JPS6216995B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6216995B2 JPS6216995B2 JP52139544A JP13954477A JPS6216995B2 JP S6216995 B2 JPS6216995 B2 JP S6216995B2 JP 52139544 A JP52139544 A JP 52139544A JP 13954477 A JP13954477 A JP 13954477A JP S6216995 B2 JPS6216995 B2 JP S6216995B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- fuel
- residual
- fuels
- oils
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10L—FUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G OR C10K; LIQUIFIED PETROLEUM GAS; USE OF ADDITIVES TO FUELS OR FIRES; FIRE-LIGHTERS
- C10L1/00—Liquid carbonaceous fuels
- C10L1/10—Liquid carbonaceous fuels containing additives
- C10L1/14—Organic compounds
- C10L1/24—Organic compounds containing sulfur, selenium and/or tellurium
- C10L1/2431—Organic compounds containing sulfur, selenium and/or tellurium sulfur bond to oxygen, e.g. sulfones, sulfoxides
- C10L1/2437—Sulfonic acids; Derivatives thereof, e.g. sulfonamides, sulfosuccinic acid esters
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
Description
本発明は、改善された残留石油燃料油組成物及
びその製造法に関する。更に詳しく言えば、本発
明は、残油燃料油から沈殿する可能性のあるアス
フアルテン及びカービンの如き分散した沈降アス
フアルト成分の制御に関し、特に、原油の加工処
理からの留出物と残油留分との混合物である中質
燃料の安定化に関する。 様々な形式の不安定性が残油燃料油によつて示
される可能性がある。これらの中には、(1)周囲温
度での貯蔵間におけるアスフアルト若しくは炭素
質物、スラツジ、きよう雑物及び水の分離、(2)低
温度での貯蔵間における黒色含ワツクス物質の分
離、(3)周囲温度での貯蔵間における粘度上昇及び
(4)異なる源からの燃料油を混合する際の不溶分の
不相容性又は分離がある。市場で入手可能な燃料
油は上記の不安定性に対するそれらの傾向におい
て広範囲に変動する可能性があるけれども、すべ
てのものがかゝる不安定性のいくらかの微候を示
す。 たいていの現存の残油及び中間燃料油は、広範
囲に変動する割合で重質アスフアルト材料を含有
する。アスフアルテン、カーベン等の如きこれら
のアスフアルト材料中のある種の成分はコロイド
状であるといういくらかの証拠があり、かくして
かゝる材料を含有するブレンドはすべての場合に
真の溶液を形成するとは予期されないだろう。む
しろ、いくらかの成分は、ブレンド中に分散され
そして貯蔵及び使用のある種の条件下に分離する
可能性がある。 過去において、残油燃料即ち残油含有燃料から
のアスフアルテン及び樹脂の沈殿は、配合成分の
適当な選定によつて大部分回避されてきた。同種
又は同様の原油からの留出油及び残油だけが混合
されたので、溶解力の変化によるコロイド破壊の
可能性が少なかつた。加えて、常圧蒸留残油の処
理(分解、蒸留、脱硫)の苛酷性は、再配合時に
混和性燃料を提供する留出油及び残油をもたらす
レベルまで制御された。しかしながら、原油の入
手が困難になるにつれて、且つまたある種の成分
留分を苛酷に処理して硫黄レベルを低下させる必
要性が増加するにつれて、精油業者は融通性を失
なつてしまつた。従つて、混和性ブレンド特に低
硫黄規準も満たすものを保証する成分を作ること
が困難になつた。 時々、不注意に規準を越えて沈殿物を生成する
燃料ブレンド(混合物)が精油所で製造される。
このときには、これらの混合物を処分するため
に、“ブレンデンクオフ(blending―off)”、再加
工処理、又は燃焼系の過器、ノズル等を閉塞し
ない形態で沈殿した物質を再懸濁するような添加
剤による後処理による如き方法を見出さなければ
ならない。 スラツジ分離を制御するために炭化水素燃料に
加えられる洗浄剤又は分散剤型の添加剤は、アス
フアルト成分の分離に対して燃料を安定化するこ
とをしばしば要求とされる。しかしながら、これ
らの大半は、実用的な処理レベルにおいて特に
“低硫黄”中間燃料に対して効果がないか又はご
く僅かしか効果がない。構造的には、これらの添
加剤は、通常、アルキルアリールスルホン酸の金
属塩(米国特許第2888338号参照)、又はアミン、
イミド、エステル若しくは油溶性炭化水素鎖に結
合されたヒドロキシル型極性官能基を含有する複
雑な無灰分散剤である(カナダ特許第605449号及
び米国特許第2958590号)。 油溶性スルホネート添加剤は、中質留出石油燃
料油組成物の酸化劣化(アスフアルト成分の沈降
ではない)に対する安定化に有用であることが教
示されている(カナダ特許第607389号及び米国特
許第2923611号参照)。 アスフアルテンの沈殿は、配合燃料が適切な溶
解力を提供するのに十分なだけ芳香族又はナフテ
ン性でないときにたいてい起こりがちである。そ
れ故に、分離の傾向は、残油成分がしばしばブレ
ンドの僅か5〜15%でありそして留出油が硫黄を
除去するために水素処理されたか又は低硫黄パラ
フイン系原油から誘導された場合には、低硫黄燃
料で特に重大なパラフイン度に応じて増加する。
何故ならば、かゝる配合残油燃料即ち中間燃料は
コロイド分解及びアスフアルテン沈降を極めて受
けやすいからである。 こゝに本発明において、ある種のアルキルアリ
ールスルホン酸が、不混和性成分から作つた中間
(残油含有)燃料から分解するアスフアルト沈降
物の量を有意義に減少するか又は防止することが
分つた。アルキル基及び芳香族環中に10〜70個の
総炭素数を有するスルホン酸が有効である。側鎖
中に20〜40個の炭素を含むアルキルベンゼンが好
ましい。最適には、約28〜32の平均側鎖炭素数を
持つモノアルキルベンゼンが使用される。必要と
される処理量は、もし添加剤で処理しなかつたと
きに残油燃料から分離する沈降物又は沈殿物の量
に左右される。一般には、完全分散を得るには沈
降物の熱間過(SHF)試験(これについては
“Industrial and Engineering Chemistry”、
Vol.10、No.12、第678〜680頁(1938年)に報告さ
れているが、以下で簡単に記載する)で測定した
ときに沈降物1重量部に対して約1.0〜1.5重量部
の添加剤を加えることが必要である。特に重要な
ことは、添加剤が沈降物形成を防止する能力を有
するのみならず燃料ブレンド中で既に生成した沈
降物を再懸濁することができるという事実であ
る。かくして、本発明の目的は、分散した沈降ア
スフアルト成分及び少割合であるがしかし沈降物
安定化用割合の総炭素数10〜70個のアルキルアリ
ールスルホン酸を含有する残油燃料油を含む38℃
における約40のセイボルトセコンドユニバーサル
(SSU)(4.3センチストーク)から50℃における
約300のセイボルトセコンドフロール(SSF)
(638センチストーク)にわたる範囲内の動粘度を
有する石油燃料組成物を提供することである。か
くして、本発明の有用な燃料組成物は、38℃にお
ける約40のセイボルトセコンドユニバーサル
(SSU)から50℃における約300のセイボルトセコ
ンドフロール(SSF)の範囲内の動粘度を有しそ
して分散した沈降アスフアルト成分を含有する燃
料燃料油を含む燃料油組成物に10〜70個の総炭素
数を持つアルキルアリールスルホン酸を該アスフ
アルト成分の安定化に十分な量で加えこれによつ
て沈降を制御して該組成物の燃焼を可能にするこ
とによつて、該燃料油組成物の安定性を改善する
方法を包含する。 本発明を応用することのできる残油燃料油は、
直留残油の如き残油含有油、フラツシユ留出物、
真空残油の如き真空留出油燃料、並びにかゝる残
油含有油と中質留出油例えば150〜345℃の油特に
重質ガスオイル例えば260〜345℃の油との様々な
ブレンドである。残油含有油は、原油又はシエー
ルオイル或いはそれらの混合物の蒸留からの残油
を含有する油である。また、これらは、熱分解又
は接触分解法によつて得られる残油であつてもよ
い。一般には、残油又は残油含有燃料は、約5〜
100%例えば約10〜100重量%の残油を含有し、そ
して常圧において315℃よりも高い初留点最とも
好ましくは345℃よりも高い初留点を有する。も
し100%残油ならば、油は一般にはNo.6燃料油、
バンカー(Bunker)C燃料油等と称される。残
油製品は通常極めて高い粘度を有し、そして一般
には留出油と混合されて低粘度の残油含有燃料を
生成する。留出油は、中質留出燃料油又は真空若
しくはフラツシユ留出油であつてよい。真空蒸留
燃料油はフラツシユ蒸留によつてしばしば作られ
るが、この時にはフラツシユ留出油と称される。
それ故に、フラツシユ留出物は、原油の常圧蒸留
から得られる残油の減圧下におけるフラツシユ蒸
留によつて得られるような留出燃料である。 アスフアルト成分のアグロメレート化及びその
結果としての沈降物形成に対して有益に安定化さ
れるこれらの残油燃料油は、“燃料油標準規格、
ASTM D396―75、1975Annual Book of ASTM
Standards,Part23,Page217”に記載される如
き規格に合わせて通常販売される。この特別の規
格では、6つの等級即ちNo.1,2,4,5(軽
質)、5(重質)及び6が記載されている。初め
の2つは“全留出油”であるが、しかし残りは時
には残油を含有しそして不相容性の問題に悩まさ
れよう。各級に分けるための主な基準は粘度であ
つて、No.4は38℃において約40〜45SSUの最低動
粘度を有し、No.5(軽質)は38℃において約
150SSUの最低粘度を有し、No.5(重質)は38℃
において約350SSUの最低粘度を有し、そしてNo.
6(バンカーC)は50℃において約300SSFの最
大粘度を有する。等級4,5及び6は一般には残
油燃料であるので、本発明の添加剤に応じる燃料
の粘度は38℃における約40SSUから50℃における
約300SSFの範囲内である。 しばしば、残油燃料特に環境上の考慮事項から
高汚染密度の地方で使用しようとするものには、
硫黄が0.3〜約1.5重量%の範囲内の硫黄規格が課
されている。この理由のために、中質留出油と残
油とのブレンドが中質燃料として用いられる。も
し中質燃料を作るのに用いた各成分が不相容性で
あるならば、形成する沈降物の量が最大になるよ
うな残油対留出油の比率が存在する可能性があ
る。これを次の表に例示する。
びその製造法に関する。更に詳しく言えば、本発
明は、残油燃料油から沈殿する可能性のあるアス
フアルテン及びカービンの如き分散した沈降アス
フアルト成分の制御に関し、特に、原油の加工処
理からの留出物と残油留分との混合物である中質
燃料の安定化に関する。 様々な形式の不安定性が残油燃料油によつて示
される可能性がある。これらの中には、(1)周囲温
度での貯蔵間におけるアスフアルト若しくは炭素
質物、スラツジ、きよう雑物及び水の分離、(2)低
温度での貯蔵間における黒色含ワツクス物質の分
離、(3)周囲温度での貯蔵間における粘度上昇及び
(4)異なる源からの燃料油を混合する際の不溶分の
不相容性又は分離がある。市場で入手可能な燃料
油は上記の不安定性に対するそれらの傾向におい
て広範囲に変動する可能性があるけれども、すべ
てのものがかゝる不安定性のいくらかの微候を示
す。 たいていの現存の残油及び中間燃料油は、広範
囲に変動する割合で重質アスフアルト材料を含有
する。アスフアルテン、カーベン等の如きこれら
のアスフアルト材料中のある種の成分はコロイド
状であるといういくらかの証拠があり、かくして
かゝる材料を含有するブレンドはすべての場合に
真の溶液を形成するとは予期されないだろう。む
しろ、いくらかの成分は、ブレンド中に分散され
そして貯蔵及び使用のある種の条件下に分離する
可能性がある。 過去において、残油燃料即ち残油含有燃料から
のアスフアルテン及び樹脂の沈殿は、配合成分の
適当な選定によつて大部分回避されてきた。同種
又は同様の原油からの留出油及び残油だけが混合
されたので、溶解力の変化によるコロイド破壊の
可能性が少なかつた。加えて、常圧蒸留残油の処
理(分解、蒸留、脱硫)の苛酷性は、再配合時に
混和性燃料を提供する留出油及び残油をもたらす
レベルまで制御された。しかしながら、原油の入
手が困難になるにつれて、且つまたある種の成分
留分を苛酷に処理して硫黄レベルを低下させる必
要性が増加するにつれて、精油業者は融通性を失
なつてしまつた。従つて、混和性ブレンド特に低
硫黄規準も満たすものを保証する成分を作ること
が困難になつた。 時々、不注意に規準を越えて沈殿物を生成する
燃料ブレンド(混合物)が精油所で製造される。
このときには、これらの混合物を処分するため
に、“ブレンデンクオフ(blending―off)”、再加
工処理、又は燃焼系の過器、ノズル等を閉塞し
ない形態で沈殿した物質を再懸濁するような添加
剤による後処理による如き方法を見出さなければ
ならない。 スラツジ分離を制御するために炭化水素燃料に
加えられる洗浄剤又は分散剤型の添加剤は、アス
フアルト成分の分離に対して燃料を安定化するこ
とをしばしば要求とされる。しかしながら、これ
らの大半は、実用的な処理レベルにおいて特に
“低硫黄”中間燃料に対して効果がないか又はご
く僅かしか効果がない。構造的には、これらの添
加剤は、通常、アルキルアリールスルホン酸の金
属塩(米国特許第2888338号参照)、又はアミン、
イミド、エステル若しくは油溶性炭化水素鎖に結
合されたヒドロキシル型極性官能基を含有する複
雑な無灰分散剤である(カナダ特許第605449号及
び米国特許第2958590号)。 油溶性スルホネート添加剤は、中質留出石油燃
料油組成物の酸化劣化(アスフアルト成分の沈降
ではない)に対する安定化に有用であることが教
示されている(カナダ特許第607389号及び米国特
許第2923611号参照)。 アスフアルテンの沈殿は、配合燃料が適切な溶
解力を提供するのに十分なだけ芳香族又はナフテ
ン性でないときにたいてい起こりがちである。そ
れ故に、分離の傾向は、残油成分がしばしばブレ
ンドの僅か5〜15%でありそして留出油が硫黄を
除去するために水素処理されたか又は低硫黄パラ
フイン系原油から誘導された場合には、低硫黄燃
料で特に重大なパラフイン度に応じて増加する。
何故ならば、かゝる配合残油燃料即ち中間燃料は
コロイド分解及びアスフアルテン沈降を極めて受
けやすいからである。 こゝに本発明において、ある種のアルキルアリ
ールスルホン酸が、不混和性成分から作つた中間
(残油含有)燃料から分解するアスフアルト沈降
物の量を有意義に減少するか又は防止することが
分つた。アルキル基及び芳香族環中に10〜70個の
総炭素数を有するスルホン酸が有効である。側鎖
中に20〜40個の炭素を含むアルキルベンゼンが好
ましい。最適には、約28〜32の平均側鎖炭素数を
持つモノアルキルベンゼンが使用される。必要と
される処理量は、もし添加剤で処理しなかつたと
きに残油燃料から分離する沈降物又は沈殿物の量
に左右される。一般には、完全分散を得るには沈
降物の熱間過(SHF)試験(これについては
“Industrial and Engineering Chemistry”、
Vol.10、No.12、第678〜680頁(1938年)に報告さ
れているが、以下で簡単に記載する)で測定した
ときに沈降物1重量部に対して約1.0〜1.5重量部
の添加剤を加えることが必要である。特に重要な
ことは、添加剤が沈降物形成を防止する能力を有
するのみならず燃料ブレンド中で既に生成した沈
降物を再懸濁することができるという事実であ
る。かくして、本発明の目的は、分散した沈降ア
スフアルト成分及び少割合であるがしかし沈降物
安定化用割合の総炭素数10〜70個のアルキルアリ
ールスルホン酸を含有する残油燃料油を含む38℃
における約40のセイボルトセコンドユニバーサル
(SSU)(4.3センチストーク)から50℃における
約300のセイボルトセコンドフロール(SSF)
(638センチストーク)にわたる範囲内の動粘度を
有する石油燃料組成物を提供することである。か
くして、本発明の有用な燃料組成物は、38℃にお
ける約40のセイボルトセコンドユニバーサル
(SSU)から50℃における約300のセイボルトセコ
ンドフロール(SSF)の範囲内の動粘度を有しそ
して分散した沈降アスフアルト成分を含有する燃
料燃料油を含む燃料油組成物に10〜70個の総炭素
数を持つアルキルアリールスルホン酸を該アスフ
アルト成分の安定化に十分な量で加えこれによつ
て沈降を制御して該組成物の燃焼を可能にするこ
とによつて、該燃料油組成物の安定性を改善する
方法を包含する。 本発明を応用することのできる残油燃料油は、
直留残油の如き残油含有油、フラツシユ留出物、
真空残油の如き真空留出油燃料、並びにかゝる残
油含有油と中質留出油例えば150〜345℃の油特に
重質ガスオイル例えば260〜345℃の油との様々な
ブレンドである。残油含有油は、原油又はシエー
ルオイル或いはそれらの混合物の蒸留からの残油
を含有する油である。また、これらは、熱分解又
は接触分解法によつて得られる残油であつてもよ
い。一般には、残油又は残油含有燃料は、約5〜
100%例えば約10〜100重量%の残油を含有し、そ
して常圧において315℃よりも高い初留点最とも
好ましくは345℃よりも高い初留点を有する。も
し100%残油ならば、油は一般にはNo.6燃料油、
バンカー(Bunker)C燃料油等と称される。残
油製品は通常極めて高い粘度を有し、そして一般
には留出油と混合されて低粘度の残油含有燃料を
生成する。留出油は、中質留出燃料油又は真空若
しくはフラツシユ留出油であつてよい。真空蒸留
燃料油はフラツシユ蒸留によつてしばしば作られ
るが、この時にはフラツシユ留出油と称される。
それ故に、フラツシユ留出物は、原油の常圧蒸留
から得られる残油の減圧下におけるフラツシユ蒸
留によつて得られるような留出燃料である。 アスフアルト成分のアグロメレート化及びその
結果としての沈降物形成に対して有益に安定化さ
れるこれらの残油燃料油は、“燃料油標準規格、
ASTM D396―75、1975Annual Book of ASTM
Standards,Part23,Page217”に記載される如
き規格に合わせて通常販売される。この特別の規
格では、6つの等級即ちNo.1,2,4,5(軽
質)、5(重質)及び6が記載されている。初め
の2つは“全留出油”であるが、しかし残りは時
には残油を含有しそして不相容性の問題に悩まさ
れよう。各級に分けるための主な基準は粘度であ
つて、No.4は38℃において約40〜45SSUの最低動
粘度を有し、No.5(軽質)は38℃において約
150SSUの最低粘度を有し、No.5(重質)は38℃
において約350SSUの最低粘度を有し、そしてNo.
6(バンカーC)は50℃において約300SSFの最
大粘度を有する。等級4,5及び6は一般には残
油燃料であるので、本発明の添加剤に応じる燃料
の粘度は38℃における約40SSUから50℃における
約300SSFの範囲内である。 しばしば、残油燃料特に環境上の考慮事項から
高汚染密度の地方で使用しようとするものには、
硫黄が0.3〜約1.5重量%の範囲内の硫黄規格が課
されている。この理由のために、中質留出油と残
油とのブレンドが中質燃料として用いられる。も
し中質燃料を作るのに用いた各成分が不相容性で
あるならば、形成する沈降物の量が最大になるよ
うな残油対留出油の比率が存在する可能性があ
る。これを次の表に例示する。
【表】
ピツチの濃度がゼロに近づくにつれて、SHF
試験においてブレンドから過される沈降物の量
もそうなる。加えて、ピツチ含量が20%よりも上
に増加するにつれて、沈降物レベルは一般には再
び低下する。と云うのは、重質留分中の炭化水素
はアスフアルト成分を可溶化するからである。し
かしながら、限定された硫黄含量の故に需要が最
とも多いのは、沈殿する傾向が最とも高いブレン
ドであることがしばしばである。 上記から、低硫黄燃料即ち約0.3〜約1.5重量%
の硫黄を含有するものがこの添加剤での処理から
利益を受け得る唯一の燃料であるとは解釈すべき
でない。もし極めて異なる組成を持つ燃料が不相
容性であるならば、それらは、こゝに記載した添
加剤の使用から利益を受ける。 上に記載した沈降物の熱間過試験は、燃料油
がバーナーのスクリーン又はノズルを閉塞する傾
向を予測するために開発された分析法である。50
℃において300のセイボルトセコンドフロールよ
りも大きくない粘度を持つ留出油及び残油燃料の
沈降物を測定することができる。試料の一部分を
ジヤケツト付過器に入れて約95℃にスチーム加
熱し、そして希釈せずに約250mmHgの吸引下に
アスベストパツドを経て過する。高沸点ナフサ
の如き非芳香族溶剤での洗浄後にパツド上に残る
沈降物を、残油燃料(残油を含有する燃料)につ
いて最とも精密な0.01%までのWt%として報告
する。 重質供給油は、コロイド状のアスフアルテン、
カービン及び類似物の如きアスフアルト成分を含
有する。アスフアルテンは、米国特許第3093573
号に示される如く典型的な性質を有する高度に芳
香族性の高分子量の成分として斯界に知られてい
る。アスフアルテンは一般にはアルカンに不溶性
の固体であり、そしてこれは、アスフアルト含有
残油を溶媒―沈殿剤通常5〜9個の炭素原子を有
する液体パラフイン好ましくはn―ヘプタンと残
油1部当り一般には溶剤―沈殿剤少なくとも4部
の容量比で接触させることによつて分離すること
ができる。沈殿剤はアスフアルテン留分を固体物
質として沈殿させ、そしてこれはその後に過、
遠心分離等によつて除去することができる。な
お、アスフアルテンを回収する1つの方法につい
ての詳細な記載は米国特許第3087887号に与えら
れている。この態様で生成されたアスフアルテン
は、脂肪族炭化水素可溶性成分の実質的な欠如に
よつて通常特徴づけられる。かゝる除去法は時間
を浪費し且つ費用がかゝるので、安定化が好まし
い。更に、アスフアルテンは残油燃料の流動点を
低下することが知られている(ドイツ国公開特許
第2446829号参照)。 アスフアルト沈降物安定化用添加剤として有用
なアルキルアリールスルホン酸は、一般には10〜
70好ましくは26〜46個の総炭素数を有する。アル
キル置換基は、好ましくは20〜40最適には28〜32
個の総炭素数を有する。 スルホン酸は、完全に合成であつても又は天然
石油から引出したアルキル芳香族のスルホン化に
よつて製造することもできる。後者の例は、硫
酸、三酸化硫黄及び石油留分の同様の処理からの
スルホン酸である。この種の特に有用な酸は、
300〜650好ましくは約450〜550の範囲内の分子量
を有する。 後続のスルホン化に好適なアルキル芳香族は、
幾つかの技術によつて合成することができる。例
えば、ベンゼン、トルエン、ナフタリン又はフエ
ノールは、フリーデルクラフツ触媒を用いてオレ
フイン性留分又は塩素化パラフインでアルキル化
することができる。オレフインは、適当な触媒系
を用いてエチレン、プロピレン、高級α―オレフ
イン又はイソブチレンのオリゴメリゼーシヨンに
よつて製造することができる。含ワツクスパラフ
イン性留分は、適当なレベル例えば分子当り1個
以上のCl原子まで塩素化し、しかる後に触媒と
してAlCl3を用いて芳香族と反応させることがで
きる。 スルホン化は、適当な条件下に幾つかの反応剤
のどれか1種を用いて行なうことができる。その
例は、発煙硫酸、濃H2SO4、SO3、SO3錯体及び
ClSO3Hである。恐らく20%発煙硫酸及びSO3が
最とも普通の反応剤であり、そしてSO3がこの用
途に最良のものである。 発煙硫酸の場合には、反応剤は非反応性の炭化
水素溶媒中のアルキル芳香族に5〜15重量%過剰
で激しい混合及び温度制御(約25〜35℃)下に
徐々に加えられる。次いで、未反応硫酸及びスラ
ツジの大半は、水による希釈後に重力沈降を用い
て分離される。次いで、硫酸の最後の微量を除去
するために水又は水アルコール洗浄が使用され
る。 アルキル芳香族は、乾燥キヤリアガスと共に系
に通されるSO3でスルホン化することができる。
再び、粘度を低下させ且つ混合を容易にするため
に非反応性溶剤が用いられる。別法として、アル
キル芳香族は、液体SO2中に溶解した液体SO3で
スルホン化することができる。 かくして、要約すると、本発明に従つた添加剤
として使用するためのスルホン酸の好ましい群
は、芳香族核をアルキル化しその後にアルキル化
生成物をスルホンすることによつて形成されるモ
ノスルホン化アルキル化単―及び(又は)二環式
芳香族スルホン酸よりなる。アルキル化単―及び
二環式芳香族化合物のアルキル基は総炭素数が平
均して4〜64好ましくは約20〜約40個であり、そ
してその基は構造において直鎖及び(又は)分枝
鎖であつてよい。本発明において使用するのに好
ましい硫酸は、モノ―、ジ―及びトリアルキル置
換ベンゼン又はナフタリンのスルホン化から誘導
されるものである。対応するスルホン酸へのスル
ホン化に特に好ましい化合物は、構造式 〔こゝで、R1は水素原子又は1〜4個の炭素
原子を含有するアルキル基であり、そしてR2は
約14〜36個の炭素原子を含有するアルキル基であ
る〕を有するものである。上記構造に示されるア
ルキル化ベンゼンの代わりにアルキル化ナフタリ
ンを用いることができることを付記する。上に例
示したアルキル化単―及び二環式化合物のアルキ
ル基中の炭素原子の平均数は約20〜40個そして最
適には約28〜32個であることが更に好ましい。か
くして、この種のアルキル化芳香族化合物の特定
の例としては、テトラデシルベンゼン、ヘキサデ
シルベンゼン、エイコシルベンゼン、テトラコシ
ルベンゼン、ドトリアコシルベンゼン等が挙げら
れる。特に好ましいアルキル化単環式アリールス
ルホン酸は、オクタコシルベンゼンのスルホン酸
である。 特に好ましいアルキルモノアリールスルホン酸
は、ベンゼンをプロピレン又はC4〜C10 1―ア
ルケンのオリゴマーでアルキル化し、その後に得
られたアルキレートをスルホン化することによつ
て形成されるような酸である。かくして、化合物
の群は、ポリアルキルベンゼンスルホン酸として
表わすことができる。本発明に関する限り、この
種の特に興味がある化合物は、アルキル基がオレ
フイン重合体から誘導されそして約20〜約40個の
炭素原子特に約28〜32個の炭素原子を含有するよ
うな化合物であり、そして本発明で用いるこの種
の特に好ましい化合物は、アルキル基が公称28個
の炭素のプロピレンオリゴマーから誘導されるよ
うなオクタコシルベンゼンスルホン酸である。 本発明の燃料油組成物の製造には特別な技術を
必要としない。一般的に言えば、組成物は、約90
℃以上の温度を有する加熱した残留油燃料油に油
溶性安定化剤を加えそしてその組成物を添加剤が
溶解されるまで撹拌することによつて調製され
る。 先に記載の如く、アルキルアリールスルホン酸
添加剤は易油溶性である。しかしながら、残油燃
料への直接的添加における粘度影響を打破するの
に十分な混合及び加熱をしばしば提供しなければ
ならない。別法として、添加剤を適当な溶剤例え
ば低級の留出分中に希釈させて濃厚物を形成しそ
して取扱い及び使用の容易のために粘度を低下さ
せることができる。他の有用な溶剤の例として
は、鉱油、ヘキサン、ヘプタン等が挙げられる。 もし混合に際して残油留分と留出油留分との不
相容性が予期されそしてこれを防止するために添
加剤を使用しようとするならば、燃料成分のどれ
か1つとのインライン混合又は予備混合によつて
混和を実施することができる。残油留分との混合
が特に有効である。 もし燃料が既にブレンデングされそして沈殿が
起つているならば、燃料は、添加物をそれに均一
に混合することによつて再生することができる。
添加剤を溶媒中に溶解してタンクに圧送する際の
インライン混合それに続いての機械的撹拌又はガ
ス散布がかゝる均一混合のための公知の受入れら
れている技術である。 アスフアルト成分の安定化に必要とされる添加
剤の量は、かゝる成分の濃度に比較する。申す迄
もなく、最少量は、実験によつて容易に確かめら
れる少量であるがしかし沈降物を安定化する量で
ある。一般には、SHF試験の結果として得られ
る沈降物の重量を基にして50〜250%の添加剤を
加えるのが有益である。しかしながら、添加が約
100〜150%の範囲内でありそして完全分散のため
の添加剤処理量はSHF試験で測定したときに沈
降物1部当り1.5部を越えることが好ましい。通
常、SHF試験結果を現場経験と相関させて言え
ば、燃料油中における添加剤1.5%の処理量が本
質上すべての場合に対して十分であろう。 以下の実施例において、特に記していなければ
すべての百分率は重量比である。 例 1 英国特許第1148966号に記載される種類三弗化
ほう素/水触媒系を用いて、プロピレンを公称28
の炭素数平均のオレフイン留分まで重合させた。
炭素数範囲は、約21〜36であつた。次いで、
AlCl3/HClフリーデルクラフツ触媒を用いて、
5モル過剰よりも多くのベンゼンをオレフインで
アルキル化した。常圧及び真空蒸留によつて未反
応ベンゼン及び軽質分解生成物を除去すると、生
成物が残され、これは約85%のモノアルキル化ベ
ンゼンであつて出発オレフインと本質上同じ炭素
数分布を有していた。生成物の残部は、主として
二量化オレフインからのジアルキレート及びモノ
アルキレートであつた。 SO2中に溶解したアルキル化ベンゼン及びSO3
(約1.1モル/芳香族平均モル)を撹拌器付反応器
に同時に加えそして−9℃でスルホン化した。液
膜式蒸発器において大気圧及び90℃壁温度でスル
ホン化物からSO2をストリツピングした。等容量
のヘキサンを加え、そしてスルホン化スラツジを
10時間にわたつて沈降させた。次いで、分離した
ヘキサン溶液を濃水性HClで洗浄した。最後に、
精製酸から、先ず大気圧において90℃で次いで
100mmHg真空下に110〜120℃でヘキサン、残留
水及びHClをストリツピングした。生成物は、約
90重量%のC28(平均)アルキル化ベンゼンスル
ホン酸を含有する暗褐色の粘性液体であつた。 例 2 例1に記載したと同じ態様でアルキルベンゼン
スルホン酸を製造したが、但し側鎖の平均炭素数
は28でなしに24であつた。生成物は、約90重量%
のC24(平均)アルキル置換ベンゼンスルホン酸
を含有する暗褐色粘性液であつた。 例 3 例1及び2の生成物(以後、それぞれ添加剤1
及び2と称する)を用いて3種の低硫黄中間燃料
を処理した。これらの燃料は、処理をしないとき
には、上記のSHF試験で測定したときに受入れ
できないレベルの沈降物を与えた。中間燃料は、
軽質真空ガスオイル、重質真空ガスオイル、重質
常圧ガスオイル、レンジオイル(range oil)等
の如き留出分を少量の残油原料と混合した残油燃
料油である。かゝる低硫黄中間燃料は、一般には
約0.3〜1.5重量%の硫黄を含有する。結果を次の
第1表に示す。
試験においてブレンドから過される沈降物の量
もそうなる。加えて、ピツチ含量が20%よりも上
に増加するにつれて、沈降物レベルは一般には再
び低下する。と云うのは、重質留分中の炭化水素
はアスフアルト成分を可溶化するからである。し
かしながら、限定された硫黄含量の故に需要が最
とも多いのは、沈殿する傾向が最とも高いブレン
ドであることがしばしばである。 上記から、低硫黄燃料即ち約0.3〜約1.5重量%
の硫黄を含有するものがこの添加剤での処理から
利益を受け得る唯一の燃料であるとは解釈すべき
でない。もし極めて異なる組成を持つ燃料が不相
容性であるならば、それらは、こゝに記載した添
加剤の使用から利益を受ける。 上に記載した沈降物の熱間過試験は、燃料油
がバーナーのスクリーン又はノズルを閉塞する傾
向を予測するために開発された分析法である。50
℃において300のセイボルトセコンドフロールよ
りも大きくない粘度を持つ留出油及び残油燃料の
沈降物を測定することができる。試料の一部分を
ジヤケツト付過器に入れて約95℃にスチーム加
熱し、そして希釈せずに約250mmHgの吸引下に
アスベストパツドを経て過する。高沸点ナフサ
の如き非芳香族溶剤での洗浄後にパツド上に残る
沈降物を、残油燃料(残油を含有する燃料)につ
いて最とも精密な0.01%までのWt%として報告
する。 重質供給油は、コロイド状のアスフアルテン、
カービン及び類似物の如きアスフアルト成分を含
有する。アスフアルテンは、米国特許第3093573
号に示される如く典型的な性質を有する高度に芳
香族性の高分子量の成分として斯界に知られてい
る。アスフアルテンは一般にはアルカンに不溶性
の固体であり、そしてこれは、アスフアルト含有
残油を溶媒―沈殿剤通常5〜9個の炭素原子を有
する液体パラフイン好ましくはn―ヘプタンと残
油1部当り一般には溶剤―沈殿剤少なくとも4部
の容量比で接触させることによつて分離すること
ができる。沈殿剤はアスフアルテン留分を固体物
質として沈殿させ、そしてこれはその後に過、
遠心分離等によつて除去することができる。な
お、アスフアルテンを回収する1つの方法につい
ての詳細な記載は米国特許第3087887号に与えら
れている。この態様で生成されたアスフアルテン
は、脂肪族炭化水素可溶性成分の実質的な欠如に
よつて通常特徴づけられる。かゝる除去法は時間
を浪費し且つ費用がかゝるので、安定化が好まし
い。更に、アスフアルテンは残油燃料の流動点を
低下することが知られている(ドイツ国公開特許
第2446829号参照)。 アスフアルト沈降物安定化用添加剤として有用
なアルキルアリールスルホン酸は、一般には10〜
70好ましくは26〜46個の総炭素数を有する。アル
キル置換基は、好ましくは20〜40最適には28〜32
個の総炭素数を有する。 スルホン酸は、完全に合成であつても又は天然
石油から引出したアルキル芳香族のスルホン化に
よつて製造することもできる。後者の例は、硫
酸、三酸化硫黄及び石油留分の同様の処理からの
スルホン酸である。この種の特に有用な酸は、
300〜650好ましくは約450〜550の範囲内の分子量
を有する。 後続のスルホン化に好適なアルキル芳香族は、
幾つかの技術によつて合成することができる。例
えば、ベンゼン、トルエン、ナフタリン又はフエ
ノールは、フリーデルクラフツ触媒を用いてオレ
フイン性留分又は塩素化パラフインでアルキル化
することができる。オレフインは、適当な触媒系
を用いてエチレン、プロピレン、高級α―オレフ
イン又はイソブチレンのオリゴメリゼーシヨンに
よつて製造することができる。含ワツクスパラフ
イン性留分は、適当なレベル例えば分子当り1個
以上のCl原子まで塩素化し、しかる後に触媒と
してAlCl3を用いて芳香族と反応させることがで
きる。 スルホン化は、適当な条件下に幾つかの反応剤
のどれか1種を用いて行なうことができる。その
例は、発煙硫酸、濃H2SO4、SO3、SO3錯体及び
ClSO3Hである。恐らく20%発煙硫酸及びSO3が
最とも普通の反応剤であり、そしてSO3がこの用
途に最良のものである。 発煙硫酸の場合には、反応剤は非反応性の炭化
水素溶媒中のアルキル芳香族に5〜15重量%過剰
で激しい混合及び温度制御(約25〜35℃)下に
徐々に加えられる。次いで、未反応硫酸及びスラ
ツジの大半は、水による希釈後に重力沈降を用い
て分離される。次いで、硫酸の最後の微量を除去
するために水又は水アルコール洗浄が使用され
る。 アルキル芳香族は、乾燥キヤリアガスと共に系
に通されるSO3でスルホン化することができる。
再び、粘度を低下させ且つ混合を容易にするため
に非反応性溶剤が用いられる。別法として、アル
キル芳香族は、液体SO2中に溶解した液体SO3で
スルホン化することができる。 かくして、要約すると、本発明に従つた添加剤
として使用するためのスルホン酸の好ましい群
は、芳香族核をアルキル化しその後にアルキル化
生成物をスルホンすることによつて形成されるモ
ノスルホン化アルキル化単―及び(又は)二環式
芳香族スルホン酸よりなる。アルキル化単―及び
二環式芳香族化合物のアルキル基は総炭素数が平
均して4〜64好ましくは約20〜約40個であり、そ
してその基は構造において直鎖及び(又は)分枝
鎖であつてよい。本発明において使用するのに好
ましい硫酸は、モノ―、ジ―及びトリアルキル置
換ベンゼン又はナフタリンのスルホン化から誘導
されるものである。対応するスルホン酸へのスル
ホン化に特に好ましい化合物は、構造式 〔こゝで、R1は水素原子又は1〜4個の炭素
原子を含有するアルキル基であり、そしてR2は
約14〜36個の炭素原子を含有するアルキル基であ
る〕を有するものである。上記構造に示されるア
ルキル化ベンゼンの代わりにアルキル化ナフタリ
ンを用いることができることを付記する。上に例
示したアルキル化単―及び二環式化合物のアルキ
ル基中の炭素原子の平均数は約20〜40個そして最
適には約28〜32個であることが更に好ましい。か
くして、この種のアルキル化芳香族化合物の特定
の例としては、テトラデシルベンゼン、ヘキサデ
シルベンゼン、エイコシルベンゼン、テトラコシ
ルベンゼン、ドトリアコシルベンゼン等が挙げら
れる。特に好ましいアルキル化単環式アリールス
ルホン酸は、オクタコシルベンゼンのスルホン酸
である。 特に好ましいアルキルモノアリールスルホン酸
は、ベンゼンをプロピレン又はC4〜C10 1―ア
ルケンのオリゴマーでアルキル化し、その後に得
られたアルキレートをスルホン化することによつ
て形成されるような酸である。かくして、化合物
の群は、ポリアルキルベンゼンスルホン酸として
表わすことができる。本発明に関する限り、この
種の特に興味がある化合物は、アルキル基がオレ
フイン重合体から誘導されそして約20〜約40個の
炭素原子特に約28〜32個の炭素原子を含有するよ
うな化合物であり、そして本発明で用いるこの種
の特に好ましい化合物は、アルキル基が公称28個
の炭素のプロピレンオリゴマーから誘導されるよ
うなオクタコシルベンゼンスルホン酸である。 本発明の燃料油組成物の製造には特別な技術を
必要としない。一般的に言えば、組成物は、約90
℃以上の温度を有する加熱した残留油燃料油に油
溶性安定化剤を加えそしてその組成物を添加剤が
溶解されるまで撹拌することによつて調製され
る。 先に記載の如く、アルキルアリールスルホン酸
添加剤は易油溶性である。しかしながら、残油燃
料への直接的添加における粘度影響を打破するの
に十分な混合及び加熱をしばしば提供しなければ
ならない。別法として、添加剤を適当な溶剤例え
ば低級の留出分中に希釈させて濃厚物を形成しそ
して取扱い及び使用の容易のために粘度を低下さ
せることができる。他の有用な溶剤の例として
は、鉱油、ヘキサン、ヘプタン等が挙げられる。 もし混合に際して残油留分と留出油留分との不
相容性が予期されそしてこれを防止するために添
加剤を使用しようとするならば、燃料成分のどれ
か1つとのインライン混合又は予備混合によつて
混和を実施することができる。残油留分との混合
が特に有効である。 もし燃料が既にブレンデングされそして沈殿が
起つているならば、燃料は、添加物をそれに均一
に混合することによつて再生することができる。
添加剤を溶媒中に溶解してタンクに圧送する際の
インライン混合それに続いての機械的撹拌又はガ
ス散布がかゝる均一混合のための公知の受入れら
れている技術である。 アスフアルト成分の安定化に必要とされる添加
剤の量は、かゝる成分の濃度に比較する。申す迄
もなく、最少量は、実験によつて容易に確かめら
れる少量であるがしかし沈降物を安定化する量で
ある。一般には、SHF試験の結果として得られ
る沈降物の重量を基にして50〜250%の添加剤を
加えるのが有益である。しかしながら、添加が約
100〜150%の範囲内でありそして完全分散のため
の添加剤処理量はSHF試験で測定したときに沈
降物1部当り1.5部を越えることが好ましい。通
常、SHF試験結果を現場経験と相関させて言え
ば、燃料油中における添加剤1.5%の処理量が本
質上すべての場合に対して十分であろう。 以下の実施例において、特に記していなければ
すべての百分率は重量比である。 例 1 英国特許第1148966号に記載される種類三弗化
ほう素/水触媒系を用いて、プロピレンを公称28
の炭素数平均のオレフイン留分まで重合させた。
炭素数範囲は、約21〜36であつた。次いで、
AlCl3/HClフリーデルクラフツ触媒を用いて、
5モル過剰よりも多くのベンゼンをオレフインで
アルキル化した。常圧及び真空蒸留によつて未反
応ベンゼン及び軽質分解生成物を除去すると、生
成物が残され、これは約85%のモノアルキル化ベ
ンゼンであつて出発オレフインと本質上同じ炭素
数分布を有していた。生成物の残部は、主として
二量化オレフインからのジアルキレート及びモノ
アルキレートであつた。 SO2中に溶解したアルキル化ベンゼン及びSO3
(約1.1モル/芳香族平均モル)を撹拌器付反応器
に同時に加えそして−9℃でスルホン化した。液
膜式蒸発器において大気圧及び90℃壁温度でスル
ホン化物からSO2をストリツピングした。等容量
のヘキサンを加え、そしてスルホン化スラツジを
10時間にわたつて沈降させた。次いで、分離した
ヘキサン溶液を濃水性HClで洗浄した。最後に、
精製酸から、先ず大気圧において90℃で次いで
100mmHg真空下に110〜120℃でヘキサン、残留
水及びHClをストリツピングした。生成物は、約
90重量%のC28(平均)アルキル化ベンゼンスル
ホン酸を含有する暗褐色の粘性液体であつた。 例 2 例1に記載したと同じ態様でアルキルベンゼン
スルホン酸を製造したが、但し側鎖の平均炭素数
は28でなしに24であつた。生成物は、約90重量%
のC24(平均)アルキル置換ベンゼンスルホン酸
を含有する暗褐色粘性液であつた。 例 3 例1及び2の生成物(以後、それぞれ添加剤1
及び2と称する)を用いて3種の低硫黄中間燃料
を処理した。これらの燃料は、処理をしないとき
には、上記のSHF試験で測定したときに受入れ
できないレベルの沈降物を与えた。中間燃料は、
軽質真空ガスオイル、重質真空ガスオイル、重質
常圧ガスオイル、レンジオイル(range oil)等
の如き留出分を少量の残油原料と混合した残油燃
料油である。かゝる低硫黄中間燃料は、一般には
約0.3〜1.5重量%の硫黄を含有する。結果を次の
第1表に示す。
【表】
すべての場合に、添加剤1は0.5〜1.0重量%の
濃度で使用したときに沈降物のレベルを有意義に
低下させたが、これに対して添加剤2は、有効で
あつたが、添加剤1で得られると同じ改善を得る
には前記よりも高濃度で使用しなければならなか
つた。 例 4 3種の異なるオレフイン及び例1に記載したと
同じ一般的なアルキル化操作を用いて、アルキル
ベンゼンスルホン酸を製造した。スルホン化は、
ヘプタン溶液(1:1容量比)中で行われた。激
しく撹拌される反応器に、SO3(10%モル過剰)
をキヤリアガス(N2)と共に通した。反応温度を
約25℃に維持するのに控え目な冷却を必要とし
た。スルホン化が完了したときに、常圧及び真空
ストリツピングによつてヘキサンを除去した。 オレフインのうちの2種は、アルキル金属生長
―置換プロセスを用いてエチレンから作つた線状
画分である。第三番目のものは、陽イオン重合触
媒(AlCl3)を用いて作つた1―デセンのオリゴマ
ーであつた。これは、20.3の臭素価を基にすると
平均約56個の炭素を含有していた。 アルキルベンゼンの構造が効能に及ぼす影響を
評価するために吸取紙試験を用いて上記のスルホ
ン酸、市場で入手したいくらかの他のもの並びに
例1及び2で製造したものを比較した。吸取紙試
験は、残油燃料油を安定化するのに用いる添加剤
の相対活性を表示するために考察されたスクリー
ニング操作である。試験燃料は、不混和性残油燃
料であつた。不混和性中間燃料を生成することが
知られた成分、即ち西カナダ原油からの重質常圧
ガスオイル及び南アメリカ原油からの残油又は
“ピツチ”を用いた。添加剤をガスオイル中に溶
解させ、次いでピツチを加えて留出油対残油の比
率を90:10(重量比)にした。温和な撹拌と共に
82℃に加熱することによつて混合物を均質化し
た。次いで、吸取紙の試験シートに一滴の処理済
み燃料を適用した。試験シートは、使用済みクラ
ンクケース油中の不溶分の相対量を測定するため
に石油業界で使用される市場で入手可能な均質な
多孔質吸着紙である。油滴は、吸取紙上で徐徐に
広がつて直径が拡大する円形を作る。展開は3〜
4時間で完了する。もし燃料が完全に均一ならば
即ちアスフアルテン及び樹脂が全く沈殿しないな
らば、円形は均一であつて且つ比較的色が淡い。
しかしながら、未処理燃料試料の場合のように、
もし重質沈殿物が形成したならば、明白な黒い中
心部(コア)を持つ“スポツト”が生じる。これ
らの範囲内で、未処理燃料についてのスポツトと
の視覚的比較によつて様々な沈殿レベルを検出す
ることができる。この試験は、添加剤がアスフア
ルテン沈殿を制御する能力を有するかどうかを調
べることができるのみならず、相関によつて、上
記の沈殿物の熱間過試験(SHF)で特定レベ
ルを満たすのに必要とされる添加剤濃度を見出す
のにも使用することができる。 吸取紙試験及びSHF試験の両方とも、好まし
い構造を持つアルキルベンゼンスルホン酸即ち添
加剤2は次の表に例示される如く濃度の増加と共
に沈降レベルを低下させたことを示した。
濃度で使用したときに沈降物のレベルを有意義に
低下させたが、これに対して添加剤2は、有効で
あつたが、添加剤1で得られると同じ改善を得る
には前記よりも高濃度で使用しなければならなか
つた。 例 4 3種の異なるオレフイン及び例1に記載したと
同じ一般的なアルキル化操作を用いて、アルキル
ベンゼンスルホン酸を製造した。スルホン化は、
ヘプタン溶液(1:1容量比)中で行われた。激
しく撹拌される反応器に、SO3(10%モル過剰)
をキヤリアガス(N2)と共に通した。反応温度を
約25℃に維持するのに控え目な冷却を必要とし
た。スルホン化が完了したときに、常圧及び真空
ストリツピングによつてヘキサンを除去した。 オレフインのうちの2種は、アルキル金属生長
―置換プロセスを用いてエチレンから作つた線状
画分である。第三番目のものは、陽イオン重合触
媒(AlCl3)を用いて作つた1―デセンのオリゴマ
ーであつた。これは、20.3の臭素価を基にすると
平均約56個の炭素を含有していた。 アルキルベンゼンの構造が効能に及ぼす影響を
評価するために吸取紙試験を用いて上記のスルホ
ン酸、市場で入手したいくらかの他のもの並びに
例1及び2で製造したものを比較した。吸取紙試
験は、残油燃料油を安定化するのに用いる添加剤
の相対活性を表示するために考察されたスクリー
ニング操作である。試験燃料は、不混和性残油燃
料であつた。不混和性中間燃料を生成することが
知られた成分、即ち西カナダ原油からの重質常圧
ガスオイル及び南アメリカ原油からの残油又は
“ピツチ”を用いた。添加剤をガスオイル中に溶
解させ、次いでピツチを加えて留出油対残油の比
率を90:10(重量比)にした。温和な撹拌と共に
82℃に加熱することによつて混合物を均質化し
た。次いで、吸取紙の試験シートに一滴の処理済
み燃料を適用した。試験シートは、使用済みクラ
ンクケース油中の不溶分の相対量を測定するため
に石油業界で使用される市場で入手可能な均質な
多孔質吸着紙である。油滴は、吸取紙上で徐徐に
広がつて直径が拡大する円形を作る。展開は3〜
4時間で完了する。もし燃料が完全に均一ならば
即ちアスフアルテン及び樹脂が全く沈殿しないな
らば、円形は均一であつて且つ比較的色が淡い。
しかしながら、未処理燃料試料の場合のように、
もし重質沈殿物が形成したならば、明白な黒い中
心部(コア)を持つ“スポツト”が生じる。これ
らの範囲内で、未処理燃料についてのスポツトと
の視覚的比較によつて様々な沈殿レベルを検出す
ることができる。この試験は、添加剤がアスフア
ルテン沈殿を制御する能力を有するかどうかを調
べることができるのみならず、相関によつて、上
記の沈殿物の熱間過試験(SHF)で特定レベ
ルを満たすのに必要とされる添加剤濃度を見出す
のにも使用することができる。 吸取紙試験及びSHF試験の両方とも、好まし
い構造を持つアルキルベンゼンスルホン酸即ち添
加剤2は次の表に例示される如く濃度の増加と共
に沈降レベルを低下させたことを示した。
【表】
中心部 ど均一
幾つかの対照スルホン酸での吸取紙試験の結果
を第2表に記載する。
幾つかの対照スルホン酸での吸取紙試験の結果
を第2表に記載する。
【表】
【表】
平均アルキル炭素数28のプロピレンオリゴマー
が最とも有効で、次いでその平均数24の同族体で
あつた。他の化合物は有効でなかつたが、この理
由は完全には明らかでない。これは、鎖の長さ、
鎖の構造及びスルホン化の程度の差異によるであ
ろう。 例 5 好ましいスルホン酸即ち添加剤2は、一旦沈殿
したアスフアルト物質の再懸濁することができ、
且つ配合に先立つて成分のうちの1つに加えたと
きに沈降物形成を防止できることを例示するため
に、次の実験を行なつた。 西カナダ原油からのガスオイル90部及び南アメ
リカ原油からのピツチ10部を用いて不混和性燃料
ブレンドを調製した。1つの場合では、82℃にお
ける混合及び均質化に先立つて添加剤2をガスオ
イルに加えた。他の場合では、混合及びアスフア
ルテン分離の後に添加剤2を加えた(後者の混合
物は、スポツト試験を行なう前に82℃に1時間加
熱された)。1.0、1.5及び2.0重量%の処理量を用
いた。 吸取紙試験は、両方の添加法について同じ処理
レベルで同等のアスフアルテン分散レベルを示し
た。 次いで、2種の沈降した不混和ブレンドを添加
剤で処理した。熱間過試験を用いて沈降物レベ
ルの変化を測定した。結果によれば、沈殿がかな
り早くから起つたブレンドに対してさえも添加剤
が有効であることが確認された(第3表参照)。
が最とも有効で、次いでその平均数24の同族体で
あつた。他の化合物は有効でなかつたが、この理
由は完全には明らかでない。これは、鎖の長さ、
鎖の構造及びスルホン化の程度の差異によるであ
ろう。 例 5 好ましいスルホン酸即ち添加剤2は、一旦沈殿
したアスフアルト物質の再懸濁することができ、
且つ配合に先立つて成分のうちの1つに加えたと
きに沈降物形成を防止できることを例示するため
に、次の実験を行なつた。 西カナダ原油からのガスオイル90部及び南アメ
リカ原油からのピツチ10部を用いて不混和性燃料
ブレンドを調製した。1つの場合では、82℃にお
ける混合及び均質化に先立つて添加剤2をガスオ
イルに加えた。他の場合では、混合及びアスフア
ルテン分離の後に添加剤2を加えた(後者の混合
物は、スポツト試験を行なう前に82℃に1時間加
熱された)。1.0、1.5及び2.0重量%の処理量を用
いた。 吸取紙試験は、両方の添加法について同じ処理
レベルで同等のアスフアルテン分散レベルを示し
た。 次いで、2種の沈降した不混和ブレンドを添加
剤で処理した。熱間過試験を用いて沈降物レベ
ルの変化を測定した。結果によれば、沈殿がかな
り早くから起つたブレンドに対してさえも添加剤
が有効であることが確認された(第3表参照)。
【表】
例 6
有効であるのは遊離酸であることを例示するた
めに添加剤2の中和から誘導されるスルホン酸塩
に対して、例4におけると同じ操作を用いて吸取
紙試験を行なつた。
めに添加剤2の中和から誘導されるスルホン酸塩
に対して、例4におけると同じ操作を用いて吸取
紙試験を行なつた。
【表】
【表】
遊離スルホン酸は、対応する塩よりも目立つて
有効であつた。この結果は驚くべきであり、そし
てこれは酸の有効性がアスフアルテンの塩基性箇
所との化学反応によるかもしれないことを示唆す
るものである。 例 7 酸の種類が重要であるかどうかを決定するため
に例4における如くして吸取紙試験においてスル
ホン酸以外の一連の有機酸(主としてカルボン
酸)を選別した。第5表に見られるように、90部
の西カナダガスオイルと10部の南アメリカピツチ
との燃料に対してはスルホン酸だけが有効であつ
た。
有効であつた。この結果は驚くべきであり、そし
てこれは酸の有効性がアスフアルテンの塩基性箇
所との化学反応によるかもしれないことを示唆す
るものである。 例 7 酸の種類が重要であるかどうかを決定するため
に例4における如くして吸取紙試験においてスル
ホン酸以外の一連の有機酸(主としてカルボン
酸)を選別した。第5表に見られるように、90部
の西カナダガスオイルと10部の南アメリカピツチ
との燃料に対してはスルホン酸だけが有効であつ
た。
【表】
例 8
アルキル芳香族以外の幾つかの物質をスルホン
化し、そして例7に記載したと同じ操作を用いて
吸取紙試験で評価した。スルホン化は、激しく撹
拌されるガラス反応器で行われた。スルホン化し
ようとする物質は、2部のn―ヘプタン中に希釈
された。別個の容器でSO3を気化させ、そして窒
素中の希薄混合物として反応フラスコに導入し
た。反応が完了したときに、93℃での窒素ストリ
ツピングによつて溶剤を除去した。
化し、そして例7に記載したと同じ操作を用いて
吸取紙試験で評価した。スルホン化は、激しく撹
拌されるガラス反応器で行われた。スルホン化し
ようとする物質は、2部のn―ヘプタン中に希釈
された。別個の容器でSO3を気化させ、そして窒
素中の希薄混合物として反応フラスコに導入し
た。反応が完了したときに、93℃での窒素ストリ
ツピングによつて溶剤を除去した。
【表】
(3) ルブリゾール・コーポレーシヨンによつて販
売される粘度指数向上剤
上記物質のどれも、アルキルアリールスルホン
酸添加剤2に比較して有意義な活性レベルを示さ
なかつた。かくして、スルホン化した時にアスフ
アルト成分を懸濁状態に保つ能力を持つ生成物を
提供する炭化水素に関しては分子量以外の制限が
あるようである。 例 9 クランクケース油又は燃料スラツジ分散剤とし
て慣用される一連の化合物を吸取紙試験で評価し
た。以下の第7表に記載の結果は、どれも本発明
の添加剤程有効でなかつたことを例示する。試験
した燃料は、西カナダガスオイルと南アメリカピ
ツチとの同じ90:10混合物であつた。
売される粘度指数向上剤
上記物質のどれも、アルキルアリールスルホン
酸添加剤2に比較して有意義な活性レベルを示さ
なかつた。かくして、スルホン化した時にアスフ
アルト成分を懸濁状態に保つ能力を持つ生成物を
提供する炭化水素に関しては分子量以外の制限が
あるようである。 例 9 クランクケース油又は燃料スラツジ分散剤とし
て慣用される一連の化合物を吸取紙試験で評価し
た。以下の第7表に記載の結果は、どれも本発明
の添加剤程有効でなかつたことを例示する。試験
した燃料は、西カナダガスオイルと南アメリカピ
ツチとの同じ90:10混合物であつた。
【表】
ポリイソブテニルこはく酸イミド
【表】
生 成 物 点(1)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 約5〜100重量%の残油を含み、そして38℃
における約40のセイボルトセコンドユニバーサル
(SSU)から50℃における約300のセイボルトセコ
ンドフロール(SSF)の範囲内の動粘度を有する
燃料油組成物中に少割合のアルキル置換基中に20
〜40個の総炭素原子数を有するアルキル置換ベン
ゼンスルホン酸を含有させてなる石油燃料組成
物。 2 スルホン酸が、アルキル基の炭素原子数28〜
32個のモノアルキルベンゼンスルホン酸である特
許請求の範囲第1項記載の石油燃料組成物。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US05/744,639 US4182613A (en) | 1976-11-24 | 1976-11-24 | Compatibility additive for fuel oil blends |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5365306A JPS5365306A (en) | 1978-06-10 |
| JPS6216995B2 true JPS6216995B2 (ja) | 1987-04-15 |
Family
ID=24993461
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13954477A Granted JPS5365306A (en) | 1976-11-24 | 1977-11-22 | Compatible additives for blending fuel oils |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4182613A (ja) |
| JP (1) | JPS5365306A (ja) |
| CA (1) | CA1090129A (ja) |
| DE (1) | DE2751929A1 (ja) |
| FR (1) | FR2372225A1 (ja) |
| GB (1) | GB1588178A (ja) |
| NL (1) | NL188660C (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02130591A (ja) * | 1988-11-11 | 1990-05-18 | Nec Corp | ディスプレイバッファ装置 |
Families Citing this family (22)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA1120269A (en) * | 1978-05-25 | 1982-03-23 | Robert D. Tack | Additive combinations and fuels containing them |
| US4441890A (en) * | 1982-09-29 | 1984-04-10 | Exxon Research And Engineering Co. | Method for improving stability of residual fuel oils |
| US4501594A (en) * | 1983-10-21 | 1985-02-26 | Diamond Shamrock Chemicals Company | Anionic polyhydroxy polyphenyl compounds as dispersants for aqueous slurries of carbonaceous materials |
| AT394570B (de) * | 1988-01-11 | 1992-05-11 | Lang Chem Tech Prod | Mitteldestillate, sowie zusatz fuer mitteldestillate |
| GB9004867D0 (en) * | 1990-03-05 | 1990-05-02 | Exxon Chemical Patents Inc | Fuel oil compositions |
| US5133781A (en) * | 1990-12-21 | 1992-07-28 | Texaco Inc. | Compatibilization of asphaltenes in bituminous liquids using bulk phosphoalkoxylation |
| FR2679151B1 (fr) * | 1991-07-18 | 1994-01-14 | Elf Aquitaine Prod Ste Nale | Additifs dispersants pour produits petroliers. |
| DE19642493A1 (de) * | 1996-10-15 | 1998-04-16 | Clariant Gmbh | Verwendung von Alkansulfonsäuren als Asphalten-Dispergatoren |
| DE19643832A1 (de) * | 1996-10-30 | 1998-05-07 | Clariant Gmbh | Schwere Öle mit verbesserten Eigenschaften und ein Additiv dafür |
| GB9800442D0 (en) * | 1998-01-10 | 1998-03-04 | Bp Chem Int Ltd | Marine diesel fuel additive |
| US6015778A (en) * | 1998-03-27 | 2000-01-18 | The Lubrizol Corporation | Process for making overbased calcium sulfonate detergents using calcium oxide and a less than stoichiometric amount of water |
| FR2783824B1 (fr) * | 1998-09-25 | 2001-01-05 | Chevron Chem Sa | Sulfonates d'alkylaryle faibles surbases et huile de lubrification les contenant |
| US6048904A (en) * | 1998-12-01 | 2000-04-11 | Exxon Research And Engineering Co. | Branched alkyl-aromatic sulfonic acid dispersants for solublizing asphaltenes in petroleum oils |
| US7279017B2 (en) * | 2001-04-27 | 2007-10-09 | Colt Engineering Corporation | Method for converting heavy oil residuum to a useful fuel |
| US7341102B2 (en) * | 2005-04-28 | 2008-03-11 | Diamond Qc Technologies Inc. | Flue gas injection for heavy oil recovery |
| EP1816314B1 (en) * | 2006-02-07 | 2010-12-15 | Diamond QC Technologies Inc. | Carbon dioxide enriched flue gas injection for hydrocarbon recovery |
| US7598414B2 (en) * | 2006-06-01 | 2009-10-06 | Chevron Oronite Company Llc | Method of making a synthetic alkylaryl sulfonate |
| EP1935969A1 (en) * | 2006-12-18 | 2008-06-25 | Diamond QC Technologies Inc. | Multiple polydispersed fuel emulsion |
| US20080148626A1 (en) * | 2006-12-20 | 2008-06-26 | Diamond Qc Technologies Inc. | Multiple polydispersed fuel emulsion |
| WO2009017497A2 (en) * | 2007-07-31 | 2009-02-05 | Chevron Oronite Company Llc | A method of making a synthetic alkylaryl sulfonate |
| CA3064222C (en) * | 2018-12-20 | 2025-02-18 | Infineum International Limited | HYDROCARBON MARINE FUEL OIL |
| RU2728713C1 (ru) * | 2019-12-25 | 2020-07-30 | Акционерное общество "Средневолжский научно-исследовательский институт по нефтепереработке" (АО "СвНИИНП") | Способ получения синтетических сульфонатных присадок к моторным маслам |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2296069A (en) * | 1940-03-21 | 1942-09-15 | Allied Chem & Dye Corp | Fuel for internal combustion engines |
| GB1523597A (en) * | 1975-03-06 | 1978-09-06 | Shell Int Research | Residual fuel oils |
-
1976
- 1976-11-24 US US05/744,639 patent/US4182613A/en not_active Expired - Lifetime
-
1977
- 1977-10-07 CA CA288,371A patent/CA1090129A/en not_active Expired
- 1977-10-14 GB GB42818/77A patent/GB1588178A/en not_active Expired
- 1977-11-10 FR FR7733946A patent/FR2372225A1/fr active Granted
- 1977-11-21 DE DE19772751929 patent/DE2751929A1/de active Granted
- 1977-11-22 JP JP13954477A patent/JPS5365306A/ja active Granted
- 1977-11-23 NL NLAANVRAGE7712915,A patent/NL188660C/xx not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02130591A (ja) * | 1988-11-11 | 1990-05-18 | Nec Corp | ディスプレイバッファ装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5365306A (en) | 1978-06-10 |
| DE2751929C2 (ja) | 1989-10-19 |
| CA1090129A (en) | 1980-11-25 |
| NL188660B (nl) | 1992-03-16 |
| US4182613A (en) | 1980-01-08 |
| FR2372225B1 (ja) | 1984-01-27 |
| NL188660C (nl) | 1992-08-17 |
| DE2751929A1 (de) | 1978-06-01 |
| FR2372225A1 (fr) | 1978-06-23 |
| GB1588178A (en) | 1981-04-15 |
| NL7712915A (nl) | 1978-05-26 |
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