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JPS6144853B2 - - Google Patents
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JPS6144853B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6144853B2
JPS6144853B2 JP7967280A JP7967280A JPS6144853B2 JP S6144853 B2 JPS6144853 B2 JP S6144853B2 JP 7967280 A JP7967280 A JP 7967280A JP 7967280 A JP7967280 A JP 7967280A JP S6144853 B2 JPS6144853 B2 JP S6144853B2
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methyl
mixed solvent
chloride
ester
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JP7967280A
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Nobuya Kitaguchi
Kazunori Yamataka
Toshiro Isotani
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、4−ペンテン酸またはそのエステル
からのレブリン酸またはそのエステルの製造方法
に関するものである。
レブリリン酸及びそのエステルは香料原料、医
薬品原料として重要である。
従来、レブリン酸の製造方法としては、(1)澱粉
または糖密を加熱処理する方法(例えば、Org.
Syn.Coll.Vol.1、p335等)、(2)フルフリルアルコ
ールを希酸中で加熱開環させる方法(例えば特公
昭51−39205号公報等)、(3)アセトニルマロン酸を
脱炭酸させる方法(例えば特公昭52−17009号公
報等)等がある。しかしながら、(1)の方法は副反
応が多く収率が低く、(3)の方法は出発物質が高価
であり、いずれも工業的製法として満足できるも
のとはいいがたい。又(2)の方法は収率はよいが反
応条件が過酷である。
本発明者らは従来法における上記問題点のない
方法を開発するために鋭意研究した結果、4−ペ
ンテン酸またはそのエステルを水系混合溶媒中塩
化パラジウム、塩化銅及び酸素を用いて酸化する
ことにより、レブリン酸またはそのエステルを得
る方法を見い出し本発明にいたつた。
本発明の目的は、工業的に容易かつ安価に入手
可能な物質から出発する穏和な条件下での反応に
よるレブリン酸またはそのエステルの製造方法を
提供することにある。
即ち上記目的を達成した本発明は、水または水
系混合溶媒中、一般式 CH2=CHCH2CH2CO2R(Rは水素原子または低
級アルキル基) で示される4−ペンテン酸またはそのエステルを
塩化銅及び酸素の存在下塩化パラジウムで酸化す
ることを特徴とするものである。
本発明方法の反応は次式のように進行するもの
と考えられる。
CH2=CHCH2CH2CO2R+PdCl2 +H2O→CH3COCH2CH2CO2R +Pd+2HCl ……(1) Pd+2CuCl2→PdCl2+2CuCl …(2) 2CuCl+1/2O2+2HCl→2CuCl2 +H2O ……(3) 総計として CH2=CHCH2CH2CO2R+1/2O2 →CH3COCH2CH2CO2R ……(4) 但しRは前述の通り。
即ち、4−ペンテン酸またはそのエステルは水
の存在下塩化パラジウムによつて穏和な条件下で
容易に酸化されてレブリン酸またはそのエステル
となる(式(1))。パラジウムは0価の状態に還元
されるが塩化第二銅によつて再酸化され塩化パラ
ジウムとなる(式(2))。塩化第二銅はパラジウム
を酸化することによつて塩化第一銅となるが、塩
酸(式(1)によつて生成する)の存在下酸素によつ
て容易に酸化されて塩化第二銅となる。総計とし
ては4−ペンテン酸またはそのエステルが酸素の
みによつて酸化されレブリン酸またはそのエステ
ルとなることになり、消費される試薬はない。
本発明で出発物質として用いる4−ペンテン酸
またはそのエステルは、ハロゲン化アリルとマロ
ン酸エステルの反応によつても得られるが、より
安価にはアジピン酸モノメチルエステルのコルベ
電解反応によるセバシン酸ジメチルの製造の際の
副生物として得られる。即ち、4−ペンテン酸メ
チルとn−吉草酸メチルの混合物がセバシン酸ジ
メチル製造の際低沸点副生物として得られるが、
これをそのまま本発明方法の出発物質とすること
が可能である。そして、酸化反応ののちレブリン
酸メチルとn−吉草酸メチルは容易に分離でき
る。
出発物質として用いる4−ペンテン酸とそのエ
ステルを比較すると、反応収率の点から4−ペン
テン酸エステルの方が好ましい。4−ペンテン酸
エステルとしては、炭素数1〜8の低級アルコー
ルのエステル、例えば、4−ペンテン酸メチル、
4−ペンテン酸エチル、4−ペンテン酸イソプロ
ピルなどであればよいが、工業的な入手のしやす
さからは4−ペンテン酸メチルが最も好ましい。
溶媒としては、水のみ、水−四塩化炭素、水−ベ
ンゼン、水−クロロホルム等の二層系混合溶媒、
ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、
ヘキサメチルホスホルトリアミド等の極性非プロ
トン性溶媒と水との均一層系混合溶媒、メタノー
ル、エタノール等のアルコールと水との均一層系
混合溶媒などが用いられるが、反応収率の点から
水−四塩化炭素、水−ベンゼンまたは水−ジメチ
ルホルムアミド系の混合溶媒が好ましい。一方塩
化パラジウム及び塩化銅の回収再使用の容易さか
らは水−四塩化炭素、水−ベンゼン等の二層系混
合溶媒が好ましい。従つて、工業的には水−四塩
化炭素系混合溶媒または水−ベンゼン系混合溶媒
が最も好ましい。
水系混合溶媒を使用する場合水と有機溶媒の使
用割合としては、水:四塩化炭素系または水:ベ
ンゼン系のような二層系では水:有機溶媒の容量
比1:0.1〜1:20の範囲が好ましく、水:ジメ
チルホルムアミド系のような均一層系では容量比
1:2〜1:15の範囲が好ましい。水系混合溶媒
の使用量は、4−ペンテン酸またはそのエステ
ル、塩化パラジウム及び塩化銅を溶解する量でか
つ撹拌が十分に行なえる量であればよい。
水のみを用いる場合の溶媒の使用量は、塩化パ
ラジウム及び塩化銅を溶解する量でかつ撹拌が十
分に行なえる量であればよい。
本発明において酸化剤として用いられる塩化パ
ラジウムは、反応式(1)、(2)に示したように一旦0
価のパラジウムに還元されるが、塩化銅によつて
酸化をうけて再び塩化パラジウムとなる。従つて
塩化パラジウムの使用量は触媒量でよく、通常4
−ペンテン酸またはそのエステルの使用量に対し
て0.05〜0.7モル当量、好ましくは0.07〜0.2モル
当量が用いられる。
本発明で用いる塩化銅は塩化第一銅、塩化第二
銅、またはその混合物のいずれも用いることが可
能であるが、収率の点からは塩化第一銅が好まし
い。一方、高価なパラジウム触媒の損失という点
からは塩化第二銅が好ましい。
塩化第一銅を用いた場合、塩化第二銅を用いる
場合に比べて目的物の収率が10%程度も向上する
理由は明らかではないが、塩化第一銅を用いた場
合には、出発原料である4−ペンテン酸またはそ
のエステルの塩素化が押えられるためではないか
と考えられる。
反応中に失われるパラジウムは、四塩化炭素
層、ベンゼン層等の生成物中に含まれる。塩化第
一銅を用いた場合、有機層へのパラジウムの逃散
は0.53g−Pd/Kg−レブリン酸メチルにもなるの
に対し、塩化第二銅を用いた場合には0.01g−
Pd/Kg−レブリン酸メチル以下の逃散である。
従つてパラジウムの損失という点からは塩化第二
銅が好ましい。
従つて、塩化銅として塩化第一銅を用いた場合
と塩化第二銅を用いた場合のどちらが有利である
かは製造条件その他により異なるので一概にはい
えないが、一般にはパラジウムの損失の少ない塩
化第二銅が好ましい。塩化銅の使用量は、通常4
−ペンテン酸またはそのエステルの使用量に対し
て0.1〜3モル当量、好ましくは0.4〜1.5モル当量
が用いられる。
本発明方法は0℃〜100℃の範囲内の温度で行
なわれるが、反応収率の点から50〜70℃が好まし
い。
また本発明は加圧下でも微減圧下でも行なうこ
とができるが、反応装置の点から常圧で行なうの
が好ましい。
酸素の供給量は反応液1あたり500〜4000
c.c./分程度でよく、細かく分散させて吹き込むこ
とが好ましい。
生成物であるレブリン酸またはそのエステル
は、使用した溶媒の種類に応じて、分液、蒸留、
抽出、カラムクロマトグラフイー、ガスクロマト
グラフイーなどの常法によつて容易に単離精製す
ることができる。
反応に使用した塩化パラジウムは、例えば水−
ジメチルホルムアミド系混合溶媒を使用した場合
は、レブリン酸またはそのエステルを分離したの
ちに再使用が可能であるが、常法によりピリジ
ン、ピコリンといつた有機塩基などの適当な沈澱
剤を用いてパラジウム錯体として沈澱させ分離回
収することもできる。また水−四塩化炭素系混合
溶媒または水−ベンゼン系混合溶媒などの二層系
溶媒を用いた場合は、有機層と水層を分離し、水
層はさらに四塩化炭素またはベンゼンでレブリン
酸またはそのエステルを抽出したのち、次回の酸
化反応において再使用することができる。
水のみを用いた場合、反応液はベンゼン、四塩
化炭素、エーテル等の適当な有機溶媒でレブリン
酸またはそのエステルを抽出した後に再使用する
ことができる。
以上のように塩化パラジウム及び塩化銅の回収
再使用を考慮すると、水−ジメチルホルムアミド
系混合溶媒などの均一層系混合溶媒は工業的実施
上問題がある。更に反応収率をも考慮すると水−
四塩化炭素または水−ベンゼン系混合溶媒などの
二層系混合溶媒が工業的実施には適している。
生成物として単離精製したレブリン酸またはそ
のエステルは、そのまま製品としてもよいし、レ
ブリン酸の場合は常法により容易に適当なアルコ
ールとのエステルとすることができるし、またレ
ブリン酸エステルで得られる場合は、常法により
加水分解してレブリン酸とすることもきわめて容
易である。
本発明方法を実施する場合、回分的にも、連続
的にも反応操作が行なえることはいうまでもな
い。
本発明は、 (a) 出発物質として4−ペンテン酸またはそのエ
ステルを用いるために、アジピン酸モノメチル
からのセバシン酸ジメチルの電解製造の際の副
生物を利用することができ、工業的に入手可能
な安価な物質から出発しうる点で非常に経済的
である。
(b) 穏和な酸化剤である塩化パラジウムを用い、
その再酸化も酸素を消費するだけで容易に行な
えるので、全体としての反応条件は穏和で反応
操作も容易である等の効果を有する。
このように本発明は、レブリン酸またはそのエ
ステルの製造にあたつて非常に有利な工業的製法
を提供したという点で大きな意味を有するもので
ある。
以下実施例により本発明を詳細に説明する。な
お、実施例中で用いられる用語は次の定義に従う
ものとする。
(1) 転化率 転化率=消費された4−ペンテン酸またはそのエステルのモル数/仕込まれた4−ペンテン酸またはそのエステルの
モル数×100(%) (2) 選択率 選択率=生成したレブリン酸またはそのエステルのモル数/消費された4−ペンテン酸またはそのエステルのモル数
×100(%) (3) 収率 収率=生成したレブリン酸またはそのエステルのモル数/仕込まれた4−ペンテン酸またはそのエステルのモル数×
100(%) 実施例 1 3ツ口フラスコ(容量1)に塩化パラジウム
5.93g(33.4mmole)、塩化第二銅2水和物52.3
g(307mmole)、水201.8g、四塩化炭素491.8
g、及び4−ペンテン酸メチル38.1g(334m
mole)を入れた後油浴中で内温を63℃に保ち撹
拌を十分に行ないながら、微泡化した酸素を700
ml/分で吹き込んだ。63℃で2時間反応を行なつ
たのち室温でさらに14時間30分反応を続けた。四
塩化炭素層を分離し、水層を四塩化炭素で数回抽
出した。抽出した四塩化炭素溶液は、さきの四塩
化炭素層と合わせて常法蒸留により四塩化炭素を
留去した。残渣を減圧蒸留して沸点84〜86℃/14
mmHgの無色液体としてレブリン酸メチル30.2g
を得た。単離収率は69.5%であつた。ガスクロマ
トグラフイーによる定量では4−ペンテン酸メチ
ルの転化率99.8%、レブリン酸メチルの選択率
74.2%であつた。
レブリン酸メチルを留出させたあとの蒸留残渣
を石英ビーカーに移し電気炉中で有機物を燃焼さ
せ、次いで残つた灰分に王水を加え煮沸、蒸発乾
固を3回繰り返した。最後に灰分を塩酸溶液とし
て原子吸光分析でパラジウムを定量した。四塩化
炭素層に逃散したパラジウムはレブリン酸メチル
1Kgあたり0.0029gであつた。
実施例 2 実施例1で四塩化炭素抽出した後の水層に、新
たに四塩化炭素492g及び4−ペンテン酸メチル
38.5g(338mmole)を加えて実施例1と同様に
反応を行なつた。ガスクロマトグラフイーによる
分析から、4−ペンテン酸メチルの転化率100
%、レブリン酸メチルの選択率75.1%であつた
(新たに加えた4−ペンテン酸メチル基準)。
実施例 3 100c.c.容の3ツ口フラスコに、塩化パラジウム
0.526g(2.97mmole)、塩化第二銅2水和物2.58
g(15.1mmole)、水4.11g、ジメチルホルムア
ミド30.78g、及び4−ペンテン酸メチル3.43g
(30.1mmole)を入れた後、油浴中で内温を62℃
に保ち撹拌を十分に行ないながら微泡化した酸素
を50ml/分で吹き込んだ。4時間15分反応を行な
つた後に分析したところ、4−ペンテン酸メチル
の転化率98.8%、レブリン酸メチルの選択率62.0
%であつた。
実施例 4 100c.c.3ツ口フラスコに、塩化パラジウム0.576
g(3.25mmole)、塩化第二銅2水和物5.18g
(30.4mmole)、水20.03g、四塩化炭素47.75g及
び4−ペンテン酸3.09g(30.9mmole)を仕込
み、油浴中で内温を62℃に保ち撹拌を十分に行な
いながら微泡化した酸素を40ml/分で吹き込ん
だ。5時間30分反応を行なつた後に、水層、四塩
化炭素層ともジアゾメタンを吹き込んで分析した
ところ、4−ペンテン酸の転化率99.9%、レブリ
ン酸の収率9.8%であつた。
実施例 5 フラスコに、塩化パラジウム0.513g(28.9m
mole)塩化第二銅2水和物2.59g(15.2m
mole)、水2.16g、ジメチルホルムアミド13.27g
及び4−ペンテン酸3.00g(30.0mmole)を仕込
み、油浴中で内温を60℃に保ち撹拌を十分に行な
いながら微泡化した酸素を20ml/分で吹き込ん
だ。5時間30分反応を続けた後分析したところ、
4−ペンテン酸の転化率100%、レブリン酸の収
率11.9%であつた。
実施例 6 アジピン酸モノメチル400g、水酸化カリウム
14g、メタノール586gの混合物を、白金陽極を
用いて電流密度10A/dm2、液温55℃で無隔膜電解
した。電解液を蒸留することにより、4−ペンテ
ン酸メチルとn−吉草酸メチルの1:1混合物39
gとセバシン酸ジメチル207gを得た。こうして
得られた4−ペンテン酸メチルとn−吉草酸メチ
ルの混合物23.0gに、塩化パラジウム1.56g、塩
化第二銅2水和物18.5g、水70.0g、及び四塩化
炭素151.2gを加え、油浴中で内温を64℃に保ち
撹拌を十分に行ないながら微泡化した酸素を200
ml/分で吹き込んだ。64℃で15時間反応を続けた
後四塩化炭素層を分離し水層を四塩化炭素で数回
抽出した。抽出した四塩化炭素溶液をさきの四塩
化炭素層とあわせて常圧蒸留により四塩化炭素を
留去した。続いてn−吉草酸メチル10.2gを、常
圧で126〜127℃の留分として分離した。残渣を減
圧蒸留して沸点84〜86℃/14mmHgのレブリン酸
メチル9.23gを得た。単離収率は70.4%であつ
た。ガスクロマトグラフイーによる定量では、4
−ペンテン酸メチルの転化率100%、レブリン酸
メチルの収率75.0%であつた。
実施例 7 滴下ロートとデイムロース冷却器を備えつけた
100c.c.フラスコに、塩化パラジウム0.533g(3.01
mmole)、塩化第二銅2水和物2.67g(15.5m
mole)、水4.20g、ジメチルホルムアミド31.2g
を入れて、油浴中で内温を62℃に保ち撹拌を十分
に行ないながら微泡化した酸素を100ml/分で吹
き込み続けた。撹拌及び酸素の吹き込みを続けな
がら、4−ペンテン酸メチルを滴下ロートから2
時間かかつて滴下した。その後4時間撹拌を続け
た後に分析したところ4−ペンテン酸メチルの転
化率99.0%、レブリン酸メチルの選択率60.8%で
あつた。
実施例 8 塩化パラジウム0.535g(3.02mmole)、塩化第
二銅2水和物5.30g(30.9mmole)、水4.30g、
ジメチルホルムアミド30.8g及び4−ペンテン酸
メチル3.47g(30.4mmole)の混合物を実施例3
と同様にして62℃で6時間45分反応させた。結果
は、4−ペンテン酸メチルの転化率98.9%、レブ
リン酸メチルの選択率60.6%であつた。
実施例 9 塩化パラジウム0.558g(3.15mmole)、塩化第
二銅2水和物2.71g(15.8mmole)、水4.20g、
ジメチルホルムアミド32.1g、及び4−ペンテン
酸メチル3.26g(28.6mmole)の混合物を実施例
3と同様にして5℃で9時間10分反応させた後17
〜21℃で12時間反応させた。結果は4−ペンテン
酸メチルの転化率52.6%、レブリン酸メチルの選
択率29.4%であつた。
実施例 10 塩化パラジウム0.536g(3.02mmole)、塩化第
二銅2水和物2.79g(16.3mmole)、水4.1g、ジ
メチルホルムアミド31.0g及び4−ペンテン酸メ
チル3.43g(30.1mmole)の混合物を実施例3と
同様にして、82℃で3時間20分反応させた。結果
は4−ペンテン酸メチルの転化率97.2%、レブリ
ン酸メチルの選択率46.8%であつた。
実施例 11 塩化パラジウム0.640g(3.61mmole)、塩化第
二銅2水和物5.36g(31.2mmole)、水20.3g、
ベンゼン49.5g及び4−ペンテン酸メチル3.82g
(33.5mmole)の混合物を実施例3と同様にして
64℃で13時間反応させた。結果は4−ペンテン酸
メチルの転化率99.7%、レブリン酸メチルの選択
率80.0%であつた。
ベンゼン層を分析したところ、パラジウムのベ
ンゼン層への逃散はレブリン酸メチル1Kgあたり
0.011gであつた。
実施例 12 塩化パラジウム3.26g(18.4mmole)、塩化第
一銅16.02g(161.8、mmole)、水104.2g、四塩
化炭素252.4g、4−ペンテン酸19.30g(169.3m
mole)の混合物を実施例1と同様にして62℃で
8時間反応させた。結果は4−ペンテン酸メチル
の転化率99.9%、レブリン酸メチルの選択率90.6
%であつた。
四塩化炭素層を分析したところ、パラジウムの
四塩化炭素層への逃散はレブリン酸メチル1Kgあ
たり0.53gであつた。
実施例 13 塩化パラジウム3.23g(18.2mmole)、塩化第
一銅15.86g(160.2mmole)、水102.2g、ベンゼ
ン253.8g及び4−ペンテン酸メチル20.29g
(167.3mmole)の混合物を実施例1と同様にして
62℃で10時間反応させたところ結果は、4−ペン
テン酸メチルの転化率99.6%、レブリン酸メチル
の選択率83.5%であつた。
実施例 14 塩化パラジウム0.533g(3.01mmole)、塩化第
一銅3.02g(30.5mmole)、水4.1g、ジメチルホ
ルムアミド31.2g、4−ペンテン酸メチル3.46g
(30.3mmole)の混合物を実施例3と同様にして
62℃で4時間40分反応させた。結果は4−ペンテ
ン酸メチルの転化率100%、レブリン酸メチルの
収率69.8%であつた。
実施例 15 塩化パラジウム0.661g(3.73mmole)、塩化第
一銅3.71g(37.5mmole)、水22.1g、ベンゼン
250.6g及び4−ペンテン酸メチル4.24g(37.2m
mole)の混合物を実施例1と同様にして62℃で
22時間30分反応させたところ、4−ペンテン酸メ
チルの転化率100%、レブリン酸メチルの収率
85.7%であつた。
実施例 16 塩化パラジウム0.547g(3.09mmole)、塩化第
二銅2水和物2.76g(16.1mmole)、水35.2g及
び4−ペンテン酸メチル3.53g(31.0mmole)の
混合物を実施例3と同様にして62℃で5時間30分
反応させた。結果は4−ペンテン酸の転化率100
%、レブリン酸メチルの収率37.3%であつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水または水系混合溶媒中、一般式 CH2=CHCH2CH2CO2R(Rは水素原子または低
    級アルキル基)で示される4−ペンテン酸または
    そのエステルを、塩化銅及び酸素の存在下塩化パ
    ラジウムで酸化することを特徴とする一般式 CH3COCH2CH2CO2R(Rは上記と同じ)で示さ
    れるレブリン酸またはそのエステルの製造方法。 2 水系混合溶媒が、水−四塩化炭素系混合溶
    媒、水−ベンゼン系混合溶媒または水−ジメチル
    ホルムアミド系混合溶媒である特許請求の範囲第
    1項記載の製造方法。 3 水系混合溶媒が、水−四塩化炭素系混合溶媒
    または水−ベンゼン系混合溶媒である特許請求の
    範囲第2項記載の製造方法。 4 Rが低級アルキル基である特許請求の範囲第
    1項記載の製造方法。 5 低級アルキル基がメチル基である特許請求の
    範囲第4項記載の製造方法。 6 酸化を50〜70℃の温度範囲で行なう特許請求
    の範囲第1項記載の製造方法。
JP7967280A 1980-06-13 1980-06-13 Production of levulinic acid or its ester Granted JPS577439A (en)

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