JPS6143831B2 - - Google Patents
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- JPS6143831B2 JPS6143831B2 JP16314182A JP16314182A JPS6143831B2 JP S6143831 B2 JPS6143831 B2 JP S6143831B2 JP 16314182 A JP16314182 A JP 16314182A JP 16314182 A JP16314182 A JP 16314182A JP S6143831 B2 JPS6143831 B2 JP S6143831B2
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 37
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 8
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 5
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- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 3
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- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- General Induction Heating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えば複数の加熱コイルを有する高
周波誘導加熱装置の高周波発振器と加熱コイルと
の間に設けられる高周波電力切替装置に関するも
のである。
周波誘導加熱装置の高周波発振器と加熱コイルと
の間に設けられる高周波電力切替装置に関するも
のである。
高周波誘導加熱装置において1台の高周波発振
機に対して2台以上の加熱コイルを設け、高周波
電力切替装置によつて高周波電力を切替えて交互
に加熱作業を行うことは、被加熱物の取り付け、
加熱、取りはずしの作業サイクルの必要上、従来
からしばしば行われていたことである。従来の高
周波電力切替装置の構造は、第1図に示す回転摺
動形と第2図に示す端面圧着形がその代表的な例
である。第1図に示す回転摺動形において、記号
1は高周波発振機、2は高周波電力切替装置の筐
体、3,4は加熱コイル、5,6は可動切替接触
子である。7は可動切替接触子5側の固定接点で
あつて同一円周上に3個並んでおり、後述する動
作説明の都合上Hl、Hf、Hrの符号をつけてお
く。8は7と同様に可動切替接触子6側の固定接
点であつてLl、Lf、Lrの符号をつけておく。9
は可動切替接触子5及び6を機械的に接続する絶
縁棒で、その中央部にはモータ10が接続されて
いる。モータ10の回転の結果、可動切替接触子
5及び6によつて固定接点HfとHl及びLfとLl
とが導通状態になるか、又はHfとHr及びLfとL
rとが導通状態になるかによつて、高周波発振機
からの高周波電力が切り替えられる構造である。
この構造では高圧側の固定接点7(すなわちH
f、Hl、Hr)と接地側固定接点(すなわちLf、
Ll、Lr)とは互にかなり離れた位置にあり、
(高周波発振機の出力フイーダF5、F6の片方
−第1図ではF6−は通常高周波発振機内で接地
される)加熱コイル3へはHlとLlから、また加
熱コイル4へはHrとLrから高周波電力を供給し
なければならないので、筐体2の内部フイーダの
形状は複雑とならざるを得ない。例えば加熱コイ
ル3に通電している第1図の接続状態において
は、フイーダF5,F1,F2,F6は大きな面
積を囲むことになり、通電によつて大きな磁束を
発生する。したがつて、筐体2を十分に大きくし
ないと筐体を多くの高周波磁束が貫通するので、
筐体の一部が誘導加熱されることになる。また、
非通電側のフイーダF3とF4(F1,F2,F
5,F6も同様)は対地漂遊容量を持つており、
また例えば100KWというような大電力の装置で
はパイプを使用して内部に冷却水を流す構造であ
つて、その端部は(図示してないが)冷却水の管
路を通じて高抵抗ながら接地されているので、通
電側の発生する高周波磁束に対してピツクアツプ
コイルとして働き、加熱コイル4に誘導電流を流
したり、加熱コイル4に筐体など接地部分に対し
て高電圧を与えることがある。なお、この構造に
おいては非通電側フイーダと通電側フイーダ間の
静電結合も大きいので非通電側加熱コイルを高電
位にする原因となる。これらに対して非通電側加
熱コイルにおける作業者の安全を守るためには、
非通電側のフイーダを筐体からの出口に近いとこ
ろで短絡、接地する手段を十分に設ける必要があ
つた。更に、可動切替接触子は固定接点に摺動し
て接触するので、各々の接点が摩耗して接点の接
触不良を生ずることがあつた。
機に対して2台以上の加熱コイルを設け、高周波
電力切替装置によつて高周波電力を切替えて交互
に加熱作業を行うことは、被加熱物の取り付け、
加熱、取りはずしの作業サイクルの必要上、従来
からしばしば行われていたことである。従来の高
周波電力切替装置の構造は、第1図に示す回転摺
動形と第2図に示す端面圧着形がその代表的な例
である。第1図に示す回転摺動形において、記号
1は高周波発振機、2は高周波電力切替装置の筐
体、3,4は加熱コイル、5,6は可動切替接触
子である。7は可動切替接触子5側の固定接点で
あつて同一円周上に3個並んでおり、後述する動
作説明の都合上Hl、Hf、Hrの符号をつけてお
く。8は7と同様に可動切替接触子6側の固定接
点であつてLl、Lf、Lrの符号をつけておく。9
は可動切替接触子5及び6を機械的に接続する絶
縁棒で、その中央部にはモータ10が接続されて
いる。モータ10の回転の結果、可動切替接触子
5及び6によつて固定接点HfとHl及びLfとLl
とが導通状態になるか、又はHfとHr及びLfとL
rとが導通状態になるかによつて、高周波発振機
からの高周波電力が切り替えられる構造である。
この構造では高圧側の固定接点7(すなわちH
f、Hl、Hr)と接地側固定接点(すなわちLf、
Ll、Lr)とは互にかなり離れた位置にあり、
(高周波発振機の出力フイーダF5、F6の片方
−第1図ではF6−は通常高周波発振機内で接地
される)加熱コイル3へはHlとLlから、また加
熱コイル4へはHrとLrから高周波電力を供給し
なければならないので、筐体2の内部フイーダの
形状は複雑とならざるを得ない。例えば加熱コイ
ル3に通電している第1図の接続状態において
は、フイーダF5,F1,F2,F6は大きな面
積を囲むことになり、通電によつて大きな磁束を
発生する。したがつて、筐体2を十分に大きくし
ないと筐体を多くの高周波磁束が貫通するので、
筐体の一部が誘導加熱されることになる。また、
非通電側のフイーダF3とF4(F1,F2,F
5,F6も同様)は対地漂遊容量を持つており、
また例えば100KWというような大電力の装置で
はパイプを使用して内部に冷却水を流す構造であ
つて、その端部は(図示してないが)冷却水の管
路を通じて高抵抗ながら接地されているので、通
電側の発生する高周波磁束に対してピツクアツプ
コイルとして働き、加熱コイル4に誘導電流を流
したり、加熱コイル4に筐体など接地部分に対し
て高電圧を与えることがある。なお、この構造に
おいては非通電側フイーダと通電側フイーダ間の
静電結合も大きいので非通電側加熱コイルを高電
位にする原因となる。これらに対して非通電側加
熱コイルにおける作業者の安全を守るためには、
非通電側のフイーダを筐体からの出口に近いとこ
ろで短絡、接地する手段を十分に設ける必要があ
つた。更に、可動切替接触子は固定接点に摺動し
て接触するので、各々の接点が摩耗して接点の接
触不良を生ずることがあつた。
また、第2図に示す従来の端面圧着形において
1は高周波発振機、2は高周波電力切替装置の筐
体、3,4は加熱コイル、5及び6は可動切替接
触子であつて、両端にそれぞれ移動接点Hf及び
Lfを持つている。7は加熱コイル3側の固定接
点、8は加熱コイル4側の固定接点で、高圧側H
l、Hr、接地側Ll、Lrの符号をつけておく。9
は移動接点Hfに接続された柔軟性のあるフイー
ダ、10は9と同様の移動接点Lfに接続された
柔軟性のあるフイーダであり、11及び12はそ
れぞれ可動切替接触子5及び6を移動するための
両軸シリンダであつて、これらのシリンダを同時
に空気圧又は油圧で同方向に移動させ、それぞれ
HlとHf及びLlとLfとを接触させるか、もしく
はHfとHr及びLrとLfとを接触させることによ
つて加熱コイル3又は加熱コイル4へ高周波電力
を切り替えて供給する構造である。そしてこの形
の場合も上記回転摺動形の場合と同様の欠点を有
する。また、柔軟性のあるフイーダ9,10は屈
曲の繰返し使用の結果破損することもある。
1は高周波発振機、2は高周波電力切替装置の筐
体、3,4は加熱コイル、5及び6は可動切替接
触子であつて、両端にそれぞれ移動接点Hf及び
Lfを持つている。7は加熱コイル3側の固定接
点、8は加熱コイル4側の固定接点で、高圧側H
l、Hr、接地側Ll、Lrの符号をつけておく。9
は移動接点Hfに接続された柔軟性のあるフイー
ダ、10は9と同様の移動接点Lfに接続された
柔軟性のあるフイーダであり、11及び12はそ
れぞれ可動切替接触子5及び6を移動するための
両軸シリンダであつて、これらのシリンダを同時
に空気圧又は油圧で同方向に移動させ、それぞれ
HlとHf及びLlとLfとを接触させるか、もしく
はHfとHr及びLrとLfとを接触させることによ
つて加熱コイル3又は加熱コイル4へ高周波電力
を切り替えて供給する構造である。そしてこの形
の場合も上記回転摺動形の場合と同様の欠点を有
する。また、柔軟性のあるフイーダ9,10は屈
曲の繰返し使用の結果破損することもある。
本発明は、上述のように漏洩磁束による高周波
電力切替装置の筐体の誘導加熱の問題、摺動によ
る接点の摩耗又は柔軟性フイーダの繰返し使用に
よる破損の問題を解決すると共に、非通電側加熱
コイルへの高電圧の誘起を完全に防止することを
目的としてなされたものであり、以下詳細に説明
する。
電力切替装置の筐体の誘導加熱の問題、摺動によ
る接点の摩耗又は柔軟性フイーダの繰返し使用に
よる破損の問題を解決すると共に、非通電側加熱
コイルへの高電圧の誘起を完全に防止することを
目的としてなされたものであり、以下詳細に説明
する。
本発明の一実施例として、1台の高周波発振機
に対して2台の加熱コイルを有する場合につい
て、高周波電力切替装置の主要部分の構成図を第
3図に示す。図中1は高周波発振機、2は高周波
電力切替装置の筐体、3,4は加熱コイル、5は
高圧側の可動切替接触子、6は接地側の可動切替
接触子である。第3図は可動切替接触子5及び6
が加熱コイル3に通電している位置にあることを
示す。7は絶縁板10(誘電率及び高周波損失が
小きく絶縁耐力の高い材質のものが選ばれる)を
挾んで設けられた固定接点であつて、後述の説明
の都合上高圧側にHl、Hf、Hr、接地側にはL
l、Lf、Lrの符号をつけておく。8と9は非通電
状態にある高圧側固定接点と接地側固定接点とを
その中央部の接点によつて電気的に短絡し、通電
側にあるときにはその中央部の接点が固定接点か
ら離れて筐体に接触するアース板バネであつて、
いずれもその両端が移動板14に固着されてい
る。第3図においてはアース板バネ8は筐体2に
接触し、アース板バネ9が固定接点HrとLrとを
短絡している。11は可動切替接触子5の支持
棒、12は可動切替接触子5の接点部導体とその
支持棒11とを絶縁する絶縁板である。13は可
動切替接触子5の支持棒11がゆるく嵌合してい
る支え板であつて、リンク15及びバネ20を介
して移動板14に取り付けられている。16は支
え板13の両端に取り付けられたコロ、17は筐
体に取り付けられたストツパ、18は移動板14
がそれに沿つて移動するためのガイド軸、19は
コイルバネである。移動板14はピストンロツド
23を介して空気シリンダ21によつて駆動され
る。22は21に供給される空気圧を切り替える
電磁弁である。なお、可動切替接触子6を移動さ
せるための機構は、第3図に示されているように
上下対称に配置されているので説明を省略する。
に対して2台の加熱コイルを有する場合につい
て、高周波電力切替装置の主要部分の構成図を第
3図に示す。図中1は高周波発振機、2は高周波
電力切替装置の筐体、3,4は加熱コイル、5は
高圧側の可動切替接触子、6は接地側の可動切替
接触子である。第3図は可動切替接触子5及び6
が加熱コイル3に通電している位置にあることを
示す。7は絶縁板10(誘電率及び高周波損失が
小きく絶縁耐力の高い材質のものが選ばれる)を
挾んで設けられた固定接点であつて、後述の説明
の都合上高圧側にHl、Hf、Hr、接地側にはL
l、Lf、Lrの符号をつけておく。8と9は非通電
状態にある高圧側固定接点と接地側固定接点とを
その中央部の接点によつて電気的に短絡し、通電
側にあるときにはその中央部の接点が固定接点か
ら離れて筐体に接触するアース板バネであつて、
いずれもその両端が移動板14に固着されてい
る。第3図においてはアース板バネ8は筐体2に
接触し、アース板バネ9が固定接点HrとLrとを
短絡している。11は可動切替接触子5の支持
棒、12は可動切替接触子5の接点部導体とその
支持棒11とを絶縁する絶縁板である。13は可
動切替接触子5の支持棒11がゆるく嵌合してい
る支え板であつて、リンク15及びバネ20を介
して移動板14に取り付けられている。16は支
え板13の両端に取り付けられたコロ、17は筐
体に取り付けられたストツパ、18は移動板14
がそれに沿つて移動するためのガイド軸、19は
コイルバネである。移動板14はピストンロツド
23を介して空気シリンダ21によつて駆動され
る。22は21に供給される空気圧を切り替える
電磁弁である。なお、可動切替接触子6を移動さ
せるための機構は、第3図に示されているように
上下対称に配置されているので説明を省略する。
第4図は、第3図を下方から見て電極の配置と
フイーダの接続の状況を示した図である。可動切
替接触子5と固定接点7のうちHl、Hf、Hrは、
絶縁板10の裏側にそれぞれ可動切替接触子6及
び固定接点Ll、Lf、Lrと対向する位置に存在す
る。また第3図においては、加熱コイル3から固
定接点Hl、Llへのフイーダの取り付け及び入力
フイーダの固定接点Hf、Lfへの取り付けを便宜
上横方向に図示したが、第4図のように入・出力
のフイーダは実際には固定接点に対して互に反対
方向から取り付けられる。
フイーダの接続の状況を示した図である。可動切
替接触子5と固定接点7のうちHl、Hf、Hrは、
絶縁板10の裏側にそれぞれ可動切替接触子6及
び固定接点Ll、Lf、Lrと対向する位置に存在す
る。また第3図においては、加熱コイル3から固
定接点Hl、Llへのフイーダの取り付け及び入力
フイーダの固定接点Hf、Lfへの取り付けを便宜
上横方向に図示したが、第4図のように入・出力
のフイーダは実際には固定接点に対して互に反対
方向から取り付けられる。
第3図及び第4図から明らかなように、固定接
点7は板状の導体で、その高圧側と接地側とは絶
縁板10を挾んで狭い間隔で対向しており可動切
替接触子5及び6の導体部分も近距離で対向して
いるので、通電によつて発生する磁束の大部分は
これらの導体の附近に局限され、かつ入・出力の
フイーダの筐体内の部分の長さも短いので、通電
時に筐体を貫通する磁束を極めて少なくすること
ができ、数百KW以上の大電力を通電しても筐体
の一部が高周波誘導加熱されることは極めて少な
い。したがつて、筐体寸法を収容物に対してぎり
ぎりに近い寸法にまで小さくすることが可能であ
る。また、非通電側の高圧側固定接点と接地側固
定接点とはアース板バネで短絡され、移動板14
を介して他のアース板バネで筐体に接地されるの
で、電磁結合又は静電結合(いずれも小さい導体
配置となつている)によつて固定接点間又は固定
接点と筐体間に電圧を生じても、通電されていな
い加熱コイルに高電位を与えることはない。
点7は板状の導体で、その高圧側と接地側とは絶
縁板10を挾んで狭い間隔で対向しており可動切
替接触子5及び6の導体部分も近距離で対向して
いるので、通電によつて発生する磁束の大部分は
これらの導体の附近に局限され、かつ入・出力の
フイーダの筐体内の部分の長さも短いので、通電
時に筐体を貫通する磁束を極めて少なくすること
ができ、数百KW以上の大電力を通電しても筐体
の一部が高周波誘導加熱されることは極めて少な
い。したがつて、筐体寸法を収容物に対してぎり
ぎりに近い寸法にまで小さくすることが可能であ
る。また、非通電側の高圧側固定接点と接地側固
定接点とはアース板バネで短絡され、移動板14
を介して他のアース板バネで筐体に接地されるの
で、電磁結合又は静電結合(いずれも小さい導体
配置となつている)によつて固定接点間又は固定
接点と筐体間に電圧を生じても、通電されていな
い加熱コイルに高電位を与えることはない。
次にこの高周波電力切替装置の動作について説
明する。一般に高周波誘導加熱装置において通電
すべき加熱コイルを切り替えるときには、どちら
かの加熱コイルに通電中であればまず操作盤(図
示せず)のスイツチ操作で高周波発振機を停止し
てから切替スイツチを希望する加熱コイル側に入
れる。すなわち切替えは高周波発振機の停止中に
行われる。説明の都合上、第3図及び第4図に図
示されている左側の加熱コイル3側から右側の加
熱コイル4側へ切り替える場合について述べる。
第3図においては電磁弁22を通じて空気管P1側
に圧縮空気が供給されており、空気管P2側の空気
は抜けているので空気シリンダ21の作動の結果
として移動板14は図示のように左一杯の位置に
置かれている。したがつて、支え板13の左端の
コロ16はストツパ17に押しつけられ、リンク
15の作動で支え板13は移動板14に近づき、
コイルバネ19の弾力で可動切替接触子5は固定
接点7に圧着されている。そこで操作盤の切替ス
イツチを加熱コイル4側に入れると、電磁弁22
は下方に移動し、空気P1側の空気は抜け、空気管
P2側に圧縮空気が供給され、空気シリンダ21が
作動してピストンロツド23に結合している移動
板14はガイド軸18に沿つて右方向に移動す
る。このときバネ20の作用とリンク15が引き
起こされることによつて、リンク15は移動板1
4に対して垂直の状態となり、支え板13は移動
板14から遠ざかつた状態で移動する。したがつ
て、支え板13は支持棒11を押し上げ、可動切
替接触子5は固定接点Hl、Hfから離れ、固定接
点7と摺動することなく移動することができる。
そして移動板14が右方に移動し、その右端にあ
るコロ16が筐体2の右側のストツパ17に突き
当り止つたとき、移動板14は更にガイド軸18
に沿つて右方向に少しく移動することにより、コ
ロ16はストツパ17に沿つて移動し、リンク1
5は傾き、支え板13は移動板14側に引き寄せ
られ、コイルバネ19の弾力によつて可動切替接
触子5は固定接点HfとHrに向つて垂直に働きHf
とHrに圧着し、高圧側フイーダの切り替えが完
了したことになる。また、電磁弁22からの圧縮
空気が上下2個の空気シリンダ21に同時に供給
されるので、可動切替接触子5の切じ替え完了と
同時に可動切替接触子6の切り替えも完了する。
なお第3図においてアース板バネ9は非通電側の
固定接点HrとLrとを短絡しており、かつ移動板
14を介してアース板バネ8によつて筐体2に電
気的に接地されているが、移動板14の移動に伴
つてアース板バネ8は筐体から、またアース板バ
ネ9は固定接点Hr及びLrから離れ、切り替えが
終了した時点ではアース板バネ8は非通電側とな
つた固定接点HlとLlとを短絡し、アース板バネ
9が筐体2に接触することによつて移動板14を
介して固定接点Hl及びLlは接地される。
明する。一般に高周波誘導加熱装置において通電
すべき加熱コイルを切り替えるときには、どちら
かの加熱コイルに通電中であればまず操作盤(図
示せず)のスイツチ操作で高周波発振機を停止し
てから切替スイツチを希望する加熱コイル側に入
れる。すなわち切替えは高周波発振機の停止中に
行われる。説明の都合上、第3図及び第4図に図
示されている左側の加熱コイル3側から右側の加
熱コイル4側へ切り替える場合について述べる。
第3図においては電磁弁22を通じて空気管P1側
に圧縮空気が供給されており、空気管P2側の空気
は抜けているので空気シリンダ21の作動の結果
として移動板14は図示のように左一杯の位置に
置かれている。したがつて、支え板13の左端の
コロ16はストツパ17に押しつけられ、リンク
15の作動で支え板13は移動板14に近づき、
コイルバネ19の弾力で可動切替接触子5は固定
接点7に圧着されている。そこで操作盤の切替ス
イツチを加熱コイル4側に入れると、電磁弁22
は下方に移動し、空気P1側の空気は抜け、空気管
P2側に圧縮空気が供給され、空気シリンダ21が
作動してピストンロツド23に結合している移動
板14はガイド軸18に沿つて右方向に移動す
る。このときバネ20の作用とリンク15が引き
起こされることによつて、リンク15は移動板1
4に対して垂直の状態となり、支え板13は移動
板14から遠ざかつた状態で移動する。したがつ
て、支え板13は支持棒11を押し上げ、可動切
替接触子5は固定接点Hl、Hfから離れ、固定接
点7と摺動することなく移動することができる。
そして移動板14が右方に移動し、その右端にあ
るコロ16が筐体2の右側のストツパ17に突き
当り止つたとき、移動板14は更にガイド軸18
に沿つて右方向に少しく移動することにより、コ
ロ16はストツパ17に沿つて移動し、リンク1
5は傾き、支え板13は移動板14側に引き寄せ
られ、コイルバネ19の弾力によつて可動切替接
触子5は固定接点HfとHrに向つて垂直に働きHf
とHrに圧着し、高圧側フイーダの切り替えが完
了したことになる。また、電磁弁22からの圧縮
空気が上下2個の空気シリンダ21に同時に供給
されるので、可動切替接触子5の切じ替え完了と
同時に可動切替接触子6の切り替えも完了する。
なお第3図においてアース板バネ9は非通電側の
固定接点HrとLrとを短絡しており、かつ移動板
14を介してアース板バネ8によつて筐体2に電
気的に接地されているが、移動板14の移動に伴
つてアース板バネ8は筐体から、またアース板バ
ネ9は固定接点Hr及びLrから離れ、切り替えが
終了した時点ではアース板バネ8は非通電側とな
つた固定接点HlとLlとを短絡し、アース板バネ
9が筐体2に接触することによつて移動板14を
介して固定接点Hl及びLlは接地される。
なお本発明の実施例は、可動切替接触子を左右
に移動することによつて切替動作を行う第3図の
実施例に限定されるものではない。例えば上記直
線状配置の固定接点を扇形状配置とし、可動切替
接触子をモータ等で駆動して回転によつて切替動
作を行う構造を採ることも可能である。この場合
第3図の移動板14、支え板13に相当する部品
は円板状又は環状の形状(又はその一部の形状)
とし、可動切替接触子の圧着、離脱を行うために
は第3図のリンク機構の代りにカム機構の採用が
好都合である。また第3図においてはアース板バ
ネが固定接点の外側面に接触する構造であるが、
これに限定する必要はなく固定接点の上側面に接
触する構造を採ることも可能である。更に、3組
以上のフイーダに切替え給電する必要がある場合
には、本発明による2組のフイーダ用の高周波電
力切替装置を複数台組み合わせて使用するほか、
例えば入力フイーダの固定接点を2組以上、出力
フイーダの固定接点を3組以上円周上に配置して
回転形可動切替接触子を用いる構造、又は入力フ
イーダの固定接点を円環状とし、その外側に出力
フイーダの固定接点を円周上に配置して回転形可
動切替接触子を用いる構造などによつて容易に実
現することができる。
に移動することによつて切替動作を行う第3図の
実施例に限定されるものではない。例えば上記直
線状配置の固定接点を扇形状配置とし、可動切替
接触子をモータ等で駆動して回転によつて切替動
作を行う構造を採ることも可能である。この場合
第3図の移動板14、支え板13に相当する部品
は円板状又は環状の形状(又はその一部の形状)
とし、可動切替接触子の圧着、離脱を行うために
は第3図のリンク機構の代りにカム機構の採用が
好都合である。また第3図においてはアース板バ
ネが固定接点の外側面に接触する構造であるが、
これに限定する必要はなく固定接点の上側面に接
触する構造を採ることも可能である。更に、3組
以上のフイーダに切替え給電する必要がある場合
には、本発明による2組のフイーダ用の高周波電
力切替装置を複数台組み合わせて使用するほか、
例えば入力フイーダの固定接点を2組以上、出力
フイーダの固定接点を3組以上円周上に配置して
回転形可動切替接触子を用いる構造、又は入力フ
イーダの固定接点を円環状とし、その外側に出力
フイーダの固定接点を円周上に配置して回転形可
動切替接触子を用いる構造などによつて容易に実
現することができる。
以上の説明から明らかなように、本発明を実施
した高周波電力切替装置においては、固定接点群
がそれぞれ一枚の絶縁板の両面に対向して配置さ
れているので、高周波大電力を給電しても筐体が
高周波誘導加熱されることが極めて少なく、筐体
を小形化することができる。また若干の電磁結合
又は静電結合によつて非通電側固定接点又はフイ
ーダに誘起した電圧は有効に短絡、接地されるの
で非通電側加熱コイルに高電位を与えることなく
安全である。更に可動切替接触子は固定接点に対
して垂直に圧着、離脱し摺動することがないの
で、摩耗のおそれがなく信頼性の高い高周波電力
切替装置を提供することができる。
した高周波電力切替装置においては、固定接点群
がそれぞれ一枚の絶縁板の両面に対向して配置さ
れているので、高周波大電力を給電しても筐体が
高周波誘導加熱されることが極めて少なく、筐体
を小形化することができる。また若干の電磁結合
又は静電結合によつて非通電側固定接点又はフイ
ーダに誘起した電圧は有効に短絡、接地されるの
で非通電側加熱コイルに高電位を与えることなく
安全である。更に可動切替接触子は固定接点に対
して垂直に圧着、離脱し摺動することがないの
で、摩耗のおそれがなく信頼性の高い高周波電力
切替装置を提供することができる。
第1図は従来の回転摺動形高周波電力切替装置
の構成例図、第2図は従来の端面圧着形高周波電
力切替装置の構成例図、第3図は本発明による高
周波電力切替装置の構成例図、第4図は第3図を
下方より見て電極の配置とフイーダの接続の状況
を示した図である。 第3図において、1……高周波発振機、2……
筐体、3,4……加熱コイル、5,6……可動切
替接触子、7……固定接点、8,9……アース板
バネ、10……絶縁板、11……可動切替接触子
の支持棒、12……絶縁板、13……支え板、1
4……移動板、15……リンク、16……コロ、
17……ストツパ、18……ガイド軸、19……
コイルバネ、20……バネ、21……空気シリン
ダ、22……電磁弁、23……ピストンロツド。
の構成例図、第2図は従来の端面圧着形高周波電
力切替装置の構成例図、第3図は本発明による高
周波電力切替装置の構成例図、第4図は第3図を
下方より見て電極の配置とフイーダの接続の状況
を示した図である。 第3図において、1……高周波発振機、2……
筐体、3,4……加熱コイル、5,6……可動切
替接触子、7……固定接点、8,9……アース板
バネ、10……絶縁板、11……可動切替接触子
の支持棒、12……絶縁板、13……支え板、1
4……移動板、15……リンク、16……コロ、
17……ストツパ、18……ガイド軸、19……
コイルバネ、20……バネ、21……空気シリン
ダ、22……電磁弁、23……ピストンロツド。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 給電側のフイーダの一方の端子に接続された
1個または複数個の固定接点と、負荷側のそれぞ
れのフイーダの一方の端子に接続された複数個の
固定接点とを絶縁板上に配置し、更にこの絶縁板
の反対側には上記固定接点のそれぞれに相対向す
るように給電側および負荷側のフイーダの他方の
端子にそれぞれ接続された固定接点を設けると共
に、上記絶縁板のそれぞれの側において給電側固
定接点と負荷側固定接点とを切替接続するための
可動切替接触子とをそれぞれ設けたことを特徴と
する高周波電力切替装置。 2 可動切替接触子は固定接点に対して間隙を保
つて移動した後固定接点に対し垂直方向に移動
し、接触するように構成されたことを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の高周波電力切替装
置。 3 切替動作に連動して給電されない負荷側のフ
イーダに接続された相対向する2個の固定接点間
を短絡し、かつ接地する機構を設けたことを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の高周波電力切
替装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16314182A JPS5954190A (ja) | 1982-09-21 | 1982-09-21 | 高周波電力切替装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16314182A JPS5954190A (ja) | 1982-09-21 | 1982-09-21 | 高周波電力切替装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5954190A JPS5954190A (ja) | 1984-03-28 |
| JPS6143831B2 true JPS6143831B2 (ja) | 1986-09-30 |
Family
ID=15767987
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16314182A Granted JPS5954190A (ja) | 1982-09-21 | 1982-09-21 | 高周波電力切替装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5954190A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11716039B2 (en) | 2019-09-12 | 2023-08-01 | Hitachi Astemo, Ltd. | Winding switching device and rotating electrical machine drive system using the same |
-
1982
- 1982-09-21 JP JP16314182A patent/JPS5954190A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11716039B2 (en) | 2019-09-12 | 2023-08-01 | Hitachi Astemo, Ltd. | Winding switching device and rotating electrical machine drive system using the same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5954190A (ja) | 1984-03-28 |
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