JPS623967B2 - - Google Patents
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- JPS623967B2 JPS623967B2 JP55123018A JP12301880A JPS623967B2 JP S623967 B2 JPS623967 B2 JP S623967B2 JP 55123018 A JP55123018 A JP 55123018A JP 12301880 A JP12301880 A JP 12301880A JP S623967 B2 JPS623967 B2 JP S623967B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F6/00—Superconducting magnets; Superconducting coils
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は超電導磁気浮上車等に使用される超電
導電磁石に関する。
導電磁石に関する。
超電導電磁石を用いた磁気浮上車に関しては近
年多くの研究開発が進み、小形軽量でしかも強力
な超電導電磁石が作られる様になつて来た。この
為超電導電磁石のアンペアターンが極度に上昇し
て来ており、又超電導電磁石の構造は地上側の浮
上用コイルに有効な磁束を流す必要性から全体と
してレーストラツク形つまり長円形構造とされ、
同時に出来るだけ有効に電磁石構造部と地上コイ
ルの浮上遊間を確保する為に超電導電磁石構造自
体の断面を偏平化し、そこで生じた予裕により電
磁石のアンペアターンが少なくても良い様にして
全体の消費電力も減じようと言う考えが発生して
来た。この様に超電導電磁石の構造がレーストラ
ツク形で断面偏平化されると、レーストラツク形
コイル本体の対辺コイル部間には例えば800KAT
の場合で26ton/mに達する巨大な反撥力が作用
し、レーストラツク形のコイル本体を円形状にし
ようとする作用力が働く。この様に26ton/mと
言う作用力は軽量化をのぞむ車両にとつて極めて
過大な作用力で、第1図に示す様に上記コイル本
体を収納保持すべく同じくレーストラツク形状に
構成した内槽1に対し特に長尺平行部を結ぶ様に
中央接続梁2及び端部接続梁3A,3Bを配して
その変形を阻止しようとしても、その内部に収納
されたコイル本体に電磁力が作用するとわずかの
量ではあるが点線に示す様に内槽1が変形を生じ
てしまう。この様に内槽1がわずかの変形でも生
じると内部コイル本体の超電導状態のコイル心線
に影響をあたえ、超電導破壊いわゆるクエンチが
発生する。特にコイル本体に合せて内槽1も断面
偏平状とすると上記の如き変形が容易に生じやす
い事から超電導電磁石としては極めて不安定なも
のとなつて使いものにならない可能性がある。こ
の対策として内槽1を厚板で構成する事が考えら
れるが、せつかく偏平形にして寸法を減じた内槽
厚さを逆に増し、又せつかく努力して来た軽量化
をそこない、又厚板の内槽によると内部コイル本
体をスペーサを介して固定するのに密着性が悪く
なるなど別の面から成立しずらい構造となる事が
考えられる。
年多くの研究開発が進み、小形軽量でしかも強力
な超電導電磁石が作られる様になつて来た。この
為超電導電磁石のアンペアターンが極度に上昇し
て来ており、又超電導電磁石の構造は地上側の浮
上用コイルに有効な磁束を流す必要性から全体と
してレーストラツク形つまり長円形構造とされ、
同時に出来るだけ有効に電磁石構造部と地上コイ
ルの浮上遊間を確保する為に超電導電磁石構造自
体の断面を偏平化し、そこで生じた予裕により電
磁石のアンペアターンが少なくても良い様にして
全体の消費電力も減じようと言う考えが発生して
来た。この様に超電導電磁石の構造がレーストラ
ツク形で断面偏平化されると、レーストラツク形
コイル本体の対辺コイル部間には例えば800KAT
の場合で26ton/mに達する巨大な反撥力が作用
し、レーストラツク形のコイル本体を円形状にし
ようとする作用力が働く。この様に26ton/mと
言う作用力は軽量化をのぞむ車両にとつて極めて
過大な作用力で、第1図に示す様に上記コイル本
体を収納保持すべく同じくレーストラツク形状に
構成した内槽1に対し特に長尺平行部を結ぶ様に
中央接続梁2及び端部接続梁3A,3Bを配して
その変形を阻止しようとしても、その内部に収納
されたコイル本体に電磁力が作用するとわずかの
量ではあるが点線に示す様に内槽1が変形を生じ
てしまう。この様に内槽1がわずかの変形でも生
じると内部コイル本体の超電導状態のコイル心線
に影響をあたえ、超電導破壊いわゆるクエンチが
発生する。特にコイル本体に合せて内槽1も断面
偏平状とすると上記の如き変形が容易に生じやす
い事から超電導電磁石としては極めて不安定なも
のとなつて使いものにならない可能性がある。こ
の対策として内槽1を厚板で構成する事が考えら
れるが、せつかく偏平形にして寸法を減じた内槽
厚さを逆に増し、又せつかく努力して来た軽量化
をそこない、又厚板の内槽によると内部コイル本
体をスペーサを介して固定するのに密着性が悪く
なるなど別の面から成立しずらい構造となる事が
考えられる。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、その
目的とする処は軽量で断面偏平形寸法に影響をあ
たえないで内槽を有効に強化せしめて、極めて安
定した高性能の超電導電磁石を提供しようとする
ことにある。
目的とする処は軽量で断面偏平形寸法に影響をあ
たえないで内槽を有効に強化せしめて、極めて安
定した高性能の超電導電磁石を提供しようとする
ことにある。
ここで本発明の実施例を説明する前に第2図、
第3図を用いて偏平断面超電導電磁石の一般構造
及び問題点についてやや詳述すると、第2図は偏
平断面超電導電磁石の基本断面を示しており、図
示の如き断面偏平状の内槽1は図示しないが真空
及び特殊断熱した外槽内部に収納保持されると共
に、その内槽1内部には超電導線を巻回しモール
ド等により固化固定したコイル本体5を収納保持
して、図示しないが下方に敷設された浮上用地上
側コイルと対向するようになつている。なおその
内槽1は内周壁1Aと外周壁1Bとからなる2分
割構造で、上記コイル本体5にスペーサ6を取付
けてその外周を覆うべく該内外周壁1A,1Bを
かぶせて溶接ビード4A,4Bにより接合して、
全体としてレーストラツク形状に構成される。こ
こで一定間隙毎に取付けられたスペーサ6(第3
図参照)が内槽1の内外周壁1A,1Bに対して
接触してコイル本体5に作用する電磁力を内層1
に伝え、コイル本体5と内槽1とが合成して強度
を有するようになる。又上記スペーサ6(図示し
ないが2分割にて作られてコイル本体5の外周に
囲設した状態で溶接等により組立てられてい
る。)には孔7及び溝8などが設けられ、内槽1
内に流し込まれる液体ヘリウムが上記孔7及び溝
8を通つて該内槽1内全域に亘りコイル本体5を
4〜5〓に冷却して超電導状態を保持するように
していると共に、気化したヘリウムガスが溝8等
を通つて上方に脱気し得るようになつている。
第3図を用いて偏平断面超電導電磁石の一般構造
及び問題点についてやや詳述すると、第2図は偏
平断面超電導電磁石の基本断面を示しており、図
示の如き断面偏平状の内槽1は図示しないが真空
及び特殊断熱した外槽内部に収納保持されると共
に、その内槽1内部には超電導線を巻回しモール
ド等により固化固定したコイル本体5を収納保持
して、図示しないが下方に敷設された浮上用地上
側コイルと対向するようになつている。なおその
内槽1は内周壁1Aと外周壁1Bとからなる2分
割構造で、上記コイル本体5にスペーサ6を取付
けてその外周を覆うべく該内外周壁1A,1Bを
かぶせて溶接ビード4A,4Bにより接合して、
全体としてレーストラツク形状に構成される。こ
こで一定間隙毎に取付けられたスペーサ6(第3
図参照)が内槽1の内外周壁1A,1Bに対して
接触してコイル本体5に作用する電磁力を内層1
に伝え、コイル本体5と内槽1とが合成して強度
を有するようになる。又上記スペーサ6(図示し
ないが2分割にて作られてコイル本体5の外周に
囲設した状態で溶接等により組立てられてい
る。)には孔7及び溝8などが設けられ、内槽1
内に流し込まれる液体ヘリウムが上記孔7及び溝
8を通つて該内槽1内全域に亘りコイル本体5を
4〜5〓に冷却して超電導状態を保持するように
していると共に、気化したヘリウムガスが溝8等
を通つて上方に脱気し得るようになつている。
こうした構成の超電導電磁石において、スペー
サ6が一定の間隙毎に配されている事により、内
槽1のスペーサ6と接する部分では割合的に該ス
ペーサ6の形状に近い断面を保持可能であるが、
スペーサ6と接触しない部分では該内槽1が断面
偏平形である為に内外周壁1A,1Bの曲率半径
の大きな部分1AA,1BAが変形しやすい性質を
どうしても有してしまう。第3図はレーストラツ
ク形の内槽1及びコイル本体5の彎曲部の断面を
示し、内槽1はスペーサ6が配された所ではほぼ
その断面形状を保持するが、スペーサ6が無い所
では点線のように変形を生じる。つまり前記第2
図で示した内槽1の内外周壁1A,1Bの1
AA,1BAに相当する部分が変形を生じやすいた
めに、コイル本体5に通電すると大きな電磁力が
作用することで、内槽1はスペーサ6の位置を節
にして第3図点線に示す如く外周壁1Bが外方に
座屈状に彎曲変形し、内周壁1Aがスペーサ6の
位置を節にして直線に近い多角形状に変形してし
まう。これは一般に梁が部分変形を生じると有効
に強度を発揮出来なくなると云つた曲り梁理論に
よりほぼ説明の付く事であるが、スペーサ6の影
響が非常に強く出て来ているので曲り梁理論によ
り素直に解析するにはかなり困難な問題である。
しかしいずれにせよ内槽1の内外周壁1A,1B
の1AA,1BAに相当する部分が極めて弱く、コ
イル本体5の補強効果を極めてわずかしか有して
いない事は明らかである。
サ6が一定の間隙毎に配されている事により、内
槽1のスペーサ6と接する部分では割合的に該ス
ペーサ6の形状に近い断面を保持可能であるが、
スペーサ6と接触しない部分では該内槽1が断面
偏平形である為に内外周壁1A,1Bの曲率半径
の大きな部分1AA,1BAが変形しやすい性質を
どうしても有してしまう。第3図はレーストラツ
ク形の内槽1及びコイル本体5の彎曲部の断面を
示し、内槽1はスペーサ6が配された所ではほぼ
その断面形状を保持するが、スペーサ6が無い所
では点線のように変形を生じる。つまり前記第2
図で示した内槽1の内外周壁1A,1Bの1
AA,1BAに相当する部分が変形を生じやすいた
めに、コイル本体5に通電すると大きな電磁力が
作用することで、内槽1はスペーサ6の位置を節
にして第3図点線に示す如く外周壁1Bが外方に
座屈状に彎曲変形し、内周壁1Aがスペーサ6の
位置を節にして直線に近い多角形状に変形してし
まう。これは一般に梁が部分変形を生じると有効
に強度を発揮出来なくなると云つた曲り梁理論に
よりほぼ説明の付く事であるが、スペーサ6の影
響が非常に強く出て来ているので曲り梁理論によ
り素直に解析するにはかなり困難な問題である。
しかしいずれにせよ内槽1の内外周壁1A,1B
の1AA,1BAに相当する部分が極めて弱く、コ
イル本体5の補強効果を極めてわずかしか有して
いない事は明らかである。
ここで本発明の超電導電磁石の一実施例を第4
図の内槽断面により説明する。この第4図のもの
は前記第2図と同じ扁平断面構造の内槽1を有効
に補強し、軽量化、寸法制限有効断面強化、スペ
ーサの確実固定など超電導電磁石として必要なあ
らゆる条件を満足出来る機能を有すべく配慮され
ている。
図の内槽断面により説明する。この第4図のもの
は前記第2図と同じ扁平断面構造の内槽1を有効
に補強し、軽量化、寸法制限有効断面強化、スペ
ーサの確実固定など超電導電磁石として必要なあ
らゆる条件を満足出来る機能を有すべく配慮され
ている。
即ち、この超電導電磁石の内槽1は内部に極低
温に冷却された液体ヘリウムを有しており何等か
の不都合により超電導状態がこわれると、コイル
本体5内部に流れていた電流が常電導化した部分
のコイルで発熱消費され、その熱によりコイル全
般が熱せられ、ほとんど全部のコイルが常電導化
し、その熱により冷却用液体ヘリウムが気化す
る。この気化したヘリウムガスは安全弁等で放出
されるが、どうしても内槽内の圧力は一時的に上
昇する。この為予想上昇圧力と内槽1の内容積と
の関係で圧力容器としての法的な規制を受ける事
があり、このため内槽1の内外周壁1A,1Bの
板厚は法的に一定厚以上である事が要求される。
この法的な必要最小板厚で内槽1を構成する事は
問題無く可能であるが、この板厚では第2図第3
図に示す様な内槽1の内外周壁1A,1Bの曲率
半径大なる部分1AA,1BAの変形を阻止する事
は困難である。しかし法的に要求される最小内槽
板厚によると、内外周壁1A,1Bを溶接ビード
4A,4Bにより接合して内槽1を構成する時に
該溶接収縮によりスペーサ6と内槽1とを確実に
密着固定する事が可能である。この為すでに述べ
た様に内槽1の板厚を増すと、重量増と共に、ス
ペーサ6と内槽1との密着性が悪くなり、かえつ
て電磁力によりスペーサ6の遊動を誘発し、これ
にてコイル本体5の超電導状態のコイル心線に影
響をあたえてクエンチを生じる危険性を有してい
る。
温に冷却された液体ヘリウムを有しており何等か
の不都合により超電導状態がこわれると、コイル
本体5内部に流れていた電流が常電導化した部分
のコイルで発熱消費され、その熱によりコイル全
般が熱せられ、ほとんど全部のコイルが常電導化
し、その熱により冷却用液体ヘリウムが気化す
る。この気化したヘリウムガスは安全弁等で放出
されるが、どうしても内槽内の圧力は一時的に上
昇する。この為予想上昇圧力と内槽1の内容積と
の関係で圧力容器としての法的な規制を受ける事
があり、このため内槽1の内外周壁1A,1Bの
板厚は法的に一定厚以上である事が要求される。
この法的な必要最小板厚で内槽1を構成する事は
問題無く可能であるが、この板厚では第2図第3
図に示す様な内槽1の内外周壁1A,1Bの曲率
半径大なる部分1AA,1BAの変形を阻止する事
は困難である。しかし法的に要求される最小内槽
板厚によると、内外周壁1A,1Bを溶接ビード
4A,4Bにより接合して内槽1を構成する時に
該溶接収縮によりスペーサ6と内槽1とを確実に
密着固定する事が可能である。この為すでに述べ
た様に内槽1の板厚を増すと、重量増と共に、ス
ペーサ6と内槽1との密着性が悪くなり、かえつ
て電磁力によりスペーサ6の遊動を誘発し、これ
にてコイル本体5の超電導状態のコイル心線に影
響をあたえてクエンチを生じる危険性を有してい
る。
そこで第4図に示す本発明の超電導電磁石にお
いては、内槽1、その内外周壁1A,1B相互組
立て溶接ビード4A,4B及びコイル本体5並び
にスペーサ6は前記第2図のものと同様である。
ここで内部に断面偏平のコイル本体5をスペーサ
6を介して収納保持して断面偏平状に溶接組立ら
れた内槽1の内外周壁1A,1Bの曲率半径の小
さな隅部1AC,1AD及び1BC,1BDの各外面
にそれぞれ補強用板9A,9B及び10A,10
Bが重合して溶接されている。なおその各補強用
板9A,9B及び10A,10Bは前記曲率半径
の小さな隅部1AC,1AD及び1BC,1BDの各
外面に沿つて彎曲した断面円弧状板で、且つ内外
周壁1A,1Bの互いに対向する曲率半径の大き
な部分1AA,1BA相互の対辺寸法より外側に殆
ど突出しない程度の幅及び肉厚のものが選定され
て、その各々の端部が両側の内槽周壁組立用溶接
ビード4A,4Bと重ならない位置で溶接ビード
11によりそれぞれ内外周壁1A,1B外面に固
定されている。
いては、内槽1、その内外周壁1A,1B相互組
立て溶接ビード4A,4B及びコイル本体5並び
にスペーサ6は前記第2図のものと同様である。
ここで内部に断面偏平のコイル本体5をスペーサ
6を介して収納保持して断面偏平状に溶接組立ら
れた内槽1の内外周壁1A,1Bの曲率半径の小
さな隅部1AC,1AD及び1BC,1BDの各外面
にそれぞれ補強用板9A,9B及び10A,10
Bが重合して溶接されている。なおその各補強用
板9A,9B及び10A,10Bは前記曲率半径
の小さな隅部1AC,1AD及び1BC,1BDの各
外面に沿つて彎曲した断面円弧状板で、且つ内外
周壁1A,1Bの互いに対向する曲率半径の大き
な部分1AA,1BA相互の対辺寸法より外側に殆
ど突出しない程度の幅及び肉厚のものが選定され
て、その各々の端部が両側の内槽周壁組立用溶接
ビード4A,4Bと重ならない位置で溶接ビード
11によりそれぞれ内外周壁1A,1B外面に固
定されている。
而して本発明による超電導電磁石の内槽構造に
よる機能について説明すると、内槽1の内外周壁
1A,1Bは圧力容器として法的に要求される最
小板厚で構成しているので、溶接ビード4A,4
Bによる溶接組立時の溶接収縮が良好にできて、
スペーサ6が内槽1の内外周壁1A,1Bの内面
に強く接触固定され、スペーサ6は強力な電磁力
を内槽1に伝える時でも微小移動などを生ずるこ
とが全く無くなる。次に補強用板9A,9B,1
0A,10Bは内槽1の偏平断面の隅部1AC,
1AC,1AD,1ADに配されていて、その各々
の端部が、特にスペース的に小さくしようと努力
をしている内槽1の対辺寸法即ち曲率半径の大な
る部分1AA,1BA部分より外方にほとんど出て
来ないので、数mmをも問題にしている内槽外形寸
法を全く変えずに補強が可能となる。
よる機能について説明すると、内槽1の内外周壁
1A,1Bは圧力容器として法的に要求される最
小板厚で構成しているので、溶接ビード4A,4
Bによる溶接組立時の溶接収縮が良好にできて、
スペーサ6が内槽1の内外周壁1A,1Bの内面
に強く接触固定され、スペーサ6は強力な電磁力
を内槽1に伝える時でも微小移動などを生ずるこ
とが全く無くなる。次に補強用板9A,9B,1
0A,10Bは内槽1の偏平断面の隅部1AC,
1AC,1AD,1ADに配されていて、その各々
の端部が、特にスペース的に小さくしようと努力
をしている内槽1の対辺寸法即ち曲率半径の大な
る部分1AA,1BA部分より外方にほとんど出て
来ないので、数mmをも問題にしている内槽外形寸
法を全く変えずに補強が可能となる。
ここで前記断面偏平状の内槽1は大きな電磁力
を受けた時に内外周壁1A,1Bの曲率半径の大
なる部分1AA,1BAが上下方向に変位して強度
的に問題となる可能性が高いので、その部分全体
の補強が必要であるが、前述の如く内槽1の外形
寸法の制限関係上それが無理であることから、前
述したように内槽1の内外周壁1A,1Bの曲率
半径の小さな隅部1AC,1AD及び1BC,1BD
の各外面にそれぞれ補強用板9A,9B及び10
A,10Bを重合溶接しているが、その各補強用
板9A,9B,10A,10Bを設けたことによ
り、その各補強用板9A,9B,10A,10B
の幅に相当する部分の板厚が増加するので、曲げ
力に対して剛性を発揮する有効断面が曲率半径の
大なる部分1AA,1BAの両側から中央寄りに拡
がり、この結果補強用板による断面増加以上に内
槽周壁の曲げ剛性が向上して、曲率半径の大なる
部分1AA,1BAの異常な上下方向変位をかなり
防止することができるようになる。
を受けた時に内外周壁1A,1Bの曲率半径の大
なる部分1AA,1BAが上下方向に変位して強度
的に問題となる可能性が高いので、その部分全体
の補強が必要であるが、前述の如く内槽1の外形
寸法の制限関係上それが無理であることから、前
述したように内槽1の内外周壁1A,1Bの曲率
半径の小さな隅部1AC,1AD及び1BC,1BD
の各外面にそれぞれ補強用板9A,9B及び10
A,10Bを重合溶接しているが、その各補強用
板9A,9B,10A,10Bを設けたことによ
り、その各補強用板9A,9B,10A,10B
の幅に相当する部分の板厚が増加するので、曲げ
力に対して剛性を発揮する有効断面が曲率半径の
大なる部分1AA,1BAの両側から中央寄りに拡
がり、この結果補強用板による断面増加以上に内
槽周壁の曲げ剛性が向上して、曲率半径の大なる
部分1AA,1BAの異常な上下方向変位をかなり
防止することができるようになる。
また内槽1が強力な電磁力により長手方向に両
側溶接ビード4A,4Bを中立軸として曲げ力を
受ける時、該中立軸近辺は補強用板を設けて板厚
を増加しても該曲げに対する剛性の向上にはあま
り役にたたない。つまり強度剛性的に補強のきき
の悪い部分であつて、むしろ補強による板厚増加
は重量増を招くデメリツトが大きい。このために
前述の如く内周壁1A側の補強用板9A,9Bと
外周壁1B側の補強用板10A,10Bとを分離
していることで、いたづらに重量増加を招くこと
がなく、ずべての断面が内槽強度の確保に有効に
作用するようになる。
側溶接ビード4A,4Bを中立軸として曲げ力を
受ける時、該中立軸近辺は補強用板を設けて板厚
を増加しても該曲げに対する剛性の向上にはあま
り役にたたない。つまり強度剛性的に補強のきき
の悪い部分であつて、むしろ補強による板厚増加
は重量増を招くデメリツトが大きい。このために
前述の如く内周壁1A側の補強用板9A,9Bと
外周壁1B側の補強用板10A,10Bとを分離
していることで、いたづらに重量増加を招くこと
がなく、ずべての断面が内槽強度の確保に有効に
作用するようになる。
またこの補強用板9A,9B,10A,10B
の取付溶接は溶接ビード11の隅肉溶接の他に各
補強用板の中央に栓溶接などを行う事も可能であ
るが、内槽1を構成する上で溶接ビード4A,4
B又は内槽1を縦に分割した場合に1AA,1BA
部に溶接部を配する事も有り得るが、これ等の溶
接ビード4A,4Bと補強取付用の溶接ビード1
1は重なる事が無いので、溶接施工上欠陥が生じ
る危険が極めて少なく、又溶接ビード11は必ず
しも連続溶接の必要性は無いが、内槽1のスペー
サ6への固定締付力を増加せしめるのに有効に作
用せしめる事が出来る。
の取付溶接は溶接ビード11の隅肉溶接の他に各
補強用板の中央に栓溶接などを行う事も可能であ
るが、内槽1を構成する上で溶接ビード4A,4
B又は内槽1を縦に分割した場合に1AA,1BA
部に溶接部を配する事も有り得るが、これ等の溶
接ビード4A,4Bと補強取付用の溶接ビード1
1は重なる事が無いので、溶接施工上欠陥が生じ
る危険が極めて少なく、又溶接ビード11は必ず
しも連続溶接の必要性は無いが、内槽1のスペー
サ6への固定締付力を増加せしめるのに有効に作
用せしめる事が出来る。
本発明は以上詳述した如くなしたから、補強用
板の取付自体は割合単純であるが、その補強取付
により得る効果は極めて大きく、大容量の超電導
電磁石を安定に励磁継続せしめるのに極めて重要
な効果を得るだけでなく、超電導磁気浮上車に要
求される寸法の数mmを問題としての切りつめ、同
時にグラム単位の重量軽減要求と云つたことに対
して極めて重大な効果を得る事が可能となる。
板の取付自体は割合単純であるが、その補強取付
により得る効果は極めて大きく、大容量の超電導
電磁石を安定に励磁継続せしめるのに極めて重要
な効果を得るだけでなく、超電導磁気浮上車に要
求される寸法の数mmを問題としての切りつめ、同
時にグラム単位の重量軽減要求と云つたことに対
して極めて重大な効果を得る事が可能となる。
第1図は一般の超電導磁気浮上車用超電導電磁
石でレーストラツク状の内槽を有するものの内槽
側面説明図と通電励磁時の変形を示す説明図、第
2図は偏平断面を有する超電導電磁石の内槽の基
本断面図、第3図はコイル本体とスペーサと内槽
との関係をレーストラツク状の彎曲部について示
した断面図で合せて通電励磁時に生じる内槽の変
形をも示した説明図、第4図は本発明の一実施例
を示す偏平断面の強化形超電導電磁石内槽の基本
断面図である。 1……内槽、1A,1B……内外周壁、2,3
A,3B……内槽対辺間を結合する接合梁、4
A,4B……内槽周壁組立て用溶接ビード、5…
…コイル本体、6……スペーサ、7……孔、8…
…溝、9A,9B,10A,10B……補強用
板、11……補強取付用溶接ビード、1AA,1
BA……内槽の断面曲率半径大なる部分、1AC,
1AD……内槽の断面曲率半径小なる隅部。
石でレーストラツク状の内槽を有するものの内槽
側面説明図と通電励磁時の変形を示す説明図、第
2図は偏平断面を有する超電導電磁石の内槽の基
本断面図、第3図はコイル本体とスペーサと内槽
との関係をレーストラツク状の彎曲部について示
した断面図で合せて通電励磁時に生じる内槽の変
形をも示した説明図、第4図は本発明の一実施例
を示す偏平断面の強化形超電導電磁石内槽の基本
断面図である。 1……内槽、1A,1B……内外周壁、2,3
A,3B……内槽対辺間を結合する接合梁、4
A,4B……内槽周壁組立て用溶接ビード、5…
…コイル本体、6……スペーサ、7……孔、8…
…溝、9A,9B,10A,10B……補強用
板、11……補強取付用溶接ビード、1AA,1
BA……内槽の断面曲率半径大なる部分、1AC,
1AD……内槽の断面曲率半径小なる隅部。
Claims (1)
- 1 モールド等により固化固定した断面偏平のコ
イル本体をスペーサを介して内部に収納保持する
断面偏平状に溶接組立られる内槽を用いた超電導
電磁石において、前記内槽の断面偏平状周壁の曲
率半径の小さな4隅部外面にそれぞれ補強用板
を、これらが該内槽周壁の互いに対向する曲率半
径の大きな部分相互の対辺寸法より外側に殆ど突
出せず且つ前記内槽の周壁組立用溶接ビードと重
ならない範囲で重合溶接して構成したことを特徴
とするする超電導電磁石。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55123018A JPS5748208A (en) | 1980-09-05 | 1980-09-05 | Superconductive electromagnet |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55123018A JPS5748208A (en) | 1980-09-05 | 1980-09-05 | Superconductive electromagnet |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5748208A JPS5748208A (en) | 1982-03-19 |
| JPS623967B2 true JPS623967B2 (ja) | 1987-01-28 |
Family
ID=14850181
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55123018A Granted JPS5748208A (en) | 1980-09-05 | 1980-09-05 | Superconductive electromagnet |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5748208A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021112242A1 (ja) | 2019-12-06 | 2021-06-10 | 東興薬品工業株式会社 | ステロイド化合物およびオロパタジンを含有する医薬組成物 |
-
1980
- 1980-09-05 JP JP55123018A patent/JPS5748208A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021112242A1 (ja) | 2019-12-06 | 2021-06-10 | 東興薬品工業株式会社 | ステロイド化合物およびオロパタジンを含有する医薬組成物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5748208A (en) | 1982-03-19 |
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