JPS6247205B2 - - Google Patents
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- JPS6247205B2 JPS6247205B2 JP54132705A JP13270579A JPS6247205B2 JP S6247205 B2 JPS6247205 B2 JP S6247205B2 JP 54132705 A JP54132705 A JP 54132705A JP 13270579 A JP13270579 A JP 13270579A JP S6247205 B2 JPS6247205 B2 JP S6247205B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- taic
- triallyl isocyanurate
- copolymer prepolymer
- diallyl phthalate
- prepolymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はフタル酸ジアリルとイソシアヌル酸ト
リアリルとを共重合させ、フタル酸ジアリル単位
とイソシアヌル酸トリアリル単位とからなる共重
合体プレポリマーを製造する方法に関するもので
ある。
リアリルとを共重合させ、フタル酸ジアリル単位
とイソシアヌル酸トリアリル単位とからなる共重
合体プレポリマーを製造する方法に関するもので
ある。
プレポリマーとは、不飽和結合を分子中に含有
している比較的低分子の重合体であり、この重合
体をさらに成形して重合し最終重合体を製造した
り、該重合体にその他の単量体、架橋剤等を加え
て成形した後さらに重合して最終重合体を製造す
る如き重合中間体として一般に知られている。
している比較的低分子の重合体であり、この重合
体をさらに成形して重合し最終重合体を製造した
り、該重合体にその他の単量体、架橋剤等を加え
て成形した後さらに重合して最終重合体を製造す
る如き重合中間体として一般に知られている。
従来からフタル酸ジアリル単独の重合体プレポ
リマーとしてオルソフタル酸ジアリル又はイソフ
タル酸ジアリルの重合体プレポリマーが知られて
おり、それらの重合体プレポリマーは安定性が良
好なため成形材料やプリプレグとして使用され、
また、得られる重合体は特に電気特性及び耐熱性
にすぐれているため種々の電気部品、たとえばコ
ネクター、スイツチ、プラグ、マグネツトコア、
プリント配線基板等に使用されている。
リマーとしてオルソフタル酸ジアリル又はイソフ
タル酸ジアリルの重合体プレポリマーが知られて
おり、それらの重合体プレポリマーは安定性が良
好なため成形材料やプリプレグとして使用され、
また、得られる重合体は特に電気特性及び耐熱性
にすぐれているため種々の電気部品、たとえばコ
ネクター、スイツチ、プラグ、マグネツトコア、
プリント配線基板等に使用されている。
これらのフタル酸ジアリル重合体は、上記のよ
うな特性を有しているが、高温において重量減少
を生じたり、また急激な熱分解を起す等、熱耐性
に欠点があるため一方では使用条件が制限される
結果となつている。
うな特性を有しているが、高温において重量減少
を生じたり、また急激な熱分解を起す等、熱耐性
に欠点があるため一方では使用条件が制限される
結果となつている。
本発明者は、フタル酸ジアリルプレポリマー製
造に際し他の単量体を添加して上記欠点を改良す
る研究を行ない、フタル酸ジアリル単位とイソシ
アヌル酸トリアリル単位とからなる共重合体プレ
ポリマー及びその製法に関する発明を、さきに特
許出願した(特願昭53−142702)。
造に際し他の単量体を添加して上記欠点を改良す
る研究を行ない、フタル酸ジアリル単位とイソシ
アヌル酸トリアリル単位とからなる共重合体プレ
ポリマー及びその製法に関する発明を、さきに特
許出願した(特願昭53−142702)。
本発明者はさらにその製造法につき研究を行い
本発明を完成した。
本発明を完成した。
すなわち本発明は、フタル酸ジアリルとイソシ
アヌル酸トリアリルとの混合物を酸素又はラジカ
ル重合開始剤の存在下に重合させてフタル酸ジア
リル単位とイソシアヌル酸トリアリル単位とから
なる共重合体プレポリマーを含む反応混合物を生
成させ、次いでこの反応混合物を減圧下に処理し
て未反応のフタル酸ジアリルとイソシアヌル酸ト
リアリルとを留去することを特徴とする共重合体
プレポリマーを製造する方法をその要旨とするも
のである。
アヌル酸トリアリルとの混合物を酸素又はラジカ
ル重合開始剤の存在下に重合させてフタル酸ジア
リル単位とイソシアヌル酸トリアリル単位とから
なる共重合体プレポリマーを含む反応混合物を生
成させ、次いでこの反応混合物を減圧下に処理し
て未反応のフタル酸ジアリルとイソシアヌル酸ト
リアリルとを留去することを特徴とする共重合体
プレポリマーを製造する方法をその要旨とするも
のである。
本発明のフタル酸ジアリル(以下DAPと記
す)としては、オルソフタル酸ジアリル(以下
ODAPと記す)及びイソフタル酸ジアリル(以下
IDAPと記す)が使用される。
す)としては、オルソフタル酸ジアリル(以下
ODAPと記す)及びイソフタル酸ジアリル(以下
IDAPと記す)が使用される。
DAPとイソシアヌル酸トリアリル(以下TAIC
と記す)とをラジカル重合させる方法としては、
酸素の存在下に加熱する方法、又はラジカル発生
触媒(重合開始剤)の存在下に加熱する方法が採
用される。上記ラジカル重合の際に存在する酸素
としては一般に酸素含有気体たとえば空気、酸素
強化の空気あるいは酸素が使用されるが酸素の存
在量が多ければ多い程重合速度が早くなる。重合
系に酸素を存在させる方法としては一般に重合系
に上記酸素含有気体を吹込む方法を挙げることが
出来るが、強制的に酸素含有気体を重合系に吹込
む以外に重合系上部に気体を存在させ撹拌等によ
り該酸素含有気体を液体と接触させる方法を採用
してもよい。また加熱温度としては100〜300℃程
度が採用され、温度が低ければ重合速度が遅く温
度が高ければ重合速度は速くなり好ましくは150
〜200℃程度が採用される。ラジカル発生触媒の
存在下にラジカル重合させる方法としては通常用
いられる有機過酸化物、アゾ化合物などをラジカ
ル発生触媒として用いることが出来る。例えばラ
ウロイルパーオキシド、ベンゾイルパーオキシ
ド、t−ブチルパーベンゾエート、ジクミルパー
オキシド、アゾビスイソブチロニトリルなどが好
適に用いられる。ラジカル発生触媒の存在下に重
合させる際には、系内の酸素の存在は好ましくな
く不活性ガス例えば二酸化炭素、窒素の雰囲気下
に重合させることが好ましい。
と記す)とをラジカル重合させる方法としては、
酸素の存在下に加熱する方法、又はラジカル発生
触媒(重合開始剤)の存在下に加熱する方法が採
用される。上記ラジカル重合の際に存在する酸素
としては一般に酸素含有気体たとえば空気、酸素
強化の空気あるいは酸素が使用されるが酸素の存
在量が多ければ多い程重合速度が早くなる。重合
系に酸素を存在させる方法としては一般に重合系
に上記酸素含有気体を吹込む方法を挙げることが
出来るが、強制的に酸素含有気体を重合系に吹込
む以外に重合系上部に気体を存在させ撹拌等によ
り該酸素含有気体を液体と接触させる方法を採用
してもよい。また加熱温度としては100〜300℃程
度が採用され、温度が低ければ重合速度が遅く温
度が高ければ重合速度は速くなり好ましくは150
〜200℃程度が採用される。ラジカル発生触媒の
存在下にラジカル重合させる方法としては通常用
いられる有機過酸化物、アゾ化合物などをラジカ
ル発生触媒として用いることが出来る。例えばラ
ウロイルパーオキシド、ベンゾイルパーオキシ
ド、t−ブチルパーベンゾエート、ジクミルパー
オキシド、アゾビスイソブチロニトリルなどが好
適に用いられる。ラジカル発生触媒の存在下に重
合させる際には、系内の酸素の存在は好ましくな
く不活性ガス例えば二酸化炭素、窒素の雰囲気下
に重合させることが好ましい。
ラジカル発生触媒の使用量は、特に限定されな
いが少なければ重合速度が遅く、多ければ重合速
度が速くなり、好ましくは、仕込みモノマー量に
対し、0.1〜1重量%程度である。また加熱温度
としては、ラジカル発生触媒がそれぞれ有する遊
離ラジカルを発生する分解温度を採用するのが好
ましい。
いが少なければ重合速度が遅く、多ければ重合速
度が速くなり、好ましくは、仕込みモノマー量に
対し、0.1〜1重量%程度である。また加熱温度
としては、ラジカル発生触媒がそれぞれ有する遊
離ラジカルを発生する分解温度を採用するのが好
ましい。
共重合体プレポリマーとしては、50〜200℃程
度の融点又は軟化点、また、溶融時の良好な流動
性、あるいは良溶媒への良好な溶解性などが、一
般に要求される。このためには共重合体プレポリ
マーが均一な組成の共重合体組成を有すること、
また平均分子量が5000〜15000程度の範囲を有す
ること、さらに、架橋体によるミクロゲルを含ま
ないこと等が必要である。この様な共重合体プレ
ポリマーを製造するためには、重合系内に生成す
る共重合体プレポリマーの重合率を正確、且つ、
速かに測定し、必要に応じて直ちに重合反応を停
止させる必要がある。
度の融点又は軟化点、また、溶融時の良好な流動
性、あるいは良溶媒への良好な溶解性などが、一
般に要求される。このためには共重合体プレポリ
マーが均一な組成の共重合体組成を有すること、
また平均分子量が5000〜15000程度の範囲を有す
ること、さらに、架橋体によるミクロゲルを含ま
ないこと等が必要である。この様な共重合体プレ
ポリマーを製造するためには、重合系内に生成す
る共重合体プレポリマーの重合率を正確、且つ、
速かに測定し、必要に応じて直ちに重合反応を停
止させる必要がある。
本発明により、DAPとTAICとの混合物を酸素
の存在下に加熱するか、又は、ラジカル重合開始
剤の存在下にラジカル重合させDAP単位とTAIC
単位とからなる共重合体プレポリマーを製造する
際には、予め測定した検量線から得られる所望の
屈折率、粘度等によりラジカル重合を停止させる
ことにより共重合体プレポリマーを製造する方法
が有利に採用される。
の存在下に加熱するか、又は、ラジカル重合開始
剤の存在下にラジカル重合させDAP単位とTAIC
単位とからなる共重合体プレポリマーを製造する
際には、予め測定した検量線から得られる所望の
屈折率、粘度等によりラジカル重合を停止させる
ことにより共重合体プレポリマーを製造する方法
が有利に採用される。
上記重合系においては、得られる検量線が原料
として使用するDAP及びTAICの割合により相違
するため、検量線の作成にあたつては、あらかじ
め同じ組成割合のDAP及びTAICにより重合を行
ない、得られる屈折率、粘度等と共重合体生成量
とをグラフに作図し検量線を得る方法、あるい
は、特定の割合のDAP及びTAIC混合液に、別に
同様に調製した共重合体プレポリマーを添加して
行き、共重合体プレポリマーの量と屈折率、粘度
等とをグラフに作図して検量線を得る方法等を採
用することができる。
として使用するDAP及びTAICの割合により相違
するため、検量線の作成にあたつては、あらかじ
め同じ組成割合のDAP及びTAICにより重合を行
ない、得られる屈折率、粘度等と共重合体生成量
とをグラフに作図し検量線を得る方法、あるい
は、特定の割合のDAP及びTAIC混合液に、別に
同様に調製した共重合体プレポリマーを添加して
行き、共重合体プレポリマーの量と屈折率、粘度
等とをグラフに作図して検量線を得る方法等を採
用することができる。
たとえば原料ODAP及びTAICの割合(モル)
をODAP:TAIC=1.5:0.5として酸素の存在下
及び加熱下に共重合させて得られる重合率と該共
重合系の屈折率を重合率(%)を横軸に、屈折率
(n25 D)を縦軸にグラフを作図すれば第1図の検
量線1が得られ、ODAP:TAIC=1.0:1.0の割
合(モル)で共重合させた場合には同様にして同
図検量線3が得られる。またIDAP:TAIC=
1.5:0.5の割合(モル)で共重合させた場合には
第1図と同様に第2図検量線4そしてIDAP:
TAIC=1.0:1.0の割合(モル)で共重合させた
場合は同様に同図検量線5が得られる。また、
IDAP:TAIC=1.5:0.5の割合(モル)で共重合
させた場合の重合率と粘度を、重合率(%)を横
軸に、粘度(CP/25℃)を縦軸にグラフを作図
すれば第3図検量線6が得られ、IDAP:TAIC
=1.8:0.2の割合(モル)で共重合させた場合に
は同様にして同図検量線7が得られる。原料
IDAP及びTAICの割合(モル)をIDAP:TAIC
=1.5:0.5としてラジカル発生触媒の存在下に加
熱して共重合させて得られる重合率と共重合系の
屈折率を、重合率(%)を横軸に屈折率(n25 D)
を縦軸にグラフを作図すると第4図検量線8が得
られる。たとえば、ODAP:TAIC=1.5:0.5の
割合(モル)で酸素の存在下及び加熱下に共重合
を行なわせ、重合率25%で重合反応を停止させた
い時は、上記第1図検量線1により、重合系の屈
折率(n25 D)が1.5309となつた時点で重合を停止
させればよい。
をODAP:TAIC=1.5:0.5として酸素の存在下
及び加熱下に共重合させて得られる重合率と該共
重合系の屈折率を重合率(%)を横軸に、屈折率
(n25 D)を縦軸にグラフを作図すれば第1図の検
量線1が得られ、ODAP:TAIC=1.0:1.0の割
合(モル)で共重合させた場合には同様にして同
図検量線3が得られる。またIDAP:TAIC=
1.5:0.5の割合(モル)で共重合させた場合には
第1図と同様に第2図検量線4そしてIDAP:
TAIC=1.0:1.0の割合(モル)で共重合させた
場合は同様に同図検量線5が得られる。また、
IDAP:TAIC=1.5:0.5の割合(モル)で共重合
させた場合の重合率と粘度を、重合率(%)を横
軸に、粘度(CP/25℃)を縦軸にグラフを作図
すれば第3図検量線6が得られ、IDAP:TAIC
=1.8:0.2の割合(モル)で共重合させた場合に
は同様にして同図検量線7が得られる。原料
IDAP及びTAICの割合(モル)をIDAP:TAIC
=1.5:0.5としてラジカル発生触媒の存在下に加
熱して共重合させて得られる重合率と共重合系の
屈折率を、重合率(%)を横軸に屈折率(n25 D)
を縦軸にグラフを作図すると第4図検量線8が得
られる。たとえば、ODAP:TAIC=1.5:0.5の
割合(モル)で酸素の存在下及び加熱下に共重合
を行なわせ、重合率25%で重合反応を停止させた
い時は、上記第1図検量線1により、重合系の屈
折率(n25 D)が1.5309となつた時点で重合を停止
させればよい。
この様にして重合系の屈折率、粘度等を測定す
ることにより容易に所望の重合率を知ることが出
来る。
ることにより容易に所望の重合率を知ることが出
来る。
本発明の重合反応に於て、酸素の存在下及び加
熱下の重合反応の場合は反応系に他の触媒が残存
しないため、重合を停止させることは容易であ
る。すなわち重合系への酸素の供給を停止し、加
熱温度を約150℃以下とすれば重合反応はほとん
ど進行しない。
熱下の重合反応の場合は反応系に他の触媒が残存
しないため、重合を停止させることは容易であ
る。すなわち重合系への酸素の供給を停止し、加
熱温度を約150℃以下とすれば重合反応はほとん
ど進行しない。
所望の重合率で重合反応を停止した重合系は、
次いで未反応のDAP及びTAICが除去される。未
反応のDAP及びTAICの除去方法としては、重合
系を減圧下に蒸留することにより容易に除去する
ことができる。この場合の減圧は約0.5mmHg以下
で、温度約150℃以下とすることにより重合反応
を防止しつつ未反応DAP及びTAICを蒸留するこ
とができる。
次いで未反応のDAP及びTAICが除去される。未
反応のDAP及びTAICの除去方法としては、重合
系を減圧下に蒸留することにより容易に除去する
ことができる。この場合の減圧は約0.5mmHg以下
で、温度約150℃以下とすることにより重合反応
を防止しつつ未反応DAP及びTAICを蒸留するこ
とができる。
上述の方法により、未反応DAP及びTAICを蒸
留除去した粗共重合体プレポリマー中には、なお
少量の未反応DAP及びTAICが残存するため、こ
れらの未反応DAP及びTAICをさらに除去するこ
とが必要である。そのため未反応DAP及びTAIC
を蒸留除去した粗共重合体プレポリマーに、次い
で、未反応DAP及びTAICは溶解するが、共重合
体プレポリマーは溶解しない溶媒を添加して未反
応DAP及びTAICを抽出するとともに生成した
DAP単位とTAIC単位とからなる共重合体プレポ
リマーを回収する。
留除去した粗共重合体プレポリマー中には、なお
少量の未反応DAP及びTAICが残存するため、こ
れらの未反応DAP及びTAICをさらに除去するこ
とが必要である。そのため未反応DAP及びTAIC
を蒸留除去した粗共重合体プレポリマーに、次い
で、未反応DAP及びTAICは溶解するが、共重合
体プレポリマーは溶解しない溶媒を添加して未反
応DAP及びTAICを抽出するとともに生成した
DAP単位とTAIC単位とからなる共重合体プレポ
リマーを回収する。
本発明に使用する溶媒としては、メチルアルコ
ール、エチルアルコール、プロピルアルコール等
の低級アルコール:ペンタン、ヘキサンヘプタン
等の脂肪族炭化水素などを挙げることができる。
ール、エチルアルコール、プロピルアルコール等
の低級アルコール:ペンタン、ヘキサンヘプタン
等の脂肪族炭化水素などを挙げることができる。
また、本発明に於て重合反応をラジカル発生触
媒の存在下に行なう場合には、所望の重合率で重
合反応を停止し、直ちに冷却して前述のDAP又
はTAICは溶解するが、共重合体プレポリマーは
溶解しない溶媒を添加して未反応DAP及びTAIC
を抽出するとともに生成したDAP単位とTAIC単
位とからなる共重合体プレポリマーを回収するこ
とが出来る。
媒の存在下に行なう場合には、所望の重合率で重
合反応を停止し、直ちに冷却して前述のDAP又
はTAICは溶解するが、共重合体プレポリマーは
溶解しない溶媒を添加して未反応DAP及びTAIC
を抽出するとともに生成したDAP単位とTAIC単
位とからなる共重合体プレポリマーを回収するこ
とが出来る。
上述により蒸留除去された未反応DAP及び
TAIC、あるいは抽出後溶媒を留去して回収され
た未反応DAP及びTAICはその屈折率を測定する
ことにより容易に組成割合を知ることが可能であ
る。すなわち共重合系に使用したDAP及びTAIC
は各々反応性比が異るため共重合系に残存する
DAP及びTAICは最初に使用したそれとは組成割
合を異にする。そのため回収したものは反応原料
として使用する場合、あるいは他の組成割合で共
重合させる場合には、正しいDAP及びTAICの存
在割合を知り、さらにその割合を調整し次いで共
重合反応原料として使用しなければならない。
TAIC、あるいは抽出後溶媒を留去して回収され
た未反応DAP及びTAICはその屈折率を測定する
ことにより容易に組成割合を知ることが可能であ
る。すなわち共重合系に使用したDAP及びTAIC
は各々反応性比が異るため共重合系に残存する
DAP及びTAICは最初に使用したそれとは組成割
合を異にする。そのため回収したものは反応原料
として使用する場合、あるいは他の組成割合で共
重合させる場合には、正しいDAP及びTAICの存
在割合を知り、さらにその割合を調整し次いで共
重合反応原料として使用しなければならない。
本発明においてはDAP及びTAICの組成割合と
屈折率とを、予め測定した検量線により、所望の
組成割合となるようにDAP又はTAICあるいはそ
の両方をさらに加えて調整することによりきわめ
て容易に組成割合を調整することができ、回収
DAP及びTAICの再使用を容易におこなうことが
できる。
屈折率とを、予め測定した検量線により、所望の
組成割合となるようにDAP又はTAICあるいはそ
の両方をさらに加えて調整することによりきわめ
て容易に組成割合を調整することができ、回収
DAP及びTAICの再使用を容易におこなうことが
できる。
たとえば第5図に示すように、縦軸の左側に
ODAPのモル数を横軸にTAICのモル数を、そし
て縦軸右側に屈折率(n25 D)を目盛り検量線9を
作図することが出来る。同様にしてIDAPとの混
合割合と屈折率(n25 D)とを作図すれば第7図検
量線12が得られる。たとえば検量線9によれば
ODAP1.3モルとTAIC0.7モルとの混合液は屈折
率(n25 D)が同図中10の点、すなわち1.5149で
あり、この原料から共重合体プレポリマーを製造
し回収されたODAP及びTAICの混合液の屈折率
(n25 D)は同図中11の点、すなわち1.5150であ
る。これはODAP:TAICのモル割合が約0.675:
0.325であることが該検量線9により明瞭に理解
される。したがつてこの回収ODAP及びTAICを
上記共重合体原料(ODAP:TAIC=1.3:0.7)
として使用する場合には該液の屈折率が1.5149を
示すまでTAICを添加すればよい。
ODAPのモル数を横軸にTAICのモル数を、そし
て縦軸右側に屈折率(n25 D)を目盛り検量線9を
作図することが出来る。同様にしてIDAPとの混
合割合と屈折率(n25 D)とを作図すれば第7図検
量線12が得られる。たとえば検量線9によれば
ODAP1.3モルとTAIC0.7モルとの混合液は屈折
率(n25 D)が同図中10の点、すなわち1.5149で
あり、この原料から共重合体プレポリマーを製造
し回収されたODAP及びTAICの混合液の屈折率
(n25 D)は同図中11の点、すなわち1.5150であ
る。これはODAP:TAICのモル割合が約0.675:
0.325であることが該検量線9により明瞭に理解
される。したがつてこの回収ODAP及びTAICを
上記共重合体原料(ODAP:TAIC=1.3:0.7)
として使用する場合には該液の屈折率が1.5149を
示すまでTAICを添加すればよい。
この様にして本発明の屈折率測定法によれば、
従来知られているDAPのケン化価を測定する方
法あるいはTAICの窒素原子の定量分析による
DAP及びTAICの組成割合を測定する方法に比較
して、きわめて簡便、迅速且つ正確に該DAP及
びTAICの組成割合を測定することができる。
従来知られているDAPのケン化価を測定する方
法あるいはTAICの窒素原子の定量分析による
DAP及びTAICの組成割合を測定する方法に比較
して、きわめて簡便、迅速且つ正確に該DAP及
びTAICの組成割合を測定することができる。
次に実施例により本発明を説明するが、本発明
は以下の実施例に限定されるものではない。
は以下の実施例に限定されるものではない。
実施例 1
撹拌機、温度計、逆流冷却器、酸素導入管を付
した反応器にODAP369.4g(1.5モル)及び
TAIC124.5g(0.5モル)を加え、撹拌下に空気
を150ml/分の割合で吹込みながら160℃で反応し
た。95分後に反応液の屈折率(n25 D)が、予め同
様の反応により得られた第1図検量線1から、重
合率が約25%になる1.5309に達したので空気の供
給を止め、140℃迄冷却し、0.3mmHgの減圧下に
蒸留してODAP及びTAIC混合物230gを回収し
た。蒸留残留物を冷却後、撹拌しながら800mlの
メチルアルコールを注入し、共重合体プレポリマ
ーを固体として沈殿させ、得られた固体を吸引
過し、該固体を50mlずつのメチルアルコールで3
回洗滌後乾燥して123.5gの共重合体プレポリマ
ーを得た。得られたプレポリマーは数平均分子量
9000、臭素価56、融点130〜148℃であり、
ODAP:TAIC=0.684:0.316の組成割合(モ
ル)を有する共重合体プレポリマーであつた。
した反応器にODAP369.4g(1.5モル)及び
TAIC124.5g(0.5モル)を加え、撹拌下に空気
を150ml/分の割合で吹込みながら160℃で反応し
た。95分後に反応液の屈折率(n25 D)が、予め同
様の反応により得られた第1図検量線1から、重
合率が約25%になる1.5309に達したので空気の供
給を止め、140℃迄冷却し、0.3mmHgの減圧下に
蒸留してODAP及びTAIC混合物230gを回収し
た。蒸留残留物を冷却後、撹拌しながら800mlの
メチルアルコールを注入し、共重合体プレポリマ
ーを固体として沈殿させ、得られた固体を吸引
過し、該固体を50mlずつのメチルアルコールで3
回洗滌後乾燥して123.5gの共重合体プレポリマ
ーを得た。得られたプレポリマーは数平均分子量
9000、臭素価56、融点130〜148℃であり、
ODAP:TAIC=0.684:0.316の組成割合(モ
ル)を有する共重合体プレポリマーであつた。
一方上記共重合体プレポリマー(固体)を分
離、洗滌した後の液からメチルアルコールを蒸
留留去し、ODAP及びTAICの混合物140.4gを得
た。
離、洗滌した後の液からメチルアルコールを蒸
留留去し、ODAP及びTAICの混合物140.4gを得
た。
先に減圧蒸留により回収したODAP及びTAIC
の混合物とメチルアルコールを蒸留留去して得ら
れたODAP及びTAICの混合物とを合わせ370.4g
の未反応ODAP及びTAICの混合物として回収さ
れた。この混合物の屈折率(n25 D)は1.5156であ
り、第5図検量線9からODAP:TAIC=0.772:
0.228の割合(モル)であることが判つた。
の混合物とメチルアルコールを蒸留留去して得ら
れたODAP及びTAICの混合物とを合わせ370.4g
の未反応ODAP及びTAICの混合物として回収さ
れた。この混合物の屈折率(n25 D)は1.5156であ
り、第5図検量線9からODAP:TAIC=0.772:
0.228の割合(モル)であることが判つた。
実施例 2
実施例1と同様の反応器にODAP320.1g(1.3
モル)及びTAIC174.3gを加え、実施例1と同様
に反応した。115分後に反応液の屈折率(n25 D)
が予め同様の反応により得られた第1図検量線2
から、重合率が約22%になる1.5284に達したので
空気の供給を止め140℃迄冷却し、0.3mmHgの減
圧下にODAP及びTAICを蒸留し190gを回収し
た。実施例1と同様に処理し109gの共重合体プ
レポリマーが得られた。このプレポリマーは数平
均分子量10000、臭素価63、融点135〜143℃、
ODAP:TAIC=0.562:0.438の組成割合を有す
る共重合体プレポリマーであり、未反応ODAP及
びTAICは全く含まれていなかつた。実施例1と
同様に回収されたODAPとTAICの混合物を合わ
せて屈折率(n25 D)を測定すると1.5148であり、
この混合物は第5図検量線9からODAP:TAIC
=0.675:0.325の割合(モル)であることが判つ
た。
モル)及びTAIC174.3gを加え、実施例1と同様
に反応した。115分後に反応液の屈折率(n25 D)
が予め同様の反応により得られた第1図検量線2
から、重合率が約22%になる1.5284に達したので
空気の供給を止め140℃迄冷却し、0.3mmHgの減
圧下にODAP及びTAICを蒸留し190gを回収し
た。実施例1と同様に処理し109gの共重合体プ
レポリマーが得られた。このプレポリマーは数平
均分子量10000、臭素価63、融点135〜143℃、
ODAP:TAIC=0.562:0.438の組成割合を有す
る共重合体プレポリマーであり、未反応ODAP及
びTAICは全く含まれていなかつた。実施例1と
同様に回収されたODAPとTAICの混合物を合わ
せて屈折率(n25 D)を測定すると1.5148であり、
この混合物は第5図検量線9からODAP:TAIC
=0.675:0.325の割合(モル)であることが判つ
た。
回収したODAPとTAICとの混合物384gに、当
初の反応液組成(モル)と量になる様に
ODAP61.9g及びTAIC48.5gを追加して同様の
反応と操作を繰返すと、110gのプレポリマーが
得られた。このプレポリマーは数平均分子量
9800、臭素価63、融点136〜144℃、TAIC含有量
44.0%であつた。
初の反応液組成(モル)と量になる様に
ODAP61.9g及びTAIC48.5gを追加して同様の
反応と操作を繰返すと、110gのプレポリマーが
得られた。このプレポリマーは数平均分子量
9800、臭素価63、融点136〜144℃、TAIC含有量
44.0%であつた。
比較のために同様の反応を行い、反応終了物か
ら未反応ODAP及びTAICを蒸留することなく
2500mlのメチルアルコールを撹拌しながら注入す
ると粘りのある固体が析出し、静置すると固体が
凝集し、沈殿したので上澄液を傾斜により除き、
更にメチルアルコール500mlを加え撹拌して凝集
した固体を砕き、静置後上澄液を傾斜により除
き、メチルアルコール500mlを加え撹拌後吸引
過し、固体を100mlずつのメチルアルコールで3
回洗滌して113.3gのプレポリマーが得られた。
このプレポリマーは分析の結果ODAP及びTAIC
が3.8%含有されていた。
ら未反応ODAP及びTAICを蒸留することなく
2500mlのメチルアルコールを撹拌しながら注入す
ると粘りのある固体が析出し、静置すると固体が
凝集し、沈殿したので上澄液を傾斜により除き、
更にメチルアルコール500mlを加え撹拌して凝集
した固体を砕き、静置後上澄液を傾斜により除
き、メチルアルコール500mlを加え撹拌後吸引
過し、固体を100mlずつのメチルアルコールで3
回洗滌して113.3gのプレポリマーが得られた。
このプレポリマーは分析の結果ODAP及びTAIC
が3.8%含有されていた。
実施例 3
実施例1と同様の反応器にODAP246.2g(1.0
モル)及びTAIC249g(1.0モル)を加え、撹拌
下に空気を150ml/分の割合で吹込みながら170℃
で反応した。100分後に反応液の屈折率(n25 D)
が、予め同様の反応により得られた第1図検量線
3から重合率24%になる1.5287に達したので空気
の供給を止め、140℃迄冷却し、0.3mmHgの減圧
下に蒸留しODAP及びTAIC260gを回収した。
モル)及びTAIC249g(1.0モル)を加え、撹拌
下に空気を150ml/分の割合で吹込みながら170℃
で反応した。100分後に反応液の屈折率(n25 D)
が、予め同様の反応により得られた第1図検量線
3から重合率24%になる1.5287に達したので空気
の供給を止め、140℃迄冷却し、0.3mmHgの減圧
下に蒸留しODAP及びTAIC260gを回収した。
蒸留残留物を冷却後撹拌しながらメチルアルコ
ール700mlを注入して析出した固体を吸引過
し、固体を50mlずつのメチルアルコールで3回洗
滌して118.9gのプレポリマーを得た。得られた
プレポリマーは数平均分子量9400、臭素価74、融
点175〜200℃、ODAP:TAIC=0.419:0.581の
組成割合(モル)を有する共重合体プレポリマー
であつた。
ール700mlを注入して析出した固体を吸引過
し、固体を50mlずつのメチルアルコールで3回洗
滌して118.9gのプレポリマーを得た。得られた
プレポリマーは数平均分子量9400、臭素価74、融
点175〜200℃、ODAP:TAIC=0.419:0.581の
組成割合(モル)を有する共重合体プレポリマー
であつた。
実施例1と同様に回収されたODAPとTAICの
混合物を合わせて屈折率(n25 D)を測定すると
1.5142であり、この混合物は第5図検量線9から
ODAP:TAIC=0.526:0.474の割合(モル)で
あることが判つた。
混合物を合わせて屈折率(n25 D)を測定すると
1.5142であり、この混合物は第5図検量線9から
ODAP:TAIC=0.526:0.474の割合(モル)で
あることが判つた。
実施例 4
実施例1と同様の反応器にIDAP369.3g(1.5
モル)及びTAIC124.5g(0.5モル)を加え、実
施例1と同様に反応した。90分後に反応液の屈折
率(n25 D)が予め同様に反応により得られた第2
図検量線4から重合率が約25%になる1.5341に達
したので空気の供給を止め、140℃迄冷却し、0.3
mmHgの減圧下に蒸留してIDAP及びTAIC250gを
回収した。蒸留残留物を冷却後撹拌しながらメチ
ルアルコール750mlを注入し析出した固体を吸引
過し、固体を100mlずつのメチルアルコールで
3回洗滌を繰返した後乾燥して123gのプレポリ
マーを得た。得られたプレポリマーは数平均分子
量9200、臭素価66、融点101〜113℃、IDAP:
TAIC=0.699:0.301の組成割合(モル)を有す
る共重合体プレポリマーであり、未反応IDAP及
びTAICを全く含んでいなかつた。
モル)及びTAIC124.5g(0.5モル)を加え、実
施例1と同様に反応した。90分後に反応液の屈折
率(n25 D)が予め同様に反応により得られた第2
図検量線4から重合率が約25%になる1.5341に達
したので空気の供給を止め、140℃迄冷却し、0.3
mmHgの減圧下に蒸留してIDAP及びTAIC250gを
回収した。蒸留残留物を冷却後撹拌しながらメチ
ルアルコール750mlを注入し析出した固体を吸引
過し、固体を100mlずつのメチルアルコールで
3回洗滌を繰返した後乾燥して123gのプレポリ
マーを得た。得られたプレポリマーは数平均分子
量9200、臭素価66、融点101〜113℃、IDAP:
TAIC=0.699:0.301の組成割合(モル)を有す
る共重合体プレポリマーであり、未反応IDAP及
びTAICを全く含んでいなかつた。
実施例1と同様にして回収したIDAPとTAIC
との混合物の屈折率(n25 D)を測定したところ
1.5187であり、この混合物は第6図検量線12か
らIDAP:TAIC=0.767:0.233の組成割合(モ
ル)であることが判つた。
との混合物の屈折率(n25 D)を測定したところ
1.5187であり、この混合物は第6図検量線12か
らIDAP:TAIC=0.767:0.233の組成割合(モ
ル)であることが判つた。
回収したIDAPとTAICとの混合物370gに当初
の反応液組成(モル)と量になるように
IDAP111.5g及びTAIC12.3gを追加して同様の
反応と操作を繰返し123gのプレポリマーが得ら
れた。
の反応液組成(モル)と量になるように
IDAP111.5g及びTAIC12.3gを追加して同様の
反応と操作を繰返し123gのプレポリマーが得ら
れた。
このプレポリマーは数平均分子量9400、臭素価
66、融点102〜110℃、IDAP:TAIC=0.699:
0.301の組成割合(モル)を有する共重合体プレ
ポリマーであつた。
66、融点102〜110℃、IDAP:TAIC=0.699:
0.301の組成割合(モル)を有する共重合体プレ
ポリマーであつた。
実施例 5
実施例1と同様の反応器にIDAP246.2g(1.0
モル)及びTAIC249g(1.0モル)を加え、反応
温度を170℃とする以外は実施例1と同様に反応
した。90分後に反応液の屈折率が予め同様の反応
により得られた第2図検量線5から重合率25.5%
になる1.5310に達したので空気の供給を止め140
℃迄冷却し0.3mmHgの減圧下に蒸留してIDAP及
びTAIC260gを回収した。
モル)及びTAIC249g(1.0モル)を加え、反応
温度を170℃とする以外は実施例1と同様に反応
した。90分後に反応液の屈折率が予め同様の反応
により得られた第2図検量線5から重合率25.5%
になる1.5310に達したので空気の供給を止め140
℃迄冷却し0.3mmHgの減圧下に蒸留してIDAP及
びTAIC260gを回収した。
蒸留残留物を冷却後、撹拌しながらメチルアル
コール700mlを注入し析出した固体を吸引過
し、固体を100mlずつのメチルアルコールで3回
洗滌後乾燥して126.3gのプレポリマーを得た。
コール700mlを注入し析出した固体を吸引過
し、固体を100mlずつのメチルアルコールで3回
洗滌後乾燥して126.3gのプレポリマーを得た。
得られたプレポリマーは数平均分子量9500、臭
素価79、融点132〜150℃、IDAP:TAIC=
0.443:0.557の組成割合(モル)を有する共重合
体プレポリマーであつた。
素価79、融点132〜150℃、IDAP:TAIC=
0.443:0.557の組成割合(モル)を有する共重合
体プレポリマーであつた。
実施例1と同様に回収したIDAPとTAICとの
混合液を合わせて屈折率(n25 D)を測定すると
1.5154であり、この混合物は第6図検量線12か
らIDAP:TAIC=0.520:0.480の組成割合(モ
ル)を有していることが判つた。
混合液を合わせて屈折率(n25 D)を測定すると
1.5154であり、この混合物は第6図検量線12か
らIDAP:TAIC=0.520:0.480の組成割合(モ
ル)を有していることが判つた。
実施例 6
実施例1と同様の反応器にIDAP369.3g(1.5
モル)及びTAIC124.5g(0.5モル)を加え実施
例1と同様に反応した。90分後に反応液の粘度が
予め同様の反応により得られた第3図検量線6か
ら重合率が約25%になる1800(CP/25℃)に達
したので空気の供給を止め140℃迄冷却し、0.3mm
Hgの減圧下に蒸留しIDAP及びTAICの混合物250
gを回収した。蒸留残留物にその重量の3倍量の
メチルアルコールを撹拌しながら注入し析出した
固体を吸引過、乾燥して粉末状プレポリマー
128.5gを得た。このプレポリマーは分析の結果
IDAP及びTAICを4%含有していた。
モル)及びTAIC124.5g(0.5モル)を加え実施
例1と同様に反応した。90分後に反応液の粘度が
予め同様の反応により得られた第3図検量線6か
ら重合率が約25%になる1800(CP/25℃)に達
したので空気の供給を止め140℃迄冷却し、0.3mm
Hgの減圧下に蒸留しIDAP及びTAICの混合物250
gを回収した。蒸留残留物にその重量の3倍量の
メチルアルコールを撹拌しながら注入し析出した
固体を吸引過、乾燥して粉末状プレポリマー
128.5gを得た。このプレポリマーは分析の結果
IDAP及びTAICを4%含有していた。
比較のために、同様の反応を行い、IDAP及び
TAICを蒸留することなく、そのまま反応液の5
倍量のメチルアルコールを撹拌しながら注入する
と粘稠液体が沈殿した。上澄液を傾斜して除き、
残つた粘稠液体から減圧でメチルアルコールを除
去し乾燥したところ粘りのある半固体状物143g
が得られ、分析の結果IDAP及びTAICが13.5%含
有されていた。
TAICを蒸留することなく、そのまま反応液の5
倍量のメチルアルコールを撹拌しながら注入する
と粘稠液体が沈殿した。上澄液を傾斜して除き、
残つた粘稠液体から減圧でメチルアルコールを除
去し乾燥したところ粘りのある半固体状物143g
が得られ、分析の結果IDAP及びTAICが13.5%含
有されていた。
実施例 7
実施例1と同様の反応器にIDAP295.5g(1.2
モル)及びTAIC199.2g(0.8モル)を加え実施
例1と同様に反応を行つた。120分後に反応液の
粘度が予め同様の反応により得られた第3図検量
線7から重合率が約22%となる540(CP/25℃)
に達したので空気の供給を止め140℃迄冷却し0.3
mmHgの減圧下に蒸留しIDAP及びTAICの混合物
280gを回収した。蒸留残留物にその重量の3倍
量のメチルアルコールを撹拌しながら注入し析出
した固体を吸引過、乾燥して粉末状プレポリマ
ー113.3gを得た。このプレポリマーは分析の結
果IDAP及びTAICを3.8%含有していた。
モル)及びTAIC199.2g(0.8モル)を加え実施
例1と同様に反応を行つた。120分後に反応液の
粘度が予め同様の反応により得られた第3図検量
線7から重合率が約22%となる540(CP/25℃)
に達したので空気の供給を止め140℃迄冷却し0.3
mmHgの減圧下に蒸留しIDAP及びTAICの混合物
280gを回収した。蒸留残留物にその重量の3倍
量のメチルアルコールを撹拌しながら注入し析出
した固体を吸引過、乾燥して粉末状プレポリマ
ー113.3gを得た。このプレポリマーは分析の結
果IDAP及びTAICを3.8%含有していた。
比較のため同様の反応を行いIDAP及びTAIC
を蒸留することなくそのまま反応液の5倍量のメ
チルアルコールを撹拌しながら注入すると粘稠液
体が沈殿した。上澄液を傾斜して除き、残つた粘
稠液体から減圧でメチルアルコールを除去乾燥し
たところ粘りのある半固体状物123.6gが得ら
れ、分析の結果IDAP及びTAICが11.8%含有され
ていた。
を蒸留することなくそのまま反応液の5倍量のメ
チルアルコールを撹拌しながら注入すると粘稠液
体が沈殿した。上澄液を傾斜して除き、残つた粘
稠液体から減圧でメチルアルコールを除去乾燥し
たところ粘りのある半固体状物123.6gが得ら
れ、分析の結果IDAP及びTAICが11.8%含有され
ていた。
実施例 8
実施例1と同様の反応器にIDAP369.4g(1.5
モル)及びTAIC124.5g(0.5モル)、ベンゾイル
パーオキシド2.47gを加え、実施例1における酸
素導入管を用い窒素ガスを導入し窒素雰囲気下に
80℃で反応した。120分後に反応液の屈折率(n
25 D)が予め同様の反応により得られた第4図検量
線8から重合率が約22%となる1.5308に達したの
で常温まで冷却した。この反応液を2500mlのメチ
ルアルコール中に撹拌しながら注入し析出した固
体を吸引過し、固体を100mlずつのメチルアル
コールで3回洗滌後乾燥して98.8gのプレポリマ
ーを得た。このプレポリマーは数平均分子量
11000、臭素価65、融点113〜119℃、IDAP:
TAIC=0.694:0.306の組成割合(モル)を有す
る共重合体プレポリマーであつた。
モル)及びTAIC124.5g(0.5モル)、ベンゾイル
パーオキシド2.47gを加え、実施例1における酸
素導入管を用い窒素ガスを導入し窒素雰囲気下に
80℃で反応した。120分後に反応液の屈折率(n
25 D)が予め同様の反応により得られた第4図検量
線8から重合率が約22%となる1.5308に達したの
で常温まで冷却した。この反応液を2500mlのメチ
ルアルコール中に撹拌しながら注入し析出した固
体を吸引過し、固体を100mlずつのメチルアル
コールで3回洗滌後乾燥して98.8gのプレポリマ
ーを得た。このプレポリマーは数平均分子量
11000、臭素価65、融点113〜119℃、IDAP:
TAIC=0.694:0.306の組成割合(モル)を有す
る共重合体プレポリマーであつた。
第1図はオルソフタル酸ジアリルとイソシアヌ
ル酸トリアリルとを酸素の存在下及び加熱下に重
合したときの重合率(%)と屈折率を示す検量線
を示す図で縦軸は屈折率(n25 D)をそして横軸は
重合率(%)である。第2図はイソフタル酸ジア
リルとイソシアヌル酸トリアリルとを酸素の存在
下及び加熱下に重合したときの重合率(%)と屈
折率を示検量線を示す図で縦軸は屈折率(n25 D)
を、そして横軸は重合率(%)である。第3図は
イソフタル酸ジアリルとイソシアヌル酸トリアリ
ルとを酸素の存在下及び加熱下に重合したときの
重合率と粘度を示す検量線を示す図で縦軸は25℃
におけるセンチポイズで粘度(CP/25℃)を、
そして横軸は重合率(%)である。第4図はイソ
フタル酸ジアリルとイソシアヌル酸トリアリルと
をラジカル発生触媒(重合開始剤)の存在下に重
合したとこの重合率と屈折率を示す検量線を示す
図で縦軸は屈折率(n25 D)を、そして横軸は重合
率(%)である。第5図はオルソフタル酸ジアリ
ルとイソシアヌル酸トリアリルとの混合割合と屈
折率との関係を示す図であり、縦軸左はオルソフ
タル酸ジアリルのモル数を横軸はイソシアヌル酸
トリアリルのモル数を、そして縦軸の右は屈折率
(n25 D)である。第6図はイソフタル酸ジアリル
とイソシアヌル酸トリアリルとの混合割合と屈折
率との関係を示す図であり、縦軸左はイソフタル
酸ジアリルのモル数を、横軸はイソシアヌル酸ト
リアリルのモル数を、そして縦軸右は屈折率(n
25 D)である。 第1図〜第6図において1,2,3,4,5,
6,7,8,9および12は検量線である。第5
図における10はオルソフタル酸ジアリル1.3モ
ルとイソシアヌル酸トリアリル0.7モルとの混合
液の屈折率(n25 D)が1.5149であることを示す点
であり、そして11はオルソフタル酸ジアリル:
イソシアヌル酸トリアリルのモル割合が約
0.675:0.325であることを示す点である。
ル酸トリアリルとを酸素の存在下及び加熱下に重
合したときの重合率(%)と屈折率を示す検量線
を示す図で縦軸は屈折率(n25 D)をそして横軸は
重合率(%)である。第2図はイソフタル酸ジア
リルとイソシアヌル酸トリアリルとを酸素の存在
下及び加熱下に重合したときの重合率(%)と屈
折率を示検量線を示す図で縦軸は屈折率(n25 D)
を、そして横軸は重合率(%)である。第3図は
イソフタル酸ジアリルとイソシアヌル酸トリアリ
ルとを酸素の存在下及び加熱下に重合したときの
重合率と粘度を示す検量線を示す図で縦軸は25℃
におけるセンチポイズで粘度(CP/25℃)を、
そして横軸は重合率(%)である。第4図はイソ
フタル酸ジアリルとイソシアヌル酸トリアリルと
をラジカル発生触媒(重合開始剤)の存在下に重
合したとこの重合率と屈折率を示す検量線を示す
図で縦軸は屈折率(n25 D)を、そして横軸は重合
率(%)である。第5図はオルソフタル酸ジアリ
ルとイソシアヌル酸トリアリルとの混合割合と屈
折率との関係を示す図であり、縦軸左はオルソフ
タル酸ジアリルのモル数を横軸はイソシアヌル酸
トリアリルのモル数を、そして縦軸の右は屈折率
(n25 D)である。第6図はイソフタル酸ジアリル
とイソシアヌル酸トリアリルとの混合割合と屈折
率との関係を示す図であり、縦軸左はイソフタル
酸ジアリルのモル数を、横軸はイソシアヌル酸ト
リアリルのモル数を、そして縦軸右は屈折率(n
25 D)である。 第1図〜第6図において1,2,3,4,5,
6,7,8,9および12は検量線である。第5
図における10はオルソフタル酸ジアリル1.3モ
ルとイソシアヌル酸トリアリル0.7モルとの混合
液の屈折率(n25 D)が1.5149であることを示す点
であり、そして11はオルソフタル酸ジアリル:
イソシアヌル酸トリアリルのモル割合が約
0.675:0.325であることを示す点である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 フタル酸ジアリルとイソシアヌル酸トリアリ
ルとの混合物を酸素又はラジカル重合開始剤の存
在下に重合させてフタル酸ジアリル単位とイソシ
アヌル酸トリアリル単位とからなる共重合体プレ
ポリマーを含む反応混合物を生成させ、次いでこ
の反応混合物を減圧下に処理して未反応のフタル
酸ジアリルとイソシアヌル酸トリアリルとを留去
することを特徴とする共重合体プレポリマーを製
造する方法。 2 特許請求の範囲第1項記載の共重合体プレポ
リマーを製造する方法において、重合反応を酸素
の存在下に150〜200℃で行ない、次いで反応混合
物を0.5mmHg以下の減圧下で処理して未反応のフ
タル酸ジアリルとイソシアヌル酸トリアリルとを
留去することを特徴とする方法。 3 特許請求の範囲第1項又は第2項記載の共重
合体プレポリマーを製造する方法において、反応
混合物の屈折率又は粘度を測定し、この測定値が
所定の値に達した時点で重合反応を停止させるこ
とを特徴とする方法。 4 特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれ
かに記載の共重合体プレポリマーを製造する方法
において、フタル酸ジアリルがオルソフタル酸ジ
アリル又はイソフタル酸ジアリルであることを特
徴とする方法。 5 フタル酸ジアリルとイソシアヌル酸トリアリ
ルとの混合物を酸素又はラジカル重合開始剤の存
在下に重合させてフタル酸ジアリル単位とイソシ
アヌル酸トリアリル単位とからなる共重合体プレ
ポリマーを含む反応混合物を生成させた後、反応
混合物を減圧下に処理して未反応のフタル酸ジア
リルとイソシアヌル酸トリアリルとを留去し、次
いで減圧処理を経た共重合体プレポリマーを、フ
タル酸ジアリル及びイソシアヌル酸トリアリルを
溶解するが共重合体プレポリマーを溶解しない溶
媒で処理して、共重合体プレポリマー中の未反応
のフタル酸ジアリル及びイソシアヌル酸トリアリ
ルを抽出除去することを特徴とする共重合体プレ
ポリマーを製造する方法。 6 特許請求の範囲第5項記載の共重合体プレポ
リマーを製造する方法において、重合反応を酸素
の存在下に150〜200℃で行ない、次いで反応混合
物を0.5mmHg以下の減圧下で処理して未反応のフ
タル酸ジアリルとイソシアヌル酸トリアリルとを
留去することを特徴とする方法。 7 特許請求の範囲第5項又は第6項記載の共重
合体プレポリマーを製造する方法において、反応
混合物の屈折率又は粘度を測定し、この測定値が
所定の値に達した時点で重合反応を停止させるこ
とを特徴とする方法。 8 特許請求の範囲第5項ないし第7項のいずれ
かに記載の共重合体プレポリマーを製造する方法
において、フタル酸ジアリルがオルソフタル酸ジ
アリル又はイソフタル酸ジアリルであることを特
徴とする方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13270579A JPS5657812A (en) | 1979-10-15 | 1979-10-15 | Preparation of prepolymer of copolymer |
| GB7939312A GB2034725B (en) | 1978-11-18 | 1979-11-13 | Pre-copolymer of diallyl phthalate and triallyl isocyanurate |
| DE19792946819 DE2946819A1 (de) | 1978-11-18 | 1979-11-16 | Precopolymeres und verfahren zu seiner herstellung |
| FR7928351A FR2441635A1 (fr) | 1978-11-18 | 1979-11-16 | Pre-copolymere forme d'unites de phtalate de diallyle et d'isocyanate de triallyle |
| IT27392/79A IT1162798B (it) | 1978-11-18 | 1979-11-19 | Pre copolimero e procedimento per la sua preparazione |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13270579A JPS5657812A (en) | 1979-10-15 | 1979-10-15 | Preparation of prepolymer of copolymer |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5657812A JPS5657812A (en) | 1981-05-20 |
| JPS6247205B2 true JPS6247205B2 (ja) | 1987-10-07 |
Family
ID=15087626
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13270579A Granted JPS5657812A (en) | 1978-11-18 | 1979-10-15 | Preparation of prepolymer of copolymer |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5657812A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6372904U (ja) * | 1986-10-30 | 1988-05-16 | ||
| JPH0336202U (ja) * | 1989-08-16 | 1991-04-09 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5569610A (en) * | 1978-11-18 | 1980-05-26 | Nippon Kasei Kk | Copolymeric prepolymer and its preparation |
-
1979
- 1979-10-15 JP JP13270579A patent/JPS5657812A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6372904U (ja) * | 1986-10-30 | 1988-05-16 | ||
| JPH0336202U (ja) * | 1989-08-16 | 1991-04-09 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5657812A (en) | 1981-05-20 |
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