JPS6154100B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6154100B2 JPS6154100B2 JP16809679A JP16809679A JPS6154100B2 JP S6154100 B2 JPS6154100 B2 JP S6154100B2 JP 16809679 A JP16809679 A JP 16809679A JP 16809679 A JP16809679 A JP 16809679A JP S6154100 B2 JPS6154100 B2 JP S6154100B2
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- Japan
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- weight
- alloy
- crystal grains
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- added
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、Cu−Ni−Sn系合金に関するもので
あり、より詳細に述べるならば、Bの添加により
結晶粒の粗大化を抑えたCu−Ni−Sn系の電気機
器用ばね銅合金に関するものである。
あり、より詳細に述べるならば、Bの添加により
結晶粒の粗大化を抑えたCu−Ni−Sn系の電気機
器用ばね銅合金に関するものである。
Cu−Ni−Sn系銅合金はCu−Be合金(ベリリウ
ム青銅)やCu−Sn系合金にPを添加したリン青
銅と同じように電気機器用のばね材としてコネク
ター、リレー等に使用されている。特に、8.5〜
10.5%Niおよび1.8〜2.8%Snを含有する銅合金は
CDA−725合金として良く知られている。そし
て、Cu−Ni−Sn系銅合金に関して種々の改善が
行なわれている(例えば、特開昭52−136828号、
特開昭52−136829号、特開昭53−26223号、特開
昭54−57422号合照)。
ム青銅)やCu−Sn系合金にPを添加したリン青
銅と同じように電気機器用のばね材としてコネク
ター、リレー等に使用されている。特に、8.5〜
10.5%Niおよび1.8〜2.8%Snを含有する銅合金は
CDA−725合金として良く知られている。そし
て、Cu−Ni−Sn系銅合金に関して種々の改善が
行なわれている(例えば、特開昭52−136828号、
特開昭52−136829号、特開昭53−26223号、特開
昭54−57422号合照)。
Cu−Ni−Sn系銅合金は種々の優れた特性(耐
食性、導電性、半田付性、耐クリープ性、高強
度)を有しているが一方で肌荒れ現象が起きる欠
点がある。すなわち、コネクターなどを製造する
際に曲げ加工が不可避であり、その曲げ加工され
た部分のCu−Ni−Sn系合金表面にオレンジピー
ルやシワの如き肌荒れが生じてしまう。このよう
な肌荒れによつて、曲げ加工後のメツキにおいて
メツキ層の密着性が低下し、また、曲げ加工前に
メツキを施しておいたならばメツキ層の剥離が生
じやすくなる。
食性、導電性、半田付性、耐クリープ性、高強
度)を有しているが一方で肌荒れ現象が起きる欠
点がある。すなわち、コネクターなどを製造する
際に曲げ加工が不可避であり、その曲げ加工され
た部分のCu−Ni−Sn系合金表面にオレンジピー
ルやシワの如き肌荒れが生じてしまう。このよう
な肌荒れによつて、曲げ加工後のメツキにおいて
メツキ層の密着性が低下し、また、曲げ加工前に
メツキを施しておいたならばメツキ層の剥離が生
じやすくなる。
本発明の目的は、上述したようは肌荒れ現象が
曲げ加工時に生じないか又は非常に小さいもので
あるCu−Ni−Sn系の電気機器用ばね銅合金を提
供することである。
曲げ加工時に生じないか又は非常に小さいもので
あるCu−Ni−Sn系の電気機器用ばね銅合金を提
供することである。
この目的が、本発明によると、5〜20重量%の
Ni、1〜8重量%のSnおよび0.02〜1.0重量%の
Bを含有し、残部がCuおよび不純物からなるこ
とを特徴とする電気機器用ばね銅合金によつて達
成される。
Ni、1〜8重量%のSnおよび0.02〜1.0重量%の
Bを含有し、残部がCuおよび不純物からなるこ
とを特徴とする電気機器用ばね銅合金によつて達
成される。
Cu−Ni−Sn系銅合金においては、Ni5重量%以
下およびSn1重量%以下では析出硬化による十分
な強度が得られず、また、Ni20重量%およびSn8
重量%以上では加工硬化が極めて大きくなり加工
性が悪くなる。
下およびSn1重量%以下では析出硬化による十分
な強度が得られず、また、Ni20重量%およびSn8
重量%以上では加工硬化が極めて大きくなり加工
性が悪くなる。
本発明に係るB添付の効果は次のようなもので
あると考えられる。
あると考えられる。
曲げ加工された部分における肌荒れ現象は結晶
粒が粗大なほど顕著となる。すなわち、一般に曲
げ加工などによる素材の塑性変形は個々の結晶粒
の変形を単位としてそれが集合して全体の変形に
なるわけであるが、素材表面部分の結晶粒におい
ては変形の際に浮出しが生じ、この浮出しは結晶
粒が大きいほど表面を粗くするわけである。従つ
て、結晶粒を微細化すれば肌荒れ現象を解決でき
る。一方、一般に銅伸展材の結晶粒の大きさは、
最終溶体化温度又は最終焼純温度によつて決ま
る。そして、Cu−Ni−Sn系銅合金の場合には、
特にSn量が多いほど析出硬化型であるので優れ
た機械的特性を出すために比較的高い温度(約
800℃)での溶体化熱処理が行なわれて、このよ
うな高い温度にて容易に結晶粒が粗大化してしま
う。そこで、BをCu−Ni−Sn系銅合金に添加す
ることによつて、前述した結晶の粗大化する温度
でも安定なB化合物(Ni−B系金属間化合物)
を均一微細に分散せしめて結晶粒界移動(粗大
化)を防止することができる。そして、B無添加
の場合と比較して結晶粒を微細化することができ
る。B添加量が0.02重量%以下であること、B化
合物の析出量が極めて少なく結晶粒粗大化の防止
効果がない。また、B添加量が1.0重量%以上で
あると、析出物が粗大化してしまい冷間加工性お
よび機械的特性が低下し実用不適となる。
粒が粗大なほど顕著となる。すなわち、一般に曲
げ加工などによる素材の塑性変形は個々の結晶粒
の変形を単位としてそれが集合して全体の変形に
なるわけであるが、素材表面部分の結晶粒におい
ては変形の際に浮出しが生じ、この浮出しは結晶
粒が大きいほど表面を粗くするわけである。従つ
て、結晶粒を微細化すれば肌荒れ現象を解決でき
る。一方、一般に銅伸展材の結晶粒の大きさは、
最終溶体化温度又は最終焼純温度によつて決ま
る。そして、Cu−Ni−Sn系銅合金の場合には、
特にSn量が多いほど析出硬化型であるので優れ
た機械的特性を出すために比較的高い温度(約
800℃)での溶体化熱処理が行なわれて、このよ
うな高い温度にて容易に結晶粒が粗大化してしま
う。そこで、BをCu−Ni−Sn系銅合金に添加す
ることによつて、前述した結晶の粗大化する温度
でも安定なB化合物(Ni−B系金属間化合物)
を均一微細に分散せしめて結晶粒界移動(粗大
化)を防止することができる。そして、B無添加
の場合と比較して結晶粒を微細化することができ
る。B添加量が0.02重量%以下であること、B化
合物の析出量が極めて少なく結晶粒粗大化の防止
効果がない。また、B添加量が1.0重量%以上で
あると、析出物が粗大化してしまい冷間加工性お
よび機械的特性が低下し実用不適となる。
さらに、添加されたBは溶解鋳造時に脱酸剤と
して働き、健全なインゴツトをつくる作用があ
る。
して働き、健全なインゴツトをつくる作用があ
る。
実施例
B添加量を0、0.02、0.05、0.2、0.5および1.0
重量%と変えて、Cu−9重量%Ni−6重量%Sn
合金を溶解しインゴツトを作つた。なお、Bは
Cu−B母合金で他成分の溶解後に添加した。製
造したインゴツトに825℃10時間の溶体化処理を
行なつた(すなわち10時間加熱した後水中に投入
して急冷した)。その後インゴツト表面を外削
し、冷間825℃1時間の焼鈍を825℃1時間の焼鈍
をくり返し最終板厚を0.6mmとした。このように
して得た板材を825℃1時間の最終焼鈍を行なつ
た後水焼入れし、結晶粒の大きさを測定した。そ
の結果を第1図に示す。B添加によつて結晶が微
細化されたことがわかる。さらに、上述したよう
にして得られた加工品の光学顕微境写真(320
倍)をB添加なしの場合と0.05重量%B添加の場
合について撮影した。第2図がB添加なし(Cu
−9%Ni−6%Sn)の顕微鏡写真で、第3図が
0.05重量%添加(Cu−9%Ni−6%Sn−0.5B)
の顕微鏡写真である。これら写真からもB添加に
よつてCn−Ni−Sn系銅合金の結晶粒が粗大化し
ないことがわかる。
重量%と変えて、Cu−9重量%Ni−6重量%Sn
合金を溶解しインゴツトを作つた。なお、Bは
Cu−B母合金で他成分の溶解後に添加した。製
造したインゴツトに825℃10時間の溶体化処理を
行なつた(すなわち10時間加熱した後水中に投入
して急冷した)。その後インゴツト表面を外削
し、冷間825℃1時間の焼鈍を825℃1時間の焼鈍
をくり返し最終板厚を0.6mmとした。このように
して得た板材を825℃1時間の最終焼鈍を行なつ
た後水焼入れし、結晶粒の大きさを測定した。そ
の結果を第1図に示す。B添加によつて結晶が微
細化されたことがわかる。さらに、上述したよう
にして得られた加工品の光学顕微境写真(320
倍)をB添加なしの場合と0.05重量%B添加の場
合について撮影した。第2図がB添加なし(Cu
−9%Ni−6%Sn)の顕微鏡写真で、第3図が
0.05重量%添加(Cu−9%Ni−6%Sn−0.5B)
の顕微鏡写真である。これら写真からもB添加に
よつてCn−Ni−Sn系銅合金の結晶粒が粗大化し
ないことがわかる。
このような最終焼鈍直後(圧延加工前)の板材
の結晶粒はその後の圧延により50%程度の加工率
を施してもその結晶粒の大きさは殆んど変わらな
い。すなわち最終焼鈍時での結晶粒度がほぼその
まま、圧延材の結晶粒度となる。そこでこれらの
場合(無添加と0.05重量B添加)の加工品を曲げ
加工したときの曲げた箇所の表面を比べて、みる
と無添加材では曲げ加工部表面に著しい肌荒れが
みられるのに対して、0.05重量%B添加材ではシ
ワ、オレンジピールのような肌荒れ現象はみられ
ない。なお、曲げ加工は板厚0.6mm、曲げ径0.6mm
のW曲げ加工により行ないその曲げ加工表面部を
ルーベにて観察した。
の結晶粒はその後の圧延により50%程度の加工率
を施してもその結晶粒の大きさは殆んど変わらな
い。すなわち最終焼鈍時での結晶粒度がほぼその
まま、圧延材の結晶粒度となる。そこでこれらの
場合(無添加と0.05重量B添加)の加工品を曲げ
加工したときの曲げた箇所の表面を比べて、みる
と無添加材では曲げ加工部表面に著しい肌荒れが
みられるのに対して、0.05重量%B添加材ではシ
ワ、オレンジピールのような肌荒れ現象はみられ
ない。なお、曲げ加工は板厚0.6mm、曲げ径0.6mm
のW曲げ加工により行ないその曲げ加工表面部を
ルーベにて観察した。
第1図は、Cu−Ni−Sn系銅合金におけるB添
加量と結晶粒の大きさとの関係を示す図表であ
り、第2図は、B無添加のCu−9重量%Ni−6
重量%Sn合金の顕微鏡写真であり、および、第
3図は、0.05重量%添加のCu−9重量%Ni−6
重量%Sn合金の顕微鏡写真である。
加量と結晶粒の大きさとの関係を示す図表であ
り、第2図は、B無添加のCu−9重量%Ni−6
重量%Sn合金の顕微鏡写真であり、および、第
3図は、0.05重量%添加のCu−9重量%Ni−6
重量%Sn合金の顕微鏡写真である。
Claims (1)
- 1 5〜20重量%のNi、1〜8重量%のSnおよ
び0.02〜1.0重量%のBを含有し、残部がCuおよ
び不純物からなることを特徴とする電気機器用ば
ね銅合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16809679A JPS5690947A (en) | 1979-12-26 | 1979-12-26 | Spring copper alloy for electric machinary |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16809679A JPS5690947A (en) | 1979-12-26 | 1979-12-26 | Spring copper alloy for electric machinary |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5690947A JPS5690947A (en) | 1981-07-23 |
| JPS6154100B2 true JPS6154100B2 (ja) | 1986-11-20 |
Family
ID=15861759
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16809679A Granted JPS5690947A (en) | 1979-12-26 | 1979-12-26 | Spring copper alloy for electric machinary |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5690947A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4448852A (en) * | 1982-09-20 | 1984-05-15 | Allied Corporation | Homogeneous low melting point copper based alloys |
| JPH0637680B2 (ja) * | 1987-06-15 | 1994-05-18 | 三菱電機株式会社 | 疲労特性に優れたCu−Ni−Sn合金 |
| CN116590570A (zh) * | 2023-07-05 | 2023-08-15 | 上海陕煤高新技术研究院有限公司 | 一种高性能铜镍锡硼合金及其合成方法 |
-
1979
- 1979-12-26 JP JP16809679A patent/JPS5690947A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5690947A (en) | 1981-07-23 |
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