JPS6233426B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6233426B2 JPS6233426B2 JP15769480A JP15769480A JPS6233426B2 JP S6233426 B2 JPS6233426 B2 JP S6233426B2 JP 15769480 A JP15769480 A JP 15769480A JP 15769480 A JP15769480 A JP 15769480A JP S6233426 B2 JPS6233426 B2 JP S6233426B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- cooling
- passage
- cooling medium
- crosshead pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F3/00—Pistons
- F02F3/16—Pistons having cooling means
- F02F3/20—Pistons having cooling means the means being a fluid flowing through or along piston
- F02F3/22—Pistons having cooling means the means being a fluid flowing through or along piston the fluid being liquid
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はクロスヘツドタイプの内燃機関におけ
るピストンの冷却方法および装置に係るものであ
る。
るピストンの冷却方法および装置に係るものであ
る。
内燃機関は、そのピストンとクランク軸との連
結構成により、ピストンとクランク軸を連接棒で
直接連結したトランクピストンタイプの内燃機関
と、ピストンと連接棒の間にピストン棒、クロス
ヘツドピンを介在させて、連接棒をクランク軸に
連結したクロスヘツドタイプの内燃機関とに分類
される。そして、一般に、前者は中小型の中高速
機関の構成となつており、後者は大型低速機関の
構成となつている。
結構成により、ピストンとクランク軸を連接棒で
直接連結したトランクピストンタイプの内燃機関
と、ピストンと連接棒の間にピストン棒、クロス
ヘツドピンを介在させて、連接棒をクランク軸に
連結したクロスヘツドタイプの内燃機関とに分類
される。そして、一般に、前者は中小型の中高速
機関の構成となつており、後者は大型低速機関の
構成となつている。
いずれのタイプにおいても、設計上、最も注意
を要する所は、燃焼室まわりであり、特に、ピス
トンは、その頭部が燃焼室の触火面となり、熱負
荷を受けると同時に爆発圧力を受けるため、設計
上、運転管理上、最も注意を払うべき所である。
を要する所は、燃焼室まわりであり、特に、ピス
トンは、その頭部が燃焼室の触火面となり、熱負
荷を受けると同時に爆発圧力を受けるため、設計
上、運転管理上、最も注意を払うべき所である。
そこで、従来からピストン頭部の熱負荷を軽減
するため、ピストンの内部を清水又は油等を循環
させて冷却することにより、ピストン頭部の強度
を維持していた。
するため、ピストンの内部を清水又は油等を循環
させて冷却することにより、ピストン頭部の強度
を維持していた。
ところが、近年、内燃機関のコンパクト化が要
求されることに伴つて、単筒出力(1シリンダ当
りの馬力)が増大し、益々ピストンの熱負荷は厳
しくなり、従来の清水又は油のみを循環する方法
では不充分となつて来た。
求されることに伴つて、単筒出力(1シリンダ当
りの馬力)が増大し、益々ピストンの熱負荷は厳
しくなり、従来の清水又は油のみを循環する方法
では不充分となつて来た。
即ち、冷却清水又は冷却油の増量は供給圧力増
大となり、内燃機関に特別なポンプを必要とし、
また、清水冷却の場合は、流量が増大すると、ピ
ストン内部の冷却径路は形状が複雑であるため、
流速が変化する場所でのキヤビテーシヨンやエロ
ージヨンを発生する。油冷の場所は、清水に比べ
て除去熱量が劣る。
大となり、内燃機関に特別なポンプを必要とし、
また、清水冷却の場合は、流量が増大すると、ピ
ストン内部の冷却径路は形状が複雑であるため、
流速が変化する場所でのキヤビテーシヨンやエロ
ージヨンを発生する。油冷の場所は、清水に比べ
て除去熱量が劣る。
以上のような欠点があるため、トランクピスト
ンタイプで、かつ、4サイクル機関では、冷却媒
体中に気体を混入して、その撹拌効果により、冷
却効果が向上することが認められている。
ンタイプで、かつ、4サイクル機関では、冷却媒
体中に気体を混入して、その撹拌効果により、冷
却効果が向上することが認められている。
しかし、このように、シリンダ頭部に吸気弁を
持つた内燃機関では、ピストンより下部にガスが
到達しないので、ピストン内に冷却媒体と空気を
送り込む管を、ピストンの下面に直接取付けるこ
とが可能であるが、大型クロスヘツドタイプの内
燃機関では、ピストン下部が掃気室と連通してお
り、そのために、ピストン棒部をクランク室に合
流させないためのシールであるスタフイングボツ
クスが設けられているため、前記した方法と同一
の方法でピストン内部の冷却を実現することはで
きない。
持つた内燃機関では、ピストンより下部にガスが
到達しないので、ピストン内に冷却媒体と空気を
送り込む管を、ピストンの下面に直接取付けるこ
とが可能であるが、大型クロスヘツドタイプの内
燃機関では、ピストン下部が掃気室と連通してお
り、そのために、ピストン棒部をクランク室に合
流させないためのシールであるスタフイングボツ
クスが設けられているため、前記した方法と同一
の方法でピストン内部の冷却を実現することはで
きない。
なお、本発明の出願人会社では、クロスヘツド
タイプの内燃機関において、クロスヘツドピンと
ピストン棒の内部を通してピストン内部の冷却室
内に冷却油を送り込み、この冷却油に空気を混入
する場合に、クロスヘツドピンから送り出されて
来たピストン冷却済の冷却油の排出通路より、圧
縮空気を冷却油の流れに逆流させて送り込むこと
を行つたが、これでは、圧縮空気を混入させるの
が難しかつたし、冷却効果も充分ではなかつた。
タイプの内燃機関において、クロスヘツドピンと
ピストン棒の内部を通してピストン内部の冷却室
内に冷却油を送り込み、この冷却油に空気を混入
する場合に、クロスヘツドピンから送り出されて
来たピストン冷却済の冷却油の排出通路より、圧
縮空気を冷却油の流れに逆流させて送り込むこと
を行つたが、これでは、圧縮空気を混入させるの
が難しかつたし、冷却効果も充分ではなかつた。
本発明は、これらの欠点をなくすためのもので
あり、クロスヘツドタイプの内燃機関において、
ピストン棒内に、冷却油や冷却水などの冷却媒体
の通路と、空気などの気体を混入するための通路
を設けて、ピストン内の冷却室内で冷却媒体に気
体を混入させ、冷却媒体の撹拌性を増すことによ
り、冷却媒体を供給するポンプ系の圧力を増大さ
せることなく、冷却効果の増大を可能にしたもの
であり、その結果、高熱負荷を軽減させ、単筒出
力を増大させ、かつ、ピストンの寿命を増大させ
うるようにしたものである。
あり、クロスヘツドタイプの内燃機関において、
ピストン棒内に、冷却油や冷却水などの冷却媒体
の通路と、空気などの気体を混入するための通路
を設けて、ピストン内の冷却室内で冷却媒体に気
体を混入させ、冷却媒体の撹拌性を増すことによ
り、冷却媒体を供給するポンプ系の圧力を増大さ
せることなく、冷却効果の増大を可能にしたもの
であり、その結果、高熱負荷を軽減させ、単筒出
力を増大させ、かつ、ピストンの寿命を増大させ
うるようにしたものである。
つぎに、図面に示した1実施例によつて、本発
明を説明する。
明を説明する。
1はピストンヘツド、2はピストン台、3はピ
ストンスカート、4はピストン棒、5はピストン
ヘツド1とピストン台2によつて形成されたチヤ
ンバー6の仕切板、7はピストンヘツド1とピス
トン台2とピストン棒4を同時に連結するセツト
ボルトである。ピストンヘツド1とピストン台2
の間の中央部には冷却室8を設けた。ピストンヘ
ツド1とピストン台2等によつてピストン9が形
成されているので、冷却室8はピストン9の内部
に設けられていることになる。10はピストン棒
4内に軸線方向に設けた穴で、ピストン棒4の上
端と下端間に貫通した穴である。この穴10の中
には、外側から外周通路11、中間通路12およ
び中心通路13の3個の通路を有するように、外
管14と内管15からなる2重管を配置し、この
2重管の外管14の外周先端面を、ピストン棒4
の先端に取付けたピストン台2の内面に密着させ
た状態で、中間通路12と中心部通路13の先端
部をピストン9内部の冷却室8に解放して設け
た。外管14の先端面は冷却室8の底面とほぼ一
致させ、内管15の先端は冷却室8の内部まで伸
ばした状態にした。16は外管14と内管15の
間において、円周方向に数箇所配したサポート、
17は2重管の下端部に設けた固定リングであ
る。ピストン棒4の内部の外周通路11の先端部
であるピストン9側は、ピストン台2に設けた数
個の穴18を介してチヤンバー6の底部に連通さ
せ、チヤンバー6の仕切板5よりも内側を、数個
の穴19によつて冷却室8の外周に連通させた。
ストンスカート、4はピストン棒、5はピストン
ヘツド1とピストン台2によつて形成されたチヤ
ンバー6の仕切板、7はピストンヘツド1とピス
トン台2とピストン棒4を同時に連結するセツト
ボルトである。ピストンヘツド1とピストン台2
の間の中央部には冷却室8を設けた。ピストンヘ
ツド1とピストン台2等によつてピストン9が形
成されているので、冷却室8はピストン9の内部
に設けられていることになる。10はピストン棒
4内に軸線方向に設けた穴で、ピストン棒4の上
端と下端間に貫通した穴である。この穴10の中
には、外側から外周通路11、中間通路12およ
び中心通路13の3個の通路を有するように、外
管14と内管15からなる2重管を配置し、この
2重管の外管14の外周先端面を、ピストン棒4
の先端に取付けたピストン台2の内面に密着させ
た状態で、中間通路12と中心部通路13の先端
部をピストン9内部の冷却室8に解放して設け
た。外管14の先端面は冷却室8の底面とほぼ一
致させ、内管15の先端は冷却室8の内部まで伸
ばした状態にした。16は外管14と内管15の
間において、円周方向に数箇所配したサポート、
17は2重管の下端部に設けた固定リングであ
る。ピストン棒4の内部の外周通路11の先端部
であるピストン9側は、ピストン台2に設けた数
個の穴18を介してチヤンバー6の底部に連通さ
せ、チヤンバー6の仕切板5よりも内側を、数個
の穴19によつて冷却室8の外周に連通させた。
ピストン棒4の下端部は固定リング17を介在
してクロスヘツドピン20に連結した。クロスヘ
ツドピン20には、クランク軸と直角方向に冷却
媒体の注入口21と排出口22に設けられてい
る。冷却媒体の注入口21は外周通路11の下端
部と連通させ、中間通路12の下端部はクロスヘ
ツドピン20に設けた冷却媒体の排出口22に連
通させた。図示した実施例においては、クロスヘ
ツドピン20内の冷却媒体注入通路23の一部は
クロスヘツドピン20の外周面の一部に解放し、
冷却媒体として油を使用し、クロスヘツドピン2
0の外周回動部の潤滑も兼ねるようにした。ただ
し、これは、冷却媒体として清水を用いる場合
は、クロスヘツドピン20内の冷却媒体注入通路
23の一部をクロスヘツドピン20の外周面に解
放しないようにした。内管15内の中心部通路1
3の下端部は、クロスヘツドピン20内に設けた
気体通路24を介して気体入口25に連通させ
た。冷却媒体の注入口21は、図示していない固
定管と伸縮管を介して、冷却媒体供給に連結し
た。冷却媒体の排出口22と気体入口25は、開
口したままの状態でも良いし、図示していない固
定管と伸縮管を介して、それぞれ冷却媒体回収部
と気体供給源に連結しても良い。26はシリンダ
である。
してクロスヘツドピン20に連結した。クロスヘ
ツドピン20には、クランク軸と直角方向に冷却
媒体の注入口21と排出口22に設けられてい
る。冷却媒体の注入口21は外周通路11の下端
部と連通させ、中間通路12の下端部はクロスヘ
ツドピン20に設けた冷却媒体の排出口22に連
通させた。図示した実施例においては、クロスヘ
ツドピン20内の冷却媒体注入通路23の一部は
クロスヘツドピン20の外周面の一部に解放し、
冷却媒体として油を使用し、クロスヘツドピン2
0の外周回動部の潤滑も兼ねるようにした。ただ
し、これは、冷却媒体として清水を用いる場合
は、クロスヘツドピン20内の冷却媒体注入通路
23の一部をクロスヘツドピン20の外周面に解
放しないようにした。内管15内の中心部通路1
3の下端部は、クロスヘツドピン20内に設けた
気体通路24を介して気体入口25に連通させ
た。冷却媒体の注入口21は、図示していない固
定管と伸縮管を介して、冷却媒体供給に連結し
た。冷却媒体の排出口22と気体入口25は、開
口したままの状態でも良いし、図示していない固
定管と伸縮管を介して、それぞれ冷却媒体回収部
と気体供給源に連結しても良い。26はシリンダ
である。
図において、冷却媒体の流れを実線の矢印で示
し、気体の流れを2点鎖線の矢印で示す。
し、気体の流れを2点鎖線の矢印で示す。
このように構成された装置において、冷却油な
どの冷却媒体は注入口21より供給され、外周通
路11を通過して、ピストン台2に加工した穴1
8を通過し、ピストンヘツド1のチヤンバー6に
到達し、ここでピストン9の冷却を開始する。チ
ヤンバー6を径た冷却媒体は冷却室8内に達して
ピストンヘツド1の内側より除熱を行う。すなわ
ち、チヤンバー6と冷却室8でピストン9の頭部
の冷却を行う。冷却室8で冷却作用を行い、加熱
された冷却媒体は、中間通路12を通り、固定リ
ング17の開口部を通り、クロスヘツドピン20
の排出口22より排出される。冷却媒体が注入口
21より供給され、ピストン棒4やピストン9内
を循環して、排出口22に至る間には、ピストン
9およびピストン棒4は爆発作用をくり返し、上
下運動を行う。このため、注入口21に供給され
た冷却媒体は図示していない伸縮管などによるポ
ンプ作用を受け、ピストン9が下方に向う時は冷
却媒体は正圧となり、ピストン9が上方に向う時
は、ピストン9内が真空となり、そのため冷却媒
体は負圧となる。この作用を利用すると、ピスト
ン9内の冷却室8内が負圧になつた時、気体注入
口25より供給された気体が、中心部通路13を
径て、冷却室8内に容易に供給され、冷却室8内
の冷却媒体内に混入する。この場合、冷却室8内
で冷却媒体に対して気体を噴出させ、かつ、冷却
室8内で中間通路12内に向おうとしている冷却
媒体に対して、この流れと逆向させるような状態
で、中心部通路13より気体を噴出させるので、
気体は冷却室8内で冷却媒体内に充分に混入さ
れ、冷却媒体は充分に撹拌される。そして、この
撹拌作用によつて、冷却室8内における冷却効果
は著しく向上し、ピストン9の頭部は充分に冷却
される。
どの冷却媒体は注入口21より供給され、外周通
路11を通過して、ピストン台2に加工した穴1
8を通過し、ピストンヘツド1のチヤンバー6に
到達し、ここでピストン9の冷却を開始する。チ
ヤンバー6を径た冷却媒体は冷却室8内に達して
ピストンヘツド1の内側より除熱を行う。すなわ
ち、チヤンバー6と冷却室8でピストン9の頭部
の冷却を行う。冷却室8で冷却作用を行い、加熱
された冷却媒体は、中間通路12を通り、固定リ
ング17の開口部を通り、クロスヘツドピン20
の排出口22より排出される。冷却媒体が注入口
21より供給され、ピストン棒4やピストン9内
を循環して、排出口22に至る間には、ピストン
9およびピストン棒4は爆発作用をくり返し、上
下運動を行う。このため、注入口21に供給され
た冷却媒体は図示していない伸縮管などによるポ
ンプ作用を受け、ピストン9が下方に向う時は冷
却媒体は正圧となり、ピストン9が上方に向う時
は、ピストン9内が真空となり、そのため冷却媒
体は負圧となる。この作用を利用すると、ピスト
ン9内の冷却室8内が負圧になつた時、気体注入
口25より供給された気体が、中心部通路13を
径て、冷却室8内に容易に供給され、冷却室8内
の冷却媒体内に混入する。この場合、冷却室8内
で冷却媒体に対して気体を噴出させ、かつ、冷却
室8内で中間通路12内に向おうとしている冷却
媒体に対して、この流れと逆向させるような状態
で、中心部通路13より気体を噴出させるので、
気体は冷却室8内で冷却媒体内に充分に混入さ
れ、冷却媒体は充分に撹拌される。そして、この
撹拌作用によつて、冷却室8内における冷却効果
は著しく向上し、ピストン9の頭部は充分に冷却
される。
なお、冷却媒体が正圧になつた場合は、中心部
通路13や中間通路12等に冷却媒体が流れよう
とするが、冷却媒体として、クランク室内で用い
る潤滑油と同一のものを用いた場合は、冷却媒体
が中心部通路13等を逆流しても何らさしつかえ
はない。ただし、図示していない伸縮管のストロ
ーク、管径の関係で中心部通路13内に気体を充
分吸入できないことがあるので、この場合は、気
体入口25のすぐ前に気体吸込み方向に向けてチ
エツクバルブを設ければ良い。なお、ピストン冷
却媒体をクランクケース内に混入させないために
は、このチエツクバルブは必ず設けておく必要が
ある。また、気体混入量を、自己ポンプ作用によ
るものより増量しなければならない場合は、気体
供給用のポンプ等により、気体入口25部から気体
を強制的に混入させることもできる。
通路13や中間通路12等に冷却媒体が流れよう
とするが、冷却媒体として、クランク室内で用い
る潤滑油と同一のものを用いた場合は、冷却媒体
が中心部通路13等を逆流しても何らさしつかえ
はない。ただし、図示していない伸縮管のストロ
ーク、管径の関係で中心部通路13内に気体を充
分吸入できないことがあるので、この場合は、気
体入口25のすぐ前に気体吸込み方向に向けてチ
エツクバルブを設ければ良い。なお、ピストン冷
却媒体をクランクケース内に混入させないために
は、このチエツクバルブは必ず設けておく必要が
ある。また、気体混入量を、自己ポンプ作用によ
るものより増量しなければならない場合は、気体
供給用のポンプ等により、気体入口25部から気体
を強制的に混入させることもできる。
なお、前記した実施例においては、ピストン棒
4内に2重管を設けたが、これは、丸管に限るこ
とはない。例えば、穴10の中に小径の管を2個
平行させて設けてもよいし、穴10を仕切板で3
つに分割するようにしても良い。いずれにして
も、ピストン棒の中には、冷却室8を介して連通
されている2個の冷却媒体用の通路と、冷却室内
に解放されている気体供給用の他の通路を設けて
おけば良い。なお、外周通路11と中心部通路1
3を冷却媒体通路とし、中間通路12を気体供給
用の通路として、冷却室8内における冷却媒体の
撹拌をより増大させることもできる。
4内に2重管を設けたが、これは、丸管に限るこ
とはない。例えば、穴10の中に小径の管を2個
平行させて設けてもよいし、穴10を仕切板で3
つに分割するようにしても良い。いずれにして
も、ピストン棒の中には、冷却室8を介して連通
されている2個の冷却媒体用の通路と、冷却室内
に解放されている気体供給用の他の通路を設けて
おけば良い。なお、外周通路11と中心部通路1
3を冷却媒体通路とし、中間通路12を気体供給
用の通路として、冷却室8内における冷却媒体の
撹拌をより増大させることもできる。
このように、本発明においては、特許請求の範
囲に記載したような構成にし、ピストン棒内に、
冷却媒体の通路と気体供給用の通路を設け、ピス
トン内の冷却室内で冷却媒体に気体を混入させ、
冷却媒体を撹拌させるようにしたので、ピストン
冷却部において冷却媒体を極めて容易にかつ充分
に撹拌することができる。したがつて、この撹拌
作用によつて、ピストンの加熱部と冷却媒体との
接触回数や接触面積を増大させ、冷却効果を増大
させることができるとともに、冷却媒体を供給す
るポンプ系の圧力を高めることもなく、ピストン
の頭部の冷却を充分に行うことができる。また、
その結果、高熱負荷を軽減させ、単筒出力を増大
させ、かつ、ピストンの寿命を長びかせることが
できる。
囲に記載したような構成にし、ピストン棒内に、
冷却媒体の通路と気体供給用の通路を設け、ピス
トン内の冷却室内で冷却媒体に気体を混入させ、
冷却媒体を撹拌させるようにしたので、ピストン
冷却部において冷却媒体を極めて容易にかつ充分
に撹拌することができる。したがつて、この撹拌
作用によつて、ピストンの加熱部と冷却媒体との
接触回数や接触面積を増大させ、冷却効果を増大
させることができるとともに、冷却媒体を供給す
るポンプ系の圧力を高めることもなく、ピストン
の頭部の冷却を充分に行うことができる。また、
その結果、高熱負荷を軽減させ、単筒出力を増大
させ、かつ、ピストンの寿命を長びかせることが
できる。
図面は本発明の方法を実施する装置の1実施例
を示すもので、第1図は縦断面図、第2図は第1
図の―線断面図である。 1…ピストンヘツド、2…ピストン台、4…ピ
ストン棒、8…冷却室、9…ピストン、10…
穴、11…外周通路、12…中間通路、13…中
心部通路、14…外管、15…内管、20…クロ
スヘツドピン、21…冷却媒体の注入口、22…
排出口、25…気体入口、26…シリンダ。
を示すもので、第1図は縦断面図、第2図は第1
図の―線断面図である。 1…ピストンヘツド、2…ピストン台、4…ピ
ストン棒、8…冷却室、9…ピストン、10…
穴、11…外周通路、12…中間通路、13…中
心部通路、14…外管、15…内管、20…クロ
スヘツドピン、21…冷却媒体の注入口、22…
排出口、25…気体入口、26…シリンダ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ピストン内部の冷却室内において、クロスヘ
ツドピンとピストン棒の内部を通してこの冷却室
内まで送られて来た冷却媒体に、クロスヘツドピ
ンとピストン棒の内部を通して別途送られて来た
気体を混入させ、ピストン内部の冷却室内で冷却
媒体を撹拌させるようにした内燃機関におけるピ
ストンの冷却方法。 2 クロスヘツドピンとピストン間に取付けたピ
ストン棒の内部に軸線方向の3個の通路を設け、
この通路のうちの2個の通路をピストン内の冷却
室を介して連通させるとともに、この2個の通路
の端部をそれぞれクロスヘツドピンに設けた冷却
媒体の注入口と排出口に連通させ、前記3個の通
路のうちの他の1個の通路の先端部をピストン内
の冷却室内に解放するとともに、この通路の他端
部をクロスヘツドピンに設けた気体入口に連通さ
せ、ピストン内部の冷却室において冷却媒体に気
体を混入させて冷却媒体を撹拌させうるようにし
た内燃機関におけるピストンの冷却装置。 3 クロスヘツドピンに取付けたピストン棒の内
部に軸線方向の穴を設け、この穴の中に、外周通
路、中間通路、中心部通路の3個の通路を有する
ように2重管を配置し、この2重管の外管の外周
先端面をピストン棒の先端に取付けたピストンの
内面に密着させた状態で、前記中間通路と中心部
通路の先端部をピストン内部の冷却室に解放して
設け、ピストン棒の内部の前記外周通路のピスト
ン側の端部をピストン内部の冷却室と連通させ、
前記外周通路と中間通路の他端部をそれぞれクロ
スヘツドピンに設けた冷却媒体の注入口と排出口
に連通させ、前記中心部通路の他端部をクロスヘ
ツドピンに設けた気体入口に連通させた特許請求
の範囲第2項記載の内燃機関におけるピストンの
冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15769480A JPS5781145A (en) | 1980-11-11 | 1980-11-11 | Piston cooling method and its device in internal combustion engine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15769480A JPS5781145A (en) | 1980-11-11 | 1980-11-11 | Piston cooling method and its device in internal combustion engine |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5781145A JPS5781145A (en) | 1982-05-21 |
| JPS6233426B2 true JPS6233426B2 (ja) | 1987-07-21 |
Family
ID=15655336
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15769480A Granted JPS5781145A (en) | 1980-11-11 | 1980-11-11 | Piston cooling method and its device in internal combustion engine |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5781145A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0439384Y2 (ja) * | 1985-08-21 | 1992-09-16 | ||
| DK0747591T3 (da) * | 1995-06-07 | 1999-12-06 | Wortsilo Nsd Schweiz Ag | Væskekølet stempel til en stempelforbrændingsmotor |
| JP6111626B2 (ja) * | 2012-12-05 | 2017-04-12 | 株式会社豊田中央研究所 | フリーピストンエンジン駆動リニア発電機 |
-
1980
- 1980-11-11 JP JP15769480A patent/JPS5781145A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5781145A (en) | 1982-05-21 |
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