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JPS6154014B2 - - Google Patents
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JPS6154014B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6154014B2
JPS6154014B2 JP8649079A JP8649079A JPS6154014B2 JP S6154014 B2 JPS6154014 B2 JP S6154014B2 JP 8649079 A JP8649079 A JP 8649079A JP 8649079 A JP8649079 A JP 8649079A JP S6154014 B2 JPS6154014 B2 JP S6154014B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alkaline substance
reaction
tertiary alcohol
chlorocarbonate
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8649079A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5612343A (en
Inventor
Hiroshi Hata
Takanori Anazawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication of JPS5612343A publication Critical patent/JPS5612343A/ja
Publication of JPS6154014B2 publication Critical patent/JPS6154014B2/ja
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は第2級または第3級アルコールの炭酸
エステル類の製造法に関するものであり、さらに
詳しくは第2級または第3級アルコールとクロル
炭酸エステルの反応により、第2級または第3級
アルコール炭酸エステルを製造する方法におい
て、微粉砕した無水の固体アルカリ性物質を使用
することを特徴とする方法に関するものである。 アルコールの炭酸エステルの製造法としてはカ
ーボネートとアルコールによる方法、アルコール
とクロル炭酸エステルをアルカリ水溶液と反応さ
せる方法、アルコールとクロル炭酸エステルとを
有機塩基と反応させる方法が知られている。カー
ボネートとのアルコール交換反応では、アルコー
ルの反応性は1級≫2級≫3級の順であり、第2
級および第3級アルコールは炭酸エステルを生成
し難い。クロル炭酸エステルとアルコールの反応
で炭酸エステルを合成する場合は、苛性ソーダの
水溶液またはアミン系の塩基を使用して合成され
ている。 本発明者らは第2級または第3級アルコールと
クロル炭酸エステルより、第2級または第3級ア
ルコールの炭酸エステルの製造を試みた。目的物
である第2級または第3級アルコールの炭酸エス
テルは次の一般式(),()または()で示
されるが、この中(),()は香料として、ま
た()は中間体として重要な化合物である。
【式】
【式】
【式】 ここでR1は水素またはメチル基であり、R2
【式】で示されるイソ プレノイド基(nは1乃至10の整数)、2重結合
転移イソプレノイド基、環化イソプレノイド基ま
たはこれらの部分的あるいは完全水素化物であ
る。R3は直鎖アルキル基または分枝アルキル基
をしめしR4、R5、R6は水素、直鎖アルキル基、
分枝アルキル基、アルケニル基等を示すものであ
る。 発明者らはこれら第2級または第3級アルコー
ルの炭酸エステルを合成する方法において、クロ
ル炭酸エステルとアルカリ性水溶液を使用する場
合は、生成炭酸エステルの収率は50%以下の収率
しか得られないことを知つた。またクロル炭酸エ
ステルと脂肪族アミン例えばトリエチルアミン、
トリエチレンジアミン、芳香族アミンとしてジエ
チルアニリン、脂環式アミンとしてピリジン、キ
ノリン等の単独またはその組み合せを使用して
も、いずれの場合も全く目的物が得られないか、
得られても低い収率にしか過ぎず工業的合成法と
はなり得ないと判断した。 これら既知の方法はクロル炭酸エステルがアル
コールと反応するより加水分解を受ける速度がは
やいこと、あるいはアミンを用いる場合は安定な
塩をつくるため、結果的には3級アルコールの炭
酸エステルの収率が向上しないことになると考え
られる。 そこで非水系による反応を試みたが、固形のア
ルカリを使用した場合は、反応中に生成した塩に
よりアルカリ表面が包まれ、充分な反応が起らず
低収率でしか目的物は得られないことを知つた。
そこで溶媒中で固形アルカリを微粉砕するか、反
応中に微粉砕しつつ反応を行つたところ、驚くべ
きことに目的とする第2級または第3級アルコー
ルの炭酸エステルが容易に、しかも高収率で得ら
れることを見出し本発明に到達したものである。 本発明の骨子とするところは、第2級または第
3級アルコールの炭酸エステルを製造する方法に
おいて、固形の無水苛性アルカリを微細粒子化し
たものに第2級または第3級アルコールおよびク
ロル炭酸エステルを加えて反応させるか、固形の
無水苛性アルカリを反応媒質中で微細粒子化しな
がら反応させることを特徴とするものである。 アルカリ性物質を微細粒子化するには、該物質
を溶解せず且つ該物質に対して不活性な液体媒中
でポリトロン(商品名)等のホモミキサーやボー
ルミルを用いて微粉砕することができる。この様
にすれば、アルカリ性物質は吸水することなく粒
径50μ以下の微粒子に粉砕することができる。 本発明に使用できる溶媒としては一般の有材溶
媒が使用できるが特に飽和脂肪族炭化水素、芳香
族炭化水素、脂肪族ケトン等が好ましく、これら
溶媒としてはペンタン、ヘキサン、オクタン、ベ
ンゼン、キシレン、トルエン、アセトン、メチル
エチルケトン、メチルイソブチルケトン等が好適
である。これら溶媒の使用量は第2級または第3
級アルコールに対し2倍ないし15倍がよく、この
ましくは3倍ないし10倍である。第2級または第
3級アルコールに対し2倍以下では、微粉砕した
苛性アルカリを使用して反応させる際反応系がゲ
ル状となり除熱撹拌の効率が低下し、目的とする
炭酸エステルの収率は低下する。また15倍量より
以上の溶媒の使用は、炭酸エステルの収率は向上
するが反応容量に対する目的物の収得量が減少
し、また多量の溶媒の後処理、回収再使用等反応
の効率面より工業的に好ましいとはいえない。 本反応に使用する苛性アルカリとしては、水酸
化アルカリ、水酸化アルカリ土類、アルカリおよ
びアルカリ土類の炭酸塩等であり、これらは微細
粒子として使用するため容易に微粉砕できるもの
が好ましいが、特に有機溶剤中にてホモミキサー
等で容易に微粉砕できる水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム等が好適であり、工業的見地から水酸
化ナトリウムが好適である。苛性アルカリの使用
量はクロル炭酸エステルに対しモル比で1倍乃至
15倍の範囲であり、好ましくは1.5倍乃至10倍の
範囲である。1倍モル以下では第2級または第3
級アルコールの反応率が低く、多量の原料アルコ
ールの回収再使用が必要となり、好ましくない。
また15倍モル以上使用すると反応終了後の過剰の
苛性アルカリの処理が煩雑となるのみならず、原
料費が高くなり好ましくない。 クロル炭酸エステルとしてはメチル、エチル、
n―プロピル、i―プロピル、n―ブチル等の飽
和直鎖アルキルまたは飽和分枝アルキル基を有す
るものであり、その使用量は第2級または第3級
アルコールに対しモル比で0.5倍乃至5倍、好ま
しくは1倍乃至3倍の範囲である。1倍モル以下
では未反応の第2級または第3級アルコールの回
収再使用量が多くなり、5倍モル以上では未反応
としてクロル炭酸エステルが残り、工業的に不利
となる。 本発明の方法は反応温度−20℃より50℃の間で
行えるが、好ましい反応温度は−10℃より20℃の
間である。−20℃より低温の場合は反応速度がお
そく、反応を完結するのに長時間を必要とし、ま
た50℃以上では副反応が起り収率低下の原因とな
る。 以下実施例をあげて詳しく説明するが、本発明
の主旨より実施例に限定するものではない。 実施例 1 トルエン500mlを1容量のホモミキサーを装
置した反応容器に入れ、粒状の無水苛性ソーダ80
gを加え、3000rpmで30分微粉砕し、トルエンの
苛性ソーダ懸濁液を得た。ついで5℃に冷却しデ
ヒドロリナロール61gを加え、さらにクロルエチ
ル炭酸エステル60gをトルエン100mlに溶解した
溶液を分液ロートより滴下反応させる。滴下中は
撹拌を続け反応温度を5〜10℃に保つように冷却
する。滴下時間は3時間を要し、滴下終了後も同
温度で30分反応をつづけ、ついで多量の10%食塩
水、および水でアルカリを除き、有機層を分離し
てトルエンを追い出し、残留物を減圧下に精留し
て88〜91℃(2mmHg)の留分69gを得た。これ
は使用したデヒドロリナロールに対する収率は77
%であり、赤外分析、質量分析、NMR分析等よ
デヒドロリナリルエチルカーボネートの構造を有
するものであることが確認された。 比較例 1 トルエン80ml、デヒドロリナロール61g、クロ
ルエチル炭酸エステル65gを反応容器に入れ5℃
に冷却し、水酸化ナトリウム80gを90gの水に溶
解した濃原液を1.5時間で撹拌下に滴下する。こ
の間5〜10℃に保つように冷却し、滴下終了後さ
らに同温度で30分反応を続ける。反応終了後水層
を分離し、有機層は10%食塩水でアルカリがなく
なるまで洗浄し、得られた有機層は実施例1と同
様にトルエン追出し後精留し、デヒドロリナリル
エチルカーボネートを38g得た。これは使用した
デヒドロリナロールに対し42%の収率であつた。 実施例 2 実施例1の条件で苛性ソーダの粉砕効果を見る
ために、粉砕機の廻転数を変えて反応を行ない表
1の結果を得た。
【表】 実施例 3 実施例1の条件において、アルカリの種類およ
び使用量をかえて反応を行つた。他の条件および
処理は同じであり、表2の結果が得られた。
【表】 実施例 4 実施例1の方法において、溶媒の種類および使
用量をかえて反応を行つた。なお苛性アルカリと
しては水酸化ナトリウムの使用量を160gとし、
クロル炭酸エステルは使用溶媒100mlに溶解して
滴下反応させた。その結果を表3に示す。表中の
溶媒使用量とはこの溶解用溶媒100mlを含む全使
用量である。
【表】 実施例 5 実施例1の方法においてクロル炭酸エチルの代
りに、クロル炭酸プロピルエステル73gを使用し
た以外は、同様の反応条件および処理操作を行な
い、デヒドロリナリルプロピルカーボネートを94
〜97℃(2mmHg)の留分として92gを得た。こ
れは原料デヒドロリナロールの使用量に対し81%
の収率である。 実施例 6 実施例1の方法においてデヒドロリナロールの
代りに、デヒドロネロリドール88gを使用し、ミ
キサーとしてポリトロンを使用し、400rpmの廻
転数で水酸化ナトリウムの粉砕を行つた以外は、
同様の反応によりデヒドロネロリルエチルカーボ
ネートを139〜143℃(1mmHg)の留分として97
g(収率83%)を得た。 実施例 7 実施例1の方法においデヒドロリナロールの代
りにt―ブタノール74gを使用した以外は、同様
の条件下に反応させ、t―ブチルエチルカーボネ
ートを130〜134℃の留分として61gを得た。 実施例 8 実施例1の方法においデヒドロリナロールの代
りにsec.―ブタノール74gを使用した以外は同様
の条件下に反応させ、sec.―ブチルエチルカーボ
ネートを130〜134℃の留分として106g得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第2級または第3級アルコールとクロル炭酸
    エステルとをアルカリ性物質の存在下に反応させ
    て第2級または第3級アルコールの炭酸エステル
    を製造する方法において、アルカリ性物質として
    無水の固体微細粒子状アルカリ性物質を用い、非
    水系媒質中で反応させることを特徴とする第2級
    または第3級アルコールの炭酸エステルの製造方
    法。 2 無水の固体微細粒子状アルカリ性物質が、該
    アルカリ性物質を溶解せず且つアルカリ性物質に
    対して不活性な液体中で粒径50μ以下に微細化さ
    れたものである特許請求の範囲第1項に記載の方
    法。 3 クロル炭酸エステルを第2級または第3級ア
    ルコールに対するモル比で0.5乃至5倍量、アル
    カリ性物質として苛性アルカリをクロル炭酸エス
    テルに対するモル比で1乃至15倍量用いる特許請
    求の範囲第1または2項に記載の方法。 4 得られる第2級または第3級アルコールの炭
    酸エステルが次の一般式で示されるものである特
    許請求の範囲第1,2または3項に記載の方法。 【式】【式】 【式】 (一般式において、R1は水素またはメチル基であ
    り、R2は【式】で示 されるイソプレノイド基(nは1乃至10の整
    数)、2重結合転移イソプレノイド基、環化イソ
    プレノイド基、またはこれらの部分的あるいは完
    全水素化物であり、R3は直鎖または分枝アルキ
    ル基であり、R4、R5、R6は水素直鎖または分枝
    アルキル基、アルケニル基を示す。)
JP8649079A 1979-07-10 1979-07-10 Production of carbonate of secondary or tertiary alcohol Granted JPS5612343A (en)

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JPS5612343A JPS5612343A (en) 1981-02-06
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