JPS6319503B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6319503B2 JPS6319503B2 JP58212427A JP21242783A JPS6319503B2 JP S6319503 B2 JPS6319503 B2 JP S6319503B2 JP 58212427 A JP58212427 A JP 58212427A JP 21242783 A JP21242783 A JP 21242783A JP S6319503 B2 JPS6319503 B2 JP S6319503B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reaction
- condensation reaction
- mol
- nitrophenylaminophenyl
- ethers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
本発明はニトロフエニルアミノフエニルエーテ
ル類の製法に関する。 ニトロフエニルアミノフエニルエーテル類は医
薬、農薬、合成樹脂原料として有用な化合物であ
る。これらの化合物を製造する方法として、特公
昭47−18101号が公知であり、アミノフエノール
のアルカリ金属塩とクロロニトロベンゼンを原料
とし、ジメチルホルムアミド等を溶媒として50〜
110℃で反応させる方法が開示されている。この
方法によれば反応温度は比較的低温にすることが
でき、副反応が抑えられるが、反応速度も小さく
なる。また、特公昭55−40573号には、ジアミノ
ジフエニルエーテル製造の前段階として、ジメチ
ルホルムアミドを溶媒とし、アミノフエノールの
アルカリ金属塩とハロニトロベンゼンを還流下に
反応させてニトロフエニルアミノフエニルエーテ
ルを製造する方法が開示されている。この方法に
おける反応温度としては145℃〜149℃の例が示さ
れているが、反応速度は依然小さく、その具体例
によれば5〜6時間の反応時間を要している。 本発明者らは、上記アミノフエノール類とハロ
ニトロベンゼン類の縮合反応における反応速度の
向上およびニトロフエニルアミノフエニルエーテ
ル類の選択性の向上を目的として検討した結果、
縮合反応によつて生成する水を、蒸留によつて反
応系外に除去しながら該縮合反応を行うかまたは
炭化水素との共沸物として反応系外に除去しなが
ら縮合反応を行うことにより、上記目的が達成さ
れることを見出し、本発明に至つた。 すなわち、本発明は、アミノフエノール類とニ
トロハロベンゼン類と非プロトン性極性溶媒およ
びアルカリ金属炭酸塩の存在下に、加熱条件下に
縮合反応を行う方法において、該縮合反応によつ
て生成する水を蒸留によつて反応系外に除去しな
がら該縮合反応を行うことを特徴とするニトロフ
エニルアミノフエニルエーテル類の製法、を第一
の発明の要旨とし、アミノフエノール類とニトロ
ハロベンゼン類とを非プロトン性極性溶媒および
アルカリ金属炭酸塩の存在下に、加熱条件下に縮
合反応を行う方法において、反応系に炭化水素を
存在せしめて該縮合反応によつて生成する水を該
炭化水素と共に共沸物として反応系外に除去しな
がら該縮合反応を行うことを特徴とするニトロフ
エニルアミノフエニルエーテル類の製法、を第二
の発明の要旨とする。 本発明に用いられるアミノフエノール類として
具体的には、p−アミノフエノール、m−アミノ
フエノール、o−アミノフエノールあるいはさら
にこれらのベンゼン核水素をメチル基、エチル基
等の低級アルキル基で置換した化合物も例示され
るが、これらのうちではp−アミノフエノールま
たはm−アミノフエノールが好適に用いられる。 一方、ハロニトロベンゼン類として具体的に
は、p−クロロニトロベンゼン、m−クロロニト
ロベンゼン、o−クロロニトロベンゼンなどのク
ロロニトロベンゼン類、p−ブロモニトロベンゼ
ン、m−ブロモニトロベンゼン、o−ブロモニト
ロベンゼンなどのブロモニトロベンゼン類、p−
フロロニトロベンゼン、m−フロロニトロベンゼ
ン、o−フロロニトロベンゼンなどのフロロニト
ロベンゼン類、p−ヨードニトロベンゼン、m−
ヨードニトロベンゼン、o−ヨードニトロベンゼ
ンなどのヨードニトロベンゼン類、あるいはさら
にこれらのベンゼン核水素をメチル基、エチル基
などの低級アルキル基で置換した化合物も例示さ
れる。これらのうちではクロロニトロベンゼン類
が好適であり、とくにp−クロロニトロベンゼン
及びm−クロロニトロベンゼンが好適に用いられ
る。 溶媒として具体的には、非プロトン性極性溶媒
が用いられ、例えばジメチルホルムアミド、ジメ
チルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、スル
ホラン、N−メチル−2−ピロリドン、ヘキサメ
チルホスホルアミド、アセトニトリルなどを用い
ることができる。 アルカリ金属炭酸塩として具体的には、例えば
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ルビジウ
ム、炭酸セシウムあるいはさらに炭酸水素ナトリ
ウム、炭酸水素カリウム等の重炭酸塩も例示され
る。 また、本発明において、反応系に存在せしめら
れる炭化水素として具体的にはベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素、ヘキサン、ヘ
プタン、オクタン等の脂肪族炭化水素、シクロヘ
キサン、メチルシクロヘキサン等の脂環族炭化水
素が例示される。 本発明の反応におけるアミノフエノール類とハ
ロニトロベンゼン類に対する溶媒およびアルカリ
金属炭酸塩の割合は任意であるが、通常はアミノ
フエノール類とハロニトロベンゼン類のモル数の
和1モルに対して溶媒が約200ないし約2000ml、
アルカリ金属炭酸塩が約0.5ないし約2モル程度
である。 本発明の方法において、縮合反応は約110ない
し約150℃、好ましくは130ないし150℃の範囲で
あつて、縮合反応系から水の蒸留除去または炭化
水素と水との共沸蒸留除去が起こり得る温度条件
下である。また、縮合反応の際の圧力も前記反応
温度との関連において反応系から水の蒸留除去ま
たは炭化水素と水との共沸蒸留除去が起こり得る
条件下であれば任意であり、加圧条件下であつて
も常圧条件下であつてもまたは減圧条件下であつ
ても差しつかえない。 本発明の第一の方法において、該縮合反応によ
つて生成する水を蒸留によつて除去する方法に関
しては、反応系に直結した蒸留塔などの蒸留装置
によつて水を直接反応系外に留去させる方法が採
用される。その際には還流下に留出除去を行うこ
ともできるし、非還流下に留出除去を行うことも
できる。 本発明の第二の方法においては、該反応系に炭
化水素を存在せしめて該縮合反応によつて生成す
る水を該炭化水素と共に共沸物を形成させて反応
系外に除去しながら縮合反応が実施される。該炭
化水素を反応系に供給する時期は縮合反応前で
も、また縮合反応中であつても差しつかえない。
とくに、縮合反応中に継続的または間欠的に炭化
水素を供給することが望ましい。供給割合は、生
成する水の量に応じて変えることができ、通常
は、原料であるアミノフエノール類とハロニトロ
ベンゼン類の総重量に対して約40%ないし約200
%程度の炭化水素を継続的ないしは間欠的に供給
し、約40%ないし約200%の留出液を継続的ない
しは間欠的に反応系から抜き取ることが望まし
い。 本発明によればアミノフエノール類とハロニト
ロベンゼン類の縮合反応が効率よく行われ、ニト
ロフエニルアミノフエニルエーテル類を選択的に
製造することができる。 本発明の縮合反応によつて得られる反応混合物
からニトロフエニルアミノフエニルエーテル類を
得るには、蒸留、抽出、晶析等の分離方法を採用
することができる。またニトロフエニルアミノフ
エニルエーテル類は、反応混合物のままあるいは
分離後にパラジウム、白金等の触媒の存在下に水
素還元してジアミノジフエニルエーテル類とする
こともできる。 次に実施例を示す。なお、実施例においてm−
アミノフエノールの転化率および3−アミノ−
4′−ニトロジフエニルエーテルの選択率は反応混
合物を直接ガスクロマトグラフ分析することによ
つて求めた数値である。 実施例 1 回転撹拌機、温度計、滴下ロートおよび蒸留塔
(10段シーブトレイ塔)を備えた14口フラス
コに、炭酸カリウム38g(0,275モル)とジメ
チルホルムアミド300mlを仕込み、オイルバス中
で150℃に加熱した。一方、滴下ロートへはm−
アミノフエノール55g(0.5モル)とp−クロル
ニトロベンゼン80g(0.5モル)をジメチルホル
ムアミド200mlへ溶かした溶液を準備した。反応
フラスコが所定温度に到達した所で、滴下ロート
の原料液を適下し始め反応を開始した。原料の滴
下は1hrで終了した。滴下終了後、さらに1.5hr反
応を続行した。一方、反応開始とともに蒸留塔々
頂から還流液の一部の抜き出しを始めた。全反応
時間の間に抜き出した留出液は20mlで、留出液中
の水の濃度は22%であつた。 反応終了後、ガスクロマトグラフイーによつて
縮合反応液を分析したところ、m−アミノフエノ
ールの転化率98.0モル%、3−アミノ−4′−ニト
ロジフエニルエーテルの選択率99.0%モル%の反
応成績であつた。 上記縮合反応の反応混合物から無機塩を別
後、5%Pd/C1gを添加し、130℃、常圧下に水
素を12/hrの流速で吹き込んだ。4hr水素の吹
き込みを行つた後、水添触媒を別し、反応液を
濃縮した。得られた釜残液を2mmHg200℃の条件
下に蒸留し、3,4′−ジアミノジフエニルエーテ
ル95.5g(0.477モル)を得た。m−アミノフエ
ノール基準の収率は95.5モル%であつた。 実施例 2 m−アミノフエノール55g(0.5モル)、p−ク
ロルニトロベンゼン80g(0.5モル)および炭酸
カリウム38g(0.275モル)をジメチルホルムア
ミド500mlとともに反応フラスコに加え、140℃で
反応を開始した。反応開始と同時にベンゼンを40
ml/hrで連続的にフイードし、また同時にフイー
ドしたベンゼンとほぼ等量の留出液を連続的に抜
き出した。この縮合反応の反応成績を表1に示し
た。
ル類の製法に関する。 ニトロフエニルアミノフエニルエーテル類は医
薬、農薬、合成樹脂原料として有用な化合物であ
る。これらの化合物を製造する方法として、特公
昭47−18101号が公知であり、アミノフエノール
のアルカリ金属塩とクロロニトロベンゼンを原料
とし、ジメチルホルムアミド等を溶媒として50〜
110℃で反応させる方法が開示されている。この
方法によれば反応温度は比較的低温にすることが
でき、副反応が抑えられるが、反応速度も小さく
なる。また、特公昭55−40573号には、ジアミノ
ジフエニルエーテル製造の前段階として、ジメチ
ルホルムアミドを溶媒とし、アミノフエノールの
アルカリ金属塩とハロニトロベンゼンを還流下に
反応させてニトロフエニルアミノフエニルエーテ
ルを製造する方法が開示されている。この方法に
おける反応温度としては145℃〜149℃の例が示さ
れているが、反応速度は依然小さく、その具体例
によれば5〜6時間の反応時間を要している。 本発明者らは、上記アミノフエノール類とハロ
ニトロベンゼン類の縮合反応における反応速度の
向上およびニトロフエニルアミノフエニルエーテ
ル類の選択性の向上を目的として検討した結果、
縮合反応によつて生成する水を、蒸留によつて反
応系外に除去しながら該縮合反応を行うかまたは
炭化水素との共沸物として反応系外に除去しなが
ら縮合反応を行うことにより、上記目的が達成さ
れることを見出し、本発明に至つた。 すなわち、本発明は、アミノフエノール類とニ
トロハロベンゼン類と非プロトン性極性溶媒およ
びアルカリ金属炭酸塩の存在下に、加熱条件下に
縮合反応を行う方法において、該縮合反応によつ
て生成する水を蒸留によつて反応系外に除去しな
がら該縮合反応を行うことを特徴とするニトロフ
エニルアミノフエニルエーテル類の製法、を第一
の発明の要旨とし、アミノフエノール類とニトロ
ハロベンゼン類とを非プロトン性極性溶媒および
アルカリ金属炭酸塩の存在下に、加熱条件下に縮
合反応を行う方法において、反応系に炭化水素を
存在せしめて該縮合反応によつて生成する水を該
炭化水素と共に共沸物として反応系外に除去しな
がら該縮合反応を行うことを特徴とするニトロフ
エニルアミノフエニルエーテル類の製法、を第二
の発明の要旨とする。 本発明に用いられるアミノフエノール類として
具体的には、p−アミノフエノール、m−アミノ
フエノール、o−アミノフエノールあるいはさら
にこれらのベンゼン核水素をメチル基、エチル基
等の低級アルキル基で置換した化合物も例示され
るが、これらのうちではp−アミノフエノールま
たはm−アミノフエノールが好適に用いられる。 一方、ハロニトロベンゼン類として具体的に
は、p−クロロニトロベンゼン、m−クロロニト
ロベンゼン、o−クロロニトロベンゼンなどのク
ロロニトロベンゼン類、p−ブロモニトロベンゼ
ン、m−ブロモニトロベンゼン、o−ブロモニト
ロベンゼンなどのブロモニトロベンゼン類、p−
フロロニトロベンゼン、m−フロロニトロベンゼ
ン、o−フロロニトロベンゼンなどのフロロニト
ロベンゼン類、p−ヨードニトロベンゼン、m−
ヨードニトロベンゼン、o−ヨードニトロベンゼ
ンなどのヨードニトロベンゼン類、あるいはさら
にこれらのベンゼン核水素をメチル基、エチル基
などの低級アルキル基で置換した化合物も例示さ
れる。これらのうちではクロロニトロベンゼン類
が好適であり、とくにp−クロロニトロベンゼン
及びm−クロロニトロベンゼンが好適に用いられ
る。 溶媒として具体的には、非プロトン性極性溶媒
が用いられ、例えばジメチルホルムアミド、ジメ
チルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、スル
ホラン、N−メチル−2−ピロリドン、ヘキサメ
チルホスホルアミド、アセトニトリルなどを用い
ることができる。 アルカリ金属炭酸塩として具体的には、例えば
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ルビジウ
ム、炭酸セシウムあるいはさらに炭酸水素ナトリ
ウム、炭酸水素カリウム等の重炭酸塩も例示され
る。 また、本発明において、反応系に存在せしめら
れる炭化水素として具体的にはベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素、ヘキサン、ヘ
プタン、オクタン等の脂肪族炭化水素、シクロヘ
キサン、メチルシクロヘキサン等の脂環族炭化水
素が例示される。 本発明の反応におけるアミノフエノール類とハ
ロニトロベンゼン類に対する溶媒およびアルカリ
金属炭酸塩の割合は任意であるが、通常はアミノ
フエノール類とハロニトロベンゼン類のモル数の
和1モルに対して溶媒が約200ないし約2000ml、
アルカリ金属炭酸塩が約0.5ないし約2モル程度
である。 本発明の方法において、縮合反応は約110ない
し約150℃、好ましくは130ないし150℃の範囲で
あつて、縮合反応系から水の蒸留除去または炭化
水素と水との共沸蒸留除去が起こり得る温度条件
下である。また、縮合反応の際の圧力も前記反応
温度との関連において反応系から水の蒸留除去ま
たは炭化水素と水との共沸蒸留除去が起こり得る
条件下であれば任意であり、加圧条件下であつて
も常圧条件下であつてもまたは減圧条件下であつ
ても差しつかえない。 本発明の第一の方法において、該縮合反応によ
つて生成する水を蒸留によつて除去する方法に関
しては、反応系に直結した蒸留塔などの蒸留装置
によつて水を直接反応系外に留去させる方法が採
用される。その際には還流下に留出除去を行うこ
ともできるし、非還流下に留出除去を行うことも
できる。 本発明の第二の方法においては、該反応系に炭
化水素を存在せしめて該縮合反応によつて生成す
る水を該炭化水素と共に共沸物を形成させて反応
系外に除去しながら縮合反応が実施される。該炭
化水素を反応系に供給する時期は縮合反応前で
も、また縮合反応中であつても差しつかえない。
とくに、縮合反応中に継続的または間欠的に炭化
水素を供給することが望ましい。供給割合は、生
成する水の量に応じて変えることができ、通常
は、原料であるアミノフエノール類とハロニトロ
ベンゼン類の総重量に対して約40%ないし約200
%程度の炭化水素を継続的ないしは間欠的に供給
し、約40%ないし約200%の留出液を継続的ない
しは間欠的に反応系から抜き取ることが望まし
い。 本発明によればアミノフエノール類とハロニト
ロベンゼン類の縮合反応が効率よく行われ、ニト
ロフエニルアミノフエニルエーテル類を選択的に
製造することができる。 本発明の縮合反応によつて得られる反応混合物
からニトロフエニルアミノフエニルエーテル類を
得るには、蒸留、抽出、晶析等の分離方法を採用
することができる。またニトロフエニルアミノフ
エニルエーテル類は、反応混合物のままあるいは
分離後にパラジウム、白金等の触媒の存在下に水
素還元してジアミノジフエニルエーテル類とする
こともできる。 次に実施例を示す。なお、実施例においてm−
アミノフエノールの転化率および3−アミノ−
4′−ニトロジフエニルエーテルの選択率は反応混
合物を直接ガスクロマトグラフ分析することによ
つて求めた数値である。 実施例 1 回転撹拌機、温度計、滴下ロートおよび蒸留塔
(10段シーブトレイ塔)を備えた14口フラス
コに、炭酸カリウム38g(0,275モル)とジメ
チルホルムアミド300mlを仕込み、オイルバス中
で150℃に加熱した。一方、滴下ロートへはm−
アミノフエノール55g(0.5モル)とp−クロル
ニトロベンゼン80g(0.5モル)をジメチルホル
ムアミド200mlへ溶かした溶液を準備した。反応
フラスコが所定温度に到達した所で、滴下ロート
の原料液を適下し始め反応を開始した。原料の滴
下は1hrで終了した。滴下終了後、さらに1.5hr反
応を続行した。一方、反応開始とともに蒸留塔々
頂から還流液の一部の抜き出しを始めた。全反応
時間の間に抜き出した留出液は20mlで、留出液中
の水の濃度は22%であつた。 反応終了後、ガスクロマトグラフイーによつて
縮合反応液を分析したところ、m−アミノフエノ
ールの転化率98.0モル%、3−アミノ−4′−ニト
ロジフエニルエーテルの選択率99.0%モル%の反
応成績であつた。 上記縮合反応の反応混合物から無機塩を別
後、5%Pd/C1gを添加し、130℃、常圧下に水
素を12/hrの流速で吹き込んだ。4hr水素の吹
き込みを行つた後、水添触媒を別し、反応液を
濃縮した。得られた釜残液を2mmHg200℃の条件
下に蒸留し、3,4′−ジアミノジフエニルエーテ
ル95.5g(0.477モル)を得た。m−アミノフエ
ノール基準の収率は95.5モル%であつた。 実施例 2 m−アミノフエノール55g(0.5モル)、p−ク
ロルニトロベンゼン80g(0.5モル)および炭酸
カリウム38g(0.275モル)をジメチルホルムア
ミド500mlとともに反応フラスコに加え、140℃で
反応を開始した。反応開始と同時にベンゼンを40
ml/hrで連続的にフイードし、また同時にフイー
ドしたベンゼンとほぼ等量の留出液を連続的に抜
き出した。この縮合反応の反応成績を表1に示し
た。
【表】
縮合反応を3hr行つて得た反応混合物から無機
塩を別した後、実施例1に記載したと同じ方法
で後処理した。蒸留後に得られた3,4′−ジアミ
ノジフエニルエーテルは96.0g(0.48モル)で、
仕込みのm−アミノフエノールを基準とした収率
は96モル%であつた。 実施例 3 実施例2においてベンゼンの代りにヘキサンを
用い、130℃で反応させた。反応成績は次の通り
であつた。 縮合反応時間 4hr MAP転化率 98.3モル% ANPE選択率 99.5モル% この縮合反応液を実施例1に記載の方法で後処
理した結果、3,4′−ジアミノジフエニルエーテ
ル96.2gが得られた。原料MAP基準の収率は
96.2モル%であつた。 実施例 4 実施例2においてベンゼンの代りにシクロヘキ
サンを用いたほかは実施例2と同様に行つた。縮
合反応の成績は次の通りであつた。 縮合反応時間 3.5hr MAP選択率 98.0モル% ANPE選択率 99.5モル% 比較例 1 実施例2において、ベンゼンのフイードを行な
わずしかも反応系から水を除去しなかつた以外
は、実施例2と全て同じ条件で行なつた。反応成
績は表2の通りであつた。
塩を別した後、実施例1に記載したと同じ方法
で後処理した。蒸留後に得られた3,4′−ジアミ
ノジフエニルエーテルは96.0g(0.48モル)で、
仕込みのm−アミノフエノールを基準とした収率
は96モル%であつた。 実施例 3 実施例2においてベンゼンの代りにヘキサンを
用い、130℃で反応させた。反応成績は次の通り
であつた。 縮合反応時間 4hr MAP転化率 98.3モル% ANPE選択率 99.5モル% この縮合反応液を実施例1に記載の方法で後処
理した結果、3,4′−ジアミノジフエニルエーテ
ル96.2gが得られた。原料MAP基準の収率は
96.2モル%であつた。 実施例 4 実施例2においてベンゼンの代りにシクロヘキ
サンを用いたほかは実施例2と同様に行つた。縮
合反応の成績は次の通りであつた。 縮合反応時間 3.5hr MAP選択率 98.0モル% ANPE選択率 99.5モル% 比較例 1 実施例2において、ベンゼンのフイードを行な
わずしかも反応系から水を除去しなかつた以外
は、実施例2と全て同じ条件で行なつた。反応成
績は表2の通りであつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 アミノフエノール類とニトロハロベンゼン類
とを非プロトン性極性溶媒およびアルカリ金属炭
酸塩の存在下に、加熱条件下に縮合反応を行う方
法において、該縮合反応によつて生成する水を蒸
留によつて反応系外に除去しながら該縮合反応を
行うことを特徴とするニトロフエニルアミノフエ
ニルエーテル類の製法。 2 アミノフエノール類とニトロハロベンゼン類
とを非プロトン性極性溶媒およびアルカリ金属炭
酸塩の存在下に、加熱条件下に縮合反応を行う方
法において、反応系に炭化水素を存在せしめて該
縮合反応によつて生成する水を該炭化水素と共に
共沸物として反応系外に除去しながら該縮合反応
を行うことを特徴とするニトロフエニルアミノフ
エニルエーテル類の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58212427A JPS60105649A (ja) | 1983-11-14 | 1983-11-14 | ニトロフエニルアミノフエニルエ−テル類の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58212427A JPS60105649A (ja) | 1983-11-14 | 1983-11-14 | ニトロフエニルアミノフエニルエ−テル類の製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60105649A JPS60105649A (ja) | 1985-06-11 |
| JPS6319503B2 true JPS6319503B2 (ja) | 1988-04-22 |
Family
ID=16622409
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58212427A Granted JPS60105649A (ja) | 1983-11-14 | 1983-11-14 | ニトロフエニルアミノフエニルエ−テル類の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60105649A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5027572B2 (ja) * | 2007-06-28 | 2012-09-19 | 帝人株式会社 | 3,4’−ジアミノジフェニルエーテルの製造方法 |
| CN121293110A (zh) * | 2025-12-10 | 2026-01-09 | 烟台泰和新材高分子新材料研究院有限公司 | 一种绿色高效制备3-氨基-4'-硝基二苯醚的方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5540573A (en) * | 1978-09-16 | 1980-03-22 | Daiya Mahoubin Kogyo Kk | Water leakage preventing apparatus in air pressure utilizing type magic pot at falll down case |
-
1983
- 1983-11-14 JP JP58212427A patent/JPS60105649A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60105649A (ja) | 1985-06-11 |
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