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JPS6262196B2 - - Google Patents
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JPS6262196B2 - - Google Patents

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JPS6262196B2
JPS6262196B2 JP59202103A JP20210384A JPS6262196B2 JP S6262196 B2 JPS6262196 B2 JP S6262196B2 JP 59202103 A JP59202103 A JP 59202103A JP 20210384 A JP20210384 A JP 20210384A JP S6262196 B2 JPS6262196 B2 JP S6262196B2
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JP
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pulp
melamine
wood
triazine
paper
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JP59202103A
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Gurahamu Aran Jii
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Melamine Chemicals Inc
Original Assignee
Melamine Chemicals Inc
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Publication date
Application filed by Melamine Chemicals Inc filed Critical Melamine Chemicals Inc
Publication of JPS60104591A publication Critical patent/JPS60104591A/ja
Publication of JPS6262196B2 publication Critical patent/JPS6262196B2/ja
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21CPRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C9/00After-treatment of cellulose pulp, e.g. of wood pulp, or cotton linters ; Treatment of dilute or dewatered pulp or process improvement taking place after obtaining the raw cellulosic material and not provided for elsewhere
    • D21C9/10Bleaching ; Apparatus therefor
    • D21C9/1026Other features in bleaching processes
    • D21C9/1036Use of compounds accelerating or improving the efficiency of the processes

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は紙および紙製品に関し、特に製紙業者
において利用する木材パルプを製造する改良方
法、改良木材パルプ、および得られた最終紙製品
に関するものである。特に、本発明は紙製品の製
造に使用する木材パルプの製造におけるメラミン
の如き選択s―トリアジンの利用、添加剤を含有
する木材パルプ、およびs―トリアジン含有木材
パルプで作つた改良紙に関するものである。 製紙用パルプの製造プロセスを包含する製紙工
業技術は古くから確立されている技術である。そ
れ故、木材パルプを木から加工熱処理、化学処理
または半化学処理によつて作る方法はよく知られ
ている。これらの処理は、例えば「パルプ アン
ド ペーパー,ケミストリー アンド ケミカル
テクノロジー」ジヤメス P.カセイ氏著、第3
版、1980〜1983年 ジヨン ウイレイ アンド
ソンス インコーポレーシヨン出版のような文献
に記載されている。通常、成長する木から得られ
た木材丸太を、先づ小さい断片にカツトし、次い
でパルプ化プロセス(Pulping process)の第1
段階でチツプにする。次いで、このチツプを半化
学または化学作業で蒸解して木繊維に保持されて
いるリグニンをセルロースまたはヘミセルロース
から分離する。リグニンは廃棄し、セルロース材
料は製紙に使用するために更に処理している。 加工処理プロセス(TMP)においては、パル
プ化は木材チツプを好ましくは加圧下で予備加熱
処理して木材に含有されているリグニンを軟くし
て構成繊維を分離することによつて達成してい
る。しかる後に、リグニンを漂白作業においてセ
ルロース生成物から部分的に分離する。化学プロ
セスにおいては、木材チツプを、通常、密閉蒸解
タンク中で適当な化学試薬の存在で蒸煮する。亜
硫酸プロセスにおいては、化学試薬を重亜硫酸塩
とする。硫酸塩またはクラフト プロセスにおい
ては、化学試薬を苛性ソーダまたは硫化ナトリウ
ムとする(すなわち、硫酸塩プロセス)。苛性ソ
ーダ プロセスにおいては、苛性ソーダを化学試
薬として使用する。すべての化学プロセスは、化
学試薬を用いてセルロースまたはヘミセルロース
に保有されているリグニンを蒸解することに関し
ては類似している。化学プロセスから生成するパ
ルプは化学パルプとして知られている。 典型的には、初期パルプ化段階後、加工熱処理
プロセス、半化学プロセスまたは化学プロセスに
おいて、パルプを多数の順次作業において処理す
る。これら作業のうち、1つの作業では木材パル
プを塩素、または過酸化水素、ガス状酸素または
オゾンの如き酸素含有材料のような漂白剤で漂白
し、種々の洗浄段階に次いで木材パルプを漂白す
る。他のポスト―パルプ化作業においては、パル
プを機械的に操作または叩解して木材繊維をフイ
ブリル化および繊維化(fiberize)し、このため
に次の製紙プロセスにおいて繊維を結合する。こ
のポスト―パルプ化作業の目的はその後の製紙作
業に適当な木材パルプを得るようにし、最終的に
適当な色、白色度(brightness)、インキ受理
性、顔料受理性、および最終用途によるが乾湿強
度、耐脂性および/または電気的特性のような与
えられた用途に対して望ましい特性を有する紙を
生成する。 種々のポスト―パルプ化作業においては、添加
剤を加えて作業性を高めることができる。例え
ば、叩解プロセスを促進させ、かつプロセスのエ
ネルギー要求を減少するのに、精砕段階
(refiningstep)においてコンゴーレツドの如き
染料添加剤を用いることは知られている。コンゴ
ーレツト染料は有利であるけれども、染料の使用
は木材パルプを赤色に着色するので、着色を除去
しないかぎりパルプから作つた紙製品は着色して
いる。 優れた特性を有する木材パルプは知られている
けれども、経済的な観点からおよび特定用途に対
して望ましい特性を有する最終紙製品を得る観点
から製紙作業に使用する木材パルプの製造に改良
を加える必要がある。 本発明においては上述する従来技術の欠点を除
去するために、本発明の主目的は製紙作業におい
て使用する改良添加剤、特に製紙作業において後
で使用する再循環パルプを包含する木材パルプの
生成に使用する改良添加剤を提供することであ
る。 本発明の他の目的は製紙作業において、特に比
較的に安価で、かつ木材パルプ化プロセスにおい
て経済的に木材パルスを製造するのに使用する添
加剤を提供することである。 また、本発明の他の目的は製紙作業において、
特にパルプに保留する場合に改良木材パルプを得
るのに紙に後使用する木材パルプを生成するのに
使用する添加剤を提供することである。 更に、また本発明の他の目的は木材パルプに保
留する場合には木材パルプで生成した紙に高い強
さ、インキ受理性、白色度、低い静電荷蓄積、お
よび顔料適合性および保留性の如き改良特性を得
るのに製紙作業に用いる木材パルプの製造に使用
する改良添加剤を提供することである。 本発明は上述する目的を達成するために、メラ
ミンの如きs―トリアジン添加剤を木材パルプ化
プロセスの適当な段階で添加することである。本
発明においては、木材パルプを塩素または酸素漂
白の如き通常の漂白法に適用する前に、メラミン
を木材パルプに添加した場合には、メラミンは漂
白プロセスの過程中粘度保護剤または安定化剤と
して作用するばかりか、漂白木材パルプに改良さ
れた色、白色度および強さを付与することを見出
した。また、パルプ化プロセスの精砕段階にメラ
ミンを存在させることによつて、叩解プロセスの
時間およびエネルギー要求を減少し、かつ可撓性
を含む改良された繊維特性を有する木材パルプを
得ることができ、これによりかかるパルプを紙に
使用した場合に繊維の結合が向上することを見出
した。 更に、また本発明においては、木材パルプは木
材パルプ化プロセス後s―トリアジン添加剤を保
持できること、および保持s―トリアジン―セル
ロース―リグニン組成物はパルプの加工熱処理、
化学処理または半化学処理に関係なく優れた特性
を有する紙を得ることができることを見出した。
s―トリアジン組成物を含有する木材パルプから
作つた紙は優れた顔料適合性および保留性;優れ
たインキ受理性;破裂強さ;引張強さおよび引裂
強さを含む高い機械的強さを有することを確め
た。また、s―トリアジン組成物は紙再循環プロ
セス中紙を速やかに、かつ完全に脱インキするこ
とができる。このために、s―トリアジンは木材
を製紙作業に適当な木材パルプへの加工性を高め
る作用をすること、および製紙作業時に木材パル
プ中に保持する場合にはs―トリアジン組成物が
優れた特性を有する紙を生成することを確めた。
それ故、本発明においてはパルプを紙に転化する
前に木材パルプ化添加剤を除去する必要がないば
かりか、優れた紙製品を得ることができる。ここ
に使用する「紙」とは木材から誘導したセルロー
スの個々の繊維のシート、ブラケツトまたはマツ
トを意味する。繊維は織物または不織物にできる
が、一般には不織物にする。また、「パルプ」と
は紙または他のパルプ製品を製造するバルク状態
のセルロース繊維の素材(mass)を意味する。
また、「木材パルプ化」とは木材チツプを水性媒
質におけるセルロース繊維のスラリーに転化する
プロセスを意味する。 本発明において用いることのできる添加剤は少
なくとも2個のNH2基を有し、かつ次式: (式中、XはNH2またはOH基を示す)で表わ
される選択s―トリアジン化合物またはその塩で
ある。好ましい化合物としては、例えば上記式中
のXがNH2基であるメラミン、またはその塩、例
えばスルフアミン酸メラミン、亜硫酸メラミン、
塩化メラミン、硫酸メラミン、リン酸メラミン、
次亜塩素酸メラミン、塩素酸メラミン、亜鉛素酸
メラミン、過塩素酸メラミン、硝酸メラミン、過
酢酸メラミンおよびメラミン水素スルフイド
(malamine hydrogen sulfite)を包含する。ま
た、1984年1月5日出願のアメリカ特許出願第
568408号明細書(名称「無水高圧メラミン合
成」)に記載されている方法で作つたメラミンも
本発明において有効に使用できることを確めた。
このアメリカ特許出願に記載されている方法の生
成物はメラム(C6H9N11)、メレム(C6H6N10)、
アンメリン(C3N5OH5)、アンメリド
(C3N4O2H4)および尿素を包含する約4%までの
置換分の非メラミンを含有することができる。上
記アメリカ特許出願明細書の生成物は商標登録
「メラミン」(メラミン ケミカルス インコー
ポレーシヨンの商標)で一般に知られている。本
発明においてはメラミンの塩類を示す上述するメ
ラミンの塩は有効な添加剤として使用できるこ
とを確めた。本発明において使用できる他の選択
s―トリアジン添加剤は、特性としては塩基であ
る次式: を有するアメリンを包含することができる。 選択s―トリアジン添加剤は、蒸解作業により
リグニンまたは他の樹脂質を除去する場合に、フ
イブリル化状態のセルロースまたはヘミセルロー
ス生成物を生成する木材のパルプ化に用いること
ができる。もつとも普通の好ましい材料としては
マツ材、モミ材、トウヒ材、ポプラ材、オーク
材、モミジ・カエデ材、マホガニー材、トネリコ
材なでの種々のタイプの硬木および軟木を例示す
ることができる。また、添加剤は、紙およびパル
プを再循環して新しい紙またはパルプ材料を作る
場合に効果的に用いることができる。ここに記載
する「木材」とは山林において一般に見出される
木または類似植物から誘導したリグニンおよびセ
ルロース繊維の混合物を意味する。ここに記載す
る「s―トリアジン添加剤」とは木材加工におい
て添加するs―トリアジンを意味する。また、
「s―トリアジン組成物」とはセルロースおよび
リグニンと互いに作用するs―トリアジン添加剤
の組成物を意味する。 木材または木材パルプと組合わせて使用する添
加剤の量は添加する段階および添加剤の作用によ
つて変えることができる。それ故、選択s―トリ
アジン添加剤を木材パルプ化プロセスにおいて添
加する場合は、その使用量は木材100部に対して
約0.05〜20部にするのが好ましい。硫化または亜
硫酸プロセスにおいては、選択s―トリアジン添
加剤を木材100部に対して約0.5〜10部の割合で添
加するのが好ましい。加工熱処理または化学―機
械的木材パルプ化プロセスにおいては、選択s―
トリアジン添加剤を木材100部に対して約0.05〜
5部の割合で添加するのが好ましい。一般に、若
干のs―トリアジン添加剤は木材加工条件中で失
うが、好ましくは、付加添加剤を定常状態再循環
操作において加えることができる。s―トリアジ
ン添加剤―セルロース―リグニン組成物はパルプ
化条件による他のパルプ加工およびパルプに保持
する生成組成物に対して有益な作用を有してい
る。 s―トリアジン誘導体を漂白プロセス中に添加
する場合には、その使用量は木材パルプ100部に
対して約0.05〜3部の割合にする。一般に、若干
の添加剤は漂白段階および次の洗浄段階において
失うので、後の加工段階で、例えば熱機械的プロ
セスにおいて、または化学または熱機械的プロセ
スの叩解プロセスにおいては精砕段階で添加剤の
有効量が得られるように、付加添加剤を漂白プロ
セスの終了の際に添加することができる。更に、
選択s―トリアジン組成物の量を木材パルプに
100部当り約0.05部以上維持する場合には、最終
紙またはパルプ、パルプから作つた紙は高い強さ
特性:インキおよび顔料保留性:耐汚水性および
耐脂性:並びに電気的特性を有することを確め
た。紙が電子複写に効果的であるようにする場合
(紙をインキの電着に適応するようにする場合)
には、添加剤は上述する添加量の上限の割合で存
在するのが特に望ましい。上述するように、およ
び後述する好適な具体例によつて、所望の目的を
達成するためのs―トリアジン添加剤の効果的な
添加量を選定することができる。 現在のところ、s―トリアジン添加剤がパルプ
化プロセスの異なる段階において有益な作用が得
られることについて確められていない。しかしな
がら、パルプ化プロセスおよび叩解プロセスにお
いてs―トリアジン添加剤が木材細胞質と作用
し、繊維束をセルロース繊維および木質成分
(bignaceous components)に分離してs―トリ
アジン組成物を含有するパルプが得られるものと
思われる。また、漂白または叩解プロセスにおい
て、s―トリアジン添加剤が分離繊維に結合また
は共有結合する水素を介してリグニンまたはリグ
ニン被着セルロースと互いに反応することによつ
て繊維が分離しやすくなるものと思われる。いず
れの場合においても、メラミンまたはメラミン誘
導体は処理されたセルロース繊維から除去する必
要がなく、このために添加剤をセルロース繊維と
単に混合しては得られない優れた物理的特性を得
ることができる。 次に、本発明を好適な具体例について説明す
る。実施例1〜3は、選択s―トリジアン添加剤
をパルプ製造の漂白段階において添加することに
ついて説明している。実施例3〜5はs―トリア
ジン添加剤を熱機械的パルプ化プロセスの精砕段
階中に添加することについて説明している。実施
例6はs―トリアジン添加剤をポスト―パルプ化
叩解段階において添加することについて説明して
いる。実施例7はs―トリアジン添加剤を再循環
プロセスにおいて添加することについて説明して
いる。実施例8は普通の製紙ミルにおいて行う試
験について説明している。他の実施例において
は、以下に示すように標準TAPPI(Technical
Association of the pulp and Paper Industry)
法によつて行つた種々の試験について説明してい
る。
【表】 実施例 1 パルプ製造の漂白段階における粘度安定化剤と
てのメラミン カツパ数(Kappa Number)38.7を有する非漂
白クラフト プロセス パルプを後述する漂白処
理によつてパルプに対して種々の割合でスルフア
ミン酸、尿素またはメラミンで処理した。特に、
パルプ アンド ペーパー ケミストリー アン
ド ケミカル テクノロジー(ジアメス P.カセ
イ氏著 第3版 Vol.1、ページ669(1980))の
漂白段階について記載されているC,EおよびD
項におけるように処理した。漂白段階におけるリ
グニンの除去はカツパ数の減少として示される。 脱リグニン化/漂白段階を次のようにして行つ
た:保護剤を表に示す割合でパルプに添加し、
塩素水による塩素化(C段階)を9.66%塩素をパ
ルプに常温で1時間にわたり3%パルプ コンシ
ステンシーで行つた。 水酸化ナトリウムによる苛性ソーダ抽出をパル
プに対して4%NaOHを用い70℃で1時間にわた
り12%パルプ コンシステンシーで行つた。
ClO2による二酸化塩素漂白(D段階)をパルプ
に対して1.5%ClO2を用い70℃で2.5時間にわたり
12%パルプ コンシステンシーで行つた。 表には、種々の割合の保護剤をクラフト プ
ロセス パルプに添加した場合に、CおよびE段
階後の、およびC,EおよびD段階後のパルプ特
性を示している。表から、パルプに対して約0.25
%のメラミンは、CおよびE段階後、0.5%のス
ルフアミド酸と同じように効果的であることがわ
かる。また、二酸化塩素段階を通して漂白を継続
する場合(D段階)では、粘度を測定する2つの
試験で、粘度が17.1のメラミンを用いない基本の
場合より著しく高いことがわかる。
【表】 実施例 2 塩素化段階において種々の温度で用いた粘度安
定剤としてのメラミン カツパ数38.7を有する非漂白クラフト プロセ
ス トウヒ材パルプを塩素化段階においてメラミ
ンおよびスルフアミン酸を用いて、および用いな
いでC―E―D順序において異なる温度で漂白し
た。表ではC―E段階後の比較パルプ特性を示
しており、表ではC―E―D段階後の比較特性
を示している。これらの結果から、メラミンは減
少レベル(0.25%)において塩素化の高温におい
てもスルフアミン酸(0.5%)と同じように効果
的であることがわかる。
【表】
【表】 実施例 3 パルプ生成の次亜塩素酸塩漂白段階における粘
度安定剤としてのメラミン カツパ数38.7を有する非漂白クラフト プロセ
ス トウヒ材パルプを、2つの個々の試験におけ
る次亜塩素酸塩段階(H段階)でスルフアミン酸
(0.5%)またはメラミン(0.25%)を用いてC―
E―H順序で漂白した。第3の試験は対照試験と
して添加剤を添加しなかつた。表には、漂白の
次亜塩素酸塩段階において粘度安定化剤としての
メラミンの効果を示している。
【表】 結果:メラミンの低い添加量で得た粘度がス
スフアミン酸の高い添加量で得た粘度に匹
敵することがわかる。
次の実施例4は熱機械的パルプ化作業の第1加
圧精砕段階および第2大気精砕段階におけるメラ
ミンの使用について説明している。 実施例 4 陸揚げし、チツプにし、次いで選別し、ラブロ
リー松材(loblolly pine)を用いてパイロツト
プラント試験を行つた。材料は0.461g/c.c.の比
重および41.1%の水分を有していた。チツプ選別
分析(chip screen analysis)を行い、その結果
を表に示す。
【表】 チツプを蒸解がまにおいて2.11Kg/cm2
(30psig)の蒸気で3分間にわたり予備蒸煮し
(presteamed)、第1リフアイナーで2.11Kg/cm2
(30psig)の圧力下で精砕した(refined)。第1
リフアイナーには31104/7 R0869MCプレート
を具えたC―Eバウエル型418加圧二重デイスク
リフアイナー(C―Eバウエル社(C―E
Bauer)を使用した。対照試験においては、試験
中薬品を添加しなかつた。メラミンはプラグ ワ
イパーで乾燥木材100重量部に対してメラミン1.4
重量部の割合で溶液状態にして添加した。 第1段階パルプを異なるロツトに分割し、種々
の比エネルギー出力を有する第2段階大気リフア
イナーにおいて精砕した。第2段階リフアイナー
には3610Xプレートを具えたC―Eバウエル型
401大気二重デイスク リフアイナーを用いた。 生成パルプを標準TAPPI処理によつて試料採
取し、上述するTAPPI法によりカナダ標準叩解
度(Canadian Standard Freeness)、ソメルビレ
シーブス(Somerville Shives)、バウエル―マツ
クネツト分類(Bauer―McNett
classifications)、および物理的および光学的特
性について試験した。これらの結果を表に示
す。
【表】 表の結果から、精砕はメラミンの存在におい
てよりよく、かつ速やかに行うことができること
がわかる。また、低エネルギーで当量叩解度
(equivalent freeness)を達成できることがわか
る。この試験において、比エネルギー(BHPD/
ADT)を117HPにしてメラミン添加しないで200
の叩解度を得たのに対して、精砕添加剤としてメ
ラミンを第1リフアイナーに添加した場合には
103HPだけで同じ叩解度を得ることができた。ま
た、シーブスの生成が少なかつた。引裂、破裂お
よび引張強さを低い比エネルギー出力で維持で
き、この事は重要なことである。パルプの光学特
性においても影響がなかつた。また、乳白度また
は白色度にも変化が観察されなかつた。 実施例 5 実施例4において得た熱機械的生成パルプを用
いて漂白の如き後処理におけるメラミンの効果を
評価した。 パルプ試料、すなわち、対照試料(メラミン無
添加)および試験試料(第1リフアイナーのプラ
グ ワイパーにおいて1.4%メラミン添加)を2
つの各試験においてH2O2(パルプに対して1重
量%)を用い珪酸ナトリウム(パルプに対して40
%珪酸ナトリウム溶液を5%)、硫酸マグネシウ
ム(パルプに対して0.05%)および水酸化ナトリ
ウム(パルプに対して1.25%)の存在で漂白し
た。反応は10%パルプ コンシステンシーで60℃
±2℃で2時間にわたり行つた。パルプの最初の
PHは10.0であり、2時間の終りで9.6であつた。 対照パルプの場合に得られた白色度は51.5で、
散乱係数は38.9m2/Kgであつたが、メラミン処理
パルプの場合には白色度が55.8で、散乱係数が
47.9m2/Kgであつた。 これらの特性はパルプにメラミンを存在するこ
とによつて後処理の漂白作用を高めることを示し
ている。 次の実施例6ではPFIミルを用いる種々のピー
ター添加剤の比較について説明する。PFIミルは
木材パルプの精砕特性を調べるのに用いる二三の
実験室的規模の装置を用いた。この試験におい
て、ピーターの回転数を記録し、全回転数におい
て得られたパルプの叩解度を測定した。 実施例 6 非漂白トウヒ材クラフト パルプおよび漂白ト
ウヒ材クラフト パルプを実験室的規模のパルプ
叩解装置(PFIミル;ペーパーインダストリエン
ス フオースキングインステイトユト,ノルウエ
ー国,オスロ;TAAPIスタンダード248pm―
74)で精砕した。パルプを添加剤を加えずにコン
ゴーレツド1.7重量部(パルプ100重量部に対し
て)を用いて精砕し;またメラミン1.5重量部
(パルプ100重量部に対して)、またはプロシオン
イエロー(Procion Yellow)M―RS繊維反応
染料(ICIケミカルス インコーポレーシヨン
製)(パルプ100重量部に対して)を用いて精砕し
た。繊維反応染料の場合における染色処理はPH
10.5および高NaClレベリンで行つた。NaClはパ
ルプと等量で用いた。PFIミルでは全重量250g
までの懸濁物(すなわち、10%コンシステンシ
ー)を作る25gのパルプを用いた。 非漂白トウヒ材クラフト パルプを精砕する
PFIミルにおける数種の添加剤のカナダ標準叩解
度、引張指数、破裂指数、引裂指数およびMIT
耐折強さについての結果を表に示す。
【表】 表における各全回転数でのCSF叩解度につ
いて試験で、メラミンを存在した場合には、例え
ば500,400または300mLのレベルでの叩解度の望
ましいレベルが低回転数で達成できた。 表における強さ特性(引張指数、破裂指数、
引裂指数およびMIT耐二重折強さまたは耐折強
さ)の試験で、メラミン添加により任意の与えら
れた精砕レベルで優れた強さ特性が得られた。 カナダ標準叩解度、引張指数、破裂指数、引裂
指数およびMIT耐二重折強さに関する漂白トウ
ヒ材クラフト パルプを精砕するPFIミルにおけ
る二三の添加剤の効果を表に示す。
【表】 表における各全回転数でのCSF叩解度の試
験で、メラミンを存在した場合には、例えば
500,400または300mLのレベルでの叩解度の望し
いレベルが低回転数で達成できた。表における
強さ特性の試験で、メラミン添加により任意の与
えられた精砕レベルで優れた強さ特性が得られ
た。 実施例 7 前に使用した紙を再循環した。製紙用パルプの
水性スラリーを、メラミンの水性スラリーとし
てパルプに添加するメラミンと苛性アルカリを
用いて作つた。次いで、製紙用パルプを回分式パ
ルプ化操作において苛性アルカリおよびメラミン
添加剤を用い、インキおよび増量剤をセルロース
パルプ繊維から選択的に分離する条件下で叩解
した。メラミン添加剤苛性アルカリ パルプに添
加することにより、繊維強さの低下しない高品質
パルプを得た。 実施例 8 通常のプラントにおいてs―トリアジン添加剤
を使用する実施可能性を調べるために、メラミン
を通常のプラント試験に使用した。この試験に
おいて、メラミンを塩素化漂白段階中にパルプ
材料100部に対して0.25部の割合で添加した。こ
の試験結果を表に示す。
【表】
【表】 表の結果はメラミン添加剤を用いた場合に、
高い引張、引裂および破裂強さを有するパルプが
得られることを示している。引裂および破裂強さ
が著しく向上したことは、特に驚くべきことであ
る。この事は、通常、破裂強さの低下の結果とし
て改良引裂強さが得られる(またはこの逆とし
て)と予想されていたことから極めて優れた利点
である。 上述する好適な具体例において、上記実施例に
おいて用いたメラミンはメラミンおよびメラミン
の塩と置換して同様の優れた結果を得ることが
できた。更に、メラミンはアンメリンで置換する
ことができる。更に、木材パルプをアンメリンで
処理して得た改良された結果はメラミンまたはメ
ラミンの場合より幾分低いことを確めた。更
に、また添加剤は化学的加工および熱機械的―化
学的加工のすべてのタイプを包含する他の木材パ
ルプ化プロセスに効果的に用いることができた。 上述するようにs―トリアジン添加剤を含有す
る木材パルプから作つた紙製品は優れた色および
白色度を示し、かつ再循環すべき紙の脱インキ
性、印刷性、インキおよび顔料保留性、乾湿強
さ、耐汚水および耐脂性、可染性、および電子複
写法に使用する紙に許容されうる電気的特性に関
する優れた特性を有することを確めた。 上述において、本発明の好適な例について説明
したが、本発明は本明細書および特許請求の範囲
の記載を逸脱しないかぎり、種々変更を加えるこ
とができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式: (式中、Xは―NH2または―OHを示す)で表
    わされるs―トリアジン化合物を木材に、該木材
    を木材パルプに処理する段階の間に添加し、この
    処理の継続中、前記s―トリアジンを他の添加剤
    の不存在において前記木材の木材パルプへのパル
    プ化を改良するのに効果的な量で添加することを
    特徴とする木材を木材パルプに処理する方法。 2 式: (式中、Xは―NH2または―OHを示す)で表
    わされるs―トリアジン化合物を他の添加剤の不
    存在で木材パルプと接触させ、前記木材パルプに
    木材パルプの特性を高める効果的な量で木材パル
    プに存在させて生成したことを特徴とする木材パ
    ルプ。 3 前記s―トリアジン化合物をメラミンとした
    特許請求の範囲第2項記載の木材パルプ。 4 式: (式中、Xは―NH2または―OHを示す)で表
    わされるs―トリアジン化合物を約0.025〜5%
    の割合で存在させ、セルロースを約70〜99.9%の
    割合で存在させ、およびリグニンを約0.1〜30%
    の割合で存在させたセルロース・リグニン・s―
    トリアジンからなることを特徴とするs―トリア
    ジン組成物。
JP59202103A 1983-09-30 1984-09-28 木材および木材パルプの処理方法およびこれから得た木材パルプ Granted JPS60104591A (ja)

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US537927 1983-09-30
US537926 1983-09-30
US537876 1983-09-30
US651751 1984-09-19

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