JPS6155296B2 - - Google Patents
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- JPS6155296B2 JPS6155296B2 JP56015143A JP1514381A JPS6155296B2 JP S6155296 B2 JPS6155296 B2 JP S6155296B2 JP 56015143 A JP56015143 A JP 56015143A JP 1514381 A JP1514381 A JP 1514381A JP S6155296 B2 JPS6155296 B2 JP S6155296B2
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- antenna
- antenna element
- line
- radio
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B5/00—Near-field transmission systems, e.g. inductive or capacitive transmission systems
- H04B5/20—Near-field transmission systems, e.g. inductive or capacitive transmission systems characterised by the transmission technique; characterised by the transmission medium
- H04B5/24—Inductive coupling
- H04B5/26—Inductive coupling using coils
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
- Near-Field Transmission Systems (AREA)
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Description
本発明は誘導無線を利用した移動体通信、特に
移動体位置検知に好適な移動体塔載アンテナに関
するものである。 鉄道車輌、各種の交通機関、あるいは産業用運
搬機関のように一定の走行路に沿つて動く移動体
の自動運転においては、常時地上において移動体
の位置を連続的かつ周期的に知ることが不可欠の
要請となる場合があり、最も典型的なものとして
リニアモーターカーをあげることができる。 この要請に応える代表的技術の原理について、
第1図を参照して説明する。 1,2,3は導体であり、それぞれ周期Pで波
形に折り曲げられ、互いにP/3づつずらして平
面上に布線されて誘導無線線路4が形成されてい
る。従つて、線路4は周期Pの繰り返し構造とな
り、移動体塔載アンテナ5に高周波電流(50〜
200KHz)を通電すると、線路4には移動体の走
行に伴つて3相の正弦波状電圧が誘起されること
になる。 線路4の長手方向にZ軸をとり、アンテナ5の
座標をZとし、導体1と2,2と3,3と1間に
誘起される電圧をV12,V23,V31とすると、 V12=Kcos2π/PZ V23=Kcos2π/P(Z+P/3)=kcos(2π/PZ
+2π/3) V31=Kcos2π/P(Z+2/3P)=kcos(2π/P
Z−2π/3) となる(k:定数)。 ここで、これらの電圧についての正相電圧Vp
と逆相電圧Vnをそれぞれ次のように定義する。 とすると、 となり、VpとVnの位相差をφすると、 φ=∠Vp−∠Vn=4π/PZ となる(∠は複素量の偏角を示す記号である)。
すなわち、ZがP/2増加する毎にφも2πの直
線的増加を示すことになり、φの値を知ることに
より移動体の位置(アンテナ5の位置)をP/2
の周期で連続的に測定することができる。 ところで、線路4をアンテナ5との間の結合損
失を減少させるために両者を接近させる場合、あ
るいはアンテナ5に寸法上の制約がある場合に
は、結合分布が歪み、奇数次の空間高調波成分が
発生し、例えばV12は の形となる。 この場合、3相3導体系ではV12,V23,V31の
間には2π/3の位相差があること、正相または
逆相の電圧を得るための信号処理を行うことなど
の理由により第3,9,……次等、3の整数倍の
高調波成分は信号処理回路の中で消滅するが、こ
れ以外の奇数次の高調波成分は消滅できないこと
から位置測定に誤差を生じることがある。 このためアンテナ5の長さlをP/5〜P/7
とすることにより不要高調波成分を消滅させるこ
とができる。 以下この点について第1図および第2図を参照
して説明する。 アンテナ5は長さlの長手方向辺AD,BCおよ
び長さbの幅方向辺AB,DCを有する矩形状のル
ープであるとし、線路4は幅が2aであつてその
中心線(図中の点線)をZ軸にとる。 また、線路4とアンテナ5の横断面における位
置関係は第2図に示す通りであり、Z軸は紙面に
直立しており、導体1,2,3はyz平面内に、
アンテナ5の面はyz平面と平行面内にそれぞれ
あり、線路4とアンテナ5の中心線は完全に一致
しているものとする。 まず、線路4とアンテナ5間の相互インダクタ
ンスについて検討を行う。 可逆の定理により、線路4に正相電流(または
逆相電流)を通ずるものとして、このときアンテ
ナに鎖交する磁束から両者の相互インダクタンス
を求めても差支えない。 いま、導体1,2,3の電流をそれぞれI1,
I2,I3とし、 とする。この電流は線路の正相電流である。 線路4の幅2aは周期Pに比して通常小さいか
ら各導体電流はそのZ成分のみが支配的で、これ
に垂直な成分は無視することができる。 従つて、I1により生ずる磁界のベクトルポテン
シヤルは、そのZ成分A1Zのみ考慮すればよく、 ▽2A1Z=0(▽2=∂2/∂X2+∂2/∂Y2+∂2
/∂2Z2) の微分方程式を満足しなければならない。 導体1の電流I1の位相振幅はZに無関係である
と共に、その形状は周期Pでもつて周期的に変化
することから、点EにおけるA1Zは次の形をもつ
ものと考えられる。 ここで、r,θは点Eの座標、Kn=(2nπ/Pr) はn次の第2種変形ベツセル関数、Cnは導体の
形状、寸法より定まる定数である。 I2,I3により生ずる磁界のベクトルポテンシヤ
ルのZ成分A2Z,A3Zについても同様に次の形を
もつ。 全体としてのベクトルポテンシヤルのZ成分は となる。 ここで、n=−1,2,−4,5,−7,8,−
10,11,−13,14,……の場合は 1+2cos2(n+1)π/3=3 となり、また上記以外の整数値に対しては 1+2cos2(n+1)π/3=0 となる。従つてAzは次のように書き直すことが
できる。 ここでΣ′はnの項についてのみ加算すること
を意味する記号である。 アンテナ5のループのAD部の座標をra,θa
とし、BC部の座標をra,−θaとし、アンテナ5
の中心のZ座標を特にZaとし、またアンテナコ
イルの巻数をNとすれば、アンテナ5と線路4間
の相互インダクタンスMは次式で与えられる。 この式に上記のAzをあらわす式を代入し、項
別にこれを積分すれば、Mについて次の一般的な
表示式を得る。 ここで、前述したように、線路4の構造が平形
で、線路4およびアンテナ5の形状が対称で、か
つ両者の形状が一致し、両者の相対位置関係に幾
何学的対称性が確保されている場合には、上記式
においてnの偶数次の項は現われず、奇数項のみ
を考慮すればよい。 従つて、 となる。 ここで、Σ′はS=−1,2,−4,5,−7,
8,−10,……(2S+1=−,5,−7,11,−
13,17,−19……)のSのみについて加算するこ
とを意味する。 上記の右辺においてS=−1(2S+1=−
1)の項が基本波であり、それ以外の項は高次高
調波で測定誤差の原因となるものである。 ここで、 (2S+1)πP/l=mπ (l=mP/2S+1
) あるいは (2S+1)θa=mπ(θa=mπ/2S+1) の関係が成立するときに第(2S+1)次の高調
波は0となる。なお、m=1,2,3,4,……
である。 また、第3,9,15,……等、3の整数倍次の
高調波は現われないから、第5次または第7次の
高調波を打消すためには、l=P/5あるいはP/7と
す ればよいことがわかる。 この場合、アンテナ5の長さlは線路4の周期
Pに比例したものであり、測定周期P/2を大き
くとる必要があるとき(例えばP/2=6メート
ル)、lも大きくなる(l=1.7〜2.4メートル)。 移動体にアンテナを取付けるためには、車体に
切欠部を設ける必要があり、アンテナが大きくな
ると車体強度を脅やかすと共に車体上に大きな渦
電流を誘発し、このため熱損失が発生してアンテ
ナと線路間の結合を劣化させるという問題が生ず
る。 本発明は上記に基いてなされたものであつて、
アンテナの小型化をはかり、かつ特定の空間高調
波成分を消滅できる誘導無線用アンテナの提供を
目的とするものである。 すなわち、本発明は誘導無線線路の周期Pに比
して十分小さい小型アンテナ素子を3個配列して
アンテナ素子列とし、アンテナ素子の間隔および
照射強度比を選択することにより、所望の目的を
達成するものであり、またアンテナ素子列を2組
用い、これらの間隔を選択することにより所望の
目的を達成するものである。 以下、本発明について詳細に説明する。 ここでは、アンテナの照度関数の概念を導入し
て説明する。 アンテナの形状は長さl、幅bの矩形状で、ア
ンテナと線路の中心線が一致しており、アンテナ
の照度がZ−Zaの関数(Z−Za)であらわさ
れる場合を考える。 このとき前述した相互インダクタンスMをあら
わす式は次式で与えられる。 ここでJ2S+1は、 で定義される積分である。 Z−Za=uとおき、(u)をuについての
偶関数とし、更にl=1/2Pとすれば、 となり、J2S+1は(u)の第(2S+1)次のフ
ーリエ係係数ということができる。 基本波以外の高次高調波が0となるためには、 (u)=cos2π/Pn であればよく、設計の指針はいかにしてアンテナ
の照度を上式に近づけるかにあるといえる。 いま、アンテナを第3図に示すように3個の小
型アンテナ素子51,52,53の列とし、第5
次および第7次の高調波を打消すための条件を求
める。簡単のため各アンテナ素子51,52,5
3の寸法がPに比して小さく、点とみなし得る場
合、その照度関数(u)は第4図からわかるよ
うに (u)=δ(u)+a1δ(u+u1) +a1δ(u−u1) とおくことができる。 ここで、u1はアンテナ素子51と52,52と
53の間隔、δはデイラツクのデルタ関数、a1は
左右のアンテナ素子51,53の照度であり、中
央のアンテナ素子52の照度は1としてある。こ
の式を上記のJ2S+1の式に代入し、J5およびJ7が
0となる条件を求めてみると 1+2a1cos10π/Pu1=0 1+2a1cos14π/Pu1=0 となる。 この方程式はu1=P/12,
移動体位置検知に好適な移動体塔載アンテナに関
するものである。 鉄道車輌、各種の交通機関、あるいは産業用運
搬機関のように一定の走行路に沿つて動く移動体
の自動運転においては、常時地上において移動体
の位置を連続的かつ周期的に知ることが不可欠の
要請となる場合があり、最も典型的なものとして
リニアモーターカーをあげることができる。 この要請に応える代表的技術の原理について、
第1図を参照して説明する。 1,2,3は導体であり、それぞれ周期Pで波
形に折り曲げられ、互いにP/3づつずらして平
面上に布線されて誘導無線線路4が形成されてい
る。従つて、線路4は周期Pの繰り返し構造とな
り、移動体塔載アンテナ5に高周波電流(50〜
200KHz)を通電すると、線路4には移動体の走
行に伴つて3相の正弦波状電圧が誘起されること
になる。 線路4の長手方向にZ軸をとり、アンテナ5の
座標をZとし、導体1と2,2と3,3と1間に
誘起される電圧をV12,V23,V31とすると、 V12=Kcos2π/PZ V23=Kcos2π/P(Z+P/3)=kcos(2π/PZ
+2π/3) V31=Kcos2π/P(Z+2/3P)=kcos(2π/P
Z−2π/3) となる(k:定数)。 ここで、これらの電圧についての正相電圧Vp
と逆相電圧Vnをそれぞれ次のように定義する。 とすると、 となり、VpとVnの位相差をφすると、 φ=∠Vp−∠Vn=4π/PZ となる(∠は複素量の偏角を示す記号である)。
すなわち、ZがP/2増加する毎にφも2πの直
線的増加を示すことになり、φの値を知ることに
より移動体の位置(アンテナ5の位置)をP/2
の周期で連続的に測定することができる。 ところで、線路4をアンテナ5との間の結合損
失を減少させるために両者を接近させる場合、あ
るいはアンテナ5に寸法上の制約がある場合に
は、結合分布が歪み、奇数次の空間高調波成分が
発生し、例えばV12は の形となる。 この場合、3相3導体系ではV12,V23,V31の
間には2π/3の位相差があること、正相または
逆相の電圧を得るための信号処理を行うことなど
の理由により第3,9,……次等、3の整数倍の
高調波成分は信号処理回路の中で消滅するが、こ
れ以外の奇数次の高調波成分は消滅できないこと
から位置測定に誤差を生じることがある。 このためアンテナ5の長さlをP/5〜P/7
とすることにより不要高調波成分を消滅させるこ
とができる。 以下この点について第1図および第2図を参照
して説明する。 アンテナ5は長さlの長手方向辺AD,BCおよ
び長さbの幅方向辺AB,DCを有する矩形状のル
ープであるとし、線路4は幅が2aであつてその
中心線(図中の点線)をZ軸にとる。 また、線路4とアンテナ5の横断面における位
置関係は第2図に示す通りであり、Z軸は紙面に
直立しており、導体1,2,3はyz平面内に、
アンテナ5の面はyz平面と平行面内にそれぞれ
あり、線路4とアンテナ5の中心線は完全に一致
しているものとする。 まず、線路4とアンテナ5間の相互インダクタ
ンスについて検討を行う。 可逆の定理により、線路4に正相電流(または
逆相電流)を通ずるものとして、このときアンテ
ナに鎖交する磁束から両者の相互インダクタンス
を求めても差支えない。 いま、導体1,2,3の電流をそれぞれI1,
I2,I3とし、 とする。この電流は線路の正相電流である。 線路4の幅2aは周期Pに比して通常小さいか
ら各導体電流はそのZ成分のみが支配的で、これ
に垂直な成分は無視することができる。 従つて、I1により生ずる磁界のベクトルポテン
シヤルは、そのZ成分A1Zのみ考慮すればよく、 ▽2A1Z=0(▽2=∂2/∂X2+∂2/∂Y2+∂2
/∂2Z2) の微分方程式を満足しなければならない。 導体1の電流I1の位相振幅はZに無関係である
と共に、その形状は周期Pでもつて周期的に変化
することから、点EにおけるA1Zは次の形をもつ
ものと考えられる。 ここで、r,θは点Eの座標、Kn=(2nπ/Pr) はn次の第2種変形ベツセル関数、Cnは導体の
形状、寸法より定まる定数である。 I2,I3により生ずる磁界のベクトルポテンシヤ
ルのZ成分A2Z,A3Zについても同様に次の形を
もつ。 全体としてのベクトルポテンシヤルのZ成分は となる。 ここで、n=−1,2,−4,5,−7,8,−
10,11,−13,14,……の場合は 1+2cos2(n+1)π/3=3 となり、また上記以外の整数値に対しては 1+2cos2(n+1)π/3=0 となる。従つてAzは次のように書き直すことが
できる。 ここでΣ′はnの項についてのみ加算すること
を意味する記号である。 アンテナ5のループのAD部の座標をra,θa
とし、BC部の座標をra,−θaとし、アンテナ5
の中心のZ座標を特にZaとし、またアンテナコ
イルの巻数をNとすれば、アンテナ5と線路4間
の相互インダクタンスMは次式で与えられる。 この式に上記のAzをあらわす式を代入し、項
別にこれを積分すれば、Mについて次の一般的な
表示式を得る。 ここで、前述したように、線路4の構造が平形
で、線路4およびアンテナ5の形状が対称で、か
つ両者の形状が一致し、両者の相対位置関係に幾
何学的対称性が確保されている場合には、上記式
においてnの偶数次の項は現われず、奇数項のみ
を考慮すればよい。 従つて、 となる。 ここで、Σ′はS=−1,2,−4,5,−7,
8,−10,……(2S+1=−,5,−7,11,−
13,17,−19……)のSのみについて加算するこ
とを意味する。 上記の右辺においてS=−1(2S+1=−
1)の項が基本波であり、それ以外の項は高次高
調波で測定誤差の原因となるものである。 ここで、 (2S+1)πP/l=mπ (l=mP/2S+1
) あるいは (2S+1)θa=mπ(θa=mπ/2S+1) の関係が成立するときに第(2S+1)次の高調
波は0となる。なお、m=1,2,3,4,……
である。 また、第3,9,15,……等、3の整数倍次の
高調波は現われないから、第5次または第7次の
高調波を打消すためには、l=P/5あるいはP/7と
す ればよいことがわかる。 この場合、アンテナ5の長さlは線路4の周期
Pに比例したものであり、測定周期P/2を大き
くとる必要があるとき(例えばP/2=6メート
ル)、lも大きくなる(l=1.7〜2.4メートル)。 移動体にアンテナを取付けるためには、車体に
切欠部を設ける必要があり、アンテナが大きくな
ると車体強度を脅やかすと共に車体上に大きな渦
電流を誘発し、このため熱損失が発生してアンテ
ナと線路間の結合を劣化させるという問題が生ず
る。 本発明は上記に基いてなされたものであつて、
アンテナの小型化をはかり、かつ特定の空間高調
波成分を消滅できる誘導無線用アンテナの提供を
目的とするものである。 すなわち、本発明は誘導無線線路の周期Pに比
して十分小さい小型アンテナ素子を3個配列して
アンテナ素子列とし、アンテナ素子の間隔および
照射強度比を選択することにより、所望の目的を
達成するものであり、またアンテナ素子列を2組
用い、これらの間隔を選択することにより所望の
目的を達成するものである。 以下、本発明について詳細に説明する。 ここでは、アンテナの照度関数の概念を導入し
て説明する。 アンテナの形状は長さl、幅bの矩形状で、ア
ンテナと線路の中心線が一致しており、アンテナ
の照度がZ−Zaの関数(Z−Za)であらわさ
れる場合を考える。 このとき前述した相互インダクタンスMをあら
わす式は次式で与えられる。 ここでJ2S+1は、 で定義される積分である。 Z−Za=uとおき、(u)をuについての
偶関数とし、更にl=1/2Pとすれば、 となり、J2S+1は(u)の第(2S+1)次のフ
ーリエ係係数ということができる。 基本波以外の高次高調波が0となるためには、 (u)=cos2π/Pn であればよく、設計の指針はいかにしてアンテナ
の照度を上式に近づけるかにあるといえる。 いま、アンテナを第3図に示すように3個の小
型アンテナ素子51,52,53の列とし、第5
次および第7次の高調波を打消すための条件を求
める。簡単のため各アンテナ素子51,52,5
3の寸法がPに比して小さく、点とみなし得る場
合、その照度関数(u)は第4図からわかるよ
うに (u)=δ(u)+a1δ(u+u1) +a1δ(u−u1) とおくことができる。 ここで、u1はアンテナ素子51と52,52と
53の間隔、δはデイラツクのデルタ関数、a1は
左右のアンテナ素子51,53の照度であり、中
央のアンテナ素子52の照度は1としてある。こ
の式を上記のJ2S+1の式に代入し、J5およびJ7が
0となる条件を求めてみると 1+2a1cos10π/Pu1=0 1+2a1cos14π/Pu1=0 となる。 この方程式はu1=P/12,
【式】により満足
されることは明らかである。
なお、第3図において、アンテナ素子51,5
2,53は極性を同じくして直列に接続され、送
信機6からは同一の電流が流れるから各アンテナ
素子51,52,53の巻数を調整することによ
り照度比を1/√3:1:1/√3とすることは
容易である。また、アンテナ系は送信機6からみ
て直列共振状態にあるから送信機6の出力インピ
ーダンスは充分に高く設計することは勿論であ
る。 7は共振用の静電容量である。 上記のようにして3個の小型アンテナ素子でも
つて第5次および第7次の高調波を消滅できるの
であるが、導体1,2,3の布線形状が波形から
短形に近づくにつれて第11次、第13次の高調波成
分C11,C−13が大きくなり、これによる位置測
定誤差を無視できなくなることがある。また、各
アンテナ素子が小型であるため、移動体の走行時
の横揺れによりアンテナ素子の中心線と線路の中
心線にズレが生じた場合、偶数次(特に第2次)
の高調波が発生し、位置測定誤差を増大させるこ
とがある。 この点の改善策について、次に説明する。 いま、奇数次高調波として第11次および第13次
を、偶数次高調波として第2次を考慮すれば、M
は の形であらわすことができる。この場合、Zはア
ンテナ素子列51,52,53の中心部の座標を
意味する。 第5図に示すようにZ+P/2+△Z(△Z≪P/2
) の位置に、アンテナ素子列51,52,53の他
に更にもう一つの同じアンテナ素子列51′,5
2′,53′をおき、アンテナ素子列51,52,5
3とアンテナ素子列51′,52′,53′の出力の極
性を逆にして接続すると、全アンテナ系と線路4
との間の相互インダクタンスMa(Z)は、 であらわされる。 ここで、 である。 △Z=P/22とすれば、ma11=0となり、第11次 高調波は消滅する。 また、第13次高調波含有率は |ma13/ma1|=|cos(13π/P)△Z/
cos(π/P)△Z||m13/m1| =0.285|m13/m1| 第2次高調波含有率は |ma2/ma1|=|sin(2π/P)△Z/co
s(π/P)△Z||m2/m1| =0.285|m2/m1| となり、いずれも約30%に減少する。 基本波についての相互インダクタンスの増加率
は |ma1/m1|=2cosπ/P△Z=2cosπ/22=1.
98 から明らかなようにほぼ倍増する。 この場合、θaをπ/13またはその近くにとる
ことにより、第13次高調波歪を完全にあるいは殆
ど0とすることが可能である。 また、△Z=P/26とすれば、ma13=0となり、 第13次高調波は消滅する。 第11次および第2次高調波含有率は |m11/ma1|=0.241|m11/m1| |ma2/ma1|=0.241|m2/m1| となり、基本波についての相互インダクタンスの
増加率は、 |ma1/m1|=1.99 となつて、△Z=P/22の場合とほぼ同程度の改
善が得られる。 導体1,2,3の布線形状がこれまで述べてき
たような平型でなくて、第6図イに示すようなら
せん状の場合は、X点における断面図であるロと
Y点における断面図であるハを見ればわかる通
り、P/2毎に導体1,2,3のアンテナに対す
る相対位置関係が180゜回転して、逆の位置に移
るからM(z)は偶数次の高調波を含むことにな
り、第11次および第13次の高調波は殆どないか
ら、△Z=0としてアンテナ素子列51,52,
53と51′,52′,53′の間隔をP/2とするこ
とにより、全ての偶数次の高調波を完全に消滅す
ることができる。 本発明における各アンテナ素子51,52,5
3,51′,52′,53′の長さlは、線路周期Pに
比して充分に小さければ任意に定めてもよく、幅
bはθaがπ/13または2π/13あるいはこれら
の近傍に選ぶ方が得策である。 また、これまでは3相3導体の線路について説
明してきたが、単一の導体を流れる電流が形成す
る磁界のベクトルポテンシヤルが の形を有する限り、N相N導体の線路においても (2S+1)πP/l=mπ (2S+1)θa=mπ の関係が成立することから、3相3導体の線路と
同様な結果が得られる。 第7図は各アンテナ素子を車体に取付ける例を
示すものであつて、車体10にはそれぞれ独立し
た切欠部81,82,83が設けられ、この中に
嵌合されたアンテナ基板(絶縁板)91,92,
93上にアンテナ素子51,52,53が取付け
られる。 以上説明してきた通り、本発明は線路周期Pに
比して極めて小さい寸法を有する小型アンテナ素
子を複数個所定の間隔でもつて配置したものであ
り、車体への取付けに際しては車体への機械的強
度を低下させることがなくなり、また車体に誘発
される渦電流も軽減できる。 更に、特定の高調波成分を消滅できるので良好
な移動体通信が可能になり、特に移動体位置検知
においては誤差のない位置測定ができるようにな
る。
2,53は極性を同じくして直列に接続され、送
信機6からは同一の電流が流れるから各アンテナ
素子51,52,53の巻数を調整することによ
り照度比を1/√3:1:1/√3とすることは
容易である。また、アンテナ系は送信機6からみ
て直列共振状態にあるから送信機6の出力インピ
ーダンスは充分に高く設計することは勿論であ
る。 7は共振用の静電容量である。 上記のようにして3個の小型アンテナ素子でも
つて第5次および第7次の高調波を消滅できるの
であるが、導体1,2,3の布線形状が波形から
短形に近づくにつれて第11次、第13次の高調波成
分C11,C−13が大きくなり、これによる位置測
定誤差を無視できなくなることがある。また、各
アンテナ素子が小型であるため、移動体の走行時
の横揺れによりアンテナ素子の中心線と線路の中
心線にズレが生じた場合、偶数次(特に第2次)
の高調波が発生し、位置測定誤差を増大させるこ
とがある。 この点の改善策について、次に説明する。 いま、奇数次高調波として第11次および第13次
を、偶数次高調波として第2次を考慮すれば、M
は の形であらわすことができる。この場合、Zはア
ンテナ素子列51,52,53の中心部の座標を
意味する。 第5図に示すようにZ+P/2+△Z(△Z≪P/2
) の位置に、アンテナ素子列51,52,53の他
に更にもう一つの同じアンテナ素子列51′,5
2′,53′をおき、アンテナ素子列51,52,5
3とアンテナ素子列51′,52′,53′の出力の極
性を逆にして接続すると、全アンテナ系と線路4
との間の相互インダクタンスMa(Z)は、 であらわされる。 ここで、 である。 △Z=P/22とすれば、ma11=0となり、第11次 高調波は消滅する。 また、第13次高調波含有率は |ma13/ma1|=|cos(13π/P)△Z/
cos(π/P)△Z||m13/m1| =0.285|m13/m1| 第2次高調波含有率は |ma2/ma1|=|sin(2π/P)△Z/co
s(π/P)△Z||m2/m1| =0.285|m2/m1| となり、いずれも約30%に減少する。 基本波についての相互インダクタンスの増加率
は |ma1/m1|=2cosπ/P△Z=2cosπ/22=1.
98 から明らかなようにほぼ倍増する。 この場合、θaをπ/13またはその近くにとる
ことにより、第13次高調波歪を完全にあるいは殆
ど0とすることが可能である。 また、△Z=P/26とすれば、ma13=0となり、 第13次高調波は消滅する。 第11次および第2次高調波含有率は |m11/ma1|=0.241|m11/m1| |ma2/ma1|=0.241|m2/m1| となり、基本波についての相互インダクタンスの
増加率は、 |ma1/m1|=1.99 となつて、△Z=P/22の場合とほぼ同程度の改
善が得られる。 導体1,2,3の布線形状がこれまで述べてき
たような平型でなくて、第6図イに示すようなら
せん状の場合は、X点における断面図であるロと
Y点における断面図であるハを見ればわかる通
り、P/2毎に導体1,2,3のアンテナに対す
る相対位置関係が180゜回転して、逆の位置に移
るからM(z)は偶数次の高調波を含むことにな
り、第11次および第13次の高調波は殆どないか
ら、△Z=0としてアンテナ素子列51,52,
53と51′,52′,53′の間隔をP/2とするこ
とにより、全ての偶数次の高調波を完全に消滅す
ることができる。 本発明における各アンテナ素子51,52,5
3,51′,52′,53′の長さlは、線路周期Pに
比して充分に小さければ任意に定めてもよく、幅
bはθaがπ/13または2π/13あるいはこれら
の近傍に選ぶ方が得策である。 また、これまでは3相3導体の線路について説
明してきたが、単一の導体を流れる電流が形成す
る磁界のベクトルポテンシヤルが の形を有する限り、N相N導体の線路においても (2S+1)πP/l=mπ (2S+1)θa=mπ の関係が成立することから、3相3導体の線路と
同様な結果が得られる。 第7図は各アンテナ素子を車体に取付ける例を
示すものであつて、車体10にはそれぞれ独立し
た切欠部81,82,83が設けられ、この中に
嵌合されたアンテナ基板(絶縁板)91,92,
93上にアンテナ素子51,52,53が取付け
られる。 以上説明してきた通り、本発明は線路周期Pに
比して極めて小さい寸法を有する小型アンテナ素
子を複数個所定の間隔でもつて配置したものであ
り、車体への取付けに際しては車体への機械的強
度を低下させることがなくなり、また車体に誘発
される渦電流も軽減できる。 更に、特定の高調波成分を消滅できるので良好
な移動体通信が可能になり、特に移動体位置検知
においては誤差のない位置測定ができるようにな
る。
第1図は誘導無線線路およびアンテナの説明
図、第2図は第1図の横断面説明図、第3図は第
1発明の一実施例の説明図、第4図は照度関数
(u)の説明図、第5図は第2発明の一実施例の
説明図、第6図はらせん状誘導無線線路の説明
図、第7図はアンテナ素子を移動体の車体に設置
した例の説明図である。 1,2,3:導体、4:誘導無線線路、5:ア
ンテナ、51,52,53,51′,52′,53′:
アンテナ素子、6:送信機。
図、第2図は第1図の横断面説明図、第3図は第
1発明の一実施例の説明図、第4図は照度関数
(u)の説明図、第5図は第2発明の一実施例の
説明図、第6図はらせん状誘導無線線路の説明
図、第7図はアンテナ素子を移動体の車体に設置
した例の説明図である。 1,2,3:導体、4:誘導無線線路、5:ア
ンテナ、51,52,53,51′,52′,53′:
アンテナ素子、6:送信機。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 所定の周期Pでもつて繰り返し構造を有する
ように3本の導体を配置してなる誘導無線線路に
対して、移動体の走行に伴つて3相の正弦波状の
電圧を誘起せしめる誘導無線用アンテナにおい
て、周期Pに比して極めて小さい寸法を有するア
ンテナ素子を3個、線路長手方向にP/12の間隔
をおいて一列に配置すると共に、各アンテナ素子
を極性を同じくして接続してなり、各アンテナ素
子の照射強度比を順次1/√3:1:1/√3と
して構成したことを特徴とする誘導無線用アンテ
ナ。 2 所定の周期Pでもつて繰り返し構造を有する
ように3本の導体を平型に配置してなる誘導無線
線路に対して、移動体の走行に伴つて3相の正弦
波状の電圧を誘起せしめる誘導無線用アンテナに
おいて、周期Pに比して極めて小さい寸法を有す
るアンテナ素子を3個、線路長手方向にP/12の
間隔をおいて一列に配置すると共に各アンテナ素
子の極性を同じくして接続し、各アンテナ素子の
照射強度比を順次1/√3:1:1/√3となる
ようにした第1のアンテナ素子列と、この第1の
アンテナ素子列と同じ構造の第2のアンテナ素子
列とよりなり、第1と第2のアンテナ素子列を線
路長手方向にP/2±P/2m(mは不要高調波
成分の次数)の間隔をおいて配置すると共に、第
1と第2のアンテナ素子列の極性を逆にして接続
して構成したことを特徴とする誘導無線用アンテ
ナ。 3 所定の周期Pでもつて繰り返し構造を有する
ように3本の導体をらせん状に巻回してなる誘導
無線線路に対して、移動体の走行に伴つて、3相
の正弦波状の電圧を誘起せしめる誘導無線用アン
テナにおいて、周期Pに比して極めて小さい寸法
を有するアンテナ素子を3個、線路長手方向に
P/12の間隔をおいて一列に配置すると共に、各
アンテナ素子の極性を同じくして接続し、各アン
テナ素子の照射強度比を順次1/√3:1:1/
√3となるようにした第1のアンテナ素子列と、
この第1のアンテナ素子列と同じ構造の第2のア
ンテナ素子列とよりなり、第1と第2のアンテナ
素子列を線路長手方向にP/2の間隔をおいて配
置すると共に、第1と第2のアンテナ素子列の極
性を逆にして接続して構成したことを特徴とする
誘導無線用アンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56015143A JPS57129544A (en) | 1981-02-04 | 1981-02-04 | Inductive radio antenna |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56015143A JPS57129544A (en) | 1981-02-04 | 1981-02-04 | Inductive radio antenna |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57129544A JPS57129544A (en) | 1982-08-11 |
| JPS6155296B2 true JPS6155296B2 (ja) | 1986-11-27 |
Family
ID=11880584
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56015143A Granted JPS57129544A (en) | 1981-02-04 | 1981-02-04 | Inductive radio antenna |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57129544A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2648495B2 (ja) * | 1988-05-12 | 1997-08-27 | 株式会社豊田中央研究所 | 移動体用アンテナ |
-
1981
- 1981-02-04 JP JP56015143A patent/JPS57129544A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57129544A (en) | 1982-08-11 |
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