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JPS6239485B2 - - Google Patents
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JPS6239485B2 - - Google Patents

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JPS6239485B2
JPS6239485B2 JP17283079A JP17283079A JPS6239485B2 JP S6239485 B2 JPS6239485 B2 JP S6239485B2 JP 17283079 A JP17283079 A JP 17283079A JP 17283079 A JP17283079 A JP 17283079A JP S6239485 B2 JPS6239485 B2 JP S6239485B2
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tone arm
horizontal
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vertical
drive motor
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JP17283079A
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Shuichi Kimura
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Sony Corp
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Publication of JPS6239485B2 publication Critical patent/JPS6239485B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、レコードプレーヤに備えられるトー
ンアームの送り操作をリニヤモータ等の駆動モー
タにより行うようにしたいわゆる電子制御型レコ
ードプレーヤにおけるトーンアームの送り装置に
関し、特に、トーンアームの送り操作を行う駆動
モータに速度帰還サーボを施こして、トーンアー
ムの低域共振の制動と速度サーボとを行うように
した送り装置に関する。
一般に、レコードプレーヤに備えられるトーン
アームは、レコードプレーヤにおける再生特性上
の低音特性を決定する主要因であるとともに、ピ
ツクアツプカートリツジに適正な針圧を与え且つ
音溝を正しくトレースさせるための重要な一構成
要素である。例えば、ピツクアツプの低音再生限
界周波数は、トーンアームの共振特性による4Hz
〜15Hz程度のアームレゾナンス周波数によつて決
定される。また、通常、レコードデイスクには偏
心やそりがあり、トーンアームがこのような偏心
やそりに追随できるように余分な針圧を必要と
し、この余分な針圧は低音域におけるトーンアー
ムの機械的インピーダンスに依存する。
ところで、通常トーンアームはアームレゾナン
ス周波数において鋭い共振特性を呈することが多
く、再生特性上上記共振を制動して平坦な特性に
することが望ましい。従来より、電子制御型レコ
ードプレーヤにおいては、トーンアームを駆動す
るための駆動手段に速度比例形サーボ制御を施こ
すことによつて、上記アームレゾナンス周波数付
近におけるトーンアームの共振に制動を加えて該
共振を抑制し、特性の改善を図つている。しか
し、上記共振を十分に抑制するために、速度比例
形サーボ制御のサーボゲインを上げると、演奏中
のレコードデイスクの音溝によるトーンアームの
送りや、レコードデイスクの導出溝部分によるト
ーンアームの送り等の比較的にトーンアームの速
い送りによつて、水平感度が低下した場合と同様
に再生針の針先に溝送りと逆方向の力が与えられ
てしまう。このような力の発生は、演奏中には音
質を劣化させ、導出時には特に軽針圧であると再
生針で導出溝をトレースできなくなる等の種々の
問題点の原因となる。
上述の如き問題点に鑑み、本発明は、トーンア
ームのアームレゾナンス周波数付近の共振を十分
に制動して平坦な特性を得て、良好な再生特性の
実現できるレコードプレーヤを提供することを目
的とするものである。また、本発明の他の目的
は、演奏時あるいは導出時に等価的に水平感度の
劣化を防止して、軽針圧でも音溝あるいは導出溝
を正しくトレースし得るようにすることにある。
さらに、本発明の他の目的は、レコードデイスク
の偏心やそり等の影響による再生特性の劣化を防
止し得るようにすることにある。さらにまた、本
発明の他の目的は、再生帯域を挾めることなく、
トーンアームの共振を制動し得るようにすること
にある。そしてまた、本発明の他の目的は、トー
ンアームを目的の位置まで正確に移動せしめ得る
ようにすることにある。
以下、本発明について、本発明を適用して構成
した電子制御型レコードプレーヤの一実施例を示
す図面に従い詳細に説明する。
この実施例における電子制御型レコードプレー
ヤは、第1図のブロツク図に示すように、マイク
ロプロセツサ等によるプログラム制御機能を有す
るシステムコントロール回路(以下、単にシスコ
ンという。)11によりプログラム制御される。
トーンアーム100の水平制御系と垂直制御系と
を備え、上記水平制御系中の水平駆動モータ40
によつてトーンアーム100のリードイン操作や
リードアウト操作等の水平駆動操作を行い、上記
垂直制御系中の垂直駆動モータ50によつてトー
ンアーム100のアツプ操作やダウン操作等の垂
直操作を行うように構成されている。
上記水平駆動モータ40に駆動電流を供給する
水平駆動制御回路20は、上記シスコン11から
の水平制御信号によつてプログラム制御され、目
的の水平位置にトーンアーム100を移動せしめ
るように該水平駆動モータ40の駆動制御を行う
とともに、上記トーンアーム100の水平移動送
度を検出する水平速度検出器60からの速度検出
信号によつて該水平駆動モータ40の速度検出信
号によつて該水平駆動モータ40の速度帰還制御
を行つている。さらに、上記水平駆動制御回路2
0は、上記シスコン11からの制御信号により演
奏動作中にインサイドホースキヤンセル回路15
からIFC信号が供給され、演奏動作中におけるイ
ンサイドホースキヤンセルのための力を上記IFC
信号に従つて水平駆動モータ40に発生させてい
る。また、上記垂直駆動モータ50に駆動電流を
供給する垂直駆動制御回路30は、上記シスコン
11からの水平制御信号によつてプログラム制御
され、目的の垂直位置にトーンアーム100を移
動せしめるように該垂直駆動モータ50の駆動制
御を行うとともに、上記トーンアーム100の垂
直移動速度を検出する垂直速度検出器70からの
速度検出信号によつて該垂直駆動モータ50の速
度帰還制御を行つている。さらに、上記垂直駆動
モータ50は、上記シスコン11からの制御信号
により演奏動作中に針圧印加回路17からの針圧
信号が供給され、この針圧信号に従つた針圧を印
加するような力を上記垂直駆動モータ50に発生
させている。上記水平駆動モータ40および垂直
駆動モータ50により駆動操作されるトーンアー
ム100の水平方向および垂直方向の操作位置
は、水平位置検出器80および垂直位置検出器9
0によつて検出される。上記各位置検出器80,
90からの各位置検出信号は、上記シスコン11
にデータ信号として供給されている。このシスコ
ン11は、レコードプレーヤの各種操作モードに
おける制御プログラムが予め組込まれており、操
作モード設定器13からのモード指令信号に応じ
て選択される所定のプログラム動作を、上記水平
位置検出器80および垂直位置検出器90からの
各位置検出信号をデータ信号として実行し、各種
の制御信号を出力するようになつている。
上記水平駆動制御回路20は、例えば、第2図
に示すような具体的な構成を有しており、上記水
平速度検出器60からの速度検出信号に従つた速
度帰還制御および、上記シスコン11を介して上
記水平位置検出器80からの位置検出信号に従つ
た位置帰還制御を、水平駆動モータ40により水
平操作されるトーンアーム100について行う。
すなわち、第2図において、水平駆動制御回路2
0は、シスコン11からの制御信号をアナログ信
号に変換して位置帰還制御によるトーンアーム1
00の目標停止位置を示す位置目標信号を作り出
すデジタル・アナログ変換器DAと、上記位置目
標信号に従つた位置帰還制御および水平速度検出
器60からの速度検出信号に従つた速度帰還制御
を行うためのサーボ増幅器AMPSと、水平駆動モ
ータ40に駆動電流を供給する出力増幅器AMPD
と、上記サーボ増幅器AMPSと出力増幅器AMPD
との間に設けた振幅制限器LMTとを備えて成
る。上記サーボ増幅器AMPSは、その正側入力端
子TS1が上記水平速度検出器60の検出コイル6
4を介して接地されており、また、その負側入力
端子TS2がR1なる抵抗値の抵抗R1を介して接地
されており、さらに、その出力端子TS0と上記負
側入力端子TS2との間にR2なる抵抗値の帰還抵抗
R2が接続されている。そして、上記サーボ増幅
器AMPSの出力端子TS0は、R3なる抵抗値の抵抗
R3を介して出力増幅器AMPDの正側入力端子TD1
に接続されている。上記出力増幅器AMPDは、そ
の正側入力端子TD1が振幅制限用の各ダイオード
D1,D2を逆方向に並列接続して成る振幅制限器
LMTを介して接地されており、また、その負側
入力端子TD2がRSなる抵抗値の抵抗RSを介して
接地されており、さらに、その出力端子TD0と上
記負側入力端子TD2との間に上記水平駆動モータ
40の駆動コイル44が接続されている。
なお、上記サーボ増幅器AMPSの負側入力端子
S2には、上記シスコン11からの制御信号をデ
ジタル−アナログ変換器ADによつてアナログ信
号に変換した位置目標信号および上記インサイド
ホースキヤンセル回路15からのIFC信号がそれ
ぞれ抵抗R5,R6を介して供給されている。
このような構成の水平駆動制御回路20におい
ては、上記水平速度検出器60にて得られるトー
ンアーム100の移動速度に比例した速度検出信
号の電圧をeioとし、振幅制限器LMTの各ダイオ
ードD1,D2の順方向電圧をVDとし、上記出力増
幅器AMPDから水平駆動モータ40の駆動コイル
44に供給される駆動電流をiとすると、 上記サーボ増幅器AMPSの増幅度ASは AS=R/R であるので、上記駆動コイル44には、上記出力
増幅器AMPDの正側入力端子TS1の電圧が振幅制
限器LMTによる制限電圧VPすなわち各ダイオー
ドD1,D2の順方向電圧VDを越えるまで、 i=R/R・eio/R3 なる駆動電流iが供給され、上記順方向電圧VD
以上になると、 i=V/R なる駆動電流iが供給される。
このような水平駆動制御回路20においては、
上記振幅制限器LMTによる振幅制限範囲内の速
度検出信号が得られるようなトーンアーム100
の水平移動速度に対しては、該移動速度に比例し
た速度比例型サーボ制御を水平駆動モータ40に
施こし、レコードデイスク133の偏心やそり等
によりトーンアーム100の水平移動速度が大き
くなると、上記振幅制限器LMTによつて出力増
幅器AMPDの負側入力端子TD2の電圧を制限して
水平駆動モータ40のトルクを減少せしめるよう
な制御を行つて、トーンアーム100を上記偏心
やそりに十分に追随させることができる。
なお、上記振幅制限器LMTは、第3図に示す
ように、サーボ増幅器AMPSに接続した帰還抵抗
R2に並列接続するようにしても良い。第3図に
示す水平駆動制御回路20Aでは、第4図に示す
ような駆動電圧eputが水平駆動モータ40の駆
動コイル44に印加され、上記振幅制限器LMT
に定められた電圧VP以上の速度検出信号につい
て、 eput≒VD+eio なる駆動電圧eputが上記駆動コイル44に印加
されることになる。また、上記振幅制限器LMT
による速度帰還制御特性上の変化点すなわち上記
制御電圧VPは、第5図に示すように、サーボ増
幅器AMPSの出力端子TS0と接地との間に直列接
続したR3,R4なる抵抗値の各抵抗R3,R4の接続
中点に得られる電圧を出力増幅器AMPDの正側入
力端子TD1に供給するようにすることによつて、 VP=R/R+R・VD なる式にて示すことのできる任意の電圧に設定す
ることができる。この第5図に示す水平駆動制御
回路20Bでは、上記所定電圧VP以上に相当す
る信号電圧eioの速度検出信号に対して、 i=V/R=R/R・V/R
なる駆動電流iにて水平駆動モータ40が駆動さ
れることになる。また、この水平駆動制御回路2
0Bにおいては、振幅制限器LMTにスイツチSW
が直列接続されており、レコードプレーヤの演奏
動作時に上記スイツチSWを閉成することによ
り、上記振幅制限器LMTの動作により速度帰還
制御特性に変化点VPを与えて、トーンアーム1
00の低域共振の制動、並びに速度サーボを行
い、レコードプレーヤの非演奏時には上記スイツ
チSWを開成しておくことによつて、速度比例型
帰還制御により応答性に優れたトーンアーム10
0のリードインあるいはリードアウト動作を行う
ようにしてある。
また、第6図に示す水平駆動制御回路20Cの
実施のように、振幅制限器LMTの各ダイオード
D1,D2に、ツエナーダイオードZD1,ZD2をそれ
ぞれ直列接続して、各ツエナー電圧VZによつ
て、上記制限電圧VPを決定するようにしても良
い。
なお、上述の第2図ないし第6図に示した各水
水駆動制御回路20,20A,20B,20Cの
実施例においては、共通の構成要素に同一符号を
各図中に附してある。
次に、この実施例の機械的な構成について第7
図ないし第11図を用いて説明する。先ずトーン
アーム100は、プレーヤ本体130の上面パネ
ル131に配設固定したアームベース101によ
り回動自在に且つ直立して支持されているセンタ
ー軸102の上端に支持機構120を介して取付
けられている。このトーンアーム100は、上記
支持機構120の支軸の軸心を水平軸心とすると
ともに上記センター軸102の軸心を垂直軸心と
する互いに直交した軸心をもつて垂直方向(上下
方向)および水平方向に枢動自在に支持されてい
る。上記トーンアーム100の先端に設けたカー
トリツジシエル103には、ターンテーブル13
2上に載置されるレコードデイスク133の音溝
をトレースする再生針104を設けたピツクアツ
プカートリツジ105が取付けられている。ま
た、上記トーンアーム100の後端側には、バラ
ンス調整用のバランスウエイト106が該トーン
アーム100の軸方向に沿つて移動調整自在に装
着されている。
上記トーンアーム100の水平操作を行うため
の水平駆動モータ40は、上記垂直軸心を中心と
して円弧状に彎曲成形された永久磁石41を有す
る磁気回路部43とボビン45に巻装した駆動コ
イル44とから成り、上記磁気回路部43が固定
アーム141を介して上記アームベース101に
固着され、また、上記駆動コイル44の巻装され
たボビン45が回動アーム142を介して上記ト
ーンアーム100と一体的に水平回動されるセン
ター軸102に取付けられている。上記磁気回路
部43は、永久磁石41と同様な円弧状に彎曲成
形された二本の水平杆42a,42bを有する枠
状のヨーク42を備え、該ヨーク42の一方の水
平杆42a上に上記永久磁石41を固着して成
る。上記永久磁石41は、その上下厚さ方向すな
わち垂直方向に着磁が施こされている。なお、上
記ヨーク42は永久磁石41から発生される磁束
が通る閉磁路を形成している。また、上記ヨーク
42の他方の水平杆42bと永久磁石41との間
には所定の間隔が設けられており、上記駆動コイ
ル44の巻装されたボビン45が上記水平杆42
bに外嵌され、該水平杆42bに沿つて水平方向
に回動自在に配位されている。このボビン45に
巻装した駆動コイル44には、水平駆動制御回路
20からの駆動電流が上記永久磁石41から発生
される磁束の方向に直交する方向に流される。
このような構成の水平駆動モータ40は、その
駆動コイル44に流される駆動電流の向き(第6
図中矢印a方向あるいは矢印方向)に応じて、
第6図中矢印b方向あるいは矢印方向の駆動力
をフレミングの左手の法則に従つて発生し、この
駆動力を上記センター軸102に与えることによ
り上記トーンアーム100をリードイン方向ある
いはリードアウト方向に回動操作することができ
る。
また、上記トーンアーム100の垂直操作を行
うための垂直駆動モータ50は、原理的に上述の
水平駆動モータ40と同様のものを垂直に配設し
たものである。すなわち、この実施例では、第8
図に示すように縦断面E字状のヨーク部材52A
とI字状のヨーク部材52Bとで構成したヨーク
52に該E字状のヨーク部材52Aの中央部分の
垂直杆52bを挾んで相対向する一対の永久磁石
51A,51Bを固着して成る磁気回路部53
と、上記垂直杆52bを外嵌し該垂直杆52bに
沿つて相対移動自在なボビン55に巻装した駆動
コイル54とを備えて成り、上記磁気回路部53
が回動アーム143を介して上記センター軸10
2に取付けられ、また、上記駆動コイル54の巻
装されたボビン55がトーンアーム100の後端
に設けた取付枠144の中央部分に配置固定され
ている。なお、上記磁気回路部53を形成してい
る各永久磁石51A,51Bおよびヨーク52の
垂直杆52a,52b,52cは、上記支持機構
120の水平軸心を中心として円弧状に彎曲成形
されている。また、上記各永久磁石51A,51
Bは、その左右厚さ方向すなわち水平方向に着磁
が施されており、これから発生される水平方向の
磁束が上記モーク52を介して形成される閉磁路
を通じて流されるようになつている。さらに、上
記駆動コイル54には、垂直駆動制御回路30か
らの駆動電流が、上記永久磁石51A,51Bに
より発生される磁走の方向に直交する方向に流さ
れる。
このような構成の垂直駆動モータ50は、その
駆動コイル54に流される駆動電流の向きに応じ
て、第5図中矢印c方向あるいは矢印方向の駆
動力を発生し、この駆動力をトーンアーム100
に与えることによつて、該トーンアーム100を
ダウン方向あるいはアツプ方向に回動操作するこ
とができる。
この垂直駆動モータ50により駆動操作される
トーンアーム100の垂直操作速度を検出するた
めの垂直速度検出器70は、該垂直駆動モータ5
0と原理的に同じ構造を有する磁気回路部73と
検出コイル74とから発電機を構成して成り、上
記支持機構120の水平軸心を支点として対称的
にトーンアーム100に配設され、該磁気回路部
73が回動アーム144を介してセンター軸10
2に取付けられ、該磁気回路部73がトーンアー
ム100に設けた取付枠145の中央部分に配置
固定されている。この垂直速度検出器70は、ト
ーンアーム100が垂直方向に枢動すると、該ト
ーンアーム100と一体的に検出コイル74が垂
直方向に移動して磁気回路部73に対して相対移
動することによつて、その移動速度に応じた信号
レベルの速度検出信号を該検出コイル74にて発
生する。上記垂直速度検出器70から得られる検
出信号は、垂直駆動制御回路30に供給され、上
記垂直駆動モータ50の速度帰還制御に用いられ
る。
また、上記垂直駆動モータ50により駆動操作
されるトーンアーム100の垂直方向の操作位置
すなわちアームダウンおよびアームアツプ等の位
置検出を行うための垂直位置検出器90は、検出
コイル94と、この検出コイル94に対して相対
的に出し入れ自在な棒状のダストコア92とから
構成されている。上記検出コイル94は、円筒状
のボビン95に巻装された状態でトーンアーム1
00に垂直に配設されており、また、ダストコア
92は上記回動アーム144に直立して取付けら
れ上記検出コイル94の垂下位置に配置されてい
る。
このような構成の垂直位置検出器90は、トー
ンアーム100の垂直操作に応じた検出コイル9
4とダストコア92との相対位置に従つて変化す
る該検出コイル94のインダクタンスの変化状態
にて、上記トーンアーム100の垂直操作位置を
検出することができる。上記垂直位置検出器90
から得られる垂直位置検出信号は、垂直駆動モー
タ50の位置帰還制御に用いられる。
さらに、上記水平駆動モータ40により駆動操
作されるトーンアーム100の水平操作速度を検
出するための水平速度検出器60は、該水平駆動
モータと原理的に同じ構造の磁気回路部63と検
出コイル64とから発電機を構成して成り、該磁
気回路部63が固定アーム146を介して上記ア
ームベース101に固着され、該検出コイル74
が回動アーム147を介して上記センター軸10
2に取付けられている。この水平速度検出器60
は、上記トーンアーム100が水平方向に枢動す
ると、該トーンアーム100と一体的に検出コイ
ル64が水平方向に移動して磁気回路部63に対
して相対移動することによつて、その移動速度に
応じた信号レベルの速度検出信号を該検出コイル
64にて発生する。
上記水平速度検出器60から得られる速度検出
信号は、水平駆動制御回路20に供給され、上記
水平駆動モータ40の速度帰還制御に用いられ
る。
さらに、上記トーンアーム100の水平操作位
置を検出するための水平位置検出器80は、第9
図に示すように取付板148を介して上記センタ
ー軸102に取付けられた可動スリツト板81
と、上記アームベース101に固着され該可動ス
リツト板81に近接して平行に配置された固定ス
リツト板82と、上記各スリツト板81,82を
挾んで対向配設された3対の発光素子83A,8
3B,83Cおよび受光素子84A,84B,8
4Cとから構成されている。上記可動スリツト板
81は、センター軸102の垂直軸心を中心とし
て略扇形状に成形されており、その周縁に沿つて
所定の間隔およびピツチをもつて多数のスリツト
85が該垂直軸心を中心として円弧状に配列形成
されているとともに、該垂直軸心を中心として円
弧形状で且つ楔形状の一端縁86aを有する長孔
86が形成されている。また、上記固定スリツト
板82は、上記可動スリツト板81のスリツト8
5に対向する2箇所の領域に該スリツト85の同
じ間隔およびピツチをもつて数個のスリツト87
A,87Bがそれぞれ上記垂直軸心を中心として
円弧状に配列形成されているとともに、該可動ス
リツト板81の長孔86に対応する位置にスリツ
ト88が形成されている。なお、上記固定スリツ
ト板82の2箇所の領域に形成されたスリツト8
7Aとスリツト87Bとは、上記可動スリツト板
81のスリツト85に対してスリツト間隔λの略
1/4だけ相対的にずらせて配列されている。上記
可動スリツト板81および固定スリツト板82を
挾んで相対向する3対の発光素子83A,83
B,83Cおよび受光素子84A,84B,84
Cは、取付アーム149を介して上記アームベー
ス101に固着されたホルダ89に所定の間隙を
もつて平行に成形された各取付面89A,89B
に配設され該固定スリツト板82の各スリツト8
7A,87B,88に対応する位置に配置してい
る。
このような構成の水平位置検出器80は、トー
ンアーム100が水平操作されると、可動スリツ
ト板81がセンター軸102とともに水平回動し
て、該可動スリツト板81のスリツト85および
長孔86と固定スリツト板82の各スリツト87
A,87B,88との相対位置関係が変化するこ
とによつて、各受光素子84A,84B,84C
から次のような位置検出信号を得ることができ
る。すなわち、上記固定スリツト板82のスリツ
ト88に対応して配置された受光素子84Cは、
該スリツト88が可動スリツト板81の長孔86
と重なつている期間に発光素子83Cからの光を
受光して、該トーンアーム100がアームレスト
134位置にあること、すなわち、該トーンアー
ム100の水平操作におけるスタート位置を示す
原点情報として用いられる。また、上記固定スリ
ツト板82の各スリツト87A,87Bに対応し
て配置された受光素子84A,84Bは、これら
各スリツト87A,87Bと上記可動スリツト板
81のスリツト85との相対位置関係に応じて各
発光素子83A,83Bからの光を間欠的に受光
して、2相の位置検出信号を出力する。形成各受
光素子84A,84Bから得られる2相の位置検
出信号は、固定スリツト板82に設けた各スリツ
ト87A,87Bが1/4λだけずらして配置され
ているので、トーンアーム100の水平操作の向
きに応じて±1/4λすなわち±90゜の位相差を有
しており、この位相差にて該トーンアーム100
の操作方向すなわちリードイン、リードアウトの
情報を示している。また、上記2相の位置検出信
号は、レコードデイスク133の音溝が無くなる
エンド附近において、トーンアーム100の水平
移動速度が急激に速くなることによつて、その繰
返し周期が短くなるので、この繰返し周期の変化
にてリードアウト位置の情報を示している。さら
に、上記2相の位置検出信号は、トーンアーム1
00のスタート位置の情報を与える固定スリツト
板82のスリツト88に対して配設位置の固定さ
れた各スリツト87A,87Bと上記可動スリツ
ト板81のスリツト85との相対移動により順次
に信号レベルが変化しており、該信号レベルの各
変化点にて、上記スタート位置に対するトーンア
ーム100の水平方向の絶対位置の情報を示して
いる。
上述の如き構成の実施例において、シスコン1
1は、操作モード設定器13により自動演奏モー
ドを指定して動作の開始が指令されると、所定の
プログラムに従つてリードイン動作、演奏動作お
よびリードアウト動作の各プログラム制御を次の
ように行う。
先ずリードイン動作においては、水平位置検出
器80の受光素子84Cから得られる原点位置情
報を示す位置検出信号と、各受光素子84A,8
4Bから得られるトーンアーム100の該原点位
置に対する絶対的な現在位置情報を示す2相の位
置検出信号とから、上記シスコン11は、トーン
アーム100がアームレスト134上に載置され
たスタート位置にあるか否かを判定し、上記トー
ンアーム100がスタート位置にあれば直ちに該
トーンアーム100をリードイン方向に移動させ
るような水平制御信号を水平駆動制御回路20に
供給し、また、上記トーンアーム100がスター
ト位置になければ該トーンアーム100をリード
アウト方向に移動させ上記スタート位置に一度戻
してからリードイン方向に移動させるような水平
制御信号を上記水平駆動制御回路20に供給す
る。上記シスコン11は、予じめ与えられている
リードポイントを示す目標位置情報と、上記水平
位置検出器80からの2相の位置検出信号による
絶対的なトーンアーム100の現在位置情報との
比較により上記水平制御信号を作り出し、この水
平制御信号によつてトーンアーム100が所定の
リードインポイントに到達するまで水平駆動モー
タ40を上記水平駆動制御回路20にて駆動し続
け、該トーンアーム100が所定のリードポイン
トに到達したらそのリードインポイントに正確に
トーンアーム100を停止させるような位置帰還
制御を上記水平駆動制御回路20に行わせる。ま
た、上記シスコン11は、上述の如きリードイン
動作を行う期間中、垂直位置検出器90からの位
置検出信号に基づいて、トーンアーム100をア
ツプ位置に保持し続けるような位置帰還制御を垂
直駆動制御回路30に行わせるとともに、上記ト
ーンアーム100が目的のリードインポイントに
到達したら、上記位置帰還制御を解除して該トー
ンアーム100をダウン方向に移動させるような
垂直制御信号を上記垂直駆動制御回路30に供給
している。
なお、上記トーンアーム100のリードイン動
作中における該トーンアーム100の水平方向お
よび垂直方向への移動操作は、水平速度検出器6
0および垂直速度検出器70からの各速度検出信
号に基づいて水平駆動制御回路20および垂直駆
動制御回路30を介して各駆動モータ40,50
に速度帰還制御が施こされることにより、一定な
速度にて行われ、トーンアーム100に取付けた
再生針104を所定のリードインポイントにダウ
ンさせることによりリードイン動作を完了する。
このようなリードイン動作に続いて行われる演奏
動作においては、上述の如き各駆動モータ40,
50の位置帰還制御を解除して、速度帰還制御の
みが行われるとともに、シスコン11からの制御
信号によつてインサイドホースキヤンセル回路1
5および針圧印加回路17が作動して、水平駆動
モータ40にはインサイドホースキヤンセルのた
めの力を発生するような駆動電流が水平駆動制御
回路20から供給され、また垂直駆動モータ50
には所定の針圧を与えるような駆動電流が垂直駆
動制御回路30から供給される。従つて、トーン
アーム100は、演奏動作中に、インサイドホー
スをキヤンセルするような力が水平駆動モータ4
0によつて与えられた状態で、所定の針圧を与え
るような力が垂直駆動モータ50によつて与えら
れる。しかも、上記トーンアーム100は、各駆
動モータ40,50の速度帰還制御によつて、優
れた低域共振特性をもつて、且つ、レコードデイ
スク133のソリ等に対しても該レコードデイス
ク133の音溝を再生針104にてトレースする
トレース能力を損うことがないような制動力が与
えられた状態で演奏動作を行う。
そして、上述の如き演奏動作を行つて、トーン
アーム100の再生針104がレコードデイスク
133の音溝の終端近傍をトレースするようにな
ると、上記終端近傍における音溝のピツチが大き
くなつていることによつてトーンアーム100の
移動速度が速くなるので、この移動速度の変化に
よりエンド検出を行いリードアウト動作に移る。
このリードアウト動作においては、先ず、上記水
平位置検出器80の各受光素子84A,84Bか
らの2相の位置検出信号の繰返し周期をシスコン
11において所定の時間と比較することによつて
エンド検出を行う。上記シスコン11は、エンド
検出を行うと直ちに垂直制御信号によつて垂直駆
動制御回路30に垂直駆動モータ50をアツプ方
向に駆動させ、トーンアーム100のアツプ動作
を行う。そして、上記シスコン11は、トーンア
ーム100をアツプさせたならば、垂直位置検出
器90からの位置検出信号に基づいて、該トーン
アーム100をアツプした状態を保持するように
垂直駆動制御回路30に位置帰還制御を行わせる
とともに、水平制御信号により水平駆動制御回路
20に水平駆動モータ40を駆動させ、トーンア
ーム100をリードアウト方向に移動させる。こ
のようにして、トーンアーム100がリードアウ
トされアームレスト134に近づき、水平位置検
出器80の長孔86をスリツト88とが重り合つ
た状態になると、受光素子84Cからの位置検出
信号に基づき水平駆動モータ40の駆動を停止す
るとともに、垂直駆動モータ50の位置帰還制御
を解除し該垂直駆動モータ50によつてトーンア
ーム100をアームレスト134上にダウンさせ
る。このようにして、上記トーンアーム100が
アームレスト134上に載置されると、上記シス
コン11は垂直位置検出器90からの位置検出信
号に応じて各制御系の動作を停止させ、一連のプ
ログラム動作を完了する。
上述の如き構成の実施例では、例えば、上記第
5図に示したような構成の水平駆動制御回路20
Bにより水平駆動モータ40が駆動されるので、
トーンアーム100のリードインやリードアウト
の送り操作時にはスイツチSWを開成しておくこ
とにより、速度比例型帰還制御を行つて所定の速
度にて安定にトーンアーム100の送り操作を行
い、レコードプレーヤの演奏状態では、上記スイ
ツチSWを閉成して、上記速度帰還制御特性に上
述の第4図に示したような変化点を与えて、トー
ンアーム100のアームレゾナンス周波数付近の
共振を十分に制動し、再生帯域を狭せることなく
平坦な再生周波数特性を得るとともに、外乱に対
してもトーンアーム100に不必要な力を発生さ
せることなくピツクアツプにて音溝を正確にトレ
ースすることができる。
なお、速度帰還ループ内に、例えば低域カツト
フイルタを挿入してトーンアームの低域共振周波
数付近のサーボゲインを下げるようにして、速度
帰還制御特性に変化点を与えることもできるが、
上記低域カツトフイルタによる位相のずれ等の新
たな問題を生じ、上記低域カツトフイルタの影響
による再生信号の音質の劣化の虞れがある。
本発明では、速度帰還ループ内に、ダイオード
による振幅制限器を配設しているので、位相のず
れ等の悪影響を被むることもない。
上述の実施例の説明から明らかなように、本発
明によれば、トーンアームの移動速度に応じた信
号レベルの速度検出信号を、上記トーンアームの
送り操作を行う駆動モータに駆動電流を供給する
駆動制御回路に帰還するようにした速度帰還制御
ループを備え、上記速度帰還制御ループ内に振幅
制限器を設けたことを特徴とすることによつて、
再生帯域を狭めることなくトーンアームのアーム
レゾナンス周波数付近の共振を十分に制動して平
坦な再生特性を得られるばかりでなく、軽針圧の
ピツクアツプにても音溝あるいは導出溝を正確に
トレースするとともに、レコードデイスクの偏心
やそり等の影響による再生特性の劣化を防止する
ことができ所期の目的を十分に達成できる。
なお、本発明は、上述の各実施例に限定される
ものでなく、例えば垂直駆動制御回路における速
度帰還制御ループ内に振幅制限器を設けるように
する等、他の多くの変形例を含むものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を適用して構成した電子制御
型レコードプレーヤの一実施例における駆動制御
系の構成を示すブロツク図である。第2図は上記
実施例に適用した水平駆動制御回路の構成を示す
回路図である。第3図は水平駆動回路の他の構成
例を示す回路図である。第4図は上記第3図に示
した水平駆動制御回路の動作を説明するための特
性線図である。第5図および第6図は水平駆動制
御回路のさらに他の各構成例を示す各回路図であ
る。第7図は上記実施例におけるトーンアーム部
分の正面図である。第8図は同じくトーンアーム
の平面図である。第9図は同じくトーンアーム部
分の外観斜視図である。第10図は上記実施例に
適用した垂直駆動モータ部分の縦断面図である。
第11図は上記実施例に適用した水平位置検出器
部分の平面図である。 11……シスコン、20,20A,20B,2
0C……水平駆動制御回路、30……垂直駆動制
御回路、40……水平駆動モータ、44……駆動
コイル、50……垂直駆動モータ、60……水平
速度検出器、64……検出コイル、70……垂直
速度検出器、100……トーンアーム、AMPS
…サーボ増幅器、AMPD……出力増幅器、LMT
……振幅制限器、D1,D2……ダイオード、ZD1
ZD2……ツエナーダイオード。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 トーンアームの移動速度に応じた信号レベル
    の速度検出信号を、上記トーンアームの送り操作
    を行う駆動モータに駆動電流を供給する駆動制御
    回路に帰還するようにした速度帰還制御ループを
    備え、上記速度帰還制御ループ内に振幅制限器を
    設けたことを特徴とするトーンアームの送り装
    置。 2 トーンアームの移動速度に応じた信号レベル
    の速度検出信号を、上記トーンアームの送り操作
    を行う駆動モータに駆動電流を供給する駆動制御
    回路に帰還するようにした速度帰還制御ループを
    備え、上記速度帰還制御ループ内に振幅制限器と
    スイツチとを設け、レコードプレーヤの演奏時に
    上記スイツチ手段を閉路させることにより上記振
    幅制限器を動作せしめ、上記トーンアームがリー
    ドインまたはリードアウト時に上記スイツチ手段
    を開路させることにより上記振幅制限器の動作を
    阻止するようにしたことを特徴とするトーンアー
    ムの送り装置。
JP17283079A 1979-12-29 1979-12-29 Leading device for tone arm Granted JPS5698743A (en)

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