JPS6153933B2 - - Google Patents
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- JPS6153933B2 JPS6153933B2 JP55105670A JP10567080A JPS6153933B2 JP S6153933 B2 JPS6153933 B2 JP S6153933B2 JP 55105670 A JP55105670 A JP 55105670A JP 10567080 A JP10567080 A JP 10567080A JP S6153933 B2 JPS6153933 B2 JP S6153933B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joining
- split mold
- thermoplastic elastomer
- molded product
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
Landscapes
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
本発明は、熱可塑性エラストマー成形品の接合
方法および装置に関する。更に詳しくは、異形端
面を有する熱可塑性エラストマー成形品などにも
有効な適用し得る接合方法および装置に関する。 例えば、自動車のウインドーシールガスケツト
などの複雑な異形断面を有する成形品は、従来主
としてSBRなどのジエン系ゴムの加硫物として成
形されている。しかしながら、これらのゴムを使
用してかかる加硫成形品を製造する場合には、ジ
エン系ゴムに軟化剤、充填剤、補強剤などをバン
バリーミキサーなどを用いて混練する工程、引き
続き厳重な温度制御下に、即ち加硫剤の混合時に
加硫が生起しない温度で、しかも十分に加硫剤が
混合されるようにゴムが流動化する温度条件下で
加硫剤をゴムに混合するロール加工工程を経て、
一旦加硫剤、軟化剤、充填剤、補強剤などが均一
に配合された未加硫の配合ゴムを調製し、この配
合ゴムを所定の形状に成形した後、加熱加硫する
という煩雑な工程がとられており、この結果この
ような方法は製造が決して容易ではないばかりで
はなく、価格的にも安くなり得ないなどの問題点
がみられた。 ところで、最近室温付近では加硫ゴムと類似の
性質を示し、一方高温では溶融流動して熱可塑性
樹脂と類似の性質を示す熱可塑性エラストマーが
注目されるようになり、このような熱可塑性エラ
ストマーは、前記ゴムから加硫成形物を製造する
際に必須のロール加工工程および加硫工程などの
煩雑な工程を必要とはせずに、通常の成形および
冷却のみによつて成形品を取得することができる
という利点を有している。 そこで、本発明者らは、このような好ましい性
質を有する熱可塑性エラストマーを用いて、複雑
な異形断面を有する成形品を成形せんと種々の注
型成形を試みたが、いずれも所望の形状を有する
成形品を得ることが困難であつた。このため、所
望成形品の主要部分を押出成形法などで成形し、
成形された所定長さの直線状または非直線状のセ
グメントを直線状または非直線状に接合させるこ
とにより、所望形状の成形品を得ることに成功し
た。 従つて、本発明は熱可塑性エラストマー成形品
の接合方法に係り、この熱可塑性エラストマー成
形品の接合は、互いに接合さるべき熱可塑性エラ
ストマー成形品、好ましくは押出成形品の端部
を、それぞれの成形品端面と同じ端面を有する成
形品を注型成形、好ましくは射出成形し得る割型
内で互いに隔離した状態で予備加熱した後、割型
内の前記成形品端部間に熱可塑性エラストマーを
注入し、冷却することによつて行われる。 本発明はまた、このような熱可塑性エラストマ
ー成形品の接合などに用いられる成形品の接合装
置に係り、この成形品接合装置は、少くとも一方
の割型の摺動によつて互いの接触および分離が可
能な一組の割型からなり、各割型はそれの対向接
触面から他の面へ接合さるべき成形品の端部と同
じ断面部分を有する貫通孔が穿設されており、こ
れらの貫通孔端面が同一位置にある前記接触対向
面の上部には注型成形用樹脂注入口、好ましくは
射出成形用樹脂注入口が設けられており、更に分
離された割型の貫通孔に嵌挿可能な加熱部を有す
るヒーターが備えられて構成されている。 次に、図面について本発明を説明する。 図面の第1図は、本発明に係る成形品の接合装
置の一態様の正面図であり、第2図はその右側面
図である。第3図は、第1〜2図に示される直線
状の接合に用いられるヒーターの平面図a、左側
面図bおよび正面図cである。第4図は、非直線
状の接合に用いられる一組の割型の平面図a、正
面図bおよび右側面図cである。第5図は、第4
図の割型に用いられるヒーターの平面図a、左側
面図bおよび正面図cである。 第1〜2図において、支柱1には上部固定台2
および下部固定台2′および可動台3がそれぞれ
取り付けられており、可動台3は下部固定台2′
上に設置された油圧ラム4の作動によつて、支柱
1をガイドとして上下に可動し得るようになつて
いる。可動台3上には、割型取付固定台5に搭載
した固定式割型6と割型取付可動台7に搭載した
可動式割型8とがそれぞれ取り付けられており、
可動台搭載割型は油圧シリンダー9の作動によ
り、スライドレール固定板10をガイドとするス
ライドレール11上を左右に摺動し得るようにな
つており、この摺動により固定式割型6と可動式
割型8とは互いに接触対向面12aおよび12b
で接触したり、あるいは分離したりする。 第1〜3図に表わされた態様は、直線状の接合
方法を示したものである。固定式割型6および可
動式割型8は、それぞれ上型6aまたは8aと下
型6bまたは8bよりなり、各上型と下型とは蝶
番13aまたは13bによつて開聞可能となつて
おり、接合時には締付具14aまたは14bによ
つて割型6または8が閉じられる。各割型6また
は8は、それの接触対向面12aまたは12bか
らそれらが向い合う面15aまたは15bにかけ
て、接合さるべき押出成形品の端面と同じ梅花状
断面の貫通孔16aまたは16bが穿設されてお
り、これらの貫通孔16aおよび16bのそれぞ
れの端面17aおよび17bは、接触対向面12
aおよび12bにおいて同一位置にある。 接合に際しては、まず互いに接合さるべき熱可
塑性エラストマー押出成形品の端面をそれぞれ線
18aおよび18bの位置迄嵌挿した後、これら
の互いに隔離した状態にある押出成形品端部の予
備加熱が行われる。予備加熱は、各割型6および
8に固着された軸受19aおよび19bに摺動可
能に取付けられたヒーター取付棒20に回転可能
に軸着されたヒーター21の加熱部22aおよび
22bを分離状態の各割型の貫通孔16aおよび
16bに嵌挿させることによつて行われる。 予備加熱が終了したら、ヒーター21は取りは
ずされ、割型の外の位置21′に戻し、分離され
ていた可動式割型8を摺動させて固定式割型6に
接触させる。その後、接触対向面12の上部に設
けられている射出成形用材料注入口23にノズル
24から、押出成形品と同一または親和性を有す
る熱可塑性エラストマーを注入し、冷却する。 第4〜5図に表わされた態様は、非直線状直角
の接合に用いられる一組の割型およびヒーターを
示したものである。割型6′および8′は、それの
接触対向面12′からそれらが隣接する側面15
a′または15b′にかけて、接合さるべき押出成形
品の端面と同じ梅花状断面の貫通孔16a′または
16b′が穿設されている。 接合に際しては、互いに接合さるべき熱可塑性
エラストマー押出成形品の端面それぞれが線18
a′および18b′の位置迄嵌挿され、以下直線状接
合の場合と同様の予備加熱および熱可塑性エラス
トマーの射出注入が行われる。ただし、予備加熱
に用いられるヒーター21′は、その加熱部22
a′および22b′が互いに一直線上にないため、そ
の腕の長さが一定では前記貫通孔16a′および1
6b′に挿入できないので、棒状体25および管状
体26の二重構造とし、これら両者間の摺動によ
つて腕の長さを可変のものとしなければならな
い。 このような本発明の接合方式によつて、被接合
成形品が有する強度にほゞ等しい強度を示す接合
部がそこに形成され、しかもその接合部の外観も
良好である。その結果、割型で成形し得る断面形
状をとる限り、規則的な断面形状を有するものは
勿論のこと、複雑な異形断面を有するものについ
ても接合部を有効に形成させ、リング状その他任
意の全体的形状を有する成形品を大きさの如何を
問わず得ることができる。 かかる接合方式がその成形品に適用される熱可
塑性エラストマーは、ポリオレフイン系樹脂とエ
チレン・α−オレフイン系共重合体ゴムの部分架
橋物とのブレンド体であつて、より詳細には次の
ようなものが示される。 (i) エチレンまたはプロピレンの単独重合体また
は少量の他の重合性単量体との共重合体によつ
て代表される各種ポリオレフイン系樹脂および
エチレンと炭素数3〜14のα−オレフインとの
2元共重合体ゴムまたはこれに各種ポリエン化
合物を更に共重合させた3元共重合体ゴムであ
るエチレン・α−オレフイン系共重合体ゴムの
部分架橋物のブレンド体からなる熱可塑性組成
物(例えば、特公昭53−21021号公報および特
開昭55−71738号公報参照) (ii) ポリオレフイン系樹脂とエチレン・α−オレ
フイン系共重合体ゴムとのブレンド体を動的に
熱処理して得られた熱可塑性組成物(例えば特
公昭53−34210号公報、特開昭53−149240号公
報および同53−149241号公報参照) (iii) ポリオレフイン系樹脂とエチレン・α−オレ
フイン系共重合体ゴムとのブレンド体を動的に
熱処理して得られたものに、更にポリオレフイ
ン系樹脂をブレンドして得られた熱可塑性組成
物(例えば特開昭53−145857号公報および同54
−16554号公報参照) (iv) エチレンの単独重合体または少量の他の重合
性単量体との共重合体によつて代表されるペル
オキシド架橋型ポリオレフイン系樹脂、プロピ
レンの単独重合体または少量の他の重合性単量
体との共重合体によつて代表されるペルオキシ
ド非架橋型ポリオレフイン系樹脂およびエチレ
ン・α−オレフイン系共重合体ゴムのブレンド
体を動的に熱処理して得られた熱可塑性組成物
(例えば特開昭55−71739号公報参照) これら各種の熱可塑性エラストマーの調製に用
いられるエチレン・α−オレフイン系共重合体ゴ
ムは、エチレンとα−オレフインとが50/50〜
90/10、好ましくは55/45〜85/15のモル比で共
重合しており、これに更にポリエン成分が共重合
されている場合には、共重合体のヨウ素価が約4
〜75、好ましくは約8〜40となるような量で共重
合させる。そして、これらのエチレン・α−オレ
フイン共重合体は、一般に約10〜150、好ましく
は約30〜100のムーニー粘度ML1+4(100℃)のも
のが使用されることが望ましい。 これらのエチレン・α−オレフイン系共重合体
ゴムの部分架橋は、一般にポリオレフイン系樹脂
を含む共重合体ゴム100重量部に対し約0.1〜2重
量部の有機ペルオキシドを用いて動的に熱処理し
て行われる。その際、熱可塑性エラストマーを構
成するポリオレフイン系樹脂、好ましくはポリプ
ロピレンとエチレン・α−オレフイン系共重合体
ゴムの部分架橋物とは、それらから成形される成
形品の性状に応じて種々の重量比となるようにブ
レンドして用いられる。また、これらの熱可塑性
エラストマー中には、必要に応じてポリイソブチ
レン、ブチルゴムなどによつて代表されるペルオ
キシド非架橋型炭化水素系ゴム状物質、鉱物油系
軟化剤、充填剤、着色剤などを配合することもで
きる。 接合部の形成には、接合さるべき押出成形品と
同一またはこれと親和性を有する熱可塑性エラス
トマーが用いられ、射出成形を含む注型成形によ
つて接合が行われる。非直線状の接合の場合に
は、一定の角度を有する接合部のみならず、ある
程度のアールを有する接合部をも形成させること
ができ、全体として変化に富んだ形状の成形品を
得ることを可能とさせる。 次に、実施例について本発明の効果を説明す
る。 実施例1〜4、比較例1〜4 結晶性ポリプロピレン25重量部、エチレン・プ
ロピレン・5−エチリデン−2−ノルボルネン3
元共重合体ゴム〔エチレン/プロビレン(モル
比)=79/21、ヨウ素価12、ムーニー粘度ML1+4
(100℃)=150〕の部分架橋物(シクロヘキサノン
中23℃で48時間抽出したときの不溶分82%)54重
量部およびパラフイン系プロセスオイル21重量部
のブレンド体からなる熱可塑性エラストマーを、
幅70mm、厚さ3mmの板状体を連続的に押出し、そ
れを100mmの長さに切断して試験片とした。 この板状体試験片を、第1〜3図に示される如
くにして、直線状の接合を行なつた。なお、射出
成形用材料としては、前記板状体成形材料と同じ
組成の熱可塑性エラストマーが用いられた。 得られた結果は後記表に示されるが、この結果
から次のようなことがいえる。即ち、予備加熱を
行わない場合には、射出圧が比較的低いときには
外観はよいが破断点応力の保持率が数%前後迄極
端に低下し、一方射出圧を高めると30%前後迄応
力保持率は回復するものの外観が損われる。この
ため、外観を損うことなくすぐれた応力保持率を
維持した接合部を得ることは、到底不可能であ
る。これに対して、予備加熱を行なう本発明の方
法にあつては、比較的低い射出圧でも90%以上の
高い応力保持率を示し、しかも外観のすぐれた接
合部を形成し得る。 なお、従来のバツト溶接法に従つて、被接合端
部を200℃に20秒間予備加熱し、圧着すると、接
合部の破断点応力については104Kg/cm2(保持率95
%)の値が得られたが、そのバリ状態は×の評価
が得られる。
方法および装置に関する。更に詳しくは、異形端
面を有する熱可塑性エラストマー成形品などにも
有効な適用し得る接合方法および装置に関する。 例えば、自動車のウインドーシールガスケツト
などの複雑な異形断面を有する成形品は、従来主
としてSBRなどのジエン系ゴムの加硫物として成
形されている。しかしながら、これらのゴムを使
用してかかる加硫成形品を製造する場合には、ジ
エン系ゴムに軟化剤、充填剤、補強剤などをバン
バリーミキサーなどを用いて混練する工程、引き
続き厳重な温度制御下に、即ち加硫剤の混合時に
加硫が生起しない温度で、しかも十分に加硫剤が
混合されるようにゴムが流動化する温度条件下で
加硫剤をゴムに混合するロール加工工程を経て、
一旦加硫剤、軟化剤、充填剤、補強剤などが均一
に配合された未加硫の配合ゴムを調製し、この配
合ゴムを所定の形状に成形した後、加熱加硫する
という煩雑な工程がとられており、この結果この
ような方法は製造が決して容易ではないばかりで
はなく、価格的にも安くなり得ないなどの問題点
がみられた。 ところで、最近室温付近では加硫ゴムと類似の
性質を示し、一方高温では溶融流動して熱可塑性
樹脂と類似の性質を示す熱可塑性エラストマーが
注目されるようになり、このような熱可塑性エラ
ストマーは、前記ゴムから加硫成形物を製造する
際に必須のロール加工工程および加硫工程などの
煩雑な工程を必要とはせずに、通常の成形および
冷却のみによつて成形品を取得することができる
という利点を有している。 そこで、本発明者らは、このような好ましい性
質を有する熱可塑性エラストマーを用いて、複雑
な異形断面を有する成形品を成形せんと種々の注
型成形を試みたが、いずれも所望の形状を有する
成形品を得ることが困難であつた。このため、所
望成形品の主要部分を押出成形法などで成形し、
成形された所定長さの直線状または非直線状のセ
グメントを直線状または非直線状に接合させるこ
とにより、所望形状の成形品を得ることに成功し
た。 従つて、本発明は熱可塑性エラストマー成形品
の接合方法に係り、この熱可塑性エラストマー成
形品の接合は、互いに接合さるべき熱可塑性エラ
ストマー成形品、好ましくは押出成形品の端部
を、それぞれの成形品端面と同じ端面を有する成
形品を注型成形、好ましくは射出成形し得る割型
内で互いに隔離した状態で予備加熱した後、割型
内の前記成形品端部間に熱可塑性エラストマーを
注入し、冷却することによつて行われる。 本発明はまた、このような熱可塑性エラストマ
ー成形品の接合などに用いられる成形品の接合装
置に係り、この成形品接合装置は、少くとも一方
の割型の摺動によつて互いの接触および分離が可
能な一組の割型からなり、各割型はそれの対向接
触面から他の面へ接合さるべき成形品の端部と同
じ断面部分を有する貫通孔が穿設されており、こ
れらの貫通孔端面が同一位置にある前記接触対向
面の上部には注型成形用樹脂注入口、好ましくは
射出成形用樹脂注入口が設けられており、更に分
離された割型の貫通孔に嵌挿可能な加熱部を有す
るヒーターが備えられて構成されている。 次に、図面について本発明を説明する。 図面の第1図は、本発明に係る成形品の接合装
置の一態様の正面図であり、第2図はその右側面
図である。第3図は、第1〜2図に示される直線
状の接合に用いられるヒーターの平面図a、左側
面図bおよび正面図cである。第4図は、非直線
状の接合に用いられる一組の割型の平面図a、正
面図bおよび右側面図cである。第5図は、第4
図の割型に用いられるヒーターの平面図a、左側
面図bおよび正面図cである。 第1〜2図において、支柱1には上部固定台2
および下部固定台2′および可動台3がそれぞれ
取り付けられており、可動台3は下部固定台2′
上に設置された油圧ラム4の作動によつて、支柱
1をガイドとして上下に可動し得るようになつて
いる。可動台3上には、割型取付固定台5に搭載
した固定式割型6と割型取付可動台7に搭載した
可動式割型8とがそれぞれ取り付けられており、
可動台搭載割型は油圧シリンダー9の作動によ
り、スライドレール固定板10をガイドとするス
ライドレール11上を左右に摺動し得るようにな
つており、この摺動により固定式割型6と可動式
割型8とは互いに接触対向面12aおよび12b
で接触したり、あるいは分離したりする。 第1〜3図に表わされた態様は、直線状の接合
方法を示したものである。固定式割型6および可
動式割型8は、それぞれ上型6aまたは8aと下
型6bまたは8bよりなり、各上型と下型とは蝶
番13aまたは13bによつて開聞可能となつて
おり、接合時には締付具14aまたは14bによ
つて割型6または8が閉じられる。各割型6また
は8は、それの接触対向面12aまたは12bか
らそれらが向い合う面15aまたは15bにかけ
て、接合さるべき押出成形品の端面と同じ梅花状
断面の貫通孔16aまたは16bが穿設されてお
り、これらの貫通孔16aおよび16bのそれぞ
れの端面17aおよび17bは、接触対向面12
aおよび12bにおいて同一位置にある。 接合に際しては、まず互いに接合さるべき熱可
塑性エラストマー押出成形品の端面をそれぞれ線
18aおよび18bの位置迄嵌挿した後、これら
の互いに隔離した状態にある押出成形品端部の予
備加熱が行われる。予備加熱は、各割型6および
8に固着された軸受19aおよび19bに摺動可
能に取付けられたヒーター取付棒20に回転可能
に軸着されたヒーター21の加熱部22aおよび
22bを分離状態の各割型の貫通孔16aおよび
16bに嵌挿させることによつて行われる。 予備加熱が終了したら、ヒーター21は取りは
ずされ、割型の外の位置21′に戻し、分離され
ていた可動式割型8を摺動させて固定式割型6に
接触させる。その後、接触対向面12の上部に設
けられている射出成形用材料注入口23にノズル
24から、押出成形品と同一または親和性を有す
る熱可塑性エラストマーを注入し、冷却する。 第4〜5図に表わされた態様は、非直線状直角
の接合に用いられる一組の割型およびヒーターを
示したものである。割型6′および8′は、それの
接触対向面12′からそれらが隣接する側面15
a′または15b′にかけて、接合さるべき押出成形
品の端面と同じ梅花状断面の貫通孔16a′または
16b′が穿設されている。 接合に際しては、互いに接合さるべき熱可塑性
エラストマー押出成形品の端面それぞれが線18
a′および18b′の位置迄嵌挿され、以下直線状接
合の場合と同様の予備加熱および熱可塑性エラス
トマーの射出注入が行われる。ただし、予備加熱
に用いられるヒーター21′は、その加熱部22
a′および22b′が互いに一直線上にないため、そ
の腕の長さが一定では前記貫通孔16a′および1
6b′に挿入できないので、棒状体25および管状
体26の二重構造とし、これら両者間の摺動によ
つて腕の長さを可変のものとしなければならな
い。 このような本発明の接合方式によつて、被接合
成形品が有する強度にほゞ等しい強度を示す接合
部がそこに形成され、しかもその接合部の外観も
良好である。その結果、割型で成形し得る断面形
状をとる限り、規則的な断面形状を有するものは
勿論のこと、複雑な異形断面を有するものについ
ても接合部を有効に形成させ、リング状その他任
意の全体的形状を有する成形品を大きさの如何を
問わず得ることができる。 かかる接合方式がその成形品に適用される熱可
塑性エラストマーは、ポリオレフイン系樹脂とエ
チレン・α−オレフイン系共重合体ゴムの部分架
橋物とのブレンド体であつて、より詳細には次の
ようなものが示される。 (i) エチレンまたはプロピレンの単独重合体また
は少量の他の重合性単量体との共重合体によつ
て代表される各種ポリオレフイン系樹脂および
エチレンと炭素数3〜14のα−オレフインとの
2元共重合体ゴムまたはこれに各種ポリエン化
合物を更に共重合させた3元共重合体ゴムであ
るエチレン・α−オレフイン系共重合体ゴムの
部分架橋物のブレンド体からなる熱可塑性組成
物(例えば、特公昭53−21021号公報および特
開昭55−71738号公報参照) (ii) ポリオレフイン系樹脂とエチレン・α−オレ
フイン系共重合体ゴムとのブレンド体を動的に
熱処理して得られた熱可塑性組成物(例えば特
公昭53−34210号公報、特開昭53−149240号公
報および同53−149241号公報参照) (iii) ポリオレフイン系樹脂とエチレン・α−オレ
フイン系共重合体ゴムとのブレンド体を動的に
熱処理して得られたものに、更にポリオレフイ
ン系樹脂をブレンドして得られた熱可塑性組成
物(例えば特開昭53−145857号公報および同54
−16554号公報参照) (iv) エチレンの単独重合体または少量の他の重合
性単量体との共重合体によつて代表されるペル
オキシド架橋型ポリオレフイン系樹脂、プロピ
レンの単独重合体または少量の他の重合性単量
体との共重合体によつて代表されるペルオキシ
ド非架橋型ポリオレフイン系樹脂およびエチレ
ン・α−オレフイン系共重合体ゴムのブレンド
体を動的に熱処理して得られた熱可塑性組成物
(例えば特開昭55−71739号公報参照) これら各種の熱可塑性エラストマーの調製に用
いられるエチレン・α−オレフイン系共重合体ゴ
ムは、エチレンとα−オレフインとが50/50〜
90/10、好ましくは55/45〜85/15のモル比で共
重合しており、これに更にポリエン成分が共重合
されている場合には、共重合体のヨウ素価が約4
〜75、好ましくは約8〜40となるような量で共重
合させる。そして、これらのエチレン・α−オレ
フイン共重合体は、一般に約10〜150、好ましく
は約30〜100のムーニー粘度ML1+4(100℃)のも
のが使用されることが望ましい。 これらのエチレン・α−オレフイン系共重合体
ゴムの部分架橋は、一般にポリオレフイン系樹脂
を含む共重合体ゴム100重量部に対し約0.1〜2重
量部の有機ペルオキシドを用いて動的に熱処理し
て行われる。その際、熱可塑性エラストマーを構
成するポリオレフイン系樹脂、好ましくはポリプ
ロピレンとエチレン・α−オレフイン系共重合体
ゴムの部分架橋物とは、それらから成形される成
形品の性状に応じて種々の重量比となるようにブ
レンドして用いられる。また、これらの熱可塑性
エラストマー中には、必要に応じてポリイソブチ
レン、ブチルゴムなどによつて代表されるペルオ
キシド非架橋型炭化水素系ゴム状物質、鉱物油系
軟化剤、充填剤、着色剤などを配合することもで
きる。 接合部の形成には、接合さるべき押出成形品と
同一またはこれと親和性を有する熱可塑性エラス
トマーが用いられ、射出成形を含む注型成形によ
つて接合が行われる。非直線状の接合の場合に
は、一定の角度を有する接合部のみならず、ある
程度のアールを有する接合部をも形成させること
ができ、全体として変化に富んだ形状の成形品を
得ることを可能とさせる。 次に、実施例について本発明の効果を説明す
る。 実施例1〜4、比較例1〜4 結晶性ポリプロピレン25重量部、エチレン・プ
ロピレン・5−エチリデン−2−ノルボルネン3
元共重合体ゴム〔エチレン/プロビレン(モル
比)=79/21、ヨウ素価12、ムーニー粘度ML1+4
(100℃)=150〕の部分架橋物(シクロヘキサノン
中23℃で48時間抽出したときの不溶分82%)54重
量部およびパラフイン系プロセスオイル21重量部
のブレンド体からなる熱可塑性エラストマーを、
幅70mm、厚さ3mmの板状体を連続的に押出し、そ
れを100mmの長さに切断して試験片とした。 この板状体試験片を、第1〜3図に示される如
くにして、直線状の接合を行なつた。なお、射出
成形用材料としては、前記板状体成形材料と同じ
組成の熱可塑性エラストマーが用いられた。 得られた結果は後記表に示されるが、この結果
から次のようなことがいえる。即ち、予備加熱を
行わない場合には、射出圧が比較的低いときには
外観はよいが破断点応力の保持率が数%前後迄極
端に低下し、一方射出圧を高めると30%前後迄応
力保持率は回復するものの外観が損われる。この
ため、外観を損うことなくすぐれた応力保持率を
維持した接合部を得ることは、到底不可能であ
る。これに対して、予備加熱を行なう本発明の方
法にあつては、比較的低い射出圧でも90%以上の
高い応力保持率を示し、しかも外観のすぐれた接
合部を形成し得る。 なお、従来のバツト溶接法に従つて、被接合端
部を200℃に20秒間予備加熱し、圧着すると、接
合部の破断点応力については104Kg/cm2(保持率95
%)の値が得られたが、そのバリ状態は×の評価
が得られる。
【表】
第1図は、本発明に係る成形品の接合装置の一
態様の正面図であり、第2図はその右側面図であ
る。第3図は、第1〜2図に示される直線状の接
合に用いられるヒーターの平面図a、左側面図b
および正面図cである。第4図は、非直線状の接
合に用いられる一組の割型の平面図a、正面図b
および右側面図cである。第5図は、第4図の割
型に用いられるヒーターの平面図a、左側面図b
および正面図cである。 これらの図面において、符号6は固定式割型、
8は可動式割型、12はそれらの接触対向面、1
6は貫通孔、21はヒーター、22はその加熱
部、23は射出成形用樹脂注入口、そして24は
ノズルをそれぞれ指示する。
態様の正面図であり、第2図はその右側面図であ
る。第3図は、第1〜2図に示される直線状の接
合に用いられるヒーターの平面図a、左側面図b
および正面図cである。第4図は、非直線状の接
合に用いられる一組の割型の平面図a、正面図b
および右側面図cである。第5図は、第4図の割
型に用いられるヒーターの平面図a、左側面図b
および正面図cである。 これらの図面において、符号6は固定式割型、
8は可動式割型、12はそれらの接触対向面、1
6は貫通孔、21はヒーター、22はその加熱
部、23は射出成形用樹脂注入口、そして24は
ノズルをそれぞれ指示する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 互いに接合さるべき熱可塑性エラストマー成
形品の端部を、それぞれの成形品端面と同じ端面
を有する成形品を注型成形し得る割型内で互いに
隔離した状態で予備加熱した後、割型内の前記成
形品端部間に熱可塑性エラストマーを注入し、冷
却することを特徴とする熱可塑性エラストマー成
形品の接合方法。 2 異形端面を有する成形品が接合される特許請
求の範囲第1項記載の熱可塑性エラストマー成形
品の接合方法。 3 接合さるべき熱可塑性エラストマー成形品が
押出成形品である特許請求の範囲第1項または第
2項記載の熱可塑性エラストマー成形品の接合方
法。 4 注型成形し得る割型として射出成形し得る割
型が用いられる特許請求の範囲第1項記載の熱可
塑性エラストマー成形品の接合方法。 5 直線状の接合が行われる特許請求の範囲第1
項記載の熱可塑性エラストマー成形品の接合方
法。 6 非直線状の接合が行われる特許請求の範囲第
1項記載の熱可塑性エラストマー成形品の接合方
法。 7 少くとも一方の割型の摺動によつて互いの接
触および分離が可能な一組の割型からなり、各割
型はそれの接触対向面から他の面へ接合さるべき
成形品の端面と同じ断面部分を有する貫通孔が穿
設されており、これらの貫通孔端面が同一位置に
ある前記接触対向面の上部には注型成形用材料注
入口が設けられており、更に分離された割型の貫
通孔に嵌挿可能な加熱部を有するヒーターが備え
られている成形品の接合装置。 8 異形断面を有する貫通孔が割型に穿設されて
いる特許請求の範囲第7項記載の押出成形品の接
合装置。 9 注形成形用材料注入口として射出成形用材料
注入口が設けられている特許請求の範囲第7項記
載の成形品の接合装置。 10 ヒーターがヒーター取付棒に回転可能に軸
着されている特許請求の範囲第7項記載の成形品
の接合装置。 11 一方の割型の貫通孔と他方の割型の貫通孔
とが直線状の位置関係に穿設されている特許請求
の範囲第7項記載の成形品の接合装置。 12 一方の割型の貫通孔と他方の割型の貫通孔
とが非直線状の位置関係に穿設されている特許請
求の範囲第7項記載の成形品の接合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10567080A JPS5729441A (en) | 1980-07-31 | 1980-07-31 | Method and apparatus for joining molded thermoplastic elastomer item |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10567080A JPS5729441A (en) | 1980-07-31 | 1980-07-31 | Method and apparatus for joining molded thermoplastic elastomer item |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5729441A JPS5729441A (en) | 1982-02-17 |
| JPS6153933B2 true JPS6153933B2 (ja) | 1986-11-20 |
Family
ID=14413867
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10567080A Granted JPS5729441A (en) | 1980-07-31 | 1980-07-31 | Method and apparatus for joining molded thermoplastic elastomer item |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5729441A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62295431A (ja) * | 1986-06-13 | 1987-12-22 | Nichiden Mach Ltd | ワ−クピツクアツプ装置 |
| JPH01100437U (ja) * | 1987-12-22 | 1989-07-05 | ||
| EP2130861A2 (en) | 2001-09-18 | 2009-12-09 | JSR Corporation | Thermoplastic elastomer composition and method for producing the same |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61148012A (ja) * | 1984-12-24 | 1986-07-05 | Toyoda Gosei Co Ltd | ウエザストリツプの成形方法 |
| ES2225519T3 (es) | 2000-04-21 | 2005-03-16 | Jsr Corporation | Composicion de elastomero termoplastico. |
| WO2014047223A2 (en) * | 2012-09-18 | 2014-03-27 | Oc10, Llc | Materials, methods and devices for joining lines |
| US10285391B2 (en) | 2013-01-22 | 2019-05-14 | Tauten, Inc. | Method and apparatus for joining a fishing line to another fishing component, for adjusting the buoyancy of fishing components, and for cutting a fishing line |
-
1980
- 1980-07-31 JP JP10567080A patent/JPS5729441A/ja active Granted
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62295431A (ja) * | 1986-06-13 | 1987-12-22 | Nichiden Mach Ltd | ワ−クピツクアツプ装置 |
| JPH01100437U (ja) * | 1987-12-22 | 1989-07-05 | ||
| EP2130861A2 (en) | 2001-09-18 | 2009-12-09 | JSR Corporation | Thermoplastic elastomer composition and method for producing the same |
| EP2135895A1 (en) | 2001-09-18 | 2009-12-23 | JSR Corporation | Thermoplastic elastomer composition and method for producing the same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5729441A (en) | 1982-02-17 |
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