JPS6239298B2 - - Google Patents
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- JPS6239298B2 JPS6239298B2 JP57114233A JP11423382A JPS6239298B2 JP S6239298 B2 JPS6239298 B2 JP S6239298B2 JP 57114233 A JP57114233 A JP 57114233A JP 11423382 A JP11423382 A JP 11423382A JP S6239298 B2 JPS6239298 B2 JP S6239298B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- semi
- clutch
- direct coupling
- gear
- establishing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/14—Control of torque converter lock-up clutches
- F16H61/143—Control of torque converter lock-up clutches using electric control means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は車両用自動変速機、特に入力側回転部
材および出力側回転部材を有するトルクコンバー
タと、トルクコンバータの出力側回転部材に連動
し、変速比を少なくとも低速段、中速段および高
速段の3段に切換え得る補助変速機と、前記両回
転部材間に介装される半直結クラツチとを備えた
車両用自動変速機に関する。
材および出力側回転部材を有するトルクコンバー
タと、トルクコンバータの出力側回転部材に連動
し、変速比を少なくとも低速段、中速段および高
速段の3段に切換え得る補助変速機と、前記両回
転部材間に介装される半直結クラツチとを備えた
車両用自動変速機に関する。
一般に、トルクコンバータを備えた車両用自動
変速機において、トルクコンバータのトルク増幅
機能が不必要になつた段階で、トルクコンバータ
の例えばポンプ羽根車よりなる入力側回転部材と
例えばタービン羽根車よりなる出力側回転部材と
をクラツチを介して機械的に直結すると、エンジ
の燃費が低減すると共に動力伝達系の静粛性が向
上する。その際、直結機構による入力側回転部材
および出力側回転部材間の直結作動中の円滑な運
転感覚を確保するために、両回転部材間に多少の
回転の滑りを与えることが提案された。本明細書
においては、このように両回転部材間にある程度
の回転の滑りを許容することができるような直結
クラツチを、特に半直結クラツチと称する。半直
結クラツチの一例としては、例えば本出願人の出
願になる特願昭55−157263号の明細書にも記載さ
れたように、入力側回転部材および出力側回転部
材のうちの一方の回転部材と共に回転する凹形テ
ーパ面と、他方の回転部材と共に回転する凸形テ
ーパ面との間の間隙部内に、両回転部材の回転中
心線に対してそれぞれ捩れた姿勢となるようにし
て複数個のローラが周方向に配設されている半直
結クラツチを使用することができる。このような
半直結クラツチは、過大な伝達トルクに対して良
好に回転の滑りを許容することができ、円滑な動
力伝達を行うことができる。しかし、従来にも増
してより効果的な燃費の低減と静粛且つ円滑な動
力伝達が望まれている。
変速機において、トルクコンバータのトルク増幅
機能が不必要になつた段階で、トルクコンバータ
の例えばポンプ羽根車よりなる入力側回転部材と
例えばタービン羽根車よりなる出力側回転部材と
をクラツチを介して機械的に直結すると、エンジ
の燃費が低減すると共に動力伝達系の静粛性が向
上する。その際、直結機構による入力側回転部材
および出力側回転部材間の直結作動中の円滑な運
転感覚を確保するために、両回転部材間に多少の
回転の滑りを与えることが提案された。本明細書
においては、このように両回転部材間にある程度
の回転の滑りを許容することができるような直結
クラツチを、特に半直結クラツチと称する。半直
結クラツチの一例としては、例えば本出願人の出
願になる特願昭55−157263号の明細書にも記載さ
れたように、入力側回転部材および出力側回転部
材のうちの一方の回転部材と共に回転する凹形テ
ーパ面と、他方の回転部材と共に回転する凸形テ
ーパ面との間の間隙部内に、両回転部材の回転中
心線に対してそれぞれ捩れた姿勢となるようにし
て複数個のローラが周方向に配設されている半直
結クラツチを使用することができる。このような
半直結クラツチは、過大な伝達トルクに対して良
好に回転の滑りを許容することができ、円滑な動
力伝達を行うことができる。しかし、従来にも増
してより効果的な燃費の低減と静粛且つ円滑な動
力伝達が望まれている。
そこで本発明の主な目的は、半直結クラツチの
作動をきめ細かく制御することにより、従来にも
増してより効果的な燃費の低減と静粛且つ円滑な
動力伝達を達成することができるような、構造簡
単な車両用自動変速機を提供することを目的とす
る。
作動をきめ細かく制御することにより、従来にも
増してより効果的な燃費の低減と静粛且つ円滑な
動力伝達を達成することができるような、構造簡
単な車両用自動変速機を提供することを目的とす
る。
そして上記目的を達成するために本発明は、入
力側回転部材および出力側回転部材を有するトル
クコンバーと、前記両回転部材間に介装され、制
御油圧により作動して前記両回転部材間の回の滑
りを許容しつつ、前記両回転部材間のトルク伝達
を機械的に行わせることができる半直結クラツチ
と、前記トルクコンバータの前記出力側回転部材
に連動し、変速比を少なくとも低速段、中速段お
よび高速段の3段に切換え得る補助変速機と、こ
の補助変速機の低速段確立用摩擦係合部、中速段
確立用摩擦係合部および高速段確立用摩擦係合部
に作動油圧を供給し得る油圧制御回路とを少なく
とも備えてなり、前記高速段確立用摩擦係合部の
作動時において半直結クラツチの作動領域では半
直結クラツチを略直結状態でトルク伝達させるべ
く同クラツチに該高速段確立用摩擦係合部の作動
油圧をそのまま導入するようにし、且つ前記中速
段確立用摩擦係合部の作動時において半直結クラ
ツチの作動領域では半直結クラツチを滑りながら
トルク伝達させるべく同クラツチに該中速段確立
用摩擦係合部の作動油圧を減圧して導入するよう
にし、且つまた前記低速段確立用摩擦係合部の作
動時には半直結クラツチを遮断状態に保持すべく
同クラツチに該低速段確立用摩擦係合部の作動油
圧が導入されないようにした制御油圧導入手段を
前記油圧制御回と半直結クラツチとの間に設けた
ことを特徴とする。
力側回転部材および出力側回転部材を有するトル
クコンバーと、前記両回転部材間に介装され、制
御油圧により作動して前記両回転部材間の回の滑
りを許容しつつ、前記両回転部材間のトルク伝達
を機械的に行わせることができる半直結クラツチ
と、前記トルクコンバータの前記出力側回転部材
に連動し、変速比を少なくとも低速段、中速段お
よび高速段の3段に切換え得る補助変速機と、こ
の補助変速機の低速段確立用摩擦係合部、中速段
確立用摩擦係合部および高速段確立用摩擦係合部
に作動油圧を供給し得る油圧制御回路とを少なく
とも備えてなり、前記高速段確立用摩擦係合部の
作動時において半直結クラツチの作動領域では半
直結クラツチを略直結状態でトルク伝達させるべ
く同クラツチに該高速段確立用摩擦係合部の作動
油圧をそのまま導入するようにし、且つ前記中速
段確立用摩擦係合部の作動時において半直結クラ
ツチの作動領域では半直結クラツチを滑りながら
トルク伝達させるべく同クラツチに該中速段確立
用摩擦係合部の作動油圧を減圧して導入するよう
にし、且つまた前記低速段確立用摩擦係合部の作
動時には半直結クラツチを遮断状態に保持すべく
同クラツチに該低速段確立用摩擦係合部の作動油
圧が導入されないようにした制御油圧導入手段を
前記油圧制御回と半直結クラツチとの間に設けた
ことを特徴とする。
以下、図面により本発明の一実施例について説
明する。
明する。
まず第1図において、トルクコンバータ1のト
ルク伝達板3の中央部は、例えばエンジンのクラ
ンクシヤフトのような入力軸2に、例えばボルト
等の連結具4により連結されていると共に、トル
ク伝達板3の外周部は、間隔部材5およびトルク
コンバータ1の覆板7の外周部を介して、例えば
ボルト等の連結具6により、ポンプ羽根車8の外
周部に連結されている。
ルク伝達板3の中央部は、例えばエンジンのクラ
ンクシヤフトのような入力軸2に、例えばボルト
等の連結具4により連結されていると共に、トル
ク伝達板3の外周部は、間隔部材5およびトルク
コンバータ1の覆板7の外周部を介して、例えば
ボルト等の連結具6により、ポンプ羽根車8の外
周部に連結されている。
覆板7の中央部には、入力軸2側に突した有底
筒状部9が形成されており、この有底筒状部9内
には、軸方向の油溝11を備えた環状の滑り軸受
10を介してトルクコンバータ1の出力軸12の
先端部が嵌入されている。出力軸12の先端部に
近接した外周面上には、スプライン13によりタ
ービン羽根車14の中央部がスプライン結合され
ており、このタービン羽根車14の前面部と覆板
7の後面部との間には、タービン羽根車14の軸
方向の推力を受けるための、半径方向に油溝16
を備えた還状のスラストメタル15が介装されて
いる。そして、軸受10ととスプライン13との
間の位置において、出力軸12の外周面とタービ
ン羽根車14の内周面との間の環状の間隙部には
シール部材17が装着されている。
筒状部9が形成されており、この有底筒状部9内
には、軸方向の油溝11を備えた環状の滑り軸受
10を介してトルクコンバータ1の出力軸12の
先端部が嵌入されている。出力軸12の先端部に
近接した外周面上には、スプライン13によりタ
ービン羽根車14の中央部がスプライン結合され
ており、このタービン羽根車14の前面部と覆板
7の後面部との間には、タービン羽根車14の軸
方向の推力を受けるための、半径方向に油溝16
を備えた還状のスラストメタル15が介装されて
いる。そして、軸受10ととスプライン13との
間の位置において、出力軸12の外周面とタービ
ン羽根車14の内周面との間の環状の間隙部には
シール部材17が装着されている。
スプライン13の後方の位置において、出力軸
12を同心状に包囲している中空軸18の前端部
には、フリーホイール19を介してステータ20
が装着されていると共に、中空軸18を同心状に
包囲している中空軸21の前端部外周面上には、
ポンプ羽根車8の内周部が中空軸21と一体的に
回転しうるようにして嵌合されている。そして、
ポンプ羽根車8に伝達された回転力は、中空軸2
1を介して、この中空軸21の後端部より駆動力
を受ける油圧ポンプ22に伝達されるようになつ
ている。この油圧ポンプ22は、説明の便宜上、
第1図中の右下部の油圧回路内にも別途図示され
ている。また、出力軸12の後端部は、図示され
てはいないが、後述のように変速比を少なくとも
低速段、中速段および高速段の3段に切換え得る
補助変速機の入力側に連結されている。
12を同心状に包囲している中空軸18の前端部
には、フリーホイール19を介してステータ20
が装着されていると共に、中空軸18を同心状に
包囲している中空軸21の前端部外周面上には、
ポンプ羽根車8の内周部が中空軸21と一体的に
回転しうるようにして嵌合されている。そして、
ポンプ羽根車8に伝達された回転力は、中空軸2
1を介して、この中空軸21の後端部より駆動力
を受ける油圧ポンプ22に伝達されるようになつ
ている。この油圧ポンプ22は、説明の便宜上、
第1図中の右下部の油圧回路内にも別途図示され
ている。また、出力軸12の後端部は、図示され
てはいないが、後述のように変速比を少なくとも
低速段、中速段および高速段の3段に切換え得る
補助変速機の入力側に連結されている。
ポンプ羽根車8は本発明の入力側回転部材を構
成し、またタービン羽根車14は本発明の出力側
回転部材を構成しており、これらポンプ羽根車8
とタービン羽根車14との間には、制御流体圧に
より作動してポンプ羽根車8およびタービン羽根
車14間の回転の滑りを許容しつつ、ポンプ羽根
車8およびタービン羽根車14間のトルク伝達を
機械的に行わせることができる環状の半直結クラ
ツチ23が介装されている。
成し、またタービン羽根車14は本発明の出力側
回転部材を構成しており、これらポンプ羽根車8
とタービン羽根車14との間には、制御流体圧に
より作動してポンプ羽根車8およびタービン羽根
車14間の回転の滑りを許容しつつ、ポンプ羽根
車8およびタービン羽根車14間のトルク伝達を
機械的に行わせることができる環状の半直結クラ
ツチ23が介装されている。
以下、半直結クラツチ23について説明する。
タービン羽根車14側に形成された環状のシリン
ダ24内には、外周面上に凸形のテーパ面26を
有する筒状のロツドを一体的に備えた環状のピス
トン25が軸方向に滑接自在に嵌入されていると
共に、ポンプ羽根車8側には、内周面上に凹形の
テーパ面28を有する環状の受圧リング27が装
着されており、凸形のテーパ面26と凹形のテー
パ面28との間の環状の間隙部内には、第2図に
示されるように、周方向に相互に間隔を置いて、
しかも各々の中心線Oの方向が出力軸12の中心
線gの方向に対して投影角θだけ捩れた姿勢にな
るようにして、多数のローラ29がケージ29′
に保持された状態で配設されている。
タービン羽根車14側に形成された環状のシリン
ダ24内には、外周面上に凸形のテーパ面26を
有する筒状のロツドを一体的に備えた環状のピス
トン25が軸方向に滑接自在に嵌入されていると
共に、ポンプ羽根車8側には、内周面上に凹形の
テーパ面28を有する環状の受圧リング27が装
着されており、凸形のテーパ面26と凹形のテー
パ面28との間の環状の間隙部内には、第2図に
示されるように、周方向に相互に間隔を置いて、
しかも各々の中心線Oの方向が出力軸12の中心
線gの方向に対して投影角θだけ捩れた姿勢にな
るようにして、多数のローラ29がケージ29′
に保持された状態で配設されている。
したがつて、ピストン25が後述の制御油圧に
よりポンプ羽根車8側へ押圧力、すなわち第1図
の右方への押圧力を受けていないときには、ポン
プ羽根車8とタービン羽根車14とは自由に相対
回転をすることができ、入力軸2よりトルク伝達
板3を介してポンプ羽根車8に伝達された動力
は、トルクコンバータ1内に充満されている作動
油の作用により、流体的にタービン羽根車14へ
と伝達され、この流体的な動力伝達の際、もしト
ルク増幅作用が生じているならば、そのときの反
力はステータ20が分担し、トルク増幅作用が生
じていないときには、ステータ20はフリーホイ
ール19の作動により空転し、そ結果、ポンプ羽
根車8、タービン羽根車14およびステータ20
は共に相伴して同じ方向に回転する。
よりポンプ羽根車8側へ押圧力、すなわち第1図
の右方への押圧力を受けていないときには、ポン
プ羽根車8とタービン羽根車14とは自由に相対
回転をすることができ、入力軸2よりトルク伝達
板3を介してポンプ羽根車8に伝達された動力
は、トルクコンバータ1内に充満されている作動
油の作用により、流体的にタービン羽根車14へ
と伝達され、この流体的な動力伝達の際、もしト
ルク増幅作用が生じているならば、そのときの反
力はステータ20が分担し、トルク増幅作用が生
じていないときには、ステータ20はフリーホイ
ール19の作動により空転し、そ結果、ポンプ羽
根車8、タービン羽根車14およびステータ20
は共に相伴して同じ方向に回転する。
また、ピストン25が後述の制御油圧によりポ
ンプ羽根車8側への押圧力を受ているときには、
半直結クラツチ23の各ローラ29が凸形のテー
パ面26により押圧されて凹形のテーパ面28内
に入り込み、受圧リング27がポンプ羽根車8と
一体的に駆動方向、すなわち第2図の矢印a方向
に回転することによつて、各ローラ29のころが
り回転に伴なう食い込み作用により、ポンプ羽根
車8側の駆動トルクは、機械的にタービン羽根車
14側へと伝達される。この際、半直結クラツチ
23は、入力側回転部材であるポンプ羽根車8と
出力側回転部材であるタービン羽根車14との間
にある程度の回転の滑りを許容し、そのときの回
転の滑りの度合いは、ピストン25をポンプ羽根
車8側へ押圧しようとする制御油圧の高さが高い
程小さく、また制御油圧の高さが低い程大きい。
ンプ羽根車8側への押圧力を受ているときには、
半直結クラツチ23の各ローラ29が凸形のテー
パ面26により押圧されて凹形のテーパ面28内
に入り込み、受圧リング27がポンプ羽根車8と
一体的に駆動方向、すなわち第2図の矢印a方向
に回転することによつて、各ローラ29のころが
り回転に伴なう食い込み作用により、ポンプ羽根
車8側の駆動トルクは、機械的にタービン羽根車
14側へと伝達される。この際、半直結クラツチ
23は、入力側回転部材であるポンプ羽根車8と
出力側回転部材であるタービン羽根車14との間
にある程度の回転の滑りを許容し、そのときの回
転の滑りの度合いは、ピストン25をポンプ羽根
車8側へ押圧しようとする制御油圧の高さが高い
程小さく、また制御油圧の高さが低い程大きい。
受圧リング27がポンプ羽根車8と一体的に非
駆動方向、すなわち第2図の矢印b方向に回転し
ても、各ローラ29のころがり回転に伴なう食い
込み作用は生じず、このときにはポンプ羽根車8
側の動力は、半直結クラツチ23を介しては、タ
ービン羽根車14側への伝達されない。したがつ
て、半直結クラツチ23は、エンジンからの駆動
方向のトルクのみを出力軸12へと伝達する。
駆動方向、すなわち第2図の矢印b方向に回転し
ても、各ローラ29のころがり回転に伴なう食い
込み作用は生じず、このときにはポンプ羽根車8
側の動力は、半直結クラツチ23を介しては、タ
ービン羽根車14側への伝達されない。したがつ
て、半直結クラツチ23は、エンジンからの駆動
方向のトルクのみを出力軸12へと伝達する。
半直結クラツチ23の直結力、すなわち半直結
クラツチ23が、ポンプ羽根車8側の動力を半直
結クラツチ23の機械的な連結作用を通してター
ビン羽根車14側に伝達しうる連結力は、ピスト
ン25をポンプ羽根車8側に押圧する制御油圧に
より制御されるが、この制御油圧を伝達する制御
油は、タービン羽根車14内に形成された油路3
0を通してシリンダ24内へ送られる。
クラツチ23が、ポンプ羽根車8側の動力を半直
結クラツチ23の機械的な連結作用を通してター
ビン羽根車14側に伝達しうる連結力は、ピスト
ン25をポンプ羽根車8側に押圧する制御油圧に
より制御されるが、この制御油圧を伝達する制御
油は、タービン羽根車14内に形成された油路3
0を通してシリンダ24内へ送られる。
出力軸12の中心部には軸方向に油路31が形
成されており、この油路31内に導入された制御
油は、油路31から出力軸12の外周面側へ向け
て形成された油路32を介して、シール部材17
とスプライン13との間の環状の間隙部内へ流入
し、更にスプライン13の間隙内を軸方向に通過
して油路30へと送られる。この際、油路31内
の制御油の一部は、油路31の先端部に嵌入され
た盲栓33に形成されているオリフイス34を通
してトルクコンバータ1内の作動油室内へ流出す
る。
成されており、この油路31内に導入された制御
油は、油路31から出力軸12の外周面側へ向け
て形成された油路32を介して、シール部材17
とスプライン13との間の環状の間隙部内へ流入
し、更にスプライン13の間隙内を軸方向に通過
して油路30へと送られる。この際、油路31内
の制御油の一部は、油路31の先端部に嵌入され
た盲栓33に形成されているオリフイス34を通
してトルクコンバータ1内の作動油室内へ流出す
る。
第3図には、盲栓33に代えて別の構造を有す
る盲栓35を油路31の先端部に装着した場合の
一例が示されている。盲栓35はボール36の作
用により油路31からトルクコンバータ1の作動
油室側への制御油の流出のみを許容し、その逆流
を防止する一方向オリフイス37を備えている。
盲栓35のように一方向オリフイス37を備えて
いる場合には、油路31内に送り込まれた制御油
の油圧を低下させて半直結クラツチ23の直結作
動を解除する際の応答を迅速化することができ
る。
る盲栓35を油路31の先端部に装着した場合の
一例が示されている。盲栓35はボール36の作
用により油路31からトルクコンバータ1の作動
油室側への制御油の流出のみを許容し、その逆流
を防止する一方向オリフイス37を備えている。
盲栓35のように一方向オリフイス37を備えて
いる場合には、油路31内に送り込まれた制御油
の油圧を低下させて半直結クラツチ23の直結作
動を解除する際の応答を迅速化することができ
る。
ポンプ羽根車8より中空軸21を介して伝達さ
れる動力により駆動される油圧ポンプ22、すな
わち第1図中の右下部の油圧回路内にも図示され
ている油圧ポンプ22は、油槽T内の作動油を吸
引して、その一部を途中にオリフイス38を備え
た油路39、および中空軸18と中空軸21間の
環状の間隙部を介してトルクコンバータ1の作動
油室内に圧送すると共に、他の一部を油路42を
介して油圧制御回路43へ圧送する。そして、ト
ルクコンバータ1の作動油室内の余剰油は、出力
軸12と中空軸18との間の環状の間隙部、およ
び途中にチエツク弁40を備えた油路41を介し
て図示されていないオイルクーラへ導かれ、冷却
された後油槽Tへ還流すると共に、油圧ポンプ2
2より吐出した直後の余剰油は、途中に圧力制御
弁45を備えた油路45を介して油槽Tへ還流す
る。
れる動力により駆動される油圧ポンプ22、すな
わち第1図中の右下部の油圧回路内にも図示され
ている油圧ポンプ22は、油槽T内の作動油を吸
引して、その一部を途中にオリフイス38を備え
た油路39、および中空軸18と中空軸21間の
環状の間隙部を介してトルクコンバータ1の作動
油室内に圧送すると共に、他の一部を油路42を
介して油圧制御回路43へ圧送する。そして、ト
ルクコンバータ1の作動油室内の余剰油は、出力
軸12と中空軸18との間の環状の間隙部、およ
び途中にチエツク弁40を備えた油路41を介し
て図示されていないオイルクーラへ導かれ、冷却
された後油槽Tへ還流すると共に、油圧ポンプ2
2より吐出した直後の余剰油は、途中に圧力制御
弁45を備えた油路45を介して油槽Tへ還流す
る。
油圧制御回路43は、シフトレバーの位置を示
すシフトレバー位置信号46、車速の大きさを示
す車速信号47、およびスロツトル開度を示すス
ロツトル開度信号48等の各種の入力信号に基づ
いて、出力軸12により駆動される補助変速機の
低速段領域の動力伝達を行う摩擦係合部49に制
御油を供給するための油路50、中速段領域の動
力伝達を行う摩擦係合部51に制御油を供給する
ための油路52、あるいは高速段領域の動力伝達
を行う摩擦係合部53に制御油を供給するための
油路54へ選択的に制御油を送る。各摩擦係合部
は、例えば多板クラツチあるいはブレーキバンド
等の摩擦係合要素により構成されていて良い。ま
た、補助変速機は3段変速のみならず、必要に応
じて別の変速段数を有していても良い。
すシフトレバー位置信号46、車速の大きさを示
す車速信号47、およびスロツトル開度を示すス
ロツトル開度信号48等の各種の入力信号に基づ
いて、出力軸12により駆動される補助変速機の
低速段領域の動力伝達を行う摩擦係合部49に制
御油を供給するための油路50、中速段領域の動
力伝達を行う摩擦係合部51に制御油を供給する
ための油路52、あるいは高速段領域の動力伝達
を行う摩擦係合部53に制御油を供給するための
油路54へ選択的に制御油を送る。各摩擦係合部
は、例えば多板クラツチあるいはブレーキバンド
等の摩擦係合要素により構成されていて良い。ま
た、補助変速機は3段変速のみならず、必要に応
じて別の変速段数を有していても良い。
油路52からは途中にオリフイス55を備えた
油路56が分岐していると共に、油路54からは
油路57が分岐しており、各油路56,57は、
電磁切換弁58により選択的に油路31に連通す
る油路59に連通される。
油路56が分岐していると共に、油路54からは
油路57が分岐しており、各油路56,57は、
電磁切換弁58により選択的に油路31に連通す
る油路59に連通される。
電磁切換弁58は電子制御回路60により制御
されて作動するが、この電子制御回路60におい
ては、車速の大きさを示す車速信号を発生する車
速信号発生器61およびスロツトル開度を示すス
ロツトル開度信号を発生するスロツトル開度信号
発生器62の各出力信号を受けたコンピユータ6
3が、あらかじめ定められた判断基準に従つて、
出力信号をトランジスタ64に送ることにより電
磁切換弁58に通電する。
されて作動するが、この電子制御回路60におい
ては、車速の大きさを示す車速信号を発生する車
速信号発生器61およびスロツトル開度を示すス
ロツトル開度信号を発生するスロツトル開度信号
発生器62の各出力信号を受けたコンピユータ6
3が、あらかじめ定められた判断基準に従つて、
出力信号をトランジスタ64に送ることにより電
磁切換弁58に通電する。
第4図には、コンピユータ63の判断基準の一
例が車速とスロツトル開度との間の相関図の形で
示されている。横軸には車速Vの大きさが示さ
れ、縦軸にはスロツトル開度が示されており、
図中斜線部分が電磁切換弁58の励磁領域を示
し、残余部分は電磁切換弁58の消磁領域を示し
ている。
例が車速とスロツトル開度との間の相関図の形で
示されている。横軸には車速Vの大きさが示さ
れ、縦軸にはスロツトル開度が示されており、
図中斜線部分が電磁切換弁58の励磁領域を示
し、残余部分は電磁切換弁58の消磁領域を示し
ている。
第5図には、第4図に従つて電磁切換弁58が
励磁された場合の車速Vおよびスロツトル開度
に対する半直結クラツチ23の作動領域が図示さ
れている。横軸は車速を示し、縦軸はスロツトル
開度を示しており、図中斜線部分が半直結クラツ
チ23の連結作動領域を示し、残余部分は半直結
クラツチ23の遮断領域を示している。ここで点
線X,Yは補助変速機による変速特性線であり、
点線Xの左側が低速段領域、点線Xと点線Yの間
が中速段領域、点線Yの右側が高速段領域であ
る。
励磁された場合の車速Vおよびスロツトル開度
に対する半直結クラツチ23の作動領域が図示さ
れている。横軸は車速を示し、縦軸はスロツトル
開度を示しており、図中斜線部分が半直結クラツ
チ23の連結作動領域を示し、残余部分は半直結
クラツチ23の遮断領域を示している。ここで点
線X,Yは補助変速機による変速特性線であり、
点線Xの左側が低速段領域、点線Xと点線Yの間
が中速段領域、点線Yの右側が高速段領域であ
る。
次に第1図の実施例において電磁切換弁58が
電子制御回路60により第4図の判断基準に従つ
て励磁された場合の作用について説明する。
電子制御回路60により第4図の判断基準に従つ
て励磁された場合の作用について説明する。
エンジンが駆動しているときには、入力軸2の
動力は、トルク伝達板3を介してポンプ羽根車8
へ伝達されている。そして、油圧制御回路43よ
り油路50を通して摩擦係合部49に制御油が送
られていることにより、補助変速機が低速段変速
比を確立して、第5図の点線Xよりも左側の領域
で変速作動をしている場合には、電磁切換弁58
の作動位置に関係なく、半直結クラツチ23には
制御油が送られることはないから、半直結クラツ
チ23は遮断状態となりポンプ羽根車8側の動力
は流体的にタービン羽根車14側へ増幅されて伝
達され、このタービン羽根車14に伝達された動
力は更に出力軸12を介して補助変速機へと伝達
される。これにより、トルクコンバータ1のトル
ク増幅作用の下で車両をスムーズに加速すること
ができる。
動力は、トルク伝達板3を介してポンプ羽根車8
へ伝達されている。そして、油圧制御回路43よ
り油路50を通して摩擦係合部49に制御油が送
られていることにより、補助変速機が低速段変速
比を確立して、第5図の点線Xよりも左側の領域
で変速作動をしている場合には、電磁切換弁58
の作動位置に関係なく、半直結クラツチ23には
制御油が送られることはないから、半直結クラツ
チ23は遮断状態となりポンプ羽根車8側の動力
は流体的にタービン羽根車14側へ増幅されて伝
達され、このタービン羽根車14に伝達された動
力は更に出力軸12を介して補助変速機へと伝達
される。これにより、トルクコンバータ1のトル
ク増幅作用の下で車両をスムーズに加速すること
ができる。
また、油圧制御回路43より油路52を通して
摩擦係合部51に制御油が送られていることによ
り、補助変速機が中速段変速比を確立して、第5
図の点線Xと点線Yとの間の領域で変速作動をし
ている場合には、油路52内の制御油は途中にオ
リフイス55を備える油路56内へも分流する。
このとき、電磁切換弁58が励磁されていなけれ
ば、油路56内の制御油はこの電磁切換弁58に
より遮断されるので、半直結クラツチ23に制御
油は送られず、ポンプ羽根車8側の動力は流体的
にタービン羽根車14側へ伝達される。
摩擦係合部51に制御油が送られていることによ
り、補助変速機が中速段変速比を確立して、第5
図の点線Xと点線Yとの間の領域で変速作動をし
ている場合には、油路52内の制御油は途中にオ
リフイス55を備える油路56内へも分流する。
このとき、電磁切換弁58が励磁されていなけれ
ば、油路56内の制御油はこの電磁切換弁58に
より遮断されるので、半直結クラツチ23に制御
油は送られず、ポンプ羽根車8側の動力は流体的
にタービン羽根車14側へ伝達される。
しかし、第4図の判断基準に従つて、車速Vが
V1V<V2の状態にあつて、しかもスロツトル
開度が1<2の状態にある場合、ある
いは車速VがV2V<V3の状態にあつて、しか
もスロツトル開度が<1または2の
状態にある場合には、電磁切換弁58が励磁され
るので、結局、第5図の斜線部分A1およびA2の
領域において半直結クラツチ23に制御油が送ら
れる。この際、制御油は油路56の途中でオリフ
イス55により絞られると共に、油路31に達し
た制御油の一部は、オフイス34を通して比較的
低圧のトルクコンバータ1の作動油室側へ漏出す
るので、半直結クラツチ23へは、油路52を通
して摩擦係合部51へ送られる制御油の油圧より
も一層低い段位の油圧が伝達される。その結果、
半直結クラツチ23は、ポンプ羽根車8およびタ
ービン羽根車14間に比較的大きな回転の滑りを
許容しつつ、ポンプ羽根車8側の動力を機械的な
連結作用を通してタービン羽根車14側へ伝達す
る。前記回転の滑りにより動力の伝達を静粛に行
いつつトルク増幅作用の下で車両の加速をスムー
ズに行い、また前記機械的連結作用により燃費を
低減することができる。
V1V<V2の状態にあつて、しかもスロツトル
開度が1<2の状態にある場合、ある
いは車速VがV2V<V3の状態にあつて、しか
もスロツトル開度が<1または2の
状態にある場合には、電磁切換弁58が励磁され
るので、結局、第5図の斜線部分A1およびA2の
領域において半直結クラツチ23に制御油が送ら
れる。この際、制御油は油路56の途中でオリフ
イス55により絞られると共に、油路31に達し
た制御油の一部は、オフイス34を通して比較的
低圧のトルクコンバータ1の作動油室側へ漏出す
るので、半直結クラツチ23へは、油路52を通
して摩擦係合部51へ送られる制御油の油圧より
も一層低い段位の油圧が伝達される。その結果、
半直結クラツチ23は、ポンプ羽根車8およびタ
ービン羽根車14間に比較的大きな回転の滑りを
許容しつつ、ポンプ羽根車8側の動力を機械的な
連結作用を通してタービン羽根車14側へ伝達す
る。前記回転の滑りにより動力の伝達を静粛に行
いつつトルク増幅作用の下で車両の加速をスムー
ズに行い、また前記機械的連結作用により燃費を
低減することができる。
油圧制御回路43より油路54を通して摩擦係
合部53に制御油が送られていることにより、補
助変速機が高速段変速比を確立して、第5図の点
線Yよりも右側の領域で変速作動をしている場合
には、油路54内の制御油は油路57へも分流す
る。このとき、電磁切換弁58が励磁されている
と、油路57内の制御油はこの電磁切換弁58に
より遮断されるので、半直結クラツチ23には制
御油が送られず、ポンプ羽根車8側の動力は流体
的にタービン羽根車14へ伝達される。
合部53に制御油が送られていることにより、補
助変速機が高速段変速比を確立して、第5図の点
線Yよりも右側の領域で変速作動をしている場合
には、油路54内の制御油は油路57へも分流す
る。このとき、電磁切換弁58が励磁されている
と、油路57内の制御油はこの電磁切換弁58に
より遮断されるので、半直結クラツチ23には制
御油が送られず、ポンプ羽根車8側の動力は流体
的にタービン羽根車14へ伝達される。
しかし、第4図の判断基準に従つて、車速Vが
V<V1の状態にある場合、車速VがV1V<V2
の状態にあつてしかもスロツトル開度が<
1または2の状態にある場合、車速Vが
V2V<V3の状態にあつて、しかもスロツトル
開度が、1<2の状態にある場合、あ
るいは車速VがV3Vの状態にある場合には、
それぞれ電磁切換弁58が消磁されるので、結
局、第5図の斜線部分A3,A4およびA5の領域に
おいて半直結クラツチ23に制御油が送られる。
この場合にも、油路31内に送られた制御油の一
部はオリフイス34を通してトルクコンバータ1
の作動油室側へ漏出するが、このときの漏出量
は、圧送されてくる油量に比べて無視しうる程度
に少ないので、ピストン25はほぼ規定の強い圧
力でポンプ羽根車8側へ押圧され、その結果、半
直結クラツチ8は、ポンプ羽根車8およびタービ
ン羽根車14間にほとんど回転の滑りがない状態
でポンプ羽根車8側の動力を機械的な連結作用を
通してタービン羽根車14側へ伝達する。これに
より燃費を低減することができる。
V<V1の状態にある場合、車速VがV1V<V2
の状態にあつてしかもスロツトル開度が<
1または2の状態にある場合、車速Vが
V2V<V3の状態にあつて、しかもスロツトル
開度が、1<2の状態にある場合、あ
るいは車速VがV3Vの状態にある場合には、
それぞれ電磁切換弁58が消磁されるので、結
局、第5図の斜線部分A3,A4およびA5の領域に
おいて半直結クラツチ23に制御油が送られる。
この場合にも、油路31内に送られた制御油の一
部はオリフイス34を通してトルクコンバータ1
の作動油室側へ漏出するが、このときの漏出量
は、圧送されてくる油量に比べて無視しうる程度
に少ないので、ピストン25はほぼ規定の強い圧
力でポンプ羽根車8側へ押圧され、その結果、半
直結クラツチ8は、ポンプ羽根車8およびタービ
ン羽根車14間にほとんど回転の滑りがない状態
でポンプ羽根車8側の動力を機械的な連結作用を
通してタービン羽根車14側へ伝達する。これに
より燃費を低減することができる。
而して以上の実施例において、油路30,3
1,32,56,57,59、電磁切換弁58及
びオリフイス55は互いに協働して、油圧制御回
路43の作動油圧を半直結クラツチ23に導入す
るための、本発明の制御油圧導入手段を構成し
ており、即ち、この制御油圧導入手段は、高速
段確立用摩擦係合部53の作動時において半直結
クラツチ23の作動領域では半直結クラツチ23
を略直結状態でトルク伝達させるべく同クラツチ
23に該高速段確立用摩擦係合部53の作動油圧
をそのまま導入するように作用し、且つ前記中速
段確立用摩擦係合部51の作動時において半直結
クラツチ23の作動領域では半直結クラツチ23
を滑りながらトルク伝達させるべく同クラツチ2
3に該中速段確立用摩擦係合部51の作動油圧を
減圧して導入するように作用し、且つまた前記低
速段確立用摩擦係合部49の作動時には半直結ク
ラツチ23を遮断状態に保持すべく同クラツチ2
3に該低速段確立用摩擦係合部49の作動油圧が
導入されないように作用する。
1,32,56,57,59、電磁切換弁58及
びオリフイス55は互いに協働して、油圧制御回
路43の作動油圧を半直結クラツチ23に導入す
るための、本発明の制御油圧導入手段を構成し
ており、即ち、この制御油圧導入手段は、高速
段確立用摩擦係合部53の作動時において半直結
クラツチ23の作動領域では半直結クラツチ23
を略直結状態でトルク伝達させるべく同クラツチ
23に該高速段確立用摩擦係合部53の作動油圧
をそのまま導入するように作用し、且つ前記中速
段確立用摩擦係合部51の作動時において半直結
クラツチ23の作動領域では半直結クラツチ23
を滑りながらトルク伝達させるべく同クラツチ2
3に該中速段確立用摩擦係合部51の作動油圧を
減圧して導入するように作用し、且つまた前記低
速段確立用摩擦係合部49の作動時には半直結ク
ラツチ23を遮断状態に保持すべく同クラツチ2
3に該低速段確立用摩擦係合部49の作動油圧が
導入されないように作用する。
第1図の自動変速機において、オリフイス34
を備えた盲栓33に代えて、オリフイスを有しな
い盲栓65により油路31の先端部が完全に閉塞
された場合の実施例が示されている。この実施例
においては、第1図のオリフイス34,55に代
えて減圧弁66が採用されている。弾発ばね68
により一方向に偏倚力を受けるスプール67の作
用により、油路52より分流してポート69に流
入した制御油はポート70を経て油路56内へ流
出するが、油路56内の油圧が一定圧を超える
と、油路71を通してポート72に流入した制御
油は、スプール67を弾発ばね68の弾発力に抗
し押圧してポート70を閉じる。従つて油路56
の油圧を油路52のそれより低い一定圧とするこ
とができる。
を備えた盲栓33に代えて、オリフイスを有しな
い盲栓65により油路31の先端部が完全に閉塞
された場合の実施例が示されている。この実施例
においては、第1図のオリフイス34,55に代
えて減圧弁66が採用されている。弾発ばね68
により一方向に偏倚力を受けるスプール67の作
用により、油路52より分流してポート69に流
入した制御油はポート70を経て油路56内へ流
出するが、油路56内の油圧が一定圧を超える
と、油路71を通してポート72に流入した制御
油は、スプール67を弾発ばね68の弾発力に抗
し押圧してポート70を閉じる。従つて油路56
の油圧を油路52のそれより低い一定圧とするこ
とができる。
したがつて、弾発ばね68のばね力を適切に設
定することにより、油圧制御回路43より油路5
2を通して摩擦係合部51に制御油が送られ、補
助変速機が中速段領域で変速作動をしている場合
には、第1図について説明した場合と同様にし
て、電磁切換弁58が励磁されているときには、
半直結クラツチ23は、比較的大きな回転の滑り
を許容しつつ、ポンプ羽根車8側の動力を機械的
な連結作用を通してタービン羽根車14側へ伝達
する。
定することにより、油圧制御回路43より油路5
2を通して摩擦係合部51に制御油が送られ、補
助変速機が中速段領域で変速作動をしている場合
には、第1図について説明した場合と同様にし
て、電磁切換弁58が励磁されているときには、
半直結クラツチ23は、比較的大きな回転の滑り
を許容しつつ、ポンプ羽根車8側の動力を機械的
な連結作用を通してタービン羽根車14側へ伝達
する。
以上の実施例においては、補助変速機が3段変
速である場合について説明したが、補助変速機が
例えば4段変速である場合にも、その第3速段お
よび第4速段を前記実施例の中速段および高速段
と同様に取扱うことで、本発明を適用しうること
は明らかであろう。
速である場合について説明したが、補助変速機が
例えば4段変速である場合にも、その第3速段お
よび第4速段を前記実施例の中速段および高速段
と同様に取扱うことで、本発明を適用しうること
は明らかであろう。
また、第1図の実施例において、油路56の途
中に比較的絞り度の大きいオリフイス55を配設
すると共に、油路57の途中に比較的絞り度の小
さいオリフイスを配設するようにしてもよい。
中に比較的絞り度の大きいオリフイス55を配設
すると共に、油路57の途中に比較的絞り度の小
さいオリフイスを配設するようにしてもよい。
以上のように本発明によれば、入力側回転部材
8および出力側回転部材14を有するトルクコン
バータ1と、前記両回転部材8,14間に介装さ
れ、制御油圧により作動して前記両回転部材8,
14間の回転の滑りを許容しつつ、前記両回転部
材8,14間のトルク伝達を機械的に行わせるこ
とができる半直結クラツチ23と、前記トルクコ
ンバータ1の前記出力側回転部材14に連動し、
変速比を少なくとも低速段、中速段および高速段
の3段に切換え得る補助変速機と、この補助変速
機の低速段確立用摩擦係合部49、中速段確立用
摩擦係合部51および高速段確立用摩擦係合部5
3に作動油圧を供給し得る油圧制御回路43とを
少なくとも備えてなり、前記高速段確立用摩擦係
合部53の作動時において半直結クラツチ23の
作動領域では半直結クラツチ23を略直結状態で
トルク伝達させるべく同クラツチ23に該高速段
確立用摩擦係合部53の作動油圧をそのまま導入
するようにし、且つ前記中速段確立用摩擦係合部
51の作動時において半直結クラツチ23の作動
領域では半直結クラツチ23を滑りながらトルク
伝達させるべく同クラツチ23に該中速段確立用
摩擦係合部51の作動油圧を減圧して導入するよ
うにし、且つまた前記低速段確立用摩擦係合部4
9の作動時には半直結クラツチ23を遮断状態に
保持すべく同クラツチ23に該低速段確立用摩擦
係合部49の作動油圧が導入されないようにした
制御油圧導入手段を前記油圧制御回路43と半
直結クラツチ23との間に設けたので、半直結ク
ラツチ23のクラツチ結合力を、補助変速機の低
速段変速比の確立時にはそのクラツチ23が常に
遮断状態となるように制御して、トルクコンバー
タ1のトルク増幅作用の下で車両をスムーズに加
速することができ、また上記クラツチ結合力を、
補助変速機の中速段変速比の確立時にはそのクラ
ツチ23が滑りながらトルクを伝達するように制
御して、前記滑りにより動力の伝達を静粛に行い
つつトルク増幅作用の下で車両の加速をスムーズ
に行い、その上、クラツチ23の機械的連結作用
により燃費を低減することができ、さらに上記ク
ラツチ結合力を、補助変速機の高速段変速比の確
立時にはそのクラツチ23がほとんど滑りのない
状態でトルクを伝達するように制御して、主とし
て機械的連結作用により燃費を低減することがで
き、このように半直結クラツチ23のクラツチ結
合力を補助変速機の変速段に応じて極め細かく制
御することにより、従来にも増してより効果的な
燃費の低減と静粛かつ円滑な動力伝達を達成し得
る車両用自動変速機が得られる。
8および出力側回転部材14を有するトルクコン
バータ1と、前記両回転部材8,14間に介装さ
れ、制御油圧により作動して前記両回転部材8,
14間の回転の滑りを許容しつつ、前記両回転部
材8,14間のトルク伝達を機械的に行わせるこ
とができる半直結クラツチ23と、前記トルクコ
ンバータ1の前記出力側回転部材14に連動し、
変速比を少なくとも低速段、中速段および高速段
の3段に切換え得る補助変速機と、この補助変速
機の低速段確立用摩擦係合部49、中速段確立用
摩擦係合部51および高速段確立用摩擦係合部5
3に作動油圧を供給し得る油圧制御回路43とを
少なくとも備えてなり、前記高速段確立用摩擦係
合部53の作動時において半直結クラツチ23の
作動領域では半直結クラツチ23を略直結状態で
トルク伝達させるべく同クラツチ23に該高速段
確立用摩擦係合部53の作動油圧をそのまま導入
するようにし、且つ前記中速段確立用摩擦係合部
51の作動時において半直結クラツチ23の作動
領域では半直結クラツチ23を滑りながらトルク
伝達させるべく同クラツチ23に該中速段確立用
摩擦係合部51の作動油圧を減圧して導入するよ
うにし、且つまた前記低速段確立用摩擦係合部4
9の作動時には半直結クラツチ23を遮断状態に
保持すべく同クラツチ23に該低速段確立用摩擦
係合部49の作動油圧が導入されないようにした
制御油圧導入手段を前記油圧制御回路43と半
直結クラツチ23との間に設けたので、半直結ク
ラツチ23のクラツチ結合力を、補助変速機の低
速段変速比の確立時にはそのクラツチ23が常に
遮断状態となるように制御して、トルクコンバー
タ1のトルク増幅作用の下で車両をスムーズに加
速することができ、また上記クラツチ結合力を、
補助変速機の中速段変速比の確立時にはそのクラ
ツチ23が滑りながらトルクを伝達するように制
御して、前記滑りにより動力の伝達を静粛に行い
つつトルク増幅作用の下で車両の加速をスムーズ
に行い、その上、クラツチ23の機械的連結作用
により燃費を低減することができ、さらに上記ク
ラツチ結合力を、補助変速機の高速段変速比の確
立時にはそのクラツチ23がほとんど滑りのない
状態でトルクを伝達するように制御して、主とし
て機械的連結作用により燃費を低減することがで
き、このように半直結クラツチ23のクラツチ結
合力を補助変速機の変速段に応じて極め細かく制
御することにより、従来にも増してより効果的な
燃費の低減と静粛かつ円滑な動力伝達を達成し得
る車両用自動変速機が得られる。
その上、半直結クラツチ23のクラツチ結合力
を制御するための制御油圧としては、補助変速機
の高速段確立用摩擦係合部53の作動油圧と、中
速段確立用摩擦係合部51の作動油圧を減圧させ
たものとをそのまま利用することができるから、
半直結クラツチを備える従来装置に大幅な改造を
加えることなく容易に適用することができ、コス
トの低減に寄与し得る。
を制御するための制御油圧としては、補助変速機
の高速段確立用摩擦係合部53の作動油圧と、中
速段確立用摩擦係合部51の作動油圧を減圧させ
たものとをそのまま利用することができるから、
半直結クラツチを備える従来装置に大幅な改造を
加えることなく容易に適用することができ、コス
トの低減に寄与し得る。
第1図は本発明の一実施例に基づく車両用自動
変速機の油圧制御回路と共に示された要部縦断面
図、第2図は第1図の要部拡大展開図、第3図は
第1図の要部の変形例を示す縦断面図、第4図は
電子制御回路の判断基準の一例を示す車速−スロ
ツトル開度相関図、第5図は半直結クラツチの作
動領域を示す車速−スロツトル開度相関図、第6
図は第1図の変形例を示す第1図と同様な油圧制
御回路図付き要部縦断面図である。 1…トルクコンバータ、8…本発明の入力側回
転部材を構成するポンプ羽根車、14…本発明の
出力側回転部材を構成するタービン羽根車、23
…半直結クラツチ、34…第2のオリフイス3、
43…油圧制御回路、49,51,53…摩擦係
合部、52,54,56,57…油路、55…第
1のオリフイス、58…電磁切換弁、60…電子
制御回路、66…減圧弁、…制御油圧導入手
段。
変速機の油圧制御回路と共に示された要部縦断面
図、第2図は第1図の要部拡大展開図、第3図は
第1図の要部の変形例を示す縦断面図、第4図は
電子制御回路の判断基準の一例を示す車速−スロ
ツトル開度相関図、第5図は半直結クラツチの作
動領域を示す車速−スロツトル開度相関図、第6
図は第1図の変形例を示す第1図と同様な油圧制
御回路図付き要部縦断面図である。 1…トルクコンバータ、8…本発明の入力側回
転部材を構成するポンプ羽根車、14…本発明の
出力側回転部材を構成するタービン羽根車、23
…半直結クラツチ、34…第2のオリフイス3、
43…油圧制御回路、49,51,53…摩擦係
合部、52,54,56,57…油路、55…第
1のオリフイス、58…電磁切換弁、60…電子
制御回路、66…減圧弁、…制御油圧導入手
段。
Claims (1)
- 1 入力側回転部材8および出力側回転部材14
を有するトルクコンバータ1と、前記両回転部材
8,14間に介装され、制御油圧により作動して
前記両回転部材8,14間の回転の滑りを許容し
つつ、前記両回転部材8,14間のトルク伝達を
機械的に行わせることができる半直結クラツチ2
3と、前記トルクコンバータ1の前記出力側回転
部材14に連動し、変速比を少なくとも低速段、
中速段および高速段の3段に切換え得る補助変速
機と、この補助変速機の低速段確立用摩擦係合部
49、中速段確立用摩擦係合部51および高速段
確立用摩擦係合部53に作動油圧を供給し得る油
圧制御回路43とを少なくとも備えてなり、前記
高速段確立用摩擦係合部53の作動時において半
直結クラツチ23の作動領域では半直結クラツチ
23を略直結状態でトルク伝達させるべく同クラ
ツチ23に該高速段確立用摩擦係合部53の作動
油圧をそのまま導入するようにし、且つ前記中速
段確立用摩擦係合部51の作動時において半直結
クラツチ23の作動領域では半直結クラツチ23
を滑りながらトルク伝達させるべく同クラツチ2
3に該中速段確立用摩擦係合部51の作動油圧を
減圧して導入するようにし、且つまた前記低速段
確立用摩擦係合部49の作動時には半直結クラツ
チ23を遮断状態に保持すべく同クラツチ23に
該低速段確立用摩擦係合部49の作動油圧が導入
されないようにした制御油圧導入手段1を前記油
圧制御回路43と半直結クラツチ23との間に設
けたことを特徴とする、車両用自動変速機。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57114233A JPS596462A (ja) | 1982-07-01 | 1982-07-01 | 車両用自動変速機 |
| US06/508,102 US4535652A (en) | 1982-07-01 | 1983-06-27 | Automatic transmission and direct coupling clutch for vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57114233A JPS596462A (ja) | 1982-07-01 | 1982-07-01 | 車両用自動変速機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS596462A JPS596462A (ja) | 1984-01-13 |
| JPS6239298B2 true JPS6239298B2 (ja) | 1987-08-21 |
Family
ID=14632578
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57114233A Granted JPS596462A (ja) | 1982-07-01 | 1982-07-01 | 車両用自動変速機 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4535652A (ja) |
| JP (1) | JPS596462A (ja) |
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-
1982
- 1982-07-01 JP JP57114233A patent/JPS596462A/ja active Granted
-
1983
- 1983-06-27 US US06/508,102 patent/US4535652A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4535652A (en) | 1985-08-20 |
| JPS596462A (ja) | 1984-01-13 |
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