JPS6213428B2 - - Google Patents
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- JPS6213428B2 JPS6213428B2 JP18565083A JP18565083A JPS6213428B2 JP S6213428 B2 JPS6213428 B2 JP S6213428B2 JP 18565083 A JP18565083 A JP 18565083A JP 18565083 A JP18565083 A JP 18565083A JP S6213428 B2 JPS6213428 B2 JP S6213428B2
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Landscapes
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
- Lift Valve (AREA)
Description
[技術分野]
本発明は、熱間疲労強度の大きな弁用鋼に関す
る。 [従来技術] 自動車等の内燃機関の排気弁や吸気弁は、高温
で弁座等にかなり激しくくりかえして衝突する。
従つて、排気弁や吸気弁を構成する弁用鋼は、特
に熱間疲労強度の大きいことが要請される。その
ため従来より弁用鋼として鉄基の対熱合金である
JIS―SUH35系合金が用いられていた。 ところで近年、熱効率の向上、出力の増大等の
要請から、内燃機関の稼働温度はより高温度、例
えば800〜850℃に上昇しつつある。このように内
燃機関の稼働温度がより高温になりつつあるとい
つた状況を鑑みると、弁用鋼としては、JIS―
SUH35系合金よりも熱間疲労強度の大きな材料
を用いる必要がある。そのため鉄基合金の代わり
に、鉄をほとんど含まないニツケル基合金、例え
ばインコネル751を用いることが近年考えられて
いる。しかし、この場合には750℃の程度におけ
る熱間疲労強度はSUH35系合金に比してかなり
大きいものの、800〜850℃においてはSUH35系
合金とほとんど差がないといつた問題がある。又
主成分が鉄ではなくニツケルのためコスト高とな
る問題もある。 [発明の目的] 本発明は上記した従来技術に鑑みなされたもの
である。本発明は、鉄基で熱間疲労強度の大きな
弁用鋼を提供することを目的とする。 [発明の構成] 本発明者は、800℃以上の温度でも熱間疲労強
度の大きな材料を得んと多数の鉄基合金を検討し
た結果、本発明を完成したものである。 即ち、本発明の弁用鋼は、重量%で炭素が0.25
〜0.35%、珪素が0.1〜1.0%、マンガンが5.0〜
15.0%、ニツケルが5.0〜10.0%、クロムが18.0〜
25.0%、銅が0.2〜1.0%、モリブデンが1.0〜3.0
%、ニオブが0.5〜1.5%、窒素が0.35〜0.55%、
ボロンが0.0005〜0.01%、および不可避の不純物
が含まれ、残部鉄の組成の合金からなることを特
徴とする熱間疲労強度の大きなものである。 本発明の弁用鋼は、時効によつて炭窒化物等を
組織中に析出させ、これによつて機械的性質が強
化される析出硬化型合金である。 本発明において炭素は、炭窒化物を生成して組
織を強化するために不可欠である。炭素は少なす
ぎても多すぎても、弁用鋼の強度は低下する。そ
のため炭素は0.25〜0.35%にする必要がある。 珪素は高温酸化に対する抵抗を増すため、又溶
解時における脱酸剤として必要である。そのため
珪素は最低限0.1%は必要である。但し珪素が1
%を越えると、弁用鋼は脆くなる。 ニツケルはオーステナイト生成元素であり、オ
ーステナイト組織を常温で安定させるものであ
る。そのためニツケルは最低限5%は必要であ
る。但しニツケルが10%を越えると、高温におけ
る硬さの低下を招く。 マンガンはニツケルと同様にオーステナイト生
成元素であり、高価なニツケルの代替元素として
使用されている。又、マンガンはイオウによる浸
食を軽減する。更にマンガンは有鉛ガソリンによ
るPbo浸食の防止に効果的である。そのためマン
ガンは最低限5%必要である。但し、マンガンは
15%を越えると、弁用鋼は高温酸化しやすくな
る。 クロムは耐食性を向上させる元素として弁用鋼
では不可欠である。そのためクロムは最低限18%
必要である。但し、25%を越えると、高温におけ
る塑性変形が困難となる。 モリブデンは、基地に固溶して基地を強化す
る。又、モリブデンは、安定炭窒化物や炭化物を
形成する作用がある。そのためモリブデンは最低
限1.0%〜3.0%は必要である。但し、モリブデン
の添加による効果は3%で飽和に達する。尚上記
した安定炭窒化物としては(MoW)2(CN)があ
る。 ニオブは微細な炭窒化物や炭化物を形成する作
用がある。そのため高温におけるオーステナイト
結晶の成長抑制に有効で高温における強度低下を
防ぐ。そのためニオブは0.5〜1.5%にする必要が
ある。 窒素は炭窒化物形成の基礎となる。従つて、窒
素は高温における強度低下を防ぐ。そのため窒素
は最低限0.35%必要である。但し、0.55%以上は
含有しにくい。 ボロンは、高温における強度の確保、高温にお
ける塑性加工の改善に有効である。そのためボロ
ンは最低限0.0005%必要である。但し、0.01%を
越えると、ボロンは結晶粒界に凝集し、この結果
加工性を劣化させたり、高温における強度を低下
させたりする。 次に本発明の弁用鋼の代表的な製造方法を説明
する。まず、大気溶解炉にて吹精精錬後、造塊
し、鍛造圧延で所定の棒鋼を製造する。次に1100
℃に加熱し、ここで15分から60分保持する。1100
℃で保持する理由は、主として、合金元素、炭窒
化物、炭化物を高温のオーステナイトに固溶する
ためである。次に水冷する。水冷した後再び750
℃に加熱し、ここで4時間保持し、その後空冷す
る。 [発明の効果] 本発明の弁用鋼は、熱間疲労強度が大きなもの
となる。特に800℃以上においては、疲労強度は
インコネル751よりも大きい。即ち、850℃におけ
る熱間疲労強度は17Kgf/mm2以上である。 更に本発明の弁用鋼は、高温における引張り強
さも大きい。又高温酸化い少ない。更に高温にお
ける加工性も優れている。 本発明の効果を以下の試験例で立証する。 [試験例] まず、大気高周波炉にて3Kgのインゴツトをつ
くり、鍛造、圧延によつて9種類の試料を作製し
た。9種類の試料の合金組成は第1表に示す。こ
こでNo.1〜No.3は本発明品であり、No.4〜No.9は
比較例である。比較例のうち、No.8は従来弁用鋼
として用いられているJIS―SUH35系合金であ
り、又、No.9はNi基合金であるインコネル751で
ある。そして第1表に示す組成の試料を、約1100
℃に30分保持した後、水冷した。次に再び750℃
に加熱して4時間保持した。そしてその後空冷し
た。 まず、本発明品及び比較例を用いて熱間疲労強
度を調べた。試験温度は750℃と850℃である。試
験方法は、小野式回転曲げ疲労である。試験結果
を第2表に示す。750℃における熱間疲労強度
は、本発明品であるNo.1〜No.3の場合いずれも21
Kgf/mm2以上であつた。この値は、No.8とNo.9の
場合の中間の値である。850℃における熱間疲労
強度は、本発明品であるNo.1〜No.3の場合いずれ
も17Kgf/mm2以上であつた。 これに対して850℃における熱間疲労強度はNo.
8の場合は15.3Kgf/mm2であり、No.9の場合には
16.3Kgf/mm2であつた。このことから、本発明品
では、JIS―SUH35系合金よりも750℃における
熱間疲労強度、850℃における熱間疲労強度が大
きいことがわかる。又、本発明では、750℃にお
ける熱間疲労強度はインコネル751の場合よりも
小さいが、850℃における熱間疲労強度は、溶体
化処理を省略したインコネル751の場合よりも10
%程度大きいことがわかる。 次に本発明及び比較例を用いて900℃における
熱間引張り強さを調べた。試験方法は平行部φ5
のJISZ2201による14A号試験片を電気炉中で900
℃15分加熱保持後3mm/分の速度でおこなつた。
試験結果を第3表に示す。本発明品であるNo.1〜
No.3の場合、熱間引張り強さはいずれも22Kgf/
mm2以上であつた。この値は、JIS―SUH35系合金
であるNo.8の場合よりも大きい。 次に本発明品及び比較例を用いて、850℃で100
時間保持した場合の時効の硬さを調べた。試験方
法は、電気炉で加熱した後ロツクウエル硬度計の
Cスケールにて硬さを測定した。試験結果を第4
表に示す。本発明品であるNo.1〜No.3の場合、い
ずれもHRC29以上であつた。この値はNo.8の場
合よりも大きい。従つて本発明品は、弁座に衝突
するため耐摩滅性が要請される弁用鋼として適す
る。 次に本発明品及び比較例を用いて、900℃で300
時間保持した場合の酸化度合いを調べた。試験方
法はφ8×15mm形状の試料を1000℃1時間空焼き
した磁性ルツボに入れ、電気炉にて大気中所定の
時間加熱後取り出して秤量し、試料の酸化増量を
算出した。試験結果を第5表に示す。本発明品で
あるNo.1〜No.3の場合、酸化増量は2.20〜3.22
mg/cm2であつた。これに対してNo.8の場合には
3.73mg/cm2と大きかつた。 次に本発明品及び比較例(No.8及びNo.9)を用
いて、限界加工率を調べた。この場合、直径10
mm、高さ10mmの丸棒状の試料を製造し、その試料
の両面から32Kgのハンマーで叩いて圧縮加工を行
つた。そしてハンマーの振り上げ角度を順次変
え、試料に割れが発生したときの圧縮加工率を限
界加工率とした。この試験は、弁の加工温度であ
る950℃〜1200℃の範囲内で温度を種々変更して
行つた。試験結果を図に示す。図に示すように、
本発明品であるNo.1の場合には、試験温度が1050
℃以上ならば、限界加工率は70%以上の値を示し
た。図から明らかなようにこの値はJIS―SUH35
系合金であるNo.8の値よりもかなり大きい。一
方、インコネル751であるNo.9の場合には、限界
加工率は48〜64%程度とかなり低い。特にインコ
ネル751であるNo.9の限界加工率は、最高値でも
64%しかなかつた。
る。 [従来技術] 自動車等の内燃機関の排気弁や吸気弁は、高温
で弁座等にかなり激しくくりかえして衝突する。
従つて、排気弁や吸気弁を構成する弁用鋼は、特
に熱間疲労強度の大きいことが要請される。その
ため従来より弁用鋼として鉄基の対熱合金である
JIS―SUH35系合金が用いられていた。 ところで近年、熱効率の向上、出力の増大等の
要請から、内燃機関の稼働温度はより高温度、例
えば800〜850℃に上昇しつつある。このように内
燃機関の稼働温度がより高温になりつつあるとい
つた状況を鑑みると、弁用鋼としては、JIS―
SUH35系合金よりも熱間疲労強度の大きな材料
を用いる必要がある。そのため鉄基合金の代わり
に、鉄をほとんど含まないニツケル基合金、例え
ばインコネル751を用いることが近年考えられて
いる。しかし、この場合には750℃の程度におけ
る熱間疲労強度はSUH35系合金に比してかなり
大きいものの、800〜850℃においてはSUH35系
合金とほとんど差がないといつた問題がある。又
主成分が鉄ではなくニツケルのためコスト高とな
る問題もある。 [発明の目的] 本発明は上記した従来技術に鑑みなされたもの
である。本発明は、鉄基で熱間疲労強度の大きな
弁用鋼を提供することを目的とする。 [発明の構成] 本発明者は、800℃以上の温度でも熱間疲労強
度の大きな材料を得んと多数の鉄基合金を検討し
た結果、本発明を完成したものである。 即ち、本発明の弁用鋼は、重量%で炭素が0.25
〜0.35%、珪素が0.1〜1.0%、マンガンが5.0〜
15.0%、ニツケルが5.0〜10.0%、クロムが18.0〜
25.0%、銅が0.2〜1.0%、モリブデンが1.0〜3.0
%、ニオブが0.5〜1.5%、窒素が0.35〜0.55%、
ボロンが0.0005〜0.01%、および不可避の不純物
が含まれ、残部鉄の組成の合金からなることを特
徴とする熱間疲労強度の大きなものである。 本発明の弁用鋼は、時効によつて炭窒化物等を
組織中に析出させ、これによつて機械的性質が強
化される析出硬化型合金である。 本発明において炭素は、炭窒化物を生成して組
織を強化するために不可欠である。炭素は少なす
ぎても多すぎても、弁用鋼の強度は低下する。そ
のため炭素は0.25〜0.35%にする必要がある。 珪素は高温酸化に対する抵抗を増すため、又溶
解時における脱酸剤として必要である。そのため
珪素は最低限0.1%は必要である。但し珪素が1
%を越えると、弁用鋼は脆くなる。 ニツケルはオーステナイト生成元素であり、オ
ーステナイト組織を常温で安定させるものであ
る。そのためニツケルは最低限5%は必要であ
る。但しニツケルが10%を越えると、高温におけ
る硬さの低下を招く。 マンガンはニツケルと同様にオーステナイト生
成元素であり、高価なニツケルの代替元素として
使用されている。又、マンガンはイオウによる浸
食を軽減する。更にマンガンは有鉛ガソリンによ
るPbo浸食の防止に効果的である。そのためマン
ガンは最低限5%必要である。但し、マンガンは
15%を越えると、弁用鋼は高温酸化しやすくな
る。 クロムは耐食性を向上させる元素として弁用鋼
では不可欠である。そのためクロムは最低限18%
必要である。但し、25%を越えると、高温におけ
る塑性変形が困難となる。 モリブデンは、基地に固溶して基地を強化す
る。又、モリブデンは、安定炭窒化物や炭化物を
形成する作用がある。そのためモリブデンは最低
限1.0%〜3.0%は必要である。但し、モリブデン
の添加による効果は3%で飽和に達する。尚上記
した安定炭窒化物としては(MoW)2(CN)があ
る。 ニオブは微細な炭窒化物や炭化物を形成する作
用がある。そのため高温におけるオーステナイト
結晶の成長抑制に有効で高温における強度低下を
防ぐ。そのためニオブは0.5〜1.5%にする必要が
ある。 窒素は炭窒化物形成の基礎となる。従つて、窒
素は高温における強度低下を防ぐ。そのため窒素
は最低限0.35%必要である。但し、0.55%以上は
含有しにくい。 ボロンは、高温における強度の確保、高温にお
ける塑性加工の改善に有効である。そのためボロ
ンは最低限0.0005%必要である。但し、0.01%を
越えると、ボロンは結晶粒界に凝集し、この結果
加工性を劣化させたり、高温における強度を低下
させたりする。 次に本発明の弁用鋼の代表的な製造方法を説明
する。まず、大気溶解炉にて吹精精錬後、造塊
し、鍛造圧延で所定の棒鋼を製造する。次に1100
℃に加熱し、ここで15分から60分保持する。1100
℃で保持する理由は、主として、合金元素、炭窒
化物、炭化物を高温のオーステナイトに固溶する
ためである。次に水冷する。水冷した後再び750
℃に加熱し、ここで4時間保持し、その後空冷す
る。 [発明の効果] 本発明の弁用鋼は、熱間疲労強度が大きなもの
となる。特に800℃以上においては、疲労強度は
インコネル751よりも大きい。即ち、850℃におけ
る熱間疲労強度は17Kgf/mm2以上である。 更に本発明の弁用鋼は、高温における引張り強
さも大きい。又高温酸化い少ない。更に高温にお
ける加工性も優れている。 本発明の効果を以下の試験例で立証する。 [試験例] まず、大気高周波炉にて3Kgのインゴツトをつ
くり、鍛造、圧延によつて9種類の試料を作製し
た。9種類の試料の合金組成は第1表に示す。こ
こでNo.1〜No.3は本発明品であり、No.4〜No.9は
比較例である。比較例のうち、No.8は従来弁用鋼
として用いられているJIS―SUH35系合金であ
り、又、No.9はNi基合金であるインコネル751で
ある。そして第1表に示す組成の試料を、約1100
℃に30分保持した後、水冷した。次に再び750℃
に加熱して4時間保持した。そしてその後空冷し
た。 まず、本発明品及び比較例を用いて熱間疲労強
度を調べた。試験温度は750℃と850℃である。試
験方法は、小野式回転曲げ疲労である。試験結果
を第2表に示す。750℃における熱間疲労強度
は、本発明品であるNo.1〜No.3の場合いずれも21
Kgf/mm2以上であつた。この値は、No.8とNo.9の
場合の中間の値である。850℃における熱間疲労
強度は、本発明品であるNo.1〜No.3の場合いずれ
も17Kgf/mm2以上であつた。 これに対して850℃における熱間疲労強度はNo.
8の場合は15.3Kgf/mm2であり、No.9の場合には
16.3Kgf/mm2であつた。このことから、本発明品
では、JIS―SUH35系合金よりも750℃における
熱間疲労強度、850℃における熱間疲労強度が大
きいことがわかる。又、本発明では、750℃にお
ける熱間疲労強度はインコネル751の場合よりも
小さいが、850℃における熱間疲労強度は、溶体
化処理を省略したインコネル751の場合よりも10
%程度大きいことがわかる。 次に本発明及び比較例を用いて900℃における
熱間引張り強さを調べた。試験方法は平行部φ5
のJISZ2201による14A号試験片を電気炉中で900
℃15分加熱保持後3mm/分の速度でおこなつた。
試験結果を第3表に示す。本発明品であるNo.1〜
No.3の場合、熱間引張り強さはいずれも22Kgf/
mm2以上であつた。この値は、JIS―SUH35系合金
であるNo.8の場合よりも大きい。 次に本発明品及び比較例を用いて、850℃で100
時間保持した場合の時効の硬さを調べた。試験方
法は、電気炉で加熱した後ロツクウエル硬度計の
Cスケールにて硬さを測定した。試験結果を第4
表に示す。本発明品であるNo.1〜No.3の場合、い
ずれもHRC29以上であつた。この値はNo.8の場
合よりも大きい。従つて本発明品は、弁座に衝突
するため耐摩滅性が要請される弁用鋼として適す
る。 次に本発明品及び比較例を用いて、900℃で300
時間保持した場合の酸化度合いを調べた。試験方
法はφ8×15mm形状の試料を1000℃1時間空焼き
した磁性ルツボに入れ、電気炉にて大気中所定の
時間加熱後取り出して秤量し、試料の酸化増量を
算出した。試験結果を第5表に示す。本発明品で
あるNo.1〜No.3の場合、酸化増量は2.20〜3.22
mg/cm2であつた。これに対してNo.8の場合には
3.73mg/cm2と大きかつた。 次に本発明品及び比較例(No.8及びNo.9)を用
いて、限界加工率を調べた。この場合、直径10
mm、高さ10mmの丸棒状の試料を製造し、その試料
の両面から32Kgのハンマーで叩いて圧縮加工を行
つた。そしてハンマーの振り上げ角度を順次変
え、試料に割れが発生したときの圧縮加工率を限
界加工率とした。この試験は、弁の加工温度であ
る950℃〜1200℃の範囲内で温度を種々変更して
行つた。試験結果を図に示す。図に示すように、
本発明品であるNo.1の場合には、試験温度が1050
℃以上ならば、限界加工率は70%以上の値を示し
た。図から明らかなようにこの値はJIS―SUH35
系合金であるNo.8の値よりもかなり大きい。一
方、インコネル751であるNo.9の場合には、限界
加工率は48〜64%程度とかなり低い。特にインコ
ネル751であるNo.9の限界加工率は、最高値でも
64%しかなかつた。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
図は、加工温度と限界加工率との関係を示すグ
ラフである。
ラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重量%で炭素が0.25〜0.35%、珪素が0.1〜
1.0%、マンガンが5.0〜15.0%、ニツケルが5.0〜
10.0%、クロムが18.0〜25.0%、銅が0.2〜1.0
%、モリブデンが1.0〜3.0%、ニオブが0.5〜1.5
%、窒素が0.35〜0.55%、ボロンが0.0005〜0.01
%、および不可避の不純物が含まれ、残部鉄の組
成の合金からなることを特徴とする熱間疲労強度
の大きな弁用鋼。 2 850℃における疲労強度は、17Kgf/mm2以上
である特許請求の範囲第1項記載の弁用鋼。 3 900℃における引張り強さは、22Kgf/mm2以
上である特許請求の範囲第1項記載の弁用鋼。 4 900℃で300時間保持したときの酸化増量は、
2.2mg/cm2以上である特許請求の範囲第1項記載
の弁用鋼。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18565083A JPS6077964A (ja) | 1983-10-04 | 1983-10-04 | 弁用鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18565083A JPS6077964A (ja) | 1983-10-04 | 1983-10-04 | 弁用鋼 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6077964A JPS6077964A (ja) | 1985-05-02 |
| JPS6213428B2 true JPS6213428B2 (ja) | 1987-03-26 |
Family
ID=16174475
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18565083A Granted JPS6077964A (ja) | 1983-10-04 | 1983-10-04 | 弁用鋼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6077964A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6389645A (ja) * | 1986-10-01 | 1988-04-20 | Toyota Motor Corp | 弁用鋼 |
| JP2543417B2 (ja) * | 1989-12-05 | 1996-10-16 | トヨタ自動車株式会社 | 弁用鋼 |
| US5257453A (en) * | 1991-07-31 | 1993-11-02 | Trw Inc. | Process for making exhaust valves |
| CN111041386B (zh) * | 2018-10-12 | 2022-07-29 | 博格华纳公司 | 用于涡轮增压器的奥氏体合金 |
-
1983
- 1983-10-04 JP JP18565083A patent/JPS6077964A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6077964A (ja) | 1985-05-02 |
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