JPS6160182B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6160182B2 JPS6160182B2 JP55117926A JP11792680A JPS6160182B2 JP S6160182 B2 JPS6160182 B2 JP S6160182B2 JP 55117926 A JP55117926 A JP 55117926A JP 11792680 A JP11792680 A JP 11792680A JP S6160182 B2 JPS6160182 B2 JP S6160182B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- less
- crimp
- melting point
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Knitting Of Fabric (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Description
本発明は、実質的にポリテトラメチレンテレフ
タレート重合体からなる単糸デニールが0.3dr以
上5dr未満のマルチフイラメント嵩高加工糸より
なる優れた伸縮性を有する織編物およびその製造
方法に関するものである。 近年、伸縮性織編物に対する要求はすこぶる強
く、アクテイブスポーツはもとよりカジユアルウ
エア、実用衣料分野にまで拡がつている。現在、
伸縮性織編物としては、ポリウレタン繊維(スパ
ンデツクス)に他の糸を巻付けたもの、ナイロン
嵩高加工糸、ポリエステルとくにポリエチレンテ
レフタレート系嵩高加工糸が素材として用いられ
ている。そして、スパンデツクスを用いた織編物
は伸縮性は良好であるが、高価でありしかも耐塩
素性が劣る(水着としてプールで使用した際に問
題となる)欠点を有しており、またナイロン嵩高
加工糸からなる織編物はウエツト時の弾性回復に
劣りまた染色耐塩素堅牢性が劣るために、堅牢性
の良い染料選択の必要性から結果的に段や筋が出
やすいものしか得られていない。さらに、ポリエ
チレンテレフタレート系嵩高加工糸は、コスト、
耐塩素性、耐水性には問題ないが、弾性的性質が
不充分であり、高伸縮性を有する織編物は得られ
ていないのが現状である。 本発明は、これらの欠点を解決した、染色性良
〓〓〓〓
好にして高伸縮性を有するポリテトラメチレンテ
レフタレート系嵩高加工糸からなる織編物に関す
るものである。ポリテトラメチレンテレフタレー
トは樹脂としては広く知られているが、繊維とし
ての検討は比較的少なく、特に伸縮性織編物に関
してはほとんどなく、わずかに特開昭49−55919
号や49−55920号に嵩高加工糸の製造方法が記さ
れている程度にすぎない。そして、これら公報に
記載されている効果である捲縮率(本発明で言う
捲縮伸長率K1に相当)は非常に良好なものでも
45〜56%であり、かかる繊維からは本発明で述べ
る如き良好な伸縮性織編物を得ることはできな
い。 すなわち、本発明はドライおよびウエツト状態
における以下に定義する面積伸長回復率R10が80
%以上であり単糸デニールが0.3dr以上5dr未満の
マルチフイラメント嵩高加工糸からなる伸縮性織
編物であり、かかる優れた伸縮性を得るには以下
に説明するK1値が60%以上、捲縮堅牢性K3/K1
が80%以上であるポリテトラメチレン系嵩高加工
糸を以つて作る必要がある。 本発明者らは、ポリテトラメチレンテレフタレ
ート繊維の製造条件、加工条件と得られる織編物
の伸縮性に関し広範に鋭意検討を行なつた結果、
特定の条件下で紡糸、延伸、仮撚加工して得られ
たK1値が60%以上、K3/K1値が80%以上である
0.3dr以上5dr未満のマルチフイラメントを織編物
にすることにより、R10がが80%以上である伸縮
性良好な本発明の織編物に到達したものである。 本発明に言う捲縮伸長率K1、捲縮堅牢性K3/
K1とは次の如くして求められる。捲縮糸を円周
1mのカセにとり5000dr(片側2500dr)の束と
し、5gの荷重をかけたまま90℃の熱水中で30分
処理し、無荷重で風乾後に5gの荷重をかけ5分
後にカセの長さを測定しl1とする。次に、500g
の荷重をかけ30秒後にl2を測定する。次に、3.5Kg
の荷重を30秒間かけて除重後5gをかけ5分後に
l4を測定する。 捲縮伸長率 K(%)=l2−l1/l2×100 捲縮堅牢度 K3(%)=l2−l4/l2×100 捲縮堅牢性 K3/K1=l2−l4/l2−l1 本発明に言う面積伸長回復率Rxとは、長さ20
cm、幅5cmの布地(タテ糸方向を添字a、ヨコ糸
方向をbとする)に初荷重10gをかけ長さl0とす
る。次に、1.5Kgの荷重を1時間かけその時の長
さをl1とする。次に、除重後に10gの荷重をかけ
たときの長さをl2とするとき次式で表わされる。 Rx(%)=l2a×l2b−l1a×l1b/l2
a+l2b−l0a×l0b×100 (xは、除重後x分後の回復率を表わす) 固有粘度〔η〕とは、フエノールとテトラクロ
ルエタンの等量混合溶媒を用いて30℃の恆温槽中
でウツペローデ型粘度計で測定したときの極限粘
度をいう。 また、85モル%以上がテトラメチレンテレフタ
レート単位で構成された実質的にポリテトラメチ
レンテレフタレートからなる重合体とは、ポリテ
トラメチレンテレフタレート以外にテレフタル
酸、イソフタル酸、アジピン酸、セパシン酸、ジ
エチレングリコール、ネオペンチルグリコール、
ポリアルキレングリコール、ビスフエノールA、
スルホイソフタール酸などを共重合したもの、あ
るいは10重量%以下の添加物たとえば艶消剤、熱
安定剤、顔料、カーボン、シリカあるいは制電性
向上剤として末満に
タレート重合体からなる単糸デニールが0.3dr以
上5dr未満のマルチフイラメント嵩高加工糸より
なる優れた伸縮性を有する織編物およびその製造
方法に関するものである。 近年、伸縮性織編物に対する要求はすこぶる強
く、アクテイブスポーツはもとよりカジユアルウ
エア、実用衣料分野にまで拡がつている。現在、
伸縮性織編物としては、ポリウレタン繊維(スパ
ンデツクス)に他の糸を巻付けたもの、ナイロン
嵩高加工糸、ポリエステルとくにポリエチレンテ
レフタレート系嵩高加工糸が素材として用いられ
ている。そして、スパンデツクスを用いた織編物
は伸縮性は良好であるが、高価でありしかも耐塩
素性が劣る(水着としてプールで使用した際に問
題となる)欠点を有しており、またナイロン嵩高
加工糸からなる織編物はウエツト時の弾性回復に
劣りまた染色耐塩素堅牢性が劣るために、堅牢性
の良い染料選択の必要性から結果的に段や筋が出
やすいものしか得られていない。さらに、ポリエ
チレンテレフタレート系嵩高加工糸は、コスト、
耐塩素性、耐水性には問題ないが、弾性的性質が
不充分であり、高伸縮性を有する織編物は得られ
ていないのが現状である。 本発明は、これらの欠点を解決した、染色性良
〓〓〓〓
好にして高伸縮性を有するポリテトラメチレンテ
レフタレート系嵩高加工糸からなる織編物に関す
るものである。ポリテトラメチレンテレフタレー
トは樹脂としては広く知られているが、繊維とし
ての検討は比較的少なく、特に伸縮性織編物に関
してはほとんどなく、わずかに特開昭49−55919
号や49−55920号に嵩高加工糸の製造方法が記さ
れている程度にすぎない。そして、これら公報に
記載されている効果である捲縮率(本発明で言う
捲縮伸長率K1に相当)は非常に良好なものでも
45〜56%であり、かかる繊維からは本発明で述べ
る如き良好な伸縮性織編物を得ることはできな
い。 すなわち、本発明はドライおよびウエツト状態
における以下に定義する面積伸長回復率R10が80
%以上であり単糸デニールが0.3dr以上5dr未満の
マルチフイラメント嵩高加工糸からなる伸縮性織
編物であり、かかる優れた伸縮性を得るには以下
に説明するK1値が60%以上、捲縮堅牢性K3/K1
が80%以上であるポリテトラメチレン系嵩高加工
糸を以つて作る必要がある。 本発明者らは、ポリテトラメチレンテレフタレ
ート繊維の製造条件、加工条件と得られる織編物
の伸縮性に関し広範に鋭意検討を行なつた結果、
特定の条件下で紡糸、延伸、仮撚加工して得られ
たK1値が60%以上、K3/K1値が80%以上である
0.3dr以上5dr未満のマルチフイラメントを織編物
にすることにより、R10がが80%以上である伸縮
性良好な本発明の織編物に到達したものである。 本発明に言う捲縮伸長率K1、捲縮堅牢性K3/
K1とは次の如くして求められる。捲縮糸を円周
1mのカセにとり5000dr(片側2500dr)の束と
し、5gの荷重をかけたまま90℃の熱水中で30分
処理し、無荷重で風乾後に5gの荷重をかけ5分
後にカセの長さを測定しl1とする。次に、500g
の荷重をかけ30秒後にl2を測定する。次に、3.5Kg
の荷重を30秒間かけて除重後5gをかけ5分後に
l4を測定する。 捲縮伸長率 K(%)=l2−l1/l2×100 捲縮堅牢度 K3(%)=l2−l4/l2×100 捲縮堅牢性 K3/K1=l2−l4/l2−l1 本発明に言う面積伸長回復率Rxとは、長さ20
cm、幅5cmの布地(タテ糸方向を添字a、ヨコ糸
方向をbとする)に初荷重10gをかけ長さl0とす
る。次に、1.5Kgの荷重を1時間かけその時の長
さをl1とする。次に、除重後に10gの荷重をかけ
たときの長さをl2とするとき次式で表わされる。 Rx(%)=l2a×l2b−l1a×l1b/l2
a+l2b−l0a×l0b×100 (xは、除重後x分後の回復率を表わす) 固有粘度〔η〕とは、フエノールとテトラクロ
ルエタンの等量混合溶媒を用いて30℃の恆温槽中
でウツペローデ型粘度計で測定したときの極限粘
度をいう。 また、85モル%以上がテトラメチレンテレフタ
レート単位で構成された実質的にポリテトラメチ
レンテレフタレートからなる重合体とは、ポリテ
トラメチレンテレフタレート以外にテレフタル
酸、イソフタル酸、アジピン酸、セパシン酸、ジ
エチレングリコール、ネオペンチルグリコール、
ポリアルキレングリコール、ビスフエノールA、
スルホイソフタール酸などを共重合したもの、あ
るいは10重量%以下の添加物たとえば艶消剤、熱
安定剤、顔料、カーボン、シリカあるいは制電性
向上剤として末満に
【式】
【式】基を有するようなポリエチレ
ングリコールドデシルベンゼンスルホン酸、難燃
剤としてのPやBr含有化合物等を含んでいても
良い。 本発明の方法においては、繰返えし単位の85モ
ル%以上がテトラメチレンテレフタレート単位で
構成される実質的にポリテトラメチレンテレフタ
レート重合体を該ポリマーの(融点+30℃)以上
にして(融点+60℃)以下で溶融紡糸してなる固
有粘度〔η〕が0.7〜1.1dl/g、複屈折率が80×
10-3以上で、密度が1.315g/c.c.以下である未延
伸糸を100℃以上にして(融点−10℃)以下の温
度条件で1.2〜5倍延伸し、しかる後150〜210℃
で仮撚加工を行なつた単糸デニールが0.3dr以上
5dr未満のマルチフイラメント嵩高糸を用いてな
る伸縮性良好な織編物およびその製造方法に関す
るものである。本発明において、テトラメチレン
〓〓〓〓
テレフタレート単位が85モル%未満では本発明の
効果は発揮できない。 通常、溶融紡糸温度は、ポリマーの分解を極力
防ぐ意味からポリマーの融点以上、(融点+20
℃)以下の温度範囲で紡糸することが望ましい
が、ポリテトラメチレンテレフタレート系重合体
は結晶化速度が著しく速く、そのために溶融紡糸
の温度が重要なフアクターとなり、本発明の効果
を発揮するためには、(融点+30℃)以上、(融点
+60℃)以下で紡糸する必要がある。また、本発
明のごとく高性能の伸縮性を発揮するには、未延
伸糸の固有粘度〔η〕が0.7〜1.1dl/gであるこ
とが必要であり、これは分子の長さが弾性的性質
に影響を与えるからである。また、未延伸糸の複
屈折率は80×10-3以上が必要であつて、それ以下
では自発伸長を生じてボビン抜けの問題が生じ
る。また、密度は1.315g/c.c.以下である必要が
あり、6000m/min以上のような高速で紡糸した
ときに得られる密度1.315g/c.c.を越える未延伸
糸では本発明の特徴は発揮できない。また、本発
明において重要なことは延伸温度を100℃以上、
(融点−10℃)以下とすることであつて、その目
的とする糸の性能および安定生産の点より1.2〜
5倍が適当である。ここで、延伸温度が100℃未
満の場合は、K1値が60%を越えるような良好な
ものは得られないからである。また、仮撚温度は
150〜210℃が必要であり、より好ましは170〜200
℃である。また、未延伸糸の単糸デニールが5dr
以上のものは伸長回復率が劣り、本発明の織編物
は得られない。本発明の織編物は、水着、レオタ
ード、ゴルフパンツ、スキーズボン等に適し、従
来にない伸縮性能と耐久性能を示す。 以下、実施例で本発明の特徴を示すが、これに
より本発明の範囲が制限されるものではない。 実施例 1 ポリテトラメチレンテレフタレートからなるチ
ツプ(融点221℃)を270℃、速度1200m/minで
溶融紡糸し、複屈折率(以下Δnと記す)120×
10-3、密度(以下ρと記す)1.302g/c.c.、〔η〕
=0.92の165dr/24filの未延伸糸を得た。つい
で、当該糸をローラー温度78℃、プレート温度
140℃で2.2倍延伸して75dr/24filとした。続い
て、仮撚温度190℃、仮撚数Zヨリで3380T/m
で嵩高加工を行なつた。かかる加工糸のK1値は
73%であり従来得たことのない高捲縮長率を示
し、K3値が63%であつたことから、K3/K1=86
%と捲縮堅牢性も良好であつた。ついで、この嵩
高加工糸を用いて32ゲージのスムースニツトを製
編したところ面積伸長回復率R10はドライで94
%、ウエツトで87%であつた。 実施例2〜5および比較例1〜9 〔η〕=1.17および0.83のポリテトラメチレン
テレフタレートチツプ(融点221℃)を各種の条
件で紡糸、延伸して50dr/24filとし、その後仮撚
加工して捲縮性を評価した。 その結果を表1に示す。
剤としてのPやBr含有化合物等を含んでいても
良い。 本発明の方法においては、繰返えし単位の85モ
ル%以上がテトラメチレンテレフタレート単位で
構成される実質的にポリテトラメチレンテレフタ
レート重合体を該ポリマーの(融点+30℃)以上
にして(融点+60℃)以下で溶融紡糸してなる固
有粘度〔η〕が0.7〜1.1dl/g、複屈折率が80×
10-3以上で、密度が1.315g/c.c.以下である未延
伸糸を100℃以上にして(融点−10℃)以下の温
度条件で1.2〜5倍延伸し、しかる後150〜210℃
で仮撚加工を行なつた単糸デニールが0.3dr以上
5dr未満のマルチフイラメント嵩高糸を用いてな
る伸縮性良好な織編物およびその製造方法に関す
るものである。本発明において、テトラメチレン
〓〓〓〓
テレフタレート単位が85モル%未満では本発明の
効果は発揮できない。 通常、溶融紡糸温度は、ポリマーの分解を極力
防ぐ意味からポリマーの融点以上、(融点+20
℃)以下の温度範囲で紡糸することが望ましい
が、ポリテトラメチレンテレフタレート系重合体
は結晶化速度が著しく速く、そのために溶融紡糸
の温度が重要なフアクターとなり、本発明の効果
を発揮するためには、(融点+30℃)以上、(融点
+60℃)以下で紡糸する必要がある。また、本発
明のごとく高性能の伸縮性を発揮するには、未延
伸糸の固有粘度〔η〕が0.7〜1.1dl/gであるこ
とが必要であり、これは分子の長さが弾性的性質
に影響を与えるからである。また、未延伸糸の複
屈折率は80×10-3以上が必要であつて、それ以下
では自発伸長を生じてボビン抜けの問題が生じ
る。また、密度は1.315g/c.c.以下である必要が
あり、6000m/min以上のような高速で紡糸した
ときに得られる密度1.315g/c.c.を越える未延伸
糸では本発明の特徴は発揮できない。また、本発
明において重要なことは延伸温度を100℃以上、
(融点−10℃)以下とすることであつて、その目
的とする糸の性能および安定生産の点より1.2〜
5倍が適当である。ここで、延伸温度が100℃未
満の場合は、K1値が60%を越えるような良好な
ものは得られないからである。また、仮撚温度は
150〜210℃が必要であり、より好ましは170〜200
℃である。また、未延伸糸の単糸デニールが5dr
以上のものは伸長回復率が劣り、本発明の織編物
は得られない。本発明の織編物は、水着、レオタ
ード、ゴルフパンツ、スキーズボン等に適し、従
来にない伸縮性能と耐久性能を示す。 以下、実施例で本発明の特徴を示すが、これに
より本発明の範囲が制限されるものではない。 実施例 1 ポリテトラメチレンテレフタレートからなるチ
ツプ(融点221℃)を270℃、速度1200m/minで
溶融紡糸し、複屈折率(以下Δnと記す)120×
10-3、密度(以下ρと記す)1.302g/c.c.、〔η〕
=0.92の165dr/24filの未延伸糸を得た。つい
で、当該糸をローラー温度78℃、プレート温度
140℃で2.2倍延伸して75dr/24filとした。続い
て、仮撚温度190℃、仮撚数Zヨリで3380T/m
で嵩高加工を行なつた。かかる加工糸のK1値は
73%であり従来得たことのない高捲縮長率を示
し、K3値が63%であつたことから、K3/K1=86
%と捲縮堅牢性も良好であつた。ついで、この嵩
高加工糸を用いて32ゲージのスムースニツトを製
編したところ面積伸長回復率R10はドライで94
%、ウエツトで87%であつた。 実施例2〜5および比較例1〜9 〔η〕=1.17および0.83のポリテトラメチレン
テレフタレートチツプ(融点221℃)を各種の条
件で紡糸、延伸して50dr/24filとし、その後仮撚
加工して捲縮性を評価した。 その結果を表1に示す。
【表】
〓〓〓〓
【表】
本表から明らかのように、紡糸温度が240℃の
比較例1ではΔnが比較的小さく、高温仮撚でも
K1値が53%であり、通常仮撚加工糸と同程度の
ものしか得られなかつた。比較例2では延伸温度
が低いためにこれもK1が4%のものしか得られ
なかつた。それに対して、延伸温度を120℃とし
た実施例2ではK1値が70%、K3/K1値が88%で
従来にない高嵩高繊維となつた。比較例3は
〔η〕が低いために良好なK1値は得られず、比較
例4は比較例2と同様の理由によりK1値が60%
以上にはならなかつた。本発明の実施例3はK1
値71%、K3/K1値87%と良好な値を示している
が、比較例5、6は仮撚温度が低いためにK1
値、K3/K1値それぞれが60%以上、80%以上の
ものは得られなかつた。実施例4はK1値が77
%、K3/K1値が90%という驚くべき捲縮性能を
示している。比較例7はΔnが小さいために自発
伸長を起こし、安定にテイクアツプできず延伸後
の工程を通すことはできなかつた。比較例8は未
延伸糸の比重が1.316g/c.c.と大きくなつたため
にK1値は55%であつたが、K3/K1値は73%のも
のしか得られなかつた。実施例5も従来のない高
捲縮性能を示した。比較例9は、〔η〕=1.17のチ
ツプを使用したにもかかわらず0.63まで低下し、
生産性および捲縮性の点から満足のいくものは得
られなかつた。 実施例6〜8および比較例10〜13 実施例2、4、5で得られた嵩高加工糸(それ
ぞれG−2、G−4、G−5とする)と比較例
2、6、8で得られた嵩高加工糸(それぞれS−
2、S−6、S−8とする)を用い32ゲージのス
ムースニツトを作り評価した。 結果を表2に示す。
比較例1ではΔnが比較的小さく、高温仮撚でも
K1値が53%であり、通常仮撚加工糸と同程度の
ものしか得られなかつた。比較例2では延伸温度
が低いためにこれもK1が4%のものしか得られ
なかつた。それに対して、延伸温度を120℃とし
た実施例2ではK1値が70%、K3/K1値が88%で
従来にない高嵩高繊維となつた。比較例3は
〔η〕が低いために良好なK1値は得られず、比較
例4は比較例2と同様の理由によりK1値が60%
以上にはならなかつた。本発明の実施例3はK1
値71%、K3/K1値87%と良好な値を示している
が、比較例5、6は仮撚温度が低いためにK1
値、K3/K1値それぞれが60%以上、80%以上の
ものは得られなかつた。実施例4はK1値が77
%、K3/K1値が90%という驚くべき捲縮性能を
示している。比較例7はΔnが小さいために自発
伸長を起こし、安定にテイクアツプできず延伸後
の工程を通すことはできなかつた。比較例8は未
延伸糸の比重が1.316g/c.c.と大きくなつたため
にK1値は55%であつたが、K3/K1値は73%のも
のしか得られなかつた。実施例5も従来のない高
捲縮性能を示した。比較例9は、〔η〕=1.17のチ
ツプを使用したにもかかわらず0.63まで低下し、
生産性および捲縮性の点から満足のいくものは得
られなかつた。 実施例6〜8および比較例10〜13 実施例2、4、5で得られた嵩高加工糸(それ
ぞれG−2、G−4、G−5とする)と比較例
2、6、8で得られた嵩高加工糸(それぞれS−
2、S−6、S−8とする)を用い32ゲージのス
ムースニツトを作り評価した。 結果を表2に示す。
【表】
比較例13は通常使用されているナイロン嵩高加
工糸の例である。比較例10〜12は、ドライの面積
伸長回復率はナイロンとほぼ同等の性能を示し、
ウエツトのそれはナイロンより優れている。一
方、本発明の実施例のそれはドライで90%以上、
ウエツトでも83〜88%と非常に優れた弾性回復性
能を示していることがわかる。 〓〓〓〓
工糸の例である。比較例10〜12は、ドライの面積
伸長回復率はナイロンとほぼ同等の性能を示し、
ウエツトのそれはナイロンより優れている。一
方、本発明の実施例のそれはドライで90%以上、
ウエツトでも83〜88%と非常に優れた弾性回復性
能を示していることがわかる。 〓〓〓〓
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 繰返えし単位のうち85モル%以上がテトラメ
チレンテレフタレート単位で構成された実質的に
ポリテトラメチレンテレフタレート重合体からな
り、捲縮伸長率K1が60%以上、捲縮堅牢性K3/
K1が80%以上(K3は捲縮堅牢度)である単糸デ
ニール0.3dr以上5dr未満のマルチフイラメント嵩
高加工糸を主たる製織編糸として用いてなる伸縮
性織編物。 2 繰り返えし単位のうち85%以上がテトラメチ
レンテレフタレート単位で構成された実質的にポ
リテトラメチレンテレフタレート重合体を、該ポ
リマーの(融点+30℃)以上、(融点+60℃)以
下で溶融紡糸してなる固有粘度〔η〕が0.7〜1.1
dl/g、複屈折率Δnが80×10-3以上、密度ρが
1.315g/c.c.以下である未延伸糸を、100℃以上、
(融点−10℃)以下で1.2〜5倍延伸したのち150
〜210℃で仮撚加工して得られる捲縮伸長率K160
%以上、捲縮堅牢性K3/K180%以上の単糸デニ
ール0.3dr以上5dr未満のマルチフイラメント嵩高
加工糸を主たる糸として用いて製織編することを
特徴とする伸縮性織編物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55117926A JPS5742941A (en) | 1980-08-26 | 1980-08-26 | Extensible knitted fabric and method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55117926A JPS5742941A (en) | 1980-08-26 | 1980-08-26 | Extensible knitted fabric and method |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5742941A JPS5742941A (en) | 1982-03-10 |
| JPS6160182B2 true JPS6160182B2 (ja) | 1986-12-19 |
Family
ID=14723609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55117926A Granted JPS5742941A (en) | 1980-08-26 | 1980-08-26 | Extensible knitted fabric and method |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5742941A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004018753A1 (ja) * | 2002-08-20 | 2004-03-04 | Toyo Boseki Kabushiki Kaisya | 仮撚加工糸を含む芯地とその製造方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4955920A (ja) * | 1972-09-29 | 1974-05-30 | ||
| JPS4955919A (ja) * | 1972-09-29 | 1974-05-30 | ||
| JPS584090B2 (ja) * | 1974-11-28 | 1983-01-25 | 帝人株式会社 | ポリエステルセンイ オヨビ ソノセイゾウホウホウ |
-
1980
- 1980-08-26 JP JP55117926A patent/JPS5742941A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004018753A1 (ja) * | 2002-08-20 | 2004-03-04 | Toyo Boseki Kabushiki Kaisya | 仮撚加工糸を含む芯地とその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5742941A (en) | 1982-03-10 |
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