JPS622842B2 - - Google Patents
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- JPS622842B2 JPS622842B2 JP1999678A JP1999678A JPS622842B2 JP S622842 B2 JPS622842 B2 JP S622842B2 JP 1999678 A JP1999678 A JP 1999678A JP 1999678 A JP1999678 A JP 1999678A JP S622842 B2 JPS622842 B2 JP S622842B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- tank
- liquid
- adsorbent
- strainer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は液体の吸着処理およびろ過に使用す
る固液接触装置に関する。
る固液接触装置に関する。
一般に活性炭、ゼオライト、イオン交換樹脂等
による液体中の被吸着成分の吸着、またはアンス
ラサイト、珪砂等の材による液体のろ過はこれ
ら粒状の吸着剤等を槽に固定床にして充填し、そ
の固定床の上から液体を流下する。そして槽から
流出する液体の被吸着成分等の量をチエツクし、
固定床が破過されると、運転を停止し固定床を再
生する。ところで、このような固定床による吸着
等では、流化する液体がプラグフローにはなりえ
ず、また、固定床内を流体がバイパスするから平
衡になつた飽和吸着帯が固定床の端部に達しなく
ても被吸着成分が漏出して固定床は破過する。そ
のため固定床全体を有効に使用することができな
い。
による液体中の被吸着成分の吸着、またはアンス
ラサイト、珪砂等の材による液体のろ過はこれ
ら粒状の吸着剤等を槽に固定床にして充填し、そ
の固定床の上から液体を流下する。そして槽から
流出する液体の被吸着成分等の量をチエツクし、
固定床が破過されると、運転を停止し固定床を再
生する。ところで、このような固定床による吸着
等では、流化する液体がプラグフローにはなりえ
ず、また、固定床内を流体がバイパスするから平
衡になつた飽和吸着帯が固定床の端部に達しなく
ても被吸着成分が漏出して固定床は破過する。そ
のため固定床全体を有効に使用することができな
い。
従来の液体を吸着処理する固定床の固液接触装
置では、固定床を再生した吸着剤に入れ替えるに
は運転が中断し、その入れ替え作業には多くの労
力を必要とする等操作上種々の困難があるという
問題があつた。また移動床による固液接触装置を
提案されているが産業上実施しうるようなものは
ないという問題があつた。
置では、固定床を再生した吸着剤に入れ替えるに
は運転が中断し、その入れ替え作業には多くの労
力を必要とする等操作上種々の困難があるという
問題があつた。また移動床による固液接触装置を
提案されているが産業上実施しうるようなものは
ないという問題があつた。
この発明に係る固液接触装置は、断面積Sの槽
を仕切り、上部及び下部空間に分けて、上部空間
を補給タンクとし、その補給タンクには再生充填
物を充填し、下部空間には処理用充填物を充填す
る。そして補給タンクには再生充填物の供給用の
パイプを設けると共にタンク下部には穴を設け
て、その穴に連通して断面積sのパイプを鉛直方
向に配設し、そのパイプ下端は、下部空間の下方
に位置し、下方に開放した容器の上部に連通す
る。しかも槽とパイプの断面積比s/S≧1/5に定 められている。さらに下部空間上方と容器内には
ストレーナが設けられ、それぞれパイプに連通し
ている。
を仕切り、上部及び下部空間に分けて、上部空間
を補給タンクとし、その補給タンクには再生充填
物を充填し、下部空間には処理用充填物を充填す
る。そして補給タンクには再生充填物の供給用の
パイプを設けると共にタンク下部には穴を設け
て、その穴に連通して断面積sのパイプを鉛直方
向に配設し、そのパイプ下端は、下部空間の下方
に位置し、下方に開放した容器の上部に連通す
る。しかも槽とパイプの断面積比s/S≧1/5に定 められている。さらに下部空間上方と容器内には
ストレーナが設けられ、それぞれパイプに連通し
ている。
又この発明の別の発明に係る固液接触装置は、
上記のものに加えて、補給タンク内に撹拌用の気
体を吹き込むスパージヤを設けると共に、鉛直方
向に配設するパイプを補給タンクの下部中央に穴
を設けて連通し、槽内下部空間の中央に鉛直方向
に配設したものである。
上記のものに加えて、補給タンク内に撹拌用の気
体を吹き込むスパージヤを設けると共に、鉛直方
向に配設するパイプを補給タンクの下部中央に穴
を設けて連通し、槽内下部空間の中央に鉛直方向
に配設したものである。
この発明においては、補給タンクは槽内上部に
一体的に設けられ、かつ槽内下部空間の下方に位
置する容器に補給タンクから連通するパイプは、
鉛直方向に配設され、しかも槽断面Sとそのパイ
プ断面積sとの比s/S≧1/5になつているので、 吸着操作等の液の処理においても、下部空間の吸
着剤層の容量が大きくとれ、圧力損失が小さくて
すみ、処理能力が大きくなる。又吸着剤層の入れ
替え操作においても、流動を開始させ、吸着剤層
を上方に移動させても、パイプを通じて補給タン
クより再生充填物を補給することができる。
一体的に設けられ、かつ槽内下部空間の下方に位
置する容器に補給タンクから連通するパイプは、
鉛直方向に配設され、しかも槽断面Sとそのパイ
プ断面積sとの比s/S≧1/5になつているので、 吸着操作等の液の処理においても、下部空間の吸
着剤層の容量が大きくとれ、圧力損失が小さくて
すみ、処理能力が大きくなる。又吸着剤層の入れ
替え操作においても、流動を開始させ、吸着剤層
を上方に移動させても、パイプを通じて補給タン
クより再生充填物を補給することができる。
又、この発明の別の発明においては、補給タン
クにスパージヤが設けられているので、充填物に
微粉が付着していても、気体の吸込みにより容易
に洗浄することができる。しかも鉛直方向に配設
するパイプは槽の中央に位置するので、吸着等の
処理操作及び吸着剤層の入れ替えが円滑となる。
クにスパージヤが設けられているので、充填物に
微粉が付着していても、気体の吸込みにより容易
に洗浄することができる。しかも鉛直方向に配設
するパイプは槽の中央に位置するので、吸着等の
処理操作及び吸着剤層の入れ替えが円滑となる。
第1図はこの発明の参考例を示す断面図で、本
願と同一出願人により昭和52年3月11日に出願さ
れ昭和53年9月30日に出願公開された特開昭53−
11284号の明細書に記載されたストレーナと円筒
付記円錐帽体を含む装置である。
願と同一出願人により昭和52年3月11日に出願さ
れ昭和53年9月30日に出願公開された特開昭53−
11284号の明細書に記載されたストレーナと円筒
付記円錐帽体を含む装置である。
図において、1は槽、2はその内部に充填され
た吸着剤層で、活性炭、ゼオライ、イオン交換樹
脂等の粒状の吸着剤が使用される。3は槽1内の
上部に位置するリング状のパイプに吸着剤が通過
する孔を複数設けたストレーナーで、連通する導
入パイプ31で、槽1の上部に固定され、バルブ
32により液の導入量を調整する。4は槽1内の
底部に位置する液のみ通過する多数の孔を設けた
リング状パイプで構成されるストレーナーで、槽
1内底部に立設した導出パイプ41に連通してい
る。42はこの導出パイプ41の分岐パイプに設
けたバルブ、43は導出パイプ41の直通する部
分に設けたバルブである。5は板材を円錐状に形
成し、その開放部の周囲に短い円筒部分を設けた
円筒付円錐帽体で、その頂点を上にして、ストレ
ーナー4にかぶせた状態でストレーナー4等との
接触部分に固定されている。6は槽1内底部のほ
ぼ中心部に立設された吸着剤供給パイプでストレ
ーナー4の中空部を通つて上方に伸び先端開放口
が円筒付円錐帽体5の円錐帽体内に位置する。6
1は吸着剤供給パイプ6の分岐パイプに設けたバ
ルブ、62はその直通部分に設けたバルブであ
る。7は槽1内上部に垂下して設けた吸着剤排出
用のパイプ、71はそのパイプ7に設けたバルブ
である。
た吸着剤層で、活性炭、ゼオライ、イオン交換樹
脂等の粒状の吸着剤が使用される。3は槽1内の
上部に位置するリング状のパイプに吸着剤が通過
する孔を複数設けたストレーナーで、連通する導
入パイプ31で、槽1の上部に固定され、バルブ
32により液の導入量を調整する。4は槽1内の
底部に位置する液のみ通過する多数の孔を設けた
リング状パイプで構成されるストレーナーで、槽
1内底部に立設した導出パイプ41に連通してい
る。42はこの導出パイプ41の分岐パイプに設
けたバルブ、43は導出パイプ41の直通する部
分に設けたバルブである。5は板材を円錐状に形
成し、その開放部の周囲に短い円筒部分を設けた
円筒付円錐帽体で、その頂点を上にして、ストレ
ーナー4にかぶせた状態でストレーナー4等との
接触部分に固定されている。6は槽1内底部のほ
ぼ中心部に立設された吸着剤供給パイプでストレ
ーナー4の中空部を通つて上方に伸び先端開放口
が円筒付円錐帽体5の円錐帽体内に位置する。6
1は吸着剤供給パイプ6の分岐パイプに設けたバ
ルブ、62はその直通部分に設けたバルブであ
る。7は槽1内上部に垂下して設けた吸着剤排出
用のパイプ、71はそのパイプ7に設けたバルブ
である。
この参考例における吸着装置は以上のように構
成され、次に記述する操作により吸着と吸着剤層
2の入れ替えが行なわれる。その動作は2つに分
けることができ、その1つの動作は被処理液中の
被吸着成分を吸着させる動作で、その他の動作は
吸着飽和に達した吸着材層2を排出して新しい吸
着剤を供給する動作である。
成され、次に記述する操作により吸着と吸着剤層
2の入れ替えが行なわれる。その動作は2つに分
けることができ、その1つの動作は被処理液中の
被吸着成分を吸着させる動作で、その他の動作は
吸着飽和に達した吸着材層2を排出して新しい吸
着剤を供給する動作である。
先ず吸着される動作について説明する。
被処理液はバルブ32を開いて矢印a方向から
パイプ31を通じ導入ストレーナー3から吸着剤
層槽2の上部に供給する。そしてこの被処理液は
吸着剤層2を流化する過程で被吸着成分が吸着剤
層2に吸着され、被処理液は矢印イに示すように
円筒付円錐帽体5の外周から内側にまわり込んで
ストレーナー4により集液されて、パイプ41に
より開いたバルブ42を通つて矢印b方向に処理
液として排出する。なお、この吸着動作時にはバ
ルブ43,61,62は閉じている。
パイプ31を通じ導入ストレーナー3から吸着剤
層槽2の上部に供給する。そしてこの被処理液は
吸着剤層2を流化する過程で被吸着成分が吸着剤
層2に吸着され、被処理液は矢印イに示すように
円筒付円錐帽体5の外周から内側にまわり込んで
ストレーナー4により集液されて、パイプ41に
より開いたバルブ42を通つて矢印b方向に処理
液として排出する。なお、この吸着動作時にはバ
ルブ43,61,62は閉じている。
次に吸着材層2の入れ替え動作について説明す
る。吸着剤層2の入れえ替は、槽1の下方より、
パイプ6を通じて新しい吸着剤と押上液(処理液
の一部でもよい)を供給するか、または、パイプ
6からは新しい吸着剤のみを供給し、押上げ液
(処理液の一部でもよい)は矢印c方向からパイ
プ41を通じてストレーナー4から供給して吸着
飽和した吸着剤層2を上方へ移動させてパイプ7
を通じて排出する。ストレーナー4またはパイプ
6のいずれから押上げ液を供給するかは、操作条
件によつて決めればよく、ストレーナー4が目詰
まりする場合は、被処理液の液流の方向と逆方向
の液流を供給するためにストレーナー4から供給
し、ストレーナー4の圧損の影響が大きい場合、
またはストレーナー4の耐圧性が低い場合はパイ
プ6より押上げ液を供給する。このうち吸着剤を
パイプ6より供給し、押上げ液はストレーナー4
より供給する方法での吸着剤層2の入れえ替は、
バルブ32,42,61,62を閉じ、バルブ4
3,71を開く、そして押上げ液のみを矢印c方
向からパイプ41を通じてストレーナー4から円
筒付円錐帽体5内に送入する。そのため円筒付円
錐帽体5内に貯留されていた吸着剤は矢印ロに示
すように円筒付円錐帽体5の内側から外側へ拡が
つて流れでるので吸着剤層2は上方へ移動しパイ
プ7から排出する。そしてこのように押上げ液の
みを供給していると吸着剤が流れでるため円筒付
円錐帽体5の円錐部分内の上部は押上げ液のみの
空間が生じるのでその空間が適当な容積になつた
時点でバルブ43を閉じて押上げ液の供給を中止
し、次いでバルブ61を開いて、その空間にパイ
プ6により新しい吸着剤を供給して充満する。そ
れからバルブ61,62を開いて新しい吸着剤と
処理液との混合スラリーとしたものをパイプ6か
ら円筒付円錐帽体5内に供給する。そのため円筒
付円錐帽体5内の吸着剤と処理液は内側から外側
へ矢印ロに示すように流れでて、吸着剤層2を上
昇させパイプ7から排出させる。このように飽和
吸着した吸着剤槽2は柱状で上方に移動して排出
された新しい吸着剤層2に入れ替え可能になつた
のはこの参考例の装置の構造上の特性によるもの
である。次に装置の構造上の特性と吸着剤層2を
柱状で上方に移動させる条件との関係について述
べる。この参考例のような構造を有しない通常の
構造の装置では。先ず吸着剤層2を柱状で上方へ
移動開始させるには、所定の流速で吸着剤層2の
下から液流を上方に流す必要があるが、その流速
は吸着剤層2の移動に必要なエネルギーを与える
意味では、吸着剤層2の流動開始速度以上の流速
の液流を下から供給すればよい。しかしこのよう
な流動開始速度以上の液流を下から供給すると、
吸着剤層2は初めは上方に柱状移動するが、その
移動により吸着剤層2の下方に液のみの空間が生
じ、この液のみの空間に、上方に柱状移動した吸
着剤層2がくずれて落下し、落下した吸着剤が浮
遊状態、つまり流動層でいうところの流動状態と
なる。この流動状態は短時間のうちに上方に伝播
し、全体が流動状態となる。そこでこの状態を回
避するには、吸着剤層2が初めに上方に柱状移動
した後、吸着剤層2の下方に生じる空間に吸着剤
を補給すれば空間が吸着剤で充満するから上記の
ような流動化は起きないことになる。しかも吸着
剤を空間に補給する速度(容積/時間)は、吸着
剤層2の柱状での上方への移動速度(容積/時
間)と同じ程度か、または早くしなければ、空間
の生成により流動化が生じる。さらに同じ体積の
液量を吸着剤層2の下方から供給する場合、高速
度の液流になる程、吸着剤層2の吸着剤を多量に
移動させることがてきる。この参考例の装置はこ
のような操作条件を満足させるため、槽1内で吸
着剤層2の下方に円筒付円錐帽体5を設け、押上
げ液、吸着剤を円筒付円錐帽体5内に供給して外
側へ流れでるようにしている。第1図で矢印ロの
方向に押上げ液、吸着剤が流れでる流路の断面積
は、槽1の断面積から円筒付円錐帽体5の円筒部
分の断面積を除いた面積となるから、押上げ液を
ストレーナー4、またはパイプ6より円筒付円錐
帽体5に供給すると矢印ロで示す方向に流れると
きは流路の断面積が小さいので、押上げ液は高速
流となる。そして、それ以上流すと、同一流量に
対する槽断面積は大きいので流量は小さくなる。
さらに上記流速の条件を満たすと共に、吸着剤ま
たは吸着剤と処理液の混合スラリーを円滑に吸着
剤層2の下部に供給しなければならない。
る。吸着剤層2の入れえ替は、槽1の下方より、
パイプ6を通じて新しい吸着剤と押上液(処理液
の一部でもよい)を供給するか、または、パイプ
6からは新しい吸着剤のみを供給し、押上げ液
(処理液の一部でもよい)は矢印c方向からパイ
プ41を通じてストレーナー4から供給して吸着
飽和した吸着剤層2を上方へ移動させてパイプ7
を通じて排出する。ストレーナー4またはパイプ
6のいずれから押上げ液を供給するかは、操作条
件によつて決めればよく、ストレーナー4が目詰
まりする場合は、被処理液の液流の方向と逆方向
の液流を供給するためにストレーナー4から供給
し、ストレーナー4の圧損の影響が大きい場合、
またはストレーナー4の耐圧性が低い場合はパイ
プ6より押上げ液を供給する。このうち吸着剤を
パイプ6より供給し、押上げ液はストレーナー4
より供給する方法での吸着剤層2の入れえ替は、
バルブ32,42,61,62を閉じ、バルブ4
3,71を開く、そして押上げ液のみを矢印c方
向からパイプ41を通じてストレーナー4から円
筒付円錐帽体5内に送入する。そのため円筒付円
錐帽体5内に貯留されていた吸着剤は矢印ロに示
すように円筒付円錐帽体5の内側から外側へ拡が
つて流れでるので吸着剤層2は上方へ移動しパイ
プ7から排出する。そしてこのように押上げ液の
みを供給していると吸着剤が流れでるため円筒付
円錐帽体5の円錐部分内の上部は押上げ液のみの
空間が生じるのでその空間が適当な容積になつた
時点でバルブ43を閉じて押上げ液の供給を中止
し、次いでバルブ61を開いて、その空間にパイ
プ6により新しい吸着剤を供給して充満する。そ
れからバルブ61,62を開いて新しい吸着剤と
処理液との混合スラリーとしたものをパイプ6か
ら円筒付円錐帽体5内に供給する。そのため円筒
付円錐帽体5内の吸着剤と処理液は内側から外側
へ矢印ロに示すように流れでて、吸着剤層2を上
昇させパイプ7から排出させる。このように飽和
吸着した吸着剤槽2は柱状で上方に移動して排出
された新しい吸着剤層2に入れ替え可能になつた
のはこの参考例の装置の構造上の特性によるもの
である。次に装置の構造上の特性と吸着剤層2を
柱状で上方に移動させる条件との関係について述
べる。この参考例のような構造を有しない通常の
構造の装置では。先ず吸着剤層2を柱状で上方へ
移動開始させるには、所定の流速で吸着剤層2の
下から液流を上方に流す必要があるが、その流速
は吸着剤層2の移動に必要なエネルギーを与える
意味では、吸着剤層2の流動開始速度以上の流速
の液流を下から供給すればよい。しかしこのよう
な流動開始速度以上の液流を下から供給すると、
吸着剤層2は初めは上方に柱状移動するが、その
移動により吸着剤層2の下方に液のみの空間が生
じ、この液のみの空間に、上方に柱状移動した吸
着剤層2がくずれて落下し、落下した吸着剤が浮
遊状態、つまり流動層でいうところの流動状態と
なる。この流動状態は短時間のうちに上方に伝播
し、全体が流動状態となる。そこでこの状態を回
避するには、吸着剤層2が初めに上方に柱状移動
した後、吸着剤層2の下方に生じる空間に吸着剤
を補給すれば空間が吸着剤で充満するから上記の
ような流動化は起きないことになる。しかも吸着
剤を空間に補給する速度(容積/時間)は、吸着
剤層2の柱状での上方への移動速度(容積/時
間)と同じ程度か、または早くしなければ、空間
の生成により流動化が生じる。さらに同じ体積の
液量を吸着剤層2の下方から供給する場合、高速
度の液流になる程、吸着剤層2の吸着剤を多量に
移動させることがてきる。この参考例の装置はこ
のような操作条件を満足させるため、槽1内で吸
着剤層2の下方に円筒付円錐帽体5を設け、押上
げ液、吸着剤を円筒付円錐帽体5内に供給して外
側へ流れでるようにしている。第1図で矢印ロの
方向に押上げ液、吸着剤が流れでる流路の断面積
は、槽1の断面積から円筒付円錐帽体5の円筒部
分の断面積を除いた面積となるから、押上げ液を
ストレーナー4、またはパイプ6より円筒付円錐
帽体5に供給すると矢印ロで示す方向に流れると
きは流路の断面積が小さいので、押上げ液は高速
流となる。そして、それ以上流すと、同一流量に
対する槽断面積は大きいので流量は小さくなる。
さらに上記流速の条件を満たすと共に、吸着剤ま
たは吸着剤と処理液の混合スラリーを円滑に吸着
剤層2の下部に供給しなければならない。
第2図は、この発明の実施例の断面図である。
図において、1は槽、2はその内部に充填された
吸着剤層、吸着剤は第1図で示す参考例の場とほ
ぼ同一のものである。3はリング状パイプに吸着
剤が通過可能な孔を設けたストレーナー、31は
そのストレーナー3に連通される導入パイプ、3
2は導入パイプ31の直通部分に設けたバルブ、
33は導入パイプ31の分岐パイプに設けたバル
ブである。4はリング状パイプに多数の孔を設け
たストレーナー、41はストレーナー4に連通す
る立設したパイプ、41a,41bはパイプ41
がT字型に分岐されたそれぞれパイプ、42はパ
イプ41aに設けたバルブ、43はパイプ41b
に設けたバルブである。5aは板剤を円錐状に形
成した円錐帽体で頂点の部分を開けて、垂直方向
に配設したパイプ10に連通させている。この円
錐帽体は第1図で示した参考例と類似の機能を果
すものであるが、円筒部分を設けていないのは、
この実施例の装置では円錐帽体5a内に吸着剤を
貯留する機能を必要としないためである。8は槽
1の上部に槽1と一体的に設けられた新しい吸着
剤の補給タンクであり、その下部には穴が設けら
れ垂直方向に配設したパイプ10が接続されてお
り、パイプ10を通じて補給タンク8と円錐帽体
5aが連通する。また補給タンク8の側部上方に
は、パイプ11が連通され、かつパイプ11はパ
イプ41bに連通されており、その途中に枝パイ
プ11aが設けられている。44,111はパイ
プ11およびその枝パイプ11aに設けたバルブ
である。6は補給タンク8に新しい吸着剤を供給
するパイプ、61はそのパイプ6に設けたバル
ブ、9は補給タンク内に設けたスパージヤ、91
はスパージヤ9に気体を送入のさい使用するバル
ブ、92はスパージヤ9に液体を送入のさい使用
するバルブである。
図において、1は槽、2はその内部に充填された
吸着剤層、吸着剤は第1図で示す参考例の場とほ
ぼ同一のものである。3はリング状パイプに吸着
剤が通過可能な孔を設けたストレーナー、31は
そのストレーナー3に連通される導入パイプ、3
2は導入パイプ31の直通部分に設けたバルブ、
33は導入パイプ31の分岐パイプに設けたバル
ブである。4はリング状パイプに多数の孔を設け
たストレーナー、41はストレーナー4に連通す
る立設したパイプ、41a,41bはパイプ41
がT字型に分岐されたそれぞれパイプ、42はパ
イプ41aに設けたバルブ、43はパイプ41b
に設けたバルブである。5aは板剤を円錐状に形
成した円錐帽体で頂点の部分を開けて、垂直方向
に配設したパイプ10に連通させている。この円
錐帽体は第1図で示した参考例と類似の機能を果
すものであるが、円筒部分を設けていないのは、
この実施例の装置では円錐帽体5a内に吸着剤を
貯留する機能を必要としないためである。8は槽
1の上部に槽1と一体的に設けられた新しい吸着
剤の補給タンクであり、その下部には穴が設けら
れ垂直方向に配設したパイプ10が接続されてお
り、パイプ10を通じて補給タンク8と円錐帽体
5aが連通する。また補給タンク8の側部上方に
は、パイプ11が連通され、かつパイプ11はパ
イプ41bに連通されており、その途中に枝パイ
プ11aが設けられている。44,111はパイ
プ11およびその枝パイプ11aに設けたバルブ
である。6は補給タンク8に新しい吸着剤を供給
するパイプ、61はそのパイプ6に設けたバル
ブ、9は補給タンク内に設けたスパージヤ、91
はスパージヤ9に気体を送入のさい使用するバル
ブ、92はスパージヤ9に液体を送入のさい使用
するバルブである。
この実施例の吸着装置は以上のように構成さ
れ、被処理液の被吸着成分の吸着操作をするに
は、バルブ32を開き矢印a方向からストレーナ
ー3を通じて吸着剤層2の上方に被処理液を供給
する。そして被処理液は吸着剤層2を流下し、円
錐帽体5aを外側から内側に廻り込んでストレー
ナー4に集液され、バルブ42を開いておいて、
パイプ41,41aを通じて処理液として矢印b
方向に流出される。この吸着操作が継続して行な
われると吸着剤層2は吸着飽和になるので、その
時点でバルブ32,42を閉じて吸着操作を停止
させ、吸着剤層2を新しい吸着剤(再生した吸着
剤)に入れ替える。
れ、被処理液の被吸着成分の吸着操作をするに
は、バルブ32を開き矢印a方向からストレーナ
ー3を通じて吸着剤層2の上方に被処理液を供給
する。そして被処理液は吸着剤層2を流下し、円
錐帽体5aを外側から内側に廻り込んでストレー
ナー4に集液され、バルブ42を開いておいて、
パイプ41,41aを通じて処理液として矢印b
方向に流出される。この吸着操作が継続して行な
われると吸着剤層2は吸着飽和になるので、その
時点でバルブ32,42を閉じて吸着操作を停止
させ、吸着剤層2を新しい吸着剤(再生した吸着
剤)に入れ替える。
新しい吸着剤を吸着剤層2に入れ替えるには、
先ずバルブ32,42,61,91,92および
111を閉じ、バルブ33,43,44を開い
て、押上げ液を矢印c方向からパイプ41b,4
1を通じてストレーナー4から円錐帽体5a内に
供給する。そしてその供給された押上げ液は矢印
ロに示すように円錐帽体5aを内側から外側に回
り、吸着剤層2を下方から押し上げ、吸着剤層2
は上昇してストレーナー3からバルブ33を通つ
て矢印B方向へ排出される。また吸着剤層2が上
昇する際、円錐帽体5a内の吸着剤も押上げ液と
一緒に矢印ロで示す方向に流れでるが、円錐帽体
5a内の減少する吸着剤は補給タンク8からパイ
プ10を通じて順次補給されるので、円錐帽体5
a内上部または吸着剤層2下部に液体のみの空間
を生じることがない。なおこのような操作が順次
都合よく行なわれるのは、装置内全体の圧力の配
分がこれらの操作を行いうるように装置が構成さ
れているからである。つまり押上げ液を矢印c方
向からストレーナー4を通じて供給する際、バル
ブ44を開いているので、押上げ液の圧力が補給
タンク8にも伝播され、補給タンク内に貯留され
ている吸着剤は、重力によりパイプ10を通じて
円錐帽体5aに降下すると共に、ストレーナー4
から円錐帽体5a内に供給された押上げ液がパイ
プ10を通じて上昇することがない。以上のよう
にして吸着剤層2が新しい吸着剤(再生済みの吸
着剤)に入れ替えられると補給タンク8の吸着剤
が小さくなるので、その場合はバルブ32,3
3,42,43,44を閉じ、バルブ61,11
1を開いてパイプ6より新しい吸着剤を補給タン
ク8に供給する。そして過剰に供給した場合は、
パイプ11よバルブ111を通じて矢印e方向に
流出させる。
先ずバルブ32,42,61,91,92および
111を閉じ、バルブ33,43,44を開い
て、押上げ液を矢印c方向からパイプ41b,4
1を通じてストレーナー4から円錐帽体5a内に
供給する。そしてその供給された押上げ液は矢印
ロに示すように円錐帽体5aを内側から外側に回
り、吸着剤層2を下方から押し上げ、吸着剤層2
は上昇してストレーナー3からバルブ33を通つ
て矢印B方向へ排出される。また吸着剤層2が上
昇する際、円錐帽体5a内の吸着剤も押上げ液と
一緒に矢印ロで示す方向に流れでるが、円錐帽体
5a内の減少する吸着剤は補給タンク8からパイ
プ10を通じて順次補給されるので、円錐帽体5
a内上部または吸着剤層2下部に液体のみの空間
を生じることがない。なおこのような操作が順次
都合よく行なわれるのは、装置内全体の圧力の配
分がこれらの操作を行いうるように装置が構成さ
れているからである。つまり押上げ液を矢印c方
向からストレーナー4を通じて供給する際、バル
ブ44を開いているので、押上げ液の圧力が補給
タンク8にも伝播され、補給タンク内に貯留され
ている吸着剤は、重力によりパイプ10を通じて
円錐帽体5aに降下すると共に、ストレーナー4
から円錐帽体5a内に供給された押上げ液がパイ
プ10を通じて上昇することがない。以上のよう
にして吸着剤層2が新しい吸着剤(再生済みの吸
着剤)に入れ替えられると補給タンク8の吸着剤
が小さくなるので、その場合はバルブ32,3
3,42,43,44を閉じ、バルブ61,11
1を開いてパイプ6より新しい吸着剤を補給タン
ク8に供給する。そして過剰に供給した場合は、
パイプ11よバルブ111を通じて矢印e方向に
流出させる。
また、補給タンク8中に供給される新しい吸着
剤として活性炭やゼオライトが使用される場合
は、微粉が付着していることが多いが、その微粉
がそのままパイプ10を通つて吸着剤層2に送り
込まれると、処理液に混入しきわめて下都合であ
る。そこで、スパージヤ9はこれらの微粉を補給
タンク8中で洗浄除去することを主な機能とする
ものである。すなわち、バルブ91を開き気体
(一般には空気)通して撹拌して微粉除去の洗浄
効果を高める。さらに、バルブ92を開いて液を
送り込み、この液とともに微粉を配管11から、
バルブ111を経て排出する。また、バルブ91
と92を同時に開き、気液を同時に入れることも
できる。また、バルブ42を多少絞つて処理液の
導出を減少させると、その分の液が直管10を上
昇してくるので、タンク8中の吸着剤の洗浄に利
用できる。さらに、スパージヤ9から気体を吹き
込み、または液の送入による撹拌作用は洗浄効果
の他にタンク8内の吸着剤の局部的帯留を除去す
る効果も有していることはいうまでもない。
剤として活性炭やゼオライトが使用される場合
は、微粉が付着していることが多いが、その微粉
がそのままパイプ10を通つて吸着剤層2に送り
込まれると、処理液に混入しきわめて下都合であ
る。そこで、スパージヤ9はこれらの微粉を補給
タンク8中で洗浄除去することを主な機能とする
ものである。すなわち、バルブ91を開き気体
(一般には空気)通して撹拌して微粉除去の洗浄
効果を高める。さらに、バルブ92を開いて液を
送り込み、この液とともに微粉を配管11から、
バルブ111を経て排出する。また、バルブ91
と92を同時に開き、気液を同時に入れることも
できる。また、バルブ42を多少絞つて処理液の
導出を減少させると、その分の液が直管10を上
昇してくるので、タンク8中の吸着剤の洗浄に利
用できる。さらに、スパージヤ9から気体を吹き
込み、または液の送入による撹拌作用は洗浄効果
の他にタンク8内の吸着剤の局部的帯留を除去す
る効果も有していることはいうまでもない。
なお、以上のような操作が円滑に行なわれるに
は、パイプ10の径の意義が大きい。つまり径が
小さいと圧損が大きくなり、補給タンク8内の新
しい吸着剤のパイプ10中の下降量が小さくな
り、逆に大きくすると槽1中に占める体積が大き
くなるので大きくなるので吸着剤層2の容積が小
さくなり、装置の処理能力が低下する。しかしこ
れらの関係について明らかとなつたので、その具
体例を述べる。
は、パイプ10の径の意義が大きい。つまり径が
小さいと圧損が大きくなり、補給タンク8内の新
しい吸着剤のパイプ10中の下降量が小さくな
り、逆に大きくすると槽1中に占める体積が大き
くなるので大きくなるので吸着剤層2の容積が小
さくなり、装置の処理能力が低下する。しかしこ
れらの関係について明らかとなつたので、その具
体例を述べる。
例えば吸着剤層2の入れえ替操作で、吸着剤層
2の流動開始速度20m/Hとし、押上液の吸着剤
層2中での流速を24m/Hとすると、吸着剤層2
は約4m/Hで上方に移動する。また、吸着剤層
2の断面積をSm2とすると、時間あたりの移動す
る吸着剤の量は4Sm3/Hとなる。ところで、パ
イプ10を吸着剤が重力で下降する場合の移動速
度は、流動開始速度と等しい値でなければなら
ず、この場合は20m/Hとなる。したがつて、パ
イプ10の断面積をSm2とすると、時間あたりの
吸着剤の移動量(下降量)は20Sm3/Hである。
またパイプ10からの補給量が移動量より少なく
てはいけないから、 20s≧4S s/S≧4/20=1/5 の条件を満足させればよい。この場合、パイプ1
0の径はぎりぎりで吸着剤層2の1/5の断面積で
よいが、摩擦による移動速度の低下があるので1/
5強とするのがよい。
2の流動開始速度20m/Hとし、押上液の吸着剤
層2中での流速を24m/Hとすると、吸着剤層2
は約4m/Hで上方に移動する。また、吸着剤層
2の断面積をSm2とすると、時間あたりの移動す
る吸着剤の量は4Sm3/Hとなる。ところで、パ
イプ10を吸着剤が重力で下降する場合の移動速
度は、流動開始速度と等しい値でなければなら
ず、この場合は20m/Hとなる。したがつて、パ
イプ10の断面積をSm2とすると、時間あたりの
吸着剤の移動量(下降量)は20Sm3/Hである。
またパイプ10からの補給量が移動量より少なく
てはいけないから、 20s≧4S s/S≧4/20=1/5 の条件を満足させればよい。この場合、パイプ1
0の径はぎりぎりで吸着剤層2の1/5の断面積で
よいが、摩擦による移動速度の低下があるので1/
5強とするのがよい。
なお、補給タンク8内の吸着剤がこのようにし
てパイプ10を通じて下降し減少すると、その容
積分の液がパイプ11から補給タンク8内に圧力
のバランスを保持するためにしぜんに流入する。
もし、このパイプ11がないとタンク8中の吸着
剤の減少に対して、パイプ10を通して、ストレ
ーナー4から出た押上げ液の一部が上昇して入つ
てくるためパイプ10を通しての吸着剤の下降を
妨げ好ましくない。また逆に、パイプ11から積
極的に補給タンク8内に液を送入するようにする
と、この液はパイプ10を通つて下降するため吸
着剤の下降速度が大きくなり、パイプ10径はさ
らに小さくてもよい。さらに、具体的にはパイプ
11から補給タンク8に液を送り込むには、パイ
プ41にバルブを設け半開きとして、かつ、スト
レーナー4の内圧よりパイプ11の内圧を高くす
ればよい。
てパイプ10を通じて下降し減少すると、その容
積分の液がパイプ11から補給タンク8内に圧力
のバランスを保持するためにしぜんに流入する。
もし、このパイプ11がないとタンク8中の吸着
剤の減少に対して、パイプ10を通して、ストレ
ーナー4から出た押上げ液の一部が上昇して入つ
てくるためパイプ10を通しての吸着剤の下降を
妨げ好ましくない。また逆に、パイプ11から積
極的に補給タンク8内に液を送入するようにする
と、この液はパイプ10を通つて下降するため吸
着剤の下降速度が大きくなり、パイプ10径はさ
らに小さくてもよい。さらに、具体的にはパイプ
11から補給タンク8に液を送り込むには、パイ
プ41にバルブを設け半開きとして、かつ、スト
レーナー4の内圧よりパイプ11の内圧を高くす
ればよい。
第3図はさらにこの発明の他の参考例を示す断
面図であり、第2図で示めした装置と同様の機能
および操作を行なえるものであるが、構造上第2
図で示めしたものと相違するのは、補給タンク8
を槽1と一体化せずに、別個に併置し、補給タン
ク8と円錐帽体5aをu字形の連通管10aによ
り連通させ、新しい吸着剤は補給タンク8から連
通管10aを通じて円錐帽体5aの下方から供給
されるので、円錐帽体5aの円錐部分の頂点には
穴が設けられていない。また吸着剤槽2を新しい
吸着剤と入れ替える際押上げ液をストレーナー4
から円錐帽体5a内と補給タンク8とに供給する
量と圧力を調整するためにパイプ41aにバルブ
45を設けている。
面図であり、第2図で示めした装置と同様の機能
および操作を行なえるものであるが、構造上第2
図で示めしたものと相違するのは、補給タンク8
を槽1と一体化せずに、別個に併置し、補給タン
ク8と円錐帽体5aをu字形の連通管10aによ
り連通させ、新しい吸着剤は補給タンク8から連
通管10aを通じて円錐帽体5aの下方から供給
されるので、円錐帽体5aの円錐部分の頂点には
穴が設けられていない。また吸着剤槽2を新しい
吸着剤と入れ替える際押上げ液をストレーナー4
から円錐帽体5a内と補給タンク8とに供給する
量と圧力を調整するためにパイプ41aにバルブ
45を設けている。
この参考例において被処理液から被吸着物質の
吸着は第2図で示す実施例と同様の操作で行なわ
れる。そして吸着剤層2が吸着飽和になると、吸
着剤層2が新しい吸着剤に入れ替えられる。その
場合、先ずバルブ32,42,61,91,92
および111を閉じ、バルブ45は半開きとして
おく。この状態で押上液を矢印c方向に示すよう
にバルブ43から送入すると、この押上液の大部
分は45を通過し、ストレーナー4から送入さ
れ、円錐帽体5下部の開口部から回り出て上昇す
るが、この液流によつて吸着剤層2が上方に移動
するとともに、上部の古い吸着剤が、ストレーナ
ー3から液とともにバルブ33を経て排出され
る。このとき、円錐帽体5内の吸着剤が減少する
ので、新しい吸着剤が補給される。その補給は押
上げ液の一部を補給タンク8に供給し、吸着剤を
この押上げ液の液流で補給タンクから連通管10
aを通じて円錐帽体5a内に補給する。
吸着は第2図で示す実施例と同様の操作で行なわ
れる。そして吸着剤層2が吸着飽和になると、吸
着剤層2が新しい吸着剤に入れ替えられる。その
場合、先ずバルブ32,42,61,91,92
および111を閉じ、バルブ45は半開きとして
おく。この状態で押上液を矢印c方向に示すよう
にバルブ43から送入すると、この押上液の大部
分は45を通過し、ストレーナー4から送入さ
れ、円錐帽体5下部の開口部から回り出て上昇す
るが、この液流によつて吸着剤層2が上方に移動
するとともに、上部の古い吸着剤が、ストレーナ
ー3から液とともにバルブ33を経て排出され
る。このとき、円錐帽体5内の吸着剤が減少する
ので、新しい吸着剤が補給される。その補給は押
上げ液の一部を補給タンク8に供給し、吸着剤を
この押上げ液の液流で補給タンクから連通管10
aを通じて円錐帽体5a内に補給する。
なお、補給タンク8から円錐帽体5a内へ移動
する吸着剤はほぼ流した押上げ液の量の1/2(体
積換算)であるが実験的に明らかとなつたので、
この値を基準としてバルブ45により押上げ液を
補給タンク8ストレーナー4より円錐帽体5a内
とに分配して供給する量の割合を定めることがで
きる。
する吸着剤はほぼ流した押上げ液の量の1/2(体
積換算)であるが実験的に明らかとなつたので、
この値を基準としてバルブ45により押上げ液を
補給タンク8ストレーナー4より円錐帽体5a内
とに分配して供給する量の割合を定めることがで
きる。
例えば吸着剤層2の流動開始速度を21m/Hと
し、押上げ液の空塔速度を24m/Hとした場合、
吸着剤層2の上昇速度は4m/Hであり、吸着剤
層2の断面積S1m2とすると吸着剤の移動量は4S1
m3/Hとなる。したがつて、補給タンク8への押
上げ液の流量はその2倍で 8Sm2/H(4S÷1/3) となる。また押上げ液の全流量は24Sm3/Hであ
るから、補給タンク8へバルブ43からの押上げ
液の 1/3(S/24=1/3) を分流するようにすればよい。
し、押上げ液の空塔速度を24m/Hとした場合、
吸着剤層2の上昇速度は4m/Hであり、吸着剤
層2の断面積S1m2とすると吸着剤の移動量は4S1
m3/Hとなる。したがつて、補給タンク8への押
上げ液の流量はその2倍で 8Sm2/H(4S÷1/3) となる。また押上げ液の全流量は24Sm3/Hであ
るから、補給タンク8へバルブ43からの押上げ
液の 1/3(S/24=1/3) を分流するようにすればよい。
なお、第2図および第3図におけるバルブ44
は上向きにのみ流れ得る逆止弁におきかえること
も可能である。また、バルブ32,43,61も
被処理液、および押上液並びに吸着剤の送入、お
よび供給を、ポンプなどのオン・オフできる送入
及び供給手段で行なう場合は、逆止弁におきかえ
ることが可能である。すなわち、このように、バ
ルブに変えて逆止弁にしておけば、ポンプのオ
ン・オフのみでこれらのバルブ操作は不要とな
る。したがつて、この場合押上液の送入に際し操
作を要するバルブ33と42のみとなる。また、
バルブ61は液位開閉弁として、補給タンク8の
液位が上昇し、このバルブ61から上方に流出し
ようとする寸前に閉鎖されるようなものでもよ
い。また、第2図、第3図の円錐帽体5aに変え
て、一端を封じた円筒でもよい。この場合、円筒
直上部に、円錐状に吸着剤の移動の起こらないデ
ツドスペースが生ずるが、その部分の吸着剤が無
駄になる以外、特に実用的に支障がないことはい
うまでもない。
は上向きにのみ流れ得る逆止弁におきかえること
も可能である。また、バルブ32,43,61も
被処理液、および押上液並びに吸着剤の送入、お
よび供給を、ポンプなどのオン・オフできる送入
及び供給手段で行なう場合は、逆止弁におきかえ
ることが可能である。すなわち、このように、バ
ルブに変えて逆止弁にしておけば、ポンプのオ
ン・オフのみでこれらのバルブ操作は不要とな
る。したがつて、この場合押上液の送入に際し操
作を要するバルブ33と42のみとなる。また、
バルブ61は液位開閉弁として、補給タンク8の
液位が上昇し、このバルブ61から上方に流出し
ようとする寸前に閉鎖されるようなものでもよ
い。また、第2図、第3図の円錐帽体5aに変え
て、一端を封じた円筒でもよい。この場合、円筒
直上部に、円錐状に吸着剤の移動の起こらないデ
ツドスペースが生ずるが、その部分の吸着剤が無
駄になる以外、特に実用的に支障がないことはい
うまでもない。
ところで、上記第2図の実施例は吸着装置につ
いて説明したが、全く同一構造で移動床過装置
としても使用できることはいうまでもない。すな
わち、吸着剤の代りに、アンスラサイトなどの
材を充填しストレーナー3から被処理水を導入す
ると、材層2の上部で被処理液中の懸濁物が捕
捉され目詰りを生じてくる。この段階で、材層
2の上方移動、上部からの排出、下部への補給を
行なえばよい。なお、この場合、補給タンク8に
はスパージヤ9などにより洗浄機能をもたせてい
るので、上部から排出された汚れた材をそのま
ま補給タンク8内に供給してもよいメリツトがあ
る。
いて説明したが、全く同一構造で移動床過装置
としても使用できることはいうまでもない。すな
わち、吸着剤の代りに、アンスラサイトなどの
材を充填しストレーナー3から被処理水を導入す
ると、材層2の上部で被処理液中の懸濁物が捕
捉され目詰りを生じてくる。この段階で、材層
2の上方移動、上部からの排出、下部への補給を
行なえばよい。なお、この場合、補給タンク8に
はスパージヤ9などにより洗浄機能をもたせてい
るので、上部から排出された汚れた材をそのま
ま補給タンク8内に供給してもよいメリツトがあ
る。
この発明は以上説明したとおり、吸着等の被処
理液の処理操作が一操作で可能となり労力、設備
費が軽減されプロセス全体の運転上も連続的に行
うことができる。しかも、槽断面積、補給タンク
と下方容器の間に鉛直方向に配設したパイプの断
面積比が一定の範囲に定められているので、処理
操作、充填槽の入れ替え操作が容易となつて、装
置自体の産業上の価値を向上させる。
理液の処理操作が一操作で可能となり労力、設備
費が軽減されプロセス全体の運転上も連続的に行
うことができる。しかも、槽断面積、補給タンク
と下方容器の間に鉛直方向に配設したパイプの断
面積比が一定の範囲に定められているので、処理
操作、充填槽の入れ替え操作が容易となつて、装
置自体の産業上の価値を向上させる。
又この発明の別の発明は、スパージヤが設けら
れているので、微粉が付着した充填物でも使用可
能となるので、装置の使用上柔軟性が増す。
れているので、微粉が付着した充填物でも使用可
能となるので、装置の使用上柔軟性が増す。
さらに補給タンクからの鉛直方向に配設したパ
イプが槽中央に位置するので操作が容易となる。
イプが槽中央に位置するので操作が容易となる。
第1図はこの発明の参考例を示す断面図、第2
図はこの発明の一実施例を示す断面図、第3図は
この発明の他の参考実施例を示す断面図である。 図において、1は槽、2は吸着剤層、3,4は
ストレーナー、5は円筒付円錐帽体、5aは円錐
帽体、8は補給タンク、10はパイプである。な
お各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
図はこの発明の一実施例を示す断面図、第3図は
この発明の他の参考実施例を示す断面図である。 図において、1は槽、2は吸着剤層、3,4は
ストレーナー、5は円筒付円錐帽体、5aは円錐
帽体、8は補給タンク、10はパイプである。な
お各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) 断面積Sの槽と、 (b) 上部槽内を仕切り、槽内上部に設けた補給タ
ンクと; (c) 上記補給タンクに貯留した再生充填物と上記
仕切りにより形成された下部空間に充填された
充填物と; (d) 上記補給タンクに設けた再生充填物の供給用
パイプと; (e) 上記補給タンクの下部に設けた穴に連通して
鉛直方向に配設し、下端が上記下部空間の下方
に位置する断面積sのパイプであつて、槽断面
Sと該パイプ断面積の比が、 s/S≧1/5にしたものと; (f) 上記(e)のパイプの下端に設けられ、上部がそ
のパイプに連通し、下方が拡大した開放口を有
する容器と; (g) 切替えにより処理液を集液するか、上記下部
空間の充填物の押上げ液を供給するための上記
容器内に設けたストレーナと; (h) 切替えにより上記押上げ液の排出又は、上記
下部空間内の充填物へ被処理液を供給するた
め、上記下部空間の上部に設けたストレーナ
と; からなる固液接触装置。 2 (a) 断面積Sの槽と; (b) 上部槽内を仕切り、槽内上部に設けた補給タ
ンクと; (c) 上記補給タンク内に設けられ、撹拌用の気体
を送り込むスパージヤと; (d) 上記補給タンクに貯留した再生充填物と上記
仕切りにより形成された下部空間に充填された
充填物と; (e) 上記補給タンクに設けた再生充填物の供給用
のパイプと; (f) 上記補給タンクの下部中央に設けた穴に連通
して上記槽内の中央を鉛直方向に配設し、下端
が上記下部空間の下方に位置する断面積sのパ
イプであつて、槽断面Sと該パイプ断面積の比
が s/S≧1/5にしたものと; (g) 上記(e)のパイプの下端に設けられ、上部がそ
のパイプに連通し、下方が拡大した開放口を有
する容器と; (h) 切替えにより処理液を集液するか、上記下部
空間の充填物の押上げ液を供給するための上記
容器内に設けたストレーナと; (i) 切替えにより上記押上げ液の排出又は、上記
下部空間内の充填物へ被処理液を供給するた
め、上記下部空間の上部に設けたストレーナ
と; からなる固液接触装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1999678A JPS54112379A (en) | 1978-02-23 | 1978-02-23 | Liquid adsorber |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1999678A JPS54112379A (en) | 1978-02-23 | 1978-02-23 | Liquid adsorber |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54112379A JPS54112379A (en) | 1979-09-03 |
| JPS622842B2 true JPS622842B2 (ja) | 1987-01-22 |
Family
ID=12014762
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1999678A Granted JPS54112379A (en) | 1978-02-23 | 1978-02-23 | Liquid adsorber |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS54112379A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0193633A (ja) * | 1987-10-01 | 1989-04-12 | Toyota Motor Corp | 自動変速機の摩擦ライニング材 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101573614B (zh) * | 2007-01-02 | 2013-07-10 | 通用电气健康护理生物科学股份公司 | 分离介质浆料储罐 |
-
1978
- 1978-02-23 JP JP1999678A patent/JPS54112379A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0193633A (ja) * | 1987-10-01 | 1989-04-12 | Toyota Motor Corp | 自動変速機の摩擦ライニング材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54112379A (en) | 1979-09-03 |
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