JPS6144872B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6144872B2 JPS6144872B2 JP60232049A JP23204985A JPS6144872B2 JP S6144872 B2 JPS6144872 B2 JP S6144872B2 JP 60232049 A JP60232049 A JP 60232049A JP 23204985 A JP23204985 A JP 23204985A JP S6144872 B2 JPS6144872 B2 JP S6144872B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- carbon atoms
- benzyl
- trimethyl
- furylmethyl
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- Furan Compounds (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
本発明は一般式
(式中、Rは炭素数が1〜4のアルキル基、アリ
ル基、炭素数1〜2のハロアルキル基、ハロアル
ケニル基を示す。)で示される新規シクロプロパ
ンカルボン酸エステル誘導体及びその光学ならび
に幾何異性体、その製造法及びその化合物を有効
成分として含有することを特徴とする殺虫剤に関
する。菊酸エステルのアルコール成分については
種々のものが研究され実用に供されているが、光
によつて酸化分解を起こしやすく屋外での使用に
は制約を受けてきた。最近、酸成分についての研
究が盛んになり、メチル基をハロゲン原子に置換
することによつて従来のピレスロイドに比べ光に
安定な化合物が発見された。しかし環境汚染や慢
性毒性等の問題を考慮する時、炭素、水素、酸
素、窒素を中心とし、天然に存在する有機化合物
と類似した構造を有する化合物がこれからの殺虫
成分として有利であると考えられる。本発明者は
研究を重ねた結果、上記式()で示される化合
物が殺虫成分として種々の衛生害虫及び農園芸用
害虫に極めてすぐれた殺虫効果を奏する一方、温
血動物に対する毒性が極めて低く、光に対しても
従来のピレスロイドに比べ非常に安定であること
を知つた。このように上記式()で示される化
合物は光に不安定であるという従来のピレスロイ
ドの欠点を克服し、広い殺虫スペクトルと低毒性
を兼備した優れた害虫防除組成物であり、しかも
上記式()を構成するシクロプロパンカルボン
酸は容易に安価に得ることができる。本発明は以
上の知見に基づいて完成されたものである。本発
明で有効成分として用いる上記式()で示され
る化合物はエステル製造の一般方法に準じて 一般式 (式中、Rは炭素数が1〜4のアルキル基、アリ
ル基、炭素数1〜2のハロアルキル基、ハロアル
ケニル基を示す。)で表わされるシクロプロパン
カルボン酸又はその反応性誘導体と5−ベンジル
−3−フリルメチルアルコール又はその反応性誘
導体とを反応させることによつて調製しえる。カ
ルボン酸の反応性誘導体としては例えば酸ハライ
ド、酸無水物、低級アルキルエステル、アルカリ
金属塩などがあげられる。アルコールの反応性誘
導体としては例えばクロライドがあげられる。反
応は適当な溶媒中で必要により脱酸剤または触媒
としての有機または無機塩基又は酸の存在下に必
要により加熱下に行なわれる。上記式()で示
される化合物の代表例を示せば次の通りであるが
本発明はもちろんこれらのみに限定されるもので
はない。 (1) 5′−ベンジル−3′−フリルメチル 2・2・
3−トリメチル−3−メトキシメチルシクロプ
ロパンカルボキシレート n20 D1.5422 (2) 5′−ベンジル−3′−フリルメチル 2・2・
3−トリメチル−3−エトキシメチルシクロプ
ロパンカルボキシレート n20 D1.55486 (3) 5′−ベンジル−3′−フリルメチル 2・2・
3−トリメチル−3−n−ブトキシメチルシク
ロプロパンカルボキシレート n20 D1.5624 (4) 5′−ベンジル−3′−フリルメチル 2・2・
3−トリメチル−3−n−プロポキシメチルシ
クロプロパンカルボキシレート n20 D1.5560 (5) 5′−ベンジル−3′−フリルメチル 2・2・
3−トリメチル−3−(2・2−ジクロロエト
キシメチル)−シクロプロパンカルボキシレー
ト n20 D1.5684 (6) 5′−ベンジル−3′−フリルメチル 2・2・
3−トリメチル−3−イソプロポキシメチルシ
クロプロパンカルボキシレート n20 D1.5541 (7) 5′−ベンジル−3′−フリルメチル 2・2・
3−トリメチル−3−クロロメトキシメチルシ
クロプロパンカルボキシレート n20 D1.5529 (8) 5′−ベンジル−3′−フリルメチル 2・2・
3−トリメチル−3−イソブトキシメチルシク
ロプロパンカルボキシレート n20 D1.5638 (9) 5′−ベンジル−3′−フリルメチル 2・2・
3−トリメチル−3−(2・2−ジクロロビニ
ルオキシメチル)−シクロプロパンカルボキシ
レート n20 D1.5647 (10) 5′−ベンジル−3′−フリルメチル 2・2・
3−トリメチル−3−(1−メチル−n−プロ
ポキシメチル)−シクロプロパンカルボキシレ
ート n20 D1.5603 (11) 5′−ベンジル−3′−フリルメチル 2・2・
3−トリメチル−3−アリルオキシメチルシク
ロプロパンカルボキシレート n20 D1.5527 本発明の化合物は新規化合物であり、常温で固
体または液体であつて有機溶剤一般に易溶であ
る。従つて散布用殺虫剤としては乳剤、油剤、粉
剤、水和剤、エアゾール剤などとして用いること
ができ、又木粉その他適当な基材と混合して蚊取
線香の如き燻蒸用殺虫剤として使用することがで
きる。又この有効成分を適当な有機溶剤に溶解し
て台紙に浸ませ、又は適当な溶剤に溶かして適当
な加熱体によつて加熱蒸散させるいわゆる電気蚊
取として利用する場合も蚊取線香と同様すぐれた
効果を示す。なお本発明の化合物は従来のピレス
ロイドに比べて光に極めて安定であり農園芸用殺
虫剤として使用することができるが、これに、
2・6−ジターシヤリーブチル−4−メチルフエ
ノール(BHT)、2・5−ジターシヤリーブチル
ハイドロキノン(DBHQ)等の酸化防止剤を加え
ればその安定性を更に向上させることができる。
また本発明の化合物に、N−オクチルビシクロヘ
プテンカルボキシイミド(商品名MGK−264)、
N−オクチルビシクロヘプテンジカルボキシイミ
ドとアリールスルホン酸塩との混合物(商品名
MGK−5026)、オクタクロロジプロピルエーテ
ル、ピペロニルブトキサイドなどの共力剤を加え
るとその殺虫効果を一層高めることができる。ま
た本発明の化合物に他の殺虫剤例えばスミチオ
ン、DDVP、ダイアジノンなどの有機リン剤、1
−ナフチル−N−メチルカーバメート、3・4−
ジメチル−N−メチルカーバメートなどのカーバ
メート剤、ピレトリン、アレスリン、フタルスリ
ン、フラメトリン、フエノトリン等の従来のピレ
スロイド系殺虫剤、パダン、ガルエクロン、ラン
ネートなどの殺虫剤、あるいは殺ダニ剤、殺菌
剤、殺線虫剤、除草剤、植物生長調整剤、肥料、
その他の農薬を混合することによつて効力のすぐ
れた多目的組成物が得られ、労力の省力化、薬剤
間の相乗効果も充分期待しえるものである。次に
本発明化合物の殺虫試験成績を示す。 試験例 1 散布による殺虫試験 前記化合物例の11種の本発明化合物の0.2%の
白灯溶液(A)、0.2%とピペロニルブトキサイド0.8
%の白灯溶液(B)、0.1%とフタルスリン0.1%の白
灯溶液(C)およびアレスリン、フタルスリンの夫々
0.2%の白灯溶液につき、イエバエの落下仰転率
を求め供試薬剤の相対有効度を算出し、更に24時
間後の致死率を求めたところ次の如くである。
ル基、炭素数1〜2のハロアルキル基、ハロアル
ケニル基を示す。)で示される新規シクロプロパ
ンカルボン酸エステル誘導体及びその光学ならび
に幾何異性体、その製造法及びその化合物を有効
成分として含有することを特徴とする殺虫剤に関
する。菊酸エステルのアルコール成分については
種々のものが研究され実用に供されているが、光
によつて酸化分解を起こしやすく屋外での使用に
は制約を受けてきた。最近、酸成分についての研
究が盛んになり、メチル基をハロゲン原子に置換
することによつて従来のピレスロイドに比べ光に
安定な化合物が発見された。しかし環境汚染や慢
性毒性等の問題を考慮する時、炭素、水素、酸
素、窒素を中心とし、天然に存在する有機化合物
と類似した構造を有する化合物がこれからの殺虫
成分として有利であると考えられる。本発明者は
研究を重ねた結果、上記式()で示される化合
物が殺虫成分として種々の衛生害虫及び農園芸用
害虫に極めてすぐれた殺虫効果を奏する一方、温
血動物に対する毒性が極めて低く、光に対しても
従来のピレスロイドに比べ非常に安定であること
を知つた。このように上記式()で示される化
合物は光に不安定であるという従来のピレスロイ
ドの欠点を克服し、広い殺虫スペクトルと低毒性
を兼備した優れた害虫防除組成物であり、しかも
上記式()を構成するシクロプロパンカルボン
酸は容易に安価に得ることができる。本発明は以
上の知見に基づいて完成されたものである。本発
明で有効成分として用いる上記式()で示され
る化合物はエステル製造の一般方法に準じて 一般式 (式中、Rは炭素数が1〜4のアルキル基、アリ
ル基、炭素数1〜2のハロアルキル基、ハロアル
ケニル基を示す。)で表わされるシクロプロパン
カルボン酸又はその反応性誘導体と5−ベンジル
−3−フリルメチルアルコール又はその反応性誘
導体とを反応させることによつて調製しえる。カ
ルボン酸の反応性誘導体としては例えば酸ハライ
ド、酸無水物、低級アルキルエステル、アルカリ
金属塩などがあげられる。アルコールの反応性誘
導体としては例えばクロライドがあげられる。反
応は適当な溶媒中で必要により脱酸剤または触媒
としての有機または無機塩基又は酸の存在下に必
要により加熱下に行なわれる。上記式()で示
される化合物の代表例を示せば次の通りであるが
本発明はもちろんこれらのみに限定されるもので
はない。 (1) 5′−ベンジル−3′−フリルメチル 2・2・
3−トリメチル−3−メトキシメチルシクロプ
ロパンカルボキシレート n20 D1.5422 (2) 5′−ベンジル−3′−フリルメチル 2・2・
3−トリメチル−3−エトキシメチルシクロプ
ロパンカルボキシレート n20 D1.55486 (3) 5′−ベンジル−3′−フリルメチル 2・2・
3−トリメチル−3−n−ブトキシメチルシク
ロプロパンカルボキシレート n20 D1.5624 (4) 5′−ベンジル−3′−フリルメチル 2・2・
3−トリメチル−3−n−プロポキシメチルシ
クロプロパンカルボキシレート n20 D1.5560 (5) 5′−ベンジル−3′−フリルメチル 2・2・
3−トリメチル−3−(2・2−ジクロロエト
キシメチル)−シクロプロパンカルボキシレー
ト n20 D1.5684 (6) 5′−ベンジル−3′−フリルメチル 2・2・
3−トリメチル−3−イソプロポキシメチルシ
クロプロパンカルボキシレート n20 D1.5541 (7) 5′−ベンジル−3′−フリルメチル 2・2・
3−トリメチル−3−クロロメトキシメチルシ
クロプロパンカルボキシレート n20 D1.5529 (8) 5′−ベンジル−3′−フリルメチル 2・2・
3−トリメチル−3−イソブトキシメチルシク
ロプロパンカルボキシレート n20 D1.5638 (9) 5′−ベンジル−3′−フリルメチル 2・2・
3−トリメチル−3−(2・2−ジクロロビニ
ルオキシメチル)−シクロプロパンカルボキシ
レート n20 D1.5647 (10) 5′−ベンジル−3′−フリルメチル 2・2・
3−トリメチル−3−(1−メチル−n−プロ
ポキシメチル)−シクロプロパンカルボキシレ
ート n20 D1.5603 (11) 5′−ベンジル−3′−フリルメチル 2・2・
3−トリメチル−3−アリルオキシメチルシク
ロプロパンカルボキシレート n20 D1.5527 本発明の化合物は新規化合物であり、常温で固
体または液体であつて有機溶剤一般に易溶であ
る。従つて散布用殺虫剤としては乳剤、油剤、粉
剤、水和剤、エアゾール剤などとして用いること
ができ、又木粉その他適当な基材と混合して蚊取
線香の如き燻蒸用殺虫剤として使用することがで
きる。又この有効成分を適当な有機溶剤に溶解し
て台紙に浸ませ、又は適当な溶剤に溶かして適当
な加熱体によつて加熱蒸散させるいわゆる電気蚊
取として利用する場合も蚊取線香と同様すぐれた
効果を示す。なお本発明の化合物は従来のピレス
ロイドに比べて光に極めて安定であり農園芸用殺
虫剤として使用することができるが、これに、
2・6−ジターシヤリーブチル−4−メチルフエ
ノール(BHT)、2・5−ジターシヤリーブチル
ハイドロキノン(DBHQ)等の酸化防止剤を加え
ればその安定性を更に向上させることができる。
また本発明の化合物に、N−オクチルビシクロヘ
プテンカルボキシイミド(商品名MGK−264)、
N−オクチルビシクロヘプテンジカルボキシイミ
ドとアリールスルホン酸塩との混合物(商品名
MGK−5026)、オクタクロロジプロピルエーテ
ル、ピペロニルブトキサイドなどの共力剤を加え
るとその殺虫効果を一層高めることができる。ま
た本発明の化合物に他の殺虫剤例えばスミチオ
ン、DDVP、ダイアジノンなどの有機リン剤、1
−ナフチル−N−メチルカーバメート、3・4−
ジメチル−N−メチルカーバメートなどのカーバ
メート剤、ピレトリン、アレスリン、フタルスリ
ン、フラメトリン、フエノトリン等の従来のピレ
スロイド系殺虫剤、パダン、ガルエクロン、ラン
ネートなどの殺虫剤、あるいは殺ダニ剤、殺菌
剤、殺線虫剤、除草剤、植物生長調整剤、肥料、
その他の農薬を混合することによつて効力のすぐ
れた多目的組成物が得られ、労力の省力化、薬剤
間の相乗効果も充分期待しえるものである。次に
本発明化合物の殺虫試験成績を示す。 試験例 1 散布による殺虫試験 前記化合物例の11種の本発明化合物の0.2%の
白灯溶液(A)、0.2%とピペロニルブトキサイド0.8
%の白灯溶液(B)、0.1%とフタルスリン0.1%の白
灯溶液(C)およびアレスリン、フタルスリンの夫々
0.2%の白灯溶液につき、イエバエの落下仰転率
を求め供試薬剤の相対有効度を算出し、更に24時
間後の致死率を求めたところ次の如くである。
【表】
【表】
試験例 2
燻蒸による殺虫試験
殺虫成分として0.5%を含有する蚊取線香を作
り、アカイエカ成虫を落下仰転せしめる効果を試
験した。この実験は防虫科学16巻(1951年)第
176頁、長沢、勝田等の方法に従い、前記線香の
相対有効度を算出したところ次の如くである。供
試薬剤番号は前記有効成分例のものと同一であ
る。
り、アカイエカ成虫を落下仰転せしめる効果を試
験した。この実験は防虫科学16巻(1951年)第
176頁、長沢、勝田等の方法に従い、前記線香の
相対有効度を算出したところ次の如くである。供
試薬剤番号は前記有効成分例のものと同一であ
る。
【表】
試験例 3
微量滴下法による殺虫試験
アレスリン及び本発明化合物の各々とそれらに
ピペロニルブトキサイドをそれぞれ有効成分の2
倍量を添加し、所定濃度のアセトン溶液としたも
のをマイクロシリンジにてイエバエ成虫の胸部背
板に施用し、24時間後の死虫率からアレスリンに
対する相対殺虫力及びピペロニルブトキサイドに
よる共力効果を調べたところ次の如くである。
ピペロニルブトキサイドをそれぞれ有効成分の2
倍量を添加し、所定濃度のアセトン溶液としたも
のをマイクロシリンジにてイエバエ成虫の胸部背
板に施用し、24時間後の死虫率からアレスリンに
対する相対殺虫力及びピペロニルブトキサイドに
よる共力効果を調べたところ次の如くである。
【表】
以下本発明の実施例を示す。なお化合物名は前
記有効成分例のものと同一である。 実施例 1 2・2・3−トリメチル−3−(2・2−ジク
ロロビニルオキシ)−シクロプロパンカルボン酸
クロライド5.4gを乾燥ベンゼン15mlに溶解し、
これに5−ベンジル−3−フリルメチルアルコー
ル3.8gを乾燥ベンゼン20mlに溶解したものを加
え、さらに縮合助剤として乾燥ピリジン3mlを加
えるとピリジン塩酸塩の結晶が析出する。密栓し
て室温で一夜放置後ピリジン塩酸塩の結晶を別
した後、ベンゼン溶液をぼう硝で乾燥し、ベンゼ
ンを減圧下に留去して、5′−ベンジル−3′−フリ
ルメチル 2・2・3−トリメチル−3−(2・
2−ジクロロビニルオキシメチル)−シクロプロ
パンカルボキシレート7.3gを得た。 実施例 2 2・2・3−トリメチル−3−n−ブトキシメ
チルシクロプロパンカルボン酸4.3gと5−ベン
ジル−3−フリルメチルアルコール3.8gをベン
ゼン150mlに溶解し、溶液を激しく撹拌しつつ濃
硫酸5mlを加える。撹拌下に還流加熱し共沸によ
つて出る水を脱水剤によつて除く。ベンゼンは
時々補充し約4時間反応を行なう。ついで反応溶
液を重曹水、食塩水で洗浄後ベンゼンを減圧下に
留去し、5′−ベンジル−3′−フリルメチル 2・
2・3−トリメチル−3−n−ブトキシメチルシ
クロプロパンカルボキシレート6.8gを得た。 実施例 3 2・2・3−トリメチル−3−エトキシメチル
シクロプロパンカルボン酸のナトリウム塩4.1g
と5−ベンジル−3−フリルメチルクロライド
4.1gをベンゼン50mlに溶解し、還流下に3時間
窒素気流中で反応させた後、反応液を冷却し析出
する食塩を別したのち食塩水で充分洗浄後、ぼ
う硝で乾燥しベンゼンを減圧下に留去して5′−ベ
ンジル−3′−フリルメチル 2・2・3−トリメ
チル−3−エトキシメチルシクロプロパンカルボ
キシレート6.7gを得た。 実施例 4 2・2・3−トリメチル−3−アリルオキシメ
チルシクロプロパンカルボン酸のメチルエステル
4.3gと5−ベンジル−3−フリルメチルアルコ
ール3.8gを150℃に加熱する。温度が150℃に達
した時にナトリウム0.25gを加えメタノールの留
去を開始する。メタノールの留去が停止したら、
さらにナトリウム0.25gを加え理論量のメタノー
ルを得るまで温度を150℃前後に保ち前記操作を
繰返し行なう。ついで混合物を冷却しエーテルに
溶解し、エーテル溶液を希塩酸、重曹水、食塩水
で洗浄後ぼう硝で乾燥しエーテルを減圧下に留去
して5′−ベンジル−3′−フリルメチル 2・2・
3−トリメチル−3−アリルオキシメチルシクロ
プロパンカルボキシレート6.5gを得た。 実施例 5 2・2・3−トリメチル−3−イソブトキシメ
チルシクロプロパンカルボン酸4.3gをジメチル
ホルムアミド50mlに溶解し、これに5−ベンジル
−3−フリルメチルクロライド4.1gを加える。
撹拌下にトリエチルアミン4mlを加え60〜80℃で
3時間反応させたのちエーテルで溶解し、エーテ
ル溶液を希塩酸、重曹水、食塩水で充分洗浄後ぼ
う硝で乾燥しエーテルを減圧下に留去して5′−ベ
ンジル−3′−フリルメチル 2・2・3−トリメ
チル−3−イソブトキシメチルシクロプロパンカ
ルボキシレート7.0gを得た。 参考例 1 本発明化合物(1)0.2部に白灯油を加えて全体を
100部として0.2%油剤を得る。 参考例 2 本発明化合物(2)0.2部とピペロニルブトキサイ
ド0.8部に白灯油を加えて全体を100部として油剤
を得る。 参考例 3 本発明化合物(4)20部にソルポールSM−200(東
邦化学登録商標名)10部、キシロール70部を加え
て撹拌混合溶解して20%乳剤を得る。 参考例 4 本発明化合物(5)0.4部、レスメトリン0.1部、オ
クタクロロジプロピルエーテル1.5部を精製灯油
28部に溶解し、エアゾール容器に充填しバルブ部
分を取付けた後、該バルブ部分を通じて噴射剤
(液化石油ガス)70部を加圧充填してエアゾール
を得る。 参考例 5 本発明化合物(6)0.5g、BHT0.5gを除虫菊抽出
粕粉、木粉、デン粉などの蚊取線香用基材99.0g
に均一に混合し公知の方法によつて蚊取線香を得
る。 参考例 6 本発明化合物(8)0.4g、MGK−5026 1.0gを蚊
取線香用基材98.6gに均一に混合し公知の方法に
よつて蚊取線香を得る。 参考例 7 本発明化合物(9)3部とクレー97部をよく粉砕混
合して3%粉剤を得る。 参考例 8 本発明化合物(10)40部、硅藻土35部、クレー20
部、ラウリルスルホン酸塩3部、カルボキシメチ
ルセルローズ2部を粉砕混合して水和剤を得る。 試験例 4 モモアカアブラムシの多発生した一面の5〜6
葉期の大根畑に参考例3によつて得られた乳剤の
うち本発明化合物(3)、(4)、(8)および(11)を含む各々
の乳剤の水による1000倍希釈液を100/反あた
り散布した。2日後の寄生率調査で散布前密度の
1/10以下に各区共減少していた。 試験例 5 鉢植えのソラ豆へ殺虫有効成分を適用する1日
前に1本の木に対してアブラムシを約200匹寄生
させた。参考例8によつて得られた水和剤のうち
(2)、(7)、(9)および(10)の4000倍希釈液を害虫が付い
た葉へ圧縮空気スプレー法で10ml/ポツトあたり
散布し、2日後の被害度を観察した。その結果い
ずれによつても被害度の増大は認められなかつ
た。 試験例 6 参考例3で得られた乳剤のうち本発明化合物
(1)、(4)、(6)および(11)の2000倍希釈液にかんらん生
葉を薬液中に約5秒間浸漬し、薬液乾燥後シヤー
レに入れヨトウムシの健全幼虫10頭を放飼した。
その供試虫の放飼は生葉浸漬当日、5日後の2回
行ない24時間後の死虫率を求めた。
記有効成分例のものと同一である。 実施例 1 2・2・3−トリメチル−3−(2・2−ジク
ロロビニルオキシ)−シクロプロパンカルボン酸
クロライド5.4gを乾燥ベンゼン15mlに溶解し、
これに5−ベンジル−3−フリルメチルアルコー
ル3.8gを乾燥ベンゼン20mlに溶解したものを加
え、さらに縮合助剤として乾燥ピリジン3mlを加
えるとピリジン塩酸塩の結晶が析出する。密栓し
て室温で一夜放置後ピリジン塩酸塩の結晶を別
した後、ベンゼン溶液をぼう硝で乾燥し、ベンゼ
ンを減圧下に留去して、5′−ベンジル−3′−フリ
ルメチル 2・2・3−トリメチル−3−(2・
2−ジクロロビニルオキシメチル)−シクロプロ
パンカルボキシレート7.3gを得た。 実施例 2 2・2・3−トリメチル−3−n−ブトキシメ
チルシクロプロパンカルボン酸4.3gと5−ベン
ジル−3−フリルメチルアルコール3.8gをベン
ゼン150mlに溶解し、溶液を激しく撹拌しつつ濃
硫酸5mlを加える。撹拌下に還流加熱し共沸によ
つて出る水を脱水剤によつて除く。ベンゼンは
時々補充し約4時間反応を行なう。ついで反応溶
液を重曹水、食塩水で洗浄後ベンゼンを減圧下に
留去し、5′−ベンジル−3′−フリルメチル 2・
2・3−トリメチル−3−n−ブトキシメチルシ
クロプロパンカルボキシレート6.8gを得た。 実施例 3 2・2・3−トリメチル−3−エトキシメチル
シクロプロパンカルボン酸のナトリウム塩4.1g
と5−ベンジル−3−フリルメチルクロライド
4.1gをベンゼン50mlに溶解し、還流下に3時間
窒素気流中で反応させた後、反応液を冷却し析出
する食塩を別したのち食塩水で充分洗浄後、ぼ
う硝で乾燥しベンゼンを減圧下に留去して5′−ベ
ンジル−3′−フリルメチル 2・2・3−トリメ
チル−3−エトキシメチルシクロプロパンカルボ
キシレート6.7gを得た。 実施例 4 2・2・3−トリメチル−3−アリルオキシメ
チルシクロプロパンカルボン酸のメチルエステル
4.3gと5−ベンジル−3−フリルメチルアルコ
ール3.8gを150℃に加熱する。温度が150℃に達
した時にナトリウム0.25gを加えメタノールの留
去を開始する。メタノールの留去が停止したら、
さらにナトリウム0.25gを加え理論量のメタノー
ルを得るまで温度を150℃前後に保ち前記操作を
繰返し行なう。ついで混合物を冷却しエーテルに
溶解し、エーテル溶液を希塩酸、重曹水、食塩水
で洗浄後ぼう硝で乾燥しエーテルを減圧下に留去
して5′−ベンジル−3′−フリルメチル 2・2・
3−トリメチル−3−アリルオキシメチルシクロ
プロパンカルボキシレート6.5gを得た。 実施例 5 2・2・3−トリメチル−3−イソブトキシメ
チルシクロプロパンカルボン酸4.3gをジメチル
ホルムアミド50mlに溶解し、これに5−ベンジル
−3−フリルメチルクロライド4.1gを加える。
撹拌下にトリエチルアミン4mlを加え60〜80℃で
3時間反応させたのちエーテルで溶解し、エーテ
ル溶液を希塩酸、重曹水、食塩水で充分洗浄後ぼ
う硝で乾燥しエーテルを減圧下に留去して5′−ベ
ンジル−3′−フリルメチル 2・2・3−トリメ
チル−3−イソブトキシメチルシクロプロパンカ
ルボキシレート7.0gを得た。 参考例 1 本発明化合物(1)0.2部に白灯油を加えて全体を
100部として0.2%油剤を得る。 参考例 2 本発明化合物(2)0.2部とピペロニルブトキサイ
ド0.8部に白灯油を加えて全体を100部として油剤
を得る。 参考例 3 本発明化合物(4)20部にソルポールSM−200(東
邦化学登録商標名)10部、キシロール70部を加え
て撹拌混合溶解して20%乳剤を得る。 参考例 4 本発明化合物(5)0.4部、レスメトリン0.1部、オ
クタクロロジプロピルエーテル1.5部を精製灯油
28部に溶解し、エアゾール容器に充填しバルブ部
分を取付けた後、該バルブ部分を通じて噴射剤
(液化石油ガス)70部を加圧充填してエアゾール
を得る。 参考例 5 本発明化合物(6)0.5g、BHT0.5gを除虫菊抽出
粕粉、木粉、デン粉などの蚊取線香用基材99.0g
に均一に混合し公知の方法によつて蚊取線香を得
る。 参考例 6 本発明化合物(8)0.4g、MGK−5026 1.0gを蚊
取線香用基材98.6gに均一に混合し公知の方法に
よつて蚊取線香を得る。 参考例 7 本発明化合物(9)3部とクレー97部をよく粉砕混
合して3%粉剤を得る。 参考例 8 本発明化合物(10)40部、硅藻土35部、クレー20
部、ラウリルスルホン酸塩3部、カルボキシメチ
ルセルローズ2部を粉砕混合して水和剤を得る。 試験例 4 モモアカアブラムシの多発生した一面の5〜6
葉期の大根畑に参考例3によつて得られた乳剤の
うち本発明化合物(3)、(4)、(8)および(11)を含む各々
の乳剤の水による1000倍希釈液を100/反あた
り散布した。2日後の寄生率調査で散布前密度の
1/10以下に各区共減少していた。 試験例 5 鉢植えのソラ豆へ殺虫有効成分を適用する1日
前に1本の木に対してアブラムシを約200匹寄生
させた。参考例8によつて得られた水和剤のうち
(2)、(7)、(9)および(10)の4000倍希釈液を害虫が付い
た葉へ圧縮空気スプレー法で10ml/ポツトあたり
散布し、2日後の被害度を観察した。その結果い
ずれによつても被害度の増大は認められなかつ
た。 試験例 6 参考例3で得られた乳剤のうち本発明化合物
(1)、(4)、(6)および(11)の2000倍希釈液にかんらん生
葉を薬液中に約5秒間浸漬し、薬液乾燥後シヤー
レに入れヨトウムシの健全幼虫10頭を放飼した。
その供試虫の放飼は生葉浸漬当日、5日後の2回
行ない24時間後の死虫率を求めた。
【表】
試験例 7
参考例7によつて得られた(2)、(5)、(9)および(10)
の各々の粉剤を直径14cmの腰高ガラスシヤーレ底
面に2g/m2の割合で均一に散布し、底部1cmを
残してバターを壁面に塗布する。その中にチヤバ
ネゴキブリ成虫を1群10匹として放ち、30分間接
触させ新しい容器にゴキブリを移せば3日後には
いずれの粉剤によつても80%以上のゴキブリを殺
虫することができた。
の各々の粉剤を直径14cmの腰高ガラスシヤーレ底
面に2g/m2の割合で均一に散布し、底部1cmを
残してバターを壁面に塗布する。その中にチヤバ
ネゴキブリ成虫を1群10匹として放ち、30分間接
触させ新しい容器にゴキブリを移せば3日後には
いずれの粉剤によつても80%以上のゴキブリを殺
虫することができた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中、Rは炭素数が1〜4のアルキル基、アリ
ル基、炭素数1〜2のハロアルキル基、ハロアル
ケニル基を示す。)で表わされるシクロプロパン
カルボン酸エステル誘導体及びその光学ならびに
幾何異性体。 2 一般式 (式中、Rは炭素数が1〜4のアルキル基、アリ
ル基、炭素数1〜2のハロアルキル基、ハロアル
ケニル基を示す。)で表わされるシクロプロパン
カルボン酸又はその反応性誘導体と5−ベンジル
−3−フリルメチルアルコール又はその反応性誘
導体とを反応させることを特徴とする一般式 (ここにRは前述と同じ意味を表わす。)で示され
るシクロプロパンカルボン酸エステル誘導体の製
造法。 3 一般式 (式中、Rは炭素数が1〜4のアルキル基、アリ
ル基、炭素数が1〜2のハロアルキル基、ハロア
ルケニル基を示す。)で示されるシクロプロパン
カルボン酸エステル誘導体を含有することを特徴
とする殺虫剤。 4 補助剤としてピレスロイド用共力剤を含有す
ることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の
殺虫剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60232049A JPS6193176A (ja) | 1985-10-16 | 1985-10-16 | シクロプロパンカルボン酸エステル誘導体、シクロプロパンカルボン酸エステル誘導体の製造法、シクロプロパンカルボン酸エステル誘導体を含有する殺虫剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60232049A JPS6193176A (ja) | 1985-10-16 | 1985-10-16 | シクロプロパンカルボン酸エステル誘導体、シクロプロパンカルボン酸エステル誘導体の製造法、シクロプロパンカルボン酸エステル誘導体を含有する殺虫剤 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3935578A Division JPS54132554A (en) | 1978-04-03 | 1978-04-03 | Cyclopropane carboxylic acid ester derivative* its manufacture and insecticide containing it |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6193176A JPS6193176A (ja) | 1986-05-12 |
| JPS6144872B2 true JPS6144872B2 (ja) | 1986-10-04 |
Family
ID=16933166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60232049A Granted JPS6193176A (ja) | 1985-10-16 | 1985-10-16 | シクロプロパンカルボン酸エステル誘導体、シクロプロパンカルボン酸エステル誘導体の製造法、シクロプロパンカルボン酸エステル誘導体を含有する殺虫剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6193176A (ja) |
-
1985
- 1985-10-16 JP JP60232049A patent/JPS6193176A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6193176A (ja) | 1986-05-12 |
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