JPS6236911B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6236911B2 JPS6236911B2 JP16354980A JP16354980A JPS6236911B2 JP S6236911 B2 JPS6236911 B2 JP S6236911B2 JP 16354980 A JP16354980 A JP 16354980A JP 16354980 A JP16354980 A JP 16354980A JP S6236911 B2 JPS6236911 B2 JP S6236911B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adjuster
- way clutch
- rotate
- wire
- stroke
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 4
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000003993 interaction Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、作動体に軸方向の往復動を与える度
に、その作動体が往復動ストロークに介じて一定
方向に回転するようにした一方向回転送り機構に
関するもので、構成が簡単で、しかもコンパクト
な前記機構を得ることを目的とする。
に、その作動体が往復動ストロークに介じて一定
方向に回転するようにした一方向回転送り機構に
関するもので、構成が簡単で、しかもコンパクト
な前記機構を得ることを目的とする。
以下、本発明を自動二輪車のブレーキ装置とそ
の操作ワイヤの自動調節装置に適用した実施例に
ついて図面により説明する。
の操作ワイヤの自動調節装置に適用した実施例に
ついて図面により説明する。
第1および2図において、自動二輪車の操向ハ
ンドルHのレバーホルダHaに枢支された操作レ
バーLhと、その後輪Wrのドラム式ブレーキ装置
BのブレーキパネルBaに枢支された作動レバー
Lbとが操作ワイヤWを介して次のように互いに
連結される。
ンドルHのレバーホルダHaに枢支された操作レ
バーLhと、その後輪Wrのドラム式ブレーキ装置
BのブレーキパネルBaに枢支された作動レバー
Lbとが操作ワイヤWを介して次のように互いに
連結される。
即ち、操作ワイヤWは通常のように、アウタワ
イヤWoと、その内部に挿通されるインナワイヤ
Wiとより構成され、そのインナワイヤWiの両端
が操作レバーLhと作動レバーLbとにそれぞれ接
続され、アウタワイヤWoの両端がいずれも固定
のレバーホルダHaとブレーキパネルBaとに支承
される。
イヤWoと、その内部に挿通されるインナワイヤ
Wiとより構成され、そのインナワイヤWiの両端
が操作レバーLhと作動レバーLbとにそれぞれ接
続され、アウタワイヤWoの両端がいずれも固定
のレバーホルダHaとブレーキパネルBaとに支承
される。
上記操作ワイヤWの途中に自動調整装置Aが介
装されるもので、次にその構造を第3〜8図を参
照して説明する。
装されるもので、次にその構造を第3〜8図を参
照して説明する。
操作ワイヤWのアウタワイヤWoはその途中で
操作レバーLh側の第1アウタワイヤWo1と、作
動レバーLb側の第2アウタワイヤWo2とに分割
され、その間にインナワイヤWiの一部を収容す
る、自動調整装置Aの筒状固定ハウジング1が設
置される。その固定ハウジング1は自動二輪車の
車体Fの適所に配設され、その固定ハウジング1
の第3〜5図で左端壁(以下、左または右とは第
3〜5図についていうものとする。)に第2アウ
タワイヤWo2の内端が固定され、またその固定ハ
ウジング1から右端部を外方にのぞかせたアジヤ
ストボルト2に第1アウタワイヤWo1の内端が接
続される。
操作レバーLh側の第1アウタワイヤWo1と、作
動レバーLb側の第2アウタワイヤWo2とに分割
され、その間にインナワイヤWiの一部を収容す
る、自動調整装置Aの筒状固定ハウジング1が設
置される。その固定ハウジング1は自動二輪車の
車体Fの適所に配設され、その固定ハウジング1
の第3〜5図で左端壁(以下、左または右とは第
3〜5図についていうものとする。)に第2アウ
タワイヤWo2の内端が固定され、またその固定ハ
ウジング1から右端部を外方にのぞかせたアジヤ
ストボルト2に第1アウタワイヤWo1の内端が接
続される。
固定ハウジング1において、インナワイヤWi
の外周にはアジヤストロツド4が嵌着され、その
アジヤストロツド4を三つ割のチヤツク3(第6
図参照)が囲繞しており、そのチヤツク3は、そ
の外周溝3gに嵌込まれた環状ばね5の張力を受
けて常にアジヤストロツド4に一定の把持力を加
える。これらチヤツク3およびアジヤストロツド
4の各対向面には互いに係脱可能に係合する鋸歯
状の一方向クラツチ歯3t,4tが形成されてお
り、それらの歯3t,4tは、チヤツク3に対す
るアジヤストロツド4の右動即ち操作レバーLh
側への移動を許容し、左動即ち作動レバーLb側
への移動を阻止するように協働する。
の外周にはアジヤストロツド4が嵌着され、その
アジヤストロツド4を三つ割のチヤツク3(第6
図参照)が囲繞しており、そのチヤツク3は、そ
の外周溝3gに嵌込まれた環状ばね5の張力を受
けて常にアジヤストロツド4に一定の把持力を加
える。これらチヤツク3およびアジヤストロツド
4の各対向面には互いに係脱可能に係合する鋸歯
状の一方向クラツチ歯3t,4tが形成されてお
り、それらの歯3t,4tは、チヤツク3に対す
るアジヤストロツド4の右動即ち操作レバーLh
側への移動を許容し、左動即ち作動レバーLb側
への移動を阻止するように協働する。
上記チヤツク3を軸方向に挾んで第1および第
2ストツパ6,7が固定ハウジング1に設けら
れ、両ストツパ6,7間には、チヤツク3の軸方
向移動を一定ストロークS1に制限するだけの距離
がおかれる。上記ストロークS1は前記作動レバー
Lbの適正な遊びストロークに相当する。第1ス
トツパ6はチヤツク3の前端面を支承するように
固定ハウジング1の内壁に形成した環状の垂直面
より構成され、その垂直面の外周には前記ストロ
ークS1よりも深さが浅い円筒部6aが連なり、前
記チヤツク3はその円筒部6aに嵌入されると開
放し得ないようになつている。
2ストツパ6,7が固定ハウジング1に設けら
れ、両ストツパ6,7間には、チヤツク3の軸方
向移動を一定ストロークS1に制限するだけの距離
がおかれる。上記ストロークS1は前記作動レバー
Lbの適正な遊びストロークに相当する。第1ス
トツパ6はチヤツク3の前端面を支承するように
固定ハウジング1の内壁に形成した環状の垂直面
より構成され、その垂直面の外周には前記ストロ
ークS1よりも深さが浅い円筒部6aが連なり、前
記チヤツク3はその円筒部6aに嵌入されると開
放し得ないようになつている。
一方、第2ストツパ7は固定ハウジング1の内
壁に係止したサークリツプより構成される。
壁に係止したサークリツプより構成される。
固定ハウジング1の右端部内面には端板9がキ
ー溝10とキー状突起11との係合により回止め
結合されると共にサークリツプ12により固定さ
れる。この端板9は中心部に略小判形の回止め孔
13を有し、前記アジヤストボルト2はその孔1
3に摺動自在に適合するよう両側に面取部2aが
形成されている。したがつて、それら面取部2a
が回止め孔13の平面部に係合することによりア
ジヤストボルト2は回転を常に阻止される。
ー溝10とキー状突起11との係合により回止め
結合されると共にサークリツプ12により固定さ
れる。この端板9は中心部に略小判形の回止め孔
13を有し、前記アジヤストボルト2はその孔1
3に摺動自在に適合するよう両側に面取部2aが
形成されている。したがつて、それら面取部2a
が回止め孔13の平面部に係合することによりア
ジヤストボルト2は回転を常に阻止される。
また、固定ハウジング1の中間部内周壁には、
アジヤストリング14が嵌合されると共に位置決
めピン15により固定され、このアジヤストリン
グ14は、前記アジヤストボルト2と螺合した筒
状のアジヤスタ16を軸方向に一定ストロークS2
摺動自在に且つ回転自在に支持する。アジヤスタ
16の摺動ストロークS2は、アジヤスタ16に固
設した左右一対の止環25,26が固定アジヤス
トリング14の左右両端に交互に当接することに
より規制される。
アジヤストリング14が嵌合されると共に位置決
めピン15により固定され、このアジヤストリン
グ14は、前記アジヤストボルト2と螺合した筒
状のアジヤスタ16を軸方向に一定ストロークS2
摺動自在に且つ回転自在に支持する。アジヤスタ
16の摺動ストロークS2は、アジヤスタ16に固
設した左右一対の止環25,26が固定アジヤス
トリング14の左右両端に交互に当接することに
より規制される。
アジヤスタ16と前記第2ストツパ7との間に
は圧縮ばね17が介装される。このばね17はア
ジヤスタ16を介してアジヤストボルト2を固定
ハウジング1の右外方へ押し出してインナワイヤ
Wiに緊張を与えるもので、そのばね力はブレー
キ装置Bの図示しない戻しばねより弱く設定して
ある。また、アジヤスタ16とアジヤストボルト
2との螺合部は、アジヤスタ16を一定方向Rに
回転したとき、回転下能のアジヤストボルト2に
右方即ち操作レバーLh側への軸方向変位を与え
るように構成され、その軸方向変位によれば第1
アウタワイヤWo1の有効長さを増加させることが
できる。
は圧縮ばね17が介装される。このばね17はア
ジヤスタ16を介してアジヤストボルト2を固定
ハウジング1の右外方へ押し出してインナワイヤ
Wiに緊張を与えるもので、そのばね力はブレー
キ装置Bの図示しない戻しばねより弱く設定して
ある。また、アジヤスタ16とアジヤストボルト
2との螺合部は、アジヤスタ16を一定方向Rに
回転したとき、回転下能のアジヤストボルト2に
右方即ち操作レバーLh側への軸方向変位を与え
るように構成され、その軸方向変位によれば第1
アウタワイヤWo1の有効長さを増加させることが
できる。
さらに、アジヤスタ16の左、右端部とアジヤ
ストリング14との各間には第1および第2一方
向クラツチばね18,19がそれぞれ介装され
る。
ストリング14との各間には第1および第2一方
向クラツチばね18,19がそれぞれ介装され
る。
上記第1一方向クラツチばね18はアジヤスタ
16の外周面に或る緊締力を以て巻付けたコイル
部18aを有し、そのコイル部18aの右端より
起立する係止部18bがアジヤスタ16の左端部
に形成した傾斜溝20に摺動自在に係合される。
この場合、コイル部18aは、それに対してアジ
ヤスタ16が相対的に反R方向に回転しようとす
るとき、アジヤスタ16に対する緊締力を強めて
それと摩擦連結し、R方向に回転しようとすると
き緊締を緩めるようになつている。また傾斜溝2
0は、アジヤスタ16の円筒周面の母線に対し、
右方向に向つてR方向寄りに傾斜している。
16の外周面に或る緊締力を以て巻付けたコイル
部18aを有し、そのコイル部18aの右端より
起立する係止部18bがアジヤスタ16の左端部
に形成した傾斜溝20に摺動自在に係合される。
この場合、コイル部18aは、それに対してアジ
ヤスタ16が相対的に反R方向に回転しようとす
るとき、アジヤスタ16に対する緊締力を強めて
それと摩擦連結し、R方向に回転しようとすると
き緊締を緩めるようになつている。また傾斜溝2
0は、アジヤスタ16の円筒周面の母線に対し、
右方向に向つてR方向寄りに傾斜している。
第2一方向クラツチばね19もアジヤスタ16
の外周面に或る緊締力を以て巻付けたコイル部1
9aを有し、そのコイル部19aの左端より起立
する係止部19bがアジヤスタ16の右端部に形
成した直線溝21に摺動自在に係合される。この
場合、コイル部19aは、それに対してアジヤス
タ16が相対的に反R方向に回転しようとすると
き、アジヤスタ16に対する緊締力を強めてそれ
と摩擦連結し、R方向に回転しようとするとき緊
締を緩めるようになつている。また直線溝21は
アジヤスタ16の円筒周面の母線と平行に延びて
いる。
の外周面に或る緊締力を以て巻付けたコイル部1
9aを有し、そのコイル部19aの左端より起立
する係止部19bがアジヤスタ16の右端部に形
成した直線溝21に摺動自在に係合される。この
場合、コイル部19aは、それに対してアジヤス
タ16が相対的に反R方向に回転しようとすると
き、アジヤスタ16に対する緊締力を強めてそれ
と摩擦連結し、R方向に回転しようとするとき緊
締を緩めるようになつている。また直線溝21は
アジヤスタ16の円筒周面の母線と平行に延びて
いる。
以上において、アジヤストリング14、第1お
よび第2一方向クラツチばね18,19は、アジ
ヤスタ16の往復摺動に連動してそのアジヤスタ
16を一定方向Rに回転させる本発明の一方向回
転送り機構27を構成する。而して、アジヤスト
リング14が本発明の案内筒に、またアジヤスタ
16が本発明の作動体に相当する。
よび第2一方向クラツチばね18,19は、アジ
ヤスタ16の往復摺動に連動してそのアジヤスタ
16を一定方向Rに回転させる本発明の一方向回
転送り機構27を構成する。而して、アジヤスト
リング14が本発明の案内筒に、またアジヤスタ
16が本発明の作動体に相当する。
固定ハウジング1と第1アウタワイヤWo1との
間には伸縮自在の防塵ブーツ22が張設される。
間には伸縮自在の防塵ブーツ22が張設される。
次にこの実施例の作用を説明する。
先ず、ブレーキ装置Bのブレーキシユーの摩耗
を自動的に補償する作用から始めると、操作レバ
ーLhを操作してインナワイヤWiを牽引すれば、
インナワイヤWiがアウタワイヤWoに沿つて右方
即ち操作レバーLh側に移動してブレーキ装置B
の作動レバーLbを回動し、これによりブレーキ
シユーがブレーキドラムに圧接して後輪Wrに制
動力がかけられる。
を自動的に補償する作用から始めると、操作レバ
ーLhを操作してインナワイヤWiを牽引すれば、
インナワイヤWiがアウタワイヤWoに沿つて右方
即ち操作レバーLh側に移動してブレーキ装置B
の作動レバーLbを回動し、これによりブレーキ
シユーがブレーキドラムに圧接して後輪Wrに制
動力がかけられる。
ところで、インナワイヤWiの右動時には、そ
れに一体に結合されたアジヤストロツド4も右動
するので、ばね5によりアジヤストロツド4を把
持しているチヤツク3も当初はインナワイヤWi
と共に移動するが、ブレーキシユーの摩耗により
インナワイヤWiの右動ストロークがチヤツク3
の規定の移動ストロークS1を超えると、第5図に
示すように、チヤツク3が第2ストツパ7に当接
して右動を阻止されるため、チヤツク3とアジヤ
ストロツド4との一方向クラツチ歯3t,4t間
に滑りを生じさせながらインナワイヤWiおよび
アジヤストロツド4のみが右動を続け、ブレーキ
装置Bを確実に作動することができる。
れに一体に結合されたアジヤストロツド4も右動
するので、ばね5によりアジヤストロツド4を把
持しているチヤツク3も当初はインナワイヤWi
と共に移動するが、ブレーキシユーの摩耗により
インナワイヤWiの右動ストロークがチヤツク3
の規定の移動ストロークS1を超えると、第5図に
示すように、チヤツク3が第2ストツパ7に当接
して右動を阻止されるため、チヤツク3とアジヤ
ストロツド4との一方向クラツチ歯3t,4t間
に滑りを生じさせながらインナワイヤWiおよび
アジヤストロツド4のみが右動を続け、ブレーキ
装置Bを確実に作動することができる。
そこで、制動を解除すべく操作レバーLhを解
放すると、ブレーキ装置Bの図示しない戻しばね
により作動レバーLbが後退方向に回動してイン
ナワイヤWiを牽引するので、インナワイヤWiお
よびアジヤストロツド4はチヤツク3を伴つて先
程とは反対に左動するが、その左動が規定のスト
ロークS1に達したとき、チヤツク3は、第4図の
ように、第1ストツパ6に支承されて停止すると
共に、円筒部6aに嵌入して一方向クラツチ歯3
t,4tの相互離脱が確実に抑止されるためイン
ナワイヤWiの左動も停止される。
放すると、ブレーキ装置Bの図示しない戻しばね
により作動レバーLbが後退方向に回動してイン
ナワイヤWiを牽引するので、インナワイヤWiお
よびアジヤストロツド4はチヤツク3を伴つて先
程とは反対に左動するが、その左動が規定のスト
ロークS1に達したとき、チヤツク3は、第4図の
ように、第1ストツパ6に支承されて停止すると
共に、円筒部6aに嵌入して一方向クラツチ歯3
t,4tの相互離脱が確実に抑止されるためイン
ナワイヤWiの左動も停止される。
かくして、ブレーキ装置Bにおいては、ブレー
キシユーの摩耗によるも、チヤツク3の規定の移
動ストロークS1に対応した間隙以上に、ブレーキ
シユーがブレーキドラムから離間することが防止
され、ブレーキ装置Bの不作動時におけるブレー
キシユーとブレーキドラム間の間隙を適正に保つ
ことができる。
キシユーの摩耗によるも、チヤツク3の規定の移
動ストロークS1に対応した間隙以上に、ブレーキ
シユーがブレーキドラムから離間することが防止
され、ブレーキ装置Bの不作動時におけるブレー
キシユーとブレーキドラム間の間隙を適正に保つ
ことができる。
次にインナワイヤWiの遊びストロークの排除
作用であるが、上述のブレーキシユーの摩耗補償
に伴い、またはそれ自体の伸びによりインナワイ
ヤWiに遊びストロークが発生すると、ブレーキ
装置Bの不作動時には、第4図のように、アジヤ
ストボルト2はアジヤスタ16と共に圧縮ばね1
7の弾発力により固定ハウジング1から右方へ押
出されてインナワイヤWiに緊張を与える。この
とき、インナワイヤWiの遊びストロークがアジ
ヤスタ16の規定の摺動ストロークS2以上あれば
左方の止環25がアジヤストリング14に当接す
る。
作用であるが、上述のブレーキシユーの摩耗補償
に伴い、またはそれ自体の伸びによりインナワイ
ヤWiに遊びストロークが発生すると、ブレーキ
装置Bの不作動時には、第4図のように、アジヤ
ストボルト2はアジヤスタ16と共に圧縮ばね1
7の弾発力により固定ハウジング1から右方へ押
出されてインナワイヤWiに緊張を与える。この
とき、インナワイヤWiの遊びストロークがアジ
ヤスタ16の規定の摺動ストロークS2以上あれば
左方の止環25がアジヤストリング14に当接す
る。
そこで、ブレーキ装置Bを作動すべく操作レバ
ーLhを操作してインナワイヤWiを牽引したと
き、圧縮ばね17の弾発力はブレーキ装置Bの戻
しばねより弱く設定されているので、先ずインナ
ワイヤWiより第1アウタワイヤWo1の中間撓曲
部に加わる伸展力によりアジヤストボルト2がア
ジヤスタ16と共にばね17の弾発力に抗して左
動し、第5図のようにアジヤスタ16の右方の止
環26がアジヤストリング14に当接して第1ア
ウタワイヤWo1の伸展が阻止され、それからイン
ナワイヤWiの右動が開始してブレーキ装置Bが
作動される。このようにしてブレーキ装置Bの作
動と解除を繰返す度にアジヤスタ16がアジヤス
トボルト2と共に左右に往復動をし、同時にアジ
ヤスタ16にコイル部18a,19aをそれぞれ
巻付けた第1および第2一方向クラツチばね1
8,19も往復動する。
ーLhを操作してインナワイヤWiを牽引したと
き、圧縮ばね17の弾発力はブレーキ装置Bの戻
しばねより弱く設定されているので、先ずインナ
ワイヤWiより第1アウタワイヤWo1の中間撓曲
部に加わる伸展力によりアジヤストボルト2がア
ジヤスタ16と共にばね17の弾発力に抗して左
動し、第5図のようにアジヤスタ16の右方の止
環26がアジヤストリング14に当接して第1ア
ウタワイヤWo1の伸展が阻止され、それからイン
ナワイヤWiの右動が開始してブレーキ装置Bが
作動される。このようにしてブレーキ装置Bの作
動と解除を繰返す度にアジヤスタ16がアジヤス
トボルト2と共に左右に往復動をし、同時にアジ
ヤスタ16にコイル部18a,19aをそれぞれ
巻付けた第1および第2一方向クラツチばね1
8,19も往復動する。
而して、ブレーキ装置Bの作動に伴う両一方向
クラツチばね18,19の左動時には、第1一方
向クラツチばね18では、係止部18bが固定の
傾斜溝20に誘導されてコイル部18aを反R方
向に回転させるが、第2一方向クラツチばね19
では、係止部19bが固定の直線溝21に規制さ
れてコイル部19aを回転させない。したがつ
て、第1のコイル部18aは前述のようにアジヤ
スタ16に対する緊締を弱めるので、アジヤスタ
16に与える反R方向の回転トルクは弱く、それ
に対して第2のコイル部19aは、アジヤスタ1
6が反R方向に回転しようとすると前述のように
緊締力を強めてそのアジヤスタ16と摩擦連結す
るので、結局アジヤスタ16は回転不能の第1一
方向クラツチばね18により回転を阻止される。
クラツチばね18,19の左動時には、第1一方
向クラツチばね18では、係止部18bが固定の
傾斜溝20に誘導されてコイル部18aを反R方
向に回転させるが、第2一方向クラツチばね19
では、係止部19bが固定の直線溝21に規制さ
れてコイル部19aを回転させない。したがつ
て、第1のコイル部18aは前述のようにアジヤ
スタ16に対する緊締を弱めるので、アジヤスタ
16に与える反R方向の回転トルクは弱く、それ
に対して第2のコイル部19aは、アジヤスタ1
6が反R方向に回転しようとすると前述のように
緊締力を強めてそのアジヤスタ16と摩擦連結す
るので、結局アジヤスタ16は回転不能の第1一
方向クラツチばね18により回転を阻止される。
これと反対にブレーキ装置Bの解除に伴う両一
方向クラツチばね18,19の右動時には、第1
一方向クラツチばね18では、係止部18bが傾
斜溝20に誘導されてコイル部18aをR方向に
回転させるが、第2一方向クラツチばね19では
先程と同様にコイル部18aを回転させない。し
たがつて、今度は第1のコイル部18aがアジヤ
スタ16に対する緊締力を強めてそれに強力なR
方向の回転トルクを与え、それに対し第2のコイ
ル部19aは、アジヤスタ16がR方向に回転し
ようとすると緊締を弱めるので、結局アジヤスタ
16は第1一方向クラツチばね18と共にR方向
に回転する。そして、アジヤスタ16のR方向の
回転によれば、回転不能のアジヤストボルト2は
固定ハウジング1より右方へ送り出され、第1ア
ウタワイヤWo1の有効長さを増加させるので、そ
の結果インナワイヤWiの遊びがストロークが減
少し、上記作動の繰返しによりインナワイヤWi
の遊びストロークが無くなれば、ブレーキ装置B
の不作動時でも右方の止環26はアジヤストリン
グ14との当接状態に保持され、ブレーキ装置B
の作動、解除を繰返すときでもアジヤストボルト
2は左右動を起こさない。
方向クラツチばね18,19の右動時には、第1
一方向クラツチばね18では、係止部18bが傾
斜溝20に誘導されてコイル部18aをR方向に
回転させるが、第2一方向クラツチばね19では
先程と同様にコイル部18aを回転させない。し
たがつて、今度は第1のコイル部18aがアジヤ
スタ16に対する緊締力を強めてそれに強力なR
方向の回転トルクを与え、それに対し第2のコイ
ル部19aは、アジヤスタ16がR方向に回転し
ようとすると緊締を弱めるので、結局アジヤスタ
16は第1一方向クラツチばね18と共にR方向
に回転する。そして、アジヤスタ16のR方向の
回転によれば、回転不能のアジヤストボルト2は
固定ハウジング1より右方へ送り出され、第1ア
ウタワイヤWo1の有効長さを増加させるので、そ
の結果インナワイヤWiの遊びがストロークが減
少し、上記作動の繰返しによりインナワイヤWi
の遊びストロークが無くなれば、ブレーキ装置B
の不作動時でも右方の止環26はアジヤストリン
グ14との当接状態に保持され、ブレーキ装置B
の作動、解除を繰返すときでもアジヤストボルト
2は左右動を起こさない。
尚、上記実施例において、自動調整装置Aの設
置位置により、固定ハウジング1とブレーキ装置
B間のインナワイヤWiが直線状に配設される場
合は、第2アウタワイヤWo2を省略できるが、こ
の場合は勿論固定ハウジング1を車体Fに固定す
る必要がある。要するに、いずれの場合も固定ハ
ウジング1は少なくとも操作ワイヤWの軸方向に
は移動できないようになつていればよい。
置位置により、固定ハウジング1とブレーキ装置
B間のインナワイヤWiが直線状に配設される場
合は、第2アウタワイヤWo2を省略できるが、こ
の場合は勿論固定ハウジング1を車体Fに固定す
る必要がある。要するに、いずれの場合も固定ハ
ウジング1は少なくとも操作ワイヤWの軸方向に
は移動できないようになつていればよい。
以上のように本発明によれば、案内筒(アジヤ
ストリング14)に傾斜溝20を直線溝21とを
形成し、前記案内筒に回転および摺動自在に嵌合
する作動体(アジヤスタ16)の外周に一対の第
1および第2一方向クラツチばね18,19を一
定の緊締力を以て巻付け、その第1一方向クラツ
チばね18の係止部18bを前記傾斜溝20に、
また第2一方向クラツチばね19の係止部19b
を前記直線溝21にそれぞれ摺動自在に係合し、
前記両一方向クラツチばね18,19に対して前
記作動体が相対的に一方向(反R方向)に回転し
ようとすると両一方向クラツチばねはそれぞれ緊
締力を強めるが、他方向(R方向)に回転しよう
とすると緊締力を弱めるようにしたので、前記作
動体に軸方向の往復動を与える度に、第1一方向
クラツチばね18と傾斜溝20、第2一方向クラ
ツチばね19と直線溝21の各相互作用により、
前記作動体をその往復ストロークに応じて前記他
方向に回転させることができる。しかも上記構成
は使用部材が少ない上、それらの同心配置により
得られるから、構造簡単且つコンパクトな一方向
回転送り機構を得ることができる。
ストリング14)に傾斜溝20を直線溝21とを
形成し、前記案内筒に回転および摺動自在に嵌合
する作動体(アジヤスタ16)の外周に一対の第
1および第2一方向クラツチばね18,19を一
定の緊締力を以て巻付け、その第1一方向クラツ
チばね18の係止部18bを前記傾斜溝20に、
また第2一方向クラツチばね19の係止部19b
を前記直線溝21にそれぞれ摺動自在に係合し、
前記両一方向クラツチばね18,19に対して前
記作動体が相対的に一方向(反R方向)に回転し
ようとすると両一方向クラツチばねはそれぞれ緊
締力を強めるが、他方向(R方向)に回転しよう
とすると緊締力を弱めるようにしたので、前記作
動体に軸方向の往復動を与える度に、第1一方向
クラツチばね18と傾斜溝20、第2一方向クラ
ツチばね19と直線溝21の各相互作用により、
前記作動体をその往復ストロークに応じて前記他
方向に回転させることができる。しかも上記構成
は使用部材が少ない上、それらの同心配置により
得られるから、構造簡単且つコンパクトな一方向
回転送り機構を得ることができる。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は本発明の一方向回転送り機構を適用した自動調
整装置を備えた自動二輪車の側面図、第2図は自
動調整装置を介装したブレーキ装置とその操作レ
バー間の接続系統図、第3図は第2図の―線
断面図、第4図は第3図の―線断面図、第5
図はその作動図、第6図は第3図の―線断面
図、第7図は第3図の―線断面図、第8図は
自動調整装置における一方回転送り機構の分解斜
視図である。 14…案内筒としてのアジヤストリング、16
…作動体としてのアジヤスタ、18…第1一方向
クラツチばね、18b…係止部、19…第2一方
向クラツチばね、19b…係止部、20…傾斜
溝、21…直線溝、27…一方向回転送り機構。
は本発明の一方向回転送り機構を適用した自動調
整装置を備えた自動二輪車の側面図、第2図は自
動調整装置を介装したブレーキ装置とその操作レ
バー間の接続系統図、第3図は第2図の―線
断面図、第4図は第3図の―線断面図、第5
図はその作動図、第6図は第3図の―線断面
図、第7図は第3図の―線断面図、第8図は
自動調整装置における一方回転送り機構の分解斜
視図である。 14…案内筒としてのアジヤストリング、16
…作動体としてのアジヤスタ、18…第1一方向
クラツチばね、18b…係止部、19…第2一方
向クラツチばね、19b…係止部、20…傾斜
溝、21…直線溝、27…一方向回転送り機構。
Claims (1)
- 1 案内筒に、その円筒周面の母線に対し円周方
向に傾斜した傾斜溝20と、その母線と平行な直
線溝21とを形成し、前記案内筒に回転および摺
動自在に嵌合する作動体の外周に一対の第1およ
び第2一方向クラツチばね18,19を所定の緊
締力を以て巻付け、その第1一方向クラツチばね
18の係止部18bを前記傾斜溝20に、また第
2一方向クラツチばね19の係止部19bを前記
直線溝21にそれぞれ摺動自在に係合し、前記両
一方向クラツチばね18,19は、それらに対し
て前記作動体が相対的に一方向に回転しようとす
るとそれぞれの緊締力を強めるが、他方向に回転
しようとするとそれぞれの緊締力を弱めるように
構成し、前記作動体に軸方向の往復動を与える度
に、作動体がその往復ストロークに応じて前記他
方向に回転するようにした、一方向回転送り機
構。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16354980A JPS5787775A (en) | 1980-11-20 | 1980-11-20 | One direction rotatory feeding mechanism |
| DE3143765A DE3143765C2 (de) | 1980-11-07 | 1981-11-04 | Automatische Nachstellvorrichtung für einen Betätigungsmechanismus mit einem Betätigungsseil |
| AU77134/81A AU543018B2 (en) | 1980-11-07 | 1981-11-05 | Automatic adjusting device for actuating mechanism and its control wire |
| US06/318,572 US4543849A (en) | 1980-11-07 | 1981-11-05 | Automatic adjusting device for actuating mechanism and its control wire |
| FR8120835A FR2493942A1 (fr) | 1980-11-07 | 1981-11-06 | Dispositif automatique de reglage equipant un mecanisme d'actionnement et son cable de commande |
| GB8133547A GB2088502B (en) | 1980-11-07 | 1981-11-06 | Automatic adjusting device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16354980A JPS5787775A (en) | 1980-11-20 | 1980-11-20 | One direction rotatory feeding mechanism |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5787775A JPS5787775A (en) | 1982-06-01 |
| JPS6236911B2 true JPS6236911B2 (ja) | 1987-08-10 |
Family
ID=15776002
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16354980A Granted JPS5787775A (en) | 1980-11-07 | 1980-11-20 | One direction rotatory feeding mechanism |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5787775A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02127516U (ja) * | 1989-03-30 | 1990-10-22 | ||
| JPH0332515U (ja) * | 1989-08-02 | 1991-03-29 |
-
1980
- 1980-11-20 JP JP16354980A patent/JPS5787775A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02127516U (ja) * | 1989-03-30 | 1990-10-22 | ||
| JPH0332515U (ja) * | 1989-08-02 | 1991-03-29 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5787775A (en) | 1982-06-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5201236A (en) | System for amplifying manual operating force transmitted to a functional device of a bicycle | |
| JP4496515B2 (ja) | 電動ブレーキ装置 | |
| EP0639328B1 (en) | Spinning reel for fishing | |
| WO2004036081A1 (en) | Antilock disk brake | |
| US4019612A (en) | Automatic slack adjuster with internal reference point | |
| US6282980B1 (en) | Self-adjusting parking brake actuator | |
| HU221051B1 (hu) | Fékkar szabályozószerkezettel | |
| US5279524A (en) | Pedal crank drive for a bicycle | |
| JPS59222658A (ja) | 車両用vベルト式自動無段変速機 | |
| JP2537504B2 (ja) | ブレ―キ圧接力制御装置 | |
| GB2077840A (en) | Sliding rod gripper | |
| CN120435394A (zh) | 具有可调节的死区的轮毂系统、方法和装置 | |
| JP2009127701A (ja) | 遠心クラッチを備えた自動二輪車 | |
| JP2001247029A (ja) | ブレーキ装置 | |
| JPS6236911B2 (ja) | ||
| CN217754016U (zh) | 一种阻尼式后拨链器及自行车 | |
| US7458443B2 (en) | Pedal actuated bicycle brake system | |
| EP0148181B1 (en) | Brake device for a cycle | |
| KR100927695B1 (ko) | 능동형 페달 장치 | |
| JP4000949B2 (ja) | クサビ作動式ブレーキ装置 | |
| KR102120903B1 (ko) | 철도차량용 답면제동 자동간격조정장치 | |
| JPS631237B2 (ja) | ||
| JP2000283195A (ja) | 電動ディスクブレーキ | |
| JP6753710B2 (ja) | アクセルペダル装置 | |
| US20030150945A1 (en) | Fishing spool with one-way brake assembly |