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JPS6311396B2 - - Google Patents
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JPS6311396B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6311396B2
JPS6311396B2 JP52120471A JP12047177A JPS6311396B2 JP S6311396 B2 JPS6311396 B2 JP S6311396B2 JP 52120471 A JP52120471 A JP 52120471A JP 12047177 A JP12047177 A JP 12047177A JP S6311396 B2 JPS6311396 B2 JP S6311396B2
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JP
Japan
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precursor
substrate
acid
laundry additive
additive product
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JP52120471A
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JPS5391917A (en
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Ruiji Supadeiini Jianfuranko
Deibitsudo Toridei Ian
Kyanberu Matsukuritsuchii Aran
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Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
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Publication date
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Publication of JPS6311396B2 publication Critical patent/JPS6311396B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/39Organic or inorganic per-compounds
    • C11D3/3902Organic or inorganic per-compounds combined with specific additives
    • C11D3/3905Bleach activators or bleach catalysts
    • C11D3/3935Bleach activators or bleach catalysts granulated, coated or protected
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D17/00Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
    • C11D17/04Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties combined with or containing other objects
    • C11D17/041Compositions releasably affixed on a substrate or incorporated into a dispensing means
    • C11D17/046Insoluble free body dispenser
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06LDRY-CLEANING, WASHING OR BLEACHING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR MADE-UP FIBROUS GOODS; BLEACHING LEATHER OR FURS
    • D06L4/00Bleaching fibres, filaments, threads, yarns, fabrics, feathers or made-up fibrous goods; Bleaching leather or furs
    • D06L4/10Bleaching fibres, filaments, threads, yarns, fabrics, feathers or made-up fibrous goods; Bleaching leather or furs using agents which develop oxygen
    • D06L4/15Bleaching fibres, filaments, threads, yarns, fabrics, feathers or made-up fibrous goods; Bleaching leather or furs using agents which develop oxygen using organic agents

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Description

【発明の詳細な説明】
発明の分野 本発明は一般に繊維製品からシミを除去する事
に関するものであり、特に、有機ペルオキシ化合
物前駆体を含有する洗濯用添加剤製品に関するも
のである。この種の製品は、可漂白シミの除去を
改良する為、通常の無機過酸塩含有洗剤生成物を
含む洗濯溶液に添加する事ができる。 発明の背景 繊維材料、特に綿または麻の如き植物性繊維か
ら作られた材料、及びこれらの材料から作られた
製品は一般に、石鹸または合成洗剤の如き通常の
洗浄成分、並びに種々のビルダ、アルカリ性塩お
よび漂白化合物を含有する洗浄液とこれらの材料
を接触させる事によつて洗浄される。 可漂白性シミを有する繊維製品を処理する最も
普通の方法においては、この製品を入れた液を周
囲温度から沸騰水の温度に近い温度まで、即ち85
℃以上まで加熱し、この温度に若干時間保持した
のち、冷却して、製品を取り出す。85℃またはこ
れ以上の温度においては、洗剤の中にしばしば含
まれている無機過酸塩漂白化合物、即ち過ホウ酸
ナトリウムおよび過炭酸ナトリウム、は高い漂白
性能を有するが、この性能は低い温度において、
即ち70℃またはこれ以下で、急速に低下するの
で、洗濯温度が充分に高くなければ、その漂白剤
の完全な利点が得られない。現代の自動洗濯機
は、85℃以上の温度までの加熱段階(いわゆる
「ボイルウオツシユ」)を含むプログラムサイクル
を備えているが、これらの洗濯機はまた、染色布
類および合成布類を扱う為の低温洗濯サイクルの
プログラムを含んでいる。この種の布類を使用す
る比率が増大し、またエネルギー節約手段が一般
化するに従つて、ボイルウオツシウを少なくし
て、低温サイクルを使う場合が多くなる傾向があ
る。従つて、低温サイクルにおける洗濯性能を保
持すると共に高価な成分を最も有効に使用する
為、70℃またはこれ以下の温度範囲ですぐれた漂
白能力を有する生成物に対する必要が増大してい
る。 低温において有効な漂白剤は長年にわたつて知
られており、その大部分は漂白種として有機過酸
を放出する事ができるものである。 この型の漂白剤を含有する洗剤組成物の例は米
国特許第2362401号、同第3639248号、および英国
特許第836988号ならびに同855735号各明細書に開
示されてある。 これらの開示およびその他類似の開示によれ
ば、有機前駆体物質を配合物の中に含ませ、この
物質が洗濯液の中で無機ペルオキシ漂白成分と反
応して有機ペルオキシ漂白種、原則としてペルオ
キシ酸を生じる。このペルオキシ漂白種は、洗濯
操作の低温部分において、無機ペルオキシ漂白剤
よりも有効である。しかしながら、この様に有機
ペルオキシ化合物前駆体と無機ペルオキシ漂白剤
との組合体を含む生成物は、これを使用するまで
の貯蔵中に水分を吸収するので、これらの物質が
反応して有機ペルオキシ種を生じて分解してしま
うが故に、配分が困難である事が明らかとなつ
た。その結果、生成物の効率が低下する。 洗剤組成物の中における有機ペルオキシ漂白剤
またはその前駆体の満足な安定性をうる為の種々
の方法が提案された。例えば米国特許第3532634
号に記述されている様に別個に包装する方法、米
国特許第349787号ならびに第3494786号において
記述されている如きカプセル包蔵法、米国特許第
3441507号に記述されている如き被覆法、ならび
に米国特許第3639248号に記述されている如き粒
状化法がある。これらすべての方法は、それぞれ
の洗剤使用の場合に、他の成分に対して漂白種を
一定水準使用すると言う制限を伴うけれども、単
一製品を生じる為に、洗剤環境の中において有機
ペルオキシ漂白剤またはその前駆体を安定化する
事を目指している。従来の組成物においてペルオ
キシ漂白剤またはその前駆体の安定性を改良しよ
うとする試みは、溶液中への漂白剤の放出量の大
幅な制限、従つてまた効率の低下、および価格の
増大を伴なつた。 従つて従来技術の製品の一つの欠点は、ある種
の情況下においては漂白剤を不必要に使用し、ま
た有害作用をもたらす可能性のある高価な組成物
を成す事であつた。 従来の生成物のもう一つの欠点は、有機ペルオ
キシ漂白剤それ自身の不溶粒子と布類が直接に接
触する事、および(または)前駆体粒子の近傍に
有機ペルオキシ漂白剤が局部的に集中する事によ
つて、繊維の色に対する損害、特に微細斑点汚染
を防止する事が困難な事であつた。 従来の生成物に伴う一つの欠点は、人間の皮膚
および内部組織に対する損害の危険であつた。こ
れは、無機過酸塩と有機前駆体との反応が生じて
高度に反応性の有機ペルオキシ漂白種を生じる如
き条件の下に、誤用または事故でこれを摂取する
事から生じるものである。 従つて本発明の一つの目的は、漂白剤前駆体を
或る種の添加剤生成物の中に含有させ、この添加
剤の中において前駆体は化学的且つ物理的に安定
でありまた無機ペルオキシ漂白剤から空間的に分
離され、この生成物は通常の洗剤組成物を使用す
る洗濯操作の前またはあとに、希望の任意の水準
で繊維製品に添加する事ができる様にして、これ
らの欠点を避けるにある。また本発明は、前駆体
が非常に急速に洗濯水の中に溶出する形の漂白剤
前駆体生成物を提供する事によつて、漂白種の効
率を高めようとするものである。 本発明の目的は、無機ペルオキシ塩を含有する
溶液に添加された場合、70℃またはこれ以下の温
度ですぐれた可漂白シミ除去性能を示す添加剤生
成物を提供するにある。 発明の概要 本発明の一実施態様によれば、 a非果粒状固体物品の形の基体を、水によつて
放出されるようにb有機ペルオキシ化合物前駆体
と組合せ、この場合に前駆体と基体との重量比を
30:1乃至1:10の範囲内とした洗濯用添加剤が
提供される。 本発明の他の実施態様においては洗濯用添加剤
の製造法は、ペルオキシ化合物前駆体を流動物の
形に形成する段階と、この流動物を固体の非粒状
物品に含浸させる段階と、この流動物を凝固させ
る段階とを含むものである。 本明細書において、有機ペルオキシ化合物前駆
体とは、水溶液中において無機過酸含有化合物と
反応して、70℃の温度またはこれ以下の温度で同
一条件で、無機過酸含有物と少なくとも等価の漂
白性能を有する有機ペルオキシ化合物を生じる事
のできる有機化合物を意味する。 本発明の目的から好ましい材料は、下記に説明
する過加水分解において少なくとも2.0mlの
0.01Mチオ硫酸ナトリウムのタイターを必要とす
る物質である。 また本明細書において、無機ペルオキシ漂白剤
および無機ペル塩と言う用語は、他のペルオキシ
種を生じるペルスルフアートおよびペルマンガナ
ートの如き化合物ではなく、水溶液中において過
酸化水素を生じるアルカリ金属ペルボラート、ペ
ルカルボナート、ペルシリカートおよびペルピロ
ホスフアートの如き塩を指す物とする。 本発明の目的から、水によつて放出されるよう
組合せるということは、水によつて、溶解、分
散、浸出、軟化または融解によつて分離する事の
できるよう組合せることを意味する。 本発明の好ましい実施態様においては、有機ペ
ルオキシ化合物前駆体またはこれらの前駆体の混
合物の各成分を成す有機ペルオキシ化合物前駆体
は、無水物、エステル、オキシムおよびN―アシ
ル化化合物から成るグループから選ばれる。好ま
しくは、前駆体は下記構造の一種または多種のN
―アセチル化化合物である: ここに、xは0または1と6の間の任意の整数
であり、最も好ましくは1,2または6である。 また好ましくは、この物品は、可撓性シート基
体であり、その前駆体と基体との重量比が10:1
〜1:10の範囲内にある様にする。 本発明の添加剤生成物は、汚れた布と共に洗濯
機の中に導入され、もしくは主洗濯サイクルの初
期に、プログラム化したドラム機械の中に導入さ
れる様に構成される。即ち、洗濯組成物の中に含
まれる前駆体と無機ペルオキシ漂白化合物は、洗
濯液の中以外では相互に接触する事はない。非粒
状固体物品と水により放出されるように組合され
た前駆体を洗濯液の中に送る事により、通常の粒
状の配合物の中にペルオキシ漂白剤前駆体を含有
させた場合の安定上の諸問題を避ける事ができ、
また使用者が、低温漂白を行なうべきか否かを決
定し、有機ペルオキシ漂白剤の使用水準を制御す
る事ができる。また本発明による添加剤生成物
は、主要成分を物理的に分離する事により、また
組合体を事故によつて摂取する事の困難さを大幅
に増大する事により、使用者の安全性を増進する
ものである。 また本発明は、従来の粒状製品によつて得られ
る場合に比較して、ペルオキシ化合物前駆体の水
溶液中での溶解速度を増進する事ができ、またこ
れは、有機ペルオキシ漂白種への転化速度を改良
するものである。これにより、有機ペルオキシ化
合物の合体性能効率が改良され、残留無機ペルオ
キシ漂白剤の漂白能力に対する有害なカタラーゼ
作用が減少する。 本発明はその特に好ましい実施態様において、
油脂類および蛋白質類の汚れからくるシミを含め
て広い範囲のシミについて、布類に対する有効な
汚れ除去手段を提供するものである。 発明の具前的説明 前述の様に、本発明はその最も広い形におい
て、二成分から成る。即ち、基体としての非粒状
固体物品と水によつて放出されるようにこれと組
合せた有機ペルオキシ化合物前駆体とである。 有機ペルオキシ化合物前駆体 有機ペルオキシ化合物前駆体は、無機ペル塩活
性剤と同様、公知のものであつて、広く文献に記
載されている。 ペルオキシ化合物前駆体の種々のクラスの例を
下記に列挙する。 a 無水物 無水物は脂肪族、芳香族またはその混合物であ
ることができ、またモノ或はポリカルボン酸から
誘導する事ができる。好ましい脂肪族無水物はそ
れぞれ1〜12炭素原子を含む脂肪族基を有し、ま
た混合脂肪族無水物は20個より多い炭素原子を含
んではならない。特定の脂肪族無水物としては、
酢酸、プロピオン酸、酪酸、ヘプタン酸、ノナン
酸、酢酸―ヘキサデカン酸、酢酸―ステアリン酸
および酪酸―ミリスチン酸の無水物である。 芳香族無水物は置換されていても非置換であつ
てもよく、その好ましい例は、安息香酸、フタル
酸およびピロメリツト酸の無水物、およびその核
置換ハロ、ニトロおよびアルコキシ類縁体、たと
えば2,4―ジクロル安息香酸無水物、m―クロ
ル安息香酸無水物およびp―メトキシ安息香酸無
水物である。 また混合脂肪族―芳香族無水物も、分子中に12
個を越す炭素原子を含まない限り本発明において
使用する事ができる。その例には、安息香酸―酢
酸無水物および安息香酸―プロピオン酸無水物が
ある。他の有効な無水物の例には、環状無水物、
例えばマレイン酸、コハク酸、グルタル酸、アジ
ピン酸、イタコン酸の無水物、およびポリマー無
水物、例えばポリアジピン酸ポリ無水物および下
記式のポリアゼライン塩ポリ無水物である。 ここにpは好ましくは4〜7、qは5〜15、好
ましくは7〜8の範囲の値を有する。 米国特許第2362401号明細書には、洗剤組成物
中において過ホウ酸塩活性剤としてある種の有機
無水物を使用する事を記述している。この文献を
参照文献としてここに加える。 b エステル 本発明においてペルオキシ化合物前駆体として
適当なエステルは、一価の置換および非置換のフ
エノール、置換脂肪族アルコールにおいて置換基
が電子吸引性のもの、単糖類および二糖類のエス
テル、ヒドロキシルアミンのN―置換誘導体、な
らびにイミド酸のエステルである。芳香族ならび
に脂肪族のモノ―およびジ―カルボン酸のフエニ
ルエステルを使用する事ができる。脂肪族エステ
ルはアシル基の中に1〜20炭素原子を有し、その
例はフエニルアセタート、フエニルラウラート、
フエニルミリスタート、フエニルパルミタートお
よびフエニルステアラートである。これらのう
ち、o―アセトキシ安息香酸およびメチル―o―
アセトキシベンゾアートが特に好ましい。ジフエ
ニルスクシナート、ジフエニルアゼレアートおよ
びジフエニルアジパートは、フエニル脂肪族ジカ
ルボン酸エステルの例である。芳香族エステルの
例は、フエニルベンゾアート、ジフエニルフタラ
ートおよびジフエニルイソフタラートである。 置換脂肪族アルコールのエステルの特定の例
は、トリクロルエチルアセタートである。糖類の
例は、グルコースペンタアセタートおよびスクロ
ースオクタアセタートである。ヒドロキシアミン
の代表的なエステルには、アセチルアセトヒドロ
キサム酸である。 本発明においてペルオキシ化合物前駆体として
使用するに適したこれらのエステルおよびその他
のエステルは英国特許第836988号および第839715
号において完全に記載されており、この記載事項
を参照文献としてここに加えることとする。 エステルの他のグループはアシルフエノールス
ルホナートおよびアシルアルキルフエノールスル
ホナートである。前者の例は、ナトリウムアセチ
ルフエノールスルホナート(或いはナトリウム―
p―アセトキシベンゼンスルホナートと呼ばれ
る)およびナトリウムベンゾイルスルホナート
(或いはナトリウム―p―ベンゾイルオキシベン
ゼンスルホナートと呼ばれる)である。アシルフ
エノールアルキルスルホナートの例は、ナトリウ
ム―2―アセトキシ―5―ドデシルベンゼンスル
ホナート、ナトリウム―2―アセトキシ―5―ヘ
キシルベンゼンスルホナートおよびナトリウム―
2―アセトキシ―カプリルベンゼンスルホナート
である。これらの化合物および類似化合物の製法
ならびに用途は英国特許第963135号および第
1147871号において記載されている。これらを共
に参照文献として加えることとする。 リン酸のアシル化エステルも、有機ペルオキシ
化合物前駆体として推奨される。その例はジエチ
ルモノアセチルオルトホスフアートおよびジアセ
チルエチルオルトホスフアートである。 イミド酸のエステルは、下記の一般式を有す
る。 ここに、Xは置換または非置換C1−C20アルキ
ルまたはアリールであり、YはXと同一のもの、
また−NH2とする事ができる。このクラスの化
合物の一例はエチルベンズイミダートであつて、
その場合YはC6H5であつてXはエチルである。 他の特定のエステルは、p―アセトキシアセト
フエノンおよび2,2―ジ―(4―ヒドロキシフ
エニル)プロパンジアセタートである。この最後
の物質は、ポリカルボナート樹脂の製造中間体の
ビスフエノールAとして一般に知られている2,
2―ジ(4―ヒドロキシフエニル)のジアセター
ト誘導体である。ビスフエノールAジアセタート
とその製造法についてはドイツ特許公報(DAS)
第1260479号において開示されており、この開示
を参照文献として加えることとする。 c イミド 本発明において有機ペルオキシ化合物前駆体と
して適当なイミドは、下記式の化合物である。 ここに、R1とR2は、同一または異なる基であ
つて、それぞれC1―C4アルキル基或いはアリー
ル基から選ばれ、Xはアルキル基、アリール基ま
たはアシル基(カルボキシル基またはスルホン
基)である。代表的な化合物は、R1がメチル基、
エチル基、プロピル基またはフエニル基である化
合物であるが、好ましい化合物は、R2もメチル
基である化合物であつて、この種化合物の例は
N,N―ジアセチルアニリン、N,N―ジアセチ
ル―p―クロロアニリンおよびN,N―ジアセチ
ル―p―トルイジンである。R1とR2のどちらか
一方とXとは、窒素原子を含む複素環を形成する
事ができる。この型の構造を持つ代表的なクラス
はN―アシルラクタムにおいて、窒素原子が2個
のアシル基に結合し、一方のアシル基はまたヒド
ロカルビル結合を介して第2位の窒素に結合した
ものである。このクラスの特に好ましい例はN―
アセチルカプロラクタムである。複素環を形成す
るアシル基の結合その物はヘテロ原子、例えば酸
素を含み、N―アシル糖類はこの型の前駆体のク
ラスである。 反応性中心がスルホン酸である所の環式イミド
の例は、N―ベンゼンスルホニルフタルイミド、
N―メタンスルホニルスクシンイミドおよびN―
ベンゼンスルホニルスクシンイミドである。本発
明において使用できるこれらの、および他のN―
スルホニルイミドは英国特許第1242287号におい
て開示され、これを参照文献として加えることと
する。 3個のアシル基に対する窒素原子の結合は、N
―アシルフタルイミド、N―アシルスクシンイミ
ド、N―アシルアジピンイミドおよびN―アシル
グルタルイミドの如きN―アシル化ジカルボン酸
イミドにおいて生じる。前記の型のイミドは英国
特許第855735号において記述され、この記述を参
照文献として加えることとする。 このクラスの物質の他の好ましい二つのグルー
プは、前記の式においてXが第二ジアシル化窒素
原子であるもの、即ち置換ヒドラジン、或いは、
更にジアシル化窒素原子によつて置換されたC1
―C6アルキレン基の如き二官能ヒドロカルビル
基であるもの、即ちテトラアシル化アルキレンジ
アミンである。 特に好ましい化合物は、下記式のN,N,N′,
N′―テトラアセチル化化合物である。 ここにxは0または1〜6の整数である。その
例は、x=1の場合テトラアセチルメチレンジア
ミン(TAMD)、x=2の場合テトラアセチルエ
チレンジアミン(TAED)、またx=6の場合テ
トラアセチルヘキサメチレンジアミン(TAHD)
である。x=0の場合、この化合物はテトラアセ
チルヒドラジン(TAH)である。TAHDと
TAMDはその低い融点(それぞれ59℃と83℃)
の故に特に好ましく、後述の様に本発明の洗剤に
おいてその処理が容易である。これらの化合物お
よび類縁体は英国特許第907356号、同907357号お
よび同907358号において記述され、この記述を参
照文献として加えることとする。 アセチル化グルコウリルは、本発明のイミドペ
ルオキシ化合物前駆体の一般的クラスに入るもう
一つの化合物グループを成している。この種の物
質は下記一般式を有する。 ここにR基の少なくとも2個はその構造の中に
2〜8炭素原子を有するアシル基である。好まし
い化合物は、R基がすべてCH3CO―基である所
のテトラアセチルグリコウリルである。アセチル
化グリコウリルは英国特許第1246338号、同
1246339号、同124817号および同1247429号におい
て記述され、この記述を引用文献として加えるこ
ととする。 本発明においてペルオキシ化合物前駆体として
用いるのに適した他のイミド型化合物は、英国特
許第1247857号において開示されたN―(ハロベ
ンゾイル)イミドであつて、その好ましい例はN
―m―クロロベンゾイルスクシンイミドであり、
また英国特許第1244200号において、開示された
N―結合―COOR基を含むポリイミド、例えばN
―メトキシカルボニルフタルイミドである。この
両方の英国特許明細書を参照文献として加えるこ
ととする。 尿素のN―アシルおよびN,N′―ジアシル誘
導体も本発明の目的に適したペルオキシ化合物前
駆体であつて、特にN―アセチルジメチル尿素、
N,N′―ジアセチルエチレン尿素およびN,
N′―ジアセチルジメチル尿素を使用する事がで
きる。この型の化合物はオランダ特願第6504416
号(1966年10月10日公開)において開示され、こ
れを参照文献として加えることとする。無機ペル
塩活性化特性を有する他の尿素誘導体は、英国特
許第1379530号において開示されたモノ―または
ジ―N―アシル化アゾリノンである。 アシル化ヒダントイン誘導体もこの有機ペルオ
キシ化合物前駆体の一般クラスの中に入る。ヒダ
ントイン類は例えば低級アルキル基によつて置換
される事ができ、窒素原子の一方または両方をア
シル化する事ができる。この型の化合物の例は、
N―アセチルヒダントイン、N,N―ジアセチル
―5,5―ジメチルヒダントイン、1―フエニ
ル、―3―アセチルヒダントインおよび1―シク
ロヘキシル―3―アセチルヒダントインである。
これらの化合物および類似化合物は英国特許第
965672号および同1112191号において記述され、
これを参照文献として加える。 イミド型の窒素化合物の他のクラスはN,N―
ジアシルメチレンジホルムアミドであつて、N,
N―ジアセチルメチレンジホルムアミドがその好
ましい化合物である。この物質ならびに類似化合
物は英国特許第1106666号において記述され、こ
れを参照文献として加える。 d シアノ化合物 本発明においてペルオキシ化合物前駆体として
適当な他の有機化合物のクラスは、下記の一般式
を有する化合物である。 X−C≡N ここに、Xは置換または非置換アルキル基また
はアリール基、或いは
【式】でありうる。こ こにAは−ORまたは−NR1R2であつて、各R1
よびR2は低級アルキル基、または置換または非
置換アリール基である。 このクラスの化合物は、無機ペル塩との反応が
ペルオキシ酸以外のペルオキシ種を形成する点で
他の大部分のペルオキシ化合物前駆体と相違して
いる。 Xが置換または非置換アルキル基またはアリー
ル基である場合、この化合物はニトリルであつ
て、これは単官能または多官能型でありうるし、
またその効率はその化合物が或る程度の水溶性を
保持する限り、シアノ基の数の増大に従つて増大
する。有機ニトリルの例を挙げれば、フタロニト
リル、ベンゾニトリル、テトラメチレンジニトリ
ル、マロニトリル、エチレンジアミノテトラ酢酸
ジニトリル、ニトリロトリ酢酸ニトリルおよびス
クシノニトリルである。本発明において使用でき
るこれらの化合物および他の類似化合物は英国特
許第802035号において完全に記述されており、こ
れを参照文献として加える。 前記の式においてXが−COORまたは−
CONR1R2である所の化合物はドイツ公開公報第
2647978号において開示され、これを参照文献と
して加える。 e イミダゾール N―アシルイミダゾールおよび類似の五員環化
合物は、本発明において使用できる無機ペルオキ
シ化合物前駆体の他の化合物群を成している。そ
の特定の例は、N―アセチルベンズイミダゾー
ル、N―ベンゾイルイミダゾールおよびそのクロ
ル―ならびにメチルー類縁体である。この型の化
合物は英国特許第1234762号、同1311768号および
同1395760号に記述され、これを参照文献として
加える。 f オキシム オキシムおよび特定のアセチル化オキシムも、
本発明の目的に使用できる有機ペルオキシ化合物
前駆体のクラスである、オキシムはヒドロキシル
アミンの誘導体であつて、ヒドロキシルアミンか
らアルデヒドおよびケトンとの反応によつてそれ
ぞれアルドオキシムおよびケトオキシムとなる。
アシル基はC1−C12脂肪族または芳香族であつて、
好ましいアシル基はアセチル、プロピオニル、ラ
ウロイル、ミリスチルおよびベンゾイルの各基で
ある。1個を越えるカルボニル基を含む化合物は
1当量より多いヒドロキシルアミンと反応する事
ができ、ジオキシムの最も普通のクラスは1,2
―ジケトンおよびケトン性アルデヒドから誘導さ
れたもの、例えばジメチルグリオキシムである。 この化合物のアセチル化誘導体は、有機ペルオ
キシ化合物前駆体として特に有効であり、その例
はジアセチルジメチルグリオキシム、ジベンゾイ
ルジメチルグリオキシムおよびフタロイルジメチ
ルグリオキシムである。 g 炭酸塩 有機ペルオキシ化合物前駆体として、炭酸およ
びピロ炭酸の置換および非置換脂肪族、芳香族お
よび脂環式エステルも提案されている。この種の
エステルの代表的な例は、p―カルボキシルフエ
ニルエチルカルボナート、ナトリウム―p―スル
ホフエニルエチルカルボナート、ナトリウム―p
―スルホフエニル―n―プロピルカルボナートお
よびジエチルピロカルボナートである。洗剤組成
物の中に有機ペル塩活性剤としてこの種のエステ
ルを使用する事は英国特許第970950号において記
述されており、これを参照文献として加える。 前記のクラスのほか、有機ペルオキシ化合物前
駆体として多数の他の物質が使用できるが、その
中には下記式のトリアシルグアニジンが含まれ
る。 ここにRはグアニジン塩のアシル化によつて作
られたアルキル基、好ましくはアセチル基または
フエニル基である。他の化合物のクラスには、ア
シルスルホンアミド、例えば英国特許第1003310
号において開示されたN―フエニル―N―アセチ
ルベンゼンスルホンアミドならびに英国特許第
1104891号および第1410555号において開示された
如きトリアジン誘導体がある。特に好ましいトリ
アジン誘導体の例は、2,4,6―トリヒドロキ
シ―1,3,5―トリアジン、2―クロル―4,
6―ジメトキシ―S―トリアジンおよび2,4―
ジクロル―6―メトキシ―S―トリアジンのジ―
およびトリアセチル誘導体である。英国特許第
1339256号および同1339257号において記述された
1,4―ジアシル化2,5―ジケトピペラジンの
如きピペラジン誘導体も、英国特許第1242106号
において記述されたメチル、エチルおよびフエニ
ルクロルホルマートの如き水溶性アルキルおよび
アリールクロルホルマートと同様に使用可能であ
る。前記の文献はすべて参照文献としてここに加
える。 前記の活性剤クラスのうち、好ましいクラス
は、無機ペル塩と反応する際にペルオキシカルボ
ン酸を生じるクラスである。特に好ましいクラス
は無水物、イミド、オキシムおよびエステルであ
つて、特に好ましいのはフエノールエステルおよ
びイミドである。 好ましい物質の例を挙げれば、メチル―o―ア
セトキシベンゾアート、ナトリウム―p―アセト
キシベンゼンスルホナート、ビスフエノール―A
―ジアセタート、テトラアセチルエチレンジアミ
ン、テトラアセチルヘキサメチレンジアミンおよ
びテトラアセチルメチレンジアミンである。 「微細斑点状汚染(ピンポイントスポツテイン
グ)」として知られる型の布類の色彩の損害は本
発明の添加剤を使用する結果最小限度にされ、多
くの場合実質的に無くなるのであるが、高度に厳
しい条件においては、特に洗濯される布類が過度
に汚れている場合は、ある種のペルオキシ化合物
前駆体を使用しても、特に漂白種として過安息香
酸を発生する前駆体を用いる場合に、色の損害が
なおも生じる事が発見された。 しかしながら、驚くべき事に、もしこの様な過
安息香酸前駆体が急速過加水分解性過酸前駆体と
混合して用いられ、過酢酸前駆体と過安息香酸前
駆体との重量比を1:10〜10:1、好ましくは
5:1〜1:5の範囲にある様にすれば、前記の
様な退色の危険性が大幅に低下する事が発見され
た。 退色作用を低下させる前記混合物の作用のメカ
ニズムは明瞭ではないが、この混合物は洗濯液の
中でのカタラーゼ活性を抑止する効果があるもの
と信じられる。カタラーゼは、洗剤の中に通常含
まれている無機ペル漂白剤の生じる過酸化水素を
破壊する事が知られており、このカタラーゼは本
発明の場合には、望ましい有機漂白種の形式を減
少させる条件を作り上げるものと考えられてい
る。 ペルオキシ安息香酸は過酢酸よりも強力な漂白
剤である。即ち、これは、より高い酸化ポテンシ
ヤルを有し、従つてまた性能を最大限にする為に
は、漂白剤種混合物中の過酢酸の割合は、本発明
の添加剤を含む水溶液の中で洗濯される布類の退
色を避けるに必要な最小限度に保持すべきであ
る。前述の様に、過安息香酸前駆体と過酢酸前駆
体の重量比が10:1〜1:10、好ましくは5:1
〜1:5の範囲内にあれば満足な退色の低下が得
られる事が発見された。最も望ましい比率は約
1:1である。この点に関し、ペルオキシ化合物
前駆体のペルオキシ酸種への転化は必ずしも定量
的ではなく、前駆体の性質、ならびに転化の生じ
る反応条件、特に時間と温度によつて決まる事を
注意すべきである。 1:10未満の重量比の過安息香酸前駆体と過酢
酸前駆体との混合物も、漂白作用の観点から効率
は少し減少するが尚満足であり、退色損害に対す
る低い危険性を有する事を認めるべきであるしか
しながら、本発明の添加剤においては、低い退色
リスクを伴う高い過安息香酸の漂白潜在力という
利点は、前記の割合の前駆体混合物によつて最も
良く実現される。 基体に加えられるペルオキシ化合物前駆体の量
は、前駆体:基体比が30:1〜1:10、更に一般
的には10:1〜1:10の重量比範囲となる様に加
えられる。望ましくは、この重量比は8:1〜
1:2の範囲、最も好ましくは5:1〜1:1の
範囲である。 もちろん、有機ペルオキシ化合物前駆体の使用
水準は多くの要因に依存している。例えば、洗濯
機中の布類挿入物のサイズ、所望の漂白性能水
準、通常の洗剤組成物中の無機ペル塩の量、およ
びその洗濯製品の用途、前駆体から誘導される有
機ペルオキシ種の漂白効率、ならびにペルオキシ
種への前駆体の転化効率によつて決まる。無機ペ
ルオキシ漂白剤の場合には、ヘビーデユーテイ洗
剤の目的のために、溶液中の有効酸素水準が
50ppm〜350ppm(重量)となる様にするのが普通
である。しかし有機ペルオキシ漂白剤を使用する
場合には、有機ペルオキシ化合物によつて得られ
る有効酸素水準は10ppm〜80ppmの範囲内である
べきである。この有効酸素水準は使用される特定
の洗濯サイクルに応じて、正規洗濯サイクル時間
内に、即ち15〜25分間内に得られるべきである。 20〜30lの使用液体容量を有する洗濯機の場合、
この有効酸素水準を達成するためには、定量的転
化を成す有機ペルオキシ化合物前駆体1g〜20g
を加える必要がある。この数字は、転化効率の低
下に反比例して増大する。好ましくは、この水準
の前駆体と、製品の中に含有させる必要のある他
の補助剤および添加剤とを単一の基体ユニツトで
収容する事ができるようにすべきである。しか
し、所定量の前駆体を送り出すために使用される
ユニツトの数の選択の問題である。原則として、
1回の前駆体使用量は3〜10g、好ましくは4〜
6gの範囲である。 基 体 本発明によれば、ペルオキシ化合物前駆体は、
非粒状固体物品から成る基体と、水により放出さ
れるように組合されていなければならない。基体
そのものは水溶性でも非水溶性でもよいが、後者
の場合には、洗濯条件のもとに、洗濯サイクルの
終わつた時に機械から回収されるだけの構造的一
体性を保持するものであるべきである。本発明の
目的からなる水崩壊性の構造、即ち、水性媒質の
中で崩れてバラバラの不溶性繊維または粒子とな
る構造は不満足であると見なされている。 水溶性物質としては、ある種のセルローズエー
テル、アルギナート、ポリビニルアルコール、お
よび水溶性ポリビニルピロリドンポリマーであつ
て、不織布または織布構造に形成できるもの、が
ある。また適当な不水溶性物質は天然または合成
の繊維、フオーム、スポンジおよびフイルムであ
るが、これには限定されない。 基体は、シート、ブロツク、リング、ボール、
ロツドまたは管の如き多くの物理的形状のいずれ
を取る事もできる。この様な形状は使用者がユニ
ツトとして使用する事ができるものであるべきで
ある。即ち、バラバラのシート、ブロツクまたは
ボール、或いはロツドもしくは管の単位長など、
測定量づつ洗濯液の中に加える事ができるもので
なければならない。これらの基体のあるものは、
一回使用型もしくは多回使用型とする事ができ、
また30:1重量比の前駆体:基体比まで有機ペル
オキシ酸前駆体を付着させる事が可能である。 またこの種の物品の成形は、数回の洗濯サイク
ルに際して漂白作用を生じるのに充分な有機ペル
オキシ化合物前駆体を放出可能に包蔵したスポン
ジ材料とする事ができる。この多数回使用物品
は、スポンジボールまたはブロツクに約20gの前
駆体およびその他の補助剤を含浸する事によつて
作る事ができる。使用中、この前駆体はスポンジ
の細孔を通して洗濯液の中に浸出し、無機ペルオ
キシ漂白剤と反応する。この様な包蔵スポンジ
は、通常の洗濯機において数回の布類装入物を処
理するのに用いる事ができ、使用後も洗濯機の中
に放置できると言う利点がある。 洗濯液の中に有機ペルオキシ化合物前駆体を小
出しする為に使用するに適した他の装置ならびに
物品には、下記の特許明細書に記載されたものが
ある。 米国特許第3736668号 〃 〃 3701202号 〃 〃 3634947号 〃 〃 3633538号 〃 〃 3435537号 これらの特許明細書を参照文献として加えるこ
ととする。 本発明において高度に好ましい物品は、洗濯機
中の布類の運動と両立する様に、また製品の製造
中の操作を容易にする様に可撓性のシートと有機
ペルオキシ化合物前駆体とを水により放出可能に
組合せたものから成る、好ましくは、このシート
は、水透過性である。即ち水がシートの一面から
他面に通過できるものとし、またフイルム型の基
体の場合には、多孔シートが望ましい。最も好ま
しい基体の形は、織布または不織布のシート、も
しくは海綿状プラスチツク物質の薄いシートであ
る。織布シートは、外挿用包帯類に使用されるも
のまたはチーズクリスとして知られる型のものの
如き低いフアイバーカウント/ユニツト長の平織
天然繊維または合成繊維の形状をとる事ができ
る。シート型基体に対する付着量の限界の故に、
シートに加える事のできる前駆体の量が限定され
る。即ち前駆体:シート重量比約10:1で示され
る最大比率に限定される。 本発明の洗濯添加剤の非常に望ましい性質は、
この添加剤を加える洗濯機の機械的操作と干渉し
ない事である。家庭用洗濯機の大部分は回転式多
孔ドラム型であつて、多孔面が外周面全体に備え
られている。この型の装置においては、ドラム構
造ならびに操作方式から、機械に対する液体流の
障害の問題は避けられる。ある種の古い型の洗濯
機は循還液システムを備えた定置槽の中で撹拌器
を使用する。この型の機械において液体の閉塞を
防止する為には、特にシート型の場合その基体の
中にスリツトまたは細孔を備える必要があろう。
この型のシート構造は米国特許第3944694号およ
び第3956556号においてそれぞれ開示され、この
開示を参照文献として加える。 本発明において使用される基体の望ましい特性
は、本来吸収性であるという事である。大抵の物
質は液体物質をある程度まで吸収できる事は知ら
れている。しかし、本明細書において使用する
「吸収性」と言う用語は、その重量の約12倍まで
の水を吸収する能力を持つ物質を意味する(即ち
基体が液体を吸収し保持する能力を示す値)。 吸収能力値の決定は、連邦規格UU−T595bに
記載の吸収能力ラスト法を下記の様に変更した物
によつて行なわれる。 1 蒸留水の代わりに水道水を使用する。 2 試料片は、3分間でなく30秒間浸漬される。 3 排水時間は1分でなく15秒とする。および 4 試料片は上反り縁を備えた皿をもつ捩秤で直
ちに秤量される。 そこで吸収能力値を前記規格に示された式によ
つて計算する。このテストによれば、1プライ、
密な漂白紙(例えば、270m2(3000平方フイート)
当り約14Kg(約32ポンド)の秤量を有するクラフ
ト紙またはボンド紙)は3.5〜4の吸収能力を持
つ。市販の家庭用1プライタオル紙は5〜6の値
を持つ。また市販の2プライ家庭用タオル紙は7
〜約9.8の値を持つ。 本発明の基体は、「フリースペース」と呼ぶ事
ができる。本明細書において「フリースペース」
或いは「空隙容積」と言うのは、構造内部の非充
填空間を意味するものとする。例えば多プライ紙
構造は、突起部を打ち出したプライの、これらの
突起を突合わせて接合して成るが、この種の紙構
造は、各プライの突起部を有しない部分間と、ペ
ーパシートそのものの繊維間に、フリースペース
の空隙容積をもつている。また不織布はその各繊
維間においてこの様なスペースを持つている。特
定の物理的寸法を有する不織布または紙のフリー
スペースは、この紙または不織布の繊維の密度を
変更する事によつて変動させる事ができる。フリ
ースペースの大きい割合を持つ基体は、一般に低
い繊維密度を持つている。これに対して高い密度
の基体は、低いフリースペース量を持つ。本発明
において好ましい基体は、基体構造の全体積に対
して約90%までのフリースペースを持つものであ
る。 前述の様に、本発明において基体として用いる
事のできる適当な素材は、特にスポンジ、紙およ
び織布ならびに不織布である。また本発明の洗濯
用添加剤製品の好ましい基体はセルローズ繊維か
ら成るものであり、特に開口を備え、或いは開口
を備えていない不織布である。 更に詳しく述べれば、適当な基体の一例は圧縮
性、成層、カレンダ処理された、多プライ吸収性
紙構造体である。好ましくは、この紙構造体は2
または3プライを持ち、270m2(3000平方フイー
ト)当り約6〜約40Kg(14〜90ポンド)の坪量
と、7〜10の範囲の吸収能力値とを持つ。この好
ましい紙構造体の各プライは270m2(3000平方フ
イート)当り約3〜約14Kg(約7〜30ポンド)の
坪量を有し、またこの紙構造体は同一の、或いは
相異なる坪量のプライから成る様にする事ができ
る。各プライは、約15%〜40%のクレープパーセ
ントと、紙幅6.5cm2(平方インチ)当り約100〜
1500gのマシン方向(MD)テンシルおよびクロ
スマシン方向(CD)抵抗力を有するクレープ紙
その他の伸長性紙で作られるのが好しい。3プラ
イ紙構造体の外側の2プライまたは2プライ紙構
造の各プライは、ペーパーシートの非エンボス面
の上方に約0.25〜約10mm(約0.010インチ〜約0.40
インチ)の高さまで隆起したばらばらの突起部分
を6.5cm2(平方インチ)当り約16〜200個有する同
一の繰返しパタンを持つてエンボスされている。
ペーパーシート面の約10%から60%がエンボスさ
れている。各プライの突起部の末梢端(即ちエン
ボスされていないペーパーシート面から反対側の
末端)相互に突合わされて接着され、これによつ
て6.5cm2(平方インチ)当り約200〜800gの圧縮
モジユラスと、約10〜130の「ハンドルオメター」
(HOM)MDおよびCD値を示す好ましい紙構造
体を生じる。両面に圧縮荷重を受けた紙構造体の
圧縮変形特性を規定する圧縮モジユラス値、紙構
造体の剛さもしくは手ざわりに関するHOM値、
マシン方向およびクロスマシン方向においてテス
トされた紙構造体試料から得られたHOM値を指
すMDおよびCDHOM値、これらの値を決定する
方法、使用される装置、好ましい紙構造の更に詳
細な説明、ならびにその製造法は、米国特許第
3414459号において記述されている。この米国特
許明細書を参照文献として加えることとする。 本明細書において使用できる好ましい不織布基
体は一般的に、ウエブ構造またはカード処理され
た繊維構造(その繊維強さはカード処理を可能に
するのに適している)を有し、或いは繊維または
フイラメントが偶発的にまたは無作為的に配列さ
れ(即ち繊維の部分的配向がしばしば存在する場
合と、完全に無作為的な配向を含むカードウエブ
中の繊維配列)または繊維或いはフイラメントが
実質的に整列されている繊維マツトから成る所の
接着剤で接合された繊維またはフイラメント製品
と定義する事ができる。繊維またはフイラメント
の天然の物(例えば、羊毛、絹、ウツドパルプ、
ジユート、ヘンプ、綿、リネン、サイザルまたは
ラミー)、合成の物(例えばレーヨン、セルロー
ズ、エステル、ポリビニル誘導体、ポリオレフイ
ン、ポリアミドまたはポリエステル)または前記
のいずれかの混合物とすることができる。 不織布を製造する方法は本発明の一部をなすも
のではなく、公知の技術であるから詳細には説明
しない。一般に、この種の布は空気または水で繊
維を配置する方法で作られ、この方法においてま
ず繊維またはフイラメントが長いストランドから
所望の長さに切断され、空気流または水流の中に
通され、次にスクリーンの上に配置され、このス
クリーンを通して繊維を含有する空気または水が
通過させられると、スクリーン上に堆積した繊維
またはフイラメントは相互に接着剤で接着され、
乾燥され、硬化され、またはその他の所望の方法
で処理されて、不織布となる。ポリエステル、ポ
リアミド、ビニル樹脂およびその他の熱可塑性繊
維から成る不織布は、スパンボンドする事ができ
る。即ち繊維を平面の上に紡ぎ出し、熱反応また
は化学反応によつて相互に結合(溶融)する事が
できる。 本発明において望ましい吸収特性は、特に不織
布によつて容易に得られ、布の厚さを大きくする
だけ、即ち所要の吸収特性をうるのに充分な厚さ
まで複数のカードウエブまたはマツトを重ねるだ
けで、あるいはまたスクリーンの上に充分な厚さ
の繊維を堆積させる事によつて得られる。繊維の
任意の直径またはデニール(1般に約10デニール
まで)を使用する事ができる。何故ならば、布の
厚さをその吸収能力と関係づけるのは各繊維間の
フリースペースだからであり、またこのフリース
ペースにより不織布は交差作用あるいは毛細管作
用でペルオキシ化合物前駆体の含浸に適した物と
なるからである。即ち、所要の吸収能力をうるに
必要な任意の厚さを使用する事ができる。 不織布の製造に使用される結合剤樹脂を選ぶ事
により、種々の望ましい特性を持つ基体を作る事
ができる。例えば、布の吸収特性は繊維結合段階
において、親水性結合剤樹脂、疎水性結合剤樹脂
またはその混合物をそれぞれ使用する事によつて
増大、もしくは減少あるいは制御する事ができ
る。その上、疎水性結合剤樹脂は、単独で使用さ
れた場合、或いは疎水性/親水性混合物の主成分
として用いられた場合、本発明による前駆体/基
体組合体が自動洗濯機の中で使われる場合の基体
として特に有効な不織布を与える。 基体がスクリーン上に偶発的に、または無作為
的に配置された繊維から成る不織布である場合、
この組成物はすべての方向においてすぐれた強さ
を示し、洗濯機中に使用した場合に破裂または分
離する傾向がない。 好ましくは、不織布は繊維を水で配置したもの
または空気で配置したものであり、セルローズ繊
維、特に再生セルローズまたはレーヨンで作ら
れ、これらの繊維は標準的繊維製品潤滑剤をもつ
て潤滑される。好ましくは、これらの繊維は約5
mm〜約50mm(3/16″〜2″)の長とし、また1.5〜
5デニールの範囲とする(デニールは9000メート
ル長のグラム重量に対応する。国際的に認められ
た条測定単位である)。好ましくは、これらの繊
維は少なくとも部分的に偶発配向され、特に大部
分偶発配向される様にし、疎水性または実質的に
疎水性の結合剤樹脂によつて、特に非イオン自己
橋かけ性アクリルポリマーで相互に接着する。望
ましくは、この布は70%の繊維と30%の結合剤樹
脂ポリマー(重量)を含み、また0.8m2(平方ヤ
ード)当り約10〜約100、好ましくは約20〜約60
gの坪量を持つている。 適当な例は、70%の再生セルローズ(アメリカ
ンビスコースコーポレーシヨン)と30%の疎水性
結合剤樹脂(布の一側面にRhoplex HA−8、
他側面にRhoplex HA−16 Rohm&Haas,Inc)
を含むエアレイド不織布である。この布は約0.10
〜約0.13mm(4〜5ミル)の長さと、0.8m2(平
方ヤード)当り約24gの坪量と、6の吸収能力と
を持つ。約21cm(81/3″)幅の布の0.3m(1フ
ート)長の目方は約1.78gである。繊維は約6mm
(1/4″)の長さ、1.5デニールであつて、実質的に 無作為的に配向されている。これらの繊維をオレ
イン酸ナトリウムで潤滑する。 他の基体の例は、C.H.Dexter Co.,Inc.から販
売されているウオーターレイド不織布である。そ
の繊維は再生繊維であつて、長さ約10mm(約
3/8″)、約1.5デニール、また類似の標準繊維製品 潤滑剤で潤滑されている。繊維は、不織布の約70
重量%を占め、実質的に無作為的に配向されてい
る。結合剤樹脂(HA−8)は不織布の約30重量
%を成す。基体は厚さ約0.1mm(約4ミル)で、
0.8m2(平方ヤード)当り約24gの坪量と、5.7の
吸収能力を持つ。約21cm(8 1/3″)幅の不織布
の0.3m(1フート)の長さは約1.66gの目方で
ある。 本発明の目的から、開口部を有する不織布基体
を用いる事ができる。基体の両面に開いた開口は
原則としてパタンを成し、基体を製造する為に繊
維をレイダウンする際に形成される。開口部を有
する不織基体の例は米国特許第3741724号、第
3930086号および第3750237号に開示され、これら
の開示を参照文献として加える。開口部付き不織
布基体の特に適当な例は、Chicopee
Manufacturing Co.,から、SK650WFX577のコ
ード名で市販されているもので、50g/m2の坪量
と1平方cm当り約13個の開口部を備えたポリエス
テル/ウツドパルプ混合物から成る。 同じくChicopee Manufacturing Co.,から、
AK30ML1379のコード名で入手される開口部付
き不織布基体の他の好ましい例は、3.0デニール
の繊維をRhoplex RA8結合剤で結合した再生セ
ルローズシート(繊維:結合剤比70:30)であつ
て、40g/平方mの坪量と17個/平方cmの開口部
とを有する。 一般に本発明の目的を成す開口部付き不織布は
10〜20個/平方m、好ましくは12〜18個/平方cm
の開口部を有する。 本発明において使用できる基体物質の他のクラ
スは1シート状の吸収性フオーム状物質である。
「吸収性フオーム状物質」とは、「ガス発泡フオー
ム」、天然海綿、米国特許第3311115号および第
3430630号に開示されたる如き複合繊維構造など
の三次元内吸収性物質を包含するものとする。こ
れらの米国特許明細書を参照文献として加える。
この型の特に適当な物質は、フオームの内部細胞
壁が網状化によつて破断された構造の疎水性ポリ
ウレタンフオームである。この型のフオームは、
米国特許第3794029号(参照文献として加える)
に詳細に記述されている。この型のフオームの好
ましい例は16cm3(立方インチ)当り約0.596gの
密度を有し、2.5cm(インチ)当り20〜100セル、
好ましくは約60〜80セルのセルカウントを有し、
Scott Paper Company(ペンシルバニア州、米
国)から商標「ハイドロフオーム
(Hydrofoam)」で入手される親水性ポリウレタ
ンフオームである。 基体シートのサイズと形状は好みの問題であつ
て、主としてその使用上の便利さに関連するフア
クタから決定される。即ち、シートは機械の隙間
または洗われている布の巾に捕捉される程小さく
ないのがよく、またこれを販売する為の容器に封
入しまたは容器から出しにすい程大きくないのが
よい。本発明の目的から、約130〜約1300cm2(20
平方インチ〜200平方インチ)の面積のシートが
望ましく、好ましい表面積は約510〜780cm2(80〜
120平方インチ)の範囲である。 随意成分 ペルオキシ化合物前駆体のほかに、基体に対し
て1種または複数種の他の物質を別個に、または
前駆体と結合して加える事ができる。 この様な随意の官能成分の種類と水準は、前駆
体に対する非反応性要件(この随意物質が前駆体
と密接に接触する様に加えられる場合)、および
基体の付着量限度によつてのみ制約される。あと
で更に詳細に述べる如く、前駆体と反応する事の
できる物質を本発明の添加剤の中に含ませる事が
できるが、前駆体がそれから空間的に分離されて
いる事、即ち前駆体は他の反応物質から自由な、
または実質的に自由な基体上の場所に配置される
事が重要である。各随意成分は20:1の随意成
分:基体重量比に対応する量まで含める事ができ
る。しかしながら、処理上の理由と、製品の外観
上の理由から、随意成分のシート当り全重量は、
原則としてシート重量の最大限10倍、理想的には
シート材料の5倍未満に保持され、各成分はシー
ト重量の3倍未満存在する様にする。 随意成分の許容含有水準を決定する一つの要因
は、その物理的特性、即ちその随意成分が液体で
あるか固体であるか、またもし固体であればこれ
が結晶性であるかワツクス状であるか、融点また
は軟化点が低いか高いか、である。 最も好ましい随意成分は、処理しやすい様に40
℃より高い軟化点と、80℃より低い融点を有する
ワツクス性の固体の水溶性または水分散性有機補
助剤である。 ペルオキシ化合物前駆体が、高い融点の固体で
ある為にこの様な特性をもつていない場合、基体
を洗濯液の中に導入する際に基体から前駆体を放
出しやすくする為の助剤として、前記の如き有機
補助剤を1種または2種以上含む事が好ましい。
好ましい補助剤は、前駆体を基体の中または上に
含ませる際の可塑剤または濃化剤として役立ち、
理想的には非吸湿性固体であつて、50℃で5000チ
ンチポアズまでの粘度を有する混合物を生じる様
に前駆体と混合して融解される。 代表的な固体補助剤は、分子量44000〜700000、
好ましくは500000〜700000のポリビニルリドン、
アルコール1モル当り5〜30個の酸化エチレン基
を含む獣脂アルコールエトキシラート、C12―
C18脂肪酸、およびそのある種のエステルとアミ
ド、C16−C18脂肪酸のソルビタンエステル、およ
び分子量が4000より大きいポリエチレングリコー
ルである。前記の様に、好ましい物質は低吸湿性
のものであつて、特にC14−C18飽和脂肪酸であ
る。 油脂汚れ除去用の一種または多種の非イオン界
面活性剤を含む本発明の好ましい実施態様(後
述)においては、非イオン界面活性剤(単数また
は複数)は処理助剤として役立ち、これによつて
追加処理助剤の必要を少なくし、もしくはその必
要を全くなくす。 メチル―0―アセトキシベンゾアート、分子量
1000〜2000のポリアゼライン酸ポリ酸無水物およ
びコハク酸ジニトリルの如きそれ自体ペルオキシ
化合物前駆体である所のいくつかの化合物は処理
助剤として使用する為の所要特性を有し、そのま
まで使用する事ができる。パラフインワツクスも
また少量使用する事ができる。油脂汚れ除去界面
活性混合物の界面活性成分の如く製品中に処理助
剤が他の機能を有しない場合には、その含有水準
は、前駆体:処理助剤重量比が20:1〜1:3の
範囲となる様にする事が望ましく、後者の比率は
経済的な理由からである。しかしながら、処理助
剤が界面活性の如き他の機能特性を有する場合に
は、この前駆体:処理助剤の重量比は1:10程度
の低さとする事ができる。処理助剤として使用で
きる物質のもう一つのクラスは分子量が500000よ
り大きいポリアクリルアミドであつて、これは固
体状態で水を保持する事のできるチクソトロピー
水溶性重合体である。有機ペルオキシ化合物前駆
体はこの重合体の水性ペーストの中に溶解しまた
は分散される事ができる。次にこのペーストを基
体ウエブに付着させて、基体表面に含浸/被覆さ
せ、そこで固体の、しかし水溶性のゲルとして硬
化させる。このクラスの物質は、高温に露出され
た時に水溶性を失う傾向のあるポリビニルアルコ
ールの如き水溶性基体に対して有機ペルオキシ化
合物前駆体に付着させるのに特に有効である。 前述の様に、有機補助剤は、放出助剤として役
立ち、本発明の製品を洗浄液に加えた際に前駆体
を基体から放出させるのに役立つ。一般に、処理
助剤として役立つ物質はまた放出助剤としても適
当であるが、二,三の物質、特にC16−C18脂肪酸
ならびに分子量4000〜6000のポリエチレングリコ
ールは前駆体:放出助剤の重量比20:1〜1:
2、特に4:1〜1:1の範囲内となる量で使用
された時に特に有効である。2,2―ジ―(4―
ヒドロキシフエニル)プロパンジアセタートの如
き不水溶性前駆体について放出助剤の効果は特に
顕著である。 他の型の放出助剤は、基体の製造中または基体
に前駆体および他の成分を付着させる前に、基体
に対して加えられるものである。この型の補助剤
は、水と接触した時に活性成分を離れやすくする
様に基体の表面特性を変更させる所の過フツ化炭
化水素またはシリコーンである。3MCompanyか
らFC807および808として入手されるフルオロカ
ーボン処理溶液は、基体/フルオロカーボン固体
の重量比が500:1〜50:1、好ましくは約300:
1の割合となる量で基体に施用された場合にすぐ
れたすぐれた放出作用をもたらす。 前駆体を基体の上に付着させ、また放出させる
のに役立つ前記の随意成分のほかに、無機漂白剤
以外の洗剤成分ならびに前記体に対する反応性化
合物を前駆体と混合して基体に加える事ができ
る。即ち、界面活性剤、泡変性剤、キレート剤、
再沈殿防止剤、汚れ懸濁剤、光学ブライトナ、殺
菌剤、ターニツシ防止剤、酵素物質、布類軟化
剤、静電防止剤、香料、漂白触媒を基体の付着量
制限の範囲内で、本発明の添加剤製品を用いて洗
浄液の中に導入する事ができる。 界面活性剤は、アニオン、非イオン、双生イオ
ン、両性およびカチオンの各クラスおよびそれの
混合物から選ばれた一種または複数種の表面活性
剤とする事ができる。アニオン表面活性剤は天然
の物または合成の物とする事でき、非イオン界面
活性剤は半極性型または酸化アルキレン型とする
事ができ、またカチオン界面活性剤はアミン塩、
第四窒素およびリン化合物、ならびに第三スルホ
ニウム化合物を含む事ができる。これらの各クラ
スの例は米国特許第3929678号において開示され
ており、これを参照文献として加える。 しかしながら、本発明によつて作られた洗濯用
添加剤製品は油脂のシミの除去に有効な非イオン
界面活性剤を含有するのに特に適当である。この
型の非イオン界面活性剤は、その物理的特性の故
に通常の洗剤の中に含有させる事が困難な傾向が
ある。非イオン界面活性剤を含有する粒状洗剤の
噴霧乾燥工程は、二,三の非イオンフラクシヨン
の揮発性の故に製造中のガス発生の問題を生じ、
またこれを用いて作られた粒状洗剤は流れ特性が
不満足な傾向がある。 本発明の添剤製品の中にこの様な非イオン剤を
含有する場合、通常の洗剤粒子の粒状配合または
処理の場合の様な困難を伴う事なく洗濯液の中に
この種の非イオン界面活性剤を加える事ができ、
またこの非イオン界面活性剤を含む製品を油脂性
シミに対して手で予め付着させる事によつてマエ
処理できると言う利点がある。 従つて、本発明の好ましい実施態様において
は、8.0〜17.0、最も好ましくは9.5〜15.5の範囲
のHLBを有し、酸化エチレンと、反応性水素を
有する疎水性有機分子との縮合生成物から成るグ
ループより選ばれた少なくとも一種の非イオン界
面活性剤を含有する。 親水性/親油性バランス即ちHLBは、界面活
性剤の極性ならびに水性媒質または炭化水素媒質
に対するその相対親和性に関する広く認められた
測定値である。この様な概念は最初にW.C.
Griffinによつて開発されたものであつて、界面
活性剤物質について数値を与える事ができ、その
スケールはHLB値の増大に伴なつて親水性が増
大する如く定められる。酸化エチレンを含有する
非イオン界面活性剤の場合、そのHLB値はHLB
=E/5の如く表示する事ができる。ここにEは
化合物中の酸化エチレンの重量%である。 所望の疎水性と反応水素原子とを有する有機分
子は線状および枝分れ鎖構造の第一および第二
C9−C15脂肪族アルコール、C12−C18アルキルフ
エノールを包含している。 本発明において使用するに適した非イオン界面
活性剤の例は、下記の通りである。 線状 C14−C15 アルコール(E7) C14−C15 〃 (E5) C12−C13 〃 (E6) C9 −C11 〃 (E5) 枝分れC10−C13 〃 (E4) 線状s−C11−C15 〃 (E5) s−C11−C15 〃 (E7) s−C11−C15 〃 (E9) ココナツ脂肪酸 (E5) オレイン脂肪酸 (E10) 線状 C8 アルキルフエノール(E5) C8 〃 〃 (E8) C9 〃 〃 (E6) C9 〃 〃 (E9) ソルビタンモノオレアート (E5) ソルビタントリオレアート (E20) ソルビタンモノステアラート (E4) ソルビタントリステアラート (E20) 特に好ましい物質は、アルコール1モル当り7
〜20個の酸化エチレン基を含む第一線状および枝
分れ鎖、第一アルコールエトキシラートであつ
て、例えばC14−C15線状アルコールと7〜15モル
の酸化エチレンとの縮合生成物、たとえばShell
OillCo.,から商標「Neodol」で入手される酸化
エチレンならびにLiquichimica SAから商標
「Lial」で入手されるC10−C13枝分れ鎖アルコー
ルと縮合したものである。 非イオン界面活性剤混合物の量は、界面活性
剤:基本重量比が20:1〜1:5、好ましくは
10:1〜1:2、最も好ましくは5:1〜1:1
の範囲内となる如くする。約650cm2(約100平方イ
ンチ)平面積と約3g/シート坪量を有する不織
布シート基体を使用する場合、非イオン界面活性
剤の付着量は5〜15g/シートの範囲である。 非イオン界面活性剤が常温で液体である場合、
その物理的含有は種々の方法で行なわれる。基体
が非シート状の網状フオーム物品から成る場合、
業界公知の下記に説明する方法を用いて、界面活
性剤単独、または他の配合成分と共にその物品に
直接含浸させる事ができる。基体が不織布物質ま
たはシート状のフオーム物品から成る場合、界面
活性剤を、前記の処理助剤の如き高融点の両立性
非吸湿性物質と混合してワツクス状固体を成し、
その中において界面活性剤は固溶体および(また
は)分散相として存在する様にする事が好まし
い。分子量が4000より大きいポリエチレングリコ
ールはその融点とワツクス性の故に、この目的に
使用するのに適している。ただし、極度の湿潤状
態ではその吸湿性の故に、このグリコールをかな
りの量で使用する時には吸湿性が大きくなる。ま
たこの目的から有効な他の物質はC12−C18脂肪酸
アルカノールアミドである。しかし好ましい物品
は高級脂肪酸、特にC16―C18飽和脂肪酸であつ
て、これは脂肪酸:界面活性剤の非イオン成分の
重量比が1:5〜4:1、好ましくは1:3〜
3:2、最も好ましくは2:3〜1:1の範囲と
なる量で使用される。 界面活性剤が常温で固体であるが、約100℃未
満の温度、好ましくは約80℃未満の温度で溶融す
る場合には、他の非液体成分を基体の中に含有さ
せるためにこの界面活性剤その物をビヒクルとし
て使用する事ができる。獣脂アルコール(E25
またはC14−C15第一アルコール(E15)の如き高
度にエトキシル化された非イオンを含む界面活性
剤がこの型の例である。 前記以外の随意成分は泡変成剤であつて、これ
は泡立剤、泡安定剤または消泡剤でありうる。第
一の種類の例はC12−C18脂肪酸アミドおよびアル
カノールアミドであり、第二の種類の例はC12
C16アルキルジ低級アルキルアミンオキサイドで
あり、第三の種類の例はC20−C24脂肪酸
「Pluronic」シリーズの如きある種の酸化エチレ
ン―酸化プロピレン共重合体、シリコーン、シリ
カーシリコーン配合物、微結晶ワツクス、トリア
ジンおよび前記のいずれかの混合物である。 好ましい消泡添剤は、米国特許第3933672号に
おいて、シリコーン泡制御剤に関連して記述され
ている。この文献を参照文献として加える。シリ
コーン物質は、シリカエアロゲルおよびキセロゲ
ルおよび種々の型の疎水性シリカの如きアルキル
化ポリシロキサン物質によつて代表する事ができ
る。シリコーン物質は下記式のシロキサンとして
説明する事ができる。 ここにXは約20〜約2000、またRとR′はそれ
ぞれアルキル基またはアリール基、特にメチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基およびフエ
ニル基である。約200〜約200000の範囲またはこ
れ以上の分子量を有するポリジメチルシロキサン
(RとR′はメチル)はすべて泡制御剤として有効
である。側鎖基RとR′がアルキル、アリール、
またはアルキル/アリール混合ヒドルカルビル基
であるところの他の適当なシリコーンは、有効な
泡制御特性を示す。この類似の成分の例は、ジエ
ルルー、ジブロピル―、ジブチル―、メチル―、
エチル―、フエニルメチル―、ポリシロキサンお
よび類似のものである。更に他の有効なシリコー
ン泡制御剤の例は、前記のアルキル化シロキサン
と固体シリカとの混合物である。この種の混合物
はシリコーンを固体シリカの表面に固着する事に
よつて作られる。好ましいシリコーン泡制御剤は
約10ミリミクロン〜20ミリミクロンの範囲の粒径
を有し、約50m2/g以上の比表面積を有する疎水
性シラン化(最も好ましくはトリメチルシラン
化)シリカを、約500〜約200000の範囲の分子量
を有するジメチルシリコーン流体と、シリコー
ン:シラン化シリカ重量比約19:1〜約1:2の
割合で緊密に混合したものによつて代表される。
シリコーン消泡剤は、水溶性または水分散性の、
実質的に非界面活性の洗剤不透過性粗体の中に解
離可能に含有される。 特に有効な消泡剤は、米国特願第622303号(参
照文献として加える)において記述された自己乳
濁性シリコーン消泡剤である。この種化合物の例
はDow Corningから市販されているDB−544で
あつて、これはシロキサン/グリコール共重合体
である。 前記の如き泡変成剤は、カチオン―非イオン界
面活性剤混合物の重量の約5%まで、好ましくは
約0.1〜2%、の水準で含有される。 本発明の製品に含有される事のできるキレート
剤は、クエン酸、ニトリロトリ酢酸、エチレンジ
アミンテトラ酢酸、およびその塩、ならびに米国
特許第3213030号、第3433021号、第3292121号、
第2599807号に記載の如き有機ホスホン酸誘導体、
および米国特許第3308067号に記載の如きカルボ
ン酸ビルダであつて、これらの特許明細書をすべ
て参考文献として加える。好ましいキレート剤
は、エトリロトリ酢酸(NTA)、ニトリロトリ
メチレンホスホン酸(NTMP)、エチレンジアミ
ンテトラメチレンホスホン酸(EDTMP)および
ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホン酸
(DETPMP)であつて、これらのキレート剤は、
基体/キレート剤量比が20:1〜1:5、好まし
くは5:1〜1:5、最も好ましくは3:1〜
1:1、の範囲となる如き割合で含有される。あ
る種の多塩基酸は、本発明の製品が通常の洗剤組
成物と共に使用された時に生じる有機ペルオキン
酸の漂白効果を増進する事が発見された。その例
はEDTMP、NTMPおよびDETPMPである。し
かしながら、すべてのキレート化多塩基酸がこの
点に関して有効なのではなく、二,三の弱キレー
ト化多塩基酸、特にコハク酸およびグルタール酸
が有効である。 広い範囲の布類軟化剤に静電防止剤を随意成分
として加える事ができる。カチオン窒素化合物の
例は、ジ―C16―C18アルキル、C1―C4アルキル、
第4アンモニウム塩、イミダゾリニウム塩、およ
びC16―C18脂肪酸のソルビタンエステルの如き非
窒素物質であつて、本発明の添加剤製品の中に含
有するのに適した好ましい軟化剤および静電防止
剤は米国特許第3936537号に記述されている。こ
の型の化合物はドイツ公開公報第2516104号に開
示されており、これを参照文献として加える。 好ましい酵素物質には、市販のアミラーゼ、お
よび通常洗剤の中に含有される中性ならびにアル
カリ性プロテアーゼがある。これらの物質は、そ
の感熱性の故に、常温またはこれに近い温度で含
有させる必要があり、従つて前駆体およびその他
の溶剤の融成物に対して添加する事は不可能であ
る。従つて酵素物質は、基体に対して前駆体を溶
媒もしくはスラクで施用する工程において加える
のが最も望ましい。 光学ブライトナはアニオン型または非イオン型
であつて、シート当り0.05〜1.0gの水準、好ま
しくはシート当り0.1〜0.5gの水準、で加えられ
る。好ましい例はCiba Geigy S.A.から商標
「Tinopal EMS」で入手されるものおよび
Farbenfabriken Bayer AGから入手される
「Blanko phor MBBN」の如きアニオン物質で
ある。また本発明において使用される触媒は、米
国特許第3532634号において記述されいる如き、
二、三の遷移金属塩の如き漂白種の効率を増進す
るものである。 本発明の組成物は、固体の非果粒状基体と水解
離的に結合された前駆体を含んでいる。好ましく
は、基体が吸収性であつて、前駆体がその中に含
浸される。前駆体の施用は任意の方法で実施する
事ができ、多くの方法が公知である。例えば液体
の前駆体を基体の製造中に噴霧する事ができる。
前駆体が液状である場合、これは溶融物である事
ができ、また前駆体は加熱された時に分解する温
度よりも低い温度で融解する物である事が非常に
好ましい。前駆体が常温で固体である場合、施用
後に揮発する有機溶媒中の溶液、或いは水性媒質
或いはその液体媒質の中に微粉状固体として分散
されたスラリまたは懸濁液の如き液体形状で使用
する事ができる。 先に述べた様に、無機ペルオキシ漂白剤その他
有機ペルオキシ化合物前駆体に対して反応性の物
質は、その前駆体と漂白剤が空間的に分離されて
いる限り、本発明の添剤製品の中に含有させる事
ができる。 前駆体と無機ペルオキシ漂白剤が同一基体の上
に物理的に分離された箇所として含まれる様にし
た実施態様においては、その便利な実施法は、そ
れぞれの溶融物、懸濁液または溶液を基体の上に
別々のバンドとして付着させるにある。好ましく
は、漂白剤を40℃〜60℃の範囲の温度で、前述の
ごとき溶融処理助剤中の固体粒子分散系として施
用される。この技術を用いれば、15:1までの漂
白剤:基体重量比をうる事ができる。この付着量
水準は、細胞状基体によつて得られるが、繊維質
の基体は実際上約5:1の重量比に限定される。
更にまた、前駆体の含有の為に必要とされる基体
表面積によつて制限されるので、漂白剤の量は
6:1以下に限定される。また、製品の搬送およ
び(または)貯蔵中の漂白剤バンドと前駆体の対
応のバンドとを分離する手段が備えられなければ
ならない。これは、基体の各層の中間に付着物質
の層を介在させる事によつて、あるいは基体の積
重ねと一致しない付着物質のパタンを作る事によ
つて実施される。 基体に含浸させる場合、基体を構成する細孔ま
たは繊維の表面そのものが被覆されると考えら
れ、またペルオキシ化合物前駆体の広い被覆が形
成される事が基体の非常に望ましい特性である。
「被覆」と言う用語は一つの基体を他のものの表
面に接合する事を意味する。「含浸」とは、基体
構造の内部および外部の全体の透過性を意味す
る。与えられた基体の吸収能力に影響する一つの
要因は、そのフリースペースである。従つて、前
駆体が吸収性基体に施用される場合、これはフリ
ースペースの中に侵入し、従つて基体は含浸され
たものと見なされる。1プライクラフト紙または
ボンド紙の如き低級吸収性基体の中のフリースペ
ースは非常に限られている。従つてこの様な基体
は「密」と呼ばれる。即ち、前駆体の小部分が密
な基体の限られたフリースペースの中に侵入する
のに対して、前駆体の多量の残分は基体内部に侵
入する事なく、その表面に残留し、被覆と見なさ
れる。 前駆体を含浸させたシート状基体を作る一つの
方法は、一般にパデイング法として知られている
方法によつて吸収性の紙または不織布に対して前
駆体を施用するにある。その場合、前駆体は液状
で基体に施用され、室温で固体の前駆体はまず溶
融され、また(あるいは)溶媒処理される。前駆
体を溶融する方法および(または)溶媒処理する
方法は公知であつて。満足に処理された基体をう
る様に容易に実施する事ができる。 この方法においては、液状の前駆体をナベまた
はトラフの中に入れ、必要があれば前駆体を液状
に保持するためにこれを加熱する。次に、この液
状前駆体に対して所望の添剤を加える。次に吸収
性基体のロールを、自由にくり出される様に装置
にとりつける。基体がくり出されるにつれ、これ
を下方に送つて、液状前駆体を含む前記のナベま
たはトラフの中に、充分な含浸が得られる程度の
低い速度で通して含浸させる。次に、この基体は
同一速度で上方に進み、余分の溶液を絞り出す一
対のローラーの間を通る。この様に含浸された基
体を室温まで冷却し、そののちこの基体を折りた
たみ、一定長さに切断しまたは孔線を設け、次に
包装しまた(あるいは)使用する。 前記のローラーは、製紙技術において用いられ
ている「スクイズロール」と類似のものであつ
て、硬質ゴムまたは鋼で作る事ができる。好まし
くは、これらのローラは調節可能とし、それぞれ
の面の間の間隙が調節されて、基体上の前駆体液
の量を制御できる様にする。 本発明の好ましい実施態様においては、液状の
前駆動は、くり出される吸収性基体の上に噴霧さ
れる。くり出される基体ウエブは噴霧ノズルの上
を滑動する様に配置され、そのノズルには水平に
配置された管から成り、この管の上面に沿つてス
リツトを形成されている。前駆体ならびにこれと
混合された添剤の溶融スラリをこのスリツトを通
して基体の中に圧入し、次に絞りローラを使つて
余分の液体を絞り取る。40゜〜80℃、好ましくは
45゜〜65℃の範囲の溶融温度が採用され、また溶
融物質は、50℃において5000センチポアズ未満、
また好ましくは500センチポアズ未満の粘度を有
するものであるべきである。 他の実施法は、金属「ニツプ」ローラを使用し
これらローラの導入面あるいは入口面に対して前
駆体が噴霧される。この方法は、吸収性の紙を、
通常その一側面のみを、ローラに入る直前に処理
する事ができ、余分の液体はローラによつて絞り
取られる。この方法は更に、前駆体を液状に保時
する程度に加燃された金属ローラを使用する事が
できる。更に他の方法は、多プライ紙の所望枚数
のプライをそれぞれ別個に処理し、そののち、公
知の接着剤を用いてこれらのプライを接着する方
法である。この方法は、それぞれ両側面を処理さ
れた数枚のプライから成り、片方の側面のみを処
理された複合構造を作る事ができる。 本発明の製品を製造する好ましい方法において
は、溶融活性体と任意の添剤との混合物を基体に
対して加える。適当な特性をもつ混合物をうる
為、即ち、結晶性固体ではなくワツクス性固体を
生じる様に一定温度範囲で固化する混合物をうる
為、本発明の目的に適した二、三の活性体を可塑
剤または濃化剤を配合する必要がある。この為、
本発明のペルオキシ化合物前駆体を次の3種の型
に分類する事ができる: a 25℃までの温度で液体であるもの、または25
℃〜40℃の間で溶融する物、 b 40℃〜95℃の間で溶融する固体、 c 90℃以上で溶融する固体。 高い温度で溶融する固体グループについては、
その融点が150℃未満である事が好ましい。ただ
し250℃までの融点を有する物質も、他の物質の
融成物の中に分散等として用いる事によつて処理
する事ができる。もちろん、有機ペルオキシ前駆
体はその融点より低い温度において大きく分解す
るものであるべきではない事は明らかである。 本発明において用いるに適した多数のペルオキ
シ酸前駆体の融点を下記の表に示す。
【表】
【表】 液状および低融点のペルオキシ化合物前駆体の
場合には、高い軟化点および融点をもつ水溶性ま
たは水分散性有機補助剤が必要である。この補助
剤は、所望の粘度/温度特性を有する混合物を生
じるのに役立つ。前述の様に、この種の物質はま
た非吸湿性でなければならない。この種の物質の
例は、分子量44000−700000のポリビニールピロ
リドン、および分子量1000〜2000のポリ無水ポリ
アゼライン酸(それ自体、活性体)および約4000
以上の分子量を持つポリエチレングリコールであ
る。使用出来る他の物質としては、ミリスチン
酸、ステアリン酸、およびアラキン酸の如き長鎖
脂肪酸のソルビタンエステル、および獣脂アルコ
ールの非吸湿性エトキシラート誘導体を含む。 もちろん、高融点処理補助剤の使用水準は、ペ
ルオキシ前駆体の使用水準、その融点、ならびに
補助剤中のその溶融度に依存している。使用され
る基準物質の型による制限はあるが、補助剤:前
駆体比は10:1重量に達する場合がある。 高融点ペルオキシ前駆体は、混合物融点を所望
の範囲まで、即ち40℃〜80℃、好ましくは45℃〜
65℃まで低下させる為の補助剤と混合する必要が
ある。この補助剤は非吸湿性でなければならず、
また前駆体はこの補助剤の中に溶解し、これと安
定した分数系を形成する物でなければならない。
前駆体の一部が溶解し、残分が懸濁液として分散
している如き混合体が極めて望ましい。この様な
目的に適した物質は、前記の物質、ならびにC12
−C20脂肪酸およびその二、三の水溶性、水分散
性エステルである。 前述の場合と同様に、補助剤:前・駆体重量比
は10:1までの値をとる事が出来るが、基体の付
着量制限からこれ未満の値に制限される事も有り
うる。 最適範囲、即ち40゜〜80℃の融点を持つ前駆体
物質の場合には、本発明による製品の好ましい製
造法においては処理助剤として有機補助剤は必要
ではない。この種の前駆体物質は、直前に前駆体
に対して溶融状態で施用する事ができ、また固体
キレート剤または液体非イオン界向活性剤の如き
他の成分の担体として使用する事さえも出来る。
しかし、水性媒質中における前駆体の放出および
溶解速度を高めまた(あるいは)処理された基体
の表面特性を変更する様に、例えば粉塵化を低下
させることによつて工程をより確実にする為、ワ
ツクス性の補助剤を使用する事もできる。 本発明による添加剤製品は、これを使用する
際、有機ペルオキシ漂白種の形成が最も価値のあ
る洗濯工程の時点において、洗濯液の中に導入さ
れる。実際上、使用される洗濯サイクルのいかん
にかかわらず、本発明の製品が布類と同時に洗濯
機の中に導入された場合に、最も良い結果が得ら
れる。マエ洗いサイクルを含む洗濯機の場合に
は、本洗いサイクルの始まる時に本発明の製品を
添加する事が好ましい。 以下本発明をいくつかの非制限的例によつて説
用する。これらの例において部と%は特記なき限
り重量である。有機ペルオキシ漂白種を形成する
ペルオキシ前駆体の効率を評価するテスト法につ
いて下記に説明する。 活性剤の過加水分解テスト 循環水浴によつて25℃に保持され、機械的に撹
拌された500mlの蒸留水の中に、四水和過ホウ酸
ナトリウム(0.9g)と、十水和ピロリン酸ナト
リウム(1.25g)と、EDTA(35ppm)と、0.25
gのナトリウムテトラプロピレンベンゼンスルホ
ナートとを加えた溶液に、1mモルのペルオキシ
化合物前駆体を加える。 水溶性前駆体は直接に加える事ができる。それ
以外の前駆体は、漂白剤種と反応しない適当な溶
媒(例えば1,4―ジオキサン)10mlの中に予め
溶解する事ができる。この様な場合、蒸留水の量
は490mlに減量すべきである。 前駆体を加えてから20分以内に、少なくとも一
つの10ml分を抜出し、粉砕された蒸留水氷と蒸留
水との混合物(100g)と氷酢酸(15ml)の中に
各抜出分を加える。ヨウ化カリウム(0.05g)を
加え、この混合物をヨウ素指示薬(ブリテイツシ
ユ、ドラツグ、ハウス、リミテツドから入手しう
る「イオテクト」)を用い、0.01モル濃度(モー
ラー)のチオ硫酸ナトリウム溶液を用いて、第一
エンドポイント(青/黒→無色)まで直ちに滴定
する。2ml以上の0.01Mチオ硫酸ナトリウムのタ
イマーを必要とする前駆体は本発明の目的に好ま
しい物質である。 実施例 1 メチル―0―アセトキシベンゾアート
(MOAB)(融点49℃)を溶融し、60℃に保つた。
3デニールゲージの再生セルロース繊維を無作為
に配置してポリ酢酸ビニル結合剤(70%セルロー
ス、30%結合剤固体)で結合してなる約23cm×約
28cm(9インチ×11インチ)の基体シートを用意
した。この基体シートは坪量1.9g/シートのも
のである。この基体を上記溶融体に浸漬してしみ
こませ、一つはゴム面を有し他方は加熱されたス
テンレススチールの一対のロール間に上記シート
を通過させて過剰の前駆体を除いた。次いで上記
シートを冷却して前駆体を固化させ、重量測定を
した。6.0g/シートの増量、すなわち、前駆体
対基体の重量比は3.1:1であつた。このシート
はぱりぱりした感触で、困難なく直径4cmのロー
ルに形成出来た。 上記の実施例により得られたシートを用いテス
トを行つた。テストでは、三つの製品の漂白効果
を比較した。上記三つの製品としては、下記の通
りである。 A 28%過ホウ酸ナトリウムを含有する市販粒状
洗濯洗剤。 B 調合品Aの10%過ホウ酸ナトリウムを6%の
市販有機ペルオキシ化合物前駆体+4%硫酸ナ
トリウムで置換したものから成る“標準”低温
度漂白洗濯製品。 C 実施例1のシートを有する調合品A。 各製品を、0.50%の製品濃度を与えるように18
クラーク硬度の水30リツトル中に約1.8Kg(4ポ
ンド)の汚れた衣類を含む洗濯機に加えた。この
基準において、製品Bに9gの前記前駆体を加え
て、シート上に6.0gのMOABを付加せるシート
を有する製品Cと比較した。 白木綿の試片および50/50ポリエステル―木綿
ブレンドの試片をワインおよびお茶でしみをつ
け、得られたしみ付の試片を上記の被洗濯物に加
え、各調合品において各々40℃および60℃で15お
よび25分間洗濯した。各テストにおいて、調合品
BおよびCは共に調合品Aより著しく良好なしみ
抜き効果を示し、調合品Cは調合品Bとは著しい
差違はなかつた。 上記の結果により、本発明の代表的添加剤製品
は、従来の洗濯洗剤液に添加することにより、無
機ペルオキシ漂白剤および標準有機ペルオキシ漂
白剤前駆体を含む洗剤調合品と同等な漂白効果を
もたらすことが判明する。更に、上記漂白効果
は、粒状有機ペルオキシ漂白剤製品に付随的とさ
れている微細斑点状色欠損もみられずに得られ
る。 メチル―0―アセトキシベンゾアートの代わり
に無水安息香酸、フエニルベンゾアートあるいは
無水マレイン酸を用いたシートでも、上記の製品
Cによる結果に匹敵する漂白効果が得られる。 実施例 2 メチル―0―アセトキシベンゾアートの溶融体
を調製し、5.5デニールの100%未漂白レーヨン繊
維を無作為に配置してエチルアクリレート結合剤
(Rhoplex HA8)(70%繊維、30%結合剤)で結
合して得られた坪量が約28cm×約23cm(11インチ
×9インチ)当り1.55gの基体に、実施例1の方
法で上記溶媒体を適用した。過剰な溶融物質を基
体より除去し、放置冷却後の前駆体付着量は3.9
gであつた。即ち、前駆体:基体の重量比は、
2.5:1であつた。このシートは、ぱりばりした
感触のものであつた。 上記レーヨン繊維基体の代わりに、“ハイドロ
フオーム(Hydrofoam)”(登録商標)から作ら
れる0.596g/16.4cm3(立方インチ)の密度を有
し60〜80個/2.5cm(1インチ)のセル数を有す
る親水性ポリウレタンフオームを用いても満足す
べき製品が得られた。 実施例 3 50%ミリスチン酸中に50%0―アセトキシ―安
息香酸(融点135℃)を分散して成る溶融体を70
℃の温度で調製した。3.0デニールの100%未漂白
レーヨン繊維を無作為に配置してエチルアクリレ
ート結合剤(Rhoplex HA8)(70%繊維、30%
結合剤)で結合して得られた坪量1.6g/シート
である不織基体に、実施例1の方法で上記溶融体
を適用した。冷却後の溶融体の付着量は5g/シ
ートであつた。すなわち、前駆体対基体の比は
1.6:1であつた。処理されたシートはなめらか
で柔軟性があつた。 満足すべき特質を有する製品は、溶融体が以下
に示す割合の分散体から成るとき得られる。すな
わち、50%ポリエチレングリコール6000中50%フ
エニル―0―アセトキシベンゾアート分散体、60
%ポリエチレングリコール6000中40%ジアセチル
ジメチルグリオキシム分散体、分子量700000のポ
リビニルピロリドン25%中75%テトラアセチルメ
チレンジアミン分散体60%ミリスチン酸中40%0
―アセトキシ安息香酸分散体70%ミリスチン酸中
30%テトラアセチルグリコウリル分散体分子量
1500のポリ無水ポリアゼライン酸40%中60%無水
フタル酸分散体である。上記シートを過ホウ酸ナ
トリウム含有洗濯液あるいは過炭酸塩含有洗濯洗
剤中で用いるとき、実施例1の製品Cと同等な漂
白結果が得られる。 実施例 4 85%メチル―0―アセトキシベンゾアートおよ
び15%ポリエチレングリコール6000の混合物を調
製し、60℃で溶融した。上記溶融体を、約24m/
分(80フイート/分)の速度で巻き戻されつつあ
る実施例2の基体物質のウエブの下側面に水平状
にのびている細長い開口を有する押出しノズルに
ポンプで押し流した。上記溶融体を、上記基体物
質の全体に亘つてしみこませるように押出しし、
その溶融物体の延展を、上記押出しノズルの直ぐ
下流に位置する一対のロールに処理基体を通過さ
せることにより更に助成した。処理された基体ウ
エブを、保存糸巻に集められ裁断および包装のた
めに移される前に、更に冷却ロール上を通過させ
冷却した。付着量はシート面積580cm2(99平方イ
ンチ)当り6.1g、すなわち、前駆体:基体比は
3.3:1であつた。 前駆体の付着量が13.2g、すなわち、前駆体:
基体比が8.5:1まで増加すれば、満足な製品が
得られる。10%MOABおよび90%ソルビタンモ
ノステアレートのブレンドから成る全重量7gの
溶融体を用いるとき、すなわち、前駆体:基体比
が1:2.2および前駆体:補助剤比が1:9のと
き、なめらかなワツクス状製品が得られる。メチ
ル―0―アセトキシベンゾアートの代わりにコハ
ク酸ジニトリル、無水マレイン酸あるいはポリ無
水ポリアゼライン酸を用いても同等な結果が得ら
れる。 ソルビタンモノステアレートの代わりに30モル
のエチレンオキシドと縮合した60%獣脂アルコー
ル、20%ジタローイルジメチルアンモニウムクロ
リドおよび20%ソルビタンモノステアレートから
成る混合物を用いても満足な製品が得られる。 実施例 5 86.5%メチル―0−アセトキシベンゾアートお
よび13.5%ミリスチン酸のブレンドから成る溶融
体を用いること以外は、実施例4と同様な方法を
行なつた。得られた付着量は6.6g/580cm2(99立
方インチ)で、前駆体:基体比は3.1:1であつ
た。得られたウエブは、なめらかでワツクス状の
感触で、非常に柔軟であつた。 実施例 6 86.5%メチル―0―アセトキシベンゾアートお
よび13.5%ミリスチン酸のブレンドから成る溶融
体を用いること以外は実施例5の方法を行なつ
た。得られた付着量は6.6g/580cm2(99平方イン
チ)で、前駆体:基体比は2.6:1で、柔軟な製
品であつた。 上記溶融体に0.5%gのコハク酸を添加すると、
よりなめらかな表面構造の製品が得られる。上記
メチル―0―アセトキシベンゾアート―ミリスチ
ン酸溶融体の代わりに25%N―アセチルカプロラ
クタム―75%ミリスチン酸溶融体(40℃で固体)
を用いると、同量の溶融体付着量を有するなめら
かなワツクス状製品が得られる。 実施例 7 ミリスチン酸の代わりにソルビタンモノステア
レートおよびポリエチレングリコール6000の等量
部の混合物を用い、その他は実施例3の方法に従
つた。付着量が溶融体5g/シート、すなわち、
前駆体:基体比が1.6:1の、なめらかで柔軟な
シート製品が得られた。 実施例3のミリスチン酸の4.5部を融点55℃の
パラフインワツクス4.5部で置き換えても同様な
結果が得られた。 実施例 8 95%メチル―0―アセトキシベンゾアートおよ
び分子量700000のポリビニルピロリドン5%から
成る混合物を溶融し、60℃で約170センチポアズ
の粘度を有する液体とした。電気加熱浴中で、
60゜〜70℃の温度で溶融状を保つている上記混合
物中に0.1重量%の香料を添加した。連続ウエブ
基体を準備し、そしてそのロールのループを上記
浴中へ下向きに入れてから上方へ引き上げるよう
にしてこのウエブにしみ込ませ、浴上に位置して
いる一対の調節可能ピンチロールにより、このウ
エブを浴より引き出した。一方のローラーはゴム
面で、他方は加熱されたステンレススチールであ
つた。 上記基体は、3デニールゲージの繊維より形成
され、ポリビニルアセテートで結合された(70%
繊維、30%結合剤)100%再生セルロール不織ウ
エブから成り、坪量1.55g/580cm2(99平方イン
チ)のものであつた。上記布の厚さは約0.1mm
(0.005インチ)であつた。 加熱ロール温度55゜〜70℃で、ウエブ送り速度
1メートル/分により、付着量6g/580cm2(99
平方インチ)、すなわち、前駆体/基体比が3.7:
1のシート製品を得た。冷却することにより、な
めらかな感触で柔軟な手ざわりのシート製品を得
た。 実施例 9 融点40℃の無水安息香酸(BAN)75部および
テトラアセチルグリコウリル(TAGU)(融点
237℃)25部の混合物をプレンドし、60℃まで加
熱してBANが連続相を成すような溶融分散体を
形成させた。次いで上記混合物を「プレミアー
“84”コロイドミル」(Premier“84”Colloid
mill)(プレイミアー、コロイド、ミル、リミテ
ツド製造。ウオルトン―オン―テームズ、サーリ
ー、イングランド)に通過させた。このミルは、
製品を顕微鏡的検査で50μより大きくない粒子サ
イズを有する製品流れを送り出すように設置して
ある。粉砕分散体を、その分散体を溶融状態に保
つよう加熱した一対の水平の駆動ロールのニツプ
により形成される溝へ送り込んだ。3デニールゲ
ージの再生セルロース繊維を無作為に配置してポ
リビニルアセテート結合剤で結合した(70%セル
ロース、30%結合剤固体)、坪量1.55g/650cm2
(100平方インチ)の物質の約25cm(10インチ)幅
のロール巻シートを、溶融体へ下方向に通してニ
ツプへ送り込むことによりしみこませた。ニツプ
を通過させ、シートの過剰の前駆体混合物をすべ
て基体ロールより取り除き、次いで前駆体を冷却
し、25cm平方(10インチ平方)のシートに切断し
て重量を測定した。各シートは付着量8.0g、す
なわち、前駆体対基体の重量比は3:1であつ
た。シートはなめらかな感触のものであつた。上
記方法により得られた洗濯添加剤製品を次のよう
にテストに付した。 シヤツおよび下着類を含んだ3束の各4Kg(8
ポンド)の汚れ衣類を、洗濯液の0.7%濃度で、
25%過ホウ酸ナトリウム漂白剤を含んだ市販洗剤
を用いて、18゜H水(Ca:Mg=5:1モル)20リ
ツトル中60℃で洗濯した。各束には、漂白剤に鋭
敏であると知られている色物の試片を含ませた。
一つの洗濯液中に上述の添加剤製品シートを添加
し、二番目の洗濯液は6gのBANのみを保持す
る同様なシートを加え、第三番目の液には全く添
加剤製品を加えないで標準比較とした。 洗濯し乾燥した漂白剤鋭敏色物試片の視覚試験
結果によると、以下の通りであつた。尚、結果
は、洗濯前の試片の色と比較して1〜10スケール
の色差で表わしている。 スケールにおいて: 10は完全褪色を示し、 1は全く知覚出来る色差無しを示す。 標準比較 2 標準比較+6gBAN 8 標準比較+6gBAN+2gTAGU 3 迅速に過加水分解する過酢酸前駆体は、過安息
香酸漂白剤添加製品と共に処理すると、漂白鋭敏
な色物が褪色する傾向をかなり弱めることが判明
する。 無水安息香酸の代わりに、N―ベンゾイルベン
ズイミダゾール、N―ベンゾイルイミダゾール、
フエニルベンゾアート、m―クロロフエニルベン
ゾアートあるいはN,N―ジベンゾイルアニリン
を用いても同様な結果が得られる。 テトラアセチルグリコウリルの代わりに、メチ
ル―0―アセトキシベンゾアート、テトラ―アセ
プチルメチレンジアミン、N―アセチルカプロラ
クタム、p―アセトキシベンゼンスルホン酸ナト
リウムあるいはジアセチルジメチルグリオキシム
を用いても同様な結果が得られる。 実施例 10 2,2―ジ(4―ヒドロキシフエニル)プロパ
ンジアセテートの製造 228g(1モル)の2,2―ジ(4―ヒドロキ
シフエニル)プロパン(シエル、ケミカル、コー
ポレーシヨン製ビスフエノールA(BisphenolA)、
マンチエスター、イングランド)を1リツトルの
氷酢酸中20℃で溶解した。上記溶液に98%硫酸を
1ミリリツトル加え、255g(2.5モル)の無水酢
酸を撹拌しながら30分間に亘つてゆつくりと加え
た。添加完了後、得られた生成物を過剰水中に流
し込み、生じた沈澱物を別し、水で洗浄して乾
燥した。生成物は融点79〜80℃を有し、そのIR
スペクトルは、アセチル基の特長である1750cm-1
の波長においてピークを示した。NMR分光は2
つのアセチル基の存在を示した。 上記の生成物0.228g(1ミリモル)に前記に
特定した過加水分解テストを行なつた。前駆体を
過ホウ酸ナトリウム溶液中に添加後5分間して取
出した試料について0.1Nチオ硫酸ナトリウム3.9
ミリリツトルのタイターが得られた。 上記の如く調製したビスフエノールAジアセテ
ートの100gおよびポリエチレングリコール6000
の100gを混合し、約90℃に加熱して溶融体を作
つた。次いで、得られた溶融体を、実施例9の方
法で、坪量1.65gの再生セルロース基体に適用
し、付着量11.0g、すなわち、前駆体/基体比
3.33:1を得た。 上例におけるビスフエノールAジアセテートの
代わりに、ビスフエノールAジアセテートとN―
ベンゾイルイミダゾール(融点202℃)との50:
50の混合物を用い、この混合物を溶融分散体とし
てプレミアーコロイドミルで粉砕し、基体への応
用前に50μより小さい粒子サイズにする。同等な
製品が得られる。 上例において、ポリエチレングリコール6000の
代わりにステアリン酸、25モルのエチレンオキシ
ドと縮合した獣脂アルコールあるいはその混合物
を用いても同様な結果が得られる。 実施例 11 50部のテトラアセチルエチレンジアミン
(TAED)(融点148℃)、10部の無水安息香酸
(融点40℃)および40部のステアリン酸(融点69
℃)を、まず初めに温度75℃でステアリン酸と無
水安息香酸を溶かし、次いでTAEDを加えると
によりブレンドを作る。実施例9の方法に従い、
付着量が10g/650cm2(100平方インチ)で前駆
体:基体比が4:1および過安息香酸前駆体:過
酢酸前駆体が1:5であるシートを調製する。 実施例 12 実施例11の前駆体―加工助剤ブレンドを、約
0.6g/16cm3(立方インチ)の密度および約60〜
80セル個/2.5cm(インチ長さ)(スコツト、ペー
パー、コーポレーテツド製の「ハイドロフオー
ム」、エデイーストン、ベンシルバニア、アメリ
カ合衆国)の親水性ポリウレタンフオームに適用
する。シートは2g/650cm2(100平方インチ)の
坪量、前駆体:基体重量比が5:1で、過安息香
酸前駆体:過酢酸前駆体が1:5である。 実施例 13 70重量%の再生セルロース繊維および30%のエ
チルアクリレート結合剤から成る坪量1.6g/シ
ートの25cm×25cm(10インチ×10インチ)不織シ
ートに、5gのパラ―アセトキシベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム、1gのエチレンジアミンテトラ
メチレンホスホン酸および5gのラウリン酸の55
℃での混合物をしみこませ、残りの成分を加えて
スラリーを調製し、次いでその調製体中へ上記シ
ート浸漬した。含浸シートを次いで一対のロール
間に通過させて、過剰の混合物を除いた。付着量
11gで、前駆体:基体重量比が3.12:1のものが
得られた。 0−アセトキシベンゼンスルホン酸ナトリウム
の代わりに、無水安息香酸およびメチル―0―ア
セトキシベンゾエートの50/50混合物、あるいは
テトラアセチルエチレンジアミン、ビスフエノー
ルAジアセテート、1,3,5―トリアセチル
2,4,6―トリアジン、p―アセトキシアセト
フエノンあるいはジアセチルジメチルグリオキシ
ムを用いても等価な製品が得られる。 EDTMPの代わりに、NTMP、コハク酸ある
いはジエチレントリアミノペンタメチレンホスホ
ン酸を用いても同様な結果が得られる。 実実施 14 5gのビスフエノールAジアセセート、5gの
ポリエチレングリコール6000および1gのエチレ
ンジアミンテトラメチレンホスホン酸のブレンド
を実施例13の方法に従つて調製し、坪量1.6g/
シートの25cm×25cm(10インチ×10インチ)再生
セルロースシート基体上に適用した。シート製品
はなめらかな平らな組織、柔軟性のものであつ
た。 実施例 15 本発明による洗剤付加製品AおよびBは、実施
例13の方法により以下の通りのものより成る。 EDTMP 1g TAED 4g ステアリン酸 2g TAE25 2g 9g 基体:30重量%エチルアクリレート結合剤を含
む不織再生セルロース繊維シート。坪量
1.6g/650cm2(100平方インチ) EDTMP 1.5g TAED 5g ラウリン酸 3g TAE25 3g メチルビニルエーテル無水マレイン酸コポリマ
ー(分子量250000) 1g 13.5g 基体:30重量%エチルアクリレート結合剤を含
む不織再生セルロース繊維シート。(1.5
デニール)坪量3.25g/650cm2(100平方
インチ) 各々の場合、カルボン酸およびアルコールエト
キシレートの溶融体を調製し、残りの成分を合わ
せ分散体とし、次いで基体へ適用する。 実施例 16 50部のテトラアセチルヘキサメチレンジアミン
(TAHD)を70℃で溶融し、50部の「ドバノー
ル)45E15」および10部のエチレンジアミンテト
ラメチレンホスホン酸ナトリウム塩と混合する。
上記混合物を実施例4の方法に従い、不織繊維基
体に含浸させるのに用い、以下に示す組成を有す
る洗剤付加製品を得る。 TAHD 5g ドバノール45E15 5g EDTMP 1g 基体 1.58g (前駆体:基体重量比7.1:1) 基体は、5.5デニールの100%未漂白レーヨン繊
維を無作為に配置してエチルアクリレート結合剤
(Rhoplex HA8)で結合した(70%繊維、30%結
合剤)坪量1.55g/650cm2(100平方インチ)を有
するものである。 3.0デニールの100%未漂白レーヨン繊維を無作
為に配置して成る基体で、坪量1.6g/650cm2
(100平方インチ)のもので置き換えることにより
同様な製品が得られる。 EDTMPの代わりに、ジエチレントリアミノペ
ンタメチレンホスホン酸(DETPMP)あるいは
ニトリロトリメチレンホスホン酸(NTMP)を
用いると等価な製品が得られる。 実施例 17 チコピー、マニユフアクチユアリング、コーポ
レーシヨン製(Chicopee Manufacturing Co.)
(ミルタウン、ニユージヤージ州、アメリカ合衆
国)のコード名 SK650WF×577のポリエステ
ル木材パルプ結合混合物よりなる約30cm×25cm
(12インチ×10インチ)の不織シートで坪量50
g/平方メートルを有するものを、6gの「ドバ
ノール45E7」および6gのポリエチレングリコ
ール6000の混合物中に分散した1gのEDTMP、
および5gのTAEDの混合物中に実施例4の方
法に従い、浸漬した。得られた浸漬製品は十分に
硬いので、一端で水平方向に保持したとき自己保
持可能であり、なめらかなワツクス触感を有して
いた。 上記の基体の代わりに、密度20Kg/m2、厚さ3
mmの約20cm×9cm(9インチ×4インチ)のポリ
ウレタンフオームを用いたときも、満足すべき製
品が得られた。その製品の付着量は18g/シート
であつた。 上記のTAEDの代わりに、以下のいずれ一つ
で置き換えても上記と同様な製品が得られる。 p―アセトキシアセトフエノン、 1,3,5―トリアセチル―3,4,6―トリ
アジン、 ジアセチルジメチルグリオキシム、 2,2―ジ―(4―ヒドロキシフエニル)プロ
パンジアセテート、 テトラアセチルヘキサメチレンジアミン、 テトラアセチルヒドラジン、 メチル―o―アセトキシベンゾアート、 テトラアセチルグリコウリル、 あるいは N―アセチルカプロラクタム ポリエチレングリコール6000の代わりにソルビ
タントリステアレートを用いても同様な結果が得
られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記のaおよびbを含むことを特徴とする、
    洗濯用添加剤製品。 a 可撓性のシート状物品から成る基体、および
    これと水により放出されるように組合わせた、 b 有機ペルオキシ化合物前駆体。 ただし、この前駆体基体の重量比は30:1乃
    至1:10の範囲内にある。 2 前駆体:基体の重量比が10:1乃至1:10の
    範囲内にある、特許請求の範囲第1項に記載の洗
    濯用添加剤製品。 3 前駆体:基体の重量比が8:1乃至1:2の
    範囲内にある、特許請求の範囲第1項または第2
    項のいずれかに記載の洗濯用添加剤製品。 4 有機ペルオキシ化合物前駆体が、無水物、エ
    ステル、イミド、およびオキシムから成る群より
    選ばれる、特許請求の範囲第1項乃至第3項のい
    ずれかに記載の洗濯用添加剤製品。 5 ペルオキシ化合物前駆体が、1:10乃至10:
    1の範囲内の重量比の、ペルオキシ安息香酸前駆
    体とペルオキシ酢酸前駆体との混合物から成る、
    特許請求の範囲第4項に記載の洗濯用添加剤製
    品。 6 ペルオキシ安息香酸前駆体とペルオキシ酢酸
    前駆体とが5:1乃至1:5の範囲の重量比で存
    在する、特許請求の範囲第5項に記載の洗濯用添
    加剤製品。 7 有機ペルオキシ化合物前駆体が、C1〜C8
    肪族アシルイミド、アリールアシルイミド、その
    N置換誘導体、および脂肪族または芳香族モノ―
    およびジ―カルボン酸のフエノールエステル(た
    だし、アシル基は、C1〜C6アルキル基を含む)
    から成る群より選ばれる、特許請求の範囲第4項
    に記載の洗濯用添加剤製品。 8 有機ペルオキシ化合物前駆体が25℃ないし
    150℃の範囲の融点を有する、特許請求の範囲第
    7項に記載の洗濯用添加剤製品。 9 有機ペルオキシ化合物前駆体が40℃乃至95℃
    の範囲の融点を有する、特許請求の範囲第8項に
    記載の洗濯用添加剤製品。 10 処理助剤および放出助剤、界面活性剤、キ
    レート剤、泡変成剤、再沈澱防止剤および汚れ懸
    濁剤、布類軟化剤および静電防止剤、酵素類、香
    料、着色剤、光学ブライトナ、および漂白触媒か
    ら成る群より選ばれた一種または二種以上の官能
    成分を更に含有し、各官能成分と基体との重量比
    が20:1を越えない、特許請求の範囲第1項乃至
    第9項のいずれかに記載の洗濯用添加剤製品。 11 ペルオキシ化合物前駆体対官能成分合計量
    の重量比が500:1〜1:15の範囲内にある、特
    許請求の範囲第10項に記載の洗濯用添加剤製
    品。 12 界面活性剤が酸化アルキレンと反応水素を
    有する有機疎水性残留物との縮合生成物であつ
    て、この界面活性剤は8.0乃至17.0の範囲のHLB
    を有するものである、特許請求の範囲第10項ま
    たは第11項のいずれかに記載の洗濯用添加剤製
    品。 13 非イオン界面活性剤が、アルコール1モル
    に対し7乃至20個の酸化エチレン基を含む実質的
    に線状のアルコールエトキシラートである、特許
    請求の範囲第10項に記載の洗濯用添加剤製品。 14 キレート剤が、クエン酸、ニトリロトリ酢
    酸、エチレンジアミンテトラ酢酸、置換または非
    置換アルキレンおよびアミノアルキレンホスホン
    酸、コハク酸、およびグリタル酸から成る群より
    選ばれた多塩基酸から成り、そのアルカリ金属お
    よびアンモニウム塩がキレート剤:基体重量比が
    5:1乃至1:20の範囲となる様に存在する、特
    許請求の範囲第10項乃至第13項のいずれかに
    記載の洗濯用添加剤製品。 15 多塩基酸またはそのアルカリ金属あるいは
    アンモニウム塩が、ニトリロトリメチレンホスホ
    ン酸、エチレンジアミンテトラメチレンホスホン
    酸、ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホ
    ン酸、コハク酸、およびグルタール酸から成る群
    より選ばれ、多塩基酸:基体重量比が1:1乃至
    1:20の範囲内にある量で存在する、特許請求の
    範囲第14項に記載の洗濯用添加剤製品。 16 処理助剤が40℃より高い軟化点と80℃より
    低い融点とを有する固体の水溶性または水分散性
    の有機補助剤であつて、前駆体対補助剤の重量比
    が20:1乃至1:3の範囲内にある、特許請求の
    範囲第10項乃至第15項のいずれかに記載の洗
    濯用添加剤製品。 17 処理助剤が、アルコール1モル当り5乃至
    30個の酸化エチレン基を含む分子量44000―
    700000のポリビニールピロリドンと、C12〜C18
    肪酸ならびにそのエステルおよびアミドと、分子
    量が4000より大きいポリエチレングリコールとか
    ら成る群より選ばれる、特許請求の範囲第16項
    に記載の洗濯用添加剤製品。 18 C16〜C18飽和脂肪酸が、脂肪酸対界面活性
    剤混合物の非イオン部分の比が1:5乃至4:1
    の範囲となる水準で含有される、特許請求の範囲
    第13項に記載の洗濯用添加剤製品。 19 可撓性シートが水溶性である、特許請求の
    範囲第1項乃至第18項のいずれかに記載の洗濯
    用添加剤製品。 20 可撓性シートが不水溶性の発砲物質または
    繊維物質から成る、特許請求の範囲第1項乃至第
    18項のいずれかに記載の洗濯用添加剤製品。 21 可撓性シートが繊維質不織布シートであ
    る、特許請求の範囲第1項に記載の洗濯用添加剤
    製品。 22 繊維シートが不織布物質から成り、その少
    なくとも一部の合成物質であつて、不水溶性結合
    剤によつて結合されたものである、特許請求の範
    囲第21項に記載の洗濯用添加剤製品。 23 シートが、その両面を貫通する開口部を持
    つように形成されて、平方cm当り10乃至18の開口
    部が設けられ、このシートの坪量が40乃至60g/
    m2である、特許請求の範囲第22項に記載の洗濯
    用添加剤製品。 24 水によつて放出されるように基体と組合せ
    た無機ペル塩を更に含有し、この無機ペル塩は添
    加剤製品が洗濯液の中に導入されるまでは有機ペ
    ルオキシ化合物前駆体と接触しない様に、空間的
    に分離されて基体上に配置されている特許請求の
    範囲第1項乃至第23項にいずれかに記載の洗濯
    用添加剤製品。 25 無機ペル塩と有機ペルオキシ化合物前駆体
    が基体物品上に別々の帯状に配置されている、特
    許請求の範囲第24項に記載の洗濯用添加剤製
    品。 26 ペルオキシ化合物前駆体を流動物に形成す
    る段階と、この流動物を固体の基体物品と、この
    基体の処理面が最大となる様に組合せる段階と、
    この流動物を固化させる段階とを含むことを特徴
    とする、下記のaおよびbを含む 洗濯用添加剤製品の製造法。 a 可撓性のシート状物品から成る基体、および
    これと水により放出されるように組合せた、 b 有機ペルオキシ化合物前駆体。 ただし、この前駆体対基体の重量比は30:1
    乃至1:10の範囲内にある。 27 有機ペルオキシ化合物前駆体は95℃を越え
    る融点を有するものであり、また前駆体と、80℃
    より低い融点を持つ非吸湿性有機固体との溶融混
    合物を形成し、その際この溶融混合分物は40℃乃
    至80℃の範囲の融点を有する様にする段階と、こ
    の溶融混合物を繊維質シートに含浸させるように
    このシート上に付着させる段階と、この混合物を
    固化させるようにこの含浸させたシートを冷却す
    る段階とを含む、特許請求の範囲第26項による
    洗濯用添加剤製品の製造法。
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