JPS6240966B2 - - Google Patents
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- JPS6240966B2 JPS6240966B2 JP55019725A JP1972580A JPS6240966B2 JP S6240966 B2 JPS6240966 B2 JP S6240966B2 JP 55019725 A JP55019725 A JP 55019725A JP 1972580 A JP1972580 A JP 1972580A JP S6240966 B2 JPS6240966 B2 JP S6240966B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- hotbed
- protrusion
- seedling
- box
- Prior art date
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- Protection Of Plants (AREA)
- Greenhouses (AREA)
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、独立した空気室を形成している凸
状の突起を多数有していると共に前記凸状の突起
部以外の場所に多数の開孔部を有するプラスチツ
クシート(以下、開孔部付突起シートともい
う)、および内部に毛細管状の微細孔を有する多
孔質シートが、稲苗の育苗用の温床に使用されて
いる特殊な温床に係るものである。
状の突起を多数有していると共に前記凸状の突起
部以外の場所に多数の開孔部を有するプラスチツ
クシート(以下、開孔部付突起シートともい
う)、および内部に毛細管状の微細孔を有する多
孔質シートが、稲苗の育苗用の温床に使用されて
いる特殊な温床に係るものである。
近年、農家においては、農作業の省力化のため
に、田植機を使用して田植を行うことが、全国的
に普及してきており、その田植機に適応できると
共に田植後に丈夫に成長する稲苗を、気候の変化
に対応して再現性よく育苗することが、重要にな
つてきている。
に、田植機を使用して田植を行うことが、全国的
に普及してきており、その田植機に適応できると
共に田植後に丈夫に成長する稲苗を、気候の変化
に対応して再現性よく育苗することが、重要にな
つてきている。
その稲苗の育苗は、通常、温床ハウス内で、底
に開孔部を有し田植機に合つた底面積の育苗箱内
に適当な養土を入れ、その養土に播種して、その
育苗箱を温床の地面の表面に直接配置し、その温
床ハウス内の気温を調節し、育苗箱上に適宜散水
しながら、発芽させ育苗していたのである。
に開孔部を有し田植機に合つた底面積の育苗箱内
に適当な養土を入れ、その養土に播種して、その
育苗箱を温床の地面の表面に直接配置し、その温
床ハウス内の気温を調節し、育苗箱上に適宜散水
しながら、発芽させ育苗していたのである。
前記の稲苗の育苗において、育苗箱内の養土の
水分含有量(湿潤の程度)と酸素含有量との調
整、稲苗への太陽光の照射、ハウス内の温度調節
などが、いずれも重要であり、それらが調和よく
行なわれなければ、田植機で田植を好適にするこ
とができると共に田植後に丈夫に成長する葉茎と
根との均整のとれた稲苗が得られないのである。
水分含有量(湿潤の程度)と酸素含有量との調
整、稲苗への太陽光の照射、ハウス内の温度調節
などが、いずれも重要であり、それらが調和よく
行なわれなければ、田植機で田植を好適にするこ
とができると共に田植後に丈夫に成長する葉茎と
根との均整のとれた稲苗が得られないのである。
ところで、前述の従来の稲苗の育苗では、育苗
箱が接触している温床の地面の温度が、温床ハウ
ス外の地面の温度低下に伴つて、ハウス内外の地
面の熱伝導によつて著しく低下するのであり、そ
のために、育苗箱付近の熱を奪い、結局、育苗箱
内の稲苗が均一に成長しなかつたり短期間で充分
に成長しなかつたりするのであり、そのような稲
苗を使用すると、田植機で田植ができなかつた
り、田植後に稲苗が倒れてしまつたり立枯れてし
まつたりすることがしばしば起るのである。前述
のようなことは、寒冷な地方で特に顕著であり、
温暖な地方でも昼夜の温度変化の激しい地方では
顕著であつた。
箱が接触している温床の地面の温度が、温床ハウ
ス外の地面の温度低下に伴つて、ハウス内外の地
面の熱伝導によつて著しく低下するのであり、そ
のために、育苗箱付近の熱を奪い、結局、育苗箱
内の稲苗が均一に成長しなかつたり短期間で充分
に成長しなかつたりするのであり、そのような稲
苗を使用すると、田植機で田植ができなかつた
り、田植後に稲苗が倒れてしまつたり立枯れてし
まつたりすることがしばしば起るのである。前述
のようなことは、寒冷な地方で特に顕著であり、
温暖な地方でも昼夜の温度変化の激しい地方では
顕著であつた。
それで、温床ハウス内の育苗箱の底面と温床の
地面の表面との間に、断熱性のシートを配置する
ことが提案されつつあるが、それらの断熱性シー
トによつて、前述の稲苗の育苗に必要な諸条件の
調和が乱れてしまつて、稲苗が均整よく育成され
ていなかつたのである。特に断熱性シートによる
温床の排水性、保水性、通気性の悪化が問題であ
り、それらによつて、稲苗の根の発育が阻害され
ていたのである。
地面の表面との間に、断熱性のシートを配置する
ことが提案されつつあるが、それらの断熱性シー
トによつて、前述の稲苗の育苗に必要な諸条件の
調和が乱れてしまつて、稲苗が均整よく育成され
ていなかつたのである。特に断熱性シートによる
温床の排水性、保水性、通気性の悪化が問題であ
り、それらによつて、稲苗の根の発育が阻害され
ていたのである。
この発明者らは、温床の地面の温度低下による
悪影響を受けないようにすることができると共
に、育苗箱の底面下の排水性、保水性、通気性な
どの悪化が起らない稲苗の育苗用の温床につい
て、種種検討した結果、この発明の育苗用の温床
に到達した。
悪影響を受けないようにすることができると共
に、育苗箱の底面下の排水性、保水性、通気性な
どの悪化が起らない稲苗の育苗用の温床につい
て、種種検討した結果、この発明の育苗用の温床
に到達した。
すなわち、この発明は、温床ハウス内におい
て、稲苗の育苗箱の底面と温床の地面の表面との
間に、独立した空気室を形成している凸状の突起
を多数有していると共に前記凸状の突起部以外の
場所に多数の開孔部を有するプラスチツクシート
(開孔部付突起シート)、および内部に毛細管状の
微細孔を有する多孔質シートが、多孔質シートを
上層として重ね合わされて、地表面に沿つて配置
されている育苗用の温床に関するものである。
て、稲苗の育苗箱の底面と温床の地面の表面との
間に、独立した空気室を形成している凸状の突起
を多数有していると共に前記凸状の突起部以外の
場所に多数の開孔部を有するプラスチツクシート
(開孔部付突起シート)、および内部に毛細管状の
微細孔を有する多孔質シートが、多孔質シートを
上層として重ね合わされて、地表面に沿つて配置
されている育苗用の温床に関するものである。
この発明の温床において稲苗を育苗すれば、寒
冷地あるいは昼夜の温度差の大きな地方であつて
も、温床の地表面上に配置された開孔部付突起シ
ートの優れた断熱性によつて、温床の育苗箱付近
の温度が著しく低下してしまうことがないので、
稲苗が充分に速く成長するのである。
冷地あるいは昼夜の温度差の大きな地方であつて
も、温床の地表面上に配置された開孔部付突起シ
ートの優れた断熱性によつて、温床の育苗箱付近
の温度が著しく低下してしまうことがないので、
稲苗が充分に速く成長するのである。
この発明では、前記開孔部付突起シートと育苗
箱の底面との間に、内部に毛細管状の微細孔を有
する多孔質シートが、配置されているので、育苗
箱に散水されて育苗箱の底部から排水されたり育
苗箱の外に散水された水を、一部保水することが
できるので、育苗箱の底部が乾燥して根の発育を
阻害することがないのである。
箱の底面との間に、内部に毛細管状の微細孔を有
する多孔質シートが、配置されているので、育苗
箱に散水されて育苗箱の底部から排水されたり育
苗箱の外に散水された水を、一部保水することが
できるので、育苗箱の底部が乾燥して根の発育を
阻害することがないのである。
また、この発明では、開孔部付突起シートと多
孔質シートとがいずれも透水性を有するので、育
苗箱に散水された水のうち過剰の水を、地中まで
排水することができるので、育苗箱の底面下に過
剰の水が留つて通気性を阻害することがないので
ある。
孔質シートとがいずれも透水性を有するので、育
苗箱に散水された水のうち過剰の水を、地中まで
排水することができるので、育苗箱の底面下に過
剰の水が留つて通気性を阻害することがないので
ある。
この発明の育苗用の温床は、前述の開孔部付突
起シート、多孔質シートおよび育苗箱(養土を含
む)から、地面を適当に整地すること、その地面
上に前記各材料を順次配置することによつて簡単
に作ることができ、その保守も容易である。
起シート、多孔質シートおよび育苗箱(養土を含
む)から、地面を適当に整地すること、その地面
上に前記各材料を順次配置することによつて簡単
に作ることができ、その保守も容易である。
以下、この発明の育苗用の温床について、図面
も参考にして、さらに詳しく説明する。
も参考にして、さらに詳しく説明する。
第1図は、温床ハウス内において、この発明の
育苗用の温床を形成して、稲苗の育苗している状
況の一例を示す断面図であり、第2図は、この発
明の育苗用の温床の一例を拡大して示す断面図で
ある。
育苗用の温床を形成して、稲苗の育苗している状
況の一例を示す断面図であり、第2図は、この発
明の育苗用の温床の一例を拡大して示す断面図で
ある。
第3図は、開孔部付突起シートの一例を示す斜
視図であり、第4図は、その突起シートの断面図
である。第5図は、開孔部付突起シートの他の例
を示す断面図である。
視図であり、第4図は、その突起シートの断面図
である。第5図は、開孔部付突起シートの他の例
を示す断面図である。
この発明は、第1図および第2図に示すよう
に、温床ハウス1の内部において、稲苗4の育苗
箱2の底面と、温床の地面5の表面との間に、開
孔部付突起シート6および多孔質シート3が、多
孔質シートを上層として重ね合わされて、地表面
に沿つて配置されている育苗用の温床に関するも
のである。
に、温床ハウス1の内部において、稲苗4の育苗
箱2の底面と、温床の地面5の表面との間に、開
孔部付突起シート6および多孔質シート3が、多
孔質シートを上層として重ね合わされて、地表面
に沿つて配置されている育苗用の温床に関するも
のである。
この発明における開孔部付突起シート6は、第
3図〜第5図に示すように、独立して密封された
空気室7を形成している凸状の突起8が多数配列
されて設けられていると共に、前記凸状の突起8
の部分以外の場所に多数の開孔部9が設けられて
いるプラスチツク製のシートである。
3図〜第5図に示すように、独立して密封された
空気室7を形成している凸状の突起8が多数配列
されて設けられていると共に、前記凸状の突起8
の部分以外の場所に多数の開孔部9が設けられて
いるプラスチツク製のシートである。
そのような開孔部付突起シート6は、例えば、
特公昭37―13782号公報または特公昭38―330号公
報に記載されているような方法で製造される独立
した空気室を形成している凸状の突起を多数有す
るプラスチツク製のシート(以下、単に突起シー
トということもある)に、排水用および通気用の
開孔部を多数設けることによつて製造されたもの
であればよい。
特公昭37―13782号公報または特公昭38―330号公
報に記載されているような方法で製造される独立
した空気室を形成している凸状の突起を多数有す
るプラスチツク製のシート(以下、単に突起シー
トということもある)に、排水用および通気用の
開孔部を多数設けることによつて製造されたもの
であればよい。
前記突起シートの製造方法の具体例を詳しく述
べると、例えば、加熱・軟化させた一枚目の原料
フイルムを、凹部を多数有するエンボスロールに
巻き掛けて、その凹部内に原料フイルムを密着さ
せて凸状の突起部を最初の原料フイルムに形成さ
せ、次いでその突起部が形成された最初のフイル
ムの上に、加熱・軟化させた二枚目の原料フイル
ムを巻き掛けて、最初のフイルムの突起部以外の
面に二枚目の原料フイルム(バツクフイルム)を
熱接着して突起シートを製造する方法が好適であ
る。
べると、例えば、加熱・軟化させた一枚目の原料
フイルムを、凹部を多数有するエンボスロールに
巻き掛けて、その凹部内に原料フイルムを密着さ
せて凸状の突起部を最初の原料フイルムに形成さ
せ、次いでその突起部が形成された最初のフイル
ムの上に、加熱・軟化させた二枚目の原料フイル
ムを巻き掛けて、最初のフイルムの突起部以外の
面に二枚目の原料フイルム(バツクフイルム)を
熱接着して突起シートを製造する方法が好適であ
る。
前記の方法で製造される突起シートに貫通した
開孔部を多数設けるための開孔方法は、どのよう
な方法で行なわれていてもよく、例えば、前述の
突起シートの製造において、凸状の突起部が形成
された最初のフイルムに二枚目の原料フイルムを
重ね合わせて熱接着する際に、その接着とほとん
ど同時に、前記突起以外の場所に多数の開孔部を
規則的に開孔する方法が好適であり、この方法に
よつて、第3〜4図に示す開孔部付突起シートが
得られる。
開孔部を多数設けるための開孔方法は、どのよう
な方法で行なわれていてもよく、例えば、前述の
突起シートの製造において、凸状の突起部が形成
された最初のフイルムに二枚目の原料フイルムを
重ね合わせて熱接着する際に、その接着とほとん
ど同時に、前記突起以外の場所に多数の開孔部を
規則的に開孔する方法が好適であり、この方法に
よつて、第3〜4図に示す開孔部付突起シートが
得られる。
この発明では、開孔部付突起シートとしては、
前述のような方法で二枚の原料フイルムから形成
された開孔部付突起シートに、さらに加熱・軟化
された三枚目の原料フイルム10(多数の開孔部
12を有するフイルムが好適である)を、その開
孔部付突起シートの突起の先端側から重ね合わせ
て熱的に接合した三枚の原料フイルムからなる開
孔部付突起シート(第5図参照)でもよい。
前述のような方法で二枚の原料フイルムから形成
された開孔部付突起シートに、さらに加熱・軟化
された三枚目の原料フイルム10(多数の開孔部
12を有するフイルムが好適である)を、その開
孔部付突起シートの突起の先端側から重ね合わせ
て熱的に接合した三枚の原料フイルムからなる開
孔部付突起シート(第5図参照)でもよい。
あるいは、開孔部付突起シートとしては、二枚
または三枚の原料フイルムからなる開孔部付突起
シートに、金属薄膜(例えば、金属箔、金属蒸着
膜など)または金属薄膜付プラスチツクフイルム
が接着剤層を介して貼着されているものでもよ
い。
または三枚の原料フイルムからなる開孔部付突起
シートに、金属薄膜(例えば、金属箔、金属蒸着
膜など)または金属薄膜付プラスチツクフイルム
が接着剤層を介して貼着されているものでもよ
い。
この発明において、開孔部付突起シートの凸状
の突起は、角柱状、円柱状、楕円柱状、半円球状
などの形状、またはそれらを組合わせた形状の空
気室が形成されているものであればよい。特に、
その凸状の突起は、高さが3〜20mm、特に4〜18
mm、さらに8〜15mm程度であつて、底面積が0.2
〜15cm2、特に0.5〜10cm2程度である円柱状、楕円
柱状などの柱状の空気室が形成されているものが
好適である。この発明では、凸状の突起の高さが
低くなり過ぎると、育苗箱の底部が地面に接近し
てしまい断熱性が失なわれるので好ましくない。
の突起は、角柱状、円柱状、楕円柱状、半円球状
などの形状、またはそれらを組合わせた形状の空
気室が形成されているものであればよい。特に、
その凸状の突起は、高さが3〜20mm、特に4〜18
mm、さらに8〜15mm程度であつて、底面積が0.2
〜15cm2、特に0.5〜10cm2程度である円柱状、楕円
柱状などの柱状の空気室が形成されているものが
好適である。この発明では、凸状の突起の高さが
低くなり過ぎると、育苗箱の底部が地面に接近し
てしまい断熱性が失なわれるので好ましくない。
また、開孔部付突起シートは、凸状の突起同士
の間隔が2〜20mm、特に4〜15mm程度となるよう
に全面的に配列された多数の凸状の突起を有する
ものが好ましい。
の間隔が2〜20mm、特に4〜15mm程度となるよう
に全面的に配列された多数の凸状の突起を有する
ものが好ましい。
この発明において、開孔部付突起シートは、そ
のシートの突起部以外の場所を、表から裏まで貫
通している状態の開孔部(排水孔、通気孔とな
る)を有していなければならないが、その開孔部
がどのような形状、サイズであつてもよく、この
発明では、例えば、径が0.5〜5mm、特に1〜4
mm程度である実質的に円形、楕円形などの開孔部
を有するものが好ましい。この開孔部付突起シー
トは、このシート0.1m2あたり開孔部5〜100個、
特に10〜60個程度有することが好ましい。
のシートの突起部以外の場所を、表から裏まで貫
通している状態の開孔部(排水孔、通気孔とな
る)を有していなければならないが、その開孔部
がどのような形状、サイズであつてもよく、この
発明では、例えば、径が0.5〜5mm、特に1〜4
mm程度である実質的に円形、楕円形などの開孔部
を有するものが好ましい。この開孔部付突起シー
トは、このシート0.1m2あたり開孔部5〜100個、
特に10〜60個程度有することが好ましい。
開孔部付突起シートを形成するプラスチツク製
の原料フイルムは、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ
スチレンなどの付加重合体、ナイロン、ポリエス
テルなどの縮重合体などの熱可塑性樹脂から成形
された厚さ20〜500μ、特に30〜300μ程度のプラ
スチツクフイルムであればよい。
の原料フイルムは、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ
スチレンなどの付加重合体、ナイロン、ポリエス
テルなどの縮重合体などの熱可塑性樹脂から成形
された厚さ20〜500μ、特に30〜300μ程度のプラ
スチツクフイルムであればよい。
よつて、開孔部付突起シートは、柔軟で緩衝性
および断熱性を有すると共に、シートの表側から
裏側への水透過性、通気性も有している軽量なプ
ラスチツクシートである。
および断熱性を有すると共に、シートの表側から
裏側への水透過性、通気性も有している軽量なプ
ラスチツクシートである。
この発明において、多孔質シート3は、内部に
毛細管状の微細孔を、多数、多岐にわたつて、シ
ートの表側から裏側にまで通して有していて、か
なりの保水性(含水性)と排水性(水透過性)と
を備えたシートであれば、公知のどのようなもの
であつてもよい。
毛細管状の微細孔を、多数、多岐にわたつて、シ
ートの表側から裏側にまで通して有していて、か
なりの保水性(含水性)と排水性(水透過性)と
を備えたシートであれば、公知のどのようなもの
であつてもよい。
多孔質シート3としては、シートの厚さが、約
50μ〜5mm、特に100μ〜4mm程度であつて、含
水性が、シートの重量に対して50重量%以上、特
に60〜300重量%の水を含有するような程度の比
率で示されるものであり、しかも必要以上に過剰
な水をシートの表側から裏側に透過させることが
できるものが好ましい。
50μ〜5mm、特に100μ〜4mm程度であつて、含
水性が、シートの重量に対して50重量%以上、特
に60〜300重量%の水を含有するような程度の比
率で示されるものであり、しかも必要以上に過剰
な水をシートの表側から裏側に透過させることが
できるものが好ましい。
その多孔質シートの具体例としては、紙(例え
ば、和紙、新聞用紙、ろ紙、クラフト紙など)、
織布、不織布、海めん状またはスポンジ状のシー
トなどを挙げることができる。
ば、和紙、新聞用紙、ろ紙、クラフト紙など)、
織布、不織布、海めん状またはスポンジ状のシー
トなどを挙げることができる。
なお、多孔質シート3は、必要であれば、開孔
部付突起シート6に設けられている開孔部9と同
様の開孔部を多数有していてもよい。
部付突起シート6に設けられている開孔部9と同
様の開孔部を多数有していてもよい。
この発明において、第2図に示す稲苗4の育苗
箱2は、公知の田植機で田植をすることができる
ように密に集合した稲苗(その底面が方形であ
る)を育成するためのものであつて、底部に排水
または通気孔を多数有する木製またはプラスチツ
ク製の箱状のものであれば、公知のどのような形
式のものであつてもよい。
箱2は、公知の田植機で田植をすることができる
ように密に集合した稲苗(その底面が方形であ
る)を育成するためのものであつて、底部に排水
または通気孔を多数有する木製またはプラスチツ
ク製の箱状のものであれば、公知のどのような形
式のものであつてもよい。
この発明において、稲苗4の育苗箱2と温床の
地面5との間に、開孔部付突起シート6および多
孔質シート3を、その地表面に沿つて敷いて配置
する状態は、多孔質シート3が、育苗箱2の底面
下にあつて、しかも開孔部付突起シート6の上部
にあるように配置されていれば、特にその他につ
いて限定されるものではないが、この発明では、
第1図に示すように、温床ハウス1の隅のコーナ
ー部において、温床ハウス1の垂直壁に沿つて開
孔部付突起シート6の端部を立上らせておくこと
が育苗箱の保温の上から好ましい。
地面5との間に、開孔部付突起シート6および多
孔質シート3を、その地表面に沿つて敷いて配置
する状態は、多孔質シート3が、育苗箱2の底面
下にあつて、しかも開孔部付突起シート6の上部
にあるように配置されていれば、特にその他につ
いて限定されるものではないが、この発明では、
第1図に示すように、温床ハウス1の隅のコーナ
ー部において、温床ハウス1の垂直壁に沿つて開
孔部付突起シート6の端部を立上らせておくこと
が育苗箱の保温の上から好ましい。
また、この発明では、育苗箱2の底面と多孔質
シート3の上面との間、あるいは、多孔質シート
3と開孔部付突起シート6との間は、完全に密着
してしまつているよりも、排水、通気に必要な狭
小な空隙が形成されていることが好ましい。例え
ば、育苗箱2の底部の一部に下方に突出した脚部
を有している育苗箱を使用すると、育苗箱2の底
面と多孔質シート3との間に狭小な空隙部が好適
に形成されるので好ましい。
シート3の上面との間、あるいは、多孔質シート
3と開孔部付突起シート6との間は、完全に密着
してしまつているよりも、排水、通気に必要な狭
小な空隙が形成されていることが好ましい。例え
ば、育苗箱2の底部の一部に下方に突出した脚部
を有している育苗箱を使用すると、育苗箱2の底
面と多孔質シート3との間に狭小な空隙部が好適
に形成されるので好ましい。
なお、この発明に使用する開孔部付突起シート
6と多孔質シート3とは、全面的に密着しないよ
うに、重ね合わされて、点着などによつて一体に
接合されているものを形成して、この発明の温床
に使用されていてもよい。
6と多孔質シート3とは、全面的に密着しないよ
うに、重ね合わされて、点着などによつて一体に
接合されているものを形成して、この発明の温床
に使用されていてもよい。
この発明の温床で、稲苗を育苗すれば、例え寒
冷地においても、稲苗が均一に速く成長するとい
う効果を奏するのである。
冷地においても、稲苗が均一に速く成長するとい
う効果を奏するのである。
また、この発明の温床では、育苗箱2の底部の
湿潤性の調整、育苗箱2の付近の温度調節が容易
にできるので、これらのために要していた農作業
が軽減されるという効果もある。
湿潤性の調整、育苗箱2の付近の温度調節が容易
にできるので、これらのために要していた農作業
が軽減されるという効果もある。
第1図は、温床ハウス内に、この発明の育苗用
の温床を形成して、稲苗を育苗している状況の一
例を示す断面図であり、第2図は、この発明の育
苗用の温床の一例を拡大して示す断面図である。
第3図は、開孔部付突起シートの一例を一部示す
斜視図であり、第4図は、その開孔部付突起シー
トの断面図である。第5図は、開孔部付突起シー
トの他の例を示す断面図である。 1;温床ハウス、2;育苗箱、3;多孔質シー
ト、4;稲苗、5;地面、6;開孔部付突起シー
ト、7;空気室、8;凸状の突起、9;開孔部、
10;三枚目のフイルム。
の温床を形成して、稲苗を育苗している状況の一
例を示す断面図であり、第2図は、この発明の育
苗用の温床の一例を拡大して示す断面図である。
第3図は、開孔部付突起シートの一例を一部示す
斜視図であり、第4図は、その開孔部付突起シー
トの断面図である。第5図は、開孔部付突起シー
トの他の例を示す断面図である。 1;温床ハウス、2;育苗箱、3;多孔質シー
ト、4;稲苗、5;地面、6;開孔部付突起シー
ト、7;空気室、8;凸状の突起、9;開孔部、
10;三枚目のフイルム。
Claims (1)
- 1 温床ハウス内において、稲苗の育苗箱の底面
と温床の地面の表面との間に、独立した空気室を
形成している凸状の突起を多数有していると共に
前記凸状の突起部以外の場所に多数の開孔部を有
するプラスチツクシート、および内部に毛細管状
の微細孔を有する多孔質シートが、多孔質シート
を上層として重ね合わされて、地表面に沿つて配
置されている育苗用の温床。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1972580A JPS56117726A (en) | 1980-02-21 | 1980-02-21 | Seedling growing greenhouse |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1972580A JPS56117726A (en) | 1980-02-21 | 1980-02-21 | Seedling growing greenhouse |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56117726A JPS56117726A (en) | 1981-09-16 |
| JPS6240966B2 true JPS6240966B2 (ja) | 1987-09-01 |
Family
ID=12007277
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1972580A Granted JPS56117726A (en) | 1980-02-21 | 1980-02-21 | Seedling growing greenhouse |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56117726A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5912429B2 (ja) * | 2011-11-09 | 2016-04-27 | ユニチカ株式会社 | 農業用シートの使用方法及びそれに用いる農業用シート |
| JP5912574B2 (ja) * | 2012-01-26 | 2016-04-27 | ユニチカ株式会社 | 農業用シートの使用方法及びそれに用いる農業用シート |
| JP7280136B2 (ja) * | 2019-07-19 | 2023-05-23 | 大倉工業株式会社 | マルチフィルム |
-
1980
- 1980-02-21 JP JP1972580A patent/JPS56117726A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56117726A (en) | 1981-09-16 |
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