JPS6154450B2 - - Google Patents
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- JPS6154450B2 JPS6154450B2 JP607482A JP607482A JPS6154450B2 JP S6154450 B2 JPS6154450 B2 JP S6154450B2 JP 607482 A JP607482 A JP 607482A JP 607482 A JP607482 A JP 607482A JP S6154450 B2 JPS6154450 B2 JP S6154450B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- damper
- branch pipe
- dust collection
- blower
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
本発明は、複数個所で発生する含塵ガスを集中
集塵する集塵系統の運転方法に関するものであ
る。 複数個所で発生する含塵ガスを集中集塵する集
塵系統として、鉄鋼業にあつてはいわゆる鋳床集
塵と呼ばれる高炉の鋳床回りから発生する含塵ガ
スを集中集塵する集塵系統があり、高炉の出銑
口、溶銑、溶滓樋、トピードカー等への溶銑落し
口等複数個所で発生する含塵ガスはそれぞれの発
生源に集塵口を設置して集中的に含塵ガスの吸引
除去がなされている。 これら含塵ガスの発生のうち、特に出銑口にお
ける発生について述べると、出銑口の開孔、出銑
初期、出銑末期、出銑口閉塞時等でその発生量が
大幅に変動する。ところで従前の代表的鋳床集塵
にあつては含塵ガス発生量の最大値に集塵能力を
合せ、上記出銑状態中最大吸引風量で含塵ガスを
吸引除去していた。その後本願出願人は特願昭56
−92091号により従来の鋳床集塵の運転方法を改
良して、集塵ブロワーの回転数制御あるいは集塵
系統中それぞれの集塵口に設置された枝管ダンパ
−制御を行う集塵系統の運転方法を提案したが、
前記出銑状態における含塵ガス発生量の変動及び
他出銑口開孔に伴う含塵ガス変動の錯綜から、そ
の制御は複雑となつて充分に効果的かつ省エネル
ギー状態で集塵するまでには至つていない。 高炉の鋳床集塵機において、適確な風量制御を
行なうためには高炉鋳床の複雑な発塵量変化を捉
えるため、入口ダンバ制御の場合には入口ダンパ
開度の基準、もしくは回転数制御の場合には集塵
ブロワの回転数基準が必要である。この基準を入
力させる方法として従来次のような方法が採用さ
れているが、一方これらの方法にはそれぞれ以下
のような欠点があつた。 (1) 手動によつて基準を入力させる(オペレータ
ー設定)方法。 基準設定が不正確かつ主観的であり、過剰風
量設定あるいは設定忘れの恐れがあり、また上
記手動操作は手間のかかるなどの欠点がある。 (2) 媒塵量センサー情報を基にして基準を作り出
す方法。 媒塵量センサーは高価であり、信頼性が低
く、検出遅れが生ずるという致命的欠陥があ
る。すなわちこの方法によれば媒塵量を把握し
てから風量制御するため制御がどうしても遅れ
すぎる。 (3) 出銑状況に応じてさらにタイマー等により予
め画一的に数種の集塵ダンパを設定して、これ
ら数種のパターンを選択して基準を作り出す方
法。 この方法によれば、操業条件の変動から風量
制御がどうしても粗雑になり、風量不足あるい
は風量過剰になるという現象が発生する。 (4) 適正風量を決定づける種々の情報因子を取込
み、これらの情報の組み合せデイジタル演算処
理によつてあらゆる情況での適正風量を逐時演
算究明する方法。 この方法によれば、精度は非常に高いものが
得られるが、演算が尨大なものとなるので演算
制御装置が高価となるという不利がある。 本発明は、上述の従来方法の有するそれぞれの
欠点を除去改善した集塵系統の運転方法を提供す
ることを目的とし、特許請求の範囲記載の方法を
提供することによつて前記目的を達成することが
できる。すなわち、本発明は複数個所で発生する
含塵ガスを集塵口、枝管、枝管ダンパ、母管、集
塵ブロワを経て集塵機へ送給する集塵系統の運転
方法において、発塵個所で発生する発塵量から前
記枝管ダンパの開度を定め、ダンパ開度と、その
開度における枝管内圧力損失を考慮した制御値を
各枝管毎に決定し、前記枝管ダンパの開・閉信号
をもとにして各ダンパの集計制御値から集塵ブロ
ワの回転数制御を行うと共に、前記枝管ダンパの
開・閉ダンパ数と操業情報を上記集計制御値の制
御因子として上記回転数の調整をさらに行うこと
を特徴とする複数個所で発生する含塵ガスを集中
集塵する集塵系統の運転方法に関する。 次に本発明を詳細に説明する。 本発明者らは、各種情報因子にアナログ値を付
加したアナログ演算処理技術によつてデイジタル
演算処理に匹適する結果を得ることのできる前記
集塵系統の集塵ブロワの回転数制御による集塵系
統の運転方法に想到して本発明を完成した。本発
明を具体的に適用実施している高炉の鋳床集塵機
のメインブロワの回転数制御による風量制御のた
めの基準入力演算を例にとつて以下に説明する。 鋳床における発塵量の変化は一般に第1図に示
す時間的経過を辿る。すなわち出銑孔開孔による
出銑開始に伴つて発塵が上昇し、溶銑が樋中を流
下するに伴なつて発塵領域は次第に広がつて行く
ことになる。出銑中期にはほぼ定常的な発塵状態
となるが、溶滓比率の増加に伴つて発塵量は再び
除々に上昇して行き、出銑末期のマツドガンの閉
塞により発塵は急激に上昇しピークに達する。出
銑孔閉塞後は発塵は急速に収まり、残銑処理と保
全作業の際に僅かに発塵するだけとなる。以上に
述べたような経過が各出銑タツプから次の出銑タ
ツプまでの間に繰返えされる。 一方以上の発塵を集塵するために鋳床集塵機ブ
ロワより集煙用ダクトが鋳床建屋内に張廻らさ
れ、これらダクトより分岐して発塵個所毎に末端
ダンバが設置され、発塵量の多少に応じてこれら
ダンパは開閉操作されて集煙が行われる。第2図
は鋳床集塵機の集煙ダクト及び末端ダンパの配置
例を示す図であり、集塵ブロワ1の集塵ダクト母
管2から分岐された集塵ダクト枝管にはそれぞれ
枝管ダンパ(このダンパを以下末端ダンパとい
う)3−1〜4が設けられている。なお、図中枝管
末端の▽印は集塵口である。高炉本体6には4個
の出銑口が設けられており、各出銑樋上には集塵
フード7−1〜4がそれぞれ配設されており、出銑
口、出銑・出滓樋、トピードカー落し口にはそれ
ぞれ集塵口が設けられている。 上述の集塵系統において、鋳床集塵機ブロワ1
に吸入させるべき適正風量は基本的には時々刻々
変化するので、未出銑時、単一出銑口出銑時ある
いは2つの出銑口同時出銑時の発塵量の変化に追
随させなければならないだけでなく、鋳床集塵機
ブロワより集煙ダクトを経由して末端ダンパまで
の系の圧損の変化についても考慮する必要があ
る。上記系の圧損はどの末端ダンパを開とする
か、またその開口される末端ダンパ数によつても
変化する。例えば第2図における鋳床集塵機ブロ
ワ、集煙ダクト、末端ダンパの配置であれば、第
3図に示すように、集塵ブロワから遠い2TH
(THはTap Holeすなわち出銑口の略号である)
出銑時に、2TH系の末端ダンパ3-2を開けた時
と、集塵ブロワから近い4TH出銑時に4TH系末
端ダンパ3-4を開けた時とでは圧損の違いが大き
い。すなわち集塵ブロワに近い4TH系の方が圧
損は小さくなる。従つて同じ風量Qを得るにして
も2TH系では第3図に示すようにQ/Q2の回転
数を必要とするが4TH系ではQ/Q4の回転数、
すなわちQ/Q2の回転数に比し少ない回転数で
よいことになる。 従つて鋳床集塵機のブロワの適正な回転数を決
めるためには、時々刻々に変化する発塵量変化の
ほかにそれぞれの枝管における圧損の変化を捉え
ることが重要である。 本発明によれば、これらの変化を鋳床建屋内に
配設された末端ダンパの開閉信号に代表させて判
断する手段を採用している。すなわち発塵量ある
いは発塵場所の変化に伴つて順次末端ダンパは開
操作される。よつてこれら開口末端ダンパの数及
び開口末端ダンパ毎の情報を取込めば、発塵量変
化及び前記圧損の変化を推定することができる。 本発明によれば、全ての末端ダンパが関与する
発塵量から定めたダンパ開度のほかにブロワより
各々の末端ダンパまでの圧損に比例して相対比化
したアナログ値を付加して、各末端ダンパ毎に制
御値を決定することにより、末端ダンパ開口信号
を用いて当該末端ダンパの制御値を集塵ブロワの
回転数制御に用いる。すなわち各末端ダンパ制御
値は結果的に各末端ダンパで集塵するに必要な吸
引風量を得るための回転数比化した指数と言うこ
とができる。従つて開口している末端ダンパを検
出し、それぞれの末端ダンパの制御値すなわち回
転数比化したアナログ値を時々刻々単純に集計す
れば、この値で上記ブロワの回転数制御をするこ
とができ、どのような状況においても集塵ブロワ
の適正回転数を決定することができる。 しかしながら、この方法を単に採用すれば2つ
の矛盾が生じ、その1つは出銑していないTH系
の末端ダンパを別の目的、例えば樋修理等の保全
作業等をするため開口した場合には、これら末端
ダンパについては必要風量を確保する必要はな
く、出銑TH系末端ダンパのみに必要風量を確保
し、かくすることによつて決まる残り分を出銑し
ていない上記TH系末端ダンパに振分けてやる操
作をしなければならない。何故なら回転数比化し
たアナログ値は出銑している時に必要とする風量
を得るための値であるから、非出銑時はより小さ
な値でよいことになるからである。例えば第3図
の配置において4THが出銑している時に2TH系
についても末端ダンパのいくつかを開口した場合
には単純集計しただけでは必要以上の回転数値と
なることになる。このことから4TH系の末端ダ
ンパが出銑時に必要とする風量が得られるに至る
まで回転数を下げてもよいことになる。 他の1つは回転数比化したアナログ相対値が開
口する末端ダンパ数の変化による圧損の全変化領
域を満足しないという矛盾が生ずる。すなわち末
端ダンパをどんどん開けて行くと系の圧損は小さ
くなり、抵抗曲線は降下するため開いている末端
ダンパの単純なアナログ値の集計では風量は必要
以上に過剰となり、逆に開口末端ダンパ数が異常
に少ない場合には系の圧損が大きくなり、抵抗曲
線が上昇するため開いている末端ダンパのみの単
純なアナログ値の集計では風量は必要以下に少な
目となる。この現象は各末端ダンパのアナログ値
を系の抵抗曲線を一定としたことを前堤にして振
分けたことから生じるものである。 以上の2つの矛盾を解決するため、本発明によ
れば、前記風量制御に加えて発塵個所の操業情
報、すなわち鋳床集塵にあつては出銑口の出銑状
況を捉えて、その状況に応じてアナログ修正値を
各開口末端ダンパのアナログ値の集計値に加えて
一括して修正を行なう。この出銑状況及び修正値
の対応は例えば2THが出銑され、2TH系の末端
ダンパが開けられており、さらに3TH系の末端
ダンパがある数以上開けられているという状況の
もとではそのダンパ開口数と操業情報から修正値
として正あるいは負のアナログ値を付加して集計
するという処置が採られる。前記出銑状況の状況
数の設定に当つては起り得る状況例を予め用意し
て上記修正値を決定しておけばよく、その状況例
をきめ細かくとり対処する。状況例が多ければ多
い程、きめ細かい演算となるが、高炉の鋳床集塵
に当つては数種類の修正値を用意し、その修正値
を選択することによつて実用上十分に対処するこ
とができることが判つた。 本発明の1つの実施態様によれば、上記状況例
を18種の状況数に集約して、それぞれの状況毎に
6種類の予め設定した修正値を選択することで対
処することができ、その状況を下記の表に示す。
集塵する集塵系統の運転方法に関するものであ
る。 複数個所で発生する含塵ガスを集中集塵する集
塵系統として、鉄鋼業にあつてはいわゆる鋳床集
塵と呼ばれる高炉の鋳床回りから発生する含塵ガ
スを集中集塵する集塵系統があり、高炉の出銑
口、溶銑、溶滓樋、トピードカー等への溶銑落し
口等複数個所で発生する含塵ガスはそれぞれの発
生源に集塵口を設置して集中的に含塵ガスの吸引
除去がなされている。 これら含塵ガスの発生のうち、特に出銑口にお
ける発生について述べると、出銑口の開孔、出銑
初期、出銑末期、出銑口閉塞時等でその発生量が
大幅に変動する。ところで従前の代表的鋳床集塵
にあつては含塵ガス発生量の最大値に集塵能力を
合せ、上記出銑状態中最大吸引風量で含塵ガスを
吸引除去していた。その後本願出願人は特願昭56
−92091号により従来の鋳床集塵の運転方法を改
良して、集塵ブロワーの回転数制御あるいは集塵
系統中それぞれの集塵口に設置された枝管ダンパ
−制御を行う集塵系統の運転方法を提案したが、
前記出銑状態における含塵ガス発生量の変動及び
他出銑口開孔に伴う含塵ガス変動の錯綜から、そ
の制御は複雑となつて充分に効果的かつ省エネル
ギー状態で集塵するまでには至つていない。 高炉の鋳床集塵機において、適確な風量制御を
行なうためには高炉鋳床の複雑な発塵量変化を捉
えるため、入口ダンバ制御の場合には入口ダンパ
開度の基準、もしくは回転数制御の場合には集塵
ブロワの回転数基準が必要である。この基準を入
力させる方法として従来次のような方法が採用さ
れているが、一方これらの方法にはそれぞれ以下
のような欠点があつた。 (1) 手動によつて基準を入力させる(オペレータ
ー設定)方法。 基準設定が不正確かつ主観的であり、過剰風
量設定あるいは設定忘れの恐れがあり、また上
記手動操作は手間のかかるなどの欠点がある。 (2) 媒塵量センサー情報を基にして基準を作り出
す方法。 媒塵量センサーは高価であり、信頼性が低
く、検出遅れが生ずるという致命的欠陥があ
る。すなわちこの方法によれば媒塵量を把握し
てから風量制御するため制御がどうしても遅れ
すぎる。 (3) 出銑状況に応じてさらにタイマー等により予
め画一的に数種の集塵ダンパを設定して、これ
ら数種のパターンを選択して基準を作り出す方
法。 この方法によれば、操業条件の変動から風量
制御がどうしても粗雑になり、風量不足あるい
は風量過剰になるという現象が発生する。 (4) 適正風量を決定づける種々の情報因子を取込
み、これらの情報の組み合せデイジタル演算処
理によつてあらゆる情況での適正風量を逐時演
算究明する方法。 この方法によれば、精度は非常に高いものが
得られるが、演算が尨大なものとなるので演算
制御装置が高価となるという不利がある。 本発明は、上述の従来方法の有するそれぞれの
欠点を除去改善した集塵系統の運転方法を提供す
ることを目的とし、特許請求の範囲記載の方法を
提供することによつて前記目的を達成することが
できる。すなわち、本発明は複数個所で発生する
含塵ガスを集塵口、枝管、枝管ダンパ、母管、集
塵ブロワを経て集塵機へ送給する集塵系統の運転
方法において、発塵個所で発生する発塵量から前
記枝管ダンパの開度を定め、ダンパ開度と、その
開度における枝管内圧力損失を考慮した制御値を
各枝管毎に決定し、前記枝管ダンパの開・閉信号
をもとにして各ダンパの集計制御値から集塵ブロ
ワの回転数制御を行うと共に、前記枝管ダンパの
開・閉ダンパ数と操業情報を上記集計制御値の制
御因子として上記回転数の調整をさらに行うこと
を特徴とする複数個所で発生する含塵ガスを集中
集塵する集塵系統の運転方法に関する。 次に本発明を詳細に説明する。 本発明者らは、各種情報因子にアナログ値を付
加したアナログ演算処理技術によつてデイジタル
演算処理に匹適する結果を得ることのできる前記
集塵系統の集塵ブロワの回転数制御による集塵系
統の運転方法に想到して本発明を完成した。本発
明を具体的に適用実施している高炉の鋳床集塵機
のメインブロワの回転数制御による風量制御のた
めの基準入力演算を例にとつて以下に説明する。 鋳床における発塵量の変化は一般に第1図に示
す時間的経過を辿る。すなわち出銑孔開孔による
出銑開始に伴つて発塵が上昇し、溶銑が樋中を流
下するに伴なつて発塵領域は次第に広がつて行く
ことになる。出銑中期にはほぼ定常的な発塵状態
となるが、溶滓比率の増加に伴つて発塵量は再び
除々に上昇して行き、出銑末期のマツドガンの閉
塞により発塵は急激に上昇しピークに達する。出
銑孔閉塞後は発塵は急速に収まり、残銑処理と保
全作業の際に僅かに発塵するだけとなる。以上に
述べたような経過が各出銑タツプから次の出銑タ
ツプまでの間に繰返えされる。 一方以上の発塵を集塵するために鋳床集塵機ブ
ロワより集煙用ダクトが鋳床建屋内に張廻らさ
れ、これらダクトより分岐して発塵個所毎に末端
ダンバが設置され、発塵量の多少に応じてこれら
ダンパは開閉操作されて集煙が行われる。第2図
は鋳床集塵機の集煙ダクト及び末端ダンパの配置
例を示す図であり、集塵ブロワ1の集塵ダクト母
管2から分岐された集塵ダクト枝管にはそれぞれ
枝管ダンパ(このダンパを以下末端ダンパとい
う)3−1〜4が設けられている。なお、図中枝管
末端の▽印は集塵口である。高炉本体6には4個
の出銑口が設けられており、各出銑樋上には集塵
フード7−1〜4がそれぞれ配設されており、出銑
口、出銑・出滓樋、トピードカー落し口にはそれ
ぞれ集塵口が設けられている。 上述の集塵系統において、鋳床集塵機ブロワ1
に吸入させるべき適正風量は基本的には時々刻々
変化するので、未出銑時、単一出銑口出銑時ある
いは2つの出銑口同時出銑時の発塵量の変化に追
随させなければならないだけでなく、鋳床集塵機
ブロワより集煙ダクトを経由して末端ダンパまで
の系の圧損の変化についても考慮する必要があ
る。上記系の圧損はどの末端ダンパを開とする
か、またその開口される末端ダンパ数によつても
変化する。例えば第2図における鋳床集塵機ブロ
ワ、集煙ダクト、末端ダンパの配置であれば、第
3図に示すように、集塵ブロワから遠い2TH
(THはTap Holeすなわち出銑口の略号である)
出銑時に、2TH系の末端ダンパ3-2を開けた時
と、集塵ブロワから近い4TH出銑時に4TH系末
端ダンパ3-4を開けた時とでは圧損の違いが大き
い。すなわち集塵ブロワに近い4TH系の方が圧
損は小さくなる。従つて同じ風量Qを得るにして
も2TH系では第3図に示すようにQ/Q2の回転
数を必要とするが4TH系ではQ/Q4の回転数、
すなわちQ/Q2の回転数に比し少ない回転数で
よいことになる。 従つて鋳床集塵機のブロワの適正な回転数を決
めるためには、時々刻々に変化する発塵量変化の
ほかにそれぞれの枝管における圧損の変化を捉え
ることが重要である。 本発明によれば、これらの変化を鋳床建屋内に
配設された末端ダンパの開閉信号に代表させて判
断する手段を採用している。すなわち発塵量ある
いは発塵場所の変化に伴つて順次末端ダンパは開
操作される。よつてこれら開口末端ダンパの数及
び開口末端ダンパ毎の情報を取込めば、発塵量変
化及び前記圧損の変化を推定することができる。 本発明によれば、全ての末端ダンパが関与する
発塵量から定めたダンパ開度のほかにブロワより
各々の末端ダンパまでの圧損に比例して相対比化
したアナログ値を付加して、各末端ダンパ毎に制
御値を決定することにより、末端ダンパ開口信号
を用いて当該末端ダンパの制御値を集塵ブロワの
回転数制御に用いる。すなわち各末端ダンパ制御
値は結果的に各末端ダンパで集塵するに必要な吸
引風量を得るための回転数比化した指数と言うこ
とができる。従つて開口している末端ダンパを検
出し、それぞれの末端ダンパの制御値すなわち回
転数比化したアナログ値を時々刻々単純に集計す
れば、この値で上記ブロワの回転数制御をするこ
とができ、どのような状況においても集塵ブロワ
の適正回転数を決定することができる。 しかしながら、この方法を単に採用すれば2つ
の矛盾が生じ、その1つは出銑していないTH系
の末端ダンパを別の目的、例えば樋修理等の保全
作業等をするため開口した場合には、これら末端
ダンパについては必要風量を確保する必要はな
く、出銑TH系末端ダンパのみに必要風量を確保
し、かくすることによつて決まる残り分を出銑し
ていない上記TH系末端ダンパに振分けてやる操
作をしなければならない。何故なら回転数比化し
たアナログ値は出銑している時に必要とする風量
を得るための値であるから、非出銑時はより小さ
な値でよいことになるからである。例えば第3図
の配置において4THが出銑している時に2TH系
についても末端ダンパのいくつかを開口した場合
には単純集計しただけでは必要以上の回転数値と
なることになる。このことから4TH系の末端ダ
ンパが出銑時に必要とする風量が得られるに至る
まで回転数を下げてもよいことになる。 他の1つは回転数比化したアナログ相対値が開
口する末端ダンパ数の変化による圧損の全変化領
域を満足しないという矛盾が生ずる。すなわち末
端ダンパをどんどん開けて行くと系の圧損は小さ
くなり、抵抗曲線は降下するため開いている末端
ダンパの単純なアナログ値の集計では風量は必要
以上に過剰となり、逆に開口末端ダンパ数が異常
に少ない場合には系の圧損が大きくなり、抵抗曲
線が上昇するため開いている末端ダンパのみの単
純なアナログ値の集計では風量は必要以下に少な
目となる。この現象は各末端ダンパのアナログ値
を系の抵抗曲線を一定としたことを前堤にして振
分けたことから生じるものである。 以上の2つの矛盾を解決するため、本発明によ
れば、前記風量制御に加えて発塵個所の操業情
報、すなわち鋳床集塵にあつては出銑口の出銑状
況を捉えて、その状況に応じてアナログ修正値を
各開口末端ダンパのアナログ値の集計値に加えて
一括して修正を行なう。この出銑状況及び修正値
の対応は例えば2THが出銑され、2TH系の末端
ダンパが開けられており、さらに3TH系の末端
ダンパがある数以上開けられているという状況の
もとではそのダンパ開口数と操業情報から修正値
として正あるいは負のアナログ値を付加して集計
するという処置が採られる。前記出銑状況の状況
数の設定に当つては起り得る状況例を予め用意し
て上記修正値を決定しておけばよく、その状況例
をきめ細かくとり対処する。状況例が多ければ多
い程、きめ細かい演算となるが、高炉の鋳床集塵
に当つては数種類の修正値を用意し、その修正値
を選択することによつて実用上十分に対処するこ
とができることが判つた。 本発明の1つの実施態様によれば、上記状況例
を18種の状況数に集約して、それぞれの状況毎に
6種類の予め設定した修正値を選択することで対
処することができ、その状況を下記の表に示す。
【表】
【表】
(18)出銑なし →無条件に最低スピード
ところで出銑状況はマツドガン、開孔機、スプ
ラツシユカバー等の炉前機械駆動信号あるいは熱
塊検出器(以下HMDと称す)、媒塵計等によるセ
ンサー信号等出銑情報をもとにして鋳床での出銑
の状況を論理判定すればよいので、本発明によれ
ば出銑状況の判定はこの判定に従つた。例えば開
孔機作動中であれば第1図の開孔時の発塵が予想
され、スプラツシユカバーの退避信号を得れば閉
塞時点、またマツドガン、開孔機、スプラツシユ
カバー何れも退避であれば発塵個所の操業に伴う
含塵ガスの吸引操作ではなく、吸引風量が操業中
の風量より少量でよく、鋳床片付け等の作業用風
量と判定可能であり、集塵ブロワの回転数減少を
果すことができる。 本発明方法を実施するのに使用する1つの吹込
風量演算制御装置の簡易化した回路図を第4図に
示す。同図において演算は1TH系、2TH系、
3TH系、4TH系の各開口末端ダンパ群単位毎の
加算演算と修正値の加算演算と及びそれらの最終
的な加算演算とに分けられている。各信号に課せ
られるアナログ値は例えば1RHのようにボリユー
ムにより簡易に設定可変できるようにしている。
また最終的な加算演算では2RHによる全体バイア
ス設定調整あるいは3RHによる全体倍率設定調整
も可能としている。なお入口ダンパ制御による省
電力運転におけるダンパ開度基準についても上記
と同様の考え方の演算制御で対処することができ
る。 本発明によれば、高炉鋳床集塵機の省電力を目
的とした吸込風量制御におけるその適正吸込風量
を決める基準を簡易に、かつ自動的に精度よく演
算して供給することができる。 なお本発明は単に高炉鋳床集塵機だけでなく、
末端ダンパ等の多くの情報因子が引き込む風量を
支配するような集塵機の適正吸込風量基準へ適用
することができる。 以上述べたように本発明によれば含塵ガスを吸
引するに際し、集塵吸引風量と管内圧力損失から
適切な集塵ブロワ回転数となし、その含塵ガスを
極めて効率的に吸引することが可能となる。
ところで出銑状況はマツドガン、開孔機、スプ
ラツシユカバー等の炉前機械駆動信号あるいは熱
塊検出器(以下HMDと称す)、媒塵計等によるセ
ンサー信号等出銑情報をもとにして鋳床での出銑
の状況を論理判定すればよいので、本発明によれ
ば出銑状況の判定はこの判定に従つた。例えば開
孔機作動中であれば第1図の開孔時の発塵が予想
され、スプラツシユカバーの退避信号を得れば閉
塞時点、またマツドガン、開孔機、スプラツシユ
カバー何れも退避であれば発塵個所の操業に伴う
含塵ガスの吸引操作ではなく、吸引風量が操業中
の風量より少量でよく、鋳床片付け等の作業用風
量と判定可能であり、集塵ブロワの回転数減少を
果すことができる。 本発明方法を実施するのに使用する1つの吹込
風量演算制御装置の簡易化した回路図を第4図に
示す。同図において演算は1TH系、2TH系、
3TH系、4TH系の各開口末端ダンパ群単位毎の
加算演算と修正値の加算演算と及びそれらの最終
的な加算演算とに分けられている。各信号に課せ
られるアナログ値は例えば1RHのようにボリユー
ムにより簡易に設定可変できるようにしている。
また最終的な加算演算では2RHによる全体バイア
ス設定調整あるいは3RHによる全体倍率設定調整
も可能としている。なお入口ダンパ制御による省
電力運転におけるダンパ開度基準についても上記
と同様の考え方の演算制御で対処することができ
る。 本発明によれば、高炉鋳床集塵機の省電力を目
的とした吸込風量制御におけるその適正吸込風量
を決める基準を簡易に、かつ自動的に精度よく演
算して供給することができる。 なお本発明は単に高炉鋳床集塵機だけでなく、
末端ダンパ等の多くの情報因子が引き込む風量を
支配するような集塵機の適正吸込風量基準へ適用
することができる。 以上述べたように本発明によれば含塵ガスを吸
引するに際し、集塵吸引風量と管内圧力損失から
適切な集塵ブロワ回転数となし、その含塵ガスを
極めて効率的に吸引することが可能となる。
第1図は高炉出銑状況の時間的変化と発塵量変
化との開係を示す図、第2図は高炉鋳床集塵機の
集煙ダクト及び末端ダンパの1つの配置図、第3
図は集煙ダクトの長さの違いによる抵抗曲線の変
化を示す説明図、第4図は吸込風量演算制御装置
の簡易化した回路図である。 1……鋳床集塵機メインブロワ、2……集煙ダ
クト、3-1……1TH系末端ダンパ、3-2……2TH
系末端ダンパ、3-3……3TH系末端ダンパ、3-4
……4TH系末端ダンパ、5……高炉鋳床集塵
機、6……高炉炉体、7-1……1TH出銑口、7-2
……2TH出銑口、7-3……3TH出銑口、7-4……
4TH出銑口。
化との開係を示す図、第2図は高炉鋳床集塵機の
集煙ダクト及び末端ダンパの1つの配置図、第3
図は集煙ダクトの長さの違いによる抵抗曲線の変
化を示す説明図、第4図は吸込風量演算制御装置
の簡易化した回路図である。 1……鋳床集塵機メインブロワ、2……集煙ダ
クト、3-1……1TH系末端ダンパ、3-2……2TH
系末端ダンパ、3-3……3TH系末端ダンパ、3-4
……4TH系末端ダンパ、5……高炉鋳床集塵
機、6……高炉炉体、7-1……1TH出銑口、7-2
……2TH出銑口、7-3……3TH出銑口、7-4……
4TH出銑口。
Claims (1)
- 1 複数個所で発生する含塵ガスを集塵口、枝
管、枝管ダンパ、母管、集塵ブロワを経て集塵機
へ送給する集塵系統の運転法において、発塵個所
で発生する発塵量から前記枝管ダンパの開度を定
め、ダンパ開度とその開度における枝管内圧力損
失を考慮した制御値を各枝管毎に決定し、前記枝
管ダンパの開・閉信号をもとにして各ダンパの集
計制御値から集塵ブロワの回転数制御を行うと共
に、前記枝管ダンパの開・閉ダンパ数と操業情報
を上記集計制御値の制御因子として上記回転数の
調整をさらに行うことを特徴をする複数個所で発
生する含塵ガスを集中集塵する集塵系統の運転方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP607482A JPS58124514A (ja) | 1982-01-20 | 1982-01-20 | 複数個所で発生する含塵ガスを集中集塵する集塵系統の運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP607482A JPS58124514A (ja) | 1982-01-20 | 1982-01-20 | 複数個所で発生する含塵ガスを集中集塵する集塵系統の運転方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58124514A JPS58124514A (ja) | 1983-07-25 |
| JPS6154450B2 true JPS6154450B2 (ja) | 1986-11-22 |
Family
ID=11628422
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP607482A Granted JPS58124514A (ja) | 1982-01-20 | 1982-01-20 | 複数個所で発生する含塵ガスを集中集塵する集塵系統の運転方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58124514A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0659375B2 (ja) * | 1985-12-17 | 1994-08-10 | マツダ株式会社 | 集塵制御装置 |
-
1982
- 1982-01-20 JP JP607482A patent/JPS58124514A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58124514A (ja) | 1983-07-25 |
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