Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JPS6256463B2 - - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JPS6256463B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6256463B2
JPS6256463B2 JP56172168A JP17216881A JPS6256463B2 JP S6256463 B2 JPS6256463 B2 JP S6256463B2 JP 56172168 A JP56172168 A JP 56172168A JP 17216881 A JP17216881 A JP 17216881A JP S6256463 B2 JPS6256463 B2 JP S6256463B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ketone
salt
group
tool according
solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56172168A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57104861A (en
Inventor
Yuujiin Shiitosu Jon
Edowaado Domuburoosukii Kenisu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer Corp
Original Assignee
Miles Laboratories Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Miles Laboratories Inc filed Critical Miles Laboratories Inc
Publication of JPS57104861A publication Critical patent/JPS57104861A/ja
Publication of JPS6256463B2 publication Critical patent/JPS6256463B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/96Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving blood or serum control standard
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/64Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving ketones

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 試料成分の測定方法を考案する際には、それが
重量分析法であれ、容量分析法であれ、分光光度
法であれ、或は他のいかなる方法であれ、どの程
度の信頼し得る結果が得られるものか、その効率
は、評価し得るものでなければならない。さもな
くば、得られたデータは無意味なものとなる。し
たがつて、そのような方法を考案することは、機
械を作製したり、試薬を調製したり、或は手法を
開発したりすることをはるかに越えるものであ
る。それは、また当然のことながら実験誤差の評
価をも含むものでなければならない。その方法に
よつて得られたデータの信頼性を予見する方法が
なければならない。
反復性、感度、精度、および目盛合せの必要性
等のパラメータを調べるための最も簡単で最も直
接的な方法は、その測定法を、分析対象物の存在
及び/又は濃度が予め知られている試料、即ち、
対照溶液に適用することである。そうすることに
より、その測定方法によつて得られたデータを既
知のデータと比較し、差異があればそれを知るこ
とができる。
本発明は、液体試料中のケトン体の存在及び/
又は濃度の評価測定法に関するものである。更
に、本発明は、種々のケトン体測定法の性能の評
価に使用するケトン対照溶液の調製用具に関する
ものである。
アセト酢酸(アセチル酢酸)は、肝臓における
脂肪酸の酸化による通常の最終生成物である。そ
れは、また、極く限られた程度ではあるが、ロイ
シン、フエニルアラニンおよびチロジンの酸化分
解によつても生成される。可逆的還元によりアセ
ト酢酸からβ−オキシ酪酸が生じる。アセト酢酸
の非可逆的脱炭酸によりアセトンが生じる。
これら三種の物質は、通常、ケトン体又はアセ
トン体と呼ばれる。
尿中又は血液中のケトン体の異常に多量の蓄積
は、それぞれケトン尿症およびケトネミア
(ketonemia)と呼ばれる。これらの状態は、糖
尿病および飢餓のような多様な病状の結果起り得
る。特に糖尿病におけるこの病気/症状の関係故
に、尿中のケトン体の測定には深い関心が寄せら
れる。糖尿病の場合には、ケトン尿症の検出は、
しばしばそれによりインシユリン投薬量の変更や
他の病気対策が方向づけられることもあり、非常
に有意義である。かくて、医学界においては、ケ
トン体分析に深い感心が寄せられ、その結果、尿
中のケトン体の存在、及び/又は濃度の測定法が
種々開発された。
しかし、ケトンの存在を測定することに寄せら
れる関心は、決して医学界に限られるものではな
い。これらの化合物は、数多くの工業的用途をも
つものである。それらは、ニトロセルロース・コ
ーテイングやビニル・フイルムの溶剤として用い
られ、さらにそれはペイント除去剤、洗浄液、有
機合成、爆薬製造に用いられ、また食品添加物と
しても使用される。そして、いずれの場合におい
ても、最低一度は、ケトンの存在及び/又は濃度
を測定するための分析を行うことが必要となる。
ケトンの存在に関するこれらの関心及びその他数
多くの関心が、多くのケトン試験法を生んだ。
そのような試験法の1つは、ニトロプルシドナ
トリウムと反応して強烈な発色をするケトンの性
質を利用するものである。即ち、アセトンは、こ
れをニトロプルシドで処理すると、強烈な赤黄色
に発色し、酢酸で酸性にすると、桃紫色に変る
〔フリツツ・フエイグル(Fritz Feigl)、有機分
析におけるスポツト試験(Spot Tests in
Organic Analysis)、第7版(1966年)参照〕。
この現象は、ニトロプルシドのNO基とケトンと
のカツプリング反応の結果イソニトロソケトンが
生じ、これが反応混合物中で錯体有色陰イオンと
して残存するために起る。ニトロプルシドの鉄
()は、還元されて二価の状態()となる。
カルボニル基に結合したメチル基やメチレン基を
含まないケトンは、ニトロプルシドに対し反応性
がなく、少くともそれらは、有色形を形成するこ
とはない。
同様の、あるいは類似の化学的性質は、マイル
ス・ラボラトリーズ・インコーポレーテツド
(Miles Laboratories、Inc.)のアメス・デイビ
ジヨン、(Ames Division)から販売されている
N−MULTISTIX(商標)及びKETO−
DIASTIX(商標)として知られている分析試薬
帯片のケトン感応性部分や試薬タブレツト
ACETEST(商標)にも見られる。ケトン体測
定用のこれら3つの試験具は、すべて、ニトロプ
ルシド−ケトン錯体形成現象に基づくものであ
る。従つて、試薬帯片をケトン水溶液にひたした
場合、或は前記タブレツトをそのような水溶液と
接触せしめた場合に、有色錯体が形成すればケト
ンが存在することを示す。さらに、形成した色の
強度及び色調に基づいてケトンの濃度を判断する
こともできる。
上に述べたように、これらの又は他のケトン体
測定法には、それらの精度並びにその試験を行う
者の能力を評価する方法が必要である。このよう
な方法の1つは、基準試料即ち対照(分析しよう
とする試料に類似した化学組成及び物理的性質を
もつた試料)を用いることである。従つて、対照
は、冷凍状態で保管した尿試料であつてもよく、
或は、凍結乾燥により濃縮し、後に所定量に稀釈
して使用する保存尿であつてもよい。
市販の対照の例としては、マイルス・ラボラト
リーズ・インコーポレーテツドのアメス・デイビ
ジヨンから販売されているTEK−CHEK(商
標)があり、これは、ケトン感応性部分を有する
市販の試薬帯片に用いられている緩衝物質の存在
下におけるある種のPH指示薬の効果を利用するも
のである。このケトン代用品を用いて、TEK−
CHEKは、ケトンの実証的試験を提供する対照溶
液を作るものであり、次のようなアメス・デイビ
ジヨン製品がある:BILI−LABSTIX(商標)、
LABSTIX(商標)、KETO−DIASTIX(商標)、
KETOSTIX(商標)、MULTISTIX(商標)、N
−MULTISTIX(商標)及びACETEST(商
標)。TEK−CHEKは、アメス・デイビジヨンの
製品文献によれば、ケトンの化学的代用品を含む
凍結乾燥した尿からなるものと記載されている。
ケトンは、その自然の状態を保つことが難しいた
めに代用品が使われている。従つて、TEK−
CHEKは、ケトン体の病理学的量を含む尿に似せ
たPH指示薬を利用している。
他の市販のケトン対照溶液製品は、ワーナー−
ランバート・フアーマシユーテイカル・カンパニ
ー(Warner−Lambert Pharmaceutical Co.)及
びアメリカン・ホスピタル・サプライ・カンパニ
ー(American Hospital Supply Co.)により販
売されており、これらの製品は両方とも液体であ
り、両方ともアセトンをケトンの活性剤として用
いている。他の製品としては、カルフオルニア、
フアウンテイン・ヴアレイのアイ・シー・エル・
サイエンテイフイク(I.C.L.Scientific)から得
られるKova Trolがあり、この製品は、使用時ま
で冷凍しておかなければならない。
シヤイベ(Scheibe)等に交付された米国特許
第3920400号は、対照物質として、尿酸のリチウ
ム塩が用いられ、高度の酸化状態にある多価金属
のための錯化剤をも含む尿酸標準溶液を記載して
いる。代表的な錯化剤としてマロン酸、サリチル
酸、シユウ酸、グルタチオン、システイン、8−
オキシキノリン及びエチレンジアミン四酢酸が挙
げられている。錯化剤を添加する目的は、溶液中
において尿酸を安定せしめその分解を防ぐためで
ある。
さらに他の対照の例は、マスト(Mast)に交
付され、本譲受人に譲渡された米国特許第
3920580号に記載のものである。血液中又は血清
中のグルコースの測定用の対照液が記載されてい
る。このものは、水、グルコース及び親水性ポリ
マーを含む抗分散剤からなる。
ヘミコハク酸コレステロールのある種の塩が、
コレステロールの対照として有用であることが、
米国特許第3859047号に記載されている。
1978年11月13日に出願され、本譲受人に譲渡さ
れた米国特許出願第959693号は、アセチルアセト
ンとその同族体とのある種の金属イオン錯塩を基
材として用いたケトン対照溶液の調製用材料に関
するものである。1978年11月13日に公開された西
ドイツ公開公報(Offenlegungschrift)第
2721681号も参照。ケトン感応性試薬のなかに
は、そのようなアセチルアセトン錯塩に反応しな
いものもあるけれでも、他の不特定のものは前記
錯塩に反応する。アセチルアセトン錯塩が対照基
材として有効なのは、後者のケトン試薬に対して
である。
対照尿の調製における最近の成功例が、1979年
11月11日に出願され本譲受人に譲渡された米国特
許出願第90926号に記載され、かつ、その特許請
求の範囲に掲げられている。この出願には、ケト
ン体分析に対照溶液として用いるための対応する
β−ケトアルカン酸の対照溶液を作るためにβ−
ケトンアルカン酸エステルのアルカリ金属エノラ
ート塩を用いることが記載されている。
本発明前の技術状態をまとめれば、数多くの対
照溶液成分が知られている。TEK−CHEK溶液
は、ケトンの測定に通常使用される種々のケトン
−反応化学に用いられる緩衝物質と反応するケト
ンの代用品である公知のPH指示薬を提供する。そ
の他の対照、例えば尿酸、グルコース、コレステ
ロール及び他の多くの物質の対照も同様に知られ
ている。しかし、先行技術の対照は、いずれもこ
こに記載し、特許請求の範囲に述べた構成を教示
するものではない。いずれも、ここに記載するβ
−ケトアルカン酸エステルと金属陽イオンとの組
合せを用いたケトン対照材料を開示するものでは
ない。
本発明は、先行技術とは極めて異なるものであ
る。本発明においては、アセトンや他の液状ケト
ンを含む液体調製物を用いる必要はない。本発明
は、活性成分として、乾燥した貯蔵の容易な物質
を用い、その物質は、溶解したとき、ケトン感応
試験用試薬と直接反応し得る。さらに、本発明
は、β−ケトアルカン酸をその場で形成せしめ
る。本発明は、液体試薬及び/又はケトン−感応
試薬系の緩衝剤と反応するPH指示剤のようなケト
ンの代用品を必要としないものである。即ち、本
発明は、貯蔵安定性に秀れ、取扱いが容易で、極
めて正確な濃度のケトン対照溶液を提供し、した
がつてケトン−感応性試験方法に秀れた反復性を
与える乾燥した試験用具を提供する。
簡単に云えば、本発明は、ケトン分析用の対照
溶液を調製するための試験用具及びその使用法か
らなる。その試験用具は、β−ケトアルカン酸エ
ステルの第族又は第族金属塩を配合した担体
マトリツクスからなる。その塩の特定量を既知量
の水と接触させれば、そのエステル塩は、既知濃
度のβ−ケトアルカン酸溶液となる。そのエステ
ル塩は、構造式 (式中、Rは、炭素原子数1〜6の低級アルキル
基を示し、R′は、炭素原子数1〜7の脂肪族基
又は環式基を示し、Mは、周期律表第族又は第
族の金属イオンを示し、nは、2又は3であ
る。)を有する。使用法は、所定量の溶媒を前記
試験用具に接触させることからなる。
ここで用いる「担体マトリツクス」の用語は、
所定量の前記エステル及び加水分解物質の運搬に
適したあらゆる手段を含む。担体マトリツクス
は、広範な材料から構成することができる。担体
マトリツクスは、既知量の前記エステル塩を含
み、使用の際には、所定量の水に所定時間浸漬
し、溶液中にその成分を残して除去する。
担体マトリツクスは、それらの成分と配合し得
るいかなる物質からなるものであつてもよい。即
ち、マトリツクスは、溶液分析用の試験帯片に用
いられる形態のような種々の既知の形態をとるこ
とができる。例えば、米国特許第3846247号は、
フエルト、多孔質セラミツク片及び織物状又はマ
ツト状のガラス繊維の使用を教示している。紙の
代用品として、米国特許第3522928号は、木製棒
体、布、スポンジ材料、及び粘土質物質の使用を
教示している。紙の代りに合成樹脂の羊毛状のも
の及びガラス繊維フエルトを使用することが英国
特許第1369139号に記載されている。別の英国特
許第1349623号は、透光性の格子状の細いフイラ
メントをその下の紙マトリツクスのカバーとして
用いることを記載している。この文献は、さらに
紙に試薬系の一部を含浸せしめ、格子状フイラメ
ントに他の潜在的には適合し難い試薬を含浸せし
めることを教示している。フランス特許第
2170397号は、50%以上のポリアミド繊維を含む
担体マトリツクスの使用を教示している。米国特
許第4046513号には、担体マトリツクスに対する
別のアプローチが開示されており、そこでは、適
当な担体マトリツクス上に試薬をプリントする方
法が採られている。米国特許第4046514号は、反
応物質系中において試薬を担持するフイラメント
を織ることを開示している。
これらすべての担体マトリツクス構想は、本発
明においても採用し得る。さらに、他の方法も採
用し得る。
担体マトリツクスは、好ましくは、紙のよう
な吸収性材料で構成し、前記エステル及び加水分
解物質の溶液をマトリツクスに含浸せしめる。そ
れは、また高分子マイクロカプセルのような、こ
れらの成分を物理的にとり込むような系からなる
ものであつてもよく、この場合そのようなマイク
ロカプセルは、試験用試料と接触する際破裂する
ように構成する。また、それは、それらの成分を
流体状若しくは半流体状の担体マトリツクスと均
一に混合し、その後そのマトリツクスが硬化する
ことによつてそれらの成分をとり込むような系か
ら構成してもよい。
前述の通り、本発明のエステル塩は、β−ケト
アルカン酸の一種からなるものである。前記した
エステルの構造式において、Rの定義として用い
た炭素原子数1〜6の低級アルキル基の用語は、
メチル、エチル、n−ブチル、sec−ブチル、
tert−ブチル、イソブチル、シクロブチル並びに
すべてのペンチル及びヘキシル異性体を含む炭素
原子数1〜6のアルキル基を含むものである。一
方、R′は、それよりも広い意味をもち得る。
R′は、炭素原子数1〜7またはそれ以上の脂肪
族基又は環式基からなる。これらは、飽和、不飽
和、芳香族、置換又は非置換であつてもよい。本
発明に特に適したものは、アセト酢酸メチル、ア
セト酢酸エチル、及び3−ケト−4−フエニル酪
酸エチルのようなエステルの塩である。他の例と
しては、1・10−ジ(アセトアセチル)デカン、
2−メチルアセト酢酸エチル及びp−フルオロベ
ンゾイル酢酸エチルが挙げられる。さらに他の多
くのβ−ケトアルカン酸エステルの塩が本発明の
範囲に属する。唯一の要件は、そのエステル塩が
水の存在下において加水分解して対応するβ−ケ
トアルカン酸を生ずるものであることである。
本発明に用いられる、即ち、担体マトリツクス
に配合される、β−ケトアルカン酸エステル塩の
量は、いくつかのパラメータに依存する。まず第
一に、ケトン体の存在を分析すべき特定の系が、
一定範囲のケトン濃度に反応する分析系を必要と
する。この濃度は、それぞれの系により異なる。
例えば、病理学的尿の場合には、N−
MULTISTIXのケトン感応部分は、デシリツトル
当り約3〜約160ミリグラム(mg%)のケトン濃
度に反応することが必要となる。したがつて、N
−MULTISTIX試薬帯片のための対照溶液の調製
用試験具には、その範囲のケトン濃度を示すよう
な変色を与えるに充分な量のエステル塩が必要と
される。
第2の決定要因は、その試験用具を用いて調製
しようとする対照溶液の容量である。即ち、もし
その試験用具が、30ミリリツトルの水と接触した
場合に望ましいN−MULTISTIX試薬帯片反応を
与えるような量の成分を含んでいるとしたら、そ
の試験用具は、12ミリリツトルの水では反応が強
すぎるであろうし、1リツトルの水では反応が弱
すぎることになろう。担体に配合するエステル塩
の量は、少くとも所定量の溶媒中に所望のケトン
濃度範囲を与えるのに充分なものでなければなら
ないということで充分である。尿分析において
は、その濃度範囲は、リツトル当り約0.1〜約160
ミリモルである。
このように、この組成物は、構造式 (式中、R′及びRは上に定義した通り、Mは、第
族のマグネシウム、カルシウム、及びバリウム
並びに第族のアルミニウムを含む、第族又は
第族金属のイオンであり、nの値は、2又は3
である。) を有する金属エノラートからなるものでよい。
この試験用具を調製する好ましい方法として
は、紙に金属エノラートの有機溶液又は分散液
を含浸せしめる。即ち、紙片をβ−ケトアルカ
ン酸エステル塩の溶液に浸漬した後、乾燥する。
このように活性成分を含浸した紙マトリツクスを
次いでポリスチレンフイルムのような硬質又は半
硬質の支持体に取り付ける。このためには、
Double Stick(3Mカンパニー)のような両面接
着テープが特に適していることがわかつた。取に
付ける前に、含浸した紙を細い帯状に切断する。
これらを、両面接着テープを用いて、ポリスチレ
ンフイルム上に、その一方の縁に沿つて、取り付
ける。得られた紙/ポリスチレン複合体を次い
で紙の軸に対し直角方向の線に沿つて切断し、
このようにして、含浸した紙片を一端に有し、
他端を把持部とした長方形のポリスチレン帯片を
作る。
次に掲げる実施例は、本発明を開発するために
行つた実験を示すものであり、それらは、本発明
の好ましい具体例を示すものである。これらの実
施例は、本発明の例示に役立つものではあるが、
本発明の範囲を限定するものと解釈してはならな
い。
実施例 1 アセト酢酸メチルカルシウム アセト酢酸メチルのカルシウム塩(β−ケトプ
ロピオン酸メチルカルシウム)を作るために実験
を行つた。この塩を作るために2つの方法を用い
た。即ち、水溶液法とメタノールを用いる方法と
である。
a 水溶液法 水溶液法においては、300mlの水に38.0gの
硝酸カルシウム・四水化物と25mlの濃水酸化ア
ンモニウムを含む溶液に40.0gのアセト酢酸メ
チル(アルドリツヒ・ケミカル・カンパニー
(Aldrich Chemical Co.)、ウイスコンシン
州、ミルウオーキー)を、撹拌しながら、滴下
して加えた。PH9において白色沈殿が形成し
た。エステル基の加水分解を避けるために沈殿
をただちに過した。沈殿を無水エーテル25ml
ずつを用いて3回洗浄し、乾燥器中で90℃にて
2時間乾燥した。乾燥後の収量は、わずかにオ
レンジ色の粉末33.92g(78.01%)であつた。
この物質は、水及びメタノールに可溶(1mg/
ml)で、四塩化炭素及びアセトンに不溶で、エ
タノールにわずかに溶解するものであつた。こ
の化合物をジメチルホルムアミド又はジメチル
スルホキシドに溶解し、次いで沈殿が生じるま
でメタノールを加えて、再沈殿させた。融点
は、観察できなかつた。この生成物は、ユニソ
ール(Unisol)(ニユージヤージ州、ランデイ
スブイルのノーレル・ケミカルカンパニー
(Norell Chemical Co.)により販売され、メ
チレンクロライド、ジメチルスルホキシド及び
クロロホルムの混合物からなる非水性溶媒)中
における水素原子核磁気共鳴(PMR)から次
のようなデータを得た: 1.8 ppm、一重線(s) 7.7 ppm、s 3.5 ppm、s 4.6 ppm、s この生成物の試料10mgを水に懸濁させ、振盪
し、30分間放置した。上澄液は、KETOSTIX
に陽性反応を示した。
b メタノール法 メタノール法においては、175mlのメタノー
ルに80.0g硝酸カルシウム四水化物結晶と40ml
の濃水酸化アンモニウムを含む溶液に、65.0g
のアセト酢酸メチルを、撹拌しながら、徐々に
加えた。PH10で粉末状の白色沈殿が生成したの
で、これを真空過して集めた。過により得
たケーキを無水エーテル25mlずつを用いて3回
洗浄し、乾燥器中で90℃にて2時間乾燥した。
融点は、観察できなかつた。この物質は、黄色
に変色し、260℃にて分解した。この方法によ
つて作られたアセト酢酸メチルカルシウムの水
中における溶解度は、前記水溶液法のものを上
まわることがわかつた。しかし、収率は、いく
分低かつた(水溶液法においては、78%であつ
たのに対し、この場合には30.5%)。
実施例 2 アセト酢酸メチルバリウム アセト酢酸メチルのバリウム塩を、メタノール
系を用いて調製した。100mlのメタノールに11ml
のアセト酢酸メチルを含む溶液に、水酸化バリウ
ム(6.3g)を、加えた。混合物を5〜10分間撹
拌したところ、白色のカード(curd)状の沈殿
が形成し始めた。水酸化バリウムが全て消失して
から、反応混合物を真空過した。過して得ら
れたケーキをエーテルで3回洗浄し、乾燥器中で
90℃にて1時間乾燥した。融点は観察できなかつ
た。220℃で分解し、褐色の残渣を残した。
このアセト酢酸メチルのバリウム塩のケトン対
照溶液形成効率を試験するために、この塩を含む
紙材料を作製した。ジメチルスルホキシド100
ml当り5gのバリウム塩を含む溶液を調製した
(5%w/v)。5mm×100mm寸法のワツトマン
(Whatman)3紙の帯片を溶液に短時間浸漬し
た後、取り出し、乾燥器中で90℃にて1時間乾燥
した。帯片の1つを10mlの水に浸漬し、振盪した
後、10分間放置し、再び振盪した。このようにし
て得られた対照溶液は、KETOSTIX試験用帯片
に即時陽性反応を示した。
実施例 3 アセト酢酸メチルストロンチウム アセト酢酸メチルストロンチウムは、100mlの
水と100mlのメタノール混合物中に6.3gの無水硝
酸ストロンチウムと20mlの濃水酸化アンモニウム
を含む溶液に22mlのアセト酢酸メチルを、撹拌し
ながら加えて調製した。10分間撹拌した時点で反
応混合物は、濁り、沈殿が形成し始めた。冷却す
ると、白色沈殿が蓄積したので、これを真空過
して集めた。得られた沈殿をエーテルで3回洗浄
し、乾燥器中で90℃にて1時間乾燥した。乾燥し
た沈殿については、融点は観酸できなかつた。
220℃でそれは、分解し始め、黄色に変色した。
225〜230℃にて、それは、オレンジ色に変色し
た。収量は、5.16g(53%)であつた。
このようにして得られたアセト酢酸メチルスト
ロンチウムのケトン対照溶液用基材としての有用
性を調べるために、10mgの乾燥した沈殿を10mlの
水に懸濁させ、振盪後、5分間放置した。得られ
た液をKETOSTIXで試験したところ、ケトン体
の強い陽性反応を示した。
実施例 4 アセト酢酸メチルアルミニウム アセト酢酸メチルアルミニウムを作り、そのケ
トン体対照溶液形成効率を評価するための実験を
行つた。アセト酢酸メチル(7.08g)を、50mlの
水に5.00gのアルミン酸ナトリウムを含む溶液に
滴下して加えた。白色の柔毛状の沈殿が形成した
ので、これを真空過により集め、自然に3日間
乾燥した。得られた粗生成物をベンゼン/エタノ
ール混合液から再結晶せしめ、再び乾燥した。融
点は、観察できなかつた。収量は、3.8g(51.1
%)であつた。
再結晶した物質の10mgを10mlの水に懸濁させ、
振盪し、5〜10分間放置した。得られた液は、
KETOSTIX試験用帯片と接触させたとき、ケト
ン体の陽性反応を示した。
実施例 5 アセト酢酸メチルマグネシウム アセト酢酸メチルマグネシウムのケトン体用対
照溶液形成効率を調べるために実験を行つた。
150mlの水に5.00gの硫酸マグネシウムと2mlの
濃水酸化アンモニウムを含む溶液にアセト酢酸メ
チルの10.44gを、撹拌しながら加えた。そのエ
ステルを加えると濁つていた反応混合物が澄み、
次いで白色沈殿が形成した。固体を真空過によ
り分離し、エーテルで3回洗浄し、乾燥器で90℃
にて1時間乾燥した。乾燥した化合物は、238〜
240℃にて黄色をおびて融解した。収量は、3.79
g(35.5%)であつた。
乾燥生成物の10mgを10mlの水に懸濁させ、振盪
し、15分間放置した。得られた液は、
KETOSTIX試験用帯片を用いて試験したところ
ケトン体に対する陽性反応を示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 構造式 (式中、Rは、炭素原子数1〜6の低級アルキル
    基を示し、R′は、炭素原子数1〜7の脂肪族基
    又は環式基を示す) を有するβ−ケトアルカン酸エステルの第族又
    は第族金属塩からなる組成物の所定量を配合し
    た担体マトリツクスからなる、ケトン対照溶液の
    調製用具。 2 R′が低級アルキル基である特許請求の範囲
    第1項記載の調製用具。 3 R′がメチル基である特許請求の範囲第1項
    記載の調製用具。 4 前記エステルがアセト酢酸メチルである特許
    請求の範囲第1項記載の調製用具。 5 塩がカルシウム塩である特許請求の範囲第1
    〜4項のいずれかに記載の調製用具。 6 塩がバリウム塩である特許請求の範囲第1〜
    4項のいずれかに記載の調製用具。 7 担体マトリツクスが紙である特許請求の範囲
    第1〜4項のいずれかに記載の調製用具。
JP17216881A 1980-11-03 1981-10-29 Test device for preparing control liquid in keton measurement and preparation method of liquid Granted JPS57104861A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US20292480A 1980-11-03 1980-11-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57104861A JPS57104861A (en) 1982-06-30
JPS6256463B2 true JPS6256463B2 (ja) 1987-11-26

Family

ID=22751768

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17216881A Granted JPS57104861A (en) 1980-11-03 1981-10-29 Test device for preparing control liquid in keton measurement and preparation method of liquid

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0051209B1 (ja)
JP (1) JPS57104861A (ja)
CA (1) CA1186200A (ja)
DE (1) DE3168378D1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2818461A1 (en) 2013-06-26 2014-12-31 Lonza Ltd Method for preparation of 6-trifluoromethylpyridine-3-carboxylic acid derivatives from 4,4,4-trifluoro-3-oxobutanoyl chloride
EP2821399A1 (en) 2013-07-04 2015-01-07 Lonza Ltd Method for preparation of 6-trifluoromethylpyridine-3-carboxylic acid derivatives from 4,4,4-trifluoro-3-oxobutanoyl chloride
EP3129344B1 (en) 2014-06-26 2017-10-18 Lonza Ltd Method for preparation of 4-alkoxy-1,1,1-trifluorobut-3-en-2- ones from 1,1,1-trifluoroacetone
CN108250077A (zh) * 2014-07-28 2018-07-06 天津合智化工有限责任公司 一种β‐酮基酯络合物的制备方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2721681B2 (de) * 1977-05-13 1981-05-07 Behringwerke Ag, 3550 Marburg Kontroll-Lösung für diagnostische Nachweisverfahren von im Urin enthaltenen Stoffen
US4147514A (en) * 1977-11-21 1979-04-03 Miles Laboratories, Inc. Test means and method for detecting ketone bodies
US4193766A (en) * 1978-11-13 1980-03-18 Miles Laboratories, Inc. Device and method for preparation of a control solution for ketone determination
CA1150606A (en) * 1979-11-05 1983-07-26 Robert W. Trimmer Device and method for preparation of a control solution for ketone determination

Also Published As

Publication number Publication date
EP0051209B1 (en) 1985-01-16
JPS57104861A (en) 1982-06-30
DE3168378D1 (en) 1985-02-28
CA1186200A (en) 1985-04-30
EP0051209A1 (en) 1982-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3817705A (en) Means for the indication of nitrite
EP0027236B1 (en) Ascorbate resistant composition, test device and method for detecting a component in a liquid test sample
US4193766A (en) Device and method for preparation of a control solution for ketone determination
US5106752A (en) Method and reagent for determining the ionic strength or specific gravity of aqueous liquids
US4871678A (en) Agent and process for the determination of calcium
US4529704A (en) Device and method for preparation of a control solution for ketone determination.
JPS6256463B2 (ja)
US4517301A (en) Ketone control test composition, method and test device
JP2002510397A (ja) 標的およびインディケーターイオノフォアをその中に分布させて有する粒子からなるイオンディテクター
JP3654457B2 (ja) アンモニウムイオン定量装置と定量方法
US3971702A (en) Diagnostic composition for saccharide determination
EP0029915B1 (en) Device and method for the preparation of a control solution for ketone determination and method of calibrating a ketone test instrument
NL7904307A (nl) Mengsel, inrichting en werkwijze voor het detecteren van urobilinogeen in te toetsen monsters, alsmede werkwijze voor het vervaardigen van een desbetreffende toetsingsinrichting.
GB2154737A (en) Test piece for measurement of concentration of chlorides
CA2042416C (en) Method for the determination of an ion with increased sensitivity, use of substances which are suitable for this and a corresponding agent
EP1754062B1 (en) Assay system with in situ formation of diazo reagent
US6426182B1 (en) Apparatus and method for determining whether formaldehyde in aqueous solution has been neutralized
DE69709485T2 (de) Reagenszusammensetzung, Teststück und Testkit
EP0293971A1 (en) Biological diagnostic assay system
JPH0624769Y2 (ja) 塩化物濃度測定用試験片
JP2522970B2 (ja) 体液中のクレアチニン定量用試験片及びその製法
JP3308289B2 (ja) 尿中蛋白質検出方法及び試験片
US5705393A (en) Reagent composition for measurement of ionic strength of liquid samples
JPH0575069B2 (ja)
JPS6251427B2 (ja)