JPS6321500B2 - - Google Patents
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- JPS6321500B2 JPS6321500B2 JP56072727A JP7272781A JPS6321500B2 JP S6321500 B2 JPS6321500 B2 JP S6321500B2 JP 56072727 A JP56072727 A JP 56072727A JP 7272781 A JP7272781 A JP 7272781A JP S6321500 B2 JPS6321500 B2 JP S6321500B2
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- ultrasonic waves
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
産業上の利用分野
本発明は超音波診断装置、とくにパルス状に超
音波を送信してその反射波を受信する電気音響相
互変換手段を有し、被写体を直線状に走査して反
射波に基づく表示を得るリニア走査超音波診断装
置に関するものである。
音波を送信してその反射波を受信する電気音響相
互変換手段を有し、被写体を直線状に走査して反
射波に基づく表示を得るリニア走査超音波診断装
置に関するものである。
従来技術
従来のこのようなリニア走査超音波診断装置に
は、機械走査方式と電子走査方式とがあるが、そ
れぞれ固有の欠点を有する。
は、機械走査方式と電子走査方式とがあるが、そ
れぞれ固有の欠点を有する。
機械走査方式は、単一または複数個の超音波振
動子を機械的に走査させるものであり、そのため
に機械的運動をしている振動子と信号処理回路と
の電気的接続における安定性および信頼性に乏し
い。また振動子を往復運動させて直線走査を行な
うものは振動子系の慣性のために高速において均
一な走査速度を得ることが困難である。しかし一
般に機械走査方式は、手動走査方式と比べて走査
の再現性がよく、走査速度も低速から高速まで実
現可能であるので、精密診断用の静止像から実時
間観察用の動態像まで広い範囲に適用することが
できる。
動子を機械的に走査させるものであり、そのため
に機械的運動をしている振動子と信号処理回路と
の電気的接続における安定性および信頼性に乏し
い。また振動子を往復運動させて直線走査を行な
うものは振動子系の慣性のために高速において均
一な走査速度を得ることが困難である。しかし一
般に機械走査方式は、手動走査方式と比べて走査
の再現性がよく、走査速度も低速から高速まで実
現可能であるので、精密診断用の静止像から実時
間観察用の動態像まで広い範囲に適用することが
できる。
電子走査方式は本質的に高速走査が可能である
ので、実時間動態観察に適している。しかし有効
な走査線数を得るためには、非常に多数(たとえ
ば200〜300個)の振動子を所定の走査範囲(たと
えば100mm)の中に直線状に配列しなければなら
ない。したがつてこれらの個々の振動子を独立し
て駆動するためにはそれに対応して非常に多数の
スイツチング回路が必要となる。また各振動子の
走査面内における断面形状は超音波の進行方向に
対して正方形に近い形状となる。すなわち振動子
の厚みと幅の値が近いものとなる。このため超音
波の進行方向に対応する厚み振動に幅方向の振動
が影響を及ぼすため、振動子を駆動したときに音
波の進行方向に対して理想的なピストン運動をと
らず、複雑な振動パターンを呈し、超音波場に悪
影響を及ぼすことになる。さらに、振動子の間隔
が半波長以上になると、いわゆるグレーテイング
ローブが発生して映像の中に虚像を生ずる原因と
なる。
ので、実時間動態観察に適している。しかし有効
な走査線数を得るためには、非常に多数(たとえ
ば200〜300個)の振動子を所定の走査範囲(たと
えば100mm)の中に直線状に配列しなければなら
ない。したがつてこれらの個々の振動子を独立し
て駆動するためにはそれに対応して非常に多数の
スイツチング回路が必要となる。また各振動子の
走査面内における断面形状は超音波の進行方向に
対して正方形に近い形状となる。すなわち振動子
の厚みと幅の値が近いものとなる。このため超音
波の進行方向に対応する厚み振動に幅方向の振動
が影響を及ぼすため、振動子を駆動したときに音
波の進行方向に対して理想的なピストン運動をと
らず、複雑な振動パターンを呈し、超音波場に悪
影響を及ぼすことになる。さらに、振動子の間隔
が半波長以上になると、いわゆるグレーテイング
ローブが発生して映像の中に虚像を生ずる原因と
なる。
この種の装置では、超音波の進行方向と直角な
方向(すなわち方位方向)の空間分解能を向上さ
せるためにいわゆる量子化された電子フオーカス
技法が用いられている。しかしそれには送信また
は受信信号の位相制御を行なうための複雑な回路
を必要とし、さらに量子化された位相に起因する
サイドローブが発生する。
方向(すなわち方位方向)の空間分解能を向上さ
せるためにいわゆる量子化された電子フオーカス
技法が用いられている。しかしそれには送信また
は受信信号の位相制御を行なうための複雑な回路
を必要とし、さらに量子化された位相に起因する
サイドローブが発生する。
なおこのように電子走査方式は振動子の機械的
配列による制限のため走査線数に限界があるの
で、良質な静止像を必要とする精密診断には適し
ていない。
配列による制限のため走査線数に限界があるの
で、良質な静止像を必要とする精密診断には適し
ていない。
本件発明の目的
本発明はこのような従来技術の欠点を解消し、
複雑な回路構成を必要とせず、グレーテイングロ
ーブおよびサイドローブなどに起因する虚像を本
質的に生ずることなく実時間観察に適した動態像
および精密診断に適した良質の静止像を選択的に
得ることのできるリニア走査超音波診断装置を提
供することを目的とする。
複雑な回路構成を必要とせず、グレーテイングロ
ーブおよびサイドローブなどに起因する虚像を本
質的に生ずることなく実時間観察に適した動態像
および精密診断に適した良質の静止像を選択的に
得ることのできるリニア走査超音波診断装置を提
供することを目的とする。
この目的はつぎのような本発明による超音波診
断装置によつて達成される。すなわちこの装置に
おいて、該診断装置は、少なくとも前記走査領域
にわたつて所定の方向で超音波を送受信する少な
くとも1つの超音波振動子と、所定の方向の超音
波を前記走査領域にわたつて横切つて循環する帯
状循環体と、該帯状循環体を連続的に走行させる
駆動手段とを含み、前記帯状循環体は、超音波を
実質的に阻止する音響インピーダンスを有する第
1の部分と、該超音波を実質的に透過させる音響
インピーダンスを有し透過した超音波によつて超
音波ビームを形成する少なくとも1つの音響開口
をなす第2の部分とを具備して成り、該帯状循環
体を前記駆動手段が連続的に循環させるにつれ直
線状走査領域を超音波ビームで直線状に走査する
ものである。
断装置によつて達成される。すなわちこの装置に
おいて、該診断装置は、少なくとも前記走査領域
にわたつて所定の方向で超音波を送受信する少な
くとも1つの超音波振動子と、所定の方向の超音
波を前記走査領域にわたつて横切つて循環する帯
状循環体と、該帯状循環体を連続的に走行させる
駆動手段とを含み、前記帯状循環体は、超音波を
実質的に阻止する音響インピーダンスを有する第
1の部分と、該超音波を実質的に透過させる音響
インピーダンスを有し透過した超音波によつて超
音波ビームを形成する少なくとも1つの音響開口
をなす第2の部分とを具備して成り、該帯状循環
体を前記駆動手段が連続的に循環させるにつれ直
線状走査領域を超音波ビームで直線状に走査する
ものである。
本発明の1つの態様によれば、帯状循環体の第
2の部分は、超音波ビームを所定の1点に集束さ
せる音響レンズを形成する。
2の部分は、超音波ビームを所定の1点に集束さ
せる音響レンズを形成する。
本発明の他の態様によれば、本装置における駆
動手段は、帯状循環体の走行速度を所望の速度に
設定する走査速度設定手段を有する。本発明の更
に他の態様によれば、帯状循環体の第1の部分は
超音波を吸収する音響吸収層を有するものであ
る。
動手段は、帯状循環体の走行速度を所望の速度に
設定する走査速度設定手段を有する。本発明の更
に他の態様によれば、帯状循環体の第1の部分は
超音波を吸収する音響吸収層を有するものであ
る。
発明の構成
つぎに本発明による超音波診断装置の実施例を
添付図面を参照して詳細に説明する。
添付図面を参照して詳細に説明する。
第1図は本発明による超音波診断装置の実施例
を示すブロツク図である。同図において本装置は
プローブ100および信号処理回路200を有す
る。プローブ100は液体102を満たした筐体
104の中に駆動用プーリ106および従動用プ
ーリ108、ならびにこれらのプーリにかかるル
ープ状ベルト110を有する。駆動用プーリ10
6の駆動軸112はモータ300などの外部駆動
源に接続され、これによつて矢印114の方向に
回転する。これによつてベルト110が駆動され
ると遠心力などによるベルトの走行の不安定性を
なくすため、案内ローラ116が図のように設け
られている。
を示すブロツク図である。同図において本装置は
プローブ100および信号処理回路200を有す
る。プローブ100は液体102を満たした筐体
104の中に駆動用プーリ106および従動用プ
ーリ108、ならびにこれらのプーリにかかるル
ープ状ベルト110を有する。駆動用プーリ10
6の駆動軸112はモータ300などの外部駆動
源に接続され、これによつて矢印114の方向に
回転する。これによつてベルト110が駆動され
ると遠心力などによるベルトの走行の不安定性を
なくすため、案内ローラ116が図のように設け
られている。
ベルト110の内側には直線状の有効走査領域
Lにわたつてこれを上回るように直状の超音波振
動子118が図示のように配置されている振動子
118はたとえばセラミツク系の圧電素子からな
り、その上側および下側の面には電極120およ
び122が装着され、電気接続リード124およ
び126によつてそれぞれ端子128および13
0に接続されている。振動子118は電極120
および122に加わる電気信号に応じて圧電効果
によつて超音波を発生し、またこれで受信した超
音波を電極120および122を通して電気信号
に変換する電気音響相互変換素子である。液体1
02は人体の皮膚の音響インピーダンスに比較的
近く、吸収の小さな物質たとえばシリコン油であ
り、電極122の下側表面には液体102の音響
インピーダンスとの整合をとるための整合層13
2が装着されている。また振動子118の電極1
20の上側には、振動子118の振動を所定の時
間で減衰させ、または下方へ反射させるバツキン
グ材134が装着され、これによつて振動子11
8をパルス励振させた場合に二次反射を実質的に
なくすため送信時間の短い超音波パルスを得るこ
とができる。なおこの実施例では振動子118、
整合層132およびバツキング材134を1組配
置しているが、これらの組を有効走査領域Lにわ
たつて複数組直線状に配置するようにしてもよ
い。
Lにわたつてこれを上回るように直状の超音波振
動子118が図示のように配置されている振動子
118はたとえばセラミツク系の圧電素子からな
り、その上側および下側の面には電極120およ
び122が装着され、電気接続リード124およ
び126によつてそれぞれ端子128および13
0に接続されている。振動子118は電極120
および122に加わる電気信号に応じて圧電効果
によつて超音波を発生し、またこれで受信した超
音波を電極120および122を通して電気信号
に変換する電気音響相互変換素子である。液体1
02は人体の皮膚の音響インピーダンスに比較的
近く、吸収の小さな物質たとえばシリコン油であ
り、電極122の下側表面には液体102の音響
インピーダンスとの整合をとるための整合層13
2が装着されている。また振動子118の電極1
20の上側には、振動子118の振動を所定の時
間で減衰させ、または下方へ反射させるバツキン
グ材134が装着され、これによつて振動子11
8をパルス励振させた場合に二次反射を実質的に
なくすため送信時間の短い超音波パルスを得るこ
とができる。なおこの実施例では振動子118、
整合層132およびバツキング材134を1組配
置しているが、これらの組を有効走査領域Lにわ
たつて複数組直線状に配置するようにしてもよ
い。
ベルト110は、液体102と音響インピーダ
ンスが大きく異なつた物質、たとえば金属または
空気などを多量に含んだ発泡性物質(たとえばポ
リウレタン)などからなる第1の部分110A、
および液体102とほぼ等しい音響インピーダン
スを有するたとえばシリコンゴムなどの物質で構
成されている第2の部分、すなわち音響開口11
0Bからなる。
ンスが大きく異なつた物質、たとえば金属または
空気などを多量に含んだ発泡性物質(たとえばポ
リウレタン)などからなる第1の部分110A、
および液体102とほぼ等しい音響インピーダン
スを有するたとえばシリコンゴムなどの物質で構
成されている第2の部分、すなわち音響開口11
0Bからなる。
したがつて、振動子118で発生した超音波は
同図において下の方向に進むが、第1の部分11
0Aでは実質的にほとんど全部が反射され開口1
10Bでは実質的にほとんどすべてが透過する。
プローブ100の筐体104において有効走査領
域の部分に対応する超音波ビーム透過膜104B
は、液体102と被写体138の音響インピーダ
ンスの幾何平均に実質的に等しいかまたはこれに
近い音響インピーダンスをもつ物質、たとえばシ
リコンゴムなどで構成されているので、開口11
0Bを透過した超音波のほとんどは透過膜104
Bを通り、たとえば人体などの被写体138の内
部に進行する。また透過膜104Bは長方形の振
動子118とほぼ同じ幅をもつている。筐体10
4の透過膜104B以外の部分は実質的に超音波
を阻止する音響インピーダンスを有する音響絶縁
層を形成している。音響開口110Bはたとえば
円形であり、図のようにある曲率半径をもつた音
響レンズを形成しているので、これを透過した超
音波ビームは透過膜104Bを通つて被写体13
8の内部におけるある一点に集束するようになさ
れており、空間分解能を向上させることができ
る。
同図において下の方向に進むが、第1の部分11
0Aでは実質的にほとんど全部が反射され開口1
10Bでは実質的にほとんどすべてが透過する。
プローブ100の筐体104において有効走査領
域の部分に対応する超音波ビーム透過膜104B
は、液体102と被写体138の音響インピーダ
ンスの幾何平均に実質的に等しいかまたはこれに
近い音響インピーダンスをもつ物質、たとえばシ
リコンゴムなどで構成されているので、開口11
0Bを透過した超音波のほとんどは透過膜104
Bを通り、たとえば人体などの被写体138の内
部に進行する。また透過膜104Bは長方形の振
動子118とほぼ同じ幅をもつている。筐体10
4の透過膜104B以外の部分は実質的に超音波
を阻止する音響インピーダンスを有する音響絶縁
層を形成している。音響開口110Bはたとえば
円形であり、図のようにある曲率半径をもつた音
響レンズを形成しているので、これを透過した超
音波ビームは透過膜104Bを通つて被写体13
8の内部におけるある一点に集束するようになさ
れており、空間分解能を向上させることができ
る。
この実施例では開口110Bはベルトの全長を
2等分する点において2ケ所に配置されているの
で、プーリ106が矢印114の方向に駆動され
ると、一方の開口110Bが走査領域Lを右から
左へ通過し、ある時間をおいて他方の開口110
Bが同様にして走査領域Lを通過する。このよう
に1つの開口110Bが走査領域L内にある間だ
け振動子118による超音波パルスの送受信が行
なわれ、これによつて被写体138が直線走査さ
れることになる。
2等分する点において2ケ所に配置されているの
で、プーリ106が矢印114の方向に駆動され
ると、一方の開口110Bが走査領域Lを右から
左へ通過し、ある時間をおいて他方の開口110
Bが同様にして走査領域Lを通過する。このよう
に1つの開口110Bが走査領域L内にある間だ
け振動子118による超音波パルスの送受信が行
なわれ、これによつて被写体138が直線走査さ
れることになる。
プーリ106の曲率が小さいと、開口110B
の受ける機械的変形が少なくなり望ましいが、一
方の開口110Bが走査領域Lを離れる時点と他
方の開口110Bが走査領域Lに突入する時点と
の間が長くなり、走査効率が悪くなる。そのよう
な場合には、たとえば第2図に示すようにベルト
の全長を4等分した各点において開口110Bを
1つづつ合計4個配置し、隣接する開口110B
の相互の距離を少なくとも走査領域Lの長さL以
上にとる。このようにすることによつて走査領域
Lを実質的に連続的に直線走査することができ
る。なおベルト110における開口110Bの数
は1個以上の任意の数でよく、本実施例に示した
数に制限されるものではない。
の受ける機械的変形が少なくなり望ましいが、一
方の開口110Bが走査領域Lを離れる時点と他
方の開口110Bが走査領域Lに突入する時点と
の間が長くなり、走査効率が悪くなる。そのよう
な場合には、たとえば第2図に示すようにベルト
の全長を4等分した各点において開口110Bを
1つづつ合計4個配置し、隣接する開口110B
の相互の距離を少なくとも走査領域Lの長さL以
上にとる。このようにすることによつて走査領域
Lを実質的に連続的に直線走査することができ
る。なおベルト110における開口110Bの数
は1個以上の任意の数でよく、本実施例に示した
数に制限されるものではない。
再び第1図に戻ると、信号処理回路200は、
走査の基準クロツクを発生する基準クロツク20
2と、このクロツクに応動して振動子118をパ
ルス励振させる送信信号を発生する送信部204
と、振動子118による送信および受信の動作を
切り替える送受信切替部206と、振動子118
で受信した受信信号を処理して輝度変調信号とす
る受信信号処理部208と、この輝度変調した信
号によつて被写体138の内部における超音波の
反射エコーを可視表示する表示部210とを有す
る。この可視表示部はたとえば通常の陰極線管な
どで構成され、その垂直偏向信号は基準クロツク
202に応動して垂直偏向信号発生部212で発
生し、また水平偏向信号は水平偏向信号発生部2
14で発生する。ところでベルト110の内側に
はベルトの走行方向に対して開口110Bの直後
に図示のように光反射体140が装着され、また
図示の位置に発光素子および受光素子を有する水
平同期センサ142が設けられ、反射体140が
センサ142の直下に来ると発光素子の発した光
が光反射体140で反射され、これを受光素子で
検出してその信号が端子144を通つて走査開始
検出部216に送られる。水平偏向信号発生部2
14はこの走査開始検出部216によつて水平偏
向動作が起動される。なお本実施例では受信信号
処理部208と表示部210の間に記憶制御部2
18および記憶部220が設けられているが、こ
れらはのちに説明するように必ずしも必要なもの
ではない。また表示部210には、たとえばカメ
ラなどの表示部210の可視表示のハードコピー
を作成する記録部222を設けてもよい。また本
実施例では、モータ300の回転速度を制御する
速度制御部302を設けてもよい。これについて
はのちに説明する。
走査の基準クロツクを発生する基準クロツク20
2と、このクロツクに応動して振動子118をパ
ルス励振させる送信信号を発生する送信部204
と、振動子118による送信および受信の動作を
切り替える送受信切替部206と、振動子118
で受信した受信信号を処理して輝度変調信号とす
る受信信号処理部208と、この輝度変調した信
号によつて被写体138の内部における超音波の
反射エコーを可視表示する表示部210とを有す
る。この可視表示部はたとえば通常の陰極線管な
どで構成され、その垂直偏向信号は基準クロツク
202に応動して垂直偏向信号発生部212で発
生し、また水平偏向信号は水平偏向信号発生部2
14で発生する。ところでベルト110の内側に
はベルトの走行方向に対して開口110Bの直後
に図示のように光反射体140が装着され、また
図示の位置に発光素子および受光素子を有する水
平同期センサ142が設けられ、反射体140が
センサ142の直下に来ると発光素子の発した光
が光反射体140で反射され、これを受光素子で
検出してその信号が端子144を通つて走査開始
検出部216に送られる。水平偏向信号発生部2
14はこの走査開始検出部216によつて水平偏
向動作が起動される。なお本実施例では受信信号
処理部208と表示部210の間に記憶制御部2
18および記憶部220が設けられているが、こ
れらはのちに説明するように必ずしも必要なもの
ではない。また表示部210には、たとえばカメ
ラなどの表示部210の可視表示のハードコピー
を作成する記録部222を設けてもよい。また本
実施例では、モータ300の回転速度を制御する
速度制御部302を設けてもよい。これについて
はのちに説明する。
発明の作用
つぎに本装置の動作を説明する。ベルト110
はモータ300によつて駆動用リール106が回
転することで所定の速度で走行する。一方送信部
204は基準クロツク202に応動してパルス状
の送信信号を発生し、送受信切替部206はやは
り基準クロツク202に応動して送信部204の
発生したパルスを振動子118に送るように切り
替えられる。したがつて振動子118がパルス状
に励振されると、振動子118の全面にわたつ
て、すなわち少なくとも第1図における走査領域
Lにわたつて同図の下方に超音波パルスを発生す
る。開口110B以外の部分、すなわち第1の部
分110Aに向つて送信された超音波はその内側
の面で反射されるが、開口110Bに向つて送信
された超音波パルスは音響レンズをなす開口11
0Bによつてビーム状の超音波として同図の下方
に進行し、液体102、透過膜104Bを通つて
被写体138の内部に進行し、所定の一点で焦点
を結ぶ。一方送信部204が送信パルスを発生し
ていない期間は、送受信切替部206は振動子1
18を受信信号処理部208に接続するように切
り替え、さきに送信した超音波が被写体138の
内部で反射されると、その一部は送信超音波と逆
の経路を通つて音響開口110Bからベルトの内
側に進行し、振動子118で受信され、これによ
る受信信号が受信信号処理部208で処理され
る。処理部208はこの受信信号によつて表示部
210の可視表示を輝度変調させ、被写体138
の内部で生じたエコーを表示させる。
はモータ300によつて駆動用リール106が回
転することで所定の速度で走行する。一方送信部
204は基準クロツク202に応動してパルス状
の送信信号を発生し、送受信切替部206はやは
り基準クロツク202に応動して送信部204の
発生したパルスを振動子118に送るように切り
替えられる。したがつて振動子118がパルス状
に励振されると、振動子118の全面にわたつ
て、すなわち少なくとも第1図における走査領域
Lにわたつて同図の下方に超音波パルスを発生す
る。開口110B以外の部分、すなわち第1の部
分110Aに向つて送信された超音波はその内側
の面で反射されるが、開口110Bに向つて送信
された超音波パルスは音響レンズをなす開口11
0Bによつてビーム状の超音波として同図の下方
に進行し、液体102、透過膜104Bを通つて
被写体138の内部に進行し、所定の一点で焦点
を結ぶ。一方送信部204が送信パルスを発生し
ていない期間は、送受信切替部206は振動子1
18を受信信号処理部208に接続するように切
り替え、さきに送信した超音波が被写体138の
内部で反射されると、その一部は送信超音波と逆
の経路を通つて音響開口110Bからベルトの内
側に進行し、振動子118で受信され、これによ
る受信信号が受信信号処理部208で処理され
る。処理部208はこの受信信号によつて表示部
210の可視表示を輝度変調させ、被写体138
の内部で生じたエコーを表示させる。
ところでベルト110の走行につれ1つの開口
110Bが走査領域Lの右端に突入すると、前述
のようにセンサ142がこれを検出して走査開始
検出部216に信号を送り、表示部210の水平
方向の偏向を水平偏向信号発生部214で開始さ
せる。したがつて開口110Bが走査領域Lの中
のある位置にある間振動子118が1つの送信パ
ルスで励振された後、振動子118がこの送信パ
ルスによる反射波を受信している間に水平偏向信
号発生部214が1本の水平走査線を表示部21
0に形成する。つぎにベルト110の走行に応じ
て開口110Bがつぎの位置にくると、垂直偏向
信号発生部212は基準クロツク202に応動し
て1走査線分だけ垂直偏向を行ない、この位置に
おいてつぎの送受信動作を繰り返す。このように
して表示部210には反射波のエコーが順次可視
表示される。したがつてモータ300の回転速度
を変えれば走査領域Lにおける走査線密度を変え
ることができることがわかる。この目的のために
速度制御部302が設けられている。これによつ
て、たとえば生体の動態観察を行ないたい場合に
はモータ300の回転速度を速くすることによつ
て走査線密度は粗くなるが時々刻々に変化する生
体内部の模様をリアルタイムで表示することがで
きる。また精密観察用の良質な静態像を得たい場
合にはモータ300の回転速度を遅くして走査領
域Lにおける走査線の密度を高くすればよい。こ
の場合には画面全体の走査速度が遅くなることで
画面全体の観察が困難になるのを防止する目的
で、1フレームの画像を記憶制御部218によつ
て一旦記憶部220に蓄積させ、これをチラツキ
限界のコマ速度以上の速度、たとえば50フイール
ド/秒以上の速度でリフレツシユして表示部21
0に表示させる。したがつて前述のように、リア
ルタイムの高速走査のみを行なう場合には記憶制
御部218および記憶部220の回路は必要でな
い。
110Bが走査領域Lの右端に突入すると、前述
のようにセンサ142がこれを検出して走査開始
検出部216に信号を送り、表示部210の水平
方向の偏向を水平偏向信号発生部214で開始さ
せる。したがつて開口110Bが走査領域Lの中
のある位置にある間振動子118が1つの送信パ
ルスで励振された後、振動子118がこの送信パ
ルスによる反射波を受信している間に水平偏向信
号発生部214が1本の水平走査線を表示部21
0に形成する。つぎにベルト110の走行に応じ
て開口110Bがつぎの位置にくると、垂直偏向
信号発生部212は基準クロツク202に応動し
て1走査線分だけ垂直偏向を行ない、この位置に
おいてつぎの送受信動作を繰り返す。このように
して表示部210には反射波のエコーが順次可視
表示される。したがつてモータ300の回転速度
を変えれば走査領域Lにおける走査線密度を変え
ることができることがわかる。この目的のために
速度制御部302が設けられている。これによつ
て、たとえば生体の動態観察を行ないたい場合に
はモータ300の回転速度を速くすることによつ
て走査線密度は粗くなるが時々刻々に変化する生
体内部の模様をリアルタイムで表示することがで
きる。また精密観察用の良質な静態像を得たい場
合にはモータ300の回転速度を遅くして走査領
域Lにおける走査線の密度を高くすればよい。こ
の場合には画面全体の走査速度が遅くなることで
画面全体の観察が困難になるのを防止する目的
で、1フレームの画像を記憶制御部218によつ
て一旦記憶部220に蓄積させ、これをチラツキ
限界のコマ速度以上の速度、たとえば50フイール
ド/秒以上の速度でリフレツシユして表示部21
0に表示させる。したがつて前述のように、リア
ルタイムの高速走査のみを行なう場合には記憶制
御部218および記憶部220の回路は必要でな
い。
たとえばリアルタイム観察を考えると、フレー
ムレートは50フイールド/秒以上必要であり、し
たがつて1フイールドの時間は20ミリ秒以下とな
る。走査領域Lの長さを100mmとするとこれを20
ミリ秒で走査するにはベルト110の線速度は
100mm/20ミリ秒=5m/秒となる。1つの走査
線の生体内における受信深度を150mmとすると、
生体内の平均音速は約1500m/秒であるから150
mmを往復するのに要する時間は0.2ミリ秒となる。
この0.2ミリ秒の時間の間にベルトは1mm移動す
るから、全走査領域100mmの間には100本の走査線
が得られる。実際には通常のテレビジヨンのよう
に2対1の飛越し走査を行なえば、200本の走査
線を25フレーム/秒(50フイールド/秒で2フイ
ールド/フレーム)のフレーム数で得ることがで
きる。
ムレートは50フイールド/秒以上必要であり、し
たがつて1フイールドの時間は20ミリ秒以下とな
る。走査領域Lの長さを100mmとするとこれを20
ミリ秒で走査するにはベルト110の線速度は
100mm/20ミリ秒=5m/秒となる。1つの走査
線の生体内における受信深度を150mmとすると、
生体内の平均音速は約1500m/秒であるから150
mmを往復するのに要する時間は0.2ミリ秒となる。
この0.2ミリ秒の時間の間にベルトは1mm移動す
るから、全走査領域100mmの間には100本の走査線
が得られる。実際には通常のテレビジヨンのよう
に2対1の飛越し走査を行なえば、200本の走査
線を25フレーム/秒(50フイールド/秒で2フイ
ールド/フレーム)のフレーム数で得ることがで
きる。
振動子118はその全面で超音波を発生するの
で、ベルト110の第1の部分110Aの内側の
面で反射された超音波が振動子118で受信され
表示部210に虚像を生ずることがある。これを
防ぐためにはベルト110の第1の部分110A
の内側にゴムなどの超音波吸収層146を設ける
か、または第1の部分110Aの内側の面の反射
層断面形状を第3図のごとく山形の形状とし、反
射した超音波を四方に分散させることが望まし
い。
で、ベルト110の第1の部分110Aの内側の
面で反射された超音波が振動子118で受信され
表示部210に虚像を生ずることがある。これを
防ぐためにはベルト110の第1の部分110A
の内側にゴムなどの超音波吸収層146を設ける
か、または第1の部分110Aの内側の面の反射
層断面形状を第3図のごとく山形の形状とし、反
射した超音波を四方に分散させることが望まし
い。
発明の効果
本発明はこのように構成したことにより、従来
の振動子可動型機械走査方式のような機械的接触
部分の不安定性がなく、また走査速度のばらつき
もない。さらに電子走査方式と比較して複雑な多
数のスイツチング回路を必要とせず、振動子の形
状が超音波の進行方向と直角な方向に長い形をと
つているため複雑な振動パターンがなく理想的な
音場が得られる。また電子走査方式に特有のグレ
ーテイングローブやサイドローブなどは本質的に
生ずることがなく、位相制御のための複雑な回路
も必要としない。したがつて簡単で廉価な装置構
成で良質の画面が得られ、リアルタイム観察だけ
でなく精密診断にも適した超音波診断装置を提供
することができる。
の振動子可動型機械走査方式のような機械的接触
部分の不安定性がなく、また走査速度のばらつき
もない。さらに電子走査方式と比較して複雑な多
数のスイツチング回路を必要とせず、振動子の形
状が超音波の進行方向と直角な方向に長い形をと
つているため複雑な振動パターンがなく理想的な
音場が得られる。また電子走査方式に特有のグレ
ーテイングローブやサイドローブなどは本質的に
生ずることがなく、位相制御のための複雑な回路
も必要としない。したがつて簡単で廉価な装置構
成で良質の画面が得られ、リアルタイム観察だけ
でなく精密診断にも適した超音波診断装置を提供
することができる。
本発明を図示の特定の実施例について説明した
が、本発明の精神を逸脱することなく特許請求の
範囲の記載の範囲内で種々の変更が可能である。
たとえば振動子118は直線走査領域Lにわたつ
て単一である必要はなく、複数の振動子を走査方
向に沿つて配列して構成してもよいことは明らか
であろう。またベルト110は走査面(第1図の
平面)内において振動子118の周囲を包囲する
構成をとつているが、必らずしもこれに限定する
必要はなく、振動子118が送受信する超音波を
第1の部分110Aが完全に横切つて遮蔽する構
成であればどんな構成でもよい。たとえばベルト
110の走査領域L以外にある部分が同図の面の
垂直方向に走行して循環する構成や、音響開口1
10Bに相当するスリツトが直線走査領域Lにわ
たつて直線走行するように第1図の平面に垂直な
面内で回転する円板構成なども本発明の思想に含
まれることは明らかである。
が、本発明の精神を逸脱することなく特許請求の
範囲の記載の範囲内で種々の変更が可能である。
たとえば振動子118は直線走査領域Lにわたつ
て単一である必要はなく、複数の振動子を走査方
向に沿つて配列して構成してもよいことは明らか
であろう。またベルト110は走査面(第1図の
平面)内において振動子118の周囲を包囲する
構成をとつているが、必らずしもこれに限定する
必要はなく、振動子118が送受信する超音波を
第1の部分110Aが完全に横切つて遮蔽する構
成であればどんな構成でもよい。たとえばベルト
110の走査領域L以外にある部分が同図の面の
垂直方向に走行して循環する構成や、音響開口1
10Bに相当するスリツトが直線走査領域Lにわ
たつて直線走行するように第1図の平面に垂直な
面内で回転する円板構成なども本発明の思想に含
まれることは明らかである。
第1図は本発明による超音波診断装置の一部分
を断面図で示し、他の部分をブロツク図で示す模
式図、第2図は本発明の超音波診断装置に使用す
るプローブの他の例を示す断面図、第3図は本発
明の超音波診断装置に使用するベルトの第1の部
分の山形断面形状の例を示す拡大断面図である。 主要部分の符号の説明、100……プローブ、
110……ループ状ベルト、110A……第1の
部分、110B……第2の部分、音響開口、11
8……超音波振動子、146……超音波吸収層、
200……信号処理回路、300……モータ、3
02……速度制御部、L……走査領域。
を断面図で示し、他の部分をブロツク図で示す模
式図、第2図は本発明の超音波診断装置に使用す
るプローブの他の例を示す断面図、第3図は本発
明の超音波診断装置に使用するベルトの第1の部
分の山形断面形状の例を示す拡大断面図である。 主要部分の符号の説明、100……プローブ、
110……ループ状ベルト、110A……第1の
部分、110B……第2の部分、音響開口、11
8……超音波振動子、146……超音波吸収層、
200……信号処理回路、300……モータ、3
02……速度制御部、L……走査領域。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 被写体を直線状の所定走査領域にわたつて走
査して反射波に基づく表示を得るリニア走査超音
波診断装置において、該診断装置は少なくとも前
記走査領域にわたつて所定の方向で超音波を送受
信する少なくとも1つの超音波振動子と、所定の
方向の超音波を前記走査領域にわたつて横切つて
循環する帯状循環体と、該帯状循環体を連続的に
走行させる駆動手段とを含み、前記帯状循環体
は、超音波を実質的に阻止する音響インピーダン
スを有する第1の部分と、該超音波を実質的に透
過させる音響インピーダンスを有し透過した超音
波によつて超音波ビームを形成する少なくとも1
つの音響開口をなす第2の部分とを具備して成
り、該帯状循環体を前記駆動手段が連続的に循環
させるにつれ直線状走査領域を超音波ビームで直
線状に走査することを特徴とする超音波診断装
置。 2 帯状循環体の第2の部分は、超音波ビームを
所定の1点に集束させる音響レンズを形成するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の超音
波診断装置。 3 駆動手段は、前記帯状循環体の走行速度を所
望の速度に設定する走査速度設定手段を含むこと
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の超音波
診断装置。 4 帯状循環体の第1の部分は超音波を吸収する
音響吸収層を含むことを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の超音波診断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56072727A JPS57188247A (en) | 1981-05-14 | 1981-05-14 | Ultrasonic diagnostic apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56072727A JPS57188247A (en) | 1981-05-14 | 1981-05-14 | Ultrasonic diagnostic apparatus |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57188247A JPS57188247A (en) | 1982-11-19 |
| JPS6321500B2 true JPS6321500B2 (ja) | 1988-05-07 |
Family
ID=13497669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56072727A Granted JPS57188247A (en) | 1981-05-14 | 1981-05-14 | Ultrasonic diagnostic apparatus |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57188247A (ja) |
-
1981
- 1981-05-14 JP JP56072727A patent/JPS57188247A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57188247A (en) | 1982-11-19 |
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