JPS63108B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS63108B2 JPS63108B2 JP57228503A JP22850382A JPS63108B2 JP S63108 B2 JPS63108 B2 JP S63108B2 JP 57228503 A JP57228503 A JP 57228503A JP 22850382 A JP22850382 A JP 22850382A JP S63108 B2 JPS63108 B2 JP S63108B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silicon
- sic
- carbide
- sintered body
- medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Crushing And Grinding (AREA)
Description
本発明はセラミツクス粉砕用媒体、特にセラミ
ツクス原料粉末をサブミクロンにまで粉砕する工
程に使用される粉砕、混合機用の媒体に関するも
のである。 炭化けい素(SiC)、窒化けい素(Si3N4)、酸
化ジルコニウム(ZrO2)などはフアインセラミ
ツクスとして近時注目されているものであるが、
これらの焼結体についてはそれらが高温において
高い強度を示すということもよく知られている。
しかし、これらのフアインセラミツクス材につい
てはこれをまづサブミクロン程度の微粉してから
焼結させることが必要とされるため、これにはそ
の粉砕に大きな問題点がある。 すなわち、このセラミツクス材の粉砕は通常ボ
ールミル、ボールトンミル、振動ミルで行なわれ
るのであるが、この場合には摩耗を避けるために
ゴムライニングした粉砕機を使つても、この粉砕
機に投入される媒体が炭素鋼、タングステンカー
バイド、アルミナなどとされているため、粉砕中
における媒体の摩耗をさけることができず、例え
ば炭素鋼ボールを使用してSiCを0.8〜1μm程度に
まで粉砕するとこの微粉中には約5%の鉄が含ま
れるようになるし、Si3N4の粉砕をタングステン
カーバイトボールで0.8〜1μmにまで粉砕すると
Si3N4粉末中にタングステンが約1%含まれるよ
うになつてしまうという不利が生じ、このために
これから作られたセラミツクス焼結体の高温強度
が低下してしまうという欠点があつた。 そのため、このフアインセラミツクス材の粉砕
については、この媒体としてダイヤモンドについ
て高硬度のSiCを媒体とする方法も検討されてい
るが、ホツトプレス法で作られたSiC焼結体は非
常で高価であるし、これを常圧またはガス圧焼結
して作つたものは強度が低いということで、これ
は未だ実用化されていない。 本発明はこのような不利を解決したセラミツク
ス粉砕用媒体に関するものであり、これは比重が
2.8以上の炭化けい素−けい素(SiC−Si)焼結体
で構成してなることを特徴とするものである。 これを説明すると、本発明者らはセラミツクス
粉砕用の媒体について種々検討の結果、これにつ
いてはSiC−Si焼結体を使用すればこれが高い硬
度をもつもので通常のミル中で摩耗することが少
なく、したがつて粉砕対称物となるセラミツクス
中に不純物として混入させる危険が少ないこと、
またこのSiC−Si焼結体がSiCと炭素粉末を混合
して成形したのち、溶融シリコンを浸透させて作
られるものであり、安価であるということから、
これによれば従来法にくらべて有利にセラミツク
ス粉砕を行なうことができることを確認して本発
明を完成させた。 本発明方法に使用されるSiC−Si焼結体はそれ
自体がフアインセラミツクス材として公知のもの
であり、これを主材とする粉砕用媒体は前記した
ようにSiC粉末と炭素源物質例えば炭素粉および
フエノール樹脂のような炭化水素化合物とを混合
して常圧で所望の形状、大きさに成形したのち、
これを溶融けい素浴中に浸漬することによつて作
ることができる。この成形物の形状、大きさには
粉砕対称物としてのセラミツクスの形状、大きさ
に応じて決めればよいが、これは例えば直径25mm
のボール状、あるいは12.5mmφ×12.5mmの柱状に
成形すればよい。この成形物を溶融Si浴に浸漬す
ると、この炭素源物質とSiとの反応でこのSiの大
部分はSiCとなるがその一部はSiとしてこの成形
体中に残留し、SiC−Si焼結体となる。しかし、
このSiC−Si焼結体中に含まれるSi量はそれが少
なすぎると材料強度が出ないという不利があり、
これはそれが多すぎても強度が低下し、この場合
には耐摩耗性も劣るようになるという欠点が生じ
るので、本発明の目的達成のためにはこれは3〜
40%の範囲、好ましくは7〜20%の範囲ととする
ことがよい。 また、このSiC−Si焼結体はできるだけ他物の
混入しないものとすることがよいが、これは目的
に応じて炭化チタン、炭化ホウ素、炭化タングス
テン、窒化ホウ素、窒化アルミニウム、窒化けい
素、酸化けい素から選ばれる1種または2種以上
の化合物を1重量%以下含有する混合物であつて
もよく、これによれば焼結体の材料強度および摩
耗がSiC−Siの場合とほとんど変らないが、焼結
が進行し易くなるという効果が付加される。 なお、このSiC−Si焼結体は例えば4mm×3mm
×10mmの試験片による3点曲げ強度で40〜65Kg/
mm2の強度を示すが、これはその強度保持という見
地からその比重が2.8(SiC−Si中のSi含有量約40
%)以上のものでなければならず、これは好まし
くはSi含有量を10%前後とした比重3.0〜3.2の範
囲としたものとすることがよい。 つぎに本発明方法の実施例をあげる。 実施例 1 平均粒径44μmの炭化えい素粒子(SiC)を、
その表面をゴムライニングした振動ミル、ボール
トンミル、ボールミルに入れ、これらのミル中に
第1表に示した大きさのSiC−Si媒体(Si含量10
%、比重3.10)、炭素鋼媒体(比重7.90)、アルミ
ナ媒体(比重3.63)の媒体を充填し、第1表に示
した条件で湿式粉砕したところ、得られたSiC微
粉の平均粒径、粉砕時間、不純物混入量はそれぞ
れ第2表に示したとおりであり、SiC−Si媒体が
最もすぐれたものであることが確認された。
ツクス原料粉末をサブミクロンにまで粉砕する工
程に使用される粉砕、混合機用の媒体に関するも
のである。 炭化けい素(SiC)、窒化けい素(Si3N4)、酸
化ジルコニウム(ZrO2)などはフアインセラミ
ツクスとして近時注目されているものであるが、
これらの焼結体についてはそれらが高温において
高い強度を示すということもよく知られている。
しかし、これらのフアインセラミツクス材につい
てはこれをまづサブミクロン程度の微粉してから
焼結させることが必要とされるため、これにはそ
の粉砕に大きな問題点がある。 すなわち、このセラミツクス材の粉砕は通常ボ
ールミル、ボールトンミル、振動ミルで行なわれ
るのであるが、この場合には摩耗を避けるために
ゴムライニングした粉砕機を使つても、この粉砕
機に投入される媒体が炭素鋼、タングステンカー
バイド、アルミナなどとされているため、粉砕中
における媒体の摩耗をさけることができず、例え
ば炭素鋼ボールを使用してSiCを0.8〜1μm程度に
まで粉砕するとこの微粉中には約5%の鉄が含ま
れるようになるし、Si3N4の粉砕をタングステン
カーバイトボールで0.8〜1μmにまで粉砕すると
Si3N4粉末中にタングステンが約1%含まれるよ
うになつてしまうという不利が生じ、このために
これから作られたセラミツクス焼結体の高温強度
が低下してしまうという欠点があつた。 そのため、このフアインセラミツクス材の粉砕
については、この媒体としてダイヤモンドについ
て高硬度のSiCを媒体とする方法も検討されてい
るが、ホツトプレス法で作られたSiC焼結体は非
常で高価であるし、これを常圧またはガス圧焼結
して作つたものは強度が低いということで、これ
は未だ実用化されていない。 本発明はこのような不利を解決したセラミツク
ス粉砕用媒体に関するものであり、これは比重が
2.8以上の炭化けい素−けい素(SiC−Si)焼結体
で構成してなることを特徴とするものである。 これを説明すると、本発明者らはセラミツクス
粉砕用の媒体について種々検討の結果、これにつ
いてはSiC−Si焼結体を使用すればこれが高い硬
度をもつもので通常のミル中で摩耗することが少
なく、したがつて粉砕対称物となるセラミツクス
中に不純物として混入させる危険が少ないこと、
またこのSiC−Si焼結体がSiCと炭素粉末を混合
して成形したのち、溶融シリコンを浸透させて作
られるものであり、安価であるということから、
これによれば従来法にくらべて有利にセラミツク
ス粉砕を行なうことができることを確認して本発
明を完成させた。 本発明方法に使用されるSiC−Si焼結体はそれ
自体がフアインセラミツクス材として公知のもの
であり、これを主材とする粉砕用媒体は前記した
ようにSiC粉末と炭素源物質例えば炭素粉および
フエノール樹脂のような炭化水素化合物とを混合
して常圧で所望の形状、大きさに成形したのち、
これを溶融けい素浴中に浸漬することによつて作
ることができる。この成形物の形状、大きさには
粉砕対称物としてのセラミツクスの形状、大きさ
に応じて決めればよいが、これは例えば直径25mm
のボール状、あるいは12.5mmφ×12.5mmの柱状に
成形すればよい。この成形物を溶融Si浴に浸漬す
ると、この炭素源物質とSiとの反応でこのSiの大
部分はSiCとなるがその一部はSiとしてこの成形
体中に残留し、SiC−Si焼結体となる。しかし、
このSiC−Si焼結体中に含まれるSi量はそれが少
なすぎると材料強度が出ないという不利があり、
これはそれが多すぎても強度が低下し、この場合
には耐摩耗性も劣るようになるという欠点が生じ
るので、本発明の目的達成のためにはこれは3〜
40%の範囲、好ましくは7〜20%の範囲ととする
ことがよい。 また、このSiC−Si焼結体はできるだけ他物の
混入しないものとすることがよいが、これは目的
に応じて炭化チタン、炭化ホウ素、炭化タングス
テン、窒化ホウ素、窒化アルミニウム、窒化けい
素、酸化けい素から選ばれる1種または2種以上
の化合物を1重量%以下含有する混合物であつて
もよく、これによれば焼結体の材料強度および摩
耗がSiC−Siの場合とほとんど変らないが、焼結
が進行し易くなるという効果が付加される。 なお、このSiC−Si焼結体は例えば4mm×3mm
×10mmの試験片による3点曲げ強度で40〜65Kg/
mm2の強度を示すが、これはその強度保持という見
地からその比重が2.8(SiC−Si中のSi含有量約40
%)以上のものでなければならず、これは好まし
くはSi含有量を10%前後とした比重3.0〜3.2の範
囲としたものとすることがよい。 つぎに本発明方法の実施例をあげる。 実施例 1 平均粒径44μmの炭化えい素粒子(SiC)を、
その表面をゴムライニングした振動ミル、ボール
トンミル、ボールミルに入れ、これらのミル中に
第1表に示した大きさのSiC−Si媒体(Si含量10
%、比重3.10)、炭素鋼媒体(比重7.90)、アルミ
ナ媒体(比重3.63)の媒体を充填し、第1表に示
した条件で湿式粉砕したところ、得られたSiC微
粉の平均粒径、粉砕時間、不純物混入量はそれぞ
れ第2表に示したとおりであり、SiC−Si媒体が
最もすぐれたものであることが確認された。
【表】
【表】
媒体として使用できない。
なお、こゝに使用したSiC−Si媒体を切断した
4mm×3mm×10mmの試験片20ケを作り、これらに
ついての3点曲げ強度を測定したところ、これは
40〜65Kg/mm2の範囲内にあつたが、比較のために
常圧焼結、ガス圧焼結で作つたSiC焼結体で作つ
た媒体の3点曲げ強度は25〜35Kg/mm2であり、こ
れは上記のボールミル中で数時間で破損した。 実施例 2 平均粒径44μmの窒化けい素(Si3N4)粒子を
ゴムライニングした振動ミル、ボールミルに入
れ、これに実施例1で使用したSiC−Si媒体とタ
ングステンカーバイド(WC)媒体〔比重6.70〕
を充填して実施例1における第1表と同じ条件で
湿式粉砕したところ、第3表に示したとおりの結
果が得られ、この場合にもSiC−Si媒体がすぐれ
たものであることが確認された。
なお、こゝに使用したSiC−Si媒体を切断した
4mm×3mm×10mmの試験片20ケを作り、これらに
ついての3点曲げ強度を測定したところ、これは
40〜65Kg/mm2の範囲内にあつたが、比較のために
常圧焼結、ガス圧焼結で作つたSiC焼結体で作つ
た媒体の3点曲げ強度は25〜35Kg/mm2であり、こ
れは上記のボールミル中で数時間で破損した。 実施例 2 平均粒径44μmの窒化けい素(Si3N4)粒子を
ゴムライニングした振動ミル、ボールミルに入
れ、これに実施例1で使用したSiC−Si媒体とタ
ングステンカーバイド(WC)媒体〔比重6.70〕
を充填して実施例1における第1表と同じ条件で
湿式粉砕したところ、第3表に示したとおりの結
果が得られ、この場合にもSiC−Si媒体がすぐれ
たものであることが確認された。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 比重が2.8以上の炭化けい素−けい素焼結体
で構成してなることを特徴とするセラミツクス粉
砕用媒体。 2 炭化けい素−けい素焼結体が3〜40%のけい
素を含有するものである特許請求の範囲第1項記
載のセラミツクス粉砕用媒体。 3 炭化けい素−けい素焼結体が炭化チタン、炭
化ホウ素、炭化タングステン、窒化ホウ素、窒化
アルミニウム、窒化けい素、酸化けい素から選ば
れる1種または2種以上の化合物を1重量%以下
含有するものである特許請求の範囲第1項または
第2項記載のセラミツク粉砕用媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22850382A JPS59123543A (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | セラミツクス粉砕用媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22850382A JPS59123543A (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | セラミツクス粉砕用媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59123543A JPS59123543A (ja) | 1984-07-17 |
| JPS63108B2 true JPS63108B2 (ja) | 1988-01-05 |
Family
ID=16877461
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22850382A Granted JPS59123543A (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | セラミツクス粉砕用媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59123543A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104289280B (zh) * | 2014-05-24 | 2016-08-24 | 宁国市南方耐磨材料有限公司 | 一种耐腐蚀涂层耐磨球 |
| CN104084266B (zh) * | 2014-06-17 | 2016-03-30 | 宁国东方碾磨材料股份有限公司 | 一种耐腐蚀高硬度磨段 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4123286A (en) * | 1976-12-27 | 1978-10-31 | The Carborundum Company | Silicon carbide powder compositions |
| JPS57196770A (en) * | 1981-05-25 | 1982-12-02 | Sumitomo Electric Industries | Silicon carbide member and manufacture |
-
1982
- 1982-12-29 JP JP22850382A patent/JPS59123543A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59123543A (ja) | 1984-07-17 |
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