JPS6159380B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6159380B2 JPS6159380B2 JP57165691A JP16569182A JPS6159380B2 JP S6159380 B2 JPS6159380 B2 JP S6159380B2 JP 57165691 A JP57165691 A JP 57165691A JP 16569182 A JP16569182 A JP 16569182A JP S6159380 B2 JPS6159380 B2 JP S6159380B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel wire
- processing
- strength
- strain
- spring steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D8/00—Modifying the physical properties of ferrous metals or ferrous alloys by deformation combined with, or followed by, heat treatment
- C21D8/06—Modifying the physical properties of ferrous metals or ferrous alloys by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of rods or wires
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 技術分野
本発明は車両用懸架ばね等に用いられる耐へた
性の優れたばね用鋼線の製造法に関するものであ
る。
性の優れたばね用鋼線の製造法に関するものであ
る。
(ロ) 技術の背景
車両用懸架ばね用鋼線には耐へたり性、レラク
ゼーシヨン値等が問題にされる。ここで「へた
り」とはコイルばねが使用中に永久変形を起し、
その自由高さが変化する現象である。
ゼーシヨン値等が問題にされる。ここで「へた
り」とはコイルばねが使用中に永久変形を起し、
その自由高さが変化する現象である。
従来、この様なばね用鋼線にはJISSUP6〜7及
びSAE9254等の鋼種の鋼線が使用されているが
省エネルギーのための車輛の軽量化が要求されて
おり、その1つとして耐へたり性の優れたばね用
鋼線が要望されている。即ち、耐へたり性の優れ
たばね用鋼線が開発出来れば、設計応力を更に上
げることが可能になりその結果コイルばねの軽量
化を計ることが出来る。
びSAE9254等の鋼種の鋼線が使用されているが
省エネルギーのための車輛の軽量化が要求されて
おり、その1つとして耐へたり性の優れたばね用
鋼線が要望されている。即ち、耐へたり性の優れ
たばね用鋼線が開発出来れば、設計応力を更に上
げることが可能になりその結果コイルばねの軽量
化を計ることが出来る。
この耐へたり性の向上のために従来種々の熱処
理による高強度化が試みられているが、むやみに
強度を高くすると高強度化のために逆に伸びや絞
り等の靭性が不足するという問題がある。又高強
度化により鋼線表面の微細な庇や内部欠陥に対す
る感受性が高くなり、ばね加工中や使用中に折損
し易い等信頼性に欠けるという実用上の問題があ
つた。
理による高強度化が試みられているが、むやみに
強度を高くすると高強度化のために逆に伸びや絞
り等の靭性が不足するという問題がある。又高強
度化により鋼線表面の微細な庇や内部欠陥に対す
る感受性が高くなり、ばね加工中や使用中に折損
し易い等信頼性に欠けるという実用上の問題があ
つた。
本発明者らは、強度を上げることなく耐へたり
性に優れたばね用鋼線を得る目的で種々検討を行
つた結果、その目的を達することに成功したもの
である。
性に優れたばね用鋼線を得る目的で種々検討を行
つた結果、その目的を達することに成功したもの
である。
(ハ) 発明の開示
本発明の特徴は、焼入れ、焼戻し処理を施して
製造されるばね用鋼線の製造法において、上記焼
戻し処理を行つている過程で、曲げ歪量1%以上
3%以下の曲げ加工を加えることを特徴とする耐
へたり性の優れたばね用鋼線の製造方法である。
製造されるばね用鋼線の製造法において、上記焼
戻し処理を行つている過程で、曲げ歪量1%以上
3%以下の曲げ加工を加えることを特徴とする耐
へたり性の優れたばね用鋼線の製造方法である。
本発明のばね用鋼線は次のようにして製造され
る。第1図はその工程を示す模式図である。サプ
ライ1から供給された線材2は送り用ピンチロー
〓〓〓〓
ラー3で矢印方向に送られ、矯正機4でほゞ直線
状に矯正された後、第2の送りピンチローラ5で
加熱装置6に送られる。こゝで線材は当該鋼品の
鋼種によつて定まる焼入温度に加熱され、冷却槽
7で冷却されて焼入れ処理が完了する。
る。第1図はその工程を示す模式図である。サプ
ライ1から供給された線材2は送り用ピンチロー
〓〓〓〓
ラー3で矢印方向に送られ、矯正機4でほゞ直線
状に矯正された後、第2の送りピンチローラ5で
加熱装置6に送られる。こゝで線材は当該鋼品の
鋼種によつて定まる焼入温度に加熱され、冷却槽
7で冷却されて焼入れ処理が完了する。
しかる後第3の送り用ピンチローラ8によつて
鋼線はたゞちに加熱装置10に送られ所要の強度
になるように焼戻温度に加熱される。本発明の特
徴はこの加熱装置10による加熱中に伸直ロール
等11によつて曲げ加工しつつ焼戻しを行い、そ
の後直ちに冷却槽12によつて常温まで冷却さ
れ、送り用ピンチローラ13によつて巻取り機1
4に巻き取られる。
鋼線はたゞちに加熱装置10に送られ所要の強度
になるように焼戻温度に加熱される。本発明の特
徴はこの加熱装置10による加熱中に伸直ロール
等11によつて曲げ加工しつつ焼戻しを行い、そ
の後直ちに冷却槽12によつて常温まで冷却さ
れ、送り用ピンチローラ13によつて巻取り機1
4に巻き取られる。
このようにして製造された鋼線15は耐へたり
性が著しく向上したばね用鋼線であることが判明
した。上記において加熱装置6及び10は加熱速
度を大とする必要がある場合には1ケ又は複数の
誘導加熱コイルを設けても良く、また本願発明の
特徴である焼戻加工装置11の加工装置として
は、縦横両方向から押え込むものやいずれかの一
方向からのみ押込むような伸直ロール又は回転伸
直ロール等があるがこれ以外の曲げ加工を加える
ことのできる装置でもよい。
性が著しく向上したばね用鋼線であることが判明
した。上記において加熱装置6及び10は加熱速
度を大とする必要がある場合には1ケ又は複数の
誘導加熱コイルを設けても良く、また本願発明の
特徴である焼戻加工装置11の加工装置として
は、縦横両方向から押え込むものやいずれかの一
方向からのみ押込むような伸直ロール又は回転伸
直ロール等があるがこれ以外の曲げ加工を加える
ことのできる装置でもよい。
上記焼戻加工装置9は、第1図では焼戻加熱後
に加工装置11があるが、加熱―加工―加熱の如
く処理しても本発明の鋼線は得られる。
に加工装置11があるが、加熱―加工―加熱の如
く処理しても本発明の鋼線は得られる。
こゝで加工方法及び加工量によつては当該鋼線
に加工硬化が生じ強度が著しく大となるので、鋼
種、加工方法及び加工量によつて所定の強度が得
られるように熱処理条件を適当に決めなければな
らない。
に加工硬化が生じ強度が著しく大となるので、鋼
種、加工方法及び加工量によつて所定の強度が得
られるように熱処理条件を適当に決めなければな
らない。
ここで、曲げ加工により付与する歪量を1%以
上3%以下としたのは、歪量が1%未満では第2
図及び第3図より明らかなように、へたり現象を
抑制する為に必要な歪量に対し不十分であり、ま
た、3%より大きな歪を加えるためには、非常に
大きな動力を必要とし装置上実施が困難なためで
ある。
上3%以下としたのは、歪量が1%未満では第2
図及び第3図より明らかなように、へたり現象を
抑制する為に必要な歪量に対し不十分であり、ま
た、3%より大きな歪を加えるためには、非常に
大きな動力を必要とし装置上実施が困難なためで
ある。
さらに、炭素量を0.5〜0.7%と限定した理由は
以下の通りである。
以下の通りである。
炭素は、ばね用鋼線に強度を付与するに必要な
成分である。強度が高い程耐へたり性に優れてい
る傾向にあり、耐へたり性向上を目的とする高強
度化に際しては0.5%未満では、十分な強度が得
られず、又0.7%以上では靭性が低下するので炭
素量を0.5〜0.7%とした。
成分である。強度が高い程耐へたり性に優れてい
る傾向にあり、耐へたり性向上を目的とする高強
度化に際しては0.5%未満では、十分な強度が得
られず、又0.7%以上では靭性が低下するので炭
素量を0.5〜0.7%とした。
次に実施例よつて説明する。
(ニ) 発明を実施するための最良の形態
実施例 1
供試材としてSAE9254(C:0.56wt%、Si:
1.37wt%、Mo:0.7wt%、Cr:0.59wt%)を用
い、加工装置11として縦横両方向から押込む伸
直ロールを用い種々の加工歪み与らながら焼戻処
理を行つた。この時の焼入れ温度は970℃、焼戻
温度は435℃、また鋼線の最大曲げ歪量が0.4%、
1.2%、2.1%であり、加工後の線径は9.5mφ、加
工後の鋼線の引張強度は200Kg/mm2であつた。こ
の鋼線についてまずその機械的特性を調べた。そ
の引張試験の結果を第2図に示す。
1.37wt%、Mo:0.7wt%、Cr:0.59wt%)を用
い、加工装置11として縦横両方向から押込む伸
直ロールを用い種々の加工歪み与らながら焼戻処
理を行つた。この時の焼入れ温度は970℃、焼戻
温度は435℃、また鋼線の最大曲げ歪量が0.4%、
1.2%、2.1%であり、加工後の線径は9.5mφ、加
工後の鋼線の引張強度は200Kg/mm2であつた。こ
の鋼線についてまずその機械的特性を調べた。そ
の引張試験の結果を第2図に示す。
図でわかる如く、最大曲げ歪量の増加により、
伸び、絞りの靭性は殆んど変化しないが、σ0.2
は著しく上昇している。σmaxはこれに対し殆ん
ど変化しない。
伸び、絞りの靭性は殆んど変化しないが、σ0.2
は著しく上昇している。σmaxはこれに対し殆ん
ど変化しない。
次にこの鋼線からコイルばねに加工して静的試
験により耐へたり試験を行つた。比較のために、
9.5mφのSAE9254及びSUP7の通常の焼入れ、焼
戻し処理(加工無し)を行い引張強度185Kg/mm2
になるようにした鋼線で同じ諸元のコイルばねを
作製した。
験により耐へたり試験を行つた。比較のために、
9.5mφのSAE9254及びSUP7の通常の焼入れ、焼
戻し処理(加工無し)を行い引張強度185Kg/mm2
になるようにした鋼線で同じ諸元のコイルばねを
作製した。
コイルばねの諸元は次の通りである。
線径: 9.5mmφ
コイル平均径: 60mmφ
自由高さ: 260mm
有効巻数: 4.25
総巻数: 6.25
これを用いて応力120Kg/mm2でセツチングを施
した後、試験応力が115Kg/mm2となるように一定
荷重を100時間連続的に負荷し、常温におけるへ
たり試験を行つた結果を第3図に示す。
した後、試験応力が115Kg/mm2となるように一定
荷重を100時間連続的に負荷し、常温におけるへ
たり試験を行つた結果を第3図に示す。
第3図は横軸が最大曲げ歪量、縦軸が残留剪断
歪みであり、歪量が多くなる程残留剪断歪は著し
く小さくなり耐へたり性が向上することがわか
る。
歪みであり、歪量が多くなる程残留剪断歪は著し
く小さくなり耐へたり性が向上することがわか
る。
以上の実施例からも明らかなように本発明の製
造法によつて、強度を高くすることなく、またオ
イルテンパー線の従来の製造法における如き高価
な特殊金属を用いることなく耐へたり性の優れた
ばね用鋼線が製造することができる。
造法によつて、強度を高くすることなく、またオ
イルテンパー線の従来の製造法における如き高価
な特殊金属を用いることなく耐へたり性の優れた
ばね用鋼線が製造することができる。
〓〓〓〓
また本発明品の鋼線は冷間加工型自動車用懸架
ばねに用いることによつて軽量化に役立つことが
わかつた。
また本発明品の鋼線は冷間加工型自動車用懸架
ばねに用いることによつて軽量化に役立つことが
わかつた。
第1図は本発明の製造法を説明するための工程
を示す模式図、第2図、第3図は本発明の効果を
説明する図であり、第2図は機械的特性、第3図
は静的へたり試験結果を示す。である。 1:サプライ、2:線材、3,5,8,13:
送り用ピンチロール、4:矯正機、6,10:加
熱装置、7,12:冷却槽、11:伸直ロール、
10:焼戻し加工装置、14:巻取機、15:本
発明鋼線。 〓〓〓〓
を示す模式図、第2図、第3図は本発明の効果を
説明する図であり、第2図は機械的特性、第3図
は静的へたり試験結果を示す。である。 1:サプライ、2:線材、3,5,8,13:
送り用ピンチロール、4:矯正機、6,10:加
熱装置、7,12:冷却槽、11:伸直ロール、
10:焼戻し加工装置、14:巻取機、15:本
発明鋼線。 〓〓〓〓
Claims (1)
- 1 炭素量が0.5〜0.7重量%で焼入れ後、焼戻し
処理を施して製造されるばね用鋼線の製造法にお
いて、上記焼戻し処理を行つている過程で、当該
鋼線に伸直ロール等によつて曲げ歪量1%以上3
%以下の曲げ加工を加えることを特徴とする耐へ
たり性に優れたばね用鋼線の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16569182A JPS5956520A (ja) | 1982-09-22 | 1982-09-22 | 耐へたり性の優れたばね用鋼線の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16569182A JPS5956520A (ja) | 1982-09-22 | 1982-09-22 | 耐へたり性の優れたばね用鋼線の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5956520A JPS5956520A (ja) | 1984-04-02 |
| JPS6159380B2 true JPS6159380B2 (ja) | 1986-12-16 |
Family
ID=15817206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16569182A Granted JPS5956520A (ja) | 1982-09-22 | 1982-09-22 | 耐へたり性の優れたばね用鋼線の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5956520A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59112581U (ja) * | 1983-01-20 | 1984-07-30 | 株式会社広島 | 釘打ち用治具 |
| JPS6011484U (ja) * | 1983-07-01 | 1985-01-25 | 株式会社富士通ゼネラル | パネル部材の係止構造 |
| CN111730007B (zh) * | 2020-08-07 | 2022-06-24 | 山东睿煜矿用材料加工有限公司 | 一种钢筋弯箍机的矫直装置 |
-
1982
- 1982-09-22 JP JP16569182A patent/JPS5956520A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5956520A (ja) | 1984-04-02 |
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