JPS6139020B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6139020B2 JPS6139020B2 JP52105947A JP10594777A JPS6139020B2 JP S6139020 B2 JPS6139020 B2 JP S6139020B2 JP 52105947 A JP52105947 A JP 52105947A JP 10594777 A JP10594777 A JP 10594777A JP S6139020 B2 JPS6139020 B2 JP S6139020B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- koji
- miso
- okara
- rice bran
- making
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Beans For Foods Or Fodder (AREA)
Description
本発明は、味噌の醸造法に関する。従来、味噌
の醸造法において、おからを、別個に糠等の澱粉
原料で製麹した麹と共に味噌仕込原料として利用
することや、糠、大豆粕、〓と籾殻又は藁粉の混
合物を製麹原料として味噌用麹を製造すること、
魚粉、脱脂糠及び大豆粕、アミノ酸液並に糖密の
混合物を製麹することが知られているが、いづれ
の場合も、糠を製麹の原料に使用する場合、麹菌
の生育に必要な水分を、糠を水に浸漬したり、配
合原料に水を噴霧したりする手間を要した。又焼
酎糟と糠との混合物を製麹の原料とするものがあ
るが、焼酎糟には酵素が含まれているので、混合
物の酵素分解が行なわれるので、味噌麹用の種麹
が該混合物に作用して分泌する主として糠化酵素
や蛋白分解酵素の生産量、従つてそれらの酵素力
価がそれだけに小さい麹として得られる欠点があ
る。 本発明は、かゝる従来の製麹時における加水作
業を省略し簡単に製麹でき、且つこれら酵素力価
の増大した麹を得られ、これにより早期に風味の
良い味噌を得るようにした味噌の醸造法を提供す
るもので、おからと糠とを、その夫々の水分含有
量を考慮しながら水分含有量が約35〜65%の範囲
内の混合物を得るように配合することを特徴と
し、次でこの混合物を常法により製麹、仕込み、
熟成して成る。 即ち本発明は原料としておからと糠とを組合せ
て適宜配合する点にメリツトを有する。たとえば
おからだけで製麹しようとする場合は、製麹上水
分が過剰で且つ栄養成分が不足し良好な製麹が得
られない。又糠だけを製麹の原料とする場合は水
分が不足し、又特に製麹に当り味噌玉に調製して
も種麹の繁殖に必要な適度の通気性がなく良好な
麹が得られない。尚、大豆、米を原料とする通常
の味噌醸造に於いて増量剤としておから又は糠を
添加してもあまり製造コストは低下せず而もおか
ら臭、糠臭がのこり味噌の品質を劣化せしめるも
のとなる。 然るに、本発明に従つて、おからと糠とを配合
して味噌を醸造するときは、価格に於いて味噌の
半分以下となり、その品質も通常の味噌と変らな
いものが出来る。而もおからと糠との配合により
おからの栄養成分不足を米糠で補うこととなり、
又糠の通気性不足はおからで付与し、混合物は適
度の粗い通気性を有するものとなるので、その蒸
煮工程に於いてその内部まで充分蒸気加熱するこ
とが出来るので容易迅速な蒸煮ができると共に製
麹工程に於いて重要な種麹、乳酸菌の繁殖に必要
な適宜の多孔性をもつた味噌玉を調製できて、良
好な製麹効果を与える。尚、通常おからは豆腐製
造後のものをそのまゝ原料とするが、この場合は
おからの水分含有量は約85%あるが、糠(水分含
有量約13%)を配合されることによりその水分は
糠に吸収される一方糠は水分を増大し、結局全体
として製麹に適した混合物が直ちに両者の混合に
より調製されることとなる。このように、おから
と糠との組合せにより相互に欠点を補ない合い良
好な製麹原料を調製することが出来る。多くの実
験によれば、これら混合物の水分含有量は約35〜
65%の範囲が製麹に適し、36%以下では水分不足
で麹菌の生育が不充分で、65%以上の場合は水分
過剰で雑菌におかされ易く麹が腐敗することが認
められた。而して、就中、水分含有量約37〜45%
の範囲は最も良好な製麹を安全にもたらすことが
分つた。おからと糠の配分割合は、上記の混合物
の所要水分含有量が得られるように配合し、おか
ら(水分約84%)1対糠(水分約13%)約2.2〜
0.4、好ましくは前者1対後者約1.9〜1.2の重量割
合で混合したものが使用される。このように本発
明によれば、おからと糠とを所定の割合で単に混
合するだけで、所要の水分含有量の製麹原料が得
られ、従来の麹原料を水に浸漬したり、これに水
を噴霧し、水分含有量を調節する手間を省くこと
ができる。このように調製した混合物を、常法に
より無加圧乃至加圧蒸煮し、次で冷却した後適度
の大きさの円柱状、球状等の味噌玉をつくり、こ
れに種麹を撤布し、麹室にて常法により製麹す
る。この工程に於いて適度の水分条件、通気性、
栄養分を有する味噌玉のため、麹菌、乳酸菌は良
好に繁殖し強力な麹となると共に、好ましいこと
にはおから臭、糠臭は半減する。これは麹菌、乳
酸菌によるものと思われる。又この場合、その製
麹原料は、従来の焼酎糟と糠とを混合した製麹原
料と異なり、酵素により炭水化物、蛋白質等の含
有成分が分解作用を受けてないので、それだけ、
味噌用種麹がこれらに作用するのでこれに伴ない
主糖化酵素、蛋白分解酵素その他の酵素が比較的
多く生じた、比較的酵素力の増大した味噌用麹が
得られる。 次に出麹した麹をくだいて常法のように食塩11
〜13%、水分45〜52%になるように混合して桶等
の容器に仕込み、所要期間熟成させる。得られた
味噌はおから臭、糠臭が全くなく、而も風味、風
合に於いて通常の大豆、米を原料として醸造した
普通味噌と変りがなかつた。本発明により得られ
た味噌はそのまま家庭用の味噌汁等の調理用に又
調合味噌或は加工用味噌用として利用される。 実施例 下記表1に示す組成を有するおからと米糠とを
原料とする。
の醸造法において、おからを、別個に糠等の澱粉
原料で製麹した麹と共に味噌仕込原料として利用
することや、糠、大豆粕、〓と籾殻又は藁粉の混
合物を製麹原料として味噌用麹を製造すること、
魚粉、脱脂糠及び大豆粕、アミノ酸液並に糖密の
混合物を製麹することが知られているが、いづれ
の場合も、糠を製麹の原料に使用する場合、麹菌
の生育に必要な水分を、糠を水に浸漬したり、配
合原料に水を噴霧したりする手間を要した。又焼
酎糟と糠との混合物を製麹の原料とするものがあ
るが、焼酎糟には酵素が含まれているので、混合
物の酵素分解が行なわれるので、味噌麹用の種麹
が該混合物に作用して分泌する主として糠化酵素
や蛋白分解酵素の生産量、従つてそれらの酵素力
価がそれだけに小さい麹として得られる欠点があ
る。 本発明は、かゝる従来の製麹時における加水作
業を省略し簡単に製麹でき、且つこれら酵素力価
の増大した麹を得られ、これにより早期に風味の
良い味噌を得るようにした味噌の醸造法を提供す
るもので、おからと糠とを、その夫々の水分含有
量を考慮しながら水分含有量が約35〜65%の範囲
内の混合物を得るように配合することを特徴と
し、次でこの混合物を常法により製麹、仕込み、
熟成して成る。 即ち本発明は原料としておからと糠とを組合せ
て適宜配合する点にメリツトを有する。たとえば
おからだけで製麹しようとする場合は、製麹上水
分が過剰で且つ栄養成分が不足し良好な製麹が得
られない。又糠だけを製麹の原料とする場合は水
分が不足し、又特に製麹に当り味噌玉に調製して
も種麹の繁殖に必要な適度の通気性がなく良好な
麹が得られない。尚、大豆、米を原料とする通常
の味噌醸造に於いて増量剤としておから又は糠を
添加してもあまり製造コストは低下せず而もおか
ら臭、糠臭がのこり味噌の品質を劣化せしめるも
のとなる。 然るに、本発明に従つて、おからと糠とを配合
して味噌を醸造するときは、価格に於いて味噌の
半分以下となり、その品質も通常の味噌と変らな
いものが出来る。而もおからと糠との配合により
おからの栄養成分不足を米糠で補うこととなり、
又糠の通気性不足はおからで付与し、混合物は適
度の粗い通気性を有するものとなるので、その蒸
煮工程に於いてその内部まで充分蒸気加熱するこ
とが出来るので容易迅速な蒸煮ができると共に製
麹工程に於いて重要な種麹、乳酸菌の繁殖に必要
な適宜の多孔性をもつた味噌玉を調製できて、良
好な製麹効果を与える。尚、通常おからは豆腐製
造後のものをそのまゝ原料とするが、この場合は
おからの水分含有量は約85%あるが、糠(水分含
有量約13%)を配合されることによりその水分は
糠に吸収される一方糠は水分を増大し、結局全体
として製麹に適した混合物が直ちに両者の混合に
より調製されることとなる。このように、おから
と糠との組合せにより相互に欠点を補ない合い良
好な製麹原料を調製することが出来る。多くの実
験によれば、これら混合物の水分含有量は約35〜
65%の範囲が製麹に適し、36%以下では水分不足
で麹菌の生育が不充分で、65%以上の場合は水分
過剰で雑菌におかされ易く麹が腐敗することが認
められた。而して、就中、水分含有量約37〜45%
の範囲は最も良好な製麹を安全にもたらすことが
分つた。おからと糠の配分割合は、上記の混合物
の所要水分含有量が得られるように配合し、おか
ら(水分約84%)1対糠(水分約13%)約2.2〜
0.4、好ましくは前者1対後者約1.9〜1.2の重量割
合で混合したものが使用される。このように本発
明によれば、おからと糠とを所定の割合で単に混
合するだけで、所要の水分含有量の製麹原料が得
られ、従来の麹原料を水に浸漬したり、これに水
を噴霧し、水分含有量を調節する手間を省くこと
ができる。このように調製した混合物を、常法に
より無加圧乃至加圧蒸煮し、次で冷却した後適度
の大きさの円柱状、球状等の味噌玉をつくり、こ
れに種麹を撤布し、麹室にて常法により製麹す
る。この工程に於いて適度の水分条件、通気性、
栄養分を有する味噌玉のため、麹菌、乳酸菌は良
好に繁殖し強力な麹となると共に、好ましいこと
にはおから臭、糠臭は半減する。これは麹菌、乳
酸菌によるものと思われる。又この場合、その製
麹原料は、従来の焼酎糟と糠とを混合した製麹原
料と異なり、酵素により炭水化物、蛋白質等の含
有成分が分解作用を受けてないので、それだけ、
味噌用種麹がこれらに作用するのでこれに伴ない
主糖化酵素、蛋白分解酵素その他の酵素が比較的
多く生じた、比較的酵素力の増大した味噌用麹が
得られる。 次に出麹した麹をくだいて常法のように食塩11
〜13%、水分45〜52%になるように混合して桶等
の容器に仕込み、所要期間熟成させる。得られた
味噌はおから臭、糠臭が全くなく、而も風味、風
合に於いて通常の大豆、米を原料として醸造した
普通味噌と変りがなかつた。本発明により得られ
た味噌はそのまま家庭用の味噌汁等の調理用に又
調合味噌或は加工用味噌用として利用される。 実施例 下記表1に示す組成を有するおからと米糠とを
原料とする。
【表】
上記のおから10Kg、米糠16Kgを混合し水分40%
程度に調整し、これを加圧缶にて110℃、30分加
圧蒸しをして40〜45℃に冷却し、次でこれを玉握
機にて味噌玉につくる。例えば径20〜30mm、長さ
40〜50mmの円柱状の味噌玉とする。これに種麹菌
アスペルギルスオリゼを種付して、麹室に入れ常
法により製麹する。40時間程度で味噌玉麹が出来
る。このようにした得た麹は、おから臭、糠臭は
半減していた。この玉麹を割つて塩4Kg、水6Kg
を加えよく混合した桶に入れ、常法の温醸経過に
より2〜3ケ月熟成で目的とする味噌が得られ
た。この味噌は、おから臭、糠臭は全くなく、外
観、風味等は通常の味噌と変らないものであつ
た。これは加工用味噌として優れている。この成
分の1例を下記に通常のみそと対比して示す。
程度に調整し、これを加圧缶にて110℃、30分加
圧蒸しをして40〜45℃に冷却し、次でこれを玉握
機にて味噌玉につくる。例えば径20〜30mm、長さ
40〜50mmの円柱状の味噌玉とする。これに種麹菌
アスペルギルスオリゼを種付して、麹室に入れ常
法により製麹する。40時間程度で味噌玉麹が出来
る。このようにした得た麹は、おから臭、糠臭は
半減していた。この玉麹を割つて塩4Kg、水6Kg
を加えよく混合した桶に入れ、常法の温醸経過に
より2〜3ケ月熟成で目的とする味噌が得られ
た。この味噌は、おから臭、糠臭は全くなく、外
観、風味等は通常の味噌と変らないものであつ
た。これは加工用味噌として優れている。この成
分の1例を下記に通常のみそと対比して示す。
【表】
このように本発明によるときは、おからと糠と
を、夫々の水分含有量を考慮し乍ら、この混合物
の水分含有量が約35〜65%の範囲内になるように
配合したので、単に両原料の配合により簡単に所
定の製麹原料が得られ、従来の製麹原料に加水し
て所定の水分含有量のものとする手間を省き、製
麹原料の調製が簡単迅速にでき、而もおからと糠
の上記特定の配合は、味噌用麹の良好な生育をも
たらし、これら原料に含まれる新鮮な蛋白質や炭
水化物の酵素分解過程で、蛋白質分解酵素、糖化
分解酵素などの分泌量の増大したこれらの酵素力
価の大きい味噌麹が得られ、このような麹により
常法により味噌を醸造するときは、おから臭及び
糠臭のない而も風味の良い味噌が短期間に醸造で
きる等の効果を有する。
を、夫々の水分含有量を考慮し乍ら、この混合物
の水分含有量が約35〜65%の範囲内になるように
配合したので、単に両原料の配合により簡単に所
定の製麹原料が得られ、従来の製麹原料に加水し
て所定の水分含有量のものとする手間を省き、製
麹原料の調製が簡単迅速にでき、而もおからと糠
の上記特定の配合は、味噌用麹の良好な生育をも
たらし、これら原料に含まれる新鮮な蛋白質や炭
水化物の酵素分解過程で、蛋白質分解酵素、糖化
分解酵素などの分泌量の増大したこれらの酵素力
価の大きい味噌麹が得られ、このような麹により
常法により味噌を醸造するときは、おから臭及び
糠臭のない而も風味の良い味噌が短期間に醸造で
きる等の効果を有する。
Claims (1)
- 1 おからと糠とを、その夫々の水分含有量を考
慮し乍ら、水分含有量が約35〜65%の範囲内の混
合物を得るように配合することを特徴とし、次で
この混合物を、常法により製麹、仕込み、熟成し
て成る味噌の醸造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10594777A JPS5441396A (en) | 1977-09-05 | 1977-09-05 | *miso* making method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10594777A JPS5441396A (en) | 1977-09-05 | 1977-09-05 | *miso* making method |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5441396A JPS5441396A (en) | 1979-04-02 |
| JPS6139020B2 true JPS6139020B2 (ja) | 1986-09-02 |
Family
ID=14421028
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10594777A Granted JPS5441396A (en) | 1977-09-05 | 1977-09-05 | *miso* making method |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5441396A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62253356A (ja) * | 1986-01-07 | 1987-11-05 | Junji Yamada | 新規発酵調味食品 |
| JPH0223846A (ja) * | 1988-07-11 | 1990-01-26 | Japan Steel Works Ltd:The | 液体状味噌風調味料の速醸方法 |
| JP2004147551A (ja) * | 2002-10-30 | 2004-05-27 | Toshihiro Unno | 発酵米ぬか液の製造方法、解凍軟化畜肉の製造方法、変色防止味噌の製造方法および変敗防止漬物の製造方法 |
-
1977
- 1977-09-05 JP JP10594777A patent/JPS5441396A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5441396A (en) | 1979-04-02 |
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