JPS623880B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS623880B2 JPS623880B2 JP4986177A JP4986177A JPS623880B2 JP S623880 B2 JPS623880 B2 JP S623880B2 JP 4986177 A JP4986177 A JP 4986177A JP 4986177 A JP4986177 A JP 4986177A JP S623880 B2 JPS623880 B2 JP S623880B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic oil
- weight
- ester
- oil
- hydraulic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lubricants (AREA)
Description
本発明は合成エステル系作動油組成物に関す
る。 現在最も広範囲に用いられている作動油は鉱油
系作動油である。鉱油系作動油はその沸点の差に
より種々の粘度の基油が得られるため適用範囲が
広いことと安価な点に長所が認められるが、粘度
指数が低く、高温、低温における作動性が悪いこ
と、更に引火点が比較的低く燃焼性が大きいた
め、いつたん着火した場合に大火災につながる危
険性を多分に有している点が最大の欠点となつて
いる。これらの欠点を防止する目的のために種々
の耐火性作動油が考案され実用に供されている。
耐火性作動油は大きく分けて3種類に分類され、
リン酸エステル型作動油、水−グリコール型作動
油及び合成エステル型作動油である。リン酸エス
テル型作動油は鉱油系作動油に比べ引火点は高
く、難燃性ではあるが、粘度指数が低く価格的に
高価であるため、連鋳装置とか制御装置など特殊
な分野にその使用が限定される欠点を有する。 一方、水−グリコール−型作動油は含水タイプ
であるために燃焼性は全くないが含有水分のため
にキヤビテーシヨンを起し易く、鉱油系に比べ潤
滑、防錆性能が劣る、水分が揮発するため保守管
理が厄介であるなどの欠点がある。合成エステル
型作動油は近年開発されているがリン酸エステル
系、水−グリコール系に比べ難燃性が不十分であ
り、潤滑性にも問題点があり、コスト的にもかな
り割高である。 本発明者らは種々の合成エステルについて作動
油性能を系統的に調べた結果、ネオペンチル型ポ
リオールのオレイン酸エステルが潤滑性、耐熱
性、酸化安定性、耐火性、防錆性などの各面にお
いてきわめてすぐれた作動油性能を有することを
発見し本発明に至つたものである。 ネオペンチル型ポリオールエステルの作動油へ
の応用例については潤滑通信9月号(′76)、潤滑
vol.18、No.6(′73)、潤滑vol.20、No.5(′75)、
化学と工業vol.29、No.8、日本潤滑学会第11回夏
期ゼミナー講義録などに記載があるが、これらは
いずれも炭素数C5〜C9の合成脂肪酸を対象とし
たものであり、これらに比べ潤滑性、防錆性、低
温特性、コストの面において本発明は画期的なも
のである。 本発明の作動油組成物は必須の有効成分として
ネオペンチル型ポリオールのオレイン酸エステル
を含有するものである。 本発明に使用されるネオペンチル型ポリオール
とは一般式 (式中Rは水素、水酸基または含水酸基アルキル
基)で示される化合物で、好ましくはネオペンチ
ルグリコール、トリメチロールエタン、トリメチ
ロールプロパン、ペンタエリスリトール等が含ま
れ、また本発明に使用されるオレイン酸としては
純オレイン酸分70重量%以上のものでリノール酸
分15重量%以下好ましくは8重量%以下のものが
良い。オレイン酸70重量%以下でステアリン酸、
パルミチン酸含量の多い原料を使用すると低温流
動性が悪く、またリノール酸含量が15重量%をこ
えると酸化安定性が不良となる傾向がある。本発
明の作動油組成物は本発明による合成エステル単
体でも使用できるし、本発明の目的の範囲内で鉱
油あるいはリン酸エステルを混合してもよい。ま
たブチルヒドロキシトルエンのような抗酸化剤、
メルカプトベンゾチアゾールのような防錆剤、ジ
ンクジアルキルジチオホスフエートのような減摩
剤を任意に選択添加することを妨げないが、なる
べくはオレイン酸エステルが全体の50重量%以上
とした方が良い。 以下実施例について本発明の組成物を具体的に
説明する。 実施例 1 トリメチロールプロパン2.555Kg(19モル)と
純度72%のオレイン酸13.450Kg(47.7モル)とを
反応させて得られるトリメチロールプロパンオレ
イン酸エステル(酸価3.46)にブチルヒドロキシ
トルエン(BHT)を0.5%を添加し、合成エステ
ル系作動油を得る。本作動油は潤滑性良好であ
り、耐熱性、低温流動性、耐火性にすぐれてい
る。 実施例 2 ペンタエリスリトール1.36Kg(10モル)とオレ
イン酸10Kg(35.5モル)とを反応させて得られる
ペンタエリスリトールオレイン酸エステル(酸価
1.1)70重量%に#90タービン油30重量%を混合
しBHTを0.5重量%、ジンクジヘキシルジチオホ
スフエートを0.1重量%添加し合成エステル系作
動油を得る。本作動油は潤滑性、低温特性、耐熱
性、耐火性共に良好である。 実施例 3 ネオペンチルグリコール5.2Kg(50モル)に対
しオレイン酸25.4Kg(90モル)を反応させて得ら
れるネオペンチルグリコールオレイン酸エステル
(酸価2.6)80重量%にトリクレジルホスフエート
20重量%を混合し、BHTを0.5重量%、メルカプ
トベンゾチアゾール、0.3重量%を添加し、合成
エステル系作動油を得る、本作動油は潤滑性、低
温特性、耐熱性、耐火性共に良好である。 比較例 1 実施例1により調製された作動油と鉱油系作動
油との性状例の比較を次に示す。
る。 現在最も広範囲に用いられている作動油は鉱油
系作動油である。鉱油系作動油はその沸点の差に
より種々の粘度の基油が得られるため適用範囲が
広いことと安価な点に長所が認められるが、粘度
指数が低く、高温、低温における作動性が悪いこ
と、更に引火点が比較的低く燃焼性が大きいた
め、いつたん着火した場合に大火災につながる危
険性を多分に有している点が最大の欠点となつて
いる。これらの欠点を防止する目的のために種々
の耐火性作動油が考案され実用に供されている。
耐火性作動油は大きく分けて3種類に分類され、
リン酸エステル型作動油、水−グリコール型作動
油及び合成エステル型作動油である。リン酸エス
テル型作動油は鉱油系作動油に比べ引火点は高
く、難燃性ではあるが、粘度指数が低く価格的に
高価であるため、連鋳装置とか制御装置など特殊
な分野にその使用が限定される欠点を有する。 一方、水−グリコール−型作動油は含水タイプ
であるために燃焼性は全くないが含有水分のため
にキヤビテーシヨンを起し易く、鉱油系に比べ潤
滑、防錆性能が劣る、水分が揮発するため保守管
理が厄介であるなどの欠点がある。合成エステル
型作動油は近年開発されているがリン酸エステル
系、水−グリコール系に比べ難燃性が不十分であ
り、潤滑性にも問題点があり、コスト的にもかな
り割高である。 本発明者らは種々の合成エステルについて作動
油性能を系統的に調べた結果、ネオペンチル型ポ
リオールのオレイン酸エステルが潤滑性、耐熱
性、酸化安定性、耐火性、防錆性などの各面にお
いてきわめてすぐれた作動油性能を有することを
発見し本発明に至つたものである。 ネオペンチル型ポリオールエステルの作動油へ
の応用例については潤滑通信9月号(′76)、潤滑
vol.18、No.6(′73)、潤滑vol.20、No.5(′75)、
化学と工業vol.29、No.8、日本潤滑学会第11回夏
期ゼミナー講義録などに記載があるが、これらは
いずれも炭素数C5〜C9の合成脂肪酸を対象とし
たものであり、これらに比べ潤滑性、防錆性、低
温特性、コストの面において本発明は画期的なも
のである。 本発明の作動油組成物は必須の有効成分として
ネオペンチル型ポリオールのオレイン酸エステル
を含有するものである。 本発明に使用されるネオペンチル型ポリオール
とは一般式 (式中Rは水素、水酸基または含水酸基アルキル
基)で示される化合物で、好ましくはネオペンチ
ルグリコール、トリメチロールエタン、トリメチ
ロールプロパン、ペンタエリスリトール等が含ま
れ、また本発明に使用されるオレイン酸としては
純オレイン酸分70重量%以上のものでリノール酸
分15重量%以下好ましくは8重量%以下のものが
良い。オレイン酸70重量%以下でステアリン酸、
パルミチン酸含量の多い原料を使用すると低温流
動性が悪く、またリノール酸含量が15重量%をこ
えると酸化安定性が不良となる傾向がある。本発
明の作動油組成物は本発明による合成エステル単
体でも使用できるし、本発明の目的の範囲内で鉱
油あるいはリン酸エステルを混合してもよい。ま
たブチルヒドロキシトルエンのような抗酸化剤、
メルカプトベンゾチアゾールのような防錆剤、ジ
ンクジアルキルジチオホスフエートのような減摩
剤を任意に選択添加することを妨げないが、なる
べくはオレイン酸エステルが全体の50重量%以上
とした方が良い。 以下実施例について本発明の組成物を具体的に
説明する。 実施例 1 トリメチロールプロパン2.555Kg(19モル)と
純度72%のオレイン酸13.450Kg(47.7モル)とを
反応させて得られるトリメチロールプロパンオレ
イン酸エステル(酸価3.46)にブチルヒドロキシ
トルエン(BHT)を0.5%を添加し、合成エステ
ル系作動油を得る。本作動油は潤滑性良好であ
り、耐熱性、低温流動性、耐火性にすぐれてい
る。 実施例 2 ペンタエリスリトール1.36Kg(10モル)とオレ
イン酸10Kg(35.5モル)とを反応させて得られる
ペンタエリスリトールオレイン酸エステル(酸価
1.1)70重量%に#90タービン油30重量%を混合
しBHTを0.5重量%、ジンクジヘキシルジチオホ
スフエートを0.1重量%添加し合成エステル系作
動油を得る。本作動油は潤滑性、低温特性、耐熱
性、耐火性共に良好である。 実施例 3 ネオペンチルグリコール5.2Kg(50モル)に対
しオレイン酸25.4Kg(90モル)を反応させて得ら
れるネオペンチルグリコールオレイン酸エステル
(酸価2.6)80重量%にトリクレジルホスフエート
20重量%を混合し、BHTを0.5重量%、メルカプ
トベンゾチアゾール、0.3重量%を添加し、合成
エステル系作動油を得る、本作動油は潤滑性、低
温特性、耐熱性、耐火性共に良好である。 比較例 1 実施例1により調製された作動油と鉱油系作動
油との性状例の比較を次に示す。
【表】
註:cst…………センチストークス
本発明による作動油は従来の鉱油系作動油に比
べ粘度指数が高く、流動点が低いため高温から低
温にわたつて良好な潤滑性を示す。更に引火点、
発火点が高いので耐火性にすぐれている。 比較例 2 本発明によるネオペンチルポリオールのオレイ
ン酸エステルと同じくネオペンチルポリオールの
短鎖脂肪酸エステルとの四球試験機及びベーンポ
ンプテストによる潤滑性の比較データを下記の表
に示す。 試験法: 曾田式四球摩擦試験機 200rpm ベーンポンプ試験 ポンプ V−104C 吐出圧力 70Kg/cm2 回転数 1200rpm 作動油温 50±2℃ テスト油量 35 運転時間 300時間
べ粘度指数が高く、流動点が低いため高温から低
温にわたつて良好な潤滑性を示す。更に引火点、
発火点が高いので耐火性にすぐれている。 比較例 2 本発明によるネオペンチルポリオールのオレイ
ン酸エステルと同じくネオペンチルポリオールの
短鎖脂肪酸エステルとの四球試験機及びベーンポ
ンプテストによる潤滑性の比較データを下記の表
に示す。 試験法: 曾田式四球摩擦試験機 200rpm ベーンポンプ試験 ポンプ V−104C 吐出圧力 70Kg/cm2 回転数 1200rpm 作動油温 50±2℃ テスト油量 35 運転時間 300時間
【表】
従来公知のネオペンチルポリオールの低級脂肪
酸エステルに比べ潤滑性、ポンプ性能がはるかに
すぐれていることがわかる。 比較例 3 トリメチロールプロパン536g(4モル)と純
度97%のステアリン酸2825g(10モル)とを反応
させて得られるトリメチロールプロパンステアリ
ン酸エステル(酸価1.9)にブチルヒドロキシト
ルエン(BHT)を0.5%添加して合成エステル系
作動油としたが、この作動油は99℃(210〓)で
の粘度が389cst、流動点40℃であり、作動油、潤
滑油としては使用不可能であつた。 比較例 4 トリメチロールプロパン536g(4モル)と純
度98%のリノール酸2804g(10モル)とを反応さ
せて得られるトリメチロールプロパンリノール酸
エステル(酸価2.1)にブチルヒドロキシトルエ
ン(BHT)を0.5%添加した合成エステル系作動
油を100mlのビーカーに20gとり空気を吹き込み
ながら120℃に24時間保持し酸化安定性試験を行
つた。この結果を、実施例1による作動油につい
ての同様の測定結果とともに次に示す。
酸エステルに比べ潤滑性、ポンプ性能がはるかに
すぐれていることがわかる。 比較例 3 トリメチロールプロパン536g(4モル)と純
度97%のステアリン酸2825g(10モル)とを反応
させて得られるトリメチロールプロパンステアリ
ン酸エステル(酸価1.9)にブチルヒドロキシト
ルエン(BHT)を0.5%添加して合成エステル系
作動油としたが、この作動油は99℃(210〓)で
の粘度が389cst、流動点40℃であり、作動油、潤
滑油としては使用不可能であつた。 比較例 4 トリメチロールプロパン536g(4モル)と純
度98%のリノール酸2804g(10モル)とを反応さ
せて得られるトリメチロールプロパンリノール酸
エステル(酸価2.1)にブチルヒドロキシトルエ
ン(BHT)を0.5%添加した合成エステル系作動
油を100mlのビーカーに20gとり空気を吹き込み
ながら120℃に24時間保持し酸化安定性試験を行
つた。この結果を、実施例1による作動油につい
ての同様の測定結果とともに次に示す。
【表】
ネオペンチル型ポリオールの高度不飽和脂肪酸
エステルは、著しい増粘をきたし作動油、潤滑油
としては使用不可能であつた。
エステルは、著しい増粘をきたし作動油、潤滑油
としては使用不可能であつた。
Claims (1)
- 1 ネオペンチル型ポリオールのオレイン酸エス
テルを有効成分として含有する作動油組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4986177A JPS53136170A (en) | 1977-05-02 | 1977-05-02 | Synthetic ester family working oil composite |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4986177A JPS53136170A (en) | 1977-05-02 | 1977-05-02 | Synthetic ester family working oil composite |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53136170A JPS53136170A (en) | 1978-11-28 |
| JPS623880B2 true JPS623880B2 (ja) | 1987-01-27 |
Family
ID=12842824
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4986177A Granted JPS53136170A (en) | 1977-05-02 | 1977-05-02 | Synthetic ester family working oil composite |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS53136170A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5968397A (ja) * | 1982-10-13 | 1984-04-18 | Cosmo Co Ltd | リヤアクスル用ギヤ油組成物 |
| ATE195545T1 (de) * | 1992-06-03 | 2000-09-15 | Henkel Corp | Schmiermittel auf basis von polyolester für kälteübertragungsmittel |
| US5853609A (en) * | 1993-03-10 | 1998-12-29 | Henkel Corporation | Polyol ester lubricants for hermetically sealed refrigerating compressors |
| US20010019120A1 (en) | 1999-06-09 | 2001-09-06 | Nicolas E. Schnur | Method of improving performance of refrigerant systems |
| JP6416597B2 (ja) * | 2014-11-19 | 2018-10-31 | Jxtgエネルギー株式会社 | シールド掘進機用テールシール組成物 |
Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3620290A (en) * | 1968-06-05 | 1971-11-16 | Quaker Chem Corp | Lubricants for continuous metal-casting operations |
| US3526596A (en) * | 1968-06-05 | 1970-09-01 | Quaker Chem Corp | Lubricants for metalworking operations |
| GB1413105A (en) * | 1971-09-02 | 1975-11-05 | Ici Ltd | Hydraulic fluid compositions |
| JPS5137861B2 (ja) * | 1971-09-08 | 1976-10-18 | ||
| JPS5243983B2 (ja) * | 1972-08-21 | 1977-11-04 | ||
| JPS5312659B2 (ja) * | 1973-05-28 | 1978-05-02 | ||
| US3901815A (en) * | 1974-06-05 | 1975-08-26 | Texaco Inc | Synthetic aircraft turbine oil |
| JPS5821678B2 (ja) * | 1974-12-03 | 1983-05-02 | トウアネンリヨウコウギヨウ カブシキガイシヤ | ジドウシヤエンジンヨウゴウセイジユンカツユソセイブツ |
| JPS6039715B2 (ja) * | 1975-01-27 | 1985-09-07 | 東亜燃料工業株式会社 | 合成潤滑油組成物 |
| GB1521081A (en) * | 1975-02-06 | 1978-08-09 | Exxon Research Engineering Co | Metal-working lubricants |
-
1977
- 1977-05-02 JP JP4986177A patent/JPS53136170A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53136170A (en) | 1978-11-28 |
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