてこの発明になる技術が適用できる圧延機
の形態としては、例えば、2段圧延機のロールに
スリーブを遊嵌して、スリーブで対象を圧延する
圧延機、あるいは多段圧延機の最終ロール、すな
わち4段圧延機であれば上、下あるいはそのいず
れか一方の補強ロールにスリーブを遊嵌した圧延
機等々である。
以下、上記、の条件を満足するスリーブ遊
嵌ロールを有する圧延機において、本発明の要旨
にそつて、遊嵌スリーブを移動させ、あるいは一
定位置に保持する実施例について具体的に説明す
る。
第3図a,bはスリーブの傾きを変える方法に
関する実施例を示したものである。同図ではスリ
ーブ4はバツクアツプロール3に遊嵌され、圧延
材1を圧延するワークロール2から荷重を受けて
いる。ローラー22,23はスリーブ4の外周部
分に圧力を加え、スリーブ4の傾きを変えるため
のものであり、これらのローラー22,23はハ
ウジング21内におさめられた液圧シリンダー内
の圧力を増加する事によつて、スリーブ4の外周
面に力を加え、もつてスリーブの傾きを変える作
用をする。ハウジング21はバー20に取り付け
られ、バー20は圧延機のハウジングポスト1
1,11′に固定され、ローラー22,23の受
ける反力は最終的には圧延機のハウジングポスト
11,11′で支持するように構成されている。
第4図a,bは上記実施例において、ローラー
22,23の圧力とスリーブ4の移動方向との関
係を示したものである。バツクアツプロール3お
よびスリーブ4は矢印Vの方向に回転しており、
従つて荷重点aにおけるバツクアツプロール3お
よびスリーブ4の速度は同図a,bに示す矢印W
の方向である場合を考える。この場合、スリーブ
4を矢印yの方向に移動しようとする場合は、既
に説明した如く、スリーブ4の軸を、スリーブ4
を移動すべき方向(矢印y)から、荷重点aにお
ける速度方向(矢印W)に回転する方向にわずか
に傾ければよい。即ちこの時は第4図aに示すロ
ーラー22の圧力を増せばよい。逆に、矢印yの
方向と反対方向に移動すべき時は、ローラー23
の圧力を増せばよい事は今までの説明から明らか
であろう。
第5図はこの実施例におけるスリーブ位置を所
定の位置に保つための制御回路を示す。図におい
て、実線は電気信号の流れ、点線は圧油の流れを
示す。この実施例においては、スリーブの軸方向
の位置を、例えばマグネスケールの如きスリーブ
位置検出器30を用いて検出し、スリーブ位置設
定器32からの信号との差を比較器33によつて
演算し、判別増幅器34によつて上記差の正負に
よつて、ローラー22およびローラー23のいず
れの圧力を増すべきかを判定し、夫々のローラー
22,23の圧力を調節する圧力調整弁36,3
7に圧力設定信号を送る。圧力調整弁36,37
は液圧源38から圧油を供給されており、上記の
圧力設定信号に応じて減圧した圧油を、夫々のロ
ーラー22,23を加圧する液圧シリンダーに供
給する。判別増幅器34はまた圧延方向切換スイ
ツチ35からの信号を参照するようになつてお
り、スリーブ位置検出器30と、スリーブ位置設
定器32とからの信号の正負および圧延方向に応
じて夫々のローラー22,23のいずれの圧力を
増すかを判定するようになつている。
このように制御回路を構成する事によつて、ス
リーブ位置を一定位置に保持する場合は、スリー
ブ位置設定器32からの信号を一定にしておけ
ば、実際のスリーブ位置と偏差が生じた場合は、
自動的にその偏差を修正する方向にスリーブの傾
きが変えられ、スリーブ位置を実質的にほぼ一定
の場所に保持する事ができる。また、圧延状態に
応じてスリーブの位置を変えたい場合は、スリー
ブ位置設定器32からの信号を新しいスリーブ位
置に対応した値に変更すれば、現在のスリーブ位
置との偏差が生じるから、その差にもとづいてス
リーブの傾きが調節され、スリーブを所定の位置
に移動する事ができる。
第6図a,bは別の実施例を示したものであ
る。この実施例においては、バツクアツプロール
3に遊嵌されたスリーブ4の両側端を小ローラー
41,42でガイドしている。これらの小ローラ
ー41,42は夫々大ローラー43,44と一諸
に、夫々ピン45,46のまわりに回転可能な状
態で共通の支腕5に取り付けられており、支腕5
は図示されていない方法で、ロール軸方向の位置
を変える事および保持する事が可能なように構成
されている。ここで小ローラー41,42、およ
び大ローラー43,44のスリーブ周方向の位置
は、バツクアツプロール3およびスリーブ4の回
転方向Vにそつて、第6図bに示す荷重点aを過
ぎた位置に第6図bに例示する如く位置してい
る。
この実施例においては、スリーブ4の位置の移
動及び保持は下記のような作用で行なわれる。ま
ずスリーブ4の位置を矢印yの方向に移動しよう
とする場合は支腕5を同方向に移動する。すると
小ローラー41がスリーブ4の側面に接触し小ロ
ーラー41はスリーブ4から力を受ける。小ロー
ラー41および大ローラー43はピン45のまわ
りに回転可能になつているから、これらのローラ
ー41,43がピン45のまわりに回転し、大ロ
ーラー43がスリーブ4の外周面に圧力を加え
る。
スリーブ4を矢印yの方向に移動するために適
当なスリーブ軸の傾きは第6図aに示した方向で
あり、大ローラー43からの圧力はこの方向にス
リーブ4を傾けるが、小ローラー41からの力は
逆の方向に傾ける作用を及ぼす。従つてこの実施
例の方法の場合は、大ローラー43の圧力は小ロ
ーラー41にかかる力を増大して、大ローラー4
3による力がスリーブの傾きに対して支配的な効
果を持つように設計されており、例えば本実施例
においては小ローラー41および大ローラー43
の圧力の作用線とピン45の距離をほぼ3対1の
割合にして、大ローラー43からスリーブ4の外
周面に加える力が、小ローラー41からスリーブ
4の側面に加える力の3倍になるように設計して
いる。このように小ローラー41にかかる力を増
力して大ローラー43からスリーブ4の外周面に
力を加える事によつて、スリーブ4の軸が傾き、
スリーブ4を支腕5を移動する方向に移動する事
ができる。
次にスリーブ4を軸方向の所定の位置に保持す
る場合を説明する。スリーブ4を一定位置に保持
するためには、支腕5を一定位置に保つておく。
この時、何らかの理由で、例えば矢印yと反対方
向にスリーブ4が移動してきたとすると、スリー
ブ4の側面が、小ローラー41にあたり、スリー
ブ4を矢印yの方向に移動する場合に説明したの
と同様に、大ローラー43がスリーブ4の外周面
に力を加え、スリーブ4の軸が傾いて、スリーブ
4が矢印yの方向に移動される。こうして、スリ
ーブ4の位置が所定の位置にもどると、小ローラ
ー41、および大ローラー43よりスリーブ4に
加えられる力、従つて、スリーブ4の傾きが小さ
くなり、スリーブ4はほぼ所定の位置に保たれ
る。
さらに、スリーブ位置検出端を押えローラ支承
用フレームに設ける実施例について以下に説明す
る。
第7図にその装置構成を示す。
第7図において、3はバツクアツプロールアー
バ、4はスリーブである。52,53は押えロー
ラであり、スリーブ4の胴部に半径方向の押圧力
を付加する。61は、非接触式ギヤツプセンサで
あり、押えローラ52,53の支承用フレームに
固設されている。62はギヤツプセンサ用アンプ
であつて、非接触式ギヤツプセンサからのスリー
ブ位置信号を増幅する。65は、ミル逆転時の切
換スイツチである。66,67はパワーアンプで
ある。68,69は、比例電磁式リリーフ弁であ
る。70,71は、油圧源である。72,73は
油圧シリンダであり、そのピストンロツドの一端
部に押えローラ52,53を支承しており押えロ
ーラ52,53をスリーブ半径方向に進退せしめ
る。74,75はスリーブ移動用シリンダであ
る。76,77は、バルブである。78は、電磁
切換弁、79,80はリリーフ弁、81,82
は、油圧源である。83は、流量制御弁である。
次に、上に述べたように構成されるスリーブの
位置設定装置の作用を説明する。
スリーブ4の位置は、押えローラ52,53の
何れか一方に固定した非接触式ギヤツプセンサ6
1により検出される。スリーブ4と、非接触式ギ
ヤツプセンサ61との相対位置が、ある平衡状態
から変化したとき、その変化量に比例した信号6
3を比例電磁式リリーフ弁69に入力し、信号6
3と符号が逆の信号64を比例電磁式リリーフ弁
68に入力する。その結果、2箇の押えローラ5
2,53間で押し付け力に差を生じてスリーブ4
をアーバ3の軸心に対して傾け、非接触式ギヤツ
プセンサ61とスリーブ4の相対位置(軸方向
の)を平衡状態に保つように制御する。
このように構成し、作用せしめることにより、
スリーブ4の位置検出端を、たとえばミルハウジ
ングに固定的に設置した装置構成に比し、制御が
簡単になるばかりでなく測定範囲の小さな検出端
を適用し得る効果がある。
ストリツプ等圧延材の圧延方向を逆向きにする
ミル逆転時には、スリーブ4の傾きに対して、ス
リーブ4の軸方向移動の向きが逆であるから、ミ
ル逆転時切換スイツチ65を切換えて、信号63
と64を入れ替える。
先に述べたスリーブ4の位置設定装置をユニツ
トとしてスリーブ4の軸方向に変位させることに
よつて、スリーブ4の軸方向における定常状態で
の位置を変更することができる。
この実施例の場合ユニツトを変位させるシフト
機構は油圧源81,82、リリーフ弁79、油圧
シリンダ74、電磁切換弁78、流量制御弁83
から成つており、電磁切換弁78によつてシフト
のON、OFFを行ない、シフト速度は、流量制御
弁83を調節することによつて制御される。
また、バルブ76は、通常“閉”の状態で上、
下スリーブの位置関係(軸方向における)を変更
するとき“開”の状態にしてスリーブ移動用シリ
ンダ75を作動させてたとえば下バツクアツプロ
ールに遊嵌されているスリーブのみを軸方向に変
位させて、上、下スリーブの軸方向における相対
位置の変更を行なう。バルブ77は、通常“開”
の状態で、押えローラ52,53をスリーブ4の
半径方向に引つ込めるときの背圧を、油圧源8
2、リリーフ弁80によつて与えておくべく機能
する。
さらに、比例電磁式リリーフ弁68,69のパ
ワーアンプ66,67には、予めバイアス電圧を
かけておき、作動中に押えローラ52,53が、
スリーブ4から離脱しないようにしておく。
以上の実施例に見る如く、スリーブの軸をわず
かに傾ける事によつて、スリーブを軸方向に移動
させ、あるいはスリーブ位置のわずかなずれをこ
の方法で修正する事によつて所定の位置に保つ方
法は、荷重点におけるスリーブ及びロールの速度
を等しく保つたまま行なう事ができるため、荷重
点における滑りが生じないため、極めてわずかな
力で行なう事ができ、スリーブ位置の保持装置の
必要強度を下げる事ができ、同時に摩擦発熱も少
なくなるため、スリーブ遊嵌ロールを有する圧延
機による高速圧延を可能ならしめるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はスリーブ遊嵌ロールを有する圧延機の
例を示す図、第2図はスリーブの傾きとスリーブ
の運動の関係を説明するための図、第3図はスリ
ーブの傾きを変えるための実施例を示す図、第4
図はスリーブ外周面へ加える力とスリーブ移動方
向の関係を説明する図であり、第1図〜第4図に
おいてaは圧延方向より見た正面図、bはある断
面より見た側面図であり、第5図は第3図に示し
た実施例における制御方法を示す図、第6図は別
の実施例を示す図であり、aは正面図、bは側面
図である。第7図はスリーブ位置検出端を押えロ
ーラ支承フレームに設ける実施例の装置構成を示
す図である。 1…圧延材、2,2′…ワークロール、3,
3′…バツクアツプロール、4,4′…スリーブ、
5…支腕、7,7′…接触子、10,11,1
1′…ハウジングポスト、20…バー、21…ハ
ウジング、22,23…ローラー、30…スリー
ブ位置検出器、32…スリーブ位置設定器、33
…比較器、34…判別増幅器、35…圧延方向切
換スイツチ、36,37…圧力調節弁、38…油
圧源、41,42…小ローラー、43,44…大
ローラー、45,46…ピン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 圧延機の少なくとも一つのロールの胴部外周
    面に対して、回転自在、かつ軸方向移動自在に少
    なくとも一つのスリーブを遊嵌し、そのロール胴
    部外周面とスリーブ内周面との接するロール軸に
    平行な一直線上で、前記スリーブの中心に向かう
    荷重を受け、その荷重に釣り合う力をロールネツ
    クから軸受を介して受けるロールを有する圧延機
    において、該スリーブの該ロール軸方向の位置を
    変えるに際し、スリーブの回転軸に平行かつスリ
    ーブを移動させようとする方向と同じ向きのベク
    トルと、上記荷重点における該ロールの周速ベク
    トルとのなす角が小さくなる方向に、該スリーブ
    の軸をわずかに傾ける事によつてスリーブをロー
    ル軸方向に移動させ、あるいは、スリーブをロー
    ル軸方向の所定の位置に保持する際に、スリーブ
    位置の所定の位置からのわずかなずれを、上記し
    たスリーブ位置を移動させる方法を用いて修正す
    る事によつてスリーブ位置をほぼ所定の位置に保
    持させる事を特徴とする遊嵌スリーブの位置設定
    方法。 2 スリーブ胴部の複数箇所で、スリーブ胴面に
    圧力を加え、各箇所の圧力を変える事によつてス
    リーブの軸を傾ける事を特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の位置設定方法。 3 スリーブのロール軸方向の位置を検出し、こ
    の検出信号と目標位置の指令信号との差にもとづ
    いてスリーブの傾きを変えてスリーブ位置を所定
    の位置に保持し、あるいはスリーブ位置を変更す
    る事を特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2
    項に記載の位置設定方法。 4 スリーブのロール軸方向の位置と所定位置と
    の間に差が生じた時、その所定位置からの差に応
    じて、スリーブ位置を所定の位置にもどす方向に
    ロール軸に平行な方向の力をスリーブに加えるス
    リーブ拘束機構を設け、このスリーブ拘束機構に
    加わる反力を増力する増力機構を通じ、この増力
    された力によつてスリーブ胴部に圧力を加える事
    を特徴とする特許請求の範囲第2項記載の位置設
    定方法。
JP9603979A 1979-07-30 1979-07-30 Setting method for position of loose fit sleeve Granted JPS5619914A (en)

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JPS58107215U (ja) * 1982-01-12 1983-07-21 住友金属工業株式会社 熱間レベル装置
JPS6284809A (ja) * 1985-10-09 1987-04-18 Showa Denko Kk 熱間圧延機

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