JPS6145982B2 - - Google Patents
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- JPS6145982B2 JPS6145982B2 JP56069279A JP6927981A JPS6145982B2 JP S6145982 B2 JPS6145982 B2 JP S6145982B2 JP 56069279 A JP56069279 A JP 56069279A JP 6927981 A JP6927981 A JP 6927981A JP S6145982 B2 JPS6145982 B2 JP S6145982B2
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Description
腎蔵及び泌尿生殖器の疾病の診断において、尿
中の白血球の検出は非常に重要である。従来、こ
の検出は顕微鏡で行なわれており、この際特定の
量の尿中に存在する白血球の数を顕微鏡で数えて
いた。しかしながらこの方法は時間がかかり、労
多く、煩雑であり、更に熟練した人材を必要とす
る。 最近、種々の体液中の白血球の検出原理とし
て、酵素反応が採用されている。それというのも
白血球は広い酵素スペクトルを有するからであ
る。 白血球中に存在するエステル分解及び/又は蛋
白分解作用が分析の目的に利用される体液中の白
血球の検出手段は、西ドイツ特許出願公開第
2826965号及び同第2836644号明細書から公知であ
る。この場合には、スルホンフタレインエステル
もしくはアゾー色素エステルが白血球−エステラ
ーゼ及び/又は−プロテアーゼに対する基質とし
て使用される。酵素反応時に遊離する色素は一般
に公知の方法で評価される。これらの明細書中に
記載の検出剤はなお敏感すぎる。これらは、検出
下限値に対して反応時間が長すぎるから、実用に
はなお特定の欠点を有し、特に試験の実施の際に
長すぎる待期時間を伴なつている。 プロテアーゼ及びエステラーゼを検出する種々
の方法が組識化学及び細胞化学的酵素学からも公
知である(例えば、A.G.E.ピアス(Pearse)の
Hitochemistry、Theoretical and Applied第3
版Churchill Livingstone、Edinburgh−London
−New−York1968年)。この場合、原理的には、
同様に無色又は僅かに着色したエステルが使用さ
れ、これは、酵素分解により少なくとも無色の酸
及び同様に無色のアルコール−(フエノール)−成
分に分解する。次いで後者は、酵素鹸化に引続く
反応で例えば、ジアゾニウム塩との結合又は酸化
反応により、着色した物質に変えられる。 F.シユマルツル(Schmalzl)及びH.ブラウン
スタイナー(Braunsteiner)は、例えばKlin.
Wschr.46巻642頁(1968年)に、基質としてナフ
トール−AS−D−クロルアセテート及び着色ア
ゾ化合物形成のためのジアゾニウム塩を用いる特
異な細胞化学的白血球エステラーゼ検出に関して
記載している。 体液例えば尿中の白血球を迅速かつ簡単に検出
するための検出剤を得るためには、この種の2成
分系は好適でないことが判明した。これらはあま
りに鈍感に反応する。例えば白血球5000/μを
有する試料は反応を示さない。尿中に存在する多
くの化合物例えばウロビリノーゲン、スチルコビ
リノーゲン、ピリルピン等はジアゾニウム塩と反
応することは公知である。このことは尿中のウロ
ピリノーゲン又はピリルビンを検出するための市
販の試験片(これは検出反応のためにジアゾニウ
ム塩を使用する)が最良であることを立証してい
る。エステラーゼ検出のために文献中で使用され
ているジアゾニウム塩は、他の尿成分との副反応
を示し、一部は、その個有の色にも基づき白血球
試験には使用できない。 ところで、本発明の課題は、酵素に対する反応
成分としてエステル及びジアゾニウム塩の組成物
を有するエステル分解及び/又は蛋白分解酵素の
検出剤を調製することであり、これを用いると、
酵素は簡単かつ容易に取扱い可能な方法で短時間
に検出でき、被検試料の他の成分との障害性副反
応は認められない。 この課題は好適なエステルと特別に置換された
ジアゾニウム塩との特定の組成物を使用すること
により解決され、この際意外にも、使用ジアゾニ
ウム塩は、他の尿成分例えばビリルビン及びウロ
ビリノーゲンと反応せず、特異的にかつ迅速に使
用したエステルの分解時に生じるフエノール成分
と結合して着色化合物を形成する。 好適なエステルは、エステル分解及び/又は蛋
白分解酵素に対して充分に反応性であるはずであ
り、従つて、これらはできるだけ迅速に分解され
て酸及びアルコール成分(これにはフエノールも
入り得る)になる。エステルは、遊離したアルコ
ール成分が良好にかつ完全に使用ジアゾニウム塩
と結合するように選択すべきでもある。ジアゾニ
ウム塩の反応性は置換分を適当に選択することに
より、本発明により使用されているエステルから
遊離されたアルコール成分と充分に迅速に反応す
るが、試験溶液のその他の成分とは反応しないよ
うに調節すべきである。 従つて、本発明の目的物は、エステル分解及
び/又は蛋白分解酵素殊に白血球中に存在するエ
ステラーゼ及び/又はプロテアーゼを検出するた
めの検出剤であり、これは、適当なエステラーゼ
ーもしくはプロテアーゼ検出系、緩衝剤並びに場
合によつては他の慣用の添加物を含有する吸着性
担体、膜層、粉末混合物、凍結乾燥物、溶液又は
試薬錠剤よりなり、その特徴は、エステラーゼー
もしくはプロテアーゼ検出系として、置換分の適
当な選択により、エステルから遊離されたアルコ
ール成分と充分に迅速に反応するが試験溶液の他
の成分とは反応しないようにその反応性が調節さ
れている、特別に置換されたジアゾニウム塩と適
当なエステルとの組成物を使用することによりな
る。 本発明における適当な置換されたジアゾニウム
塩は、例えば、一般式: 〔式中R1は低級アルキル基、低級アルコキシ基、
低級アルキルメルカプト基、N−モルホリノ基、
N−チオ−モルホリノ基、N−ピロリジノ基、
N′−アルキル化されていてもよいN−ピペラジ
ノ基、N−ピペリジノ基、ハロゲン又は水素を表
わし、R3は低級アルキル基、低級アルコキシ
基、アリールオキシ基、低級アルキルメルカプト
基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、ヒ
ドロキシ基、N−モルホリノ基、N−チオ−モル
ホリノ基、N−ピロリジノ基、N′−アルキル化
されていてもよいN−ピペラジノ基、N−ピペリ
ジノ基、フエニルアミノ基、低級アルキル又は低
級アルコキシ基で置換されていてもよいフエニル
基、ハロゲン又は水素を表わし、R2、R4、R5は
同一又は異なるものであつてよく、それぞれ、低
級アルキル基、低級アルコキシ基、低級アルキル
メルカプト基、ハロゲン又は水素を表わし、Xは
安定化性アニオンを表わす〕の化合物である。 本発明により使用可能な好適なエステルは、一
般式: 〔式中Aは天然のα−アミノ酸の残基を表わし、
Bはアミノ保護基を表わし、R1″、R2″、R3″、
R4″は同一又は異なるものであつてよく、それぞ
れ、水素、低級アルキル基、低級アルコキシ基、
アルキルアミノ基又はジアルキルアミノ基を表す
か、又は隣接している2個の置換分は縮合ベンゾ
ール環を形成していてもよく、この際Bはアセチ
ル基又はベンゾイルオキシ−カルボニル基ではな
い〕の化合物の群から選択することができる。 一般式のエステルは、エステラーゼ及び/又
はプロテアーゼ例えば好中性顆粒性白血球中に存
在するエステラーゼ及びプロテアーゼにより迅速
かつ完全に鹸化される。遊離されたフエノール成
分は良好、迅速かつ選択的に低い親電子性の一般
式のジアゾニウム塩と反応する。従つて、本発
明の原理により、体液中の白血球を検出するため
の安定で迅速に指示する検出剤を製造することが
できる。更に、本発明による検出剤は蛋白分解酵
素例えば水溶液又は体液例えば完全血液、血清及
び髄液、膵液又は便抽出液中のエステラーゼ、キ
モトリプシン又はトリプシンの一般的検出にも優
れている。 一般式のジアゾニウム塩は部分的に公知の化
合物である。置換分R1及び/又はR3がN−チオ
モルホリノ−、N−ピロリジノ−、場合により
N′−アルキル化されたN−ピペラジノ−又はN
−ピペリジノ基を表わす誘導体は、新規化合物で
ある。しかしながら、これらは、公知物質を得る
と同時に公知方法で製造できる。 一般式の化合物は、西ドイツ特許出願第
P2854987.5号明細書に記載されている。 一般式のエステルは新規化合物である。これ
は、一般式: 〔式中R″1、R″2、R″3、R″4は前記のものを表わ
す〕の化合物と一般式: HO−A−B () 〔式中A及びBは前記のものを表わす〕のアミノ
酸もしくは適当なそれらの反応性誘導体とをペプ
チド化学に慣用の方法で反応させることにより製
造できる。 反応性誘導体としては、例えば酸クリルドもし
くはペプチド合成に慣用の混合無水物例えばクロ
ルギ酸エチルエステル又は活性エステルが使用さ
れる。 従つて、本発明のもう1つの目的は、一般式
の新規エステルであり、かつそれをエステロ分解
及び/又は蛋白分解酵素の検出剤の製造に使用す
ることである。 R1、R2、R3、R4及びR5の定義におけるハロゲ
ンとは、弗素、塩素、臭素及び沃素特に塩素及び
臭素である。 R1〜R5並びにR″1〜R″4の定義における低級ア
ルキル−、アルコキシ−、アルキルメルカプト
−、アルキルアミノ−、及びジアルキルアミノ−
基は、炭素原子1〜5特に1〜3を有し、この際
相応するメチル基が特に有利である。 安定性アニオンXとしては、テトラフルオロボ
レート、テトラクロルジンケートもしくはペルク
ロレートが有利である。 Aの定義におけるアミノ酸残基とは、有利にL
−又はD−型又はラセミ形の天然の−アミノ酸の
残基である。特にグリシン、アラニン、バリン、
ロイシン、イソロイシン、フエニルアラニン及び
チロシンの残基であり、この際それぞれL−型が
特に有利である。場合によつて存在する遊離ヒド
ロキシル基はアシル化特にアセチル化されていて
よい。 Bの定義におけるアミノ保護基とは、例えばア
シル−、オキシカルボニル−、チオカルボニル
−、スルホニル−、スルフエニル−、ビニル−、
シクロヘキセニル−、ホスホリル−又はカルバモ
イル基である。 一般式の本発明により使用されるジアゾニウ
ム塩及び一般式のエステルは、含浸溶液被覆物
質又は被検液体1当り10-4モル/〜10-1モ
ル/特に10-3モル/〜10-2モル/の濃度で
使用される。 蛋白分解酵素及び殊に白血球−プロテアーゼを
検出するための本発明による検出剤のもう1つの
成分は適当な緩衝剤系である。これには、例えば
燐酸塩−、ホウ酸塩−、バルビツール酸塩−、ト
リス−(ヒドロキシメチル)−アミノメタン−(=
トリス)−、2−アミノ−2−メチル−プロパン
ジオール−1・3−(=アメジオ−ル)−又はアミ
ノ酸−緩衝剤が該当し、この際PH値及びキヤパシ
テイは、測定溶液中もしくは試験片上のPH値が6
〜10特に7〜9になるように選択すべきである。 本発明による蛋白分解酵素の検出剤のもう1つ
の成分は、湿潤剤であつてよい。それというの
も、これによつて均一な色素分配及び部分的に鮮
明な色を得ることができるからである。カチオン
−及びアニオン活性、かつ無定形及び非イオン性
湿潤剤も0.05〜2(w/v)%特に0.1〜1(w/v)%の
濃度で使用できる。 本発明の検出剤のもう1つの成分は安定剤とし
ての一般式: 〔式中R6はジアルキルアミノ−、アルコキシ−、
アリロキシ、アルキル又はアリール基又はN−モ
ルホリノ基を表わし、R7とR8はジアルキルアミ
ノ基又はN−モルホリノ基を表わす〕の燐酸−も
しくはホスホン酸−アミドを使用することができ
る。 R6の定義におけるアルコキシもしくはアルキ
ル基としては、炭素原子数10までの炭化水素基が
これに該当する。 R6の定義におけるアリールもしくはアリロキ
シ基とは、場合によつてはハロゲン、低級アルキ
ル−又は低級アルコキシ基で置換されたフエノー
ル又はナフチル基である。 一般式の化合物を用いて、処方の意想外の安
定化が得られる。 一般式の燐酸アミド及びホスホン酸アミド
は、公知化合物であり、これらは例えば西ドイツ
特許出願公告第2235127号明細書中で、ペルオキ
シダーゼ検出を基礎として作用する試験片処方の
安定剤として使用される。 一般式の燐酸アミド及びホスホン酸アミド型
の安定剤は、、水性又は有利に有機含浸液に1〜
20(w/v)%特に5〜15(w/v)%の濃度で添加され
る。 意外にも、本発明による診断剤の蛋白分解酵素
殊に蛋白分解性白血球酵素の検出剤の反応時間
は、ジアゾニウム塩、エステル類及び従来挙げら
れている助剤に加えて、1種以上の活性剤を使用
する際に著るしく短縮される。本発明による検出
剤に好適な活性化剤としては、西ドイツ特許出願
第P26055310号明細書に記載されている化合物が
判明している。 この活性化剤は、含浸溶液中で0.5〜10%特に
1〜5(w/v)%の濃度で使用される。 本発明による検出剤の製造のために、例えば吸
着性担体有利に紙、セルロース又は人造繊維フ
リースに、易揮発性溶剤例えば水、メタノール、
エタノール又はアセトン中の試験片製造のために
必要な通常使用される試薬(基質、緩衝剤、場合
によつては湿潤剤)の溶液を含浸させる。これ
は、有利に2つの別個の工程で行なう即ち、ま
ず、緩衝剤及びその他の水溶性添加物を含有する
水溶液で含浸される。その後、一般式もしくは
のプリテアーゼ基質、一般式のジアゾニウム
塩及び活性化剤の溶液で含浸する。しかしながら
この含浸は、他の順序でもしくは双方の含浸剤溶
液の他の組成のものを用いて実施することができ
る。 得られた試験紙は、そのまま使用できるか又は
公知方法で把手に接着して又は有利にプラスチツ
クと細かい目の網との間に西ドイツ特許第
2118455号明細書記載の方法で封入することもで
きる。 膜被覆された試験片を製造するために、全試薬
を膜形成物質例えばポリビニルエステル又はポリ
アミドの溶液又は分散液中に入れ、均一に混合す
る。この混合物を薄層でプラスチツク担体上に塗
布し、乾燥させる。本発明による膜被覆された試
験片を乾燥後に切断し、そのまま使用するか又は
公知方法で把手に接着し又は例えばプラスチツク
と、細かい目の網との間に西ドイツ特許第
2118455号明細書記載の方法で封入することがで
きる。 蛋白分解酵素殊に白血球プロテアーゼを検出す
るための本発明による診断剤は、粉末混合物又は
試薬錠剤の形で製造でき、この際、テストの前記
成分に慣用のガレヌス製剤添加物を加え、造粒す
る。この種の添加物質は例えば炭水化物例えばモ
ノ−、オリゴ−又はポリサツカライド、又は糖ア
ルコール例えばマンニツト、ソルビツト又はキシ
リツト又は他の可溶性の不活性化合物例えばポリ
エチレン、グリコール又はポリビニルピロリドン
である。粉末混合物又は試薬錠剤は一般に約50〜
200mg得に50〜80mgの最終重量を有する。 全重量約5〜20mg特に約10mgの凍結乾燥物を製
造するために、試験に必要なすべての試薬と共に
慣用の基剤物質例えばポリビニルピロリドン及び
場合によつては他の填料例えばマンニツト、ソル
ビツト又は含有する溶液を凍結乾燥させる。 本発明による溶液の形の診断剤は有利に試験に
必要なすべての試薬を含有している。溶剤とし
て、水又は水と水溶性有機溶剤例えばメタノー
ル、エタノール、アセトン又はジメチルホルムア
ミドとの混合物がこれに該当する。貯蔵性の理由
から、試験に必要な試薬を2種以上の溶液に分
け、これを、実際の検査の際にはじめて一緒にす
るのが有利に可能である。 こうして製造した診断剤は、被検体液に浸漬す
るか又は当該体液の添加の後に、蛋白分解酵素殊
に白血球プロテアーゼの存在を、迅速かつ簡単に
可視で又は光度測定により、例えばレミツシヨン
フオトメトリーにより又はキユベツト中で評価で
きる色素形成により検出可能とする。 1細胞当りの白血球−プロテアーゼの活性は実
際に一定の大きさとみなすことができるから、色
形成の強さから被検体液の白血球濃度を測定する
ことができる。この場合、本発明による診断剤を
用いて、完全な白血球も溶解した白血球も捕捉さ
れる。それというのも、白血球−プロテアーゼの
活性は、白血球の溶解の後にも完全に残存するか
らである。溶解誤差は結果的には現われない。 例 1 紙(例えばSchleicher&Schu¨ll 23 SL)を順
次に次の溶液で含浸し、次いで60℃で乾燥させ
る: 溶液1 0.2モルボラツクス−塩酸−緩衝液(PH8) 燐酸トリモルホリド 10% 溶液2 基 質 2×10-3モル/ ジアゾニウム塩 10-2モル/ をアセトン/1−デカノール98:2中に溶かす。 基 質 S2:3−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−1−メトキシ−ナフタ
リン S3:1−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−4−メトキシ−ナフタ
リン S4:1−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−4−イソプロポキシ−
ナフタリン S5:1−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−4−フエノキシ−ナフ
タリン S6:1−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−3−ジメチルアミノ−
ベンゾール S7:1−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−3−ジエチルアミノ−
ベンゾール S8:1−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−3・5−ジメトキシ−
ベンゾール S9:1−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−3−メチル−5−メト
キシ−ベンゾール ジアゾニウム塩 D1:2・4−ジメトキシ−ベンゾールジアゾニ
ウム−テトラフルオロボレート D2:4−メトキシ−ナフタリン−1−ジアゾニ
ウム−テトラフルオロボレート D3:2・5−ジメトキシ−4−ジメチルアミノ
−ベンゾールジアゾニウム−テトラフルオロボ
レート D4:4−ジメチルアミノ−ベンゾールジアゾニ
ウム−テトラフルオロボレート 白血球含有尿(白血球100/尿μ)中に浸漬
する際に、約3分以内に表示するような色を示す
試験紙が得られる。評価はレミツシヨンフオトメ
ーターで行なうこともできる。
中の白血球の検出は非常に重要である。従来、こ
の検出は顕微鏡で行なわれており、この際特定の
量の尿中に存在する白血球の数を顕微鏡で数えて
いた。しかしながらこの方法は時間がかかり、労
多く、煩雑であり、更に熟練した人材を必要とす
る。 最近、種々の体液中の白血球の検出原理とし
て、酵素反応が採用されている。それというのも
白血球は広い酵素スペクトルを有するからであ
る。 白血球中に存在するエステル分解及び/又は蛋
白分解作用が分析の目的に利用される体液中の白
血球の検出手段は、西ドイツ特許出願公開第
2826965号及び同第2836644号明細書から公知であ
る。この場合には、スルホンフタレインエステル
もしくはアゾー色素エステルが白血球−エステラ
ーゼ及び/又は−プロテアーゼに対する基質とし
て使用される。酵素反応時に遊離する色素は一般
に公知の方法で評価される。これらの明細書中に
記載の検出剤はなお敏感すぎる。これらは、検出
下限値に対して反応時間が長すぎるから、実用に
はなお特定の欠点を有し、特に試験の実施の際に
長すぎる待期時間を伴なつている。 プロテアーゼ及びエステラーゼを検出する種々
の方法が組識化学及び細胞化学的酵素学からも公
知である(例えば、A.G.E.ピアス(Pearse)の
Hitochemistry、Theoretical and Applied第3
版Churchill Livingstone、Edinburgh−London
−New−York1968年)。この場合、原理的には、
同様に無色又は僅かに着色したエステルが使用さ
れ、これは、酵素分解により少なくとも無色の酸
及び同様に無色のアルコール−(フエノール)−成
分に分解する。次いで後者は、酵素鹸化に引続く
反応で例えば、ジアゾニウム塩との結合又は酸化
反応により、着色した物質に変えられる。 F.シユマルツル(Schmalzl)及びH.ブラウン
スタイナー(Braunsteiner)は、例えばKlin.
Wschr.46巻642頁(1968年)に、基質としてナフ
トール−AS−D−クロルアセテート及び着色ア
ゾ化合物形成のためのジアゾニウム塩を用いる特
異な細胞化学的白血球エステラーゼ検出に関して
記載している。 体液例えば尿中の白血球を迅速かつ簡単に検出
するための検出剤を得るためには、この種の2成
分系は好適でないことが判明した。これらはあま
りに鈍感に反応する。例えば白血球5000/μを
有する試料は反応を示さない。尿中に存在する多
くの化合物例えばウロビリノーゲン、スチルコビ
リノーゲン、ピリルピン等はジアゾニウム塩と反
応することは公知である。このことは尿中のウロ
ピリノーゲン又はピリルビンを検出するための市
販の試験片(これは検出反応のためにジアゾニウ
ム塩を使用する)が最良であることを立証してい
る。エステラーゼ検出のために文献中で使用され
ているジアゾニウム塩は、他の尿成分との副反応
を示し、一部は、その個有の色にも基づき白血球
試験には使用できない。 ところで、本発明の課題は、酵素に対する反応
成分としてエステル及びジアゾニウム塩の組成物
を有するエステル分解及び/又は蛋白分解酵素の
検出剤を調製することであり、これを用いると、
酵素は簡単かつ容易に取扱い可能な方法で短時間
に検出でき、被検試料の他の成分との障害性副反
応は認められない。 この課題は好適なエステルと特別に置換された
ジアゾニウム塩との特定の組成物を使用すること
により解決され、この際意外にも、使用ジアゾニ
ウム塩は、他の尿成分例えばビリルビン及びウロ
ビリノーゲンと反応せず、特異的にかつ迅速に使
用したエステルの分解時に生じるフエノール成分
と結合して着色化合物を形成する。 好適なエステルは、エステル分解及び/又は蛋
白分解酵素に対して充分に反応性であるはずであ
り、従つて、これらはできるだけ迅速に分解され
て酸及びアルコール成分(これにはフエノールも
入り得る)になる。エステルは、遊離したアルコ
ール成分が良好にかつ完全に使用ジアゾニウム塩
と結合するように選択すべきでもある。ジアゾニ
ウム塩の反応性は置換分を適当に選択することに
より、本発明により使用されているエステルから
遊離されたアルコール成分と充分に迅速に反応す
るが、試験溶液のその他の成分とは反応しないよ
うに調節すべきである。 従つて、本発明の目的物は、エステル分解及
び/又は蛋白分解酵素殊に白血球中に存在するエ
ステラーゼ及び/又はプロテアーゼを検出するた
めの検出剤であり、これは、適当なエステラーゼ
ーもしくはプロテアーゼ検出系、緩衝剤並びに場
合によつては他の慣用の添加物を含有する吸着性
担体、膜層、粉末混合物、凍結乾燥物、溶液又は
試薬錠剤よりなり、その特徴は、エステラーゼー
もしくはプロテアーゼ検出系として、置換分の適
当な選択により、エステルから遊離されたアルコ
ール成分と充分に迅速に反応するが試験溶液の他
の成分とは反応しないようにその反応性が調節さ
れている、特別に置換されたジアゾニウム塩と適
当なエステルとの組成物を使用することによりな
る。 本発明における適当な置換されたジアゾニウム
塩は、例えば、一般式: 〔式中R1は低級アルキル基、低級アルコキシ基、
低級アルキルメルカプト基、N−モルホリノ基、
N−チオ−モルホリノ基、N−ピロリジノ基、
N′−アルキル化されていてもよいN−ピペラジ
ノ基、N−ピペリジノ基、ハロゲン又は水素を表
わし、R3は低級アルキル基、低級アルコキシ
基、アリールオキシ基、低級アルキルメルカプト
基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、ヒ
ドロキシ基、N−モルホリノ基、N−チオ−モル
ホリノ基、N−ピロリジノ基、N′−アルキル化
されていてもよいN−ピペラジノ基、N−ピペリ
ジノ基、フエニルアミノ基、低級アルキル又は低
級アルコキシ基で置換されていてもよいフエニル
基、ハロゲン又は水素を表わし、R2、R4、R5は
同一又は異なるものであつてよく、それぞれ、低
級アルキル基、低級アルコキシ基、低級アルキル
メルカプト基、ハロゲン又は水素を表わし、Xは
安定化性アニオンを表わす〕の化合物である。 本発明により使用可能な好適なエステルは、一
般式: 〔式中Aは天然のα−アミノ酸の残基を表わし、
Bはアミノ保護基を表わし、R1″、R2″、R3″、
R4″は同一又は異なるものであつてよく、それぞ
れ、水素、低級アルキル基、低級アルコキシ基、
アルキルアミノ基又はジアルキルアミノ基を表す
か、又は隣接している2個の置換分は縮合ベンゾ
ール環を形成していてもよく、この際Bはアセチ
ル基又はベンゾイルオキシ−カルボニル基ではな
い〕の化合物の群から選択することができる。 一般式のエステルは、エステラーゼ及び/又
はプロテアーゼ例えば好中性顆粒性白血球中に存
在するエステラーゼ及びプロテアーゼにより迅速
かつ完全に鹸化される。遊離されたフエノール成
分は良好、迅速かつ選択的に低い親電子性の一般
式のジアゾニウム塩と反応する。従つて、本発
明の原理により、体液中の白血球を検出するため
の安定で迅速に指示する検出剤を製造することが
できる。更に、本発明による検出剤は蛋白分解酵
素例えば水溶液又は体液例えば完全血液、血清及
び髄液、膵液又は便抽出液中のエステラーゼ、キ
モトリプシン又はトリプシンの一般的検出にも優
れている。 一般式のジアゾニウム塩は部分的に公知の化
合物である。置換分R1及び/又はR3がN−チオ
モルホリノ−、N−ピロリジノ−、場合により
N′−アルキル化されたN−ピペラジノ−又はN
−ピペリジノ基を表わす誘導体は、新規化合物で
ある。しかしながら、これらは、公知物質を得る
と同時に公知方法で製造できる。 一般式の化合物は、西ドイツ特許出願第
P2854987.5号明細書に記載されている。 一般式のエステルは新規化合物である。これ
は、一般式: 〔式中R″1、R″2、R″3、R″4は前記のものを表わ
す〕の化合物と一般式: HO−A−B () 〔式中A及びBは前記のものを表わす〕のアミノ
酸もしくは適当なそれらの反応性誘導体とをペプ
チド化学に慣用の方法で反応させることにより製
造できる。 反応性誘導体としては、例えば酸クリルドもし
くはペプチド合成に慣用の混合無水物例えばクロ
ルギ酸エチルエステル又は活性エステルが使用さ
れる。 従つて、本発明のもう1つの目的は、一般式
の新規エステルであり、かつそれをエステロ分解
及び/又は蛋白分解酵素の検出剤の製造に使用す
ることである。 R1、R2、R3、R4及びR5の定義におけるハロゲ
ンとは、弗素、塩素、臭素及び沃素特に塩素及び
臭素である。 R1〜R5並びにR″1〜R″4の定義における低級ア
ルキル−、アルコキシ−、アルキルメルカプト
−、アルキルアミノ−、及びジアルキルアミノ−
基は、炭素原子1〜5特に1〜3を有し、この際
相応するメチル基が特に有利である。 安定性アニオンXとしては、テトラフルオロボ
レート、テトラクロルジンケートもしくはペルク
ロレートが有利である。 Aの定義におけるアミノ酸残基とは、有利にL
−又はD−型又はラセミ形の天然の−アミノ酸の
残基である。特にグリシン、アラニン、バリン、
ロイシン、イソロイシン、フエニルアラニン及び
チロシンの残基であり、この際それぞれL−型が
特に有利である。場合によつて存在する遊離ヒド
ロキシル基はアシル化特にアセチル化されていて
よい。 Bの定義におけるアミノ保護基とは、例えばア
シル−、オキシカルボニル−、チオカルボニル
−、スルホニル−、スルフエニル−、ビニル−、
シクロヘキセニル−、ホスホリル−又はカルバモ
イル基である。 一般式の本発明により使用されるジアゾニウ
ム塩及び一般式のエステルは、含浸溶液被覆物
質又は被検液体1当り10-4モル/〜10-1モ
ル/特に10-3モル/〜10-2モル/の濃度で
使用される。 蛋白分解酵素及び殊に白血球−プロテアーゼを
検出するための本発明による検出剤のもう1つの
成分は適当な緩衝剤系である。これには、例えば
燐酸塩−、ホウ酸塩−、バルビツール酸塩−、ト
リス−(ヒドロキシメチル)−アミノメタン−(=
トリス)−、2−アミノ−2−メチル−プロパン
ジオール−1・3−(=アメジオ−ル)−又はアミ
ノ酸−緩衝剤が該当し、この際PH値及びキヤパシ
テイは、測定溶液中もしくは試験片上のPH値が6
〜10特に7〜9になるように選択すべきである。 本発明による蛋白分解酵素の検出剤のもう1つ
の成分は、湿潤剤であつてよい。それというの
も、これによつて均一な色素分配及び部分的に鮮
明な色を得ることができるからである。カチオン
−及びアニオン活性、かつ無定形及び非イオン性
湿潤剤も0.05〜2(w/v)%特に0.1〜1(w/v)%の
濃度で使用できる。 本発明の検出剤のもう1つの成分は安定剤とし
ての一般式: 〔式中R6はジアルキルアミノ−、アルコキシ−、
アリロキシ、アルキル又はアリール基又はN−モ
ルホリノ基を表わし、R7とR8はジアルキルアミ
ノ基又はN−モルホリノ基を表わす〕の燐酸−も
しくはホスホン酸−アミドを使用することができ
る。 R6の定義におけるアルコキシもしくはアルキ
ル基としては、炭素原子数10までの炭化水素基が
これに該当する。 R6の定義におけるアリールもしくはアリロキ
シ基とは、場合によつてはハロゲン、低級アルキ
ル−又は低級アルコキシ基で置換されたフエノー
ル又はナフチル基である。 一般式の化合物を用いて、処方の意想外の安
定化が得られる。 一般式の燐酸アミド及びホスホン酸アミド
は、公知化合物であり、これらは例えば西ドイツ
特許出願公告第2235127号明細書中で、ペルオキ
シダーゼ検出を基礎として作用する試験片処方の
安定剤として使用される。 一般式の燐酸アミド及びホスホン酸アミド型
の安定剤は、、水性又は有利に有機含浸液に1〜
20(w/v)%特に5〜15(w/v)%の濃度で添加され
る。 意外にも、本発明による診断剤の蛋白分解酵素
殊に蛋白分解性白血球酵素の検出剤の反応時間
は、ジアゾニウム塩、エステル類及び従来挙げら
れている助剤に加えて、1種以上の活性剤を使用
する際に著るしく短縮される。本発明による検出
剤に好適な活性化剤としては、西ドイツ特許出願
第P26055310号明細書に記載されている化合物が
判明している。 この活性化剤は、含浸溶液中で0.5〜10%特に
1〜5(w/v)%の濃度で使用される。 本発明による検出剤の製造のために、例えば吸
着性担体有利に紙、セルロース又は人造繊維フ
リースに、易揮発性溶剤例えば水、メタノール、
エタノール又はアセトン中の試験片製造のために
必要な通常使用される試薬(基質、緩衝剤、場合
によつては湿潤剤)の溶液を含浸させる。これ
は、有利に2つの別個の工程で行なう即ち、ま
ず、緩衝剤及びその他の水溶性添加物を含有する
水溶液で含浸される。その後、一般式もしくは
のプリテアーゼ基質、一般式のジアゾニウム
塩及び活性化剤の溶液で含浸する。しかしながら
この含浸は、他の順序でもしくは双方の含浸剤溶
液の他の組成のものを用いて実施することができ
る。 得られた試験紙は、そのまま使用できるか又は
公知方法で把手に接着して又は有利にプラスチツ
クと細かい目の網との間に西ドイツ特許第
2118455号明細書記載の方法で封入することもで
きる。 膜被覆された試験片を製造するために、全試薬
を膜形成物質例えばポリビニルエステル又はポリ
アミドの溶液又は分散液中に入れ、均一に混合す
る。この混合物を薄層でプラスチツク担体上に塗
布し、乾燥させる。本発明による膜被覆された試
験片を乾燥後に切断し、そのまま使用するか又は
公知方法で把手に接着し又は例えばプラスチツク
と、細かい目の網との間に西ドイツ特許第
2118455号明細書記載の方法で封入することがで
きる。 蛋白分解酵素殊に白血球プロテアーゼを検出す
るための本発明による診断剤は、粉末混合物又は
試薬錠剤の形で製造でき、この際、テストの前記
成分に慣用のガレヌス製剤添加物を加え、造粒す
る。この種の添加物質は例えば炭水化物例えばモ
ノ−、オリゴ−又はポリサツカライド、又は糖ア
ルコール例えばマンニツト、ソルビツト又はキシ
リツト又は他の可溶性の不活性化合物例えばポリ
エチレン、グリコール又はポリビニルピロリドン
である。粉末混合物又は試薬錠剤は一般に約50〜
200mg得に50〜80mgの最終重量を有する。 全重量約5〜20mg特に約10mgの凍結乾燥物を製
造するために、試験に必要なすべての試薬と共に
慣用の基剤物質例えばポリビニルピロリドン及び
場合によつては他の填料例えばマンニツト、ソル
ビツト又は含有する溶液を凍結乾燥させる。 本発明による溶液の形の診断剤は有利に試験に
必要なすべての試薬を含有している。溶剤とし
て、水又は水と水溶性有機溶剤例えばメタノー
ル、エタノール、アセトン又はジメチルホルムア
ミドとの混合物がこれに該当する。貯蔵性の理由
から、試験に必要な試薬を2種以上の溶液に分
け、これを、実際の検査の際にはじめて一緒にす
るのが有利に可能である。 こうして製造した診断剤は、被検体液に浸漬す
るか又は当該体液の添加の後に、蛋白分解酵素殊
に白血球プロテアーゼの存在を、迅速かつ簡単に
可視で又は光度測定により、例えばレミツシヨン
フオトメトリーにより又はキユベツト中で評価で
きる色素形成により検出可能とする。 1細胞当りの白血球−プロテアーゼの活性は実
際に一定の大きさとみなすことができるから、色
形成の強さから被検体液の白血球濃度を測定する
ことができる。この場合、本発明による診断剤を
用いて、完全な白血球も溶解した白血球も捕捉さ
れる。それというのも、白血球−プロテアーゼの
活性は、白血球の溶解の後にも完全に残存するか
らである。溶解誤差は結果的には現われない。 例 1 紙(例えばSchleicher&Schu¨ll 23 SL)を順
次に次の溶液で含浸し、次いで60℃で乾燥させ
る: 溶液1 0.2モルボラツクス−塩酸−緩衝液(PH8) 燐酸トリモルホリド 10% 溶液2 基 質 2×10-3モル/ ジアゾニウム塩 10-2モル/ をアセトン/1−デカノール98:2中に溶かす。 基 質 S2:3−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−1−メトキシ−ナフタ
リン S3:1−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−4−メトキシ−ナフタ
リン S4:1−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−4−イソプロポキシ−
ナフタリン S5:1−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−4−フエノキシ−ナフ
タリン S6:1−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−3−ジメチルアミノ−
ベンゾール S7:1−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−3−ジエチルアミノ−
ベンゾール S8:1−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−3・5−ジメトキシ−
ベンゾール S9:1−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−3−メチル−5−メト
キシ−ベンゾール ジアゾニウム塩 D1:2・4−ジメトキシ−ベンゾールジアゾニ
ウム−テトラフルオロボレート D2:4−メトキシ−ナフタリン−1−ジアゾニ
ウム−テトラフルオロボレート D3:2・5−ジメトキシ−4−ジメチルアミノ
−ベンゾールジアゾニウム−テトラフルオロボ
レート D4:4−ジメチルアミノ−ベンゾールジアゾニ
ウム−テトラフルオロボレート 白血球含有尿(白血球100/尿μ)中に浸漬
する際に、約3分以内に表示するような色を示す
試験紙が得られる。評価はレミツシヨンフオトメ
ーターで行なうこともできる。
【表】
例 2
紙に次の溶液を含浸させ60℃で乾燥させる。
溶液1
0.1モルのホウ酸塩−緩衝液(PH8)
溶液2
2−メトキシ−4−(N−モルホリノ)−ベンゾー
ルジアゾニウムテトラクロルジンケート
2×10-3モル/ 基 質 2×10-3モル/ 燐酸トリモルホリド 10% をエタノール/1−デカノール98:2中に溶か
す。 基 質 K:〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−L−
アラニルオキシ〕−ベンゾール L:1−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−ナフタリン M:1−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−3−メトキシ−ベンゾ
ール こうして得た試験紙を用いて、白血球含有尿中
の白血球100/μを検出することができる。 前記のジアゾニウム塩の代りに次のものを使用
する際に匹敵する反応性を有する試験紙を得るこ
ともできる: 2−メトキシ−4−(N−ピペリジノ)−ベンゾ
ールジアゾニウム−テトラフルオロボレート、2
−メトキシ−4−(N−ピペリジノ)−ベンゾール
ジアゾニウム−テトラフルオロボレート、2・5
−ジメトキシ−4−(N−モルホリノ)−ベンゾー
ルジアゾニウム−テトラフルオロボレート、4−
メトキシ−2−(N−モルホリノ)−ベンゾールジ
アゾニウム−テトラフルオロボレート、2−メト
キシ−4−〔N−(N′−メチル)−ピペラジノ〕−
ベンゾールジアゾニウム−テトラフルオロボレー
ト、2−メトキシ−4−(N−チオモルホリノ)−
ベンゾールジアゾニウム−テトラフルオロボレー
ト。 例 3 次の溶液を製造する: 溶液1 アセトン/1−デカノール(98:2)中の1−
〔N−(トルオール−4′−スルホニウム)−L−ア
ラニルオキシ〕−4−イソプロポキシ−ナフタリ
ン 2×10-2モル/ 2・4−ジメトキシ−ベンゾールジアゾニウム−
テトラフルオロボレート 10-2モル/ 溶液2 0.2モルのボラツクス−塩酸−緩衝液 燐酸トリモルホリド 10% それぞれ溶液1又は溶液2に後記の活性化剤
を、そこに記載の濃度で加えた後に、紙に溶液
1及び溶液2を浸漬させ、それぞれ60℃で乾燥さ
せた。 白血球300/μを有する等張食塩溶液中で検
査する際に、テスト片は表に記載の時間内に反応
した。
ルジアゾニウムテトラクロルジンケート
2×10-3モル/ 基 質 2×10-3モル/ 燐酸トリモルホリド 10% をエタノール/1−デカノール98:2中に溶か
す。 基 質 K:〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−L−
アラニルオキシ〕−ベンゾール L:1−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−ナフタリン M:1−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−3−メトキシ−ベンゾ
ール こうして得た試験紙を用いて、白血球含有尿中
の白血球100/μを検出することができる。 前記のジアゾニウム塩の代りに次のものを使用
する際に匹敵する反応性を有する試験紙を得るこ
ともできる: 2−メトキシ−4−(N−ピペリジノ)−ベンゾ
ールジアゾニウム−テトラフルオロボレート、2
−メトキシ−4−(N−ピペリジノ)−ベンゾール
ジアゾニウム−テトラフルオロボレート、2・5
−ジメトキシ−4−(N−モルホリノ)−ベンゾー
ルジアゾニウム−テトラフルオロボレート、4−
メトキシ−2−(N−モルホリノ)−ベンゾールジ
アゾニウム−テトラフルオロボレート、2−メト
キシ−4−〔N−(N′−メチル)−ピペラジノ〕−
ベンゾールジアゾニウム−テトラフルオロボレー
ト、2−メトキシ−4−(N−チオモルホリノ)−
ベンゾールジアゾニウム−テトラフルオロボレー
ト。 例 3 次の溶液を製造する: 溶液1 アセトン/1−デカノール(98:2)中の1−
〔N−(トルオール−4′−スルホニウム)−L−ア
ラニルオキシ〕−4−イソプロポキシ−ナフタリ
ン 2×10-2モル/ 2・4−ジメトキシ−ベンゾールジアゾニウム−
テトラフルオロボレート 10-2モル/ 溶液2 0.2モルのボラツクス−塩酸−緩衝液 燐酸トリモルホリド 10% それぞれ溶液1又は溶液2に後記の活性化剤
を、そこに記載の濃度で加えた後に、紙に溶液
1及び溶液2を浸漬させ、それぞれ60℃で乾燥さ
せた。 白血球300/μを有する等張食塩溶液中で検
査する際に、テスト片は表に記載の時間内に反応
した。
【表】
例 4
1−〔N−トルオール−4′−スルホニル)−L−
アラニルオキシ〕−3・5−ジメトキシ−ベン
ゾール 活性エステル法による反応のために、N−(ト
ルオール−4′−スルホニル)−L−アラニン14.6
g(0.06モル)及びN−ヒドロキシ−ベンゾトリ
アゾール12.2g(0.09モル)を無水酢酸エステル
300ml中に溶かし、0℃に冷却し、ジシクロヘキ
シルカルボジイミド12.4g(0.06モル)を加え
る。活性エステルの形成のために、0℃で2時間
撹拌し、次いで更に、室温で2時間撹拌する。
3・5−ジメトキシフエノール6.2g(0.04モ
ル)とトリエチルアミン5.5ml(0.04モル)の添
加の後に、混合物を室温で15時間撹拌する。生じ
るN・N′−ジシクロヘキシル尿素を吸引除去す
る。液を真空中で浴温最大50℃で濃縮する。残
分を酢酸エステル200ml中に入れ、順次に5%ク
エン酸各100mlで3回次いで相応して5%炭酸水
素ナトリウム溶液各100mlで洗浄する。有機相を
硫酸ナトリウムを用いる乾燥の後に、真空中で蒸
発濃縮させる。油状粗生成物をシリカゲルカラム
でのカラムクロマトグラフイーによりトルオール
−酢酸エステル混合物(4:1)を用いて精製す
る。相応する集めたフラクシヨンの濃縮の後に、
残分を少量の塩化メチレン中に溶かし、エーテル
の添加により沈澱させる。1−〔N−(トルオール
−4′−スルホニル)−L−アラニルオキシ〕−3・
5−ジメトキシ−ベンゾール5.8gが得られた。 無色結晶 融点110℃ α20 D=−52.5゜(c=
1%、アセトン)。 同様な方法で、N−(トルオール−4−スルホ
ニル)−L−アラニンと相応する置換フエノール
又はナフトールとの反応により次の物質が得られ
る: 6.1 〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−L
−アラニルオキシ〕−ベンゾール 無色結晶、融点113℃、α20 D:−63.8゜(c
=1%、アセトン) 6.2 1−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−3−ジメチルアミノ−
ベンゾール 無色無定形粉末、α20 D:−36.6゜(c=1
%、メタノール)、DC:既製プレートシリカゲ
ル(展開剤:トルオール−ジオキサン2:1、
検査UV Rf値:0.68) 6.3 1−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−3−メトキシベンゾー
ル 無色結晶、融点60〜61℃、α20 D:−62.9゜
(c=1%、エタノール) 6.4 1−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−ナフタリン 無色粘稠性油、α20 D:−27.3゜(c=1%、
メタノール)、DC:既製プレートシリカゲル
(展開剤:トルオール−ジオキサン4:1、検
査UV Rf−値:0.53) 6.5 1−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−4−メトキシ−ナフタ
リン 無色結晶、融点136℃、α20 D:−42.6゜(c
=1%、アセトン) 6.6 1−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−4−イソプロポキシ−
ナフタリン 無色結晶、融点136℃、α20 D:−42.6゜(c
=1%、アセトン) 6.7 1−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−4−ペントキシ−ナフ
タリン 無色結晶、融点87℃、α20 D:−36.9゜(c=
1%、アセトン) 6.8 1−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−3−ジエチルアミノ−
ベンゾール 無色結晶、融点83〜84℃、α20 D:−59.4゜
(c=1%、メタノール)DC;既製プレート
シリカゲル(展開剤:キシロール−メチルエチ
ルケトン1:1)、Rf値:0.68) 6.9 1−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−3−メチル−5−メト
キシ−ベンゾール 無色結晶、融点79〜81℃、α20 D:62.2゜(c
=1%、メタノール)DC:既製プレートシリ
カゲル(展開剤:クロロホルム−メタノール
20:1)Rf値:0.79 例 5 2−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−L
−アラニルオキシ〕−4−メトキシ−ナフタリ
ン 溶液1 1工程法で酸クロリドを製造するために、N−
(トルオール−4−スルホニル)−L−アラニン
19.44g(0.08モル)を無水ジメチルホルムアミ
ド100ml中に溶かし、−20℃に冷却する。次いで撹
拌及び冷却下に塩化チオニル5.81ml(0.08モル)
をピペツト導入し、反応混合物を冷浴中−20℃で
30分放置する。 溶液2 無水ジメチルホルムアミド50ml中の4−メトキ
シ−ナフトール−2 6.96g(0.04モル)の溶液
にトリエチルアミン11.0ml(0.08モル)を加え
る。混合物を−20℃に冷却する。 反 応 溶液1を溶液2に注ぎ、水排除のもとに−20℃
で約4時間撹拌し、その後、混合物を冷蔵庫中で
1夜放置する。 後処理のために、反応溶液を真空中で最大浴温
50℃で濃縮する。残分を酢酸エステル約150ml中
に入れ、順次に5%クエン酸各100mlで次いで5
%炭酸水素ナトリウム溶液を各100mlで各々3回
洗浄する。硫酸ナトリウムで乾燥の後に有機相を
真空中で蒸発濃縮させる。粗生成物をシリカゲル
カラムでのカラムクロマトグラフイによりトルオ
ール−酢酸エステル−混合物(4:1)を用いて
精製する。相応する集めたフラクシヨンの真空中
での濃縮の後に、残分を少量の塩化メチレン中に
溶かし、次いでエーテル−リグロイン−混合物
(1:2)で沈澱させる。2−〔N−(トルオール
−4′−スルホニル)−L−アラニルオキシ〕−4−
メトキシ−ナフタリン2.8g(18%)が得られ
る。 無色結晶、融点119℃、α20 D:−57.9゜(c=
1%、アセトン) 例 6 2−メトキシ−4−(N−モルホリノ)−ベンゾ
ールジアゾニウム−テトラクロルジンケート 5−クロル−2−ニトロアニソールを1.5倍モ
ル過剰のモルホリンと共に溶剤としてのトルオー
ル中で数時間加熱により還流下に(10〜14時間)
反応させる。反応は溶剤としてのモルホリン中で
実施するのが有利である。このために、この5−
クロル−2−ニトロアニソールに5〜10倍量のモ
ルホリンを加える。場合により脱メチル化された
生成物を苛性ソーダと共に振ることにより分離さ
せるか又はジアゾメタンとの反応により後メチル
化する。 得られたニトロ化合物を常法でメタノール中の
パラジウム/炭又は塩酸中の塩化錫()で還元
してアミドにし、次いでこれをジアゾ化する。こ
のジアゾニウム化合物を公知方法で塩酸溶液中で
濃塩化錫溶液の添加により、テトラクロルジンケ
ートに変るか又はテトラフルオロホウ酸の添加に
よりテトラフルオロボレートに変え、それ自身を
単離する。 融点170〜172℃(テトラクロルジンケート) 166〜168℃(テトラフルオロボレート) 例 7 4−メトキシ−2−(N−モルホリノ)ベンゾ
ールジアゾニウム−テトラフルオロボレート 3−クロル−4−ニトロアニソール(融点52
℃)18.76g(0.1モル)をモルホリノ87.1g(1
モル)と共に還流下に4時間加熱する。その後、
室温まで冷却し、反応溶液に氷水100mlを加え、
析出した黄色反応生成物を吸引し、氷冷10%酢酸
で洗浄し、得られた物質を60℃、真空中で乾燥さ
せる。N−(3−ヒドロキシ−6−ニトロフエニ
ル)−モルホリン及びN−〔3−メトキシ−6−ニ
トロフエニル)−モルホリンからなる混合物19.5
gが生じる。この生成物を塩化メチレン中に溶か
し、ジアゾメタンのエーテル溶液を加える。室温
で2日放置の後に過剰のジアゾメタン2N酢酸の
添加により分解し、有機相を2N苛性ソーダで数
回振出し、溶剤を真空中で溜去する。N−(3−
メトキシ−6−ニトロフエニル)モルホリン(融
点84〜86℃)19.1g(=80.2%)が得られる。引
続き、これら物質をメタノール250ml中で懸濁さ
せ、パラジウム−炭(10%)1.9gの添加の後に
20〜30℃で水性添加する。 触媒の去の後に、充分に濃縮し、遊離した塩
基をエーテル性塩酸の添加により塩酸塩に変え
る。N−(3−メトキシ−6−アミノ−フエニ
ル)モルホリン−2塩酸(融点237〜240℃)20.6
g(=理論量の73.1%)が晶出する。 この物質を−5℃で6N塩酸96ml中に懸濁さ
せ、30分かかつて水12ml中に亜硝酸ナトリウム6
gの溶液を滴加し、生じる褐赤色ジアゾニウム塩
溶液を0℃、撹拌下に35%テトラフルオロホウ酸
120mlに加える。数時間放置の後に4−メトキシ
−2−(N−モルホリノ)−ベンゾールジアゾニウ
ムテトラフルオロボレート19.5g(=理論量の
63.5%)が得られる。黄色結晶、融点115〜116℃
(分解)。 同様な方法で、 (a) 5−クロル−2−ニトロアニソール及びチオ
モルホリンから2−メトキシ−4−(N−チオ
モルホリノ)−ベンゾールジアゾニウムテトラ
フルオロボレートが得られる。 融点106〜108℃(分解)。 中間体2−アミノ−5−(N−チオモルホリ
ノ)−アニソール・2塩酸は次のようにして製
造される。 撹拌機を備えた1−三頚フラスコ中に、
6N塩酸400ml中の塩化錫()・2水和物100g
を装入し、N−ニトロ−5−(N−チオモルホ
リノ)アニソール25.4gを少量宛室温で撹拌下
に加える。その後75℃に30分間加熱し、室温ま
で冷却し、反応溶液を氷冷下に30%苛性ソーダ
750ml中に滴加する。遊離した塩基をエーテル
で数回抽出し、これを乾燥及び溶剤の部分的蒸
発の後に、エーテル性塩酸の添加により塩酸塩
に変える。2−アミノ−5−(N−チオモルホ
リノ)−アニソール・2塩酸(融点218〜220
℃)24.9g(=理論量の83.8%)が得られる。 (b) 5−クロル−2−ニトロアニソール及びピリ
ジンから2−メトキシ−4−(N−ピペリジ
ノ)−ベンゾールジアゾニウム−テトラフルオ
ロボレートが得られた。 融点123〜125℃(分解) (c) 5−クロル−2−ニトロアニソール及びピロ
リジンから2−メトキシ−4−(N−ピロリジ
ノ)−ベンゾールジアゾニウム−テトラフルオ
ロボレートが得られた。 融点137〜139℃(分解) (d) 5−クロル−2−ニトロアニソール及びN−
メチル−ピペラジンから2−メトキシ−4−
〔N−(N′−メチル)−ピペラジノ〕−ベンゾー
ルジアゾニウム−テトラフルオロボレートが得
られる。 融点163℃(分解)。 この化合物の製造時に、メタノール中の亜硝
酸アミルを用いるジアゾ化を行なう。このため
に、2−アミノ−5−(N−メチル−ピペラジ
ノ)アニソール−ジヒドロ−テトラフルオロボ
レート39.6g(0.1モル)をメタノール175ml中
に溶かし、メタノール25ml中の亜硝酸アミル
11.6g(0.1モル)を加え、徐々に0℃で撹拌
下に35%四弗化ホウ酸60mlを滴加する。放置時
に2−メトキシ−4−〔N−(N′−メチル)ピ
ペラジノ〕−ベンゾールジアゾニウム−テトラ
フルオロボレート−ジヒドロ−テトラフルオロ
ボレートの褐色結晶24.8g(=理論量の51.7
%)が得られた。 融点163℃(分解)。 (e) 5−クロル−2−ニトロアニソールとモルホ
リンとから2−メトキシ−4−(N−モルホリ
ノ)−ベンゾールジアゾニウム−テトラフルオ
ロボレートが得られた。 融点166〜168℃(分解)。
アラニルオキシ〕−3・5−ジメトキシ−ベン
ゾール 活性エステル法による反応のために、N−(ト
ルオール−4′−スルホニル)−L−アラニン14.6
g(0.06モル)及びN−ヒドロキシ−ベンゾトリ
アゾール12.2g(0.09モル)を無水酢酸エステル
300ml中に溶かし、0℃に冷却し、ジシクロヘキ
シルカルボジイミド12.4g(0.06モル)を加え
る。活性エステルの形成のために、0℃で2時間
撹拌し、次いで更に、室温で2時間撹拌する。
3・5−ジメトキシフエノール6.2g(0.04モ
ル)とトリエチルアミン5.5ml(0.04モル)の添
加の後に、混合物を室温で15時間撹拌する。生じ
るN・N′−ジシクロヘキシル尿素を吸引除去す
る。液を真空中で浴温最大50℃で濃縮する。残
分を酢酸エステル200ml中に入れ、順次に5%ク
エン酸各100mlで3回次いで相応して5%炭酸水
素ナトリウム溶液各100mlで洗浄する。有機相を
硫酸ナトリウムを用いる乾燥の後に、真空中で蒸
発濃縮させる。油状粗生成物をシリカゲルカラム
でのカラムクロマトグラフイーによりトルオール
−酢酸エステル混合物(4:1)を用いて精製す
る。相応する集めたフラクシヨンの濃縮の後に、
残分を少量の塩化メチレン中に溶かし、エーテル
の添加により沈澱させる。1−〔N−(トルオール
−4′−スルホニル)−L−アラニルオキシ〕−3・
5−ジメトキシ−ベンゾール5.8gが得られた。 無色結晶 融点110℃ α20 D=−52.5゜(c=
1%、アセトン)。 同様な方法で、N−(トルオール−4−スルホ
ニル)−L−アラニンと相応する置換フエノール
又はナフトールとの反応により次の物質が得られ
る: 6.1 〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−L
−アラニルオキシ〕−ベンゾール 無色結晶、融点113℃、α20 D:−63.8゜(c
=1%、アセトン) 6.2 1−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−3−ジメチルアミノ−
ベンゾール 無色無定形粉末、α20 D:−36.6゜(c=1
%、メタノール)、DC:既製プレートシリカゲ
ル(展開剤:トルオール−ジオキサン2:1、
検査UV Rf値:0.68) 6.3 1−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−3−メトキシベンゾー
ル 無色結晶、融点60〜61℃、α20 D:−62.9゜
(c=1%、エタノール) 6.4 1−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−ナフタリン 無色粘稠性油、α20 D:−27.3゜(c=1%、
メタノール)、DC:既製プレートシリカゲル
(展開剤:トルオール−ジオキサン4:1、検
査UV Rf−値:0.53) 6.5 1−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−4−メトキシ−ナフタ
リン 無色結晶、融点136℃、α20 D:−42.6゜(c
=1%、アセトン) 6.6 1−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−4−イソプロポキシ−
ナフタリン 無色結晶、融点136℃、α20 D:−42.6゜(c
=1%、アセトン) 6.7 1−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−4−ペントキシ−ナフ
タリン 無色結晶、融点87℃、α20 D:−36.9゜(c=
1%、アセトン) 6.8 1−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−3−ジエチルアミノ−
ベンゾール 無色結晶、融点83〜84℃、α20 D:−59.4゜
(c=1%、メタノール)DC;既製プレート
シリカゲル(展開剤:キシロール−メチルエチ
ルケトン1:1)、Rf値:0.68) 6.9 1−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−
L−アラニルオキシ〕−3−メチル−5−メト
キシ−ベンゾール 無色結晶、融点79〜81℃、α20 D:62.2゜(c
=1%、メタノール)DC:既製プレートシリ
カゲル(展開剤:クロロホルム−メタノール
20:1)Rf値:0.79 例 5 2−〔N−(トルオール−4′−スルホニル)−L
−アラニルオキシ〕−4−メトキシ−ナフタリ
ン 溶液1 1工程法で酸クロリドを製造するために、N−
(トルオール−4−スルホニル)−L−アラニン
19.44g(0.08モル)を無水ジメチルホルムアミ
ド100ml中に溶かし、−20℃に冷却する。次いで撹
拌及び冷却下に塩化チオニル5.81ml(0.08モル)
をピペツト導入し、反応混合物を冷浴中−20℃で
30分放置する。 溶液2 無水ジメチルホルムアミド50ml中の4−メトキ
シ−ナフトール−2 6.96g(0.04モル)の溶液
にトリエチルアミン11.0ml(0.08モル)を加え
る。混合物を−20℃に冷却する。 反 応 溶液1を溶液2に注ぎ、水排除のもとに−20℃
で約4時間撹拌し、その後、混合物を冷蔵庫中で
1夜放置する。 後処理のために、反応溶液を真空中で最大浴温
50℃で濃縮する。残分を酢酸エステル約150ml中
に入れ、順次に5%クエン酸各100mlで次いで5
%炭酸水素ナトリウム溶液を各100mlで各々3回
洗浄する。硫酸ナトリウムで乾燥の後に有機相を
真空中で蒸発濃縮させる。粗生成物をシリカゲル
カラムでのカラムクロマトグラフイによりトルオ
ール−酢酸エステル−混合物(4:1)を用いて
精製する。相応する集めたフラクシヨンの真空中
での濃縮の後に、残分を少量の塩化メチレン中に
溶かし、次いでエーテル−リグロイン−混合物
(1:2)で沈澱させる。2−〔N−(トルオール
−4′−スルホニル)−L−アラニルオキシ〕−4−
メトキシ−ナフタリン2.8g(18%)が得られ
る。 無色結晶、融点119℃、α20 D:−57.9゜(c=
1%、アセトン) 例 6 2−メトキシ−4−(N−モルホリノ)−ベンゾ
ールジアゾニウム−テトラクロルジンケート 5−クロル−2−ニトロアニソールを1.5倍モ
ル過剰のモルホリンと共に溶剤としてのトルオー
ル中で数時間加熱により還流下に(10〜14時間)
反応させる。反応は溶剤としてのモルホリン中で
実施するのが有利である。このために、この5−
クロル−2−ニトロアニソールに5〜10倍量のモ
ルホリンを加える。場合により脱メチル化された
生成物を苛性ソーダと共に振ることにより分離さ
せるか又はジアゾメタンとの反応により後メチル
化する。 得られたニトロ化合物を常法でメタノール中の
パラジウム/炭又は塩酸中の塩化錫()で還元
してアミドにし、次いでこれをジアゾ化する。こ
のジアゾニウム化合物を公知方法で塩酸溶液中で
濃塩化錫溶液の添加により、テトラクロルジンケ
ートに変るか又はテトラフルオロホウ酸の添加に
よりテトラフルオロボレートに変え、それ自身を
単離する。 融点170〜172℃(テトラクロルジンケート) 166〜168℃(テトラフルオロボレート) 例 7 4−メトキシ−2−(N−モルホリノ)ベンゾ
ールジアゾニウム−テトラフルオロボレート 3−クロル−4−ニトロアニソール(融点52
℃)18.76g(0.1モル)をモルホリノ87.1g(1
モル)と共に還流下に4時間加熱する。その後、
室温まで冷却し、反応溶液に氷水100mlを加え、
析出した黄色反応生成物を吸引し、氷冷10%酢酸
で洗浄し、得られた物質を60℃、真空中で乾燥さ
せる。N−(3−ヒドロキシ−6−ニトロフエニ
ル)−モルホリン及びN−〔3−メトキシ−6−ニ
トロフエニル)−モルホリンからなる混合物19.5
gが生じる。この生成物を塩化メチレン中に溶か
し、ジアゾメタンのエーテル溶液を加える。室温
で2日放置の後に過剰のジアゾメタン2N酢酸の
添加により分解し、有機相を2N苛性ソーダで数
回振出し、溶剤を真空中で溜去する。N−(3−
メトキシ−6−ニトロフエニル)モルホリン(融
点84〜86℃)19.1g(=80.2%)が得られる。引
続き、これら物質をメタノール250ml中で懸濁さ
せ、パラジウム−炭(10%)1.9gの添加の後に
20〜30℃で水性添加する。 触媒の去の後に、充分に濃縮し、遊離した塩
基をエーテル性塩酸の添加により塩酸塩に変え
る。N−(3−メトキシ−6−アミノ−フエニ
ル)モルホリン−2塩酸(融点237〜240℃)20.6
g(=理論量の73.1%)が晶出する。 この物質を−5℃で6N塩酸96ml中に懸濁さ
せ、30分かかつて水12ml中に亜硝酸ナトリウム6
gの溶液を滴加し、生じる褐赤色ジアゾニウム塩
溶液を0℃、撹拌下に35%テトラフルオロホウ酸
120mlに加える。数時間放置の後に4−メトキシ
−2−(N−モルホリノ)−ベンゾールジアゾニウ
ムテトラフルオロボレート19.5g(=理論量の
63.5%)が得られる。黄色結晶、融点115〜116℃
(分解)。 同様な方法で、 (a) 5−クロル−2−ニトロアニソール及びチオ
モルホリンから2−メトキシ−4−(N−チオ
モルホリノ)−ベンゾールジアゾニウムテトラ
フルオロボレートが得られる。 融点106〜108℃(分解)。 中間体2−アミノ−5−(N−チオモルホリ
ノ)−アニソール・2塩酸は次のようにして製
造される。 撹拌機を備えた1−三頚フラスコ中に、
6N塩酸400ml中の塩化錫()・2水和物100g
を装入し、N−ニトロ−5−(N−チオモルホ
リノ)アニソール25.4gを少量宛室温で撹拌下
に加える。その後75℃に30分間加熱し、室温ま
で冷却し、反応溶液を氷冷下に30%苛性ソーダ
750ml中に滴加する。遊離した塩基をエーテル
で数回抽出し、これを乾燥及び溶剤の部分的蒸
発の後に、エーテル性塩酸の添加により塩酸塩
に変える。2−アミノ−5−(N−チオモルホ
リノ)−アニソール・2塩酸(融点218〜220
℃)24.9g(=理論量の83.8%)が得られる。 (b) 5−クロル−2−ニトロアニソール及びピリ
ジンから2−メトキシ−4−(N−ピペリジ
ノ)−ベンゾールジアゾニウム−テトラフルオ
ロボレートが得られた。 融点123〜125℃(分解) (c) 5−クロル−2−ニトロアニソール及びピロ
リジンから2−メトキシ−4−(N−ピロリジ
ノ)−ベンゾールジアゾニウム−テトラフルオ
ロボレートが得られた。 融点137〜139℃(分解) (d) 5−クロル−2−ニトロアニソール及びN−
メチル−ピペラジンから2−メトキシ−4−
〔N−(N′−メチル)−ピペラジノ〕−ベンゾー
ルジアゾニウム−テトラフルオロボレートが得
られる。 融点163℃(分解)。 この化合物の製造時に、メタノール中の亜硝
酸アミルを用いるジアゾ化を行なう。このため
に、2−アミノ−5−(N−メチル−ピペラジ
ノ)アニソール−ジヒドロ−テトラフルオロボ
レート39.6g(0.1モル)をメタノール175ml中
に溶かし、メタノール25ml中の亜硝酸アミル
11.6g(0.1モル)を加え、徐々に0℃で撹拌
下に35%四弗化ホウ酸60mlを滴加する。放置時
に2−メトキシ−4−〔N−(N′−メチル)ピ
ペラジノ〕−ベンゾールジアゾニウム−テトラ
フルオロボレート−ジヒドロ−テトラフルオロ
ボレートの褐色結晶24.8g(=理論量の51.7
%)が得られた。 融点163℃(分解)。 (e) 5−クロル−2−ニトロアニソールとモルホ
リンとから2−メトキシ−4−(N−モルホリ
ノ)−ベンゾールジアゾニウム−テトラフルオ
ロボレートが得られた。 融点166〜168℃(分解)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式: 〔式中Aは天然のα−アミノ酸の残基を表わし、
Bはアミノ保護基を表わし、R″1、R″2、R″3、
R″4は同一又は異なるものであつてよく、それぞ
れ、水素、低級アルキル基、低級アルコキシ基、
アルキルアミノ基を表わすか又は各々隣接してい
る2個の置換分は縮合ベンゾール環を形成してい
てもよく、この際、基Bはアセチル基又はベンゾ
イルオキシ−カルボニル基ではない〕のフエノキ
シ−アミノ酸エステル。 2 一般式: 〔式中Aは天然のα−アミノ酸残基を表わし、B
はアミノ保護基を表わし、R″1、R″2、R″3、R″4
は同一又は異なるものであつてよく、それぞれ、
水素、低級アルキル基、低級アルコキシ基、アル
キルアミノ基又はジアルキルアミノ基を表わすか
又は、各々隣接している2個の置換分は縮合ベン
ゾール環を形成していてもよく、この際、基Bは
アセチル基又はベンゾイルオキシ−カルボニル基
ではない〕のフエノキシ−アミノ酸エステルを製
造するため、一般式: 〔式中R″1、R″2、R″3及びR″4は前記のものを表わ
す〕の化合物と一般式: HO−A−B () 〔式中A及びBは前記のものを表わす〕のアミノ
酸又はペプチドもしくはそれらの適当な反応性誘
導体とをペプチド化学に慣用の方法で反応させる
ことを特徴とする、フエノキシ−アミノ酸エステ
ルの製法。 3 吸着性担体、フイルム層、粉末混合物、凍結
乾燥物質、適当なエステラーゼ−及び/又はプロ
テアーゼ−検出系、緩衝液、並びに場合によつて
は、更に慣用の添加物を含有する溶液又は試薬錠
剤よりなるエステル分解−及び/又は蛋白質分解
酵素の検出剤において、エステラーゼ−及び/又
はプロテアーゼ−検出系として、一般式: 〔式中、R1は低級アルキル基、低級アルコキシ
基、低級アルキルメルカプト基、N−モルホリノ
基、N−チオ−モルホリノ基、N−ピロリジノ
基、N′−アルキル化されていてもよいN−ピペ
ラジノ基、N−ピペリジノ基、ハロゲン又は水素
を表わし、R3は低級アルキル基、低級アルコキ
シ基、アリールオキシ基、低級アルキルメルカプ
ト基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、
ヒドロキシ基、N−モルホリノ基、N−チオ−モ
ルホリノ基、N−ピロリジノ基、N′−アルキル
化されていてもよいN−ピペラジノ基、N−ピペ
リジノ基、フエニルアミノ基、低級アルキル又は
低級アルコキシ基で置換されていてもよいフエニ
ル基、ハロゲン又は水素を表わし、R2、R4、R5
は同一又は異なるものであつてよく、それぞれ、
低級アルキル基、低級アルコキシ基、低級アルキ
ルメルカプト基、ハロゲン又は水素を表わし、X
は安定化性アニオンを表わす〕のジアゾニウム塩
と一般式: 〔式中Aは天然のα−アミノ酸の残基を表わし、
Bはアミノ保護基を表わし、R″1、R″2、R″3、
R″4は同一又は異なるものであつてよく、それぞ
れ、水素、低級アルキル基、低級アルコキシ基、
アルキルアミノ基又はジアルキルアミノ基を表わ
すか又は、各々隣接している2個の置換分は縮合
ベンゾール環を形成していてもよく、この際、基
Bはアセチル基又はベンゾイルオキシ−カルボニ
ル基ではない〕のフエノキシ−アミノ酸エステル
とからなる組成物を使用することを特徴とする、
エステル分解及び/又は蛋白質分解酵素の検出
剤。 4 付加的に、助剤、湿潤剤、安定剤、活性化
剤、膜形成剤、ガレヌス製剤添加物及び/又は基
剤を使用する、特許請求の範囲第3項記載の検出
剤。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19803017721 DE3017721A1 (de) | 1980-05-09 | 1980-05-09 | Mittel zum nachweis esterolytischer und/oder proteolytischer enzyme und dafuer geeignete substrate |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS578798A JPS578798A (en) | 1982-01-18 |
| JPS6145982B2 true JPS6145982B2 (ja) | 1986-10-11 |
Family
ID=6101946
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6927981A Granted JPS578798A (en) | 1980-05-09 | 1981-05-08 | Detecting agent of ester decomposing and / or protein decomposing enzyme and base medium thereof |
| JP60225022A Granted JPS61199800A (ja) | 1980-05-09 | 1985-10-11 | エステル分解―及び/又は蛋白分解酵素の検出剤 |
Family Applications After (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60225022A Granted JPS61199800A (ja) | 1980-05-09 | 1985-10-11 | エステル分解―及び/又は蛋白分解酵素の検出剤 |
Country Status (24)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US4551428A (ja) |
| EP (1) | EP0039880B2 (ja) |
| JP (2) | JPS578798A (ja) |
| AR (1) | AR228452A1 (ja) |
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