JPS626580B2 - - Google Patents
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- JPS626580B2 JPS626580B2 JP54160714A JP16071479A JPS626580B2 JP S626580 B2 JPS626580 B2 JP S626580B2 JP 54160714 A JP54160714 A JP 54160714A JP 16071479 A JP16071479 A JP 16071479A JP S626580 B2 JPS626580 B2 JP S626580B2
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- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23G—COCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
- A23G3/00—Sweetmeats; Confectionery; Marzipan; Coated or filled products
- A23G3/34—Sweetmeats, confectionery or marzipan; Processes for the preparation thereof
- A23G3/36—Sweetmeats, confectionery or marzipan; Processes for the preparation thereof characterised by the composition containing organic or inorganic compounds
- A23G3/42—Sweetmeats, confectionery or marzipan; Processes for the preparation thereof characterised by the composition containing organic or inorganic compounds characterised by the carbohydrates used, e.g. polysaccharides
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- A23G4/06—Chewing gum characterised by the composition containing organic or inorganic compounds
- A23G4/10—Chewing gum characterised by the composition containing organic or inorganic compounds characterised by the carbohydrates used, e.g. polysaccharides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C13—SUGAR INDUSTRY
- C13K—SACCHARIDES OBTAINED FROM NATURAL SOURCES OR BY HYDROLYSIS OF NATURALLY OCCURRING DISACCHARIDES, OLIGOSACCHARIDES OR POLYSACCHARIDES
- C13K1/00—Glucose; Glucose-containing syrups
- C13K1/06—Glucose; Glucose-containing syrups obtained by saccharification of starch or raw materials containing starch
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C13—SUGAR INDUSTRY
- C13K—SACCHARIDES OBTAINED FROM NATURAL SOURCES OR BY HYDROLYSIS OF NATURALLY OCCURRING DISACCHARIDES, OLIGOSACCHARIDES OR POLYSACCHARIDES
- C13K13/00—Sugars not otherwise provided for in this class
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Description
本発明は、食品の甘味剤として使用できる、虫
歯にならない水添デンプン水解物およびその製造
方法に関する。 本発明は、上記水解物の製造方法、ならびこの
水解物の、虫歯の原因とならない甘味剤としての
食品への使用に関する。 ここにいう食品とは経口的に摂取される製品を
意味し、各種の食用物質たとえば菓子類、パイ
類、飲物、ジヤム等のほか、医薬品、食餌療法用
食品、または保健製品たとえば咳止めエリキシー
ルおよびシロツプ、錠剤もしくは丸剤、および煉
り歯磨等を包含する。 一般的な菓子類の分野、とくに硬質キヤンデー
もしくは煮沸砂糖菓子およびチユーインガムの製
造において、本発明の虫歯を誘発しない水添デン
プン水解物が興味あることは明白である。この場
合、キヤンデー(ゼリーや砂糖菓子)には、チヨ
コレート、タフイー、キヤラメル、ゼラチン製
品、砂糖漬果物、フオンダント等も包含される。 虫歯にならない水添デンプン水解物はすでに公
知であり、たとえばソルビトールシロツプなどが
知られていて、しかも水添デンプン水解物を菓子
類に使用することもすでに提案されている。 しかしながら、実際上は、これらの提案は、常
にすべての点で満足できる結果を導くものではな
かつた。事実、公知の水解物で虫歯を誘発しない
ものは、菓子類に使用し難く、とくに硬質キヤン
デーの製造に際しては腰がなく、また吸湿性が高
すぎて不適当であり、逆に、菓子類とくにこれら
のキヤンデーの製造において技術的に適当な水解
物の場合には、事実上虫歯の誘発が認められた。 本発明の目的は、したがつて、この予盾するよ
うにみえる2つの要求を同時に満足する水解物を
提供するにある。すなわち、菓子類に使用でき、
とくに硬質キヤンデーの製造に技術的に適してい
て、しかも虫歯を誘発しない水解物を提供するに
ある。 本発明は、虫歯を誘発することがなく、しかも
先に定義したような広義における菓子類への使用
に適し、とくに硬質キヤンデーの製造に適当な水
解物が、一方では、水解物の虫歯形成特性の主た
る原因になる、重合度が20より大のポリサツカラ
イドまたはその水素添加で得られる相当するポリ
オールの量をきわめて少量とし、しかも他方で
は、多量に存在すると菓子類に使用した場合に技
術的な難点を招く、とくに重合度1および2の低
分子量生成物の割合を限定することによつて得ら
れることを発見し、完成されたものである。 一般的には、本発明における菓子類用とくに硬
質キヤンデーおよびチユーインガム用の虫歯を誘
発しない水添デンプン水解物は、一方では、重合
度が20より大であるポリオールの含量をその虫歯
誘発性が問題にならない程度に十分低くし、他
方、低分子量物質、とくに重合度1および2の物
質の含量を技術的観点から菓子類に応用する際の
妨げにならないよう十分低くしたことを特徴とす
るものである。 さらに詳しくは、本発明の水解物は、重合度が
20より大のポリオール3%(百分率は乾燥物質の
重量による)未満、マルチトール(重合度2)約
60%未満およびソルビトール(重合度1)約19%
未満を含有し、残部は重合度3ないし20のポリオ
ールである。 本発明の水解物は、好ましくは、重合度が20よ
り大のポリオール3重量%未満、マルチトール35
ないし60重量%、ソルビトール0.1ないし17重量
%を含有し、残部は重合度3ないし20のポリオー
ルの混合物である。 さらに好ましい本発明の水解物は、重合度が20
より大のポリオール1.5重量%未満、マルチトー
ル40ないし55重量%、ソルビトール0.3ないし14
重量%を含有し、残部は重合度3ないし20のポリ
オールの混合物である。 本発明の水添水解物の粘度は、一般に、20℃、
乾燥物質74%で1000ないし4000センチポイズであ
る。 本発明の虫歯を誘発しない水添水解物はまた、
好ましくは、重合度が3より小のポリオール含量
が65%未満、好ましくは45ないし65%、とくに好
ましくは50ないし62%とも特徴づけることができ
る。 菓子類用、とくに硬質キヤンデーおよびチユー
インガム製造用の、虫歯を誘発しない水添デンプ
ン水解物の製造は、本発明によれば、酸または酵
素処理により得られたデキストロース当量10ない
し35のデンプン前水解物を、少なくとも1種のβ
−アミラーゼあるいはβ−アミラーゼとα−アミ
ラーゼによりにより、水解物のデキストロース当
量が45ないし53になるような酵素活性条件を選ん
で酵素処理し、ついで得られた水解物を水素添加
に付すことにより行われる。 デンプン前水解物が酸加水分解により得られ、
デキストロース当量が27ないし35である場合に
は、β−アミラーゼ単独による処理で、虫歯を誘
発しない水添デンプン水解物が得られる、すなわ
ち重合度が20より大の物質の割合が3%未満にな
る。 デンプン前水解物のデキストロース当量が10な
いし27である場合、β−アミラーゼの作用とα−
アミラーゼの補助的作用による酵素処理が有効で
ある。この2種の酵素の量および作用時間は、水
解物のデキストロース当量が第一の酵素処理で45
ないし48に、第二の酵素処理で48ないし51になる
ように選択され、最終的水解物をついで水素添加
する。 上述の2回の連続的酵素処理に付したのちに存
在する重合度が20より大の多糖類の割合をさらに
低下させることも有利であり、このためには、デ
キストロース当量48ないし51の水解物を、水素添
加の前にさらに付加工程、すなわちβ−アミラー
ゼと、アミロペクチンの1−6結合を加水分解す
る酵素との共同作用に付すこともできる。 他の実施態様として、α−アミラーゼによる付
加工程をやめ、酸または酵素処理で得られたデキ
ストロース当量10ないし27の前水解物を続いて、
β−アミラーゼによるデキストロース当量45ない
し48までの糖化、および陽イオン樹脂好ましくは
カルシウム型または分子篩を通過させて分別化し
て重合度が20より大である多糖類を除去し、つい
で得られたシロツプを水素添加してもよい。 水解物から重合度1のフラクシヨンを除去する
ために、陽イオン樹脂もしくは分子篩を通す分別
処理を採用することもできる。 重合度1のフラクシヨンを低下させるには酵母
を使用することもできる。 上述の各酵素の量および作用条件は好ましくは
次のとおりである。 β−アミラーゼ:乾燥基質1Kgあたり200ないし
1000国際単位、温度50℃ないし60℃、作用時間
30ないし72時間 α−アミラーゼ:乾燥基質1Kgあたり16000ない
し48000国際単位、PH5.0ないし6.0、温度50℃
ないし60℃、作用時間16ないし30時間 1−6結合の加水分解酵素:乾燥基質1Kgあたり
120ないし400国際単位、乾燥基質1Kgあたり15
ないし100国際単位のβ−アミラーゼの存在
下、PH5.0ないし6.0、温度50℃ないし60℃、作
用時間24ないし48時間 デキストロース当量10ないし35の前水解物の製
造のための出発物質としては、馬鈴薯デンプン、
トウモロコシデンプン、小麦粉等、すべての種類
のデンプンが使用できる。 使用できる酵素は、β−アミラーゼの場合、麦
芽エキスの形でよく、α−アミラーゼの場合、
Bacillus subtilisもしくはlicheniformisから得ら
れたもの、1−6結合を加水分解する酵素の場
合、プルラナーゼもしくはイソアミラーゼを挙げ
ることができる。 酸または酵素であらかじめ液化したデンプンに
対するβ−アミラーゼの作用は、約35ないし55%
量のマルトースを形成することにより現れる。本
発明において添加されたα−アミラーゼは、単独
で、重合度が20より大の分子をオリゴ糖すなわち
重合度8ないし6の糖に変換させる。 α−アミラーゼの作用後に残つた1−6結合を
含む高重合度分子は、必要に応じて、1−6結合
の酵素加水分解により分解できる。かくして得ら
れた低分子量分子は再びβ−アミラーゼのよい基
質となる。 β−アミラーゼによる糖化により得られた水解
物を前記のごとく分別処理して高重合度多糖類を
除去する。陽イオン樹脂または分子篩を通過させ
ると最初に溶出する。 本発明の好ましい態様によれば、虫歯を誘発し
ない水添デンプン水解物であつて、重合度が20よ
り大のポリオールの含有率が低く、きわめて吸湿
性が高いソルビトールの含有率が高く、マルチト
ールの含有率が高く、したがつて甘味が高く、硬
質キヤンデーの製造に適した腰ときめを有する水
解物が得られる。すなわち、デキストロース当量
17ないし27の酸処理で得られたデンプン前水解物
をβ−アミラーゼ、およびα−アミラーゼによ
り、両酵素の作用が上述の範囲になるような条件
で処理し、ついで得られた最終水解物を常法にし
たがつてラネーニツケルで水素添加する。 かくして得られた水添水解物は虫歯を誘発する
ことがなく、次の組成を有する。 (1) 重合度が20より大の物質3%未満、好ましく
は1.5%未満 (2) ソルビトール4ないし14%、好ましくは5な
いし8% (3) マルチトール45ないし60%、好ましくは5な
いし53% 残部は重合度3ないし20のポリオールの混合物
である。この水解物は澄明なシロツプで、20℃、
乾燥固体含量74%の場合の粘度は1500ないし2100
センチポイズである。 本発明の虫歯を誘発しない水添デンプン水解物
は乾燥固体含量70ないし80%のシロツプとするこ
とが好ましいが、吸湿性の高い白色粉末とするこ
ともできる。水解物をスプレーするか、あるいは
完全に乾固し冷却したのち固体水解物を所定の温
度で粉砕することにより得られる。 製造された水添水解物の虫歯を誘発しない特性
をコントロールするためには、虫歯を誘発しない
物質は口の細菌によつて攻撃されないことに基づ
く簡単な観察によるテストに頼らねばならない。
結局、細菌の攻撃を受けないので酸性化が起こら
ず、したがつて歯の表面を侵すことがなく、虫歯
の原因にならない。簡単なテストは生体外(in
vitro)においてこの酸性化を調べる方法により
行われていた。すなわち、試験するグルチドを含
む培養液に数人の供与者から採取した唾液を接種
し、経時的なPHの低下を、グルチドを含まない培
養液を対照として比較しながら評価するものであ
る。 この試験法では、たとえば使用する唾液の性質
等により結果が変動するので、物質の虫歯非誘発
性を絶対的に特徴づけることはできないが、2種
の製品の間にある差を比較することはできる。 このテストの操作方法の詳細は次のとおりであ
る。 栄養培養液(固体含量2%のTryptocase培
地)10mlをとつたPH7、糖を含まない一連の試験
管を準備し、これを120℃のオートクレーブに20
分間入れて滅菌する。第一の系列の5本の試験管
には滅菌水1mlを加えて対照系列とする。 第二の系列の5本の試験管には、被検製品の18
%溶液(P/V)1mlを加える。 次に各系列の4本の試験管に、5名の供給者か
ら採取した希釈ヒト唾液を1本に対し0.2mlの同
容量を接種する。 ついで酸の生成を電気的PH測定器によつて追跡
する。最初の測定はインキユベーシヨン前に行
い、その後は30℃でインキユベーシヨンをはじめ
てから、それぞれ、3、6、13、18および21時間
後に測定する。 製品が虫歯を誘発しないと判定されるために
は、21時間後の対照のPHと21時間後の試験製品の
PHとの差が大きくないこと、実際には1PH単位内
において少なくとも等しいことが必要である。 重合度3ないし20のホリオールは分枝が多いほ
ど、PHの低下作用は小さい。 例示のためサツカロースと2種の水添シロツプ
との比較を示す。第一のシロツプは重合度が20よ
り大のポリオール0.5%を含有する本発明の虫歯
を誘発しないシロツプ(シロツプ)であり、第
二のシロツプは重合度が20より大のポリオール8
%を含有する慣用の虫歯誘発シロツプ(シロツプ
)である。 対照の水、サツカロース、シロツプおよび
のPHの経時的変化を表に示す。
歯にならない水添デンプン水解物およびその製造
方法に関する。 本発明は、上記水解物の製造方法、ならびこの
水解物の、虫歯の原因とならない甘味剤としての
食品への使用に関する。 ここにいう食品とは経口的に摂取される製品を
意味し、各種の食用物質たとえば菓子類、パイ
類、飲物、ジヤム等のほか、医薬品、食餌療法用
食品、または保健製品たとえば咳止めエリキシー
ルおよびシロツプ、錠剤もしくは丸剤、および煉
り歯磨等を包含する。 一般的な菓子類の分野、とくに硬質キヤンデー
もしくは煮沸砂糖菓子およびチユーインガムの製
造において、本発明の虫歯を誘発しない水添デン
プン水解物が興味あることは明白である。この場
合、キヤンデー(ゼリーや砂糖菓子)には、チヨ
コレート、タフイー、キヤラメル、ゼラチン製
品、砂糖漬果物、フオンダント等も包含される。 虫歯にならない水添デンプン水解物はすでに公
知であり、たとえばソルビトールシロツプなどが
知られていて、しかも水添デンプン水解物を菓子
類に使用することもすでに提案されている。 しかしながら、実際上は、これらの提案は、常
にすべての点で満足できる結果を導くものではな
かつた。事実、公知の水解物で虫歯を誘発しない
ものは、菓子類に使用し難く、とくに硬質キヤン
デーの製造に際しては腰がなく、また吸湿性が高
すぎて不適当であり、逆に、菓子類とくにこれら
のキヤンデーの製造において技術的に適当な水解
物の場合には、事実上虫歯の誘発が認められた。 本発明の目的は、したがつて、この予盾するよ
うにみえる2つの要求を同時に満足する水解物を
提供するにある。すなわち、菓子類に使用でき、
とくに硬質キヤンデーの製造に技術的に適してい
て、しかも虫歯を誘発しない水解物を提供するに
ある。 本発明は、虫歯を誘発することがなく、しかも
先に定義したような広義における菓子類への使用
に適し、とくに硬質キヤンデーの製造に適当な水
解物が、一方では、水解物の虫歯形成特性の主た
る原因になる、重合度が20より大のポリサツカラ
イドまたはその水素添加で得られる相当するポリ
オールの量をきわめて少量とし、しかも他方で
は、多量に存在すると菓子類に使用した場合に技
術的な難点を招く、とくに重合度1および2の低
分子量生成物の割合を限定することによつて得ら
れることを発見し、完成されたものである。 一般的には、本発明における菓子類用とくに硬
質キヤンデーおよびチユーインガム用の虫歯を誘
発しない水添デンプン水解物は、一方では、重合
度が20より大であるポリオールの含量をその虫歯
誘発性が問題にならない程度に十分低くし、他
方、低分子量物質、とくに重合度1および2の物
質の含量を技術的観点から菓子類に応用する際の
妨げにならないよう十分低くしたことを特徴とす
るものである。 さらに詳しくは、本発明の水解物は、重合度が
20より大のポリオール3%(百分率は乾燥物質の
重量による)未満、マルチトール(重合度2)約
60%未満およびソルビトール(重合度1)約19%
未満を含有し、残部は重合度3ないし20のポリオ
ールである。 本発明の水解物は、好ましくは、重合度が20よ
り大のポリオール3重量%未満、マルチトール35
ないし60重量%、ソルビトール0.1ないし17重量
%を含有し、残部は重合度3ないし20のポリオー
ルの混合物である。 さらに好ましい本発明の水解物は、重合度が20
より大のポリオール1.5重量%未満、マルチトー
ル40ないし55重量%、ソルビトール0.3ないし14
重量%を含有し、残部は重合度3ないし20のポリ
オールの混合物である。 本発明の水添水解物の粘度は、一般に、20℃、
乾燥物質74%で1000ないし4000センチポイズであ
る。 本発明の虫歯を誘発しない水添水解物はまた、
好ましくは、重合度が3より小のポリオール含量
が65%未満、好ましくは45ないし65%、とくに好
ましくは50ないし62%とも特徴づけることができ
る。 菓子類用、とくに硬質キヤンデーおよびチユー
インガム製造用の、虫歯を誘発しない水添デンプ
ン水解物の製造は、本発明によれば、酸または酵
素処理により得られたデキストロース当量10ない
し35のデンプン前水解物を、少なくとも1種のβ
−アミラーゼあるいはβ−アミラーゼとα−アミ
ラーゼによりにより、水解物のデキストロース当
量が45ないし53になるような酵素活性条件を選ん
で酵素処理し、ついで得られた水解物を水素添加
に付すことにより行われる。 デンプン前水解物が酸加水分解により得られ、
デキストロース当量が27ないし35である場合に
は、β−アミラーゼ単独による処理で、虫歯を誘
発しない水添デンプン水解物が得られる、すなわ
ち重合度が20より大の物質の割合が3%未満にな
る。 デンプン前水解物のデキストロース当量が10な
いし27である場合、β−アミラーゼの作用とα−
アミラーゼの補助的作用による酵素処理が有効で
ある。この2種の酵素の量および作用時間は、水
解物のデキストロース当量が第一の酵素処理で45
ないし48に、第二の酵素処理で48ないし51になる
ように選択され、最終的水解物をついで水素添加
する。 上述の2回の連続的酵素処理に付したのちに存
在する重合度が20より大の多糖類の割合をさらに
低下させることも有利であり、このためには、デ
キストロース当量48ないし51の水解物を、水素添
加の前にさらに付加工程、すなわちβ−アミラー
ゼと、アミロペクチンの1−6結合を加水分解す
る酵素との共同作用に付すこともできる。 他の実施態様として、α−アミラーゼによる付
加工程をやめ、酸または酵素処理で得られたデキ
ストロース当量10ないし27の前水解物を続いて、
β−アミラーゼによるデキストロース当量45ない
し48までの糖化、および陽イオン樹脂好ましくは
カルシウム型または分子篩を通過させて分別化し
て重合度が20より大である多糖類を除去し、つい
で得られたシロツプを水素添加してもよい。 水解物から重合度1のフラクシヨンを除去する
ために、陽イオン樹脂もしくは分子篩を通す分別
処理を採用することもできる。 重合度1のフラクシヨンを低下させるには酵母
を使用することもできる。 上述の各酵素の量および作用条件は好ましくは
次のとおりである。 β−アミラーゼ:乾燥基質1Kgあたり200ないし
1000国際単位、温度50℃ないし60℃、作用時間
30ないし72時間 α−アミラーゼ:乾燥基質1Kgあたり16000ない
し48000国際単位、PH5.0ないし6.0、温度50℃
ないし60℃、作用時間16ないし30時間 1−6結合の加水分解酵素:乾燥基質1Kgあたり
120ないし400国際単位、乾燥基質1Kgあたり15
ないし100国際単位のβ−アミラーゼの存在
下、PH5.0ないし6.0、温度50℃ないし60℃、作
用時間24ないし48時間 デキストロース当量10ないし35の前水解物の製
造のための出発物質としては、馬鈴薯デンプン、
トウモロコシデンプン、小麦粉等、すべての種類
のデンプンが使用できる。 使用できる酵素は、β−アミラーゼの場合、麦
芽エキスの形でよく、α−アミラーゼの場合、
Bacillus subtilisもしくはlicheniformisから得ら
れたもの、1−6結合を加水分解する酵素の場
合、プルラナーゼもしくはイソアミラーゼを挙げ
ることができる。 酸または酵素であらかじめ液化したデンプンに
対するβ−アミラーゼの作用は、約35ないし55%
量のマルトースを形成することにより現れる。本
発明において添加されたα−アミラーゼは、単独
で、重合度が20より大の分子をオリゴ糖すなわち
重合度8ないし6の糖に変換させる。 α−アミラーゼの作用後に残つた1−6結合を
含む高重合度分子は、必要に応じて、1−6結合
の酵素加水分解により分解できる。かくして得ら
れた低分子量分子は再びβ−アミラーゼのよい基
質となる。 β−アミラーゼによる糖化により得られた水解
物を前記のごとく分別処理して高重合度多糖類を
除去する。陽イオン樹脂または分子篩を通過させ
ると最初に溶出する。 本発明の好ましい態様によれば、虫歯を誘発し
ない水添デンプン水解物であつて、重合度が20よ
り大のポリオールの含有率が低く、きわめて吸湿
性が高いソルビトールの含有率が高く、マルチト
ールの含有率が高く、したがつて甘味が高く、硬
質キヤンデーの製造に適した腰ときめを有する水
解物が得られる。すなわち、デキストロース当量
17ないし27の酸処理で得られたデンプン前水解物
をβ−アミラーゼ、およびα−アミラーゼによ
り、両酵素の作用が上述の範囲になるような条件
で処理し、ついで得られた最終水解物を常法にし
たがつてラネーニツケルで水素添加する。 かくして得られた水添水解物は虫歯を誘発する
ことがなく、次の組成を有する。 (1) 重合度が20より大の物質3%未満、好ましく
は1.5%未満 (2) ソルビトール4ないし14%、好ましくは5な
いし8% (3) マルチトール45ないし60%、好ましくは5な
いし53% 残部は重合度3ないし20のポリオールの混合物
である。この水解物は澄明なシロツプで、20℃、
乾燥固体含量74%の場合の粘度は1500ないし2100
センチポイズである。 本発明の虫歯を誘発しない水添デンプン水解物
は乾燥固体含量70ないし80%のシロツプとするこ
とが好ましいが、吸湿性の高い白色粉末とするこ
ともできる。水解物をスプレーするか、あるいは
完全に乾固し冷却したのち固体水解物を所定の温
度で粉砕することにより得られる。 製造された水添水解物の虫歯を誘発しない特性
をコントロールするためには、虫歯を誘発しない
物質は口の細菌によつて攻撃されないことに基づ
く簡単な観察によるテストに頼らねばならない。
結局、細菌の攻撃を受けないので酸性化が起こら
ず、したがつて歯の表面を侵すことがなく、虫歯
の原因にならない。簡単なテストは生体外(in
vitro)においてこの酸性化を調べる方法により
行われていた。すなわち、試験するグルチドを含
む培養液に数人の供与者から採取した唾液を接種
し、経時的なPHの低下を、グルチドを含まない培
養液を対照として比較しながら評価するものであ
る。 この試験法では、たとえば使用する唾液の性質
等により結果が変動するので、物質の虫歯非誘発
性を絶対的に特徴づけることはできないが、2種
の製品の間にある差を比較することはできる。 このテストの操作方法の詳細は次のとおりであ
る。 栄養培養液(固体含量2%のTryptocase培
地)10mlをとつたPH7、糖を含まない一連の試験
管を準備し、これを120℃のオートクレーブに20
分間入れて滅菌する。第一の系列の5本の試験管
には滅菌水1mlを加えて対照系列とする。 第二の系列の5本の試験管には、被検製品の18
%溶液(P/V)1mlを加える。 次に各系列の4本の試験管に、5名の供給者か
ら採取した希釈ヒト唾液を1本に対し0.2mlの同
容量を接種する。 ついで酸の生成を電気的PH測定器によつて追跡
する。最初の測定はインキユベーシヨン前に行
い、その後は30℃でインキユベーシヨンをはじめ
てから、それぞれ、3、6、13、18および21時間
後に測定する。 製品が虫歯を誘発しないと判定されるために
は、21時間後の対照のPHと21時間後の試験製品の
PHとの差が大きくないこと、実際には1PH単位内
において少なくとも等しいことが必要である。 重合度3ないし20のホリオールは分枝が多いほ
ど、PHの低下作用は小さい。 例示のためサツカロースと2種の水添シロツプ
との比較を示す。第一のシロツプは重合度が20よ
り大のポリオール0.5%を含有する本発明の虫歯
を誘発しないシロツプ(シロツプ)であり、第
二のシロツプは重合度が20より大のポリオール8
%を含有する慣用の虫歯誘発シロツプ(シロツプ
)である。 対照の水、サツカロース、シロツプおよび
のPHの経時的変化を表に示す。
【表】
インキユベーシヨン温度が30℃である。
以下に本発明の水解物のいくつかの例、その製
造方法および食品の製造への応用例を例示する。 例 1 固体含量33%のデンプン乳12を酸によつて、
デキストロース当量22.0に液化する。55℃に冷却
し、PHを5.65に再調整したのち25のタンクにと
る。 1730国際単位のβ−アミラーゼを麦芽エキスの
形で加える。加水分解速度を、定期的にサンプリ
ングして還元糖を定量することにより追跡し、安
定な最大デキストロース当量47.0(36時間)を得
る。 この時点で、PHを修正することなく、140000国
際単位のα−アミラーゼを加え、グルチドスペク
トルが重合度20より大の多糖類の含量1.5%を示
すようになるまで(36時間)、55℃でインキユベ
ートする。得られたグルチドスペクトルを表に
示す。
造方法および食品の製造への応用例を例示する。 例 1 固体含量33%のデンプン乳12を酸によつて、
デキストロース当量22.0に液化する。55℃に冷却
し、PHを5.65に再調整したのち25のタンクにと
る。 1730国際単位のβ−アミラーゼを麦芽エキスの
形で加える。加水分解速度を、定期的にサンプリ
ングして還元糖を定量することにより追跡し、安
定な最大デキストロース当量47.0(36時間)を得
る。 この時点で、PHを修正することなく、140000国
際単位のα−アミラーゼを加え、グルチドスペク
トルが重合度20より大の多糖類の含量1.5%を示
すようになるまで(36時間)、55℃でインキユベ
ートする。得られたグルチドスペクトルを表に
示す。
【表】
水添後、このシロツプの虫歯非誘発性を試験し
た。その結果を表に示す。
た。その結果を表に示す。
【表】
この生成物を用いて、「硬質キヤンデー」ボン
ボンを以下のように製造する。菓子製造の分野で
公知のフレーバーおよび着色料を加える。本例の
場合、これはレモンタイプのキヤンデーの製造に
適したクエン酸および黄色着色料である。ついで
この混合物を95℃に予熱し、真空下、Hamac−
Hansella型連続製菓機を通過させる。この製菓時
の製菓温度は170℃、最大蒸気圧9バールであ
る。7分間加熱したのち、生成物を冷却板上で80
℃に放冷した。可塑性の生成物を次にローラーに
とり、リボン状に、型により直径2cm、厚さ約
0.5cmの円板状キヤンデーに切断する。 かくして得られたボンボンをマツト上、通風下
に常温までついで冷板上で冷却し、包装する。こ
のボンボンは固く、かりかりしている。 目盛付パンチ型のペネトロメーターを用いて実
施したペネトロメトリー試験では165(ミリメー
ターの10分の1)という値が記録されている。こ
の試験法の詳細はASTM D937規格にある。 このキヤンデーを熟練した味覚試験者群に、慣
用のサツカロース−グルコースシロツプ混合物を
用いたほかは同様にして製造したキヤンデーとと
もに試食させた。この試験者群からは、本発明の
虫歯を誘発しない水添水解物で製造したキヤンデ
ーは味が優れ、対照と比較して劣る点はないと述
べた。 例 2 固体含量33%のデンプン乳12を、
Bacillussubtilisの液化酵素により、デキストロ
ース当量18.0に液化した。 PHを5.5に再調整し、温度を55℃に下げ、β−
アミラーゼ2100国際単位を加えて、糖化期間の40
時間にわたつて作用させた。ついでα−アミラー
ゼ105000国際単位を加え、55℃で24時間反応させ
た。 この段階で行つた分子篩による試験では、重合
度が20より大きい多糖類の含量は2%である。 次にプルラナーゼ380国際単位およびβ−アミ
ラーゼ220国際単位を加えた。24時間後の重合度
が20より大きい多糖類の含量は0.5%であつた。 かくして得られた水解物のグルコチド分布を表
に示す。
ボンを以下のように製造する。菓子製造の分野で
公知のフレーバーおよび着色料を加える。本例の
場合、これはレモンタイプのキヤンデーの製造に
適したクエン酸および黄色着色料である。ついで
この混合物を95℃に予熱し、真空下、Hamac−
Hansella型連続製菓機を通過させる。この製菓時
の製菓温度は170℃、最大蒸気圧9バールであ
る。7分間加熱したのち、生成物を冷却板上で80
℃に放冷した。可塑性の生成物を次にローラーに
とり、リボン状に、型により直径2cm、厚さ約
0.5cmの円板状キヤンデーに切断する。 かくして得られたボンボンをマツト上、通風下
に常温までついで冷板上で冷却し、包装する。こ
のボンボンは固く、かりかりしている。 目盛付パンチ型のペネトロメーターを用いて実
施したペネトロメトリー試験では165(ミリメー
ターの10分の1)という値が記録されている。こ
の試験法の詳細はASTM D937規格にある。 このキヤンデーを熟練した味覚試験者群に、慣
用のサツカロース−グルコースシロツプ混合物を
用いたほかは同様にして製造したキヤンデーとと
もに試食させた。この試験者群からは、本発明の
虫歯を誘発しない水添水解物で製造したキヤンデ
ーは味が優れ、対照と比較して劣る点はないと述
べた。 例 2 固体含量33%のデンプン乳12を、
Bacillussubtilisの液化酵素により、デキストロ
ース当量18.0に液化した。 PHを5.5に再調整し、温度を55℃に下げ、β−
アミラーゼ2100国際単位を加えて、糖化期間の40
時間にわたつて作用させた。ついでα−アミラー
ゼ105000国際単位を加え、55℃で24時間反応させ
た。 この段階で行つた分子篩による試験では、重合
度が20より大きい多糖類の含量は2%である。 次にプルラナーゼ380国際単位およびβ−アミ
ラーゼ220国際単位を加えた。24時間後の重合度
が20より大きい多糖類の含量は0.5%であつた。 かくして得られた水解物のグルコチド分布を表
に示す。
【表】
水素添加後得られた虫歯を誘発しないシロツプ
を、従来用いられていたグルコースシロツプに代
えて液相として用い、チユーインガムを製造し
た。 操作は次のとおりである。基剤ガム(たとえば
L.A.Dreyfus Companyにより
“FIRMPALOJA”の商品名で市販されているガ
ム)25重量部を、あらかじめ75℃に加熱し、固体
含量75%の水添水解物15部の存在下にこね、ソル
ビトール粉末52%およびマニトール粉末8%より
なる固相を徐々に加える。練合を30分間続ける。 2時間放置したのち、得られた柔らかい塊を、
Seewer A.G.Company of Burgdorf(スイス)
製のローラーにより、1.9mm厚に延ばし、錠剤に
切断する。かくして製造される虫歯を誘発しない
チユーインガムの練合および展延は上述の水添水
解物を用いることにより容易になる。チユーイン
ガムを、熱湿潤環境と熱乾燥環境とを交互に繰り
返す条件に置く加速老化試験に付しても、本例で
得られたチユーインガムは、液相にソルビトー
ル、グリセリンまたはその他の物質を用いた場合
と異なり、表面再結晶を生じることがなかつた。 しかも、本例で得られたチユーインガムはすぐ
れた味覚ときめを有する。 例 3 固体含量33%のデンプン乳1Kgを酸によりデキ
ストロース当量21.0に液化した。55℃に冷却した
のち、PH5.50に再調整し、β−アミラーゼ180国
際単位を麦芽エキスの形で加えた。 加水分解の進行状態を、最大デキストロース当
量48.0に達するまで、定期的にサンプリングを行
つて、還元糖の定量により追跡した。 かくして得られた水解物を次に商品名
LEWATITCA9220(スチレンとジビニルベンゼ
ンとを基礎としたイオン交換樹脂であり、ドイツ
バイエル社から市販されている。)のカルシウ
ム型樹脂4000cm3を充填したカラム上に、流速150
cm3/時、80℃で通過させた。 高分子量の多糖類を含むはじめのフラクシヨン
を除く。このフラクシヨンは、はじめのシロツプ
の約10重量%に相当する。 かくして得られた水解物をついで水添した。グ
ルチドスペクトルは表に示す。
を、従来用いられていたグルコースシロツプに代
えて液相として用い、チユーインガムを製造し
た。 操作は次のとおりである。基剤ガム(たとえば
L.A.Dreyfus Companyにより
“FIRMPALOJA”の商品名で市販されているガ
ム)25重量部を、あらかじめ75℃に加熱し、固体
含量75%の水添水解物15部の存在下にこね、ソル
ビトール粉末52%およびマニトール粉末8%より
なる固相を徐々に加える。練合を30分間続ける。 2時間放置したのち、得られた柔らかい塊を、
Seewer A.G.Company of Burgdorf(スイス)
製のローラーにより、1.9mm厚に延ばし、錠剤に
切断する。かくして製造される虫歯を誘発しない
チユーインガムの練合および展延は上述の水添水
解物を用いることにより容易になる。チユーイン
ガムを、熱湿潤環境と熱乾燥環境とを交互に繰り
返す条件に置く加速老化試験に付しても、本例で
得られたチユーインガムは、液相にソルビトー
ル、グリセリンまたはその他の物質を用いた場合
と異なり、表面再結晶を生じることがなかつた。 しかも、本例で得られたチユーインガムはすぐ
れた味覚ときめを有する。 例 3 固体含量33%のデンプン乳1Kgを酸によりデキ
ストロース当量21.0に液化した。55℃に冷却した
のち、PH5.50に再調整し、β−アミラーゼ180国
際単位を麦芽エキスの形で加えた。 加水分解の進行状態を、最大デキストロース当
量48.0に達するまで、定期的にサンプリングを行
つて、還元糖の定量により追跡した。 かくして得られた水解物を次に商品名
LEWATITCA9220(スチレンとジビニルベンゼ
ンとを基礎としたイオン交換樹脂であり、ドイツ
バイエル社から市販されている。)のカルシウ
ム型樹脂4000cm3を充填したカラム上に、流速150
cm3/時、80℃で通過させた。 高分子量の多糖類を含むはじめのフラクシヨン
を除く。このフラクシヨンは、はじめのシロツプ
の約10重量%に相当する。 かくして得られた水解物をついで水添した。グ
ルチドスペクトルは表に示す。
【表】
この水解物を、黒すぐりシロツプの製造に使用
した。固体含量75%の水解物150gを黒すぐり500
g、水400cm3および安息香酸ナトリウム0.25gと
混合した。 得られたシロツプを水(約1:4容量比)と混
合して黒すぐり飲料を製造した。試飲の結果はす
ぐれた味を示した。 例 4 固体含量33%のデンプン乳12を酸でデキスト
ロース当量27.0に液化した。これをあらかじめ55
℃に冷却したのち、25のタンクにとり、PHを
5.65に調整した。 β−アミラーゼ1730国際単位を麦芽エキスの形
で加えた。加水分解速度を、定期的に行つたサン
プリング試料の還元糖の滴定により追跡し、安定
なデキストロース当量47.5を得た。 得られたグルチドスペクトルを表に示す。
した。固体含量75%の水解物150gを黒すぐり500
g、水400cm3および安息香酸ナトリウム0.25gと
混合した。 得られたシロツプを水(約1:4容量比)と混
合して黒すぐり飲料を製造した。試飲の結果はす
ぐれた味を示した。 例 4 固体含量33%のデンプン乳12を酸でデキスト
ロース当量27.0に液化した。これをあらかじめ55
℃に冷却したのち、25のタンクにとり、PHを
5.65に調整した。 β−アミラーゼ1730国際単位を麦芽エキスの形
で加えた。加水分解速度を、定期的に行つたサン
プリング試料の還元糖の滴定により追跡し、安定
なデキストロース当量47.5を得た。 得られたグルチドスペクトルを表に示す。
【表】
水素添加後、この水解物を前述の試験法により
虫歯非誘発性を試験した。21時間の終わりにおけ
る対照と水解物のPHの差は0.75PH単位であつた。 かくして得られた水解物をペーストリー−ビス
ケツトのアイシングの製造に使用した。 固体含量75%のこの水解物406gを銅製約2
のパンの中で、ソルビトール粉末585gに加え
た。最小量の水を加えて、ソルビトールを完全に
溶解させる。 次に混合物を117℃に加熱し、水銀温度計でチ
エツクした。ソースパン中の内容物を冷大理石上
に注ぎ、約80℃に放冷した。 この段階で微顆粒状のソルビトール粉末を結晶
促進剤として、冷却生成物中に分散させ、これを
木製スパーテルで練合して微細な結晶を生育させ
た。生成物が十分に結晶化し、全く白色になつた
とき、ポツトにとり、24時間放置した。 これをビスケツトのアイシングに使用する場合
は必要量のフオンダンを40℃を越えない温度の水
浴上で軟化させ、スパーテルでビスケツト上に拡
げた。 かくして得られたアイシングは、白色で、硬
く、よく輝いている。甘味は通常のサツカロース
およびグルコースシロツプのアイシングより少な
いと多くの試食者に評価されている。かくして得
られたアイシングは、またこころよい瞬間的なす
がすがしさを引き起こす。 例 5 固体含量33%のデンプン乳12を酸で、デキス
トロース当量(DE)34.8に液化した。これを25
のタンクにとり、PHを5.6に調整し、温度を55
℃に下げ、β−アミラーゼ1730国際単位を麦芽エ
キスの形で加えて、反応させた。加水分解の進行
状態を、定期的にサンンプリングした試料につい
て還元糖を定量することにより追跡し、安定な
DE52.0を得た。 得られたグルチドスペクトルを表に示す。
虫歯非誘発性を試験した。21時間の終わりにおけ
る対照と水解物のPHの差は0.75PH単位であつた。 かくして得られた水解物をペーストリー−ビス
ケツトのアイシングの製造に使用した。 固体含量75%のこの水解物406gを銅製約2
のパンの中で、ソルビトール粉末585gに加え
た。最小量の水を加えて、ソルビトールを完全に
溶解させる。 次に混合物を117℃に加熱し、水銀温度計でチ
エツクした。ソースパン中の内容物を冷大理石上
に注ぎ、約80℃に放冷した。 この段階で微顆粒状のソルビトール粉末を結晶
促進剤として、冷却生成物中に分散させ、これを
木製スパーテルで練合して微細な結晶を生育させ
た。生成物が十分に結晶化し、全く白色になつた
とき、ポツトにとり、24時間放置した。 これをビスケツトのアイシングに使用する場合
は必要量のフオンダンを40℃を越えない温度の水
浴上で軟化させ、スパーテルでビスケツト上に拡
げた。 かくして得られたアイシングは、白色で、硬
く、よく輝いている。甘味は通常のサツカロース
およびグルコースシロツプのアイシングより少な
いと多くの試食者に評価されている。かくして得
られたアイシングは、またこころよい瞬間的なす
がすがしさを引き起こす。 例 5 固体含量33%のデンプン乳12を酸で、デキス
トロース当量(DE)34.8に液化した。これを25
のタンクにとり、PHを5.6に調整し、温度を55
℃に下げ、β−アミラーゼ1730国際単位を麦芽エ
キスの形で加えて、反応させた。加水分解の進行
状態を、定期的にサンンプリングした試料につい
て還元糖を定量することにより追跡し、安定な
DE52.0を得た。 得られたグルチドスペクトルを表に示す。
【表】
水素添加後、水解物の虫歯非誘発性を試験し
た。21時間後の対照と試験水解物におけるPHの差
は0.45PH単位であつた。 この虫歯を誘発しない水解物をキヤラメルの製
造に使用した。 内容1の銅製パンに、順次、固体含量75%の
水添水解物150g、甘味非添加濃縮ミルク(固体
含量28%)17.4g、植物油(Coprah35、融点30
ないし35℃)14g、重炭酸ナトリウム0.9g(着
色改良剤)、および最後にキヤラメルの粘着性を
制御できるグリセロールモノステアレート0.5g
を加えた。 この混合物を撹拌しながら130℃に加熱し(水
銀温度計によりコントロールしながら)、グリー
スを塗つた型に注ぎ、完全に冷めるまで放置し
た。ついでキヤラメルを切つて包装した。きれい
に着色し、美味で、歯につかないキヤラメルが得
られた。 例 6 例1に記載した、虫歯を誘発しない水添水解物
を、以下の操作にしたがつて、マシユマロの製造
に用いた。 ブルームの高い(220ブルーム)ゼラチン19g
をまず水56cm3に分散させ、この混合物を水浴で50
ないし60℃に加熱して、完全にゼラチンを可溶化
した。 同時に、固体含量75%の水添水解物740gをパ
ンにとり、140gに加熱し、ついでパンを火から
おろして、固体含量75%の水解物176gを急速に
加えて、速やかに冷却させた。 KENWOOD型の遊星ミキサーのボウル中、7
gのBIANBEL193(Bel Industries Company製
の乳蛋白による製品)を冷水と混合し、ゆつくり
撹拌して粉末を完全に分散させた。完全に溶解し
たのち、あらかじめ熱水に分散したゼラチン溶液
を、ゆつくり撹拌しながらKENWOODミキサー
のボウルに入れ、ついで水解物溶液を加えた。こ
の混合物を10分間、急速に打ち延ばし、得られた
ドウをローフ状態に整型し、24時間放置した。 次にローフを切つて、各片を粉末ソルビトール
で被覆した。 かくして得られたマシユマロは軟く、口中です
ぐに溶け、わづかな粘稠性しかない。 例 7 例1の虫歯を誘発しない水添水解物を粉末ソル
ビトールと調合して、例1の水添水解物から製造
した硬質キヤンデーの硬質コーテイングを行つ
た。コーテイングの語は一般的に、あらかじめ整
型した本体または核に付着性の被覆を付すことを
意味し、軟質コーテイングとは、いわゆる硬質コ
ーテイングと、主として、被覆シロツプ中の水分
が蒸発させられていないで、粉末固体物質の添加
によつて結合されている点で相違する。 操作方法は次のとおりである。例1において製
造した硬質キヤンデー約1Kgを直径30cm、傾き45
°のコーテイングミル(Lilliput型の
FROGERAIS機械)に入れ、このミルを約30な
いし35rpmの速度で回転させる。 この運動している核に、例1の虫歯を誘発しな
い水添水解物20gを、80℃ないし100℃に保持し
て、あらかじめ85ブリツクス(Brix)まで蒸発さ
せて注いだ。水解物が核の表面に均一に分布する
のに必要な1ないし2分ののちに、微細スプレー
の形で微細顆粒状のソルビトール粉末
(NEOSORB粉末100)40gを加えた。沈着した
層が完全に乾燥したのち、小過剰の粉末を送風に
よつて除去する。 この同じ操作を7回繰り返し、得られた被覆キ
ヤンデーをミルから取り出し、12時間放置した。 得られた被覆キヤンデーは、滑らかな均一の光
輝ある表面を有する。被覆キヤンデー歯に軟く、
空気中に放置しても、安定で粘稠性を示さない。
た。21時間後の対照と試験水解物におけるPHの差
は0.45PH単位であつた。 この虫歯を誘発しない水解物をキヤラメルの製
造に使用した。 内容1の銅製パンに、順次、固体含量75%の
水添水解物150g、甘味非添加濃縮ミルク(固体
含量28%)17.4g、植物油(Coprah35、融点30
ないし35℃)14g、重炭酸ナトリウム0.9g(着
色改良剤)、および最後にキヤラメルの粘着性を
制御できるグリセロールモノステアレート0.5g
を加えた。 この混合物を撹拌しながら130℃に加熱し(水
銀温度計によりコントロールしながら)、グリー
スを塗つた型に注ぎ、完全に冷めるまで放置し
た。ついでキヤラメルを切つて包装した。きれい
に着色し、美味で、歯につかないキヤラメルが得
られた。 例 6 例1に記載した、虫歯を誘発しない水添水解物
を、以下の操作にしたがつて、マシユマロの製造
に用いた。 ブルームの高い(220ブルーム)ゼラチン19g
をまず水56cm3に分散させ、この混合物を水浴で50
ないし60℃に加熱して、完全にゼラチンを可溶化
した。 同時に、固体含量75%の水添水解物740gをパ
ンにとり、140gに加熱し、ついでパンを火から
おろして、固体含量75%の水解物176gを急速に
加えて、速やかに冷却させた。 KENWOOD型の遊星ミキサーのボウル中、7
gのBIANBEL193(Bel Industries Company製
の乳蛋白による製品)を冷水と混合し、ゆつくり
撹拌して粉末を完全に分散させた。完全に溶解し
たのち、あらかじめ熱水に分散したゼラチン溶液
を、ゆつくり撹拌しながらKENWOODミキサー
のボウルに入れ、ついで水解物溶液を加えた。こ
の混合物を10分間、急速に打ち延ばし、得られた
ドウをローフ状態に整型し、24時間放置した。 次にローフを切つて、各片を粉末ソルビトール
で被覆した。 かくして得られたマシユマロは軟く、口中です
ぐに溶け、わづかな粘稠性しかない。 例 7 例1の虫歯を誘発しない水添水解物を粉末ソル
ビトールと調合して、例1の水添水解物から製造
した硬質キヤンデーの硬質コーテイングを行つ
た。コーテイングの語は一般的に、あらかじめ整
型した本体または核に付着性の被覆を付すことを
意味し、軟質コーテイングとは、いわゆる硬質コ
ーテイングと、主として、被覆シロツプ中の水分
が蒸発させられていないで、粉末固体物質の添加
によつて結合されている点で相違する。 操作方法は次のとおりである。例1において製
造した硬質キヤンデー約1Kgを直径30cm、傾き45
°のコーテイングミル(Lilliput型の
FROGERAIS機械)に入れ、このミルを約30な
いし35rpmの速度で回転させる。 この運動している核に、例1の虫歯を誘発しな
い水添水解物20gを、80℃ないし100℃に保持し
て、あらかじめ85ブリツクス(Brix)まで蒸発さ
せて注いだ。水解物が核の表面に均一に分布する
のに必要な1ないし2分ののちに、微細スプレー
の形で微細顆粒状のソルビトール粉末
(NEOSORB粉末100)40gを加えた。沈着した
層が完全に乾燥したのち、小過剰の粉末を送風に
よつて除去する。 この同じ操作を7回繰り返し、得られた被覆キ
ヤンデーをミルから取り出し、12時間放置した。 得られた被覆キヤンデーは、滑らかな均一の光
輝ある表面を有する。被覆キヤンデー歯に軟く、
空気中に放置しても、安定で粘稠性を示さない。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重合度(DP)が20より大のポリオール3重
量%未満、マルチトール35〜60重量%、ソルビト
ール0.1〜19重量%を含有し、残部は重合度3〜
20のポリオールより実質的になる虫歯を誘発しな
い水添デンプン水解組成物。 2 重合度が20より大のポリオール3重量%未
満、マルチトール35〜60重量%、ソルビトール
0.1〜17重量%を含有し、残部は重合度3〜20の
ポリオールより実質的になる特許請求の範囲第1
項の水添デンプン水解組成物。 3 重合度が20より大のポリオール3重量%未
満、マルチトール40〜55重量%、ソルビトール
0.3〜14重量%を含有し、残部は重合度3〜20の
ポリオールより実質的になる特許請求の範囲第1
項の水添デンプン水解組成物。 4 重合度が20より大のポリオール1.5重量%未
満、マルチトール35〜60重量%、ソルビトール
0.1〜19重量%を含有し、残部は重合度3〜20の
ポリオールより実質的になる特許請求の範囲第1
項の水添デンプン水解組成物。 5 重合度が20より大のポリオール1.5重量%未
満、マルチトール35〜60重量%、ソルビトール
0.1〜17重量%を含有し、残部は重合度3〜20の
ポリオールより実質的になる特許請求の範囲第1
項の水添デンプン水解組成物。 6 重合度が3より小のポリオールの含有量が65
重量%未満である特許請求の範囲第1項〜第5項
のいずれか一項の水添デンプン水解組成物。 7 重合度が3より小のポリオールの含有量が45
〜65重量%である特許請求の範囲第1項〜第5項
のいずれか一項の水添デンプン水解組成物。 8 重合度が3より小のポリオールの含有量が50
〜62重量%である特許請求の範囲第1項〜第5項
のいずれか一項の水添デンプン水解組成物。 9 重合度が20より大のポリオール3重量%未
満、マルチトール35〜60重量%、ソルビトール
0.1〜19重量%を含有し、残部は重合度3〜20の
ポリオールより実質的になる虫歯を誘発しない水
添デンプン水解組成物の製造方法であつて、原料
デンプンを酸加水分解によりデキストロース当量
が27〜35の前水解組成物を生成させ、β−アミラ
ーゼの作用によりデキストロース当量を45〜53に
し、次いでデキストロース当量が45〜53の水解組
成物を水素添加に付す順次工程よりなる方法。 10 重合度が20より大のポリオール3重量%未
満、マルチトール35〜60重量%、ソルビトール
0.1〜19重量%を含有し、残部は重合度3〜20の
ポリオールより実質的になる虫歯を誘発しない水
添デンプン水解組成物の製造方法であつて、原料
デンプンを酸または酵素加水分解に付し、デキス
トロース当量が10〜27の前水解組成物を生成さ
せ、得られた前水解組成物を順次的にβ−アミラ
ーゼの作用およびα−アミラーゼの作用により水
解組成物のデキストロース当量がβ−アミラーゼ
により46〜48に、α−アミラーゼにより48〜51に
なるような酵素活性条件を選んで酵素処理し、次
いでデキストロース当量が48〜51の水解組成物を
水素添加することからなる方法。 11 原料デンプンを酸または酵素加水分解に付
し、デキストロース当量が17〜27の前水解組成物
を生成し、得られた前水解組成物を順次的にβ−
アミラーゼの作用およびα−アミラーゼの作用に
より水解組成物のデキストロース当量がβ−アミ
ラーゼにより46−48に、α−アミラーゼの作用に
より48〜51になるような酵素活性条件を選んで酵
素処理し、次いでデキストロース当量が48〜51の
水解組成物を水素添加することにより、重合度が
20より大のポリオール1.5重量%未満、マルチト
ール35〜60重量%、ソルビトール0.1〜19重量%
を含有し、残部は重合度3〜20のポリオールより
実質的になる水添デンプン水解組成物を製造する
特許請求の範囲第10項の方法。 12 重合度が20より大のポリオール3重量%未
満、マルチトール35〜60重量%、ソルビトール
0.1〜19重量%を含有し、残部は重合度3〜20の
ポリオールより実質的になる虫歯を誘発しない水
添デンプン水解組成物の製造方法であつて、原料
デンプンを酸または酵素加水分解に付し、デキス
トロース当量が10〜27の前水解組成物を生成さ
せ、得られた前水解組成物を順次的にβ−アミラ
ーゼの作用およびα−アミラーゼの作用により水
解組成物のデキストロース当量がβ−アミラーゼ
により46〜48に、α−アミラーゼにより48〜51に
なるような酵素活性条件を選んで酵素処理し、次
いでデキストロース当量が48〜51の水解組成物を
水素添加することよりなり、而してα−アミラー
ゼの作用と水素添加との間に、デキストロース当
量が48〜51の水解組成物をβ−アミラーゼとアミ
ロペクチンの1−6結合を加水分解する酵素との
組合せ作用に付して、重合度が20より大の多糖類
の割合をさらに低下させる工程を含む水添デンプ
ン水解組成物の製造方法。
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