JPS6157432B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6157432B2 JPS6157432B2 JP52125000A JP12500077A JPS6157432B2 JP S6157432 B2 JPS6157432 B2 JP S6157432B2 JP 52125000 A JP52125000 A JP 52125000A JP 12500077 A JP12500077 A JP 12500077A JP S6157432 B2 JPS6157432 B2 JP S6157432B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- napped
- raised
- hot air
- drying
- fabric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、立毛性及び風合の優れた極細繊維か
ら成る立毛を有する繊維シート状物の製造方法に
関する。換言すれば、本発明はあらかじめ起毛さ
れることにより極細繊維から成る立毛を有する繊
維シート状物に高分子物質を付与加工する方法に
関するものであつて、立毛性及び風合の優れたシ
ート状物を得ると共に、高分子物質の付与加工効
果を一層高めんとするものである。
ら成る立毛を有する繊維シート状物の製造方法に
関する。換言すれば、本発明はあらかじめ起毛さ
れることにより極細繊維から成る立毛を有する繊
維シート状物に高分子物質を付与加工する方法に
関するものであつて、立毛性及び風合の優れたシ
ート状物を得ると共に、高分子物質の付与加工効
果を一層高めんとするものである。
従来、繊維シートに高分子物質を付与し、風合
や反発性、防しわ性を改良する考えは公知であ
る。一方、単に不織布や織物などの繊維シート状
物に弾性を有する高分子物質を付与するのみで
は、良好な品位のものができないことも知られて
おり、多くの改良法も試みられている。
や反発性、防しわ性を改良する考えは公知であ
る。一方、単に不織布や織物などの繊維シート状
物に弾性を有する高分子物質を付与するのみで
は、良好な品位のものができないことも知られて
おり、多くの改良法も試みられている。
就中、高分子物質のエマルジヨンをシートに付
与し普通に乾燥するだけでは、エマルジヨンの乾
燥に伴なうマイグレーシヨンの激しさのため、表
面部分に高分子樹脂が集中し、良好な結果が得ら
れない。
与し普通に乾燥するだけでは、エマルジヨンの乾
燥に伴なうマイグレーシヨンの激しさのため、表
面部分に高分子樹脂が集中し、良好な結果が得ら
れない。
このため、のり剤を使う方法も考えられない訳
ではないが、通常のり剤は水にとけ、目的を有効
に果し難い。また一方で、高分子物質のエマルジ
ヨンにマイグレーシヨン防止剤を添加する方法が
考えられている。これは確かに有効ではある。し
かし、これでも十分にマイグレーシヨンが防止で
きる訳ではない。効果としては不十分なのであ
る。より強くマイグレーシヨン防止剤の効果を発
揮させるために、薬剤を多く入れると、ゲル化、
粒子の粗大化、含浸むら、粒子凝集固化(乾燥後
の)力の低下、ガムアツプ、結果としての染色む
ら、スポツト状の製品欠点などが惹起される。こ
れを解決する手段が長らく求められていたが、未
だ達成されていない。
ではないが、通常のり剤は水にとけ、目的を有効
に果し難い。また一方で、高分子物質のエマルジ
ヨンにマイグレーシヨン防止剤を添加する方法が
考えられている。これは確かに有効ではある。し
かし、これでも十分にマイグレーシヨンが防止で
きる訳ではない。効果としては不十分なのであ
る。より強くマイグレーシヨン防止剤の効果を発
揮させるために、薬剤を多く入れると、ゲル化、
粒子の粗大化、含浸むら、粒子凝集固化(乾燥後
の)力の低下、ガムアツプ、結果としての染色む
ら、スポツト状の製品欠点などが惹起される。こ
れを解決する手段が長らく求められていたが、未
だ達成されていない。
本発明の目的は、かかる従来の不足を補う効果
的な方法を提供することにある。
的な方法を提供することにある。
その骨子は次の通りである。
(1) あらかじめ起毛した極細繊維から成る立毛を
有する繊維シート状物に高分子物質のエマルジ
ヨンを付与して加熱乾燥し、該起毛面を再立毛
させる方法において、再立毛される面の逆面を
より強く乾燥される熱風の吹付条件下で乾燥
し、次いでその反対面を再立毛処理することを
特徴とする立毛性と風合に優れた繊維シート状
物の製造方法。
有する繊維シート状物に高分子物質のエマルジ
ヨンを付与して加熱乾燥し、該起毛面を再立毛
させる方法において、再立毛される面の逆面を
より強く乾燥される熱風の吹付条件下で乾燥
し、次いでその反対面を再立毛処理することを
特徴とする立毛性と風合に優れた繊維シート状
物の製造方法。
以下、本発明について詳説する。
普通、繊維シート状物の乾燥には、ピンテンタ
ー、クリツプテンター、フロータードライヤー等
が使用され、いずれも上下から熱風を吹き付ける
方法が採られる。高周波乾燥は、寿命やエネルギ
ーコストの点で未だ普通のシート乾燥法ではな
い。
ー、クリツプテンター、フロータードライヤー等
が使用され、いずれも上下から熱風を吹き付ける
方法が採られる。高周波乾燥は、寿命やエネルギ
ーコストの点で未だ普通のシート乾燥法ではな
い。
これらの熱風方式は、スチーム・ヒーター、ガ
ス炎、電気ヒーターによるもので、例えば、マシ
ン付属の熱交換器がシートのすぐ横に取り付けら
れ、熱風はその交換器からダクトでシートの上下
に導かれ、スリツトノズルから丁度浮く程度に吹
きつけられる。このため、極めて効率よくシート
が乾燥されるのである。
ス炎、電気ヒーターによるもので、例えば、マシ
ン付属の熱交換器がシートのすぐ横に取り付けら
れ、熱風はその交換器からダクトでシートの上下
に導かれ、スリツトノズルから丁度浮く程度に吹
きつけられる。このため、極めて効率よくシート
が乾燥されるのである。
これに対して、本発明では、上方向、或いは下
方向の一方向のみから熱風を吹き付けるのであ
る。
方向の一方向のみから熱風を吹き付けるのであ
る。
逆方向からは吹きつけをやめるか、冷風のみを
吹き付けるのである。吹きつけをやめるとは、吹
き出し用のフアンをストツプさせるとか、吹き出
し口に遮蔽物を取りつけるとか、シートと共にも
う1枚の遮蔽用のシートを移動させるとか、挿入
しておくとかなどの方法であり、冷風のみを吹き
付けるとは、加熱されない空気のみをフアンで送
るとか、逆に冷却した空気を送り込むなどの方法
である。
吹き付けるのである。吹きつけをやめるとは、吹
き出し用のフアンをストツプさせるとか、吹き出
し口に遮蔽物を取りつけるとか、シートと共にも
う1枚の遮蔽用のシートを移動させるとか、挿入
しておくとかなどの方法であり、冷風のみを吹き
付けるとは、加熱されない空気のみをフアンで送
るとか、逆に冷却した空気を送り込むなどの方法
である。
本発明に係る方法は、乾燥能力がこれまでに比
して大幅に低下するため、業界ではとても考えら
れない手段であるが、本発明の目的とする良好な
極細繊維からなる立毛を有する繊維シートを得る
ためには、極めて効果的であり、その効果の大き
さ故に、上記の点は何ら本発明の有効性を制約す
るものではない。
して大幅に低下するため、業界ではとても考えら
れない手段であるが、本発明の目的とする良好な
極細繊維からなる立毛を有する繊維シートを得る
ためには、極めて効果的であり、その効果の大き
さ故に、上記の点は何ら本発明の有効性を制約す
るものではない。
更に本発明の有効性を例にあげて説明する。
例えば極細繊維からなる立毛織編物に、ポリウ
レタンエマルジヨンを付与し、立毛並びに風合、
物性共に優れたスエード調のものを作る場合、予
め起毛した織編物に、単にポリウレタンエマルジ
ヨンを付与するだけでは、良いものが得難い。
レタンエマルジヨンを付与し、立毛並びに風合、
物性共に優れたスエード調のものを作る場合、予
め起毛した織編物に、単にポリウレタンエマルジ
ヨンを付与するだけでは、良いものが得難い。
濃度を高く付与して加工すると、立毛面がポリ
ウレタンで固着され良好なものとならないし、更
にバフして立毛を堀り出しても、良好に立毛が堀
り出せないばかりでなく、立毛と立毛の間からあ
まりにもはつきりとした固着ポリウレタン樹脂が
見え「イラツキ」となり、良好な立毛にならない
ことも加わつて商品価値を大幅に低下させる。
ウレタンで固着され良好なものとならないし、更
にバフして立毛を堀り出しても、良好に立毛が堀
り出せないばかりでなく、立毛と立毛の間からあ
まりにもはつきりとした固着ポリウレタン樹脂が
見え「イラツキ」となり、良好な立毛にならない
ことも加わつて商品価値を大幅に低下させる。
一方、濃度を低くして加工すると、付与する効
果そのもの即ち風合改良効果、物性改良効果(例
えば、しわ回復性、反発性、目ずれ防止効果、諸
強度など)などが小さすぎ、もう少しといつた所
でも上記の理由から濃度アツプできず、所期の目
的を達成しえない所に問題があつた。
果そのもの即ち風合改良効果、物性改良効果(例
えば、しわ回復性、反発性、目ずれ防止効果、諸
強度など)などが小さすぎ、もう少しといつた所
でも上記の理由から濃度アツプできず、所期の目
的を達成しえない所に問題があつた。
本発明はこれを見事に解決したものであつて、
マイグレーシヨンが強く起つては困る極細繊維の
立毛面とすべき面からは水分を蒸発させず、そう
でない面から水分を飛ばすという事によつて立毛
性がすぐれ、イラツキが改善され極めて風合のす
ぐれた立毛繊維シートが得られる事を見い出し、
本発明に到達したものである。例えば、表面が極
細繊維の立毛、裏面がそうでない太い繊維の露出
確率の著しい面であるとき、(極細繊維で覆われ
ていると、毛細管現象により太い繊維で構成され
ている面より、より多くの液が含有され、浸み渡
る傾向をもつ)立毛(極細の)面の方に多くの樹
脂が固着しないようにするためには、その面から
の水分の蒸発をおさえ、他面から蒸発させるので
ある。これは今まで気づかれなかつた一つの方法
であり、そのために、その他面により強く熱風を
あて蒸発を促進し、極細立毛面からは蒸発を押え
るようにするのである。
マイグレーシヨンが強く起つては困る極細繊維の
立毛面とすべき面からは水分を蒸発させず、そう
でない面から水分を飛ばすという事によつて立毛
性がすぐれ、イラツキが改善され極めて風合のす
ぐれた立毛繊維シートが得られる事を見い出し、
本発明に到達したものである。例えば、表面が極
細繊維の立毛、裏面がそうでない太い繊維の露出
確率の著しい面であるとき、(極細繊維で覆われ
ていると、毛細管現象により太い繊維で構成され
ている面より、より多くの液が含有され、浸み渡
る傾向をもつ)立毛(極細の)面の方に多くの樹
脂が固着しないようにするためには、その面から
の水分の蒸発をおさえ、他面から蒸発させるので
ある。これは今まで気づかれなかつた一つの方法
であり、そのために、その他面により強く熱風を
あて蒸発を促進し、極細立毛面からは蒸発を押え
るようにするのである。
このように立毛面には多くの樹脂が固着しない
ようにし、非立毛面の方に多くの樹脂が固着する
ように樹脂の厚み方向での移動すなわちマイグレ
ーシヨンを生じさせるには、加熱手段としてはヒ
ーターによる輻射では片面から加熱しても十分で
なく、上述の如く熱風を片面から吹きつける事が
重要である。
ようにし、非立毛面の方に多くの樹脂が固着する
ように樹脂の厚み方向での移動すなわちマイグレ
ーシヨンを生じさせるには、加熱手段としてはヒ
ーターによる輻射では片面から加熱しても十分で
なく、上述の如く熱風を片面から吹きつける事が
重要である。
これに加えて、極細繊維の立毛面とすべき面に
樹脂がマイグレートしないようにマイグレーシヨ
ン防止剤を活用することも有効である。そして上
記熱風による乾燥ののちにバフイングによる立毛
の促進、コーミング効果、ほり立し効果やブラツ
シングなどによつて、樹脂の付着によつて倒れて
いる極細繊維立毛を再度立毛することによつて、
本発明の目的は達成され、良好な風合とタツチの
すぐれた優美な立毛シートが得られるのである。
樹脂がマイグレートしないようにマイグレーシヨ
ン防止剤を活用することも有効である。そして上
記熱風による乾燥ののちにバフイングによる立毛
の促進、コーミング効果、ほり立し効果やブラツ
シングなどによつて、樹脂の付着によつて倒れて
いる極細繊維立毛を再度立毛することによつて、
本発明の目的は達成され、良好な風合とタツチの
すぐれた優美な立毛シートが得られるのである。
本発明で使用するエマルジヨンは、単に弾性高
分子物質のエマルジヨンに限らず、その他の樹脂
のエマルジヨン、有機、無機物質エマルジヨン、
コロイドまで及ぶ。
分子物質のエマルジヨンに限らず、その他の樹脂
のエマルジヨン、有機、無機物質エマルジヨン、
コロイドまで及ぶ。
本発明では、特に弾性高分子物質のエマルジヨ
ンによる加工に有効である。例としてポリウレタ
ンエマルジヨン、ポリウレアエマルジヨン、ポリ
アクリル系エマルジヨンなど、多くの弾性を有す
る高分子物質のエマルジヨンがあげられる。
ンによる加工に有効である。例としてポリウレタ
ンエマルジヨン、ポリウレアエマルジヨン、ポリ
アクリル系エマルジヨンなど、多くの弾性を有す
る高分子物質のエマルジヨンがあげられる。
本発明で繊維シート状物とは、織物、編物、ニ
ードルパンチ不織布に代表される各種不織布等で
あり特に限定されない。
ードルパンチ不織布に代表される各種不織布等で
あり特に限定されない。
これらのシート状物に立毛を形成する手段も特
に限定されず、ループ、カツト、バフ、起毛等の
全ての立毛手段がとりうる。例えば、バフ起毛
品、ビロード、プラ天、別珍、コール天などの立
毛品は全て本発明に有効である。
に限定されず、ループ、カツト、バフ、起毛等の
全ての立毛手段がとりうる。例えば、バフ起毛
品、ビロード、プラ天、別珍、コール天などの立
毛品は全て本発明に有効である。
そして本発明で有効なのは、繊度約1デニール
以下、就中0.2デニール以下の極細繊維からなる
立毛を有するものである。立毛の腰が弱く、立毛
が倒れやすく、倒れた部分に液が毛細管現象によ
り多量に或いは拡散して含まれ易いためである。
この場合、上から熱風を当てる時は極細繊維立毛
面を下に、逆の時は立毛面を上にすることは言う
までもない。
以下、就中0.2デニール以下の極細繊維からなる
立毛を有するものである。立毛の腰が弱く、立毛
が倒れやすく、倒れた部分に液が毛細管現象によ
り多量に或いは拡散して含まれ易いためである。
この場合、上から熱風を当てる時は極細繊維立毛
面を下に、逆の時は立毛面を上にすることは言う
までもない。
尚、どの面を表にするかは目的に応じ適宜変え
うるものであつて、熱風を当てる面を故意に変え
たからといつて本発明を回避したことにならない
も言うまでもないことである。
うるものであつて、熱風を当てる面を故意に変え
たからといつて本発明を回避したことにならない
も言うまでもないことである。
次に本発明に係る実施例を示すが、本発明の有
効性は、これらによつて何ら限定をうけたり、制
約されるものではなく、むしろ次の応用、展開、
発展をもたらすものである。
効性は、これらによつて何ら限定をうけたり、制
約されるものではなく、むしろ次の応用、展開、
発展をもたらすものである。
実施例 1
タテ糸として、ポリエチレンテレフタレート
(商品名“テトロン”)150デニール48フイラメン
ト、ウーリー糸を用い、ヨコ糸としては、高分子
配列体繊維で島成分がポリエチレンテレフタレー
ト、島成分比率55%、海成分がポリスチレンを主
体とするポリマー、海成分比率45%、であつて島
数16本、繊度3デニール、繊維長51mm、クリンプ
数12山/inのステープルを20番双子の紡績糸とし
た。
(商品名“テトロン”)150デニール48フイラメン
ト、ウーリー糸を用い、ヨコ糸としては、高分子
配列体繊維で島成分がポリエチレンテレフタレー
ト、島成分比率55%、海成分がポリスチレンを主
体とするポリマー、海成分比率45%、であつて島
数16本、繊度3デニール、繊維長51mm、クリンプ
数12山/inのステープルを20番双子の紡績糸とし
た。
これらをそれぞれタテ糸、ヨコ糸とし、織密度
をタテ糸100本/in、ヨコ糸60本/inとなるよう
に織組織を5枚朱子織の織物とした。
をタテ糸100本/in、ヨコ糸60本/inとなるよう
に織組織を5枚朱子織の織物とした。
この織物を沸水中に導き入れ、タテ糸整経時の
糊ぬきおよびリラツクス処理を行なつたところヨ
コ方向に約13.9%、タテ方向に11.7%収縮し、面
積収縮率として24.0%収縮した。
糊ぬきおよびリラツクス処理を行なつたところヨ
コ方向に約13.9%、タテ方向に11.7%収縮し、面
積収縮率として24.0%収縮した。
このものをトリクロルエチレンで5回十分に洗
い海成分を除去した。
い海成分を除去した。
これをフランス式起毛機に22回通し、起毛加工
をし、良好なナツプの織組織目のほとんど目立た
ない極細起毛織物を得た。
をし、良好なナツプの織組織目のほとんど目立た
ない極細起毛織物を得た。
この起毛織物にポリエーテル系ポリウレタンエ
マルジヨンの濃度7重量%の液に含浸し、ついで
ニツプロールマングルを通し、絞り率125%にな
るように絞液した。
マルジヨンの濃度7重量%の液に含浸し、ついで
ニツプロールマングルを通し、絞り率125%にな
るように絞液した。
このものを、普通シート状物の乾燥、熱セツト
などに用いられるピンテンター乾燥機の下側ノズ
ルの送風フアンを停止するとともに、下側ノズル
にじやま板をつけて下側ノズルからの熱風が出な
いようにしたピンテンター乾燥機に、含浸、絞液
した起毛織物の起毛面(表面)を下にして乾燥し
た。乾燥温度は100〜110℃で行なつた。
などに用いられるピンテンター乾燥機の下側ノズ
ルの送風フアンを停止するとともに、下側ノズル
にじやま板をつけて下側ノズルからの熱風が出な
いようにしたピンテンター乾燥機に、含浸、絞液
した起毛織物の起毛面(表面)を下にして乾燥し
た。乾燥温度は100〜110℃で行なつた。
乾燥後160〜180℃でヒートセツトを行ないエマ
ルジヨンポリウレタンのキユアリングを行なつ
た。
ルジヨンポリウレタンのキユアリングを行なつ
た。
このものは裏面に多く樹脂分が付着していて、
表面には、わずかの樹脂しか付着していなかつ
た。
表面には、わずかの樹脂しか付着していなかつ
た。
ついでこの起毛織物の表面を180〜200メツシユ
のサンドペーパーでこすり、表面に付着したわず
かの樹脂を取り除き、表面立毛のそろつた、ソフ
トタツチの起毛織物となつた。
のサンドペーパーでこすり、表面に付着したわず
かの樹脂を取り除き、表面立毛のそろつた、ソフ
トタツチの起毛織物となつた。
ついでサーキユラー加圧染色機で分散染料を用
いて茶色に染め上げ、仕上油剤付与後乾燥した。
いて茶色に染め上げ、仕上油剤付与後乾燥した。
このものは、チヨークマークの生じ易いソフト
タツチで極細繊維の表面におおわれた良好なナツ
プの立毛密度が大で織目のめだたない、目ずれの
ない、タテヨコの風合バランスのとれた、シワに
なりにくいスエード調の高級起毛織物を得た。
タツチで極細繊維の表面におおわれた良好なナツ
プの立毛密度が大で織目のめだたない、目ずれの
ない、タテヨコの風合バランスのとれた、シワに
なりにくいスエード調の高級起毛織物を得た。
比較のために、ポリウレタンエマルジヨンを含
浸絞液したものを、従来の一般的な両面熱風ピン
テンター乾燥機で乾燥したところ、表面、裏面と
もに多くの樹脂が付着し、表面タツチおよび織物
全体が粗硬で品位のわるいものとなつた。特に表
面は、ナツプのない、タツチのわるい、スエード
調というにはあまりにも粗硬なものであつた。
浸絞液したものを、従来の一般的な両面熱風ピン
テンター乾燥機で乾燥したところ、表面、裏面と
もに多くの樹脂が付着し、表面タツチおよび織物
全体が粗硬で品位のわるいものとなつた。特に表
面は、ナツプのない、タツチのわるい、スエード
調というにはあまりにも粗硬なものであつた。
実施例 2
含浸液として、ポリエーテル系ポリウレタンエ
マルジヨンの濃度10%にメチルセルロースを0.5
%添加したものを含浸した他は実施例1と同様の
加工を行ない、樹脂分が多いにもかかわらず実施
例1と同様表面がソフトタツチで、チヨークマー
クの生じ易い、タテヨコ風合バランスのとれた、
織物であるのに織目のめだたないスエード調の高
及起毛織物を得た。
マルジヨンの濃度10%にメチルセルロースを0.5
%添加したものを含浸した他は実施例1と同様の
加工を行ない、樹脂分が多いにもかかわらず実施
例1と同様表面がソフトタツチで、チヨークマー
クの生じ易い、タテヨコ風合バランスのとれた、
織物であるのに織目のめだたないスエード調の高
及起毛織物を得た。
実施例 3
含浸液として、ポリアクリル系エマルジヨンの
濃度9重量%に、添加剤としてアクリルアミド系
のマイグレーシヨン防止剤(明成化学工業(株)の
“マイグレス SH−2”このものは染料のマイグ
レーシヨン防止剤として開発されたものである
が、ポリウレタンエマルジヨン、ポリアクリルエ
マルジヨンなどのマイグレーシヨン防止剤として
効果がある。)を1.0重量%添加したものを含浸し
た他は実施例1の同様の加工を行なつた、すなわ
ち含浸液を絞液後(絞り率120%)、表面となる起
毛面を下側にし、ピンテンター乾燥機で上からの
熱風だけのいわゆる片面乾燥を行なつた。
濃度9重量%に、添加剤としてアクリルアミド系
のマイグレーシヨン防止剤(明成化学工業(株)の
“マイグレス SH−2”このものは染料のマイグ
レーシヨン防止剤として開発されたものである
が、ポリウレタンエマルジヨン、ポリアクリルエ
マルジヨンなどのマイグレーシヨン防止剤として
効果がある。)を1.0重量%添加したものを含浸し
た他は実施例1の同様の加工を行なつた、すなわ
ち含浸液を絞液後(絞り率120%)、表面となる起
毛面を下側にし、ピンテンター乾燥機で上からの
熱風だけのいわゆる片面乾燥を行なつた。
ついで実施例1と同様のパフ、染色、仕上加工
を行ない、表面がソフトタツチで、立毛のそろつ
たツヤのある、タテヨコ風合バランスのとれたス
エード調の高級起毛織物を得た。
を行ない、表面がソフトタツチで、立毛のそろつ
たツヤのある、タテヨコ風合バランスのとれたス
エード調の高級起毛織物を得た。
Claims (1)
- 1 あらかじめ起毛した極細繊維から成る立毛を
有する繊維シート状物に高分子物質のエマルジヨ
ンを付与して加熱乾燥し、該起毛面を再立毛させ
る方法において、再立毛される面の逆面をより強
く乾燥される熱風の吹付条件下で乾燥し、次いで
その反対面を再立毛処理することを特徴とする立
毛性と風合に優れた繊維シート状物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12500077A JPS5459499A (en) | 1977-10-18 | 1977-10-18 | Production of fiber sheet material with excellent raising property |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12500077A JPS5459499A (en) | 1977-10-18 | 1977-10-18 | Production of fiber sheet material with excellent raising property |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5459499A JPS5459499A (en) | 1979-05-14 |
| JPS6157432B2 true JPS6157432B2 (ja) | 1986-12-06 |
Family
ID=14899394
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12500077A Granted JPS5459499A (en) | 1977-10-18 | 1977-10-18 | Production of fiber sheet material with excellent raising property |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5459499A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2025806B1 (en) | 2006-05-30 | 2013-05-22 | Kuraray Co., Ltd. | Base material for artificial leather and grained artificial leather |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5731026B2 (ja) * | 1972-09-18 | 1982-07-02 |
-
1977
- 1977-10-18 JP JP12500077A patent/JPS5459499A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5459499A (en) | 1979-05-14 |
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