JPS6149943B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6149943B2 JPS6149943B2 JP6232283A JP6232283A JPS6149943B2 JP S6149943 B2 JPS6149943 B2 JP S6149943B2 JP 6232283 A JP6232283 A JP 6232283A JP 6232283 A JP6232283 A JP 6232283A JP S6149943 B2 JPS6149943 B2 JP S6149943B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rhizopus
- yeast
- acid
- pearl barley
- culture solution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Alcoholic Beverages (AREA)
Description
本発明は淡白な味と爽快な酸味を有するハトム
ギ酒の製造方法に関する。 ハトムギを原料とするハトムギ酒は、日本では
製造、販売されていないが、中国においては昔か
ら製造されている。ハトムギは熱帯アジア原産の
イネ科の一年草で〓苡仁(ヨクイニン)という。
ハトムギから醸造したハトムギ酒を〓苡仁酒また
は〓酒といつている。 中国での〓苡仁酒(以下、ハトムギ酒と称す
る。)の製造方法は、山崎百治著「東亜醗酵論
攻」(第1出版)によれば、酒薬、生ハトムギ
粉、蒸米(うるち白米)および水を混合して酵母
で醗酵させてつくるようにしている。ここで酒薬
は日本での麹に相当するが、日本でのカビが子の
う菌類のアスペルギルス・オリーゼ
(Aspergillus oryzae)群が主体をなすのに対
し、中国における酒薬のカビは藻菌類のリゾープ
ス(Rhizopus)属、ムコール(Mucor)属、ア
ブシデイア(Absidia)属等であり、通常これら
のカビ類が混在している。また酒薬は、桜井芳人
ら編、三訂総合食料工業、(恒星社厚生閣版)に
よれば、生のうるち白米と小麦ふすまおよび薬草
を水で混ぜて小さい塊を作り、暖いところに放置
して造つている。そして、酒薬に繁殖しているリ
ゾープス属のカビは、酸の生成が強く、ハトムギ
酒に酸味を付加する働きをしている。 また近年日本での清酒醸造においても、麹菌
(アスペルギルス属)の代りにリゾープス属で造
つた米麹(以下、酒薬および米麹を固体麹を総称
する)。を用いて高酸度の醸造酒が製造されてい
る。 しかしながら、上記従来の醸造酒においては、
酸味の付加が末だ充分でなく、また固体麹中に含
まれる蛋白解酵素や脂肪分解酵素により、原料中
に含まれる蛋白や脂肪が分解され、風味を害する
欠点があつた。 したがつて、本発明の目的は、酸の生成量を高
め、蛋白や脂肪の分解を抑えられるようにして、
淡白な味と爽快な酸味を有するハトムギ酒の製造
方法を提供するにある。 本発明者は、米等の穀類に水を加えて熱殺菌
し、この液体培地にリゾープス属に属する菌株を
接種して振盪または弾気培養すると、上記固体麹
よりも10〜20倍量の酸が生成され、かつこの液体
培養液においては酸素が失活していることを見出
し、本発明を完成するに至つた。 すなわち、本発明は、穀類を原料とした液体培
地にリゾープス属に属する菌株を接種して振盪ま
たは通気培養し、この培養液とハトムギ、酵素
剤、水を混合し、酵母を添加してアルコール醗酵
せしめることを特徴といるハトムギ酒の製造方法
である。 振盪(通気)培養で使用する穀類としては、玄
米、白米、米糖、押麦、玄小麦、ハトムギ等種々
のものが適用可能であるが、特に白米、白糖、押
麦が酸の生成量が多いので好ましい。これらの原
料に水を加えて加熱殺菌し、液体培地を作る。 本発明で使用する菌株は、酸生成量の高いリゾ
ープス属に属するものであればよく、例えばリゾ
ープス・ジヤパニカス(Rhizopus
javanicus055)、リゾープス・アルヒザス
(Rhizopus arrhizus059)、リゾープス・トンキ
ネンシス(Rhizopus tokinensis192)、リゾープ
ス・オリゴスポラス(Rhizobus
oligosporus058)、リゾープス・デレマ
(Rhizopus delemar056)等が挙げられる。 培養は振盪培養または通気培養を行い、培養温
度は、30℃前後が好ましく、培養時間は培養条件
によつても異るが、通常2〜4時間が適当であ
る。培養によつて穀類の原料は糖化されると共に
酸が生成される。この酸は主としてフマル酸また
は乳酸からなり、その他にリンゴ酸、コハク酸、
酢酸等も少量含まれているが、フマル酸の生成能
の強い菌株が好ましい。フマル酸は酵母の作用で
リンゴ酸に変化する。酸の生成量は従来の固体麹
の約10〜20倍量に達する。また培養液はカビ臭が
少く、糖、アミン酸も少く、爽快な酸味を呈する
のでそのまま醸造に利用することができる。 この培養液は酵母が失活しているので、しこみ
時に、糖化酵素を主体とした酵素剤を加える必要
がある。しかし他の酵素類例えば蛋白分解酵素や
脂肪分解酵素なども失活しているので、原料中の
蛋白や脂肪が分解されないため、製品の味は淡白
でさわやかな味を呈する。特に、ハトムギは、他
の穀類と異り風味に害のある脂肪を多く含むが、
本発明では上記のように脂肪の分解がなく、風味
に悪影響を与えない。 次に、この培養液に、蒸しハトムギ(糖白した
ハトムギを洗浄し浸漬後、常圧で約1時間蒸した
もの)と、水と、酵素剤とを加え、酵母を添加し
て醗酵させる。酵素剤としては、糖化酵素を主体
としたものが好ましく、例えばグルクSB(商品
名、天野製薬株式会社製)等が使用できる。ま
た、清酒醸造においては、酒母や初添で乳酸を添
加した腐造防止を行つているが、本発明において
は、リゾープス属の培養液中に酸が含まれるた
め、乳酸の添加を省略することができる。そし
て、前記した醗酵液中では、糖化酵素剤による澱
粉の糖化と、酵母による醗酵とが併行して行わ
れ、アルコールが生成される。醗酵温度は20℃前
後が適当であり、醗酵を開始してから15〜20日目
に上槽するのが好ましい。なお、蒸しハトムギ、
水および酵素剤は、従来より一次仕込み、二次仕
込みとして行われているように2〜3回に分けて
段階的に添加してもよい。このようにして熟成し
た醗酵液は、公知の方法で水圧圧搾機にかけて粕
と液とに分離し、さらに液をおりびきして清澄
化、60〜55℃にて加熱殺菌して製品とする。 こうしてできた製品は、アミノ酸が少く、リン
ゴ酸を主体とした酸を含むため、淡白な味と爽快
な酸味を有する酒となる。また、このハトムギ酒
は、リゾープス属による固体麹を用いて造つたハ
トムギ酒の風味とも異るが、その理由は、前述し
たように、固体麹を用いた場合には麹に含まれる
蛋白分解酵素や脂肪分解酵素による分解生成物、
特にハトムギに多い脂肪の分解生成物ができ、さ
らに麹自体の分解生成物もできるため、それらが
味と香りに影響を与えるのに対し、本発明による
振盪または通気培養液中では、ほとんどの酵素類
が失活しているので、酵素分解生成物による影響
が少いためと考えられる。 以上説明したように、本発明によれば、穀類を
主体とした液体培地にリゾープス属に属する菌株
を接種して振盪または液体培養をするので、酸が
多量に生成し、反面脂肪分解酵素や蛋白分解酵素
等が失活する。したがつてこの培養液を用いて醗
酵させることにより。ハトムギに多く含まれる脂
肪や蛋白の分解物の溶出を少くした淡白な味と、
多量の酸による爽快な酸味とを負荷した新しいタ
イプのハトムギ酒を製造することができる。また
本発明では、液体培地を用いるので、加熱殺菌し
易く、雑菌汚染を防止することができる。さら
に、リゾープス属による培養液中に多量が含まれ
るため、醗酵液中に汚染防止用の乳酸を添加する
必要がない。 以下、本発明の実施例を説明する。 実施例 1 肩付フラスコに第1表に原料と水とを加え、
110〜120℃、10〜15分間殺菌後、リゾープス・ジ
ヤパニカス(Rhizopus javanicus)を接種し
て、30℃にて3〜4日間振盪培養した。この培養
液中に成分を分析した結果を第1表に示す。な
お、第1表中、酸度は試験10mlに対する
0.1NNaOHによる中和量をmlで表示した値であ
り、アミノ酸度は試料10mlを中和し、ホルマリン
溶体を加えた後、0.1NNaOHの中和量をmlで表示
した値である。 実施例 2
ギ酒の製造方法に関する。 ハトムギを原料とするハトムギ酒は、日本では
製造、販売されていないが、中国においては昔か
ら製造されている。ハトムギは熱帯アジア原産の
イネ科の一年草で〓苡仁(ヨクイニン)という。
ハトムギから醸造したハトムギ酒を〓苡仁酒また
は〓酒といつている。 中国での〓苡仁酒(以下、ハトムギ酒と称す
る。)の製造方法は、山崎百治著「東亜醗酵論
攻」(第1出版)によれば、酒薬、生ハトムギ
粉、蒸米(うるち白米)および水を混合して酵母
で醗酵させてつくるようにしている。ここで酒薬
は日本での麹に相当するが、日本でのカビが子の
う菌類のアスペルギルス・オリーゼ
(Aspergillus oryzae)群が主体をなすのに対
し、中国における酒薬のカビは藻菌類のリゾープ
ス(Rhizopus)属、ムコール(Mucor)属、ア
ブシデイア(Absidia)属等であり、通常これら
のカビ類が混在している。また酒薬は、桜井芳人
ら編、三訂総合食料工業、(恒星社厚生閣版)に
よれば、生のうるち白米と小麦ふすまおよび薬草
を水で混ぜて小さい塊を作り、暖いところに放置
して造つている。そして、酒薬に繁殖しているリ
ゾープス属のカビは、酸の生成が強く、ハトムギ
酒に酸味を付加する働きをしている。 また近年日本での清酒醸造においても、麹菌
(アスペルギルス属)の代りにリゾープス属で造
つた米麹(以下、酒薬および米麹を固体麹を総称
する)。を用いて高酸度の醸造酒が製造されてい
る。 しかしながら、上記従来の醸造酒においては、
酸味の付加が末だ充分でなく、また固体麹中に含
まれる蛋白解酵素や脂肪分解酵素により、原料中
に含まれる蛋白や脂肪が分解され、風味を害する
欠点があつた。 したがつて、本発明の目的は、酸の生成量を高
め、蛋白や脂肪の分解を抑えられるようにして、
淡白な味と爽快な酸味を有するハトムギ酒の製造
方法を提供するにある。 本発明者は、米等の穀類に水を加えて熱殺菌
し、この液体培地にリゾープス属に属する菌株を
接種して振盪または弾気培養すると、上記固体麹
よりも10〜20倍量の酸が生成され、かつこの液体
培養液においては酸素が失活していることを見出
し、本発明を完成するに至つた。 すなわち、本発明は、穀類を原料とした液体培
地にリゾープス属に属する菌株を接種して振盪ま
たは通気培養し、この培養液とハトムギ、酵素
剤、水を混合し、酵母を添加してアルコール醗酵
せしめることを特徴といるハトムギ酒の製造方法
である。 振盪(通気)培養で使用する穀類としては、玄
米、白米、米糖、押麦、玄小麦、ハトムギ等種々
のものが適用可能であるが、特に白米、白糖、押
麦が酸の生成量が多いので好ましい。これらの原
料に水を加えて加熱殺菌し、液体培地を作る。 本発明で使用する菌株は、酸生成量の高いリゾ
ープス属に属するものであればよく、例えばリゾ
ープス・ジヤパニカス(Rhizopus
javanicus055)、リゾープス・アルヒザス
(Rhizopus arrhizus059)、リゾープス・トンキ
ネンシス(Rhizopus tokinensis192)、リゾープ
ス・オリゴスポラス(Rhizobus
oligosporus058)、リゾープス・デレマ
(Rhizopus delemar056)等が挙げられる。 培養は振盪培養または通気培養を行い、培養温
度は、30℃前後が好ましく、培養時間は培養条件
によつても異るが、通常2〜4時間が適当であ
る。培養によつて穀類の原料は糖化されると共に
酸が生成される。この酸は主としてフマル酸また
は乳酸からなり、その他にリンゴ酸、コハク酸、
酢酸等も少量含まれているが、フマル酸の生成能
の強い菌株が好ましい。フマル酸は酵母の作用で
リンゴ酸に変化する。酸の生成量は従来の固体麹
の約10〜20倍量に達する。また培養液はカビ臭が
少く、糖、アミン酸も少く、爽快な酸味を呈する
のでそのまま醸造に利用することができる。 この培養液は酵母が失活しているので、しこみ
時に、糖化酵素を主体とした酵素剤を加える必要
がある。しかし他の酵素類例えば蛋白分解酵素や
脂肪分解酵素なども失活しているので、原料中の
蛋白や脂肪が分解されないため、製品の味は淡白
でさわやかな味を呈する。特に、ハトムギは、他
の穀類と異り風味に害のある脂肪を多く含むが、
本発明では上記のように脂肪の分解がなく、風味
に悪影響を与えない。 次に、この培養液に、蒸しハトムギ(糖白した
ハトムギを洗浄し浸漬後、常圧で約1時間蒸した
もの)と、水と、酵素剤とを加え、酵母を添加し
て醗酵させる。酵素剤としては、糖化酵素を主体
としたものが好ましく、例えばグルクSB(商品
名、天野製薬株式会社製)等が使用できる。ま
た、清酒醸造においては、酒母や初添で乳酸を添
加した腐造防止を行つているが、本発明において
は、リゾープス属の培養液中に酸が含まれるた
め、乳酸の添加を省略することができる。そし
て、前記した醗酵液中では、糖化酵素剤による澱
粉の糖化と、酵母による醗酵とが併行して行わ
れ、アルコールが生成される。醗酵温度は20℃前
後が適当であり、醗酵を開始してから15〜20日目
に上槽するのが好ましい。なお、蒸しハトムギ、
水および酵素剤は、従来より一次仕込み、二次仕
込みとして行われているように2〜3回に分けて
段階的に添加してもよい。このようにして熟成し
た醗酵液は、公知の方法で水圧圧搾機にかけて粕
と液とに分離し、さらに液をおりびきして清澄
化、60〜55℃にて加熱殺菌して製品とする。 こうしてできた製品は、アミノ酸が少く、リン
ゴ酸を主体とした酸を含むため、淡白な味と爽快
な酸味を有する酒となる。また、このハトムギ酒
は、リゾープス属による固体麹を用いて造つたハ
トムギ酒の風味とも異るが、その理由は、前述し
たように、固体麹を用いた場合には麹に含まれる
蛋白分解酵素や脂肪分解酵素による分解生成物、
特にハトムギに多い脂肪の分解生成物ができ、さ
らに麹自体の分解生成物もできるため、それらが
味と香りに影響を与えるのに対し、本発明による
振盪または通気培養液中では、ほとんどの酵素類
が失活しているので、酵素分解生成物による影響
が少いためと考えられる。 以上説明したように、本発明によれば、穀類を
主体とした液体培地にリゾープス属に属する菌株
を接種して振盪または液体培養をするので、酸が
多量に生成し、反面脂肪分解酵素や蛋白分解酵素
等が失活する。したがつてこの培養液を用いて醗
酵させることにより。ハトムギに多く含まれる脂
肪や蛋白の分解物の溶出を少くした淡白な味と、
多量の酸による爽快な酸味とを負荷した新しいタ
イプのハトムギ酒を製造することができる。また
本発明では、液体培地を用いるので、加熱殺菌し
易く、雑菌汚染を防止することができる。さら
に、リゾープス属による培養液中に多量が含まれ
るため、醗酵液中に汚染防止用の乳酸を添加する
必要がない。 以下、本発明の実施例を説明する。 実施例 1 肩付フラスコに第1表に原料と水とを加え、
110〜120℃、10〜15分間殺菌後、リゾープス・ジ
ヤパニカス(Rhizopus javanicus)を接種し
て、30℃にて3〜4日間振盪培養した。この培養
液中に成分を分析した結果を第1表に示す。な
お、第1表中、酸度は試験10mlに対する
0.1NNaOHによる中和量をmlで表示した値であ
り、アミノ酸度は試料10mlを中和し、ホルマリン
溶体を加えた後、0.1NNaOHの中和量をmlで表示
した値である。 実施例 2
【表】
上記仕込配合に示すように、ハトムギを原料と
した振盪培養液(第1表のNo.1)にハトムギ(精
白ハトムギを洗浄し、浸漬後、水切りして約1時
間常圧した。以下の実施例の一次、二次仕込に用
いるハトムギも同様である。)580gと、酵素剤
0.35gと、水80mlと、酵母とを仕込み、20℃にお
いて20日間醗酵させて上槽した。上槽後の成分分
析結果を第2表に示す。 実施例 3
した振盪培養液(第1表のNo.1)にハトムギ(精
白ハトムギを洗浄し、浸漬後、水切りして約1時
間常圧した。以下の実施例の一次、二次仕込に用
いるハトムギも同様である。)580gと、酵素剤
0.35gと、水80mlと、酵母とを仕込み、20℃にお
いて20日間醗酵させて上槽した。上槽後の成分分
析結果を第2表に示す。 実施例 3
【表】
上記仕込配合に示すように、白糖を原料とした
振盪培養液(第1表のNo.2)にハトムギ604gと
酵素剤0.3gと水400ml及び酵母とを仕込み、20℃
にて20日間醗酵させた後、上槽した、上槽後の成
分分析結果を第2表に示す。 実施例 4
振盪培養液(第1表のNo.2)にハトムギ604gと
酵素剤0.3gと水400ml及び酵母とを仕込み、20℃
にて20日間醗酵させた後、上槽した、上槽後の成
分分析結果を第2表に示す。 実施例 4
【表】
上記仕込配合に示すように、白米を原料とした
振盪培養液(第1表のNo.3)にハトムギ604gと
酵素剤0.3gと水400ml及び酵母とを仕込み、20℃
にて20日間醗酵させて上槽した。上槽後の成分分
析結果を第2表に示す。 実施例 5
振盪培養液(第1表のNo.3)にハトムギ604gと
酵素剤0.3gと水400ml及び酵母とを仕込み、20℃
にて20日間醗酵させて上槽した。上槽後の成分分
析結果を第2表に示す。 実施例 5
【表】
酵 母 少量
上記仕込配合に示すように、押麦を原料とした
振盪培養液(第1畢のNo.4)に、予めハトムギ
400gを蒸したものに温水600mlを加え酵素剤0.2
gを添加して55〜57℃で20日間糖化した醪と酵母
とを仕込み、28℃で3日間醗酵させ、さらに、二
次仕込みでハトムギ400gと水170mlと酵素剤0.2
gとを加え20℃で18日間醗酵させて上槽した。上
槽の成分分析結果第2表で示す。 以上、実施例1,2,3,4,5は本発明によ
るハトムギ酒の製造法である。 比較例
上記仕込配合に示すように、押麦を原料とした
振盪培養液(第1畢のNo.4)に、予めハトムギ
400gを蒸したものに温水600mlを加え酵素剤0.2
gを添加して55〜57℃で20日間糖化した醪と酵母
とを仕込み、28℃で3日間醗酵させ、さらに、二
次仕込みでハトムギ400gと水170mlと酵素剤0.2
gとを加え20℃で18日間醗酵させて上槽した。上
槽の成分分析結果第2表で示す。 以上、実施例1,2,3,4,5は本発明によ
るハトムギ酒の製造法である。 比較例
【表】
上記仕込配合に示すように、ハトムギ固体麹を
用いたが、このハトムギ固体麹は蒸しハトムギに
リゾープス・ジヤパニカス(Rhizopus
Javanicus055)を接種し、30℃で2日間製麹した
ものである。一次仕込みで、このリゾープスのハ
トムギ固体麹80gと水200mlび酵母を仕込み28℃
にて2日間醗酵させた後、二次仕込みでハトムギ
220g、酵素剤0.09g、水220mlを加え、20℃で22
日間醗酵させた後、上槽した。上槽後の成分分析
結果を第2表に示す。 次に、実施例4と比較例について、それぞれの
有機酸含量を分析した。その結果を第3表に示
す。
用いたが、このハトムギ固体麹は蒸しハトムギに
リゾープス・ジヤパニカス(Rhizopus
Javanicus055)を接種し、30℃で2日間製麹した
ものである。一次仕込みで、このリゾープスのハ
トムギ固体麹80gと水200mlび酵母を仕込み28℃
にて2日間醗酵させた後、二次仕込みでハトムギ
220g、酵素剤0.09g、水220mlを加え、20℃で22
日間醗酵させた後、上槽した。上槽後の成分分析
結果を第2表に示す。 次に、実施例4と比較例について、それぞれの
有機酸含量を分析した。その結果を第3表に示
す。
【表】
【表】
【表】
第2表から明らかなように、本発明によるハト
ムギ酒は、高い酸度を示し、アミノ酸度が少い。
また第3表から分るように、本発明によるハトム
ギ酒の有機酸は爽快な酸味を有するリンゴ酸とフ
マール酸が多い。 なお、実施例で使用した酵素剤は市販のグルク
SB(商品名、天野製薬株式会社製)であるが、
糖化酵素を体とした醸造用の酵素剤であれば、い
ずれの酵素剤でも使用可能である。また使用した
酵母はワイン酵母のサツカロミセス・セレビシエ
1F02300(Saccharomyces cerevisiae)である
が、醗酵力の強いサツカロミセス属例えばサツカ
ロミセス・サケ・キヨウカイNo.7
(Sacchanmyces sake kyokaiNo.7)でもよい。
実施例で振盪培養液の使用のみを記載したが通気
培養液でも同じ結果である。
ムギ酒は、高い酸度を示し、アミノ酸度が少い。
また第3表から分るように、本発明によるハトム
ギ酒の有機酸は爽快な酸味を有するリンゴ酸とフ
マール酸が多い。 なお、実施例で使用した酵素剤は市販のグルク
SB(商品名、天野製薬株式会社製)であるが、
糖化酵素を体とした醸造用の酵素剤であれば、い
ずれの酵素剤でも使用可能である。また使用した
酵母はワイン酵母のサツカロミセス・セレビシエ
1F02300(Saccharomyces cerevisiae)である
が、醗酵力の強いサツカロミセス属例えばサツカ
ロミセス・サケ・キヨウカイNo.7
(Sacchanmyces sake kyokaiNo.7)でもよい。
実施例で振盪培養液の使用のみを記載したが通気
培養液でも同じ結果である。
Claims (1)
- 1 穀類を原料とした液体培地にリゾープス属に
属する菌株を接種して振盪または通気培養し、こ
の培養液とハトムギ、酵素剤、水を混合し、酵母
を添加してアルコール醗酵せしめることを特徴と
するハトムギ酒の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58062322A JPS59187773A (ja) | 1983-04-11 | 1983-04-11 | ハトムギ酒の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58062322A JPS59187773A (ja) | 1983-04-11 | 1983-04-11 | ハトムギ酒の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59187773A JPS59187773A (ja) | 1984-10-24 |
| JPS6149943B2 true JPS6149943B2 (ja) | 1986-10-31 |
Family
ID=13196785
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58062322A Granted JPS59187773A (ja) | 1983-04-11 | 1983-04-11 | ハトムギ酒の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59187773A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1049919C (zh) * | 1994-10-24 | 2000-03-01 | 北海道酒株式会社 | 新型啤酒样含醇发泡饮料的生产方法 |
| CN1101466C (zh) * | 1994-12-22 | 2003-02-12 | 北海道酒株式会社 | 一种类似啤酒的碳酸型酒精饮料的生产方法 |
| JP2009225685A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-10-08 | Kumamoto Technology & Industry Foundation | ハトムギを原料とする醸造酒及びその製造方法 |
-
1983
- 1983-04-11 JP JP58062322A patent/JPS59187773A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59187773A (ja) | 1984-10-24 |
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