JPS6149638B2 - - Google Patents
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- JPS6149638B2 JPS6149638B2 JP56122459A JP12245981A JPS6149638B2 JP S6149638 B2 JPS6149638 B2 JP S6149638B2 JP 56122459 A JP56122459 A JP 56122459A JP 12245981 A JP12245981 A JP 12245981A JP S6149638 B2 JPS6149638 B2 JP S6149638B2
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- Japan
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- reactor water
- bipolar
- electrodes
- flow
- purification system
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、原子炉の炉水中に含まれる微量のコ
バルトイオン等の金属イオン、塩素イオン等の陰
イオン、及び酸化鉄などの微粒状金属塩を除去す
る方法及び同装置に関するものである。
バルトイオン等の金属イオン、塩素イオン等の陰
イオン、及び酸化鉄などの微粒状金属塩を除去す
る方法及び同装置に関するものである。
原子炉の炉水には、炉心で放射化された腐食生
成物が蓄積されるので、これを除去しなければな
らない。従来一般に第1図に示すような炉水浄化
装置が設けられている。
成物が蓄積されるので、これを除去しなければな
らない。従来一般に第1図に示すような炉水浄化
装置が設けられている。
同図において1は原子炉であり、ここで発生し
た高温高圧の蒸気は主蒸気管24を経てタービン
2に送られ、復水器3で液化した後給水加熱器8
を経て原子炉1に還流する。この復水流路の中に
過脱塩器6および脱塩器7よりなる炉水系浄化
系統4が構成され、これによりコバルト、鉄、マ
ンガン等の金属イオン、鉄化合物などの金属塩
類、および塩素イオン等の陰イオンを除去するよ
うになつている。上記の炉水系浄化系統4と別系
統として、原子炉1内の炉水を再循環配管11を
介して再循環ポンプ13に吸入・圧送し、その流
路中に再熱交換器5、冷却器9および過脱塩器
10よりなる炉水系浄化系統25が設けられてい
る。
た高温高圧の蒸気は主蒸気管24を経てタービン
2に送られ、復水器3で液化した後給水加熱器8
を経て原子炉1に還流する。この復水流路の中に
過脱塩器6および脱塩器7よりなる炉水系浄化
系統4が構成され、これによりコバルト、鉄、マ
ンガン等の金属イオン、鉄化合物などの金属塩
類、および塩素イオン等の陰イオンを除去するよ
うになつている。上記の炉水系浄化系統4と別系
統として、原子炉1内の炉水を再循環配管11を
介して再循環ポンプ13に吸入・圧送し、その流
路中に再熱交換器5、冷却器9および過脱塩器
10よりなる炉水系浄化系統25が設けられてい
る。
上記の過脱塩器10は前述の過脱塩器6と
同じ方式のもので、イオン交換樹脂を用いたもの
である。このイオン交換樹脂は耐熱性に問題があ
るので、過脱塩器10の上流側に冷却器9を設
けて炉水を冷却した後に過脱塩器10に流通さ
せる構造が用いられる。そして炉過脱塩器10を
通過した炉水により、再生熱交換器5を介して、
冷却器9に流入する炉水を予冷している。
同じ方式のもので、イオン交換樹脂を用いたもの
である。このイオン交換樹脂は耐熱性に問題があ
るので、過脱塩器10の上流側に冷却器9を設
けて炉水を冷却した後に過脱塩器10に流通さ
せる構造が用いられる。そして炉過脱塩器10を
通過した炉水により、再生熱交換器5を介して、
冷却器9に流入する炉水を予冷している。
上述のような従来形の炉水浄化装置は、冷却器
9によつて炉水を冷却するために多大の熱損失を
生じ、この熱損失を軽減するために再熱交換器5
を設けねばならないという欠点がありその上、こ
の装置は陽イオン及び陰イオンの除去はできるが
微粒状の金属塩類の除去効果が充分でない。
9によつて炉水を冷却するために多大の熱損失を
生じ、この熱損失を軽減するために再熱交換器5
を設けねばならないという欠点がありその上、こ
の装置は陽イオン及び陰イオンの除去はできるが
微粒状の金属塩類の除去効果が充分でない。
本発明は上述の事情に鑑みて為され、高温高圧
状態において炉水を浄化し得る方法およびその装
置を提供することを目的とする。
状態において炉水を浄化し得る方法およびその装
置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係る炉水
浄化方法は、液体が流通し得る構造の一対の電極
の間に多孔質の導電性充填材と多孔質の電気絶縁
性部材とを交互に介装し、上記一対の電極間に、
該電極の極面と交わる方向に原子炉の炉水を流通
せしめながら通電することにより、上記電極間で
複極電解を行わしめて炉水中の金属イオン、陰イ
オンを複極化した充填材に吸蔵せしめるとともに
炉水中の微粒状金属塩を複極化した充填材によつ
て荷電を中和して付着させることを特徴とする。
浄化方法は、液体が流通し得る構造の一対の電極
の間に多孔質の導電性充填材と多孔質の電気絶縁
性部材とを交互に介装し、上記一対の電極間に、
該電極の極面と交わる方向に原子炉の炉水を流通
せしめながら通電することにより、上記電極間で
複極電解を行わしめて炉水中の金属イオン、陰イ
オンを複極化した充填材に吸蔵せしめるとともに
炉水中の微粒状金属塩を複極化した充填材によつ
て荷電を中和して付着させることを特徴とする。
そして、本発明に係る炉水浄化装置は、通液性
を有する構造の同心円筒状の一対の電極の間に多
孔質の導電性充填材と、多孔質の導電性部材とを
交互に介装することによつて複極電解ユニツトを
構成し、複数個の上記複極電解ユニツトを配列し
てなる複極電解槽に、前記電極の極面に交わらし
め炉水を流通せしめる手段を設けるとともに各電
極を直流電極に導通せしめる手段を設けたことを
特徴とする。
を有する構造の同心円筒状の一対の電極の間に多
孔質の導電性充填材と、多孔質の導電性部材とを
交互に介装することによつて複極電解ユニツトを
構成し、複数個の上記複極電解ユニツトを配列し
てなる複極電解槽に、前記電極の極面に交わらし
め炉水を流通せしめる手段を設けるとともに各電
極を直流電極に導通せしめる手段を設けたことを
特徴とする。
次に、本発明装置の概要を第2図について説明
する。本図において従来装置(第1図)と同一の
図面参照番号を附した部材は従来装置におけると
同様の構成部材である。A部は本発明に係る複極
電解部であつて、第3図および第4図について後
述する複極電解槽12と、この複極電解槽12に
炉水を流通させるための浄化循環ポンプ30及び
配管類により構成する。B部は後述するところの
複極電解槽洗浄部である。
する。本図において従来装置(第1図)と同一の
図面参照番号を附した部材は従来装置におけると
同様の構成部材である。A部は本発明に係る複極
電解部であつて、第3図および第4図について後
述する複極電解槽12と、この複極電解槽12に
炉水を流通させるための浄化循環ポンプ30及び
配管類により構成する。B部は後述するところの
複極電解槽洗浄部である。
上記の複極電解槽12の詳細断面図を第3図に
示す。
示す。
複極電解槽12は高温高圧の炉水を通過させる
ため、これに耐え得る圧力容器タイプのケース1
2aを設け、その両端に炉水流入管12b、同流
出管12cを連通固着するとともに、その内部に
2個の支持体15a,15bを仕切板状に固設す
る。
ため、これに耐え得る圧力容器タイプのケース1
2aを設け、その両端に炉水流入管12b、同流
出管12cを連通固着するとともに、その内部に
2個の支持体15a,15bを仕切板状に固設す
る。
上記2個の支持体15a,15bの間に多数個
の複極電解ユニツト14,14…を介装する。
の複極電解ユニツト14,14…を介装する。
第4図は上記複極電解ユニツト14の拡大断面
図である。複極電解ユニツト14は、多孔質の金
属で作つた内筒19と、管壁に多数の透孔を穿つ
た外筒20とを同心状に配設し、その一端にそれ
ぞれ電気絶縁性部材22,22′を介してフラン
ジ17を取りつけ、その他端にそれぞれ電気絶縁
性部材22,22′を介して底板18を取りつけ
る。
図である。複極電解ユニツト14は、多孔質の金
属で作つた内筒19と、管壁に多数の透孔を穿つ
た外筒20とを同心状に配設し、その一端にそれ
ぞれ電気絶縁性部材22,22′を介してフラン
ジ17を取りつけ、その他端にそれぞれ電気絶縁
性部材22,22′を介して底板18を取りつけ
る。
上記の内筒19および外筒20にそれぞれ直流
外部電源16を導通させるよう電気配線16a,
16bを接続する。16cは上記の電気配線16
a,16bの途中に設けた極性切換スイツチであ
る。このスイツチは炉水の浄化作用を行う際は図
示の上方に投入して外筒20を陽極に、内筒19
を陰極にそれぞれ導通させる。
外部電源16を導通させるよう電気配線16a,
16bを接続する。16cは上記の電気配線16
a,16bの途中に設けた極性切換スイツチであ
る。このスイツチは炉水の浄化作用を行う際は図
示の上方に投入して外筒20を陽極に、内筒19
を陰極にそれぞれ導通させる。
前記の支持体15a,15bにそれぞれ通水孔
15a−1,15b−1を穿つ。複極電解ユニツ
ト14のフランジ17を支持体の通水孔15b−
1に合わせて支持体15bに固着し、複極電解ユ
ニツト14の底板18は支持体の通水孔15a−
1を塞がないように支持体15aに固着する。こ
れにより、炉水は矢印Cのように外筒20の外面
に流動し、外筒20と内筒19を矢印Eのように
流通し、矢印Dのように支持体15bの通水孔1
5b−1を通り抜けて流れる。
15a−1,15b−1を穿つ。複極電解ユニツ
ト14のフランジ17を支持体の通水孔15b−
1に合わせて支持体15bに固着し、複極電解ユ
ニツト14の底板18は支持体の通水孔15a−
1を塞がないように支持体15aに固着する。こ
れにより、炉水は矢印Cのように外筒20の外面
に流動し、外筒20と内筒19を矢印Eのように
流通し、矢印Dのように支持体15bの通水孔1
5b−1を通り抜けて流れる。
前記の内筒19と外筒20との間に充填材21
を介装する。この充填材は、多孔質の導電性充填
材と多孔質の電気絶縁性部材とを交互に積層して
構成する。
を介装する。この充填材は、多孔質の導電性充填
材と多孔質の電気絶縁性部材とを交互に積層して
構成する。
本実施例においては、多孔質の電気絶縁性部材
としてナイロン網を用い、多孔質の導電性充填材
として活性炭素繊維を用いた。
としてナイロン網を用い、多孔質の導電性充填材
として活性炭素繊維を用いた。
本発明に係る前述の充填材21は、粒状乃至微
粒状の導電性部材と、粒状乃至微粒状の電気絶縁
性部材とを混合することによつても構成すること
ができる。
粒状の導電性部材と、粒状乃至微粒状の電気絶縁
性部材とを混合することによつても構成すること
ができる。
以上のようにして本実施例の装置は同心円筒状
の一対の電極の間に多孔質の電気絶縁性部材と、
多孔質の導電性の充填材とを交互に介装すること
によつて複極電解ユニツトを構成し、複数個の複
極電解ユニツトを配列して複極電解槽を構成し、
この複極電解槽に炉水を流通せしめる手段を設け
るとともに、前記の複極電解ユニツトを構成する
各電極を直流電源に導通せしめる手段を設けてあ
る。
の一対の電極の間に多孔質の電気絶縁性部材と、
多孔質の導電性の充填材とを交互に介装すること
によつて複極電解ユニツトを構成し、複数個の複
極電解ユニツトを配列して複極電解槽を構成し、
この複極電解槽に炉水を流通せしめる手段を設け
るとともに、前記の複極電解ユニツトを構成する
各電極を直流電源に導通せしめる手段を設けてあ
る。
前述のように、外筒20の壁面、充填物21及
び内筒19の壁面を通つて矢印Eのように水を
流動させる構造であるから、内筒19は通水性の
ある多孔質の金属管で作り、その通水流路は充填
材21を構成する繊維や粒子などを通さない程度
に狭いものとする。
び内筒19の壁面を通つて矢印Eのように水を
流動させる構造であるから、内筒19は通水性の
ある多孔質の金属管で作り、その通水流路は充填
材21を構成する繊維や粒子などを通さない程度
に狭いものとする。
また、外筒20は前述のように直流電源16の
陽極に導通させて電解の陽極として作用させるた
め、いわゆる陽極酸化を受けて水溶性化合物を作
ることの無い材質のものとする。
陽極に導通させて電解の陽極として作用させるた
め、いわゆる陽極酸化を受けて水溶性化合物を作
ることの無い材質のものとする。
次に第2図に示した複極電解槽洗浄部Bについ
て説明する。
て説明する。
これは、炉水から除去した不純物が複極電解槽
12の中に蓄積されたとき、これを洗浄再生する
ために設けるもので、イオン回収装置31を主要
構成部材とし、この回収装置31の中へ洗浄用純
水を供給するための純水タンク40を備えるとと
もに、上記回収装置内の洗浄用純水を複極電解槽
12に循環流通させるためのポンプ32、循環配
管33,34、およびバルブ35,36によつて
構成する。そして、上記の構成を用いて洗浄用純
水を複極電解槽12に循環させる間、複極電解槽
12を原子炉浄化系配管25から遮断するために
バルブ37,38を設ける。
12の中に蓄積されたとき、これを洗浄再生する
ために設けるもので、イオン回収装置31を主要
構成部材とし、この回収装置31の中へ洗浄用純
水を供給するための純水タンク40を備えるとと
もに、上記回収装置内の洗浄用純水を複極電解槽
12に循環流通させるためのポンプ32、循環配
管33,34、およびバルブ35,36によつて
構成する。そして、上記の構成を用いて洗浄用純
水を複極電解槽12に循環させる間、複極電解槽
12を原子炉浄化系配管25から遮断するために
バルブ37,38を設ける。
前記のイオン回収装置31としては、水中の金
属イオン及び陰イオンを除去する機能を有する機
器を適宜に選定して使用することができるが、活
性炭を用いた過装置を用いると好都合である。
本実施例においてはオキシン添着活性炭と陰イオ
ン交換樹脂とを混合してプリコートした過脱塩
器を用いてある。
属イオン及び陰イオンを除去する機能を有する機
器を適宜に選定して使用することができるが、活
性炭を用いた過装置を用いると好都合である。
本実施例においてはオキシン添着活性炭と陰イオ
ン交換樹脂とを混合してプリコートした過脱塩
器を用いてある。
このようにして、本実施例の炉水浄化系配管2
5は複極電解槽12を一時的に炉水の浄化系から
遮断するためのバルブを備え、かつ、前記のポン
プ32によつて複極電解槽12に洗浄用純水を流
通させる方向は、通常稼動時における炉水流通方
向と逆向きとなるようにする。
5は複極電解槽12を一時的に炉水の浄化系から
遮断するためのバルブを備え、かつ、前記のポン
プ32によつて複極電解槽12に洗浄用純水を流
通させる方向は、通常稼動時における炉水流通方
向と逆向きとなるようにする。
以上のように構成された炉水浄化装置によつて
炉水の浄化を行うには、第2図に示したバルブ3
7,38を開きバルブ35,36を閉じ、浄化循
環ポンプ30を運転して複極電解槽12に炉水を
循環流通せしめ、第4図に示した極性切換スイツ
チ16cを同図の上方に投入して外筒20を陽極
に、内筒19を陰極にそれぞれ導通させ、炉水を
外筒の外側から内筒の内側へ、矢印E、矢印
E′のように流通させる。
炉水の浄化を行うには、第2図に示したバルブ3
7,38を開きバルブ35,36を閉じ、浄化循
環ポンプ30を運転して複極電解槽12に炉水を
循環流通せしめ、第4図に示した極性切換スイツ
チ16cを同図の上方に投入して外筒20を陽極
に、内筒19を陰極にそれぞれ導通させ、炉水を
外筒の外側から内筒の内側へ、矢印E、矢印
E′のように流通させる。
これにより、陽極である外筒20と陰極である
内筒19との間に電位差を生じるが、両極の間に
導電性充填材である活性炭素繊維と電気絶縁性部
材であるナイロン網とが交互に積層されているの
で、充填材である活性炭素繊維が複極化してN個
の電解槽を直列に設けたのと同様の状態となる。
ただし、Nはナイロン網の積層枚数である。これ
により、電極の有効面積が約N倍になるので狭い
電解極板間隔の間であつても炉水中のイオンの電
解除去が活発に行われる。複極電解槽12は上述
のように作用する複極電解ユニツト14を複数個
配列してあるので大きい実効電極板面積を有し、
小型の複極電解槽でも大容量の電解能力を発揮し
得る。
内筒19との間に電位差を生じるが、両極の間に
導電性充填材である活性炭素繊維と電気絶縁性部
材であるナイロン網とが交互に積層されているの
で、充填材である活性炭素繊維が複極化してN個
の電解槽を直列に設けたのと同様の状態となる。
ただし、Nはナイロン網の積層枚数である。これ
により、電極の有効面積が約N倍になるので狭い
電解極板間隔の間であつても炉水中のイオンの電
解除去が活発に行われる。複極電解槽12は上述
のように作用する複極電解ユニツト14を複数個
配列してあるので大きい実効電極板面積を有し、
小型の複極電解槽でも大容量の電解能力を発揮し
得る。
コバルトイオン等の金属イオンや、塩素イオン
などの陰イオンはこれにより複極化した充填材
(活性炭素繊維)に吸蔵されて炉水から除去され
る。
などの陰イオンはこれにより複極化した充填材
(活性炭素繊維)に吸蔵されて炉水から除去され
る。
また、酸化鉄などの不溶性塩類の微粒子は炉水
内で帯電しているため、反対極性の電極に向けて
電気泳動し、反対電極に触れて荷電を中和されて
付着する。
内で帯電しているため、反対極性の電極に向けて
電気泳動し、反対電極に触れて荷電を中和されて
付着する。
本実施例においては前述のように外筒を陽極、
内筒を陰極としているため、陽イオンである金属
イオン、及び陽に帯電している金属塩微粒子は陰
極である内筒19に向けて矢印Eの方向に、即ち
炉水の流動方向と同方向に電気力を受けて泳動す
る。このため、前述した炉水中不純物の除去が円
滑に行われる。
内筒を陰極としているため、陽イオンである金属
イオン、及び陽に帯電している金属塩微粒子は陰
極である内筒19に向けて矢印Eの方向に、即ち
炉水の流動方向と同方向に電気力を受けて泳動す
る。このため、前述した炉水中不純物の除去が円
滑に行われる。
以上説明したように、本発明に係る炉水浄化方
法は、一対の電極の間に多孔質の導電性充填材と
多孔質の電気絶縁性部材とを交互に介装し、上記
一対の電極間に炉水を流通せしめながら通電する
ことにより、上記電極間で複極電解を行わせて炉
水中の金属イオン及び陰イオンを充填材に吸蔵さ
せると共に、炉水中の微粒状金属塩の荷電を中和
して充填材に付着させることができる。そして、
上述の除去作用はイオン交換反応を用いていない
ので炉水の一般的条件、たとえば285℃、80atoの
高温高圧においても行うことができる。
法は、一対の電極の間に多孔質の導電性充填材と
多孔質の電気絶縁性部材とを交互に介装し、上記
一対の電極間に炉水を流通せしめながら通電する
ことにより、上記電極間で複極電解を行わせて炉
水中の金属イオン及び陰イオンを充填材に吸蔵さ
せると共に、炉水中の微粒状金属塩の荷電を中和
して充填材に付着させることができる。そして、
上述の除去作用はイオン交換反応を用いていない
ので炉水の一般的条件、たとえば285℃、80atoの
高温高圧においても行うことができる。
上述のようにして炉水中の不純物を除去すると
複極電解槽12内に不純物が蓄積される。これを
清浄するには第2図に示すバルブ37,38を閉
じ、回収装置31及び循環配管33,34の中へ
純水タンク40から純水を注入した後、バルブ3
5,36を開くとともにポンプ32を運転して純
水を複極電解槽12の中へ循環流通させる。この
流通方向は炉水浄化の際の炉水流通方向と逆にな
るので、蓄積された不純物が洗い流され易い。こ
のとき、極性切換スイツチ16cを操作して内筒
19を陽極に、外筒20を陰極にそれぞれ導通せ
しめると充填材に吸蔵されていた金属イオンや塩
素イオンが洗浄液である純水の中へ溶出すること
が促進される。洗い出された金属イオン、陰イオ
ン、及び金属塩類は回収装置31で別除去され
る。
複極電解槽12内に不純物が蓄積される。これを
清浄するには第2図に示すバルブ37,38を閉
じ、回収装置31及び循環配管33,34の中へ
純水タンク40から純水を注入した後、バルブ3
5,36を開くとともにポンプ32を運転して純
水を複極電解槽12の中へ循環流通させる。この
流通方向は炉水浄化の際の炉水流通方向と逆にな
るので、蓄積された不純物が洗い流され易い。こ
のとき、極性切換スイツチ16cを操作して内筒
19を陽極に、外筒20を陰極にそれぞれ導通せ
しめると充填材に吸蔵されていた金属イオンや塩
素イオンが洗浄液である純水の中へ溶出すること
が促進される。洗い出された金属イオン、陰イオ
ン、及び金属塩類は回収装置31で別除去され
る。
以上のようにして複極電解槽12の洗浄を行つ
た後、ポンプ32を停止し、バルブ35,36を
閉じ、バルブ37,38を開き浄化循環ポンプ3
0を運転するとともに外筒20に直流電源の陽極
を、内筒19に陰極をそれぞれ導通させるように
極性切換スイツチ16cを操作すると炉水の浄化
を再開することができる。
た後、ポンプ32を停止し、バルブ35,36を
閉じ、バルブ37,38を開き浄化循環ポンプ3
0を運転するとともに外筒20に直流電源の陽極
を、内筒19に陰極をそれぞれ導通させるように
極性切換スイツチ16cを操作すると炉水の浄化
を再開することができる。
本実施例のように、複極電解槽の炉水の通水を
一時的に遮断し得るようにし、かつ、上記の通水
と逆方向に洗浄水を流通せしめ得るようにする
と、複極電解槽内に蓄積された不純物を洗浄除去
して該複極電解槽を繰返し使用できるので経済的
である。
一時的に遮断し得るようにし、かつ、上記の通水
と逆方向に洗浄水を流通せしめ得るようにする
と、複極電解槽内に蓄積された不純物を洗浄除去
して該複極電解槽を繰返し使用できるので経済的
である。
次に、本発明に適用した複極電解による炉水不
純物除去効果を確認するために行つた実験を説明
する。
純物除去効果を確認するために行つた実験を説明
する。
第5図は実験用複極電解槽の断面図である。
41は陰極、42は陽極で、共に100mm×100mm
×5tのフエライト板である。
×5tのフエライト板である。
電解槽43は上記の両極板を35mm隔てて収納し
得るように作り、更にその下方に撹拌部44を設
けて電解液の撹拌手段(図示せず)を設けてあ
る。
得るように作り、更にその下方に撹拌部44を設
けて電解液の撹拌手段(図示せず)を設けてあ
る。
上記の両極板の間に6枚のナイロン網45,4
5…と5層の活性炭素繊維層46,46…を積層
して介装してある。
5…と5層の活性炭素繊維層46,46…を積層
して介装してある。
実験は上記の複極電解槽43内に粒径2〜5μ
mの酸化鉄を含有せしめた塩化コバルト水溶液を
入れて通電し、10分間ごとに原子吸光分析装置に
よつてコバルトイオン濃度と鉄濃度とを定量する
とともに硝酸第2水銀法によつて塩素イオン濃度
を定量した。
mの酸化鉄を含有せしめた塩化コバルト水溶液を
入れて通電し、10分間ごとに原子吸光分析装置に
よつてコバルトイオン濃度と鉄濃度とを定量する
とともに硝酸第2水銀法によつて塩素イオン濃度
を定量した。
第6図は残留コバルトイオン濃度と残留塩素イ
オン濃度の変化を示す図表であり、2.2mg/の
塩化コバルト液200mlを用い、電流0.1Aで通電し
た結果である。
オン濃度の変化を示す図表であり、2.2mg/の
塩化コバルト液200mlを用い、電流0.1Aで通電し
た結果である。
通電開始時におけるコバルトイオン濃度は1.0
mg/、塩素イオン濃度1.2mg/であつたが、
図示のように顕著に減少し、30分後にはコバルト
イオン濃度0.1mg/、塩素イオン濃度0.3mg/
に減少した。
mg/、塩素イオン濃度1.2mg/であつたが、
図示のように顕著に減少し、30分後にはコバルト
イオン濃度0.1mg/、塩素イオン濃度0.3mg/
に減少した。
第7図は酸化鉄微粒子濃度の時間的変化を示す
図表であり、第5図の複極電解槽に1.0mg/の
酸化鉄微粒子(粒径2〜5μm)を懸濁させた蒸
留水を入れて実験した結果を示す。
図表であり、第5図の複極電解槽に1.0mg/の
酸化鉄微粒子(粒径2〜5μm)を懸濁させた蒸
留水を入れて実験した結果を示す。
同図の黒丸印のカーブは通電せずに撹拌だけ行
つた場合で、当初若干の減少が認められるが、そ
の減少曲線は次第に水平に近づく、同図の白丸印
のカーブは通電した場合を示し、著しい減少が認
められる。これは帯電して浮遊している酸化鉄微
粒子が電気力に引かれて泳動し、複極化した電極
に触れて帯電電荷を中和されて活性炭素繊維に付
着するものと考えられる。
つた場合で、当初若干の減少が認められるが、そ
の減少曲線は次第に水平に近づく、同図の白丸印
のカーブは通電した場合を示し、著しい減少が認
められる。これは帯電して浮遊している酸化鉄微
粒子が電気力に引かれて泳動し、複極化した電極
に触れて帯電電荷を中和されて活性炭素繊維に付
着するものと考えられる。
以上の実験によつて、炉水中のコバルトイオ
ン、塩素イオン及び酸化鉄微粒子の除去清浄につ
いて複極電解処理が極めて有効であることがわか
る。この実験は常温常圧の下で行つたが、炉水の
一般条件である高温高圧の下でも同様の作用効果
が期待される。
ン、塩素イオン及び酸化鉄微粒子の除去清浄につ
いて複極電解処理が極めて有効であることがわか
る。この実験は常温常圧の下で行つたが、炉水の
一般条件である高温高圧の下でも同様の作用効果
が期待される。
以上詳述したように、本発明に係る炉水浄化方
法は、通液性を有する一対の電極の間に多孔質の
導電性充填材(上記の実施例においては活性炭素
繊維)と、多孔質の電気絶縁性部材(上例におい
てはナイロン網)とを交互に介装し、前記一対の
電極間にその電極面と交わる方向に、炉水を流通
せしめながら通電することにより、上記電極間で
複極電解を行わしめて炉水中の金属イオン及び陰
イオンを充填材に吸蔵させるとともに、炉水中の
微粒状金属塩の荷電を中和し付着させることがで
き、この方法は水を高温高圧の状態で浄化でき
るので熱経済的に有利である。
法は、通液性を有する一対の電極の間に多孔質の
導電性充填材(上記の実施例においては活性炭素
繊維)と、多孔質の電気絶縁性部材(上例におい
てはナイロン網)とを交互に介装し、前記一対の
電極間にその電極面と交わる方向に、炉水を流通
せしめながら通電することにより、上記電極間で
複極電解を行わしめて炉水中の金属イオン及び陰
イオンを充填材に吸蔵させるとともに、炉水中の
微粒状金属塩の荷電を中和し付着させることがで
き、この方法は水を高温高圧の状態で浄化でき
るので熱経済的に有利である。
また、本発明に係る装置は、通液性を有する同
心円筒状の一対の電極間に多孔質の電気絶縁性部
材と、多孔質の導電性充填材とを交互介装して複
極電解ユニツトを構成し、複数個の上記複極電解
ユニツトを配列してなる複極電解槽に、前記電極
の極面に交わらしめて炉水を流通せしめる手段を
設けるとともに、各電極を直流電源に導通せしめ
る手段を設けることにより、上記の本発明方法を
容易に実施してその効果を充分に発揮させること
ができる。
心円筒状の一対の電極間に多孔質の電気絶縁性部
材と、多孔質の導電性充填材とを交互介装して複
極電解ユニツトを構成し、複数個の上記複極電解
ユニツトを配列してなる複極電解槽に、前記電極
の極面に交わらしめて炉水を流通せしめる手段を
設けるとともに、各電極を直流電源に導通せしめ
る手段を設けることにより、上記の本発明方法を
容易に実施してその効果を充分に発揮させること
ができる。
その上、上記の複極電解槽は適宜の洗浄装置を
付設することにより、炉水から除去して複極電解
槽内に蓄積した炉水不純物を洗浄して浄化機能を
再生させることができるので経済的である。
付設することにより、炉水から除去して複極電解
槽内に蓄積した炉水不純物を洗浄して浄化機能を
再生させることができるので経済的である。
第1図は従来一般に用いられている原子炉炉水
の浄化装置の配管図、第2図乃至第4図は本発明
に係る浄化装置を示し、第2図は配管図、第3図
は複極電解槽の断面図に電気配線を付記した図、
第4図は複極電解ユニツトの断面図に電気配線を
付記した図である。第5図乃至第7図は本発明の
効果確認実験を示し、第5図は実験用複極電解槽
の断面図、第6図はコバルトイオン及び塩素イオ
ンの除去効果を示す図表、第7図は酸化鉄の除去
効果を示す図表である。 12……複極電解槽、12a……同ケース、1
2b……同炉水流入管、12c……同炉水流出
管、14……複極電解ユニツト、16……直流電
源、16a,16b……同電気配線、16c……
同極性切換スイツチ、19……同心円筒状電極の
内筒、20……同外筒、22,22′……電気絶
縁性部材、30……浄化循環ポンプ、32……洗
浄水ポンプ、35,36,37,38……バル
ブ、41……実験用複極電解槽の陰極、42……
同陽極、43……同電槽、44……4同撹拌部、
45……多孔質の電気絶縁部材としてのナイロン
網、46……多孔質の導電性充填材としての活性
炭素繊維。
の浄化装置の配管図、第2図乃至第4図は本発明
に係る浄化装置を示し、第2図は配管図、第3図
は複極電解槽の断面図に電気配線を付記した図、
第4図は複極電解ユニツトの断面図に電気配線を
付記した図である。第5図乃至第7図は本発明の
効果確認実験を示し、第5図は実験用複極電解槽
の断面図、第6図はコバルトイオン及び塩素イオ
ンの除去効果を示す図表、第7図は酸化鉄の除去
効果を示す図表である。 12……複極電解槽、12a……同ケース、1
2b……同炉水流入管、12c……同炉水流出
管、14……複極電解ユニツト、16……直流電
源、16a,16b……同電気配線、16c……
同極性切換スイツチ、19……同心円筒状電極の
内筒、20……同外筒、22,22′……電気絶
縁性部材、30……浄化循環ポンプ、32……洗
浄水ポンプ、35,36,37,38……バル
ブ、41……実験用複極電解槽の陰極、42……
同陽極、43……同電槽、44……4同撹拌部、
45……多孔質の電気絶縁部材としてのナイロン
網、46……多孔質の導電性充填材としての活性
炭素繊維。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 表裏の間を液体が流通し得る構造の一対の電
極の間に多孔質の導電性充填材と、多孔質の電気
絶縁性材料とを光互に充填し、上記一対の電極の
極面と交わる方向に原子炉の炉水を流通せしめな
がら通電することにより、上記電極間で複極電解
を行わしめて、炉水中の金属イオン及び陰イオン
を複極化した充填材に吸蔵させて除去するととも
に、微粒状金属塩を複極化した充填材により荷電
中和して付着させることを特徴とする原子炉炉水
浄化方法。 2 筒壁を貫いて液体が流通し得る構造の、大
径,小径一対の円筒状電極を同心状に配列すると
ともに、該一対の電極の間に多孔質の導電性充填
材と多孔質の電気絶縁性部材とを交互に介装する
ことによつて複極電解ユニツトを構成し、複数個
の上記複極電解ユニツトを配列してなる複極電解
槽に、前記同心円筒状電極の筒壁面に交わらしめ
て炉水を流通せしめる主段を設けるとともに各電
極を各電極を直流電源に導通せしめる手段を設け
たことを特徴とする原子炉炉水の浄化装置。 3 前記の同心円筒状電極は、外筒を陽極とし、
内筒を陰極とし、かつ、前記の炉水を流通せしめ
る手段は外筒側から内筒に向けて炉水を流通せし
めるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲
第2項に記載の原子炉炉水浄化装置。 4 前記の炉水を流通せしめる手段は、一時的に
炉水の流通を遮断し得るものとし、かつ、上記の
複極電解槽は上記の炉水流通方向と逆方向に洗浄
水を流通せしめる手段を備えたものとすることを
特徴とする特許請求の範囲第2項又は同第3項に
記載の原子炉炉水浄化装置。 5 前記の洗浄水を流通せしめる手段は、洗浄液
を再生処理するための活性炭充填電解処理装置を
備えたものとすることを特徴とする特許請求の範
囲第4項に記載の原子炉炉水浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56122459A JPS5824897A (ja) | 1981-08-06 | 1981-08-06 | 原子炉炉水浄化方法および同装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56122459A JPS5824897A (ja) | 1981-08-06 | 1981-08-06 | 原子炉炉水浄化方法および同装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5824897A JPS5824897A (ja) | 1983-02-14 |
| JPS6149638B2 true JPS6149638B2 (ja) | 1986-10-30 |
Family
ID=14836374
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56122459A Granted JPS5824897A (ja) | 1981-08-06 | 1981-08-06 | 原子炉炉水浄化方法および同装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5824897A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10990047B2 (en) | 2017-12-18 | 2021-04-27 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Heater for fuser having heating elements |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4516000B2 (ja) * | 2005-11-09 | 2010-08-04 | 株式会社東芝 | 脱塩装置 |
-
1981
- 1981-08-06 JP JP56122459A patent/JPS5824897A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10990047B2 (en) | 2017-12-18 | 2021-04-27 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Heater for fuser having heating elements |
| US11275332B2 (en) | 2017-12-18 | 2022-03-15 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Heater for fuser having heating elements |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5824897A (ja) | 1983-02-14 |
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