Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JPS6326014B2 - - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JPS6326014B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6326014B2
JPS6326014B2 JP56099691A JP9969181A JPS6326014B2 JP S6326014 B2 JPS6326014 B2 JP S6326014B2 JP 56099691 A JP56099691 A JP 56099691A JP 9969181 A JP9969181 A JP 9969181A JP S6326014 B2 JPS6326014 B2 JP S6326014B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electron beam
films
thin plate
film
beam irradiation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56099691A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS581629A (ja
Inventor
Masaru Hoshino
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP56099691A priority Critical patent/JPS581629A/ja
Publication of JPS581629A publication Critical patent/JPS581629A/ja
Publication of JPS6326014B2 publication Critical patent/JPS6326014B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子線照射により殺菌を行なう装置
に係り、特に、包装材料となるカートン原紙、浅
い皿状の容器など比較的小面積の薄板状物体を連
続的に殺菌処理するのに好適な電子線殺菌装置に
関する。
〔従来の技術〕
物品流通面での技術が進むにつれ、いわゆるワ
ンウエイパツケージ方式の適用範囲は拡大の一途
をたどり、牛乳などの各種の飲料のパツケージに
も紙製のカートンが多数使用されるようになつて
きた。また、同様に、生鮮食料品を対象とした簡
易包装用の容器としても、各種のプラスチツク、
紙などで作られた浅い皿状の容器が数多く使用さ
れるようになつてきた。
ところで、このようなカートンや容器など飲食
物を対象とした物品においては、使用に先立つて
殺菌処理を必要とし、そのために従来は、過酸化
水素(H2O2)の浸漬による殺菌、或いはエチレ
ンオキサイドによる殺菌など科学的な殺菌方法が
主として採用されていた。
このうち、エチレンオキサイドによる方法は、
エチレンオキサイドがガス状であるため、殺菌処
理をバツチ処理で行なう必要があり、自動包装機
などと直結したインラインでの殺菌が困難である
という欠点があるため、一般的にはH2O2による
殺菌処理が古くから採用されていた。これは、こ
の方法によれば、液体状のH2O2に浸漬するだけ
なので連続的な殺菌処理が可能になり、そのた
め、インライン殺菌が容易になる上、加温した
H2O2による被殺菌物の洗浄効果も期待でき、搬
送手段も含めて確実な殺菌処理を行なうことがで
きるからである。
しかしながら、この方法は湿式の殺菌方法であ
るため、殺菌処理した物品にH2O2が残留する可
能性があり、そのため、実際にH2O2が残留した
としても検出不可能な程度の微量であるにもかか
わらず、一部の使用者間に存在するH2O2に対す
る心理的なアレルギーを考慮して使用が中止され
る傾向になつてきた。
そこで、このような化学的な殺菌方法に代るも
のとして、γ線、紫外線(UV)などの照射によ
る殺菌方法が従来から提案されていた。
このうち、γ線による殺菌方法は、γ線がプラ
スチツクなどの包装材を透過する性質を有するた
め、包装工程の最終工程でインライン殺菌も可能
になり、原理的にも有効な殺菌方法であるが、γ
線照射に伴う包装材のシール部強度の低下や、臭
の付着など包装材に対する物性面での劣化を生じ
易いという欠点がある。また、実用上からはγ線
源としてコバルト60(Co60)が使用されることが
多いが、そのため、使用期間に限定があり(半減
期が5年と短かい)、しやへい装置が必要になつ
て取り扱いが困難になるなどの欠点を生じる上、
照射性物質に対する一般的な心理上のアレルギー
などを考慮すれば、実用機として稼動させること
はかなり難しいという問題点がある。
一方、UVの照射による殺菌方法では、UVが
他の放射線に比して人体に対する影響が少ないと
いう性質があるため、取り扱いが容易で、心理的
なアレルギーを考慮する必要がほとんどないとい
う利点がある。ただ、従来は充分に強力なUV源
を得ることが困難であつたため、単独で使用され
ることは少なく、主として補助的な手段として採
用されていたが、近年、強力なUVランプが開発
されて充分な殺菌力をもたせることが容易になつ
てきたため、有力な殺菌方法の一つとして使用さ
れるようになつてきた。
しかしながら、UVは物体を透過する能力にと
ぼしいから、包装材を対象とした場合、その表面
にしか使用せず、また、ゴミなどが付着していた
場合には、その部分での殺菌が不完全になるか
ら、常に確実な殺菌効果が期待できないという欠
点があつた。
そこで、これらの欠点を除く方法として、電子
線照射による殺菌方法が提案され、実用化されて
きた。この方法は、高電圧で加速された高エネル
ギの電子線を電子線透過窓から大気中に放出さ
せ、包装材などに照射して殺菌を行なう方法で、
完全な乾式殺菌である上、放射性物質を用いる必
要がないからインライン化や取り扱いが容易で、
しかも電子線のエネルギを増加させればかなりの
透過力が得られるため、飲食品を対象とした包装
材の殺菌方法として極めて優れた特性を有するた
め、広く使用されるようになつてきた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、実用上からは、加速電圧の増加
には限度があり、従つて電子線の高エネルギ化に
も限度が生じるため、電子線の透過力としてはr
線に比肩できるような大きな透過力は期待でき
ず、そのため、包装機などと組合わせたインライ
ンでの動作が可能な電子線殺菌装置としては、従
来から長尺のストリツプ状包装材を対象としたも
のに限られてしまうという問題点があつた。
つまり、長尺のストリツプ状の紙、プラスチツ
クフイルムなどの包装材は、通常、適当なスプー
ル、芯材などに巻き付けたロール体として取り扱
うようになつており、殺菌などの処理に際しては
ロール体を順次巻きほどきながら包装材を引き出
せば、それ自体が搬送機構の一部となつて搬送さ
れるため、包装材を単に電子照射部を通過させな
がらロール体から引き出すだけでその表面及び裏
面はもちろん、その内部の殺菌までインラインで
可能になり、さらに現在、実用的に得られる範囲
で高エネルギの電子線を使えば重ね合わせた包装
材の殺菌も同時にインラインで行なうことができ
るのであるが、しかし、長尺のストリツプ状包装
材以外の、例えば各種飲料用カートンの下地にな
るカートン原紙(原材料の紙から所定の形状にカ
ツトされたもの、或いはさらにそれを胴貼りして
膨らませると直ちに筒状になるように下ごしらえ
したもの)や、浅い皿状に形成さた容器など比較
的小さな形状に分割されている包装材の場合に
は、ストリツプ状の包装材のようにそれ自体を搬
送機構の一部として使うことができず、チエーン
コンベアなどの移送手段や各種の保持機構によつ
て搬送する必要がある。
そのため、原理的には完全な殺菌が可能である
が、実用上からは搬送機構に対する殺菌や包装材
が搬送機構に接触している部分の殺菌が不完全に
なり易く、充分信頼できる殺菌効果が期待できな
い。
従つて、従来の電子線殺菌装置では、分割され
た薄板状の包装材を対象としてインラインで動作
する装置を得ることが困難であるという欠点があ
つた。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を除
き、カートン原紙など比較的小さく分割されてい
る薄板状の包装材に対しても連続的に確実な殺菌
を行なうことができ、インラインでの動作が可能
な電子線殺菌装置を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本発明1では、2条
の長尺ストリツプ状フイルムを重ね合わせて搬送
させ、これら2枚のフイルムの間に薄板状の包装
材を挟んで電子線照射部を通過させることにより
殺菌処理が連続的に行なえるようにした点を特徴
とし、さらに本発明2では、2条の長尺ストリツ
プ状フイルムを重ね合わせて搬送させ、これら2
枚のフイルムの間に薄板状の包装材を挟み込んだ
上で2枚のフイルムの両側端部を連続的に封止し
てから電子線照射部を通過させ、その後、2枚の
フイルムの封止した部分を切離すことにより連続
的な殺菌処理が行なわれるようにした点を特徴と
する。
〔作用〕
殺菌すべき薄板状の物体は、2枚のフイルム内
に保持されるので、このフイルムを搬送させるこ
とにより一緒に搬送されてゆき、この結果、複数
の物体を連続的に処理することができ、この間、
殺菌を不完全にする虞れのある他の物体との接触
は起こらず、確実な殺菌処理をオンラインで遂行
させることができる。
〔実施例〕 以下、本発明による電子線殺菌装置の実施例を
図面について説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す側断面図で、
図において、1は電子線発生装置(EB装置とい
う)、2は電子線透過窓、3は電子線照射室、4
は照射室3の外壁、5は第1の開口部、6は第2
の開口部、7,8は供給側の搬送用チエーン、
9,10は取出し側の搬送用チエーン、11は
EB反射板、12はサイドシール機構、13は冷
却機構、14はシールカツタ機構、15〜18は
チエーン駆動用モータ、19は分割された薄板状
包装材(以下、単に包材という)の供給機構、2
0,21はフイルムの供給側ロール、22,23
はフイルムの巻取側ロール、24はシールウエイ
スト巻取ロール、25は殺菌済包材のコンベア、
26〜30は無菌室である。
なお、a0〜a4は第1のフイルム、b0〜b4は第2
のフイルム、c0〜c3は包材、e,e0はシールウエ
イストである。
EB装置1は図示していない電源装置から動作
用の電力を供給され、電子線透過窓2から高エネ
ルギの電子線を放射する。
電子線照射室3は鉛などの放射線(例えばX
線)しやへい材を含む壁4によつて形成され、第
1と第2の開口部5,6が設けられている。
ロール20と21に巻かれている第1と第2の
フイルムa0,b0は、例えばポリエチレンなどのヒ
ートシール可能なプラスチツク材料からなる長尺
のストリツプからなり、多数のガイドローラによ
りフイルムa1,b1として引き出され、互に重ね合
わされてから電子線照射室3の中に第1の開口部
5から引込まれ、チエーン7,8とガイドブロツ
クBによつて迷路状に搬送されてからEB装置1
の電子線透過窓2の直下で高エネルギ電子線を照
射されたのち、チエーン9,10とガイドブロツ
クBによつて迷路状に搬送され、第2の開口部6
から電子線照射室3の外に取り出されて無菌室2
6に入り、互に引きはがされてからフイルムa3
b3となり、無菌室27,28内の巻取りロール2
2,23にフイルムa4,b4として巻取られる。
第2図にチエーン7,8の詳細を斜視図で示
す。チエーン7,8は複数本の押えローラRによ
つてはしご状に形成された2本のチエーンをエン
ドレスにしたもので、多数のガイドローラGによ
つて所定の経路に沿つて移動可能に保持されてい
る。そして、これらのチエーン7,8は駆動用の
モータ15,16(第1図)によつて互に同じ速
度で図示の矢印の方向に走行されるようになつて
いる。なお、チエーン9,10も同様であるが、
走行方向だけは反対になつている。
次に、これら第1図、第2図の実施例の動作に
ついて説明する。
まず、EB装置1を動作させ電子線照射室3の
中に高エネルギ電子線を照射させ、ついで電子線
照射室3と無菌室26〜29の中を適当な方法、
例えばH2O2の噴霧などによりプリ殺菌しながら
第1と第2のフイルムa0,b0をそれぞれのロール
20,21から引き出し、第1図に示すようにサ
イドシール機構12、冷却機構13、開口部5、
チエーン7,8、電子線透過窓2の直下、チエー
ン9,10、開口部6、シールカツタ機構14と
順次所定の経路を通してから無菌室27,28内
のそれぞれのロール22,23に巻取らせる。
次に、ロール22,23と各チエーン7〜10
の駆動モータ15〜18を所定の回転速度で回転
させ、第1のフイルムa0〜a4と第2のフイルムb0
〜b4、それに各チエーン7〜10を全て同じ速度
で走行させ、同時に包材供給機構19を動作させ
てスタツカ内の包材c0を順次一枚づつ取出して第
1のフイルムa1の上に包材c1として載置してゆ
く。この状態を第3図イ,ロに示す。なお、この
第3図から第6図まではイが正面からみたもの
で、ロはその側面、または断面をそれぞれ示して
ある。
フイルムa1は包材c1を載せたまま走行し、サイ
ドシール機構12の手前でガイドローラG1とG2
によつて第2のフイルムb1と重ね合わされ、第4
図イ,ロに示すように間に包材c1を挟み込んだ状
態になり、その後、サイドシール機構12の間を
通りながら重ね合わされた第1と第2のフイルム
a2,b2の両側端部がヒートシールされてシール部
Sが形成される。この結果、包材c2は電子線照射
室3の中に搬入される前に第1と第2のフイルム
a2,b2の間に封入された状態にされる。
こうしてヒートシールされてシール部Sが形成
され、包材c1が封入された第1と第2のフイルム
a2,b2は冷却機構13を通つてとートシールによ
つて生じた温度上昇を除き、第1の開口部5から
電子線照射室3の中に進み、ガイドブロツクBと
チエーン7,8によつて水平方向から下降方向に
進行方向を変えられ、ついで再び水平方向に向き
を変えられてEB装置1の電子線透過窓2の下を
通過させられる。このときのチエーン7,8とガ
イドブロツクBによるフイルムa2,b2と包材c2
搬送状態は第2図から明らかなように、ガイドブ
ロツクBの部分では、フイルムa2,b2の包材c2
存在していない部分にチエーン7のローラRが当
接し、ブロツクBに押し付けながら進む。ついで
フイルムa2,b2がほぼ垂直に下降している部分で
は、第5図イ,ロに示すように、チエーン7と8
のローラRがフイルムa2,b2を間に挟んで互に当
接した状態で搬送が行なわれる。
従つて、チエーン7,8のローラRの位置が第
5図イ,ロに示すように丁度包材c2の存在しない
部分でフイルムa2,b2に当接するように、チエー
ン7,8の送りと包材供給機構19の動作を合わ
せておく必要がある。
こうして、第1と第2のフイルムa2,b2に挟ま
れた状態の包材c2は、フイルムa2,b2の走行に伴
なつて順次電子線透過窓2の直下を通過し、高エ
ネルギ電子線の照射を受け、殺菌が行なわれる。
このときの電子線のエネルギと殺菌効果との関
係について説明すると、次のようになる。
第1のフイルムa2の厚さをta、密度をρ、第2
のフイルムb2の厚さをtb、密度をρ、包材c2の厚
さをtc、密度をρとすれば、一般にta=tb<tc、ρ

=ρ<ρとなつているから、(厚さ×密度)に換
算して表わすと第7図イのようになる。
そこで、フイルムa2,b2に挟まれた包材c2に対
して電子線を照射した場合、その電子線のエネル
ギが或る程度以上になると第7図ロに示すように
表面のフイルムb2より包材c2の方が大きな吸収線
量を生じるようになり、かつ裏側のフイルムa2
対しても充分な吸収線量を与えることができるよ
うになる。
従つて、EB装置1の加速電圧を例えば400kV
以上にし、ビーム電流とフイルムa2,b2の搬送速
度を所定値に保てば、フイルムa2,b2に挟まれた
状態にある包材c2に対しても充分な殺菌作用を与
えることができ、これらのフイルムa2,b2に対し
ても充分な殺菌作用が与えられることが判る。
なお、このとき、第1図の実施例では、フイル
ムa2,b2の下側で、かつEB装置1の電子線透過
窓2の直下の部分、つまりフイルムa2,b2、又は
これに加えて包材c2を通過した電子線が到達する
部分に、鉛などの電子線反射材からなるEB反射
板11が設けられ、これに到達した電子線を反射
させて再びフイルムa2,b2や包材c2に照射させる
ことにより、さらに吸収線量を増加させるため、
いわゆる後方散乱効果を促進させるようになつて
おり、これらによりさらに優れた殺菌効果が得ら
れるようにしてある。このEB反射板11は反射
ブロツクでもよいが、いずれの場合でも電子線の
衝撃により発熱するから、フイルムa2,b2や包材
c2の温度上昇を防ぐため適当な冷却装置を設ける
必要がある。
こうしてEB装置1の電子線透過窓2の直下を
通過したフイルムa2,b2とそれに挟まれて封入状
態にある包材c2はチエーン9,10とブロツクB
によつて上方に進路を変え、ほぼ垂直に進み、上
方で再び水平方向に進路を変えて第2の開口部6
を通つて電子線照射室3から無菌室26の中に取
出され、シールカツタ機構14のカツタによつて
第6図イ,ロに示すように、シール部Sが切断さ
れてシールウエイストeが切出される。その後、
ガイドローラG3の位置で第1のフイルムa3が第
2のフイルムb3から引き離されて無菌室27内の
ロール22に殺菌済フイルムa4として巻取られて
ゆく。この結果、第1のフイルムa3の上に載置さ
れていた包材c2はガイドローラG3の位置で第1
のフイルムa3から離れ、殺菌済の包材c3となつて
コンベア25の上に落下し、無菌室30の中を通
つて所定の場所に運ばれ、インライン構成されて
いる自動食品包装機などに供給される。また、第
2のフイルムb3は無菌室26から30を通つて無
菌室28の中に導入され、ロール23に無菌済フ
イルムb4として巻取られる。さらに、エツジウエ
イストeはガイドローラG3の位置で第1と第2
のフイルムa3,b3から離れ、無菌室29内のロー
ル24に巻取られてゆく。
従つて、この実施例によれば、包材c0〜c3が、
第1と第2の電子線が透過し易い2枚のフイルム
a0〜a4とb0〜b4の間に挟まれて封じ込められた状
態で搬送されるため、電子線照射処理に際しては
全体として長尺のストリツプ状物体として取扱う
ことができ、そのため、電子線の照射を他のコン
ベアなどの搬送手段と一緒に行なう必要がなくな
り、電子線による殺菌処理を実用上からも完全に
行なうことができる。
また、このような電子線殺菌装置においては、
電子線照射により発生するX線などの放射線が、
包材などの搬入口や排出口から外部に漏洩しない
ようにするための迷路を必要とし、そのため、連
続した長尺ストリツプ状以外の包材についてはそ
の搬送機構や迷路の構成が複雑になつたり、実用
化が困難になつたりする虞れが多いが、この実施
例によれば、固定用のローラGを備えたチエーン
7〜10とガイドブロツクBを用い、ローラGと
ガイドブロツクBにより2枚のフイルムa2,b2
押えた状態で搬送させるようになつているから、
2枚のフイルムa2とb2の間に挟まれている包材c2
の位置にずれを生じさせることなく任意の方向に
搬送させることができ、上記実施例のように電子
線が照射される位置と開口部5,6が設けられて
いる位置の高さを大きくずらして迷路を構成する
ことが容易になり、X線などの漏洩を充分に抑圧
することができる。
また、この実施例では、第1と第2のフイルム
a0,b0も殺菌処理されたフイルムa4,b4として得
られるから、これらを反復使用するだけではなく
て殺菌済の包装材として市場に供給することもで
き、EB装置の稼動率を上げることができる。な
お、このとき、これらのフイルムa0,b0がポリエ
チレンフイルムの場合には、電子線照射により順
次架橋が進むから、反復使用すれば改質された殺
菌済フイルムを得ることができる。ただ上記実施
例においては、1回使用するごとにサイドのシー
ル部Sが切取られるから、順次幅が狭くなつても
差つかえが生じないように、異なつた大きさの包
材を対象とするなどの工夫が必要になり、さら
に、これに合わせて、サイドシール機構12、冷
却機構13、それにシールカツタ機構14などの
動作位置をフイルムa2,b2の幅に合わせて任意に
設定可能にし、反復使用の都度、シールウエイス
トが切離されて幅が順次狭くなるフイルムa2,b2
に応じてこれらの動作位置も順次狭く設定するよ
うにしてやればよい。
さらに、上記実施例では、サイドシール機構1
2を動作させて第1と第2のフイルムa0,b0をシ
ールしているが、本発明の実施例としては、この
シールを行なわずに単に包材c0をフイルムa0,b0
の間に挟み込んだだけの状態で動作させるように
してもよい。この実施例によれば冷却機構13、
シールカツタ機構14は使用する必要がなくな
り、当然、シールウエイストeも発生しなくな
る。そして、そのため、フイルムa4,b4を反復使
用しても幅方向の寸法が短かくなることもなく、
多数回の反復使用が容易になり、改質フイルムも
容易に得ることができる。
また、上記実施例において、無菌室30から無
菌空気を常時供給するようにしてもよい。こうす
れば、無菌室26から第2の開口部6を通つて電
子線照射室3内に無菌空気が送り込まれ、この照
射室3の中の気圧を大気圧より僅かだけ大きく保
つから、フイルムa2,b2と包材c2が供給される側
の第1の開口部5から外部の空気が入り込むのが
防止され、殺菌済のフイルムや包材の無菌状態を
さらに良好に保つことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、カート
ン原紙など比較的小さな形状に分割されている薄
板状の包装材を長尺のストリツプ状の包装材と同
様に扱うことが可能になるから、従来技術の欠点
を除き、分割された包装材の電子線照射による殺
菌処理を連続的に、しかも確実に行なうことがで
き、インラインによる殺菌処理が容易で、その
上、長尺ストリツプ状の包装材の殺菌処理も同時
に行なうことのできる電子線殺菌装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による電子線殺菌装置の一実施
例を示す一部断面による側面図、第2図はそのチ
エーン機構の一部を拡大して示した斜視図、第3
図イ,ロ、第4図イ,ロ、第5図イ,ロ、第6図
イ,ロはいずれも第1図の実施例の動作を示す説
明図、第7図イ,ロは包装材による電子線の吸収
状態を示す説明図である。 1……電子線発生装置(EB装置)、2……電子
線照射窓、3……電子線照射室、4……外壁、5
……第1の開口部、6……第2の開口部、7,8
……供給側の搬送用チエーン、9,10……取出
し側の搬送用チエーン、11……EB反射板、1
2……サイドシール機構、13……冷却機構、1
4……シールカツタ機構、15〜18……チエー
ン駆動用のモータ、19……包材の供給機構、2
1〜24……ロール、25……コンベア、26〜
30……無菌室、a0〜a4……第1のフイルム、b0
〜b4……第2のフイルム、c0〜c3……包材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電子線照射により複数の比較的少サイズの薄
    板状物体を順次連続して殺菌処理するための電子
    線殺菌装置において、第1と第2の長尺ストリツ
    プ状フイルムと、上記第1のフイルム上に殺菌処
    理すべき上記薄板状物体を順次載置してゆく包材
    供給機構と、この薄板状物体が載置された上記第
    1のフイルム面に上記第2のフイルムを重ね合わ
    せてゆくローラと、上記薄板状物体に殺菌用の電
    子線を照射する電子線照射手段と、上記第1と第
    2のフイルムをそれらの面を互に密着させた状態
    で連続的に上記電子線照射手段による電子線照射
    部分を通過搬送させてゆくフイルム搬送手段と、
    上記第1と第2のフイルムを引き離してゆくロー
    ラと、これら第1と第2のフイルム間から殺菌処
    理済の上記薄板状物体を取り出してゆく手段と、
    これら第1と第2のフイルムをそれぞれ独立に巻
    き取る第1と第2の巻取手段とを設け、薄板状物
    体を2枚のストリツプ状フイルムの密着面間に挟
    み込み搬送することにより連続的な殺菌処理を行
    なうように構成したことを特徴とする電子線殺菌
    装置。 2 特許請求の範囲第1項において、上記重ね合
    せ状態にある第1と第2のフイルムが搬入される
    第1の開口部と、これらのフイルムが搬出される
    第2の開口部が形成された電子線照射室を備え、
    該第2の開口部から無菌空気を供給することによ
    り上記電子線照射室内を大気圧以上に保持するよ
    うに構成したことを特徴とする電子線殺菌装置。 3 特許請求の範囲第1項において、上記電子線
    照射部の上記第1と第2のフイルムを透過した電
    子線が到達する部分に冷却機能を備えた電子線反
    射板、或いは電子線反射ブロツクを設け、電子線
    の後方散乱効果を促進するように構成したこを特
    徴とする電子線殺菌装置。 4 電子線照射により複数の比較的サイズのの薄
    板状物体を順次連続して殺菌処理するための電子
    線殺菌装置において、第1と第2の長尺ストリツ
    プ状フイルムと、上記第1のフイルム上に殺菌処
    理すべき上記薄板状物体を順次載置してゆく包材
    供給機構と、この薄板状物体が載置された上記第
    1のフイルム面に上記第2のフイルムを重ね合わ
    せてゆくローラと、これら重ね合わされた上記第
    1と第2のフイルムの両側端部を連続的にシール
    する封止手段と、上記薄板状物体に殺菌用の電子
    線を照射する電子線照射手段と、上記第1と第2
    のフイルムをそれらの面を互に密着させた状態で
    連続的に上記電子線照射手段による電子線照射部
    分を通過搬送させてゆくフイルム搬送手段と、上
    記フイルムのシールされた両側端部を連続的に切
    離すカツタ手段と、上記第1と第2のフイルムを
    引き離してゆくローラと、これら第1と第2のフ
    イルム間から殺菌処理済の上記薄板状物体を取り
    出してゆく手段と、これら第1と第2のフイルム
    及び上記切離された両側端部とをそれぞれ独立に
    巻き取る第1と第2と第3の巻取手段とを設け、
    薄板状物体を2枚のストリツプ状フイルムの密着
    両間に挟み込み搬送することにより連続的な殺菌
    処理を行なうように構成したことを特徴とする電
    子線殺菌装置。 5 特許請求の範囲第4項において、上記重ね合
    せ状態にある第1と第2のフイルムが搬入される
    第1の開口部と、これらのフイルムが搬出される
    第2の開口部が形成された電子線照射室を備え、
    該第2の開口部から無菌空気を供給することによ
    り上記電子線照射室内を大気圧以上に保持するよ
    うに構成したことを特徴とする電子線殺菌装置。 6 特許請求の範囲第4項において、上記電子線
    照射部の上記第1と第2のフイルムを通過した電
    子線が到達する部分に冷却機能を備えた電子線反
    射板、或いは電子線反射ブロツクを設け、電子線
    の後方散乱効果を促進するように構成したことを
    特徴とする電子線殺菌装置。 7 特許請求の範囲第4項において、上記封止手
    段及びカツタ手段の上記第1と第2のフイルムに
    対する幅方向の動作位置を任意に設定する手段を
    設けたことを特徴とする電子線殺菌装置。
JP56099691A 1981-06-29 1981-06-29 電子線殺菌装置 Granted JPS581629A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56099691A JPS581629A (ja) 1981-06-29 1981-06-29 電子線殺菌装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56099691A JPS581629A (ja) 1981-06-29 1981-06-29 電子線殺菌装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS581629A JPS581629A (ja) 1983-01-07
JPS6326014B2 true JPS6326014B2 (ja) 1988-05-27

Family

ID=14254058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56099691A Granted JPS581629A (ja) 1981-06-29 1981-06-29 電子線殺菌装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS581629A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6099829A (ja) * 1983-11-02 1985-06-03 大日本印刷株式会社 シ−ト状包材の殺菌方法および装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS581629A (ja) 1983-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4121107A (en) Apparatus for automatic low-bacteria to aseptic filling and packing of foodstuffs
US4175140A (en) Method for automatic low-bacteria to aseptic filling and packing of foodstuffs employing ultraviolet radiation
EP1654161B1 (en) Device and method for sterilization
US4014158A (en) Apparatus for filling and sealing preformed packaging containers under aseptic conditions
JP2009538796A (ja) 過酸化水素を含有する滅菌剤による包装材料の滅菌方法
HUP0004161A2 (en) Method and apparatus for sterilizing a packaging sheet material
RU2295976C2 (ru) Способ и устройство для стерилизации упаковочного листового материала для изготовления герметичных упаковок для разливаемых пищевых продуктов
US20090173039A1 (en) Inline processing and irradiation system
CA1067751A (en) Method and apparatus for automatic low-bacteria to aseptic filling and packing of foodstuffs
EP0876279B1 (en) Method for sterilizing closed containers
JPS6326014B2 (ja)
JPS6050647B2 (ja) 電子線殺菌装置
JPS581628A (ja) 電子線殺菌装置
JPS6050648B2 (ja) 電子線殺菌装置
JPS6326012B2 (ja)
US20230056171A1 (en) Sterilizing device and method for sterilizing an outer face of a receptacle
JPH107113A (ja) 無菌包装方法および連続包装袋
EP3964354B1 (en) Food wrapping sterilising system
JPS6234613B2 (ja)
JPH0117934B2 (ja)
US20250049973A1 (en) In-line radiation sterilization for wound dressings
JPS6315127Y2 (ja)
AU2004253833B2 (en) Device and method for sterilization
JP2009179341A (ja) 連袋式包装材の滅菌用電子線照射装置
JPS6326013B2 (ja)