JPS6314655B2 - - Google Patents
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- JPS6314655B2 JPS6314655B2 JP5402681A JP5402681A JPS6314655B2 JP S6314655 B2 JPS6314655 B2 JP S6314655B2 JP 5402681 A JP5402681 A JP 5402681A JP 5402681 A JP5402681 A JP 5402681A JP S6314655 B2 JPS6314655 B2 JP S6314655B2
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は長尺物を塗装するための塗装装置およ
びその塗装方法に関する。
びその塗装方法に関する。
従来、ロープ状物体、条鋼、線材などの長尺状
の被塗物に塗料を塗装する方法には、固定した塗
装装置に被塗物(長尺物)を通過させて塗装する
方法と、逆に、移動させることが困難な被塗物に
対し塗装装置を移動させて塗装する方法とがあ
り、本発明は後者に属する。
の被塗物に塗料を塗装する方法には、固定した塗
装装置に被塗物(長尺物)を通過させて塗装する
方法と、逆に、移動させることが困難な被塗物に
対し塗装装置を移動させて塗装する方法とがあ
り、本発明は後者に属する。
まず、上記前者による塗装方法としては、たと
えばダイスを用いる方法(特公昭54−1740号)、
ロールを用いる方法(特願昭54−94530号)、ベル
トを用いる方法(特願昭52−63396号)および被
塗物の外形とほぼ等しい口金中に挿通させる方法
(特願昭46−16330号)などがすでに知られている
が、これらの方法では、いずれも塗装時の剪断速
度が大きくなるため、数十μ以上の厚膜を均一に
塗布することが難しく、更に、被塗物表面に凹凸
がある場合には均一な膜厚を得ることが難しい等
の問題点があると同時に、すでに設置されてお
り、しかも移動することが不可能な長尺物への塗
装に転用することができないのである。
えばダイスを用いる方法(特公昭54−1740号)、
ロールを用いる方法(特願昭54−94530号)、ベル
トを用いる方法(特願昭52−63396号)および被
塗物の外形とほぼ等しい口金中に挿通させる方法
(特願昭46−16330号)などがすでに知られている
が、これらの方法では、いずれも塗装時の剪断速
度が大きくなるため、数十μ以上の厚膜を均一に
塗布することが難しく、更に、被塗物表面に凹凸
がある場合には均一な膜厚を得ることが難しい等
の問題点があると同時に、すでに設置されてお
り、しかも移動することが不可能な長尺物への塗
装に転用することができないのである。
さらに、特開昭50−123144には、塗布槽に成膜
液の供給口と排出口とを設けるとともに、塗布槽
の底部スリツトにフープ材の上方引上げによる走
行を許すパツキングを設け、かつ上記塗布槽内に
余剰供給の成膜液とともに泡を排除するための仕
切板を設けたことを特徴とする塗布装置が開示さ
れている。しかしながら、この塗布装置は、被塗
物を塗液の入つた固定された槽内を通過させるこ
とにより浸漬塗装を行なうため、著しく長いもの
や移動させることが困難な被塗物に対する塗装は
不可能である。
液の供給口と排出口とを設けるとともに、塗布槽
の底部スリツトにフープ材の上方引上げによる走
行を許すパツキングを設け、かつ上記塗布槽内に
余剰供給の成膜液とともに泡を排除するための仕
切板を設けたことを特徴とする塗布装置が開示さ
れている。しかしながら、この塗布装置は、被塗
物を塗液の入つた固定された槽内を通過させるこ
とにより浸漬塗装を行なうため、著しく長いもの
や移動させることが困難な被塗物に対する塗装は
不可能である。
また、特願昭50−107764、及び特願昭52−2182
には、タンク内の塗布液中に塗布すべき基材(被
塗物)を浸漬し、下方より塗液をタンク外に排出
させて、基材を液面より相対的に引上げる浸漬塗
布法乃至装置が開示されている。この装置は、槽
(タンク)が固定されていることによる上記した
通りの問題点に加えて、塗布すべき部分全体を同
時に槽(タンク)内に浸漬せしめる必要があるた
め、塗布できる基材の寸法、特に長さは非常に制
限される。
には、タンク内の塗布液中に塗布すべき基材(被
塗物)を浸漬し、下方より塗液をタンク外に排出
させて、基材を液面より相対的に引上げる浸漬塗
布法乃至装置が開示されている。この装置は、槽
(タンク)が固定されていることによる上記した
通りの問題点に加えて、塗布すべき部分全体を同
時に槽(タンク)内に浸漬せしめる必要があるた
め、塗布できる基材の寸法、特に長さは非常に制
限される。
更に、特開昭50−65537には、上端に開口部を
有するノズルと、このノズル内に液体を供給し前
記開口部に液体を表面張力によりもりあがらせる
液体供給機構とを備えてなる液体塗布装置が開示
されている。この装置においては、表面張力によ
りもりあがらせた部分に被塗物を通過させるた
め、塗布できる被塗物の外径は非常に細いもので
なければならず、しかも装置が固定されているこ
とによる上記した問題点も有している。
有するノズルと、このノズル内に液体を供給し前
記開口部に液体を表面張力によりもりあがらせる
液体供給機構とを備えてなる液体塗布装置が開示
されている。この装置においては、表面張力によ
りもりあがらせた部分に被塗物を通過させるた
め、塗布できる被塗物の外径は非常に細いもので
なければならず、しかも装置が固定されているこ
とによる上記した問題点も有している。
いずれにしても、これらの装置では、移動させ
ることが困難な固定された長尺状の被塗物を塗装
することは極めて困難である。
ることが困難な固定された長尺状の被塗物を塗装
することは極めて困難である。
一方、固定されている被塗物に対し塗装装置を
移動させて塗装する上記後者による塗装方法は、
たとえば長大橋のメインケーブルに懸垂している
ハンガーロープなどを塗装する場合に採用されて
いる。かかるハンガーロープの塗装は、従来、人
手による刷毛塗り、例えば、ロープにつるされた
椅子に人間が座り、あるいはゴンドラの中に人間
が乗つて行なう手作業で行なわれているのが現状
である。しかし、これらの塗装方法によれば、高
所作業の安全性に問題があり、塗料の飛散により
環境衛生上好ましくなく、更に手作業によるため
作業能率が低い等の欠点がある。
移動させて塗装する上記後者による塗装方法は、
たとえば長大橋のメインケーブルに懸垂している
ハンガーロープなどを塗装する場合に採用されて
いる。かかるハンガーロープの塗装は、従来、人
手による刷毛塗り、例えば、ロープにつるされた
椅子に人間が座り、あるいはゴンドラの中に人間
が乗つて行なう手作業で行なわれているのが現状
である。しかし、これらの塗装方法によれば、高
所作業の安全性に問題があり、塗料の飛散により
環境衛生上好ましくなく、更に手作業によるため
作業能率が低い等の欠点がある。
本発明は上記の状況に鑑み、移動させることが
困難なすでに固定されている長尺状の被塗物を塗
装するのに有効な塗装装置および塗装方法につい
てなされたもので、本発明に従うと、中央下部に
長尺の被塗物が貫通する開口部、内部に外部と連
通しているシヤワーコーター、および底部に塗料
回収口を設けてなる中空状の塗装手段と該塗装手
段を該被塗物に対して下方に移動せしめるための
駆動手段とを具備せしめたことを特徴とする塗装
装置、および該塗装装置を用いて、該被塗物が該
塗装手段内部を貫通するようにして該塗装手段を
該被塗物の長さ方向に対して下方に該駆動手段に
より移動せしめて塗装することを特徴とする塗装
方法が提供される。
困難なすでに固定されている長尺状の被塗物を塗
装するのに有効な塗装装置および塗装方法につい
てなされたもので、本発明に従うと、中央下部に
長尺の被塗物が貫通する開口部、内部に外部と連
通しているシヤワーコーター、および底部に塗料
回収口を設けてなる中空状の塗装手段と該塗装手
段を該被塗物に対して下方に移動せしめるための
駆動手段とを具備せしめたことを特徴とする塗装
装置、および該塗装装置を用いて、該被塗物が該
塗装手段内部を貫通するようにして該塗装手段を
該被塗物の長さ方向に対して下方に該駆動手段に
より移動せしめて塗装することを特徴とする塗装
方法が提供される。
本発明の目的は、長尺状の被塗物の塗装に適し
た塗装装置及び塗装方法を提供することである。
た塗装装置及び塗装方法を提供することである。
本発明の他の目的は、すでに設置されているた
め移動が困難な長尺物特に長大橋のハンガーロー
プを塗装するのに特に有効な塗装装置及び塗装方
法を提供することである。
め移動が困難な長尺物特に長大橋のハンガーロー
プを塗装するのに特に有効な塗装装置及び塗装方
法を提供することである。
本発明の他の目的は、塗料粘度、塗装手段の降
下速度を調整することにより、比較的厚く且つ均
一な塗装を行なうことができる塗装装置及び塗装
方法を提供することである。
下速度を調整することにより、比較的厚く且つ均
一な塗装を行なうことができる塗装装置及び塗装
方法を提供することである。
本発明の他の目的は、ロープ状物体のような複
雑な形状の被塗物に対して、塗り残しなく均一な
塗布を速やかに行なうことができ、防食上好まし
い塗装を行なうことができる塗装装置および塗装
方法を提供することである。
雑な形状の被塗物に対して、塗り残しなく均一な
塗布を速やかに行なうことができ、防食上好まし
い塗装を行なうことができる塗装装置および塗装
方法を提供することである。
本発明の他の目的は、手作業に比べ、高所にお
ける安全性、作業能率が優れ、塗料飛散による環
境衛生上の問題が生じない塗装装置及び塗装方法
を提供することである。
ける安全性、作業能率が優れ、塗料飛散による環
境衛生上の問題が生じない塗装装置及び塗装方法
を提供することである。
上記した目的及びその他の目的は、添付図面を
参照する本発明の塗装装置及び塗装方法の好適具
体例の説明から明らかになるであろう。
参照する本発明の塗装装置及び塗装方法の好適具
体例の説明から明らかになるであろう。
まず第1図乃至第9図を参照して、本発明に従
う塗装装置の具体例を説明する。
う塗装装置の具体例を説明する。
第1図乃至第4図は、前記長尺状被塗物の一例
である長大橋用ハンガーロープの断面図及び側面
図をそれぞれ示す。これらのハンガーロープは、
長大橋のメインロープと橋桁とを連結し、橋桁の
重量をメインロープに伝達する働きをする。第1
図および第2図は複数本の鋼製ワイヤがらせん状
によつて形成されているハンガーロープの断面図
および側面図である。第3図および第4図は主に
斜張橋に用いられるパラレルワイヤーの断面図お
よび側面図である。このため、これらのハンガー
ロープの外側表面にはらせん状または平行の凹凸
が形成されている。
である長大橋用ハンガーロープの断面図及び側面
図をそれぞれ示す。これらのハンガーロープは、
長大橋のメインロープと橋桁とを連結し、橋桁の
重量をメインロープに伝達する働きをする。第1
図および第2図は複数本の鋼製ワイヤがらせん状
によつて形成されているハンガーロープの断面図
および側面図である。第3図および第4図は主に
斜張橋に用いられるパラレルワイヤーの断面図お
よび側面図である。このため、これらのハンガー
ロープの外側表面にはらせん状または平行の凹凸
が形成されている。
本発明の塗装装置および塗装方法によつて塗装
できるハンガーロープなどの長尺状の被塗物の形
状は、特に制限されないが、太さ2〜15cmであつ
て、5〜100mまたはそれ以上の長さにわたつて
塗装することが、本発明の前記した目的を達成す
るために好ましい。また、該被塗物は垂直状に形
成されていることが好ましいが、垂直線に対して
約60度以内に傾斜しても実施できる。
できるハンガーロープなどの長尺状の被塗物の形
状は、特に制限されないが、太さ2〜15cmであつ
て、5〜100mまたはそれ以上の長さにわたつて
塗装することが、本発明の前記した目的を達成す
るために好ましい。また、該被塗物は垂直状に形
成されていることが好ましいが、垂直線に対して
約60度以内に傾斜しても実施できる。
第5図は、本発明における中空状の塗装手段お
よび駆動手段を具備せしめた塗装装置の実施例で
あつて、同図にもとづいて本発明に係る塗装装置
の構成について説明する。
よび駆動手段を具備せしめた塗装装置の実施例で
あつて、同図にもとづいて本発明に係る塗装装置
の構成について説明する。
本発明に係る塗装装置は、中空状の塗装手段1
1と駆動手段41とから構成されている。
1と駆動手段41とから構成されている。
塗装手段11は、内部が中空状の容器12であ
つて、該中空状容器12は、少なくともその中
央下部に長尺状の前記被塗物1が貫通する開口部
13、その内部に外部と連通しているシヤワー
コーター14およびその底部に塗料回収口15
を具備してなる中空状の塗装手段である。該塗装
手段11は長尺状の被塗物1本あたり、1コ設け
る。
つて、該中空状容器12は、少なくともその中
央下部に長尺状の前記被塗物1が貫通する開口部
13、その内部に外部と連通しているシヤワー
コーター14およびその底部に塗料回収口15
を具備してなる中空状の塗装手段である。該塗装
手段11は長尺状の被塗物1本あたり、1コ設け
る。
塗装手段11における中空状の容器12は、塗
装中における塗料の飛散を防止し、かつ未塗着塗
料の回収を容易にするためのものであつて、その
形状は円筒、角筒およびこれらを変形、組み合わ
せた形状であつて、その内径は特に制限されない
が約10〜50cmが取り扱い上好ましい。また、その
材質は特に制限されないが軽量で物理的強度がす
ぐれ、かつ塗料によつて変形、変質しない金属、
プラスチツクなどが好ましい。
装中における塗料の飛散を防止し、かつ未塗着塗
料の回収を容易にするためのものであつて、その
形状は円筒、角筒およびこれらを変形、組み合わ
せた形状であつて、その内径は特に制限されない
が約10〜50cmが取り扱い上好ましい。また、その
材質は特に制限されないが軽量で物理的強度がす
ぐれ、かつ塗料によつて変形、変質しない金属、
プラスチツクなどが好ましい。
中空状容器12の下部に設ける開口部13は、
該容器12の内部を長尺状被塗物1が貫通するた
めの導入口であり、しかも該容器12内でシヤワ
ーコーター14によつて該被塗物1に塗装された
余分の塗料が該被塗物1などをつたつて該容器1
2から外部へ漏出するのを防止するためのもので
ある。したがつて、該開口部13は、シヤワーコ
ーター14より下方に位置せしめ、しかも被塗物
1などをつたつて塗料が該容器12から外部へ漏
出するのを防止する機能を有していなければなら
ない。すなわち、開口部13は、シヤワーコータ
ー14より下方に位置せしめ、シヤワーコーター
14との間隔は約3〜10cmが好ましい。そして、
塗料が被塗物1をつたつて容器12から外部に漏
出するのを防止するために、開口部13はフレキ
シブルパツキング16で構成されていることが好
ましい。該フレキシブルパツキング16の先端の
開口部13は被塗物1の断面部(直径)と同一も
しくはそれよりも小さい形状を形成している。こ
のために、該開口部13の下方から上方に向けて
被塗物1が通過すると(実際は、被塗物1は固定
されており、開口部13が被塗物1に対して下方
に移動する)、開口部13のフレキシブルパツキ
ング16の先端部は常に被塗物1の外周表面に密
接しており、しかも、該パツキング16が有する
柔軟性、弾力性などによつて被塗物1の凹部およ
び凸部にも殆ど隙間なくパツキング16の先端部
を密接できるのである。したがつて、塗装しなが
ら塗装手段11を下方に移動させても、被塗物1
などをつたつて中空状容器12の開口部13から
塗料が漏出することは殆どないのである。フレキ
シブルパツキング16は、被塗物1の長方向に対
して直角であつても差しつかえないが、第5図に
示したごとく円錐台状にすることが、未塗着塗料
をフレキシブルパツキング16の斜面から中空状
容器12の底部に流下させやすくなり、開口部1
3に滞留しないので、開口部13からの漏出を防
止するうえで好ましい。また該フレキシブルパツ
キングの材質は上記した柔軟性および弾力性を有
し、かつ塗料によつて変形、変質しないものであ
ればよく、天然又は合成ゴム、プラスチツクなど
が好適である。フレキシブルパツキング16の後
端部は中空状容器12の端部に物理的もしくは化
学的に接着せしめてある。
該容器12の内部を長尺状被塗物1が貫通するた
めの導入口であり、しかも該容器12内でシヤワ
ーコーター14によつて該被塗物1に塗装された
余分の塗料が該被塗物1などをつたつて該容器1
2から外部へ漏出するのを防止するためのもので
ある。したがつて、該開口部13は、シヤワーコ
ーター14より下方に位置せしめ、しかも被塗物
1などをつたつて塗料が該容器12から外部へ漏
出するのを防止する機能を有していなければなら
ない。すなわち、開口部13は、シヤワーコータ
ー14より下方に位置せしめ、シヤワーコーター
14との間隔は約3〜10cmが好ましい。そして、
塗料が被塗物1をつたつて容器12から外部に漏
出するのを防止するために、開口部13はフレキ
シブルパツキング16で構成されていることが好
ましい。該フレキシブルパツキング16の先端の
開口部13は被塗物1の断面部(直径)と同一も
しくはそれよりも小さい形状を形成している。こ
のために、該開口部13の下方から上方に向けて
被塗物1が通過すると(実際は、被塗物1は固定
されており、開口部13が被塗物1に対して下方
に移動する)、開口部13のフレキシブルパツキ
ング16の先端部は常に被塗物1の外周表面に密
接しており、しかも、該パツキング16が有する
柔軟性、弾力性などによつて被塗物1の凹部およ
び凸部にも殆ど隙間なくパツキング16の先端部
を密接できるのである。したがつて、塗装しなが
ら塗装手段11を下方に移動させても、被塗物1
などをつたつて中空状容器12の開口部13から
塗料が漏出することは殆どないのである。フレキ
シブルパツキング16は、被塗物1の長方向に対
して直角であつても差しつかえないが、第5図に
示したごとく円錐台状にすることが、未塗着塗料
をフレキシブルパツキング16の斜面から中空状
容器12の底部に流下させやすくなり、開口部1
3に滞留しないので、開口部13からの漏出を防
止するうえで好ましい。また該フレキシブルパツ
キングの材質は上記した柔軟性および弾力性を有
し、かつ塗料によつて変形、変質しないものであ
ればよく、天然又は合成ゴム、プラスチツクなど
が好適である。フレキシブルパツキング16の後
端部は中空状容器12の端部に物理的もしくは化
学的に接着せしめてある。
中空状容器12の内部に設けるシヤワーコータ
ー14に関して、第5図のイ,イ′による切断面
の断面図である第6図にもとづいて説明する。
ー14に関して、第5図のイ,イ′による切断面
の断面図である第6図にもとづいて説明する。
シヤワーコーター14は、被塗物1に対して下
方に移動しながら被塗物1の外側表面に如雨露な
どで水をそそぎかけるようにして塗料をそそぎか
けて塗装するものである。
方に移動しながら被塗物1の外側表面に如雨露な
どで水をそそぎかけるようにして塗料をそそぎか
けて塗装するものである。
シヤワーコーター14は、第6図において、塗
料吐出部17と該塗料吐出部17に塗料を圧送供
給する塗料圧送部18とから構成されており、塗
料圧送部18は中空状容器12の外側に連通して
いる。該塗料吐出部17および塗料圧送部18は
いずれも円筒状の金属またはプラスチツク製のパ
イプが好ましく、その内径は約0.5〜1.5cmが適し
ている。
料吐出部17と該塗料吐出部17に塗料を圧送供
給する塗料圧送部18とから構成されており、塗
料圧送部18は中空状容器12の外側に連通して
いる。該塗料吐出部17および塗料圧送部18は
いずれも円筒状の金属またはプラスチツク製のパ
イプが好ましく、その内径は約0.5〜1.5cmが適し
ている。
塗料吐出部17は、中空状容器12の内部に、
被塗物1が通過する任意の筒所に(ただし、開口
部13より上方)、被塗物1の側面を囲むように、
複数に分割して配置し、各々は塗料圧送部18を
介して中空状容器12に固定されている。第6図
では塗料吐出部17を2つに分割してある。分割
する目的は、中空状容器12の内部に被塗物1を
容易に配置可能ならしめるためである(詳細は後
述する)。そして、該塗料吐出部17の被塗物1
に面している側には、圧送されてきた塗料を被塗
物1の外側表面にそそぎかけることができるよう
に、塗料吐出孔19を穿孔せしめてある。該塗料
吐出孔19は、被塗物1の外側表面の全側面に塗
料が均一にそそぎかけられるように穿孔しておく
必要があり、その形状は点状および線状のいずれ
でもよい。塗料吐出孔19が点状である場合、そ
の内径は0.5〜2mmであつて、2〜5mmの間隔で
穿孔せしめることが好ましく、一方線状の場合、
巾が0.5〜1mmの線状の吐出孔が適している。こ
れらの塗料吐出孔19は、被塗物1に面している
塗装吐出部17に一段(一列)もしくは複数段
(複数列)設けることができ、また、該塗料吐出
孔19から被塗物1の外側表面までの距離は1〜
5cmが好ましい。
被塗物1が通過する任意の筒所に(ただし、開口
部13より上方)、被塗物1の側面を囲むように、
複数に分割して配置し、各々は塗料圧送部18を
介して中空状容器12に固定されている。第6図
では塗料吐出部17を2つに分割してある。分割
する目的は、中空状容器12の内部に被塗物1を
容易に配置可能ならしめるためである(詳細は後
述する)。そして、該塗料吐出部17の被塗物1
に面している側には、圧送されてきた塗料を被塗
物1の外側表面にそそぎかけることができるよう
に、塗料吐出孔19を穿孔せしめてある。該塗料
吐出孔19は、被塗物1の外側表面の全側面に塗
料が均一にそそぎかけられるように穿孔しておく
必要があり、その形状は点状および線状のいずれ
でもよい。塗料吐出孔19が点状である場合、そ
の内径は0.5〜2mmであつて、2〜5mmの間隔で
穿孔せしめることが好ましく、一方線状の場合、
巾が0.5〜1mmの線状の吐出孔が適している。こ
れらの塗料吐出孔19は、被塗物1に面している
塗装吐出部17に一段(一列)もしくは複数段
(複数列)設けることができ、また、該塗料吐出
孔19から被塗物1の外側表面までの距離は1〜
5cmが好ましい。
また、上記開口部13および塗料吐出部17で
囲まれた空間の中心が、中空状容器12のほぼ中
心線上にあることが好ましい。
囲まれた空間の中心が、中空状容器12のほぼ中
心線上にあることが好ましい。
塗料圧送部18の一方の端部は中空状容器12
の外部に連通しており、塗料供給ホース20(第
5図参照)と連結できるようになつている。
の外部に連通しており、塗料供給ホース20(第
5図参照)と連結できるようになつている。
本発明の塗装手段11における塗装方法の特徴
は中空状容器12の内部に、外部と連通している
シヤワーコーター14を設けたところにある。す
なわち、該シヤワーコーター14によれば、塗料
は塗料吐出部17の塗料吐出孔19から被塗物1
の外側表面に向けてそそぎかけるようにして吐出
するので、中空状容器12内において霧状に飛散
することが殆どなく、したがつて、該中空状容器
12の外部に塗料が飛散することが殆どないので
塗料飛散による環境衛生上の問題が解消された。
しかも被塗物1の凹凸面に塗り残すことなく均一
に塗装できるのである。さらに、塗料を単に圧送
するだけでよいこと、塗料吐出孔19から被塗物
1の表面までの距離が短かいこと。しかも未塗着
塗料を後記する塗料回収口から随時回収できるこ
となどにもとづいて、塗装手段11の構造を極め
て単純化でき、しかも小型化されるため、該塗装
手段11を被塗物1の高所部分に容易に移動でき
るのである。
は中空状容器12の内部に、外部と連通している
シヤワーコーター14を設けたところにある。す
なわち、該シヤワーコーター14によれば、塗料
は塗料吐出部17の塗料吐出孔19から被塗物1
の外側表面に向けてそそぎかけるようにして吐出
するので、中空状容器12内において霧状に飛散
することが殆どなく、したがつて、該中空状容器
12の外部に塗料が飛散することが殆どないので
塗料飛散による環境衛生上の問題が解消された。
しかも被塗物1の凹凸面に塗り残すことなく均一
に塗装できるのである。さらに、塗料を単に圧送
するだけでよいこと、塗料吐出孔19から被塗物
1の表面までの距離が短かいこと。しかも未塗着
塗料を後記する塗料回収口から随時回収できるこ
となどにもとづいて、塗装手段11の構造を極め
て単純化でき、しかも小型化されるため、該塗装
手段11を被塗物1の高所部分に容易に移動でき
るのである。
本発明者は、塗装手段11におけるシヤワーコ
ーター14以外の塗装方法、たとえばスプレー方
式、ローラー方式、刷毛塗り方式、浸漬塗装方式
などについても検討したが、いずれも種々の欠陥
を有しており、実用的にみて好ましくなかつた。
すなわち、スプレー方式は上記シヤワーコーター
14に代えてスプレー塗装機を用いる方式である
が、塗料が霧化しているので中空状容器12にわ
ずかの隙間があるとその部分から外側に塗料が飛
散するので環境衛生上好ましくない。また、被塗
物1の全周囲を均一に塗装するために多数のスプ
レーガンおよびそれに伴うエアーホースなども必
要となり、しかもスプレーガンのヘツドと被塗物
表面との距離をある程度(約10〜15cm)必要とな
るので、塗装手段自体が極めて大型な装置とな
り、高所での塗装作業性は困難で実用的ではな
い。しかも第1および2図に示したロープの狭陰
部のすみずみまで塗装することが困難であつた。
また、ローラー方式および刷毛塗り方式は、前記
シヤワーコーター14に代えて、圧送塗装ローラ
ーおよび圧送刷毛を用いた方式であるが、いずれ
も、被塗物1の凹部の塗装が困難であり、塗装具
の磨耗がはげしく、均一な塗膜が得られないとい
う欠陥を有しており実用的ではなかつた。さら
に、浸漬塗装方式は、前記中空状容器12の内部
にシヤワーコーター14および開口部13に代え
て塗料を充填した浸漬塗装槽を装備したものであ
つて、被塗物1に対し該浸漬塗装槽を上方から下
方に向けて移動させることによつて塗装を行なう
方式であるが、多量の塗料を充填した塗装槽の底
部に設けた被塗物1の通過孔から塗料が漏出しや
すく、しかも該塗装槽を高所に移動させることが
困難であつた。
ーター14以外の塗装方法、たとえばスプレー方
式、ローラー方式、刷毛塗り方式、浸漬塗装方式
などについても検討したが、いずれも種々の欠陥
を有しており、実用的にみて好ましくなかつた。
すなわち、スプレー方式は上記シヤワーコーター
14に代えてスプレー塗装機を用いる方式である
が、塗料が霧化しているので中空状容器12にわ
ずかの隙間があるとその部分から外側に塗料が飛
散するので環境衛生上好ましくない。また、被塗
物1の全周囲を均一に塗装するために多数のスプ
レーガンおよびそれに伴うエアーホースなども必
要となり、しかもスプレーガンのヘツドと被塗物
表面との距離をある程度(約10〜15cm)必要とな
るので、塗装手段自体が極めて大型な装置とな
り、高所での塗装作業性は困難で実用的ではな
い。しかも第1および2図に示したロープの狭陰
部のすみずみまで塗装することが困難であつた。
また、ローラー方式および刷毛塗り方式は、前記
シヤワーコーター14に代えて、圧送塗装ローラ
ーおよび圧送刷毛を用いた方式であるが、いずれ
も、被塗物1の凹部の塗装が困難であり、塗装具
の磨耗がはげしく、均一な塗膜が得られないとい
う欠陥を有しており実用的ではなかつた。さら
に、浸漬塗装方式は、前記中空状容器12の内部
にシヤワーコーター14および開口部13に代え
て塗料を充填した浸漬塗装槽を装備したものであ
つて、被塗物1に対し該浸漬塗装槽を上方から下
方に向けて移動させることによつて塗装を行なう
方式であるが、多量の塗料を充填した塗装槽の底
部に設けた被塗物1の通過孔から塗料が漏出しや
すく、しかも該塗装槽を高所に移動させることが
困難であつた。
第5図において、塗料回収口15は、塗料吐出
孔19から吐出された塗料のうち、被塗物1に塗
着されなかつた塗料を中空状容器12から外部へ
取り出し、回収するためのものであつて、開口部
13より下方で、好ましくは中空状容器12の最
底部に設ける。したがつて、中空状容器12の底
部は未塗着塗料が1ケ所に流れ込むような形状に
しておき、その部分に塗料回収口15を設けるこ
とが好ましい。塗料回収口15の外側には塗料回
収ホース21を連結させてあるので、未塗着塗料
を中空状容器12の内部に殆ど滞留させることな
く容易に回収することができるのである。
孔19から吐出された塗料のうち、被塗物1に塗
着されなかつた塗料を中空状容器12から外部へ
取り出し、回収するためのものであつて、開口部
13より下方で、好ましくは中空状容器12の最
底部に設ける。したがつて、中空状容器12の底
部は未塗着塗料が1ケ所に流れ込むような形状に
しておき、その部分に塗料回収口15を設けるこ
とが好ましい。塗料回収口15の外側には塗料回
収ホース21を連結させてあるので、未塗着塗料
を中空状容器12の内部に殆ど滞留させることな
く容易に回収することができるのである。
上記した塗料圧送部18の他端に連結せしめる
塗料供給ホース20および塗料回収口15に連結
せしめる塗料回収ホース21は、いずれも上記被
塗物1を塗装する現場の地上面まで到達してい
る。塗料供給ホース21の地上側の端部は塗料圧
送ポンプおよび塗料タンクなどに連結しており、
塗料回収ホース21の地上側端部は塗料タンクに
連結しておくと回収された塗料を再度使用できる
ので塗料ロスを軽減できる。
塗料供給ホース20および塗料回収口15に連結
せしめる塗料回収ホース21は、いずれも上記被
塗物1を塗装する現場の地上面まで到達してい
る。塗料供給ホース21の地上側の端部は塗料圧
送ポンプおよび塗料タンクなどに連結しており、
塗料回収ホース21の地上側端部は塗料タンクに
連結しておくと回収された塗料を再度使用できる
ので塗料ロスを軽減できる。
本発明における上記した開口部13、シヤワー
コーター14および塗料回収口15を具備せしめ
た中空状容器12の塗装手段11に、該中空状容
器12の駆動を円滑にするためにガイドキヤスタ
ー、被塗物1の表面を清浄にするためのブラシ、
開口部13から被塗物1の表面をつたつて漏出し
た塗料を吸収せしめる塗料吸収用ブラシおよびシ
ヤワーコーター14で塗装された塗膜をさらに均
一にするための補修用ブラシなどを必要に応じて
取りつけることができる。
コーター14および塗料回収口15を具備せしめ
た中空状容器12の塗装手段11に、該中空状容
器12の駆動を円滑にするためにガイドキヤスタ
ー、被塗物1の表面を清浄にするためのブラシ、
開口部13から被塗物1の表面をつたつて漏出し
た塗料を吸収せしめる塗料吸収用ブラシおよびシ
ヤワーコーター14で塗装された塗膜をさらに均
一にするための補修用ブラシなどを必要に応じて
取りつけることができる。
ガイドキヤスター22は中空状容器12の下部
外側に取りつけることが好ましい。これは塗装手
段11を被塗物1に対して下方に円滑に駆動せし
め、しかもシヤワーコーター14における塗料吐
出部17で囲まれた部分の中央部に被塗物1を位
置せしめるために有効である。該ガイドキヤスタ
ー22について、第5図のロ,ロ′の切断面にも
とづく断面図を第7図に示した。該ガイドキヤス
ター22は、その先端部に回転自在の金属または
プラスチツクの球体23を有しており、該球体2
3は保持カバー24およびバネ25を介して中空
状容器の下部外側に取りつけられている。ガイド
キヤスター22は第7図に示したごとく等角度に
少なくとも三方向から被塗物1を囲むようにして
取りつけることが好ましく、この三方向から延長
された交点が、シヤワーコーター14における吐
出部17で囲まれた中心点と開口部13の中心点
とを結ぶ延長線上にあることがよい。そして、取
りつけたすべてのガイドキヤスター22の金属球
23が被塗物1の表面と接触するように取りつけ
る。このようにして取りつけるガイドキヤスター
22は、一段でもよいが、第5図に示したごとく
2段、もしくはそれ以上取りつけることが好まし
い。
外側に取りつけることが好ましい。これは塗装手
段11を被塗物1に対して下方に円滑に駆動せし
め、しかもシヤワーコーター14における塗料吐
出部17で囲まれた部分の中央部に被塗物1を位
置せしめるために有効である。該ガイドキヤスタ
ー22について、第5図のロ,ロ′の切断面にも
とづく断面図を第7図に示した。該ガイドキヤス
ター22は、その先端部に回転自在の金属または
プラスチツクの球体23を有しており、該球体2
3は保持カバー24およびバネ25を介して中空
状容器の下部外側に取りつけられている。ガイド
キヤスター22は第7図に示したごとく等角度に
少なくとも三方向から被塗物1を囲むようにして
取りつけることが好ましく、この三方向から延長
された交点が、シヤワーコーター14における吐
出部17で囲まれた中心点と開口部13の中心点
とを結ぶ延長線上にあることがよい。そして、取
りつけたすべてのガイドキヤスター22の金属球
23が被塗物1の表面と接触するように取りつけ
る。このようにして取りつけるガイドキヤスター
22は、一段でもよいが、第5図に示したごとく
2段、もしくはそれ以上取りつけることが好まし
い。
被塗物1の表面を清浄にする清浄用ブラシ26
は、塗装に先立ち、被塗物1の表面に付着してい
るゴミ、ホコリなどを除去するものであつて、上
記ガイドキヤスター22と同様に、中空状容器1
2の下部外側に取りつけることが好ましい。この
清浄用ブラシ26は、比較的硬質な刷毛であり、
その先端は被塗物1の外側表面と接触させておく
必要がある。
は、塗装に先立ち、被塗物1の表面に付着してい
るゴミ、ホコリなどを除去するものであつて、上
記ガイドキヤスター22と同様に、中空状容器1
2の下部外側に取りつけることが好ましい。この
清浄用ブラシ26は、比較的硬質な刷毛であり、
その先端は被塗物1の外側表面と接触させておく
必要がある。
また、本発明における塗装手段11において開
口部13から被塗物1の表面をつたつて塗料が中
空状容器12の外部へ漏出することは殆どない
が、塗料が漏出するおそれがある場合に塗料吸収
用ブラシ27をあらかじめ取りつけておくことが
好ましい。該塗料吸収用ブラシ27は、被塗物1
表面をつたつて開口部13から漏出した塗料を吸
収せしめるものであるから、塗料の吸収性がすぐ
れたスポンジ、軟い刷毛などが好適に用いられ
る。また、該塗料吸収用ブラシ27は中空状容器
12の下部外側でしかも開口部13の近くに取り
付けることが好ましく、その先端は、上記清浄用
ブラシ26と同様に、被塗物1の外側表面と接触
させておく必要がある。
口部13から被塗物1の表面をつたつて塗料が中
空状容器12の外部へ漏出することは殆どない
が、塗料が漏出するおそれがある場合に塗料吸収
用ブラシ27をあらかじめ取りつけておくことが
好ましい。該塗料吸収用ブラシ27は、被塗物1
表面をつたつて開口部13から漏出した塗料を吸
収せしめるものであるから、塗料の吸収性がすぐ
れたスポンジ、軟い刷毛などが好適に用いられ
る。また、該塗料吸収用ブラシ27は中空状容器
12の下部外側でしかも開口部13の近くに取り
付けることが好ましく、その先端は、上記清浄用
ブラシ26と同様に、被塗物1の外側表面と接触
させておく必要がある。
さらに、シヤワーコーター14で塗装された塗
膜の均一化および塗り残しをなくすために、シヤ
ワーコーター14の上部に補修用ブラシ28を取
りつけておくことが好ましい。該補修用ブラシ2
8としては一般の塗装に供されているものが使用
でき、上記清浄用ブラシ26と同様に、その先端
は被塗物1の円周表面と接触させておく必要があ
る。
膜の均一化および塗り残しをなくすために、シヤ
ワーコーター14の上部に補修用ブラシ28を取
りつけておくことが好ましい。該補修用ブラシ2
8としては一般の塗装に供されているものが使用
でき、上記清浄用ブラシ26と同様に、その先端
は被塗物1の円周表面と接触させておく必要があ
る。
中空状容器12の上部は開放されていても差し
つかえないが、ゴミ、ホコリなどの異物の混入を
防ぐために蓋を設けておくことが好ましい。蓋は
側部と連続して一体化させてもよいが、脱着自在
の蓋29を使用することもできる。蓋を設ける場
合は、その中央部には被塗物1が貫通する通過口
30を設けておく必要がある。
つかえないが、ゴミ、ホコリなどの異物の混入を
防ぐために蓋を設けておくことが好ましい。蓋は
側部と連続して一体化させてもよいが、脱着自在
の蓋29を使用することもできる。蓋を設ける場
合は、その中央部には被塗物1が貫通する通過口
30を設けておく必要がある。
さらに、すでに設置してある移動することが困
難な被塗物1を塗装するのに好都合なように、第
8図に示したごとく、中空状容器12および、そ
の内部および外部に取りつけた開口部13、シヤ
ワーコーター14、補修用ブラシ28、塗料吸収
用ブラシ27、ガイドキヤスター22および清浄
用ブラシ26などは、中空状容器12に取りつけ
たヒンジ31を介して、被塗物1の長さ方向に分
割できるように構成されている。これによつて、
設置された状態の被塗物1を中空状容器12の内
部に配置できるのである。
難な被塗物1を塗装するのに好都合なように、第
8図に示したごとく、中空状容器12および、そ
の内部および外部に取りつけた開口部13、シヤ
ワーコーター14、補修用ブラシ28、塗料吸収
用ブラシ27、ガイドキヤスター22および清浄
用ブラシ26などは、中空状容器12に取りつけ
たヒンジ31を介して、被塗物1の長さ方向に分
割できるように構成されている。これによつて、
設置された状態の被塗物1を中空状容器12の内
部に配置できるのである。
次に、上記塗装手段11を被塗物1に対して下
方に移動せしめるための駆動手段41について、
第5および9図にもとづいて説明する。
方に移動せしめるための駆動手段41について、
第5および9図にもとづいて説明する。
駆動手段41は、主として中空状容器12を被
塗物1に対して下方(又は上方)に移動させるた
めの駆動用ワイヤー42、該ワイヤー42の端部
を中空状容器12に繋属せしめるためのワイヤー
フツク43,44および該ワイヤー42を駆動せ
しめる駆動部45からなつている。
塗物1に対して下方(又は上方)に移動させるた
めの駆動用ワイヤー42、該ワイヤー42の端部
を中空状容器12に繋属せしめるためのワイヤー
フツク43,44および該ワイヤー42を駆動せ
しめる駆動部45からなつている。
第9図は長大橋のハンガーロープ(被塗物1)
に本発明の塗装装置を装備した概略的な全体図で
ある。
に本発明の塗装装置を装備した概略的な全体図で
ある。
駆動用ワイヤー42は、1つの中空状容器12
に対して22本以上必要であり、各々の一端を中空
状容器12の上部側面に設けたワイヤーフツク4
3に繋属せしめ、各々の他端を被塗物1の上方に
設けた滑車46を経由させて地上47に設置した
駆動部45に装着せしめたのち、中空状容器12
の下部側面に設けたワイヤーフツク44に繋属せ
しめるのである。滑車46は、長大橋のハンガー
ロープ(被塗物1)を塗装する場合、メインケー
ブル48に取りつけることが好ましい。ワイヤー
フツク43および44に駆動用ワイヤー42を繋
属せしめる操作は中空状容器12を地上に置いて
行なうことができる。そして、かかる操作を行な
つたのち、駆動部45を作動せしめることによつ
て、中空状容器12、すなわち塗装手段11を、
駆動用ワイヤー42を介して被塗物1に対して上
方向もしくは下方向に自由自在に移動させること
ができ、この操作はすべて地上で行なえる。
に対して22本以上必要であり、各々の一端を中空
状容器12の上部側面に設けたワイヤーフツク4
3に繋属せしめ、各々の他端を被塗物1の上方に
設けた滑車46を経由させて地上47に設置した
駆動部45に装着せしめたのち、中空状容器12
の下部側面に設けたワイヤーフツク44に繋属せ
しめるのである。滑車46は、長大橋のハンガー
ロープ(被塗物1)を塗装する場合、メインケー
ブル48に取りつけることが好ましい。ワイヤー
フツク43および44に駆動用ワイヤー42を繋
属せしめる操作は中空状容器12を地上に置いて
行なうことができる。そして、かかる操作を行な
つたのち、駆動部45を作動せしめることによつ
て、中空状容器12、すなわち塗装手段11を、
駆動用ワイヤー42を介して被塗物1に対して上
方向もしくは下方向に自由自在に移動させること
ができ、この操作はすべて地上で行なえる。
次に、本発明の塗装装置による塗装方法につい
て説明する。
て説明する。
シヤワーコーター14、開口部13および塗料
回収口15、さらに必要に応じて補修用ブラシ2
8、塗料吸収用ブラシ27、清浄用ブラシ26、
ガイドキヤスター22などを装着した中空状容器
12を、ヒンジ31を介して2つに分割する(第
8図参照)。そして、被塗物1を中空状容器12
における塗料吐出部17で囲まれる空間の中心線
上に位置せしめたのち、被塗物1の円周部を包み
こむようにして分割した中空状容器12を閉じ合
体させるのである。この作業はすべて地上で行な
うことができる。
回収口15、さらに必要に応じて補修用ブラシ2
8、塗料吸収用ブラシ27、清浄用ブラシ26、
ガイドキヤスター22などを装着した中空状容器
12を、ヒンジ31を介して2つに分割する(第
8図参照)。そして、被塗物1を中空状容器12
における塗料吐出部17で囲まれる空間の中心線
上に位置せしめたのち、被塗物1の円周部を包み
こむようにして分割した中空状容器12を閉じ合
体させるのである。この作業はすべて地上で行な
うことができる。
続いて、ワイヤーフツク43の各々に駆動用ワ
イヤー42の一方の端部を繋属し、該ワイヤー4
2の他端を被塗物1の上部にあらかじめ設けてあ
る滑車46を経由せしめ、地上部47の駆動部4
5に装着したのちワイヤーフツク44に繋属せし
めるのである。
イヤー42の一方の端部を繋属し、該ワイヤー4
2の他端を被塗物1の上部にあらかじめ設けてあ
る滑車46を経由せしめ、地上部47の駆動部4
5に装着したのちワイヤーフツク44に繋属せし
めるのである。
一方、中空状容器12に装着したシヤワーコー
ター14における塗料圧送部18の外側端部に塗
料供給ホース20の一方の端部を嵌合し、該ホー
ス20の他端は塗料圧送ポンプ(図示せず)を経
て塗料タンク32に結合せしめる。該塗料供給ホ
ース20は柔軟性を有しており、しかも塗料と接
触することによつて変形、変質しない材質のもの
が使用でき、その長さは塗装する被塗物1の長さ
以上であることが好ましい。
ター14における塗料圧送部18の外側端部に塗
料供給ホース20の一方の端部を嵌合し、該ホー
ス20の他端は塗料圧送ポンプ(図示せず)を経
て塗料タンク32に結合せしめる。該塗料供給ホ
ース20は柔軟性を有しており、しかも塗料と接
触することによつて変形、変質しない材質のもの
が使用でき、その長さは塗装する被塗物1の長さ
以上であることが好ましい。
そして、中空状容器12の底部に設けた塗料回
収口15に上記塗料供給ホース20と同様な材質
および長さの塗料回収ホース21の一方の端部を
嵌合せしめ、該回収ホース21の他端部を塗料タ
ンク32に結合せしめておく。
収口15に上記塗料供給ホース20と同様な材質
および長さの塗料回収ホース21の一方の端部を
嵌合せしめ、該回収ホース21の他端部を塗料タ
ンク32に結合せしめておく。
このように装備したのち、駆動部45を作動さ
せて中空状容器12を被塗物1の上端部まで移動
せしめるのである。次に、塗料タンク32に入れ
てある塗料を、塗料圧送ポンプの作動によつて、
塗料供給ホース20を経て中空状容器12の圧送
部18に圧送し、吐出部17の塗料吐出孔19か
ら吐出せしめることによつて、被塗物1の表面の
塗装が行なわれるのである。塗料圧送圧力は、被
塗物1の長さ(地上から塗装手段11までの高
さ)、塗料供給ホース20およびシヤワーコータ
ー14の内径、塗料粘度などによつて種々異なる
が、被塗物1の外側表面に塗料をそそぎかけるの
に必要十分な量の塗料が塗料吐出孔19から吐出
できる程度であればよい。塗料吐出孔19全体か
ら吐出せしめる塗料の量は目的に応じて異なるが
1c.c.〜2/分/cm2が好ましい。
せて中空状容器12を被塗物1の上端部まで移動
せしめるのである。次に、塗料タンク32に入れ
てある塗料を、塗料圧送ポンプの作動によつて、
塗料供給ホース20を経て中空状容器12の圧送
部18に圧送し、吐出部17の塗料吐出孔19か
ら吐出せしめることによつて、被塗物1の表面の
塗装が行なわれるのである。塗料圧送圧力は、被
塗物1の長さ(地上から塗装手段11までの高
さ)、塗料供給ホース20およびシヤワーコータ
ー14の内径、塗料粘度などによつて種々異なる
が、被塗物1の外側表面に塗料をそそぎかけるの
に必要十分な量の塗料が塗料吐出孔19から吐出
できる程度であればよい。塗料吐出孔19全体か
ら吐出せしめる塗料の量は目的に応じて異なるが
1c.c.〜2/分/cm2が好ましい。
被塗物1への塗装が開始されると、駆動部45
を作動させて駆動用ワイヤー42を介し中空状容
器12(つまり、塗装手段11)を被塗物1に対
して下方に移動せしめるのである。その移動速度
が遅すぎると塗装効率が低下し、逆に速すぎると
塗り残しを生ずるおそれがあるので、0.2〜2
m/分が好適である。
を作動させて駆動用ワイヤー42を介し中空状容
器12(つまり、塗装手段11)を被塗物1に対
して下方に移動せしめるのである。その移動速度
が遅すぎると塗装効率が低下し、逆に速すぎると
塗り残しを生ずるおそれがあるので、0.2〜2
m/分が好適である。
中空状容器12内において、塗料吐出孔19か
ら吐出された塗料のうち、被塗物1に塗着しなか
つた塗料は該容器12内の底部に流れ込み、塗料
回収口15から塗料回収ホース21を経て塗料タ
ンク32に回収することができるのである。
ら吐出された塗料のうち、被塗物1に塗着しなか
つた塗料は該容器12内の底部に流れ込み、塗料
回収口15から塗料回収ホース21を経て塗料タ
ンク32に回収することができるのである。
本発明において適用できる塗料は特に制限され
ないが、シヤワーコーターで塗装することを考慮
して、粘度を30〜200センチポイズ/塗装時に調
整しておくことが好ましい。また、塗膜の厚さの
調整は、塗料の不揮発分ならびに粘度、塗料の吐
出量、および塗装手段11の下方への移動速度な
どによつて容易に行なえる。
ないが、シヤワーコーターで塗装することを考慮
して、粘度を30〜200センチポイズ/塗装時に調
整しておくことが好ましい。また、塗膜の厚さの
調整は、塗料の不揮発分ならびに粘度、塗料の吐
出量、および塗装手段11の下方への移動速度な
どによつて容易に行なえる。
本発明の塗装装置および塗装方法は、従来の前
記した人手による長尺物の塗装方法に比べて種々
のすぐれた技術的効果を有しているのである。
記した人手による長尺物の塗装方法に比べて種々
のすぐれた技術的効果を有しているのである。
すなわち、中空状容器内で、しかもシヤワーコ
ーターによりそそぎかけるようにして塗装するた
めに塗料の飛散が全く認められず環境衛生上極め
て好ましい。また、外側表面に複雑な凹凸があつ
ても未塗装部分を生ずることなく、しかも能率よ
く均一に塗装することができる。しかも、塗装作
業の操作は殆ど地上で行なえるので安全である。
さらに、塗装膜厚も容易に調整できる。
ーターによりそそぎかけるようにして塗装するた
めに塗料の飛散が全く認められず環境衛生上極め
て好ましい。また、外側表面に複雑な凹凸があつ
ても未塗装部分を生ずることなく、しかも能率よ
く均一に塗装することができる。しかも、塗装作
業の操作は殆ど地上で行なえるので安全である。
さらに、塗装膜厚も容易に調整できる。
また、本発明の塗装手段ではシヤワーコーター
ハケ塗りを併用しているので、他のスプレー方
式、ローラー方式、刷毛塗り方式、浸漬塗装方式
に比べて、前記したごとくのすぐれた技術的効果
を有している。
ハケ塗りを併用しているので、他のスプレー方
式、ローラー方式、刷毛塗り方式、浸漬塗装方式
に比べて、前記したごとくのすぐれた技術的効果
を有している。
第1図および第3図はハンガーロープの断面
図、第2図および第4図はハンガーロープの側面
図、第5図は本発明の塗装装置の断面図、第6図
は第5図のイ,イ′による切断面の断面図、第7
図は第5図のロ,ロ′による切断面の断面図、第
8図は塗装手段をヒンジを介して分割した状態、
第9図は本発明の塗装装置を用いた具体例の図で
ある。 第1〜9図において、1:被塗物、11:塗装
手段、12:中空状容器、13:開口部、14:
シヤワーコーター、15:塗料回収口、16:フ
レキシブルパツキング、17:塗料吐出部、1
8:塗料圧送部、19:塗料吐出孔、20:塗料
供給ホース、21:塗料回収ホース、22:ガイ
ドキヤスター、26:清浄用ブラシ、27:塗料
吸収用ブラジ、28:補修用ブラシ、30:通過
口、31:ヒンジ、32:塗料タンク、41:駆
動手段、42:駆動用ワイヤー、43および4
4:ワイヤーフツク、45:駆動部、48:メイ
ンケーブル。
図、第2図および第4図はハンガーロープの側面
図、第5図は本発明の塗装装置の断面図、第6図
は第5図のイ,イ′による切断面の断面図、第7
図は第5図のロ,ロ′による切断面の断面図、第
8図は塗装手段をヒンジを介して分割した状態、
第9図は本発明の塗装装置を用いた具体例の図で
ある。 第1〜9図において、1:被塗物、11:塗装
手段、12:中空状容器、13:開口部、14:
シヤワーコーター、15:塗料回収口、16:フ
レキシブルパツキング、17:塗料吐出部、1
8:塗料圧送部、19:塗料吐出孔、20:塗料
供給ホース、21:塗料回収ホース、22:ガイ
ドキヤスター、26:清浄用ブラシ、27:塗料
吸収用ブラジ、28:補修用ブラシ、30:通過
口、31:ヒンジ、32:塗料タンク、41:駆
動手段、42:駆動用ワイヤー、43および4
4:ワイヤーフツク、45:駆動部、48:メイ
ンケーブル。
Claims (1)
- 1 中央下部に長尺の被塗物が貫通する開口部、
内部に外部と連通しているシヤワーコーターおよ
び底部に塗料回収口を設けてなる中空状の塗装手
段と該塗装手段を該被塗物に対して下方に移動せ
しめるための駆動手段とを具備せしめたことを特
徴とする塗装装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5402681A JPS57167759A (en) | 1981-04-10 | 1981-04-10 | Method and device for painting |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5402681A JPS57167759A (en) | 1981-04-10 | 1981-04-10 | Method and device for painting |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57167759A JPS57167759A (en) | 1982-10-15 |
| JPS6314655B2 true JPS6314655B2 (ja) | 1988-03-31 |
Family
ID=12959067
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5402681A Granted JPS57167759A (en) | 1981-04-10 | 1981-04-10 | Method and device for painting |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57167759A (ja) |
-
1981
- 1981-04-10 JP JP5402681A patent/JPS57167759A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57167759A (en) | 1982-10-15 |
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