JPS6144865B2 - - Google Patents
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- JPS6144865B2 JPS6144865B2 JP52090546A JP9054677A JPS6144865B2 JP S6144865 B2 JPS6144865 B2 JP S6144865B2 JP 52090546 A JP52090546 A JP 52090546A JP 9054677 A JP9054677 A JP 9054677A JP S6144865 B2 JPS6144865 B2 JP S6144865B2
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- tetrahydro
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D223/00—Heterocyclic compounds containing seven-membered rings having one nitrogen atom as the only ring hetero atom
- C07D223/14—Heterocyclic compounds containing seven-membered rings having one nitrogen atom as the only ring hetero atom condensed with carbocyclic rings or ring systems
- C07D223/16—Benzazepines; Hydrogenated benzazepines
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P25/00—Drugs for disorders of the nervous system
- A61P25/28—Drugs for disorders of the nervous system for treating neurodegenerative disorders of the central nervous system, e.g. nootropic agents, cognition enhancers, drugs for treating Alzheimer's disease or other forms of dementia
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- Veterinary Medicine (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
Description
本発明は生理学的に活性のある新規2−カルバ
モイル−1・2・4・5−テトラヒドロ−3H−
2−ベンズアゼピン−3−オン類、その製造法、
ならびにこれを含む製薬組成物に関する。 本発明に係る新規2−カルバモイル−1・2・
4・5−テトラヒドロ−3H−2−ベンズアゼピ
ン−3−オン類は、一般式 〔ここに、R1は水素原子またはフエニル基であ
り、R2はモルホリノ基またはアミノ基(1ない
し4炭素原子を含むアルキル基、あるいは5また
は6炭素原子を含むシクロアルキル基、あるいは
フエニル基によりモノ置換またはジ置換されたも
の)であり、R4は水素原子または1ないし4炭
素原子を含むアルキル基であり、R5は水素原子
または1ないし4炭素原子を含むアルキル基であ
り、R7は水素またはハロゲン原子または1ない
し4炭素原子を含むアルコキシ基であり、R8は
水素またはハロゲン原子または1ないし4炭素原
子を含むアルキル基である〕の化合物である。 1・2・4・5−テトラヒドロ−3H−2−ベ
ンズアゼピン−3−オン系()は、非置換の場
合でも、化学における最近の有益な取得品であ
る。それは、このものが3・4−ジヒドロ−2
(1H)−ナフタレンのシユミツト転位から生じた
生成物として1949年に最初記述され(I.L.
KNUNYANTSおよびB.P.FABRICHNYI、
Doklady Akad.Nauk.S.S.S.R.、68、(1949)、523
−526を見よ)、 そして水からの再結晶後に109−110℃の融点を有
するといわれたけれども、この生成物は実際には
物質(複数)の混合物であることが最近証明され
たからである〔A.N.KOSTおよびA.P.
STANKEVICIUS、Chem.Het.Compounds、
7、(9)、(1971)、1288−92〕。これも同じ反応を
扱つたフランス特許第1472930号明細書も同様に
融点として混合物のそれを示している。A.P.
STANKEVICIUSおよびA.N.KOSTの研究が発表
されるまで〔ロシア特許第190365号明細書ならび
にA.N.KOSTおよびA.P.STANKEVICIUSによる
論設(上記引用文中)を見よ〕、疑う余地なく所
望のラクタムに導く合成法の適用の証拠があると
はいえなかつた。この合成は次のように説明でき
る: このようにして得られる1・2・4・5−テト
ラヒドロ−3H−2−ベンズアゼピン−3−オン
は、四塩化炭素からの再結晶後に、135−136℃で
融ける。 これらのロシアの著者等の仕事はこの基本的な
二環系の置換誘導体には触れていない。 1958年に、H.A.BRUSON等〔J.Am.Chem.
Soc.80、(1958)、3633−36を見よ〕は1・1・
5・5−テトラメチル誘導体を得る確率を述べ、
一方1970年にP.C.MUKHARJI等〔Indian J.
Chem.、8、(1970)、225−29および同誌8、
(1970)、318−24〕は炭素および水素の分析だけ
に基づき、彼等は対応する3・4−ジヒドロ−2
(1H)−ナフタレンから出発して次の誘導体 を単離したと言明している。 置換生成物の構造の証拠は、これもまた対応す
る3・4−ジヒドロ−2(1H)−ナフタレンから
つくられた1・1−ジメチルおよび1・1・5・
5−テトラメチル誘導体に対するR.T.CONLEY
等(J.Org.Chem.28、(1963)、210−14〕による
記事の発表、そして3−(3・4−ジメトキシフ
エニル)−プロピオンアミドをベンズアルデヒ
ド、s−トリオキサンおよびパラアルデヒドと反
応させることによりつくられる: 7位および8位の両方にメトキシ基を有する五誘
導体に関するR.R.WITTEKIND等〔J.Het.Chem.
8、(1971)、495−501〕によるもつと最近の発表
まで最終的に現われなかつた。その上、これまで
に知られる唯一のN−置換誘導体: の単離も述べているのはこの最後の研究なのであ
る。このものは僅か3%の収率で得られ、どの場
合においても故意でなくつくられた。 2−位および4−位が置換された誘導体の欠如
も注目さるべきである。 更にまた、この方法で合成された1・2・4・
5−テトラヒドロ−3H−2−ベンズアゼピン−
3−オンの薬理性はその著者等により調べられた
ことがなく、彼等は一般にこれらを対応する2・
3・4・5−テトラヒドロ−1H−2−ベンズア
ゼピンの合成における中間体としてつくつている
のである(前に引用したA.N.KOST等および前
に引用したR.R.WITTEKIND等を見よ)。 本発明化合物をつくるために、ロシアの著者等
により使用されたβ−ナフトールから出発する方
法は1−位に置換基を導入できないこと、その上
出発物質の入手難から考えて殆ど興味がないこと
は注目さるべきである。他方、WITTEKINDの
方法はベンゼン環に電子供与基をもつフエニルプ
ロピオンアミドに限られるようである。 本発明による2−カルバモイル−1・2・4・
5−テトラヒドロ−3H−2−ベンズアゼピン−
3−オンは次の方法の一つにより製造できる: (a) 式()の1・2・4・5−テトラヒドロ−
3H−2−ベンズアゼピン−3−オンを次の反
応式: (ここに、R′は、1ないし4炭素原子を含むア
ルキル基、あるいは5または6炭素原子を含む
シクロアルキル基あるいはフエニル基であり、
R1、R4、R5、R7およびR8は前記と同じ意味を
有する)に従い、適当な溶媒中、必要に応じオ
ートクレーブ中で式()のイソシアネートと
反応させる。 (b) 式()の1・2・4・5−テトラヒドロ−
3H−2−ベンズアゼピン−3−オンのアルカ
リ金属誘導体を次式: (ここに、R1、R2、R4、R5、R7およびR8は前
記と同じ意味を有し、Meはナトリウムまたは
カリウムといつたアルカリ金属であり、Halは
塩素または臭素といつたハロゲン原子である)
に従い、ハロゲン化R2−カルボニルと反応さ
せる。 本発明2−カルバモイル化合物の製造に出発物
質として使用される1・2・4・5−テトラヒド
ロ−3H−2−ベンズアゼピン−3−オンならび
にその製造法は、本明細書と同時出願された本発
明者等の特願昭52−90547号の主題であり、詳細
な記述にこれを引用している。これらはまた文献
(前記引用のI.L.KNUNYANTS等、および前記引
用のA.P.STANKEVICIUS等を見よ)に既に記述
された1・2・4・5−テトラヒドロ−3H−2
−ベンズアゼピン−3−オン(ここに、R1、
R2、R4、R5、R7およびR8はすべて水素原子であ
る)を除き新化合物である。 本発明化合物は貴重な製薬上の特性を有し、特
に記憶能の過程に対する有益な作用および低酸素
型侵害に対する保護作用を有する。このようにし
て、これらの第一の使用は老人精神医学において
であり、この分野は老衰による細胞変化だけでな
く、弧立したまたはくり返しの血管傷害の結果と
して脳への酸素供給の減少による記憶不全により
特徴づけられる〔V.C.HACHINSKI、Lancet、
、(1974)、207〕。更に、本発明化合物は多くの
他の臨床上の適応、例えば脳血管あるいは心臓血
管障害、外傷後のあるいは毒物による昏睡、記憶
不全、精神の集中の困難などの防止と治療に役立
つ。 記憶過程に及ぼす作用は特に脊髄の固定のため
の時間の短縮により示される。この試験は記憶の
基本的モデルとして文献〔C.GIURGEAおよびF.
MOURAVIEFF−LESUISSE、Arch.Int.
Pharmacodyn.191、(2)、(1971)、279〕に記述さ
れ、臨床生理病理学との良い相間において薬理学
的反応を与えられているものである。ラツトにお
いて小脳の単一側面の病変後、後足の姿勢の非対
称がある。この非対称はもしその動物を十分に長
期間にわたりこの状態におくならば脊髄の切断後
も存続することがある。脊髄固定時間と呼ばれる
この時間は実験条件下で45分である。他方もしこ
の時間の終了前に、例えば非対称の開始後35分で
脊髄の切断を行なうならば非対称が消失する。偽
薬で処置された動物はこれら条件下でこの非対称
を留めない。反対に、35分後に脊髄切断を実施し
たときラツトに非対称を留めさせる(従つて脊髄
固定を果す)化合物は活性であると見做す。 これらの条件で、本発明化合物、例えば2−メ
チル−カルバモイル−1・2・4・5−テトラヒ
ドロ−3H−2−ベンズアゼピン−3−オン(化
合物A)または4・5−ジメチル−2−メチルカ
ルバモイル−1・2・4・5−テトラヒドロ−
3H−2−ベンズアゼピン−3−オン(化合物
B)の投与は次の効果を生ずる: 化合物AおよびBをそれぞれ70mg/Kgおよび24
mg/Kg(即ち、0.3および0.1ミリモル/Kg)の用
量で腹腔内投与すると、それぞれ5匹中3匹の動
物にまた7匹中3匹の動物に35分後脊髄固定を生
じた。 同じ条件下で、ピラセタム(piracetam)は30
mg/Kg(0.2ミリモル/Kg)の用量で活性があり、
この用量で9匹中4匹に脊髄固定を起こした(前
記引用のC.GIURGEAおよびF.MOURAVIEFF−
LESUISSEを見よ)。 記憶過程に及ぼす作用はまたラツトにおける他
の記憶保持を改善する化合物の能力によつても実
証される。本発明者等の研究室で開発されこの目
的に使われている活動回避試験の原理は次のよう
に記述できる:増加しつつある測定された圧力を
当てられたラツトの足を引込める反応を観察す
る。この引込める反応を生ずる圧力は反応閾と呼
ばれる。後者はグラム数で表示され、動物の足に
かけたとき引込みを起こす最低圧に相当する。こ
れは用いた装置上の目盛から直接読み取れる。24
時間後に試験したとき対照動物は先の試験の明白
な記憶を示さない:即ち、前日のそれと同程度の
刺激の強さで回避を起こさない。反対に、記憶過
程に陽性の効果を有する化合物(例えば、ピラセ
タム)で処置した動物は有意な度合の記憶保有を
示す:即ち、ラツトが回避の反射で反応する刺激
は対照動物に対するそれよりも統計学的に低い。
各試験に対して最小20匹(処置ラツト10匹と対照
ラツト10匹)のラツトを使用し、活性用量は刺激
を110g以下に低下させる最小用量として定義す
る。 本発明化合物、即ち2−メチルカルバモイル−
1・2・4・5−テトラヒドロ−3H−2−ベン
ズアゼピン−3−オン(化合物A)、4・5−ジ
メチル−2−メチルカルバモイル−1・2・4・
5−テトラヒドロ−3H−2−ベンズアゼピン−
3−オン(化合物B)、5−メチル−2−モルホ
リノカルバモニル−1・2・4・5−テトラヒド
ロ−3H−2−ベンズアゼピン−3−オン(化合
物C)、7−クロロ−2−メチルカルバモイル−
1・2・4・5−テトラヒドロ−3H−2−ベン
ズアゼピン−3−オン(化合物D)、7−クロロ
−4−メチル−2−メチルカルバモイル−1・
2・4・5−テトラヒドロ−3H−2−ベンズア
ゼピン−3−オン(化合物E)、2−n−ブチル
カルバモイル−1・2・4・5−テトラヒドロ−
3H−2−ベンズアゼピン−3−オン(化合物
F)、2−n−ブチルカルバモイル−7−メトキ
シ−1−フエニル−1・2・4・5−テトラヒド
ロ−3H−2−ベンズアゼピン−3−オン(化合
物G)および2−ジメチルカルバモイル−1・
2・4・5−テトラヒドロ−3H−2−ベンズア
ゼピン−3−オン(化合物H)の皮下投与は、こ
れら、条件下で次表に示した効果を生ずる。こ
の表はこの試験において本発明化合物がピラセ
タムのそれより勝れた活性を及ぼすことを示して
いる。
モイル−1・2・4・5−テトラヒドロ−3H−
2−ベンズアゼピン−3−オン類、その製造法、
ならびにこれを含む製薬組成物に関する。 本発明に係る新規2−カルバモイル−1・2・
4・5−テトラヒドロ−3H−2−ベンズアゼピ
ン−3−オン類は、一般式 〔ここに、R1は水素原子またはフエニル基であ
り、R2はモルホリノ基またはアミノ基(1ない
し4炭素原子を含むアルキル基、あるいは5また
は6炭素原子を含むシクロアルキル基、あるいは
フエニル基によりモノ置換またはジ置換されたも
の)であり、R4は水素原子または1ないし4炭
素原子を含むアルキル基であり、R5は水素原子
または1ないし4炭素原子を含むアルキル基であ
り、R7は水素またはハロゲン原子または1ない
し4炭素原子を含むアルコキシ基であり、R8は
水素またはハロゲン原子または1ないし4炭素原
子を含むアルキル基である〕の化合物である。 1・2・4・5−テトラヒドロ−3H−2−ベ
ンズアゼピン−3−オン系()は、非置換の場
合でも、化学における最近の有益な取得品であ
る。それは、このものが3・4−ジヒドロ−2
(1H)−ナフタレンのシユミツト転位から生じた
生成物として1949年に最初記述され(I.L.
KNUNYANTSおよびB.P.FABRICHNYI、
Doklady Akad.Nauk.S.S.S.R.、68、(1949)、523
−526を見よ)、 そして水からの再結晶後に109−110℃の融点を有
するといわれたけれども、この生成物は実際には
物質(複数)の混合物であることが最近証明され
たからである〔A.N.KOSTおよびA.P.
STANKEVICIUS、Chem.Het.Compounds、
7、(9)、(1971)、1288−92〕。これも同じ反応を
扱つたフランス特許第1472930号明細書も同様に
融点として混合物のそれを示している。A.P.
STANKEVICIUSおよびA.N.KOSTの研究が発表
されるまで〔ロシア特許第190365号明細書ならび
にA.N.KOSTおよびA.P.STANKEVICIUSによる
論設(上記引用文中)を見よ〕、疑う余地なく所
望のラクタムに導く合成法の適用の証拠があると
はいえなかつた。この合成は次のように説明でき
る: このようにして得られる1・2・4・5−テト
ラヒドロ−3H−2−ベンズアゼピン−3−オン
は、四塩化炭素からの再結晶後に、135−136℃で
融ける。 これらのロシアの著者等の仕事はこの基本的な
二環系の置換誘導体には触れていない。 1958年に、H.A.BRUSON等〔J.Am.Chem.
Soc.80、(1958)、3633−36を見よ〕は1・1・
5・5−テトラメチル誘導体を得る確率を述べ、
一方1970年にP.C.MUKHARJI等〔Indian J.
Chem.、8、(1970)、225−29および同誌8、
(1970)、318−24〕は炭素および水素の分析だけ
に基づき、彼等は対応する3・4−ジヒドロ−2
(1H)−ナフタレンから出発して次の誘導体 を単離したと言明している。 置換生成物の構造の証拠は、これもまた対応す
る3・4−ジヒドロ−2(1H)−ナフタレンから
つくられた1・1−ジメチルおよび1・1・5・
5−テトラメチル誘導体に対するR.T.CONLEY
等(J.Org.Chem.28、(1963)、210−14〕による
記事の発表、そして3−(3・4−ジメトキシフ
エニル)−プロピオンアミドをベンズアルデヒ
ド、s−トリオキサンおよびパラアルデヒドと反
応させることによりつくられる: 7位および8位の両方にメトキシ基を有する五誘
導体に関するR.R.WITTEKIND等〔J.Het.Chem.
8、(1971)、495−501〕によるもつと最近の発表
まで最終的に現われなかつた。その上、これまで
に知られる唯一のN−置換誘導体: の単離も述べているのはこの最後の研究なのであ
る。このものは僅か3%の収率で得られ、どの場
合においても故意でなくつくられた。 2−位および4−位が置換された誘導体の欠如
も注目さるべきである。 更にまた、この方法で合成された1・2・4・
5−テトラヒドロ−3H−2−ベンズアゼピン−
3−オンの薬理性はその著者等により調べられた
ことがなく、彼等は一般にこれらを対応する2・
3・4・5−テトラヒドロ−1H−2−ベンズア
ゼピンの合成における中間体としてつくつている
のである(前に引用したA.N.KOST等および前
に引用したR.R.WITTEKIND等を見よ)。 本発明化合物をつくるために、ロシアの著者等
により使用されたβ−ナフトールから出発する方
法は1−位に置換基を導入できないこと、その上
出発物質の入手難から考えて殆ど興味がないこと
は注目さるべきである。他方、WITTEKINDの
方法はベンゼン環に電子供与基をもつフエニルプ
ロピオンアミドに限られるようである。 本発明による2−カルバモイル−1・2・4・
5−テトラヒドロ−3H−2−ベンズアゼピン−
3−オンは次の方法の一つにより製造できる: (a) 式()の1・2・4・5−テトラヒドロ−
3H−2−ベンズアゼピン−3−オンを次の反
応式: (ここに、R′は、1ないし4炭素原子を含むア
ルキル基、あるいは5または6炭素原子を含む
シクロアルキル基あるいはフエニル基であり、
R1、R4、R5、R7およびR8は前記と同じ意味を
有する)に従い、適当な溶媒中、必要に応じオ
ートクレーブ中で式()のイソシアネートと
反応させる。 (b) 式()の1・2・4・5−テトラヒドロ−
3H−2−ベンズアゼピン−3−オンのアルカ
リ金属誘導体を次式: (ここに、R1、R2、R4、R5、R7およびR8は前
記と同じ意味を有し、Meはナトリウムまたは
カリウムといつたアルカリ金属であり、Halは
塩素または臭素といつたハロゲン原子である)
に従い、ハロゲン化R2−カルボニルと反応さ
せる。 本発明2−カルバモイル化合物の製造に出発物
質として使用される1・2・4・5−テトラヒド
ロ−3H−2−ベンズアゼピン−3−オンならび
にその製造法は、本明細書と同時出願された本発
明者等の特願昭52−90547号の主題であり、詳細
な記述にこれを引用している。これらはまた文献
(前記引用のI.L.KNUNYANTS等、および前記引
用のA.P.STANKEVICIUS等を見よ)に既に記述
された1・2・4・5−テトラヒドロ−3H−2
−ベンズアゼピン−3−オン(ここに、R1、
R2、R4、R5、R7およびR8はすべて水素原子であ
る)を除き新化合物である。 本発明化合物は貴重な製薬上の特性を有し、特
に記憶能の過程に対する有益な作用および低酸素
型侵害に対する保護作用を有する。このようにし
て、これらの第一の使用は老人精神医学において
であり、この分野は老衰による細胞変化だけでな
く、弧立したまたはくり返しの血管傷害の結果と
して脳への酸素供給の減少による記憶不全により
特徴づけられる〔V.C.HACHINSKI、Lancet、
、(1974)、207〕。更に、本発明化合物は多くの
他の臨床上の適応、例えば脳血管あるいは心臓血
管障害、外傷後のあるいは毒物による昏睡、記憶
不全、精神の集中の困難などの防止と治療に役立
つ。 記憶過程に及ぼす作用は特に脊髄の固定のため
の時間の短縮により示される。この試験は記憶の
基本的モデルとして文献〔C.GIURGEAおよびF.
MOURAVIEFF−LESUISSE、Arch.Int.
Pharmacodyn.191、(2)、(1971)、279〕に記述さ
れ、臨床生理病理学との良い相間において薬理学
的反応を与えられているものである。ラツトにお
いて小脳の単一側面の病変後、後足の姿勢の非対
称がある。この非対称はもしその動物を十分に長
期間にわたりこの状態におくならば脊髄の切断後
も存続することがある。脊髄固定時間と呼ばれる
この時間は実験条件下で45分である。他方もしこ
の時間の終了前に、例えば非対称の開始後35分で
脊髄の切断を行なうならば非対称が消失する。偽
薬で処置された動物はこれら条件下でこの非対称
を留めない。反対に、35分後に脊髄切断を実施し
たときラツトに非対称を留めさせる(従つて脊髄
固定を果す)化合物は活性であると見做す。 これらの条件で、本発明化合物、例えば2−メ
チル−カルバモイル−1・2・4・5−テトラヒ
ドロ−3H−2−ベンズアゼピン−3−オン(化
合物A)または4・5−ジメチル−2−メチルカ
ルバモイル−1・2・4・5−テトラヒドロ−
3H−2−ベンズアゼピン−3−オン(化合物
B)の投与は次の効果を生ずる: 化合物AおよびBをそれぞれ70mg/Kgおよび24
mg/Kg(即ち、0.3および0.1ミリモル/Kg)の用
量で腹腔内投与すると、それぞれ5匹中3匹の動
物にまた7匹中3匹の動物に35分後脊髄固定を生
じた。 同じ条件下で、ピラセタム(piracetam)は30
mg/Kg(0.2ミリモル/Kg)の用量で活性があり、
この用量で9匹中4匹に脊髄固定を起こした(前
記引用のC.GIURGEAおよびF.MOURAVIEFF−
LESUISSEを見よ)。 記憶過程に及ぼす作用はまたラツトにおける他
の記憶保持を改善する化合物の能力によつても実
証される。本発明者等の研究室で開発されこの目
的に使われている活動回避試験の原理は次のよう
に記述できる:増加しつつある測定された圧力を
当てられたラツトの足を引込める反応を観察す
る。この引込める反応を生ずる圧力は反応閾と呼
ばれる。後者はグラム数で表示され、動物の足に
かけたとき引込みを起こす最低圧に相当する。こ
れは用いた装置上の目盛から直接読み取れる。24
時間後に試験したとき対照動物は先の試験の明白
な記憶を示さない:即ち、前日のそれと同程度の
刺激の強さで回避を起こさない。反対に、記憶過
程に陽性の効果を有する化合物(例えば、ピラセ
タム)で処置した動物は有意な度合の記憶保有を
示す:即ち、ラツトが回避の反射で反応する刺激
は対照動物に対するそれよりも統計学的に低い。
各試験に対して最小20匹(処置ラツト10匹と対照
ラツト10匹)のラツトを使用し、活性用量は刺激
を110g以下に低下させる最小用量として定義す
る。 本発明化合物、即ち2−メチルカルバモイル−
1・2・4・5−テトラヒドロ−3H−2−ベン
ズアゼピン−3−オン(化合物A)、4・5−ジ
メチル−2−メチルカルバモイル−1・2・4・
5−テトラヒドロ−3H−2−ベンズアゼピン−
3−オン(化合物B)、5−メチル−2−モルホ
リノカルバモニル−1・2・4・5−テトラヒド
ロ−3H−2−ベンズアゼピン−3−オン(化合
物C)、7−クロロ−2−メチルカルバモイル−
1・2・4・5−テトラヒドロ−3H−2−ベン
ズアゼピン−3−オン(化合物D)、7−クロロ
−4−メチル−2−メチルカルバモイル−1・
2・4・5−テトラヒドロ−3H−2−ベンズア
ゼピン−3−オン(化合物E)、2−n−ブチル
カルバモイル−1・2・4・5−テトラヒドロ−
3H−2−ベンズアゼピン−3−オン(化合物
F)、2−n−ブチルカルバモイル−7−メトキ
シ−1−フエニル−1・2・4・5−テトラヒド
ロ−3H−2−ベンズアゼピン−3−オン(化合
物G)および2−ジメチルカルバモイル−1・
2・4・5−テトラヒドロ−3H−2−ベンズア
ゼピン−3−オン(化合物H)の皮下投与は、こ
れら、条件下で次表に示した効果を生ずる。こ
の表はこの試験において本発明化合物がピラセ
タムのそれより勝れた活性を及ぼすことを示して
いる。
【表】
【表】
他方、低酸素型攻撃に対する保護は作用の持続
時間の短いクラーレ作用薬、即ち塩化オキシジペ
ントニウム(ブレバトナール)により誘発される
致死率の減少により示される。用いた投与量でこ
のクラーレ作用薬剤は呼吸の抑圧をもたらし、こ
れが低酸素、炭酸過剰症候群を招く。この短い低
酸素の時間の間脳を保護しうる化合物は延命を保
証する。クラーレ作用剤の注射の1時間前に10匹
のマウスからなる複数の群に化合物を投与し、こ
れと同時に、10匹のマウスからなる対照群へクラ
ーレ作用薬剤に先立ち生理食塩水を与える。各化
合物に対して生残つたマウスの割合を「フイツシ
ヤー精密確率試験」によつて生残つた対照マウス
の割合と比較する。ブレバトナール試験と呼ばれ
るこの試験もまた本発明者等の研究室で開発した
ものである。 本発明化合物、即ち2−メチルカルバモイル−
1・2・4・5−テトラヒドロ−3H−2−ベン
ズアゼピン−3−オン(化合物A)、4・5−ジ
メチル2−メチルカルバモイル−1・2・4・5
−テトラヒドロ−3H−2−ベンズアゼピン−3
−オン(化合物B)、および4−n−ブチル−2
−メチルカルバモイル−1・2・4・5−テトラ
ヒドロ−3H−2−ベンズアゼピン−3−オン
(化合物)のこれら条件下での腹腔内投与(i.
p.)は次の表に要約した効果を生ずる。この表
から本発明化合物は同等の用量でピラセタムの
それよりも勝れた活性を生ずることがわかる。
時間の短いクラーレ作用薬、即ち塩化オキシジペ
ントニウム(ブレバトナール)により誘発される
致死率の減少により示される。用いた投与量でこ
のクラーレ作用薬剤は呼吸の抑圧をもたらし、こ
れが低酸素、炭酸過剰症候群を招く。この短い低
酸素の時間の間脳を保護しうる化合物は延命を保
証する。クラーレ作用剤の注射の1時間前に10匹
のマウスからなる複数の群に化合物を投与し、こ
れと同時に、10匹のマウスからなる対照群へクラ
ーレ作用薬剤に先立ち生理食塩水を与える。各化
合物に対して生残つたマウスの割合を「フイツシ
ヤー精密確率試験」によつて生残つた対照マウス
の割合と比較する。ブレバトナール試験と呼ばれ
るこの試験もまた本発明者等の研究室で開発した
ものである。 本発明化合物、即ち2−メチルカルバモイル−
1・2・4・5−テトラヒドロ−3H−2−ベン
ズアゼピン−3−オン(化合物A)、4・5−ジ
メチル2−メチルカルバモイル−1・2・4・5
−テトラヒドロ−3H−2−ベンズアゼピン−3
−オン(化合物B)、および4−n−ブチル−2
−メチルカルバモイル−1・2・4・5−テトラ
ヒドロ−3H−2−ベンズアゼピン−3−オン
(化合物)のこれら条件下での腹腔内投与(i.
p.)は次の表に要約した効果を生ずる。この表
から本発明化合物は同等の用量でピラセタムの
それよりも勝れた活性を生ずることがわかる。
【表】
本発明に係る新規化合物は著しく低い毒性をも
つようである。例えば、化合物Aに対して、ラツ
トにおける致死量(LD50)は腹腔内投与の場合
1000mg/Kgより多い。 本発明新規化合物は製薬賦形剤または担体との
混合状態で経口的に、非経口的にまたは直腸に投
与できる。 このようにして、経口投与の場合に使用される
形態は固体でも液体でもよく、通常の製薬賦形剤
または担体と混合状態にある例えばゼラチンカプ
セル、被覆または非被覆錠剤、丸剤、溶剤または
懸濁系として提供できる。錠剤用の賦形剤の例に
は乳糖、ばれいしよデンプン、とうもろこしデン
プン、タルク、ゼラチン、セルロース、セルロー
ス誘導体、糖、シリカ、ステアリン酸、ステアリ
ン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ポ
リエチレングリコール、およびポリビニルピロリ
ドン、並びに各種の着色料および香味料が含まれ
る。 非経口投与用の賦形剤または担体は、非経口的
に容認できる無菌液体、例えば水またはポリビニ
ルピロリドンの溶液、または油、例えば落花生油
でなければならない。 直腸投与用の賦形剤または担体は通常は坐薬基
剤成分、例えばカカオ脂または半グリセリドの混
合物である。 投与の形態は適当な投薬単位の形にあるのが有
利である。錠剤、丸剤、ゼラチンカプセル、びん
入りのもの、および坐薬は50から500mgの単位用
量を含むのがよい。溶液および懸濁系は本発明活
性化合物を1から20重量%含むのがよい。 次の実施例は本発明を説明するために示したも
のであり、これら実施例に記述された本発明に係
るすべての化合物の化学構造は該磁気共鳴、赤外
および質量分析法により確認されている。 実施例 1 2−メチルカルバモイル−1・2・4・5−テ
トラヒドロ−3H−2−ベンズアゼピン−3−
オン 1・2・4・5−テトラヒドロ−3H−2−ベ
ンズアゼピン−3−オン8g(0.05モル)、イソ
シアン酸メチル17ml(0.3モル)および乾燥キシ
レン300mlからなる混合物を500mlオートクレーブ
中150℃で4時間加熱する。得られた溶液を真空
で蒸発乾固し、残留物をメタノールから2回再結
晶する。2−メチルカルバモイル−1・2・4・
5−テトラヒドロ−3H−2−ベンズアゼピン−
3−オン7.4g(理論値の68%)が得られる。融
点140−141℃。 分 析 C12H14N2O2(分子量218.2) 計 算:C 66.0% H 6.47% N 12.8% 実 測 65.9% 6.45% 12.9% 次の表に述べる化合物は同様な方法でつくら
れる。
つようである。例えば、化合物Aに対して、ラツ
トにおける致死量(LD50)は腹腔内投与の場合
1000mg/Kgより多い。 本発明新規化合物は製薬賦形剤または担体との
混合状態で経口的に、非経口的にまたは直腸に投
与できる。 このようにして、経口投与の場合に使用される
形態は固体でも液体でもよく、通常の製薬賦形剤
または担体と混合状態にある例えばゼラチンカプ
セル、被覆または非被覆錠剤、丸剤、溶剤または
懸濁系として提供できる。錠剤用の賦形剤の例に
は乳糖、ばれいしよデンプン、とうもろこしデン
プン、タルク、ゼラチン、セルロース、セルロー
ス誘導体、糖、シリカ、ステアリン酸、ステアリ
ン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ポ
リエチレングリコール、およびポリビニルピロリ
ドン、並びに各種の着色料および香味料が含まれ
る。 非経口投与用の賦形剤または担体は、非経口的
に容認できる無菌液体、例えば水またはポリビニ
ルピロリドンの溶液、または油、例えば落花生油
でなければならない。 直腸投与用の賦形剤または担体は通常は坐薬基
剤成分、例えばカカオ脂または半グリセリドの混
合物である。 投与の形態は適当な投薬単位の形にあるのが有
利である。錠剤、丸剤、ゼラチンカプセル、びん
入りのもの、および坐薬は50から500mgの単位用
量を含むのがよい。溶液および懸濁系は本発明活
性化合物を1から20重量%含むのがよい。 次の実施例は本発明を説明するために示したも
のであり、これら実施例に記述された本発明に係
るすべての化合物の化学構造は該磁気共鳴、赤外
および質量分析法により確認されている。 実施例 1 2−メチルカルバモイル−1・2・4・5−テ
トラヒドロ−3H−2−ベンズアゼピン−3−
オン 1・2・4・5−テトラヒドロ−3H−2−ベ
ンズアゼピン−3−オン8g(0.05モル)、イソ
シアン酸メチル17ml(0.3モル)および乾燥キシ
レン300mlからなる混合物を500mlオートクレーブ
中150℃で4時間加熱する。得られた溶液を真空
で蒸発乾固し、残留物をメタノールから2回再結
晶する。2−メチルカルバモイル−1・2・4・
5−テトラヒドロ−3H−2−ベンズアゼピン−
3−オン7.4g(理論値の68%)が得られる。融
点140−141℃。 分 析 C12H14N2O2(分子量218.2) 計 算:C 66.0% H 6.47% N 12.8% 実 測 65.9% 6.45% 12.9% 次の表に述べる化合物は同様な方法でつくら
れる。
【表】
【表】
実施例 2
2−n−ブチルカルバモイル−1・2・4・5
−テトラヒドロ−3H−2−ベンズアゼピン−
3−オン 1・2・4・5−テトラヒドロ−3H−2−ベ
ンズアゼピン−3−オン8g(0.050モル)、乾燥
トルエン250mlおよびイソシアン酸n−ブチル5.5
g(0.055モル)からなる混合物を4時間還流加
熱する。得られた溶液を真空で蒸発乾固し、固体
残留物をジイソプロピルエーテルから2回再結晶
する。2−n−ブチルカルバモイル−1・2・
4・5−テトラヒドロ−3H−2−ベンズアゼピ
ン−3−オン10.6g(理論値の81%)が得られ
る。融点84.5−85℃。 分 析 C15H20N2O2(分子量260.3) 計 算:C 69.3% H 7.69% N 10.8% 実 測 69.3% 7.70% 10.7% 次の表に述べる化合物は同様にしてつくられ
が、ただし、R′がシクロヘキシルおよびフエニ
ル基である場合にはトルエンの代りにキシレンを
用いるのがよい。
−テトラヒドロ−3H−2−ベンズアゼピン−
3−オン 1・2・4・5−テトラヒドロ−3H−2−ベ
ンズアゼピン−3−オン8g(0.050モル)、乾燥
トルエン250mlおよびイソシアン酸n−ブチル5.5
g(0.055モル)からなる混合物を4時間還流加
熱する。得られた溶液を真空で蒸発乾固し、固体
残留物をジイソプロピルエーテルから2回再結晶
する。2−n−ブチルカルバモイル−1・2・
4・5−テトラヒドロ−3H−2−ベンズアゼピ
ン−3−オン10.6g(理論値の81%)が得られ
る。融点84.5−85℃。 分 析 C15H20N2O2(分子量260.3) 計 算:C 69.3% H 7.69% N 10.8% 実 測 69.3% 7.70% 10.7% 次の表に述べる化合物は同様にしてつくられ
が、ただし、R′がシクロヘキシルおよびフエニ
ル基である場合にはトルエンの代りにキシレンを
用いるのがよい。
【表】
【表】
実施例 3
シス−4・5−ジメチル−2−モルホリノカル
ボニル−1・2・4・5−テトラヒドロ−3H
−2−ベンズアゼピン−3−オン シス−4・5−ジメチル−1・2・4・5−テ
トラヒドロ−3H−2−ベンズアゼピン−3−オ
ン(本発明と同時出願の本発明者等の特許願の実
施例1に示されたようにしてつくる)3.3g
(0.019モル)のジメチルホルムアミド60ml中の溶
液へ水素化ナトリウム0.021モルをかきまぜなが
らゆつくり加え、続いて80℃で30分間加熱する。
その後氷浴中で冷却した後、塩化4−モルホリン
カルボニル3.2g(0.021モル)を滴加するが、そ
の添加速度は反応混合物の温度が約10℃に保たれ
るようにする。添加終了後、温度を徐々に80℃に
上げ、次いでこの温度に2時間保つ。その後反応
混合物を真空で蒸発乾固し固体残留物をクロロホ
ルムで抽出する。有機溶液を2回水洗し、無水硫
酸ナトリウム上で乾燥し、過し、次に、液を
真空で蒸発乾固する。固体残留物を2−プロパノ
ールから再結晶する。シス−4・5−ジメチル−
2−モルホリノカルボニル−1・2・4・5−テ
トラヒドロ−3H−2−ベンズアゼピン−3−オ
ン3.8g(理論値の66%)が得られる。融点184−
185℃。 分 析 C17H22N2O3(分子量302.4) 計 算:C 67.5% H 7.33% N 9.26 実 測 67.4% 7.40% 9.20 次の表に示す化合物は同様にしてつくられ
る。
ボニル−1・2・4・5−テトラヒドロ−3H
−2−ベンズアゼピン−3−オン シス−4・5−ジメチル−1・2・4・5−テ
トラヒドロ−3H−2−ベンズアゼピン−3−オ
ン(本発明と同時出願の本発明者等の特許願の実
施例1に示されたようにしてつくる)3.3g
(0.019モル)のジメチルホルムアミド60ml中の溶
液へ水素化ナトリウム0.021モルをかきまぜなが
らゆつくり加え、続いて80℃で30分間加熱する。
その後氷浴中で冷却した後、塩化4−モルホリン
カルボニル3.2g(0.021モル)を滴加するが、そ
の添加速度は反応混合物の温度が約10℃に保たれ
るようにする。添加終了後、温度を徐々に80℃に
上げ、次いでこの温度に2時間保つ。その後反応
混合物を真空で蒸発乾固し固体残留物をクロロホ
ルムで抽出する。有機溶液を2回水洗し、無水硫
酸ナトリウム上で乾燥し、過し、次に、液を
真空で蒸発乾固する。固体残留物を2−プロパノ
ールから再結晶する。シス−4・5−ジメチル−
2−モルホリノカルボニル−1・2・4・5−テ
トラヒドロ−3H−2−ベンズアゼピン−3−オ
ン3.8g(理論値の66%)が得られる。融点184−
185℃。 分 析 C17H22N2O3(分子量302.4) 計 算:C 67.5% H 7.33% N 9.26 実 測 67.4% 7.40% 9.20 次の表に示す化合物は同様にしてつくられ
る。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式 〔ここに、R1は水素原子またはフエニル基であ
り、 R2はモルモリノ基またはアミノ基 (1〜4個の炭素原子を含むアルキル基、5また
は6個の炭素原子を含むシクロアルキル基または
フエニル基によりモノ置換またはジ置換されたも
の)であり、 R4は水素原子または1〜4個の炭素原子を含
むアルキル基であり、 R5は水素原子または1〜4個の炭素原子を含
むアルキル基であり、 R7は水素またはハロゲン原子または1〜4個
の炭素原子を含むアルコキシ基であり、 R8は水素またはハロゲン原子または1〜4個
の炭素原子を含むアルキル基である〕 を有する2−カルバモイル−1・2・4・5−テ
トラビドロ−3H−2−ベンズアゼピン−3−オ
ン化合物。 2 2−メチルカルバモイル−1・2・4・5−
テトラヒドロ−3H−2−ベンズアゼピン−3−
オンである特許請求の範囲第1項の化合物。 3 4・5−ジメチル−2−メチルカルバモイル
−1・2・4・5−テトラヒドロ−3H−2−ベ
ンズアゼピン−3−オンである特許請求の範囲第
1項の化合物。 4 5−メチル−2−モルホリノカルボニル−
1・2・4・5−テトラヒドロ−3H−2−ベン
ズアゼピン−3−オンである特許請求の範囲第1
項の化合物。 5 7−クロロ−2−メチルカルバモイル−1・
2・4・5−テトラヒドロ−3H−2−ベンズア
ゼピン−3−オンである特許請求の範囲第1項の
化合物。 6 7−クロロ−4−メチル−2−メチルカルバ
モイル−1・2・4・5−テトラヒドロ−3H−
2−ベンズアゼピン−3−オンである特許請求の
範囲第1項の化合物。 7 2−n−ブチルカルバモイル−1・2・4・
5−テトラヒドロ−3H−2−ベンズアゼピン−
3−オンである特許請求の範囲第1項の化合物。 8 2−n−ブチルカルバモイル−7−メトキシ
−1−フエニル−1・2・4・5−テトラヒドロ
−3H−2−ベンズアゼピン−3−オンである特
許請求の範囲第1項の化合物。 9 2−ジメチルカルバモイル−1・2・4・5
−テトラヒドロ−3H−2−ベンズアゼピン−3
−オンである特許請求の範囲第1項の化合物。 10 4−n−ブチル−2−メチルカルバモイル
−1・2・4・5−テトラヒドロ−3H−2−ベ
ンズアゼピン−3−オンである特許請求の範囲第
1項の化合物。 11 式 〔ここに、R1は水素原子またはフエニル基であ
り、 R2は1〜4個の炭素原子を含むアルキル基、
5または6個の炭素原子を含むシクロアルキル基
またはフエニル基によりモノ置換されているアミ
ノ基であり、 R4は水素原子または1〜4個の炭素原子を含
むアルキル基であり、 R5は水素原子または1〜4個の炭素原子を含
むアルキル基であり、 R7は水素またはハロゲン原子または1〜4個
の炭素原子を含むアルコキシ基であり、 R8は水素またはハロゲン原子または1〜4個
の炭素原子を含むアルキル基である〕 を有する2−カルバモイル−1・2・4・5−テ
トラヒドロ−3H−2−ベンズアゼピン−3−オ
ン化合物の製造方法であつて、式 (ここに、R1、R4、R5、R7およびR8は前記に示し
た意味を有する)の1・2・4・5−テトラヒド
ロ−3H−2−ベンズアゼピン−3−オンを式
R′−NCO(ここに、R′は1〜4個の炭素原子を
含むアルキル基、5または6個の炭素原子を含む
シクロアルキル基、またはフエニル基である)の
イソシアネートと溶媒中で反応させることからな
る方法。 12 式 〔ここに、R1は水素原子またはフエニル基であ
り、 R2はモルモリノ基またはアミノ基 (1〜4個の炭素原子を含むアルキル基、5また
は6個の炭素原子を含むシクロアルキル基または
フエニル基によりモノ置換またはジ置換されたも
の)であり、 R4は水素原子または1〜4個の炭素原子を含
むアルキル基であり、 R5は水素原子または1〜4個の炭素原子を含
むアルキル基であり、 R7は水素またはハロゲン原子または1〜4個
の炭素原子を含むアルコキシ基であり、 R8は水素またはハロゲン原子または1〜4個
の炭素原子を含むアルキル基である〕 を有する2−カルバモイル−1・2・4・5−テ
トラヒドロ−3H−2−ベンズアゼピン−3−オ
ン化合物の製造方法であつて、式 (ここに、R1、R4、R5、R7およびR8は前記に示し
た意味を有し、Meはアルカリ金属である)の
1・2・4・5−テトラヒドロ−3H−2−ベン
ズアゼピン−3−オンのアルカリ金属誘導体を式
Hal−CO−R2(ただし、R2は前記に示した意味
を有し、Halはハロゲン原子である)のハロゲン
化R2−カルボニルと反応させることからなる方
法。 13 式 〔ここに、R1は水素原子またはフエニル基であ
り、 R2はモルモリノ基またはアミノ基 (1〜4個の炭素原子を含むアルキル基によりモ
ノ置換またはジ置換されたもの)であり、 R4は水素原子または1〜4個の炭素原子を含
むアルキル基であり、 R5は水素原子または1〜4個の炭素原子を含
むアルキル基であり、 R7は水素またはハロゲン原子、または1〜4
個の炭素原子を含むアルコキシ基であり、 R8は水素原子である〕 を有する2−カルバモイル−1・2・4・5−テ
トラヒドロ−3H−2−ベンズアゼピン−3−オ
ンの有効量を医薬として許容される固体または液
体担体と混合して含有する記憶障害の予防および
治療医薬組成物。 14 式 〔ここに、R1、R7およびR8はそれぞれ水素原子で
あり、 R2は1〜4個の炭素原子を含むアルキル基に
よりモノ置換されているアミノ基であり、 R4は水素原子または1〜4個の炭素原子を含
むアルキル基であり、 R5は水素原子または1〜4個の炭素原子を含
むアルキル基である〕 を有する2−カルバモイル−1・2・4・5−テ
トラヒドロ−3H−2−ベンズアゼピン−3−オ
ンの有効量を医薬として許容される固体または液
体担体と混合して含有する酸素供給欠乏による脳
血管系または心臓血管系損傷の予防または治療医
薬組成物。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB31845/76A GB1525844A (en) | 1976-07-30 | 1976-07-30 | 2-carbamoyl-1,2,4,5-tetrahydro-3h-2-benzazepin-3-ones |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5318590A JPS5318590A (en) | 1978-02-20 |
| JPS6144865B2 true JPS6144865B2 (ja) | 1986-10-04 |
Family
ID=10329263
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9054677A Granted JPS5318590A (en) | 1976-07-30 | 1977-07-29 | Production of 22carbamoyll 1*2*4*55tetrahydroo3hh22 benzazepinee33ones and pharmaceutical composition |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4080450A (ja) |
| JP (1) | JPS5318590A (ja) |
| BE (1) | BE857190A (ja) |
| DE (1) | DE2733869C2 (ja) |
| FR (1) | FR2359827A1 (ja) |
| GB (1) | GB1525844A (ja) |
| NL (1) | NL7708272A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004089890A2 (en) * | 2003-04-04 | 2004-10-21 | Smithkline Beecham Corporation | Process and intermediates for preparing benzazepines |
-
1976
- 1976-07-30 GB GB31845/76A patent/GB1525844A/en not_active Expired
-
1977
- 1977-07-26 NL NL7708272A patent/NL7708272A/xx not_active Application Discontinuation
- 1977-07-27 FR FR7723371A patent/FR2359827A1/fr active Granted
- 1977-07-27 DE DE2733869A patent/DE2733869C2/de not_active Expired
- 1977-07-27 US US05/819,280 patent/US4080450A/en not_active Expired - Lifetime
- 1977-07-27 BE BE1008301A patent/BE857190A/xx not_active IP Right Cessation
- 1977-07-29 JP JP9054677A patent/JPS5318590A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
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| NL7708272A (nl) | 1978-02-01 |
| GB1525844A (en) | 1978-09-20 |
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| FR2359827B1 (ja) | 1980-01-18 |
| DE2733869A1 (de) | 1978-02-02 |
| JPS5318590A (en) | 1978-02-20 |
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