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JPS6160715B2 - - Google Patents
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JPS6160715B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6160715B2
JPS6160715B2 JP3596679A JP3596679A JPS6160715B2 JP S6160715 B2 JPS6160715 B2 JP S6160715B2 JP 3596679 A JP3596679 A JP 3596679A JP 3596679 A JP3596679 A JP 3596679A JP S6160715 B2 JPS6160715 B2 JP S6160715B2
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JP
Japan
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feed
operating
adjuster
cam
sewing machine
Prior art date
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Application number
JP3596679A
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English (en)
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JPS55129088A (en
Inventor
Chikao Yamashita
Nobuyasu Ooshima
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はミシンの送り設定装置に関し、特に
は、針の上下往復運動と同期して運動する普通の
四運動送り歯と、その送り歯の送り運動を制御す
るための送り調節器と、その送り調節器を各縫目
模様に対応する送り情報に従つて設定するために
前記針の上下往復動と関連して送り歯の沈下時に
作動する作動手段とを有するミシンの送り設定装
置に関するものである。
各種縫目模様の形成のための送り情報が機械的
な変位量として取出されるようにミシンに貯えら
れ、その情報がミシンの主軸の回転と同期して機
械的に取出されて送り調節器へ伝達され、その送
り調節器の設定操作が行われる装置は既知であ
る。また、前記送り情報が電気的コード信号とし
て取出され得るようにミシンに貯えられ、その情
報がミシンの主軸の回転と同期して電気的に取出
された後交換装置を介して機械的変位に変換さ
れ、その機械的変位が送り調節器へ伝達されてそ
の送り調節器の設定操作が行われる装置もまた先
行技術において既知である。そのような装置にお
いては、機械的及び電気的な大なる慣性のため
に、ミシンの高速運転時における前記送り調節器
の設定操作が迅速に行われず、予め定められた期
間内に送り調節器が安定して位置決めされ難い欠
点を有している。
そのような事情に鑑み、前述の慣性を電気的に
迅速に消滅させる技術が既に提案されている。そ
の技術は、例えば特開昭50−101161号公報に開示
されているように、前記変換装置として作動する
可逆モータを閉ループにて制御することである。
そのような閉ループ制御は、可逆モータの位置を
検出して位置信号を発生する位置検出器及びその
位置信号と指令信号とを比較して誤差信号を発生
する信号発生装置等を必要としている。また、そ
のような閉ループ制御は、送り情報が機械的な変
位量として取出され得るタイプのミシンには適用
不可能である。
本発明は、前述した欠点を解消し得、且つ如何
なるタイプのミシンにも適用可能な装置を提供す
ることを目的とするものである。その目的を達成
するために、本発明に従うミシンにおいては、送
り調節器を送り情報に従つて設定操作するために
針の上下往復運動と関連して作動する作動手段の
作動に先立つて、前記送り調節器に一時的に作用
してその送り調節器を最大調節操作範囲内におい
て予め限定された操作範囲内へ強制的に移動させ
るための手段が備えられている。その手段の作動
により、加工布に対する送り歯の送り作動が終了
して送り歯が沈下している時、次の送り運動を制
御すべく前記作動手段が作動するに先立つて送り
調節器が必ず予め限定された操作範囲内に位置
し、その後の送り調節器の設定操作のための変位
が極力減少する。従つて、送り調節器の設定操作
が迅速に行われ、且つ予め定められた期間内にそ
の送り調節器が安定して位置決めされるものであ
る。
本発明に従う好ましい実施例においては、前記
強制移動手段が、送り調節器を設定操作するため
の軸に固定された従動部体と、その従動部体に係
合可能に対向位置し針の上下往復動と同期して往
復移動される駆動部体とを含んでおり、前記送り
調節器が機械的に予め限定された操作範囲内へ移
動される。それ故に、本発明の他の目的は、送り
調節器の迅速且つ正確な位置決めを機械的に行う
送り設定装置を提供することにある。
更に、後述する本発明の一実施例においては、
前記駆動部体を針の上下往復動と同期して往復動
させるための同期手段が作動カムを含んでおり、
その作動カムの回転により前記駆動部体が往動
し、前記従動部体を介して送り調節器を予め限定
された操作範囲内へ一旦移動させ、その後の前記
作動手段の作動により送り調節器が操作される
時、前記作動カムの回転により復動中の駆動部体
に前記従動部体が係合し、その後の前記駆動部体
の復動に伴つて送り調節器が追従的に設定操作さ
れる。従つて、本発明の更に他の目的は、送り調
節器が送り情報に対応する設定位置を通り過ぎる
ことなく安定して位置決めされる送り設定装置を
提供することにある。
以下に本発明を具体化した一実施例について図
面を参照して詳細に説明する。
第1図を参照するに、ミシン20は脚柱21と
その脚柱から延びるベツド22と前記脚柱に支持
され前記ベツドの上方に張り出し端部に頭部が形
成されたブラケツトアーム23とを含むフレーム
を有している。前記ブラケツトアーム23は上方
に開口しており、その開口は上蓋24によつて覆
われている。表示板25はブラケツトアームに固
定されており、形成可能なすべての縫目模様を可
視的に表示するとともに、選択された特定の縫目
模様の1つを表示する。一対の押しボタン26,
27及び更に別の押しボタン28が前記表示板2
5の開口を通つて突出しており、作業者が手動に
て操作可能である。一連の表示ランプ29が前記
縫目模様の各表示の上方に対応して配置されてお
り、選択された1個の縫目模様に対応するランプ
が選択的に点灯することによりその選択された縫
目模様が指示される。また、前記ブラケツトアー
ム23の頭部の前面には、ミシンの起動・停止を
指令するための押しボタン30と止め縫の遂行を
指令するための押しボタン31とが隣接して装着
され、且つミシンの運転速度設定用の手動つまみ
32が装着されている。更に、前記脚柱21の右
側部には、3個の調節ダイヤル33,34及び3
5が手動操作可能に突出しており、それぞれ後述
の作用をなす。尚36は前記ブラケツトアーム2
3の頭部内に上下往復動と横方向摺動とが可能に
装着され下端に針37を支持する針棒、38はミ
シンベツド内に装着され前記針37の上下往復動
と同期して公知の四送り運動を行う送り歯であ
る。
次に第2図乃至第8図を参照するに、ブラケツ
トアーム23内にはステツプモーター39が固定
され、その出力軸40には、針の横方向位置を制
御するための多数の針位置情報がそれぞれ記録さ
れた一連の凹凸部を周縁に有する第一の円板41
が遊嵌され、且つ送り歯の送り運動を制御するた
めの多数の送り情報がそれぞれ記録された一連の
凹凸部を周縁に有する第二の円板42が固定され
ている。その両円板の間には突出肩部43を有す
る略環状の中間体44が第二の円板42のボス部
の周りに遊嵌され、両円板41及び42にそれぞ
れ形成された透孔45,46に前記突出肩部43
が嵌合している。その両透孔の各幅は突出肩部4
3の幅よりも大に形成されており、中間体44は
両円板41,42に対して少なくとも約5度相対
的に回転可能である。第一の巻ばね47は一端に
て第二の円板42に係止され他端にて中間体44
に係止されており、中間体44を第二の円板42
に対して第8図における反時計方向へ付勢してい
る。第二の巻ばね48は一端にて第一の円板41
に係止され他端にて中間体に係止されており、中
間体44に対して第一の円板41を第8図におけ
る時計方向へ付勢している。従つて、第一の円板
41は第二の円板42に対して常には予め定めら
れた相対的角度位置に保持され、その角度位置に
おいて両透孔45,46は合致している。そし
て、今仮りに、第一の円板41が固定されたとす
れば、第二の円板42は時計方向及び反時計方向
のいずれにも少なくとも約5度だけ単独に回動可
能である。また、前記ステツプモータ39はその
出力軸40の1回転中に148のステツプの静止位
置をとり得るように構成されており、それに対応
して各円板41,42の周縁は148等分に分割さ
れ、その単位角度範囲において同一の半径を有す
る平坦面が形成され、そのような平坦面から前記
凹凸部が構成されている。そして、異なる針位置
情報又は送り情報は前記平坦面の半径の大きさに
関係して記録されており、両円板41,42はそ
れぞれ148の針位置情報及び148の送り情報が記録
された情報記録体を構成している。
更に、第13図を参照することにより十分理解
されるように、各縫目模様を形成するために必要
な針位置情報及び送り情報は、両円板41,42
の対応する各区間内に一群として且つ各縫目模様
毎に予め決められたシーケンスに従つて記録され
ている。このように、1個の縫目模様を構成する
複数の縫目の各々の配置を決定するための針位置
及び送り情報に関連する各凹凸部が必ずしも前記
各縫目の配置順に互いに隣接して形成されていな
いことは、今後の作用を理解する上で重要な事項
である。そして、第13図における各縫目模様に
関する欄の最上列に記載された角度位置にある両
円板41,42の凹凸部が各縫目模様の予め定め
られた模様先端情報としての第一番目の針位置及
び送り情報が記録された先頭部分に相当してい
る。
前記ブラケツトアーム23内に固着されたブラ
ケツト49は軸50を支持し、その軸上には、前
記第一の円板41に相対する接触子51が調節可
能に固定された第一の揺動腕52、お互いの相対
的位置関係が調節可能に固定された第二の揺動腕
53及び中間腕54、第一及び第二の揺動部体5
5,56がそれぞれ揺動可能に支持されている。
前記第一の揺動腕52には、前記揺動部体55に
形成された二叉部に嵌合するピン57を有する第
一の作動レバー58と、前記揺動部体55の二叉
部の一方の脚片を挟んで前記ピン57に対向し前
記脚片に相対するカム面が形成された緩衝片59
とが枢着されており、その緩衝片を揺動部体55
との間に張設されたコイルばね60の作用により
前記緩衝片59のカム面が揺動部体55に当接す
る。同様に、第二の揺動腕53には、前記揺動部
体56に形成された二叉部に嵌合するピン61を
有する第二の作動レバー62が枢着され、中間腕
54には、前記揺動部体56の二叉部の一方の脚
片を挾んで前記ピン61に対向し前記脚片に相対
するカム面が形成された緩衝片63が枢着されて
おり、その緩衝片と揺動部体56との間に張設さ
れたコイルばね64の作用により前記緩衝片63
のカム面が揺動部体56に当接する。また前記両
揺動部体55,56の前記軸50に沿う移動は、
前記ブラケツト49に形成された突片65,66
げ両揺動部体に形成された溝(第2図及び第5図
参照)に嵌合することにより阻止されている。そ
して、その揺動部体55に形成された溝67に嵌
合するコロ68を有するリンク69は、前記針3
7の横方向揺動のために針棒36に作動的に連結
されており、同様に、第二の揺動部体56に形成
された溝70に嵌合するピン71を有するリンク
72は、前記送り歯38の送り運動を制御するた
めの後述する送り調節器164に作動的に連結さ
れている。前記揺動部体55の溝67内における
コロ68の位置及び揺動部体56の溝70内にお
けるピン71の位置は、第1図に示されている調
節ダイヤル33,34の手動操作により任意に調
節可能である。ブレーキ部材73は前記ブラケツ
ト49に固定されており、前記揺動部体55に弾
力的に係合してその遊動を防止する突部74と、
その揺動部体55の揺動範囲を限定する一対の折
曲片75,75とを有して形成されている。
前記ステツプモータ39のハウジングには軸7
6が固定され、その軸に前記第二の円板42に対
向する接触子77が軸方向に移動可能に挿嵌され
ている。その接触子に形成された二叉部に前記第
二の揺動腕53に固定されたピン78が嵌合し、
そのピンと前記ブラケツト49との間に張設され
たコイルばね79の作用により前記接触子77が
第二の円板42から解離するように付勢されてい
る。同様に、前記第一の揺動腕52とブラケツト
49に固着されたばね掛け80との間に張設され
たコイルばね81の作用により前記接触子51が
第一の円板41から解離するように付勢されてい
る。そして、その両接触子51,77は、後述す
るように、第一及び第二の円板41,42の凹凸
部にそれぞれ係合し、その凹凸部の高さに応じて
針37の横方向位置及び送り調節器の設定位置が
決定されるもので、両接触子は第一及び第二の円
板41,42にそれぞれ記録された針位置情報及
び送り情報を選択的に取出す情報取出手段を構成
している。また、前記接触子77の軸方向移動に
よりその接触子に対向する2個の平坦面82,8
3が段状に形成されたカム部材84が前記ステツ
プモータ39のハウジングに取付けられ、前記第
二の円板42の後方に位置している。前記両平坦
面82,83は、第15図から明らかなように、
ステツプモータ39の出力軸40の軸心からそれ
ぞれ決められた一定の半径を有しており、後述す
るように、一方の平坦面82は止め縫のための一
定の微小後退送り量を設定し、他方の平坦面83
は返し縫のための一定の大なる後退送り量を設定
するものである。移動レバー85は前記ステツプ
モータ39のハウジングに枢着され、その一端に
固定されたピン86が前記接触子77の長孔に嵌
合しており、その移動レバー85の回動により接
触子77が軸76に沿つて摺動する。
一対の縦スロツト87,88を有する案内部体
89はブラケツトアーム23内に固定され、その
縦スロツト中に前記第一及び第二の作動レバー5
8,62の延長部がそれぞれ嵌合して両作動レバ
ーの移動が案内される。前記案内部体89に支持
された軸90には、一対の連係腕91,92が基
端部にて挿嵌され、その両連係腕の間にはコイル
ばね93が挿嵌されるとともに後方の連係腕92
と前記案内部体89の一方の起立部との間にはコ
イルばね94が挿嵌されている。模様選択用ソレ
ノイド95は取付板96により前記ブラケツトア
ーム23に固着され、そのアマチアには、前記取
付板96に枢着された二叉腕97の一端がリンク
98を介して連結されており、二叉部は前記案内
部体89の他方の起立部と連係腕91との間にて
前記軸90に嵌合している。そして、前記両連係
腕91,92は両コイルばね93,94の作用に
より常には第6図に示されている位置に保持さ
れ、この位置において前記両作動レバー58,6
2の延長部に下方より相対しており、前記押しボ
タン26又は27の押圧操作により模様選択用ソ
レノイド95が一時的に励磁された時二点鎖線位
置へ移動される。尚、99は前記ソレノイド95
のアマチアに一端にて連結されたロツドであり、
他端は前述した調節ダイヤル33,34のための
ブレーキ部材(図示せず)に連結されており、前
記ソレノイド95が励磁された時ブレーキ部材の
作用を解放させ、両調節ダイヤル33,34がそ
れぞれ予め定められた位置へ復帰するように作用
する。この作動態様は本発明とは何ら関係しない
のでこれ以上の説明は省略する。
前記ブラケツトアーム23内に固定された軸1
00には一対の作動二叉101,102が回動可
能に装着されており、各作動二叉の上方脚と下方
脚とは横方向に偏位している。その各作動二叉の
上方脚と下方脚とにそれぞれ係合する2個のカム
面を有する一対の作動カム103,104がミシ
ンの主軸105に固着されており、その主軸の回
転に伴つて前記作動二叉101,102を揺動さ
せる。その作動二叉101と連係腕91との間及
び作動二叉102と連係腕92との間にはそれぞ
れ強いばね力を有するコイルばね106,107
が連結されている。また、前記ブラケツトアーム
23内には回動腕108と中間腕109とがそれ
ぞれ枢着されており、その中間腕の一端はロツド
110を介して前記移動レバー85に連結されて
いる。前述した押しボタン28は、表示板25と
ブラケツトアーム23との間に介挿されたコイル
ばね111の作用により、第2図に示す不作用位
置に保持されており、その後端は前記回動腕10
8の一端起立部112に対向している。更に、前
記回動腕108には別の2つの起立部113,1
14が形成されており、一方の起立部113は前
記中間腕109の一側縁に対向し、他方の起立部
114は前記ブラケツトアーム23に枢着された
連係腕115の先端に相対している。止め縫用ソ
レノイド116は前記ブラケツトアーム23に位
置調節可能に固定され、そのアマチアは前記連係
腕115に連結されている。コイルばね117は
前記回動腕108を第2図における反時計方向に
付勢し、別のコイルばね118は中間腕109を
同図における時計方向に付勢している。そして、
コイルばね117はコイルばね118より強いば
ね力を有しており、回動腕108、中間腕10
9、連係腕115は常には第2図に示されている
位置に保持され、接触子77は第二の円板42に
対向して位置している。前記押しボタン31の押
圧操作により前記ソレノイド116が励磁される
と、そのアマチアのストロークに相当する角度分
連係腕115が移動され、回動腕108がコイル
ばね117の作用に抗して回動される。従つて、
中間腕109がコイルばね118の作用により追
従的に回動し、ロツド110及び移動レバー85
を介して接触子77を移動させ、カム部材84の
平坦面82に対向させる。他方、前記押しボタン
28が操作されると、回動腕108が前記ソレノ
イド116の励磁時よりも更に回動され、接触子
77はカム部材84の第二の平坦面83に対向す
るように移動される。
次に第8図を参照するに、前記ステツプモータ
39のハウジングには、前記第二の円板42を挾
んで互いに対向する発光体(例えば発光ダイオー
ド)と受光素子(例えばフオトトランジスタ)と
を有する検出器127が取付けられ、且つ前記第
二の円板42にはスリツト128が形成されてい
る。そのスリツトが前記検出器127に対向した
時1個の出力信号が発生する。この時、前記第一
及び第二の円板41,42の直線縫目S1に対応
する部分に第一及び第二の接触子51,77が対
向するように構成されている。そして、そのよう
な両円板と接触子との相対的位置が基準位置に設
定されている。
更に第12図には、針37の上下方向往復動を
示す曲線X、送り歯の上下方向往復動を示す曲線
Y、前記作動二叉101及び102の上下方向往
復動をそれぞれ示す曲線Z及びVが主軸の回転角
に対して表わされている。この図表から明らかな
ように、前記各作動二叉101,102はその上
死点において約150度の休止角を有して揺動し、
且つ互いに約110度の角位相差を有して移動す
る。更に、この図表には、ミシンのブラケツトア
ーム内に装着された回転検出器(図示せず)から
発生する出力信号RPが表わされている。
次の本発明の主要部について第9図乃至第11
図を参照して説明する。
駆動軸150はベツド22内に回転可能に装着
されており、主軸105の回転と連動して回転さ
れ、図示しない公知の全回転釜を駆動する。中間
軸151は前記駆動軸150と平行に回転可能に
ベツド22に装着されており、その軸上には、水
平送りカム152、上下送りカム153及び被動
歯車154が一体的に形成されて回転可能に装着
されている。前記被動歯車154は前記駆動軸1
50に固着された駆動歯車155に噛合し、駆動
軸150の回転により前記両送りカム152,1
53ともに減速回転される。水平送り腕156は
下端部にて回動可能にベツド22に装着され、そ
の上端部に軸157により前述した送り歯38が
固定された送り台158が取付けられている。揺
動二叉159は軸160により前記水平送り腕1
56の中間部に連結され、二叉部が前記水平送り
カム152に嵌合している。送り調節軸161は
軸受162によりベツド22に回動可能に装着さ
れており、その左端部には溝163を有する送り
調節器164が固着され、右端部には連係腕16
5が固着されている。その連係腕は、図示しない
連結手段を介して第4図に示されているリンク7
2に作動的に連結されている。前記送り調節器1
64の溝163に嵌合する摺動ブロツク166
は、前記揺動二叉159の上方腕部に固着された
ピン167により支持されている。また、前記送
り台158は前記上下送りカム153に作動的に
関係しており、そのカムの回転により送り歯38
が上下運動すべく揺動される。
以上の構成は従来からよく知られており、公知
の態様にて作動し、送り調節器164の設定操作
に応じた送り運動を送り歯により加工布に付与す
るものである。更に、前記送り調節器161に
は、弾性材料により形成された従動部体168が
カラー169を介して固着されており、前記軸1
61を挾んで互いに離間した一対の係合部17
0,170を有している。合成樹脂材料から成る
駆動部体171は長孔172をもつて形成され、
その長孔を介して前記中間軸151に挿嵌されて
いる。移動腕173は前記駆動軸150に支持さ
れ、その一腕174にて前記駆動部体171に連
結されている。作動カム175は前記水平送りカ
ム152に隣接して中間部151に挿嵌され、そ
の左端に形成された突起176が前記カム152
に形成された孔177に嵌合しており、それによ
り前記水平送りカム152と一体的に回転する。
記移動腕173の他腕には前記作動カム175の
カム面178に対向する係合部179が形成さ
れ、前記一腕174とベツド22に固定された板
180との間に張設されたコイルばね181の作
用により、前記カム面178に当接している。ま
た、前記駆動部体171には、前記従動部体16
8の一対の係合部170,170に対向位置する
肩部182が形成されている。従つて、前記作動
カム175の回転により駆動部体171が中間軸
151を案内にして往復移動し、その肩部182
が前記係合部170に接近したりその係合部から
離れたりする。それ故、前記従動部体168、駆
動部体171、移動腕173及び作動カム175
等は後述する態様にて動作する強制移動手段を構
成している。
作動カム175は主軸105の1回転に対して
丁度1回転するもので、駆動部体171は、その
作動カム175の回転により、第18図における
主軸の回転角が100度の時点T0の近傍から280度
の時点T4の近傍までの間において往復運動を行
い、且つ、主軸の回転角が190度の時点T2にお
いて最大に前進した位置をとる。前記駆動部体1
71の肩部182が従動部体168に最も接近し
た状態において、前記送り調節軸161は、前記
従動部体168の係合部170が前記肩部182
に係合しない角度範囲内においてのみ回動可能で
ある。換言すれば、送り調節器164が前記送り
調節軸161の前記角度範囲に対応する操作範囲
外に設定されている場合、前記駆動部体171の
往動によりその肩部182が従動部体168の一
対の係合部170,170のいずれか一方に当接
し、前記送り調節軸161を介して送り調節器1
64が前記操作範囲内に強制的に移動されるもの
である。本実施例における前記操作範囲は、送り
量0を設定する操作位置を挾んで正送り量約1mm
を設定する位置と逆送り量約1mmを設定する位置
とにより限定される範囲に相当している。また、
前記駆動部体171が最大に後退した状態におい
ては、その駆動部体が前記従動部体168の運動
に何ら干渉することがなく、送り調節器164は
最大正送り量約4mmを設定する位置と最大逆送り
量約4mmを設定する位置との間の最大調節操作範
囲において自由に操作可能である。その送り調節
器164の設定操作は、前述した第二の円板42
の凹凸部の高さに従つて針の上下往復動と関連し
て行われるものであり、以下にその作動態様が他
の機構との関連において説明される。
第3図乃至第5図には、針が最上点に達する少
し前の各部材の位置関係が示されている。ミシン
の主軸105の回転に伴つて作動二叉101が上
方へ移動するにつれて連係腕91が上方へ移動
し、作動レバー58を移動させる。その後、揺動
部体55にはブレーキ部材73が作用しているた
め、作動レバー58は最初にピン57を中心にし
て回動し、揺動腕52を弱いコイルばね81に抗
して回動させる。それにより緩衝片59の枢着点
が前記ピン57に接近し、その緩衝片59がコイ
ルばね60に抗して回動され、第3図に示す状態
になる。この状態から更に連係腕91が上方へ移
動する時、前記揺動部体55、作動レバー58及
び揺動腕52は相互間の相対運動が阻止され、一
体的に回動する。従つて、リンク69を介して針
棒36が横方向へ揺動され、接触子51が第一の
円板41の対向する凹凸部に係合した時(第14
図参照)、その凹凸部の高さに対応する横方向位
置へ達して位置決めされる。その後の作動二叉1
01の上昇及び最上位置への休止はコイルばね1
06の伸張によつて許容される。
他方、それまで最上位置にとどまつていた別の
作動二叉102は下降を開始し、連係腕92を第
4図に示されている位置から反時計方向へ回動さ
せる。第二の揺動部体56には積極的なブレーキ
作用は付与されていないが、その揺動部体と送り
調節器164との間の連結手段の移動に対して何
らかの抵抗が作用するため、作動レバー62、揺
動腕53及び揺動部体56の間における相対的回
動を伴つて、接触子77がコイルばね79の作用
により第二の円板42から解離され、第15図に
示されている状態に達する。その後の連係腕92
の下降の際には、揺動部体56がほぼ停止した状
態にて揺動腕56が引続き回動し、接触子77は
更に僅かに上昇する。その際、緩衝片63はコイ
ルばね64の作用により回動し、そのカム面を常
に前記揺動部体56の下側面に当接させた状態に
保持される。
前述した接触子77の円板42からの解離は、
第12図における時点T1以前に完了し、その時
点T1において、ステツプモータ39は適宜の駆
動制御手段により、第13図に示されているよう
に、各縫目模様ごとに予め定められたシーケンス
に従つてステツプ駆動される。そのステツプモー
タ39の駆動の際、第一の接触子51は第一の円
板41にコイルばね106の作用により係合し、
第二の接触子77はコイルばね79の作用により
第二の円板42から離脱している。従つて、ミシ
ン運転中においてステツプモータ39が駆動され
てその出力軸40が回動する時、第二の円板42
はその出力軸と共に回転するが第一の円板41は
回転し得ず、巻ばね47又は48の作用に抗して
停止している。その第一の円板41に対する第二
の円板42の相対的回転は、両カム体に形成され
た透孔45,46、その両透孔に嵌合した突出肩
部43を有する中間体44、及び前記巻ばね4
7,48によつて許容される。即ち、ステツプモ
ータ39の出力軸40が第8図における時計方向
へ回転される時、第一の円板41が停止した状態
にて第二の円板42が中間体44とともに巻ばね
48の作用に抗して回転され、また逆に、前記出
力軸40が反時計方向へ回転される時、第一の円
板41及び中間体44が停止した状態にて第二の
円板42のみが巻ばね47の作用に抗して回転さ
れる。
その後第一の作動二叉101が下降して第一の
接触子51が第一の円板41から離脱した時、そ
の円板41は前記巻ばね47又は48の作用によ
り第二の円板42に対して相対的に回転し、中間
体44の突出肩部43が各円板41,42の透孔
45,46の一側縁に第3図及び第4図に示され
ている状態にて係合した状態になる。前記作動二
叉101の下降運動により連係腕91が第14図
に示す位置から下降する際の作動態様は以下の通
りである。即ち、ブレーキ部材73の作用により
揺動部体55の移動が阻止されるため、コイルば
ね81の作用下において、作動レバー58はピン
57を中心にして回動し、且つ揺動腕52及び接
触子51は軸50を中心にして回動する。その
際、緩衝片59はコイルばね60の作用により回
動し、そのカム面と前記ピン57との間に前記揺
動部体55を弾力的に挾持する。それ故に、前記
接触子51の円板41からの離脱時に針が横方向
に移動することがなく、且つその後の接触子51
の円板41への係合時に衝撃音の発生が極力防止
される。
前記作動二叉101の下降運動と相前後して第
二の作動二叉102が上昇し、第二の接触子77
が第二の円板42の対向する凹凸部にコイルばね
107の作用により係合する。その接触子77の
係合により揺動部体56がその凹凸部の高さによ
り位置決めされ、リンク72を介して送り調節器
がその高さに対応する位置に位置決めされる。そ
の接触子77の円板42への係合及び前記接触子
51の円板41からの解離は、第12図における
時点T3以前に行われ、その時点T3においてス
テツプモータ39は消磁される。このように、前
記作動カム103、作動二叉101、連係腕91
及び作動レバー58等は前記円板41に対する接
触子51の係合及び解離をミシンの主軸105の
回転に関係して制御し、その接触子による前記円
板41に記録された針位置情報の取出し動作を行
わせるもので、情報取出制御手段を構成してい
る。同様に、前記作動カム104、作動二叉10
2、連係腕92及び作動レバー62等は、接触子
77による前記円板42に記録された送り情報の
取出し動作をミシンの主軸の回転に関係して行わ
せる第二の情報取出制御手段を構成している。
そのミシン運転中に押しボタン31が押圧され
ると、止め縫用ソレノイド116が励磁されると
ともにステツプモータ39のステツプ駆動が中断
される。前記ソレノイド116の励磁により第二
の接触子77がカム部材84の平坦面82に相対
するように移動され、その平坦面82に対して係
合離脱運動を行う。これに対して第一の接触子5
1は、前記ステツプモータ39のステツプ駆動の
中断の際対向していた第一の円板41の同一凹凸
部に対して係合離脱運動を行う。従つて、その凹
凸部に対応する針位置及び前記平坦面82に対応
する微小逆送り量にて止め縫が前記押しボタン3
1の押圧の間遂行される。また、ミシンの運転中
に押しボタン28が押圧されると、前記接触子7
7はカム部材84の平坦部83に対向するように
移動され、その平坦面83に対して係合解離運動
を行う。この際、ステツプモータ39のステツプ
駆動を中断せず、第一の円板41は予め決められ
たシーケンスに従つてステツプ回転される。従つ
て、一定の大なる後退送り量にて返し縫が遂行さ
れる。
ところで、前記第二の円板に対する接触子77
の係合により送り調節器が設定操作される時の前
記強制移動手段の作動態様について以下に説明す
る。
第12図に示されているタイムチヤートから理
解されるように、作動二叉102が下降運動を開
始した後の時点T0において前記駆動部体171
が前進を開始する。前記作動二叉102の下降運
動に伴つて円板42に対する接触子77の解離運
動及び揺動部体56の移動がが生じる。その揺動
部体の移動は、リンク72及び連係腕165を含
む連結手段を介して送り調節器161の回動を生
じ、従動部体168が第10図における時計方向
へ回動する。従つて、その従動部体168の一方
の係合部170が前進して来た駆動部体171の
肩部182に当接し、従動部体168及び送り調
節軸161の回動が停止される。そして、その後
においては、逆に、更に前進する駆動部体171
により前記従動部体168を介して送り調節軸1
61を同図における反時計方向へ回動させる。前
記送り調節軸161の停止及びその後の回動に対
応して揺動部体56が第15図において停止及び
回動する。その揺動部体56の一連の運動が前記
揺動腕53及び接触子77の運動と干渉しないこ
とは前述の説明から十分に理解されるであろう。
そして、前記作動二叉102が下降運動から上
昇運動に転じた後の時点T2において前記駆動部
体171が最も前進し、従動部体168を介して
送り調節軸161を予め限定された角度範囲内に
位置させる。従つて、送り調節器164は前記時
点T2において予め限定された操作範囲内に位置
される。その後の作動二叉102の上昇により前
述した態様にて円板42に対する接触子77の係
合運動が行われ、前記駆動部体171の後退運動
に関連して送り調節器164の設定操作が行われ
る。その設定操作について説明すると、前記接触
子77が係合しようとする円板42の凹凸部の高
さが、前記予め限定された操作範囲外における送
り調節器164の設定に対応している場合、接触
子77が円板42の前記凹凸部に係合する以前に
従動部体168のいずれか一方の係合部170が
後退運動中の駆動部体171の肩部182にコイ
ルばね107の弾性力を介して当接する。従つ
て、その後の前記接触子77の係合運動及び送り
調節軸161の回動は、前記駆動部体171の後
退運動に追従して行われ、前記接触子77が対向
する凹凸部に係合することにより送り調節軸16
1の回動が停止し、送り調節器164が対応する
操作位置に設定される。前記駆動部体171は更
に後退し、第12図における時点T4において最
も後退した位置に達し、その後の約180度の主軸
の回転の間その後退位置に休止する。
前述した接触子77の円板42に対する離脱及
び係合運動、駆動部体171の往復運動等は、送
り歯38の加工布に対する送り作動が終了してそ
の送り歯がベツド面より沈下している間において
行われる。そして、前記揺動部体56は、前記接
触子77により円板42から取出された送り情報
に従つて送り調節器164を設定操作するため
に、前記情報取出制御手段と協働しており、両者
は送り調節器164を設定操作するための作動手
段を構成している。また、前記従動部体168が
弾性材料から形成され且つ駆動部体168が合成
樹脂材料により形成されているため、両者が当接
する際の衝撃音が緩和される。
このように、前記作動手段による送り調節器1
64の設定操作に先立つてその送り調節器が予め
限定された操作範囲内へ一旦移動されるため、送
り調節器の設定操作時にその送り調節器が、例え
ば、最大正送り設定位置から最大逆送り設定位置
へ1ステツプにて操作されることがない。それ故
に、送り調節器164の設定操作量が減少するこ
とになり、送り調節器の迅速な設定及び安定した
位置決めを行い得る。更に、前記送り調節器16
4の設定操作が駆動部体171の後退運動に追従
して行われるため、送り調節器164が送り情報
に対応する設定位置を通り過ぎることもなく、よ
り安定して位置決めされる。従つて、ミシンの高
速運転時においても加工布に対する送り歯の送り
運動が安定して付与され、美麗な縫目模様が形成
される。
ところで、前記接触子77が係合しようとする
円板42の凹凸部の高さが、前記予め限定された
操作範囲内における送り調節器164の設定に対
応している場合には、前記駆動部体171の後退
運動の際前記従動部体168がその駆動部体に当
接することはない。その場合には送り調節器16
4の設定操作量が少ないため、その設定操作は安
定して行われるもので、サテンステツプの形成は
その一例である。
最後に、本実施例におけるミシンの模様選択操
作について簡単に説明する。
押しボタン26又は27が押圧操作されると、
模様選択用ソレノイド95が一時的に励磁され、
その後にステツプモータ39が駆動される。前記
ソレノイド95の励磁により二叉腕97の回動を
介して連係腕91,92が第6図における2点鎖
線位置へ移動され、作動レバー58,62との係
合を解離する。従つて、接触子51,77はそれ
ぞれコイルばね81,79の作用により円板4
1,42から解離する。その直後に前記ソレノイ
ド95が消磁され、二叉腕97は直ちに原位置へ
復帰する。その際、作動二叉101が最下位置に
あり、それ故に連係腕91が最下位置にあるなら
ば、その連係腕91はコイルばね93の作用によ
りそのカム面が作動レバー58に相対するように
移動されるが、それ以外の場合にはその作動レバ
ー58の側面に当接して作用位置への復帰が阻止
される。また、その連係腕91が上記のいずれの
場合においても第二の連係腕92はコイルばね9
4の作用により前方へ付勢されているため、その
連係腕92が最下位置にあればそのカム面が作動
レバー62に相対するよう移動され、それ以外の
場合にはその作動レバー62の側面に当接する。
これら各連係腕91,92は、前述したように、
ミシンの主軸が1回転する間にそれぞれ必ず1回
は最下位置に到達するため、その後の主軸の1回
転以内に作用位置へ復帰する。
而して、前記接触子51,77の解離状態にお
いて、前記両円板41,42がステツプモータ3
9により回転され、所望の縫目模様の形象が表示
ランプ29により指示された時、前記押しボタン
26又は27の押圧を解放すれば、各円板中の前
記縫目模様に対応する凹凸部中の模様先頭部が前
記各接触子51,77に対向した状態にて前記円
板41,42の回転が停止される。このようにし
て模様選択操作が完了するものであり、その後の
ミシンの運転の開始による縫目形成態様は前述の
説明より理解されるであろう。
尚、以上説明した実施例においては、駆動部体
171を針の上下往復動と同期して往復移動させ
る同期手段が、作動カム175及び移動腕173
等から構成されているが、それらに代えて電磁ソ
レノイドを用いて前記同期手段を構成することも
可能である。また、本実施例においては、各種縫
目模様の形成のための送り情報が、円板42上に
機械的な変位量として取出され得るように記録さ
れ、取出された変位量により直接的に送り調節器
164が設定操作されるように構成されたミシン
に本発明が適用されているが、前述した特開昭50
−101161号公報に開示されているように、送り情
報が電気的コード信号として取出され得るように
静的記憶手段に貯えられ、取出されたコード信号
が適宜の変換装置を介して機械的変位量に変換さ
れ、その変位量により送り調節器164が設定操
作されるように構成されたミシンにも本発明は適
用可能である。その場合、前記変換装置は閉ルー
プにて制御される必要はなくなるものである。
本発明は、以上の説明から明らかなように、送
り調節器を各縫目模様に対応する送り情報に従つ
て設定操作するために針の上下往復動と関連して
作動する作動手段の作動に先立つて、前記送り調
節器に一時的に作用し、その送り調節器を予め限
定された操作範囲内へ強制的に移動させるための
強制移動手段を設け、加工布に対する送り歯の送
り作動が終了して送り歯が沈下した後、次の送り
運動を制御するために前記作動手段が送り調節器
の設定操作を行う時、その操作量が可及的に減少
し、送り調節器が迅速に設定操作され且つその操
作位置に安定して位置決めされる。従つて、ミシ
ンの高速運転時においても送り調節器がミシンの
運転速度に十分に追従して予め定められた期間内
に設定操作され、縫目模様が乱れることがないも
のである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を具体化した一実施例を示すもの
で、第1図はミシンの外観を示す斜視図、第2図
は上蓋を取除いてミシンの主要機構を示す平面
図、第3図はミシンのフレームを取除いて第2図
における機構を示す拡大正面図、第4図は第2図
の略4−4線に沿う拡大断面図、第5図は第2図
の略5−5線に沿う拡大断面図、第6図は案内部
体及びそれに関連する部材を示す拡大平面図、第
7図は前記主要機構を構成する部材を示す分解斜
視図、第8図は両円板の取付を説明するための分
解斜視図、第9図はベツドの一部を破断して送り
機構を示す拡大平面図、第10図は第9図の右側
面図、第11図は第9図の略11−11線に沿う
断面図、第12図は縫目形成動作を説明するため
のタイムチヤート、第13図は各種縫目模様の形
成における両円板の駆動シーケンスを説明するた
めの図表、第14図及び第15図はそれぞれ作動
態様を説明するための第3図及び第4図に対応す
る部分正面図である。 図中、37は針、38は送り歯、42は円板、
53は揺動腕、54は中間腕、56は揺動部体、
62は作動レバー、72はリンク、77は接触
子、102は作動二叉、104は作動カム、16
1は送り調節軸、164は送り調節器、168は
従動部体、170は係合部、171は駆動部体、
173は移動腕、175は作動カムである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 針の上下往復動と同期して運動する普通の四
    運動送り歯と、 その送り歯の送り運動を制御するために予め定
    められた最大調節操作範囲内において所望の調節
    位置に設定操作される送り調節器と、 その送り調節器を各縫目模様に対応する送り情
    報に従つて設定操作するために、前記針の上下往
    復動と関連して前記送り歯の沈下時に作動する作
    動手段と、 その作動手段の作動に先立ち且つ前記送り歯の
    沈下時に前記送り調節器に一時的に作用し、前記
    最大調節操作範囲内において予め限定された操作
    範囲内へ前記送り調節器を強制的に移動させるた
    めの強制移動手段とを備え、 加工布に対する送り歯の作動が終了して送り歯
    が沈下している時、次の送り運動を制御すべく前
    記作動手段が作動するに先立つて送り調節器が必
    ず前記予め限定された操作範囲内に位置している
    ようにしたことを特徴とするミシンの送り設定装
    置。 2 前記強制移動手段が、送り調節器を設定操作
    するための軸に固定された従動部体と、その従動
    部体に係合可能に対向位置する駆動部体と、その
    駆動部体を針の上下往復動と同期して往復移動さ
    せる同期手段とからなる特許請求の範囲第1項記
    載のミシンの送り設定装置。 3 前記従動部体が、前記軸を挟んで互いに離間
    し、それぞれ前記駆動部体に対向位置する一対の
    係合部を有し、且つ弾性材料により構成されたも
    のである特許請求の範囲第2項記載のミシンの送
    り設定装置。 4 前記同期手段が、針の上下往復動と同期して
    回転する作動カムと、前記駆動部体に作動的に連
    結され前記作動カムの回転に基づいて往復移動す
    る移動腕とからなる特許請求の範囲第2項記載の
    ミシンの送り設定装置。 5 前記同期手段が、針の上下往復動と同期して
    回転する作動カムを含んでおり、その作動カムの
    回転により駆動部体が往動し、従動部体を介して
    送り調節器を前記予め限定された操作範囲内へ一
    旦移動させ、その後の前記作動手段の作動により
    送り調節器が設定操作される時、前記作動カムの
    回転により復動中の駆動部体に従動部体が係合
    し、その後の駆動部体の復動に伴つて前記送り調
    節器が追従的に設定操作されるように前記作動カ
    ムのカム形状が構成されている特許請求の範囲第
    2項記載のミシンの送り設定装置。
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