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JPS6231151B2 - - Google Patents
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JPS6231151B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6231151B2
JPS6231151B2 JP14783381A JP14783381A JPS6231151B2 JP S6231151 B2 JPS6231151 B2 JP S6231151B2 JP 14783381 A JP14783381 A JP 14783381A JP 14783381 A JP14783381 A JP 14783381A JP S6231151 B2 JPS6231151 B2 JP S6231151B2
Authority
JP
Japan
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card
lever
rotation
lock member
plate
Prior art date
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Application number
JP14783381A
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JPS5850262A (ja
Inventor
Hiroshi Masachika
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Kumahira Safe Co Inc
Original Assignee
Kumahira Safe Co Inc
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Publication date
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Publication of JPS5850262A publication Critical patent/JPS5850262A/ja
Publication of JPS6231151B2 publication Critical patent/JPS6231151B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、銀行等金融機関の現金自動預入
機、現金自動引出機等の設置された室、あるいは
夜間金庫の投入口室等の出入口扉に適した、カー
ドによつて解施錠可能とした新規な施錠装置に関
する。
現金自動預入機、現金自動引出機等の設置され
た室、あるいは夜間金庫の投入口室等の出入口扉
は、利用者の為に開放されており施錠するように
なつていないのが現状である。その為、利用者で
ない者すなわち金融機関と契約関係にない者の上
記室への出入りが自由であり、安全上好ましくな
いものであつた。また金融機関が現金の出納を行
つていない時間や日にも営業している商店等は、
そのような日時にも現金の出納を望んでいるが、
上記の様な安全上の理由により現金自動預入機、
現金自動引出機等の利用はできないものであつ
た。
その為、現金自動預入機、現金自動引出機の設
置された室や夜間金庫の投入口室等の出入口扉を
解施錠可能なものとし、該解施錠の為に契約者に
予めその鍵を預け渡しておくことが考えられる。
しかし、契約者の全てに鍵を預け渡すことは、契
約者の数が多い場合には困難なことであり、従つ
て上記の様に解施錠可能な出入口扉を設けること
はなかなか出来難いものであつた。
本発明は上記の点及び自動預入機等にカードが
用いられている現状に着目して、自動預入機等が
設置された室の出入口扉の解施錠をカードによつ
て行うことができるようにし、望ましくは現金自
動預入機等に用いられているカードと、該自動預
入機等の設置された室の出入口扉の解施錠を行う
為のカードとを併用し得るよう、カードを用いる
施錠装置を提供する目的でなしたものであるが必
ずしも併用しなくともよい。加えて、カードによ
る解施錠装置の場合には、カード読取装置を設置
しており電気系統を必要とし、その為停電時には
解施錠が行えないという欠点があつたが、本発明
は、停電時にも解施錠が行い得るカードを用いる
施錠装置を提供することも目的としている。
この目的の為本発明は、一端縁から切込みを形
成したカードと、該カード挿入時にカードの切込
みに適合するカードストツパと、カードの正誤を
確認するカード読取装置と、該カード読取装置の
動作により対向配置したソレノイドの引き付け作
用によつて回動動作のうち解錠位置へ回動するレ
バーロツク部材と、該レバーロツク部材の回動動
作によりレバーロツク部材と係脱する装置不動部
に回動自在に軸支したレバーと、回動自在で錠前
の閂と係脱し常時は施錠位置への自動復帰の為め
のスプリング弾圧力が与えられた掛金と、該掛金
の回動により開閉成するスイツチとからなり、上
記レバーの回動と掛金の回動とを連繋させ、上記
掛金の回動により開閉成するスイツチの開閉何れ
かの作動により上記ソレノイドによる引き付け作
用を解除して上記レバーロツク部材の解錠位置か
ら原位置へ復帰する回動々作を行わせるように
し、錠前をナイトラツチ式自動締り錠としたこと
を特徴とし、また前記カードに側端の一部を切欠
いた切欠部を設け、該カードの切欠部を形成した
側の側端で切欠いていない側端縁に当接しカード
の挿入、引抜きにより回動自在に装置不動部に軸
支した始動アームと、該始動アームに一端を係脱
可能に、他端を後記交換板の一端に該交換板と互
いに回動自在に軸支し、上記始動アームとの係合
時には始動アームの回動に連繋し摺動する係止板
と、挿入したカードの先端縁に係合しカードの挿
入、引抜きにより回動可能で、且つ該回動により
上記係止板の摺動を阻止、許容する装置不動部に
軸支した係止板ロツク部材と、前記係止板と回動
可能に軸支した端と反対端を前記レバーロツク部
材の回動を担うよう連繋させるとともに略中央部
を装置不動部に回動可能に軸支し、且つレバーロ
ツク部材の前記レバーの回動を阻止する方向への
回動を許容する方向へ強制回動力を与えてある交
換板と、前記レバーロツク部材と係脱して該レバ
ーロツク部材の回動動作を阻止、許容し且つ前記
レバーと係脱して係合時には該レバーの回動によ
り上記レバーロツク部材との係合を解くととも
に、レバーロツク部材と係合する方向への強制回
動力を与えてある装置不動部に回動自在に軸支し
た操作板と、前記係止板の回動動作により上記操
作板の回動動作を行う係止板と操作板とを連結し
た連結部材と、前記カードストツパ、カード読取
装置、掛金及び該掛金の回動により開閉成するス
イツチとからなり、レバーの回動と掛金の回動と
を連繋させ、上記掛金の回動により開閉成するス
イツチの開閉何れかの作動により上記ソレノイド
による引き付け作用を解除して上記レバーロツク
部材の解錠位置から原位置へ復帰する回動動作を
行わせるようにし、前記係止板と始動アームとの
係脱を電気的に行い且つ通電しないときは係合す
るようにし、そして錠前をナイトラツチ式自動締
り錠としたことを特徴としており、さらに上記係
止板と操作板とを連結した連結部材を設けずに、
操作板の回動動作を電気的に行い且つ通電しない
ときは該操作板に与えた強制回動力により上記レ
バーロツク部材と係合するようにしたことも特徴
としている。
以下図示した好ましい実施例に基づいて本発明
施錠装置の詳細を説明する。
図中1が、予め利用者に預け渡してある本発明
施錠装置の解施錠を行う為のカードで、挿入口2
から挿入して解錠を行うものである。カード1
は、一端縁からカード1の中央部に向かつて切込
み3を形成してある。図中4がカードストツプ
で、上記カード1の挿入時に切込み3に適合する
よう装置に固設したもので、カード1が正規の切
込み3を有するものでなければ適合しないこと勿
論である。また、カード1には予め暗号符号を記
憶させてある。
図中6がレバーロツク部材で、装置不動部に回
動自在に軸支7してあり、第1図及び第3図にお
いて、図上時計回り方向の回動が出入口扉5の開
扉を許容するものである。本実施例では、この出
入口扉5の開扉を許容する方向への回動をソレノ
イド8に担わせている。即ち、挿入されたカード
1の記憶した暗号符号と例えば利用者が押釦(図
示せず)操作により入力した暗号符号とが一致す
るか否かカード1の正誤を確認し作動するカード
読取装置9により、上記ソレノイド8が作動して
レバーロツク部材6を引き付けるのである。また
本実施例では、ソレノイド8が作動していないと
きは、上記出入口扉5の開扉を許容する方向へレ
バーロツク部材6が回動しないように、スプリン
グ10の弾性力でソレノイド8から離れた位置即
ち原位置に位置するようにし、出入口扉5の開扉
を阻止するようにしてある。
図中12が上記レバーロツク部材6と係脱する
レバーで、後述する掛金の回動と連繋し回動する
ようなしてある。このレバー12が上記レバーロ
ツク部材6と係合している位置にあるときは、レ
バー12の回動は阻止された状態にあり、従つて
レバー12に連繋している掛金の回動も阻止され
て出入口扉5を開扉することができない。
図中13が掛金で、断面略L字形をして一端を
装置不動部に回動自在に軸支し、上記レバー12
と連繋して回動可能としてあり、該回動により自
由端部が出入口扉5の閂14の先端と係脱するよ
うにしてある。この掛金13の回動は、自由端部
が閂14の先端と係合している為出入口扉5の開
扉の動作により行われるが、この際前記レバーロ
ツク部材6とレバー12との係合が解かれている
状態になければ該掛金13は回動することができ
ず、従つて出入口扉5も開扉することができな
い。図中15が上記掛金13の回動により開閉成
するマイクロスイツチで、その端子16の先端を
掛金13の側面に当接させてあり、出入口扉5の
開扉による掛金13の回動により端子16が押し
込められてマイクロスイツチ15が閉成するよう
にしてある。このマイクロスイツチ15の閉成に
より前記ソレノイド8が作動を停止するように構
成してある。そして、出入口扉の開扉動作の途中
において上記掛金13と閂14の係合が解かれる
と、掛金13は原位置すなわち施錠位置に復帰す
るようその回転軸に周知の巻きバネ(図示せず)
によつてスプリング弾性力を与えてある。本実施
例においては、マイクロスイツチ15の端子16
にもスプリング弾性力を付与してあり、この端子
16の先端に掛金13を当接させてあるから、端
子16が掛金13を押し戻すようにして掛金13
の軸に巻いた巻きバネの復帰作用と相俟つて、原
位置への復帰動作を担わせてある。上記スプリン
グ弾性力は掛金13の軸に巻いた巻きバネだけで
もよいし、端子16に付与したスプリングの弾性
力だけでもよい。そして、この掛金13の原位置
への復帰即ち端子16の掛金13を押し戻す動作
により、上記マイクロスイツチ15が開成するよ
うになしてある。
また、本実施例では上記レバー12と掛金13
との連繋を掛金13の上端面に突設したピン17
を介して行つている。すなわち、出入口扉5の開
扉により掛金13が回動すると、ピン17がレバ
ー12の側面に当接しながら即ちレバー12を回
動させながら回動する。反対に掛金13がマイク
ロスイツチ15の端子16に押し戻されて回動す
る場合にも、ピン17はレバー12の側面に当接
して回動するのでレバー12も掛金13と共に回
動することになる。この掛金13とレバー12と
の連繋はこの様なものでなく、掛金13とレバー
12とを一体化して形成したものであつてもよい
ことは勿論である。
図中21は始動アームで、装置不動部に回動自
在に軸支22してある。この始動アーム21の回
動は、挿入したカード1の側端面に当接し行われ
るもので、その為一部を曲げ成形し、この曲り部
にカード1の側端面が当接するようにしてある。
そして、圧縮コイルばね23により常時カード1
と当接する方向に始動アーム21が回動するよ
う、その復元力を与えてある。従つて始動アーム
21は、カード1を挿入した場合にはその挿入が
圧縮コイルばね23の復元力に抗して、第2図に
おいて一点鎖線で示す位置まで時計回り方向に回
動し、カード1を引抜けば実線で示す位置まで反
時計回り方向に回動するものである。
そして、図中24が係止板で、その一端が上記
始動アーム21の回動域を占位−避退することに
より始動アーム21と係脱可能となしてあり、他
端を後記交換板と互いに回動自在に軸支25して
ある。すなわち、上記始動アーム21との係脱動
作は、軸25を中心とした回動により行われる。
さらに該係止板24は、その一端が始動アーム2
1と係合しているときには、始動アーム21の回
動により摺動可能となしてある。本実施例では、
係止板24に長孔26を形成し、該長孔26に遊
挿するピン27を有するロータリソレノイド28
と前記軸25とにより両端を支持し、且つ長孔2
6内をピン27が移動し得るようにして係止板2
4の摺動を可能としている。また、ロータリソレ
ノイド28が、第1図上時計回り方向に回動する
ことにより、係止板24と始動アーム21との係
合を解き、係合が解かれた状態から反時計回り方
向に回動すると始動アーム21と係合可能とな
り、即ち原位置に復帰する。そして、係止板24
には係止板ロツク部材30と係脱し得る切欠29
を形成してある。
係止板ロツク部材30は、略コ字形状をした板
材で、コ字形の上側端部を下方に指向し突起した
突起部31を形成してあり、この突起部31のコ
字形の開いている側の端面を、コ字形の外方に傾
斜した傾斜面32としてある。そして、挿入する
カード1の挿入移動域に上記突起部31が占位
し、且つコ字形の下側端部が前記係止板24の切
欠29と係合する位置に、自重により常時位置付
くように位置付け、カード1を挿入した場合に
は、カード1の先端縁が上記突起部31の傾斜面
32に当接し、さらにカード1を挿入することに
より、係止板ロツク部材30のコ字形の内部にカ
ード1を受け入れるよう、該係止板ロツク部材3
0が回動可能に装置不動部に軸支33してある。
而も、この回動動作による係止板ロツク部材30
と係止板24の切欠29との係合が解かれるよう
になしてある。つまり、前記した係止板24の始
動アーム21の回動に伴われた摺動動作は、係止
板ロツク部材30と係止板24の切欠29とが係
合しているときは阻止されており、係合が解除さ
れたときには、該摺動は許容されることになる。
始動アーム21と係止板24とが係合状態にあ
るとき、即ち始動アーム21の回動に伴われて係
止板24が摺動し得る状態にある場合であつて
も、係止板ロツク部材30の係止板24への係合
により、該摺動は阻止されているから、この摺動
を許容する為にはカード1の側端面が始動アーム
21に当接する前に係止板ロツク部材30の係止
板24への係合を解除してやらなければならな
い。その為、カード1の始動アーム21と当接す
る側の側端縁をカード1先端から適宜な長さに切
欠いて、切欠部34としてある。この切欠部34
の長さは、カード1の挿入の際に、先ずカード1
の先端縁が係止板ロツク部材30の突起部31と
係合し係止板ロツク部材30の係止板24への係
合を解除した後、即ち係止板24の摺動動作を許
容した後、カード1の切欠部34でない部分の側
端縁が始動アーム21に当接するようにした長さ
であればよい。また、係止板ロツク部材30の突
起部31を設けた端部を、挿入口2に向かつて充
分張り出しておけば、カード1の先端縁が突起部
31を押し上げ係止板24の摺動を許容した後、
カード1の先端縁からカード1の側端面と始動ア
ーム21との当接を開始させることも可能で、こ
の場合には切欠部34を形成する必要がないこと
勿論である。
図中35が前記係止板24と互いに回動可能に
軸支25した交換板で、その略中央部を装置不動
部に回動可能に軸支36してある。そして軸支2
5端と反対端部に可撓性部材37を突設してあ
り、該可撓性部材37に前記レバーロツク部材6
を載置し、可撓性部材37の交換板35に伴われ
た第1図上反時計回り方向の回動によりレバーロ
ツク部材6が回動するよう連繋してある。この可
撓性部材37とレバーロツク部材6との連繋は、
本実施例に示すように、レバーロツク部材6に係
合ピン38を突設し該係合ピン38を上記可撓性
部材37に載置するようにして連繋させておけば
望ましい。そして、この交換板35にはその軸3
6にスプリング39を捲装し、上記レバーロツク
部材6が前記レバー12と係合して該レバー12
の回動を阻止するよう、即ちレバーロツク部材6
が原位置に位置する方向に回動することを許容す
る方向への強制回動力を与えてある。なお、本実
施例では上記可撓性部材37としてピアノ線を用
いている。
操作板41は、略L字形に形成してあり一端に
前記レバーロツク部材6の係合ピン38の先端部
を載置する少なくとも一段の段部42を形成し、
他端を後記連結部材と互いに回動自在に軸支44
してあり、略中央部を装置不動部に回動自在に軸
支45してある。上記段部42は、それにレバー
ロツク部材6の係合ピン38を載置しているとき
はレバーロツク部材6がレバー12と係合しない
よう、即ちレバー12の回動を許容するようなし
てある。操作板41には、該段部42がレバーロ
ツク部材6の係合ピン38を載置し得る位置に位
置付くよう、その軸45にスプリング46を捲装
し強制回動力を付与してある。またレバーロツク
部材6が原位置にあるときには、その係合ピン3
8に操作板41の側端面が当接し、上記強制回動
力による操作板41の回動は阻止されることにな
る。さらに操作板41には、係合腕43を設けて
あり、出入口扉5の開扉によるレバー12の回動
が、上記係合腕43を押して操作板41を、該操
作板41に付与した強制回動力に抗して回動させ
得るよう、上記レバー12と係合腕43とが係合
するようになしてある。
図中47が連結部材で、一端を上記操作板41
と互いに回動自在に軸支44してあり、他端を前
記ロータリソレノイド28の有するピン27に連
繋させ、該ピン27を介して前記係止板24と上
記操作板41とを連結している。係止板24がロ
ータリソレノイド28の動作により軸25を中心
に回動すると、該回動を連結部材47が操作板4
1に伝えることになる。すなわち、係止板24が
回動すると操作板41は、スプリング46により
操作板41に付与された強制回動力に抗して軸4
5を中心に回動することになる。
第7図及び第8図は、前記操作板41の回動を
ロータリソレノイド50の動作にピン連繋54さ
せて担わせた場合を表わしてあり、同図中51が
操作板、52が段部、53が係合腕を示してお
り、装置不動部に回動自在に軸支55してあり、
該軸55にスプリング56を捲装させて強制回動
力を与えてある。そして、ロータリソレノイド5
0に操作板51の回動を担わせた場合には、前記
連結部材47を設ける必要はない。
図中57が出入口扉5の把持部で、利用者が該
把持部57を把持して手前に引けば出入口扉5は
開扉する。そして、出入口扉5はそれを設けた現
金自動預入機等を設置した室の内側からは自由に
開扉することができるよう、即ちナイトラツチ式
の扉で且つ掛金13が原位置に復帰した後でも閂
14が自動的に施錠することができる自動締り錠
としてある。
以上により本発明施錠装置の構成が明らかとな
つたので、以下に動作の詳細を説明する。
所定の時刻になると装置のメインスイツチを入
れて装置に通電することになるが、これによりロ
ータリソレノイド28が図上時計回り方向に回動
し、係止板24と始動アーム21との係合を解く
ことになる。すなわち、第3図において、実線で
示す位置から破線で示す位置まで軸25を中心と
して回動することになる。この回動により係止板
24と始動アーム21との係合が解かれると同時
に、係止板24と係止板ロツク部材30との係合
が解かれ、さらに係止板24の回動が連結部材4
7を介して操作板41に伝えられるから、操作板
41も軸45を中心にして第4図上実線で示す位
置から一点鎖線で示す位置まで回動することにな
る。
この状態でカード1が挿入口2から挿入される
と、カード1が正規の切込み3を有するものであ
る場合には、カード1の先端縁がカードストツパ
4に突当ることなく最奥部まで挿入される。そし
て、利用者が押釦操作により入力した暗号符号と
予めカード1が記憶した暗号符号とが一致した場
合には、カード読取装置9が作動しソレノイド8
が作動する。このソレノイド8の作動により、レ
バーロツク部材6がソレノイド8に引き寄せられ
て、第3図上実線で示す位置から一点鎖線で示す
位置まで軸7を中心に回動し、レバー12の回動
域内から避退して該レバー12の回動を許容する
ことになる。該レバー12の回動を許容すること
は掛金13の回動を許容することになり、その為
出入口扉5は開扉可能となる。利用者は、把持部
57を把持して手前に引けば開扉動作により掛金
13が回動して、掛金13と閂14の先端との係
合が解かれるので、出入口扉5を開扉することが
できる。この開扉動作の途中で、掛金13の回動
により該掛金13の側面に先端を当接したマイク
ロスイツチ15の端子16が押し込められ、マイ
クロスイツチ15は閉成する。これによりソレノ
イド8はその作動を停止して、レバーロツク部材
6の拘束を解くから、レバーロツク部材6はスプ
リング10の復元力により原位置に復帰回動する
ことになる。しかし、レバー12は回動動作の途
中にあり、レバーロツク部材6の下位に位置して
いるから、レバーロツク部材6はレバー12に当
接するまで復帰回動する。そして、出入口扉5が
開扉され掛金13と閂14との係合が解かれる
と、マイクロスイツチ15の端子16に付与した
スプリング弾性力が、掛金13を原位置に復帰さ
せるよう作用し、該掛金13の原位置への復帰に
伴われてレバー12も上記レバーロツク部材6と
係合する位置に回動復帰する。利用者は、カード
1を挿入口2から引抜き、自動預入機等が設置さ
れた室に入室し、出入口扉5を閉扉すれば自動締
り錠により施錠され、室外からは上記した正規の
動作を行なわなければ出入口扉5は開扉すること
ができず、現金自動預入機等の操作を安全に行う
ことができる。また、利用者が出入口扉5を確実
に閉扉しなければ現金自動預入機等が作動しない
ようにしておけば好ましく、さらに現金自動預入
機等の操作中には、他の利用者が出入口扉5の正
規の開扉操作を行つた場合でも、開扉することが
できないようにしておけば、安全上より好まし
い。
そして、退室の際は出入口扉5の錠前がナイト
ラツチ式なので、室内側からは開扉することがで
きる。
以上の動作は装置に通電した状態にある場合
で、ロータリソレノイド28の作動により始動ア
ーム21、係止板24、係止板ロツク部材30及
び交換板35等は、出入口扉5の開扉の妨げとな
ることはない。また操作板41も係止板24の回
動に連繋して回動し、レバーロツク部材6の係合
ピン38と係合することがない。この係止板24
の回動を操作板41に伝える働きをするのが連結
部材47であり、該連結部材47を設ける必要を
なくした場合を、第7図及び第8図に示すもので
ある。すなわち、前記した所定の時刻のメインス
イツチの操作により、ロータリソレノイド28の
作動と同時にロータリソレノイド50も作動し
て、操作板51を回動させ係合ピン38に何らの
拘束を与えないようにするものである。
さて、次に何らかの原因で装置への給電が断た
れた時、即ち停電時における本発明施錠装置の動
作について説明する。停電時においては、ロータ
リソレノイド28は作動しないので、カード1を
挿入しないときの各構成部材は、各図において実
線で示す位置関係にある。
そして、挿入したカード1が正規の切欠部34
を形成したものであれば、挿入して行くにしたが
つて、先ずカード1の先端縁が係止板ロツク部材
30の突起部31に突き当る。さらに、該突起部
31の傾斜面32に沿つてカード1の挿入が進行
して行くことになり、ついには突起部31の下端
面がカード1の上面に載置することになる。すな
わち、カード1の進行とともに突起部31が上方
に持ち上げられ、第6図上一点鎖線で示す位置ま
で、軸33を中心にして回動するのである。この
係止板ロツク部材30の回動により、その下端面
も上方に持ち上げられ、従つて係止板24への係
合が解かれ、係止板24は摺動可能な状態とな
る。この係止板24の係合を解くまでは、カード
1の挿入は切欠部34の長さに相当する距離だけ
が進行していくだけで、従つてカード1の側端面
は未だ始動アーム21と当接していない。
上述のように係止板ロツク部材30の係止板2
4への係合が解かれた後、カード1の挿入を進行
していくと、カード1の側端面で切欠部34でな
い部分が始動アーム21との当接を開始し、更に
挿入して行くと、ついには始動アーム21は第2
図上一点鎖線で示す位置まで軸22を中心に回動
する。
この始動アーム21を回動させるカード1の挿
入が適正に行なわれる為には、カード1に形成し
た切込み3の位置及び長さが、装置に固設したカ
ードストツパ4に適合するものでなければならな
いし、また始動アーム21が適正に回動する為に
はカード1の切欠部34の長さが適正なものでな
ければならない。すなわち、切込み3がカードス
トツパ4と適合しないものであれば、カード1の
先端縁がカードストツパ4に当接した時点で挿入
はできなくなる。切欠部34の長さが短かけれ
ば、係止板ロツク部材30の係止板24への係合
を解く前に、カード1の切欠いていない側端面が
始動アーム21に当接するのでカード1の挿入は
そこで停止してしまう。また切欠部34の長さが
長ければ、始動アーム21を回動させることはで
きないか、あるいは各構成部材の後述する動作を
充分行い得るまでの回動を始動アーム21に与え
ることができない。したがつて、カード1の切込
み3及び切欠部34との形状によつて、カード1
の暗号とすることができる。
カード1の挿入により始動アーム21が適正な
回動を行うと、係止板24の一端は始動アーム2
1の回動域内に占位したままであり、また係止板
ロツク部材30が係止板24の摺動を許容する位
置にあるので、この始動アーム21の回動に伴わ
れて係止板24は第3図上一点鎖線で示す位置ま
で移動することになる。さらに、この係止板24
の移動は、交換板35を第3図上一点鎖線で示す
位置まで軸36を中心に回動させることになり、
該交換板35の回動はそれと連繋したレバーロツ
ク部材6を、第3図上実線示す位置から一点鎖線
で示す位置まで軸7を中心に回動させることにな
る。上記交換板35とレバーロツク部材6との連
繋は、該交換板に突設した可撓性部材37にレバ
ーロツク部材6に設けた係合ピン38を載置さて
連繋してあるから、装置を組立てる際に多少の組
立誤差が生じても動作する上で支障はない。
操作板41は、カード1が挿入される前にあつ
ては第4図上実線で示す位置にあり、スプリング
46により強制回動力が付与されているものの、
該操作板41の側端面がレバーロツク部材6に設
けた係合ピン38に当接して、それ以上の回動は
阻止された状態にある。そして、カード1が挿入
され上述の様にレバーロツク部材6が回動する
と、係合ピン38は第4図上一点鎖線で示す位置
に位置付き、該係合ピン38の動きにより操作板
41は、それに付与された強制回動力によつて、
第4図上二点鎖線で示す位置まで回動する。すな
わち、操作板41に形成した段部42が係合ピン
38を確保し、レバーロツク部材6が原位置に回
動復帰するのを阻止する。この係合ピン38を操
作板41の段部42が確保した状態でカード1を
挿入口2から引抜くと、交換板35に付与された
スプリング39による強制回動力により、交換板
35、係止板24、始動アーム21及び係止板ロ
ツク部材30は、実線で示す位置に移動するが、
レバーロツク部材6は、第3図上一点線で示す位
置に依然として位置していることになる。カード
1の引抜きが可能であることを利用者に知らせる
為に、上記操作板41の第4図上実線位置から二
点鎖線位置までの回動を、リンク機構等を用いて
カード1の先端縁に伝え、カード1を挿入口2か
ら僅かに飛び出すようにしておくことも可能であ
る。
レバーロツク部材6が上記の位置にあるときは
レバー12との係合を解いた位置にあり、従つて
出入口扉5は開扉可能となる。
そして、利用者が出入口扉5を開扉すると、該
開扉の動作によりレバー12が回動する。このレ
バー12の回動により、該レバー12と係合する
操作板41に設けた係合腕43を押して、操作板
41を回動させ係合ピン38を確保した状態を解
き、操作板41が第4図上実線で示す位置に位置
付くことになる。利用者が所用を済ませて出入口
扉5を閉扉すれば、施錠装置は次の操作の為に待
機することになる。
操作板の回動をロータリーソレノイド50に担
わせた場合にも、停電時には該ロータリソレノイ
ド50が作動することがなく、この場合にも操作
板51は上述の操作板41と同様に、係合ピン3
8を段部52で確保し、またレバー12の回動に
より係合腕53がレバー12に押されて上記係合
ピン38を確保した状態を解くものである。
叙上の如く本発明施錠装置は、カードの形状が
正規なもので且つカードの暗号符号が正しいもの
である場合に動作するカード読取装置の作動に出
入口扉の開扉を担わせたから、カードを用いて該
出入口扉の錠前の解施錠をすることができる。又
現金自動預入機、現金自動引出機の設置された
室、あるいは夜間金庫の投入口室等の出入口扉の
解施錠装置に使用した場合に、該自動預入機等に
用いられるカードと出入口扉の錠前の解施錠に用
いるカードとを併用することもでき、有利な出入
口扉の解施錠装置とすることができた。また始動
アーム、係止板、係止板ロツク部材及び交換板を
設けることによつて、停電時でも正規の形状を有
するカードであれば、解錠操作し得るようにした
から、実用性の極めて高いものとした効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部を断面して表わす本発明施錠装置
の正面図、第2図は平面図で、同じく一部を断面
して表わしてある。第3図は本発明施錠装置の動
作を示す正面図で、一部を断面して表わしてあ
る。第4図は、第1図における−線に沿つて
示す断面図である。第5図は第1図における−
矢視図で、扉の閂を併わせて示してある。第6
図は、第1図における−線に沿つて示す断面
図である。第7図は、本発明施錠装置の要部の一
実施例の右側面図で、第8図は同じく正面図であ
る。 1……カード、3……切込み、4……カードス
トツパ、5……出入口扉、6……レバーロツク部
材、8……ソレノイド、9……カード読取装置、
10……スプリング、12……レバー、13……
掛金、14……閂、15……マイクロスイツチ、
21……始動アーム、24……係止板、28……
ロータリソレノイド、30……係止板ロツク部
材、34……切欠部、35……交換板、37……
可撓性部材、38……係合ピン、41……操作
板、43……係合腕、47……連結部材、50…
…ロータリソレノイド、51……操作板、53…
…係合腕。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一端縁から切込みを形成したカードと、該カ
    ード挿入時にカードの切込みに適合するカードス
    トツパと、カードの正誤を確認するカード読取装
    置と、該カード読取装置の動作により対向配置し
    たソレノイドの引き付け作用によつて回動動作の
    うち解錠位置へ回動するレバーロツク部材と、該
    レバーロツク部材の回動動作によりレバーロツク
    部材と係脱する装置不動部に回動自在に軸支した
    レバーと、回動自在で錠前の閂と係脱し常時は施
    錠位置への自動復帰の為のスプリング弾圧力が与
    えられた掛金と、該掛金の回動により開閉成する
    スイツチとからなり、上記レバーの回動と掛金の
    回動とを連繋させ、上記掛金の回動により開閉成
    するスイツチの開閉何れかの作動により上記ソレ
    ノイドによる引き付け作用を解除して上記レバー
    ロツク部材の解錠位置から原位置へ復帰する回動
    動作を行わせるようにし、錠前をナイトラツチ式
    自動締り錠としたことを特徴とするカードを用い
    る施錠装置。 2 一端縁から切込みを形成し且つ側端の一部を
    切欠いた切欠部を有するカードと、カード挿入時
    に上記カードの切込みに適合するカードストツパ
    と、カードの正誤を確認するカード読取装置と、
    該カード読取装置の動作により対向配置したソレ
    ノイドの引き付け作用によつて回動動作のうち解
    錠位置へ回動するレバーロツク部材と、該レバー
    ロツク部材の回動動作によりレバーロツク部材と
    係脱する装置不動部に回動自在に軸支したレバー
    と、回動自在で錠前の閂と係脱し常時は施錠位置
    への自動復帰の為のスプリング弾圧力が与えられ
    た掛金と、該掛金の回動により開閉成するスイツ
    チと、前記カードの切欠部を形成した側の側端で
    切欠いていない側端縁に当接しカードの挿入、引
    き抜きにより回動自在に装置不動部に軸支した始
    動アームと、該始動アームに一端を係脱可能に、
    他端を後記交換板の一端に該交換板と互いに回動
    自在に軸支し、上記始動アームとの係合時には始
    動アームの回動に連繋し摺動する係止板と、挿入
    したカードの先端縁に係合しカードの挿入、引き
    抜きにより回動可能で、且つ該回動により上記係
    止板の摺動を阻止、許容する装置不動部に軸支し
    た係止板ロツク部材と、前記係止板と回動可能に
    軸支した端と反対端を前記レバーロツク部材の回
    動を担うよう連繋させるとともに略中央部を装置
    不動部に回動可能に軸支し、且つレバーロツク部
    材の前記レバーの回動を阻止する方向への回動を
    許容する方向へ強制回動力を与えてある交換板
    と、前記レバーロツク部材と係脱して該レバーロ
    ツク部材の回動動作を阻止、許容し且つ前記レバ
    ーと係脱して係合時には該レバーの回動により上
    記レバーロツク部材との係合を解くとともに、レ
    バーロツク部材と係合する方向への強制回動力を
    与えてある装置不動部に回動自在に軸支した操作
    板と、前記係止板の回動動作により上記操作板の
    回動動作を行う、係止板と操作板とを連結した連
    結部材とからなり、前記レバーの回動と掛金の回
    動とを連繋させ、上記掛金の回動により開閉成す
    るスイツチの開閉何れかの作動により上記ソレノ
    イドによる引き付け作用を解除して上記レバーロ
    ツク部材の解錠位置から原位置へ復帰する回動動
    作を行わせるようにし、前記係止板と始動アーム
    との係脱を電気的に行い且つ通電しないときは係
    合するようにし、そして錠前をナイトラツチ式自
    動締り錠としたことを特徴とするカードを用いる
    施錠装置。 3 一端縁から切込みを形成し且つ側端の一部を
    切欠いた切欠部を有するカードと、カード挿入時
    に上記カードの切込みに適合するカードストツパ
    と、カードの正誤を確認するカード読取装置と、
    該カード読取装置の動作により対向配置したソレ
    ノイドの引き付け作用によつて回動動作のうち解
    錠位置へ回動するレバーロツク部材と、該レバー
    ロツク部材の回動動作によりレバーロツク部材と
    係脱する装置不動部に回動自在に軸支したレバー
    と、回動自在で錠前の閂と係脱し常時は施錠位置
    への自動復帰の為のスプリング弾圧力が与えられ
    た掛金と、該掛金の回動により開閉成するスイツ
    チと、前記カードの切欠部を形成した側の側端で
    切欠いていない側端縁に当接しカードの挿入、引
    き抜きにより回動自在に装置不動部に軸支した始
    動アームと、該始動アームに一端を係脱可能に、
    他端を後記交換板の一端に該交換板と互いに回動
    自在に軸支し、上記始動アームとの係合時には始
    動アームの回動に連繋し摺動する係止板と、挿入
    したカードの先端縁に係合しカードの挿入、引き
    抜きにより回動可能で、且つ該回動により上記係
    止板の摺動を阻止、許容する装置不動部に軸支し
    た係止板ロツク部材と、前記係止板と回動可能に
    軸支した端と反対端を前記レバーロツク部材の回
    動を担うよう連繋させるとともに略中央部を装置
    不動部に回動可能に軸支し、且つレバーロツク部
    材の前記レバーの回動を阻止する方向への回動を
    許容する方向へ強制回動力を与えてある交換板
    と、前記レバーロツク部材の回動動作域内を占
    位、避退して該レバーロツク部材の回動動作を阻
    止、許容し且つ自身の回動動作も該レバーロツク
    部材に阻止、許容される、装置不動部に軸支する
    とともにレバーロツク部材の前記レバーの回動を
    阻止する方向への回動を該レバーロツク部材と係
    合して阻止する方向に強制回動力を与えてある操
    作板とからなり、前記レバーの回動と掛金の回動
    とを連繋させ、上記掛金の回動により開閉成する
    スイツチの開閉何れかの作動により上記ソレノイ
    ドによる引き付け作用を解除して上記レバーロツ
    ク部材の解錠位置から原位置へ復帰する回動動作
    を行わせるようにし、前記係止板と始動アームと
    の係脱を電気的に行い且つ通電しないときは係合
    するようにし、前記操作板の回動動作を電気的に
    行い且つ通電しないときは上記強制回動力により
    上記レバーロツク部材と係合するようにし、そし
    て錠前をナイトラツチ式自動締り錠としたことを
    特徴とするカードを用いる施錠装置。
JP14783381A 1981-09-21 1981-09-21 カ−ドを用いる施錠装置 Granted JPS5850262A (ja)

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JPS5850262A JPS5850262A (ja) 1983-03-24
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