JPS6143957B2 - - Google Patents
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- JPS6143957B2 JPS6143957B2 JP54025482A JP2548279A JPS6143957B2 JP S6143957 B2 JPS6143957 B2 JP S6143957B2 JP 54025482 A JP54025482 A JP 54025482A JP 2548279 A JP2548279 A JP 2548279A JP S6143957 B2 JPS6143957 B2 JP S6143957B2
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- JP
- Japan
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- inverter
- power supply
- servius
- stationary
- frequency
- Prior art date
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-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H3/00—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection
- H02H3/46—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection responsive to frequency deviations
Landscapes
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、静止セルビウス装置の非常運転方
法に関する。
法に関する。
誘導電動機の速度制御方式は、大別して一次制
御と二次制御に分かれ、この二次制御方式のう
ち、セルビウス方式は特に定トルク特性が得られ
る点で広汎に採用されるに至つている。セルビウ
ス方式は、一般的にはMGセルビウス法と静止形
セルビウス法に分類されるが、とりわけ静止形で
は消耗部分がなく、保守も容易であるためにポン
プの圧力、流量、あるいは水位の制御等のように
その利用分野は極めて多岐に亘る。第1図に示す
ように、静止形セルビウス方式を実現するための
静止セルビウス装置は、通常、巻線形誘導電動機
2と、この電動機2の2次側すべり電力を直流に
変換する順変換器4と、この順変換器4の直流出
力を平滑するリアクトル6と、この平滑された直
流出力を交流に変換して電源8に回生する逆変換
器10とから基本的に構成されている。このよう
な構成の静止セルビウス装置では、誘導電動機2
の速度制御は前記変換器10の制御進み角を変化
させることによつて行われ、また、この逆変換器
10は電源電圧を利用することにより転流電作を
行つている。ところが、電源側(商用電源系統)
に短絡事故、接地事故あるいは電源系統が切換動
作すると、電源電圧は数サイクル乃至数分に亘つ
て0〜70%の電圧降下を惹起しまたは停電となつ
たり、あるいは周波数の変動若しくは電圧波形の
歪が生起される場合がある。この結果、サイリス
タインバータで構成される前記逆変換器10は転
流不能になり転流失敗を起し、逆変換器10内で
はサイリスタの保護ヒユーズが溶断したりする。
そして、かかる転流失敗は、前記のようにサイリ
スタの保護ヒユーズの溶断のみに止まらず、これ
を含むプラント全体に運転上の支障をもたらすこ
とになる。
御と二次制御に分かれ、この二次制御方式のう
ち、セルビウス方式は特に定トルク特性が得られ
る点で広汎に採用されるに至つている。セルビウ
ス方式は、一般的にはMGセルビウス法と静止形
セルビウス法に分類されるが、とりわけ静止形で
は消耗部分がなく、保守も容易であるためにポン
プの圧力、流量、あるいは水位の制御等のように
その利用分野は極めて多岐に亘る。第1図に示す
ように、静止形セルビウス方式を実現するための
静止セルビウス装置は、通常、巻線形誘導電動機
2と、この電動機2の2次側すべり電力を直流に
変換する順変換器4と、この順変換器4の直流出
力を平滑するリアクトル6と、この平滑された直
流出力を交流に変換して電源8に回生する逆変換
器10とから基本的に構成されている。このよう
な構成の静止セルビウス装置では、誘導電動機2
の速度制御は前記変換器10の制御進み角を変化
させることによつて行われ、また、この逆変換器
10は電源電圧を利用することにより転流電作を
行つている。ところが、電源側(商用電源系統)
に短絡事故、接地事故あるいは電源系統が切換動
作すると、電源電圧は数サイクル乃至数分に亘つ
て0〜70%の電圧降下を惹起しまたは停電となつ
たり、あるいは周波数の変動若しくは電圧波形の
歪が生起される場合がある。この結果、サイリス
タインバータで構成される前記逆変換器10は転
流不能になり転流失敗を起し、逆変換器10内で
はサイリスタの保護ヒユーズが溶断したりする。
そして、かかる転流失敗は、前記のようにサイリ
スタの保護ヒユーズの溶断のみに止まらず、これ
を含むプラント全体に運転上の支障をもたらすこ
とになる。
本出願人は、これらの不都合を解消するため、
就中、電源電圧の降下に着目し、電源電圧を常時
監視してその電圧異常低下もしくは電圧喪失を検
出する検出器の出力信号によつて逆変換器の制御
進み角を最小許容値にシフトすると同時に直流リ
アクトルの両端に付加したサイリスタスイツチを
点弧する静止セルビウス装置の非常運転方法を開
発し、特許出願を行つた。この方法によれば、直
流リアクトルに貯えられたエネルギーによりなお
も流れ続けようとする電流はサイリスタスイツチ
を環流し、逆変換器には流入しなくなるので、こ
の逆変換器は速やかに無電流状態になり、逆変換
器の転流失敗による事故を未然に防止することが
できる。また、逆変換器が無電流状態になつた後
ではこの逆変換器のサイリスタのための点弧パル
スは何らの支障もなく有効に阻止することがで
き、さらに、直流リアクトルのエネルギーは前記
サイリスタスイツチを介して減衰する。一方、電
源電圧が原状に回復すると検出器の出力信号は元
の正常な状態に戻り、これによつて再び逆変換器
は正常運転に戻る。その際、電動機の2次側に接
続された整流器の出力によつて前記サイリスタス
イツチは自然に滅勢されることになる。以上の方
法によつて電源電圧の異常低下若しくは電圧喪失
に対し逆変換器の損傷なく電動機の運転を継続さ
せることができた。
就中、電源電圧の降下に着目し、電源電圧を常時
監視してその電圧異常低下もしくは電圧喪失を検
出する検出器の出力信号によつて逆変換器の制御
進み角を最小許容値にシフトすると同時に直流リ
アクトルの両端に付加したサイリスタスイツチを
点弧する静止セルビウス装置の非常運転方法を開
発し、特許出願を行つた。この方法によれば、直
流リアクトルに貯えられたエネルギーによりなお
も流れ続けようとする電流はサイリスタスイツチ
を環流し、逆変換器には流入しなくなるので、こ
の逆変換器は速やかに無電流状態になり、逆変換
器の転流失敗による事故を未然に防止することが
できる。また、逆変換器が無電流状態になつた後
ではこの逆変換器のサイリスタのための点弧パル
スは何らの支障もなく有効に阻止することがで
き、さらに、直流リアクトルのエネルギーは前記
サイリスタスイツチを介して減衰する。一方、電
源電圧が原状に回復すると検出器の出力信号は元
の正常な状態に戻り、これによつて再び逆変換器
は正常運転に戻る。その際、電動機の2次側に接
続された整流器の出力によつて前記サイリスタス
イツチは自然に滅勢されることになる。以上の方
法によつて電源電圧の異常低下若しくは電圧喪失
に対し逆変換器の損傷なく電動機の運転を継続さ
せることができた。
ところが、逆変換器の転流失敗は、前記のよう
に電流電圧の監視だけによつて回避できるもので
はない。例えば、周波数が急速に変動して電源電
圧の電圧降下が遅延するようなモードでは、検出
器による停電状態の検出が遅れ、周波数の変動あ
るいは電圧波形歪に依つて転流失敗に至る場合も
稀ではない。特に、二次電力返還系統に大きな進
相コンデンサを接続し、あるいは系統容量に対し
て比較的小さな発電機等が並列に接続されている
場合には、その系統しや断時に上記のようなモー
ドが起り、このため、結局転流失敗となる不都合
があつた。
に電流電圧の監視だけによつて回避できるもので
はない。例えば、周波数が急速に変動して電源電
圧の電圧降下が遅延するようなモードでは、検出
器による停電状態の検出が遅れ、周波数の変動あ
るいは電圧波形歪に依つて転流失敗に至る場合も
稀ではない。特に、二次電力返還系統に大きな進
相コンデンサを接続し、あるいは系統容量に対し
て比較的小さな発電機等が並列に接続されている
場合には、その系統しや断時に上記のようなモー
ドが起り、このため、結局転流失敗となる不都合
があつた。
そこで、発明者は、上記の問題点を克服すべく
種々検討を重ねた結果、前記の電源電圧の監視に
よる静止セルビウス装置の非常運転方法に加えて
電源周波数の変動あるいは電源電圧波形を常時監
視するようにし、しかも一定範囲において電源周
波数が変動した場合には、それを補償することに
より電源周波数変動に起因する転流失敗を未然に
防止できるようにし、一方、電源電圧あるいは電
源周波数のいずれか所定範囲以上に変化する異常
状態に至つた場合に、これを瞬間に且つ確実に検
出すれば、静止セルビウス装置の瞬間停止が容易
に行われ、プラント全体の保護が達成できること
を突き止めた。
種々検討を重ねた結果、前記の電源電圧の監視に
よる静止セルビウス装置の非常運転方法に加えて
電源周波数の変動あるいは電源電圧波形を常時監
視するようにし、しかも一定範囲において電源周
波数が変動した場合には、それを補償することに
より電源周波数変動に起因する転流失敗を未然に
防止できるようにし、一方、電源電圧あるいは電
源周波数のいずれか所定範囲以上に変化する異常
状態に至つた場合に、これを瞬間に且つ確実に検
出すれば、静止セルビウス装置の瞬間停止が容易
に行われ、プラント全体の保護が達成できること
を突き止めた。
従つて、本発明の一般的な目的は、誘導電動機
の速度制御を行うための静止セルビウス装置にお
いて、誘導電動機に導入される電源電圧および電
源周波数を監視して、一定範囲の電源周波数の変
動に対してはこれを補償して静止セルビウス装置
の運転を確保すると共に、所定範囲以上に電源電
圧が変動しあるいは電源周波数が変動した際に
は、それを検出して瞬時にしかも確実に静止セル
ビウス装置を停止させ、静止セルビウス装置自体
の保護を図り、さらにこの装置を含むプラント全
体の一層の信頼度を獲得するにある。
の速度制御を行うための静止セルビウス装置にお
いて、誘導電動機に導入される電源電圧および電
源周波数を監視して、一定範囲の電源周波数の変
動に対してはこれを補償して静止セルビウス装置
の運転を確保すると共に、所定範囲以上に電源電
圧が変動しあるいは電源周波数が変動した際に
は、それを検出して瞬時にしかも確実に静止セル
ビウス装置を停止させ、静止セルビウス装置自体
の保護を図り、さらにこの装置を含むプラント全
体の一層の信頼度を獲得するにある。
前記の目的を達成するため、本発明において
は、巻線形誘導電動機の2次側にこの2次側すべ
り電力を直流に変換する順変換器を接続し、前記
順変換器の直流出力を平滑する直流リアクトルを
接続すると共にこの直流リアクトルに前記直流出
力を交流に変換する逆変換器を接続して交流出力
を前記誘導電動機の1次側に供給することにより
誘導電動機の速度制御を行うよう構成した静止セ
ルビウス装置において、電源周波数追従回路を設
けて前記誘導電動機に導入される電源周波数の変
動を一定範囲において補償させると共に、この誘
導電動機に導入される電源電圧および電源周波数
を常時監視して、いずれか一方の検出値が一定範
囲以上に変動すると、直流リアクトルの両端間に
設けた環流用のサイリスタスイツチを点弧すると
共に逆変換器の制御進み角を最小許容値に移相す
ることを特徴とする。
は、巻線形誘導電動機の2次側にこの2次側すべ
り電力を直流に変換する順変換器を接続し、前記
順変換器の直流出力を平滑する直流リアクトルを
接続すると共にこの直流リアクトルに前記直流出
力を交流に変換する逆変換器を接続して交流出力
を前記誘導電動機の1次側に供給することにより
誘導電動機の速度制御を行うよう構成した静止セ
ルビウス装置において、電源周波数追従回路を設
けて前記誘導電動機に導入される電源周波数の変
動を一定範囲において補償させると共に、この誘
導電動機に導入される電源電圧および電源周波数
を常時監視して、いずれか一方の検出値が一定範
囲以上に変動すると、直流リアクトルの両端間に
設けた環流用のサイリスタスイツチを点弧すると
共に逆変換器の制御進み角を最小許容値に移相す
ることを特徴とする。
本発明の他の目的および利点は、以下の詳細な
説明から一層明らかとなるであろう。
説明から一層明らかとなるであろう。
次に、本発明に係る静止セルビウス装置の非常
運転方法について好適な実施例を挙げ、添付図面
を参照しながら詳細に説明する。
運転方法について好適な実施例を挙げ、添付図面
を参照しながら詳細に説明する。
第2図に本発明の一実施例を単線結線図で示
す。この実施例によれば、三相巻線形誘導電動機
20の1次側は、しや断器22を介して三相交流
電源24に接続され、一方、2次側は開閉器26
と介して起動用抵抗器28に接続される。誘導電
動機20の起動完了後は別の開閉器30が投入さ
れて前記開閉器26は開路する。この動作によつ
て誘導電動機20の2次側すべり電圧は開閉器3
0に接続される順変換器32によつて直流電圧に
変換される。順変換器32の直流出力端子は直流
リアクトル34を介してサイリスタ式逆変換器3
6の直流入力端に接続されており、また前記逆変
換器36の交流出力端は変圧器38を介して電源
(誘動電動機20の1次側)に接続されている。
順変換器32の直流側電圧Emと逆変換器36の
直流側電圧Esとは直流リアクトル34を含む直
流中間回路において突合されるように構成されて
おり、従つて逆変換器36の制御進み角γを変え
れば逆変換器36側の直流電圧Esも変わり、誘
導電動機20はその変化量に見合つたすべり電圧
で運転されることになる。
す。この実施例によれば、三相巻線形誘導電動機
20の1次側は、しや断器22を介して三相交流
電源24に接続され、一方、2次側は開閉器26
と介して起動用抵抗器28に接続される。誘導電
動機20の起動完了後は別の開閉器30が投入さ
れて前記開閉器26は開路する。この動作によつ
て誘導電動機20の2次側すべり電圧は開閉器3
0に接続される順変換器32によつて直流電圧に
変換される。順変換器32の直流出力端子は直流
リアクトル34を介してサイリスタ式逆変換器3
6の直流入力端に接続されており、また前記逆変
換器36の交流出力端は変圧器38を介して電源
(誘動電動機20の1次側)に接続されている。
順変換器32の直流側電圧Emと逆変換器36の
直流側電圧Esとは直流リアクトル34を含む直
流中間回路において突合されるように構成されて
おり、従つて逆変換器36の制御進み角γを変え
れば逆変換器36側の直流電圧Esも変わり、誘
導電動機20はその変化量に見合つたすべり電圧
で運転されることになる。
速度調節器40は誘導電動機20に接続してそ
の電動機20を所望の速度に調節するためのもの
であつて、この速度調節器40には設定器42か
らの速度目標値と誘導電動機20の回転子に連結
した速度発電機44の速度実際値とが導入され
る。従つて、速度調節器40は前記速度目標値と
速度実際値との偏差に応じて電流目標値を設定
し、これをその出力側に接続された電流調節器4
6に送給する。一方、前記電流調節器46には逆
変換器36の出力側に接続された電流目標値電流
検出器(変流器)48からの電流目標値検出信号
を導入し、調節器46から前記電流目標値と検出
信号との偏差に応じた出力信号を発生してこの信
号を点弧制御装置50に導入する。点弧制御装置
50は、誘導電動機20の1次側に接続する変成
器52を介して取り出された電源電圧を同期信号
として受け取り、電流調節器46の前記出力信号
に応じた制御進み角で逆変換器36を構成する
個々のサイリスタのための点弧パルスを形成す
る。
の電動機20を所望の速度に調節するためのもの
であつて、この速度調節器40には設定器42か
らの速度目標値と誘導電動機20の回転子に連結
した速度発電機44の速度実際値とが導入され
る。従つて、速度調節器40は前記速度目標値と
速度実際値との偏差に応じて電流目標値を設定
し、これをその出力側に接続された電流調節器4
6に送給する。一方、前記電流調節器46には逆
変換器36の出力側に接続された電流目標値電流
検出器(変流器)48からの電流目標値検出信号
を導入し、調節器46から前記電流目標値と検出
信号との偏差に応じた出力信号を発生してこの信
号を点弧制御装置50に導入する。点弧制御装置
50は、誘導電動機20の1次側に接続する変成
器52を介して取り出された電源電圧を同期信号
として受け取り、電流調節器46の前記出力信号
に応じた制御進み角で逆変換器36を構成する
個々のサイリスタのための点弧パルスを形成す
る。
次に、電源24の電圧変動若しくは周波数変動
発生の際における非常運転のために、本発明によ
れば制御装置54と直流リアクトル34に並列接
続したサイリスタスイツチ56とが設けられる。
すなわち、この制御装置54は、変成器58を介
して電源ライン24に接続しており、電源電圧ま
たは電源周波数に比例する電圧を受け取り、装置
の運転中、前記電源電圧若しくは電源周波数が正
常かどうかを判定する。例えば、変成器58の2
次巻線が6相巻線である場合、この6相の2次電
圧が制御装置54の入力回路において全波整流さ
れ、この整流電圧がコンパレータに導かれて予め
定められた値と比較されるか、あるいは、変成器
58の2次側周波数を一旦波形成形して後、電圧
変換し、この電圧がコンパレータに導入されて予
め定められた値と比較され異常状態か否かを判定
する。なお、本発明においては、前記のように、
特に電源周波数の一定範囲内の変動に対しては、
これを波形成形して補償するので転流失敗に到る
虞れはない。然しながら、電源周波数の所定量以
上の変動については、補償範囲を逸脱することに
なる。そこで、制御装置54が前記電源周波数の
所定量以上の変動あるいは電源電圧の所定量の変
動を検知した時、点弧制御装置50とサイリスタ
スイツチ56の点弧を行う点弧装置60とに出力
信号が与えられる。これによつて点弧制御装置5
0は逆変換器36の制御進み角γを最小許容値γ
minにシフトし、また、これと同時に点弧装置
60は、サイリスタスイツチ56を点弧する。逆
変換器36の制御進み角γが最小許容値γ min
にシフトしたことにより、この逆変換器36の直
流側電圧Esは、順変換器32の直流側電圧Emよ
りも大きくなり、しかも前記サイリスタスイツチ
56の点弧によつて直流リアクトル34の電流
は、このサイリスタスイツチ56に転流し、逆変
換器36に流入することはない。この結果、逆変
換器36は速やかに無電流状態に到達する。制御
装置54は逆変換器36の電流状態を常時電流検
出器48によつて監視し、この逆変換器36の無
電流状態が確認されると点弧制御装置50にパル
スオフ指令信号を与える。このようにして逆変換
器36を転流失敗することなく停止させることが
でき、直流リアクトル34の残存エネルギーによ
る電流はサイリスタスイツチ56を介して環流さ
せることができる。なお、前記の場合において電
子御装置40,46,48,50,54および6
0に供給させる制御用電源は無停電電源とする
か、あるいは少なくとも制御装置54がパルスオ
フ指令信号を発生するまで正常な電圧を維持でき
るように構成する必要がある。また、制御装置5
4は逆変換器36の制御進み角γを最小許容値γ
minにシフトし、サイリスタスイツチ56の点
弧信号によつて同時に速度調節器40と電流調節
器46を零ホールドすることができる。制御進み
角の最小許容値γ minで点弧パルスを発生させ
る手段としては、正常時における調節器に依存し
た制御進み角の決定手段とは別の専用手段を設け
るのが有利である。すなわち、停電時における電
動機の一次側残留電圧は、振幅、周波数のいずれ
も正常値より変化し、またその変化もその都度の
状況によつて左右される。そこで、三相ブリツジ
形の逆変換器の場合には、あるサイリスタTh1に
対して60゜だけ位相の進んだサイリスタTh2のた
めの同期信号の電圧零通過点は、サイリスタTh1
の制御進み角γに換算するとγ=60゜となる。こ
のため、電圧零通過点検出器と移送器とを組み合
せれば容易に所望の最小許容制御進み角、例え
ば、45゜近辺での点弧パルスの形成が可能とな
る。従つて、停電時には、正常時における調節器
に依存した点弧パルスの形成から前記の如き電圧
零通過点検出器に基づく点弧パルスの形成へと切
換ればよい。
発生の際における非常運転のために、本発明によ
れば制御装置54と直流リアクトル34に並列接
続したサイリスタスイツチ56とが設けられる。
すなわち、この制御装置54は、変成器58を介
して電源ライン24に接続しており、電源電圧ま
たは電源周波数に比例する電圧を受け取り、装置
の運転中、前記電源電圧若しくは電源周波数が正
常かどうかを判定する。例えば、変成器58の2
次巻線が6相巻線である場合、この6相の2次電
圧が制御装置54の入力回路において全波整流さ
れ、この整流電圧がコンパレータに導かれて予め
定められた値と比較されるか、あるいは、変成器
58の2次側周波数を一旦波形成形して後、電圧
変換し、この電圧がコンパレータに導入されて予
め定められた値と比較され異常状態か否かを判定
する。なお、本発明においては、前記のように、
特に電源周波数の一定範囲内の変動に対しては、
これを波形成形して補償するので転流失敗に到る
虞れはない。然しながら、電源周波数の所定量以
上の変動については、補償範囲を逸脱することに
なる。そこで、制御装置54が前記電源周波数の
所定量以上の変動あるいは電源電圧の所定量の変
動を検知した時、点弧制御装置50とサイリスタ
スイツチ56の点弧を行う点弧装置60とに出力
信号が与えられる。これによつて点弧制御装置5
0は逆変換器36の制御進み角γを最小許容値γ
minにシフトし、また、これと同時に点弧装置
60は、サイリスタスイツチ56を点弧する。逆
変換器36の制御進み角γが最小許容値γ min
にシフトしたことにより、この逆変換器36の直
流側電圧Esは、順変換器32の直流側電圧Emよ
りも大きくなり、しかも前記サイリスタスイツチ
56の点弧によつて直流リアクトル34の電流
は、このサイリスタスイツチ56に転流し、逆変
換器36に流入することはない。この結果、逆変
換器36は速やかに無電流状態に到達する。制御
装置54は逆変換器36の電流状態を常時電流検
出器48によつて監視し、この逆変換器36の無
電流状態が確認されると点弧制御装置50にパル
スオフ指令信号を与える。このようにして逆変換
器36を転流失敗することなく停止させることが
でき、直流リアクトル34の残存エネルギーによ
る電流はサイリスタスイツチ56を介して環流さ
せることができる。なお、前記の場合において電
子御装置40,46,48,50,54および6
0に供給させる制御用電源は無停電電源とする
か、あるいは少なくとも制御装置54がパルスオ
フ指令信号を発生するまで正常な電圧を維持でき
るように構成する必要がある。また、制御装置5
4は逆変換器36の制御進み角γを最小許容値γ
minにシフトし、サイリスタスイツチ56の点
弧信号によつて同時に速度調節器40と電流調節
器46を零ホールドすることができる。制御進み
角の最小許容値γ minで点弧パルスを発生させ
る手段としては、正常時における調節器に依存し
た制御進み角の決定手段とは別の専用手段を設け
るのが有利である。すなわち、停電時における電
動機の一次側残留電圧は、振幅、周波数のいずれ
も正常値より変化し、またその変化もその都度の
状況によつて左右される。そこで、三相ブリツジ
形の逆変換器の場合には、あるサイリスタTh1に
対して60゜だけ位相の進んだサイリスタTh2のた
めの同期信号の電圧零通過点は、サイリスタTh1
の制御進み角γに換算するとγ=60゜となる。こ
のため、電圧零通過点検出器と移送器とを組み合
せれば容易に所望の最小許容制御進み角、例え
ば、45゜近辺での点弧パルスの形成が可能とな
る。従つて、停電時には、正常時における調節器
に依存した点弧パルスの形成から前記の如き電圧
零通過点検出器に基づく点弧パルスの形成へと切
換ればよい。
次に、セルビウス装置は正常状態復帰時は前記
制御装置54によつて自動的に正常運転に移行す
る。制御装置54は変成器58を介して導入され
る電源電圧が予め定められた値を所定時間以上上
回わり、且つ電源周波数が予め定めた値となつた
時「正常状態」に復帰したと判定する。
制御装置54によつて自動的に正常運転に移行す
る。制御装置54は変成器58を介して導入され
る電源電圧が予め定められた値を所定時間以上上
回わり、且つ電源周波数が予め定めた値となつた
時「正常状態」に復帰したと判定する。
これによつて制御装置54は、パルスオフ指
令、制御進み角γ min指令および速度調節器4
0と電流調節器46の零ホールド指令を解除す
る。その結果、逆変換器36は再び点弧制御装置
50を介して前記二つの調節器40,46の調節
ループにより制御され、制御進み角γ minは
徐々に大きくなり誘導電動機20は正常な運転状
態を確保する。一方、制御装置54には速度発電
機44からの付加的な入力信号も導入される。こ
の信号は停電状態が長く続き電動機速度が起動用
抵抗器28による加速運転を必要とするほどに低
下した時、特に役立つ。すなわち、制御装置54
は電源が正常状態に復帰したことを確認した際、
電動機速度が規定値以下であると、制御進み角γ
min指令を解除することなく開閉器30の代り
に開閉器26を切換投入する。これによつて起動
用抵抗器28を介して電動機速度は上昇し、前記
規定値を越えると開閉器26は開成して開閉器3
0が切換投入され、制御進み角γ min指令が解
除される。前記指令解除後は前述と同様に調節器
40,46を含む調節ループによる正常運転に復
帰する。
令、制御進み角γ min指令および速度調節器4
0と電流調節器46の零ホールド指令を解除す
る。その結果、逆変換器36は再び点弧制御装置
50を介して前記二つの調節器40,46の調節
ループにより制御され、制御進み角γ minは
徐々に大きくなり誘導電動機20は正常な運転状
態を確保する。一方、制御装置54には速度発電
機44からの付加的な入力信号も導入される。こ
の信号は停電状態が長く続き電動機速度が起動用
抵抗器28による加速運転を必要とするほどに低
下した時、特に役立つ。すなわち、制御装置54
は電源が正常状態に復帰したことを確認した際、
電動機速度が規定値以下であると、制御進み角γ
min指令を解除することなく開閉器30の代り
に開閉器26を切換投入する。これによつて起動
用抵抗器28を介して電動機速度は上昇し、前記
規定値を越えると開閉器26は開成して開閉器3
0が切換投入され、制御進み角γ min指令が解
除される。前記指令解除後は前述と同様に調節器
40,46を含む調節ループによる正常運転に復
帰する。
そこで、第3図に本発明による非常運転のため
の制御装置54の具体的実施例を示す。この制御
装置54には、前述の如く変成器58を介して取
り出された電源電圧に比例する電圧と、電流検出
器48を介して取り出された逆変換器36の電流
に比例した電圧と、速度発電機44を介して取り
出された電動機速度に比例する電圧とが入力信号
として導入される。変成器58から入力信号は整
流器G1により整流されてからコンパレータCP
1に導入されるが、一方、前記入力信号は波形成
形器SCに導入され、次いで周波数電圧変換器FV
に導入されて周波数に比例した電圧に変換された
後、演算器PXに導入され、この演算器PXを経て
点弧制御装置50並びにコンパレータCP4に導
出される。ところで、第5図に示すように、電源
が瞬時に停電したりすると、電源周波数の変動を
惹起し、これに伴い、同期信号の周波数もまた変
動する〔第5図1〕。一方、点弧制御装置50か
ら逆変換器36に出力される点弧パルスの発生レ
ベルは一定であるために、点弧パルスの発生位置
はt1に固定されており〔第5図3〕、従つて、前
記同期信号と点弧パルスとの間で位相がずれ、こ
れが転流失敗の原因となる。そこで、電源周波数
を前記波形成形器SCに導入して波形成形し、さ
らに周波数電圧変換器FVにおいて電圧変換し、
演算器PXにより点弧パルスを発生する基準レベ
ルとの偏差量を検出してこれを点弧制御装置50
に補正量として導入する。この結果、点弧制御装
置50における積分波形の傾度が変わり〔第5図
2〕、点弧パルスの発生レベルに至る時間も対応
的に遅延するため、結局、点弧パルスの発生位置
がt1からt2に補正されることになる。次に、コン
パレータCP1の出力側には遅延動作瞬時復帰形
時限素子T1と瞬時動作遅延復帰形時限素子T2
とが接続され、前記瞬時動作遅延復帰形時限素子
T2から出力された信号は、時限素子T2の出力
側に接続された論理和回路OR1の一方の入力端
に導入される。論理和回路OR1の他方の入力端
には、前記コンパレータCP4の出力側も接続さ
れているため、論理和回路OR1にはこのコンパ
レータCD4の信号が導入される。さらに前記論
理和回路OR1の出力側に否定回路NOT1とノア
回路NOR1が順次接続して接続されている。従
つて、ノア回路NOR1の出力信号は、前記のよ
うに速度調節器40、電流調節器46の零ホール
ド指令信号、点弧制御装置50の制御進み角γ
minシフト指令信号および点弧装置60への点弧
指令信号として使用されることになる(第2図参
照)。一方、変流器48の信号は制御装置54を
構成する整流器G2に入り、整流された後コンパ
レータCP2に導入され、コンパレータCP2の出
力信号は遅延動作瞬時復帰形時限素子T3および
否定回路NOT2を介してノア回路NOR2を一方
の入力端に導かれる。なお、前記ノア回路NOR
2の他方の入力端には前記論理和回路OR1の出
力信号が導入されるよう構成しておく。次いで、
ノア回路NOR2の出力信号は否定回路NOT3の
入力端に導入されると共に、この否定回路NOT
3の出力信号は点弧制御装置50に導入されてパ
ルスオフ指令信号として用いられる。速度発電機
44の出力信号は、コンパレータCP3に導入さ
れ、さらにこのコンパレータCP3の出力信号
は、前記ノア回路NOR1の他方の入力端に導入
されると共に、開閉器26,30のための図示し
ない制御装置に導かれる。
の制御装置54の具体的実施例を示す。この制御
装置54には、前述の如く変成器58を介して取
り出された電源電圧に比例する電圧と、電流検出
器48を介して取り出された逆変換器36の電流
に比例した電圧と、速度発電機44を介して取り
出された電動機速度に比例する電圧とが入力信号
として導入される。変成器58から入力信号は整
流器G1により整流されてからコンパレータCP
1に導入されるが、一方、前記入力信号は波形成
形器SCに導入され、次いで周波数電圧変換器FV
に導入されて周波数に比例した電圧に変換された
後、演算器PXに導入され、この演算器PXを経て
点弧制御装置50並びにコンパレータCP4に導
出される。ところで、第5図に示すように、電源
が瞬時に停電したりすると、電源周波数の変動を
惹起し、これに伴い、同期信号の周波数もまた変
動する〔第5図1〕。一方、点弧制御装置50か
ら逆変換器36に出力される点弧パルスの発生レ
ベルは一定であるために、点弧パルスの発生位置
はt1に固定されており〔第5図3〕、従つて、前
記同期信号と点弧パルスとの間で位相がずれ、こ
れが転流失敗の原因となる。そこで、電源周波数
を前記波形成形器SCに導入して波形成形し、さ
らに周波数電圧変換器FVにおいて電圧変換し、
演算器PXにより点弧パルスを発生する基準レベ
ルとの偏差量を検出してこれを点弧制御装置50
に補正量として導入する。この結果、点弧制御装
置50における積分波形の傾度が変わり〔第5図
2〕、点弧パルスの発生レベルに至る時間も対応
的に遅延するため、結局、点弧パルスの発生位置
がt1からt2に補正されることになる。次に、コン
パレータCP1の出力側には遅延動作瞬時復帰形
時限素子T1と瞬時動作遅延復帰形時限素子T2
とが接続され、前記瞬時動作遅延復帰形時限素子
T2から出力された信号は、時限素子T2の出力
側に接続された論理和回路OR1の一方の入力端
に導入される。論理和回路OR1の他方の入力端
には、前記コンパレータCP4の出力側も接続さ
れているため、論理和回路OR1にはこのコンパ
レータCD4の信号が導入される。さらに前記論
理和回路OR1の出力側に否定回路NOT1とノア
回路NOR1が順次接続して接続されている。従
つて、ノア回路NOR1の出力信号は、前記のよ
うに速度調節器40、電流調節器46の零ホール
ド指令信号、点弧制御装置50の制御進み角γ
minシフト指令信号および点弧装置60への点弧
指令信号として使用されることになる(第2図参
照)。一方、変流器48の信号は制御装置54を
構成する整流器G2に入り、整流された後コンパ
レータCP2に導入され、コンパレータCP2の出
力信号は遅延動作瞬時復帰形時限素子T3および
否定回路NOT2を介してノア回路NOR2を一方
の入力端に導かれる。なお、前記ノア回路NOR
2の他方の入力端には前記論理和回路OR1の出
力信号が導入されるよう構成しておく。次いで、
ノア回路NOR2の出力信号は否定回路NOT3の
入力端に導入されると共に、この否定回路NOT
3の出力信号は点弧制御装置50に導入されてパ
ルスオフ指令信号として用いられる。速度発電機
44の出力信号は、コンパレータCP3に導入さ
れ、さらにこのコンパレータCP3の出力信号
は、前記ノア回路NOR1の他方の入力端に導入
されると共に、開閉器26,30のための図示し
ない制御装置に導かれる。
第4図は、第3図に示した制御装置54の動作
状態の説明図であつて、参照符号Aは正常状態復
帰時において電動機速度がセルビウス領域にある
場合を示し、また参照符号Bは正常状態復帰時に
おいて電動機速度が始動領域にある場合を示す。
状態の説明図であつて、参照符号Aは正常状態復
帰時において電動機速度がセルビウス領域にある
場合を示し、また参照符号Bは正常状態復帰時に
おいて電動機速度が始動領域にある場合を示す。
まず、時点t1で電源電圧が規定値を低下すると
コンパレータCP1が動作して、その出力信号が
“0”から“1”に変化し〔第4図1参照〕、これ
によりこの時点t1から停電確認のための時間T1が
経過した時点t2で時限素子T1が動作し、その出
力信号は“1”から“0”に変わる〔第4図2参
照〕。この結果、時限素子T2も直ちに“1”信
号を発生し、この信号は論理和回路OR1に導入
されることになる。また、時点t1において電源周
波数が変動すると、その変動の度合が一定範囲に
収まる場合には前記のような波形成形器SCによ
り波形成形され、周波数電圧変換器FVで電圧変
換されて、演算器PXにより基準レベルとの偏差
量が検出される。従つて、この偏差量に対応する
演算器PXの出力信号は点弧制御装置50に補正
量として導入されるが、一方、前記出力信号は第
3図に示す回路図から容易に諒解されるようにコ
ンパレータCP4に導入され、その補正量が所定
のベル以上になつた場合には記コンパレータCP
4により検出されて前記論理和回路OR1の一方
の入力端子に導入される。このように電源電圧が
所定量変動し、あるいは電源周波数の所定量以上
を検出すると、論理和回路OR1の出力信号は
“1”になり、この論理和回路OR1の前記出力信
号“1”は否定回路NOT1に至り、この否定回
路NOR1により信号“0”に変換されてノア回
路NOR1に導入される。ノア回路NOR1では前
記否定回路NOT1の出力信号“0”を出力信号
“1”に変換して、第4図3に示されるように、
直ちに速度調節器40並びに電流調節器46を零
ホールドさせ、逆変換器36の制御進み角を所定
の最小値γ minにシフトし、且つサイリスタス
イツチ56を点弧する指令(論理信号“0”)を
発生する。これによつて逆変換器36は速やかに
無電流状態にされる。この逆変換器36の無電流
状態によつてコンパレータCP2の出力信号が時
点t3で出力信号“1”に変化する〔第4図4参
照〕。この信号が時限素子T3に導かれ、前記時
限素子T3は、時点t3から無電流状態の確認のた
めの時間T3だけ遅延した時点t4で動作して出力信
号“1”を発生する〔第4図5参照〕。前記出力
信号“1”は次いで否定回路NOT2により出力
信号“0”に変換されてノア回路NOR2の一方
の入力端に導かれる。ノア回路NOR2の他方の
入力端には論理和回路OR1の出力信号“1”が
導かれているので時点t4でこのノア回路NOR2の
出力信号は“1”に変わり、この出力信号“1”
が否定回路NOT3により出力信号“0”に変換
されて〔第4図6参照〕点弧制御装置50にパル
スオフ指令を与え、これによつて点弧制御装置5
0から逆変換器36への点弧パルスが阻止されて
逆変換器36の完全停止が行われる。この後、電
動機20は惰性により回転し続けるが第4図8に
示すように次第に速度を減少していく。電源電圧
若しくは電源周波数の正常状態への復帰時におい
て、電動機速度が規定値N1以上でセルビウス領
域にある場合Aと、電動機速度が規定値N1以下
で始動領域にある場合Bとではその動作は次のよ
うに異つてくる。Aの場合には、電源電圧が所定
値を上回るとコンパレータCP1が復帰し、また
電源周波数が正常状態に復帰するとコンパレータ
CP4が復帰し、その結果、時限素子T1も復帰
する(時点t5)。しかしながら、時限素子T2は
正常状態への復帰を確認するためにすぐには復帰
せず所定時間T2後に復帰する(時点t6)。これに
よつて、パルスオフ指令、γ minシフト指令お
よび調節器零ホールド指令が全て解除される。こ
の結果、調節器40,46が速度制御偏差に応じ
た動作を始め、それに伴つて点弧制御装置50か
ら与えられる逆変換器36の制御進み角はγ
minから徐々に大きくなり、正常な状態に復帰す
る。ところがBの場合には、異常状態中に電動機
速度が規定値N1を下回つたためにコンパレータ
OP3の出力信号は“1”に変わり〔第4図7〕、
これによつて開閉器30の代りに開閉器26が投
入される。時点t6でNOT1の出力信号が“0”信
号になつてもNOR1の出力信号はコンパレータ
CP3からの“1”信号によつて“0”のままで
変化しない。従つて逆変換器36はγ minの制
御進み角で点弧パルスを与えられるだけで電流は
流れない。しかしながら、電動機20は正常状態
に復帰したとき2次抵抗始動により加速される。
電動機速度が規定値N1に達したとき(時点t7)
で、コンパレータCP3の出力信号“0”信号に
切り換わり、これによつて初めてノア回路NOR
1の出力信号は“1”信号に切換わる。その結
果、調節器40,46の零ホールド指令およびγ
minシフト指令が解除される。調節器40,4
6が速度制御偏差に応じて動作し、点弧制御装置
50から逆変換器36への点弧パルスの制御進み
角はγ minから徐々に変化してゆき、正常な運
転への復帰が行われる。
コンパレータCP1が動作して、その出力信号が
“0”から“1”に変化し〔第4図1参照〕、これ
によりこの時点t1から停電確認のための時間T1が
経過した時点t2で時限素子T1が動作し、その出
力信号は“1”から“0”に変わる〔第4図2参
照〕。この結果、時限素子T2も直ちに“1”信
号を発生し、この信号は論理和回路OR1に導入
されることになる。また、時点t1において電源周
波数が変動すると、その変動の度合が一定範囲に
収まる場合には前記のような波形成形器SCによ
り波形成形され、周波数電圧変換器FVで電圧変
換されて、演算器PXにより基準レベルとの偏差
量が検出される。従つて、この偏差量に対応する
演算器PXの出力信号は点弧制御装置50に補正
量として導入されるが、一方、前記出力信号は第
3図に示す回路図から容易に諒解されるようにコ
ンパレータCP4に導入され、その補正量が所定
のベル以上になつた場合には記コンパレータCP
4により検出されて前記論理和回路OR1の一方
の入力端子に導入される。このように電源電圧が
所定量変動し、あるいは電源周波数の所定量以上
を検出すると、論理和回路OR1の出力信号は
“1”になり、この論理和回路OR1の前記出力信
号“1”は否定回路NOT1に至り、この否定回
路NOR1により信号“0”に変換されてノア回
路NOR1に導入される。ノア回路NOR1では前
記否定回路NOT1の出力信号“0”を出力信号
“1”に変換して、第4図3に示されるように、
直ちに速度調節器40並びに電流調節器46を零
ホールドさせ、逆変換器36の制御進み角を所定
の最小値γ minにシフトし、且つサイリスタス
イツチ56を点弧する指令(論理信号“0”)を
発生する。これによつて逆変換器36は速やかに
無電流状態にされる。この逆変換器36の無電流
状態によつてコンパレータCP2の出力信号が時
点t3で出力信号“1”に変化する〔第4図4参
照〕。この信号が時限素子T3に導かれ、前記時
限素子T3は、時点t3から無電流状態の確認のた
めの時間T3だけ遅延した時点t4で動作して出力信
号“1”を発生する〔第4図5参照〕。前記出力
信号“1”は次いで否定回路NOT2により出力
信号“0”に変換されてノア回路NOR2の一方
の入力端に導かれる。ノア回路NOR2の他方の
入力端には論理和回路OR1の出力信号“1”が
導かれているので時点t4でこのノア回路NOR2の
出力信号は“1”に変わり、この出力信号“1”
が否定回路NOT3により出力信号“0”に変換
されて〔第4図6参照〕点弧制御装置50にパル
スオフ指令を与え、これによつて点弧制御装置5
0から逆変換器36への点弧パルスが阻止されて
逆変換器36の完全停止が行われる。この後、電
動機20は惰性により回転し続けるが第4図8に
示すように次第に速度を減少していく。電源電圧
若しくは電源周波数の正常状態への復帰時におい
て、電動機速度が規定値N1以上でセルビウス領
域にある場合Aと、電動機速度が規定値N1以下
で始動領域にある場合Bとではその動作は次のよ
うに異つてくる。Aの場合には、電源電圧が所定
値を上回るとコンパレータCP1が復帰し、また
電源周波数が正常状態に復帰するとコンパレータ
CP4が復帰し、その結果、時限素子T1も復帰
する(時点t5)。しかしながら、時限素子T2は
正常状態への復帰を確認するためにすぐには復帰
せず所定時間T2後に復帰する(時点t6)。これに
よつて、パルスオフ指令、γ minシフト指令お
よび調節器零ホールド指令が全て解除される。こ
の結果、調節器40,46が速度制御偏差に応じ
た動作を始め、それに伴つて点弧制御装置50か
ら与えられる逆変換器36の制御進み角はγ
minから徐々に大きくなり、正常な状態に復帰す
る。ところがBの場合には、異常状態中に電動機
速度が規定値N1を下回つたためにコンパレータ
OP3の出力信号は“1”に変わり〔第4図7〕、
これによつて開閉器30の代りに開閉器26が投
入される。時点t6でNOT1の出力信号が“0”信
号になつてもNOR1の出力信号はコンパレータ
CP3からの“1”信号によつて“0”のままで
変化しない。従つて逆変換器36はγ minの制
御進み角で点弧パルスを与えられるだけで電流は
流れない。しかしながら、電動機20は正常状態
に復帰したとき2次抵抗始動により加速される。
電動機速度が規定値N1に達したとき(時点t7)
で、コンパレータCP3の出力信号“0”信号に
切り換わり、これによつて初めてノア回路NOR
1の出力信号は“1”信号に切換わる。その結
果、調節器40,46の零ホールド指令およびγ
minシフト指令が解除される。調節器40,4
6が速度制御偏差に応じて動作し、点弧制御装置
50から逆変換器36への点弧パルスの制御進み
角はγ minから徐々に変化してゆき、正常な運
転への復帰が行われる。
以上のように、本発明によれば、電源周波数の
変動に際しては、一定範囲内、すなわち電源電圧
の変動量が運転に支障のない範囲内において当該
周波数の変動量に追従して逆変換器の制御進み角
を移相し、従つて、その変動を補償し、一方、所
定範囲以上の電源周波数の変動あるいは所定以上
の電源電圧の変動の際には、これらの変動のいず
れかを検出することにより、逆変換器の転流失敗
を招来することなく逆変換器を自動的に保護する
ことができた。さらに電源電圧、電源周波数が正
常状態に復帰したとき、誘導電動機も正常運転に
復帰することが可能となり、このため、プラント
全体の安全性と信頼性も増大する等の効果が得ら
れた。
変動に際しては、一定範囲内、すなわち電源電圧
の変動量が運転に支障のない範囲内において当該
周波数の変動量に追従して逆変換器の制御進み角
を移相し、従つて、その変動を補償し、一方、所
定範囲以上の電源周波数の変動あるいは所定以上
の電源電圧の変動の際には、これらの変動のいず
れかを検出することにより、逆変換器の転流失敗
を招来することなく逆変換器を自動的に保護する
ことができた。さらに電源電圧、電源周波数が正
常状態に復帰したとき、誘導電動機も正常運転に
復帰することが可能となり、このため、プラント
全体の安全性と信頼性も増大する等の効果が得ら
れた。
以上、本発明につき好適な実施例を挙げて説明
したが、本発明はこの実施例に限定されるもので
はなく、例えば、レオナード方式、サイクロコン
バータ、VVVFインバータ等の静止形変換装置の
瞬時停止保護装置にも応用できる等、本発明の精
神を逸脱しない範囲において種々の改変がなされ
うることは勿論である。
したが、本発明はこの実施例に限定されるもので
はなく、例えば、レオナード方式、サイクロコン
バータ、VVVFインバータ等の静止形変換装置の
瞬時停止保護装置にも応用できる等、本発明の精
神を逸脱しない範囲において種々の改変がなされ
うることは勿論である。
第1図は、静止セルビウス装置の一例を示す結
線図、第2図は、本発明の一実施例を示すブロツ
ク線図、第3図は、本発明の要部の具体的実施例
を示すブロツク線図、第4図は第3図の回路の動
作状態を示す波形図、第5図は、第3図の回路に
より点弧パルスが遅延して発生する状態を示す波
形図である。 20…巻線形誘導電動機、22…しや断器、2
4…電源、26…開閉器、28…起動用抵抗器、
30…開閉器、32…順変換器、34…直流リア
クトル、36…逆変換器、38…変圧器、40…
速度調整器、42…設定器、44…速度発電機、
46…電流調節器、48…電流検出器(変流
器)、50…点弧制御装置、52…変成器、54
…制御装置、56…サイリスタスイツチ、58…
変成器、60…点弧装置、G1,G2…整流器、
CP1〜CP4…コンパレータ、T1〜T3…時限
素子、FV…周波数電圧変換器、NOT1〜NOT3
…否定回路、NOR1〜NOR2…ノア回路、OR1
…論理和回路、SC…波形成形器、PX…演算器、
なお、第4図において、A…正常状態復帰時にお
ける電動機速度セルビウス領域にある場合、B…
正常状態復帰時に電動機速度が始動領域にある場
合、a…セルビウス領域における誘導電動機の回
転率、b…始動領域における誘導電動機の回転率
を示す。
線図、第2図は、本発明の一実施例を示すブロツ
ク線図、第3図は、本発明の要部の具体的実施例
を示すブロツク線図、第4図は第3図の回路の動
作状態を示す波形図、第5図は、第3図の回路に
より点弧パルスが遅延して発生する状態を示す波
形図である。 20…巻線形誘導電動機、22…しや断器、2
4…電源、26…開閉器、28…起動用抵抗器、
30…開閉器、32…順変換器、34…直流リア
クトル、36…逆変換器、38…変圧器、40…
速度調整器、42…設定器、44…速度発電機、
46…電流調節器、48…電流検出器(変流
器)、50…点弧制御装置、52…変成器、54
…制御装置、56…サイリスタスイツチ、58…
変成器、60…点弧装置、G1,G2…整流器、
CP1〜CP4…コンパレータ、T1〜T3…時限
素子、FV…周波数電圧変換器、NOT1〜NOT3
…否定回路、NOR1〜NOR2…ノア回路、OR1
…論理和回路、SC…波形成形器、PX…演算器、
なお、第4図において、A…正常状態復帰時にお
ける電動機速度セルビウス領域にある場合、B…
正常状態復帰時に電動機速度が始動領域にある場
合、a…セルビウス領域における誘導電動機の回
転率、b…始動領域における誘導電動機の回転率
を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 巻線形誘導電動機の2次側にこの2次側すべ
り電力を直流に変換する順変換器を接続し、前記
順変換器の直流出力を平滑する直流リアクトルを
接続すると共にこの直流リアクトルに前記直流出
力を交流に変換する逆変換器を接続して交流出力
を前記誘導電動機の1次側に供給することにより
誘導電動機の速度制御を行うよう構成した静止セ
ルビウス装置において、電源周波数追従回路を設
けて前記誘導電動機に導入される電源周波数の変
動を一定範囲において補償させると共に、この誘
導電動機に導入される電源電圧および電源周波数
を常時監視して、いずれか一方の検出値が一定範
囲以上に変動すると、直流リアクトルの両端間に
設けた環流用のサイリスタスイツチを点弧すると
共に逆変換器の制御進み角を最小許容値に移相す
ることを特徴とする静止セルビウス装置の非常運
転方法。 2 特許請求の範囲第1項記載の方法において、
所定範囲内の電源周波数の変動を検出器により検
出し、その変動量に追従して逆変換器の点弧を行
うことからなる静止セルビウス装置の非常運転方
法。 3 特許請求の範囲第2項記載の方法において、
検出器により検出される所定範囲内の電源周波数
を電圧変換して逆変換器における点弧パルス発生
の基準レベルと比較し、電源周波数の変動量を偏
差量として検出し、これを点弧制御装置に導入し
て前記逆変換器の点弧制御を行うことからなる静
止セルビウス装置の非常運転方法。 4 特許請求の範囲第1項記載の方法において、
所定の電源電圧の変動若しくは電源周波数の変動
を検出する検出器の出力信号に基づいて、直流リ
アクトルに並列接続されたサイリスタスイツチを
点弧し前記直流リアクトルの電流を前記サイリス
タスイツチに転流するようにしたことからなる静
止セルビウス装置の非常運転方法。 5 特許請求の範囲第1項記載の方法において、
逆変換器が無電流状態に達した後、この逆変換器
の点弧パルスを阻止するようにしたことからなる
静止セルビウス装置の非常運転方法。 6 特許請求の範囲第4項記載の方法において、
サイリスタスイツチの点弧は少なくとも逆変換器
の点弧パルスの阻止信号を発生するまで維持され
る正常な電圧によつて行われることからなる静止
セルビウス装置の非常運転方法。 7 特許請求の範囲第5項記載の方法において、
電源電圧並びに電源周波数が所定の値に回復した
ことを検出した際に、逆変換器の点弧パルスを阻
止する指令を解除して点弧パルスを発生させ、こ
の逆変換器の制御進み角を徐々に大きくして正常
な運転状態に復帰させるようにしたことからなる
静止セルビウス装置の非常運転方法。 8 特許請求の範囲第5項記載の方法において、
電源電圧並びに電源周波数が所定値に回復したこ
とを検出した際誘導電動機の速度実際値が所定値
以下にある場合には電動機2次側を起動抵抗器に
切換え接続することにより2次抵抗始動を行つて
電動機の速度実際値が前記所定値に達するまで加
速したのち、再び電動機の2次側をセルビウス装
置側へ切換え、この切換完了後変換器の制御進み
角を徐々に大きくして正常な運転状態に復帰させ
るようにしたことからなる静止セルビウス装置の
非常運転方法。 9 特許請求の範囲第7項記載の方法において、
点弧パルスの発生は電圧零通過点を検出し、この
検出信号により逆変換器の移相を調整して行うこ
とからなる静止セルビウス装置の非常運転方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2548279A JPS55120397A (en) | 1979-03-07 | 1979-03-07 | Method of emergency driving static scherbius device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2548279A JPS55120397A (en) | 1979-03-07 | 1979-03-07 | Method of emergency driving static scherbius device |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55120397A JPS55120397A (en) | 1980-09-16 |
| JPS6143957B2 true JPS6143957B2 (ja) | 1986-09-30 |
Family
ID=12167262
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2548279A Granted JPS55120397A (en) | 1979-03-07 | 1979-03-07 | Method of emergency driving static scherbius device |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55120397A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6176098A (ja) * | 1984-09-21 | 1986-04-18 | Toshiba Corp | セルビウス装置の保護装置 |
-
1979
- 1979-03-07 JP JP2548279A patent/JPS55120397A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55120397A (en) | 1980-09-16 |
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