JPS625969B2 - - Google Patents
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- JPS625969B2 JPS625969B2 JP8129483A JP8129483A JPS625969B2 JP S625969 B2 JPS625969 B2 JP S625969B2 JP 8129483 A JP8129483 A JP 8129483A JP 8129483 A JP8129483 A JP 8129483A JP S625969 B2 JPS625969 B2 JP S625969B2
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- slopping
- blowing
- gas
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21C—PROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
- C21C5/00—Manufacture of carbon-steel, e.g. plain mild steel, medium carbon steel or cast steel or stainless steel
- C21C5/28—Manufacture of steel in the converter
- C21C5/30—Regulating or controlling the blowing
- C21C5/35—Blowing from above and through the bath
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
Description
本発明は転炉操業方法に関し、炉内発生スロツ
ピングを効果的に抑制し吹錬を安定化させること
により効率的な転炉操業を可能ならしめる方法を
提供するものである。 周知の如く転炉では、溶湯中に吹込まれた酸素
が溶湯中の不純物を酸化し精錬反応を促進する。
この精錬中に、溶湯中の鉄も一部酸化され、酸化
鉄としてスラグ中に混入する。ところがスラグ中
に混入する前記酸化鉄が多くなり過ぎると過滓に
なり、スラグがフオーミングし、炉口からあふれ
出る云わゆるスロツピング現象が発生する。該ス
ロツピングは、例えば、溶銑配合比、スラグ塩基
度等の操業条件、あるいはその他の多くの要因に
よつて発生し、操業上の大きな問題となつてい
た。 上記スロツピングの抑制策として、例えば、ス
ロツピング発生時に炉上バンカーから塊状の抑制
剤を投入する方法、また底吹ノズルから吹錬ガ
ス、キヤリヤーガスと共に抑制剤粉を吹込む方法
等が提案されている。 而して本発明者らはこれらの方法を実際の転炉
に適用して次の知見を得た。 まず、炉上バンカーから塊状抑制剤を投入する
方法では抑制剤の投入時期が遅れてスロツピング
の抑制をできないことがあり、かつ、その粒度に
よつてスロツピング抑制効果が大きく変化するの
で、十分な抑制効果が得られないことがあるとい
う欠点がある。即ち、炉上バンカーは通常転炉よ
り離れた位置に設備されており、スロツピングを
検知してから抑制剤を秤量し投入するのでは炉内
に投入されるまでに相当時間がかかり迅速なアク
シヨンがとれないと云う問題があつた。又、抑制
剤の粒度が細か過ぎると投入された抑制剤はスラ
グフオーミング面上に拡がつて浮遊しスロツピン
グ抑制効果は小さくなる。逆に大きくなると、抑
制剤は、スラグ・メタル界面に沈み、前記抑制効
果が小さくなるうえに未溶解の抑制剤の精錬反応
におよぼす影響が、無視できなくなり、品質に悪
影響をおよぼす。さらに塊状の抑制剤では、一定
大きさ、形状の塊はないのでその反応にばらつき
があり、従つてスロツピング抑制効果も変動す
る。 一方、底吹ノズルより粉末の抑制剤を吹込む方
法として例えば特公昭57―5809の石灰石粉と炭素
粉の吹込み、特開昭49―129617の炭素吹込み等が
提案されている。しかしながら、これらの方法は
底吹による、低〔P〕鋼溶製、熱源添加、安価な
副材使用による省コストを狙つた底吹操業法であ
り、スロツピング抑制の効果を期待できるもので
なかつた。 即ち、底吹きのため、前記粉末は、溶鋼中へ吹
込まれるため溶鋼反応を介してのスラグ―メタル
反応となり直接、スラグ性状を抑制するものとは
なり得ないためと思はれる。又、底吹ノズルから
の粉体ふき込みは設備費が高いという欠点と、羽
口が常に溶鋼に接していることもあり、羽口管理
が極めて困難であるという問題を抱えている。 本発明は、前記従来法における欠点、問題点を
解決するために種々実験研究を重ねた結果なされ
たもので、スロツピング現象が検知された際に簡
単な操作で、迅速に、かつ確実にスロツピングを
抑制し、吹錬を安定化させることを可能ならしめ
る転炉操業方法であり、その要旨は転炉炉壁の通
常操業時には溶鋼に浸漬しない位置に羽口を設
け、該羽口より閉塞防止用ガスを吹込み羽口閉塞
を防止すると共にスロツピング現象を検知した
際、前記閉塞防止用ガスをキヤリヤーガスとして
石灰石粉、生石灰粉、石炭粉、コークス粉のうち
の1もしくは2以上の粉体を吹込み転炉内発生ス
ロツピングを抑制し、吹錬を安定化させることを
特徴とする、転炉操業方法である。 以下、実施例に基づき本発明を詳述する。 第1図は、本発明方法を上吹転炉に適用した一
実施例の構造図で、1は転炉、2は内張レンガ、
3は上吹ランス、4は、炉壁5に設けられた羽口
である。該羽口4は、炉壁5の通常操業時には溶
鋼6に浸漬しない位置に設けられている。7は前
記羽口4に後述する閉塞防止用ガスを供給するガ
ス供給装置であり、流量調整装置8および供給管
9を介して羽口4に連接されている。10は後述
するスロツピング抑制剤としての粉体を貯留し、
かつ、前記供給管9に供給する粉体圧送装置であ
り、フイーダー等の粉体供給装置11を介して前
記ガス供給装置7と羽口4との間の供給管9に接
続されている。 而して本発明においては通常の正常な操業状態
では羽口4より炉内圧より若干高い程度の必要最
小限のガスを連続的に炉内へ噴出させ羽口4の閉
塞を防止する。 該閉塞防止用ガスとしては、アルゴン(Ar)、
二酸化炭素(CO2)、チツ素(N2)等が使用でき、
鋼に与える品質影響、価格、取扱いの容易さ等を
考慮して適宜選定すればよい。例えば第1表は前
記ガスの価格指数であり、価格面からはN2,CO2
が有利である。
ピングを効果的に抑制し吹錬を安定化させること
により効率的な転炉操業を可能ならしめる方法を
提供するものである。 周知の如く転炉では、溶湯中に吹込まれた酸素
が溶湯中の不純物を酸化し精錬反応を促進する。
この精錬中に、溶湯中の鉄も一部酸化され、酸化
鉄としてスラグ中に混入する。ところがスラグ中
に混入する前記酸化鉄が多くなり過ぎると過滓に
なり、スラグがフオーミングし、炉口からあふれ
出る云わゆるスロツピング現象が発生する。該ス
ロツピングは、例えば、溶銑配合比、スラグ塩基
度等の操業条件、あるいはその他の多くの要因に
よつて発生し、操業上の大きな問題となつてい
た。 上記スロツピングの抑制策として、例えば、ス
ロツピング発生時に炉上バンカーから塊状の抑制
剤を投入する方法、また底吹ノズルから吹錬ガ
ス、キヤリヤーガスと共に抑制剤粉を吹込む方法
等が提案されている。 而して本発明者らはこれらの方法を実際の転炉
に適用して次の知見を得た。 まず、炉上バンカーから塊状抑制剤を投入する
方法では抑制剤の投入時期が遅れてスロツピング
の抑制をできないことがあり、かつ、その粒度に
よつてスロツピング抑制効果が大きく変化するの
で、十分な抑制効果が得られないことがあるとい
う欠点がある。即ち、炉上バンカーは通常転炉よ
り離れた位置に設備されており、スロツピングを
検知してから抑制剤を秤量し投入するのでは炉内
に投入されるまでに相当時間がかかり迅速なアク
シヨンがとれないと云う問題があつた。又、抑制
剤の粒度が細か過ぎると投入された抑制剤はスラ
グフオーミング面上に拡がつて浮遊しスロツピン
グ抑制効果は小さくなる。逆に大きくなると、抑
制剤は、スラグ・メタル界面に沈み、前記抑制効
果が小さくなるうえに未溶解の抑制剤の精錬反応
におよぼす影響が、無視できなくなり、品質に悪
影響をおよぼす。さらに塊状の抑制剤では、一定
大きさ、形状の塊はないのでその反応にばらつき
があり、従つてスロツピング抑制効果も変動す
る。 一方、底吹ノズルより粉末の抑制剤を吹込む方
法として例えば特公昭57―5809の石灰石粉と炭素
粉の吹込み、特開昭49―129617の炭素吹込み等が
提案されている。しかしながら、これらの方法は
底吹による、低〔P〕鋼溶製、熱源添加、安価な
副材使用による省コストを狙つた底吹操業法であ
り、スロツピング抑制の効果を期待できるもので
なかつた。 即ち、底吹きのため、前記粉末は、溶鋼中へ吹
込まれるため溶鋼反応を介してのスラグ―メタル
反応となり直接、スラグ性状を抑制するものとは
なり得ないためと思はれる。又、底吹ノズルから
の粉体ふき込みは設備費が高いという欠点と、羽
口が常に溶鋼に接していることもあり、羽口管理
が極めて困難であるという問題を抱えている。 本発明は、前記従来法における欠点、問題点を
解決するために種々実験研究を重ねた結果なされ
たもので、スロツピング現象が検知された際に簡
単な操作で、迅速に、かつ確実にスロツピングを
抑制し、吹錬を安定化させることを可能ならしめ
る転炉操業方法であり、その要旨は転炉炉壁の通
常操業時には溶鋼に浸漬しない位置に羽口を設
け、該羽口より閉塞防止用ガスを吹込み羽口閉塞
を防止すると共にスロツピング現象を検知した
際、前記閉塞防止用ガスをキヤリヤーガスとして
石灰石粉、生石灰粉、石炭粉、コークス粉のうち
の1もしくは2以上の粉体を吹込み転炉内発生ス
ロツピングを抑制し、吹錬を安定化させることを
特徴とする、転炉操業方法である。 以下、実施例に基づき本発明を詳述する。 第1図は、本発明方法を上吹転炉に適用した一
実施例の構造図で、1は転炉、2は内張レンガ、
3は上吹ランス、4は、炉壁5に設けられた羽口
である。該羽口4は、炉壁5の通常操業時には溶
鋼6に浸漬しない位置に設けられている。7は前
記羽口4に後述する閉塞防止用ガスを供給するガ
ス供給装置であり、流量調整装置8および供給管
9を介して羽口4に連接されている。10は後述
するスロツピング抑制剤としての粉体を貯留し、
かつ、前記供給管9に供給する粉体圧送装置であ
り、フイーダー等の粉体供給装置11を介して前
記ガス供給装置7と羽口4との間の供給管9に接
続されている。 而して本発明においては通常の正常な操業状態
では羽口4より炉内圧より若干高い程度の必要最
小限のガスを連続的に炉内へ噴出させ羽口4の閉
塞を防止する。 該閉塞防止用ガスとしては、アルゴン(Ar)、
二酸化炭素(CO2)、チツ素(N2)等が使用でき、
鋼に与える品質影響、価格、取扱いの容易さ等を
考慮して適宜選定すればよい。例えば第1表は前
記ガスの価格指数であり、価格面からはN2,CO2
が有利である。
【表】
一方、N2は吹上溶鋼中の〔N〕レベルを若干
高める恐れがある。本発明者等の経験では普通炭
素鋼に対してはN2吹込みで前記〔N〕レベルが
高まることによる品質に与える悪影響はほとんど
無視できる程度であつたが、前記普通炭素鋼以外
の高級鋼では前記〔N〕レベルの高まりが品質に
悪影響を与える可能性があり、CO2あるいはAr
を用いることが好ましかつた。 さて、前記操業(吹錬)中にスロツピング現象
が検知されたならば、粉体供給装置11を駆動
し、粉体圧送装置10からの粉体を供給管9に供
給し、前記閉塞防止用ガスをキヤリヤーガスとし
て炉内へ吹込む。 粉体としてはスラグ中の過剰な酸化鉄と反応し
てガスを生成するか、あるいは、それ自体が熱分
解してガスを発生することによつてスロツピング
を抑制する機能を有する石灰石粉、生石灰粉、石
炭粉、コークス粉を単味で、あるいはそれらの2
以上を適宜な割合いで組合せて用いる。 本発明においては、前記粉体が第1図に示すよ
うにフオーミング形成層12中に直接吹込まれる
ことからそれが極く微粉子のものであつてもフオ
ーミング形成層外に飛散することなく、吹込まれ
た全粒子がフオーミング形成層中に分散してフオ
ーミング形成層12のスラグと直接反応する。こ
のため前記粉体の機能が充分発揮でき、短時間で
スロツピングを抑制できる。 粉体の種類および供給量は炉容や製造される鋼
種およびスロツピングの程度等によつて決定すれ
ばよく、該供給量に応じてキヤリヤーガスとして
の前記ガスの吹込量、吹込圧等を決定し、流量調
整装置8を調整すればよい。 ところでスロツピング現象の検知には公知の方
法を適用することができる。例えば、オペレータ
ーが自分の眼で炉口フレーム等の観察を行い過去
の経験より判断し、検出する方法、吹錬中の吹錬
反応の1つとしてスラグの滓化状態を物理的、化
学的、もしくは目視的な手法により定量的定性的
に推定し、これをオペレーターガイドとして出力
されたデーターをもつてオペレーターが判断し、
検出する方法、吹錬中の滓化状況を炉内の音響レ
ベル、炉体の振動あるいは、ランス振動によつて
推定し、該滓化状況より、検知する方法、吹錬中
炉内のスラグ中酸素量を排ガス情報を用いて推定
し、該スラグ中酸素量より検知する方法等を適用
することができる。 又、前記吹錬パラメータとスロツピングとの関
係を例えば演算装置に記憶せしめると共に吹錬時
の検出値を前記演算装置に入力し、自動的にスロ
ツピング発生を判断し予知することも可能であ
る。本発明では実際にスロツピングが発生したこ
とを検出した場合は勿論のこと、前記吹錬パラメ
ータよりスロツピング発生を予知し、該予知情報
から粉体を吹込むよう制御することも可能であ
る。本発明において、スロツピング現象を検知す
ることは、前記スロツピングの予知までを含めて
云うものである。 次に本発明の具体的実施例について説明する。 実施例 1 180屯上底吹転炉において低炭Alキルド鋼を製
造する際に本発明方法を実施した。本実施例では
羽口4を通常操業時には溶鋼に浸漬しない位置の
炉壁に(本実施例では炉口より6mの位置)1個
設けた。該羽口4からはその閉塞を防止するため
常時120Nm3/Hr/個のCO2ガスを吹込んだ。 スロツピングの検知は、排ガス情報を用いて炉
内残留酸素量を計算し、スラグの滓化状態を推定
し、該スラグ滓化状態よりスロツピング発生を検
知する下記の方法で行つた。 先づ前記炉内残留酸素量とスロツピング発生と
の関係を調査した。第2図はその結果を示す図表
である。図において横軸は吹錬を開始してからの
時間を、縦軸はスラグ中の残留酸素量を示し、多
くの操業においてスロツピング発生を炉口観察で
検出しその時の残留酸素量と時間とを測定しプロ
ツトしてある。この図表から破線Zより残留酸素
量が高くなる側では、スロツピング発生率が急激
に高まることが確認された。 そこで、本実施例においては、吹錬中における
前記炉内残留酸素量の変動を追跡調査しスロツピ
ング現象の発生を監視したところ、第3図に示す
X点で残留酸素量が破線Zより高くなりスロツピ
ングの発生が検知された。 このため直ちに羽口4より前記閉塞防止用の
CO2ガスをキヤリヤーガスとして石灰石粉を130
Kg/mm/個の流量で吹込んだ。石灰石粉はその粒
度が3mm以下の粉体を用い、CO2ガスの流量を
600Nm3/Hrに増加させ、前記炉内へ吹込まれる
石灰石粉のキヤリヤーガスとしての機能を発揮さ
せた。 石灰石粉の吹込みを開始して1分後には前記炉
内残留酸素量が第3図に示すY点まで減少したた
めスロツピングが抑制されたものと判断し、石灰
石粉の吹込みを中止した。これに伴ない羽口4か
らのCO2ガスの吹込量を120Nm3/Hrにもどし
た。 実施例 2 実施例1と同様に180屯上底吹転炉において低
炭Alキルド鋼を製造する際にスロツピング抑制
用粉体の種類とスロツピング抑制効果を調査し
た。第2表は、粉体の種類とスロツピング抑制の
成功率との関係を従来法と比較して示したもので
ある。
高める恐れがある。本発明者等の経験では普通炭
素鋼に対してはN2吹込みで前記〔N〕レベルが
高まることによる品質に与える悪影響はほとんど
無視できる程度であつたが、前記普通炭素鋼以外
の高級鋼では前記〔N〕レベルの高まりが品質に
悪影響を与える可能性があり、CO2あるいはAr
を用いることが好ましかつた。 さて、前記操業(吹錬)中にスロツピング現象
が検知されたならば、粉体供給装置11を駆動
し、粉体圧送装置10からの粉体を供給管9に供
給し、前記閉塞防止用ガスをキヤリヤーガスとし
て炉内へ吹込む。 粉体としてはスラグ中の過剰な酸化鉄と反応し
てガスを生成するか、あるいは、それ自体が熱分
解してガスを発生することによつてスロツピング
を抑制する機能を有する石灰石粉、生石灰粉、石
炭粉、コークス粉を単味で、あるいはそれらの2
以上を適宜な割合いで組合せて用いる。 本発明においては、前記粉体が第1図に示すよ
うにフオーミング形成層12中に直接吹込まれる
ことからそれが極く微粉子のものであつてもフオ
ーミング形成層外に飛散することなく、吹込まれ
た全粒子がフオーミング形成層中に分散してフオ
ーミング形成層12のスラグと直接反応する。こ
のため前記粉体の機能が充分発揮でき、短時間で
スロツピングを抑制できる。 粉体の種類および供給量は炉容や製造される鋼
種およびスロツピングの程度等によつて決定すれ
ばよく、該供給量に応じてキヤリヤーガスとして
の前記ガスの吹込量、吹込圧等を決定し、流量調
整装置8を調整すればよい。 ところでスロツピング現象の検知には公知の方
法を適用することができる。例えば、オペレータ
ーが自分の眼で炉口フレーム等の観察を行い過去
の経験より判断し、検出する方法、吹錬中の吹錬
反応の1つとしてスラグの滓化状態を物理的、化
学的、もしくは目視的な手法により定量的定性的
に推定し、これをオペレーターガイドとして出力
されたデーターをもつてオペレーターが判断し、
検出する方法、吹錬中の滓化状況を炉内の音響レ
ベル、炉体の振動あるいは、ランス振動によつて
推定し、該滓化状況より、検知する方法、吹錬中
炉内のスラグ中酸素量を排ガス情報を用いて推定
し、該スラグ中酸素量より検知する方法等を適用
することができる。 又、前記吹錬パラメータとスロツピングとの関
係を例えば演算装置に記憶せしめると共に吹錬時
の検出値を前記演算装置に入力し、自動的にスロ
ツピング発生を判断し予知することも可能であ
る。本発明では実際にスロツピングが発生したこ
とを検出した場合は勿論のこと、前記吹錬パラメ
ータよりスロツピング発生を予知し、該予知情報
から粉体を吹込むよう制御することも可能であ
る。本発明において、スロツピング現象を検知す
ることは、前記スロツピングの予知までを含めて
云うものである。 次に本発明の具体的実施例について説明する。 実施例 1 180屯上底吹転炉において低炭Alキルド鋼を製
造する際に本発明方法を実施した。本実施例では
羽口4を通常操業時には溶鋼に浸漬しない位置の
炉壁に(本実施例では炉口より6mの位置)1個
設けた。該羽口4からはその閉塞を防止するため
常時120Nm3/Hr/個のCO2ガスを吹込んだ。 スロツピングの検知は、排ガス情報を用いて炉
内残留酸素量を計算し、スラグの滓化状態を推定
し、該スラグ滓化状態よりスロツピング発生を検
知する下記の方法で行つた。 先づ前記炉内残留酸素量とスロツピング発生と
の関係を調査した。第2図はその結果を示す図表
である。図において横軸は吹錬を開始してからの
時間を、縦軸はスラグ中の残留酸素量を示し、多
くの操業においてスロツピング発生を炉口観察で
検出しその時の残留酸素量と時間とを測定しプロ
ツトしてある。この図表から破線Zより残留酸素
量が高くなる側では、スロツピング発生率が急激
に高まることが確認された。 そこで、本実施例においては、吹錬中における
前記炉内残留酸素量の変動を追跡調査しスロツピ
ング現象の発生を監視したところ、第3図に示す
X点で残留酸素量が破線Zより高くなりスロツピ
ングの発生が検知された。 このため直ちに羽口4より前記閉塞防止用の
CO2ガスをキヤリヤーガスとして石灰石粉を130
Kg/mm/個の流量で吹込んだ。石灰石粉はその粒
度が3mm以下の粉体を用い、CO2ガスの流量を
600Nm3/Hrに増加させ、前記炉内へ吹込まれる
石灰石粉のキヤリヤーガスとしての機能を発揮さ
せた。 石灰石粉の吹込みを開始して1分後には前記炉
内残留酸素量が第3図に示すY点まで減少したた
めスロツピングが抑制されたものと判断し、石灰
石粉の吹込みを中止した。これに伴ない羽口4か
らのCO2ガスの吹込量を120Nm3/Hrにもどし
た。 実施例 2 実施例1と同様に180屯上底吹転炉において低
炭Alキルド鋼を製造する際にスロツピング抑制
用粉体の種類とスロツピング抑制効果を調査し
た。第2表は、粉体の種類とスロツピング抑制の
成功率との関係を従来法と比較して示したもので
ある。
【表】
第2表の従来法はスロツピングが検出された際
に炉口より塊状の生石灰(粒度15〜30mm)を300
Kg/回、投入した実施例である。又本発明法では
CO2ガスをキヤリヤーガスとしてスロツピング検
出の際に各種の粉体(粒度3mm以下)をそれぞれ
130Kg/mm/個吹込み、そのときのCO2ガス量を
600Nm3/Hrとした。 スロツピング抑制成功の判断基準はスロツピン
グが検知され、粉体(従来法では塊生石灰)の吹
込みを開始してから1分以内にスロツピングが完
全に抑制されたか否かによつて判断し、1分以内
に完全に抑制されたときを成功とした。該第2表
から本発明方法によるときには、スロツピング抑
制の成功率は従来法に比べて極めて高いことが明
らかである。 さて第4図に、前記複数のガスおよび粉体を選
択し、吹込むことを可能ならしめる本発明方法を
適用可能な転炉の他の実施例の構造図を示す。こ
の図において、70a,70b,70cはそれぞ
れ異なつた種類のガスを供給するガス供給装置で
あり、切替弁13a,13b,13cおよび流量
調整装置80a,80b,80cを介して供給管
9に接続されている。而して切替弁13a,13
b,13cを切替制御することにより任意のガス
を吹込むことができる。又、10a,10b,1
0cは粉体圧送装置であり、各々の粉体圧送装置
10a,10b,10cに貯留された粉体は、粉
体供給装置11a,11b,11cによつて必要
な粉体が単味で、あるいは、適宜な割合で混合せ
しめられ供給管9に送給される。 本発明方法では粉体を、鋼の品質に悪影響を与
えないキヤリヤーガスと共にフオーミング形成層
中に吹込むことから、反応性は高いけれども従来
その使用が極めて困難であつた微粉子の粉体を使
用できる利点がある。加えてスロツピングが検出
された時点で直ちに前記抑制剤としての粉体をフ
オーミング形成層中に直接吹込むことが可能であ
り、このため極めて短時間に、かつ高い率で確実
にスロツピングを抑制することができる効果があ
る。そこで安定した吹錬ができる。 以上のように本発明の実用的効果は非常に大で
ある。
に炉口より塊状の生石灰(粒度15〜30mm)を300
Kg/回、投入した実施例である。又本発明法では
CO2ガスをキヤリヤーガスとしてスロツピング検
出の際に各種の粉体(粒度3mm以下)をそれぞれ
130Kg/mm/個吹込み、そのときのCO2ガス量を
600Nm3/Hrとした。 スロツピング抑制成功の判断基準はスロツピン
グが検知され、粉体(従来法では塊生石灰)の吹
込みを開始してから1分以内にスロツピングが完
全に抑制されたか否かによつて判断し、1分以内
に完全に抑制されたときを成功とした。該第2表
から本発明方法によるときには、スロツピング抑
制の成功率は従来法に比べて極めて高いことが明
らかである。 さて第4図に、前記複数のガスおよび粉体を選
択し、吹込むことを可能ならしめる本発明方法を
適用可能な転炉の他の実施例の構造図を示す。こ
の図において、70a,70b,70cはそれぞ
れ異なつた種類のガスを供給するガス供給装置で
あり、切替弁13a,13b,13cおよび流量
調整装置80a,80b,80cを介して供給管
9に接続されている。而して切替弁13a,13
b,13cを切替制御することにより任意のガス
を吹込むことができる。又、10a,10b,1
0cは粉体圧送装置であり、各々の粉体圧送装置
10a,10b,10cに貯留された粉体は、粉
体供給装置11a,11b,11cによつて必要
な粉体が単味で、あるいは、適宜な割合で混合せ
しめられ供給管9に送給される。 本発明方法では粉体を、鋼の品質に悪影響を与
えないキヤリヤーガスと共にフオーミング形成層
中に吹込むことから、反応性は高いけれども従来
その使用が極めて困難であつた微粉子の粉体を使
用できる利点がある。加えてスロツピングが検出
された時点で直ちに前記抑制剤としての粉体をフ
オーミング形成層中に直接吹込むことが可能であ
り、このため極めて短時間に、かつ高い率で確実
にスロツピングを抑制することができる効果があ
る。そこで安定した吹錬ができる。 以上のように本発明の実用的効果は非常に大で
ある。
第1図は、本発明方法が適用できる上吹転炉の
一実施例を示す構造図、第2図は炉内残留酸素量
とスロツピングの発生との関係を示す図表、第3
図は、吹錬中の炉内残留酸素量の追跡調査結果の
一例を示す図表、第4図は、本発明方法が適用で
きる上吹転炉の他の実施例を示す構造図である。 1:転炉、2:内張レンガ、3:上吹ランス、
4:羽口、5:炉壁、6:溶鋼、7,70a,7
0b,70c:ガス供給装置、8,80a,80
b,80c:流量調整装置、9:供給管、10,
10a〜10c:粉体圧送装置、11,11a〜
11c:粉体供給装置、12:フオーミング形成
層、13a〜13c:切替弁。
一実施例を示す構造図、第2図は炉内残留酸素量
とスロツピングの発生との関係を示す図表、第3
図は、吹錬中の炉内残留酸素量の追跡調査結果の
一例を示す図表、第4図は、本発明方法が適用で
きる上吹転炉の他の実施例を示す構造図である。 1:転炉、2:内張レンガ、3:上吹ランス、
4:羽口、5:炉壁、6:溶鋼、7,70a,7
0b,70c:ガス供給装置、8,80a,80
b,80c:流量調整装置、9:供給管、10,
10a〜10c:粉体圧送装置、11,11a〜
11c:粉体供給装置、12:フオーミング形成
層、13a〜13c:切替弁。
Claims (1)
- 1 転炉炉壁の通常操業時には溶鋼に浸漬しない
位置に羽口を設け、該羽口より閉塞防止用ガスを
吹込み羽口閉塞を防止すると共にスロツピング現
象を検知した際、前記閉塞防止用ガスをキヤリヤ
ーガスとして石灰石粉、生石灰粉、石炭粉、コー
クス粉のうちの1もしくは2以上の粉体を吹込み
転炉内発生スロツピングを抑制し、吹錬を安定化
させることを特徴とする、転炉操業方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8129483A JPS59205410A (ja) | 1983-05-10 | 1983-05-10 | 転炉操業方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8129483A JPS59205410A (ja) | 1983-05-10 | 1983-05-10 | 転炉操業方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59205410A JPS59205410A (ja) | 1984-11-21 |
| JPS625969B2 true JPS625969B2 (ja) | 1987-02-07 |
Family
ID=13742359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8129483A Granted JPS59205410A (ja) | 1983-05-10 | 1983-05-10 | 転炉操業方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59205410A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100340501B1 (ko) * | 1997-10-09 | 2002-10-25 | 주식회사 포스코 | 무연탄취입에의한전로슬로핑방지방법 |
| CN100343397C (zh) * | 2003-09-17 | 2007-10-17 | 首钢总公司 | 小方坯连铸低碳低硅含铝钢的生产方法 |
| WO2009003364A1 (fr) * | 2007-07-03 | 2009-01-08 | Northeastern University | Procédé de fabrication d'acier dans un convertisseur à lances supérieure, inférieures et latérale |
| CN111500815B (zh) * | 2020-05-28 | 2021-06-11 | 北京科技大学 | 一种底吹O2-CO2-CaO转炉炼钢过程动态控制方法 |
-
1983
- 1983-05-10 JP JP8129483A patent/JPS59205410A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59205410A (ja) | 1984-11-21 |
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