JPS6332044B2 - - Google Patents
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- JPS6332044B2 JPS6332044B2 JP54155238A JP15523879A JPS6332044B2 JP S6332044 B2 JPS6332044 B2 JP S6332044B2 JP 54155238 A JP54155238 A JP 54155238A JP 15523879 A JP15523879 A JP 15523879A JP S6332044 B2 JPS6332044 B2 JP S6332044B2
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Description
本発明はPに直結するCH3O−またはCH3S−
を少なくとも1個有する殺虫性有機リン酸化合物
とベントナイトまたは/および酸性白土に担持せ
しめた5―メチル―s―トリアゾロ(3,4―
b)ベンゾチアゾールとを含有する安定化された
殺虫殺菌用固状農薬組成物に関する。 従来、殺虫性有機リン酸化合物は、いわゆる有
機リン剤として、たとえば稲のウンカ、ニカメイ
チユウ、ヨコバイ類、カメムシ類、野菜のアオム
シ、ヨトウムシ、アブラムシ、果樹のアブラムシ
類、ハマキムシ類、モモヒメシンクイガ、ナシグ
ンバイ、クワコナカイガラムシ、桑のシントメタ
マバエ、茶のハマキムシ、チヤノホソガ等の害虫
に対して強い殺虫効果を有することから広く用い
られている。また、5―メチル―s―トリアゾロ
(3,4−b)ベンゾチアゾール(以下、TCと略
称する)は特開昭48―61499号公報に記載の新規
な殺菌剤であり、いもち病などに強い殺菌効果を
示すことが知られている。ところが稲いもち病の
発生はイネの全生育期間にわたるため、稲のウン
カ、ヨコバイ、メイチユウ類、カメムシ類の同時
防除を目的として、また農薬使用者の省力化のた
め、有機リン剤とTCの2種の有効成分を含有す
る製剤を稲用薬剤として用いることが考えられ
る。 しかしながら、特にPに直結するCH3O−また
はCH3S−を少なくとも1個有する殺虫性有機リ
ン酸化合物(以下、“OP”と略称する)とTCを
担体で希釈して製造した混合固状製剤はOPとTC
との相互作用により、OPのみならずTCも速やか
に分解することがわかつた。例えば、TCとO,
O―ジメチル―O―(3―メチル―4―ニトロフ
エニル)チオホスフエート(以下MEPと略称す
る)の混合粉剤の場合、40℃で20日保存したとき
の残存率はそれぞれTCは40.5%、MEPは20.4%
であつた。TC、MEPが共存しないTC粉剤、
MEP粉剤では同様の苛酷条件下で残存率は、そ
れぞれTCは100%、MEPは99%であることから、
TCとMEPの相互作用により分解するものと考え
られる。 本発明者はTCとOPとの混合製剤が有する上記
の如き欠点を改良すべく鋭意研究を行なつた結
果、TCを水あるいはアルコール溶媒中で、ベン
トナイトまたは/および酸性白土に担持せしめ、
ついでこれを減圧下濃縮乾固したものとOPとの
混合製剤は、そうでないものに比較して著しく安
定化されることを見い出し本発明を完成した。 すなわち、本発明はPに直結するCH3O−また
はCH3S−を少なくとも1個有する殺虫性有機リ
ン酸化合物とベントナイトまたは/および酸性白
土に担持せしめた5―メチル―s―トリアゾロ
(3,4−b)ベンゾチアゾールとを含有するこ
とを特徴とする安定化された殺虫殺菌用固状農薬
組成物である。 本発明にいうPに直結するCH3O−または
CH3S−を少なくとも1個有する殺虫性有機リン
酸化合物(OP)とは、
を少なくとも1個有する殺虫性有機リン酸化合物
とベントナイトまたは/および酸性白土に担持せ
しめた5―メチル―s―トリアゾロ(3,4―
b)ベンゾチアゾールとを含有する安定化された
殺虫殺菌用固状農薬組成物に関する。 従来、殺虫性有機リン酸化合物は、いわゆる有
機リン剤として、たとえば稲のウンカ、ニカメイ
チユウ、ヨコバイ類、カメムシ類、野菜のアオム
シ、ヨトウムシ、アブラムシ、果樹のアブラムシ
類、ハマキムシ類、モモヒメシンクイガ、ナシグ
ンバイ、クワコナカイガラムシ、桑のシントメタ
マバエ、茶のハマキムシ、チヤノホソガ等の害虫
に対して強い殺虫効果を有することから広く用い
られている。また、5―メチル―s―トリアゾロ
(3,4−b)ベンゾチアゾール(以下、TCと略
称する)は特開昭48―61499号公報に記載の新規
な殺菌剤であり、いもち病などに強い殺菌効果を
示すことが知られている。ところが稲いもち病の
発生はイネの全生育期間にわたるため、稲のウン
カ、ヨコバイ、メイチユウ類、カメムシ類の同時
防除を目的として、また農薬使用者の省力化のた
め、有機リン剤とTCの2種の有効成分を含有す
る製剤を稲用薬剤として用いることが考えられ
る。 しかしながら、特にPに直結するCH3O−また
はCH3S−を少なくとも1個有する殺虫性有機リ
ン酸化合物(以下、“OP”と略称する)とTCを
担体で希釈して製造した混合固状製剤はOPとTC
との相互作用により、OPのみならずTCも速やか
に分解することがわかつた。例えば、TCとO,
O―ジメチル―O―(3―メチル―4―ニトロフ
エニル)チオホスフエート(以下MEPと略称す
る)の混合粉剤の場合、40℃で20日保存したとき
の残存率はそれぞれTCは40.5%、MEPは20.4%
であつた。TC、MEPが共存しないTC粉剤、
MEP粉剤では同様の苛酷条件下で残存率は、そ
れぞれTCは100%、MEPは99%であることから、
TCとMEPの相互作用により分解するものと考え
られる。 本発明者はTCとOPとの混合製剤が有する上記
の如き欠点を改良すべく鋭意研究を行なつた結
果、TCを水あるいはアルコール溶媒中で、ベン
トナイトまたは/および酸性白土に担持せしめ、
ついでこれを減圧下濃縮乾固したものとOPとの
混合製剤は、そうでないものに比較して著しく安
定化されることを見い出し本発明を完成した。 すなわち、本発明はPに直結するCH3O−また
はCH3S−を少なくとも1個有する殺虫性有機リ
ン酸化合物とベントナイトまたは/および酸性白
土に担持せしめた5―メチル―s―トリアゾロ
(3,4−b)ベンゾチアゾールとを含有するこ
とを特徴とする安定化された殺虫殺菌用固状農薬
組成物である。 本発明にいうPに直結するCH3O−または
CH3S−を少なくとも1個有する殺虫性有機リン
酸化合物(OP)とは、
【式】(または
−SCH3)あるいは
【式】(または−
SCH3)なる分子構造を有し、Pに結合する他方
の置換基としては直鎖あるいは分枝状低級アルコ
キシ基(たとえばメトキシ、エトキシ、n―また
はi―プロポキシ、n−、sec−またはtert−ブ
トキシ基など)あるいは直鎖あるいは分枝状低級
アルキルチオ基(たとえばメチルチオ、エチルチ
オ、n−またはi−プロピルチオ、n−、sec−、
tert−ブチルチオなど)などがあり、またPに直
結する残る1つの置換基はO、Sを介して種々の
有機残基が結合し、または、Nを介して有機残基
と直結するものである。かかる化合物としては、
たとえば(1)O,O―ジメチル―O―(3―メチル
―4―ニトロフエニル)チオホスフエート
(MEP)、(2)S―1,2―ビス(エトキシカーボ
ニル)エチルO,O―ジメチルホスホロチオロチ
オネート(マラソン)、(3)2,2―ジクロロビニ
ルO,O―ジメチルホスフエート(DDVP)、(4)
O,O―ジメチル2,2,2―トリクロロ―1―
ハイドロオキシ―エチルフオスフエネート
(DEP)、(5)O,S―ジメチル―N―アセチルホ
スホロアミドチオレート(アセフエート)、(6)1
―メチル―2―メチルカルバモイルビニルO,O
―ジメチルホスフエート(アルフエート)、(7)S
―〔α―(エトキシカルボニル)ベンジル〕O,
O―ジメチルホスホロチオロチオネート(エルサ
ン)、(8)S―(N―メチルカルバモイルメチル)
O,O―ジメチルホスホロチオロチオネート(ジ
メトエート)などが挙げられるが、何もこれらに
限定されるものでなく、Pに直結するCH3O−ま
たはCH3S−を少なくとも1個有する有機リン酸
化合物はすべて含まれる。これら殺虫性有機リン
酸化合物のうち、特に好ましい化合物としては、
たとえばPに直結する2個のCH3O−を有する有
機リン酸化合物あるいはPに直結するそれぞれ1
個のCH3O−およびCH3S−を有する有機リン酸
化合物が挙げられる。 また、本発明に用いられるベントナイト、酸性
白土はモンモリロナイトを主成分とする天然産コ
ロイド性含水ケイ酸アルミニウムであり、農薬、
医薬、化粧品等の賦形剤、結合剤として用いられ
ているいずれの品質のものも使用できる。 TCをベントナイト、酸性白土に担持せしめる
には、いわゆる含浸法、噴霧法など周知の方法を
有利に用いることができる。すなわち、一般には
溶媒を用いて担持せしめることができる。たとえ
ば、予め水あるいは有機溶媒(メタノール、エタ
ノールなどのアルコール類、アセトン、クロロホ
ルムなど)にTCを溶解し、この溶液をベントナ
イトなどの担体に噴霧、乾燥せしめる方法、ある
いはTC溶液にベントナイトなどの担体を投入し、
しばらく撹拌を続けたのち、蒸留、噴霧乾燥(ス
プレードライ)、凍結乾燥など常法により溶媒を
留去する方法、さらにはベントナイトなどの担体
を水または有機溶媒に懸濁させておき、これに
TC粉末あるいはその溶液を加え、しばらく撹拌
してのち溶媒を留去する方法などが挙げられる。
これらベントナイト等に対するTCの担持量は特
に限定されるものではなく1%(重量)以下ある
いは30%(重量)以上でも殺虫、殺菌両成分の安
定効果は認められるが、2〜20%(重量)の範囲
で著しい安定化効果を示す。また安定化効果が認
められる製剤中のベントナイト等の含量の範囲は
5〜80%であり、更に好ましくは10%(重量)〜
50%(重量)の範囲である。 本発明の安定化された殺虫殺菌用固状農薬組成
物は前記各有効成分を、例えばクレー、ジークラ
イト、タルク、カオリン、石膏、炭酸カルシウム
などの担体で希釈するなど周知の方法を用いて製
造することができ、通常、粉剤、水和剤、粒剤な
どの固状の剤型とする。もちろん、このような使
用形態において共力剤、酸化防止剤、分散剤、界
面活性剤、結合剤、流動助剤等を適宜使用するこ
とができ、その散布形態も従来汎用されている粉
剤、粒剤、水和剤などと同様である。 以下、実施例、製造例を挙げて本発明を説明す
る。 なおTCの分解の程度の測定は、所定の条件で
保存した試料の一定量を1/10N―苛性ソーダ液
とクロロホルム混合液で残存するTCを抽出し、
酢酸コレステロールを内部標準とするガスクロマ
トグラフイーにより測定した。OPの代表として
MEPを用いたが、MEPの分解の程度の測定は所
定の条件で保存した試料の一定量をガスクロマト
グラフイーにより測定した。 製造例 1 TCのベントナイト担持物の製造 TCの24g、12g、6g、2.4gをそれぞれとり、メ
タノール200mlおよび水200mlを加え、ベントナイ
ト(豊順鉱業製)100gを各々に加え1時間加熱
還流する。減圧下濃縮乾固して、粉末とし、TC
含量19.4%、10.7%、5.7%、2.3%のベントナイ
ト担持物を得る。 製造例 2 TCの酸性白土担持物の製造 TCの24g、12g、6g、2.4gをそれぞれとり、メ
タノール200mlおよび水200mlを加え、酸性白土
(水沢化学製)100gを各々に加え以下実施例1と
同様に操作し、TC含量19.4%、10.7%、5.7%、
2.3%の酸性白土担持物を得る。 実施例 1 TC・MEP混合粉剤の製造 製造例1で製造したTC含量19.4%、10.7%、
5.7%、2.3%のベントナイト担持物をそれぞれ
5.5g、11g、22g、55gとり、MEP2.4g、PAP(イ
ソプロピルアシドホスフエート、日本化学製)
0.5g、クレーを加えて全100gとなるように乳鉢で
混合して粉剤とする。その結果、それぞれ4.4%、
9.8%、20.7%、53.7%のベントナイトを含有する
粉剤を得る。 実施例 2 TC・MEP混合粉剤の製造 製造例2で製造したTC含量19.4%、10.7%、
5.7%、2.3%の酸性白土担持物をそれぞれ5.5g、
11g、22g、55gとり、MEP2.4g、PAP(イソプロ
ピルアシドホスフエート、日本化学製)0.5g、ク
レーを加えて全100gとなるようにし、混合して
粉剤とする。その結果、それぞれ4.4%、9.8%、
20.7%、53.7%の酸性白土を含有する粉剤を得
る。 実施例 3 TC・MEP混合粉剤の製造 TCの6gにメタノール200ml、および水200mlを
加え更に酸性白土50g、ベントナイト50gを加え
たのち1時間加熱還流する。減圧下濃縮乾固して
粉末としTC含量5.7%のベントナイト、酸性白土
担持物を得る。この担持物22gにMEP2.4g、PAP
(イソプロピルアシドホスフエート、日本化学製)
0.5g、クレーを加えて全100gとなるようにし乳鉢
で混合して粉剤とする。 実施例 4 TC・MEP混合粒剤の製造 製造例1で製造したTC含量10.7%のベントナ
イト担持物11gをとり、MEP2.4g、PAP(イソプ
ロピルアシドホスフエート、日本化学製)0.5g、
アルフアデンプン(日澱化学製)5g、クレーを
加えて全100gとし、ニーダー(菊水製作所製)
で混合したのち、注水しよく練合する。これを造
粒機(菊水製作所製RD―S型)を用い1mmφの
スクリーンで造粒し、その後流動層乾燥機(不二
電機製MD―B―400型)70℃の温風で乾燥し、
粒剤を得る。 実施例 5 TC・MEP混合粒剤の製造 製造例1で製造したTC含量10%のベントナイ
ト担持物11gの代りに、製造例2で製造したTC
含量5.7%の酸性白土担持物22gをとり以下実施例
4と同様にして、20%の酸性白土を含有する混合
粒剤を得る。 実施例 6 TC・MEP混合水和剤の製造 ホワイトカーボン(トクシールGU―N、徳山
ソーダ製)10gに、MEP10gを加えて乳鉢でよく
混合する。更にラウリル硫酸ナトリウム(アルソ
ープME、東邦化学製)5g、リグニンスルホン酸
ナトリウム(山陽パルプ製)2g、クレー23gを加
えてよく混合したのちTC含量20%のベントナイ
ト担持物50gを加えて乳鉢でよく混合する。フラ
ツシユミキサー(宝工機製)で再混合して水和剤
を得る。 実施例 7 TC・MEP混合水和剤の製造 ホワイトカーボン(トクシールGU―N、徳山
ソーダ製)10gにMEP10gを加えて乳鉢でよく混
合する。更にラウリル硫酸ナトリウム(アルソー
プME、東邦化学製)5g、リグニンスルホン酸ナ
トリウム(山陽パルプ製)2g、クレー23gを加え
てよく混合したのち、TC含量20%のベントナイ
ト担持物50gを加えてよく混合する。フラツシユ
ミキサー(宝工機製)で再混合して水和剤を得
る。 なお、実施例1〜7に記載中の百分率は重量百
分率である。 製造例 3 比較粉剤の製造 微粉砕したTC3.3gとクレー288.5gを混和し、
PAP(イソプロピルアシドホスフエート、日本化
学製)1.3g、MEP6.9gを加えて擂潰機で十分に混
和して粉剤とする。 製造例 4 比較粒剤の製造 微粉砕したTC3.3gにクレー274.8gを加えPAP
(イソプロピルアシドホスフエート、日本化学製)
1.3g、MEP6.9g及びアルフアデンプン(日澱化学
製)15gを加えてニーダー(菊水製作所製)で混
合後、注水し良く練合する。これを造粒機(菊水
製作所RG―S型)を用いて1mmφのスクリーン
で造粒し、その後流動層乾燥機(不二電機製、
MD―B―400型)70℃の温風で乾燥し粒剤を得
る。 製造例 5 比較水和剤の製造 ホワイトカーボン(トクシールGU―N、徳山
ソーダ製)10gにMEP5gを加えて乳鉢でよく混合
する。更にラウリル硫酸ナトリウム(アルスコー
プME、東邦化学製)5g、リグニンスルホン酸ナ
トリウム(山陽パルプ)2g、クレー73gを加えて
よく混合したのち、微粉砕したTC5gを加えて混
合する。フラツシユミキサー(宝工機製)で再混
合して水和剤を得る。 安定性試験 各混合固状製剤の40℃で苛酷試験の結果を示す
と次の通りである。 1 粉剤
の置換基としては直鎖あるいは分枝状低級アルコ
キシ基(たとえばメトキシ、エトキシ、n―また
はi―プロポキシ、n−、sec−またはtert−ブ
トキシ基など)あるいは直鎖あるいは分枝状低級
アルキルチオ基(たとえばメチルチオ、エチルチ
オ、n−またはi−プロピルチオ、n−、sec−、
tert−ブチルチオなど)などがあり、またPに直
結する残る1つの置換基はO、Sを介して種々の
有機残基が結合し、または、Nを介して有機残基
と直結するものである。かかる化合物としては、
たとえば(1)O,O―ジメチル―O―(3―メチル
―4―ニトロフエニル)チオホスフエート
(MEP)、(2)S―1,2―ビス(エトキシカーボ
ニル)エチルO,O―ジメチルホスホロチオロチ
オネート(マラソン)、(3)2,2―ジクロロビニ
ルO,O―ジメチルホスフエート(DDVP)、(4)
O,O―ジメチル2,2,2―トリクロロ―1―
ハイドロオキシ―エチルフオスフエネート
(DEP)、(5)O,S―ジメチル―N―アセチルホ
スホロアミドチオレート(アセフエート)、(6)1
―メチル―2―メチルカルバモイルビニルO,O
―ジメチルホスフエート(アルフエート)、(7)S
―〔α―(エトキシカルボニル)ベンジル〕O,
O―ジメチルホスホロチオロチオネート(エルサ
ン)、(8)S―(N―メチルカルバモイルメチル)
O,O―ジメチルホスホロチオロチオネート(ジ
メトエート)などが挙げられるが、何もこれらに
限定されるものでなく、Pに直結するCH3O−ま
たはCH3S−を少なくとも1個有する有機リン酸
化合物はすべて含まれる。これら殺虫性有機リン
酸化合物のうち、特に好ましい化合物としては、
たとえばPに直結する2個のCH3O−を有する有
機リン酸化合物あるいはPに直結するそれぞれ1
個のCH3O−およびCH3S−を有する有機リン酸
化合物が挙げられる。 また、本発明に用いられるベントナイト、酸性
白土はモンモリロナイトを主成分とする天然産コ
ロイド性含水ケイ酸アルミニウムであり、農薬、
医薬、化粧品等の賦形剤、結合剤として用いられ
ているいずれの品質のものも使用できる。 TCをベントナイト、酸性白土に担持せしめる
には、いわゆる含浸法、噴霧法など周知の方法を
有利に用いることができる。すなわち、一般には
溶媒を用いて担持せしめることができる。たとえ
ば、予め水あるいは有機溶媒(メタノール、エタ
ノールなどのアルコール類、アセトン、クロロホ
ルムなど)にTCを溶解し、この溶液をベントナ
イトなどの担体に噴霧、乾燥せしめる方法、ある
いはTC溶液にベントナイトなどの担体を投入し、
しばらく撹拌を続けたのち、蒸留、噴霧乾燥(ス
プレードライ)、凍結乾燥など常法により溶媒を
留去する方法、さらにはベントナイトなどの担体
を水または有機溶媒に懸濁させておき、これに
TC粉末あるいはその溶液を加え、しばらく撹拌
してのち溶媒を留去する方法などが挙げられる。
これらベントナイト等に対するTCの担持量は特
に限定されるものではなく1%(重量)以下ある
いは30%(重量)以上でも殺虫、殺菌両成分の安
定効果は認められるが、2〜20%(重量)の範囲
で著しい安定化効果を示す。また安定化効果が認
められる製剤中のベントナイト等の含量の範囲は
5〜80%であり、更に好ましくは10%(重量)〜
50%(重量)の範囲である。 本発明の安定化された殺虫殺菌用固状農薬組成
物は前記各有効成分を、例えばクレー、ジークラ
イト、タルク、カオリン、石膏、炭酸カルシウム
などの担体で希釈するなど周知の方法を用いて製
造することができ、通常、粉剤、水和剤、粒剤な
どの固状の剤型とする。もちろん、このような使
用形態において共力剤、酸化防止剤、分散剤、界
面活性剤、結合剤、流動助剤等を適宜使用するこ
とができ、その散布形態も従来汎用されている粉
剤、粒剤、水和剤などと同様である。 以下、実施例、製造例を挙げて本発明を説明す
る。 なおTCの分解の程度の測定は、所定の条件で
保存した試料の一定量を1/10N―苛性ソーダ液
とクロロホルム混合液で残存するTCを抽出し、
酢酸コレステロールを内部標準とするガスクロマ
トグラフイーにより測定した。OPの代表として
MEPを用いたが、MEPの分解の程度の測定は所
定の条件で保存した試料の一定量をガスクロマト
グラフイーにより測定した。 製造例 1 TCのベントナイト担持物の製造 TCの24g、12g、6g、2.4gをそれぞれとり、メ
タノール200mlおよび水200mlを加え、ベントナイ
ト(豊順鉱業製)100gを各々に加え1時間加熱
還流する。減圧下濃縮乾固して、粉末とし、TC
含量19.4%、10.7%、5.7%、2.3%のベントナイ
ト担持物を得る。 製造例 2 TCの酸性白土担持物の製造 TCの24g、12g、6g、2.4gをそれぞれとり、メ
タノール200mlおよび水200mlを加え、酸性白土
(水沢化学製)100gを各々に加え以下実施例1と
同様に操作し、TC含量19.4%、10.7%、5.7%、
2.3%の酸性白土担持物を得る。 実施例 1 TC・MEP混合粉剤の製造 製造例1で製造したTC含量19.4%、10.7%、
5.7%、2.3%のベントナイト担持物をそれぞれ
5.5g、11g、22g、55gとり、MEP2.4g、PAP(イ
ソプロピルアシドホスフエート、日本化学製)
0.5g、クレーを加えて全100gとなるように乳鉢で
混合して粉剤とする。その結果、それぞれ4.4%、
9.8%、20.7%、53.7%のベントナイトを含有する
粉剤を得る。 実施例 2 TC・MEP混合粉剤の製造 製造例2で製造したTC含量19.4%、10.7%、
5.7%、2.3%の酸性白土担持物をそれぞれ5.5g、
11g、22g、55gとり、MEP2.4g、PAP(イソプロ
ピルアシドホスフエート、日本化学製)0.5g、ク
レーを加えて全100gとなるようにし、混合して
粉剤とする。その結果、それぞれ4.4%、9.8%、
20.7%、53.7%の酸性白土を含有する粉剤を得
る。 実施例 3 TC・MEP混合粉剤の製造 TCの6gにメタノール200ml、および水200mlを
加え更に酸性白土50g、ベントナイト50gを加え
たのち1時間加熱還流する。減圧下濃縮乾固して
粉末としTC含量5.7%のベントナイト、酸性白土
担持物を得る。この担持物22gにMEP2.4g、PAP
(イソプロピルアシドホスフエート、日本化学製)
0.5g、クレーを加えて全100gとなるようにし乳鉢
で混合して粉剤とする。 実施例 4 TC・MEP混合粒剤の製造 製造例1で製造したTC含量10.7%のベントナ
イト担持物11gをとり、MEP2.4g、PAP(イソプ
ロピルアシドホスフエート、日本化学製)0.5g、
アルフアデンプン(日澱化学製)5g、クレーを
加えて全100gとし、ニーダー(菊水製作所製)
で混合したのち、注水しよく練合する。これを造
粒機(菊水製作所製RD―S型)を用い1mmφの
スクリーンで造粒し、その後流動層乾燥機(不二
電機製MD―B―400型)70℃の温風で乾燥し、
粒剤を得る。 実施例 5 TC・MEP混合粒剤の製造 製造例1で製造したTC含量10%のベントナイ
ト担持物11gの代りに、製造例2で製造したTC
含量5.7%の酸性白土担持物22gをとり以下実施例
4と同様にして、20%の酸性白土を含有する混合
粒剤を得る。 実施例 6 TC・MEP混合水和剤の製造 ホワイトカーボン(トクシールGU―N、徳山
ソーダ製)10gに、MEP10gを加えて乳鉢でよく
混合する。更にラウリル硫酸ナトリウム(アルソ
ープME、東邦化学製)5g、リグニンスルホン酸
ナトリウム(山陽パルプ製)2g、クレー23gを加
えてよく混合したのちTC含量20%のベントナイ
ト担持物50gを加えて乳鉢でよく混合する。フラ
ツシユミキサー(宝工機製)で再混合して水和剤
を得る。 実施例 7 TC・MEP混合水和剤の製造 ホワイトカーボン(トクシールGU―N、徳山
ソーダ製)10gにMEP10gを加えて乳鉢でよく混
合する。更にラウリル硫酸ナトリウム(アルソー
プME、東邦化学製)5g、リグニンスルホン酸ナ
トリウム(山陽パルプ製)2g、クレー23gを加え
てよく混合したのち、TC含量20%のベントナイ
ト担持物50gを加えてよく混合する。フラツシユ
ミキサー(宝工機製)で再混合して水和剤を得
る。 なお、実施例1〜7に記載中の百分率は重量百
分率である。 製造例 3 比較粉剤の製造 微粉砕したTC3.3gとクレー288.5gを混和し、
PAP(イソプロピルアシドホスフエート、日本化
学製)1.3g、MEP6.9gを加えて擂潰機で十分に混
和して粉剤とする。 製造例 4 比較粒剤の製造 微粉砕したTC3.3gにクレー274.8gを加えPAP
(イソプロピルアシドホスフエート、日本化学製)
1.3g、MEP6.9g及びアルフアデンプン(日澱化学
製)15gを加えてニーダー(菊水製作所製)で混
合後、注水し良く練合する。これを造粒機(菊水
製作所RG―S型)を用いて1mmφのスクリーン
で造粒し、その後流動層乾燥機(不二電機製、
MD―B―400型)70℃の温風で乾燥し粒剤を得
る。 製造例 5 比較水和剤の製造 ホワイトカーボン(トクシールGU―N、徳山
ソーダ製)10gにMEP5gを加えて乳鉢でよく混合
する。更にラウリル硫酸ナトリウム(アルスコー
プME、東邦化学製)5g、リグニンスルホン酸ナ
トリウム(山陽パルプ)2g、クレー73gを加えて
よく混合したのち、微粉砕したTC5gを加えて混
合する。フラツシユミキサー(宝工機製)で再混
合して水和剤を得る。 安定性試験 各混合固状製剤の40℃で苛酷試験の結果を示す
と次の通りである。 1 粉剤
【表】
【表】
【表】
2 粒剤
【表】
3 水和剤
【表】
【表】
以上の結果からTCとOPの混合固状製剤におい
て、TCをベントナイトまたは/および酸性白土
に担持せしめたものを用いることにより、両成分
の安定化がはかられていることは明らかである。
て、TCをベントナイトまたは/および酸性白土
に担持せしめたものを用いることにより、両成分
の安定化がはかられていることは明らかである。
Claims (1)
- 1 Pに直結するCH3O−またはCH3S−を少な
くとも1個有する殺虫性有機リン酸化合物とベン
トナイトまたは/および酸性白土に担持せしめた
5―メチル―s―トリアゾロ(3,4―b)ベン
ゾチアゾールとを含有することを特徴とする安定
化された殺虫殺菌用固状農薬組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15523879A JPS5677208A (en) | 1979-11-29 | 1979-11-29 | Stabilized solid agricultural chemical composition |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15523879A JPS5677208A (en) | 1979-11-29 | 1979-11-29 | Stabilized solid agricultural chemical composition |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5677208A JPS5677208A (en) | 1981-06-25 |
| JPS6332044B2 true JPS6332044B2 (ja) | 1988-06-28 |
Family
ID=15601549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15523879A Granted JPS5677208A (en) | 1979-11-29 | 1979-11-29 | Stabilized solid agricultural chemical composition |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5677208A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0696447B2 (ja) * | 1986-07-24 | 1994-11-30 | 株式会社資生堂 | 複合粉体及びその製造法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49101543A (ja) * | 1973-02-06 | 1974-09-25 | ||
| JPS5829762B2 (ja) * | 1976-04-28 | 1983-06-24 | クミアイ化学工業株式会社 | 農園芸用殺菌性組成物 |
-
1979
- 1979-11-29 JP JP15523879A patent/JPS5677208A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5677208A (en) | 1981-06-25 |
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