JPS6150182B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6150182B2 JPS6150182B2 JP24474783A JP24474783A JPS6150182B2 JP S6150182 B2 JPS6150182 B2 JP S6150182B2 JP 24474783 A JP24474783 A JP 24474783A JP 24474783 A JP24474783 A JP 24474783A JP S6150182 B2 JPS6150182 B2 JP S6150182B2
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- JP
- Japan
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- lock
- torque
- converter
- chamber
- torque converter
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Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 34
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 16
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 11
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H45/00—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
- F16H45/02—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H45/00—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
- F16H45/02—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
- F16H2045/0273—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch
- F16H2045/0294—Single disk type lock-up clutch, i.e. using a single disc engaged between friction members
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(1) 技術分野
本発明は自動変速機の動力伝達系等に挿入して
用いるロツクアツプトルクコンバータ、特にその
入出力要素間の相対回転(スリツプ)を制御する
スリツプ制御装置に関するものである。
用いるロツクアツプトルクコンバータ、特にその
入出力要素間の相対回転(スリツプ)を制御する
スリツプ制御装置に関するものである。
(2) 従来技術
ロツクアツプトルクコンバータは、エンジン駆
動される入力要素(通常ポンプインベラ)からの
かき廻し作動油によつてステータ(反力要素)の
反力下で出力要素(通常タービンランナ)をトル
ク増大させつつ回転させる動作態様(コンバータ
状態)と、ロツクアツプクラツチの結合により入
出力要素間を直結して入力要素に向う回転をその
まま出力要素に伝える動作態様(ロツクアツプ状
態)との2動作態様を持ち、エンジンのトルク変
動が問題となりかつトルク増大の必要な比較的低
エンジン回転域で前者の動作態様を、又それ以外
の高エンジン回転域で後者の動作態様を切換使用
するものである。従つて、ロツクアツプトルクコ
ンバータは前者の動作態様しか持たない通常のト
ルクコンバータに較べ、高エンジン回転域(高車
速域)で入出力要素間のスリツプをなくせる分、
エンジンの燃費を向上させることができる。
動される入力要素(通常ポンプインベラ)からの
かき廻し作動油によつてステータ(反力要素)の
反力下で出力要素(通常タービンランナ)をトル
ク増大させつつ回転させる動作態様(コンバータ
状態)と、ロツクアツプクラツチの結合により入
出力要素間を直結して入力要素に向う回転をその
まま出力要素に伝える動作態様(ロツクアツプ状
態)との2動作態様を持ち、エンジンのトルク変
動が問題となりかつトルク増大の必要な比較的低
エンジン回転域で前者の動作態様を、又それ以外
の高エンジン回転域で後者の動作態様を切換使用
するものである。従つて、ロツクアツプトルクコ
ンバータは前者の動作態様しか持たない通常のト
ルクコンバータに較べ、高エンジン回転域(高車
速域)で入出力要素間のスリツプをなくせる分、
エンジンの燃費を向上させることができる。
ところで、ロツクアツプトルクコンバータを上
記2種の動作態様間のみで切換使用するだけで
は、その切換判断基準となるロツクアツプ車速を
エンジンのトルク変動が車体を全く振動させなく
なる程小さくなるような余程の高車速に設定する
必要があり、ロツクアツプ期間が短かくなつて十
分な燃費向上を果たし得ない。
記2種の動作態様間のみで切換使用するだけで
は、その切換判断基準となるロツクアツプ車速を
エンジンのトルク変動が車体を全く振動させなく
なる程小さくなるような余程の高車速に設定する
必要があり、ロツクアツプ期間が短かくなつて十
分な燃費向上を果たし得ない。
そこで、エンジンのトルク変動は若干問題にな
るものの、エンジン出力トルクが十分なある程度
の低エンジン回転域で、前記ロツクアツプクラツ
チを滑らせながら結合し、これによりエンジンの
トルク変動を問題とならないよう吸収しつつ、ト
ルクコンバータのスリツプを制限して上述の問題
をなくすようにしたスリツプ制御式ロツクアツプ
トルクコンバータを本願出願人は先に特願昭57−
196897号により先に提案済である。
るものの、エンジン出力トルクが十分なある程度
の低エンジン回転域で、前記ロツクアツプクラツ
チを滑らせながら結合し、これによりエンジンの
トルク変動を問題とならないよう吸収しつつ、ト
ルクコンバータのスリツプを制限して上述の問題
をなくすようにしたスリツプ制御式ロツクアツプ
トルクコンバータを本願出願人は先に特願昭57−
196897号により先に提案済である。
このスリツプ制御式トルクコンバータは、コン
バータ室及びロツクアツプ制御室間の差圧に応動
して上記のスリツプ制限を行なうロツクアツプク
ラツチに対し出力要素を、第10図に示す如く対
をなす対向したホール溝a,b及びこれらポール
溝間に介在させたボールcよりなるカム機構によ
り、出力要素及びロツクアツプクラツチの伝達ト
ルク差に応じ相対変位し得るよう駆動結合すると
共に、該相対変位により開度変化してコンバータ
室及びロツクアツプ制御室間の連通度を加減する
ことでスリツプを制御可能な可変オリフイスを設
けた構成にする。
バータ室及びロツクアツプ制御室間の差圧に応動
して上記のスリツプ制限を行なうロツクアツプク
ラツチに対し出力要素を、第10図に示す如く対
をなす対向したホール溝a,b及びこれらポール
溝間に介在させたボールcよりなるカム機構によ
り、出力要素及びロツクアツプクラツチの伝達ト
ルク差に応じ相対変位し得るよう駆動結合すると
共に、該相対変位により開度変化してコンバータ
室及びロツクアツプ制御室間の連通度を加減する
ことでスリツプを制御可能な可変オリフイスを設
けた構成にする。
しかし、このロツクアツプトルクコンバータに
おいては、ボール溝a,bの底面と出力要素及び
ロツクアツプクラツチの回転面とが成す角度θを
ボール溝の全長に亘り同じとし、この角度θを出
力要素及びロツクアツプクラツチの伝達トルク比
が一定となるよう決定している。ここで、出力要
素の伝達トルクが過大となつて上記の伝達トルク
比が一定値からずれると、出力要素は第10図に
実線矢印で示す回転方向進み側へロツクアツプク
ラツチに対し相対変位して前記可変オリフイスの
開度を減じ、ロツクアツプ制御室の圧力低下によ
りロツクアツプクラツチの結合力を強めて前記の
伝達トルク比を一定値に戻し、逆に出力要素の伝
達トルクが過小となつて伝達トルク比がずれる
と、出力要素は第10図に点線矢印で示す回転方
向遅れ側へロツクアツプクラツチに対し相対変位
して可変オリフイスの開度を増し、ロツクアツプ
制御室の圧力上昇によりロツクアツプクラツチの
結合力を弱めて伝達トルク比を一定値に戻すよう
機能する。つまり、伝達トルク比の変化を常時フ
イードバツクして可変オリフイスの開度を増減
し、伝達トルク比を一定に保つよう機能する。
おいては、ボール溝a,bの底面と出力要素及び
ロツクアツプクラツチの回転面とが成す角度θを
ボール溝の全長に亘り同じとし、この角度θを出
力要素及びロツクアツプクラツチの伝達トルク比
が一定となるよう決定している。ここで、出力要
素の伝達トルクが過大となつて上記の伝達トルク
比が一定値からずれると、出力要素は第10図に
実線矢印で示す回転方向進み側へロツクアツプク
ラツチに対し相対変位して前記可変オリフイスの
開度を減じ、ロツクアツプ制御室の圧力低下によ
りロツクアツプクラツチの結合力を強めて前記の
伝達トルク比を一定値に戻し、逆に出力要素の伝
達トルクが過小となつて伝達トルク比がずれる
と、出力要素は第10図に点線矢印で示す回転方
向遅れ側へロツクアツプクラツチに対し相対変位
して可変オリフイスの開度を増し、ロツクアツプ
制御室の圧力上昇によりロツクアツプクラツチの
結合力を弱めて伝達トルク比を一定値に戻すよう
機能する。つまり、伝達トルク比の変化を常時フ
イードバツクして可変オリフイスの開度を増減
し、伝達トルク比を一定に保つよう機能する。
しかして、ボール溝a,bの底面傾斜角θをボ
ール溝の全長に亘り同じにすると、伝達トルク比
のずれに対する前記の相対変位が大きくなり、従
つてフイードバツク量が大きくなつて、可変オリ
フイスの開度変化、つまりロツクアツプ制御室の
圧力(ロツクアツプ解除圧)変化(ロツクアツプ
クラツチの結合力変化)も大きくなる。
ール溝の全長に亘り同じにすると、伝達トルク比
のずれに対する前記の相対変位が大きくなり、従
つてフイードバツク量が大きくなつて、可変オリ
フイスの開度変化、つまりロツクアツプ制御室の
圧力(ロツクアツプ解除圧)変化(ロツクアツプ
クラツチの結合力変化)も大きくなる。
一方スリツプ制御の油圧系は、可変オリフイス
開度が第11図に示す如くΔSだけ減少し、ロツ
クアツプ解除圧がそれに見合うよう低下する場合
について例示すると、応答遅れT1(約0.1秒)及
び遅れ時間T2(約0.3秒)を持つて解除圧を所定
値となす一次遅れ系である。これがため上記のよ
うに伝達トルク比のずれに対する前記相対変位量
が大きいと、過大なフイードバツクがかかり、第
12図に示すようにスリツプ制御中ロツクアツプ
解除圧が大きくハンチングし、これにともなつて
エンジン回転数もトルクコンバータ出力軸回転数
から異常にずれたり、これに異常に近付いたりす
るようにハンチングし、前者の時点でエンジン回
転数の上昇によるうなり音が生じ、後者の時点で
ロツクアツプによる振動が生ずるのを避けられな
い。
開度が第11図に示す如くΔSだけ減少し、ロツ
クアツプ解除圧がそれに見合うよう低下する場合
について例示すると、応答遅れT1(約0.1秒)及
び遅れ時間T2(約0.3秒)を持つて解除圧を所定
値となす一次遅れ系である。これがため上記のよ
うに伝達トルク比のずれに対する前記相対変位量
が大きいと、過大なフイードバツクがかかり、第
12図に示すようにスリツプ制御中ロツクアツプ
解除圧が大きくハンチングし、これにともなつて
エンジン回転数もトルクコンバータ出力軸回転数
から異常にずれたり、これに異常に近付いたりす
るようにハンチングし、前者の時点でエンジン回
転数の上昇によるうなり音が生じ、後者の時点で
ロツクアツプによる振動が生ずるのを避けられな
い。
(3) 発明の目的
本発明は、前記伝達トルク比のずれが大きくな
るにつれ、該ずれの変化に対する前記相対変位の
割合が減少するようにして、上述の問題を解決す
ることを目的とする。
るにつれ、該ずれの変化に対する前記相対変位の
割合が減少するようにして、上述の問題を解決す
ることを目的とする。
(4) 発明の構成
この目的のため本発明スリツプ制御装置は、前
記のロツクアツプトルクコンバータにおいて、ボ
ール溝の底面傾斜角を、可変オリフイスの閉方向
における前記相対変位が進むにつれ、前記伝達ト
ルク差の変化に対する該相対変位の割合が減少す
るよう構成したことを特徴とする。
記のロツクアツプトルクコンバータにおいて、ボ
ール溝の底面傾斜角を、可変オリフイスの閉方向
における前記相対変位が進むにつれ、前記伝達ト
ルク差の変化に対する該相対変位の割合が減少す
るよう構成したことを特徴とする。
(5) 実施例
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
第1図は本発明装置を具えるロツクアツプトル
クコンバータで、この図中1はトルクコンバータ
を示し、トルクコンバータ1はポンプインペラ
(トルクコンバータ入力要素)2と、タービンラ
ンナ(トルクコンバータ出力要素)3と、ステー
タ4とで主に構成する。ポンプインペラ2はこれ
に溶接したコンバータカバー5を介してエンジン
クランクシヤフト(図示せず)に駆動結合し、エ
ンジン運転中これにより常時駆動されているもの
とする。ポンプインペラ2には更に中空のポンプ
駆動軸6を溶接し、この軸を介してポンプ7をエ
ンジン運転中これにより常時駆動する。
クコンバータで、この図中1はトルクコンバータ
を示し、トルクコンバータ1はポンプインペラ
(トルクコンバータ入力要素)2と、タービンラ
ンナ(トルクコンバータ出力要素)3と、ステー
タ4とで主に構成する。ポンプインペラ2はこれ
に溶接したコンバータカバー5を介してエンジン
クランクシヤフト(図示せず)に駆動結合し、エ
ンジン運転中これにより常時駆動されているもの
とする。ポンプインペラ2には更に中空のポンプ
駆動軸6を溶接し、この軸を介してポンプ7をエ
ンジン運転中これにより常時駆動する。
タービンランナ3はその内周縁部にリベツト8
により鋲着したタービンハブ9を具え、これを介
してタービンランナ3をスリーブ10上に摺動自
在に嵌合し、このスリーブ10をトルクコンバー
タ出力軸11に軸方向へ移動しないようスプライ
ン結合して該出力軸11の一部となす。タービン
ハブ9及びスリーブ10に夫々、互に向い合つて
半径方向外方へ延在するフランジ9a,10aを
一体に形成し、これらフランジを相互に摺動及び
回動自在に嵌合して両者間に圧力室12を画成す
る。フランジ9a,10aの対向面に夫々ボール
溝13,14を形成し、これらポール溝13,1
4はトルクコンバータ出力軸11を中心とする半
径Rの円弧に沿つて少なくとも3ケ所延在させる
と共に、相互に対向させる。
により鋲着したタービンハブ9を具え、これを介
してタービンランナ3をスリーブ10上に摺動自
在に嵌合し、このスリーブ10をトルクコンバー
タ出力軸11に軸方向へ移動しないようスプライ
ン結合して該出力軸11の一部となす。タービン
ハブ9及びスリーブ10に夫々、互に向い合つて
半径方向外方へ延在するフランジ9a,10aを
一体に形成し、これらフランジを相互に摺動及び
回動自在に嵌合して両者間に圧力室12を画成す
る。フランジ9a,10aの対向面に夫々ボール
溝13,14を形成し、これらポール溝13,1
4はトルクコンバータ出力軸11を中心とする半
径Rの円弧に沿つて少なくとも3ケ所延在させる
と共に、相互に対向させる。
ボール溝13,14は第5図に展開して示すよ
うに、底面13a,14a間にボール15を転動
挾持するよう形成し、これらでフランジ9a、従
つてタービンランナ3をフランジ10aに対し両
者の伝達トルク差に応じ相対変位し得るよう駆動
結合するためのカム機構を構成する。ボール溝1
3,14はこの目的のためボール15の中心に関
して点対称とし、その底面形状はボール溝14に
つき第6図を参照して説明する以下の如くに選定
する。
うに、底面13a,14a間にボール15を転動
挾持するよう形成し、これらでフランジ9a、従
つてタービンランナ3をフランジ10aに対し両
者の伝達トルク差に応じ相対変位し得るよう駆動
結合するためのカム機構を構成する。ボール溝1
3,14はこの目的のためボール15の中心に関
して点対称とし、その底面形状はボール溝14に
つき第6図を参照して説明する以下の如くに選定
する。
第6図において、ボール溝底面14aの最も深
くなる点をAとし、該底面14aとフランジ10
aの面との交点をBとし、点Aにおける溝底面1
4aの接線と同方向にx座標系を想定し、A点に
対応するx座標系上の点を0とし、B点に対応す
るx座標系上の点をx1とすると、ポール15が溝
底面14aと接する点xにおける溝底面14aの
接線がフランジ10aの回転面に対してなす角度
θを、x=A(x=0)の時θ1、x=B(x=
x1)の時θ2となるよう異ならせる。そして、θ
2>θ1とし、又点xかAからBへ向うにつれ
徐々に溝底面14aの傾斜角θかθ1からθ2へ
と増大するよう、つまりdθ/dx>0となるよう点 A,B間における溝底面14aの形状を選定す
る。
くなる点をAとし、該底面14aとフランジ10
aの面との交点をBとし、点Aにおける溝底面1
4aの接線と同方向にx座標系を想定し、A点に
対応するx座標系上の点を0とし、B点に対応す
るx座標系上の点をx1とすると、ポール15が溝
底面14aと接する点xにおける溝底面14aの
接線がフランジ10aの回転面に対してなす角度
θを、x=A(x=0)の時θ1、x=B(x=
x1)の時θ2となるよう異ならせる。そして、θ
2>θ1とし、又点xかAからBへ向うにつれ
徐々に溝底面14aの傾斜角θかθ1からθ2へ
と増大するよう、つまりdθ/dx>0となるよう点 A,B間における溝底面14aの形状を選定す
る。
第1図の如く、スリーブ10上には別にロツク
アツプクラツチ16を摺動自在に嵌合し、該ロツ
クアツプクラツチ16がその外周部クラツチフエ
ーシング16aをコンバータカバー5に圧接する
時両者間にコンバータ室17から隔絶されたロツ
クアツプ制御室18を生ずるようにする。ロツク
アツプ制御室18はスリーブ10に形成した孔1
0b,10cにより圧力室12に常時連通させる
と共に、スリーブ10の孔10b,10d及びタ
ービンハブ9に形成した孔9bによりコンバータ
室17に通じさせる。なお、第7図の如く孔9b
を矩形孔とし、孔10dを孔9bに重なつて円周
方向に延在するスリツトとし、これらはそのオー
バーラツパ量により第7図に斜線で示す開度Sを
変更される可変オリフイス19を構成し、該可変
オリフイスはその開度に応じコンバータ室17及
びロツクアツプ制御室18間の連通度を加減す
る。そして、可変オリフイス19はその開度Sが
前記カム機構との関連においてx=0の時全開、
x=x1の時全閉となり、これらの間で第8図に示
す如く直線的に変化するよう構成する。尚、前記
孔10cには、ロツクアツプ制御室18の油圧を
圧力室12にフイードバツクする際の安常安定性
の向上及びステツプ応答時等のハンチング防止の
為にオリフイスを形成することも可能である。
アツプクラツチ16を摺動自在に嵌合し、該ロツ
クアツプクラツチ16がその外周部クラツチフエ
ーシング16aをコンバータカバー5に圧接する
時両者間にコンバータ室17から隔絶されたロツ
クアツプ制御室18を生ずるようにする。ロツク
アツプ制御室18はスリーブ10に形成した孔1
0b,10cにより圧力室12に常時連通させる
と共に、スリーブ10の孔10b,10d及びタ
ービンハブ9に形成した孔9bによりコンバータ
室17に通じさせる。なお、第7図の如く孔9b
を矩形孔とし、孔10dを孔9bに重なつて円周
方向に延在するスリツトとし、これらはそのオー
バーラツパ量により第7図に斜線で示す開度Sを
変更される可変オリフイス19を構成し、該可変
オリフイスはその開度に応じコンバータ室17及
びロツクアツプ制御室18間の連通度を加減す
る。そして、可変オリフイス19はその開度Sが
前記カム機構との関連においてx=0の時全開、
x=x1の時全閉となり、これらの間で第8図に示
す如く直線的に変化するよう構成する。尚、前記
孔10cには、ロツクアツプ制御室18の油圧を
圧力室12にフイードバツクする際の安常安定性
の向上及びステツプ応答時等のハンチング防止の
為にオリフイスを形成することも可能である。
ロツクアツプクラツチ16には更にL字形断面
の環状部材20を固着し、その遊端縁に形成した
歯20aとフランジ10aの外周縁に形成した歯
10eとを噛合させることにより、ロツクアツプ
クラツチ16をスリーブ10に軸方向相対移動可
能に駆動結合する。
の環状部材20を固着し、その遊端縁に形成した
歯20aとフランジ10aの外周縁に形成した歯
10eとを噛合させることにより、ロツクアツプ
クラツチ16をスリーブ10に軸方向相対移動可
能に駆動結合する。
又、トルクコンバータ1の前記ステータ4は一
方向クラツチ21を介して中空固定軸22上に置
き、この軸22とポンプ駆動軸6及びトルクコン
バータ出力軸11との間に夫々環状通路23,2
4を設定する。環状通路23は前記オイルポンプ
7からの作動油をトルクコンバータ1内に導び
き、この作動油を環状通路24より排除するが、
この間その後の作動油通路中に設けられた保圧弁
(図示せず)等によりトルクコンバータ1内、即
ちコンバータ室17内は一定の圧力PCに保たれ
ている。
方向クラツチ21を介して中空固定軸22上に置
き、この軸22とポンプ駆動軸6及びトルクコン
バータ出力軸11との間に夫々環状通路23,2
4を設定する。環状通路23は前記オイルポンプ
7からの作動油をトルクコンバータ1内に導び
き、この作動油を環状通路24より排除するが、
この間その後の作動油通路中に設けられた保圧弁
(図示せず)等によりトルクコンバータ1内、即
ちコンバータ室17内は一定の圧力PCに保たれ
ている。
又、ロツクアツプ制御室18はトルクコンバー
タ出力軸11の中空孔11aを経てロツクアツプ
制御弁25の連絡ポート25aに通じさせ、この
制御弁をスフール25b、プラグ25c、これら
を図中右向きに付勢するばね25d,25eで構
成する。ロツクアツプ制御弁25は室25fに供
給される車速相当のガバナ圧PGに応じスプール
25bを移動され、連絡ポート25aを入口ポー
ト25g、固定オリフイス26付のドレンポート
25h又はドレンポート25iに選択的に連通さ
せるよう機能し、入口ポート25gには前記コン
バータ室圧PCを導びく。
タ出力軸11の中空孔11aを経てロツクアツプ
制御弁25の連絡ポート25aに通じさせ、この
制御弁をスフール25b、プラグ25c、これら
を図中右向きに付勢するばね25d,25eで構
成する。ロツクアツプ制御弁25は室25fに供
給される車速相当のガバナ圧PGに応じスプール
25bを移動され、連絡ポート25aを入口ポー
ト25g、固定オリフイス26付のドレンポート
25h又はドレンポート25iに選択的に連通さ
せるよう機能し、入口ポート25gには前記コン
バータ室圧PCを導びく。
上述の構成とした本発明スリツプ制御装置を具
えるロツクアツプトルクコンバータの作用を次に
説明する。
えるロツクアツプトルクコンバータの作用を次に
説明する。
車速が低いコンバータ領域の時、これに対応す
るガバナ圧PGがスプール25bをばね25dに
抗し押動し得ず、ロツクアツプ制御弁25は第1
図及び第3図の状態を保つ。この場合、コンバー
タ室圧Pcがポート25g,25a及び中空孔1
1aを経てロツクアツプ制御室18に供給され、
この室18がコンバータ室17と同圧にされるか
ら、ロツクアツプクラツチ16は第1図に示す解
放位置を保ち、ロツクアツプトルクコンバータを
コンバータ状態で作動させる。即ち、エンジン駆
動されるポンプインペラ2は作動油をタービンラ
ンナ3に向かわせ、この作動油はその後ステータ
4を経てポンプインペラ2に戻る。この間、作動
油はタービンランナ3をステータ4による反力下
でトルク増大しつつ回転させ、この回転動力をタ
ービンハブ9、ポール15及びスリーブ10を経
てトルクコンバータ出力軸11より取出すことが
できる。
るガバナ圧PGがスプール25bをばね25dに
抗し押動し得ず、ロツクアツプ制御弁25は第1
図及び第3図の状態を保つ。この場合、コンバー
タ室圧Pcがポート25g,25a及び中空孔1
1aを経てロツクアツプ制御室18に供給され、
この室18がコンバータ室17と同圧にされるか
ら、ロツクアツプクラツチ16は第1図に示す解
放位置を保ち、ロツクアツプトルクコンバータを
コンバータ状態で作動させる。即ち、エンジン駆
動されるポンプインペラ2は作動油をタービンラ
ンナ3に向かわせ、この作動油はその後ステータ
4を経てポンプインペラ2に戻る。この間、作動
油はタービンランナ3をステータ4による反力下
でトルク増大しつつ回転させ、この回転動力をタ
ービンハブ9、ポール15及びスリーブ10を経
てトルクコンバータ出力軸11より取出すことが
できる。
一方、車速が高いロツクアツプ領域の時、これ
に対応する高いガバナ圧PGがスプール25bを
ばね25dに抗してだけでなくばね25eに抗し
ても押動することができ、ロツクアツプ制御弁2
5は第4図に示す状態となる。この場合、ロツク
アツプ制御室18が中空孔11a、ポート25a
及びドレンポート25h,25iに通じ、無圧状
態に保たれるから、ロツクアツプクラツチ16は
コンバータ室圧Pcにより第1図中左行されてク
ラツチフエーシング16aをコンバータカバー5
に圧接した継合位置を保ち、ロツクアツプトルク
コンバータをロツクアツプ状態で作動させる。即
ち、ポンプインペラ2に向うエンジン回転はトル
クコンバータ1を経由せず、ロツクアツプクラツ
チ16、環状部材20及びスリーブ10を経てそ
のままトルクコンバータ出力軸11より取出さ
れ、トルクコンバータのスリツプ率を零となすこ
とができる。
に対応する高いガバナ圧PGがスプール25bを
ばね25dに抗してだけでなくばね25eに抗し
ても押動することができ、ロツクアツプ制御弁2
5は第4図に示す状態となる。この場合、ロツク
アツプ制御室18が中空孔11a、ポート25a
及びドレンポート25h,25iに通じ、無圧状
態に保たれるから、ロツクアツプクラツチ16は
コンバータ室圧Pcにより第1図中左行されてク
ラツチフエーシング16aをコンバータカバー5
に圧接した継合位置を保ち、ロツクアツプトルク
コンバータをロツクアツプ状態で作動させる。即
ち、ポンプインペラ2に向うエンジン回転はトル
クコンバータ1を経由せず、ロツクアツプクラツ
チ16、環状部材20及びスリーブ10を経てそ
のままトルクコンバータ出力軸11より取出さ
れ、トルクコンバータのスリツプ率を零となすこ
とができる。
そして車速が上記両値間のスリツプ領域の時
は、これに対応したガバナ圧PGがロツクアツプ
制御弁25を第2図に示す状態となす。この場合
ロツクアツプ制御室18内の圧力(ロツクアツプ
解除圧)PLは固定オリフイス26を経て抜取ら
れる一方、可変オリフイス19を経てコンバータ
室17からの圧力PCの補充を受ける。かくて、
この間ロツクアツプ制御室18内の圧力PLは可
変オリフイス19の開度により決定され、この圧
力PLに応じた度合でロツクアツプクラツチ16
はすべりながらコンバータカバー5に摩擦継合
し、コンバータ状態とロツクアツプ状態との中間
的なスリツプ制御状態で動力伝達を行なう。
は、これに対応したガバナ圧PGがロツクアツプ
制御弁25を第2図に示す状態となす。この場合
ロツクアツプ制御室18内の圧力(ロツクアツプ
解除圧)PLは固定オリフイス26を経て抜取ら
れる一方、可変オリフイス19を経てコンバータ
室17からの圧力PCの補充を受ける。かくて、
この間ロツクアツプ制御室18内の圧力PLは可
変オリフイス19の開度により決定され、この圧
力PLに応じた度合でロツクアツプクラツチ16
はすべりながらコンバータカバー5に摩擦継合
し、コンバータ状態とロツクアツプ状態との中間
的なスリツプ制御状態で動力伝達を行なう。
ここで、タービンハブ9に作用する力を考察す
るに、これとボール15との間の摩擦力が軽微で
あるから、これを無視すると、タービンハブ9に
は第5図に示す如くその発生トルク(伝達トル
ク)TTによる力FTと、コンバータ室圧力PC及
びロツクアツプ制御室圧力PLの圧力差が室12
内でタービンハブ9の受圧面積A(第1図参照)
に作用して生ずる力FLとが加わり、ボール15
が抗力Nをもつてこれら力の合力と釣合う。とこ
ろで、上記TT,FLは夫々 FT=TT/R,…(1)、FL=(PC−PL)×A…(2)
で表わされ、又上記釣合状態ではFT,FLは夫々 FT=Nsinθ、FL=Ncosθでも表てされるか
ら、FLtanθ=FT…(3)の関係式が求まる。
るに、これとボール15との間の摩擦力が軽微で
あるから、これを無視すると、タービンハブ9に
は第5図に示す如くその発生トルク(伝達トル
ク)TTによる力FTと、コンバータ室圧力PC及
びロツクアツプ制御室圧力PLの圧力差が室12
内でタービンハブ9の受圧面積A(第1図参照)
に作用して生ずる力FLとが加わり、ボール15
が抗力Nをもつてこれら力の合力と釣合う。とこ
ろで、上記TT,FLは夫々 FT=TT/R,…(1)、FL=(PC−PL)×A…(2)
で表わされ、又上記釣合状態ではFT,FLは夫々 FT=Nsinθ、FL=Ncosθでも表てされるか
ら、FLtanθ=FT…(3)の関係式が求まる。
ロツクアツプクラツチ16の伝達トルクTLに
ついては、その受圧面積及び半径で決まる定数を
Kとすると、TL=K(PC−PL)…(4)の式で表
わされ、この式と前記(1)〜(3)式とから T×A/Ktanθ=TT/Rが求まり、結果としてTLと
TT との間には TL=K/A×1/Rtanθ×TT の関係式が成立する。この式中、K,A,Rは固
定値であるから、上式のK/A×1/Rは定数であり、
こ れをαと置換えると、上式は TL=α×TT/tanθ …(5) となる。
ついては、その受圧面積及び半径で決まる定数を
Kとすると、TL=K(PC−PL)…(4)の式で表
わされ、この式と前記(1)〜(3)式とから T×A/Ktanθ=TT/Rが求まり、結果としてTLと
TT との間には TL=K/A×1/Rtanθ×TT の関係式が成立する。この式中、K,A,Rは固
定値であるから、上式のK/A×1/Rは定数であり、
こ れをαと置換えると、上式は TL=α×TT/tanθ …(5) となる。
上記(5)式から、ロツクアツプクラツチ伝達トル
クTLとタービンランナ伝達トルクTTはθをパラ
メータとする関数で表わされ、前述した処から明
らかなようにθがxの関係θ(x)であるから時
間tのうちに変化するTL,TTを夫々TL(t),
TT(t)とすると、上記(5)式は TL(t)・tanθ(x)=αTT(t) と書換えることができる。
クTLとタービンランナ伝達トルクTTはθをパラ
メータとする関数で表わされ、前述した処から明
らかなようにθがxの関係θ(x)であるから時
間tのうちに変化するTL,TTを夫々TL(t),
TT(t)とすると、上記(5)式は TL(t)・tanθ(x)=αTT(t) と書換えることができる。
スリツプ制御の安定中TLとTTとの制御上の偏
差Δ〔Δ=TL(t)・tanθ(x)−αTT(t)〕
が零となり、この時の角度θにより決まる比でロ
ツクアツプクラツチ伝達トルクTLとタービンラ
ンナ発生トルクTTはバランスしている。なお、
この時のボール15の位置、従つてフランジ9a
(タービンランナ3)及びフランジ10a(ロツ
クアツプクラツチ16)の相対位置、並びに孔9
b,10dのオーバーラツプが夫々第5図及び第
7図に示す如きものであるとして、以下の説明を
展開する。
差Δ〔Δ=TL(t)・tanθ(x)−αTT(t)〕
が零となり、この時の角度θにより決まる比でロ
ツクアツプクラツチ伝達トルクTLとタービンラ
ンナ発生トルクTTはバランスしている。なお、
この時のボール15の位置、従つてフランジ9a
(タービンランナ3)及びフランジ10a(ロツ
クアツプクラツチ16)の相対位置、並びに孔9
b,10dのオーバーラツプが夫々第5図及び第
7図に示す如きものであるとして、以下の説明を
展開する。
この釣合状態から、エンジンスロツトル開度の
増加によりタービンランナ伝達トルクTTがΔTT
だけ過大となつて、トルクコンバータのスリツプ
量が安定状態より増大すると、制御上の偏差Δは
零から−αΔTTとなる。この時タービンハブ9
(フランジ9a)はスリーブ10(フランジ10
a)に対し第5図及び第7図中実線矢印で示す回
転方向進み側に相対変位(相対回転)し、可変オ
リフイス19の開度Sを減少する。これがため、
コンバータ室17からロツクアツプ制御室18へ
の圧の流入が少なくなり、ロツクアツプ解除圧P
Lが低下する結果、ロツクアツプクラツチ16の
結合力は増大し、その伝達トルクがΔTTに見合
うよう、つまり偏差Δが零になるようフイードバ
ツク制御される。
増加によりタービンランナ伝達トルクTTがΔTT
だけ過大となつて、トルクコンバータのスリツプ
量が安定状態より増大すると、制御上の偏差Δは
零から−αΔTTとなる。この時タービンハブ9
(フランジ9a)はスリーブ10(フランジ10
a)に対し第5図及び第7図中実線矢印で示す回
転方向進み側に相対変位(相対回転)し、可変オ
リフイス19の開度Sを減少する。これがため、
コンバータ室17からロツクアツプ制御室18へ
の圧の流入が少なくなり、ロツクアツプ解除圧P
Lが低下する結果、ロツクアツプクラツチ16の
結合力は増大し、その伝達トルクがΔTTに見合
うよう、つまり偏差Δが零になるようフイードバ
ツク制御される。
上記のスリツプ制御を式により表わすと次の如
くである。初期バランス状態におけるロツクアツ
プクラツチ伝達トルクをTLi、タービンランナ伝
達トルクをTTiとすると、偏差Δは次式で表わさ
れ零になる。
くである。初期バランス状態におけるロツクアツ
プクラツチ伝達トルクをTLi、タービンランナ伝
達トルクをTTiとすると、偏差Δは次式で表わさ
れ零になる。
Δ=TLitanθ(x)−αTTi=0 …
トルクTTiがΔTTだけ増加したスリツプ増大
時における偏差Δは次式で表わされる。
時における偏差Δは次式で表わされる。
Δ=TLitanθ(x)−α(TTi+ΔTT)
=−αΔTT …
Δを零に戻すようなロツクアツプクラツチ伝達
トルクTLのフイードバツク制御(増大)による
その増分をΔTLとし、点X(第6図参照)のx
軸方向変位量をΔxとすると、偏差Δは次式で表
わされ、 Δ=(TLi+ΔTL)tanθ(x+Δx) −α(TTi+ΔTT) … この偏差が零となるようにトルクTLのフイード
バツク制御が行なわれて、ロツクアツプクラツチ
伝達トルクTLとタービンランナ伝達トルクTTの
比はバランス状態の時の一定値に戻される。
トルクTLのフイードバツク制御(増大)による
その増分をΔTLとし、点X(第6図参照)のx
軸方向変位量をΔxとすると、偏差Δは次式で表
わされ、 Δ=(TLi+ΔTL)tanθ(x+Δx) −α(TTi+ΔTT) … この偏差が零となるようにトルクTLのフイード
バツク制御が行なわれて、ロツクアツプクラツチ
伝達トルクTLとタービンランナ伝達トルクTTの
比はバランス状態の時の一定値に戻される。
上記式においてボール変位量Δxは偏差Δを
零にするためのフイードバツク量であるが、前述
した如くdθ/dx>0となるようホール溝底面13 a,14aを傾斜させているため、ロツクアツプ
クラツチ16及びタービンランナ3の可変オリフ
イス閉方向における相対変位が大きくなるにつ
れ、フイードバツク量Δxは小さくなる。従つ
て、上記のスリツプ制御が安定して実行され、第
9図に示すようにロツクアツプ解除圧PLが大き
くハンチングせず、これにともなつてエンジン回
転数もトルクコンバータ出力軸回転数とほぼ同じ
差を持つて安定すると共に、その結果エンジンが
うなり音を発生したり、スリツプ不足による振動
が発生するのを防止できる。
零にするためのフイードバツク量であるが、前述
した如くdθ/dx>0となるようホール溝底面13 a,14aを傾斜させているため、ロツクアツプ
クラツチ16及びタービンランナ3の可変オリフ
イス閉方向における相対変位が大きくなるにつ
れ、フイードバツク量Δxは小さくなる。従つ
て、上記のスリツプ制御が安定して実行され、第
9図に示すようにロツクアツプ解除圧PLが大き
くハンチングせず、これにともなつてエンジン回
転数もトルクコンバータ出力軸回転数とほぼ同じ
差を持つて安定すると共に、その結果エンジンが
うなり音を発生したり、スリツプ不足による振動
が発生するのを防止できる。
逆に前記釣合状態から、エンジンスロツトル開
度の減少によりタービンランナ伝達トルクTTが
ΔTTだけ過小となつて、トルクコンバータのス
リツプ量が安定状態より低下すると、偏差Δは零
からαΔTTとなる。この時タービンハブ9(フ
ランジ9a)はスリーブ10(フランジ10a)
に対し第5図及び第7図中点線矢印で示す回転方
向遅れ側に相対変位(相対回転)し、可変オリフ
イス19の開度Sを増大する。これがため、コン
バータ室17からロツクアツプ制御室18への圧
の流入が多くなり、ロツクアツプ解除圧PLが高
まる結果、ロツクアツプクラツチ16の結合力は
低下し、その伝達トルクがΔTTに見合うよう、
つまり偏差Δが零になるようフイードバツク制御
され、ロツクアツプクラツチ伝達トルクTLとタ
ービンランナ伝達トルクTTの比はバランス状態
の時の一定値に戻される。
度の減少によりタービンランナ伝達トルクTTが
ΔTTだけ過小となつて、トルクコンバータのス
リツプ量が安定状態より低下すると、偏差Δは零
からαΔTTとなる。この時タービンハブ9(フ
ランジ9a)はスリーブ10(フランジ10a)
に対し第5図及び第7図中点線矢印で示す回転方
向遅れ側に相対変位(相対回転)し、可変オリフ
イス19の開度Sを増大する。これがため、コン
バータ室17からロツクアツプ制御室18への圧
の流入が多くなり、ロツクアツプ解除圧PLが高
まる結果、ロツクアツプクラツチ16の結合力は
低下し、その伝達トルクがΔTTに見合うよう、
つまり偏差Δが零になるようフイードバツク制御
され、ロツクアツプクラツチ伝達トルクTLとタ
ービンランナ伝達トルクTTの比はバランス状態
の時の一定値に戻される。
かかる減速時のスリツプ制御は前記式中+Δ
TLを−ΔTL、+Δxを−Δx、+ΔTTを−ΔTT
と置換えた式で表わされる偏差Δが零となるよう
ロツクアツプクラツチ伝達トルクTLを減少して
行なわれるが、このスリツプ制御中もボール溝底
面13a,14aの前記傾斜に起因して、フイー
ドバツク量が小さく、スリツプ制御をハンチング
の発生なしに安定して行なうことができる。
TLを−ΔTL、+Δxを−Δx、+ΔTTを−ΔTT
と置換えた式で表わされる偏差Δが零となるよう
ロツクアツプクラツチ伝達トルクTLを減少して
行なわれるが、このスリツプ制御中もボール溝底
面13a,14aの前記傾斜に起因して、フイー
ドバツク量が小さく、スリツプ制御をハンチング
の発生なしに安定して行なうことができる。
(6) 発明の効果
かくして本発明は上述の如く、ボール溝底面1
3a,14aの前記傾斜角θを、可変オリフイス
19の閉方向における出力要素3及びロツクアツ
プクラツチ16の相対変位(図示例では相対回転
だが、軸方向相対移動も可)が進むにつれ、両者
の伝達トルク差の変化に対する該相対変位の割合
が減少するよう選定した(図示例ではdθ/dx>0に より)から、スリツプ量のずれに対するフイード
バツク量(図示例ではΔx)が常時適正となつ
て、安定したスリツプ制御を行なうことができ、
そのハンチングによるエンジンのうなり音や振動
の発生を防止し得る。
3a,14aの前記傾斜角θを、可変オリフイス
19の閉方向における出力要素3及びロツクアツ
プクラツチ16の相対変位(図示例では相対回転
だが、軸方向相対移動も可)が進むにつれ、両者
の伝達トルク差の変化に対する該相対変位の割合
が減少するよう選定した(図示例ではdθ/dx>0に より)から、スリツプ量のずれに対するフイード
バツク量(図示例ではΔx)が常時適正となつ
て、安定したスリツプ制御を行なうことができ、
そのハンチングによるエンジンのうなり音や振動
の発生を防止し得る。
第1図は本発明スリツプ制御装置を具えたロツ
クアツプトルクコンバータの縦断側面図、第2図
乃至第4図は夫々同トルクコンバータのロツクア
ツプ制御弁に係わる作用説明図、第5図は第1図
の−線上における展開断面図、第6図は第5
図に示すポール溝底面の傾斜角説明図、第7図は
第1図の矢視方向に見た可変オリフイスの平面
図、第8図は可変オリフイスの開度変化特性図、
第9図は本発明装置によるロツクアツプトルクコ
ンバータの動作タイムチヤート、第10図は本願
出願人が先に提案したスリツプ制御装置のカム機
構を示す第5図と同様の展開断面図、第11図は
可変オリフイス開度変化に対するロツクアツプ解
除圧の応答遅れを示すタイムチヤート、第12図
は本願出願人が先に提案したスリツプ制御装置に
よるロツクアツプトルクコンバータの動作タイム
チヤートである。 1……トルクコンバータ、2……ポンプインペ
ラ(トルクコンバータ入力要素)、3……タービ
ンランナ(トルクコンバータ出力要素)、4……
ステータ、5……コンバータカバー、9……ター
ビンハブ、9a……ハブフランジ、9b……孔
(可変オリフイス)、10……スリーブ、10a…
…スリーブフランジ、10b,10c,10d…
…孔(10d……可変オリフイス)、10e……
歯、11……トルクコンバータ出力軸、12……
圧力室、13,14……ポール溝(カム機構)、
13a,14a……ポール溝底面(カム機構)、
15……ポール(カム機構)、17……コンバー
タ室、18……ロツクアツプ制御室、19……可
変オリフイス、20……環状部材、20a……
歯、21……一方向クラツチ、22……中空固定
軸、25……ロツクアツプ制御弁、26……固定
オリフイス、S……可変オリフイス開度。
クアツプトルクコンバータの縦断側面図、第2図
乃至第4図は夫々同トルクコンバータのロツクア
ツプ制御弁に係わる作用説明図、第5図は第1図
の−線上における展開断面図、第6図は第5
図に示すポール溝底面の傾斜角説明図、第7図は
第1図の矢視方向に見た可変オリフイスの平面
図、第8図は可変オリフイスの開度変化特性図、
第9図は本発明装置によるロツクアツプトルクコ
ンバータの動作タイムチヤート、第10図は本願
出願人が先に提案したスリツプ制御装置のカム機
構を示す第5図と同様の展開断面図、第11図は
可変オリフイス開度変化に対するロツクアツプ解
除圧の応答遅れを示すタイムチヤート、第12図
は本願出願人が先に提案したスリツプ制御装置に
よるロツクアツプトルクコンバータの動作タイム
チヤートである。 1……トルクコンバータ、2……ポンプインペ
ラ(トルクコンバータ入力要素)、3……タービ
ンランナ(トルクコンバータ出力要素)、4……
ステータ、5……コンバータカバー、9……ター
ビンハブ、9a……ハブフランジ、9b……孔
(可変オリフイス)、10……スリーブ、10a…
…スリーブフランジ、10b,10c,10d…
…孔(10d……可変オリフイス)、10e……
歯、11……トルクコンバータ出力軸、12……
圧力室、13,14……ポール溝(カム機構)、
13a,14a……ポール溝底面(カム機構)、
15……ポール(カム機構)、17……コンバー
タ室、18……ロツクアツプ制御室、19……可
変オリフイス、20……環状部材、20a……
歯、21……一方向クラツチ、22……中空固定
軸、25……ロツクアツプ制御弁、26……固定
オリフイス、S……可変オリフイス開度。
Claims (1)
- 1 入出力要素と、これら入出力要素間のスリツ
プをコンバータ室及びロツクアツプ制御室間の差
圧の応動して制限するロツクアツプクラツチとを
具え、前記出力要素を該ロツクアツプクラツチに
対し、対をなす対向したボール溝及びこれらボー
ル溝間に介在させたボールよりなるカム機構によ
り、前記出力要素及びロツクアツプクラツチの伝
達トルク差に応じ相対変位し得るよう駆動結合す
ると共に、該相対変位により開度変化して前記コ
ンバータ室及びロツクアツプ制御室間の連通度を
加減することで前記スリツプを制御可能な可変オ
リフイスを設けたロツクアツプトルクコンバータ
において、前記ボール溝の底面と、前記出力要素
及びロツクアツプクラツチの回転面とが成す角度
を、前記可変オリフイスの閉方向における前記相
対変位が進むにつれ、前記伝達トルク差の変化に
対する該相対変位の割合が減少するよう選定した
ことを特徴とするロツクアツプトルクコンバータ
のスリツプ制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24474783A JPS60139967A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | ロツクアツプトルクコンバ−タのスリツプ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24474783A JPS60139967A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | ロツクアツプトルクコンバ−タのスリツプ制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60139967A JPS60139967A (ja) | 1985-07-24 |
| JPS6150182B2 true JPS6150182B2 (ja) | 1986-11-01 |
Family
ID=17123288
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24474783A Granted JPS60139967A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | ロツクアツプトルクコンバ−タのスリツプ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60139967A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4871158B2 (ja) * | 2007-02-08 | 2012-02-08 | 日本コヴィディエン株式会社 | 医療用活栓 |
-
1983
- 1983-12-27 JP JP24474783A patent/JPS60139967A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60139967A (ja) | 1985-07-24 |
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