JPS6311566B2 - - Google Patents
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- JPS6311566B2 JPS6311566B2 JP1729381A JP1729381A JPS6311566B2 JP S6311566 B2 JPS6311566 B2 JP S6311566B2 JP 1729381 A JP1729381 A JP 1729381A JP 1729381 A JP1729381 A JP 1729381A JP S6311566 B2 JPS6311566 B2 JP S6311566B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B6/00—Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
- H05B6/64—Heating using microwaves
- H05B6/66—Circuits
- H05B6/68—Circuits for monitoring or control
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
Description
<産業上の利用分野>
本発明は、ガスセンサーを検出素子として用い
る自動仕上がり制御機能を有する電子レンジに関
するものである。 <従来の技術とその問題点> 食品の加熱に応じて発生するガスをガスセンサ
ーで検出することによつて、食品の自動仕上がり
制御を行う従来の電子レンジにおいては、以下の
ような問題点があつた。 ここで、前記問題点を説明するに先立つて、ガ
ス濃度が30(PPm)になつた時のガスセンサーの
センサー抵抗値をR30(Ω)とし、ガス濃度が30
(PPm)になつた時のセンサー抵抗値をR300(Ω)
とし、β=R300/R30をセンサー感度とし、以
下に用いる。 食品の仕上がり状態は、このセンサー感度βを
パラメーターとして表される。第5図に示すよう
に、ガスセンサーの両端電圧VSは、加熱時間に
対して食品の加熱に伴い発生するガスにより図示
のように変化する。即ち、センサー感度βの数値
が小さいとガスセンサーの両端電圧VSが検知電
圧に達する時間が短くなる。 次に、上記問題点を列挙する。 問題点(1):センサー感度のばらつきにより、食品
の仕上がり状態がばらつき製品間の性能差が大
きかつた。同一検知電圧に対してセンサー感度
βと食品の仕上がり温度を測定すると、第6図
のaのようにセンサー感度βによつて仕上がり
温度が変化した。すなわち、センサー感度βの
低いセンサーは仕上がり温度が低くなつた。 問題点(2):上記問題点(1)のばらつきを減少させる
ためにセンサーを感度値により分類し、その感
度に対応した補正回路を付加していたが、セン
サーの選別に要する費用と、外部補正回路の付
加により価格が上昇した。 問題点(3):オーブンを空焼きした時に発生するジ
メチルシロキサン等のガスによりガスセンサー
の感度が変化し、食品の仕上がりに影響した。
また、そのセンサー感度変化を防止するため
に、特殊エーシング加工を行うと、その手間に
よつても価格が上昇した。 これらの問題点はすべてセンサー感度が一定値
でないことに起因する。 更に詳しく上記問題点を第7図に示す従来の電
子レンジの制御回路により説明する。電子レンジ
のクツクスイツチ11を押し調理を開始すると、
その時のセンサー16の両端電圧Vが記憶回路1
2で記憶される。この記憶回路12から出力され
る加熱開始時のセンサー16の両端電圧Vからこ
れより小さい値の仕上がり検知レベルが設定され
る。即ち、この仕上がり検知レベルは、追加熱以
外の本加熱の終了時を検知するためのセンサー1
6の両端電圧であり、センサー16の初期電圧V
に仕上がり検知レベル係数となる定数kを乗算す
ることにより求められる。この定数kは上記初期
電圧Vに対する加熱終了検知時のセンサー両端電
圧の比であつて、予め実験的に求められている。
第7図の制御回路では2個の分圧抵抗RA,RBの
分圧比によつて定数k(<1)が設定されている。
従つて、記憶回路12の出力が抵抗RA,RBで分
圧されることにより得られた仕上がり検知レベル
kVが検出器14の一方の入力端に入力され、食
品への加熱が開始される。加熱装置13によつて
加熱された食品からガスが発生し、センサー両端
電圧VSは初期電圧Vの値より漸次低下していき、
仕上がり検知レベルkVになつた時に検出器14
の出力が反転してリレーコイルL及びリレー接点
15がOFFされるとともに、加熱装置13が
OFFになる。ところが、定数kの値が固定され、
すなわち検知電圧kVが一定であるので、センサ
ー感度βが悪くなると第6図aに示したように仕
上がり温度が高くなつた。 <発明の目的> 本発明は、このような従来の問題点に鑑みなさ
れたもので、センサー感度がばらついたり、或い
は変化して一定値でない場合にも、電気回路にお
いて、センサーの特性を利用することで、センサ
ー感度に対応した仕上がり検知レベルを設定する
ことにより、常に加工すべき食品の均一な仕上が
り状態を得ることのできる電子レンジを提供する
ことを目的とするものである。 <問題点を解決するための手段> 本発明の電子レンジは、上記目的を達成するた
めに、ガスセンサーの出力初期値からこれより小
さい値の仕上がり検知レベルを算出し、上記ガス
センサーの出力と上記仕上がり検知レベルとを比
較して食品の加熱手段への電源供給を制御する電
子レンジにおいて、上記ガスセンサーのヒータ電
圧を定格値VAとこの定格値より低い定格外の値
VBとに切り換える切換手段と、この切換手段を
加熱開始時の上記仕上がり検知レベルの設定に際
して定格値VAから定格外の値VBに切換えた後に
再び定格値VAに戻すよう制御する切換制御手段
と、上記ヒータ電圧が定格値VAおよび定格外の
値VBにおける上記ガスセンサーの各安定出力
VSA、VSBをそれぞれ記憶する第1の記憶手段お
よび第2の記憶手段と、上記ヒータ電圧を定格外
の値VBから戻した定格値における上記ガスセン
サーの出力初期値V0を記憶する第3の記憶手段
と、上記第1乃至第3の各記憶手段の出力を導入
して(VSB/VSA)・V0の値に仕上がり検知レベル
係数kを乗算した値を算出する演算手段とを備
え、この演算手段の演算値を上記仕上がり検知レ
ベルとして設定するよう構成したことを特徴とす
るものである。 <作用> 上記構成としたことにより、加熱開始時の仕上
がり検知レベルの設定に際して、演算手段で仕上
がり検知レベルとして算出されるk(VSB/
VSA)・Voの値のうちの(VSB/VSA)の値はセン
サーの電圧依存性と同等であつて、この電圧依存
性はセンサー感度に対し同等の関係にある。従つ
て、算出される仕上がり検知レベルはセンサー感
度に対応して変わり、センサー感度が悪い場合に
仕上がり検知レベルが大きくなり、逆にセンサー
感度が良好であれば、それに対応して仕上がり検
知レベルが小さくなり、結果として、センサー感
度が如何に変化してもそれに応じて仕上がり検知
レベルが変化するため、常に同じ仕上がりとな
る。 <実施例> 以下、本発明の好適な実施例について図面を参
照しながら詳説する。 先ず、この発明の着目点について説明する。即
ち、この発明は、以下に説明するようにガスセン
サーを詳細に実験して調べ、その結果得た事実に
基づいている。 ここで、センサーの電圧依存性Qを次のように
定義し、以下用いる。センサーのヒータ電圧が定
格電圧VA、例えば5Vから定格電圧の90〜98%の
電圧VB、例えば4.8Vに変化した時、センサーの
空気中の抵抗値がRCからRDに変わつたとする。
その時、Q=RD/RCをセンサーの電圧依存性と
する。そこで、センサーのヒータ電圧を横軸に、
センサー感度βの変化に対応して変化する電圧依
存性Qを縦軸にとつた第2図の実験データが得ら
れた。さらに、ヒータ電圧が例えば4.8Vの時の
電圧依存性Qとセンサー感度βの関係をグラフに
すると第3図のようになる。この第3図からセン
サー感度βと電圧依存性Qは比例関係にあること
がわかつた。すなわち、Cを比例定数として β=CQ ……(1) 従つて、この(1)式からセンサー感度βに対応し
た電圧依存性Qをセンサーのヒータ電圧の変化か
ら求め、その電圧依存性Qに対応して仕上がり検
知電圧レベルを変化させれば、センサーの特性す
なわちセンサー感度βによらず食品の仕上がり温
度を一定にすることができる。この発明はこのよ
うな点に着目してなされたものである。 次に、本発明のブロツク構成を示した第1図に
おいて、ヒータ1の電圧切換装置3がセンサー1
6のヒータ1の電源側に設けられ、ヒータ1に加
える電圧値を切り換える。切換装置3は定格値
VA、例えば5Vを与える常閉リレー接点A1と、
VAより小さい値VB、例えば4.8Vに切り換えるた
めのリレー接点B1,C1からなる。記憶回路M1,
M2,M3がセンサー16の出力側にそれぞれリレ
ー接点A2,B2,C2を介して設けられている。記
憶回路M1はヒータ電圧がVAのときのセンサー両
端電圧VSAを記憶する。記憶回路M2はヒータ電圧
がVBのときのセンサー両端電圧VSBを記憶する。
記憶回路M3はセンサー両端の初期値Voを記憶す
る。リレーコイルAはタイマーTAによつてリレ
ー接点A1,A2と連動している。リレーコイルB
はタイマーTBによつてリレー接点B1,B2と連動
している。リレーコイルCはタイマーTCによつ
てリレー接点C1,C2と連動している。除算器4
は記憶回路M1及びM2の出力を導入して電圧比
VSB/VSAを演算する。k定数乗算器5は除算器
4出力を導入して第7図で説明したと同様の予め
実験的に求められた係数k(<1)をVSB/VSAに
乗算する。乗算器6は記憶回路M3の出力Voとk
定数乗算器5出力を導入して仕上がり検知レベル
k・(VSB/VSA)・V0を演算し、検知器7に出力
する。検知器7はセンサー両端電圧VSを導入し
てセンサー両端電圧VSがk・(VSB/VSA)・V0に
達しているかどうかによつて反転する信号レベル
を出力してリレーコイルDのON−OFFを指示す
る。リレーコイルDはリレースイツチD1と連動
して加熱装置13への電源供給を制御する。 なお、上記実施例における記憶回路M1,M2,
M3除算器4、k定数乗算器5、乗算器6などは
マイクロコンピユータによつてより簡単に構成す
ることができる。 次に上記実施例の作用について以下のステツプ
に従い説明する。 ステツプ1:電源電圧VCはセンサー16と負荷
抵抗RLに分圧される。リレー接点A1はタイマ
ーTAによつて調理開始前には常閉側に倒れて
おり、つねにセンサーヒータ1には電圧VAが
印加されている。 ステツプ2:クツクスイツチ11を押し、調理を
開始する。開始直後のセンサー両端電圧VSAが
記憶回路M1に記憶される。 ステツプ3:第4図に示すτA時間経過後タイマ
ーTAによりリレーコイルAがOFFとなるとと
もにタイマーTBが作動し始め、リレーコイル
BがONになる。また、リレー接点B1が閉じ、
ヒータ電圧はVAからVBに切り換えられる。ヒ
ータ電圧が変わることにより、センサー両端電
圧VSのセンサー感度のバラツキによつて第4
図のように数秒間変動する。 ステツプ4:ヒータ電圧を切り換えてからτB時
間(数秒間)経過後リレー接点B2が閉じ、安
定したセンサー両端電圧VSBが記憶回路M2に記
憶される。さらに、リレーコイルBがOFFと
なるとともに、タイマーTCが作動してリレー
コイルCがONになる。従つて、ヒータ電圧が
VBからVAに戻される。すなわち、リレー接点
C1が閉じることにより、ヒータ電圧はVAに切
り換えられ、数秒後にリレー接点C2が閉じて
安定したセンサー両端電圧の初期値Voが記憶
回路M3に記憶される。 ステツプ5:除算器4及びk定数乗算器5によつ
てk・(VSB/VSA)が演算され、さらに乗算器
5において仕上がり検知レベルk・(VSB/
VSA)・Voが演算され、検出器7に設定される。
以下、センサー両端電圧VSが上記仕上がり検
知レベルに達するまで加熱装置13に電源が供
給される。 ステツプ6:ヒータ電圧をVAに戻してからτC時
間後にセンサー両端電圧VSが上記仕上がり検
知レベルに達すると、検出器7がHレベルから
Lレベルに反転し、リレーコイルDをOFFに
する。そうするとリレー接点D1がOFFになり
加熱装置13が停止する。 次に、この実施例によつて実験を行い、上記仕
上がり検知レベルを求め仕上がり状態を測定した
データを表に示す。
る自動仕上がり制御機能を有する電子レンジに関
するものである。 <従来の技術とその問題点> 食品の加熱に応じて発生するガスをガスセンサ
ーで検出することによつて、食品の自動仕上がり
制御を行う従来の電子レンジにおいては、以下の
ような問題点があつた。 ここで、前記問題点を説明するに先立つて、ガ
ス濃度が30(PPm)になつた時のガスセンサーの
センサー抵抗値をR30(Ω)とし、ガス濃度が30
(PPm)になつた時のセンサー抵抗値をR300(Ω)
とし、β=R300/R30をセンサー感度とし、以
下に用いる。 食品の仕上がり状態は、このセンサー感度βを
パラメーターとして表される。第5図に示すよう
に、ガスセンサーの両端電圧VSは、加熱時間に
対して食品の加熱に伴い発生するガスにより図示
のように変化する。即ち、センサー感度βの数値
が小さいとガスセンサーの両端電圧VSが検知電
圧に達する時間が短くなる。 次に、上記問題点を列挙する。 問題点(1):センサー感度のばらつきにより、食品
の仕上がり状態がばらつき製品間の性能差が大
きかつた。同一検知電圧に対してセンサー感度
βと食品の仕上がり温度を測定すると、第6図
のaのようにセンサー感度βによつて仕上がり
温度が変化した。すなわち、センサー感度βの
低いセンサーは仕上がり温度が低くなつた。 問題点(2):上記問題点(1)のばらつきを減少させる
ためにセンサーを感度値により分類し、その感
度に対応した補正回路を付加していたが、セン
サーの選別に要する費用と、外部補正回路の付
加により価格が上昇した。 問題点(3):オーブンを空焼きした時に発生するジ
メチルシロキサン等のガスによりガスセンサー
の感度が変化し、食品の仕上がりに影響した。
また、そのセンサー感度変化を防止するため
に、特殊エーシング加工を行うと、その手間に
よつても価格が上昇した。 これらの問題点はすべてセンサー感度が一定値
でないことに起因する。 更に詳しく上記問題点を第7図に示す従来の電
子レンジの制御回路により説明する。電子レンジ
のクツクスイツチ11を押し調理を開始すると、
その時のセンサー16の両端電圧Vが記憶回路1
2で記憶される。この記憶回路12から出力され
る加熱開始時のセンサー16の両端電圧Vからこ
れより小さい値の仕上がり検知レベルが設定され
る。即ち、この仕上がり検知レベルは、追加熱以
外の本加熱の終了時を検知するためのセンサー1
6の両端電圧であり、センサー16の初期電圧V
に仕上がり検知レベル係数となる定数kを乗算す
ることにより求められる。この定数kは上記初期
電圧Vに対する加熱終了検知時のセンサー両端電
圧の比であつて、予め実験的に求められている。
第7図の制御回路では2個の分圧抵抗RA,RBの
分圧比によつて定数k(<1)が設定されている。
従つて、記憶回路12の出力が抵抗RA,RBで分
圧されることにより得られた仕上がり検知レベル
kVが検出器14の一方の入力端に入力され、食
品への加熱が開始される。加熱装置13によつて
加熱された食品からガスが発生し、センサー両端
電圧VSは初期電圧Vの値より漸次低下していき、
仕上がり検知レベルkVになつた時に検出器14
の出力が反転してリレーコイルL及びリレー接点
15がOFFされるとともに、加熱装置13が
OFFになる。ところが、定数kの値が固定され、
すなわち検知電圧kVが一定であるので、センサ
ー感度βが悪くなると第6図aに示したように仕
上がり温度が高くなつた。 <発明の目的> 本発明は、このような従来の問題点に鑑みなさ
れたもので、センサー感度がばらついたり、或い
は変化して一定値でない場合にも、電気回路にお
いて、センサーの特性を利用することで、センサ
ー感度に対応した仕上がり検知レベルを設定する
ことにより、常に加工すべき食品の均一な仕上が
り状態を得ることのできる電子レンジを提供する
ことを目的とするものである。 <問題点を解決するための手段> 本発明の電子レンジは、上記目的を達成するた
めに、ガスセンサーの出力初期値からこれより小
さい値の仕上がり検知レベルを算出し、上記ガス
センサーの出力と上記仕上がり検知レベルとを比
較して食品の加熱手段への電源供給を制御する電
子レンジにおいて、上記ガスセンサーのヒータ電
圧を定格値VAとこの定格値より低い定格外の値
VBとに切り換える切換手段と、この切換手段を
加熱開始時の上記仕上がり検知レベルの設定に際
して定格値VAから定格外の値VBに切換えた後に
再び定格値VAに戻すよう制御する切換制御手段
と、上記ヒータ電圧が定格値VAおよび定格外の
値VBにおける上記ガスセンサーの各安定出力
VSA、VSBをそれぞれ記憶する第1の記憶手段お
よび第2の記憶手段と、上記ヒータ電圧を定格外
の値VBから戻した定格値における上記ガスセン
サーの出力初期値V0を記憶する第3の記憶手段
と、上記第1乃至第3の各記憶手段の出力を導入
して(VSB/VSA)・V0の値に仕上がり検知レベル
係数kを乗算した値を算出する演算手段とを備
え、この演算手段の演算値を上記仕上がり検知レ
ベルとして設定するよう構成したことを特徴とす
るものである。 <作用> 上記構成としたことにより、加熱開始時の仕上
がり検知レベルの設定に際して、演算手段で仕上
がり検知レベルとして算出されるk(VSB/
VSA)・Voの値のうちの(VSB/VSA)の値はセン
サーの電圧依存性と同等であつて、この電圧依存
性はセンサー感度に対し同等の関係にある。従つ
て、算出される仕上がり検知レベルはセンサー感
度に対応して変わり、センサー感度が悪い場合に
仕上がり検知レベルが大きくなり、逆にセンサー
感度が良好であれば、それに対応して仕上がり検
知レベルが小さくなり、結果として、センサー感
度が如何に変化してもそれに応じて仕上がり検知
レベルが変化するため、常に同じ仕上がりとな
る。 <実施例> 以下、本発明の好適な実施例について図面を参
照しながら詳説する。 先ず、この発明の着目点について説明する。即
ち、この発明は、以下に説明するようにガスセン
サーを詳細に実験して調べ、その結果得た事実に
基づいている。 ここで、センサーの電圧依存性Qを次のように
定義し、以下用いる。センサーのヒータ電圧が定
格電圧VA、例えば5Vから定格電圧の90〜98%の
電圧VB、例えば4.8Vに変化した時、センサーの
空気中の抵抗値がRCからRDに変わつたとする。
その時、Q=RD/RCをセンサーの電圧依存性と
する。そこで、センサーのヒータ電圧を横軸に、
センサー感度βの変化に対応して変化する電圧依
存性Qを縦軸にとつた第2図の実験データが得ら
れた。さらに、ヒータ電圧が例えば4.8Vの時の
電圧依存性Qとセンサー感度βの関係をグラフに
すると第3図のようになる。この第3図からセン
サー感度βと電圧依存性Qは比例関係にあること
がわかつた。すなわち、Cを比例定数として β=CQ ……(1) 従つて、この(1)式からセンサー感度βに対応し
た電圧依存性Qをセンサーのヒータ電圧の変化か
ら求め、その電圧依存性Qに対応して仕上がり検
知電圧レベルを変化させれば、センサーの特性す
なわちセンサー感度βによらず食品の仕上がり温
度を一定にすることができる。この発明はこのよ
うな点に着目してなされたものである。 次に、本発明のブロツク構成を示した第1図に
おいて、ヒータ1の電圧切換装置3がセンサー1
6のヒータ1の電源側に設けられ、ヒータ1に加
える電圧値を切り換える。切換装置3は定格値
VA、例えば5Vを与える常閉リレー接点A1と、
VAより小さい値VB、例えば4.8Vに切り換えるた
めのリレー接点B1,C1からなる。記憶回路M1,
M2,M3がセンサー16の出力側にそれぞれリレ
ー接点A2,B2,C2を介して設けられている。記
憶回路M1はヒータ電圧がVAのときのセンサー両
端電圧VSAを記憶する。記憶回路M2はヒータ電圧
がVBのときのセンサー両端電圧VSBを記憶する。
記憶回路M3はセンサー両端の初期値Voを記憶す
る。リレーコイルAはタイマーTAによつてリレ
ー接点A1,A2と連動している。リレーコイルB
はタイマーTBによつてリレー接点B1,B2と連動
している。リレーコイルCはタイマーTCによつ
てリレー接点C1,C2と連動している。除算器4
は記憶回路M1及びM2の出力を導入して電圧比
VSB/VSAを演算する。k定数乗算器5は除算器
4出力を導入して第7図で説明したと同様の予め
実験的に求められた係数k(<1)をVSB/VSAに
乗算する。乗算器6は記憶回路M3の出力Voとk
定数乗算器5出力を導入して仕上がり検知レベル
k・(VSB/VSA)・V0を演算し、検知器7に出力
する。検知器7はセンサー両端電圧VSを導入し
てセンサー両端電圧VSがk・(VSB/VSA)・V0に
達しているかどうかによつて反転する信号レベル
を出力してリレーコイルDのON−OFFを指示す
る。リレーコイルDはリレースイツチD1と連動
して加熱装置13への電源供給を制御する。 なお、上記実施例における記憶回路M1,M2,
M3除算器4、k定数乗算器5、乗算器6などは
マイクロコンピユータによつてより簡単に構成す
ることができる。 次に上記実施例の作用について以下のステツプ
に従い説明する。 ステツプ1:電源電圧VCはセンサー16と負荷
抵抗RLに分圧される。リレー接点A1はタイマ
ーTAによつて調理開始前には常閉側に倒れて
おり、つねにセンサーヒータ1には電圧VAが
印加されている。 ステツプ2:クツクスイツチ11を押し、調理を
開始する。開始直後のセンサー両端電圧VSAが
記憶回路M1に記憶される。 ステツプ3:第4図に示すτA時間経過後タイマ
ーTAによりリレーコイルAがOFFとなるとと
もにタイマーTBが作動し始め、リレーコイル
BがONになる。また、リレー接点B1が閉じ、
ヒータ電圧はVAからVBに切り換えられる。ヒ
ータ電圧が変わることにより、センサー両端電
圧VSのセンサー感度のバラツキによつて第4
図のように数秒間変動する。 ステツプ4:ヒータ電圧を切り換えてからτB時
間(数秒間)経過後リレー接点B2が閉じ、安
定したセンサー両端電圧VSBが記憶回路M2に記
憶される。さらに、リレーコイルBがOFFと
なるとともに、タイマーTCが作動してリレー
コイルCがONになる。従つて、ヒータ電圧が
VBからVAに戻される。すなわち、リレー接点
C1が閉じることにより、ヒータ電圧はVAに切
り換えられ、数秒後にリレー接点C2が閉じて
安定したセンサー両端電圧の初期値Voが記憶
回路M3に記憶される。 ステツプ5:除算器4及びk定数乗算器5によつ
てk・(VSB/VSA)が演算され、さらに乗算器
5において仕上がり検知レベルk・(VSB/
VSA)・Voが演算され、検出器7に設定される。
以下、センサー両端電圧VSが上記仕上がり検
知レベルに達するまで加熱装置13に電源が供
給される。 ステツプ6:ヒータ電圧をVAに戻してからτC時
間後にセンサー両端電圧VSが上記仕上がり検
知レベルに達すると、検出器7がHレベルから
Lレベルに反転し、リレーコイルDをOFFに
する。そうするとリレー接点D1がOFFになり
加熱装置13が停止する。 次に、この実施例によつて実験を行い、上記仕
上がり検知レベルを求め仕上がり状態を測定した
データを表に示す。
【表】
なお、この第1表ではVo=5、k=0.6であ
る。 また、この実験におけるセンサー両端電圧VB
は第4図のように変化した。 ここで、ステツプ5において設定された仕上が
り検知レベルについて更に詳述する。第1図にお
いて、ガスセンサー2は負荷抵抗RLと直列接続
されて直流電源VCに接続されている。ガスセン
サー2は半導体により構成されており、その抵抗
値に対し負荷抵抗RLの値は格段に大きく選定さ
れるので、ガスセンサー2の抵抗値が多少変化し
ても電流値は一定であると考えて差支えない。 前述したように、センサー2のヒータ電圧が、
定格電圧VA及びそれより低い電圧VBにおけるセ
ンサー抵抗値をRC、RDとしたとき、センサー2
の電圧依存性Qを、Q=RD/RCと定義した。ま
た、ヒータ電圧がVAのときのセンサー両端電圧
VSA及びヒータ電圧がVBのときのセンサー両端電
圧VSBが測定値としてそれぞれ第1及び第2の記
憶手段に記憶される。従つて、定電流回路におい
て、 VSB/VSA=RD/RC=Q ……(2) が成立する。更に前述の(1)式よりQ∝βであるた
め、乗算器6が演算する仕上がり検知レベルは、 k・(VSB/VSA)・Vo=kQV0∝β・Vo ……(3) となる。すなわち、センサー感度βが変化して
も、それに対応して仕上がり検知レベルが自動的
に変化するので、つねに同じ仕上がり時間、いい
かえれば同じ仕上がり状態になる。実際、前記表
及び第4図からわかるように、センサー感度βが
悪い時、すなわちβ=0.6の場合のように電圧依
存性Qに対応した数値VSB/VSAが大きい時には、
仕上がり検知レベルk・(VSB/VSA)・Voもそれ
に対応して大きくなりセンサー両端電圧VSの立
ち下がりがゆるやかであつても早く仕上がり状態
に達する。一方センサー感度βが良い時、すなわ
ち電圧依存性Qが小さい場合には仕上がり検知レ
ベルは小さくなり、センサー両端電圧VSの早い
立ち下がりに対してゆるやかに仕上がり状態に達
する。結果としてセンサー感度の良否にかかわら
ずつねに同一仕上がり時間(τA+τB+τC)を得
ることができ、従つて第6図のbのように食品の
仕上がり温度が一定となる。 上記実施例において、(τA+τB)時間の約10
数秒間にヒータ電圧を5Vから4.8V、さらに4.8V
から5Vに変動させるが、食品は急に加熱されな
いので発生ガス量も少なくその時間内におけるセ
ンサー両端電圧VSへの影響は皆無であるといえ
る。また、調理開始からの10数秒間マイクロ波を
発振せず換気のためのクリーニングを行うよう構
成された電子レンジに適用する場合には、そのよ
うな影響は全く考慮される必要がない。 <発明の効果> 以上のように本発明の電子レンジによると、ガ
スセンサーのヒータ電圧を変化させてその変化に
対応するガスセンサーの両端電圧の変化率に応じ
て仕上がり検知レベルを可変する構成としたの
で、ガスセンサーのセンサー感度のばらつきに拘
らず仕上がり温度を正確に設定でき、良好な仕上
がり状態になるよう自動的に制御することができ
る。また、外部補正回路や特殊エージング加工等
を何ら必要としないので、安価なものとなり、食
品自動仕上がり制御を行う電子レンジに多大の効
果を奏する。
る。 また、この実験におけるセンサー両端電圧VB
は第4図のように変化した。 ここで、ステツプ5において設定された仕上が
り検知レベルについて更に詳述する。第1図にお
いて、ガスセンサー2は負荷抵抗RLと直列接続
されて直流電源VCに接続されている。ガスセン
サー2は半導体により構成されており、その抵抗
値に対し負荷抵抗RLの値は格段に大きく選定さ
れるので、ガスセンサー2の抵抗値が多少変化し
ても電流値は一定であると考えて差支えない。 前述したように、センサー2のヒータ電圧が、
定格電圧VA及びそれより低い電圧VBにおけるセ
ンサー抵抗値をRC、RDとしたとき、センサー2
の電圧依存性Qを、Q=RD/RCと定義した。ま
た、ヒータ電圧がVAのときのセンサー両端電圧
VSA及びヒータ電圧がVBのときのセンサー両端電
圧VSBが測定値としてそれぞれ第1及び第2の記
憶手段に記憶される。従つて、定電流回路におい
て、 VSB/VSA=RD/RC=Q ……(2) が成立する。更に前述の(1)式よりQ∝βであるた
め、乗算器6が演算する仕上がり検知レベルは、 k・(VSB/VSA)・Vo=kQV0∝β・Vo ……(3) となる。すなわち、センサー感度βが変化して
も、それに対応して仕上がり検知レベルが自動的
に変化するので、つねに同じ仕上がり時間、いい
かえれば同じ仕上がり状態になる。実際、前記表
及び第4図からわかるように、センサー感度βが
悪い時、すなわちβ=0.6の場合のように電圧依
存性Qに対応した数値VSB/VSAが大きい時には、
仕上がり検知レベルk・(VSB/VSA)・Voもそれ
に対応して大きくなりセンサー両端電圧VSの立
ち下がりがゆるやかであつても早く仕上がり状態
に達する。一方センサー感度βが良い時、すなわ
ち電圧依存性Qが小さい場合には仕上がり検知レ
ベルは小さくなり、センサー両端電圧VSの早い
立ち下がりに対してゆるやかに仕上がり状態に達
する。結果としてセンサー感度の良否にかかわら
ずつねに同一仕上がり時間(τA+τB+τC)を得
ることができ、従つて第6図のbのように食品の
仕上がり温度が一定となる。 上記実施例において、(τA+τB)時間の約10
数秒間にヒータ電圧を5Vから4.8V、さらに4.8V
から5Vに変動させるが、食品は急に加熱されな
いので発生ガス量も少なくその時間内におけるセ
ンサー両端電圧VSへの影響は皆無であるといえ
る。また、調理開始からの10数秒間マイクロ波を
発振せず換気のためのクリーニングを行うよう構
成された電子レンジに適用する場合には、そのよ
うな影響は全く考慮される必要がない。 <発明の効果> 以上のように本発明の電子レンジによると、ガ
スセンサーのヒータ電圧を変化させてその変化に
対応するガスセンサーの両端電圧の変化率に応じ
て仕上がり検知レベルを可変する構成としたの
で、ガスセンサーのセンサー感度のばらつきに拘
らず仕上がり温度を正確に設定でき、良好な仕上
がり状態になるよう自動的に制御することができ
る。また、外部補正回路や特殊エージング加工等
を何ら必要としないので、安価なものとなり、食
品自動仕上がり制御を行う電子レンジに多大の効
果を奏する。
第1図は本発明の一実施例のブロツク構成図、
第2図および第3図はそれぞれ第1図の動作説明
のために示したヒータ電圧とセンサー電圧依存性
の関係図およびセンサー感度とセンサー電圧依存
性の関係図、第4図は第1図の作用説明図、第5
図は従来の問題点を説明するために示したセンサ
ー両端電圧の出力特性図、第6図は上記問題点を
説明するためのセンサー感度と食品の仕上がり温
度との関係図、第7図は従来の電子レンジのブロ
ツク構成図である。 1……ヒータ、2……ガスセンサー、3……ヒ
ータ電圧切換装置、4……除算器、5……k定数
乗算器、6……乗算器、7……検出器、11……
クツクスイツチ、13……加熱装置。
第2図および第3図はそれぞれ第1図の動作説明
のために示したヒータ電圧とセンサー電圧依存性
の関係図およびセンサー感度とセンサー電圧依存
性の関係図、第4図は第1図の作用説明図、第5
図は従来の問題点を説明するために示したセンサ
ー両端電圧の出力特性図、第6図は上記問題点を
説明するためのセンサー感度と食品の仕上がり温
度との関係図、第7図は従来の電子レンジのブロ
ツク構成図である。 1……ヒータ、2……ガスセンサー、3……ヒ
ータ電圧切換装置、4……除算器、5……k定数
乗算器、6……乗算器、7……検出器、11……
クツクスイツチ、13……加熱装置。
Claims (1)
- 1 ガスセンサーの出力初期値からこれより小さ
い値の仕上がり検知レベルを算出し、上記ガスセ
ンサーの出力と上記仕上がり検知レベルとを比較
して食品の加熱手段への電源供給を制御する電子
レンジにおいて、上記ガスセンサーのヒータ電圧
を定格値VAとこの定格値より低い定格外の値VB
とに切り換える切換手段と、この切換手段を加熱
開始時の上記仕上がり検知レベルの設定に際して
定格値VAから定格外の値VBに切換えた後に再び
定格値VAに戻すよう制御する切換制御手段と、
上記ヒータ電圧が定格値VAおよび定格外の値VB
における上記ガスセンサーの各安定出力VSA、
VSBをそれぞれ記憶する第1の記憶手段および第
2の記憶手段と、上記ヒータ電圧を定格外の値
VBから戻した定格値における上記ガスセンサー
の出力初期値V0を記憶する第3の記憶手段と、
上記第1乃至第3の各記憶手段の出力を導入して
(VSB/VSA)・V0の値に仕上がり検知レベル係数
kを乗算した値を算出する演算手段とを備え、こ
の演算手段の演算値を上記仕上がり検知レベルと
して設定するよう構成された電子レンジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1729381A JPS57131935A (en) | 1981-02-06 | 1981-02-06 | Electronic range |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1729381A JPS57131935A (en) | 1981-02-06 | 1981-02-06 | Electronic range |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57131935A JPS57131935A (en) | 1982-08-16 |
| JPS6311566B2 true JPS6311566B2 (ja) | 1988-03-15 |
Family
ID=11939943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1729381A Granted JPS57131935A (en) | 1981-02-06 | 1981-02-06 | Electronic range |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57131935A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06295968A (ja) * | 1991-12-02 | 1994-10-21 | Meiritsu Kikai Kogyo:Kk | デジタル素子のリード配列修正方法および修正装置 |
-
1981
- 1981-02-06 JP JP1729381A patent/JPS57131935A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57131935A (en) | 1982-08-16 |
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