JPS6249265B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6249265B2 JPS6249265B2 JP9491079A JP9491079A JPS6249265B2 JP S6249265 B2 JPS6249265 B2 JP S6249265B2 JP 9491079 A JP9491079 A JP 9491079A JP 9491079 A JP9491079 A JP 9491079A JP S6249265 B2 JPS6249265 B2 JP S6249265B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reaction
- meta
- aminophenol
- metaphenylenediamine
- acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、メタフエニレンジアミンを原料とす
るメタアミノフエノールの製造法に関する。更に
詳しくは、メタフエニレンジアミンをハロゲン化
水素酸の存在下、実質的に腐食のない材質の反応
器中で、加水分解させてメタアミノフエノールを
製造する方法に関する。 メタアミノフエノールは染料および医薬の中間
原料として有用であり、工業的にはニトロベンゼ
ンをスルホン化し、ついで還元して得られるメタ
ニール酸を苛性ソーダと熔融することにより製造
されている。 この方法では1モルのメタアミノフエノールを
製造するためには、3当量以上の酸を必要とし、
その酸を中和するために3当量以上のアルカリを
必要とする。したがつて、メタニール酸を中間体
とする現行の方法は多量の酸とアルカリを消費す
るので、省資源および公害防止の観点から好まし
い製造方法とは言い難い。 本発明者らは、メタフエニレンジアミンをハロ
ゲン化水素酸の存在下で加水分解する反応につい
て検討を行つた結果、比較的に低い温度で加水分
解を行なうとメタアミノフエノールが高収率で得
られることを見い出した。従来、メタフエニレン
ジアミンを酸で加水分解してメタアミノフエノー
ルを得ようとする試みは文献等にはほとんど見ら
れず、ただJ.Meyer(Bericht 30、2568
(1897))により、メタフエニレンジアミンを塩酸
で加水分解しレゾルシンを得る際、痕跡程度のメ
タアミノフエノールの生成が見られた、との報告
がなされているだけである。 すなわち、本発明の方法は、メタフエニレンジ
アミンを実質的に腐食のない材質の反応器中でハ
ロゲン化水素酸の存在下、加水分解反応させる方
法であり、この加水分解反応は反応液中のメタフ
エニレンジアミンの濃度を1〜35重量%の範囲と
し、ハロゲン化水素酸をメタフエニレンジアミン
に対し0.5〜5.0モル比の範囲として、150〜250℃
の温度で反応せしめることにより、使用したメタ
フエニレンジアミンに対して60%以上の収率でメ
タアミノフエノールを得ることができる。 加水分解反応におけるメタアミノフエノールの
収率は、反応器の材質により著しく影響を受け
る。反応液により腐食を受ける材質を用いた場合
は、タールの形成が著しく多くなり、メタアミノ
フエノールの収率が低下する。本反応に用いる反
応器材質としては、反応液により実質的に腐食さ
れない材質であつて、そのような材質の例として
は、モリブデン、タングステン、金、白金、チタ
ン、ジルコニウム、タンタルまたはそれ等を含む
合金、ハステロイB、ハステロイC、ハステロイ
F、ハステロイD等のハステロイ合金またはテフ
ロン、不浸透黒鉛、ガラス、ホーロー、セラミツ
ク、耐酸レンガ、耐酸石器等がある。 反応に使用されるハロゲン化水素酸としては、
塩酸、臭化水素酸、沃化水素酸等がある。 本発明の方法で用いるハロゲン化水素酸とメタ
フエニレンジアミンとの使用比には特に制限はな
いが、通常、メタフエニレンジアミンに対しハロ
ゲン化水素酸を0.5〜5.0モル比の範囲で使用す
る。しかし、この反応は0.5〜2.0のような低モル
比においても容易に進行するので、好ましくは、
0.5〜2.0モル比の範囲で実施される。メタフエニ
レンジアミンに対するハロゲン化水素酸のモル比
が0.5に満たない場合には反応生成液中の未反応
メタフエニレンジアミンの量が多くなり、通常、
行なわれる未反応物の反応系への再循環が繁雑と
なる。一方、モル比が5.0を越える場合には特定
の材質の反応器を採用するとは言え、反応器材質
の腐食が増大し結果としてタール状物の生成が増
大し、目的とするメタアミノフエノールの収率を
低下せしめる。 また、反応に際し水性媒体中のメタフエニレン
ジアミンの濃度は、特に制限はないが、通常、1
〜50重量%、好ましくは1〜35重量%の範囲であ
る。 本発明方法の反応温度は150〜250℃、好ましく
は160゜〜220℃の範囲である。温度が150℃より
も低いと、反応速度が遅く実用的でなく、一方、
温度が250℃よりも高いと、メタフエニレンジア
ミンが加水分解されてメタアミノフエノールとな
る速度よりも、メタアミノフエノールが更に加水
分解を受けレゾルシンになる速度の方が大きくな
り、目的とするメタアミノフエノールを収率良く
得ることが困難となる。 反応時間はメタフエニレンジアミンの濃度、ハ
ロゲン化水素酸とメタフエニレンジアミンとのモ
ル比および反応温度により異なるが、通常、十数
分から数十時間の範囲である、反応時間が短かす
ぎると未反応のメタフエニレンジアミンの量が多
くなり、通常、行われる未反応物の反応系への再
循環が繁雑で、一方、反応時間が長すぎるとメタ
アミノフエノールが更に加水分解を受けレゾルシ
ンになるのでメタアミノフエノールの収率が低下
する。したがつて、反応時間は反応条件により適
宜決定される。 圧力は反応液を液相に保つに必要な圧力でよい
が、反応に不活性なガス、例えば、窒素等で加圧
してもよい。また反応はバツチ式、連続式のいず
れの方法で行なつてもよい。 つぎに、実施例により本発明を更に説明する。 実施例 1 ハステロイB製のオートクレーブに、内容積
200mlのジルコニウムのビーカーを填込んで、メ
タフエニレンジアミン20.0g、塩化水素6.75gお
よび水73mlを仕込み、190℃、10時間反応させ
た。その後、オートクレーブを常温まで冷却し、
反応液を取り出し、エーテル100mlを加えて副反
応生成物を抽出除去し、ついで苛性ソーダ水溶液
を加えPHを13.0にして、酢酸エチル100mlを加え
て未反応のメタフエニレンジアミンを抽出除去し
た。さらに塩酸でPHを9.0にして酢酸エチル100ml
を加えメタアミノフエノールを抽出した。エーテ
ルを留出除去し、メタアミノフエノール14.3gを
得た。収率71%。 実施例 2〜4 実施例1と同じ反応装置を用い、メタフエニレ
ンジアミン、塩化水素の仕込量、反応条件を変え
て実施例1と同様に反応を行なつた。 反応条件および反応結果を表−1に示す。 【表】
るメタアミノフエノールの製造法に関する。更に
詳しくは、メタフエニレンジアミンをハロゲン化
水素酸の存在下、実質的に腐食のない材質の反応
器中で、加水分解させてメタアミノフエノールを
製造する方法に関する。 メタアミノフエノールは染料および医薬の中間
原料として有用であり、工業的にはニトロベンゼ
ンをスルホン化し、ついで還元して得られるメタ
ニール酸を苛性ソーダと熔融することにより製造
されている。 この方法では1モルのメタアミノフエノールを
製造するためには、3当量以上の酸を必要とし、
その酸を中和するために3当量以上のアルカリを
必要とする。したがつて、メタニール酸を中間体
とする現行の方法は多量の酸とアルカリを消費す
るので、省資源および公害防止の観点から好まし
い製造方法とは言い難い。 本発明者らは、メタフエニレンジアミンをハロ
ゲン化水素酸の存在下で加水分解する反応につい
て検討を行つた結果、比較的に低い温度で加水分
解を行なうとメタアミノフエノールが高収率で得
られることを見い出した。従来、メタフエニレン
ジアミンを酸で加水分解してメタアミノフエノー
ルを得ようとする試みは文献等にはほとんど見ら
れず、ただJ.Meyer(Bericht 30、2568
(1897))により、メタフエニレンジアミンを塩酸
で加水分解しレゾルシンを得る際、痕跡程度のメ
タアミノフエノールの生成が見られた、との報告
がなされているだけである。 すなわち、本発明の方法は、メタフエニレンジ
アミンを実質的に腐食のない材質の反応器中でハ
ロゲン化水素酸の存在下、加水分解反応させる方
法であり、この加水分解反応は反応液中のメタフ
エニレンジアミンの濃度を1〜35重量%の範囲と
し、ハロゲン化水素酸をメタフエニレンジアミン
に対し0.5〜5.0モル比の範囲として、150〜250℃
の温度で反応せしめることにより、使用したメタ
フエニレンジアミンに対して60%以上の収率でメ
タアミノフエノールを得ることができる。 加水分解反応におけるメタアミノフエノールの
収率は、反応器の材質により著しく影響を受け
る。反応液により腐食を受ける材質を用いた場合
は、タールの形成が著しく多くなり、メタアミノ
フエノールの収率が低下する。本反応に用いる反
応器材質としては、反応液により実質的に腐食さ
れない材質であつて、そのような材質の例として
は、モリブデン、タングステン、金、白金、チタ
ン、ジルコニウム、タンタルまたはそれ等を含む
合金、ハステロイB、ハステロイC、ハステロイ
F、ハステロイD等のハステロイ合金またはテフ
ロン、不浸透黒鉛、ガラス、ホーロー、セラミツ
ク、耐酸レンガ、耐酸石器等がある。 反応に使用されるハロゲン化水素酸としては、
塩酸、臭化水素酸、沃化水素酸等がある。 本発明の方法で用いるハロゲン化水素酸とメタ
フエニレンジアミンとの使用比には特に制限はな
いが、通常、メタフエニレンジアミンに対しハロ
ゲン化水素酸を0.5〜5.0モル比の範囲で使用す
る。しかし、この反応は0.5〜2.0のような低モル
比においても容易に進行するので、好ましくは、
0.5〜2.0モル比の範囲で実施される。メタフエニ
レンジアミンに対するハロゲン化水素酸のモル比
が0.5に満たない場合には反応生成液中の未反応
メタフエニレンジアミンの量が多くなり、通常、
行なわれる未反応物の反応系への再循環が繁雑と
なる。一方、モル比が5.0を越える場合には特定
の材質の反応器を採用するとは言え、反応器材質
の腐食が増大し結果としてタール状物の生成が増
大し、目的とするメタアミノフエノールの収率を
低下せしめる。 また、反応に際し水性媒体中のメタフエニレン
ジアミンの濃度は、特に制限はないが、通常、1
〜50重量%、好ましくは1〜35重量%の範囲であ
る。 本発明方法の反応温度は150〜250℃、好ましく
は160゜〜220℃の範囲である。温度が150℃より
も低いと、反応速度が遅く実用的でなく、一方、
温度が250℃よりも高いと、メタフエニレンジア
ミンが加水分解されてメタアミノフエノールとな
る速度よりも、メタアミノフエノールが更に加水
分解を受けレゾルシンになる速度の方が大きくな
り、目的とするメタアミノフエノールを収率良く
得ることが困難となる。 反応時間はメタフエニレンジアミンの濃度、ハ
ロゲン化水素酸とメタフエニレンジアミンとのモ
ル比および反応温度により異なるが、通常、十数
分から数十時間の範囲である、反応時間が短かす
ぎると未反応のメタフエニレンジアミンの量が多
くなり、通常、行われる未反応物の反応系への再
循環が繁雑で、一方、反応時間が長すぎるとメタ
アミノフエノールが更に加水分解を受けレゾルシ
ンになるのでメタアミノフエノールの収率が低下
する。したがつて、反応時間は反応条件により適
宜決定される。 圧力は反応液を液相に保つに必要な圧力でよい
が、反応に不活性なガス、例えば、窒素等で加圧
してもよい。また反応はバツチ式、連続式のいず
れの方法で行なつてもよい。 つぎに、実施例により本発明を更に説明する。 実施例 1 ハステロイB製のオートクレーブに、内容積
200mlのジルコニウムのビーカーを填込んで、メ
タフエニレンジアミン20.0g、塩化水素6.75gお
よび水73mlを仕込み、190℃、10時間反応させ
た。その後、オートクレーブを常温まで冷却し、
反応液を取り出し、エーテル100mlを加えて副反
応生成物を抽出除去し、ついで苛性ソーダ水溶液
を加えPHを13.0にして、酢酸エチル100mlを加え
て未反応のメタフエニレンジアミンを抽出除去し
た。さらに塩酸でPHを9.0にして酢酸エチル100ml
を加えメタアミノフエノールを抽出した。エーテ
ルを留出除去し、メタアミノフエノール14.3gを
得た。収率71%。 実施例 2〜4 実施例1と同じ反応装置を用い、メタフエニレ
ンジアミン、塩化水素の仕込量、反応条件を変え
て実施例1と同様に反応を行なつた。 反応条件および反応結果を表−1に示す。 【表】
Claims (1)
- 1 メタフエニレンジアミンを、メタフエニレン
ジアミンに対して0.5〜5.0モル比のハロゲン化水
素酸の存在下に、反応液により実質的に腐食のな
い材質の反応器中で、150〜250℃の範囲の温度で
加水分解させることを特徴とするメタアミノフエ
ノールの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9491079A JPS5620553A (en) | 1979-07-27 | 1979-07-27 | Preparation of m-aminophenol |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9491079A JPS5620553A (en) | 1979-07-27 | 1979-07-27 | Preparation of m-aminophenol |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5620553A JPS5620553A (en) | 1981-02-26 |
| JPS6249265B2 true JPS6249265B2 (ja) | 1987-10-19 |
Family
ID=14123157
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9491079A Granted JPS5620553A (en) | 1979-07-27 | 1979-07-27 | Preparation of m-aminophenol |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5620553A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113387856B (zh) * | 2021-06-16 | 2023-06-06 | 江西扬帆新材料有限公司 | 3-取代基二苯硫醚的合成方法 |
-
1979
- 1979-07-27 JP JP9491079A patent/JPS5620553A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5620553A (en) | 1981-02-26 |
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