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JPS6157428B2 - - Google Patents
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JPS6157428B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6157428B2
JPS6157428B2 JP54016725A JP1672579A JPS6157428B2 JP S6157428 B2 JPS6157428 B2 JP S6157428B2 JP 54016725 A JP54016725 A JP 54016725A JP 1672579 A JP1672579 A JP 1672579A JP S6157428 B2 JPS6157428 B2 JP S6157428B2
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JP
Japan
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bobbin
filament
cam
mandrel
bobbins
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JP54016725A
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JPS54116445A (en
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Sokoru Binsento
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SOKORU BUREIDEINGU MASHIN CORP
Original Assignee
SOKORU BUREIDEINGU MASHIN CORP
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Publication date
Application filed by SOKORU BUREIDEINGU MASHIN CORP filed Critical SOKORU BUREIDEINGU MASHIN CORP
Publication of JPS54116445A publication Critical patent/JPS54116445A/ja
Publication of JPS6157428B2 publication Critical patent/JPS6157428B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04CBRAIDING OR MANUFACTURE OF LACE, INCLUDING BOBBIN-NET OR CARBONISED LACE; BRAIDING MACHINES; BRAID; LACE
    • D04C3/00Braiding or lacing machines
    • D04C3/40Braiding or lacing machines for making tubular braids by circulating strand supplies around braiding centre at equal distances
    • D04C3/42Braiding or lacing machines for making tubular braids by circulating strand supplies around braiding centre at equal distances with means for forming sheds by controlling guides for individual threads

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)
  • Winding Filamentary Materials (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はフイラメント組条機に関するもので
あり、更に詳細にはアメリカ特許第2464899号及
び同第3892161号等に開示されたフイラメント組
条機の改良に関するものである。
上記のフイラメント組条機とは、針金等のフイ
ラメント状物を与えられた中心軸体、例えばマン
ドレル等に組条するものである。即ち、機上には
まず内側列のボビンやリール等のフイラメント供
給源が上記の中央マンドレルについて定められた
方向に回動可能に設けられている。又、その外側
には外側列のボビンやリール等のフイラメント供
給源が同様に上記のマンドレルについて逆の方向
に回動可能に設けられている。両列のボビンは上
記回動中にフイラメントを供給して、中央マンド
レルにこれを巻付けるものである。
外側列のボビンには夫々誘導機構が付設されて
おり、ボビン列が回動するに従つて、外側列ボビ
ンからのフイラメントを内側列ボビンの周行路に
ついて半径方向内側及び外側に交互に導く作用を
して、フイラメントの組条を行う。
前記のアメリカ特許に開示した構造にあつて
は、各誘導機構にボビンからのフイラメントのた
めの入口と出口を具えた誘導管が設けられてい
る。もつとも、必ずしも管状である必要はなく、
フイラメントを支持する機能を有するものなら充
分である。上記の誘導管は、その出口から出てゆ
くフイラメントが内側列ボビンの半径方向外側に
なる位置から内側になる位置迄、中央マンドレル
に対して半径方向に移動する。又、誘導機構は外
側列ボビンと共に中央マンドレルの周囲を移動す
る。上記したフイラメント出口の半径方向移動
と、内側列ボビンの回動に際して誘導管とボビン
とが接触しない様に、特別の機構が設けられてい
る。
出てゆくフイラメントが内側列ボビンの半径方
向内側にくる様に誘導管が移動した後で、内側列
ボビンが誘導管(の近く)を通過するとき、その
フイラメントは内側列ボビンの内側を通過する。
次いで誘導管は、たつた今誘導管を通過した内側
列ボビンと次の内側列ボビンとの間を通つて、出
てゆくフイラメントを外側に動かす。すると誘導
管から出てゆくフイラメントは、次の内側列ボビ
ンが出口を通過する際に、そのボビンの外側を通
過する。次いで誘導管は該フイラメントを、たつ
た今通過したばかりの内側列ボビンと更にその次
の内側列ボビンとの間を通つて、半径方向内側に
移動させる。かくして、各内側列のボビンは結局
その全ての側において各誘導管からのフイラメン
トによつて通過される事になる。
以上述べたのは外側列ボビンからのフイラメン
トが内側列ボビン1個毎に内外に移動する例であ
るが、カム等を適宜置換する事により、内側列ボ
ビン2個もしくはそれ以上の個数毎に内外に移動
する様に構成する事は容易である。
更に上記アメリカ特許に開示した構造にあつて
は、誘導管を軸転させる事により、その出口がボ
ビン列の回動中心について内外に移動する様にな
つている。誘導機構が内側に向けて移動すると、
仮に何等かのバネ機構等による張力補償が行われ
ていたにしても、フイラメントの張力が若干減少
する事は免れない。又、誘導機構が外側に向けて
移動すると、フイラメントの張力が若干増加する
事は免れない。正確に均斉な張力が保たれないか
ら、得られたフイラメント組条物の品質が不均一
となり易い。
安い糸や針金等の低級な組条物の場合には、組
条機にコンペンセーターや張力器を設ければ充分
である。しかし、例えば高張力針金等の様に高級
な組条物の場合には、その様な補償機構を仮に設
けても、フイラメントの張力変動は非常な悪影響
を及ぼす事になる。
フイラメントを偏向カムやデフレクターに係合
させて更に後者を周期的に各外側列ボビンに係合
させる事によつて、外側列ボビンのフイラメント
をして内側列ボビンの内外に移動させる形式の組
条機もある。一例を挙げると、フイラメント用の
デフレクターが組条機のフレーム上に固定されて
おり、外側列ボビンのフイラメントがこれを通過
する際にこれに係合する様になつている。各外側
列ボビンのフイラメントは供給部材を通つて供給
されて、内側列ボビンの半径方向内側に向けて送
り出される。デフレクターの形状と配置とは、外
側列フイラメントに係合するとこれを持上げて内
側列ボビンの半径方向外側に導く様に、定められ
ている。
更に観点を変えてみると、従来のこの種のデフ
レクターは一方向ボビン運動式のものである。即
ち、その形状は、外側列ボビンが主たる組条方向
に回動するに従つてフイラメントを半径方向外側
に向けて持上げる様に定められている。しかし、
例えば何らかの理由から組条物を解条したり又は
逆方向に組条をしたい様なときには、外側列ボビ
ンの回動方向は逆となる。ところがデフレクター
の形状はフイラメントが内側列ボビンを通過して
半径方向外側に偏向される様にはなつていないか
ら、フイラメントを妨げて切断してしまう事にな
る。
外側列ボビンのフイラメントは、デフレクター
から離脱して2個の内側列ボビン間を内側に移動
するとき、該フイラメントはデフレクターとのい
かなる接触からも解かれなければならない。外側
ボビン列が逆方向に運動する間、従来のデフレク
ターでは外側列ボビンのフイラメントをして、2
個の内側列ボビン間から引上げる事ができない。
何故ならそのデフレクターは、主な組条方向運動
しかつ内側列ボビン間を運動している外側列ボビ
ンのフイラメントの外側にある様に、既に位置さ
れているからである。従つて、フイラメント側の
ボビンの回動方向の如何に拘らず、外側列ボビン
のフイラメントを適正に偏向させるべくデフレク
ターの位置を変える事ができれば、非常に好都合
である。
この発明の組条機は2通りの方向態様の組条を
行うのに適したものである。第1の方向態様にあ
つては、コンペンセーターや張力器を用いなくと
も外側列ボビンのフイラメント張力が定常とな
る。第2の方向態様にあつては(若干部品交換は
必要とするが)デフレクターが用いられるが、組
条機は互に逆な2方向に回動する事が可能であ
る。
いずれにしても、この発明の組条機の基本構造
はアメリカ特許第3892161号に開示されたものと
等しいが、勿論いくつかの改良が加えられてい
る。
フイラメントの張力が定常な方の実施態様にあ
つては、フイラメントを組条する中央マンドレル
(もしくは芯体)に対して半径方向内外に移動す
る代りに、誘導機構は全てある導路に沿つて運動
し、各誘導機構の出口がひとつの平面を画定する
様にする。この平面は各フイラメントが出口から
中央マンドレルに向う一般的な方向に対して実質
的に垂直である。こゝで、出口が動いても中央マ
ンドレル上の組条が行われる点は変らないので、
出口が動くとフイラメントの延長線も又変化す
る。しかし、フイラメント延長機の一般的な方向
というものはある。誘導機構の出口が通る平面は
外側列ボビンの観点から、又はこれに対して測定
される。ボビン列は回動しているから、組条機に
対して、誘導機構の出口は円形の導路を画定す
る。
各誘導機構出口の旋回運動についての前の記載
と合せると、フイラメントの中央マンドレルの方
への延長線の方向に応じて、各出口は筒状もしく
は円錐台状の殻を通つて運動するが、その様な殻
の表面に沿つて長手方向に延在する1本の線が出
口からのフイラメントの延長方向に対して実質的
に垂直である如くにその側壁を配置する。
各誘導機構は実質的に上記した面内でのみ運動
するから、その入口から出口を通つてマンドレル
に向つてのびているフイラメント部分長に対して
はその出口は移動しない。この結果、誘導機構は
一の方向に動くときはフイラメント張力を増加さ
せないし、他の方向に動くときはフイラメント張
力を減少させない。この様に運動する事により、
誘導機構は上記した面を通つてフイラメントを動
かし、内側列ボビン上端の上方にフイラメントを
持上げ、その後次の内側列ボビンの下端の下方に
フイラメントを引おろす。フイラメントが内側列
ボビンの内外に運動する事によつてくる結果は上
記したアメリカ特許の場合のそれと同様である。
この発明の他の実施態様にあつては、各誘導機
構は旋回フイラメント支持部を有しており、この
支持部はその一端において各外側列ボビンに旋回
可能に架設され、かつ、他端にはフイラメントの
出口が形成されている。上記フイラメント支持部
の軸承部は、出口におけるフイラメントが実質的
に前記の面を通つて旋回する様な軸の周りに配置
されている。例えば、マンドレルの延長線方向と
鋭角で交叉する経路に沿つてフイラメントはマン
ドレルに供給される。この結果、フイラメントと
マンドレルとの交叉角の実質的な余角と以つて内
外列ボビンの回動面に対して傾斜する面内に上記
フイラメント支持部がフイラメント出口を旋回さ
せる。フイラメントがマンドレルに会合する角度
が変ると、誘導機構の出口が通る面もこれに応じ
て変更する必要があり、これによつてフイラメン
ト張力を定常に保つ。
夫々の面を通つて旋回するために、誘導機構は
カムに連結されている。即ち、このカムの形状に
よつて、誘導機構の運動のタイミングと程度とを
調節する。前記アメリカ特許にもかゝるカム形状
の一例が開示されているが、その高さが好ましい
ものではない。
上記のカムは好ましくは平らなデイスクを有し
ており、このデイスクは内側列ボビンに連結され
て一体に回動する。各誘導機構はカム従動アーム
を介してカムに連結されており、これにより前者
に所望の運動が与えられる。旋回式の誘導機構が
用いられている場合には、各誘導機構は自在継手
を介してカム従動アームに連結されており、アー
ムはカムに連結されている。この結果、内側列ボ
ビンの回動面に平行な面内を通つてデイスクが回
動すると、上記自在継手を介して、ボビン回動面
に交叉する面内での誘導機構の上記した旋回運動
が惹き起される。
誘導機構が全て同時に外側ボビンのフイラメン
トをして内側ボビンに対して半径方向内外に動か
す場合において、外側ボビンのフイラメントの運
動タイミングを適正に定めるため、この発明のカ
ムのデイスクには2組のカム従動子用導路が形成
されており、これら導管は互に位相差を有し、こ
の位相差の故に全ての誘導機構は中心角をおいて
離間して配置されて同時に旋回してフイラメント
をまず内側ボビンの上方に次いで下方に導くので
ある。
8本の内側ボビンフイラメントが組条され、8
個の外側ボビンが設けられ、各フイラメントが2
個の内側ボビン間の隙間を通つて内側に動き次い
でその次の隣接するボビン間の隙間を通つて外側
に動く様な典型的な例の場合、カムは2組の実質
的に同芯状の方形のカム従動子用導路を有してお
り、交互の誘導機構用旋回支持部のためのカム従
動子が交互のカム従動子用導路に係合している。
方形導路の位相差は45度である。導路が交叉しな
い様に、一方の導路の辺長は他方のそれよりも大
きくなつている。これに応じて、カム従動アーム
の長さも適宜調節されている。
以上記述した様に、外側列ボビンのフイラメン
トは、まずあるボビンの上を通り、次のボビンの
下を通り、更に次のボビンの上を………という様
に、導かれて組条されてゆく。しかし、この発明
の組条機にあつては、2個以上の内側列ボビンの
上を越えてから外側列ボビンのフイラメントが下
側に入る様にしてもよい。カムの従動子用導路の
形状を適宜変えてやる事により、カム従動子及び
旋回支持部には種々の運動を与える事が可能であ
る。内外列ボビンの個数が変つた場合にも、カム
従動子用導路を適宜変えてやる事により、誘導機
構には所望の内外旋回運動を与えてやる事ができ
る。
各外側ボビンのフイラメントをして各内側ボビ
ンより内側に移動させるためには、該フイラメン
トは内側ボビンの回動駆動機構を通らなければな
らない。各内側ボビンは周方向に離間した2本の
フインガーによつて上記駆動機構に連結されてい
る。これらフインガーの離間状態は、外側ボビン
のフイラメントが該2本のフインガーの一方に接
触する前に1個の内側ボビンの真下を通り、フイ
ンガーが経路から外れて動き、フイラメントがボ
ビンを動かしているそのフインガーを通過した後
でそのフインガーが内側ボビンとの係合に復し、
かつ、外側ボビンのフイラメントが最後に通過す
る迄他方のフインガーが経路から外れて動く様に
定められている。
前記のアメリカ特許の場合には、内側列ボビン
を動かすフインガーがカムに制御されて半径方向
に旋回するフインガーを有しており、このフイン
ガーが適切なタイミングにおいて夫々の内側ボビ
ンと係合、離脱して効果的な作用を行つている。
しかしこの発明によれば長手方向に可能の内側
ボビン駆動用のフインガーを用いる事により、内
側ボビンとその回動駆動機構とをより効果的に連
結する事ができる。上記のフインガーは内側ボビ
ンとその駆動機構との間の間隙を横切つて長手方
向に移動し、これによつて外側ボビンのフイラメ
ントが通過した後で内側ボビンと係合、離脱す
る。このフインガーは平らで、高さの小さなカム
デイスクによつて制御されるものである。
加えて、上記フインガーは内側ボビン回動駆動
機構の導孔に嵌合されている。これら導孔は内側
ボビンの回動経路に対して半径方向に設けられて
もよいが、製造上の容易さ及び作用上の円滑さ等
の理由からして、半径方向から発散する代りに、
上記フインガーは互いに平行であり、かつフイン
ガー間中央におけるボビン列半径にも平行である
べきである。
更にこの発明の他の実施態様にあつては、旋回
誘導機構を除いて、これに代えてデフレクターと
適宜なコンペンセーターもしくは張力器が設けら
れており、これによつて外側ボビンのフイラメン
トを内外に偏向させる。
この発明の利点は、定常フイラメント張力式の
第1の実施態様とフイラメント偏向式の第2の実
施態様との交換性にある。
第2の実施態様の場合、外側ボビンのフイラメ
ントは通常全ての内側ボビンに対して半径方向内
外に引出される様に配置されている。該フイラメ
ントが内側ボビンの外側を通るには、それなりに
偏向されなければならない。デフレクターがこの
役目をするのである。デフレクターの配置は、フ
イラメントをして内側ボビンを通過する際に上下
させる様に、定められている。
ボビンがその主回動方向に回動できる様に、デ
フレクターはフイラメントを外側に引上げる傾斜
路を有しており、フイラメントが外側に引上げら
れて夫々の内側ボビンを越えて動く際に、その位
置にあるデフレクターがフイラメントを解放して
内側の位置に下らせる。デフレクターが設けられ
てかつ内側ボビンは離間しているから、フイラメ
ントは隣接する内側ボビン間を下つて次の内側ボ
ビンの内側に移動する。デフレクターの形状は、
全ての内側ボビン就中その基体もしくは支持ブラ
ケツトが完全にデフレクターを通過する前にフイ
ラメントを解放して下らせる様に、定められてい
る。この結果、フイラメントはまずデフレクター
から落ち、内側ボビンの支持部に係合して、更に
そこからも落ちる。従つて、フイラメントは隣接
する。ボビン間を適正に移動し、デフレクターの
配置が若干誤つていてもフイラメントの内側への
運動は乱されない。
組条機が逆方向にも回動できる様に、デフレク
ターには更に第1の傾斜路と逆の周方向に延在す
る第2の傾斜路が設けられており、ボビン列が逆
方向に回動すると外側ボビンのフイラメントがこ
の第2の傾斜路に接触する。
前記した様に外側ボビンのフイラメントはデフ
レクターに接触すると、内側ボビンの上方に引上
げられ、その移動の終期において解放される様に
なつている。このためにデフレクターはボビン列
の軸について周方向に移動できる様になつてお
り、これによつて夫々の傾斜路がフイラメントを
引上げる様になる。デフレクターの周方向長は、
一方の傾斜路がフイラメントに接触するとき他方
の傾斜路が次の内側ボビン間に落ちてゆくフイラ
メントの邪魔をしない様に、定める。
デフレクターは個々に移動可能としてもよく、
共通の回動支持部上に全てを架設して全体を一挙
に移動できる様にしてもよい。
以上の記載は1:1式組条物を製造する事を前
提としており、各外側ボビンのフイラメントはあ
る内側ボビンの半径方向外側を通過した後で次の
内側ボビンの内側を通過する。しかし、フイラメ
ントが2個以上のボビンの内外を通過する組条方
式にも適用できる。この場合各デフレクターの周
方向長は、フイラメントが2個以上の内側ボビン
の外側に引上げられてから内側に落込んでゆく様
に、定める。同様の観点から、デフレクターの離
間度も定める。
この発明の目的は、構造が簡単で、実用性に富
み、フイラメントとを効果的に導く事ができる様
なフイラメントを、提供する事にある。
この発明の他の目的は、フイラメント張力を定
常に保ちかつフイラメント誘導機構の運動とボビ
ン支持部との回動を調和させた、フイラメント組
条機を、提供する事にある。
この発明の更に他の目的は、組条に際してフイ
ラメントを偏向させる如きフイラメント組条機
を、提供する事にある。
この発明の更に他の目的は、フイラメント誘導
方式とフイラメント偏向方式とのいずれにも適し
たフイラメント組条機を、提供する事にある。
この発明の更に他の目的は、異る2方向に回動
して組条を行い得る如きフイラメント組条機を、
提供する事にある。
すなわちこの発明によれば、組条機の中央部に
はフイラメントが組条されるべきマンドレルが固
定されており、このマンドレルの周りを第1の方
向に回転する第1の駆動機構が組条されるべきフ
イラメントを供給するための第1のボビンをマン
ドレルの周りに同心列状にかつマンドレルに対し
て同一の第1の傾斜角で支持しており、マンドレ
ルの周りを第1の方向とは逆の第2の方向に回転
する第2の駆動機構が組条されるべきフイラメン
トを供給するための第2のボビンを第1のボビン
の同心列の外側においてマンドレルの周りに同心
列状にかつマンドレルに対して同一の第2の傾斜
角で支持しており、各第2のボビンに付設して第
2の駆動機構上には旋回ガイド機構が設けられて
おり、各旋回ガイド機構は第2のボビンからのフ
イラメントが第1のボビンの下側より上を通る第
1の経路と第1のボビンの下側より下を通りかつ
第1の経路を実質的に等長な第2の経路に交互に
沿つて引出されるべくそれ自身の軸について旋回
し、第1の駆動機構と同期回転する第1のカム盤
と各旋回ガイド機構とがカム従動機構により連結
されており、かつ、カム盤の回転に伴なつてカム
従動機構がカム盤の中心に対して半径方向に往復
しこれにより各旋回ガイド機構が上記の如く旋回
するものである。
以下添付の図面に示す実施態様によつて更に詳
細にこの発明について説明する。
第1図に示すのはこの発明による組条機の一実
施態様であつて、その原理的構成は本出願人の出
願に係る米国特許第3892161号に開示のものと同
一である。従つてその詳細については説明を省略
する。
組条機10は環状の支台12上に支承されてお
り、この支台12上には更に垂直柱14が架設さ
れている。
支台12上に架設された支柱22上には、ベア
リングを介して、環状板20が回転可能に架設さ
れている。この環状板20は特定の一方向、例え
ば時計回り方向に回転する。この環状板20の上
方において、上記支柱22には更に第2の環状板
24がベアリングを介して架設されている。この
第2環状板24は第1環状板20とは逆方向、例
えば反時計回り方向に回転する。これらの板2
0,24は不動状の支台12に対して同じ速度で
回転するから、組まれるに際して全てのフイラメ
ント長は均一となる。前記した米国特許に記載さ
れたものと同様の適宜な駆動機構25をこれらの
板20,24に連結してその回転駆動を行う。
第1環状板20の上面周縁に沿つて、ほゞ等間
隔で複数個のブラケツト30が設けられており、
その各々には半径方向外側列に属するフイラメン
トボビン32が支承されている。各ブラケツト3
0はその上端に斜行したボビン支持部33を有し
ており、これにより後述する組条用マンドレル1
00に向つてボビン32を内側に傾斜させてい
る。ブラケツト30とボビン32が第1環状板2
0と共に回動する事は勿論である。ボビン32は
スプール状、リール状その他いかなる形のもので
あつてもよい。このボビン32及び後述するボビ
ン40に巻かれるフイラメントとしてはワイヤ
ー、紡糸、糸その他の繊条体がある。
上記に加えて半径方向内側列に属するボビン4
0も配設されている。ボビン32,40は通常同
じ仕様のものを用いるのがよい。各ボビン40は
上端にボビン支持部41を有したブラケツト42
により支承されており、各ブラケツト42に後述
する様にして第2環状板24に架設されている。
各ボビン40の軸も又マンドレル100に対して
傾斜している。後述する旋回ガイド機構70の必
要とされる全自在運動量を小さくするために、ボ
ビン40の傾斜角はそれからマンドレル100に
向うフイラメントの方向と同一にとる。第2環状
板24が第1環状板20と逆方向に回転すると、
各ブラケツト42及びボビン40は第1環状板2
0とは逆方向に回動する。
こゝで上記のブラケツト42は直接に第2環状
板24上に載置されるものではなく、又、第2環
状板24の方もこのために外側に延設されるもの
ではない。即ち各ブラケツト42は、その真下に
配設されてかつ第1環状板20上に支承された支
柱45(第2図参照)によつて、図示の位置に保
持されてかつ回動させられるのである。ブラケツ
ト42は図示の位置に保持される一方、第1環状
板20に対して回動する事ができるのである。
かゝる支持構造の詳細は前出の米国特許に記載さ
れている。
各ボビン40及びブラケツト42と第2環状板
24の対応する周縁との間には間隙43が設けら
れており、これにより組条作業に際して、外側列
ボビン32からのフイラメント71が各ボビン4
0の下側、即ちブラケツト42と第2環状板24
との間を通過する事ができるのである。しかし、
ブラケツト42は一体回動すべく第2環状板24
に結合されていなければならないのである。
第5図に示す様に、各ブラケツト42の下側に
は1対の長孔46,48が形成されている。これ
らの長孔46,48は相互に平行であると共に、
その中央を通る第2環状板24の半径線に対して
も平行になつている。
各長孔46,48に嵌合してボビン駆動ピン5
0,52が設けられており、その延設方向及び長
手運動方向は夫々の長孔46,48共通の延設方
向によつて定められる。
これに対応して第2環状板24にも長孔51,
53が形成されており、これらの長孔51,53
が上記のピン50,52と嵌合してその長手方向
運動を導く役割をする。これらの長孔51,53
は各ブラケツト42の長孔46,48に向つて延
設されて、かつ、これらと一線をなす様に設計さ
れている。駆動ピン50,52の長さは常に長孔
51,53内に嵌合してこれによつて導かれ得る
程度のものとし、これによつて上記の運動中その
平行性が保たれるのである。駆動ピン50,52
の動きは全て第2のカム盤56の面と平行な方向
であるから、ピンの作用は容易に行われ、かつ、
その作用に占める体積も小さいものである。
駆動ピン50,52はカム機構によつて駆動さ
れてブラケツト側の長孔46,48に出入して、
第2環状板24とボビン40の全てとの間の係合
を間断なく保つている。第5図から明らかな様
に、第1環状板20の上面にはこれと平行にカム
盤56が設けられており、環状板20と一体に回
動する。カム盤56の面にはカム溝60が刻設さ
れており、このカム溝60は複数の半径方向突出
溝部62とこれと交互に設けられた内向突出溝部
64とを含んで成つている。内側列ボビン用ブラ
ケツト42用の駆動ピン50,52は夫々カム従
動片65を有しており、これが常時カム溝60に
嵌合している。
カム溝60の突出溝部62,64の形状は次の
様に定められている。即ち、第1環状板20及び
ボビン32に対するボビン40及び第2環状板2
4の全ての回動位置において、各ブラケツト42
の駆動ピン50,52の内少くとも1個がその対
応する長孔46又は48内に位置し、これによつ
て各ブラケツト42とボビン40が第2環状板2
4と共に間断なく回動するのである。上記のカム
及びこれに従動する駆動ピンを用いた構造は、同
様の機能をすべく前出の米国特許に記載された軸
転式フインガーを改良したものである。
内側列のボビン40は夫々、ブラケツト42に
固定されてフイラメントガイド68が付設されて
おり、そのアイ(導糸孔)を介してボビン40か
ら中央のマンドレル100へとフイラメント69
が導かれる。
組条を行うに当つては、外側列のボビン32か
らのフイラメント71は、内側列のボビン40か
らのフイラメント69に対して交互に内外(即ち
下上)を通つて導かれる。この様にボビンからの
フイラメントを動かすには旋回ガイド機構70を
利用する。(第2,3図参照)フイラメント71
は各外側列ボビン32から解舒されて第1環状板
20の真下に支承されたローラーを経てから管体
76に支承されたガイドローラー74に至る。こ
の管体76は第1環状板20に形成された開口7
8とベアリングとを挿通している。該開口78は
第1環状板20の回転面に対して斜行している。
第1環状板20上側の出口端において、この管体
76はこれに交叉する第2の管体80以下「旋回
ガイド」と言うを支承している。この旋回ガイド
80はフイラメントの旋回ガイドもしくは旋回ア
ームとして作用するものである。
ガイドローラー74からのフイラメント71は
旋回ガイド80に支承された方向変換ガイドロー
ラー84に巻付けられる。ガイドローラー84か
らのフイラメント71は中央のマンドレル100
へ直行する。旋回ガイド80の長さは、ガイドロ
ーラー84から離れたフイラメント71が所望の
経路、即ち内側列ボビン40の外側上方の位置か
ら次の順序のボビン40の内側下方に至る経路を
たどるのに、充分なものとする。
上記の旋回ガイド80は開口78内のベアリン
グについて軸転し得る様にする。該ガイド80の
旋回軸は、適宜な傾斜を有しており、これによつ
てフイラメント71のマンドレル100に向う延
長線方向の面に対して実質的に直角な面を通つて
ガイドローラー84が延設される様に構成されて
いる。第1図から明らかな様に、フイラメント6
9,71はマンドレル100とは直角には交叉し
ないで、鋭角を以つて交叉する。
旋回ガイド80が旋回をしても、中央の組条支
柱及びマンドレル100からのガイドローラー8
4の距離は実質的に不変である。加えて、第1管
体76への入口からガイドローラー84へ至るフ
イラメントの経路の長さも一定である。この結
果、各フイラメント71は組条のためにマンドレ
ル100に供給され、かつ、フイラメント71は
ボビン40の上下に動くから、先行技術における
半径方向に動くガイド機構における様な、フイラ
メント張力が交互に増減して悪い影響を及ぼす様
な事はない。
各旋回ガイド80が支承されている第1環状板
20の有利という点からガイド80とガイドロー
ラー84の運動を見た場合、ガイドローラー84
の運動は1平面内に限られるものである。組条機
全体の有利という点から見た場合、旋回ガイド8
0の旋回は第1環状板20と同時に行われるもの
である。従つて、ガイド80とガイドローラー8
4とは旋回に際して1つの平面を画定するもので
はなく、1つの円錐台状輪郭を画定するものであ
り、その周面はフイラメント71のマンドレル1
00に向う方向に対して実質的に直交するもので
ある。
第3図中実線で示す位置に旋回ガイド80とガ
イドローラー84とが旋回されると、外側列ボビ
ン71からのフイラメント71は夫々の内側列ボ
ビン40の上縁より上方に引上げられてこれを通
過し、夫々の内側列ボビン40からのフイラメン
ト69の半径方向外側を通過する。第3図中破線
で示す位置にガイドローラー84が動く様に旋回
ガイド80が旋回されると、外側列ボビン32か
らのフイラメント71は夫々の内側列ボビン40
の下縁より下方に引下げられてこれを通過し、各
フイラメント62の半径方向内側を通過する。こ
れは上記の米国特許に示された半径方向に可動な
ガイド機動と同様の機能である。
外側列ボビン32からのフイラメント71が内
側列ボビン40の上方外側を通過する際は、ボビ
ン40及びブラケツト42及び第2環状板24は
いずれもその通過に干渉しない。しかし、該フイ
ラメント71がもし内側列ボビンの真下内側を通
過する様な事になると、フイラメント71は内側
列ボビン40もしくはその第2環状板24への連
結部に当る事になる。上記したカムによつて駆動
されるピン50,52を採用したのは、かゝる問
題を回避するためである。
カム溝60の位置形状は、後述する旋回ガイド
80を旋回させる第1のカム盤110に対して次
の様に定められている。即ち、内側列ボビン40
がその上方に来るべくガイドローラー84からの
フイラメントが下方に走るとき、フイラメント7
1はブラケツト42と第2環状板24間に形成さ
れた間隙43(第2図参照)を通り抜ける。通常
この間隙43は駆動用ピン50,52によつて各
ブラケツト42に橋かけされている。(第5,5
a図参照)しかしカム溝60によつてピン50,
52の長手方向運動のタイミングが定められて、
正に丁度フイラメント71がこれらのピン50,
52の内の1個に当るタイミングにおいて、その
ピンは間隙43から出て長孔51(又は53)内
に移動して、フイラメント71を自由に通過さ
せ、爾後、ブラケツト42内の長孔46(又は4
8)内の位置に戻る。これらのピン50,52の
相互間々隔及びカム溝60の内向突出溝部64の
周方向幅は、一時にピン50,52の内の一方の
みがブラケツト42との係合から解かれる様な仕
様に設計する。これ以上の詳細な説明は、前記米
国特許による。
第1,2及び4図に示す様に、開口78によつ
て定められる旋回軸についての旋回ガイド80の
旋回運動は、第2環状板24の真下に固定された
カム盤110によつてこれを行う。第1のカム盤
110と第2のカム盤56とは平行であるが、こ
の故に組条機が小型となり、かつカムによつて起
る運動を成可く小さくする事ができる。このカム
盤110には方形の外側カム溝112とやはり方
形の内側カム溝114とが同芯状に、かつ、後述
する理由から45゜の位相差をもつて形成されてい
る。
各旋回ガイド80には駆動アーム116が付設
されており、その一端は自在継手118を介して
旋回ガイド80に連結され他端は同じく自在継手
120を介して第1環状板20内に支承されたカ
ム従動スライド122に連結されている。このス
ライド122には外内カム溝112,114に係
合するカム従動片124または126が架設され
ている。ところでブラケツト42と外側カム溝1
12との間の距離はブラケツト42と内側カム溝
114との間の距離より小である。従つて、カム
従動片124を支承するスライド122はより短
くてよい。
カム従動片124,126はカム溝112,1
14によつて定められる経路に沿つて動き、各ス
ライド122は第1環状板20と共に回転するに
つれ後者内に設けられた長孔内を摺動する。各ス
ライド122の第1環状板20に対する半径方向
の動きは駆動アーム116を介して旋回ガイド8
0に伝達されて上記した旋回運動を引起す。
2組のカム溝112,114は互に45゜の位相
ずれを有しており、これにより全ての旋回ガイド
80が同時かつ同方向に旋回する。1組のカム従
動要素(カムスライド122及びカム従動片12
4)は外側カム溝112と係合しており、その隣
の1組のカム従動要素(カムスライド122及び
カム従動片126)は内側カム溝114と係合し
ている。これらのカム溝112,114が方形を
しており、かつ、この実施態様では8個の外側列
ボビン32を有しているので、各カム従動要素1
22,124又は122,126はいつの時点に
おいても夫々の方形カム溝の同じ個所に係合して
おり、従つて旋回ガイド80は全て同一の方向に
旋回する。
ボビンの個数が異る場合には、カム盤110中
におけるカム溝の形状と角度関係はそれなりに変
つたものとなり、外側列ボビンの導糸部材が全て
同時かつ同方向に旋回する。旋回ガイドに異る形
の運動を与えたい場合、例えば各個独立に異る方
向に旋回ガイドを旋回させたい場合には個々の条
件に応じて当業者推考容易な範囲においてカム溝
の構造を変更して所望の旋回運動を行わしめる。
更に以上の記載においては、外側列ボビンから
のフイラメントがある内側列ボビンの半径方向内
側を通つて次いで次の内側列ボビンの半径方向外
側を通つてゆく様に、カム溝112,114の形
状が選ばれている。他の型式の組条機にあつて
は、外側列ボビンのフイラメントが2個以上の内
側列ボビンの上側及び/又は下側を通る事もあ
る。この様な場合の旋回ガイド80の運動を与え
るカム溝112,114の形状を定める事は当業
者にとつて容易である。
内外列ボビンからのフイラメントは中央のマン
ドレルに巻付けられる。マンドレルとしては針
金、管体その他なんでもその周囲にフイラメント
を組条したいものならばなんでもよい。垂直柱1
4から内側に向つて延設されたアーム102によ
つて中央に支承されたガイドダイ101を貫通し
ている。
第8図に自在継手118を介しての旋回ガイド
80の開口78と駆動アーム116との連結の一
例を示す。第1のカム盤110の回転に伴ないカ
ムスライド124が第1の環状盤20の長溝内を
半径方向外側に向けて摺動すると、駆動アーム1
16は第9図中点線で示すような状態となり、こ
れに伴い開口78がそれ自身の軸について回転
し、旋回ガイド80もそれ自身の軸にいて旋回す
る。
第6,7図に示すのはこの発明の組条機の第2
の実施態様である。この例のものにあつては管体
76及び旋回ガイド80が割愛されている。カム
盤110とこれを導糸要素に連結する部材は取外
されるか取除かれている。勿論、外側列ボビンの
フイラメントは相変らず内側列ボビンの外側を引
上げられて、かつ、内側列ボビンの内側に戻る様
になつており、このためにデフレクター160が
設けられている。
第6図に示す様に、外側列のボビン32はブラ
ケツト30及びボビン支持部33上に支承されて
いる。これら部材の形状は第1図に示すものとは
異るが、外側列のボビン32の位置は第1図に示
すそれと実質的に同じである。外側列ボビン32
からのフイラメント71は調節機構150を経て
走行している。
この調節機構150はバネ力によつてフイラメ
ント張力を実質的に定常に保つ働きをするもので
あつて、外側ボビン用ブラケツト30から下方に
延設された支杆152を有している。この支杆1
52の下端にはピボツト154を介してアーム1
56が軸承されており、このアーム156の端部
に回転自在に取付けられたプーリー158にはフ
イラメント71が巻回している。
ピボツト154に付設されたバネ159は通常
は支杆152とアーム156とに圧接して、これ
に定常なバネ力を及ぼしてピボツト154につい
てアーム156を図中時計回り方向に回動すべく
付勢している。この結果、フイラメント71には
定常な張力が付与される。以上各部の寸法、位置
は、プーリー158が図中実線の位置にある場合
において、フイラメント71が間隙43を通るべ
く導かれ、かつ、外側列ボビンのフイラメントが
正常状態において内側列ボビンの半径方向内側に
なる様に定められる。
外側列ボビンのフイラメント71を内側列ボビ
ン40の半径方向外側に導くために組条機の支柱
22の周りにデフレクター160が設けられてい
る。これらのデフレクター160は支台12に固
定されており、外外側列ボビン32,40は共に
デフレクター160を通過して逆方向に回動す
る。このデフレクター160は外側列ボビンのフ
イラメント71を内側列ボビンの半径方向外側に
導くためのものである。
図示の実施態様の外内8個づつ計16個のボビン
がある場合において、外側列ボビンのフイラメン
トがある1個の内側列ボビンの半径方向外側を通
り、次の隣合う内側列ボビンの半径方向内側を通
る事によつて組条が行われる。支台12の外周縁
に沿つて4個のデフレクター160が等距離に配
設されており、外内側列ボビンが1個のデフレク
ター160を通る際に両者が互に通過する様にデ
フレクター160が配置されている。
デフレクター160の形状は各列のボビンが逆
方向に回動する様に定められており、この内一方
の方向とは通常組条が巻かれる方向であり、他方
の方向とは組条が巻戻される方向である。
第7図に示す様に、内側列ボビン40直下のボ
ビン支持部41の起立アームはダ円形をしてお
り、その側端162はとがつており、かつその上
下端164はボビン支持部41の中心に対して対
称状にわん曲している。
ボビン列が回動すると、フイラメント71はま
ずデフレクター160に出会い、これに沿つて
徐々に摺動上昇し、内側列ボビンが通過するにつ
いてデフレクター160上を乗越え、内側列ボビ
ンがほゞ通過を完了するとデフレクター160か
ら降下離間する。
第7図中右側から出発して外側列ボビン32が
組条機について時計方向に進むとして、デフレク
ター160の上端面171は、フイラメント71
とデフレクター160との最初の係合点直下の立
上り部172から、始まる。上端面171は上り
傾斜部174において上方に傾斜して頂部176
に至る。この頂部176はボビン支持部41の上
端164より高い。頂部176を間にして反対側
には同様に下り傾斜部178及び立下り部182
がある。これらの形状位置は上り傾斜部174及
び立上り部172と同じである。デフレクター上
端面頂部176はかなりの長さを有している。
第7図に示す様に、フイラメント71はデフレ
クター160の上にのらなければならない。しか
しデフレクター160からの出口側、即ち第7図
中左側においては、フイラメント71はデフレク
ター160の下り傾斜部178及び立下り部18
2の全域に亘つてこれらにのる訳ではない。その
代り、フイラメント71はデフレクター160か
ら滑つてボビン支持部41の上端164の丸く下
向きに傾斜した部分の上に落ちて、最後にはボビ
ン支持部41の左側端162から落ちる。この結
果外側列ボビンのフイラメント71は2個の隣接
した内側ボビン40間内側に迅速に落込む。従つ
て、フイラメント71は常に前以つて定められた
様にボビン間を通過し、しかもデフレクターによ
つて2個の隣接するボビン間の間隙を通つて運ば
れる様な事はない。
デフレクター160をして第7図に示す位置に
おき、ボビン列の回動が反対方向だとすると、各
外側列のボビンからのフイラメント71は右側か
らではなく、左側から(第7図中)各デフレクタ
ー160に近づく。フイラメント71が内側列ボ
ビン用のボビン支持部41の真下に来ると、まず
デフレクター160の立下り部182との接触が
始まる。次いでフイラメント71が下り傾斜部1
78をのぼると、ボビン支持部41の真下に落ち
る事になる。
これを避けるために、デフレクター160を組
条機の周に沿つてずらせて、その立下り部182
と下り傾斜部178を含む側壁がボビン支持部4
1の左側端162を越えて突出する位置に持つて
くる。この突出距離は第7図に示した配置におけ
る右側突出距離と同じくとる。この様にすると、
フイラメント71は立下り部182から下り傾斜
部178を経て容易に頂部176に至る。同様に
して内側列ボビン40がデフレクター160を通
過する最後の時期になると、フイラメント71は
デフレクター160からボビン支持部41の上端
164上に落ち、かくして隣接する内側列ボビン
間を迅速に導かれる。
上記の様なデフレクター160の位置調節を容
易とするために、デフレクター160の左右底部
に臨んでブラケツト184,186が形成されて
おり、これらには夫々長孔188,190が穿設
されている。これらの長孔188,190には止
ネジ192が挿通しており、支台12に適宜形成
されたネジ孔に螺合してデフレクター160を支
台12に固定している。この止ネジ192を緩め
る事により、デフレクター160の位置を周方向
に沿つて調節できる。これによつて内外列ボビン
に対するデフレクター160の位置づけも容易に
行われ、その結果、デフレクター160がフイラ
メント71を引上げるタイミングを適正に定める
事が可能となる。
上記の構造に代えて、支台12上に示されたデ
フレクターを全て環状レール上に支承し、このレ
ールに長孔を形成し、このレールを止ネジ状のも
のにより支台12上に締結し、調節に当つてはレ
ールの位置を変えて全てのデフレクターの位置調
節を同時に行う様にする事もできる。
デフレクター160はフイラメント71を急激
に内側列ボビン40の上方に引上げるものであ
る。前記の調節機構150はこの急激な上昇を吸
収し、これによつてくるフイラメント張力の増減
を小さくする。フイラメント71がデフレクター
160の頂部176にのるときには、プーリー1
58は第6図中破線で示す上昇位置に移動し、フ
イラメント71が間隙43を通過する時にはプー
リー158は同じく実線で示す位置にある。
上記したデフレクター160の配置では、内側
列ボビンのフイラメント71は唯1個の内側列ボ
ビンの半径方向外側を通つた後で次の内側列ボビ
ンの半径方向内側に来る様になつている。しか
し、デフレクター160の頂部176を適宜長く
とる事により、フイラメント71をして複数個の
内側列ボビンの外側を通つてから2個の隣接した
内側列ボビン間に落ちる様にする事もできる。更
に、上記の例では、内側列ボビンの半径方向内側
の位置から外側の位置にフイラメント71を引上
げる様になつているが、デフレクターの形状と配
置とを逆にしてフイラメントを外側位置から内側
位置に偏向させる様にする事もできる。
【図面の簡単な説明】
第1図;この発明の組条機の一実施態様の全体
を示す側面図。第2図;第1図に示す組条機の一
部を示す拡大側断面図。第3図;第2図中矢印3
−3に沿つて見た導糸機構の端面図。第4図;第
1,2図中矢印4−4に沿つて見た導糸機構用駆
動カムの平面図。第5図;第1,2図中矢印5−
5に沿つて見た外側列ボビン駆動用カム周りの平
面図。第5a図;上記カムの一部を示す拡大平面
図。第6図;この発明の組条機の他の実施態様の
一部を示す拡大側断面図。第7図;第6図中矢印
7に沿つてみたデフレクターの拡大図。第8図;
駆動アームと旋回ガイド機構との連結の一例を示
す斜視図。第9図;旋回ガイド機構の旋回を示す
斜視図。 10……組条機、12……支台、20……第1
環状板、22……支柱、24……第2環状板、2
5……駆動機構、30……ブラケツト、32……
外側列ボビン、33……ボビン支持部、40……
内側列ボビン、41……ボビン支持部、43……
間隙、51,53……長孔、50,52……ボビ
ン駆動ピン、56……第2のカム盤、60……カ
ム溝、69,71……フイラメント、70……自
在ガイド機構、80……旋回ガイド、84……ガ
イドローラー、100……マンドレル、110…
…第1のカム盤、112……外側カム溝、114
……内側カム溝、116……駆動アーム、122
……カムスライド、150……調節機構、158
……プーリー、160……デフレクター。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フイラメントが組条されるべき中央の固定マ
    ンドレル100と、 組条されるべきフイラメントを供給するための
    第1のボビン40をマンドレルの周りに同心列状
    にかつマンドレルに対して同一の第1の傾斜角で
    支持し、かつマンドレルの周りを第1の方向に回
    転する第1の駆動機構24と、 組条されるべきフイラメントを供給するための
    第2のボビン32を、第1のボビンの同心列の外
    側において、マンドレルの周りに同心列状にかつ
    マンドレルに対して同一の第2の傾斜角で支持
    し、かつマンドレルの周りを第1の方向とは逆の
    第2の方向に回転する第2の駆動機構20と、 各第2のボビンに付設して第2の駆動機構上に
    設けられた旋回ガイド機構70とを含んでなり、
    かつ、 各旋回ガイド機構は、第2のボビンからのフイ
    ラメントが第1のボビンの上側より上を通る第1
    の経路と第1のボビンの下側より下を通りかつ第
    1の経路と実質的に等長な第2の経路に交互に沿
    つて引き出されるべく、それ自身の軸について旋
    回し、 第1の駆動機構と同期回転する第1のカム盤1
    10と各旋回ガイド機構とがガス従動機構により
    連結されており、かつ、 第1のカム盤の回転に伴なつてカム従動機構が
    第1のカム盤の中心に対して半径方向に往復動し
    て、これにより各旋回ガイド機構が上記の如く旋
    回する ことを特徴とするフイラメント組条機。 2 前記の第1のカム盤110がボビン40,3
    2の回転面と平行な面内にあるごとき特許請求の
    範囲第1項記載の組条機。 3 全ての旋回ガイド機構70が同方向に互いに
    同期して旋回し、かつ 各旋回ガイド機構を介して引出される第2のボ
    ビン32からのフイラメントが第1のボビン40
    に接触妨害されることなく第1のボビン相互間の
    空間を通つて引出されるように旋回ガイド機構が
    旋回されるべく、第1のカム盤110のカムの形
    状が定められている ごとき特許請求の範囲第1項記載の組条機。 4 旋回ガイド機構70がマンドレル100の周
    りに均等に配置されており、 第1のカム盤110が2本のカム溝112,1
    14を有しており、 カム従動機構がカム従動片124,126を有
    しており、 隣接する2個の旋回ガイド機構のためのカム従
    動片がカム盤の異なるカム溝内に収容されてお
    り、かつ 第1のカム盤のカム溝がマンドレル100につ
    いて位相差をもつて配置されている ごとき特許請求の範囲第3項記載の組条機。
JP1672579A 1978-02-15 1979-02-14 Filament braiding machine Granted JPS54116445A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/877,980 US4130046A (en) 1978-02-15 1978-02-15 Braiding machine with continuous tension filament control

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