JPS6331602B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6331602B2 JPS6331602B2 JP60221008A JP22100885A JPS6331602B2 JP S6331602 B2 JPS6331602 B2 JP S6331602B2 JP 60221008 A JP60221008 A JP 60221008A JP 22100885 A JP22100885 A JP 22100885A JP S6331602 B2 JPS6331602 B2 JP S6331602B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- resin layer
- resin
- vinyl chloride
- soft vinyl
- Prior art date
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- Road Signs Or Road Markings (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は新規な高周波加工性再帰反射シートを
用いた再帰反射装飾体に関する。
用いた再帰反射装飾体に関する。
[従来の技術および発明が解決しようとする問題
点] 従来より、再帰反射シートを道路標識、ナンバ
ープレート、ステツカーなどに応用したものが知
られているが、これらはいずれも平面的なもので
ある。従来の再帰反射シートは高周波加工性、す
なわち高周波溶断、溶接性を有さないものである
ため、たとえばアクセサリーなどをうることはほ
とんど不可能であつた。したがつて従来の再帰反
射シートを用いて装飾体を作製するには再帰反射
シートの表面に印刷を施して装飾効果を高めるぐ
らいのものであるが、かかる色彩による装飾効果
はあくまでも平面的なものであり、単調で変化に
乏しく、アクセサリーなどの装飾体には不満足な
ものである。
点] 従来より、再帰反射シートを道路標識、ナンバ
ープレート、ステツカーなどに応用したものが知
られているが、これらはいずれも平面的なもので
ある。従来の再帰反射シートは高周波加工性、す
なわち高周波溶断、溶接性を有さないものである
ため、たとえばアクセサリーなどをうることはほ
とんど不可能であつた。したがつて従来の再帰反
射シートを用いて装飾体を作製するには再帰反射
シートの表面に印刷を施して装飾効果を高めるぐ
らいのものであるが、かかる色彩による装飾効果
はあくまでも平面的なものであり、単調で変化に
乏しく、アクセサリーなどの装飾体には不満足な
ものである。
しかるに本発明者らは、従来の再帰反射シート
にない高周波加工性を有するところのまつたく新
規な再帰反射シートを見出し、これを外皮として
装飾基材に高周波溶断、溶接するときはアクセサ
リー効果のすぐれた立体形状の装飾体がえられる
という新たな事実を見出し、本発明を完成するに
いつた。
にない高周波加工性を有するところのまつたく新
規な再帰反射シートを見出し、これを外皮として
装飾基材に高周波溶断、溶接するときはアクセサ
リー効果のすぐれた立体形状の装飾体がえられる
という新たな事実を見出し、本発明を完成するに
いつた。
[問題点を解決するための手段]
すなわち本発明は、装飾基材上に樹脂発泡体を
重ね、さらにそのうえに、第1の軟質塩化ビニル
フイルム、第1の接着剤層、樹脂層、焦点樹脂
層、金属蒸着層、第2の接着剤層および第2の軟
質塩化ビニルフイルムが順次積層された構成から
なり、かつ該樹脂層には硝子微小球が該焦点樹脂
層側に一部を露出するように埋没して配列されて
なり、該焦点樹脂層は該硝子微小球の露出部に対
応する部分が該露出部を被覆する半球を構成する
ように形成されてなり、該金属蒸着層は焦点樹脂
層の半球部に対応する部分が該半球部を被覆する
半球状の境面を構成するように形成されてなる高
周波加工性再帰反射シートを第2の軟質塩化ビニ
ルフイルムが樹脂発泡体の側にくるように重ね、
これを高周波溶断、溶接加工により成形してなる
ことを特徴とする外皮が立体形状の再帰反射装飾
体に関する。
重ね、さらにそのうえに、第1の軟質塩化ビニル
フイルム、第1の接着剤層、樹脂層、焦点樹脂
層、金属蒸着層、第2の接着剤層および第2の軟
質塩化ビニルフイルムが順次積層された構成から
なり、かつ該樹脂層には硝子微小球が該焦点樹脂
層側に一部を露出するように埋没して配列されて
なり、該焦点樹脂層は該硝子微小球の露出部に対
応する部分が該露出部を被覆する半球を構成する
ように形成されてなり、該金属蒸着層は焦点樹脂
層の半球部に対応する部分が該半球部を被覆する
半球状の境面を構成するように形成されてなる高
周波加工性再帰反射シートを第2の軟質塩化ビニ
ルフイルムが樹脂発泡体の側にくるように重ね、
これを高周波溶断、溶接加工により成形してなる
ことを特徴とする外皮が立体形状の再帰反射装飾
体に関する。
[実施例]
まず本発明に用いる高周波加工性再帰反射シー
トを図面によつて説明する。第1図は本発明に用
いる再帰反射シートの好ましい態様を示す概略断
面図である。第1図において、1は第1の軟質塩
化ビニルフイルム、2は第1の接着剤層、3は樹
脂層、4は硝子微小球、5は焦点樹脂層、6は金
属蒸着層、7は第2の接着剤層、8は第2の軟質
塩化ビニルフイルムである。この再帰反射シート
は第1の軟質塩化ビニルフイルム1の側からみる
とき再帰反射を示す。
トを図面によつて説明する。第1図は本発明に用
いる再帰反射シートの好ましい態様を示す概略断
面図である。第1図において、1は第1の軟質塩
化ビニルフイルム、2は第1の接着剤層、3は樹
脂層、4は硝子微小球、5は焦点樹脂層、6は金
属蒸着層、7は第2の接着剤層、8は第2の軟質
塩化ビニルフイルムである。この再帰反射シート
は第1の軟質塩化ビニルフイルム1の側からみる
とき再帰反射を示す。
第1の軟質塩化ビニルフイルム1および第2の
軟質塩化ビニルフイルム8としては高周波溶断、
溶接が容易でかつ表面が柔らかな感触を有するも
のが好ましい。かかる観点から、ポリ塩化ビニル
100部(重量部、以下同様)に対して可塑剤を20
〜60部配合したところ外部可塑化ポリ塩化ビニル
および塩化ビニル100部と酢酸ビニル20〜60部を
共重合した塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体など
の内部可塑化ポリ塩化ビニルからえられた軟質塩
化ビニルフイルムがとくに好ましく用いられる。
軟質塩化ビニルフイルムの厚さはとくに制限され
ないが、通常50〜800μ程度の厚さのものが好ま
しく用いられる。
軟質塩化ビニルフイルム8としては高周波溶断、
溶接が容易でかつ表面が柔らかな感触を有するも
のが好ましい。かかる観点から、ポリ塩化ビニル
100部(重量部、以下同様)に対して可塑剤を20
〜60部配合したところ外部可塑化ポリ塩化ビニル
および塩化ビニル100部と酢酸ビニル20〜60部を
共重合した塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体など
の内部可塑化ポリ塩化ビニルからえられた軟質塩
化ビニルフイルムがとくに好ましく用いられる。
軟質塩化ビニルフイルムの厚さはとくに制限され
ないが、通常50〜800μ程度の厚さのものが好ま
しく用いられる。
第1の軟質塩化ビニルフイルム1の表面または
裏面には所望の印刷もしくはエンボスを施しても
よく、これにより装飾効果がより一層発揮され
る。
裏面には所望の印刷もしくはエンボスを施しても
よく、これにより装飾効果がより一層発揮され
る。
第1の接着剤層2および第2の接着剤層7を与
える接着剤としては高周波加工時に溶断性のよい
ものが好ましく用いられる。かかる接着剤として
はたとえばポリアミド系、ポリ塩化ビニル系、ポ
リアクリル酸エステル系、ウレタン樹脂系などの
ものがあげられる。接着剤層は通常2〜5μ程度
の厚さに設けられる。
える接着剤としては高周波加工時に溶断性のよい
ものが好ましく用いられる。かかる接着剤として
はたとえばポリアミド系、ポリ塩化ビニル系、ポ
リアクリル酸エステル系、ウレタン樹脂系などの
ものがあげられる。接着剤層は通常2〜5μ程度
の厚さに設けられる。
樹脂層3の主目的は硝子微小球4を保持固着す
ることにあり、高周波加工時に加わる熱などによ
り硝子微小球4が動かないものでなければならな
い。かかる点から熱硬化性樹脂から形成されたも
のが好ましい。用いる熱硬化性樹脂としては、た
とえばアルキド樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、
ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、熱硬化性アクリル
樹脂などがあげられ、これらは単独で用いてもよ
く、混合して用いてもよい。また前記目的を損な
わない範囲で熱硬化性樹脂に熱可塑性樹脂を適宜
配合してもよい。樹脂層3の層さは硝子微小球4
をどの程度樹脂層3から露出させるかによつて決
められる。すぐれた再帰反射能をうるためには硝
子微小球4を1/3〜2/3程度、なかんずく1/2程度
露出させるのが好ましく、したがつて樹脂層3は
硝子微小球4の直径の1/3〜2/3程度、なかんずく
1/2程度の厚さに設けるのが好ましい。樹脂層3
は染料または透明性有機顔料で着色してもよく、
かかるばあいには金属蒸着層6の金属光沢に限定
されず種々の色彩の再帰反射光がえられる。
ることにあり、高周波加工時に加わる熱などによ
り硝子微小球4が動かないものでなければならな
い。かかる点から熱硬化性樹脂から形成されたも
のが好ましい。用いる熱硬化性樹脂としては、た
とえばアルキド樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、
ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、熱硬化性アクリル
樹脂などがあげられ、これらは単独で用いてもよ
く、混合して用いてもよい。また前記目的を損な
わない範囲で熱硬化性樹脂に熱可塑性樹脂を適宜
配合してもよい。樹脂層3の層さは硝子微小球4
をどの程度樹脂層3から露出させるかによつて決
められる。すぐれた再帰反射能をうるためには硝
子微小球4を1/3〜2/3程度、なかんずく1/2程度
露出させるのが好ましく、したがつて樹脂層3は
硝子微小球4の直径の1/3〜2/3程度、なかんずく
1/2程度の厚さに設けるのが好ましい。樹脂層3
は染料または透明性有機顔料で着色してもよく、
かかるばあいには金属蒸着層6の金属光沢に限定
されず種々の色彩の再帰反射光がえられる。
硝子微小球4としてはすぐれた再帰反射能をう
る目的から屈折率が、1.9〜2.4の範囲のものが好
ましく用いられる。硝子微小球4は小さすぎると
球面にそつて焦点樹脂層を同一厚さに形成するの
が困難であり、また大きすぎると焦点樹脂層を厚
くする必要がありこのためやはり球面にそつて同
一厚さに形成するのが困難となり、いずれのばあ
いも広角度再帰反射能がえられがたい。かかる点
から、硝子微小球4の大きさは通常平均球径30〜
100μ程度の範囲からえらばれる。均一な再帰反
射うるためには硝子微小球4はできるだけ密に配
列するのが好ましいが、まだらな再帰反射をえた
いばあいには適宜粗に配列してもよい。
る目的から屈折率が、1.9〜2.4の範囲のものが好
ましく用いられる。硝子微小球4は小さすぎると
球面にそつて焦点樹脂層を同一厚さに形成するの
が困難であり、また大きすぎると焦点樹脂層を厚
くする必要がありこのためやはり球面にそつて同
一厚さに形成するのが困難となり、いずれのばあ
いも広角度再帰反射能がえられがたい。かかる点
から、硝子微小球4の大きさは通常平均球径30〜
100μ程度の範囲からえらばれる。均一な再帰反
射うるためには硝子微小球4はできるだけ密に配
列するのが好ましいが、まだらな再帰反射をえた
いばあいには適宜粗に配列してもよい。
焦点樹脂層5は硝子微小球の露出部に対応する
部分が該露出部を被覆する半球を構成するように
形成されたものである。ここで半球とは完全な半
球のみならず球の1/3〜2/3程度の範囲のものを含
むものである。焦点樹脂層5をかくのごとく構成
することによつてつぎの金属蒸着層6の硝子微小
球に対応する部分が半球状の鏡面を構成するよう
になる。かかる構成によつて再帰反射シートに垂
直な入射光線のみならずいずれの角度からの入射
光線をも焦点を結ぶことが可能となり、このため
すぐれた広角度再帰反射能がえられるのである。
焦点樹脂層5の好適な厚さは硝子微小球4の屈折
率と直径、硝子微小球をとりまく樹脂の屈折率に
依存するものであるが、通常5〜70μの範囲から
選ばれる。
部分が該露出部を被覆する半球を構成するように
形成されたものである。ここで半球とは完全な半
球のみならず球の1/3〜2/3程度の範囲のものを含
むものである。焦点樹脂層5をかくのごとく構成
することによつてつぎの金属蒸着層6の硝子微小
球に対応する部分が半球状の鏡面を構成するよう
になる。かかる構成によつて再帰反射シートに垂
直な入射光線のみならずいずれの角度からの入射
光線をも焦点を結ぶことが可能となり、このため
すぐれた広角度再帰反射能がえられるのである。
焦点樹脂層5の好適な厚さは硝子微小球4の屈折
率と直径、硝子微小球をとりまく樹脂の屈折率に
依存するものであるが、通常5〜70μの範囲から
選ばれる。
焦点樹脂層5を構成する樹脂としては樹脂層3
と同様な目的を達成するために同様な樹脂が用い
られ、また同様に着色してもよい。なお樹脂層3
および焦点樹脂層5に熱硬化性樹脂を主体とする
樹脂を用いるばあいは高周波溶断時に溶断部に接
する硝子微小球4の金属蒸着層6に切断前にクラ
ツクが入りやすく、このため金属蒸着層6の存在
にもかかわらずスパークが発生せず高周波加工性
がよいという利点が発揮される。
と同様な目的を達成するために同様な樹脂が用い
られ、また同様に着色してもよい。なお樹脂層3
および焦点樹脂層5に熱硬化性樹脂を主体とする
樹脂を用いるばあいは高周波溶断時に溶断部に接
する硝子微小球4の金属蒸着層6に切断前にクラ
ツクが入りやすく、このため金属蒸着層6の存在
にもかかわらずスパークが発生せず高周波加工性
がよいという利点が発揮される。
金属蒸着層6は焦点樹脂層5の半球部に対応す
る部分が該半球部を被覆する半球状の鏡面を構成
するように形成されたものである。金属蒸着層6
を構成する金属としてはとくに制限されず、たと
えばアルミニウム、クロム、ニツケル、クロム−
ニツケル合金などがあげられる。通常アルミニウ
ムがとくに好ましく用いられる。金属蒸着層の厚
さは0.05〜0.1μ程度が好ましい。厚さが0.05μのば
あいは反射能が劣りすぐれた再帰反射能がえられ
がく、また0.1μより厚くしても反射能は向上しな
いから、0.1μより厚いものは経済的に不利であ
る。
る部分が該半球部を被覆する半球状の鏡面を構成
するように形成されたものである。金属蒸着層6
を構成する金属としてはとくに制限されず、たと
えばアルミニウム、クロム、ニツケル、クロム−
ニツケル合金などがあげられる。通常アルミニウ
ムがとくに好ましく用いられる。金属蒸着層の厚
さは0.05〜0.1μ程度が好ましい。厚さが0.05μのば
あいは反射能が劣りすぐれた再帰反射能がえられ
がく、また0.1μより厚くしても反射能は向上しな
いから、0.1μより厚いものは経済的に不利であ
る。
本発明に用いる前記高周波加工性再帰反射シー
トは高周波溶断、溶接が容易な軟質塩化ビニルフ
イルムで両面が被覆されたものであるから高周波
溶断が容易であり、かつ溶断部の端面が軟質塩化
ビニルフイルムで被覆されるようになるから端面
が美麗に仕上りしかも端面に各層が露出すること
がないため溶断部から各層が剥離するおそれがな
く、また装飾基材に接着加工するばあいにも装飾
基材側に軟質塩化ビニルフイルムがあるから容易
に高周波溶接をすることができる。また表面が軟
質塩化ビニルフイルムで被覆されているため、堅
牢性にすぐれ再帰反射能が長期間維持され、かつ
アクセサリーなどの用途に用いるばあいの感触が
すぐれている。また本発明に用いる高周波加工性
再帰反射シートは前記のごとき構成であるから可
撓性のすぐれた再帰反射シートであり、しかも前
記特定の再帰反射構造を有しているからすぐれた
再帰反射能を呈するものである。
トは高周波溶断、溶接が容易な軟質塩化ビニルフ
イルムで両面が被覆されたものであるから高周波
溶断が容易であり、かつ溶断部の端面が軟質塩化
ビニルフイルムで被覆されるようになるから端面
が美麗に仕上りしかも端面に各層が露出すること
がないため溶断部から各層が剥離するおそれがな
く、また装飾基材に接着加工するばあいにも装飾
基材側に軟質塩化ビニルフイルムがあるから容易
に高周波溶接をすることができる。また表面が軟
質塩化ビニルフイルムで被覆されているため、堅
牢性にすぐれ再帰反射能が長期間維持され、かつ
アクセサリーなどの用途に用いるばあいの感触が
すぐれている。また本発明に用いる高周波加工性
再帰反射シートは前記のごとき構成であるから可
撓性のすぐれた再帰反射シートであり、しかも前
記特定の再帰反射構造を有しているからすぐれた
再帰反射能を呈するものである。
本発明に用いる高周波加工性再帰反射シートの
製法としては各層の積層順序をかえることによつ
て種々の方法がとられうるが、軟質塩化ビニルフ
イルムという熱寸法安定性のわるいフイルムを用
いる点を考慮して第2図に示される方法がとくに
好ましく採用される。
製法としては各層の積層順序をかえることによつ
て種々の方法がとられうるが、軟質塩化ビニルフ
イルムという熱寸法安定性のわるいフイルムを用
いる点を考慮して第2図に示される方法がとくに
好ましく採用される。
第2図において、9はベースフイルムである。
ベースフイルムとしては、たとえば厚さ25〜75μ
程度のポリエステルフイルムが好ましく用いられ
る。ベースフイルム9のうえに樹脂溶液を塗布し
て樹脂層3を形成する。のちにベースフイルム9
は樹脂層3から剥離するが、剥離性がわるいばあ
いには、あらかじめベースフイルム9に対して接
着性の劣る樹脂、たとえばポリ塩化ビニル、酢酸
セルロースなどのコーテイング層を設け、そのう
えに樹脂層3を形成してもよい。樹脂層3が未だ
軟いうちにそのうえに硝子微小球4を全面に散布
する。硝子微小球4は自重により樹脂層3中に沈
下する。硝子微小球4の樹脂層3からの露出の程
度は樹脂層3の厚さと硝子微小球4の直径を適宜
選択することによつて調節できる。ついで樹脂層
3を加熱乾燥することによつて硝子微小球4は樹
脂層3に固着される。硝子微小球4が露出する樹
脂層3上に樹脂溶液を塗布、乾燥して焦点樹脂層
5を形成する。樹脂溶液の塗布量を調節して焦点
樹脂層5の厚さを調節するが、少なくとも硝子微
小球4の露出部が埋没してしまわないようにしな
ければならない。硝子微小球4が完全に埋没して
しまうと、つぎに設ける金属蒸着層が平坦になつ
て半球状の鏡面を構成しえなくなり、すぐれた再
帰反射能がえられない。かくして硝子微小球4の
露出部に対応する部分が該露出部を被覆する半球
を構成する焦点樹脂層5がえられる。つぎに焦点
樹脂層5のうえに金属を蒸着して金属蒸着層6を
形成する。金属蒸着層6の焦点樹脂層5の半球部
に対応する部分は半球状の鏡面を構成する。金属
の蒸着は通常の真空蒸着法、スパツタリング法、
イオンプレーテイング法などによつて行なわれ
る。金属蒸着層6のうえに接着剤を塗布して第2
の接着剤層7を形成し、そのうえに第2の軟質塩
化ビニル樹脂フイルム8を貼合わせる。かくして
えられた積層体からベースフイルム9を剥離し、
露出した樹脂層3のうえに第1の接着剤層2を形
成し、ついでそのうえに第1の軟質塩化ビニルフ
イルム1を貼合せることによつて高周波加工性再
帰反射シートがえられる。
ベースフイルムとしては、たとえば厚さ25〜75μ
程度のポリエステルフイルムが好ましく用いられ
る。ベースフイルム9のうえに樹脂溶液を塗布し
て樹脂層3を形成する。のちにベースフイルム9
は樹脂層3から剥離するが、剥離性がわるいばあ
いには、あらかじめベースフイルム9に対して接
着性の劣る樹脂、たとえばポリ塩化ビニル、酢酸
セルロースなどのコーテイング層を設け、そのう
えに樹脂層3を形成してもよい。樹脂層3が未だ
軟いうちにそのうえに硝子微小球4を全面に散布
する。硝子微小球4は自重により樹脂層3中に沈
下する。硝子微小球4の樹脂層3からの露出の程
度は樹脂層3の厚さと硝子微小球4の直径を適宜
選択することによつて調節できる。ついで樹脂層
3を加熱乾燥することによつて硝子微小球4は樹
脂層3に固着される。硝子微小球4が露出する樹
脂層3上に樹脂溶液を塗布、乾燥して焦点樹脂層
5を形成する。樹脂溶液の塗布量を調節して焦点
樹脂層5の厚さを調節するが、少なくとも硝子微
小球4の露出部が埋没してしまわないようにしな
ければならない。硝子微小球4が完全に埋没して
しまうと、つぎに設ける金属蒸着層が平坦になつ
て半球状の鏡面を構成しえなくなり、すぐれた再
帰反射能がえられない。かくして硝子微小球4の
露出部に対応する部分が該露出部を被覆する半球
を構成する焦点樹脂層5がえられる。つぎに焦点
樹脂層5のうえに金属を蒸着して金属蒸着層6を
形成する。金属蒸着層6の焦点樹脂層5の半球部
に対応する部分は半球状の鏡面を構成する。金属
の蒸着は通常の真空蒸着法、スパツタリング法、
イオンプレーテイング法などによつて行なわれ
る。金属蒸着層6のうえに接着剤を塗布して第2
の接着剤層7を形成し、そのうえに第2の軟質塩
化ビニル樹脂フイルム8を貼合わせる。かくして
えられた積層体からベースフイルム9を剥離し、
露出した樹脂層3のうえに第1の接着剤層2を形
成し、ついでそのうえに第1の軟質塩化ビニルフ
イルム1を貼合せることによつて高周波加工性再
帰反射シートがえられる。
本発明の再帰反射装飾体は、前記高周波加工性
再帰反射シートのすぐれた再帰反射能、すぐれた
高周波加工性およびすぐれた感触を利用し、これ
を外皮とする立体形状の再帰反射装飾体である。
再帰反射シートのすぐれた再帰反射能、すぐれた
高周波加工性およびすぐれた感触を利用し、これ
を外皮とする立体形状の再帰反射装飾体である。
第3図はかかる本発明の装飾体の一実施態様を
示す概略断面図である。第3図において、10は
前記高周波加工性再帰反射シート、11は樹脂発
泡体、12は装飾基材である。樹脂発泡体11と
しては高周波溶断、溶接が可能でかつ容易に圧縮
できるものであればいずれも用いられるが、たと
えばポリウレタン発泡体、ポリ塩化ビニル発泡体
などがあげられる。装飾基材12としてはたとえ
ば織物、レザー、ビロード、フエルト、樹脂シー
トなどが用途により適宜用いられる。
示す概略断面図である。第3図において、10は
前記高周波加工性再帰反射シート、11は樹脂発
泡体、12は装飾基材である。樹脂発泡体11と
しては高周波溶断、溶接が可能でかつ容易に圧縮
できるものであればいずれも用いられるが、たと
えばポリウレタン発泡体、ポリ塩化ビニル発泡体
などがあげられる。装飾基材12としてはたとえ
ば織物、レザー、ビロード、フエルト、樹脂シー
トなどが用途により適宜用いられる。
かかる装飾体を作製するには、装飾基材12の
うえに樹脂発泡体11を重ね、そのうえにさらに
再帰反射シート10を第2の軟質塩化ビニルフイ
ルム8が樹脂発泡体11の側にくるように重ね、
これを通常の高周波ウエルダーにより成形すれば
よい。たとえば第3図に示される再帰反射シート
10の外形に対応する内形をを有する金型を前記
重ね合せた再帰反射シート10上に重ね、加圧し
ながら高周波電圧を印加することにより、再帰反
射シート10と樹脂発泡体11は溶断、溶接され
て第3図に示される再帰反射シート10を外皮と
する立体形状の装飾体がえられる。かくしてえら
れた本発明の装飾体は、たとえばアクセサリーと
して帽子、衣服、カバンなどに吊り下げられた
り、また縫いつけたりして用いられる。このばい
単にアクセサリーとしてでなく、夜間における交
通事故を防止するのに役立つ。なお本発明の装飾
体は、装飾基材12の裏面に感圧または感熱接着
剤を塗布し、要すればそのうえに離型紙を重ねて
おくことによつて、必要な個所に随時貼着できる
ようにしてもよい。
うえに樹脂発泡体11を重ね、そのうえにさらに
再帰反射シート10を第2の軟質塩化ビニルフイ
ルム8が樹脂発泡体11の側にくるように重ね、
これを通常の高周波ウエルダーにより成形すれば
よい。たとえば第3図に示される再帰反射シート
10の外形に対応する内形をを有する金型を前記
重ね合せた再帰反射シート10上に重ね、加圧し
ながら高周波電圧を印加することにより、再帰反
射シート10と樹脂発泡体11は溶断、溶接され
て第3図に示される再帰反射シート10を外皮と
する立体形状の装飾体がえられる。かくしてえら
れた本発明の装飾体は、たとえばアクセサリーと
して帽子、衣服、カバンなどに吊り下げられた
り、また縫いつけたりして用いられる。このばい
単にアクセサリーとしてでなく、夜間における交
通事故を防止するのに役立つ。なお本発明の装飾
体は、装飾基材12の裏面に感圧または感熱接着
剤を塗布し、要すればそのうえに離型紙を重ねて
おくことによつて、必要な個所に随時貼着できる
ようにしてもよい。
つぎに実施例をあげて本発明を説明する。
実施例
厚さ25μのポリエチレンテレフタレートフイル
ム上に厚さ0.5μの酢酸セルロースのコーテイング
層を形成したのち、ブチル化メラミン樹脂3部と
ヒマシ油変性アルキド樹脂1部をトルエン−ブチ
ルアルコール混合溶剤(3:2容量比)に溶解し
た溶液を乾燥後の厚さが8μになるように塗布し
た。少し放置して溶剤を揮散させたのち平均球径
50μ、屈折率2.3の硝子微小球を全面に散布した。
硝子微小球は自重でその直径の半分程度沈下し
た。ついで加熱して樹脂層を乾燥固化した。硝子
微小球の露出している樹脂層上に前記と同じ樹脂
溶液を乾燥後の厚さが10μとなるように塗布、乾
燥して焦点樹脂層を形成した。焦点樹脂層上にア
ルミニウムを真空蒸着法により厚さが0.05μにな
るように蒸着してアルミニウム蒸着層を形成し
た。そのうえにウレタン樹脂系接着剤を塗布して
厚さ3μの接着剤層を形成し、さらにそのうえに
厚さ200μの軟質塩化ビニルフイルム(ポリ塩化
ビニル100部に対してジオクチルフタレートを40
部配合したものから形成)を貼合せた。かくして
えられた積層体からポリエチレンテレフタレート
フイルムを剥離し、露出した樹脂層上に前記と同
じ接着剤を用いて厚さ3μの接着剤層を形成し、
そのうえに前記と同じ軟質塩化ビニルフイルムを
貼合せた。
ム上に厚さ0.5μの酢酸セルロースのコーテイング
層を形成したのち、ブチル化メラミン樹脂3部と
ヒマシ油変性アルキド樹脂1部をトルエン−ブチ
ルアルコール混合溶剤(3:2容量比)に溶解し
た溶液を乾燥後の厚さが8μになるように塗布し
た。少し放置して溶剤を揮散させたのち平均球径
50μ、屈折率2.3の硝子微小球を全面に散布した。
硝子微小球は自重でその直径の半分程度沈下し
た。ついで加熱して樹脂層を乾燥固化した。硝子
微小球の露出している樹脂層上に前記と同じ樹脂
溶液を乾燥後の厚さが10μとなるように塗布、乾
燥して焦点樹脂層を形成した。焦点樹脂層上にア
ルミニウムを真空蒸着法により厚さが0.05μにな
るように蒸着してアルミニウム蒸着層を形成し
た。そのうえにウレタン樹脂系接着剤を塗布して
厚さ3μの接着剤層を形成し、さらにそのうえに
厚さ200μの軟質塩化ビニルフイルム(ポリ塩化
ビニル100部に対してジオクチルフタレートを40
部配合したものから形成)を貼合せた。かくして
えられた積層体からポリエチレンテレフタレート
フイルムを剥離し、露出した樹脂層上に前記と同
じ接着剤を用いて厚さ3μの接着剤層を形成し、
そのうえに前記と同じ軟質塩化ビニルフイルムを
貼合せた。
かくしてえられた高周波加工性再帰反射シート
はすぐれた再帰反射能を示し、かつ表面の感触の
柔かいものであつた。
はすぐれた再帰反射能を示し、かつ表面の感触の
柔かいものであつた。
つぎに、フエルトのうえにポリウレタン発泡体
のシートを重ね、さらにそのうえに前記高周波加
工性再帰反射シートを重ね、そのうえに第3図に
示される高周波加工性再帰反射シート10の外形
に対応する内形を有する金型を重ね、加圧しなが
ら出力2kw、5×107ヘルツの高周波電圧を印加
した。かくして高周波加工性再帰反射シートとポ
リウレタン発泡体は溶断、溶接されて第3図に示
される立体形状を有する装飾体がえられた。えら
れた装飾体はその立体形状による装飾効果により
アクセサリーとして好適なものであつた。
のシートを重ね、さらにそのうえに前記高周波加
工性再帰反射シートを重ね、そのうえに第3図に
示される高周波加工性再帰反射シート10の外形
に対応する内形を有する金型を重ね、加圧しなが
ら出力2kw、5×107ヘルツの高周波電圧を印加
した。かくして高周波加工性再帰反射シートとポ
リウレタン発泡体は溶断、溶接されて第3図に示
される立体形状を有する装飾体がえられた。えら
れた装飾体はその立体形状による装飾効果により
アクセサリーとして好適なものであつた。
[発明の効果]
高周波加工性、再帰反射能、感触のすぐれた再
帰反射シートを、装飾基材のうえに重ねた樹脂発
泡体のうえに重ね、高周波溶断、溶接した構成に
より、再帰反射能、感触がすぐれた外皮が立体形
状の再帰反射装飾体がえられる。
帰反射シートを、装飾基材のうえに重ねた樹脂発
泡体のうえに重ね、高周波溶断、溶接した構成に
より、再帰反射能、感触がすぐれた外皮が立体形
状の再帰反射装飾体がえられる。
第1図は本発明に用いる高周波加工性再帰反射
シートの好ましい態様を示す概略断面図、第2図
は前記再帰反射シートの製造工程の途中でえられ
る積層体の一態様を示す概略断面図、第3図は本
発明の装飾体の一実施態様を示す概略断面図であ
る。 (図面の符号)、1:第1の軟質塩化ビニルフ
イルム、2:第1の接着剤層、3:樹脂層、4:
硝子微小球、5:焦点樹脂層、6:金属蒸着層、
7:第2の接着剤層、8:第2の軟質塩化ビニル
フイルム、9:ベースフイルム、10:高周波加
工性再帰反射シート、11:樹脂発泡体、12:
装飾基材。
シートの好ましい態様を示す概略断面図、第2図
は前記再帰反射シートの製造工程の途中でえられ
る積層体の一態様を示す概略断面図、第3図は本
発明の装飾体の一実施態様を示す概略断面図であ
る。 (図面の符号)、1:第1の軟質塩化ビニルフ
イルム、2:第1の接着剤層、3:樹脂層、4:
硝子微小球、5:焦点樹脂層、6:金属蒸着層、
7:第2の接着剤層、8:第2の軟質塩化ビニル
フイルム、9:ベースフイルム、10:高周波加
工性再帰反射シート、11:樹脂発泡体、12:
装飾基材。
Claims (1)
- 1 装飾基材上に樹脂発泡体を重ね、そのうえに
さらに、第1の軟質塩化ビニルフイルム、第1の
接着剤層、樹脂層、焦点樹脂層、金属蒸着層、第
2の接着剤層および第2の軟質塩化ビニルフイル
ムが順次積層された構成からなり、かつ該樹脂層
には硝子微小球が該焦点樹脂層側に一部を露出す
るように埋没して配列されてなり、該焦点樹脂層
は該硝子微小球の露出部に対応する部分が該露出
部を被覆する半球を構成するように形成されてな
り、該金属蒸着層は該焦点樹脂層の半球部に対応
する部分が該半球部を被覆する半球状の鏡面を構
成するように形成されてなる高周波加工性再帰反
射シートを第2の軟質塩化ビニルフイルムが樹脂
発泡体の側にくるように重ね、これを高周波溶
断、溶接加工により成形してなることを特徴とす
る外皮が立体形状の再帰反射装飾体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60221008A JPS61153694A (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 | 再帰反射装飾体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60221008A JPS61153694A (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 | 再帰反射装飾体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61153694A JPS61153694A (ja) | 1986-07-12 |
| JPS6331602B2 true JPS6331602B2 (ja) | 1988-06-24 |
Family
ID=16760029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60221008A Granted JPS61153694A (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 | 再帰反射装飾体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61153694A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2004034357A1 (ja) * | 2002-10-08 | 2006-07-20 | 日本カーバイド工業株式会社 | 再帰反射性表示装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7374297B2 (en) * | 2006-03-31 | 2008-05-20 | Reflexite Corporation | Conformable retroreflective film structure |
-
1985
- 1985-10-03 JP JP60221008A patent/JPS61153694A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2004034357A1 (ja) * | 2002-10-08 | 2006-07-20 | 日本カーバイド工業株式会社 | 再帰反射性表示装置 |
| JP4658605B2 (ja) * | 2002-10-08 | 2011-03-23 | 日本カーバイド工業株式会社 | 再帰反射性表示装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61153694A (ja) | 1986-07-12 |
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